JP6090454B2 - 圧力制御バルブ及び超臨界流体クロマトグラフ - Google Patents

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Description

本発明は、超臨界流体クロマトグラフの圧力制御に使用する圧力制御バルブに関し、特にその圧力制御バルブを駆動するアクチュエータに関するものである。
近年、超臨界流体クロマトグラフィー(以下、SFC:Supercritical Fluid Chromatography)が注目されている。SFCは、二酸化炭素などに一定の温度及び圧力をかけて超臨界流体とし、その超臨界流体を溶媒として行なうクロマトグラフィーである。超臨界流体は液体と気体の両方の性質をもち、液体よりも拡散性が高く粘性が低いという特徴がある。かかる超臨界流体を溶媒として用いることで、高速・高分離・高感度での分析が可能となる。
溶媒を超臨界状態に保つためには、一般的に流量を3ml/min以下の微少流量とし、流路系の圧力を10MPa以上にする必要がある。このため、SFC装置には、流路系を10MPa以上の一定圧力で保つための圧力制御バルブが分析カラムの後段側に設けられている。
圧力制御バルブとしては、入口流路の設けられた弁座とその入口流路を塞ぐ弁体との間の隙間を調整する方式のもの(特許文献1参照。)や、ダイヤフラムの駆動により流路幅を調整する方式のもの(特許文献2参照。)、入口流路の端部のオリフィス開口にニードルを挿入し、オリフィス開口へのニードルの挿入深さによってその隙間を調整する方式のもの(特許文献3参照。)などがある。
特開平2−190761号公報 特開平3−172688号公報 特開平8−338832号公報
圧力制御バルブはダイヤフラム等の弁体を駆動するアクチュエータも備えている。超臨界流体クロマトグラフでは、分析流路内の圧力を設定圧力にするために必要な弁体のストローク量(移動量)は、弁機構の構造にもよるが、一般的に数百μm程度である。しかし、分析流路内の圧力が設定圧力付近になると、ポンプの脈動等によって0.1MPa程度の小さな圧力変動が生じるため、分析流路内の圧力の高い安定性を実現するためには、その圧力変動を打ち消すように弁体を小刻みに動作させる必要がある。
圧力制御バルブによって保持されるバルブ機構部分前後の圧力差ΔPとバルブ機構部分の開口面積Sの関係は、ベルヌーイの定理より次式で表わされる。
ΔP=Qm 2/2ρS2
Qmは流体流量、ρは流体密度である。この式を用いて流体流量0.5〜5ml/min、圧力10〜40MPaの範囲において0.1MPa以下の分解能を実現するために必要な弁体の移動量制御の分解能を計算すると、圧力制御バルブのバルブ機構部分が例えば幅40μmの矩形開口の開量を調節するものとした場合、弁体のストローク量は最大で50μm程度必要であると同時に弁体のストローク量をナノメートル単位で制御する分解能が必要ということになる。
ナノメートル単位の制御分解能を可能とするアクチュエータとしてピエゾ素子を利用したものが挙げられる。ピエゾ素子には一般に0〜100Vの電圧が印加され、印加された電圧に比例する移動量を得ることができる。電圧の制御分解能は1/10000程度であることから、ピエゾ素子によってナノメートル単位の制御分解能を得ることは可能である。しかし、ピエゾ素子のダイナミックレンジは制御分解能の1000倍程度が限界であり、ナノメートル単位の制御分解能と50μm以上のダイナミックレンジを両立させることは困難である。
かかる理由により、従来では、圧力制御バルブにはピエゾ素子を用いたアクチュエータよりもソレノイドを用いたアクチュエータが用いられている場合が多い。ソレノイドはピエゾ素子に比べてダイナミックレンジが広いものの制御分解能が悪いため、ポンプの脈動に起因する0.1MPa程度の圧力変動に対応することは困難である。
そこで、本発明は、超臨界流体クロマトグラフへの使用に適したダイナミックレンジと、ポンプの脈動に起因する圧力変動を打ち消すことのできる制御分解能を兼備する圧力制御バルブを提供することを目的とするものである。
