JPH10176019A - オルガノポリシロキサン側鎖とアルコール可溶性ポリマー側鎖を有する共重合体の水性エマルジョンの製造方法 - Google Patents

オルガノポリシロキサン側鎖とアルコール可溶性ポリマー側鎖を有する共重合体の水性エマルジョンの製造方法

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JPH10176019A
JPH10176019A JP35412496A JP35412496A JPH10176019A JP H10176019 A JPH10176019 A JP H10176019A JP 35412496 A JP35412496 A JP 35412496A JP 35412496 A JP35412496 A JP 35412496A JP H10176019 A JPH10176019 A JP H10176019A
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monomer
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JP35412496A
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Yoshio Shimizu
喜雄 清水
Masanori Isoda
昌紀 磯田
Yasuaki Kimura
泰章 木村
Kenji Namita
賢治 波多
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オルガノポリシロキサン側鎖を有する共重合
体の水性エマルジョンの製造方法において、共重合体被
膜形成性にすぐれるとともに、形成された被膜を界面活
性剤水溶液で溶解除去することのできる共重合体を含む
水性エマルジョンを製造する方法を提供する。 【解決手段】 (i)塩形成性基を有するビニル系モノ
マー20〜99重量%、(ii)オルガノポリシロキサン
鎖を有するビニル系モノマー0.01〜30重量%、
(iii)アルコール可溶性ポリマー鎖を有するビニル系
モノマー0.01〜20重量%及び(iv)非イオン性ビ
ニル系モノマー1〜80重量%からなるモノマー混合物
をラジカル重合開始剤の存在下で有機溶媒中で溶液重合
させて、オルガノポリシロキサン側鎖とアルコール可溶
性側鎖を有する共重合体を生成させた後、得られた共重
合体溶液に、必要に応じて添加された中和剤の存在下
で、水を添加し、有機溶剤を留去することを特徴とする
オルガノポリシロキサン側鎖とアルコール可溶性ポリマ
ー側鎖を有する共重合体の水性エマルジョンの製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オルガノポリシロ
キサン側鎖とアルコール可溶性ポリマー側鎖を有する共
重合体の水性エマルジョンの製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】高分子物質の水性エマルジョンは、その
媒体が水性媒体であることから、人体及び環境に対する
安全性が高く、塗料や加工剤として広く利用されてい
る。オルガノポリシロキサン側鎖を有する共重体エマル
ジョンの製造方法としては、トルエン等の有機溶媒を乳
化剤の存在下で水中に乳化して形成した有機溶媒の乳化
分散液を反応媒体として用い、この媒体中でオルガノポ
リシロキサン鎖を有するビニルモノマーを他のビニルモ
ノマーと共重合させる方法(特開昭62−64814号
公報)や、アルコール系以外の有機溶媒を反応性媒体と
して用い、この媒体中において、重合性シラン化合物、
不飽和有機酸及び単量体を共重合させながら、末端にヒ
ドロキシル基を有するポリシロキサンを反応させた後、
塩基性化合物と水を加えて撹拌する方法(特開平2−1
67323号公報)等が知られている。しかしながら、
これらの方法は、いずれも、工業的方法としては、未だ
満足し得るものではない。
【0003】特開平2−308807号公報によれば、
オルガノポリシロキサン側鎖を有する共重合体の水性エ
マルジョンを製造するために、塩形成性基を有するビニ
ル系モノマーと、オルガノポリシロキサン鎖を有するビ
ニル系モノマーと、非イオン性ビニル系モノマーからな
るモノマー混合物を、有機溶剤中においてラジカル重合
開始剤の存在下で溶液重合した後、得られた共重合体溶
