JPH08799A - 装着部材の取付構造 - Google Patents
装着部材の取付構造Info
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- JPH08799A JPH08799A JP15646394A JP15646394A JPH08799A JP H08799 A JPH08799 A JP H08799A JP 15646394 A JP15646394 A JP 15646394A JP 15646394 A JP15646394 A JP 15646394A JP H08799 A JPH08799 A JP H08799A
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- mounting member
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 遊技板に装備する表示装置等の装着部材を簡
単に且つ着脱自由に装着するための取付構造を提供する
こと。 【構成】 遊技板2には装着部材の本体部5を受け入れ
る装着孔4を開設し、その内周壁面に相対向する如く係
止部24,25を設け、他方前記装着部材の本体部5に
は上記係止部24,25に各対応させて係止爪部11と
弾性係止片17とを設けて、該係止爪部11を上記一方
の係止部24に掛け止めると共に、他方の係止部25に
前記弾性係止片17を係脱自由に弾発係止し着脱自由に
装着することを特徴としたパチンコ機の装着部材の取付
構造。
単に且つ着脱自由に装着するための取付構造を提供する
こと。 【構成】 遊技板2には装着部材の本体部5を受け入れ
る装着孔4を開設し、その内周壁面に相対向する如く係
止部24,25を設け、他方前記装着部材の本体部5に
は上記係止部24,25に各対応させて係止爪部11と
弾性係止片17とを設けて、該係止爪部11を上記一方
の係止部24に掛け止めると共に、他方の係止部25に
前記弾性係止片17を係脱自由に弾発係止し着脱自由に
装着することを特徴としたパチンコ機の装着部材の取付
構造。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機の遊技板に
装着される入賞装置、表示装置、飾り部品等各種の装着
部材を一体的に装着するための取付構造に関する。
装着される入賞装置、表示装置、飾り部品等各種の装着
部材を一体的に装着するための取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の様に遊技板には入賞球を受ける入
賞装置やゲームの組合せ、成立等を文字や図柄で表示す
る表示装置、或いは表示ランプや照明ランプを組付けた
各種の飾り部品等の装着部材(以下、単に装着部材と記
す。)が装備されるが、これらのうち球の誘導レールに
囲まれる遊技板中央部の遊技部に装備される装着部材は
その多くが遊技板に開設する装着孔に嵌め付ける如くし
て装着されるのが普通になっている。取り分け入賞装置
や表示装置の場合、装置自体が大型化し、付属部品を後
方に突き出して備えることから貫通状に形成される装着
孔を通して遊技板の背後に逃すことは構造的に避けられ
ないものとなっている。
賞装置やゲームの組合せ、成立等を文字や図柄で表示す
る表示装置、或いは表示ランプや照明ランプを組付けた
各種の飾り部品等の装着部材(以下、単に装着部材と記
す。)が装備されるが、これらのうち球の誘導レールに
囲まれる遊技板中央部の遊技部に装備される装着部材は
その多くが遊技板に開設する装着孔に嵌め付ける如くし
て装着されるのが普通になっている。取り分け入賞装置
や表示装置の場合、装置自体が大型化し、付属部品を後
方に突き出して備えることから貫通状に形成される装着
孔を通して遊技板の背後に逃すことは構造的に避けられ
ないものとなっている。
【0003】この場合、一般的な装着部材は定位置に安
定的に固定するため、装置の外壁面部に鍔状に張り出す
取付片を一体に備え、装着孔に本体部分を収めるのに伴
わせてこの取付片を遊技板の前面に当接させてその嵌ま
り位置を確定させると同時に、この取付片に設ける透孔
に木ねじを通して遊技板前面に揉み込むことによって固
定する方法が採られる。この装着部材の木ねじによる取
付構造は確実な固着が得られるが、その反面、手間が掛
り作業性が悪く、部品の交換等に際しては木ねじを外す
必要があることから簡単に行うことが出来ない問題があ
る。
定的に固定するため、装置の外壁面部に鍔状に張り出す
取付片を一体に備え、装着孔に本体部分を収めるのに伴
