JPH0745600A - 液中異物付着防止溶液とそれを用いたエッチング方法及び装置 - Google Patents

液中異物付着防止溶液とそれを用いたエッチング方法及び装置

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JPH0745600A
JPH0745600A JP190894A JP190894A JPH0745600A JP H0745600 A JPH0745600 A JP H0745600A JP 190894 A JP190894 A JP 190894A JP 190894 A JP190894 A JP 190894A JP H0745600 A JPH0745600 A JP H0745600A
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etching
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JP190894A
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Akio Saito
昭男 斉藤
Katsuhiro Ota
勝啓 太田
Haruo Ito
晴夫 伊藤
Hitoshi Oka
齊 岡
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ウエハ等の基板の表面に形成される集
積回路の高密度化に伴い、より微小な異物が歩留まり向
上の障害となっている。特にフッ酸系水溶液中での付着
が問題となっており、本発明ではフッ酸水溶液あるいは
フッ酸+フッ化アンモニウム混合水溶液中での異物付着
を防止する技術の提供を目的とする。 【構成】フッ化水素酸水溶液あるいはフッ酸+フッ化ア
ンモニウム混合水溶液等のフッ化水素酸系エッチング溶
液中に、異物や基板のゼ−タ電位を低くできる物質、特
にアニオン性界面活性剤を臨界ミセル濃度以下で添加す
ることにより、混合水溶液中での異物付着を防止あるい
は低減できる。 【効果】半導体装置等のエレクトロニクス部品の歩留ま
りを高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造工程
における半導体ウエハ、液晶表示装置の製造工程におけ
る液晶表示基板等の被処理基板の表面を、汚染させるこ
となく酸化膜をエッチングする異物付着防止溶液と、そ
れを用いたエッチング方法及び装置に関する。
【0002】なお、RCA洗浄とフッ化水素酸エッチン
グの組合せからなる工程では、本発明を洗浄と呼ぶこと
もあるが、本発明はどちらにも適用できるため、ここで
は両者を含めてエッチングと呼ぶことにする。
【0003】
【従来の技術】半導体ウエハ等の基板の表面に形成され
る集積回路は、近年ますます集積度が増加しており、パ
タ−ンの線幅が微細化してきている。最小加工寸法は1
6MDRAMで0.5μm、64MDRAMで0.3μ
mであり、その製造工程において微小な異物が製品の品
質や歩留まりを低下させている。
【0004】近年のクリ−ンル−ム等の進歩により半導
体集積回路を製造する環境は非常に清浄なものとなって
きているが、プロセスで発塵する異物(微粒子)の数は
まだまだ多く、異物を原因とする製品不良は全不良の半
数以上を占めている。特に、フッ化水素酸(以下フッ酸
という)を用いたウエットプロセスで異物付着が多く見
られる。フッ酸を用いるプロセスの一例としては、RC
A洗浄(アンモニア水と過酸化水素水の混合物を80℃
程度に加熱し、これにウエハを浸漬する方法)後、Si
ウエハ表面の自然酸化膜を除去する目的で行なわれるフ
ッ酸水溶液への浸漬がある。この場合は、0.5vol.%
程度の薄いフッ酸溶液が用いられる場合が多い。
【0005】また、半導体素子の製造工程中には熱酸化
膜あるいはCVD(Chemical VaporDeposition)法によ
り形成された酸化膜をフッ酸により除去する工程があ
る。この工程においては、自然酸化膜に比べて厚い酸化
膜をエッチングするため濃度の高いフッ酸水溶液(2.