液に対し、必要に応じて添加された中和剤の存在下で水
を添加し、有機溶剤を留去する方法が開示されている。
この方法は、オルガノポリシロキサン側鎖を有する共重
合体の水性エマルジョンの工業的製造方法としては有利
な方法である。しかしながら、この方法の場合、得られ
る共重合体の使用特性の点で未だ満足し得るものではな
かった。例えば、この方法で得られた共重合体の水性エ
マルジョンを毛髪表面に接触させてその共重合体を毛髪
表面上に析出させ、共重合体被膜を形成させた場合、そ
の被膜使用後に、その被膜を界面活性剤水溶液を用いて
除去しようとすると、その被膜は界面活性剤水溶液には
溶解しないため、容易に除去することができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、オルガノポ
リシロキサン側鎖を有する共重合体の水性エマルジョン
の製造方法において、共重合体被膜形成性にすぐれると
ともに、形成された被膜を界面活性剤水溶液で溶解除去
することのできる共重合体を含む水性エマルジョンを製
造する方法を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、(i)塩形成性基を
有するビニル系モノマー20〜99重量%、(ii)オル
ガノポリシロキサン鎖を有するビニル系モノマー0.0
1〜30重量%、(iii)アルコール可溶性ポリマー鎖
を有するビニル系モノマー0.01〜20重量%及び
(iv)非イオン性ビニル系モノマー1〜80重量%から
なるモノマー混合物をラジカル重合開始剤の存在下で有
機溶媒中で溶液重合させて、オルガノポリシロキサン側
鎖とアルコール可溶性側鎖を有する共重合体を生成させ
た後、得られた共重合体溶液に、必要に応じて添加され
た中和剤の存在下で、水を添加し、有機溶剤を留去する
ことを特徴とするオルガノポリシロキサン側鎖とアルコ
ール可溶性ポリマー側鎖を有する共重合体の水性エマル
ジョンの製造方法が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いる原料モノマー混合
物は、(i)塩形成性基を有するビニル系モノマー(以
下、モノマーAとも言う)、(ii)オルガノポリシロキ
サン鎖を有するビニル系モノマー(以下、モノマーBと
も言う)、(iii)アルコール可溶性ポリマー鎖を有す
るビニル系モノマー(以下、モノマーCとも言う)及び
(iv)非イオン性ビニル系モノマー(以下、モノマーD
とも言う)からなる。以下、これらのモノマーについて
述べる。
【0007】(i)塩形成性基を有するビニル系モノマ
ー(モノマーA) このモノマーAには、酸性基含有ビニル系モノマー、塩
基性基含有ビニル系モノマー及び両性ビニル系モノマー
が包含される。酸性基含有ビニル系モノマーとしては、
カルボン酸基、スルホン酸基、リン酸基等の酸性基を含
有する従来公知のもの、例えば、アクリル酸、メタクリ
ル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマール
酸等の不飽和カルボン酸;スチレンスルホン酸、2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸等の不飽
和スルホン酸;ビニルホスホン酸、ビニルリン酸エステ
ル等の不飽和リン酸等が挙げられる。これらのモノマー
は単独又は混合物の形で用いられる。塩基性基含有ビニ
ル系モノマーとしては、第3級アミノ基、第4級アンモ
ニウム基等の塩基性基を含有する従来公知のもの、例え
ば、ビニルピリジン、2−メチル−5−ビニルピリジン
等のモノビニルピリジン系化合物;アクリル酸N,N−
ジメチルアミノエチル、メタクリル酸N,N−ジメチル
アミノエチル、アクリル酸N,N−ジエチルアミノエチ
ル、メタクリル酸N,N−ジエチルアミノエチル等のア
ミノアルコールと不飽和カルボン酸とのエステル;それ
らのモノマー中に含まれるアミノ基を4級化剤で4級化
して第4級アンモニウム基としたもの等が挙げられる。
この場合、4級化剤としては、ハロゲン化アルキルやハ
ロゲン化ベンジル等が挙げられる。両性ビニル系モノマ
ーとしては、第3級アミノ基含有ビニルモノマーのカル
ボキシベタイン化物又はスルホベタイン化物等が挙げら
れる。
【0008】(ii)オルガノポリシロキサン鎖を有する
ビニル系モノマー(モノマーB) このモノマーBとしては、オルガノポリシロキサン鎖を
有する従来公知の各種のビニルモノマーが用いられる。