わせてこの取付片を遊技板の前面に当接させてその嵌ま
り位置を確定させると同時に、この取付片に設ける透孔
に木ねじを通して遊技板前面に揉み込むことによって固
定する方法が採られる。この装着部材の木ねじによる取
付構造は確実な固着が得られるが、その反面、手間が掛
り作業性が悪く、部品の交換等に際しては木ねじを外す
必要があることから簡単に行うことが出来ない問題があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述したよ
うに遊技板に装着部材を組込む場合における問題点に鑑
み、その取付けの煩雑さを解消すべく開発されたもの
で、特にこの発明は簡便な作業によって遊技板に対する
装着部材の取付けが行えるようにする一方、正確な位置
に安定した状態で取付けることができ、しかもその交換
等に際しては簡単な作業によって取外せるようにしたパ
チンコ機における入賞装置等装着部材の取付構造を提供
せんとするものである。
うに遊技板に装着部材を組込む場合における問題点に鑑
み、その取付けの煩雑さを解消すべく開発されたもの
で、特にこの発明は簡便な作業によって遊技板に対する
装着部材の取付けが行えるようにする一方、正確な位置
に安定した状態で取付けることができ、しかもその交換
等に際しては簡単な作業によって取外せるようにしたパ
チンコ機における入賞装置等装着部材の取付構造を提供
せんとするものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は上記目的を達
成するため遊技板に開設する装着孔の内周壁部に予め係
止部を設け、他方装着部材の本体部には上記係止部に対
応させて係止爪部と弾性係止片とを設けて、係止爪部を
一方の係止部に掛け止める一方、他方の係止部に前記弾
性係止片を係脱自由に弾発係止して着脱自由に装着する
ようにしたパチンコ機の装着部材の取付構造を提供せん
とするものである。
成するため遊技板に開設する装着孔の内周壁部に予め係
止部を設け、他方装着部材の本体部には上記係止部に対
応させて係止爪部と弾性係止片とを設けて、係止爪部を
一方の係止部に掛け止める一方、他方の係止部に前記弾
性係止片を係脱自由に弾発係止して着脱自由に装着する
ようにしたパチンコ機の装着部材の取付構造を提供せん
とするものである。
【0006】更に本発明の特徴とするところを詳述すれ
ば、本発明は遊技板に取付けられる入賞装置等の装着部
材の取付構造にあって、遊技板には上記装着部材の本体
部を受け入れる装着孔を開設し、その内周壁面に相対向
する如く係止部を設け、他方前記装着部材の本体部には
上記係止部に各対応させて係止爪部と弾性係止片とを設
け、該係止爪部を上記一方の係止部に掛け止めると共
に、他方の係止部に前記弾性係止片を係脱自由に弾発係
止し着脱自由に装着することを特徴としたパチンコ機の
装着部材の取付構造を提供することにある。
ば、本発明は遊技板に取付けられる入賞装置等の装着部
材の取付構造にあって、遊技板には上記装着部材の本体
部を受け入れる装着孔を開設し、その内周壁面に相対向
する如く係止部を設け、他方前記装着部材の本体部には
上記係止部に各対応させて係止爪部と弾性係止片とを設
け、該係止爪部を上記一方の係止部に掛け止めると共
に、他方の係止部に前記弾性係止片を係脱自由に弾発係
止し着脱自由に装着することを特徴としたパチンコ機の
装着部材の取付構造を提供することにある。
【0007】また本発明は上記取付構造において、前記
装着部材の本体部に設ける係止爪部と弾性係止片は本体
部と別体に形成し、それぞれ止め具により固着し一体化
することを特徴としたパチンコ機の装着部材の取付構造
を提供することにある。
装着部材の本体部に設ける係止爪部と弾性係止片は本体
部と別体に形成し、それぞれ止め具により固着し一体化
することを特徴としたパチンコ機の装着部材の取付構造
を提供することにある。
【0008】そしてまた本発明は前記取付構造におい
て、前記弾性係止片は本体部の後方側から前方側に向け
て外方に斜め突き出す如く延設されるばね片であり、且
つ傾斜外側面に係止爪を設けることを特徴としたパチン
コ機の装着部材の取付構造を提供することにある。次
に、本発明を更に明らかにするため実施例について説明
し、合わせてその他の特徴につき説明することにする。
て、前記弾性係止片は本体部の後方側から前方側に向け
て外方に斜め突き出す如く延設されるばね片であり、且
つ傾斜外側面に係止爪を設けることを特徴としたパチン
コ機の装着部材の取付構造を提供することにある。次
に、本発明を更に明らかにするため実施例について説明
