JPH1017419A - スルホンアミド誘導体とピラゾール誘導体を含有する除草性組成物 - Google Patents

スルホンアミド誘導体とピラゾール誘導体を含有する除草性組成物

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JPH1017419A
JPH1017419A JP8173470A JP17347096A JPH1017419A JP H1017419 A JPH1017419 A JP H1017419A JP 8173470 A JP8173470 A JP 8173470A JP 17347096 A JP17347096 A JP 17347096A JP H1017419 A JPH1017419 A JP H1017419A
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weeds
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JP8173470A
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English (en)
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Kazuo Sato
佐藤  一雄
Noriaki Kudo
法明 工藤
Toyokuni Honma
豊邦 本間
Kiyoshi Koi
清 小井
Junji Kadotani
淳二 門谷
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】殺草スペクトルが広く、生育の進んだ雑草にも
有効で、かつ抑草効果が一定期間維持でき、水稲に安全
性の大きい薬剤を見出すこと。 【解決手段】一般式(I) 【化1】 [R1 =H又はC2〜C5アルカノイル基、R2 =H、
Cl等]のスルホンアミド誘導体と、4−(2,4−ジ
クロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−ピラゾリ
ル−p−トルエンスルホネート等を含有する除草性組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた除草活性を
有する新規な水田除草剤組成物に関する。更に詳しく
は、スルホンアミド誘導体とピラゾール誘導体を含有す
る水田除草性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、水田除草剤として数多くの除草剤
が実用化され、単剤及び混合剤として広く一般に使用さ
れている。しかしながら、水田雑草は多種類におよび、
また各雑草の発芽、生育時期は一様ではなく、特に多年
生雑草の発生は長期におよぶ。そのため一回の除草剤散
布ですべての雑草を防除することは非常に困難である。
したがって除草剤としては、一年生雑草、多年生雑草を
含めた多くの種類の雑草を枯殺できる、すなわち殺草ス
ペクトルが広く、生育の進んだ雑草にも有効で、かつ抑
草効果が一定期間維持でき、水稲に安全性の大きい薬剤
の出現が最も要望されている。
【0003】本発明の一方の有効成分である一般式
(I)
【0004】
【化3】
【0005】[式中、R1 は水素原子又はC2〜C5ア
ルカノイル基を示し、R2 は水素原子、塩素原子、メト
キシカルボニル基又は式−C(=NOCH3 )CH3
示す]で表わされるスルホンアミド誘導体[以下化合物
(I)と略す]は、新規化合物である。
【0006】本発明の他の有効成分である4−(2,4
−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−ピラ
ゾリル−p−トルエンスルホネート[以下化合物(A)
と略す]は一般名ピラゾレート、2−[4−(2,4−
ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチルピラゾール−
5−イルオキシ]アセトフェノン[以下化合物(B)と
略す]は一般名ピラゾキシフェン及び2−[4−(2,
4−ジクロロ−m−トルオイル)−1,3−ジメチルピ
ラゾール−5−イルオキシ]−4’−メチルアセトフェ
ノン[以下化合物(C)と略す]は一般名ベンゾフェナ
ップとして知られている公知除草活性化合物である。
【0007】化合物(I)は、水田において水稲に薬害
を及ぼすことなく、一年生イネ科雑草及び一年生、多年
生カヤツリグサ科雑草に対して効果を有する。しかしな
がら、雑草がある程度大きくなった時期に薬剤処理する
とその効果は低下し、特にノビエに対する効果は不充分
になる。また、広葉雑草に対して活性を有するが完全に
枯殺する薬量では水稲に薬害を生じる。
【0008】一方、化合物(A)、(B)及び(C)
は、ノビエ、一年生広葉雑草、ホタルイ等に対して、発
生初期の処理では除草効果は高いが、生育の進んだ雑草
に対しては、その効果は弱くなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、従来の
除草剤の上記問題点を改良する目的で、一回の散布で全
雑草を完全に防除し、しかも水稲に対して高度の安全性
を有し、人畜毒性の極めて低い安全な除草剤の検索を続
けた結果、前記した二種の有効成分を配合することによ
って、これらの問題点を改良した優れた除草剤が得られ
ることを見出し、本発明を完成した。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(I)
【0011】
【化4】
【0012】[式中、R1 は水素原子又はC2〜C5ア
ルカノイル基を示し、R2 は水素原子、塩素原子、メト
キシカルボニル基又は式−C(=NOCH3 )CH3
示す]で表わされるスルホンアミド誘導体及び、4−
(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−
5−ピラゾリル−p−トルエンスルホネート、2−[4
−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル
ピラゾール−5−イルオキシ]アセトフェノン及び2−
[4−(2,4−ジクロロ−m−トルオイル)−1,3
−ジメチルピラゾール−5−イルオキシ]−4’−メチ
ルアセトフェノンより選ばれる1種又は2種以上のピラ
ゾール誘導体を有効成分として含有する除草性組成物で
ある。
【0013】一般式(I)において、C2〜C5アルカ
ノイル基とは、例えばアセチル、プロピオニル、ブチリ