このようなビニルモノマーBには、次の一般式(1)で
表されるものが包含される。
【化1】 前記式中、XはH、−(CH2)r−CH3(r=0〜1
7)、−CO−O−(CH2)r−CH3(r=0〜1
7)、フェニル基又はシアノ基を示す。Aはビニル系モ
ノマーの炭素原子に対する結合基を示し、例えば、−C
O−O−、−NH−、−CO−NH−、−CO−、−O
−CO−、−NH−CO−O−、−O−CO−NH−、
−(CR12)a−(R1、R2:低級アルキル基、a:1
〜6の数)、−O−、−S−等を挙げることができる。
Bは連結基であり、2価脂肪族基であることができる。
2価脂肪族基には、アルキレン基、主鎖中に酸素原子、
窒素原子、イオウ原子等のヘテロ原子を有するアルキレ
ン基、主鎖中にフェニレン基等のアリーレン基を含むア
ルキレン基、主鎖中にカルボニルオキシ基又はオキシカ
ルボニル基を含むアルキレン基等が挙げられる。また、
脂肪族基の末端原子は、炭素の他、酸素、窒素、イオウ
原子等のヘテロ原子であることができる。さらに、これ
らの脂肪族基は、その置換基として、ヒドロキシ基やア
ルコキシ基、アルキル基等を有することができる。R1
〜R5は脂肪族基又は芳香族基を示す。脂肪族基として
はメチル基、エチル基、プロピル基等の低級アルキル基
や、メトキシ基、エトキシ基等の低級アルコキシ基等を
好ましいものとして挙げることができる。芳香族基とし
てはフェニル基、トリル基等のアリール基の他、ベンジ
ル基等のアリールアルキル基、フェノキシ基等のアリー
ルオキシ基等を挙げることができる。これらのアリール
基やアルアルキル基、アリールオキシ基は、その芳香族
環にヒドロキシ基やアルコキシ基、アミノ基等の置換基
を有していてもよい。また、式中のp及びmは0又は1
を示し、nは平均重合度を示し、2〜500、好ましく
は5〜500、より好ましくは10〜300の数であ
る。本発明で用いる好ましいモノマーBは、下記一般式
(2)で表されるものである。
【化2】 (式中、R1は水素又はメチル基、R2は酸素原子で中断
されていてもよい炭素数1〜11の2価炭化水素基、n
は平均重合度を示し、0〜500の数である)
【0009】(iii)アルコール可溶性ポリマー鎖を有
するビニル系モノマー(モノマーC) このモノマーCとしては、アルコール可溶性ポリマー鎖
を有する従来公知の各種のビニル系モノマーが用いられ
る。このようなビニル系モノマーCには、次の一般式
(3)で表されるものが包含される。
【化3】 前記式中、X、A及びBは前記一般式(1)に示したも
のと同じものを意味する。Pは0又は1の数を示す。F
は、−S−、−O−又は下記式(4)で表される2価連
結基である。mは0又は1の数を示す。
【化4】 前記式中、Gは1種以上のモノマーである。qは平均重
合度を示し、5〜500、好ましくは10〜300、よ
り好ましくは20〜100の数である。
【0010】モノマーGの具体例としては以下のものが
例示されるが、以下に示す(メタ)アクリルはアクリル
とメタクリルの両者が含まれていることを意味してい
る。 (1)(メタ)アクリル系モノマー (メタ)アクリル酸又はそのアルカリ中和物;(メタ)
アクリルアミド;N,N−ジメチル(メタ)アクリルア
ミド;ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート;
ヒドロキシ(メタ)アクリレート;N−t−ブチルアク
リルアミド;ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート;
(メタ)アクリレートアルコール類;(メタ)アクリル
酸ベンジル;(メタ)アクリル酸シクロヘキシル;直鎖
又は分岐のあるC1〜C18アルコールの(メタ)アクリ
ル酸エステル類;ジメチルアミノメチル(メタ)アクリ
レートやジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート等
の第3級アミン含有(メタ)アクリレート類;重合度2
〜23のポリエチレングリコールから成るメトキシポリ
エチレングリコール(メタ)アクリレート類;重合度1
〜23のポリエチレングリコールから成るフェノキシポ
リエチレングリコール(メタ)アクリレート類;ジメチ
ルアミノメチル(メタ)アクリレートやジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート等の第3級アミン含有(メ