本発明にかかる圧力制御バルブは、互いに連通される上流側流路の一端の開口と下流側流路の一端の開口がともに形成されている圧力調整空間と、圧力調整空間内において前記両開口を開閉する方向の一方向に駆動される弁体を有し、弁体の位置によって上流側流路の一端の開口と下流側流路の一端の開口との間を連通させる隙間量を変化させるバルブ機構と、弁体を一方向に駆動するアクチュエータと、アクチュエータの動作を制御する制御部と、を備え、アクチュエータは、ピエゾ素子を有し該ピエゾ素子への印加電圧の大きさによって一方向における弁体の位置を変化させるピエゾ機構と、ピエゾ機構よりも粗い制御分解能と広いダイナミックレンジを有し、ステッピングモータを備え該ステッピングモータが1ステップ回転するごとにピエゾ素子を前記一方向へ変位させるステッピング機構を有するものである。ステッピングモータによってピエゾ素子自体を変位させることができるので、必要に応じてピエゾ素子のダイナミックレンジが変更される。
上記圧力制御バルブの好ましい実施の態様は、上流側流路内の圧力を計測する圧力センサをさらに備え、制御部が、圧力センサの計測値が設定された値になるようにピエゾ素子への印加電圧をフィードバック制御するフィードバック制御回路を備えたピエゾ制御手段を有するものである。これにより、上流側流路内の圧力をピエゾ素子からなるピエゾ機構によって高精度に制御することができる。
さらに、制御部は、ピエゾ素子への印加電圧が、予め設定された下限値を下回ったときにステッピングモータを圧力調整空間の隙間量が縮小する方向に1ステップ回転させ、予め設定された上限値を上回ったときにステッピングモータを圧力調整空間の隙間量が拡大する方向に1ステップ回転させるように構成されたステッピングモータ制御手段を有することが好ましい。そうすれば、ピエゾ素子への印加電圧に応じてピエゾ素子の位置が自動的に変更され、上流側流路内の圧力を常にピエゾ機構の微細な制御分解能をもって制御することができる。
さらに、設定される分析条件ごとに予め定められたステッピングモータの開始位置情報を保持する開始位置情報保持部をさらに備え、制御部は、設定された分析条件と開始位置情報に基づいてステッピングモータの開始位置を割り出し、ステッピングモータをその開始位置にする開始位置調節手段をさらに備えていることが好ましい。
分析の開始当初において、分析条件によっては、上流側流路内の圧力を設定値にするために、ステッピングモータを初期状態からある程度回転させる必要がある場合がある。ステッピングモータの適当なおおよその位置(一方又は他方の方向へのステップ数)は分析条件から割り出すことが可能である。そこで、分析条件ごとの最適なステッピングモータの位置の情報(開始位置情報)を保持させておき、その開始位置情報に基づいてステッピングモータの位置を調節することで、圧力を設定圧力に到達させるまでに要する時間を短縮することができる。
本発明にかかる超臨界流体クロマトグラフは、分析流路と、分析流路に移動相を供給する移動相供給部と、分析流路中に試料を導入する試料導入部と、分析流路上で試料導入部よりも下流側に配置された分離カラムと、分析流路上で分離カラムよりも下流側に配置され、分離カラムで分離された試料成分を検出する検出器と、分析流路上で検出器よりも下流側に配置され、分析流路内の圧力を移動相が超臨界状態となる圧力に制御する本発明の圧力制御バルブと、を備えたものである。
本発明の圧力制御バルブでは、弁体を一方向に駆動するアクチュエータが、ダイナミックレンジは狭いが微細な制御分解能を有するピエゾ素子からなるピエゾ機構、及びピエゾ機構よりも粗い制御分解能と広いダイナミックレンジを有するステッピングモータからなるステッピング機構を備えているので、ピエゾ機構の微細な制御分解能を発揮できる範囲をステッピングモータによって拡大することができ、微細な制御分解能と広いダイナミックレンジの両立を図ることができる。
本発明の超臨界流体クロマトグラフでは、本発明の圧力制御バルブを用いて分析流路内の圧力を制御するように構成されているので、分析流路内を移動相が超臨界状態となるような高い圧力状態にしつつ、ポンプの脈動に起因する圧力変動を打ち消してその圧力状態を高い安定性をもって維持することができる。分析流路内の圧力が高精度に安定するので、分析結果の再現性が向上する。
