JP2001112950A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2001112950A5
JP2001112950A5 JP1999296471A JP29647199A JP2001112950A5 JP 2001112950 A5 JP2001112950 A5 JP 2001112950A5 JP 1999296471 A JP1999296471 A JP 1999296471A JP 29647199 A JP29647199 A JP 29647199A JP 2001112950 A5 JP2001112950 A5 JP 2001112950A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
gaming
base member
positioning
game board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1999296471A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3550329B2 (ja
JP2001112950A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP29647199A priority Critical patent/JP3550329B2/ja
Priority claimed from JP29647199A external-priority patent/JP3550329B2/ja
Publication of JP2001112950A publication Critical patent/JP2001112950A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3550329B2 publication Critical patent/JP3550329B2/ja
Publication of JP2001112950A5 publication Critical patent/JP2001112950A5/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の名称】パチンコ遊技機における遊技部材取付け構造
【特許請求の範囲】
【請求項1】遊技部材の取付け部には第1の係合手段と遊技部材位置決め手段とを設け、前記遊技部材のベース部材の取付け部には前記第1の係合手段と係脱しうる第2の係合手段とベース部材位置決め手段とを設け、開口部を有する遊技盤の前面には前記遊技部材の位置決めをする位置決め手段を設け、前記遊技盤の背面には前記ベース部材の位置決めをする位置決め手段を設け、
前記遊技部材の取付け部を前記遊技盤に設けた開口部に通し遊技部材とベース部材それぞれの位置決め手段を遊技盤を挟み込んで前記遊技盤の位置決め手段に相互に関連させて位置決めするとともに前記遊技部材の第1の係合手段を前記ベース部材に形成された第2の係合手段に係脱可能に装着し、
前記遊技部材を、前記第1の係合手段と第2の係合手段とによる係合及び前記遊技部材位置決め手段による位置決めのみによって前記遊技盤の前面に装着可能に構成したことを特徴とするパチンコ遊技機における遊技部材取付け構造。
【請求項2】前記遊技盤面に取付けるための前記遊技部材に設ける前記第1の係合手段として係止爪を設け、前記ベース部材に設ける前記第2の係合手段として前記係止爪が通過しうる通過孔と、該係止爪を係止する係受部を設けた請求項1記載のパチンコ遊技機における遊技部材取付け構造。
【請求項3】前記遊技部材位置決め手段および前記ベース部材位置決め手段として位置決め凸部を設け、前記遊技盤の前面および背面の位置決め手段として前記位置決め凸部を嵌合しうる位置決め凹部を設けた請求項1記載のパチンコ遊技機における遊技部材取付け構造。