タ)アクリレート類と、ジメチル硫酸やモノクロル酢酸
等の両性化剤との反応による両性(メタ)アクリレー
ト;ジメチルアミノメチル(メタ)アクリレートやジメ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート等の第3級アミ
ン含有(メタ)アクリレート類と、メチルクロライドや
ベンジルクロライド等の4級化剤との反応によるカチオ
ン性(メタ)アクリレート類;その他。 (2)その他のモノマー マレイン酸又はそのアルカリ中和物;無水マレイン酸及
びその半エステル類又はそのアルカリ中和物;クロトン
酸又はそのアルカリ中和物;イタコン酸又はそのアルカ
リ中和物;ジアリルジメチルアンモニウムクロリド;ア
リルアルコールやビニルアルコール等の脂肪族不飽和低
級アルコール類;ビニルエーテル類;マレイミド;ビニ
ルピロリドン、ビニルピリジン、ビニルイミダゾール等
のビニル基を持つヘテロ環化合物類;ビニルカプロラク
タム;スチレン;α−メチルスチレン、t−ブチルスチ
レン、ビニルトルエン、スチレンスルホネート、2−メ
トキシスチレン等のスチレン誘導体類;酢酸ビニル等の
ビニルエステル又はその一部加水分解物;エチレン、ブ
タジエン、シクロヘキサジエン等の不飽和炭化水素類;
エチレンオキシド;その他。これらのうち特に好ましい
モノマーとしては、(メタ)アクリル酸又はそのC1
18一価脂肪族アルコールエステル、酢酸ビニル、エチ
レンオキシド、ビニルアルコール、ビニルピロリドン等
が挙げられる。
【0011】前記一般式(3)の中のJは重合反応停止
末端基を示している。この末端基は、水素原子又は連鎖
移動剤から誘導された置換基を示し、連鎖移動剤から誘
導された末端基Jの具体的構造を例示すると以下の通り
である。 (1)−S−R−COOH R:炭素数1〜4のアルキレン基 (2)−S−R−OH R:炭素数1〜4のアルキレン基 (3)−S−R−NH3Cl R:炭素数1〜4のアルキレン基 (4)−S−CO−R R:炭素数1〜4のアルキレン基 (5)−S−R R:炭素数1〜18のアルキル基
【0012】本発明で用いる好ましいモノマーCは、下
記一般式(5)で表されるものである。
【化5】 前記式中、R1は水素又はメチル基、R2は酸素原子で中
断されていてもよい炭素数1〜11、好ましくは1〜5
の2価の炭化水素基、R3は炭素数1〜11、好ましく
は1〜3の2価の炭化水素基、R4はアルコール可溶性
ビニルモノマーを示す。mは平均重合度を示し、1〜1
00、好ましくは5〜70の数を示す。
【0013】(iv)非イオン性ビニル系モノマー(モノ
マーD) このモノマーDとしては、ビニルピロリドン、(メタ)
アクリルアミド等のビニル基を有するアミド;(メタ)
アクリル酸の直鎖又は分岐のある炭素数1〜18のアル
キルエステル;(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、
(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル等の(メタ)ア
クリル酸ヒドロキシアルキルエステル;(メタ)アクリ
ル酸ポリエチレングリコールエステル(平均重合度P=
1〜23)、(メタ)アクリル酸メトキシポリエチレン
グリコールエステル(P=1〜23)、(メタ)アクリ
ル酸ポリプロピレングリコールエステル(P=1〜2
3)、(メタ)アクリル酸メトキシポリプロピレングリ
コーメエステル(P=1〜23)等の(メタ)アクリル
酸ポリアルキレングリコールエステル;(メタ)アクリ
ル酸ジメチルアミノエチル等の(メタ)アクリル酸ジア
ルキルアミノエチルエステルの他、酢酸ビニル等が挙げ
られる。また、モノマーDとしては、スチレンや、(メ
タ)アクリル酸パーフロロデシルエチル、(メタ)アク
リル酸パーフロロエチル等の高疎水性モノマーをも用い
ることができるが、これらのモノマーは、得られる共重
体のアルコール可溶性を損なわない範囲の量で使用され
る。また、これらのモノマーは、単独又は混合物の形で
用いることができる。
【0014】本発明で用いる原料モノマー混合物におい
て、モノマーAの割合は20〜99重量%、好ましくは
30〜80重量%、さらに好ましくは30〜70重量
%;モノマーBの割合は0.01〜30重量%、好まし
くは0.01〜20重量%、さらに好ましくは0.1〜
20重量%;モノマーCの割合は0.01〜20重量
