JPH06211808A - 新規なフッ素化シクロアルカンカルボン酸誘導体およびそれを有効成分とする除草剤 - Google Patents
新規なフッ素化シクロアルカンカルボン酸誘導体およびそれを有効成分とする除草剤Info
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- JPH06211808A JPH06211808A JP473693A JP473693A JPH06211808A JP H06211808 A JPH06211808 A JP H06211808A JP 473693 A JP473693 A JP 473693A JP 473693 A JP473693 A JP 473693A JP H06211808 A JPH06211808 A JP H06211808A
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Abstract
(57)【要約】
一般式(I)
【化1】
[式中、nは0〜3までの整数を示し、R1 およびR2
はおのおの独立してハロゲン原子または低級アルキル基
等を示し、Yは低級アルコキシ基またはヒドロキシ基若
しくはその農学的に許容される塩等を示す。〕で表され
るフッ素化シクロアルカンカルボン酸誘導体およびそれ
を有効成分として含有する除草剤。 【効果】前記一般式(I)の化合物は、除草スペクトル
が広く且つ強力な除草活性を有しており、またある種の
有用作物に対して高い安全性を有している。
はおのおの独立してハロゲン原子または低級アルキル基
等を示し、Yは低級アルコキシ基またはヒドロキシ基若
しくはその農学的に許容される塩等を示す。〕で表され
るフッ素化シクロアルカンカルボン酸誘導体およびそれ
を有効成分として含有する除草剤。 【効果】前記一般式(I)の化合物は、除草スペクトル
が広く且つ強力な除草活性を有しており、またある種の
有用作物に対して高い安全性を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文献未記載の新規なフ
ッ素化シクロアルカンカルボン酸誘導体、およびそれを
有効成分として含有する除草剤に関する。
ッ素化シクロアルカンカルボン酸誘導体、およびそれを
有効成分として含有する除草剤に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平3−128632号公報には、ピ
リミジン環を含むアルカン酸およびそれを含む除草剤が
記載されている。
リミジン環を含むアルカン酸およびそれを含む除草剤が
記載されている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
文献中記載の化合物は除草スペクトラム、投下薬量、選
択性等の面で改善すべき点が多い。本発明者らは除草ス
ペクトラムが広く、除草効果が高く、作物に対する安全
性の優れた化合物を開発すべく鋭意研究した結果、本願
発明のフッ素化シクロアルカンカルボン酸誘導体は新規
であり、この化合物が一年生はもとより多年生雑草に対
して優れた除草効果を示すとともに、ある種の作物に対
して高い安全性を有することを見い出し本発明を完成す
るに至った。
文献中記載の化合物は除草スペクトラム、投下薬量、選
択性等の面で改善すべき点が多い。本発明者らは除草ス
ペクトラムが広く、除草効果が高く、作物に対する安全
性の優れた化合物を開発すべく鋭意研究した結果、本願
発明のフッ素化シクロアルカンカルボン酸誘導体は新規
であり、この化合物が一年生はもとより多年生雑草に対
して優れた除草効果を示すとともに、ある種の作物に対
して高い安全性を有することを見い出し本発明を完成す
るに至った。
【0004】即ち、本発明は、一般式(I)
【0005】
【化3】
【0006】[式中、nは0から3までの整数を示す。
R1 およびR2 はおのおの独立してハロゲン原子、低級
アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基ま
たはモノあるいはジ低級アルキル置換アミノ基を示す。
Yは低級アルコキシ基、低級アルケノキシ基、低級アル
キノキシ基、ハロゲン原子で置換された低級アルコキシ
基、低級アルコキシ基で置換された低級アルコキシ基、
ヒドロキシ基若しくはその農薬学的に許容される塩、低
級アルキルチオ基またはモノあるいはジ低級アルキル置
換アミノ基を示す。]で表されるフッ素化シクロアルカ
ンカルボン酸誘導体およびそれを有効成分として含有す
る除草剤を提供するものである。
R1 およびR2 はおのおの独立してハロゲン原子、低級
アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基ま
