JPH10178984A - 魚釣用電動リール - Google Patents

魚釣用電動リール

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JPH10178984A
JPH10178984A JP35132196A JP35132196A JPH10178984A JP H10178984 A JPH10178984 A JP H10178984A JP 35132196 A JP35132196 A JP 35132196A JP 35132196 A JP35132196 A JP 35132196A JP H10178984 A JPH10178984 A JP H10178984A
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JP
Japan
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clutch
state
clutch mechanism
reel
spool
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JP35132196A
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English (en)
Inventor
Kenji Maruyama
憲二 丸山
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Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動リールにおいてモーターを駆動したまま
釣糸の繰り出しと巻き取りを随時切り換えることができ
るようにする。 【解決手段】 スプール4に対し遊星歯車装置15d,
19を介し電動モーター5を連結する。電動モーターと
スプールとの回転駆動系の連結を遮断するクラッチ機構
20a,24aを設ける。クラッチ機構を連結状態と遮
断状態との間で切り換えいずれかの状態にクラッチ機構
を保持させるクラッチレバー装置28を設ける。クラッ
チ機構の遮断状態を回転駆動系の駆動により連結状態に
切り換えるクラッチ接続機構38を設ける。クラッチレ
バー装置の操作によるクラッチ機構の遮断状態への切り
換えの際に、クラッチ機構の遮断状態の保持を阻止し連
結状態に復帰させるフリッピング機構を所定箇所に設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モーターを駆動し
たままで釣糸の繰り出しと巻き取りを容易に切り換える
ことができるようにした電動リールに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電動リールは、モーターの出力
を減速してスプールに回転伝達し、該スプールの回転に
より釣糸を巻き取り、クラッチ機構を操作してスプール
とモーターとの駆動連結を断つことによりフリー状態の
スプールから釣糸を繰り出すようになっている。
【0003】しかし、従来の電動リールは、その機構上
の制約からリール本体のハンドル側にクラッチ機構及び
そのクラッチレバーを有するので、リール本体の反ハン
ドル側を把持した手によっては操作できない。
【0004】したがって、従来の電動リールにおいて、
釣糸の繰り出し状態と巻き取り状態との切り替えを行う
には、ハンドルを把持した手をハンドルから離してクラ
ッチレバーを操作するか、又はハンドルを把持した手を
一旦ハンドルから離してリール本体を握り直した上で反
対側の手でクラッチレバーを切換操作しなければなら
ず、釣糸の繰り出し状態と巻き取り状態との切り替えが
遅れるという問題がある。また、イカ釣り等では、対象
魚が回遊する棚に仕掛けをおろしたり、小刻みに仕掛を
上げたりして誘いをかける「シャクリ」操作を繰り返し
て行うが、従来の電動リールでは仕掛けの下降と巻き上
げの切り換えの都度、モーターの駆動・停止操作とクラ
ッチレバーの切換操作とを行わなければならず、そのよ
うな操作はほとんど不可能であるから、事実上シャクリ
操作を行うことはできない。
【0005】このように一般の電動リールではシャクリ
操作を行うことは困難であるが、特開平3−16803
8号公報はシャクリ操作を自動的に行うことができるよ
うにした電動リールについて開示している。
【0006】しかし、この特開平3−168038号の