%、好ましくは0.1〜20重量%、さらに好ましくは
0.1〜10重量%;モノマーDの割合は1〜80重量
%、好ましくは10〜80重量%、さらに好ましくは1
0〜70重量%である。モノマーAの使用割合が少なす
ぎると、得られる共重合体のアルコール可溶性が損なわ
れるようになり、一方、多すぎると水性エマルジョンの
形成が困難になる。モノマーBの使用割合が少なすぎる
と、得られる共重合体にはオルガノポリシロキサンの特
性付与が不十分になり、一方、多すぎると、得られる共
重合体のアルコール可溶性が損なわれるようになる。モ
ノマーCの使用割合が少なすぎると、共重合体の水性エ
マルジョンを固体表面に接触させ、共重合体をその固体
表面上に膜状に析出させるときに、その共重合体のオル
ガノポリシロキサン鎖の析出が不十分になり、その固体
表面に形成される共重合体被膜にはオルガノポリシロキ
サンの特性である滑沢性が充分に付与されない。一方、
多すぎると、経済的でなくなる。モノマーDの使用割合
が少なすぎると共重合体の水性エマルジョン化が困難に
なり、一方、多すぎると、共重合体のアルコール可溶性
が損なわれる。
【0015】さらに、本発明では、モノマーBとモノマ
ーCとの重量比B/Cを、10/1〜1/5、好ましく
は5/1〜1/2の範囲に規定するのがよい。モノマー
BとモノマーCとの重量比をこのような範囲に規定する
ことにより、水性エマルジョン化が容易でかつ被膜形成
性及びアルコール可溶性にすぐれ、その被膜が界面活性
剤水溶液に溶解性を示す共重合体を形成することができ
る。なお、本明細書で言うアルコール可溶性におけるア
ルコールとは、炭素数1〜4の低級飽和アルコール、特
にエタノールを意味する。
【0016】本発明の共重合体の水性エマルジョンを製
造するには、先ず、前記原料モノマー混合物を、有機溶
媒中において、ラジカル重合開始剤の存在下で溶液重合
させる。有機溶媒としては、メタノール、エタノール、
イソプロパノール等のアルコール系溶媒や、酢酸エチル
等のエステル系溶媒が好ましく用いられる。有機溶媒と
しては、50〜99℃の沸点を有するものの使用が好ま
しい。有機溶媒の使用割合は、原料モノマー混合物10
0重量部当り、60〜600重量部、好ましくは100
〜400重量部の割合である。ラジカル重合開始剤とし
ては、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル、2,
2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、
2,2′−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチル
バレロニトリル)、ジメチル−2,2′−アゾビスイソ
ブチレート、2,2′−アゾビス(2−メチルブチロニ
トリル)、1,1′−アゾビス(1−シクロヘキサンカ
ルボニトリル)、2,2′−アゾビス(2−アミジノプ
ロパン)塩酸塩、2,2−アゾビス(N,N−ジメチレ
ン−イソ−ブチロアミジン)液酸塩等のアゾ化合物;ジ
クミルペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド、ジ
ベンゾイルペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキシ
ド等の有機過酸化物;過酸化水素;過硫酸カリウム、過
硫酸アンモニウム等の過硫酸塩等が挙げられる。これら
のうちアゾ化合物が特に好ましい。ラジカル重合開始剤
の添加量はモノマー全量の0.001〜10.0モル
%、好ましくは0.01〜5.0モル%、より好ましく
は0.1〜2.0モル%である。重合反応温度は50〜
150℃、好ましくは50〜100℃であり、この範囲
の温度条件下では、4〜10時間で反応を完結させるこ
とができる。
【0017】次に、前記重合反応後、得られた共重合体
溶液に水を加えて、蒸留又は蒸発処理を行い、混合液中
に含まれる有機溶媒を留去する。この場合の蒸留方法と
しては、単蒸留、減圧蒸留、水蒸気蒸留等が採用され
る。水の添加割合は、共重合体100重量部当り、10
0〜1000重量部、好ましくは100〜500重量部
の割合である。また、蒸留又は蒸発による有機溶媒の除
去は、共重合体溶液中に含まれる有機溶媒の20重量%
以上、好ましくは30〜100重量%が除去されるよう
に行うのがよい。この有機溶媒留去後に得られる共重合
体の水性エマルジョンの一般的組成を示すと、共重合体