たはモノあるいはジ低級アルキル置換アミノ基を示す。
Yは低級アルコキシ基、低級アルケノキシ基、低級アル
キノキシ基、ハロゲン原子で置換された低級アルコキシ
基、低級アルコキシ基で置換された低級アルコキシ基、
ヒドロキシ基若しくはその農薬学的に許容される塩、低
級アルキルチオ基またはモノあるいはジ低級アルキル置
換アミノ基を示す。]で表されるフッ素化シクロアルカ
ンカルボン酸誘導体およびそれを有効成分として含有す
る除草剤を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の化合物は、下記
一般式(I)
一般式(I)
【0008】
【化4】
【0009】[式中、nは0から3までの整数を示す。
R1 およびR2 はおのおの独立してハロゲン原子、低級
アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基ま
たはモノあるいはジ低級アルキル置換アミノ基を示す。
Yは低級アルコキシ基、低級アルケノキシ基、低級アル
キノキシ基、ハロゲン原子で置換された低級アルコキシ
基、低級アルコキシ基で置換された低級アルコキシ基、
ヒドロキシ基若しくはその農薬学的に許容される塩、低
級アルキルチオ基またはモノあるいはジ低級アルキル置
換アミノ基を示す。]で表されるフッ素化シクロアルカ
ンカルボン酸誘導体である。
R1 およびR2 はおのおの独立してハロゲン原子、低級
アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基ま
たはモノあるいはジ低級アルキル置換アミノ基を示す。
Yは低級アルコキシ基、低級アルケノキシ基、低級アル
キノキシ基、ハロゲン原子で置換された低級アルコキシ
基、低級アルコキシ基で置換された低級アルコキシ基、
ヒドロキシ基若しくはその農薬学的に許容される塩、低
級アルキルチオ基またはモノあるいはジ低級アルキル置
換アミノ基を示す。]で表されるフッ素化シクロアルカ
ンカルボン酸誘導体である。
【0010】前記一般式(I)におけるR1 、R2 、Y
の定義において、それぞれの基の具体例を下記に示す。ハロゲン原子; フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、低級アルキル基; たとえば、メチル基、エチル基、n−
プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、第二ブチ
ル基、第三ブチル基等の炭素数4以下の低級アルキル
基、低級アルコキシ基; たとえば、メトキシ基、エトキシ
基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキ
シ基、イソブトキシ基、第二ブトキシ基、第三ブトキシ
基等の炭素数4以下の低級アルコキシ基、低級アルケノキシ基; たとえば、アリルオキシ基、2−
メチル−2−プロペニルオキシ基、2−ブテニルオキシ
基、3−ブテニルオキシ基、3−メチル−2−ブテニル
オキシ基等の炭素数5以下の低級アルケノキシ基、低級アルキノキシ基; たとえば、プロパルギルオキシ
基、1−プロピニルオキシ基、1−メチル−2−プロピ
ニルオキシ基等の炭素数5以下の低級アルキノキシ基、ハロゲン原子で置換された低級アルコキシ基; たとえ
ば、ジフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、
2−クロロエトキシ基、2,2−ジクロロエトキシ基、
2,2,2−トリクロロエトキシ基、2−ブロモエトキ
シ基、2−フルオロエトキシ基、2,2,2−トリフル
オロエトキシ基、3−ブロモプロポキシ基等の如き、1
から3個までのハロゲン原子で置換された炭素数4以下
の低級アルコキシ基、低級アルコキシ基で置換された低級アルコキシ基; メト
キシエトキシ基、エトキシエトキシ基、メトキシメトキ
シ基等の炭素数4以下の低級アルコキシ基で置換された
炭素数4以下の低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基; たとえば、メチルチオ基、エチル
チオ基、n−プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、n
−ブチルチオ基、第二ブチルチオ基、第三ブチルチオ基
等の炭素数4以下の低級アルキルチオ基、モノあるいはジ低級アルキル置換アミノ基; たとえば、
メチルアミノ基、エチルアミノ基、n−プロピルアミノ
基、イソプロピルアミノ基、n−ブチルアミノ基、第二
ブチルアミノ基、第三ブチルアミノ基、ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、ジ−n−プロピルアミノ基、ジ
