JP3662180B2 - 遊技機における液晶表示ユニットのケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機やパチスロ機等の遊技機における液晶表示ユニットのケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機における液晶表示ユニットの従来のケースaの例を、図6に示す。
このケースaは、遊技盤pの裏面側に固定される取付枠bの背面にカバーcを被着してビスdにより固定し、それら取付枠bとカバーcとを一体的に組み付ける構造とされている。そして、ケースaには、多様な情報を画面により表示する液晶モジュールe及び電子回路基板f等が収納される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の液晶表示ユニットのケースaにおいては、ビスdを緩めてカバーcを外せば電子回路基板fが現れることから、不心得な遊技者が不正な電子回路基板を接続して故意に大当たり状態を生じさせて多量の賞球を得るということがあった。さらに、カバーcをビスdを使用して固定する組付け作業については、手間がかかるものであった。
【0004】
この発明の目的は、カバーを外して内部の電子回路基板に不正な電子回路基板を接続して多量の賞球を得るという不正行為を未然に防止するのに有効な遊技機における液晶表示ユニットのケースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、遊技盤の裏面側に固定される取付枠と同取付枠の背面に被着するカバーとからなり、様々な図柄や文字等の情報を画面により表示する液晶モジュール及び電子回路基板等を内部に収納してなる遊技機における液晶表示ユニットのケースであって、
前記ケースは、前記取付枠の周縁に形成された係合部と、前記カバーの開口部に形成された弾性変形可能な爪片とを嵌合させることによりこれら取付枠とカバーとを一体的に組み付けるように設けられ、その取付枠の前面側から該爪片と該係合部とによる嵌合状態を解くことにより取付枠とカバーとが分離されるように設けられ、前記ケースを遊技盤に固定した状態においては、前記カバーは前記取付枠から取り外すことができないように設けられ、前記ケースを遊技盤から取り外した状態においては、前記カバーを前記取付枠から取り外すことができるように構成したことを特徴とするものである。
【000
【発明の作用及び効果】
取付枠の係合部にカバーの爪片を嵌合させることにより、それら取付枠とカバーとは一体的に組み付けられてケースを構成する。このケースを遊技盤に固定した状態においては、カバーを取付枠から取り外すことができない。
他方、そのケースを遊技盤から取り外した状態においては、取付枠の前面側から爪片と係合部とによる嵌合状態を解くことにより、カバーを取付枠から取り外すことができる。
【000
この遊技機における液晶表示ユニットのケースは、ケースを遊技盤に固定した状態にてカバーを取付枠から取り外すことができない構成とし、不心得な遊技者によりカバーを外して内部の電子回路基板に不正な電子回路基板を接続して多量の賞球を得るという不正行為を未然に防止するのに有益である。
【000
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1は液晶表示ユニットの分解斜視図、図2は取付枠の正面図、図3は取付枠の係合部にカバーの爪片を嵌合させる要領を示す説明図、図4はケースを入賞樋に取り付けた状態を示す正面図、図5は液晶表示ユニットを遊技盤の裏面に固定した状態を説明する要部の横断面図である。
【0009
図1に示すように、パチンコ機に使用される液晶表示ユニットUは、遊技盤の裏面側に固定される取付枠10とその取付枠10の背面に被着するカバー25とからなるプラスチック製のケース1内に、レンズ30と、様々な図柄や文字等の情報を画面により表示する液晶モジュール31及び電子回路基板35、37を順に収納してなるものである。
【0010
上記ケース1の取付枠10は、液晶モジュール31を臨ませるための矩形状の開口12を設けた平坦部11の周縁に方形の側壁13を形成し、その側壁13の左右の縦壁部13a、13bの外側に、前後方向に貫通させた四角形の挿入口14、17が一体に形成されている。それら挿入口14、17の外側部14a、17aの後方内端には、係合部15、18を夫々形成する。16は一方の挿入口14内で縦壁部13a側の中央に形成された案内突条である。19は前記縦壁部13aの外側で挿入口14の上下位置に設けられた深い係止穴、20はその係止穴19の底部に穿設された取付穴である。同様に、21は前記挿入口17の上下位置に設けられた深い係止穴、22はその係止穴21の底部に穿設された取付穴である。23、24は前記側壁13の横壁部13c、13dに夫々対向して形成された弾力性係止片である。