濃度:5〜60重量%、好ましくは10〜50重量%、
有機溶媒濃度:0〜30重量%、好ましくは0〜25重
量%、残部水である。
【0018】共重合体溶液に水を加えて有機溶媒留去処
理を行う場合、共重合体中に含まれるモノマーの種類、
組成、重合溶媒の種類によって一概に言えないが、その
留去処理前又は一部の有機溶媒留去後、好ましくは水の
添加に先立って、中和剤を加え、共重合体中に含まれる
酸性基又は塩基性基を中和するのが好ましい。共重合体
中に含まれるモノマーの種類や組成によっては、有機溶
媒を除去して共重合体を水性エマルジョン化したとき
に、共重合体微粒子の良好な分散状態が得られず、共重
合体が塊状に析出する場合がある。このような場合に
は、共重合体中の酸性基や塩基性基を中和して、共重合
体の親水性を高めるのがよい。中和剤としては、酸性基
を中和する場合には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、トリエチルアミン等のアルカリ性物質が用いられ、
塩基性基を中和する場合には、グリコール酸等の有機カ
ルボン酸が用いられる。この場合、中和剤の添加量は、
共重合体に水分散性を付与する範囲であり、通常、共重
合体中に含まれるモノマーA成分に対して、1〜90モ
ル%である。
【0019】原料モノマー混合物の共重合反応により得
られる共重合体は、モノマーB由来の疎水性の高いオル
ガノポリシロキサン側鎖と、モノマーC由来の親水性の
高い、アルコール可溶性のポリマー側鎖を有するととも
に、その主鎖中には、モノマーA由来の親水性部分と、
モノマーD由来の疎水性部分を有するものであり、全体
としては、アルコール可溶性を示すとともに、水分散性
を示し、さらに、界面活性剤水溶液に対して可溶性を示
す。共重合体の数平均分子量は、1,000〜500,
000、好ましくは5,000〜100,000の範囲
である。本発明により得られる共重合体の水性エマルジ
ョンは、良好な共重合体被膜形成性を有し、固体表面に
塗布することにより、その固体表面に均一な共重合体被
膜を形成することができる。この共重合体被膜は、オル
ガノポリシロキサンに基づく高い滑沢性を有する上、そ
の被膜は、必要に応じ、アルコールや界面活性剤水溶液
を用いて溶解除去することができる。
【0020】本発明の共重合体の水性エマルジョンは、
シャンプー、リンス、コンディショナー、ムース、ミス
ト等の毛髪用化粧料基材やボディーシャンプー、クリー
ム等の皮膚用化粧料基材として使用される他、衣類等の
繊維用仕上げ剤等として使用することができる。さら
に、紙、金属、木、ガラス、繊維、プラスチック等の固
体表面に対する塗料や表面加工剤として使用することが
できる。
【0021】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。 実施例1 還流冷却器、2つの滴下ロートA及びB、温度計、窒素
導入管及び撹拌機を備えた四つ口フラスコに、モノマー
B4gをイソプロパノール(IPA)93gに均一に溶
解させた溶液を入れ、窒素ガス導入後、フラスコを加熱
し、80℃まで昇温させた。滴下ロートAには、2,
2′−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)1.0g
をIPA46gに溶解した溶液を入れ、滴下ロートBに
は、モノマーC4gとモノマーA62gとモノマーD3
0gとIPA93gの混合液を入れた。フラスコ内のI
PA温度を80℃に保ち、滴下ロートA及びBの内容物
を2時間かけて滴下し、滴下が終了後も更に2時間同一
温度で反応を継続した。この反応液を室温に冷却し、次
いで、この液に苛性ソーダ4gを精製水500gに均一
に溶解した水溶液を加え、エバポレーターを用いて内容
物を50℃に加熱蒸発させ、IPAを除去して、共重合
体の水性エマルジョンを得た。
【0022】前記したモノマーA、B、C及びDの具体
的内容は以下の通りである。 (1)モノマーA メタクリル酸 (2)モノマーB(チッソ社製、FM−0725)
【化6】 (式中、n=133) (3)モノマーC(東亜合成社製、AB−6)
【化7】 (式中、R4=アクリル酸ブチル、m=46) (4)モノマーD:(メタクリル酸ブチル)
【0023】前記で得られた共重合体の水性エマルジョ
ンにおいて、その共重合体の数平均分子量は50,00
0であり、その共重合体の濃度は17重量%であり、I