超臨界流体クロマトグラフの一実施例を概略的に示す流路図である。 圧力制御バルブの一実施例を示す断面図である。 同実施例のバルブ機構部分を拡大して示す断面図である。 同実施例の圧力制御バルブの凹部の形状を弁体部材及び押付部材を取り外した状態で示す断面図である。 同実施例の圧力制御バルブの凹部内を上から見た図である。 圧力制御バルブのさらに他の実施例を示す断面図である。 圧力制御バルブのさらに他の実施例を示す断面図である。 圧力制御バルブのさらに他の実施例を示す断面図である。 圧力制御バルブのさらに他の実施例を示す断面図である。 圧力制御バルブに用いられるアクチュエータの一実施例を示す正面図である。 図7のアクチュエータの制御系統を示すブロック図である。 図7のアクチュエータのピエゾ素子の制御を示すフローチャートである。 図7のアクチュエータのステッピングモータの制御を示すフローチャートである。 ピエゾ印加電圧と分析流路内の圧力の時間変化を示すグラフである。 ピエゾ素子のフィードバック制御回路の一例を示す回路図である。
図1は超臨界流体クロマトグラフの一実施例を概略的に示す流路図である。
液体状態の二酸化炭素をポンプ6により送液する二酸化炭素送液流路2と、モディファイアであるメタノールをポンプ10により送液するメタノール送液流路4がミキサ14に接続されている。ミキサ14には分析流路16が接続されている。分析流路16上には、この分析流路16に試料を注入する試料注入部(オートサンプラ)18、分離カラム20、検出器22及び圧力制御バルブ24が配置されている。
二酸化炭素とメタノールはミキサ14で混合され、移動相として分析流路16に導入される。二酸化炭素送液流路2、メタノール送液流路4及びミキサ14は移動相送液部を構成している。分析流路16は圧力制御バルブ24によって内圧が7MPa以上に制御されており、分析流路16に導入された移動相は超臨界流体の状態となる。試料注入部18により注入された試料は超臨界流体となった移動相によって分離カラム20に搬送され、成分ごとに分離され、検出器22及び圧力制御バルブ24を経て外部へ排出される。なお、圧力制御バルブ24の後段側に質量分析装置(MS)が接続されていてもよい。
圧力制御バルブ24の一実施例について図2A、図2B、図2C及び図2Dを用いて説明する。
圧力制御ブロック30の互いに対向する側面に配管を接続するための配管接続部31及び32が設けられている。両配管接続部31と32は圧力制御ブロック30内に設けられた1本の内部流路40によって互いに接続されている。圧力制御ブロック30の材質は耐薬品性及び耐圧力性に優れた材料、例えばステンレス(SUS316)である。内部流路40の内径は例えば0.1〜0.3mm程度である。
配管接続部31には分析流路の一部をなす配管33が挿入されメイルナット34によって固定されており、配管接続部32には配管36が挿入されメイルナット38によって固定されている。配管33は圧力制御室をなす内部流路40への入口流路であり、配管36は出口流路である。超臨界流体クロマトグラフの移動相は配管33から内部流路40に入り、配管36から外部へ排出される。
内部流路40と平行をなす圧力制御ブロック30の一平面の内部流路40上の位置に、該平面に対して垂直な方向に掘り込まれた掘込穴46が設けられている。掘込穴46の底面は内部流路40近傍に達している。図2Cの二点鎖線の円で示されているように、掘込穴46の底面47(凹部形成面)に凹部42が形成されている。凹部42はその開口48から底部に向かって収束する円錐形状に形成されている。凹部42は内部流路40を横切って2本の流路に分断しており、図2Dに示されているように、凹部42内を開口部48上から見ると、凹部42によって切り取られた流路40の2つの端部が凹部42の内側に見える。なお、凹部42の形状は円錐形状に限定されるものではなく、底部に向かって収束する形状であればよい。
掘込穴46の底部に弁体部材44が配置されている。弁体部材44は平面形状が掘込穴46の平面形状とほぼ同じ大きさの円形である封止部44aと、その封止部44aの一平面の中央部から突起して凹部42と嵌合する形状の突起部44bとを備えている。ここで、弁体部材44の突起部44b側の面(封止部44aの突起部44bが設けられている面)を前面、それとは反対側の面を背面とする。弁体部材44は前面が凹部42側を向き、突起部44bが凹部42に嵌め込まれている。封止部44aの突起部44aの周囲の面は掘込穴46の底面47に密着し、開口部48を封止している。
