JPH10174339A - モータの巻線端末構造及びモータの巻線端末処理方法 - Google Patents

モータの巻線端末構造及びモータの巻線端末処理方法

Info

Publication number
JPH10174339A
JPH10174339A JP34234696A JP34234696A JPH10174339A JP H10174339 A JPH10174339 A JP H10174339A JP 34234696 A JP34234696 A JP 34234696A JP 34234696 A JP34234696 A JP 34234696A JP H10174339 A JPH10174339 A JP H10174339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
winding
motor
core
slack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34234696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihide Ishino
行秀 石野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP34234696A priority Critical patent/JPH10174339A/ja
Publication of JPH10174339A publication Critical patent/JPH10174339A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Heads (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、車載用モータにおい
て、振動による応力を緩和して巻線の端末部における断
線を防止する巻線端末構造及び巻線端末処理方法を提供
する。 【解決手段】 モータのコア20に巻回される巻線3
0の端末部を電気的にターミナル40に接続するモータ
の巻線端末構造であって、コア20はターミナル40が
固定されるターミナル固定部50を備え、巻線30の端
末部はターミナル40の一部にたるみ34をもって巻き
付けられ、更に巻線30の端末部の先端がターミナル4
0の先端部においてたるみ35をもって半田付けされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータにおける巻線
の端末構造に関するものであり、特に車載用モータにお
ける巻線断線を防止するための巻線端末構造及び巻線端
末処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車載用モータにおいて、図1
7で示すように、コアに巻回された巻線130は、ター
ミナル140まで延設されて、巻線130の端末部がタ
ーミナル140に半田付けされている。このとき、巻線
130の終端部131からターミナル140の電気接合
部までは巻線130が略直線状になって結ばれている。
【0003】上記の場合において、車両やエンジンの振
動等により巻線が振られ、この振動により電気接合部で
応力が集中し巻線が断線するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記問題点に対して、
特開平5−1607において、巻線端末を巻回され接続
される端子導体を有するコイルボビンにおいて、端子導
体に2組のV字形の切欠部を形成し、巻線コイルの端末
の基端側を基端部側の切欠部に複数回巻回し、更に巻線
コイルの端末の先端側を突端側の切欠部に複数回巻回
し、突端側の切欠部に半田付け部を形成した構造が提示
されている。
【0005】上記技術によれば、2箇所の巻線部分の間
の部分は、2箇所の巻回部分に連続しており、端子導体
が動いても2箇所の巻回部分は同様に動くため、巻回部
分の間部分において両端が同様に動き、引張力がかかる
ことなくこの部分での断線を防止することができる。
【0006】しかし上記技術においても、2つのV溝間
にたるみがなければ、たわみによる寸法変化を吸収する
ことができず巻線断線が発生する可能性がある。
【0007】本発明の目的は、車載用モータにおいて、
振動による応力を緩和して巻線の端末部における断線を
防止する巻線端末構造及び巻線端末処理方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係るモー
タの巻線端末構造は、モータのコアに巻回される巻線の
端末部を電気的にターミナルに接続するモータの巻線端
末構造であって、前記コアはターミナルが固定されるタ
ーミナル固定部を備え、前記巻線の端末部は前記ターミ
ナルの一部にたるみをもって巻き付けられ、更に前記巻
線の端末部の先端が前記ターミナルの先端部においてた