ル、イソブチリル、シクロプロパンカルボニル、シクロ
ブタンカルボニルのような総炭素数1乃至4個の直鎖、
分枝鎖又は環状アルキル基にカルボニル基が結合した基
である。好適にはプロピオニル、ブチリル又はシクロブ
チリルであり、更に好適にはプロピオニルである。
【0014】一般式(I)で表される化合物において、
1 は、好適には水素原子、プロピオニル、ブチリル、
シクロブチルカルボニルであり、更に好適にはプロピオ
ニルである。
【0015】R2 は、好適には水素原子、塩素原子又は
式−C(=NOCH3 )CH3 であり、、更に好適には
式−C(=NOCH3 )CH3 である。
【0016】である。
【0017】化合物(I)に対する混合相手としては、
好適には化合物(A)である。
【0018】化合物(I)の代表例を下記の表1に示す
が、一般式(I)で表わされる化合物はこれに限定され
るものではない。
【0019】なお、表1においてMeはメチル基を、E
tはエチル基を、cBuはシクロブチル基を、それぞれ
示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【化5】
【0022】 ──────────────────────────────────── 化合物番号 R12 融点(℃) ──────────────────────────────────── I−1 H H 138〜140.5 I−2 COEt H 85〜86 I−3 H Cl 156.5〜159 I−4 COEt Cl 112〜115 I−5 H COOMe 109〜110 I−6 COEt COOMe オイル I−7 H C(=NOMe)Me アモルファス I−8 COEt C(=NOMe)Me 128〜130 I−9 CO−cBu C(=NOMe)Me 97〜99 ──────────────────────────────────── 上記例示化合物のうち、好適な化合物としては、1、
3、8番の化合物を挙げることができる。
【0023】最も好適な化合物としては、8番の化合物
を挙げることができる。
【0024】表1の化合物の、化合物番号、化合物名及
び核磁気共鳴スペクトルを以下に示す。なお、[NMR(20
0MHz,CDCl3) δ(ppm) ]は、それぞれ省略する。
【0025】化合物番号I−1N−[4−(2−ピリミジニルオキシ)フェニル]トリ
フルオロメタンスルホンアミド 9.10(brs, 1H), 8.60(d, 2H, J=4.8Hz), 7.31(d, 2H, J
=8.0Hz), 7.15(d, 2H,J=8.0Hz), 7.12(t, 1H, J=4.8H
z). 化合物番号I−2N−プロピオニル−N−[4−(2−ピリミジニルオキ
シ)フェニル]トリフルオロメタンスルホンアミド 8.59(d, 2H, J=4.8Hz), 7.36(s, 4H), 7.12(t, 1H, J=
4.8Hz), 2.35(q, 2H, J=7.2Hz), 1.11(t, 3H, J=7.2H
z). 化合物番号I−3N−[2−クロロ−4−(2−ピリミジニルオキシ)フ
ェニル]トリフルオロメタンスルホンアミド 8.60(d, 2H, J=4.8Hz), 7.64(d, 1H, J=9.9Hz), 7.37
(d, 1H, J=2.6Hz), 7.20(dd, 1H, J=2.6, 9.9Hz), 7.13
(t, 1H ,J=4.8Hz). 化合物番号I−4N−[2−クロロ−4−(2−ピリミジニルオキシ)フ
ェニル]−N−プロピオニルトリフルオロメタンスルホ
ンアミド 8.61(d, 2H, J=4.8Hz), 7.50(d, 1H, J=2.5Hz), 7.41
(d, 1H, J=8.9Hz), 7.28(dd, 1H, J=2.5, 8.9Hz), 7.15
(t, 1H, J=4.8Hz), 2.35(q, 2H, J=7.2Hz), 1.14(t, 2
H, J=7.2Hz), 化合物番号I−5N−[2−メトキシカルボニル−4−(2−ピリミジニ
ルオキシ)フェニル]トリフルオロメタンスルホンアミ
11.20(brs, 1H), 8.57(d, 2H, J=4.8Hz), 7.92(d, 1H,
J=2.9Hz), 7.82(d, 1H, J=9.1Hz), 7.43(dd, 1H, J=2.
9, 9.1Hz), 7.10(t, 1H, J=4.8Hz), 3.96(s, 3H). 化合物番号I−6N−[2−メトキシカルボニル−4−(2−ピリミジニ
ルオキシ)フェニル]−N−プロピオニルトリフルオロ
メタンスルホンアミド 8.59(d, 2H, J=4.8Hz), 7.97(d, 1H, J=2.9Hz), 7.51(d
d, 1H, J=2.9, 8.6Hz), 7.38(d, 1H, J=8.6Hz), 7.13
(t, 1H, J=4.8Hz), 3.90(s, 3H), 2.48(q, 2H, J=7.2H
z), 1.14(t, 3H, J=7.2Hz). 化合物番号I−7N−[2−(1−メトキシイミノエチル)−4−(2−
ピリミジニルオキシ)フェニル]トリフルオロメタンス
ルホンアミド 11.81(brs, 1H), 8.58(d, 2H, J=4.8Hz), 7.75(d, 1H,
J=9.0Hz), 7.39(d, 1H, J=2.7Hz), 7.24(dd, 1H, J=9.
0, 2.7Hz), 7.09(t, 1H, J=4.8Hz), 4.05(s, 3H), 2.29
(s, 3H). 化合物番号I−8N−[2−(1−メトキシイミノエチル)−4−(2−
ピリミジニルオキシ)フェニル]−N−プロピオニルト
リフルオロメタンスルホンアミド 8.61(d, 2H, J=4.8Hz), 7.33-7.39(m, 3H), 7.14(t, 1
H, J=4.8Hz), 3.93(s,1H), 2.21-2.60(m, 2H), 2.19(s,
3H), 1.12(t, 3H, J=7.2Hz). 化合物番号I−9N−シクロブタンカルボニル−N−[2−(1−メトキ
シイミノエチル)−4−(2−ピリミジニルオキシ)フ
ェニル]トリフルオロメタンスルホンアミド 8.60(d, 2H, J=5.0Hz), 7.35(m, 1H), 7.27(m, 2H), 7.
13(t, 1H, J=5.0Hz),3.87(s, 3H), 3.18(q, 1H, J=8.1H
z), 2.56(q, 1H, J=8.1Hz), 2.10-2.30(m, 1H), 2.16
(s, 3H), 1.75-1.96(m, 4H).