5vol.%程度)を用いることが多い。さらに、最近の半
導体集積回路の製造プロセスの複雑化を反映し、工程に
よってはリソグリフィ工程に用いるレジストを除去せず
に上記フッ酸を用いた処理を行う必要が生じてきてい
る。この場合フッ酸によりレジストの変色や膜剥がれが
起きてしまうためフッ化アンモニウムを併用し、フッ酸
+フッ化アンモニウムの混合水溶液によりエッチングを
行っている。
【0006】フッ酸+フッ化アンモニウムの混合水溶液
については、例えば日経マイクロデバイス1990年2
月号p.124〜129で述べられているように高機能
化の試みがいろいろとなされている。例えば、低温下で
のフッ化アンモニウムの析出を防止するためにフッ化ア
ンモニウムの混合量を低下させるというものや、非イオ
ン界面活性剤を添加することにより溶液の表面エネルギ
を低下させ均一なエッチング特性が得られるというもの
等である。とくに、界面活性剤を添加することについて
は本発明と類似の印象を与えるが、後に述べるように本
発明とは根本的に異なっており、またその効果について
もウエハへの異物付着を本質的に防止するというもので
はない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】フッ酸水溶液中あるい
はフッ酸+フッ化アンモニウム混合水溶液中で見られる
異物には、ウエハ裏面に付着していた異物が脱離する等
種々の要因でフッ酸水溶液中にもたらされたものや、酸
化膜をエッチングする際にあらたに発生したものがあ
る。特に後者には、酸化膜をエッチングする際化学反応
等により発生してしまうSiを主成分とするものや、ド
ライエッチング等酸化膜エッチング工程以前に生じた反
応生成物が基板に付着していてエッチングにより脱離し
たもの等を含む。これら後者の要因で発生した異物は薬
液およびウエハ裏面等を清浄にしても、酸化膜等より本
質的に発生するものであり、防止することがきわめて困
難な異物である。
【0008】従って、半導体集積回路等の半導体装置を
高い歩留りで製造するためには、フッ酸水溶液中あるい
はフッ酸+フッ化アンモニウム混合水溶液中での異物付
着を防止あるいは低減することが不可欠である。
【0009】本発明の目的は上記従来の問題点を解消す
ることにあり、その第1の目的はフッ酸水溶液中あるい
はフッ酸+フッ化アンモニウム混合水溶液中での異物付
着を防止あるいは低減できる液中異物付着防止溶液を、
第2の目的はそれを用いたエッチング方法を、そして第
3の目的はエッチング装置を、それぞれ提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はフッ酸水溶液あ
るいはフッ酸+フッ化アンモニウムの混合水溶液等のフ
ッ酸系エッチング液の中に、異物や基板のゼ−タ電位を
制御する物質を添加することにより、基板への異物付着
を防止するものである。特にアニオン性界面活性剤を臨
界ミセル濃度以下で添加することにより、水溶液中での
異物付着を低減することができる。ただし、フッ酸+フ
ッ化アンモニウムの混合水溶液中に適用する場合には、
後述するようにそれらの混合量を限定する必要がある。
【0011】洗浄液に界面活性剤を添加すること自体
は、一般の洗浄液として良く知られたことであるが、本
発明者等は種々の実験により検討した結果、上記のよう
に臨界ミセル濃度以下とすることが必須要件であるとい
う予期せざる特異効果を見出したものである。従来のよ
うに臨界ミセル濃度以上の高濃度では、溶液中のイオン
濃度が高まり、異物の付着を著しく増進させ、逆効果と
なって好ましくない。その他、液中異物付着防止溶液に
ついての詳細は、後述する作用及び実施例の項でさらに
明らかとなるであろう。
【0012】フッ酸+フッ化アンモニウムの場合、任意
の濃度の混合水溶液にアニオン性界面活性剤を添加して
も、必ずしも異物付着防止効果の見られないことを見出
した。これは、異物や基板のゼ−タ電位を制御しても、
液中のイオン濃度が大きい場合、異物付着を防止できな
いためである。そこで、フッ酸およびフッ化アンモニウ
ムの濃度や混合比を種々検討することにより、アニオン
性界面活性剤添加で異物付着の防止できる濃度、混合比
の範囲を明確にした。
【0013】また、この液中異物付着防止溶液を用いた
エッチング方法の発明は、半導体ウエハ等の被処理基板
をエッチングするに際し、この被処理基板をこの液中異
物付着防止溶液中に所定時間浸漬し、その後、純水で洗
浄するか、あるいは純水で洗浄する前に例えばアミノ基
を有するアルコ−ル類から成る有機溶剤を微量添加した
純水でリンスする工程を付加することにより、達成され
る。
【0014】さらにまた、本発明のエッチング装置は、