PA含有量は5重量%であった。
【0024】実施例2 実施例1において、モノマーDとしてメタクリル酸ヒド
ロキシエチル25gを用いるとともに、モノマーA60
g、モノマーB10g及びモノマーC5gを用いた以外
は同様にして実験を行った。この場合、得られた共重合
体の水性エマルジョンにおいて、その共重合体の数平均
分子量は9,000であり、その重合溶媒(IPA)含
有量は9wt%であった。
【0025】実施例3 実施例1において、モノマーDとしてメタクリル酸ポリ
エチレングリコール(平均重合度:9)50g及びモノ
マーBとして前記式(6)におけるn=66のもの3g
及びn=13のもの5gを用いるとともに、モノマーA
40g及びモノマーC2gを用いた以外は同様にして実
験を行った。この場合、得られた共重合体の水性エマル
ジョンにおいて、その共重合体の数平均分子量は60,
000であり、その重合溶媒(IPA)含有量は7wt
%であった。
【0026】実施例4 実施例1において、モノマーDとしてメタクリル酸ポリ
エチレングリコール(平均重合度:23)40g及びモ
ノマーBとして前記式(6)におけるn=133のもの
1.5g及びn=13のもの6.5gを用いるととも
に、モノマーA50g及びモノマーC2gを用いた以外
は同様にして実験を行った。この場合、得られた共重合
体の水性エマルジョンにおいて、その共重合体の数平均
分子量は7,000であり、その重合溶媒(IPA)含
有量は3wt%であった。
【0027】実施例5 実施例1において、重合溶媒として酢酸エチルを用い、
モノマーDとしてメタクリル酸メチル15g及びモノマ
ーBとして前記式(6)におけるn=366のもの4g
を用いるとともに、モノマーAとしてメタクリル酸ジメ
チルアミノエチル80g及びモノマーCとして前記式
(7)においてR4がメタクリル酸メチルで、m=46
のもの1gを用いた以外は同様にして実験を行った。こ
の場合、得られた共重合体の水性エマルジョンにおい
て、その共重合体の数平均分子量は100,000であ
り、その重合溶媒(酢酸エチル)含有量は1wt%であ
った。
【0028】実施例6 実施例1において、重合溶媒としてエタノールを用い、
モノマーDとしてメタクリル酸ポリエチレングリコール
(平均重合度:23)50g及びモノマーBとして前記
式(6)におけるn=133のもの3g及びn=13の
もの5gを用いるとともに、モノマーA40g及びモノ
マーC2gを用いた以外は同様にして実験を行った。こ
の場合、得られた共重合体の水性エマルジョンにおい
て、その共重合体の数平均分子量は60,000であ
り、その重合溶媒(エタノール)含有量は20wt%で
あった。
【0029】実施例7 実施例1において、重合溶媒としてエタノールを用い、
モノマーDとしてメタクリル酸ポリエチレングリコール
(平均重合度:23)30g及びモノマーBとして前記
式(6)におけるn=133のもの3g及びn=13の
もの5gを用いるとともに、モノマーA60g及びモノ
マーC2gを用いた以外は同様にして実験を行った。こ
の場合、得られた共重合体の水性エマルジョンにおい
て、その共重合体の数平均分子量は45,000であ
り、その重合溶媒(エタノール)含有量は15wt%で
あった。
【0030】比較例1 実施例1において、モノマーC及びモノマーDを用いる
ことなく、モノマーA96g及びモノマーB4gを用い
た以外は同様にして実験を行った。この場合、得られた
共重合体の水性エマルジョンにおいて、その共重合体の
数平均分子量は55,000であり、その重合溶媒(I
PA)含有量は5wt%であった。
【0031】比較例2 実施例1において、モノマーCを用いることなく、モノ
マーDとしてメタクリル酸ヒドロキシエチル50gを用
いるとともに、モノマーA40g及びモノマーB10g
を用いた以外は同様にして実験を行った。この場合、得
られた共重合体の水性エマルジョンにおいて、その共重
合体の数平均分子量は110,000であり、その重合
溶媒(IPA)含有量は8wt%であった。
【0032】比較例3 実施例1において、モノマーDとしてメタクリル酸メチ
ル15gを用いるとともに、モノマーA80g、モノマ
ーBとして前記式(6)におけるn=366のものを5
g用いた以外は同様にして実験を行った。この場合、得
られた共重合体の水性エマルジョンにおいて、その共重
合体の数平均分子量は150,000であり、その重合
溶媒(IPA)含有量は6wt%であった。