圧力制御ブロック30には、弁体部材44を掘込穴46の底面47に押し付ける押付部材50がネジ52により装着されている。押付部材50は、平面形状が掘込穴46よりも大きい円形のフランジ部50aと、フランジ部50aの一平面の中央部から突起して掘込穴46と嵌合する円柱形状の先端部50bを備えている。先端部50bは掘込穴46内に挿入され、フランジ部50aの周縁部はネジ52によって圧力制御ブロック30に固定されている。先端部50bの先端面は弁体部材44の背面に接し、ネジ52の締結具合によって弁体部材44を掘込穴46の底面47側へ押し付ける力が調節される。
押付部材50の中央部にフランジ部50a及び先端部50bを貫通する貫通孔51が設けられている。貫通孔51の内側を円柱形状の押圧棒54が貫通し、押圧棒54の先端が弁体部材44の背面中央部に接している。押圧棒54は例えばピエゾアクチュエータなどのアクチュエータ56によって一方向(図において上下方向)に駆動される。押圧棒54がアクチュエータ56によって駆動されることで、押圧棒54の先端面が弁体部材44を押圧して弁体部材44を変形させ、それによって突起部44bが凹部42内で変位する。凹部42内において突起部44bが変位することで、凹部42と突起部44bとの間の隙間の大きさが調節され、それによって内部流路40の一端から他端へと通じる開口面積の大きさが調節される。ここで、押圧棒54及びアクチュエータ56はバルブ駆動機構を構成している。
なお、押付部材50の構造は図2Aに示されたものに限定されない。例えば、図6に示されているように、押付部材50を内側に押圧棒54を貫通させる貫通孔51を有するとともに外周面にネジの切られた円柱形状の部材とし、掘込穴46の内周面に押付部材50の外周面のネジと螺合するネジを切っておく。これにより、押付部材50を回転させることで、押付部材50の先端面が弁体部材44を底面47側へ押し付ける力を調節することができる。
弁体部材44は封止部44a及び突起部44bが耐性材料により一体成型されたものである。耐性材料とは、ポリブチレンテレフタレート、超高分子ポリエチレン、ポリエーテルエーテルケトンなど、超臨界流体クロマトグラフの溶媒に対して反応性をもたず(耐薬品性)、40MPa程度の圧力に対する耐性(耐圧性)及びドライアイスの衝突によっても損傷を受けない強度(耐衝撃性)を有し、さらに突起部44bを弾性変形により数十μm程度変位させる弾力性を有する材料である。
なお、本発明の圧力制御バルブに用いられる弁体は上記の弁体部材44に限られるものではない。図3から図5は弁体として弁体部材44とは異なる構造を有するものを用いた実施例を示している。
図3の弁体部材60は図2の弁体部材44と同一形状であるが、封止部60aと突起部60bが互いに異なる材料で構成されている。封止部60aは弾力性の大きいゴム材料(例えば、バイトン(登録商標)、カルレッツ(登録商標)、パーフロ(登録商標))で構成され、突起部60bは上述の耐性材料で構成されている。弁体部材60において内部流路40を流れる流体と接する部分は突起部60bだけであるため、突起部60bにのみ耐薬品性、耐圧性、耐衝撃性をもたせておけばよい。
SFC内の圧力を安定させるために必要な±0.01MPaという精度を実現するために必要な分解能は、ベルヌーイの定理より導いた次式(1)より求めることができる。ここで、ΔPは圧力差、Qmは移動相流量、ρは流体密度、dは流路内径(≒弁体の位置)である。
ΔP=(8・Qm 2)/(ρπ24) (1)
式(1)を用いて計算すると、±0.01MPaの精度を達成するためにはナノメートル単位の弁体の位置制御が必要となる。これはピエゾ素子による位置分解の限界に近い分解能である。そこで、図3の実施例のように、押圧棒54による押圧によって変形する封止部60aの材質を弾力性の大きいゴム材料とすることで、押圧棒54の変位量に対する突起部60bの変位量の割合が小さくなり、突起部60bの駆動制御の分解能を向上させることができる。