−イソプロピルアミノ基、エチルメチルアミノ基、メチ
ルプロピルアミノ基、1−ピペリジノ基、1−ピロリジ
ニル基農学的に許容される塩を形成するカチオン種; たとえ
ば、ナトリウム、リチウム、カリウム、マグネシウム、
カルシウム等の金属イオン、アンモニウム、メチルアン
モニウム、エチルアンモニウム、プロピルアンモニウ
ム、ジメチルアンモニウム、ジエチルアンモニウム、ジ
イソプロピルアンモニウム、トリメチルアンモニウム、
トリエチルアンモニウム、トリブチルアンモニウム、テ
トラメチルアンモニウム等のアンモニウムイオン等が挙
げられる。
の定義において、それぞれの基の具体例を下記に示す。ハロゲン原子; フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、低級アルキル基; たとえば、メチル基、エチル基、n−
プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、第二ブチ
ル基、第三ブチル基等の炭素数4以下の低級アルキル
基、低級アルコキシ基; たとえば、メトキシ基、エトキシ
基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキ
シ基、イソブトキシ基、第二ブトキシ基、第三ブトキシ
基等の炭素数4以下の低級アルコキシ基、低級アルケノキシ基; たとえば、アリルオキシ基、2−
メチル−2−プロペニルオキシ基、2−ブテニルオキシ
基、3−ブテニルオキシ基、3−メチル−2−ブテニル
オキシ基等の炭素数5以下の低級アルケノキシ基、低級アルキノキシ基; たとえば、プロパルギルオキシ
基、1−プロピニルオキシ基、1−メチル−2−プロピ
ニルオキシ基等の炭素数5以下の低級アルキノキシ基、ハロゲン原子で置換された低級アルコキシ基; たとえ
ば、ジフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、
2−クロロエトキシ基、2,2−ジクロロエトキシ基、
2,2,2−トリクロロエトキシ基、2−ブロモエトキ
シ基、2−フルオロエトキシ基、2,2,2−トリフル
オロエトキシ基、3−ブロモプロポキシ基等の如き、1
から3個までのハロゲン原子で置換された炭素数4以下
の低級アルコキシ基、低級アルコキシ基で置換された低級アルコキシ基; メト
キシエトキシ基、エトキシエトキシ基、メトキシメトキ
シ基等の炭素数4以下の低級アルコキシ基で置換された
炭素数4以下の低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基; たとえば、メチルチオ基、エチル
チオ基、n−プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、n
−ブチルチオ基、第二ブチルチオ基、第三ブチルチオ基
等の炭素数4以下の低級アルキルチオ基、モノあるいはジ低級アルキル置換アミノ基; たとえば、
メチルアミノ基、エチルアミノ基、n−プロピルアミノ
基、イソプロピルアミノ基、n−ブチルアミノ基、第二
ブチルアミノ基、第三ブチルアミノ基、ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、ジ−n−プロピルアミノ基、ジ
−イソプロピルアミノ基、エチルメチルアミノ基、メチ
ルプロピルアミノ基、1−ピペリジノ基、1−ピロリジ
ニル基農学的に許容される塩を形成するカチオン種; たとえ
ば、ナトリウム、リチウム、カリウム、マグネシウム、
カルシウム等の金属イオン、アンモニウム、メチルアン
モニウム、エチルアンモニウム、プロピルアンモニウ
ム、ジメチルアンモニウム、ジエチルアンモニウム、ジ
イソプロピルアンモニウム、トリメチルアンモニウム、
トリエチルアンモニウム、トリブチルアンモニウム、テ
トラメチルアンモニウム等のアンモニウムイオン等が挙
げられる。
【0011】上記した基に具体的に示されていない基
は、上記原子および基から任意に組み合わせて或いは一
般的に知られた常識に従って選択される。本発明の前記
一般式(I)において、特に好ましい化合物は、nが0
または1であり、R1 およびR2 が共にメトキシ基であ
り、Yがヒドロキシ基、メトキシ基またはエトキシ基で
ある化合物である。
は、上記原子および基から任意に組み合わせて或いは一
般的に知られた常識に従って選択される。本発明の前記
一般式(I)において、特に好ましい化合物は、nが0
または1であり、R1 およびR2 が共にメトキシ基であ
り、Yがヒドロキシ基、メトキシ基またはエトキシ基で
ある化合物である。
【0012】勿論、上記一般式(I)で表される化合物
の立体異性体(ジアステレオマーおよびエナンチオマ
ー)は本発明の範囲内にあることを理解すべきである。