【0026】
【発明の実施の形態】化合物(I)は、以下に記載する
方法によって製造することができる。
【0027】
【化6】
【0028】式中、R2 は、前記と同意義を示し、Y
は、ハロゲン原子又はメタンスルホニル基のような脱離
基を示し、R1bは、C2〜C5アルカノイル基を示し、
2aは、水素原子、塩素原子、メトキシカルボニル基又
はアセチル基を示す。
【0029】以下、これらの一般的製造方法について更
に詳しく説明する。
【0030】(工程A)本工程は、一般式(III)で
表される化合物と、一般式(II)で表される脱離基Y
を有する化合物とを、溶媒の存在下又は非存在下、塩基
を用いる置換反応により、一般式(IVa)で表される
エーテル化合物を製造する工程である。
【0031】本工程で用いられる塩基としては、例え
ば、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジエチルイ
ソプロピルアミン、ピリジン、1,4−ジアザビシクロ
[2.2.2]オクタン、1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]ウンデセンのような有機三級アミン類、
水素化ナトリウム、水素化カルシウム、ナトリウム、リ
チウム、n−ブチルリチウム、リチウムジイソプロピル
アミド、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド、ナ
トリウムメトキシド、t−ブトキシカリウムなどのアル
カリ金属塩基類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの無機塩基類であ
り、好適には、水素化ナトリウムやリチウムビス(トリ
メチルシリル)アミド、炭酸カリウムである。
【0032】塩基の使用量は、化合物(II)に対して
通常1乃至20倍当量、好適には1.2乃至5倍当量で
ある。
【0033】反応は、好適には溶媒の存在下で行なわれ
る。
【0034】使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、好適には、ヘキサン、石油エーテル、ベンゼン、ト
ルエンのような炭化水素類、クロロホルム、塩化メチレ
ンのようなハロゲン化炭化水素類、エチルエーテル、テ
トラヒドロフランのようなエーテル類、N,N−ジメチ
ルホルムアミドのようなアミド類、ジメチルスルホキシ
ドのようなスルホキシド類及びアセトニトリルのような
ニトリル類並びにこれらの溶媒の混合物等であり、好適
には、N,N−ジメチルホルムアミドである。
【0035】反応温度は、通常−70〜90℃であり、
好適には、20〜60℃である。反応時間は、主に反応
温度、原料化合物、反応試薬又は使用される溶媒の種類
によって異なるが、通常15分〜一昼夜であり、好適に
は、15分〜4時間である。
【0036】(工程B)本工程は、前記工程Aにより製
造される化合物(IVa)のうち、R2aがアセチル基で
ある化合物(IVa1)を、O−メチルヒドロキシルア
ミン若しくはそれらの塩(例えば、塩酸、硫酸、硝酸の
ような鉱酸との塩)と反応させることによって、アセチ
ル基を式−C(=NOCH3 )CH3 で表わされる基に
変換した化合物(IVb)を製造する工程である。
【0037】反応は、通常は不活性溶媒中で行なわれ
る。
【0038】使用される溶媒としては、例えば、ヘキサ
ン、石油エーテル、ベンゼン、トルエン、キシレンのよ
うな炭化水素類、クロロホルム、塩化メチレン、o−ジ
クロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類、エチル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレン
グリコールジメチルエーテルのようなエーテル類、メタ
ノール、エタノールのようなアルコール類、酢酸のよう
な脂肪酸類、水並びにこれらの混合溶媒等をあげること
ができる。
【0039】反応温度は、好適には、10℃〜60℃で
ある。反応時間は、通常1時間〜3日間程度であり、好
適には、8時間〜1日間程度である。
【0040】(工程C)本工程は、前記化合物(IV)
を原料として、溶媒の存在下及び反応助剤の存在下、ト
リフルオロメタンスルホン酸の反応性誘導体と反応する
ことにより、式(Ia)で表される化合物を製造する工
程である。
【0041】本工程に使用される反応助剤は、通常塩基
性の物が好ましい。
【0042】そのような反応助剤は、例えば、トリエチ
ルアミン、トリブチルアミン、ジエチルイソプロピルア
ミン、ピリジン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.
2]オクタン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]
−7−ウンデセンのような有機三級アミン類や、水素化
ナトリウム、水素化カルシウム、ナトリウム、リチウ
ム、n−ブチルリチウム、リチウムジイソプロピルアミ
ド、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド、t−ブ
トキシカリウムなどのアルカリ金属塩基類、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ムなどの無機塩基であり、好適には、トリエチルアミン
やピリジンなどの有機三級アミン類である。
【0043】トリフルオロメタンスルホン酸の反応性誘
導体として適当なものは、例えば、酸ハロゲン化物や酸
無水物であり、好適には、酸クロライド、酸フルオライ
ド、酸無水物である。
【0044】反応助剤の使用量は、化合物(IV)に対
して通常1〜20倍当量、好適には、1.1〜2.5倍
当量であり、トリフルオロメタンスルホン酸の反応性誘
導体の使用量は、化合物(IV)に対して通常1〜20
倍当量、好適には、1.1〜2.5倍当量である。
【0045】反応は、好適には溶媒の存在下で行なわれ
る。
【0046】使用される溶媒としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ヘキサン、石油エーテル、ベンゼ
ン、トルエンのような炭化水素類、クロロホルム、塩化
メチレンのようなハロゲン化炭化水素類、エチルエーテ
ル、テトラヒドロフランのようなエーテル類、N,N−
ジメチルホルムアミドのようなアミド類、ジメチルスル
ホキシドのようなスルホキシド類及びアセトニトリルの
ようなニトリル類並びにこれらの溶媒の混合物であり、
更に好適には塩化メチレン、N,N−ジメチルホルムア
ミドである。
【0047】反応温度は、通常−70℃〜150℃であ
り、好適には、−20℃〜40℃である。反応時間は、
主に反応温度、原料化合物、反応試薬又は使用される溶
媒の種類によって異なるが、通常15分〜一昼夜であ
り、好適には、15分〜3時間である。
【0048】本工程においては、通常、化合物(Ia)
の他に一般式(Va)で表される化合物が同時に生成さ
れる。その比率は、反応条件、特に原料である化合物
