JPH10177998A - エッチング剤 - Google Patents

エッチング剤

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JPH10177998A
JPH10177998A JP8338701A JP33870196A JPH10177998A JP H10177998 A JPH10177998 A JP H10177998A JP 8338701 A JP8338701 A JP 8338701A JP 33870196 A JP33870196 A JP 33870196A JP H10177998 A JPH10177998 A JP H10177998A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、レジストパターンに与える影響を
抑制し、かつ、絶縁膜を高速でエッチング可能なエッチ
ング処理剤を提供することを目的とする。 【解決手段】 レジストをマスクとして基板上に形成さ
れた絶縁膜をエッチング処理するためのエッチング剤で
あって、フッ酸を8〜19重量%とフッ化アンモニウム
を12〜42重量%とを含有し、水素イオン濃度が10
-6.0〜10-1.8mol/Lであることを特徴とする。ま
た、レジストをマスクとして基板上に形成されたシリコ
ン酸化膜をエッチング処理するためのエッチング剤であ
って、前記シリコン酸化膜のエッチング速度が200n
m/分以上で、かつ、前記レジストの膜減り量が50n
m/分以下であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エッチング剤に係
り、特に、半導体素子製造時にシリコン酸化物等の絶縁
膜を高速、かつ均一に微細加工するためのエッチング処
理剤に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路製造工程の湿式プロセス
において、ウエハ表面及び微細加工表面のクリーニング
・エッチング及びパターニングの清浄化・精密化・高度
化は、集積回路の高集積化、高機能化に伴い益々重要性
が高まっている。
【0003】フッ酸水溶液(HF)及びHFとフッ化ア
ンモニウム(NH4F)混合溶液(バッファードフッ
酸)は共にこのプロセスの必要不可欠な微細加工表面処
理剤として、クリーニング及びパターニングの目的に使
用されているが、サブミクロン超高集積化のためには、
その高性能化と高機能化がますます必要である。さらに
現在ウエハは8インチが主流であるが、2000年には
12インチになると予測されている。
【0004】ウエハの湿式エッチング方法は、ウエハ2
5枚〜50枚をカセットに入れて、カセットごとエッチ
ングバスに浸漬してエッチング処理するバッチ方式が主
流である。また、液の持ち込みを防止するためにカセッ
トレスタイプの洗浄方式も行われている。
【0005】このようなバッチ式は、同時に多数のウエ
ハをエッチングできるためスループットが高いという利
点はあるが、ウエハ面内でのエッチング均一性が低いと
いう欠点がある。この均一性の低下は、ウエハサイズが
大きくなれば一層顕著となり、将来12インチになった
場合、現行のバッチ式ではウエハの面内のエッチングの
均一性を得ることは困難になると考えられる。また、素
子の微細化が一層進めばなおさらである。
【0006】そこで、エッチングの均一性を高めるため
に、ウエハを回転させながらエッチング液をウエハ上に
供給してエッチング処理する枚葉式のエッチング処理方
法が検討されている。この方法は、均一性を高めるとい
う利点はあるが、スループットに時間がかかるという欠
点がある。
【0007】即ち、従来使用されてきたバッファードフ
ッ酸(BHF)は、通常40%のNH4Fと50%HF
を種々の割合(例えば400:1〜6:1の割合)で混
合して用いられるが、このBHFのシリコン酸化膜エッ
チング速度は2.7nm/分〜115nm/分である。
【0008】バッチ式で、酸化膜厚500nm付きのウ
エハ50枚をHFとNH4Fを、例えば、7:1の割合
で混合したBHFによるエッチング処理時間は約5分で
あるが、このBHFを用いて枚葉式で処理すると1枚処
理するだけで約5分必要となるため、50枚処理するに
は50倍の時間、即ち約250分間かかることになる。
【0009】このような莫大な時間をかけることは量産
工場のラインでは非現実的であり、量産工場のラインに
枚葉式を導入するためには、一枚当たりの処理時間を短
縮する必要がある。ここで、どの程度の処理能力が必要