電動リールは、仕掛けの下降又は巻き上げの開始時に、
モーターの駆動・停止操作とクラッチ機構の切換操作と
を行わなければならないので操作が繁雑であり、またシ
ャクリ操作は予め記憶された一定パターンの繰り返しに
過ぎないので、対象魚、潮、水底等の変化に応じて自在
にシャクリ動作を行うことは困難である。
【0007】また、特開平4−346736号、実開平
6−60366号、特開平7−170819号に記載さ
れるように、モーターとスプールとの間の駆動連結系中
に遊星歯車減速手段を設け、クラッチ機構により駆動連
結を遮断した状態でモーターを駆動させて仕掛け等を棚
へと速やかに下降させるようにすることも提案されてい
る。
【0008】しかし、これらの電動リールも、仕掛けの
下降又は下降停止時に、モーターの駆動・停止操作とク
ラッチ機構の切換操作とを行わなければならないので操
作が繁雑であり、また軽量な仕掛けの繰出し時や船のロ
ーリング時のように仕掛けの下降速度が遅い場合に迅速
な繰出し又は停止ができないのでバックラッシュ等のト
ラブルを引き起こすおそれがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、モーターを
駆動したままでクラッチ機構のクラッチレバーを押圧・
押圧解除するのみで釣糸の繰り出し状態と巻き取り状態
との切換操作ができるようにして、仕掛けを迅速に繰り
出すことができるようにし、シャクリを任意パターンで
行うことができるようにし、棚等への仕掛け下降時に速
やかに繰り出し停止することができるようにし、またク
ラッチレバーの押圧を解除するのみで直ちに巻き取り開
始に移行できるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、リール本体の両側板間に回転可
能に支承されたスプールと、該スプールに対し遊星歯車
装置よりなる減速機構を介し回転駆動可能に連結される
上記リール本体に設けられた電動モーターと、該電動モ
ーターと上記スプールとの回転駆動系の連結を遮断する
クラッチ機構と、該クラッチ機構を連結状態と遮断状態
との間で切り換え、遮断状態に該クラッチ機構を保持さ
せるクラッチレバー装置と、上記クラッチ機構の遮断状
態を前記回転駆動系の駆動により連結状態に切り換える
クラッチ接続機構とを備えた魚釣用電動リールにおい
て、上記クラッチレバー装置の操作による上記クラッチ
機構の遮断状態への切り換えの際に該クラッチ機構の遮
断状態の保持を阻止し連結状態に復帰させるフリッピン
グ機構が該クラッチ機構に対して設けられ、上記スプー
ル後方において上記リール本体の両側板間に回動可能に
掛け渡されたクラッチレバーが上記クラッチレバー装置
に対して設けられた魚釣用電動リールとし、請求項2の
発明は、上記フリッピング機構が、上記クラッチ機構に
対しその遮断状態の保持を阻止し連結状態に復帰させる
ON状態と、上記クラッチ機構に対しその遮断状態の保
持を許容するOFF状態との間で切換可能に構成された
請求項1に記載の魚釣用電動リールとし、請求項3の発
明は、上記電動モーターの駆動及び操作者による上記ク
ラッチ機構の操作に基づくシャクリ動作を記憶し、後に
そのシャクリ動作を再現するシャクリ動作制御装置を有
した請求項1又は請求項2に記載の魚釣用電動リールと
し、請求項4の発明は、上記電動モーターの駆動速度を
制御する変速装置を設けた請求項1乃至請求項3の何れ
かに記載の魚釣用電動リールとしている。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図1に示されるように、この魚釣用
電動リールは、リール本体1の左右に側板2,3を一体
的に有し、両側板2,3間にスプール4を回転可能に支
承している。
【0012】上記スプール4は、上記リール本体1に設
けられた次に述べる動力装置からの駆動力で回されるよ
うになっている。動力装置は、具体的には電動モーター
5のほかハンドル6を含んでいる。ハンドル6はこの魚
釣用電動リールを操作する者の手で回されることにより
動力を発生し、これによるトルクをスプール4に伝達す
るようになっている。ハンドル軸7にはラチェット車9
が固定されると共にマスター歯車10が遊嵌され、ラチ
ェット車9にドラッグ装置8を介しマスター歯車10が
押し付けられている。ハンドル6を回せばラチェット車
9がハンドル軸7と一体で回転し、ドラッグ装置8を介
する摩擦抵抗によりマスター歯車10もハンドル軸7と