エッチング槽と前記エッチング槽に被処理基板を搬送し
引き上げる機能を有する被処理基板の搬送系とを有して
成るエッチング装置において、上記液中異物付着防止溶
液を供給する手段を前記エッチング槽に具備して成るエ
ッチング装置により、達成される。上記被処理基板とし
ては、例えばSiウエハの如き半導体ウエハを始め、液
晶表示装置基板、その他この種の微細加工を必要とする
電子部品を対象にすることができる。
【0015】
【作用】フッ酸水溶液中あるいはフッ酸+フッ化アンモ
ニウム混合水溶液中で異物付着が起きやすいのは、異物
および基板のゼ−タ電位の絶対値が小さくなっているた
めである。これは本発明者らによる特開平3−7484
5号公報で述べた異物付着メカニズムにより説明するこ
とができる。ここでゼ−タ電位について簡単に述べる。
空気中で帯電していなくても、ほとんどの異物あるいは
基板は、水溶液中で負に帯電するという性質がある。
(ただしアルミナ等のように、正に帯電しているものも
存在する。)この場合の異物あるいは基板の表面電位を
ゼ−タ電位と言う。帯電のメカニズム等詳細について
は、例えば北原文雄著「分散、乳化系の化学」(工学図
書S54年)を参照されたい。
【0016】異物の付着現象は、ゼ−タ電位に基づく静
電的反発力の大小で説明することができるが、液中のイ
オン濃度が高くなる系ではイオン濃度の影響も無視でき
なくなる。フッ酸水溶液中あるいはフッ酸+フッ化アン
モニウム混合水溶液中では、Si基板、異物ともゼ−タ
電位の絶対値は小さくなっており(ゼロに近づいてお
り)、このため基板、異物間の静電的反発力が低下する
ため、異物が付着しやすくなると考えられる。もちろん
異物の種類によりゼ−タ電位の値は異なっているが、ほ
とんどの場合ゼ−タ電位の絶対値は小さくなっている。
【0017】本発明はフッ酸水溶液あるいはフッ酸+フ
ッ化アンモニウム混合水溶液中に、アニオン性界面活性
剤を添加することにより、異物や基板のゼ−タ電位を低
くするというものである。(前述のように、ほとんどの
異物あるいは基板は、水溶液中で負に帯電する性質を有
するので、ここでゼ−タ電位を低くするということは、
絶対値を大きくするということを意味する。)そのため
に、異物、基板間の静電的反発力が増大し、異物の付着
が防止あるいは低減されるものと考えられる。
【0018】ただし、フッ酸+フッ化アンモニウム混合
水溶液の場合、液中のイオン濃度が高くなっていると、
異物や基板のゼ−タ電位を低くしても、なお異物付着を
防止することはできない。そこで、異物付着防止効果が
見られるようなフッ酸およびフッ化アンモニウムの混合
量を求めたところ、後述する実施例に示すように、フッ
酸濃度が2.5vol.%(1.25モル/リットル)以下、
フッ化アンモニウム濃度が18vol.%(4.9モル/リ
ットル)以下となった。より良好な効果を示す混合量と
しては、フッ酸/フッ化アンモニウムのvol.%混合比で
8(モル混合比で4.3)以下である。(ここで用いたv
ol.%の意味について説明しておく。通常、フッ酸は5
0%水溶液、フッ化アンモニウムは40%水溶液で市販
されており、これらに水を加えてある濃度の混合溶液と
するのであるが、市販のフッ酸、フッ化アンモニウムの
混合容量からフッ酸およびフッ化アンモニウムの濃度を
計算した場合これをvol.%と表記する。)また、フッ化
アンモニウムの混合量については、本来の目的であるレ
ジストを保護するのに十分なものでなければならない。
もちろんレジストの種類により条件は異なってくるが、
現在広く用いられているOFPR−800(東京応化工
業株式会社製レジストの商品名)により検討した結果を
表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】0.1ミクロンから1ミクロン幅のレジス
トパタ−ンを有する基板を、所定の濃度のフッ酸(H
F)+フッ化アンモニウム(NH4F) 混合水溶液中に
浸漬し引き上げた後、超純水中で超音波を印加した。レ
ジストパタ−ンの変色、膜剥がれについて光学顕微鏡に
て観察した。浸漬時間30分以上で変色、膜剥がれの見
られなかったものを合格とした。フッ酸に対するフッ化
アンモニウムの量がレジスト膜の変色、膜剥がれに影響
し、フッ化アンモニウム/フッ酸のvol.%比で4(モル
比で2.2)以上のものが合格であった。
【0021】従って、本発明が有効なフッ酸+フッ化ア
ンモニウム混合水溶液は、フッ酸濃度が2.5vol.%
(1.25モル/リットル)以下、フッ化アンモニウム
濃度が18vol.%(4.9モル/リットル)以下であ
る。また、レジストの保護を考えた場合、フッ化アンモ
ニウム/フッ酸のvol.%混合比が4(モル混合比で2.