【請求項4】前記第1の係合手段の係止爪の側面に突起部を設け、前記第2の係合手段に該突起部を係合保持しうる固定部を設け、前記遊技部材の係止爪を前記ベース部材の係受部に係止時該突起部を固定部に係合保持可能とした請求項2記載のパチンコ遊技機における遊技部材取付け構造。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は遊技盤に役物等遊技部材を簡単に装着できるようにし、デザインを重視したパチンコ遊技機における遊技部材取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ機、アレンジボール機においては遊技盤に外側と内側のレールを装着し、このレールの内側に入賞手段、液晶式表示手段、ランプ風車、装飾ランプ等の各種の遊技部材を配置している。この種の遊技部材を遊技盤に装着する場合の装着形態として、遊技盤の遊技部材を取付ける位置に装着開口部を設け、該装着開口部付近に位置決め孔を設けて遊技部材の取付け位置を固定し、この遊技部材をビスなどにより遊技盤に脱着可能に固定するようになっている。
また、遊技盤の前面の周辺に取付けられている装飾部材は、遊技盤の内側のレールより内面に取付けられる装飾ランプと外側レールの外周に取付けられている装飾ランプがあり、遊技盤の内面に取付けられる装飾ランプは遊技部材と同様に装着孔があり、その周辺の位置決め孔に固定し、ビスなどにより取付けられる場合が多くあり、外側レールの外周に取付けられている装飾ランプは遊技盤前面にある装着開口部のように貫通された開口部はなく位置決め孔より大きめの孔がありそこに装飾ランプの裏側にある突出部を圧縮することにより遊技盤にはめ込み取付けるようになっている。
更に、最近では遊技部材の裏側に圧入ピンが設けてあり、遊技盤の装着ピン孔に遊技部材をはめ込むだけで遊技部材の圧入ピンが拡張し遊技盤から外れなくなるようになっている。また、遊技部材の裏側にバネの力を利用したバネ部により遊技盤の開口部にはめ込むだけで取付けることができるものもある。
また、近年は合成樹脂製の遊技盤も見られるようになり、遊技釘は遊技盤の成形時に設けられるか、遊技盤に直に打ち込まれているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の遊技部材の取付け構造では、遊技部材を遊技盤の前面からビス止めする方法では外観からの見栄えが悪く、また組み付け作業上の効率が悪い欠点がある。
そして、遊技部材取付け圧入ピンを使用した遊技部材では小さな遊技部材を取付ける場合は問題ないが、大きな遊技部材(例えば、遊技盤の中央部に配置される図柄表示装置など)は圧入ピンが多数必要となり圧入ピンの間隔を揃えるのが困難であり、また圧入ピンの変形または折損により遊技部材を遊技盤に確実に取付けなくなる恐れがある。また、バネ力を利用した取付け方法ではバネ力が弱くなると遊技盤から外れてしまう恐れがある。
【0004】
この発明は従来の課題を解決するようにしたもので、遊技部材を遊技盤に取りつける場合に、遊技盤に対し遊技部材と遊技部材のベース部材で挟んで固定できるようにして、ビス止めをなくすことにより外観の見栄えを良くし、製造作業でのビス止めの作業を無くして作業効率の向上を図ることができ、役物のベース側が多種の遊技機でも共通して使用できるパチンコ遊技機における遊技部材取付け構造を提供することを目的とする。
0005
【課題を解決する手段】
この発明の請求項1のパチンコ遊技機における遊技部材取付け構造は、遊技部材(第2ユニット)4の取付け部30には第1の係合手段31と遊技部材位置決め手段32とを設け、前記遊技部材のベース部材(第1ユニット)5の取付け部には前記第1係合手段31と係脱しうる第2の係合手段54とベース部材位置決め手段55とを設け、開口部40を有する遊技盤1の前面には前記遊技部材の位置決めをする位置決め手段41を設け、前記遊技盤の背面には前記ベース部材の位置決めをする位置決め手段42を設け、前記遊技部材4の取付け部30を前記遊技盤1に設けた開口部40に通し遊技部材4とベース部材5それぞれの位置決め手段を遊技盤を挟み込んで前記遊技盤1の位置決め手段に相互に関連させて位置決めするとともに前記遊技部材4の第1の係合手段31を前記ベース部材5に形成された第2の係合手段54に係脱可能に装着し、前記遊技部材を、前記第1の係合手段と第2の係合手段とによる係合及び前記遊技部材位置決め手段による位置決めのみによって前記遊技盤の前面に装着可能に構成したことを特徴とするものである。
0006
請求項2の発明は、請求項1において前記遊技盤に取付けるための前記遊技部材(第2ユニット)4に設ける前記第1の係合手段31として係止爪33を設け、前記ベース部材(第1ユニット)5に設ける前記第2の係合手段(被係合部)54として前記係止爪33が通過しうる通過孔56と、該係止爪33を係止する係受部57を設けたものである。