一体で回転することになる。また、図2に示されるよう
に、ラチェット車9の歯にはリール本体1に取り付けら
れた爪11が食い込んでいる。爪11は、ハンドル軸7
の釣糸巻取方向Aへの回転は許容するが、繰出方向Bへ
の回転は阻止するようラチェット車9に噛み合ってい
る。一方、電動モーター5はリール本体1に対して横置
きで固定され、スプール4の巻胴の空洞内に挿入されて
いる。電動モーター5は図示しないバッテリーにより駆
動されるようになっている。電動モーター5の駆動、停
止等を行うためのスイッチ類は、図2に示すように、リ
ール本体1の上部に載置されたコントロールボックス1
2中に設けられている。図1に示すように、電動モータ
ー5の出力軸5aは、その後端とリール本体1との間に
介装された一方向クラッチ13により、釣糸の巻取方向
Aへ回転(正転)するが逆転はしないようになってい
る。
【0013】なお、上記ハンドル6は省略し、電動モー
ター5のみで動力を発生するようにしてもよい。また、
上記電動モーター5はスプール4の外に配置するように
してもよい。その場合はスプール4の巻胴を細くし釣糸
の巻付量を増やすことができる。
【0014】上記動力装置は、図1、図7及び図8に示
されるように、上記スプール4に対し次に述べる遊星歯
車装置よりなる減速機構を介し回転駆動可能に連結され
ている。この遊星歯車装置は二段構成になっている。一
段目は電動モーター5の出力軸5aに固着された第1の
太陽歯車14と、該第1の太陽歯車14に噛み合う複数
個の第1の遊星歯車15と、該第1の遊星歯車15に噛
み合う上記スプール4の空洞内に一体的に嵌め込まれた
内歯車16と、上記第1の遊星歯車15の第1のキャリ
ア17とを有している。二段目は、上記電動モーター5
の出力軸5aに回転可能に被せられた上記第1のキャリ
ア17を保持する第2の太陽歯車18と、該第2の太陽
歯車18に噛み合う複数個の第2の遊星歯車19と、該
第2の遊星歯車19に噛み合う上記内歯車16と、中間
軸20に固着された上記第2の遊星歯車19の第2のキ
ャリア21とを有している。
【0015】上記中間軸20には後述のクラッチ機構を
介しピニオン24が被せられ、該ピニオン24に上記マ
スター歯車10が噛み合っている。このため、クラッチ
機構が繋がった状態でハンドル6が釣糸の巻取方向Aに
回されると、図8に示すように、ハンドル軸7、マスタ
ー歯車10、ピニオン24、中間軸20、第2のキャリ
ア21が順次同方向Aに回転し、遊星歯車装置の内歯車
16はスプール4を伴って巻取方向Aに回転し、スプー
ル4は釣糸25を巻き取ることとなる。
【0016】上記電動モーター5の出力軸5aには、上
述のように第1の太陽歯車14が固着されているので、
図8に示すように、電動モーター5が巻取方向Aに回転
すると、遊星歯車装置の内歯車16はスプール4を伴っ
て巻取方向Aに減速された回転数で回転し、スプール4
はその巻胴の回りに釣糸25を巻き取ることとなる。
【0017】上記動力装置から上記スプール4に至る回
転駆動系中には、図1、図2、図5及び図7に示される
ように、動力の伝達を断続するクラッチ機構が設けられ
ている。クラッチ機構は具体的には上記ピニオン24と
上記中間軸20との間に設けられている。該中間軸20
上には上記ピニオン24が回転可能かつ摺動自在に被せ
られ、中間軸20側とピニオン24側とに係脱可能な雌
雄のクラッチ片20a,24aが形成されている。ピニ
オン24にはシフター26が相対回転可能に取り付けら
れ、該シフター26が中間軸20の軸心上左右方向に操
作されることにより、クラッチ機構がON・OFFし、
ハンドル6から中間軸20に対する動力の伝達が可能に
なり又は不能になる。シフター26は図2及び図5のよ
うにリール本体1に設けられたピン27により中間軸2
0の軸心上を左右方向に案内されるようになっている。
また、ピン27にはコイルスプリング(図示せず)が装
着され、クラッチ機構がON状態を維持することができ
るよう該コイルスプリングがシフター26を介しピニオ
ン24をクラッチON側へ常時付勢している。
【0018】このクラッチ機構は、次に述べるクラッチ
レバー装置の操作により、連結状態(クラッチON)と
遮断状態(クラッチOFF)との間で切り換えられると
共に、上記コイルスプリングにより連結状態に保持され
るか又は後述するバネ11により遮断状態に保持される
ようになっている。
【0019】図1、図2、図5及び図7に示されるよう