し、合わせてその他の特徴につき説明することにする。
【0009】
【実施例】図面は本発明を遊技板に装着する液晶表示装
置につき実施した一例を示したものである。図1は装着
部材たる液晶表示装置の分解斜視図、図2は遊技板に装
着した状態を示す一部断面とした拡大右側面図、図3は
遊技板に穿つ装着孔の背面図で、図4乃至図7は装着孔
に対する装着部材の取付けと取外しを説明する一部断面
とした右側面図である。
置につき実施した一例を示したものである。図1は装着
部材たる液晶表示装置の分解斜視図、図2は遊技板に装
着した状態を示す一部断面とした拡大右側面図、図3は
遊技板に穿つ装着孔の背面図で、図4乃至図7は装着孔
に対する装着部材の取付けと取外しを説明する一部断面
とした右側面図である。
【0010】液晶表示装置(以下装着部材と記す。)1
は遊技板2の前面に当接し位置決めする取付基板3と、
この基板の背面に一体に設けられ遊技板2に開設する貫
通孔状の装着孔4に嵌め込まれる本体部5と、基板の前
面上部に設けられる入賞球の飛入ポケット6及び表示ラ
ンプ7のランプ表示部8を一体に有している。
は遊技板2の前面に当接し位置決めする取付基板3と、
この基板の背面に一体に設けられ遊技板2に開設する貫
通孔状の装着孔4に嵌め込まれる本体部5と、基板の前
面上部に設けられる入賞球の飛入ポケット6及び表示ラ
ンプ7のランプ表示部8を一体に有している。
【0011】この液晶表示装置は前記本体部5に液晶ユ
ニット1aを組付け、前面側からこの本体部を通して覗
けるようにしてあり、このため本体部5は遊技板2の板
厚に近い奥行きをもった矩形の額縁形に形成してあり、
左右の枠部分5a,5bの上下2ケ所には表示ユニット
1aを固定するためのねじ受け部9が設けてある。
ニット1aを組付け、前面側からこの本体部を通して覗
けるようにしてあり、このため本体部5は遊技板2の板
厚に近い奥行きをもった矩形の額縁形に形成してあり、
左右の枠部分5a,5bの上下2ケ所には表示ユニット
1aを固定するためのねじ受け部9が設けてある。
【0012】図中、10は下縁部に係止爪部11を有し
た取付枠であり、12は液晶ユニット1aの表示部前面
を保護する透明板である。取付枠10は本体部5の後部
開口部に適合させた矩形の枠に形成してあり、背後から
臨ませる透明板12を重ね合わせにしてそれぞれに設け
るタッピング止めねじ13を通す透孔14,15を連通
させて設けてある。図1には図示していないが、上記透
明板12の止め付けに際しては透明板12の背面に液晶
ユニット1aの表示部を添わせ、これに設ける取付片を
透孔15に一致させ、次に取付枠10を重ね合わせて透
孔15と透孔14を一致させてこの状態で前記本体部5
の背後に添わせ、止めねじ13を前記ねじ受け部9にね
じ付けることによってそれぞれが組立てられるようにし
てある。
た取付枠であり、12は液晶ユニット1aの表示部前面
を保護する透明板である。取付枠10は本体部5の後部
開口部に適合させた矩形の枠に形成してあり、背後から
臨ませる透明板12を重ね合わせにしてそれぞれに設け
るタッピング止めねじ13を通す透孔14,15を連通
させて設けてある。図1には図示していないが、上記透
明板12の止め付けに際しては透明板12の背面に液晶
ユニット1aの表示部を添わせ、これに設ける取付片を
透孔15に一致させ、次に取付枠10を重ね合わせて透
孔15と透孔14を一致させてこの状態で前記本体部5
の背後に添わせ、止めねじ13を前記ねじ受け部9にね
じ付けることによってそれぞれが組立てられるようにし
てある。
【0013】取付枠10は液晶ユニット1aを安定的に
固定するための部材であるが、この実施例では表示装置
に前記係止爪部11を設けるための部材となっており、
この取付枠10を介挿することによって本体部5の下側
枠部分5cから外に向けて係止爪部11を突き出すこと
になる。また、この実施例では取付枠の介挿により本体
部5に直接係止爪部11を一体成形するのを回避した
が、本体部の成形時に一体成形することを妨げるもので
はない。たゞ、本体部5と別体の取付枠10に係止爪部
11を設ける手法は強度の高い係止爪部を得やすいこと
と、製造性に優れること、そして後述するように装着作
業時に破損したような場合簡単に交換できることで有利
である。
固定するための部材であるが、この実施例では表示装置
に前記係止爪部11を設けるための部材となっており、
この取付枠10を介挿することによって本体部5の下側
枠部分5cから外に向けて係止爪部11を突き出すこと
になる。また、この実施例では取付枠の介挿により本体
部5に直接係止爪部11を一体成形するのを回避した