図4の弁体部材62は弾力性の大きいゴム材料(例えば、バイトン(登録商標)、カルレッツ(登録商標)、パーフロ(登録商標))で構成された円板形状の部材である。弁体部材62の前面側に保護シート63が設けられている。保護シート63はポリブチレンテレフタレート、超高分子ポリエチレン、ポリエーテルエーテルケトンなどの耐性材料により構成されている。この場合、開口部48の内径よりも小さい外径を有する押圧棒54で弁体部材62の背面中央部を押圧することにより、弁体部材62及び保護シート63を大きく変形させて、保護シート63と凹部42との間の隙間の大きさを調節する。押圧棒54の先端形状は凹部42と嵌合する形状や半球状などである。弁体部材62が弾力性の大きいゴム材料を変形させる構造であるため、押圧棒54の変位量に対して保護シート63の表面の変位量の割合が小さくなり、保護シート63の表面の変位量制御の分解能を高くすることができる。なお、この実施例では、保護シート63は弁体部材62と別体として設けられているが、保護シート63を弁体部材62の表面にコーティングされた保護膜としてもよい。
なお、図3及び図4の実施例では、アクチュエータ56の駆動量に対する弁体の変位量を小さくして分解能を高める反面、ゴム材料がダンパーのように働くためにアクチュエータ56の駆動速度に対する内部流路40の開口面積の制御の応答性が低くなる。そこで、図5に示されているように、膜状の硬質シート64を弁体部材として使用し、硬質シート64で開口部48を封止するとともに、押圧棒54の先端で硬質シート64を変形させて内部流路40の開口面積を制御してもよい。硬質シート64はポリブチレンテレフタレート、超高分子ポリエチレン、ポリエーテルエーテルケトン、オーステナイト系ステンレス(例えばSUS316)などの耐性材料により構成することができる。硬質シート64の厚みは例えば50μm程度である。
図5の実施例では、硬質シート64の周縁部を、厚さ0.5〜1mm程度のリング状の弾性部材66を介して押付部材50によって底面47に押し付けて、開口部48のシール性の向上を図っている。この場合の押圧棒54の先端形状は平面ではなく、硬質シート64を凹部42の内側に押し付けることが可能な形状、例えば半球状や先端の尖っていない円錐形状などである。
次に、アクチュエータ56について図7を用いて説明する。
アクチュエータ56はステッピングモータ70とピエゾ素子72を備えている。ピエゾ素子72は鉛直下向きに配置された変位部72aを鉛直方向に変位させるものである。ピエゾ素子72のダイナミックレンジは10μm程度であるが、ナノメートル単位の制御分解能を有する。すなわち、0〜100Vの間で印加される電圧の大きさに応じて変位部72aの位置をナノメートル単位で制御することができる。変位部72aの先端は押圧棒54に接しており、ピエゾ素子72への印加電圧制御により圧力制御ブロック30内の凹部42と突起部44bとの間の隙間をナノメートル単位で制御することができる。ピエゾ素子72、変位部72a及び押圧棒54はピエゾ機構を構成している。ピエゾ素子72はピエゾ保持部材76によって保持されている。
ステッピングモータ70は1パルスの正又は負の電圧が与えられると1ステップ分の角度だけ順方向に又は逆方向に棒ネジ74を回転させるものである。ピエゾ保持部材76は棒ネジ74と螺合しながら保持されており、棒ネジ74の回転に応じて上昇又は下降するようになっている。ステッピングモータ70、棒ネジ74及びピエゾ保持部材76はステッピング機構を構成している。
ここで、ステッピングモータ70の回転方向を、ピエゾ保持部材76を下降させる方向を順方向、ピエゾ保持部材76を上昇させる方向を逆方向と定義する。
アクチュエータ56の制御系統について図8を用いて説明する。
ステッピングモータ70とピエゾ素子72は制御部80によって制御される。移動相の流量や分析流路16内の圧力などの分析情報は入力部81を介して分析者により制御部80に設定される。制御部80は設定された圧力値(設定値)に基づき、分析流路16内の圧力が設定値になるように制御する。制御部80はステッピングモータ70及びピエゾ素子72を制御するためにピエゾ制御手段80a、ステッピングモータ制御手段80b及び開始位置調節手段80cを備えている。
ピエゾ制御手段80aは、分析流路16内の圧力が設定値になるようにピエゾ素子72への印加電圧を制御するように構成されている。図1において図示は省略されているが、分析流路16内の圧力を計測する圧力センサ82が設けられており、圧力センサ82の計測値は制御部80に取り込まれる。ピエゾ制御手段80aは圧力センサ82の計測値が設定値になるようにピエゾ素子72への印加電圧を出力する。