に、クラッチレバー装置は、左右両側板2,3間に掛け
渡された上下方向に回動自在なクラッチレバー28と、
クラッチレバー軸28aに固定されたクラッチレバー2
8と共に回動可能なフォーク状の第1の作動板29と、
該第1の作動板29のフォークとピン30を介して係合
することにより該第1の作動板29の回動と共に回動す
る上記リール本体1に軸支された第2の作動板31と、
該第2の作動板31とピン32及びフォークを介して係
合することにより該第2の作動板31の回動と共に回動
する該フォークを備えたクラッチカム33とを有してい
る。
【0020】上記クラッチレバー28は、スプール4の
後方において上記リール本体1の両側板2,3間に作動
可能に掛け渡されており、該両側板2,3に軸支された
クラッチレバー軸28aと、該クラッチレバー軸28a
に固着された指を掛けるための舌状のレバー片28bと
を有している。レバー片28bに指を掛けて下方に押圧
すると後述するバネ35の引っ張り力に抗して該クラッ
チレバー28は下方に回動し、これにより後述の如くク
ラッチ機構が遮断状態に切り替えられる。また、レバー
片28bから指を離すとバネ35の引っ張り力により該
クラッチレバー28は上方に回動復帰し、これによりク
ラッチ機構は連結状態に切り換えることとなる。
【0021】上記クラッチカム33は、図7のように、
リール本体1のボス部34に回動可能に保持され、図2
のように、バネ35により時計回りに常時付勢されてい
る。クラッチカム33は略円盤形であり、その側面に上
記シフター26に接離し得るカム片33aを有してい
る。
【0022】なお、クラッチカム33は円盤形に限らず
矩形等他の形状に形成することも出来、上記ボス部34
に長孔を介して接触させ、中間軸20に直角な方向に往
復移動させることによりクラッチをON・OFFさせる
ようにしてもよい。
【0023】これにより、上記クラッチレバー28が指
で操作されない状態では、バネ35の引っ張り作用でク
ラッチレバー28は図2及び図5中実線位置にあり、ク
ラッチカム33は図2及び図5中時計方向側の停止点で
停止している。その場合、カム片33aは実線で示され
るようにシフター26を解放し、シフター26は図示し
ないコイルスプリングの圧縮作用を受けてピニオン24
をクラッチONの方向に押している。従って、上述のよ
うにハンドル6を回すか又は電動モーター5を駆動させ
れば、スプール4は巻取方向Aに回転することになる。
上記クラッチレバー28をバネ35の引張力に抗し押し
下げると、クラッチレバー28は図2及び図5中実線位
置から破線位置へと回動し、クラッチカム33は図2及
び図5中反時計方向へと回動する。そして、クラッチカ
ム33のカム片33aはシフター26を図1及び図7中
右方向に押し退け、シフター26はピニオン24をクラ
ッチOFFの方向に移動させる。従って、ハンドル6を
回してもその駆動力はスプール4の方に伝達されない。
しかし、電動モーター5側の第1の太陽歯車14が図8
中巻取方向Aに空転可能であるから、遊星歯車装置は全
体として釣糸の繰出方向Bに回転可能になり、仕掛け等
の重みによりスプール4は繰出方向Bに回転し得ること
となる。また、電動モーター5の駆動中にクラッチOF
Fにした場合も、仕掛け等の重みが作用することによ
り、スプール4は釣糸25の繰出方向Bに回転すること
になる。
【0024】また、このクラッチ機構は、上記クラッチ
レバー装置の操作により連結状態と遮断状態との間で切
り換えられた際に、その切り換えられた状態に保持され
るようになっている。すなわち、連結状態への保持は上
記バネ35によってなされ、遮断状態への保持は次に述
べるロック爪36で行われるようになっている。図2及
び図5に示されるように、ロック爪36はリール本体1
に回動自在に軸支され、ねじりバネ40(図4参照)に
よって反時計方向に常時付勢されている。一方、クラッ
チカム33には、このクラッチカム33がクラッチOF
F方向に回転した時にロック爪36がねじりバネ40に
よる付勢で嵌まり込む係合凹部37が形成されている。
これにより、上述のようにクラッチレバー28が押し下
げられ、クラッチカム33がクラッチOFF方向に回さ
れると、ロック爪36が係合凹部37に入り込み、クラ
ッチカム33のON方向への復帰を阻止する。このた
め、クラッチOFFが維持され、上述のごとくスプール
4が繰出方向Bへ回転することとなる。
【0025】上述のようにロック爪36によるクラッチ