るみをもって半田付けされていることを特徴とする。
【0009】なお、ターミナルは自由端部が折り曲げら
れていると好適である。
【0010】本願請求項3に係るモータの巻線端末構造
は、モータのコアに巻回される巻線の端末部を電気的に
ターミナルに接続するモータの巻線端末構造であって、
前記コアはターミナルが係合されるターミナル固定部を
備え、前記巻線の端末部は前記ターミナル固定部の一部
にたるみをもって巻き付けられ、更に前記巻線の端末部
の先端が前記ターミナルの一部においてたるみをもって
半田付けされていることを特徴とする。
【0011】本願請求項4に係るモータの巻線端末処理
方法は、モータのコアに巻回される巻線の端末部を電気
的にターミナルに接続するモータの巻線端末処理方法で
あって、前記ターミナルの一部に巻線の端末部を巻回し
て巻回部を形成し、次に該巻線の端末部の先端を前記タ
ーミナルの先端部に半田付けし、前記ターミナルを折り
曲げて、前記コアに巻回された巻線の終端部と前記ター
ミナルの巻回部間と、該巻回部と巻線の端末部の先端と
の間にたるみを設けてなることを特徴とする。
【0012】本願請求項5に係るモータの巻線端末処理
方法は、モータのコアに巻回される巻線の端末部を電気
的にターミナルに接続するモータの巻線端末処理方法で
あって、前記ターミナルが係合されるターミナル固定部
の一部に巻線の端末部を巻回して巻回部を形成し、次に
該巻線の端末部の先端を前記ターミナルの一部に半田付
けし、前記ターミナル固定部を前記コアに圧入するとと
もに、前記ターミナルを前記ターミナル固定部に圧入さ
せて、前記コアに巻回された巻線の終端部と前記ターミ
ナル固定部の巻回部間と、該巻回部と巻線の端末部の先
端との間にたるみを設けてなることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係るモータ10の巻線端
末構造は、モータ10のコア20に巻回される巻線30
の端末部を電気的にターミナル40に接続するモータ1
0の巻線端末構造である。コア20はターミナル40が
固定されるターミナル固定部50を備え、巻線30の端
末部はターミナル40の一部にたるみをもって巻き付け
られ、更に巻線30の端末部の先端がターミナル40の
先端部においてたるみをもって半田付けされている。
【0014】本発明に係るモータ10の巻線端末処理方
法は、モータ10のコア20に巻回される巻線30の端
末部を電気的にターミナル40に接続するモータの巻線
端末処理方法である。ターミナル40の一部に巻線30
の端末部を巻回し、次に巻線30の端末部の先端をター
ミナル40に半田付けし、ターミナル40を折り曲げ
て、コア20に巻回された巻線30の終端部とターミナ
ル40の巻回部32間と、巻回部32と巻線の端末部の
先端との間にたるみ34,35を設ける。
【0015】以上のように本発明によれば、巻線30の
端末部にたるみをもった巻回部32が形成され、更に巻
線30の端末部の先端がターミナル40にたるみをもっ
て半田付けされているので、車両のゆれやエンジンの振
動により巻線端末部が振動で振られても、上記たるみ3
4,35で巻線の端末部にかかる応力を緩和するととも
に、巻回部32により応力を分散させ、さらにこの巻回
部32が固定されていないため熱収縮及び部品たわみに
よる寸法変化を吸収することができ、巻線の端末部にお
ける断線を防止することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【0017】図1乃至図6は、本発明に係る第1実施例
を示すものであり、図1は巻線断線防止構造を示す説明
図、図2は図1の要部拡大図、図3はターミナルを有す
るターミナル固定部を示す説明図、図4はターミナルの
初期状態を示す説明図、図5及び図6はターミナルの折
曲げ方法を示す説明図である。
【0018】本例のモータ10は、図1で示すように、
アウターロータタイプのブラシレスモータであり、コア
20と、このコア20に巻回される巻線30と、この巻
線30の巻線の端末部が取り付けられるターミナル40
と、を備えている。
【0019】本例のコア20には巻線30が巻回され、
中央に回転軸(図示せず)を通すための円筒状の空間2
1が形成されている。またコア20と巻線30との絶縁
は、コア20の表面に絶縁性皮膜を形成することにより
行われている。
【0020】コア20には、図3に示すように樹脂から
なるターミナル固定部50が一体に形成されており、こ
のターミナル固定部50にはターミナル40がインサー
ト成形されている。
【0021】ターミナル40は2本の端子導体41,4
2を有しており、この2本の端子導体のうち、端子導体
41の基端部側には、図2に示すように巻線30の端末
部がたるみ34をもって複数回緩く巻き付けられ、更に
巻線の端末部の先端はターミナルの先端部においてたる
み35をもって半田付けされている。また他方の端子導
体42はモータ10の基板11に半田付けされて固定さ
