JPH10176763A - 薄膜製造装置用噴霧ノズル弁 - Google Patents

薄膜製造装置用噴霧ノズル弁

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JPH10176763A
JPH10176763A JP8337349A JP33734996A JPH10176763A JP H10176763 A JPH10176763 A JP H10176763A JP 8337349 A JP8337349 A JP 8337349A JP 33734996 A JP33734996 A JP 33734996A JP H10176763 A JPH10176763 A JP H10176763A
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fluid
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disk
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隆 平賀
Tetsuo Moriya
哲郎 守谷
Kazuhiro Yoshikawa
和博 吉川
Megumi Makino
恵 牧野
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Fujikin Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜製造装置用噴霧ノズル弁の製造コストの
引下げを図ると共に詰まりに起因するトラブルをより少
なくし噴出流量や噴霧パターンを弁開度と流体圧力によ
って制御できるようにするようにする。 【解決手段】 薄膜形成用流体を高真空容器内へ噴霧す
る薄膜製造装置用噴霧ノズル弁に於いて、凹状の弁室
と,弁室の底面に設けた傾斜角α2 の円錐台状の流体噴
出口と,弁室の最下部へ開口する流体導入路とを有する
バルブボディと,弁室内へ上・下動自在に挿入され、先
端部の外周面を流体噴出口の内周面に接・離可能な傾斜
角α1 の逆円錐面としたディスクと,弁室とディスク間
をシールするダイヤフラムと,ディスクを上方へ附勢す
る弾性体と,ディスクの上方に配置され、弾性体の弾力
に抗してディスクを下方へ押圧するスライドステム及び
回動ステムから成るステムと,ステムに固定したハンド
ルとより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機系光学薄膜等の
製造装置に於いて利用されるものであり、ノズルの開度
や流体圧力の調整により噴霧流量及び又は噴霧形態を制
御して基板上に均一な厚みの薄膜を、詰まり等のトラブ
ルを生ずることなく高能率で形成できるようにした薄膜
製造装置用噴霧ノズル弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オプトエレクトロニクス技術関係の光機
能光学薄膜や電子技術関係の光機能薄膜等の形成には、
従前から様々な技術が開発されている。中でも、無機物
質又は有機物質を溶媒若しくは分散媒内へ溶解又は分散
させ、これ等を噴霧ノズルから高真空容器内へ噴霧して
基板上に堆積させたあと、この堆積層を加熱処理するよ
うにした薄膜形成方法は、高機能複合型光学薄膜の製造
方法として優れた方法であり、実用化へ向けての開発が
進められている(特開平7−252670号、特開平7
−252671号等)。
【0003】図10及び図11は、上記特開平7−25
2670号等の実施に於いて利用されているニードル弁
型の噴霧ノズル弁の一例を示すものであり、図10及び
図11に於いて31はバルブボディ、32は真空容器、
33はノズル部、34は金属ダイヤフラム弁体、35は
シャフト、36はダイヤフラム押え、37はノズル孔、
38は流体通路、39は流体、40はスプリング、41
はスプリング受座、42はマイクロメータである。
【0004】前記ねじ込みタイプのバルブボディ31は
真空度が1×10-4Pa程度の真空容器32内へノズル
部33を対向せしめた状態で気密に固着されており、マ
イクロメータ42を調整することにより金属ダイヤフラ
ム弁体34の上・下方向位置が設定され、噴霧ノズル弁
は所定の弁開度に保持される。即ち、ノズル孔37の口
径φ1 と長さLは、図11に示す如くφ1 =20μm、
L=0.1mmに、また使用時に於けるダイヤフラム弁
体34とノズル孔端面との間隙L0 は、約0.1〜0.