OFFの状態が維持されている場合において、釣糸25
を巻き取る必要が生じたときは、クラッチ機構の遮断状
態を連結状態に切り換える必要があり、そのため次のよ
うなクラッチ接続機構が設けられている。図1、図2及
び図4に示されるように、このクラッチ接続機構は、上
記回転駆動系の駆動により連結状態に切り換えると作動
するようになっており、上記ラチェット車9に植設され
たキックピン38と、該キックピン38により動作する
戻し爪39とを有している。キックピン38はラチェッ
ト車9に設けられているので、ハンドル6が巻取方向A
に回されるとラチェット車9と共に回転することにな
る。一方、戻し爪39は上記ロック爪36の支軸上に固
定され、ロック爪36と一体で回動するようになってい
る。従って、クラッチOFF状態で釣糸25がスプール
4から繰り出されているときにハンドル6を巻取方向A
に回わすと、キックピン38が戻し爪39をねじりバネ
40の付勢力に抗して押し戻し、その結果ロック爪36
がクラッチカム33の係合凹部37から離脱する。その
ため、クラッチ機構は連結状態に復帰し、ハンドル6の
回転と共にスプール4が回転して釣糸25を巻き取るこ
ととなる。
【0026】上記ロック爪36によるクラッチ機構の遮
断状態(クラッチOFF)の保持は、後述するシャクリ
動作等の場合には不要であり、クラッチレバー装置の操
作による上記クラッチ機構の遮断状態への切り換えの際
に、このクラッチ機構の遮断状態の保持を阻止しクラッ
チレバー28の解放と同時に連結状態に復帰させるべ
く、次のようなフリッピング機構が設けられている。
【0027】図2、図3、図5及び図6に示されるよう
に、右側板3にはフリッピングレバー41が回動自在に
設けられている。フリッピングレバー41の軸にはフリ
ッピングカム42が固定され、フリッピングレバー41
とともに回動するようになっている。フリッピングカム
42と右側板3との間には、デッドポイントバネ43が
設けられ、フリッピングレバー41をいずれか一方に回
せばその回した位置に保持することができるようになっ
ている。右側板3上の上記フリッピングカム42の近傍
には、中継ぎレバー44がピン45を介し支持されてい
る。中継ぎレバー44は二本のアーム44a,44bを
有し、一方のアーム44aがフリッピングカム42に対
向可能であり、他方のアーム44bは上記ロック爪36
の支軸の方へと伸びている。この中継ぎレバー44は図
4に示されるようなねじりコイルばね47により図2中
反時計方向に常時付勢されている。ロック爪36のボス
からは係合爪46が突出しロック爪36と一体で回動す
るようになっている。この係合爪46に中継ぎレバー4
4の他方のアーム44bが係合している。
【0028】これにより、フリッピングレバー41が図
2のフリッピングOFFの位置にセットされると、フリ
ッピングカム42が中継ぎレバー44を解放し、この中
継ぎレバー44は破線位置へと回動する。その結果、係
合爪46は中継ぎレバー44の他方のアーム44bから
解放され、ひいてはロック爪36も解放され、ロック爪
36はクラッチOFFの場合にクラッチカム33を拘束
するよう動作することになる。フリッピングレバー41
が図5のフリッピングONの位置にセットされると、フ
リッピングカム42が中継ぎレバー44をばね43の付
勢力に抗して実線位置へと押し戻し、中継ぎレバー44
はその他方のアーム44bで係合爪46を拘束する。そ
の結果、ロック爪36はねじりバネ40の付勢力に抗し
てクラッチカム33の係合凹部37より常時引き離され
ることになる。このため、クラッチレバー28を押し下
げてクラッチOFFにしても、クラッチレバー28から
手を離せば直ちにクラッチONに復帰することになる。
【0029】次に、この魚釣用電動リールの作用につい
て説明する。まず、図2に示すようなフリッピングOF
Fの状態で使用する場合について説明する。
【0030】フリッピングOFFにおいて、クラッチO
Nにし、電動モーター5をその巻取方向Aに回転させる
と、スプール4もその巻取方向Aに回転して釣糸25を
巻き取る。
【0031】その途中でクラッチレバー28を回動させ
るとその動きがクラッチレバー装置内を伝わり、クラッ
チカム33が図2中反時計回りに回動し、クラッチ機構
をOFFにする。このとき、クラッチカム33の係合凹
部37にロック爪36が係合し、クラッチカム33を破
線位置に保持してクラッチ機構をOFF状態に拘束す