(IV)の反応性及びトリフルオロメタンスルホン酸の
反応性誘導体の量と種類により大幅に変わりうる。
【0049】例えば、トリフルオロメタンスルホン酸無
水物を、化合物(IV)に対して1.0〜1.2当量用
いて、−20℃〜0℃の低温で反応を行なえば、通常化
合物(Ia)を主生成物として取得できる。一方、トリ
フルオロメタンスルホン酸無水物を、化合物(IV)に
対して2.5〜3.0当量用いて、室温で反応を行なえ
ば、通常化合物(Va)を主生成物として取得できる。
【0050】化合物(Ia)の取得を目的とする場合に
は、それ故、本工程の反応物(通常は、前述のとおり、
化合物(Ia)と化合物(Va)の混合物)を、単離し
又は単離することなしに、後述する加水分解反応である
工程Dに付して、その全量を化合物(Ia)とすること
ができる。化合物(Va)の取得を目的とする場合に
は、本工程の反応物を、カラムクロマトグラフィー等の
通常の精製方法で、分離・精製すればよい。
【0051】(工程D)本工程は、前記工程Dの反応混
合物を単離し、又は単離することなく、本工程の加水分
解反応に付し、化合物(Ia)を製造する工程である。
【0052】加水分解反応は、塩基の存在下に溶媒中で
行なわれる。
【0053】使用される塩基としては、酢酸ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムをあげることができる。
【0054】溶媒は反応に関与しないものであれば、特
に限定はなく、例えばメタノール、エタノール、プロパ
ノールのようなアルコール類、ジエチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、2−
メトキシエチルエーテルのようなエーテル類及び水並び
にこれらの溶媒の混合物が使用される。
【0055】反応温度及び反応時間に特に限定はなく、
通常−10℃〜100℃、好適には、0℃〜50℃で、
30分〜15時間、好適には、30分間〜8時間であ
る。
【0056】(工程E)本工程は、一般式(Ia)で表
される化合物を、一般式R1bOHで表わされるカルボン
酸若しくはその反応性誘導体と反応させることによりア
ミド結合を形成し、一般式(Ib)で表される化合物を
製造する工程である。
【0057】本工程は、化合物(Ia)のスルホンアミ
ドのアミノ基とカルボン酸R1bOHとのアミド化反応で
あって、それ故、アミド化反応としてそれ自体知られた
公知の方法によって行われる。
【0058】カルボン酸R1bOHの反応性誘導体として
は、例えば、酸ハライド(酸クロリド、酸ブロミド
等)、酸無水物、混合酸無水物、活性エステル(例え
ば、2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニルエス
テル)、活性アミド等、アミド化に通常用いられるもの
が挙げられる。
【0059】式R1bOHのカルボン酸の酸ハライドを用
いる場合、反応は好適には、塩基の存在下で行われる。
【0060】使用される塩基としては、例えば、トリエ
チルアミン、N,N−ジメチルアニリン、ピリジン、4
−ジメチルアミノピリジン、1,5−ジアザビシクロ[
4.3.0] −5−ノネン(DBN)又は1,8−ジア
ザビシクロ[ 5.4.0] −7−ウンデセン(DBU)
のような有機塩基をあげることができる。
【0061】カルボン酸R1bOHの酸ハライドは、化合
物(Ia)に対して通常1乃至20当量、好適には、2
乃至10当量、塩基は、通常1乃至20当量、好適に
は、2乃至10当量使用される。
【0062】反応は、通常は不活性溶媒中で行なわれ
る。
【0063】使用される溶媒としては、例えば、ヘキサ
ン、石油エーテル、ベンゼン、トルエン、キシレンのよ
うな炭化水素類、クロロホルム、塩化メチレン、o−ジ
クロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類、エチル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレン
グリコールジメチルエーテルのようなエーテル類、酢酸
エチルのようなエステル類等をあげることができる。
【0064】反応温度は、通常0℃〜100℃、好適に
は、20℃〜60℃である。反応時間は、通常30分〜
3時間程度である。
【0065】(工程F)本工程は、一般式(VI)で表
される化合物[本化合物は、上記の化合物(IVa1)
を原料として工程C、Dに準じて製造される]を原料と
して、O−メチルヒドロキシルアミン若しくはそれらの
塩(例えば、塩酸、硫酸、硝酸のような鉱酸との塩)と
反応させることによって、化合物(Ia1)を製造する
工程である。
【0066】本工程は、工程Bと同様の方法により行な
うことができる。
【0067】上記各工程の反応終了後、反応目的物は常
法により、反応混合物から採取される。例えば、反応混
合物に水と混和しない有機溶剤を加え水洗後、溶剤を留
去することによって得られる。得られた目的化合物は、
必要ならば、常法、例えば、再結晶、再沈殿、ならびに
クロマトグラフィー等によって更に精製される。
【0068】化合物(I)は、畑作の茎葉処理及び土壌
処理において問題となる種々の雑草、例えば、ソバカズ
ラ、スベリヒユ、ハコベ、シロザ、アオゲイトウ、アメ
リカツノクサネム、エビスグサ、ノハラガラシ、ナズ
ナ、イチビ、アメリカキンゴジカ、フィールドパンジ
ー、ヤエムグラ、セイヨウヒルガオ、ヒメオドリコソ
ウ、ホトケノザ、シロバナチョウセンアサガオ、イヌホ
オズキ、オオイヌノフグリ、イヌカミツレ、コーンマリ
ーゴールドのような広葉雑草;ヒエ、イヌビエ、エノコ
ログサ、メヒシバ、オヒシバ、スズメノカタビラ、ブラ
ックグラス、スズメノテッポウ、カラスムギ、セイバン
モロコシ、シバムギ、ウマノチャヒキ、ギョウギシバの
ようなイネ科雑草及びツユクサのようなツユクサ科雑
草;コゴメガヤツリ、ハマスゲのようなカヤツリグサ科
雑草等の種々の雑草に対して、除草活性を示し、かつ、
トウモロコシ、コムギ、ダイズのような主要作物に対し
て問題となるような薬害を示さない。
【0069】又、化合物(I)は、水田において問題と
なる種々の雑草、例えば、タイヌビエのようなイネ科雑
草;タマガヤツリ、ホタルイ、マツバイ、ミズガヤツリ
のようなカヤツリグサ科雑草等に対して除草活性を示
し、かつ、イネに対しては問題となる薬害を示さない。
【0070】更に、畑地、水田のみならず、果樹園、桑
園、非農耕地においても使用することができる。
【0071】本発明の相乗効果は広い範囲の混合比で認
められ、化合物(I)1重量部に対して、化合物
(A)、(B)または(C)を、0.5乃至20重量部
の割合で混合して、有用な除草剤を作成することができ
る。このようにして完成された本発明除草剤は、雑草の
発芽前及び発芽後に土壌処理することにより高い除草効
果が得られる。
【0072】本発明混合剤は、原体そのものを散布して
もよいし、担体及び必要に応じて他の補助剤と混合し
て、除草剤として通常用いられる製剤形態、たとえば粉