2mmに夫々設定されている。
【0005】貯留タンク(図示省略)から約30〜10
0kg/cm2 程度の一定圧でもって供給されてくる流
体39(例えば、有機系光学材料を溶解させた溶液若し
くは有機系光学材料を分散させた分散液)は、流体通路
38、間隙L0 、ノズル孔37を通して真空容器32内
へ噴霧され、約数分間の噴霧によってシリコンやセラミ
ックス等の基板(図示省略)の上に約0.5〜10μm
程度の厚さの流体堆積物が形成される。
【0006】前記図10に示す噴霧ノズル弁は、金属ダ
イヤフラム弁体34の開度調整によって流体の流量制御
が容易にでき、優れた実用的効用を奏するものである。
しかし乍ら、前記図10の噴霧ノズル弁には、流体39
内へ混入したごみ等のパーティクルに起因する詰まりを
避けることができないと云う難点が存在する。
【0007】即ち、図10の噴霧ノズル弁では、基板上
への流体の堆積速度の点から流体の噴出流量を約100
μl/min程度に調整する必要があり、この点からノ
ズル孔37の孔径φ1 を20μm程度に選定している。
そのため、流体39内へ噴霧ノズル弁の内部に於いて発
生した粉塵や、流体供給装置等の内部で発生した粉塵が
入り込むと、これ等の粉塵が核となってノズル孔37に
詰まりが発生することになり、現実の作動テストに於い
ても、流体39を構成する原素材や混入した粉塵が原因
となって発生する詰まりは、防止することができない状
態にある。
【0008】何故なら、ノズル孔37は、口径φ1 が前
述の通り約20μm程度の小孔であり、且つ長さLが約
0.1mm程度もある円柱状の穴であるため、一旦粉塵
パーティクルがノズル孔37の内部へ噛み込むと、後続
する流体流によってパーティクルが自然に外れることは
殆ど無く、噛み込んだパーティクルを核としてこの近傍
に後続流体39が堆積し、直ちにノズル孔37が詰まる
ことになる。尚、ノズル孔37の長さLを0.1mmよ
り相当短くすれば、流体39内に粉塵パーティクルが混
入していても、この粉塵パーティクルが噛み込む度合い
はより少なくなる。しかし、前記長さL(厚み)を小さ
くすると、流体圧力が高いこととも相俟ってノズル孔3
7の口径が不安定となるため、約0.1mm以下とする
ことはできない状態にある。
【0009】また、ノズル孔37の口径φ1 が約20μ
mと極めて小孔であるため、その加工が著しく困難であ
るだけでなく、一旦ノズル孔37に詰まりを生ずると、
その補修に著しく手数がかかるうえ、補修後のノズル口
径φ1 が変化して噴霧パターンが大きく変わる等、実用
上様々な支障を生ずることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従前の薄膜製
造装置用噴霧ノズル弁に於ける上述の如き問題、即ち
流体内へ混入した粉塵等に起因する詰まりを有効に防止
することができないこと、製造コストの引き下げが困
難なうえ、一度詰まりを生ずるとその補修に著しく手数
がかかること、及び詰まりの補修後のノズル口径φ1
が変化することにより、流体の噴霧パターンが大きく変
わること、等の問題を解決せんとするものであり、混入
した粉塵等による詰まりが生ぜず、安価に製造でき、し
かも高精度な流量制御と噴霧パターン制御を行えるよう
にした薄膜製造装置用噴霧ノズル弁を提供せんとするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、高真空容器の壁面に固定され、薄膜形成用流体を高
真空容器内へ噴霧することにより、基板上に流体の堆積
層を形成する薄膜製造装置用噴霧ノズル弁に於いて、上
方が開放された凹状の弁室14と、弁室14の底面に設
けた傾斜角α2 の逆円錐台状の流体噴出口16と,弁室
14の最下部へ開口する流体導入路15とを有するバル
ブボディ1と,弁室14内へ上・下動自在に挿入され、
先端部6aの外周面を前記流体噴出口16の内周面16
aに接離可能な傾斜角α1 の逆円錐面としたディスク6
と,ディスク6を上方へ附勢する弾性体7と,ディスク
6の上方に配置され、前記弾性体7の弾力に抗してディ