0007
請求項3の発明は、請求項1において前記遊技部材位置決め手段32および前記ベース部材位置決め手段55として位置決め凸部(位置決め体)34、58を設け、前記遊技盤1の前面および背面の位置決め手段41、42として前記位置決め凸部を嵌合しうる位置決め凹部(位置決め孔)43、44を設けたものである。
0008
請求項4の発明は、請求項2において前記第1の係合手段31の係止爪33の側面には突起部35を設け、前記第2の係合手段54に該突起部35を係合保持しうる固定部59を設け、前記遊技部材4の係止爪33を前記ベース部材5の係受部57に係止時該突起部35を固定部59に係合保持可能としたものである。
0009
この第1の発明の構成によれば、遊技部材(第2ユニット)4とベース部材(第1ユニット)5の位置決め手段32、55と遊技盤1の位置決め手段41、42を相互に関連させ、遊技部材4とベース部材5とで遊技盤1を挟み込んで、遊技部材4の第1の係合手段31とベース部材5の第2の係合手段54を係合するだけで、遊技部材を遊技盤に前面からビス止めをすることなく簡単かつ正確に取付けでき、外観からの見栄えが良くなり、製造作業の工程が減るので作業効率の向上を図ることができる。また、遊技盤に取付けられる遊技部材のベース部材は遊技盤に脱着可能に固定されていることによって遊技部材の取外しも容易にできる。また、ベース部材は多種の遊技機にも共通使用が可能になり、コスト低減することができる。
0010
この第2の発明の構成によれば、遊技部材4の第1の係合手段31に係止爪33を設けて、ベース部材5の通過孔56を通して第2の係合手段54の係受部57に引っ掛けることによって確実に遊技部材の取付け部の第1の係合手段31を係止することができる。すなわち、遊技部材4をベース部材5に取付ける時、係止爪33はベース部材5の通過孔56の通過により加圧され、加圧することによって弾性を利用して内側に押圧されながら通過孔56を通過し、通過された後加圧された係止爪33は復元して係受部57に係止され、遊技盤の前面から遊技部材を取り出そうとしても取れなくなる。また、ベース部材に取付けられた遊技部材を取外す時は、遊技盤の裏側から係止爪を例えば指の圧力により内側に押圧して係受部より外し、通過孔を通過させることによって、遊技部材を簡単に取外すことができる。
0011
この第3の発明の構成によれば、前記遊技部材位置決め凸部34およびベース部材位置決め凸部58を遊技盤1の前面および背面の位置決め凹部43、44に嵌合して遊技盤に対して遊技部材とベース部材を正確に位置決めすることができる。
0012
この第4の発明の構成によれば、遊技部材4の係止爪33をベース部材5の係受部57に係止時、遊技部材4の係止爪33の側面の突起部35がベース部材5の固定部59に係合保持されて位置決め固定されるので、遊技部材の取付け位置が正確となり、微妙なズレをなくすことができる。
0013
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の遊技盤の正面図、図2は表示画面を含んだ遊技部材の正面図、図3は遊技部材、遊技盤およびベース部材を分離して示す斜視図、図4は遊技部材とベース部材を示す斜視図、図5は遊技部材をベース部材に合体した斜視図、図6は遊技部材のベース部材を変更した実施例の遊技部材、遊技盤およびベース部材を分離して示す斜視図、図7は同遊技部材とベース部材を示す斜視図、図8は同遊技部材をベース部材に合体した斜視図、図9は図2の遊技部材のA−A線断面図と液晶ユニットの側面図、図10は液晶ユニットを取付けたときの側面図、図11は遊技部材のA−A線断面図、図12は図2の遊技部材のB−B線断面図、図13は遊技部材、遊技盤およびベース部材を分離したB−B線における断面図、図14は遊技部材とベース部材の取付け構造の係合手段の拡大断面図である。
0014