れている。
【0022】次に上記巻線端末構造を形成するための、
巻線30の端末部における巻線端末処理方法について説
明する。
【0023】まず、ターミナル40をターミナル固定部
50に取り付ける方法から説明する。本例におけるター
ミナル40は、初期状態において、図4に示すように2
本の端子導体41,42を有しており、この2本の端子
導体のうち、一方の端子導体41は図4に示すように先
端側に切欠部41a及び基端部側に切欠部41bを有し
ている。また他方の端子導体42は前記端子導体41と
平行に形成されている。また2本の端子導体の付根部分
43は、2本の端子導体に対して直角に形成されてい
る。この初期状態のターミナル40の付根部43をター
ミナル固定部50においてインサート成形することによ
りターミナル40はターミナル固定部50において固定
される。
【0024】次に上記ターミナル40に、コア20に巻
回された巻線30の端末部を取付ける方法について説明
する。上記ターミナル固定部50に取り付けられたター
ミナル40の端子導体のうち、切欠部41a,41bを
備えた端子導体41へ巻線30の端末部を接続する。こ
のとき端子導体41の切欠部41bに、巻線30の端末
部のコア20に近い部分を複数回緩く巻き付けて、巻回
部32を形成する。更に端子導体41の先端側の切欠部
41aに、巻線30の端末部の先端を半田付けして半田
付け部33を形成する。
【0025】次に巻線30の端末部が取り付けられた端
子導体41において巻線にたるみ34及びたるみ35を
形成する方法について説明する。
【0026】まずターミナル固定部50を有するコア2
0をモータ10に組み付ける前に、端子導体41,42
を折り曲げる。端子導体の折り曲げ方としては、図5に
示すように、2本の端子導体41,42をそれぞれ、図
5の矢印方向、即ちコア20側に折り曲げる。
【0027】上記のように折り曲げることにより、端子
導体41上の切欠部41bに形成される巻回部32がコ
ア20に近づくために、コア20から延出している巻線
の終端部、即ち巻線30の巻終わり部31からターミナ
ル40上に形成された巻回部32までの間にたるみ34
が発生する。さらに図6に示すように巻回部32と、端
子導体41の先端側の切欠部41aに巻線先端部が半田
付けされて形成された半田付け部33との間を折り曲げ
る。これにより、巻回部32と半田付け部33との間の
距離が縮まるため、この間においてたるみ35が発生す
る。
【0028】以上のような巻線端末処理方法により、車
載用モータにおいて、巻線の端末部における断線を防止
する巻線端末構造とすることができる。
【0029】即ち単に巻線の端末部にたるみ付けを行っ
ただけでは、巻線30における固定されていない部分が
長くなり、この固定されていない巻線部分の重みで振動
によりこの巻線が振られ、応力が集中して、断線が発生
し易くなる。本例では巻線30にたるみ34,35を設
けるだけでなく、ターミナル40上に巻回部32も形成
しているので、この巻回部32において応力を分散させ
ることができる。さらに巻回部32を固着させていない
ので、熱収縮及び部品たわみによる寸法変化を吸収する
こともできる。
【0030】図7乃至図14は本発明の第2及び第3実
施例を示すものであり、図7は第2実施例を示す説明
図、図8は第3実施例を示す説明図、図9は図8におけ
る要部拡大図、図10は第3実施例を示す説明断面図、
図11は図10における要部拡大図、図12乃至図14
は第3実施例における巻線端末処理方法を示す説明図で
ある。上記各実施例において前記実施例と同一部材等に
は同一符号を付してその説明を省略する。
【0031】前記第1実施例ではコア20とターミナル
固定部50が一体に形成されている例を示したが、図7
に示す第2実施例ではターミナル固定部50は、コア2
0に取り外し可能に形成されている。
【0032】本例のコア20には複数の係合凹部22
(本例では3箇所)が形成され、また本例のターミナル
固定部50には複数の係合突部51(本例では3ヶ所)
が形成されて、この係合凹部22と係合凸部51とが係
合するような構成となっている。このような構成とする
ことによりコア20の大きさを限定することなく、コア
20の形状に合わせてターミナル固定部50を形成すれ
ばあらゆる大きさのコアに対応することができる。
【0033】なお、係合凹部22及び係合凸部51は3
箇所に限らず何箇所で形成しても良い。
【0034】図8乃至図14は本例の第3実施例を示し
ている。本例のコア20も、前記実施例と同様に樹脂か
らなるターミナル固定部50を備え、このターミナル固
定部50にはターミナル40がインサート成形されてい
る。
【0035】第3実施例における巻線端末構造について
次に説明する。図10及び図11に示すように、巻線3
0の端末部は、ターミナル固定部50の一部分において
たるみ34をもって複数回緩く巻き付けられ、更に巻線