が、本体部の成形時に一体成形することを妨げるもので
はない。たゞ、本体部5と別体の取付枠10に係止爪部
11を設ける手法は強度の高い係止爪部を得やすいこと
と、製造性に優れること、そして後述するように装着作
業時に破損したような場合簡単に交換できることで有利
である。
【0014】図中、16は取付基板3の後面から突き出
す上記本体部5の上方に設ける弾性係止片17の取付台
で、18は飛入ポケット6の前面を被う飾り板である。
取付台16は断面L字形に形成してあり、取付面16a
を取付基板3の背面に添わせることによって他方の面1
6bを起立するようにしてあり、この起立面16bの先
端縁部から折り返し状に2つの弾性係止片17,17を
延設している。この取付台16を独立体としている理由
は前記係止爪部11の場合と同様であり、上記弾性係止
片17を表示装置1と一体成形する製造上の不利と、交
換を可能にしたことによるものである。この独立の部材
として成形された取付台は取付基板3の背面に取付面1
6aを添わせ、この取付面から延設するねじ止め片19
に設ける透孔20に止めねじ21を通しねじ止めするこ
とによって取付基板に固定される。
す上記本体部5の上方に設ける弾性係止片17の取付台
で、18は飛入ポケット6の前面を被う飾り板である。
取付台16は断面L字形に形成してあり、取付面16a
を取付基板3の背面に添わせることによって他方の面1
6bを起立するようにしてあり、この起立面16bの先
端縁部から折り返し状に2つの弾性係止片17,17を
延設している。この取付台16を独立体としている理由
は前記係止爪部11の場合と同様であり、上記弾性係止
片17を表示装置1と一体成形する製造上の不利と、交
換を可能にしたことによるものである。この独立の部材
として成形された取付台は取付基板3の背面に取付面1
6aを添わせ、この取付面から延設するねじ止め片19
に設ける透孔20に止めねじ21を通しねじ止めするこ
とによって取付基板に固定される。
【0015】尚、この実施例の場合、上記透孔20に対
応させて取付基板3に透孔22を穿つとともに、飾り板
18の背面にこの透孔22に各対応させてボス形のねじ
受け部23を立設し、このねじ受け部23を取付基板3
の前面に当接させて飛入ポケット6の前部を飾り板18
で被い、これに併せてねじ止め片19に通した止めねじ
21を上記透孔22から上記ねじ受け部23にねじ付け
て取付基板3の前後の面に取付台16と飾り板18を同
時に固定するようにしてある。
応させて取付基板3に透孔22を穿つとともに、飾り板
18の背面にこの透孔22に各対応させてボス形のねじ
受け部23を立設し、このねじ受け部23を取付基板3
の前面に当接させて飛入ポケット6の前部を飾り板18
で被い、これに併せてねじ止め片19に通した止めねじ
21を上記透孔22から上記ねじ受け部23にねじ付け
て取付基板3の前後の面に取付台16と飾り板18を同
時に固定するようにしてある。
【0016】この様にして取付基板3の背面上部に取付
台16を固定することにより、上向きに弾性係止片1
7,17が設けられ、下向きに突き出す前記係止爪部1
1と背向する関係に位置付けられることになる。
台16を固定することにより、上向きに弾性係止片1
7,17が設けられ、下向きに突き出す前記係止爪部1
1と背向する関係に位置付けられることになる。
【0017】ところで遊技板2に開設される装着孔4は
取付基板3の背面に設けられる本体部5cと、その上方
に固定される取付台16を含む全体が嵌り込める大きさ
に形成することになる。そして、下縁部については本体
枠5の下側枠部分5cに一致させて水平な縁に、また上
縁部については上記下側枠部分5cと取付台16の上面
間の距離より僅かに長い間隔をおいて同じく水平な縁に
形成して本体部が嵌り込んだとき、上部内周壁面4aに
は取付台16の起立面16bが、そして下部内周壁面4
bには本体枠5の下側枠部分5cの外側面がそれぞれ対
面するようにしてある。
取付基板3の背面に設けられる本体部5cと、その上方
に固定される取付台16を含む全体が嵌り込める大きさ
に形成することになる。そして、下縁部については本体
枠5の下側枠部分5cに一致させて水平な縁に、また上
縁部については上記下側枠部分5cと取付台16の上面
間の距離より僅かに長い間隔をおいて同じく水平な縁に
形成して本体部が嵌り込んだとき、上部内周壁面4aに
は取付台16の起立面16bが、そして下部内周壁面4
bには本体枠5の下側枠部分5cの外側面がそれぞれ対
面するようにしてある。
【0018】装着孔4の上記下部内周壁面4bには深さ