かは、半導体製造プロセス全体を設計する上で定められ
るが、少なくともスループットを最大にするため各処理
装置間のウエハの受け渡しをスムーズとし滞留時間を極
小にする必要する必要がある。そのためには、少なくと
もドライエッチング装置と同程度の処理能力が必要であ
る。
【0010】現在の枚葉式ドライエッチングプロセスで
は、厚さ500nm〜1000nmのシリコン酸化膜の
エッチング能力は25〜30枚/時程度である。従っ
て、エッチング速度が200nm/分以上の能力を有す
るエッチング液が必要となる。
【0011】しかしながら、従来のエッチング液で、こ
のようにエッチング速度が速いものは、同時にレジスト
を溶解・剥離させてしまうため、絶縁膜の微細パターン
の高速処理は困難であった。即ち、従来、微細パターン
を高速でエッチング処理可能なエッチング液は存在しな
かった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】かかる状況において、
本発明は、レジストパターンに与える影響を抑制し、か
つ、絶縁膜を高速でエッチング可能なエッチング処理剤
を提供することを目的とする。
【0013】即ち、本発明は、半導体製造プロセスの絶
縁膜エッチングプロセスを枚葉式エッチング処理方式に
置き換えるにあたり、現実的なスループットでの処理を
可能とするエッチング液を提供することを目的とする。
【0014】さらに、エッチング後の半導体表面の表面
荒れを防止するエッチング処理液を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のエッチング剤
は、レジストをマスクとして基板上に形成された絶縁膜
をエッチング処理するためのエッチング剤であって、フ
ッ酸を8〜19重量%とフッ化アンモニウムを12〜4
2重量%とを含有し、水素イオン濃度が10-6.0〜10
-1.8mol/Lであることを特徴とする。さらに、前記
フッ酸濃度を15重量%以上とすることを特徴とする。
【0016】また、本発明のエッチング剤は、レジスト
をマスクとして基板上に形成されたシリコン酸化膜をエ
ッチング処理するためのエッチング剤であって、前記シ
リコン酸化膜のエッチング速度が200nm/分以上
で、かつ、前記レジストの膜減り量が50nm/分以下
であることを特徴とする。
【0017】本発明のエッチング剤には、界面活性剤を
0.001〜1重量%添加するのが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のエッチング液は、HFを
8〜19%重量含有し、更にNH4Fを12〜42重量
%含有し、水素イオン濃度10-6.0〜10-1.8mol/
Lとしたものである。
【0019】HF、NH4F濃度を上記範囲内とし、ま
たエッチング液温度を調整することにより、例えばシリ
コン熱酸化膜のエッチング速度は200nm/分以上と
することができる。また、水素イオン濃度を10-6.0
10-1.8mol/Lの範囲内とすることにより、エッチ
ング処理中のレジスト剥離を防止し、かつ、レジスト膜
減り速度を50nm/分以下に抑えることができる。こ
の結果、レジストの剥離、細りによる絶縁膜パターン寸
法の誤差を最小にするとともに、ウエハ全体の均一性も
高めることが可能となり、より高性能なデバイスの高歩
留まり化を達成することが可能となる。
【0020】なお、エッチング液は、組成により結晶が
析出する場合があるが、その場合も、エッチング液を加
熱し結晶を溶解させて用いればよい。また、加熱するこ
とによりエッチング速度を一層高めることができ、45
℃以下であればレジストの膜減りへの影響は殆どない。
特に、フッ酸濃度を15重量%として、35〜45℃以
上に加熱することにより、極めて高速のエッチングが可
能となる。
【0021】本発明のエッチング液は、HF水溶液にN
4F水溶液やNH4OH、NH3ガス等を所定量混合
し、水等を加えて、濃度、pHを調整することにより作
製できる。
【0022】例えば、50重量%HF水溶液と50重量
%NH4F水溶液とを、HFが8〜19重量%となるよ
うに混合することにより、本発明のエッチング液を容易
に得ることができる。
【0023】また、本発明のエッチング液には界面活性
剤を含有させるのが好ましく、0.001〜1重量%含
有させるのが好ましい。界面活性剤を添加することによ
り、絶縁膜除去後に露出した半導体表面の荒れを抑制す
ることができる。さらに、パターンが微細になるとエッ
チング液が絶縁膜に濡れ難くなるため、エッチングの均