る。また、クラッチを切る前は電動モーター5は釣糸2
5を巻き上げる巻取方向Aに回転するが、クラッチOF
Fになるとスプール4は遊星歯車装置の特性によって電
動モーター5の回転方向と同じ方向の繰出方向Bに回転
し、釣糸25を繰り出すこととなる。
【0032】このクラッチOFFの状態においてハンド
ル6を釣糸25の巻取方向Aに回転させると、ラチェッ
ト車9の回転とともにラチェット車9上のキックピン3
8が回転し、戻し爪39の斜面をキックする。これによ
り、クラッチカム33の係合凹部37からロック爪36
が離脱し、クラッチカム33はバネ35に引っ張られて
図2中実線位置へと時計方向に回動し、クラッチ機構は
クラッチONに復帰する。このため、ハンドル6を回し
続ければ釣糸25はスプール4に巻き取られることにな
る。
【0033】次に、図5に示すようなフリッピングON
の状態で使用する場合について説明する。上記フリッピ
ングOFFからフリッピングONに戻すには、フリッピ
ングレバー41を図5に示すような位置に切り替え操作
すればよい。フリッピングONにおいては、フリッピン
グカム42がばね力に抗して中継ぎレバー44を時計方
向に付勢する。中継ぎレバー44のアーム44bは係合
爪46を時計方向に付勢し、係合爪46と一体で回るロ
ック爪36をクラッチカム33の係合凹部37から引き
出す。この状態でクラッチレバー28を下方に押圧する
と、その押圧している間はクラッチレバー28は破線の
位置に止まるが、その押圧を解除するとバネ35の付勢
力により実線の位置に復帰する。このため、電動モータ
ー5を駆動していない場合、クラッチレバー28を押し
たり解放したりすると遊星歯車機構が全体として繰出方
向Aに回ったり止まったりするので、釣糸25がスプー
ル4から繰り出されたり止まったりし、クラッチレバー
28の操作に応じて釣糸25は小刻みに繰り出されるこ
ととなる。また、電動モーター5を駆動する場合は、電
動モーター5の回転中にクラッチレバー28を押し下げ
クラッチOFFにすると遊星歯車機構の特性により、ス
プール4は巻取方向Aへの回転から繰出方向Bへの回転
に変化し、クラッチレバー28から手を離しクラッチO
Nにすると再び巻取方向Aへの回転に復帰する。
【0034】また、この電動リールをフリッピングON
にセットしておくことにより、次のようなシャクリ動作
を行うことができる。まず、電動モーター5が停止した
状態でクラッチレバ−28を回動操作してクラッチOF
Fにし、仕掛けを所望の棚に降ろしていく。仕掛けが所
望の棚についたところで、クラッチONにして仕掛けを
停止させる。
【0035】そこで、シャクリ動作を開始するべく電動
モーター5をONにし、スプール4で所望の長さの釣糸
25を巻き取り、クラッチレバー28を回動させてクラ
ッチOFFにし、クラッチレバー28をその位置でしば
らく保持する。これにより、スプール4は釣糸繰出方向
Bへゆっくりと回転し、所望の長さの釣糸25を繰り出
す。所望長さの釣糸25の繰り出しが終わると、押圧し
ていたクラッチレバー28から指を離してクラッチON
にする。これにより、電動モーター5の駆動力がスプー
ル4に伝達され、スプール4は再度釣糸25の巻き取り
を開始する。このような操作を複数回繰り返すことによ
りシャクリ動作が実行される。
【0036】この魚釣用電動リールは、上記シャクリ動
作を自動的に繰り返すことができるよう、次のようなシ
ャクリ動作制御装置を備えている。シャクリ動作制御装
置は、上記電動モーター5の駆動及び操作者による上記
クラッチ機構の操作に基づくシャクリ動作を記憶し、そ
の後そのシャクリ動作を自動的に再現させようというも
のである。
【0037】シャクリ動作制御装置は上記コントロール
ボックス12内に設けられ、図9に示されるように、C
PU48、ROM49、RAM50、液晶ディスプレイ
51、入出力インターフェイス52、バスライン53、
検出センサー54、モーターコントローラー55、変速
スイッチ56、ONスイッチ57、OFFスイッチ5
8、ソレノイド59等を備えている。
【0038】上記検出センサー54は、例えばこの電動
リールのリール本体1内に設けられ、スプール4に巻か
れた釣糸25の外周に接触しつつ回転可能なローラー
(図示せず)と、そのローラーの回転数及び回転方向を
検出するための磁石とリードスイッチ又はホール素子か
らなる信号発生部とで構成され、その信号を上記CPU
48に送るようになっている。
【0039】上記CPU48は、上記検出センサー54