2)以上のものであることが必要である。ただし、用い
るレジストによりこの値は異なったものとなる。
【0022】アニオン性界面活性剤については表2に挙
げたものについて検討した。
【0023】
【表2】
【0024】アニオン性界面活性剤は、疎水部(主とし
て炭化水素から成る)、親水部(硫酸基、スルホン酸
基、カルボキシル基等から成る)、対カチオン(アンモ
ニウムイオン、アミノエタノ−ルイオン等)の3つの要
素からなり、それぞれ異なった組み合わせのものを検討
に用いた。
【0025】アニオン性界面活性剤を超純水中、フッ酸
0.5vol.%中、およびフッ酸0.1vol.%+フッ化アン
モニウム0.4vol.%の混合水溶液中に添加した際のS
i粒子のゼ−タ電位変化を表3に示す。
【0026】
【表3】
【0027】表3における界面活性剤の種類はそのN
o.が表2で示したものに対応する。(以下の表におい
ても同様である。)アニオン性界面活性剤を添加するこ
とにより、Si粒子のゼ−タ電位が低くなる(絶対値が
大きくなる)ことが示されている。すなわち前述の特開
平3−74845号公報で述べた異物付着メカニズムに
よれば、このようなアニオン性界面活性剤を添加したフ
ッ酸あるいはフッ酸+フッ化アンモニウム混合液中で
は、異物付着が防止あるいは低減されると考えられる。
【0028】またアニオン性界面活性剤の添加量を多く
するに従い、ゼ−タ電位の絶対値は大きくなっていく
が、ある濃度以上の添加で飽和している。これは、アニ
オン性界面活性剤をその臨界ミセル濃度(界面活性剤分
子が会合してしまう濃度)以上加えると、Si粒子に付
着する界面活性剤の量が飽和してしまうために起こるも
のと考えられる。
【0029】以上述べたように、本発明は界面活性剤を
臨界ミセル濃度以下とすることが重要な要件であり、従
来知られているような界面活性剤の添加法とは本質的に
異なっている。ただし、界面活性剤によっては臨界ミセ
ル濃度が異常に低いものもあり、上記理由より考えて、
もちろん臨界ミセル濃度以上の添加が有効となる場合も
ありえないわけではない。
【0030】ここでは、Si粒子のゼ−タ電位測定値を
示したが、ゼ−タ電位は粒子径によらず一定であること
が知られており、従ってSiウエハのゼ−タ電位もアニ
オン性界面活性剤を添加することで、低くなっていると
考えられる。また、Si粒子以外の粒子についても、表
4に示すようにアニオン性界面活性剤を添加すること
で、ゼ−タ電位の値を低くすることができる。(超純水
中での測定値。界面活性剤は10~4モル/L添加。)
【0031】
【表4】
【0032】本発明の実施例では、表2に示したアニオ
ン性界面活性剤を用いて検討しているが、表2に示した
ものは親水部、疎水部、対カチオンとしてそれぞれ異な
った要素から成っている。従って、それらの組合せが異
なったものでも、もちろん本発明の効果は期待でき、ま
た全く新しい構造のアニオン性界面活性剤でも、フッ酸
水溶液中あるいはフッ酸+フッ化アンモニウム混合水溶
液中で異物、基板のゼ−タ電位を制御できるものであれ
ば、本発明は有効である。
【0033】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を用いて詳細に説
明する。フッ酸水溶液に適用したものを前半で、フッ酸
+フッ化アンモニウム混合水溶液に適用したものを後半
で述べる。
【0034】(実施例1)図1に示すごとく、エッチン
グ槽1に容積比でHF:H2O=1:99溶液2(0.5
vol.%、ただしフッ酸は市販の50%濃度のものを用い
た)を調製した。次にアニオン性界面活性剤を所定量添
加した。用いたアニオン性界面活性剤の添加量を表5に
示す。
【0035】
【表5】
【0036】付着防止効果を検証するためモデル異物を
用いた。モデル異物としては実際の製造工程でよく見ら
れるSi粒子を用いた。粒径0.5〜1.5μmのSi
粒子を6×108個/m3の濃度でエッチング槽1中に分
散させた。複数の5インチSiウエハ3を、それぞれ
5、15、25分間浸漬した後、液中より引き上げ水洗
しスピンナにより乾燥させ、異物検査装置(0.3μm
以上の異物を検出)を用いて付着異物数を測定した。得
られた結果の一例を図2に示す。
【0037】図2から明らかなように、アニオン性界面
活性剤を添加していない比較例では、浸漬時間とともに
異物付着数は直線的に増加している。しかしながら、本
発明によれば、アニオン性界面活性剤を添加することに
より、付着異物数が著しく減少した。他のアニオン性界
面活性剤についても同様の結果が得られ、結果を表5に
まとめた。
【0038】いずれの界面活性剤を用いても、異物付着
数は1/3〜1/10程度となり本発明の効果が実証さ
れた。アニオン性界面活性剤の添加量については、10
~7モル/リットルから10~3モル/リットル程度の添加
量において有効であると考えられる。No.3、No.