図1において、遊技盤1を説明する。遊技盤1には円弧状の打球誘導レール2として、外レール2aが設けられ、かつその外レールの内側には球誘導通路を存して内側レール2bが設けられている。この打球誘導レール2に囲まれる遊技領域3には図柄表示装置、各種入賞口等遊技部材(第2ユニット)4が備えられている。5はこの遊技部材4のベースとなるベース部材(第1ユニット)である。前記遊技部材(第2ユニット)4としては、図柄表示装置10、その両側のランプ風車11、サイド飾り12、その内側に備えた左と右袖入賞口13、中央下部の第1種始動口14、普通電動役物15、その下方に大入賞口16、その両側の落とし入賞口17、左右のゲート等を含むものである。前記ベース部材(第1ユニット)5として、合成樹脂製ベース板50、50’等を含むものである。なお、図において、18は大入賞口16の特定領域、19は誘導レール2の外側の賞球エラー表示、飾り表示等である。
0015
この発明は遊技盤1の前面に取付ける遊技部材(第2ユニット)4をビスを用いないで取着しうるようにしたものである。図2乃至図14において、遊技部材4の1例として図柄表示装置10の場合の取付け構造を説明する。遊技部材4の取付け構造は、遊技部材4と遊技部材の合成樹脂製ベース部材5とにより遊技盤1を挟み込み、遊技部材4とベース部材5の係合手段を相互に係脱させ、遊技部材4とベース部材5の位置決め手段を遊技盤の表裏の位置決め手段と相互に嵌合させて取付けできるようにしたものである。
0016
図1および図2において、遊技部材(第2ユニット)4の図柄表示装置10は中央に開口20aを形成したほぼ四角形状の合成樹脂製器体20の前面上部に普通図柄装置21を備え、左右の球通過口入口22と、下部の内側に左右の球通過口出口23が形成され、中央下部には左右の球通過口出口23から出された球を中央に誘導して下方へ落下するステージ24が形成され、器体20の奥に表示窓孔25が設けられ、かつ器体20の背面に四角形の取付け枠30が形成されている。この器体20の奥の表示窓孔25には後述の液晶ユニットの特別図柄表示部60が備えられる。なお、26は普通図柄記憶表示LED、27は特別図柄記憶表示LED、28は飾りLEDであり、29は特別図柄で、左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄が表示される。
0017
図12および図13において、遊技部材4の図柄表示装置10の取付け構造は、器体20の背面の取付け枠30の両側に第1の係合手段31が設けられ、かつその器体20の両側背面に遊技部材位置決め手段32が設けられている。取付け枠30に設ける第1の係合手段31として、取付け枠30の背面に第2の係合手段54の係受部57に係止しうる鉤状の爪33aが先端外側に形成された係止爪33が一体形成され、かつ遊技部材位置決め手段32として、器体20の背面上下に遊技部材位置決め凸部34が突設されている。
0018
遊技盤1の材質は合成樹脂製、木製等で、遊技部材4の形状に対応する開口部が複数形成されている。図3、図6では遊技部材4の1例である図柄表示装置10用の取付け開口部40が形成された場合で説明する。この開口部40は遊技部材4の図柄表示装置10の取付け枠30、第1の係合手段31を嵌合しうる大きさに形成されている。遊技盤1の前面には該開口部40の上下位置に図柄表示装置10を取付けるための位置決め手段41として複数個の位置決め凹部(位置決め孔)43が設けられ、かつその背面には開口部40の両側にベース部材5を取付けるための位置決め手段42として位置決め凹部(位置決め孔)44が設けられている。
0019
図3乃至図5に示すベース部材(第1ユニット)5は、コ字型に屈曲形成して中央に凹状取付け部51が形成されかつ両側に取付け片52が形成された合成樹脂製ベース板50で、その凹状取付け部51の中央に特別図柄表示窓53とその両側に第2の係合手段(被係合部)54が形成され、かつ両側の取付け片52にベース部材位置決め手段55が形成され、かつまた、ベース板50の背面には液晶ユニット取付け部61が形成されている。前記凹状取付け部51は前記遊技部材4の取付け枠30が挿入しうる巾とする。
0020
図12および図13において、前記第2の係合手段(被係合部)54として、遊技部材4の係止爪33が通過する通過孔56と係止爪33を引っ掛け固定する係受部57が設けられている。該通過孔56は係止爪33の先端の爪を挿入しうるよう少し広く形成される。而して、係止爪33は弾性を利用して通過孔56の通過により加圧され、通過後復元力により爪を係受部57に掛け止めできる。
0021