からの釣糸25の繰出量又は巻取量等のデータに基づき
水深、駆動時間等を求める演算を行うようになってい
る。CPU48は、マイクロプロセッサーからなり、そ
の制御演算動作はソフトウェアによって決められる。
【0040】上記ROM49には、CPU48の動作を
決める上記ソフトウェアが記憶されている。このソフト
ウェア中制御プログラムにはシャクリ動作の制御用プロ
グラムも含まれている。
【0041】上記RAM50には、シャクリ上げ、水深
保持時間等、シャクリ動作に必要な制御データが記憶さ
れるようになっている。このRAM50は、電動モータ
ー5の駆動及び操作者による上記クラッチ機構の操作に
基づくシャクリ動作を記憶可能である。
【0042】上記変速スイッチ56はアップスイッチと
ダウンスイッチとに分けられ、アップスイッチを操作す
ると巻上げ速度を高くする速度変更信号が出力され、ダ
ウンスイッチを操作すると巻上げ速度を低くする速度変
更信号が出力されるようになっている。モーターコント
ローラー55はそれらに信号に基づき電動モーター5の
回転数を増減することになる。
【0043】上記ONスイッチ57は、電動モーター5
を起動させるためのスイッチであり、上記OFFスイッ
チ58は、電動モーター5を停止させるためのスイッチ
である。 上記ソレノイド59は、上記クラッチレバー
28を回動復帰動作させるためのもので、シャクリ上げ
の場合にクラッチレバー28を図2及び図5中実線位置
(クラッチON)に復帰させるよう、CPU48からの
指令により動作するようになっている。シャクリ動作を
記憶させるには、まず、操作者が上記コントロールボッ
クス12のONスイッチ57を入れてシャクリ動作を開
始する。CPU48は検出センサー54から来る信号に
基づきこのシャクリ動作を演算し、そのデータをRAM
50に記憶させる。シャクリ動作を終了したところで操
作者はOFFスイッチ58を操作し、CPU48はシャ
クリ動作の演算を終了する。次に、その記憶したシャク
リ動作を繰り返す場合は、操作者がONスイッチ57を
操作すればよく、CPU48はRAM50、検出センサ
ー54からの情報に基づきモーターコントローラー5
5、ソレノイド59等に制御信号を出力し、その出力に
基づいて電動モーター5が回転し、スプール4は上記シ
ャクリ動作を再現するように回転することとなる。
【0044】また、上記変速スイッチ56を操作するこ
とにより、シャクリ動作の速さを随時変更することがで
きる。
【0045】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、クラ
ッチ機構を連結した状態でモーターを駆動しスプールを
釣糸巻取方向に回転させて釣り糸を巻き取り中にクラッ
チレバーを押圧回動することでクラッチ機構を遮断し、
回転駆動系の遊星歯車機構によりモーターを回転させた
ままスプールを釣糸繰り出し方向に回転切り換えでき
る。また、釣糸繰り出し状態から釣糸巻き取り状態へ
の切り換えは、フリッピングONの状態でクラッチレバ
ーの押圧動作を解除するだけでクラッチ機構を連結でき
るので、回転駆動系の遊星歯車機構によりモーターを回
転させたままでスプールを釣糸繰り出し方向に回転切り
換えできる。また、釣人は、モーターの起動スイッチ
やハンドル等を操作することなくクラッチレバーを押圧
又は押圧解除する操作のみで魚探等により探知した魚層
への仕掛けの投入を迅速にできるので大きな釣果が期待
できるのみならず、仕掛けの着底に起因する根掛かり等
も防止できるので魚釣り中のこれらの無駄を削減でき
る。更に、釣人は、魚層における仕掛けの上下動、即
ちシャクリ動作をクラッチレバーを押圧又は押圧解除す
る極めて簡単な操作のみで任意に繰り返して行うことが
できるので、更なる釣果を期待することができる。
【0046】請求項2の発明によれば、常に釣人がクラ
ッチレバ−に手をかけておかなくとも、フリッピングO
FFにしておくことでクラッチレバーを常時クラッチO
FF側に保持することができ、従って深いところまで仕
掛けを降ろすとき釣人の労力を軽減することができる。
【0047】請求項3の発明によれば、クラッチレバ
ーを押圧又は押圧解除するという極めて簡単な操作によ
りシャクリ動作を行うことができるので、シャクリ動作
制御装置にその動作を簡易に記憶させ、以後そのシャク
リ動作を自動的に再現することができる。また、シャ
クリ動作を自動的に行っている最中に仕掛けが魚層上ま