の途中に段部を設けて係止爪部11を掛け止める係止部
24を設け、これに対向する上部内周壁面4aには同じ
く深さの途中に弾性係止片17を掛け止める段状の係止
部25が設けてある。そして、この実施例では上部内周
壁面の中央部に飛入ポケット6に飛入した入賞球を誘導
する樋26を通すための切欠き部27を設けてある。上
記係止部24,25は装着孔4をルータ加工によって形
成する際、上下の内周壁面4a,4bの後面側を浅く切
削することにより形成することができる。
の途中に段部を設けて係止爪部11を掛け止める係止部
24を設け、これに対向する上部内周壁面4aには同じ
く深さの途中に弾性係止片17を掛け止める段状の係止
部25が設けてある。そして、この実施例では上部内周
壁面の中央部に飛入ポケット6に飛入した入賞球を誘導
する樋26を通すための切欠き部27を設けてある。上
記係止部24,25は装着孔4をルータ加工によって形
成する際、上下の内周壁面4a,4bの後面側を浅く切
削することにより形成することができる。
【0019】本発明は上述の様に構成されるもので、表
示装置1は取付基板3を中心に、本体枠5、飛入ポケッ
ト6、樋26をプラスチックを材料に一体に成形し、こ
れに別体で成形する取付枠10、透明板12、と液晶ユ
ニット1a、そして取付台16、飾り板18を前述した
如くねじ止めして組立完成し、完成した表示装置は遊技
板2の前面側から装着孔4に単に押し入れることによっ
て装着することができる。
示装置1は取付基板3を中心に、本体枠5、飛入ポケッ
ト6、樋26をプラスチックを材料に一体に成形し、こ
れに別体で成形する取付枠10、透明板12、と液晶ユ
ニット1a、そして取付台16、飾り板18を前述した
如くねじ止めして組立完成し、完成した表示装置は遊技
板2の前面側から装着孔4に単に押し入れることによっ
て装着することができる。
【0020】図4乃至図7はこの表示装置の装着手順
と、装着した後取外す場合の手順を示したものであり、
次にこの手順を図面に従って説明する。図4は装着作業
の最初を示したものである。装着孔4の前面から臨ませ
た表示装置1は先ず本体部5の下縁から装着孔4に突き
入れ、これから突出する係止爪部11を下部内周壁面4
bに設ける係止部24に掛け止める。次にこの状態を保
持しながら表示装置の上部を遊技板側に押し付けると、
上方に突き出す弾性係止片17が装着孔の上部内周壁面
4aに圧接し、この圧接に伴う抵抗に抗して更に押し付
けると、弾性係止片17は圧縮されて取付台16と共に
装着孔4内に侵入し、取付基板3が遊技板2に接面する
のに伴って弾性係止片17の係止爪17aが係止部25
に係合し、止め付けが完了することになる。
と、装着した後取外す場合の手順を示したものであり、
次にこの手順を図面に従って説明する。図4は装着作業
の最初を示したものである。装着孔4の前面から臨ませ
た表示装置1は先ず本体部5の下縁から装着孔4に突き
入れ、これから突出する係止爪部11を下部内周壁面4
bに設ける係止部24に掛け止める。次にこの状態を保
持しながら表示装置の上部を遊技板側に押し付けると、
上方に突き出す弾性係止片17が装着孔の上部内周壁面
4aに圧接し、この圧接に伴う抵抗に抗して更に押し付
けると、弾性係止片17は圧縮されて取付台16と共に
装着孔4内に侵入し、取付基板3が遊技板2に接面する
のに伴って弾性係止片17の係止爪17aが係止部25
に係合し、止め付けが完了することになる。
【0021】図5は上記取付けの完了状態を示してお
り、係止部25に係合した弾性係止片17の反発力によ
って表示装置全体が下方に押圧され、本体部5の下側枠
部分5cの外側面が接面し、これより突出する係止爪部
11が段状の係止部24に深く係合して定位置に、しか
も安定的に取付けられることになる。
り、係止部25に係合した弾性係止片17の反発力によ
って表示装置全体が下方に押圧され、本体部5の下側枠
部分5cの外側面が接面し、これより突出する係止爪部
11が段状の係止部24に深く係合して定位置に、しか
も安定的に取付けられることになる。
【0022】図6、図7は装着孔内に取付けた表示装置
1を取り外す場合を示したものである。取付けた表示装
置1を矢符で示すように上方に押し上げると、伸長した
弾性係止片17が圧縮されて装置全体が上昇し係止部2
4から係止爪部11が外れることになる。このため、次
に外れた装置の下部を矢符に従って前方に引き出すと、
弾性係止片の係合も外れて簡単に装着孔から取り出すこ
とができる。
1を取り外す場合を示したものである。取付けた表示装
置1を矢符で示すように上方に押し上げると、伸長した