前記ベース部材5の両側の取付け片52には、ベース部材位置決め手段55として前記遊技盤1の背面のベース部材位置決め凹部44に嵌合しうるベース部材位置決め凸部(位置決め体)58が前面上下に所定の間隔をおいて突設されている。このベース部材位置決め凸部58が前記遊技盤1の位置決め凹部44に嵌合されて正確に位置決めされる。なお、64は取付け片52に設けたビス孔である。
0022
また、このベース板50の背面に四角形の液晶ユニット取付け部61が形成され、該液晶ユニット取付け部61に液晶ユニットカバー62が装着されている。この液晶ユニット取付け部61と液晶ユニットカバー62内に特別図柄表示部60が備えられた液晶ユニットが備えられている。ベース板50の背面の液晶ユニット取付け部61に液晶ユニットカバー62等が係脱手段63で脱着可能に設けられている。なお、液晶ユニット取付け部と液晶ユニットカバーとの取付けは、上記構造に限られるものではなく、ネジ等で脱着可能に取付けることもできる。
0023
図6乃至図8においてベース部材の別の実施例を示す。このベース部材5’では、合成樹脂製ベース板50’の前面を額縁状として中央に凹状取付け部51’を形成し、その凹状取付け部51’に前記と同様に中央に特別図柄表示窓53とその両側に第2の係合手段54が形成され、かつ両側の取付け片52’にベース部材位置決め手段55のベース部材位置決め凸部58が形成され、かつまた、ベース板50の背面には液晶ユニット取付け部61に液晶ユニットカバー62が係脱手段63で脱着可能に備えられる。前記凹状取付け部51’は前記遊技部材4の取付け枠30が挿入しうる大きさとする。実施形態ではベース部材として、コ型のベース板、額縁状ベース板の場合を示したが、この形状に限られるものではない。
0024
図14に係合手段31の係止爪33の別の実施形態を示す、この係止爪33は先端の爪33aを鉤状として弾性を持たせ、通過孔56に挿入時にその爪が内側に加圧されて通過させ、通過後復元力で爪が元に戻されて係受部57に係合しうるようにする。また、この実施形態では通過孔56の前記係受部57とは反対側に第2係合手段54として固定部59が形成され、かつ係止爪33にはその先端の爪の反対側の側面に前記固定部59の上下に係合保持しうる位置に1対の突起部35が一体形成されている。この場合、前記通過孔56は、係止爪33の爪33aと突起部35を挿入しうるように爪と突起部の厚みより少し広く形成される。而して、係止爪33の鉤状の爪33aが弾性を利用して通過孔56の通過により加圧されて狭められて通過孔56に押し込まれ、通過後鉤状の爪33aが復元力で戻されて係受部57に掛け止めでき、かつ係止爪33の弾性を利用して側面の突起部35も固定部59の上下に係合保持させることができズレを生じないようにできる。なお、この突起部35は固定部59を挟み込むように係止爪33の上下に間隔をおいて一体形成されているが、これに限られるものではなく、例えば上部の突起部のみでも良い。
0025
図9乃至図14において、この発明の遊技部材取付け構造により遊技部材4とベース部材5とで遊技盤1を挟み込んで係合手段、位置決め手段により取付ける方法を説明する。
図9乃至図13における実施形態では、遊技盤1の前面側に遊技部材4を当て背面側にベース部材5を当て、遊技盤1の開口部40を通じて遊技部材4の取付け枠30、係止爪33を挿通し、該取付け枠30とベース板50の凹状取付け部51に挿入し、遊技部材4の両側の係止爪33を凹状取付け部51に設けた通過孔56に挿入時に通過孔56により係止爪が加圧され内側へ押圧されて通過し、通過した後加圧された係止爪33は弾性で復元し係止爪33が係受部57に引っ掛け固定される。
また、図14に示す実施形態の係止爪33の側面の突起部35を設けた場合には、係止爪33がベース板50の係受部57に係合されるとともに該突起部35が固定部59の上下に係合保持され、遊技部材を正確な位置に保持をでき、而して少しのズレも生ずることがない。前面からビス止めをすることなく取付けでき、外観からの見栄えが良くなり、組み付け作業の行程が減るので組み付け作業の効率が良くなる。ベース部材に取付けられる遊技部材を取外す時は、遊技盤の裏側から係止爪を指の圧力により押圧することによって、遊技部材を簡単に取外すことができる。而して、遊技盤1に取付けられる遊技部材4のベース部材5は遊技盤1に脱着可能に固定されていることによって遊技部材の取外しが容易になる。また、ベース部材は多種の遊技機にも共通使用が可能になり、コスト低減することができる。
0026