ピエゾ制御手段80aは図12に示されるフィードバック制御回路を含んでいる。このフィードバック制御回路は、圧力センサ82の計測値と設定値を演算増幅器90に入力し、その差分を一定倍率で増幅した値をピエゾ印加電圧として出力するように構成されている。このフィードバック制御回路から出力されるピエゾ印加電圧が制御部80に取り込まれる。
ステッピングモータ制御手段80bは、ピエゾ素子72の駆動状況に応じてステッピングモータ70の位置を調整するように構成されている。ピエゾ素子72は圧力センサ82の計測値が設定値になるように制御されるが、環境温度や移動相の組成等が変化すると、圧力センサ82の計測値を設定値にするために必要なピエゾ素子72の駆動量が変化し、ピエゾ素子72のダイナミックレンジを外れることがある。ステッピングモータ制御手段80bは、圧力センサ82の計測値を設定値にするために必要な駆動量がピエゾ素子72のダイナミックレンジから外れそうなときにステッピングモータ70を駆動してピエゾ素子72の位置を変更することで、ピエゾ素子72によって制御可能な変位量の範囲を変更する。
ステッピングモータ70を動作させるか否かは、ピエゾ素子72への印加電圧が予め設定された上限値(例えば70V)と下限値(例えば30V)の間にあるか否かにより判断する。ステッピングモータ制御手段80bはピエゾ素子72への印加電圧を定期的にモニタし、ピエゾ素子72への印加電圧が上限値を超えている場合又は下限値を下回っている場合にステッピングモータ70を駆動し、ピエゾ素子72への印加電圧が常に上限値と下限値の間にあるように保つ。
開始位置情報調節手段80cは、入力部81を介して入力された分析条件と開始位置情報保持部88に保持されている開始位置情報に基づいてステッピングモータ70を適当な開始位置に調節するように構成されたものである。入力部81を介して入力された分析条件から、分析流路16内の圧力を設定圧力にするために必要な駆動部72aのおおよその変位量を割り出すことは可能であり、割り出した駆動部72aの変位量からステッピングモータ70の適切な位置(順方向又は逆方向へのステップ数)を割り出すことができる。開始位置情報保持部88には、設定される圧力や移動相の流量とステッピングモータ70の位置との関係に関する情報が開始位置情報として保持されており、開始位置情報調節手段80cは入力された分析条件と開始位置情報保持部80cの開始位置情報に基づいてステッピングモータ70の開始位置を割り出し、ステッピングモータ70をその開始位置まで駆動する。
ピエゾ素子72の制御について図9のフローチャートを用いて説明する。
ピエゾ素子72への印加電圧は、圧力センサ82の計測値が設定値と等しくなるように設定される。圧力センサ82の計測値を一定時間ごとに取り込み、取り込んだ圧力センサ82の計測値と設定値との差分をとってその差に応じた電圧をピエゾ素子72に印加する。
ステッピングモータ70の制御について図10のフローチャートを用いて説明する。
分析開始当初、設定された分析条件と開始位置情報保持部88の開始位置情報に基づいてステッピングモータ70の開始位置を割り出し、ステッピングモータ70をその開始位置に調節する。その後、ピエゾ駆動部84からピエゾ素子72への印加電圧を一定時間ごとに取り込む。取り込んだ印加電圧が上限値を超えている場合はステッピングモータ70を1ステップだけ進め(順方向へ回転させ)、印加電圧が下限値を下回っている場合はステッピングモータ70を1ステップだけ戻す(逆方向へ回転させる)。
なお、ステッピングモータ70の制御頻度はピエゾ素子72の制御頻度に比べて十分に遅くしなければ、ピエゾ素子72の正常可動領域を反対側に超えて発振してしまうため、ステッピングモータ70の制御を10〜100m秒に1回程度にすることが好ましい。
図7のアクチュエータ56により臨界流体クロマトグラフの分析流路内の圧力を制御したときのピエゾ印加電圧と分析流路内圧力の時間変化を図11に示す。この図のA〜Eの各点はステッピングモータ70が駆動された時点を示している。この測定では、ステッピングモータ70の駆動の動機となるピエゾ印加電圧の上限値を70V、下限値を30Vに設定し、分析流路内の圧力を10MPaに設定した。