一性が低下するが、界面活性剤により濡れ性が改善さ
れ、エッチング均一性が向上する。
【0024】なお、界面活性剤の添加量が0.001重
量%以下では、上記効果はほとんどなく、また1重量%
以上では効果は同じである。
【0025】界面活性剤としては、脂肪族アミン(Cn
2n+1NH2;n=7〜14)、脂肪族カルボン酸(Cn
2n+1COOH;n=5〜11)、脂肪族アルコール
(Cn 2n+1OH;n=6〜12)が好適に用いられ
る。これらの炭化水素部は、直鎖でも、枝を有する構造
でもよい。また、特にこれらの三種の界面活性剤のう
ち、少なくとも二種を配合するのが好ましく、NH
4F、HF濃度により選択して用いるのが好ましい。
【0026】本発明のエッチングは、例えば以下のよう
にして行われる。
【0027】本発明のエッチング液は、必要な場合は結
晶が析出しないように所定の温度に加熱し、これをノズ
ルに送り、ノズルから回転するウエハ上に供給する。ノ
ズルはウエハの中心と外周との間で移動させながら供給
し、ウエハ全体にエッチング液を供給する。また、ウエ
ハの半径分の長さの一次元ノズルを用いて、上記ノズル
移動を省いてもよい。
【0028】さらに、ノズルにメガソニックの超音波振
動子を設けて、500KHz〜数MHzの超音波を照射
しながら、エッチング液を供給するのが好ましい。これ
により、エッチング速度は一層高速化される。
【0029】また、本発明のエッチング液でエッチング
処理を行う前のレジスト処理として、レジスト現像後
に、紫外線を照射し、その後、高温ベーキングするのが
好ましい。これにより、膜減り量は一層抑えられ、高い
均一性で、より微細な加工が可能となる。
【0030】紫外線照射の条件としては、例えば、UV
ランプ(220〜320nm)を用いて、5〜15mW
/cm2で10〜20分照射する。
【0031】また、高温ベーキングは、N2又はArガ
ス雰囲気で、110〜250℃で10〜30分行うのが
好ましい。ベーキング温度は210〜240℃がより好
ましい。
【0032】本発明のエッチング液は、シリコン熱酸化
膜の他、P,B,Asを含有したシリコン酸化膜、酸化
タンタル等の酸化膜、プラズマ窒化珪素膜等に代表され
る絶縁膜のエッチングに用いることができる。
【0033】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明をより詳細に説
明する。
【0034】(実施例1)本実施例においては、エッチ
ング液組成による効果の相違を明らかにするために、バ
ッチ浸漬方式によりエッチングを行い、エッチング速度
及びレジスト膜減り量を比較した。
【0035】まず、シリコンウエハ上に熱酸化膜を10
00nm形成し、この上にフォトレジストを1μm形成
した。なお、レジストには、東京応化製ポジ型レジスト
OFPR800、TSMR8900を用いた。
【0036】レジストを0.5μm幅、1μm、10μ
mの種々のパターンに露光、現像後、130℃で30分
のポストベークを行った。なお、pH2.4以下のエッ
チング液に対しては、現像後、UV重水素ランプを用い
て、紫外線(8W/cm2)を15分照射し、続いて、
2雰囲気中、230℃で15分の高温ベーキングを行
った。
【0037】これを、種々の組成、温度のエッチング液
に2分間浸漬し、シリコン熱酸化膜のエッチング速度
(nm/分)並びにレジストの膜減り量等を調べた。結
果を表1に示す。表1のレジスト膜減り量はOFPR8
00に関するものであるが、TSMR8900について
もほぼ同じ結果となったのでTSMRについては省略す
る。ここで、レジストの剥離は顕微鏡観察により行い、
膜減り量の測定は光学的膜厚計を用いた。
【0038】なお、エッチング液のpHは、35℃で測
定したものである。
【0039】
【表1】 表1において、エッチレートの記載のないエッチング剤
は、その温度で結晶が析出したものを示す。また、
(*)印は0.5μmレジストパターンの剥離が観察さ
れたもの、(**)印は1.0μm以下のレジストパター
ンに剥離が観察されたものを示す。膜減り量が1000
nmのものは、レジストが完全に溶解してしまったもの
である。
【0040】表1から明らかなように、本発明のエッチ
ング剤は、高速エッチングが可能であり、しかも、微細
パターンでもレジスト剥離は全くなく、膜減り量も極め
て小さいことが分かった。
【0041】また、フッ酸濃度15重量%以上では、一
層高速のエッチングが可能となり、45℃で1μm以上
のエッチング速度が得られ、しかもレジスト膜減り量も