以上の実施形態を示したが、この発明はこの形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で、様々な形態を実施しうるものである。
【0027】
【発明の効果】
請求項1のパチンコ遊技機における遊技部材取付け構造の発明によれば、遊技部材とベース部材の位置決め手段と遊技盤の位置決め手段を相互に関連させ、遊技部材とベース部材とで遊技盤を挟み込んで、遊技部材の第1の係合手段とベース部材の第2の係合手段を係合するだけで、遊技部材を遊技盤に前面からビス止めをすることなく簡単かつ正確に取付けでき、外観からの見栄えが良くなり、製造作業の工程が減るので作業効率の向上を図ることができる。また、遊技部材のベース部材は遊技盤に脱着可能に固定されていることによって遊技部材の取外しも容易にできる。また、ベース部材は多種の遊技機にも共通使用が可能になり、コスト低減することができる。
0028
請求項2の発明によれば、遊技部材の第1の係合手段に係止爪をベース部材の通過孔を通して第2の係合手段の固定部に引っ掛けることによって確実に遊技部材の取付け部を固定することができる。また、ベース部材に取付けられた遊技部材を取外す時は、遊技盤の裏側から係止爪を例えば指の圧力により圧縮することによって、遊技部材を簡単に取外すことができる。
0029
請求項3の発明によれば、前記遊技部材位置決め凸部およびベース部材位置決め凸部を遊技盤の前面および背面の位置決め凹部に嵌合して遊技盤に対して遊技部材とベース部材を正確に位置決めすることができる。
0030
請求項4の発明によれば、遊技部材の係止爪をベース部材の係受部に係止時、遊技部材の係止爪の側面の突起部がベース部材の固定部に係合保持されて位置決め固定されるので、遊技部材の取付け位置が正確となり、微妙なズレをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の遊技盤の正面図である。
【図2】表示画面を含んだ遊技部材の正面図である。
【図3】遊技部材、遊技盤およびベース部材を分離して示す斜視図である。
【図4】遊技部材とベース部材を示す斜視図である。
【図5】遊技部材をベース部材に合体した斜視図である。
【図6】遊技部材のベース部材を変更した実施例の遊技部材、遊技盤およびベース部材を分離して示す斜視図である。
【図7】同遊技部材とベース部材を示す斜視図である。
【図8】同遊技部材をベース部材に合体した斜視図である。
【図9】図2の遊技部材のA−A線断面図と液晶ユニットの側面図である。
【図10】液晶ユニットを取付けたときの側面図である。
【図11】遊技部材のA−A線断面図である。
【図12】図2の遊技部材のB−B線断面図である。
【図13】遊技部材、遊技盤およびベース部材を分離したB−B線における断面図である。
【図14】遊技部材とベース部材の取付け構造の係合手段の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 遊技盤
4 遊技部材(第2ユニット)
5 ベース部材(第1ユニット)
10 図柄表示装置
20 器体
30 取付け枠
31 第1の係合手段
32 遊技部材位置決め手段
33 係止爪
34 遊技部材位置決め凸部
35 突起部
40 開口部
41 位置決め手段
42 位置決め手段
43 位置決め凹部
44 位置決め凹部
50 ベース板
54 第2の係合手段
56 通過孔
57 係受部
58 ベース部材位置決め凸部
59 固定部
JP29647199A 1999-10-19 1999-10-19 パチンコ遊技機における遊技部材取付け構造 Expired - Lifetime JP3550329B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29647199A JP3550329B2 (ja) 1999-10-19 1999-10-19 パチンコ遊技機における遊技部材取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29647199A JP3550329B2 (ja) 1999-10-19 1999-10-19 パチンコ遊技機における遊技部材取付け構造

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001112950A JP2001112950A (ja) 2001-04-24