剤、粗粉剤、微粒剤、粒剤、水和剤、乳剤、水性懸濁
剤、顆粒水和剤、油懸濁剤、水田投げ込み剤等に調製さ
れて使用される。
【0073】本発明混合剤を調製するのに使用する適当
な固体担体としては、カオリナイト群、パリロフィライ
ト群、モンモリロナイト群あるいはアタパルジャイト群
等で代表されるクレー類、タルク、雲母、葉ロウ石、軽
石、バーミキュライト、石こう、炭酸カルシウム、ドロ
マイト、けいそう土、マグネシウム石灰、りん灰石、ゼ
オライト、無水ケイ酸、合成ケイ酸カルシウム等の無機
物質、大豆粉、タバコ粉、クルミ粉、小麦粉、木粉、で
んぷん、結晶セルロース等の植物性有機物質、クマロン
樹脂、石油樹脂、アルキド樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ
アルキレングリコール、ケトン樹脂、エステルガム、コ
ーバルガム、ダンマルガム等の合成または天然の高分子
化合物、カルナバロウ、蜜ロウ等のワックス類、あるい
は尿素、塩化カリウム、硫酸アンモニウム等の水溶性無
機物質があげられる。
【0074】適当な液体担体としては、ケロシン、鉱
油、スピンドル油、ホワイトオイル等のパラフィン系も
しくはナフテン系炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、エチルベンゼン、クメン、メチルナフタリン等の
芳香族炭化水素、四塩化炭素、クロロホルム、トリクロ
ロエチレン、モノクロロベンゼン、O−クロロトルエン
等の塩素化炭化水素、ジオキサン、テトラヒドロフラン
のようなエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、
ジイソブチルケトン、シクロヘキサノン、アセトフェノ
ン、イソホロン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸アミ
ル、エチレングリコールアセテート、ジエチレングリコ
ールアセテート、マレイン酸ジブチル、コハク酸ジエチ
ル等のエステル類、メタノール、n−ヘキサノール、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、シクロヘキ
サノール、ベンジルアルコール等のアルコール類、エチ
レングリコールエチルエーテル、エチレングリコールフ
ェニルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールブチルエーテル等のエーテル
アルコール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド等の極性溶媒あるいは水等があげられる。
【0075】乳化、分散、湿潤、拡展、結合、崩壊性調
整、有効成分安定化、流動性改良、防錆等の目的で使用
される界面活性剤は、非イオン性、陰イオン性、陽イオ
ン性及び両性イオン性のいずれのものをも使用しうる
が、通常は非イオン性及び(または)陰イオン性のもの
が使用される。適当な非イオン性界面活性剤としては、
たとえば、ラウリルアルコール、ステアリルアルコー
ル、オレイルアルコール等の高級アルコールにエチレン
オキシドを重合付加させたもの、オクチルフェノール、
ノニルフェノール等のアルキルフェノールにエチレンオ
キシドを重合付加させたもの、スチリルフェノール、ス
チリルクレゾール等のアリールフェノールにエチレンオ
キシドを重合付加させたもの、ブチルナフトール、オク
チルナフトール等のアルキルナフトールにエチレンオキ
シドを重合付加させたもの、パルミチン酸、ステアリン
酸、 オレイン酸等の高級脂肪酸にエチレンオキシドを重
合付加させたもの、これらのノニオン系界面活性剤とリ
ン酸とのモノエステル、ジエステル、トリエステルの混
合物又は硫酸エステル及びそれらの塩、ドデシルアミ
ン、ステアリン酸アミド等のアミンにエチレンオキシド
を重合付加させたもの、ソルビタン等の多価アルコール
の高級脂肪酸エステルおよびそれにエチレンオキシドを
重合付加させたもの、エチレンオキシドとプロピレンオ
キシドを重合付加させたもの等があげられる。適当な陰
イオン性界面活性剤としては、たとえば、ラウリル硫酸
ナトリウム、オレイルアルコール硫酸エステルアミン塩
等のアルキル硫酸エステル塩、スルホこはく酸ジオクチ
ルエステルナトリウム、イソプロピルナフタレンスルホ
ン酸ナトリウム、メチレンビスナフタレンスルホン酸ナ
トリウム、リグニンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム等のアリールスルホン酸塩
等があげられる。
【0076】さらに本発明の混合剤には製剤の性状を改
善し、生物効果を高める目的で、カゼイン、ゼラチン、
アルブミン、ニカワ、アルギン酸ソーダ、カルボキシメ
チルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、ポリビニルアルコール等の高分子化合物や
他の補助剤を併用することもできる。
【0077】上記の担体及び種々の補助剤は製剤の剤
型、適用場面等を考慮して、目的に応じてそれぞれ単独
にあるいは組合わせて適宜使用される。
【0078】粉剤や粗粉剤は、たとえば有効成分化合物
を通常0.1乃至25重量部含有し、残部は固体担体で
ある。
【0079】水和剤や顆粒水和剤は、たとえば有効成分
化合物を通常1乃至90重量部含有し、残部は固体担
体、分散湿潤剤であって、必要に応じて保護コロイド
剤、チキソトロピー剤、消泡剤が加えられる。これらの
製剤は、水に投入して撹拌すると水中に懸濁分散する。
【0080】粒剤や微粒剤は、たとえば有効成分化合物
を通常0.1乃至35重量部含有し、残部は大部分が固
体担体である。有効成分化合物は固体担体と均一に混合
されているか、あるいは固体担体の表面に均一に固着も
しくは吸着されており、粒の径は約0.2乃至1.5m
m程度である。
【0081】乳剤は、たとえば有効成分化合物を通常1
乃至70重量部含有しており、これに約5乃至20重量
部の乳化剤が含まれ、残部は液体担体であり、必要に応
じて防錆剤等のその他の補助剤が加えられる。
【0082】水性懸濁剤や油懸濁剤は、水または高沸点
の有機溶剤中に、有効成分を適当な界面活性剤を用いて
懸濁または乳化分散させたもので、必要に応じて増粘剤
等を添加して経時安定性を保つようにする。
【0083】水田投げ込み剤は有効成分を、適当な剤
型、例えば、粉剤、粒剤、錠剤、乳剤、塊錠剤等に製剤
し、必要があれば、これらを水溶性のフィルムまたは容
器に分包としたもので、使用に際してはこれらをそのま
ま水田中に数個から数百個ばらまき使用する。
【0084】
【実施例】以下、本発明について製剤例及び参考例を示
し更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限られるも
のではない。
【0085】
【製剤例1】(水性懸濁剤) ニューコール291PG(日本乳化剤(株)製、界面活
性剤)1部を精製水57.0部に均一に分散させた中
に、化合物(I)−1を6.0部、化合物(A)36.