スク6を下方へ押圧するスライドステム10及び回動ス
テム11から成るステム9と,ステム9を形成する回動
ステム11に固定され、その回動によりスライドステム
10を下降させるハンドル12とを発明の基本構成とす
るものである。
【0012】請求項2及び請求項3の発明は、請求項1
の発明に於いて、流体噴出口の内周面16aの傾斜角α
2 をディスク先端部6aの傾斜角α1 と異なる角度とし
たものであり、また、請求項4の発明は、請求項1の発
明に於いてディスク先端部6aを上・下方向又は左右方
向若しくは上・下及び左・右方向へ微動させ、その静止
位置を調整できるようにしたものである。
【0013】請求項5の発明は、請求項1の発明に於い
てディスク先端部6aを上・下方向又は左右方向若しく
は上・下及び左・右方向へ高周波微動させるようにした
ものである。
【0014】請求項6の発明は、請求項1の発明に於い
て流体噴出口の内周面16aとディスク先端部6aの外
周面との間隙G1 及び又は流体導入路15内へ圧入する
流体Aの圧力を制御することにより、流体Aの噴霧量及
び又は噴霧パターンを調整するようにしたものである。
また、請求項7の発明は、弁室14の上方開口を内周縁
部をディスク6の外周面へ溶着した鍔状のダイヤフラム
2によって密封する構成としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施態様を説明する。図1は本発明の第1実施態様に係る
噴霧ノズル弁の縦断面図、図2は図1の側面図、図3は
図2の底面図である。当該噴霧ノズル弁は手動操作によ
って高精度の微流量制御を行えるようにしたものであ
り、図1乃至図3に於いて1はバルブボディ、2はシー
ル用ダイヤフラム、3は押えアダプター、4はボンネッ
ト、5はボンネットナット、6はディスク、7は弾性
体、8は流体供給管、9はスライドステム10及び回動
ステム11から成るステム、12はハンドル、13はス
トッパー、14は弁室、15は流体導入路、16は流体
噴出口である。
【0016】前記バルブボディ1は、ステンレス鋼等の
金属材により略四角柱状に形成されており、中央部には
上方が開放された凹状の弁室14が穿設されている。ま
た、弁室14の平らな底面14aには、弁座を構成する
傾斜角α2 を約60°とした逆円錐台状の流体噴出口1
6が穿設されており、後述するように、当該流体噴出口
16と、弁体を構成する同じ傾斜角α1 を備えた逆円錐
状の外周面を有するディスク先端部6aとによって噴霧
ノズル弁の弁部が形成されている。尚、本実施態様に於
いては、流体噴出口16の最小部の内径φ1 を5mm
φ、弁室14の底面の厚さtを2mmに設定している。
【0017】前記シール用ダイヤフラム2は、ステンレ
ス鋼、インコネル(商標名)、形状記憶合金等の金属製
薄板により鍔状に形成されており、その内周縁側は挿通
せしめたディスク6の外面へ気密に溶接されている。ま
た、当該シール用ダイヤフラム2の外周縁は、ボンネッ
トナット5の締め込みにより、押えアダプタ3を介して
ボンネット4の下面とボデイ1との間で気密に挾圧保持
されている。尚、図1の第1実施態様ではダイヤフラム
2を用いて弁室4の上方開口を密封するようにしている
が、ダイヤフラム2の使用を省いて、後述するOリング
17,18のみによってシール性を確保するようにして
もよい。
【0018】前記ボンネット4は、筒状に形成されてお
り、ボディ1内へ挿入される下部の内径は太径に形成さ
れ、ディスク6の収容部4aとなっている。又ボンネッ
ト4の中央部の内径はやや細径に形成され、後述するス
ライドステム10のガイド部4bとなっている。更に、
ボンネット4の上部の内径はやや太径に形成され、その
内周面には後述する回動ステム11が螺合する雌ねじ部
4cが形成されており、本実施例では、雌ねじ部4cの
ねじピッチは、0.55mmに設定されている。
【0019】当該ボンネット4は、その下部がボディ1
の弁室14内に挿入され、ボンネットナット5を締込む
ことにより、ボディ1側へ押圧固定されている。尚、ボ
ンネット4の上部外周面には筒状のインジケータ19が