JP3550329B2 JP3550329B2 (ja) 2004-08-04
JP2001112950A5 true JP2001112950A5 (ja) 2004-09-02

Family

ID=17833992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29647199A Expired - Lifetime JP3550329B2 (ja) 1999-10-19 1999-10-19 パチンコ遊技機における遊技部材取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3550329B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003144624A (ja) * 2001-11-09 2003-05-20 Heiwa Corp 部品の取付構造、及びそれを備えた遊技機
JP5318317B2 (ja) * 2004-04-20 2013-10-16 株式会社平和 パチンコ機の遊技盤
JP4587491B2 (ja) * 2008-04-15 2010-11-24 サミー株式会社 遊技盤の遊技部品取付構造

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510846Y2 (ja) * 1987-02-09 1993-03-17
JPH0525656Y2 (ja) * 1987-11-10 1993-06-29
JPH03191971A (ja) * 1989-12-22 1991-08-21 Sophia Co Ltd パチンコ機
JPH0722791U (ja) * 1993-10-05 1995-04-25 株式会社森木工 パチンコ機の役物取付装置
JPH08206319A (ja) * 1994-11-30 1996-08-13 Sophia Co Ltd 遊技機
JP3835837B2 (ja) * 1995-05-25 2006-10-18 アルゼ株式会社 遊技機の構成部品取付構造
JPH09719A (ja) * 1995-06-19 1997-01-07 Sophia Co Ltd 遊技機およびその組立方法
JP4031071B2 (ja) * 1996-07-31 2008-01-09 株式会社藤商事 遊技機
JPH11299976A (ja) * 1998-04-16 1999-11-02 Naito Shokai:Kk パチンコ遊技機の遊技盤面における盤面部品の取付構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001112950A5 (ja)
JP3550329B2 (ja) パチンコ遊技機における遊技部材取付け構造
JPH079377U (ja) パチンコ機
CN212786494U (zh) 一种双排引脚液晶屏安装定位组件
JPH09308743A (ja) 裏仕切板の位置決め構造
JP2001070580A (ja) 遊技機用基板ケース取付装置
JP2004201896A (ja) 遊技機
JP3959802B2 (ja) 遊技機
JP2001009090A5 (ja)
JP4063638B2 (ja) スロットマシン用リールユニット
JPH0857115A (ja) パチンコ機における飾り部品の取付構造
JP2000185156A (ja) 遊技機用基板ボックス
JP2002066002A (ja) 弾球遊技機
JP3662180B2 (ja) 遊技機における液晶表示ユニットのケース
JP4438180B2 (ja) パチンコ機の入賞装置
JP2001037976A (ja) 弾球遊技機における取付部品の固着方法
JP2893022B1 (ja) 遊技機用の遊技部品及び遊技機
JPH08323011A (ja) パチンコ機のガラス枠
JPH08799A (ja) 装着部材の取付構造
JP2942537B1 (ja) 弾球遊技機
JP2002052158A (ja) 遊技部品
JP2002136672A (ja) 遊技機の装飾部品の取付方法および取付装置
KR200167898Y1 (ko) 컴퓨터드라이브고정장치
JP3960123B2 (ja) 遊技機
KR0126119Y1 (ko) 세탁기의 마스코트 결합구조