0部を加え、懸濁させた。得られた懸濁液をダイノミル
KDL型(シンマルエンタープライゼス社製、ビーズミ
ル)により、直径1mmのガラスビーズを用いて粉砕
し、平均粒子径2.5μmの懸濁液を得た。別に、ロー
ドポール23(ローヌプーラン(株)製、キサンタンガ
ム)0.2部及びビーガムR(三洋化成(株)製、ケイ
酸アルミニウム・マグネシウム)2.0部を精製水9
7.8部に分散させ、増粘剤液を得た。先に粉砕した懸
濁液50.0部に増粘液剤35.0部、及びプロピレン
グリコール15.0部を順次加え、撹拌混合して化合物
(I)−1を3.0%、化合物(A)を18.0%含有
する水性懸濁剤を得た。
【0086】
【製剤例2】(粒剤) 化合物(I)−1を1.0部、化合物(A)を6.0
部、炭酸カルシウム粉末(足立石灰(株)製、カルフィ
ン600)70.3部、ベントナイト粉末(豊順鉱業
(株)製、穂高印)20.0部、アミコールNo.1
(日澱化学工業(株)製、デキストリン)1.5部を混
合し、ジェットオーマイザー0101型(セイシン企業
(株)製、ジェットミル)により空気圧6〜7kg/c
3 、 供給速度2kg/hrの条件で粉砕した。粉砕品
98.8部をナウタミキサー(ホソカワミクロン(株)
製、円錐混合機)に仕込み、混合しながら、トキサノン
GR31A(三洋化成工業(株)、分散剤、40%水溶
液)2.5部、ニューコール291PG0.2部、水1
2.5部の混合液を加えて練合した。練合物をエックペ
レッタ−EX−1型(不二パウダル(株)製、押し出し
造粒機)を用い、開口径0.8mmのスクリーンより押
し出し造粒した。送風棚型乾燥機を用いて60℃で乾燥
した後、開口径1.000mmと0.500mmの篩を
用いて整粒し、化合物(I)−1を1.0%、化合物
(A)を6.0%それぞれ含有する粒剤を得た。
【0087】
【製剤例3】(水和剤) 化合物(I)−1を6.0部、化合物(A)を36.0
部、カープレックス#100を15.0部、ネオゲンパ
ウダー(第一工業製薬(株)製、湿潤剤)3.0部、ラ
ベリンFAN(第一工業製薬(株)製、分散剤)10.
0部、ゴーセノールGL−05S(日本合成(株)製、
ポリビニルアルコール)5.0部、及びジークライト
(ジークライト鉱業(株)製、カオリナイトクレー)を
混合して全量を100.0部とし、ジェットオーマイザ
ー0101型(セイシン企業(株)製、ジェットミル)
により空気圧6〜7kg/cm3 、 供給速度3kg/h
rで粉砕し、化合物(I)−1を6.0%、化合物
(A)を36.0%含有する水和剤を得た。
【0088】
【参考例】以下に、化合物(I)の製造方法の具体例を
参考例として示す。
【0089】
【参考例1】 [工程A]2−(4−アミノ−3−メトキシカルボニルフェノキ
シ)ピリミジン 4−アミノ−3−メトキシカルボニルフェノール(5.
4g,32.3mmol)のジメチルホルムアミド(D
MF,12ml)とトルエン(100ml)の混合溶液
に、アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム(1.9g,
47.4mmol;60%純度)を加え、15分間撹拌
した。ついで、2−クロロピリミジン(3.69g,3
2.2mmol)を加え、90℃で1時間撹拌した。反
応終了後、反応液を水にあけ、酢酸エチルで抽出した。
抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮して、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製することによ
り、目的物7.28g(91%)を得た。
【0090】核磁気共鳴スペクトル(200MHz)δ(CDCl3)p
pm:8.54(d, 2H, J=4.8Hz), 7.69(d,1H, J=2.8Hz), 7.12
(dd, 1H, J=2.8, 8.8Hz), 7.00(t, 1H, J=4.8Hz), 6.70
(d,1H, J=8.8Hz) 5.71(brs, 2H), 3.83(s, 3H).
【0091】
【参考例2】 [工程B]2−(1−メトキシイミノエチル)−4−(2−ピリミ
ジニルオキシ)アニリン ジオキサン(2ml),メタノール(2ml)及び水
(1.2ml)の混合溶液に、参考例1の方法に準じて
製造された2−アセチル−4−(2−ピリミジニルオキ
シ)アニリン(232mg,1.01mmol)とO−
メチルヒドロキシルアミン塩酸塩(171mg,2.0
5mmol)を順次加え、室温で24時間撹拌した。反
応終了後、反応液を水にあけ、酢酸エチルで抽出した。
抽出液を飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥
し、濃縮して、2−(1−メトキシイミノエチル)−4
−(2−ピリミジニルオキシ)アニリンの粗生成物を2
36mg(90%)得た。
【0092】
【参考例3】 [工程C]2−[4−N,N−ビス(トリフルオロメタンスルホニ
ル)アミノ−3−メトキシカルボニルフェノキシ]ピリ
ミジン 及びN−[2−メトキシカルボニル−4−(2−
ピリミジニルオキシ)フェニル]トリフルオロメタンス
ルホンアミド(化合物番号I−5) 参考例1の方法で得た2−(4−アミノ−3−メトキシ
カルボニルフェノキシ)ピリミジン(7.28g,2
9.7mmol)の塩化メチレン溶液に、氷冷下、トリ
エチルアミン(12.4ml)と無水トリフルオロメタ
ンスルホン酸(12.4ml)を順次加え、1時間撹拌
した。反応終了後、反応液を水にあけ、酢酸エチルで抽
出した。抽出液を飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシウム
で乾燥し、濃縮して、2−[4−N,N−ビス(トリフ
ルオロメタンスルホニル)アミノ−3−メトキシカルボ
ニルフェノキシ]ピリミジンと、N−[2−メトキシカ
ルボニル−4−(2−ピリミジニルオキシ)フェニル]
トリフルオロメタンスルホンアミドの混合物の粗生成物
を30.0g得た。
【0093】
【参考例4】 [工程C]2−[4−N,N−ビス(トリフルオロメタンスルホニ
ル)アミノ−3−(1−メトキシイミノエチル)フェノ
キシ]ピリミジン 及びN−[2−(1−メトキシイミノ
エチル)−4−(2−ピリミジニルオキシ)フェニル]
トリフルオロメタンスルホンアミド(化合物番号I−
7) 参考例2の方法で得た2−(1−メトキシイミノエチ
ル)−4−(2−ピリミジニルオキシ)アニリンの粗生
成物(236mg)の塩化メチレン溶液に、氷冷下、ト
リエチルアミン(0.37ml)と無水トリフルオロメ
タンスルホン酸(0.37ml)を順次加え、1時間撹
拌した。反応終了後、反応液を水にあけ、酢酸エチルで
抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濃縮して、2−[4−N,N−ビス(トリ
フルオロメタンスルホニル)アミノ−3−(1−メトキ
シイミノエチル)フェノキシ]ピリミジンと、N−[2
−(1−メトキシイミノエチル)−4−(2−ピリミジ
ニルオキシ)フェニル]トリフルオロメタンスルホンア
ミドの混合物の粗生成物を0.30g得た。
【0094】