嵌合され、ボンネット4の上部に螺着した袋ナット20
により抜け止めされている。
【0020】前記ディスク6はステンレス鋼(SUS3
16)によりほぼ円柱状に形成されており、ボディ1の
弁室14内へ上方より上・下動自在に挿入されている。
当該ディスク6の先端部6aは、前述の通りその外周面
が傾斜角α1 が約60°の逆円錐面に形成されており、
弁座を構成する流体出口16内方へ下降して逆円錐台型
の流体出口の内周面16aへ接当することにより、噴霧
ノズル弁は閉鎖状態となる。また、当該ディスク6は弾
性体7によって開弁方向へ附勢されており、且つ前記ダ
イヤフラム2によるシール以外にOリング17、18に
よっても2段に弁室14との間がシールされている。
【0021】前記流体供給管8はバルブボディ1の上面
側に立設されており、流体導入路15を通して弁室14
の最低部へ流体Aを供給する。尚、流体導入路15の下
方端部はディスク先端部6aと弁室14の底面14aと
の空隙G内へ開放されており、流体Aは当該空隙G内へ
直接圧入される。
【0022】前記ステム9は、ボンネット4及び弁室1
4内に昇降自在に挿入され、ディスク6を下方へ押圧し
てその先端部6aを流体噴出口16の周面へ当座させる
ものであり、スライドステム10と回動ステム11とか
ら構成されている。
【0023】即ち、前記スライドステム10は、中空状
を呈し、ボンネット4のガイド部4bに廻り止めした状
態で昇降且つ摺動自在に挿入されて居り、その下端面が
ディスク6の上端面に当接している。尚、本実施態様で
は、スライドステム10は、その外周面に形成した縦向
のガイド溝10b内へ、ボンネット4に螺着した廻り止
めねじ21の先端部を係合させることにより、ボンネッ
ト4に対して廻り止めされた状態で昇降動するようにな
っている。又、当該スライドステム10の内周面にはボ
ンネット4の雌ねじ部4cのねじピッチよりも小さいね
じピッチの雌ねじ部10a(ピッチ=0.5mm)が形
成されている。
【0024】一方、回動ステム11は、内側の軸状の第
1部材11′と外側の筒状の第2部材11″とを一体的
に連結固定したものであり、スライドステム10の上方
にこれと同軸芯状に配設され、上部をボンネット4から
上方へ突出せしめた状態でボンネット4へ昇降自在に取
付けられている。具体的には、第1部材11′は、中間
部にテーパ部11bを有する軸状を呈し、下部外周面に
スライドステム10の雌ねじ部10aへ螺合する第1雄
ねじ部11a(ピッチ0.5mm)が形成されている。
又、第2部材11″は筒状を呈し、下部外周面にボンネ
ット4の雌ねじ部4cへ螺合する第2雄ねじ部11c
(ピッチ0.55mm)が形成されている。当該第1部
材11′と第2部材11″とは、第1部材11′の上部
を第2部材11″に挿通して第2部材11″の上方へ突
出せしめ、この部分を固定用ナット22で締め込むこと
によって、一体的に連結固定されており、回動ステム1
1を回転して下降させたときにはスライドステム10も
下降する。
【0025】前記ハンドル12は、回動ステム11の上
部にハンドル固定用ねじ23により固定されて居り、下
端部がインジケータ19の外周面に沿って回転且つ昇降
動する。これにより噴霧ノズル弁の開度や流量調整度が
直読される。
【0026】前記ストッパー13は回動ステム11の第
2部材11″の上部外周面に嵌合され、ストッパー固定
ねじ24により第2部材11″へ固定されて居り、噴霧
ノズル弁の全閉時に袋ナット20の上面に当接してステ
ム9の下降を規制するものである。
【0027】次に、本発明に係る噴霧ノズル弁の作用に
ついて説明する。ハンドル12を開弁方向へ廻すと、ハ
ンドル1回転(回動ステム11の1回転)につきねじ部
11cとねじ部11aのピッチ差だけスライドステム1
0が上昇し、ディスク先端部6aが流体噴出口16の内
周面16a(弁座)から離れることにより、噴霧ノズル
弁が開弁される。
【0028】図4は、図1の噴霧ノズル弁の弁部の拡大
図であり、流体導入路15を通して間隙G内へ約30〜
100kg/cm2 の圧力で圧入された流体A(例えば