弾性係止片17が圧縮されて装置全体が上昇し係止部2
4から係止爪部11が外れることになる。このため、次
に外れた装置の下部を矢符に従って前方に引き出すと、
弾性係止片の係合も外れて簡単に装着孔から取り出すこ
とができる。
【0023】この様に本発明に係る表示装置は遊技板に
設ける装着孔に対して簡単に取付けることができると共
に、この取付状態を簡単に解除し取り外すことができる
ものとなっている。ところで、図示の実施例では本発明
を液晶表示装置につき実施した場合を例に説明したが、
遊技板面に装備される他の表示装置は勿論のこと、入賞
装置や飾り部材についても同様に実施することが可能で
あることは言うまでもない。
設ける装着孔に対して簡単に取付けることができると共
に、この取付状態を簡単に解除し取り外すことができる
ものとなっている。ところで、図示の実施例では本発明
を液晶表示装置につき実施した場合を例に説明したが、
遊技板面に装備される他の表示装置は勿論のこと、入賞
装置や飾り部材についても同様に実施することが可能で
あることは言うまでもない。
【0024】また図示の実施例の場合、表示装置には上
部に弾性係止片17を、下部に係止爪部11を設けたこ
とからこれに対応させて装着孔4には上部と下部の内周
壁面にそれぞれ係止部24,25を設けたが、表示装
置、つまり入賞装置等を含む装着部材には一方の側部に
弾性係止片17を、他方の側部には係止爪部11を設け
た場合にはこれらに各対応させて装着孔の左右の内周壁
面にそれぞれ係止部を設けることになる。勿論実施例の
場合上下の弾性係止片17と係止爪部11を入れ替えに
設けてもよいことは言うまでもない。
部に弾性係止片17を、下部に係止爪部11を設けたこ
とからこれに対応させて装着孔4には上部と下部の内周
壁面にそれぞれ係止部24,25を設けたが、表示装
置、つまり入賞装置等を含む装着部材には一方の側部に
弾性係止片17を、他方の側部には係止爪部11を設け
た場合にはこれらに各対応させて装着孔の左右の内周壁
面にそれぞれ係止部を設けることになる。勿論実施例の
場合上下の弾性係止片17と係止爪部11を入れ替えに
設けてもよいことは言うまでもない。
【0025】また先にも説明したが、上記弾性係止片1
7と係止爪部11を表示装置とは別体に形成して組付け
る構成としたが、取付台16となる部分と取付枠10と
なる部分を表示装置の取付基板3に、或いは本体部5に
予め一体に形成してもよいこと勿論である。
7と係止爪部11を表示装置とは別体に形成して組付け
る構成としたが、取付台16となる部分と取付枠10と
なる部分を表示装置の取付基板3に、或いは本体部5に
予め一体に形成してもよいこと勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上、本発明を図示する実施例に基づき
詳述したが、上述するように本発明取付構造によれば装
着部材を遊技板に対して簡単に装着することがてきると
共に、その取り外しも簡単に行えることから製造性に優
れると共に修理の必要が生じたとき極めて容易に且つ迅
速に行える利点がある。また、遊技板に開設する装着孔
の開設位置を特定することに伴ってこの内部に嵌り付く
装着部材は弾性係止片の反発力の作用によって常に一方
の内周壁面に押圧され接面して位置決めされることから
簡単に定位置に取付けることができ、また遊技板前面に
植設される障害針等との関係において設計通りの位置に
装着できる利点がある。更にまた、装着部材本体と、弾
性係止片、係止爪部とを別体に成形し、組付ける構造に
した場合にはプラスチックによる成形が容易となり、製
造が容易となると同時に、例えば着脱時にこれら部材が
破損した場合部分的交換によって簡単に修復することが
できると共に経済性にも優れる利点がある。
詳述したが、上述するように本発明取付構造によれば装
着部材を遊技板に対して簡単に装着することがてきると
共に、その取り外しも簡単に行えることから製造性に優
れると共に修理の必要が生じたとき極めて容易に且つ迅
速に行える利点がある。また、遊技板に開設する装着孔
の開設位置を特定することに伴ってこの内部に嵌り付く
装着部材は弾性係止片の反発力の作用によって常に一方
の内周壁面に押圧され接面して位置決めされることから
簡単に定位置に取付けることができ、また遊技板前面に
植設される障害針等との関係において設計通りの位置に
装着できる利点がある。更にまた、装着部材本体と、弾
性係止片、係止爪部とを別体に成形し、組付ける構造に
した場合にはプラスチックによる成形が容易となり、製
造が容易となると同時に、例えば着脱時にこれら部材が
破損した場合部分的交換によって簡単に修復することが