8、No.9及びNo.10の界面活性剤については表
中に示したが、これら以外の界面活性剤についても、表
3に示したゼ−タ電位の変化から類推して同様の添加量
において有効であると考えられる。
【0039】(実施例2)実施例1と同様にして、アニ
オン性界面活性剤を添加したフッ酸水溶液中に浸漬した
ウエハを、2−アミノエタノ−ルを10~5モル/リット
ル添加した超純水中で1分間リンスした後、水洗し、ス
ピンナにより乾燥させ、異物検査装置を用いて付着異物
数を測定した。2−アミノエタノ−ル水溶液でのリンス
を加えたのは以下の理由による。アニオン性界面活性剤
を添加したフッ酸中に浸漬したSiウエハはぬれ性が良
いために溶液をはじかず、汚染液がウエハに付着してく
る。このため、2−アミノエタノ−ルを添加していない
超純水で水洗をおこなうと、この汚染液よりの異物がウ
エハに付着する可能性がある。しかし、本願発明者らに
よる特願平3−200252号で述べたように、2−ア
ミノエタノ−ルを微量添加することで異物付着が防止さ
れるため、付着してきた汚染液よりの異物付着を防止で
きるものと考えられる。
【0040】得られた結果を表5(右側の欄)に示す。
2−アミノエタノ−ルを添加した超純水中でのリンスを
行なわない場合に比べ、異物付着数は若干の低下を示し
た。
【0041】(実施例3)RCA洗浄をほどこしたSi
ウエハを用いて、実施例1と同様の検討を行なった。得
られた結果を表6に示す。
【0042】
【表6】
【0043】アニオン性界面活性剤を添加しない比較例
に比べ、付着異物数が著しく減少した。従って、本発明
は実際の製造工程で広く用いられているRCA洗浄+フ
ッ酸浸漬処理の組み合わせでも有効であることが実証さ
れた。
【0044】(実施例4)図1に示すごとくエッチング
槽1に、HF:H2O=1:19溶液2(2.5vol.%)
を調整し、アニオン性界面活性剤を添加し、実施例1と
同様の検討を行なった。表7に示すように、アニオン性
界面活性剤を添加することにより異物付着数が著しく減
少した。
【0045】
【表7】
【0046】(実施例5)実施例2と同様に、2−アミ
ノエタノ−ルを微量添加した超純水でのリンス処理を加
えた結果を表7(右側の欄)に示す。異物付着数は、実
施例4に比べ若干の低下を示した。
【0047】(実施例6)図3に示すようなオ−バ−フ
ロ−タイプのエッチング槽1に、容積比でHF:H2
=1:19溶液2を調製し、熱酸化膜を形成したウエハ
4と異物付着を測定するSiウエハ3を交互にセットし
たウエハカセット5を1分間浸漬した。
【0048】ここでは、オ−バ−フロ−後の洗浄液を清
浄化するために付随させたポンプ7、フィルタ8からな
る液循環系6は作動させない。ウエハを引き上げ、水洗
した後スピンナにより乾燥し、異物検査装置で付着異物
数を測定した。本実施例では酸化膜より発生するSiを
主成分とする異物に対する効果を検証するため、モデル
異物は用いていない。また、検討した界面活性剤及びそ
の添加量を表8に示す。
【0049】
【表8】
【0050】表8に示されるように界面活性剤を添加す
ることで、異物付着数は大きく低減した。実施例で効果
を確認した異物は、酸化膜より本質的に生ずるものであ
り、エッチング槽1に持ち込むウエハや用いる薬液等の
清浄化を行うという従来の技術では全く対応できないも
ので、本発明によってのみ防止し得るものである。
【0051】(実施例7)実施例6と同様の実験を液循
環系6を作動させて行った。得られた結果を表8に示
す。液循環系を用いることで付着異物数は全体に減少す
るが、本発明の効果は十分に認められた。
【0052】(実施例8)本発明をフッ酸+フッ化アン
モニウム混合水溶液に適用する場合、本発明が有効なそ
れぞれの濃度、混合比の範囲を明確にする必要がある。
図1に示すごとくエッチング槽1に表9に示す組成のフ
ッ酸、フッ化アンモニウム混合水溶液を作成した。
【0053】
【表9】
【0054】次にアニオン性界面活性剤を所定量添加し
た。用いたアニオン性界面活性剤の添加量を表9に示
す。付着防止効果を検証するため、実施例1と同様にモ
デル異物を用いた。モデル異物としては実際の製造工程
でよく見られるSi粒子を用いた。粒径0.5〜1.5
μmのSi粒子を6×108個/m3の濃度で水槽中に分
散させた。5インチSiウエハ3を15分間浸漬した