抑えられ、極めて優れたエッチング剤であることが分か
る。
【0042】(実施例2)本実施例では、レジストとし
て、東京応化製ネガレジスト(OMR83)を用い、実
施例1と同様にして、レジストの剥離、膜減り量等を調
べた。結果を表2に示す。膜減り量は液温45℃のもの
である。
【0043】
【表2】 ────────────────────── HF濃度 NH4F濃度 膜減り量(nm) ────────────────────── 10 0 1000 10 5 1000 10 10 1000 10 15 15 10 18.5 5 10 20 0 10 24 0 10 28 0 10 32 0 ─────────────────────── 表2が示すように、ネガレジストの場合も、ポジレジス
トとほぼ同様の結果となり、本発明のエッチング処理剤
は、ネガレジストに対する溶解性も少ないことが分かっ
た。
【0044】(実施例3)界面活性剤の効果を調べるた
めに、シリコンベアウエハを35℃に加熱した種々のエ
ッチング液に10分間浸漬し、シリコン酸化膜をエッチ
ングした際に露出したシリコン表面の表面粗度を調査し
た。結果を表3に示す。
【0045】ここで、界面活性剤は、C817NH2とC
919COOHとを等モル比で種々の濃度添加した。な
お、表面粗度Raの測定には原子間力顕微鏡を用いた。
【0046】
【表3】 ──────────────────────────── HF濃度 NH4F濃度 添加(ppm) 表面粗度Ra(nm) ──────────────────────────── 8 35 200 0.15 8 35 0 0.55 10 20 400 0.16 10 20 0 0.52 15 20 400 0.17 15 20 0 0.49 18 30 300 0.16 18 30 0 0.55 19 31 300 0.17 19 31 0 0.61 ──────────────────────────── 表3から明らかなように、浸漬後の表面粗度は、界面活
性剤を添加することにより、初期値(0.15〜0.1
7nm)が保持され、界面活性剤により表面荒れが抑え
られることが分かる。
【0047】
【発明の効果】本発明によるエッチング液は、フォトレ
ジストマスクが形成されたシリコンウエハ表面の酸化膜
をエッチングする場合、酸化膜のエッチング速度を35
℃で200nm/分以上、組成によっては45℃で1μ
m/分以上とすることが可能である。
【0048】この結果、従来の7:1BHFを用い、枚
葉式ではウエハ50枚を500nmエッチングするのに
必要な時間として約300分必要であった時間が高速エ
ッチング剤で45℃で1μm/分のエッチング速度を有
するBHFを使用すれば同一の処理が30分に短縮でき
ることになる。
【0049】この短縮はエッチング工程を従来のバッチ
式から枚葉式への移行を早め、かつ半導体素子の製造工
程より要求されるエッチング面内均一性やウェットプロ
セススループットのレベルを飛躍的に向上させるのは言
うまでもない。
フロントページの続き (72)発明者 藪根 辰弘 大阪府堺市海山町7丁227番地 橋本化成 株式会社内 (72)発明者 大見 忠弘 宮城県仙台市青葉区米ケ袋2の1の17の 301

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レジストをマスクとして基板上に形成さ
    れた絶縁膜をエッチング処理するためのエッチング剤で
    あって、フッ酸を8〜19重量%とフッ化アンモニウム
    を12〜42重量%とを含有し、水素イオン濃度が10
    -6.0〜10-1 .8mol/Lであることを特徴とするエッ
    チング処理剤。
  2. 【請求項2】 前記フッ酸濃度を15重量%以上とする
    ことを特徴とする請求項1に記載のエッチング剤。
  3. 【請求項3】 レジストをマスクとして基板上に形成さ
    れたシリコン酸化膜をエッチング処理するためのエッチ
    ング剤であって、前記シリコン酸化膜のエッチング速度
    が200nm/分以上で、かつ、前記レジストの膜減り
    量が50nm/分以下であることを特徴とするエッチン
    グ剤。
  4. 【請求項4】 界面活性剤を0.001〜1重量%含む
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    エッチング剤。
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