【参考例5】 [工程C]N−[2−(1−メトキシイミノエチル)−4−(2−
ピリミジニルオキシ)フェニル]トリフルオロメタンス
ルホンアミド(化合物番号I−7) 参考例2の方法で得た2−(1−メトキシイミノエチ
ル)−4−(2−ピリミジニルオキシ)アニリンの粗生
成物(103mg)とトリエチルアミン(61μl)の
塩化メチレン溶液に、アルゴン雰囲気下、−20℃で、
無水トリフルオロメタンスルホン酸(72μl)を加
え、1時間撹拌した。反応終了後、反応液を直接、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製することによ
り、目的物139mg(89%)を得た。
【0095】
【参考例6】 [工程Cと工程E]N−プロピオニル−N−[2−(1−メトキシイミノエ
チル)−4−(2−ピリミジニルオキシ)フェニル]ト
リフルオロメタンスルホンアミド(化合物番号I−8) 参考例2の方法で得た2−(1−メトキシイミノエチ
ル)−4−(2−ピリミジニルオキシ)アニリンの粗生
成物(1.01g)とトリエチルアミン(0.59m
l)の塩化メチレン溶液に、アルゴン雰囲気下、−20
℃で、無水トリフルオロメタンスルホン酸(0.70m
l)を加え、1時間撹拌した。さらに−20℃で、トリ
エチルアミン(0.97ml)と、プロピオニルクロリ
ド(0.67ml)を順次加えた。その後、室温にて1
2時間撹拌した。反応終了後、反応液を直接、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製することにより、目
的物1.38g(79%)を得た。
【0096】
【参考例7】 [工程D]N−[2−メトキシカルボニル−4−(2−ピリミジニ
ルオキシ)フェニル]トリフルオロメタンスルホンアミ
ド(化合物番号I−5) 上記参考例3で得られた粗生成混合物30.0gのテト
ラヒドロフラン(THF)溶液に、3規定の水酸化ナト
リウム水溶液を加え、室温で一時間撹拌した。反応終了
後、反応液を水にあけ、希塩酸でpHを7に調整した
後、酢酸エチルで抽出した。抽出液を硫酸マグネシウム
で乾燥後、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフ
ィーで精製して、5.72g(51%)の目的物を得
た。
【0097】
【参考例8】 [工程D]N−[2−(1−メトキシイミノエチル)−4−(2−
ピリミジニルオキシ)フェニル]トリフルオロメタンス
ルホンアミド(化合物番号I−7) 上記参考例4で得た粗生成混合物(0.30g)のTH
F(10ml)−水(5ml)の混合溶液に、炭酸カリ
ウム(0.20g)を加え、室温で一時間撹拌した。反
応終了後、反応液を水にあけ、希塩酸でpHを7に調整
した後、酢酸エチルで抽出した。抽出液を硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製して、0.11g(40%)の目
的物を得た。
【0098】
【参考例9】 [工程E]N−プロピオニル−N−[2−メトキシカルボニル−4
−(2−ピリミジニルオキシ)フェニル]トリフルオロ
メタンスルホンアミド(化合物番号I−6) 上記参考例7で得られたN−[2−メトキシカルボニル
−4−(2−ピリミジニルオキシ)フェニル]トリフル
オロメタンスルホンアミド(0.14g,0.37mm
ol)の塩化メチレン溶液に、0℃でトリエチルアミン
(1.03ml)とプロピオニルクロリド(0.51m
l)を加え、1時間撹拌した。反応終了後、反応液を水
にあけ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を1N塩酸と飽
和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。濃縮
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
して、0.10g(62%)の目的物を得た。
【0099】
【参考例10】 [工程E]N−プロピオニル−N−[2−(1−メトキシイミノエ
チル)−4−(2−ピリミジニルオキシ)フェニル]ト
リフルオロメタンスルホンアミド(化合物番号I−8) 上記参考例8で得られたN−[2−(1−メトキシイミ
ノエチル)−4−(2−ピリミジニルオキシ)フェニ
ル]トリフルオロメタンスルホンアミド(66mg,
0.17mmol)の塩化メチレン溶液に、0℃でトリ
エチルアミン(36μl)とプロピオニルクロリド(3
1μl)を加え、1時間撹拌した。反応終了後、反応液
を水にあけ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を1N塩酸
と飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。
濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製して、58mg(77%)の目的物を得た。
【0100】
【参考例11】 [工程F]N−[2−(1−メトキシイミノエチル)−4−(2−
ピリミジニルオキシ)フェニル]トリフルオロメタンス
ルホンアミド(化合物番号I−7) ジオキサン(2ml)、メタノール(2ml)及び水
(1.2ml)の混合溶液に、参考例3の方法に準じて
製造されたN−[2−アセチル−4−(2−ピリミジニ
ルオキシ)フェニル]トリフルオロメタンスルホンアミ
ド(103mg,0.285mmol)とO−メチルヒ
ドロキシルアミン塩酸塩(48mg,0.57mmo
l)を順次加え、室温で24時間撹拌した。反応終了
後、反応液を水にあけ、酢酸エチルで抽出した。抽出液
を飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製して、目的物を70mg(63%)得た。
【0101】
【発明の効果】化合物(I)及び化合物(A)、(B)
または(C)を混合施用すると、各単剤で得られていた
適用範囲を越えて殺草幅が拡大され、その殺草幅はイネ
科、一年生広葉雑草およびホタルイ、ミズガヤツリ、ウ
リカワ等の多年生雑草全般にまでおよぶ。更に、水稲に
対する安全性を損なうことなくその散布適期幅は拡大で
きる。また、本除草剤組成物は、その除草効果において
相乗作用を示し、単剤使用薬量よりはるかに低薬量同志
の混合で充分その効果を発揮する。その結果、一回処理
剤として充分な程に殺草効力の増大が計られ、その効力
持続性は長期におよぶ。また、水稲に対して薬害がな
く、移植前および移植直後の処理も可能である。
【0102】
【試験例】次に本発明の効果をさらに具体的に示すため
に、生物試験例を挙げて説明する。
【0103】
【試験例1】移植後湛水土壌処理 1/5000aのワグネルポットに水田土壌を充填し、
休眠覚醒したタイヌビエ、ホタルイ及び一年生広葉雑草
(アゼナ、キカシグサ)の種子を表層1cmに混和し
た。また休眠覚醒したミズガヤツリ、ウリカワの塊茎を
植え、さらに2.2葉期の水稲の苗を移植して湛水状態
とし温室内で生育させた。移植3日後に、製剤例3に準
じて調製した水和剤の所定薬量を水に希釈して、湛水土
壌処理し、25日後に下記判定基準に従って除草効果及