後、液中より引き上げ水洗しスピンナにより乾燥させ、
異物検査装置を用いて付着異物数を測定した。得られた
結果を表9に示す。界面活性剤を添加しない場合の異物
付着数(比較例)はHF濃度に依存し、2.5vol.%で
は5000個/ウエハ程度、2vol.%では4000個/
ウエハ程度、1.25vol.%では3000個/ウエハ程
度である。HF濃度が2.5vol.%では、付着防止効果
のあるフッ化アンモニウム/フッ酸のvol.%比の範囲は
小さく、レジスト耐性の条件(表1)を考慮すると、本
発明による付着防止溶液として用いることはできない。
他の濃度でもフッ化アンモニウム量が大きくなると付着
防止効果が小さくなり、2vol.%ではvol.%比9、1.
25vol.%では、vol.%比14.4程度で異物付着効果
は見られなくなっている。その際のフッ化アンモニウム
の濃度を求めてみると、いずれも18vol.%程度であ
り、これ以上フッ化アンモニウム濃度を高くすると本発
明の効果は失われる。より良好な効果を示す混合量とし
ては、表9に示されているようにフッ酸/フッ化アンモ
ニウムのvol.%比で8(モル比で4.3)以下である。
【0055】(実施例9)市販の50%フッ酸および4
0%フッ化アンモニウムを用いて容積比でHF:NH4
F:H2O=1:5:19(HF2vol.%、NH4F8vo
l.%)および1:5:35(HF1.25vol.%、NH4
F5vol.%)のフッ酸+フッ化アンモニウムの混合水溶
液を調製した。次にアニオン性界面活性剤を所定量添加
した。用いたアニオン性界面活性剤の添加量を表10に
示す。
【0056】
【表10】
【0057】付着防止効果を検証するため実施例8と同
様にモデル異物を用いた。粒径0.5〜1.5μmのS
i粒子を6×108個/m3の濃度でエッチング槽1中に
分散させた。複数の5インチSiウエハ3をそれぞれ
5、10、15分間浸漬した後、液中より引き上げ、水
洗し、スピンナにより乾燥させ、異物検査装置を用いて
付着異物数を測定した。得られた結果の一例を図4に示
す。
【0058】アニオン性界面活性剤を添加していない比
較例では、浸漬時間とともに異物付着数は直線的に増加
している。アニオン性界面活性剤を添加することにより
付着異物数が著しく減少した。他のアニオン性界面活性
剤についても同様の結果が得られ、結果を表10にまと
めた。いずれの界面活性剤を用いても異物付着数は1/
2〜1/5程度となり本発明の効果が実証された。アニ
オン性界面活性剤の添加量については、10~6モル/リ
ットルから10~3モル/リットル程度の添加量において
有効であると考えられる。No.3、No.8以外の界面
活性剤についても、表3に示したゼ−タ電位の変化から
類推して同様の添加量において有効であると考えられ
る。
【0059】(実施例10)実施例9と同様にしてアニ
オン性界面活性剤を添加したフッ酸+フッ化アンモニウ
ム混合水溶液中に浸漬したウエハを、2−アミノエタノ
−ルを10~5モル/リットル添加した超純水中で1分間
リンスした後、水洗しスピンナにより乾燥させ、異物検
査装置を用いて付着異物数を測定した。2−アミノエタ
ノ−ル水溶液でのリンスを加えたのは実施例2と同様の
理由による。
【0060】得られた結果を表10(右側の欄)に示
す。2−アミノエタノ−ルを添加した超純水中でのリン
スを行なわない場合に比べ、異物付着数は若干の低下を
示した。
【0061】(実施例11)実施例6で示したものと同
様なオ−バ−フロ−タイプのエッチング槽1に実施例9
と同様の混合水溶液2を調製し、熱酸化膜を形成したウ
エハ4と異物付着を測定するSiウエハ3を交互にセッ
トしたウエハカセット5を1分間浸漬した。ここでは、
オ−バ−フロ−後の洗浄液をフィルタで清浄化するため
に付随させた液循環系6は作動させない。ウエハを引き
上げ、水洗した後スピンナにより乾燥し、異物検査装置
で付着異物数を測定した。本実施例では酸化膜より発生
するSiを主成分とする異物に対する効果を検証するた
め、モデル異物は用いていない。また、検討した界面活
性剤およびその添加量を表11に示す。
【0062】
【表11】
【0063】表11に示されるように界面活性剤を添加
することで異物付着数は大きく低減した。実施例で効果
を確認した異物は酸化膜より本質的に生ずるものであ
り、エッチング槽に持ち込むウエハや用いる薬液等の清
浄化を行うという従来の技術では全く対応できないもの
で、本発明によってのみ防止し得るものである。
【0064】(実施例12)実施例11と同様の実験を
液循環系6を作動させて行った。得られた結果を表11
(右側の欄)に示す。液循環系を用いることで付着異物
数は全体に減少するが、本発明の効果は十分に認められ
た。
【0065】(実施例13)フッ酸とアンモニア水の混
合によっても、フッ酸+フッ化アンモニウム混合水溶液
と類似の溶液を得ることができるため、この系について
も本発明の効果について検討した。レジスト耐性につい
ては容積比でNH4OH/HF>0.8であることが必要
であることを見出した。異物付着防止効果について検討
した結果を表15に示す。
【0066】
【表12】
【0067】容積比でNH4OH/HF=1.7まで異物
付着防止効果のあることを確認した。フッ酸とアンモニ
ア水の混合系では、フッ酸の濃度にもよるがNH4OH
/HF=1.7以下でアルカリ性となってしまい、酸化
膜のエッチングレ−トが極端に小さくなるため、エッチ
ング液として不適となる。従ってこの系ではNH4OH
/HFがvol.%比で0.8から1.7の範囲、すなわちモ
ル比で約0.4から1の範囲で本発明が有効である。
【0068】(実施例14)本発明を実施するためのエ
ッチングシステムの一例を図5に示す。
【0069】超純水供給手段9で製造された超純水、フ
ッ酸貯蔵部10にて調製されたフッ酸、フッ化アンモニ
ウム貯蔵部11にて調製されたフッ化アンモニウムと、
ゼ−タ電位制御物質貯蔵部12から供給されたゼ−タ電
位制御物質とがエッチング槽1にて混合され、実施例1
〜13で示した本発明の液中異物付着防止溶液が準備さ
れる。ウエハ搬送系14からは、Siウエハ3がエッチ
ング槽1に運ばれ、槽内の溶液に所定時間浸漬されて酸
化膜のエッチングが行われる。また、13は混合調節
器、16はアルコール類からなる有機溶剤貯蔵部、17
は純粋リンス槽、18は水洗槽、19は乾燥部である。
なお、15aは純水の導入路、15bはフッ酸の導入
路、15cはフッ化アンモニウムの導入路、15dはゼ
−タ電位制御物質の導入路、15eはリンス液の導入路
であり、それぞれを独立に直接エッチング槽1に供給、
混合するようにしても良い。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、フッ酸水溶液あるいは
フッ酸+フッ化アンモニウム混合水溶液中での異物付着
を防止することができるため、半導体装置等のエレクト
ロニクス部品の歩留まりを高めることができ、低コスト
で上記製品を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例となる原理説明概略図。
【図2】本発明の一実施例の異物付着防止効果を比較例
と対比して示した特性図。
【図3】本発明の実施例を説明する図。
【図4】本発明の一実施例の異物付着防止効果を比較例
と対比して示した特性図。
【図5】本発明のエッチング装置の一例を示したシステ
ム図。
【符号の説明】
1…エッチング槽、2…エッチング液、3…Siウエ
ハ、4…酸化膜形成したウエハ、5…ウエハカセット、
6…液循環系、7…循環ポンプ、8…フィルタ、9…超
純水供給手段、10…フッ酸貯蔵部、11…フッ化アン
モニウム貯蔵部、12…ゼ−タ電位制御物質貯蔵部、1
3…混合調節器、14…ウエハ搬送系、15…各種液の
導入路 16…アルコール類からなる有機溶剤貯蔵部、17…純
粋リンス槽、18…水洗槽、19…乾燥部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 齊 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所生産技術研究所内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フッ化水素酸系エッチング溶液中に、溶液
    中に存在する微粒子のゼ−タ電位(液中における表面電
    位)を制御する物質を添加含有せしめたことを特徴とす
    る液中異物付着防止溶液。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記フッ化水素酸系エ
    ッチング溶液は、フッ化水素酸水溶液であることを特徴