A,B及びCの点では、ピエゾ印加電圧が70Vを超えたためにステッピングモータ70が1ステップだけ順方向へ駆動され、ピエゾ素子72が2μmだけ下降した。これにより、分析流路内の圧力を10MPaにするために必要なピエゾ素子72への印加電圧が低下している。D及びEの点では、ピエゾ印加電圧が30Vを下回ったためにステッピングモータ70が1ステップだけ逆方向へ駆動され、ピエゾ素子72が2μmだけ上昇した。これにより、分析流路内の圧力を10MPaにするために必要なピエゾ素子72への印加電圧が増加している。
図11から、分析流路内の圧力が設定圧力10MPaに対し±0.01MPaの範囲内で制御されていることがわかる。これは、ピエゾ素子72への印加電圧に応じてステッピングモータ70がピエゾ素子72の位置を調節し、それによってピエゾ素子72が常に稼動範囲内で駆動されるためである。
2 二酸化炭素送液流路
4 メタノール送液流路
6,10 ポンプ
8 二酸化炭素
12 メタノール(モディファイア)
14 ミキサ
16 分析流路
18 試料注入部
20 分離カラム
22 検出器
24 圧力制御バルブ
30 圧力制御ブロック
31,32 配管接続部
33,36 配管
34,38 メイルナット
40 内部流路
42 凹部
44,60,62,64 弁体部材
46 掘込穴
47 掘込穴の底面
48 開口部
50 押付部材
50a 押付部材のフランジ部
50b 押付部材の先端部
51 押付部材の貫通孔
52 ネジ
54 押圧棒
56 アクチュエータ
70 ステッピングモータ
72 ピエゾ素子
72a 変位部
74 棒ネジ
76 ピエゾ素子保持部
80 制御部
80a ピエゾ制御手段
80b ステッピングモータ制御手段
80c 開始位置調節手段
81 入力部
82 圧力センサ
88 開始位置情報保持部
90 演算増幅器

Claims (3)

  1. 互いに連通される上流側流路の一端の開口と下流側流路の一端の開口がともに形成されている圧力調整空間と、
    前記圧力調整空間内において前記両開口を開閉する方向の一方向に駆動される弁体を有し、前記弁体の位置によって前記上流側流路の一端の開口と前記下流側流路の一端の開口との間を連通させる隙間量を変化させるバルブ機構と、
    前記弁体を前記一方向に駆動するアクチュエータと、
    前記アクチュエータの動作を制御する制御部と、
    前記上流側流路内の圧力を計測する圧力センサと、を備え、
    前記アクチュエータは、ピエゾ素子を有し該ピエゾ素子への印加電圧の大きさによって前記一方向における前記弁体の位置を変化させるピエゾ機構と、前記ピエゾ機構よりも粗い制御分解能と広いダイナミックレンジを有し、ステッピングモータを備え該ステッピングモータが1ステップ回転するごとに前記ピエゾ素子を前記一方向へ変位させるステッピング機構を有し、
    前記制御部は、前記圧力センサの計測値が設定された値になるように前記ピエゾ素子への印加電圧をフィードバック制御するフィードバック制御回路を備えたピエゾ制御手段を有するとともに、前記ピエゾ素子への印加電圧が、予め設定された下限値を下回ったときに前記ステッピングモータを前記圧力調整空間の前記隙間量が縮小する方向に1ステップ回転させ、予め設定された上限値を上回ったときに前記ステッピングモータを前記圧力調整空間の前記隙間量が拡大する方向に1ステップ回転させるように構成されたステッピングモータ制御手段を有するものである圧力制御バルブ。
  2. 設定される分析条件ごとに予め定められた前記ステッピングモータの開始位置情報を保持する開始位置情報保持部をさらに備え、
    前記制御部は、設定された分析条件と前記開始位置情報に基づいて前記ステッピングモータの開始位置を割り出し、前記ステッピングモータをその開始位置にする開始位置調節手段をさらに備えている請求項に記載の圧力制御バルブ。
  3. 分析流路と、
    前記分析流路に移動相を送液する移動相送液部と、
    前記分析流路中に試料を導入する試料導入部と、
    前記分析流路上で前記試料導入部よりも下流側に配置された分離カラムと、
    前記分析流路上で前記分離カラムよりも下流側に配置され、前記分離カラムで分離された試料成分を検出する検出器と、
    前記分析流路上で前記検出器よりも下流側に配置され、前記分析流路内の圧力を前記移動相が超臨界状態となる圧力に制御する請求項1又は2に記載の圧力制御バルブと、を備えた超臨界流体クロマトグラフ。
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