30の端末部の先端はターミナル40にたるみ35をも
って半田付けされている。そしてターミナル40の端部
はモータ10の基板11に半田付けされて固定されてい
る。
【0036】次に本例における上記巻線端末構造を形成
するための、巻線30の端末部における巻線端末処理方
法について説明する。
【0037】本例のターミナル固定部50は、コア20
とは別体に形成され、図12に示すようにコア20に圧
入されて一体となるように形成されている。このターミ
ナル固定部50にはターミナル40を圧入するための金
属からなるカラー52がインサート成形されている。
【0038】そしてターミナル固定部50には、後述す
るように巻線30を巻回して巻回部32を形成するため
の切欠部53が形成されている。
【0039】そしてターミナル固定部50をコア20に
仮圧入し、ターミナル固定部50に形成された切欠部5
3へ巻線30の端末部を複数回緩く巻き付けて、巻回部
32を形成する。また、ターミナル40を図12に示す
ようにターミナル固定部50のカラー52に仮圧入し、
ターミナル40の所定位置において巻線30の端末部の
先端を半田付けして半田付け部33を形成する。
【0040】そして図12に示すようにターミナル固定
部50をコア20に圧入する。これによりコア20と巻
回部32とが近づくため、コア20に巻回された巻線3
0の終端部、即ち巻線30の巻終わり部31とターミナ
ル固定部50上に形成された巻回部32との間にたるみ
34が発生する。
【0041】さらに図13に示すようにターミナル40
をターミナル固定部50のカラー52へ圧入する。これ
により、巻回部32と半田付け部33との距離が縮まる
ため、この間においてたるみ35が発生する。なお、コ
ア20へのターミナル固定部50の圧入及びターミナル
固定部50へのターミナル40の圧入はどちらを先に行
っても良い。
【0042】図15及び図16は、ターミナル40のモ
ータ10への組付け方法の他の実施例を示す説明図であ
る。前記実施例のようにターミナル40においては、巻
線30の端末部の先端をターミナル40に固定するため
の半田付け部33が形成されるとともに、モータ10の
基板11への固定のための半田付けをしている。このよ
うにターミナル40は2箇所において半田付け部を有す
るため、組付け時にこの半田付け部が再溶解しないよう
に、本例ではターミナルのモータへの組付けを差込式と
する。
【0043】本例においてターミナル40にはテーパ部
44が設けられて差し込みやすく形成されている。また
ターミナル40を保持するターミナル固定部50は、図
14に示す実施例では、ターミナル40を挾持するよう
に、2枚の側壁54,54が基板11に半田付けされて
固定されて形成されている。この側壁54,54は、モ
ータ側から次第に狭くなるように傾斜して基板11に組
み付けられており、ターミナル40を挾持する構成とな
っている。
【0044】あるいは図15に示すように、筒状に形成
されたターミナル固定部50の内側壁に凸部55を設
け、この凸部55でターミナル40を押圧して保持す
る。
【0045】以上のように車載用のモータ10におい
て、巻線30の端末部をターミナル40或いはターミナ
ル固定部50にたるみ34をもって巻き付けて巻回部3
2を形成し、更に巻線30の端末部の先端をターミナル
40にたるみ35をもって半田付けする構成とすること
により、車両のゆれやエンジンの振動により巻線端末部
が振動で振られても、上記たるみ34,35で巻線30
の端末部にかかる応力を緩和するとともに、巻回部32
により応力を分散させ、さらにこの巻回部32が固定さ
れていないため熱収縮及び部品たわみによる寸法変化を
吸収することができ、巻線30の端末部における断線を
防止することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明の巻線端末構造及び巻線端末処理
方法によれば、車載用モータにおいて、振動による巻線
における応力を緩和して巻線の端末部における断線を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る巻線断線防止構造を示す説明図で
ある。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】本発明に係るターミナルを有するターミナル固
定部を示す説明図である。
【図4】初期状態のターミナルを示す説明図である。
【図5】本発明に係るターミナルの折曲げ方法を示す説
明図である。
【図6】本発明に係るターミナルの折曲げ方法を示す説
明図である。
【図7】第2実施例を示す説明図である。
【図8】第3実施例を示す説明図である。
【図9】図8におけるB部拡大図である。
【図10】第3実施例を示す説明断面図である。
【図11】図10におけるC部拡大図である。
【図12】第3実施例における巻線端末処理方法を示す
説明図である。
【図13】第3実施例における巻線端末処理方法を示す