    とする液中異物付着防止溶液。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記フッ化水素酸系エ
    ッチング溶液は、フッ化水素酸及びフッ化アンモニウム
    の混合水溶液であることを特徴とする液中異物付着防止
    溶液。
  4. 【請求項4】請求項1において、上記フッ化水素酸系エ
    ッチング溶液は、フッ化水素酸及びアンモニアの混合水
    溶液であることを特徴とする液中異物付着防止溶液。
  5. 【請求項5】請求項3において、フッ化水素酸濃度が
    2.5vol.%(1.25モル/リットル)以下、フッ化ア
    ンモニウム濃度が18vol.%(4.9モル/リットル)
    以下であることを特徴とする液中異物付着防止溶液。
  6. 【請求項6】請求項3において、フッ化水素酸濃度が
    2.5vol.%(1.25モル/リットル)以下で、フッ化
    アンモニウム/フッ化水素酸の混合比がvol.%比で8
    (モル比で4.3)以下であることを特徴とする液中異
    物付着防止溶液。
  7. 【請求項7】請求項6において、フッ化アンモニウム/
    フッ化水素酸の混合比がvol.%比で4以上8以下(モル
    比で2.2以上4.3以下)であることを特徴とする液中
    異物付着防止溶液。
  8. 【請求項8】請求項4において、フッ化水素酸濃度が
    2.5vol.%(1.25モル/リットル)以下、アンモニ
    ア/フッ化水素酸の混合比がvol.%比で0.8以上1.7
    以下(モル比で0.4以上1以下)であることを特徴と
    する液中異物付着防止溶液。
  9. 【請求項9】請求項1において、上記微粒子のゼ−タ電
    位を制御できる物質を、臨界ミセル濃度以下の濃度で添
    加含有せしめたことを特徴とする液中異物付着防止溶
    液。
  10. 【請求項10】請求項1において、上記微粒子のゼ−タ
    電位を制御できる物質が、アニオン性界面活性剤として
    成る液中異物付着防止溶液。
  11. 【請求項11】請求項10において、上記アニオン性界
    面活性剤が、その炭化水素部の水素のすべてあるいは一
    部をフッ素に置換した物質であることを特徴とする液中
    異物付着防止溶液。
  12. 【請求項12】請求項1、9ないし11のいずれかに記
    載の液中異物付着防止溶液において、上記微粒子のゼ−
    タ電位を制御できる物質を、溶液中に10~7〜10~3
    ル/リットルの範囲の添加量で添加して成る液中異物付
    着防止溶液。
  13. 【請求項13】被処理基板をエッチングするに際し、前
    記被処理基板を請求項1から12いずれか記載の液中異
    物付着防止溶液中に浸漬する処理工程を有して成る被処
    理基板のエッチング方法。
  14. 【請求項14】請求項13において、上記液中異物付着
    防止溶液中に浸漬する処理工程の後に、アルコ−ル類よ
    り成る有機溶剤を添加した純水でリンスする工程を付加
    して成る被処理基板のエッチング方法。
  15. 【請求項15】請求項14において、上記アルコ−ル類
    をアミノ基を有するアルコ−ル類として成る被処理基板
    のエッチング方法。
  16. 【請求項16】請求項13において、上記被処理基板が
    半導体ウエハからなり、これを上記液中異物付着防止溶
    液中に所定時間浸漬した後、水洗し、乾燥する工程とを
    付加して成る被処理基板のエッチング方法。
  17. 【請求項17】請求項13において、上記被処理基板が
    半導体ウエハからなり、これを上記液中異物付着防止溶
    液中に所定時間浸漬した後、アルコ−ル類から成る有機
    溶剤を添加した純水でのリンス工程と、前記リンス工程
    に引き続いて、水洗し、乾燥する工程とを付加して成る
    被処理基板のエッチング方法。
  18. 【請求項18】エッチング槽と、該エッチング槽に被処
    理基板を搬送する搬送系と、請求項1から12いずれか
    記載の液中異物付着防止溶液を前記エッチング槽に供給
    する供給手段を具備して成るエッチング装置。
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