【0011
カバー25は一方が開放されており、その開口部26の左右位置には、弾性変形可能なほぼ縦長のV字形の爪片27、27が前方に突出するように一体に形成されている。一方の爪片27には、前記挿入口14の案内突条16に遊嵌するための溝28を形成する。
【0012
上記取付枠10の左右に形成される挿入口14、17については、大きさを異ならせるように設ける。同様に、カバー25に形成される爪片27、27については、それら挿入口14、17に対応する大きさに設ける。このことは、取付枠10に対してカバー25を逆さに取り付けることを防止するためである。
【0013
40は軸部41の先端に雄ネジ42を形成しその後端にネジ孔43を設けた連結具、44はビスである。
【0014
次に、液晶表示ユニットUの組立てについて説明する。
まず、上記ケース1の取付枠10内にレンズ30と液晶モジュール31を押し込むと、その液晶モジュール31はその側縁に係止片23、24が掛け止められて固定される。ついで、液晶モジュール31の四隅に形成されたネジ孔32に連結具40を螺着し、その連結具40のネジ孔43に電子回路基板35の透孔36に通した別の連結具40の雄ネジ42を螺着する。同様に、電子回路基板37を後の連結具40にあてがい、該基板37の透孔38に通したビス44を締め付ける。その後、図3に示すように、カバー25の爪片27を取付枠10の挿入口14、17に合わせて押込むことにより、爪片27の自由端の先端29が係合部15、18に嵌合して取付枠10とカバー25とは一体的に組み付けられる。
【0015
45、48は、遊技盤pの裏面側に所定間隔をおいて固定される一部の入賞樋である。一方の入賞樋45には、前記取付枠10の係止穴19に対応する突起46が設けられている。同様に、他方の入賞樋48には、前記取付枠10の係止穴21に対応する突起49を設ける。しかして、ケース1の取付枠10は、図4に示すように、それら係止穴19、21を入賞樋45、48の突起46、49に夫々嵌着してからビス50、51にて固定するように設けられている。
【0016
上記液晶表示ユニットUは、図5に示すように入賞樋45、48を介して遊技盤pに固定されるが、この状態においては、カバー25を取付枠10から取り外すことができない。また、そのケース1を入賞樋45、48から取り外した状態においては、取付枠10の前面側からドライバー等の工具を使用してカバー25の爪片27を押さえて爪片27と係合部15、18とによる嵌合状態を解くことにより、カバー25を取付枠10から取り外すことができる。
【0017
以上に述べたとおり、この遊技機における液晶表示ユニットのケースによれば、ケースを遊技盤に固定した状態にてカバーを取付枠から取り外すことができないため、不心得な遊技者によりカバーを外して内部の電子回路基板に不正な電子回路基板を接続して多量の賞球を得るという不正行為を未然に防止するのに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 液晶表示ユニットの分解斜視図
【図2】 取付枠の正面図
【図3】 取付枠の係合部にカバーの爪片を嵌合させる要領を示す説明図
【図4】 ケースを入賞樋に取り付けた状態を示す正面図
【図5】 液晶表示ユニットを遊技盤の裏面に固定した状態を説明する要部の横断面図
【図6】 従来の液晶表示ユニットを遊技盤の裏面に固定した状態を示す説明図
【符号の説明】
U→液晶表示ユニット
p→遊技盤
1→ケース
10→取付枠
14、17→挿入口
15、18→係合部
25→カバー
26→開口部 27→爪片
29→先端
31→液晶モジュール
35、37→電子回路基板
40→連結具 44→ビス
45、48→入賞樋

Claims (1)

  1. 遊技盤の裏面側に固定される取付枠と同取付枠の背面に被着するカバーとからなり、様々な図柄や文字等の情報を画面により表示する液晶モジュール及び電子回路基板等を内部に収納してなる遊技機における液晶表示ユニットのケースであって、
    前記ケースは、前記取付枠の周縁に形成された係合部と、前記カバーの開口部に形成された弾性変形可能な爪片とを嵌合させることによりこれら取付枠とカバーとを一体的に組み付けるように設けられ、その取付枠の前面側から該爪片と該係合部とによる嵌合状態を解くことにより取付枠とカバーとが分離されるように設けられ、
    前記ケースを遊技盤に固定した状態においては、前記カバーは前記取付枠から取り外すことができないように設けられ、前記ケースを遊技盤から取り外した状態においては、前記カバーを前記取付枠から取り外すことができるように構成したことを特徴とする遊技機における液晶表示ユニットのケース。
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