できると共に経済性にも優れる利点がある。
【図1】装着部材たる液晶表示装置の一部省略した分解
斜視図。
斜視図。
【図2】遊技板に開設する装着孔に液晶表示装置を装着
した状態を説明する一部断面とした拡大側面図。
した状態を説明する一部断面とした拡大側面図。
【図3】装着孔を開設した遊技板の背面図。
【図4】装着孔に対する液晶表示装置の装着途中を示す
説明図。
説明図。
【図5】装着孔に液晶表示装置が装着された状態を示す
説明図。
説明図。
【図6】装着孔に装着された液晶表示装置を取り外す途
中を示す説明図。
中を示す説明図。
【図7】装着孔から液晶表示装置が外される直前を示し
た説明図である。
た説明図である。
1 装着部材たる液晶表示装置 2 遊技板 3 取付基板 4 装着孔 4a 装着孔の上部内周壁面 4b 装着孔の下部内周壁面 5 本体部 5a,5b,5c 本体部の枠部分 10 取付枠 11 係止爪部 16 取付台 17 弾性係止片 17a 係止爪 24,25 係止部
Claims (4)
- 【請求項1】 遊技板に取付けられる入賞装置等の装着
部材の取付構造であって、遊技板には上記装着部材の本
体部を受け入れる装着孔を開設し、その内周壁面に相対
向する如く係止部を設け、他方前記装着部材の本体部に
は上記係止部に各対応させて係止爪部と弾性係止片とを
設け、該係止爪部を上記一方の係止部に掛け止めると共
に、他方の係止部に前記弾性係止片を係脱自由に弾発係
止し着脱自由に装着することを特徴としたパチンコ機の
装着部材の取付構造。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、装着孔内周壁
面に設ける係止部は段状に形成することを特徴としたパ
チンコ機の装着部材の取付構造。 - 【請求項3】 請求項1の記載において、装着部材の本
体部に設ける係止爪部と弾性係止片は本体部と別体に形
成し、止め具により固着し一体化することを特徴とした
パチンコ機の装着部材の取付構造。 - 【請求項4】 請求項1の記載において、弾性係止片は
本体部の後方側から前方側に向けて外方に斜め突き出す
如く延設されるばね片であり、且つ傾斜外側面に係止爪
を設けることを特徴としたパチンコ機の装着部材の取付
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15646394A JPH08799A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 装着部材の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15646394A JPH08799A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 装着部材の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08799A true JPH08799A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15628305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15646394A Pending JPH08799A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 装着部材の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08799A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000271276A (ja) * | 1998-12-14 | 2000-10-03 | Adachi Light Co Ltd | パチンコ遊技機の盤面部品 |
-
1994
- 1994-06-16 JP JP15646394A patent/JPH08799A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000271276A (ja) * | 1998-12-14 | 2000-10-03 | Adachi Light Co Ltd | パチンコ遊技機の盤面部品 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040525 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |