JPH10178318A - バックバイアス電圧発生器 - Google Patents

バックバイアス電圧発生器

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JPH10178318A
JPH10178318A JP9332917A JP33291797A JPH10178318A JP H10178318 A JPH10178318 A JP H10178318A JP 9332917 A JP9332917 A JP 9332917A JP 33291797 A JP33291797 A JP 33291797A JP H10178318 A JPH10178318 A JP H10178318A
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JP
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back bias
bias voltage
voltage
transistor
pull
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JP9332917A
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English (en)
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Jin-Seog Park
パク ジン−セオグ
Tae-Hoon Kim
キム タエ−ホーン
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SK Hynix Inc
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LG Semicon Co Ltd
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    • GPHYSICS
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R19/00Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外部電圧変化に関係なく一定にバックバイアス
電圧を維持して、NMOSプルダウントランジスタの信
頼性を向上し得るバックバイアス電圧発生器を提供す
る。 【解決手段】バックバイアス電圧レベル感知器50に、
外部電圧VCCと一定の電圧差を有する基準電VREF を発
生する基準電圧発生器60を設け、基準電圧発生器60
からの基準電圧VREF をPMOSプルアップトランジス
タPのゲートに印加し、ドレイン電流IP ′を外部電圧
CCの変化に関係なく一定とする。これにより、バック
バイアス電圧VBBが安定し、NMOSプルダウントラン
ジスタNの動作が安定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックバイアス電
圧発生器に関し、詳しくは、外部電圧の変化に拘わらず
バックバイアス電圧を安定に維持できるバックバイアス
電圧発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、バックバイアス電圧発生器にお
いては、図5に示したように、バックバイアス電圧VBB
の入力を受けて発振イネーブル信号OSCENを発生す
るバックバイアス電圧レベル感知器1と、該バックバイ
アス電圧レベル感知器1からの前記発振イネーブル信号
OSCENの入力を受けて所定周期のパルス信号OSC
を発生するバックバイアス電圧発振器(oscillator)2
と、該バックバイアス電圧発振器2からの前記パルス信
号OSCの入力を受けてバックバイアス電圧VBBを発生
するバックバイアス電圧ポンプ3とを備え、バックバイ
アス電圧ポンプ3からのバックバイアス電圧VBBをバッ
クバイアス電圧レベル感知器1にフィードバックするよ
う構成されている。
【0003】そして、前記バックバイアス電圧レベル感
知器1においては、図6に示すように、接地電圧VSS
接地端子とバックバイアス電圧VBBが印加される端子間
に直列接続された各抵抗R1、R2と、外部電圧VCC
印加される端子とバックバイアス電圧VBBの印加される
端子間に直列接続されたプルアップ抵抗R3及びNMO
SプルダウントランジスタNと、該プルアップ抵抗R3
とNMOSプルダウントランジスタNのドレインとの間
のノード21に共通接続された各インバーターIN1,
IN2と、を備えていた。この場合、前記NMOSプル
ダウントランジスタNのゲートは前記抵抗R1とR2間
に接続される。
【0004】このように構成された従来のバックバイア
ス電圧発生器の動作を説明する。バックバイアス電圧レ
ベル感知器1は、バックバイアス電圧VBBが所望のレベ
ルに至るまで発振イネーブル信号OSCENを発生し、
バックバイアス電圧発振器2は、発振イネーブル信号O
SCENを受けて所定周期のパルス信号OSCを発生
し、バックバイアス電圧ポンプ3は、バックバイアス電
圧発振器2のパルス信号OSCを受けて負(−)電荷を
基板にポンピングし、バックバイアス電圧V BBを印加す
る。
【0005】ここで、従来の前記バックバイアス電圧レ
ベル感知器1の動作を詳しく説明すると、先ず、直列接
続された抵抗R1、R2によってバックバイアス電圧V
BBを分圧してNMOSプルダウントランジスタNをバイ
アスする。前記バックバイアス電圧VBBが変化すると、
前記NMOSプルダウントランジスタNのゲート−ソー
ス電圧VGS1 が変化する。
【0006】NMOSプルダウントランジスタNのゲー
ト−ソース電圧VGS1 が減少して、電流IN がプルアッ
プ抵抗R3に流れる電流IR3よりも小さくなると、NM
OSプルダウントランジスタNの電流駆動能力が小さく
なって、ノード21は高電位になる。これにより、発振
イネーブル信号OSCENも高電位となって、図5に示
したバックバイアス電圧発振器2はパルス信号OSCを
発生し、該パルス信号OSCがバックバイアス電圧ポン
プ3に入力し、ポンピング作用により負(−)電荷が基
板に供給され、その結果、バックバイアス電圧VBBの絶
対値が大きくなる。
【0007】バックバイアス電圧VBBの絶対値の増大に
より、プルダウントランジスタNのゲート−ソース電圧
GS1 が増加し、電流IN がプルアップ抵抗R3に流れ
る電流IR3よりも大きくなるとノード21は低電位にな
る。このとき、前記発振イネーブル信号OSCENが低
電位となるため、バックバイアス電圧発振器2はパルス
信号OSCを発生せず、バックバイアス電圧ポンプ3も
動作しない。
【0008】そして、ノード21の電位が反転するため
の基準となるプルアップ抵抗R3に流れる電流IR3は、
該プルアップ抵抗R3とNMOSプルダウントランジス
タN間のノード21の電圧V21と外部電圧VCCとの電圧
差に起因して、下記の(1)式のように表される。 IR3=(VCC−V21)/R3 ・・・ (1) 即ち、プルアップ抵抗R3に流れる電流IR3は外部電圧
CCにより変化することがわかる。尚、式(1)のR3
はプルアップ抵抗R3の抵抗値である。
【0009】図7に、バックバイアス電圧レベル感知器
の別の従来例を示す。図7の従来例は、図6に示したバ
ックバイアス電圧レベル感知器のプルアップ抵抗R3の
代りに、ゲートが接地電圧VSSに接地され、ドレインが
NMOSプルダウントランジスタNのドレインに連結さ
れ、ソースが外部電圧VCCが印加される端子に接続され
るPMOSプルアップトランジスタPを用いている。そ
の他は図6の回路と同様に構成される。
【0010】このように構成された図7のバックバイア
ス電圧レベル感知器の動作について説明する。先ず、直
列連結された抵抗R1、R2によってバックバイアス電
圧VBBを分圧してNMOSプルダウントランジスタNを
バイアスする。前記バックバイアス電圧VBBが変化する
と、NMOSプルダウントランジスタNのゲート−ソー
ス電圧VGS1 が変化する。
【0011】NMOSプルダウントランジスタNのゲー
ト−ソース電圧VGS1 が減少して電流IN がPMOSプ
ルアップトランジスタPのドレイン電流IP よりも小さ
くなると、NMOSプルダウントランジスタNの電流駆
動能力が小さくなって、ノード31は高電位になる。従
って、発振イネーブル信号OSCENが高電位になっ
て、図5に示したバックバイアス電圧発振器2はパルス
信号OSCを発生する。
【0012】これにより、前記パルス信号OSCがバッ
クバイアス電圧ポンプ3に入力されてポンピング作用に
より負(−)電荷が基板に供給され、その結果、バック
バイアス電圧VBBの絶対値が大きくなって、NMOSプ
ルダウントランジスタNのゲート−ソース電圧VGS1
増加し、NMOSプルダウントランジスタNの電流I N
が増大する。
【0013】そして、NMOSプルダウントランジスタ
Nの電流IN がPMOSプルアップトランジスタPのド
レイン電流IP よりも大きくなると、ノード31は低電
位になり、前記発振イネーブル信号OSCENは低電位
になって、バックバイアス電圧発振器2はパルス信号O
SCを発生せず、バックバイアス電圧ポンプ3は負
(−)電荷を基板にポンピングしなくなる。
【0014】そして、この従来例におけるノード31の
電位が反転するための基準となるPMOSプルアップト
ランジスタPのドレイン電流IP は、下記の式(2)の
ように表される。 IP =β(VGS2 −VTP)2/2 ・・・ (2) ここで、VGS2 はPMOSプルアップトランジスタPの
ゲート−ソース電圧で、その値は−VCCである。即ち、
PMOSプルアップトランジスタPのドレイン電流IP
は外部電圧VCCにより変化することが分かる。尚、式
(2)のβはPMOSプルアップトランジスタPのゲイ
ン定数、VTPはPMOSプルアップトランジスタPのし
きい電圧を示す。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6及
び図7に示すような従来のバックバイアス電圧レベル感
知器においては、前述したように、プルアップ抵抗R3
に流れる電流IR3やPMOSプルアップトランジスタP
のドレイン電流IP が外部電圧VCCの変化に応じて変化
するため、外部電圧VCCの変化によっててバックバイア
ス電圧VBBが影響を受けることになる。
【0016】そして、図8に示すように、外部電圧VCC
の変化に応じてバックバイアス電圧VBBの絶対値が大き
くなって、バックバイアス電圧VBBが負(−)の方向に
ずれると、NMOSプルダウントランジスタNのしきい
電圧VT は、次の式(3)のように表され、例えばP型
基板では前記しきい電圧VT が上昇する。 VT =VTO+γ(Vsb)1/2 ・・・ (3) ここで、VTOは初期状態のしきい電圧で、Vsbはソース
と基板間の電圧で、γは基板のドーピングに起因する常
数(一般に0.4<γ<1.2)である。そして、P型
基板の場合は基板電圧がバックバイアス電圧VBBとなる
ため、バックバイアス電圧VBBの絶対値が上昇するとV
sbも上昇するため、しきい電圧VT が上昇することにな
る。
【0017】しきい電圧VT の上昇は、NMOSプルダ
ウントランジスタNの動作速度を低下させて、バックバ
イアス電圧レベル感知器1は入力を良好にラッチするこ
とができない。また、例えばDRAMではアドレスディ
コーダーからの0〜VCCレベルの出力を受けてワードラ
インを駆動するワードラインドライバーは0〜VPP(回
部から印加される電圧レベルVCCより高い)であって、
レベルシフター回路が必要となる。図9に示すようなP
MOSトランジスタMP1,MP2とNMOSトランジ
スタMN1,MN2を備えて構成されたレベルシフター
回路において、NMOSトランジスタMN1とMN2の
ドレインに印加される電圧は0〜VPPになり、しきい電
圧VT の上昇は、このようなレベルシフター回路におい
てNMOSトランジスタのドレインに高電界が加えられ
て、NMOSプルダウントランジスタNの信頼性が低下
するという問題点があった。
【0018】本発明の目的は、外部電圧の変化に拘わら
ず、PMOSプルアップトランジスタの電流を一定に維
持することにより、安定したバックバイアス電圧が得ら
れ、バックバイアス電圧レベル感知器内のNMOSプル
ダウントランジスタの信頼性を向上し得るバックバイア
ス電圧発生器を提供しようとするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明では、バックバイアス電圧の入力を受けて発振
イネーブル信号を発生するバックバイアス電圧レベル感
知器と、前記発振イネーブル信号の入力を受けて所定周
期のパルス信号を発生するバックバイアス電圧発振器
と、前記パルス信号の入力を受けて前記バックバイアス
電圧を発生するバックバイアス電圧ポンプと、を備えた
バックバイアス電圧発生器において、前記バックバイア
ス電圧レベル感知器は、接地端子と前記バックバイアス
電圧入力端子間に直列接続された各抵抗と、ゲートが各
抵抗間に接続され、ソースが前記バックバイアス電圧入
力端子に接続されたNMOSプルダウントランジスタ
と、入力する外部電圧と一定の電圧差を有する基準電圧
を発生する基準電圧発生器と、ゲートが前記基準電圧発
生器に接続され、ソースが外部電圧入力端子に接続さ
れ、ドレインが前記NMOSプルダウントランジスタの
ドレインに接続されたPMOSプルアップトランジスタ
と、を備え、前記PMOSプルアップトランジスタと前
記NMOSプルダウントランジスタの互いに接続された
ドレイン間に前記発振イネーブル信号の出力端を接続す
る構成であることを特徴とする。
【0020】かかる構成では、バックバイアス電圧レベ
ル感知器において、バックバイアス電圧が各抵抗により
分圧されてNMOSプルダウントランジスタのゲートに
印加される。NMOSプルダウントランジスタには、印
加される分圧値に応じたドレイン電流が流れる。このド
レイン電流の大きさが、PMOSプルアップトランジス
タのドレイン電流より小さい間、発振イネーブル信号が
発生し、バックバイアス電圧発振器及びバックバイアス
電圧ポンプを介してバックバイアス電圧を増大する。増
大したバックバイアス電圧は、バックバイアス電圧レベ
ル感知器にフィードバックされ、NMOSプルダウント
ランジスタのドレイン電流を増大させる。NMOSプル
ダウントランジスタのドレイン電流が、PMOSプルア
ップトランジスタのドレイン電流より大きくなると、発
振イネーブル信号が停止してバックバイアス電流の増大
が停止するようになる。そして、基準電圧発生器によっ
て、外部電圧の変化に関係なく一定の基準電圧がPMO
Sプルアップトランジスタに供給されるため、PMOS
プルアップトランジスタのドレイン電流が、外部電圧の
変化に拘わらず常に一定の値を維持するので、バックバ
イアス電圧を安定にできるようになる。
【0021】前記基準電圧発生器は、具体的には請求項
2に記載のように、第1及び第2NMOSトランジスタ
の各ゲートが互いに接続して前記第2NMOSトランジ
スタのドレインに接続され、各ソースが共通に接地端子
に接続されて形成されたNMOSカレントミラー回路
と、第1及び第2PMOSトランジスタの各ゲートが互
いに接続して前記第1PMOSトランジスタのドレイン
に接続され、前記第1PMOSトランジスタのソースに
外部電圧入力端子に接続されて形成されたPMOSカレ
ントミラー回路と、前記第2PMOSトランジスタのソ
ースと前記外部電圧入力端子間に接続された抵抗とを備
えて構成される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に対し説
明する。図1に、本発明に係るバックバイアス電圧発生
器に使用するバックバイアス電圧レベル感知器の一実施
形態を示す。図1に示すように、本実施形態のバックバ
イアス電圧レベル感知器50は、接地電圧VSSの接地端
子とバックバイアス電圧VBBの印加する端子間に直列接
続された各抵抗R1、R2と、ゲートはそれら抵抗R1
とR2間に、ソースが前記バックバイアス電圧VBBの印
加する端子に夫々接続されたNMOSプルダウントラン
ジスタNと、外部電圧VCCと一定の電圧差を有する基準
電圧VREF を発生する基準電圧発生器60と、ゲートは
前記基準電圧発生器60に、ソースが外部電圧VCCの印
加する端子に、ドレインが前記NMOSプルダウントラ
ンジスタNのドレインに夫々接続されたPMOSプルア
ップトランジスタPと、それらPMOSプルアップトラ
ンジスタP及びNMOSプルダウントランジスタNの互
いに接続されたドレイン間のノード51に共通接続され
た各インバーターIN1、IN2と、から構成されてい
る。本実施形態のバックバイアス電圧レベル感知器50
は、基準電圧発生器60を設けた以外は、従来と同様に
構成されている。
【0023】尚、本発明のバックバイアス電圧発生器
は、上述の構成を有するバックバイアス電圧レベル感知
器50を除いた他のバックバイアス電圧発振器2及びバ
ックバイアス電圧ポンプ3については従来と同様の構成
であり、これらバックバイアス電圧レベル感知器50、
バックバイアス電圧発振器2及びバックバイアス電圧ポ
ンプ3の接続関係も、図5に示す従来と同様である。
【0024】即ち、バックバイアス電圧レベル感知器5
0は、バックバイアス電圧VBBが所望のレベルに至るま
で発振イネーブル信号OSCENを発生し、バックバイ
アス電圧発振器2は、発振イネーブル信号OSCENを
受けて所定周期のパルス信号OSCを発生し、バックバ
イアス電圧ポンプ3は、バックバイアス電圧発振器2の
パルス信号OSCを受けて負(−)電荷を基板にポンピ
ングし、バックバイアス電圧VBBを印加する。そして、
このバックバイアス電圧VBBはバックバイアス電圧レベ
ル感知器50にフィードバックされる。
【0025】次に、前記基準電圧発生器60の構成を図
2に示し説明する。図2において、本実施形態の基準電
圧発生器60は、第1、第2NMOSトランジスタN
1、N2の各ゲートが互いに接続して第2NMOSトラ
ンジスタN2のドレインに接続され、第1、第2NMO
SトランジスタN1、N2の各ソースは共通に接地電圧
SSの接地端子に接続されて形成されたNMOSカレン
トミラー回路62と、第1、第2PMOSトランジスタ
P1、P2の各ゲートが互いに接続して第1PMOSト
ランジスタP1のドレインに接続され、前記第1PMO
SトランジスタP1のソースが外部電圧VCCの印加する
端子に接続されて形成されたPMOSカレントミラー回
路63と、前記第2PMOSトランジスタP2のソース
と外部電圧VCCの印加する端子間に接続された抵抗R4
と、を備えている。そして、PMOSカレントミラー回
路63の第1、第2PMOSトランジスタP1、P2の
ゲート間のノード61から基準電圧VREF を発生する。
【0026】このように構成された本実施形態の特徴で
あるバックバイアス電圧レベル感知器の動作は、基本的
には従来と同様である。即ち、直列接続された各抵抗R
1、R2によってバックバイアス電圧VBBを分圧してN
MOSプルダウントランジスタNをバイアスする。NM
OSプルダウントランジスタNのゲート−ソース電圧V
GS1 が減少して、ドレイン電流IN が減少しPMOSプ
ルアップトランジスタPのドレイン電流IP ′よりも小
さくなると、NMOSプルダウントランジスタNの電流
駆動能力が小さくなって、ノード51は高電位になり、
発振イネーブル信号OSCENも高電位になって、バッ
クバイアス電圧発振器2はパルス信号OSCを発生す
る。このパルス信号OSCがバックバイアス電圧ポンプ
3に入力してポンピング作用により負(−)電荷が基板
に供給され、その結果、バックバイアス電圧VBBの絶対
値が大きくなる。バックバイアス電圧VBBの絶対値が大
きくなると、NMOSプルダウントランジスタNのゲー
ト−ソース電圧VGS1 が増加し、NMOSプルダウント
ランジスタNのドレイン電流IN が増加する。
【0027】そして、NMOSプルダウントランジスタ
Nのドレイン電流IN が増加してPMOSプルアップト
ランジスタPのドレイン電流IP ′よりも大きくなる
と、ノード51は低電位になり、前記発振イネーブル信
号OSCENも低電位になって、バックバイアス電圧発
振器2はパルス信号OSCを発生せず、バックバイアス
電圧ポンプ3が負(−)電荷を基板にポンピングしな
い。
【0028】基準電圧発生器60の動作を詳しく説明す
ると、第1、第2NMOSトランジスタN1、N2は、
その幅(width)と長さ(length)が同一の同様なトランジ
スタであるため、NMOSトランジスタN1、N2のド
レイン電流は等しく、図2に示すバイアス電流Ibias
なる。且つ、前記第2NMOSトランジスタN2に供給
される電流の通路は、前記第2PMOSトランジスタP
2を通る通路のみであるため、前記第2PMOSトラン
ジスタP2のドレイン電流はバイアス電流Ibiasにな
り、このバイアス電流I biasによりノード61から基準
電圧VREF が発生する。前記バイアス電流Ibiasを式で
示すと次の式(4)のようになる。
【0029】 Ibias=(VGS3 −VGS3 ′)/R4 ・・・ (4) ここで、VGS3 は第1PMOSトランジスタP1のゲー
ト−ソース電圧、VGS 3 ′は第2PMOSトランジスタ
P2のゲート−ソース電圧、R4 は抵抗R4の抵抗値で
ある。そして、VGS3 =−VCC+VREF であるため、外
部電圧VCCが増加すると、第1PMOSトランジスタP
1のゲート−ソース電圧VGS3 が増加し、バイアス電流
biasが増加して基準電圧VREF も増加する。反対に、
外部電圧VCCが減少すると、第1PMOSトランジスタ
P1のゲート−ソース電圧VGS3は減少し、バイアス電
流Ibiasが減少して基準電圧VREF も減少する。従っ
て、基準電圧VREF は、図3に示すように、外部電圧V
CCの変化に拘わらず外部電圧VCCと一定の電圧差を維持
する。
【0030】このように、PMOSプルアップトランジ
スタPのゲートには、外部電圧VCCと一定の電圧差を有
する基準電圧VREF が基準電圧発生器60から印加さ
れ、前記PMOSプルアップトランジスタPのゲート−
ソース電圧VGS2 は外部電圧V CCに拘わらず一定に維持
される。前記PMOSプルアップトランジスタPのドレ
イン電流IP ′は次の(5)式で表される。
【0031】 IP ′=β(VGS2 ′−VTP )2 /2 =β(VCC−VREF −VTP )2 /2 ・・・ (5) ここで、VGS2 ′はPMOSプルアップトランジスタP
のゲート−ソース電圧である。そして、VGS2 ′=VCC
−VREF で一定であるため、本実施形態のバックバイア
ス電圧レベル感知器50によれば、外部電圧VCCに拘わ
らずドレイン電流IP ′を一定に維持できるようにな
る。
【0032】以上のように、ドレイン電流IP ′が外部
電圧VCCに拘わらず一定に維持されるため、本実施形態
のバックバイアス電圧発生器では、外部電圧VCCの影響
を受けることなく安定したバックバイアス電圧VBBを発
生できる。そして、図4に、図1に示すバックバイアス
電圧レベル感知器を適用した本実施形態のバックバイア
ス電圧発生器と、図6及び図7に示すバックバイアス電
圧レベル感知器を適用した従来のものと比較を示す。
【0033】図4は、外部電圧VCCの変化に対するバッ
クバイアス電圧VBBの変化を示し、aが図6の回路を適
用した場合、bが図7の回路を適用した場合、cが図1
の本実施形態の場合であり、本実施形態の場合のバック
バイアス電圧VBBが最も安定していることが明らかであ
る。そして、バックバイアス電圧VBBが安定し、NMO
SプルダウントランジスタNのしきい電圧VT が略一定
に維持できるため、NMOSプルダウントランジスタN
の動作速度が低下することなく、安定に入力をラッチで
きる。これにより、NMOSプルダウントランジスタN
の信頼性を向上できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2に
記載の本発明によれば、外部電圧と一定の電圧差を有す
る基準電圧を用いてPMOSプルアップトランジスタの
ドレイン電流を一定に維持するように構成したので、外
部電圧の変化に関係なくバックバイアス電圧を安定に発
生させることができる。これにより、NMOSプルダウ
ントランジスタのしきい電圧を略一定に維持できるた
め、NMOSプルダウントランジスタの動作速度が低下
せず安定した入力のラッチングが可能になり、NMOS
プルダウントランジスタの信頼性を向上できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバックバイアス電圧発生器に適用
するバックバイアス電圧レベル感知器の一実施形態の回
路図
【図2】図1の基準電圧発生器の回路図
【図3】図2の基準電圧発生器における外部電圧と基準
電圧との関係を示した図
【図4】本発明と従来例との外部電圧とバックバイアス
電圧の特性を比較した図
【図5】バックバイアス電圧発生器のブロック図
【図6】従来のバックバイアス電圧レベル感知器の一例
を示した回路図
【図7】従来のバックバイアス電圧レベル感知器の他の
例を示した回路図
【図8】従来のバックバイアス電圧とNMOSトランジ
スタのしきい電圧の関係を示した図
【図9】レベルシフター回路の一例を示す図
【符号の説明】
2 バックバイアス電圧発振器 3 バックバイアス電圧ポンプ 50 バックバイアス電圧レベル感知器 60 基準電圧発生器 62 NMOSカレントミラー回路 63 PMOSカレントミラー回路 21、31、51、61 ノード R1、R2、R3、R4 抵抗 IN1,IN2 インバーター N,N1,N2 NMOSトランジスタ P,P1,P2 PMOSトランジスタ VSS 接地電圧 VBB バックバイアス電圧 VCC 外部電圧 VREF 基準電圧

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックバイアス電圧の入力を受けて発振イ
    ネーブル信号を発生するバックバイアス電圧レベル感知
    器と、前記発振イネーブル信号の入力を受けて所定周期
    のパルス信号を発生するバックバイアス電圧発振器と、
    前記パルス信号の入力を受けて前記バックバイアス電圧
    を発生するバックバイアス電圧ポンプと、を備えたバッ
    クバイアス電圧発生器において、 前記バックバイアス電圧レベル感知器は、 接地端子と前記バックバイアス電圧入力端子間に直列接
    続された各抵抗と、 ゲートが前記各抵抗間に接続され、ソースが前記バック
    バイアス電圧入力端子に接続されたNMOSプルダウン
    トランジスタと、 入力する外部電圧と一定の電圧差を有する基準電圧を発
    生する基準電圧発生器と、 ゲートが前記基準電圧発生器に接続され、ソースが外部
    電圧入力端子に接続され、ドレインが前記NMOSプル
    ダウントランジスタのドレインに接続されたPMOSプ
    ルアップトランジスタと、 を備え、前記PMOSプルアップトランジスタと前記N
    MOSプルダウントランジスタの互いに接続されたドレ
    イン間に前記発振イネーブル信号の出力端を接続する構
    成であることを特徴とするバックバイアス電圧発生器。
  2. 【請求項2】前記基準電圧発生器は、第1及び第2NM
    OSトランジスタの各ゲートが互いに接続して前記第2
    NMOSトランジスタのドレインに接続され、各ソース
    が共通に接地端子に接続されて形成されたNMOSカレ
    ントミラー回路と、第1及び第2PMOSトランジスタ
    の各ゲートが互いに接続して前記第1PMOSトランジ
    スタのドレインに接続され、前記第1PMOSトランジ
    スタのソースに外部電圧入力端子に接続されて形成され
    たPMOSカレントミラー回路と、前記第2PMOSト
    ランジスタのソースと前記外部電圧入力端子間に接続さ
    れた抵抗と、を備えて構成されることを特徴とする請求
    項1記載のバックバイアス電圧発生器。
JP9332917A 1996-12-05 1997-12-03 バックバイアス電圧発生器 Pending JPH10178318A (ja)

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