説明図である。
【図14】第3実施例における巻線端末処理方法を示す
説明図である。
【図15】ターミナルをモータへ取り付ける他の方法を
示す説明図である。
【図16】ターミナルをモータへ取り付ける他の方法を
示す説明図である。
【図17】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 モータ 20 コア 21 内側空間 22 係合凹部 30 巻線 31 巻終わり部 32 巻回部 33 半田付け部 34 たるみ 35 たるみ 40 ターミナル 41 端子導体 42 端子導体 43 付根部 44 テーパ部 50 ターミナル固定部 51 係合凸部 52 カラー 53 切欠部 54 側壁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータのコアに巻回される巻線の端末部
    を電気的にターミナルに接続するモータの巻線端末構造
    であって、前記コアはターミナルが固定されるターミナ
    ル固定部を備え、前記巻線の端末部は前記ターミナルの
    一部にたるみをもって巻き付けられ、更に前記巻線の端
    末部の先端が前記ターミナルの先端部においてたるみを
    もって半田付けされていることを特徴とするモータの巻
    線端末構造。
  2. 【請求項2】 前記ターミナルは自由端部が折り曲げら
    れていることを特徴とする請求項1記載のモータの巻線
    端末構造。
  3. 【請求項3】 モータのコアに巻回される巻線の端末部
    を電気的にターミナルに接続するモータの巻線端末構造
    であって、前記コアはターミナルが係合されるターミナ
    ル固定部を備え、前記巻線の端末部は前記ターミナル固
    定部の一部にたるみをもって巻き付けられ、更に前記巻
    線の端末部の先端が前記ターミナルの一部においてたる
    みをもって半田付けされていることを特徴とするモータ
    の巻線端末構造。
  4. 【請求項4】 モータのコアに巻回される巻線の端末部
    を電気的にターミナルに接続するモータの巻線端末処理
    方法であって、前記ターミナルの一部に巻線の端末部を
    巻回して巻回部を形成し、次に該巻線の端末部の先端を
    前記ターミナルの先端部に半田付けし、前記ターミナル
    を折り曲げて、前記コアに巻回された巻線の終端部と前
    記ターミナルの巻回部間と、該巻回部と巻線の端末部の
    先端との間にたるみを設けてなることを特徴とするモー
    タの巻線端末処理方法。
  5. 【請求項5】 モータのコアに巻回される巻線の端末部
    を電気的にターミナルに接続するモータの巻線端末処理
    方法であって、前記ターミナルが係合されるターミナル
    固定部の一部に巻線の端末部を巻回して巻回部を形成
    し、次に該巻線の端末部の先端を前記ターミナルの一部
    に半田付けし、前記ターミナル固定部を前記コアに圧入
    するとともに、前記ターミナルを前記ターミナル固定部
    に圧入させて、前記コアに巻回された巻線の終端部と前
    記ターミナル固定部の巻回部間と、該巻回部と巻線の端
    末部の先端との間にたるみを設けてなることを特徴とす
    るモータの巻線端末処理方法。
JP34234696A 1996-12-09 1996-12-09 モータの巻線端末構造及びモータの巻線端末処理方法 Pending JPH10174339A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34234696A JPH10174339A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 モータの巻線端末構造及びモータの巻線端末処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34234696A JPH10174339A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 モータの巻線端末構造及びモータの巻線端末処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10174339A true JPH10174339A (ja) 1998-06-26

Family

ID=18353019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34234696A Pending JPH10174339A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 モータの巻線端末構造及びモータの巻線端末処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10174339A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1276209A1 (en) * 2001-07-05 2003-01-15 Tamagawa Seiki Kabushiki Kaisha Terminal connection structure of a resolver stator coil