び移植水稲に対する薬害を判定し、その結果を表2に示
した。表2において、EOはタイヌビエを、BLは広葉
雑草を、SJはホタルイを、SPはウリカワを、CSは
ミズガヤツリを、OSは移植水稲を、それぞれ示す。
【0104】判定基準 0:生育抑制率 0〜 5% 1:生育抑制率 6〜15% 2:生育抑制率 16〜25% 3:生育抑制率 26〜35% 4:生育抑制率 36〜45% 5:生育抑制率 46〜55% 6:生育抑制率 56〜65% 7:生育抑制率 66〜75% 8:生育抑制率 76〜85% 9:生育抑制率 86〜95% 10:生育抑制率 96〜100%
【0105】
【表2】 ──────────────────────────────────── 化合物番号[施用量(g/a) ] EO BL SJ SP CS OS ──────────────────────────────────── I−1[3]+A[18] 10 10 10 10 10 0 I−3[3]+A[18] 10 10 10 10 10 0 I−8[1.5]+A[18]10 10 10 10 10 0 I−1[6] 10 3 10 5 10 0 [3] 9 2 10 1 10 0 I−3[6] 10 5 10 6 10 0 [3] 10 3 10 2 10 0 I−8[3] 10 3 10 4 10 0 [1.5] 9 2 10 0 10 0 A[30] 10 10 7 10 4 0 [18] 10 10 4 10 2 0 ────────────────────────────────────
【0106】
【試験例2】移植後生育期湛水土壌処理 1/5000aのワグネルポットに水田土壌を充填し、
休眠覚醒したタイヌビエ及びホタルイの種子を表層1c
mに混和した。また休眠覚醒したミズガヤツリ、ウリカ
ワの塊茎を植え、さらに2.2葉期の水稲の苗を移植し
て湛水状態とし温室内で生育させた。ヒエが1.5葉期
の時期に、製剤例3に準じて調製した水和剤の所定薬量
を水に希釈して、湛水土壌処理し、薬剤処理後25日目
に除草効果及び移植水稲に対する薬害を試験例1と同様
に判定した。その結果を表3に示した。表3においてE
Oはタイヌビエを、SJはホタルイを、SPはウリカワ
を、CSはミズガヤツリを、OSは移植水稲を、それぞ
れ示す。
【0107】
【表3】 ──────────────────────────────────── 化合物番号[施用量(g/a) ] EO SJ SP CS OS ──────────────────────────────────── I−1[3]+A[18] 9 10 10 9 0 I−3[3]+A[18] 10 10 10 10 0 I−8[1.5]+A[18] 9 10 10 9 0 I−1[6] 10 10 0 9 0 [3] 6 9 0 8 0 I−3[6] 10 10 1 9 0 [3] 7 9 0 8 0 I−8[3] 9 10 0 9 0 [1.5] 5 8 0 7 0 A[30] 5 6 10 4 0 [18] 2 3 9 0 0 ──────────────────────────────────── 表2、3に示す結果から明らかなように、本発明の除草
剤組成物は移植水稲に対して薬害を示すことなく、広範
囲な雑草の防除に有効であり、特にタイヌビエ、ホタル
イ、ウリカワ、ミズガヤツリに対して顕著な相乗的効果
を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小井 清 滋賀県野洲郡野洲町野洲1041 三共株式会 社内 (72)発明者 門谷 淳二 滋賀県野洲郡野洲町野洲1041 三共株式会 社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I) 【化1】 [式中、R1 は水素原子又はC2〜C5アルカノイル基
    を示し、R2 は水素原子、塩素原子、メトキシカルボニ
    ル基又は式−C(=NOCH3 )CH3 を示す]で表わ
    されるスルホンアミド誘導体及び、4−(2,4−ジク
    ロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−ピラゾリル
    −p−トルエンスルホネート、2−[4−(2,4−ジ
    クロロベンゾイル)−1,3−ジメチルピラゾール−5
    −イルオキシ]アセトフェノン及び2−[4−(2,4
    −ジクロロ−m−トルオイル)−1,3−ジメチルピラ
    ゾール−5−イルオキシ]−4’−メチルアセトフェノ
    ンより選ばれる1種又は2種以上のピラゾール誘導体を
    有効成分として含有する除草性組成物。
  2. 【請求項2】一般式(I)において、R1 が水素原子又
    はプロピオニル基であり、R2 が水素原子、塩素原子又
    は式−C(=NOCH3 )CH3 である、請求項1に記
    載の除草性組成物。
  3. 【請求項3】一般式(I) 【化2】 [式中、R1 は水素原子又はC2〜C5アルカノイル基
    を示し、R2 は水素原子、塩素原子、メトキシカルボニ
    ル基又は式−C(=NOCH3 )CH3 を示す]で表わ
    されるスルホンアミド誘導体及び4−(2,4−ジクロ
    ロベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−ピラゾリル−
    p−トルエンスルホネートを有効成分として含有する除
    草性組成物。
  4. 【請求項4】一般式(I)において、R1 が水素原子又
    はプロピオニル基であり、R2 が水素原子、塩素原子又
    は式−C(=NOCH3 )CH3 である、請求項3に記
    載の除草性組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7312248B2 (en) * 2004-09-23 2007-12-25 Schering-Plough Animal Health Corporation Control of parasites in animals by the use of novel trifluoromethanesulfonanilide oxime ether derivatives
US9276441B2 (en) 2010-10-08 2016-03-01 Nhk Spring Co., Ltd. Stator core of motor, and manufacturing method

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JP2008514610A (ja) * 2004-09-23 2008-05-08 シェーリング−プラウ・リミテッド 新規トリフルオロメタンスルホンアニリドオキシムエーテル誘導体の使用による動物における寄生虫の制御
JP4644254B2 (ja) * 2004-09-23 2011-03-02 シェーリング−プラウ・リミテッド 新規トリフルオロメタンスルホンアニリドオキシムエーテル誘導体の使用による動物における寄生虫の制御
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