有機色素、高分子樹脂等を含有する有機溶媒)は、弁体
6aと弁座16aのリング状の間隙G0 を通して流体噴
出口16へ到達し、微小液滴となって真空容器(図示省
略)内へ噴霧されて行く。而して、流体噴霧用ノズルを
従前と同様に口径20μm、長さ0.1mm相当のもの
とした場合には、前記弁座部の間隙G0 は、φ1 =5m
mφとした場合約4.5μm(G0 ≒G1 )となり、間
隙寸法としては従前のノズル口径φ=20μmよりも小
さくなる。
【0029】しかし、流体Aの噴出口が直径5mm以上
のリング状となっているため、万一間隙G0 の中途に於
いて1個又は複数個のごみ等が噛み込んだとしても、こ
れによってリング状の流体噴出口の全体が閉鎖されてし
まうことは無く、残りの開口断面部分を通して流体Aの
噴出が行なわれる。また、噛み込んだ粉塵パーティクル
等も、噴出口の断面がリング状であるため間隙G0 内を
円周方向へ比較的容易に移動することができる。その結
果、流体Aの圧力が30〜100kg/cm2 の高圧で
あることと相俟って、一旦粉塵パーティクルが噛み込ん
でも比較的容易に外れることになり、従来例の噴霧ノズ
ル弁の場合とは異なって殆ど詰まりを生ずることなし
に、円滑に連続的な流体噴霧を行うことが可能となる。
【0030】また、流体噴出口(弁座)16やディスク
先端部(弁体)6aの外形寸法φが約5mmほどあるた
め、その加工精度を上げることが比較的容易となり、従
前の口径φ1 =20μmのノズル口を穿設する場合に比
較して噴霧ノズル弁の製作コストの大幅な削減が可能と
なる。
【0031】図5は本発明の第2実施態様に係る噴霧ノ
ズル弁の弁部の拡大断面図であり、ディスク先端部(弁
体)6aの最先端に段部6a′を設けたものである。図
5のようにディスク6の最先端部に段部6a′を設ける
と、間隙G0 の部分の流体通路の長さt′が図1の場合
の長さtよりも小さくなる。その結果間隙G 0 の流体通
路内に於ける流体の圧力低下が減少し、真空容器内への
流体Aの噴霧パターンがより安定したものとなり、製品
の品質向上が可能となる。
【0032】図6は本発明の第3実施態様に係る噴霧ノ
ズル弁の弁部の拡大断面図であり、ディスク先端部(弁
体)6aの外周面の傾斜角α1 を流体噴出口(弁座)1
6の内周面16aの傾斜角α2 より大きくし、弁座16
aと弁体6aとを線接当させる構成としたものである。
当該第3実施態様に於いては、最狭の間隙G1 の下流側
は開放されているため、粉塵パーティクル等の詰まりが
より発生し難くくなるうえ、間隙G0 内に於ける流体の
圧力損失も少なくなり、より安定した噴霧パターンが得
られることになる。
【0033】図7は、本発明の第4実施態様に係る噴霧
ノズル弁の弁部の拡大断面図であり、前記図6の場合と
は逆に、ディスク先端部(弁体)6aの外周面の傾斜角
α1を流体噴出口(弁座)16の内周面16aの傾斜角
α2 より小さくし、弁座16aと弁体6aとを線接当さ
せる構成としたものである。当該第4実施態様に於いて
は、最狭の間隙G1 より下流側の間隙G2 が順次大きく
なっていくため、混入した粉塵パーティクル等の詰まり
がより発生し難くなるうえ、万一パーティクルが噛み込
んでも、後続する流体流によってより容易に外れること
になる。
【0034】本発明の噴霧ノズル弁に於いては、流体噴
出口16からの流体の噴霧量の制御は、流体圧力と間隙
1 (又はG0 )の調整とによって行われ、流体圧力を
一定とした場合には間隙G1 (又はG0 )に比例した形
で噴霧量が増大する。また、流体噴出口16から真空容
器内への流体の噴霧パターンは流体圧力と間隙G1 (又
はG0 )の調整によって変えることができ、例えば、間
隙G1 (又はG0 )を一定にして流体圧力を上昇せしめ
た場合には、円錐状の噴霧パターンの拡がり角度が順次
大きくなる傾向にある。
【0035】尚、前記図1に於いては、詰まりを防止す
るためにディスク先端部(弁体)6aを上・下方向及び
又は左右方向へ高周波微動させる構成とはしていない
が、図8及び図9の如き構成とすることにより弁体6a
を上・下方向及び又は左右方向へ高周波微動させるよう