GB2431297A (en) * 2005-10-14 2007-04-18 Denso Corp Coil connection in electromagnetic valve
JP2020102902A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 日本電産サンキョー株式会社 アクチュエータ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1276209A1 (en) * 2001-07-05 2003-01-15 Tamagawa Seiki Kabushiki Kaisha Terminal connection structure of a resolver stator coil
KR20030005014A (ko) * 2001-07-05 2003-01-15 다마가와 세이끼 가부시키가이샤 리졸버 스테이터 코일의 터미널 연결 구조
US6873074B2 (en) 2001-07-05 2005-03-29 Tamagawa Seiki Kabushiki Kaisha Terminal connection structure of a resolver stator coil
EP1870984A2 (en) * 2001-07-05 2007-12-26 Tamagawa Seiki Kabushiki Kaisha Terminal connection structure of a resolver stator coil
EP1870984A3 (en) * 2001-07-05 2008-12-31 Tamagawa Seiki Kabushiki Kaisha Terminal connection structure of a resolver stator coil
GB2431297A (en) * 2005-10-14 2007-04-18 Denso Corp Coil connection in electromagnetic valve
GB2431297B (en) * 2005-10-14 2010-11-17 Denso Corp Electromagnetic valve and manufacturing method of the same
JP2020102902A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 日本電産サンキョー株式会社 アクチュエータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050231050A1 (en) Motor
US6294255B1 (en) Method of and structure for fixing a flexible electrical conductor
JPH10174339A (ja) モータの巻線端末構造及びモータの巻線端末処理方法
JP2930432B2 (ja) 小型モーターのボビン構造
JPH04368445A (ja) モールドモータの接続構造
JPH1169690A (ja) 端子ピン付き捲き線部品
JP2001145325A (ja) 多励磁巻線型小型モータ及びモータ用多極コネクタ
JP5213679B2 (ja) コイル装置
US6156138A (en) Method of and structure for fixing a flexible electrical conductor
JPH0622484A (ja) モータの固定子
JPH0888961A (ja) 磁石式発電機の固定子
JPH10241955A (ja) コイル装置
WO2021049391A1 (ja) モータのステータ構造、モータ及び移動体
JPH1118392A (ja) ブラシレスモータ
JP2002118019A (ja) 面実装型巻線部品
JP3155916B2 (ja) 電動機
JP2021087340A (ja) モータ
JP3541449B2 (ja) コイル端末固定方法
KR100217783B1 (ko) 전기부품의 하우징구조
JP3894258B2 (ja) ステータ巻線構造
JP4766219B2 (ja) 電磁クラッチ
JP2556796Y2 (ja) 固定子におけるリード線の端末構造
JP2022025830A (ja) モータ
JP2022046151A (ja) モータ
JPH1154066A (ja) 偏向ヨーク装置