で巻き上げられた場合、操作者がクラッチレバーを押圧
操作して仕掛けを再度魚層の下まで繰り出しクラッチレ
バーの押圧を解除することで上記シャクリ動作を再度魚
層中で行うことができるので、更なる釣果を期待するこ
とができる。
【0048】請求項4の発明によれば、釣糸の巻き取り
速度、繰り出し速度又は手動若しくは自動のシャクリ動
作速度を釣り条件に応じて随時変更し、釣果を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る魚釣り用電動リールの水平断面図
である。
【図2】上記魚釣り用電動リールの回転駆動系を右側か
ら見たフリッピングOFF状態における概略図である。
【図3】図2中フリッピングレバーの近傍の断面図であ
る。
【図4】クラッチOFFを解除するための機構を示す部
分切欠縦断面図である。
【図5】上記魚釣り用電動リールの回転駆動系を右側か
ら見たフリッピングON状態における概略図である。
【図6】図5中フリッピングレバーの近傍の断面図であ
る。
【図7】図1中減速機構、クラッチ機構等を示す拡大断
面図である。
【図8】図1中減速機構、クラッチ機構等を模式的に示
す斜視図である。
【図9】コントロールボックス内の制御装置を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…リール本体 2,3…側板 4…スプール 5…電動モーター 12…コントロールボックス 15,19…遊星歯車 20a,24a…クラッチ片 28…クラッチレバー 36…ロック爪 38…キックピン 39…戻し爪 41…フリッピングレバー 42…フリッピングカム 48…CPU 50…RAM 54…検出センサー 56…変速スイッチ 57…ONスイッチ 58…OFFスイッチ 59…ソレノイド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体の両側板間に回転可能に支承
    されたスプールと、該スプールに対し遊星歯車装置より
    なる減速機構を介し回転駆動可能に連結される上記リー
    ル本体に設けられた電動モーターと、該電動モーターと
    上記スプールとの回転駆動系の連結を遮断するクラッチ
    機構と、該クラッチ機構を連結状態と遮断状態との間で
    切り換え、遮断状態に該クラッチ機構を保持させるクラ
    ッチレバー装置と、上記クラッチ機構の遮断状態を前記
    回転駆動系の駆動により連結状態に切り換えるクラッチ
    接続機構とを備えた魚釣用電動リールにおいて、上記ク
    ラッチレバー装置の操作による上記クラッチ機構の遮断
    状態への切り換えの際に該クラッチ機構の遮断状態の保
    持を阻止し連結状態に復帰させるフリッピング機構が該
    クラッチ機構に対して設けられ、上記スプール後方にお
    いて上記リール本体の両側板間に回動可能に掛け渡され
    たクラッチレバーが上記クラッチレバー装置に対して設
    けられたことを特徴とする魚釣用電動リール。
  2. 【請求項2】 上記フリッピング機構が、上記クラッチ
    機構に対しその遮断状態の保持を阻止し連結状態に復帰
    させるON状態と、上記クラッチ機構に対しその遮断状
    態の保持を許容するOFF状態との間で切換可能に構成
    されたことを特徴とする請求項1に記載の魚釣用電動リ
    ール。
  3. 【請求項3】 上記電動モーターの駆動及び操作者によ
    る上記クラッチ機構の操作に基づくシャクリ動作を記憶
    し、後にそのシャクリ動作を再現するシャクリ動作制御
    装置を有したことを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の魚釣用電動リール。
  4. 【請求項4】 上記電動モーターの駆動速度を制御する
    変速装置を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3の何れかに記載の魚釣用電動リール。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20140020722A (ko) * 2012-08-09 2014-02-19 가부시키가이샤 시마노 모터 홀더, 모터 조립체 및 모터 조립체를 구비하는 전동 릴
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