にしてもよい。即ち、図8は本発明の第5実施態様に係
る噴霧ノズル弁の弁部の一部を示す縦断面図であり、デ
ィスク6の上方部にピエゾ素子挿入孔6bが穿設されて
おり、ここにピエゾ素子25が挿着されている。また、
ピエゾ素子の上端面にはステム9の下端面が接当してお
り、ピエゾ素子25の上方への移動が阻止されている。
而して、ピエゾ素子25へ高周波電力が入力されると、
これによってピエゾ素子25は振動的に伸長・短縮を繰
り返し、その結果ディスク6は上・下方向へ高周波微動
することになる。また、ピエゾ素子25への入力電圧の
バイアスを調整することにより、ピエゾ素子の伸長量が
調整され、これによってディスク6の上・下方向の静止
位置が微調整されることになる。
【0036】図9は本発明の第6実施態様に係る噴霧ノ
ズル弁の一部を示す縦断面図であり、ディスク6の先端
部6aをディスク6から分離すると共に、先端部6aを
ディスク6の下端へ水平方向(左右方向)へ摺動自在に
気密に取付け、更に、該ディスク先端部6aの側面にピ
エゾ素子25を連結杆26を介してディスク先端6aが
上下方向へ移動自在に連結する構成としたものである。
ピエゾ素子25へ高周波電力が入力されると、ピエゾ素
子25は振動的に伸長・短縮を繰り返し、これによりデ
ィスク先端部(弁体)6aは左・右方向へ高周波微動さ
れる。また、ピエゾ素子25への入力電圧のバイアスを
調整することにより、弁体6aの水平方向の静止位置が
微調整されることになる。尚、前記弁体6aの高周波微
動方式としては、ピエゾ素子の圧電力を利用する方式の
他に、超音波振動を利用する方式等を利用してもよいこ
とは勿論である。
【0037】
【発明の効果】本発明は上述の通り、流体噴出口(弁
座)を逆円錐状の内周面を有する開口とすると共に、流
体噴出口の内周面へ接・離可能に逆円錐形又は逆円錐台
形のディスク先端部(弁体)を挿入すると共に、流体噴
出口(弁座)の近傍へ導入した高圧流体を断面がリング
状の流体通路間隙G0 (又はG1 )を通して真空容器内
へ噴出する構成としている。その結果、万一粉塵パーテ
ィクル等が間隙G0 (又はG1 )内に噛み込んでも、流
体通路の全面が閉鎖されるようなことにはならず、後続
して流体の噴霧を行うことができると共に、粉塵パーテ
ィクルの円周方向への移動が可能なため、噛み込んだパ
ーティクルが後続流体によって自然に外れることにな
り、結果として円滑な流体の連続噴霧が可能となる。ま
た、弁体を上・下方向及び又は左右方向へ高周波微動さ
せることにより、流体通路の詰まりほぼ完全に防止され
ることになり、円滑な連続噴霧を行うことが可能とな
る。
【0038】また、流体噴出口やディスク先端部の外形
寸法を比較的大きく選定できるため、加工精度を上げ易
いうえ部材の加工や組立自体も容易となる。その結果、
噴霧ノズル弁の製造コストの大幅な引き下げが可能とな
る。
【0039】更に、噴霧ノズル弁の開度G0 (又は
1 )及び圧力の調整により、高濃度な所謂有機ナノパ
ーティクル光薄膜製造用流体を約100μl/min程
度の微小流量と望ましい噴霧パターンでもって真空容器
内へ噴霧することができるうえ、弁体6aの引き上げに
よって流体噴出口の清掃も簡単に行うことができ、本発
明は優れた実用的効用を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る噴霧ノズル弁の縦断面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】図1のディスク先端部(弁体)の拡大断面図で
ある。
【図5】第2実施態様に係る噴霧ノズル弁のディスク先
端部(弁体)の拡大断面図である。
【図6】第3実施態様に係る噴霧ノズル弁のディスク先
端部(弁体)の拡大断面図である。
【図7】第4実施態様に係る噴霧ノズル弁のディスク先
端部(弁体)の拡大断面図である。
【図8】第5実施態様に係る噴霧ノズル弁の一部を示す
縦断面図である。
【図9】第6実施態様に係る噴霧ノズル弁の一部を示す
縦断面図である。
【図10】従前の噴霧ノズル弁の縦断面図である。