【0033】応用例1 実施例1〜7及び比較例1〜3で得た共重合体の水性エ
マルジョンをガラス板に100μmのドクターブレード
で塗布して、24時間室温で風乾して被膜を形成した。
この被膜について、下記の方法でその静摩擦係数及び溶
解性を調べた。 (1)静摩擦係数 表面性測定機(新東科学(株)製HEIDON−14
型)を用いて、25℃、湿度60%で下記の条件で測定
した。 接触子:SUS Ball 加 重:100g 速 度:10mm/min 静摩擦係数値に対する指で触ったときの感触は以下の通
りである。 0.5以上・・・指が引っかかる 0.2〜0.5・・・僅かに指が引っかかる 0.2以下・・・指が引っかからない (2)溶解性 界面活性剤としてのラウリルポリオキシエチレン硫酸エ
ステルナトリウムを濃度1重量%で含む界面活性剤水溶
液を入れた直径20cmのシャーレに、前記共重合体被
膜を有するガラス板を浸漬し、24時間放置する。放置
後、目視で共重合体の溶け残りを次の基準で評価した。 ○:ガラス板上に何も残らない △:ガラス板上に僅かに溶け残りがある ×:ガラス板上にほとんど塗布した状態で残っている
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】本発明の方法においては、オルガノポリ
シロキサン側鎖とアルコール可溶性ポリマー側鎖の両方
を有するビニル系共重合体の水性エマルジョンを効率よ
く製造することができる。しかも、本発明の場合、その
共重合体は水不溶性でありながら、アルコール可溶性を
示し、かつ界面活性剤水溶液に対して溶解性を示すとい
う特異な物理的特性を有する。本発明で得られる共重合
体の水性エマルジョンは、良好な被膜形成性を有し、固
体表面に対して滑沢性の良い耐水性被膜を形成させるこ
とができる。しかも、この被膜は、アルコールや界面活
性剤水溶液で溶解除去することができるという大きな利
点を有する。本発明により得られる共重合体の水性エマ
ルジョンは、化粧品基材や、繊維仕上げ剤、塗料、表面
加工剤等として有利に用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 波多 賢治 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)塩形成性基を有するビニル系モノ
    マー20〜99重量%、(ii)オルガノポリシロキサン
    鎖を有するビニル系モノマー0.01〜30重量%、
    (iii)アルコール可溶性ポリマー鎖を有するビニル系
    モノマー0.01〜20重量%及び(iv)非イオン性ビ
    ニル系モノマー1〜80重量%からなるモノマー混合物
    をラジカル重合開始剤の存在下で有機溶媒中で溶液重合
    させて、オルガノポリシロキサン側鎖とアルコール可溶
    性ポリマー側鎖を有する共重合体を生成させた後、得ら
    れた共重合体溶液に、必要に応じて添加された中和剤の
    存在下で、水を添加し、有機溶剤を留去することを特徴
    とするオルガノポリシロキサン側鎖とアルコール可溶性
    ポリマー側鎖を有する共重合体の水性エマルジョンの製
    造方法。
JP35412496A 1996-12-18 1996-12-18 オルガノポリシロキサン側鎖とアルコール可溶性ポリマー側鎖を有する共重合体の水性エマルジョンの製造方法 Pending JPH10176019A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005097857A1 (ja) * 2004-04-09 2005-10-20 Shiseido Company, Ltd. ブラシ状交互共重合体及びその製造方法
JP2007161824A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Matsushita Electric Works Ltd シリコーン系樹脂組成物及び塗装品

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WO2005097857A1 (ja) * 2004-04-09 2005-10-20 Shiseido Company, Ltd. ブラシ状交互共重合体及びその製造方法
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