【図11】図10の弁体部分の拡大図である。
【符号の説明】
Aは薄膜形成用流体、α1 はディスク先端外周面の傾斜
角、α2 は流体噴出口内周面の傾斜角、G0 、G1 は間
隙、φ1 は流体噴出口の最小内径、tは弁室底面の厚
さ、1はバルブボディ、2はシール用ダイヤフラム、3
は押えアダプター、4はボンネット、5はボンネットナ
ット、6はディスク、6aはディスク先端部(弁体)、
7は弾性体、8は流体供給管、9はステム、10はスラ
イドステム、11は回動ステム、12はハンドル、13
はストッパー、14は弁室、15は流体導入路、16は
流体噴出口(弁座)、16aは内周面、17はOリン
グ、18はOリング、19はインジケータ、20は袋ナ
ット、21は廻り止めねじ、22は固定用ナット、23
はハンドル固定ねじ、24はストッパー固定ねじ、25
はピエゾ素子、26は連結部材。
フロントページの続き (72)発明者 守谷 哲郎 茨城県つくば市梅園1丁目1番4 工業技 術院電子技術総合研究所内 (72)発明者 吉川 和博 大阪府大阪市西区立売堀2丁目3番2号 株式会社フジキン内 (72)発明者 牧野 恵 茨城県つくば市御幸ケ丘18番地 株式会社 フジキン筑波研究工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高真空容器の壁面に固定され、薄膜形成
    用流体Aを高真空容器内へ噴霧することにより基板上に
    流体の堆積層を形成する薄膜製造装置用噴霧ノズル弁に
    於いて、上方が開放された凹状の弁室(14)と、弁室
    (14)の底面に設けた傾斜角α2 の逆円錐台状の流体
    噴出口(16)と、弁室(14)の最下部へ開口する流
    体導入路(15)とを有するバルブボデイ(1)と;弁
    室(14)内へ上・下動自在に挿入され、先端部(6
    a)の外周面を前記流体噴出口(16)の内周面(16
    a)に接・離可能な傾斜角α1 の逆円錐面としたディス
    ク(6)と;ディスク(6)を上方へ附勢する弾性体
    (7)と;ディスク(6)の上方に配置され、前記弾性
    体(7)の弾力に抗してディスク(6)を下方へ押圧す
    るスライドステム(10)及び回動ステム(11)から
    成るステム(9)と;ステム(9)を形成する回動ステ
    ム(11)に固定され、その回動によりスライドステム
    (10)を下降させるハンドル(12)とより構成した
    ことを特徴とする薄膜製造装置用噴霧ノズル弁。
  2. 【請求項2】 流体噴出口の内周面(16a)の傾斜角
    α2 をディスク先端部(6a)の傾斜角α1 より小さく
    した請求項1に記載の薄膜製造装置用噴霧ノズル弁。
  3. 【請求項3】 流体噴出口の内周面(16a)の傾斜角
    α2 をディスク先端部(6a)の傾斜角α1 より大きく
    した請求項1に記載の薄膜製造装置用噴霧ノズル弁。
  4. 【請求項4】 ディスク先端部(6a)を上下方向及び
    又は左右方向へ微動させ、その静止位置を調整可能な構
    成とした請求項1に記載の薄膜製造装置用噴霧ノズル
    弁。
  5. 【請求項5】 ディスク先端部(6a)を上・下方向及
    び又は左・右方向へ高周波微動させる構成とした請求項
    1に記載の薄膜製造装置用噴霧ノズル弁。
  6. 【請求項6】 流体噴出口の内周面(16a)とディス
    ク先端部(6a)の外周面との間隙G1 及び又は流体導
    入路(15)内へ圧入する流体(A)の圧力を制御する
    ことにより、流体Aの噴霧量及び又は噴霧パターンを調
    整するようにした請求項1に記載の薄膜製造装置用噴霧
    ノズル弁。
  7. 【請求項7】 弁室(14)の上方開口を内周縁部をデ
    ィスク(6)の外周面へ溶着した鍔状のダイヤフラム
    (2)により密封する構成とした請求項1に記載の薄膜
    製造装置用噴霧ノズル弁。
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