ここで、上記一般式(I)の1位−COY基を基準とし
たときに2位置換基がシス配置をとる化合物をシス体、
また1位−COY基を基準としたときに2位置換基がト
ランス配置をとる化合物をトランス体と称する。前記一
般式(I)で表される本発明化合物を第1表に例示す
る。第1表中、立体配置の欄で記号”c”はシス体を、
記号”t”はトランス体を示す。
の立体異性体(ジアステレオマーおよびエナンチオマ
ー)は本発明の範囲内にあることを理解すべきである。
ここで、上記一般式(I)の1位−COY基を基準とし
たときに2位置換基がシス配置をとる化合物をシス体、
また1位−COY基を基準としたときに2位置換基がト
ランス配置をとる化合物をトランス体と称する。前記一
般式(I)で表される本発明化合物を第1表に例示す
る。第1表中、立体配置の欄で記号”c”はシス体を、
記号”t”はトランス体を示す。
【0013】
【表1】 第1表 化合物 立体 番号 配置 n R1 R2 Y 1 c 0 OCH3 OCH3 OH 2 t 0 OCH3 OCH3 OH 3 c 0 OCH3 OCH3 OCH3 4 t 0 OCH3 OCH3 OCH3 5 c 0 OCH3 OCH3 OCH2CH3 6 t 0 OCH3 OCH3 OCH2CH3 7 c 0 OCH3 OCH3 OCH2CH2CH3 8 t 0 OCH3 OCH3 OCH2CH2CH3 9 c 0 OCH3 OCH3 OCH(CH3)2 10 t 0 OCH3 OCH3 OCH(CH3)2 11 t 0 OCH3 OCH3 OCH2CH2CH2CH3 12 t 0 OCH3 OCH3 OCH(CH3)CH2CH3 13 t 0 OCH3 OCH3 OC(CH3)3 14 t 0 OCH3 OCH3 OCH2CH=CH2 15 t 0 OCH3 OCH3 OCH2CCH 16 t 0 OCH3 OCH3 OCH2OCH2CH3 17 t 0 OCH3 OCH3 OCH2CF3 18 t 0 OCH3 OCH3 OCH2CH2Cl 19 t 0 OCH3 OCH3 SCH3 20 t 0 OCH3 OCH3 SCH2CH3 21 t 0 OCH3 OCH3 SCH2CH2CH3 22 t 0 OCH3 OCH3 SCH(CH3)2 23 t 0 OCH3 OCH3 NHCH3 24 t 0 OCH3 OCH3 NHCH2CH3 25 t 0 OCH3 OCH3 NHCH2CH2CH3 26 t 0 OCH3 OCH3 NHCH2CH2CH2CH3 27 t 0 OCH3 OCH3 N(CH3)2 28 t 0 OCH3 OCH3 N(CH2CH3)2 29 t 0 OCH3 OCH3 N(CH2CH2CH3)2 30 t 0 OCH3 OCH3 N(CH(CH3)2)2 31 t 0 OCH3 OCH3 1-ピペリジノ 32 t 0 OCH3 OCH3 1-ピロリジニル 33 t 0 CH3 CH3 OH 34 t 0 CH3 CH3 OCH3 35 t 0 CH3 CH3 OCH2CH3 36 t 0 CH3 CH3 OCH(CH3)2 37 t 0 OCH2CH3 OCH2CH3 OH 38 t 0 OCH2CH3 OCH2CH3 OCH3 39 t 0 OCH2CH3 OCH2CH3 OCH2CH3 40 t 0 OCH2CH3 OCH2CH3 OCH(CH3)2 41 t 0 OCH2CH3 OCH2CH3 SCH2CH3 42 t 0 OCH2CH3 OCH2CH3 NHCH3 43 t 0 OCH3 SCH3 OH 44 t 0 OCH3 SCH3 OCH3 45 t 0 OCH3 SCH3 OCH2CH3 46 t 0 OCH3 SCH3 OCH(CH3)2 47 t 0 OCH3 N(CH3)2 OH 48 t 0 OCH3 N(CH3)2 OCH3 49 t 0 OCH3 N(CH3)2 OCH2CH3 50 t 0 OCH3 N(CH3)2 OCH(CH3)2 51 c 1 OCH3 OCH3 OH 52 t 1 OCH3 OCH3 OH 53 c 1 OCH3 OCH3 OCH3 54 t 1 OCH3 OCH3 OCH3 55 c 1 OCH3 OCH3 OCH2CH3 56 t 1 OCH3 OCH3 OCH2CH3 57 c 1 OCH3 OCH3 OCH2CH2CH3 58 t 1 OCH3 OCH3 OCH2CH2CH3 59 c 1 OCH3 OCH3 OCH(CH3)2 60 t 1 OCH3 OCH3 OCH(CH3)2 61 t 1 OCH3 OCH3 OCH2CH2CH2CH3 62 t 1 OCH3 OCH3 OCH(CH3)CH2CH3 63 t 1 OCH3 OCH3 OC(CH3)3 64 t 1 OCH3 OCH3 OCH2CH=CH2 65 t 1 OCH3 OCH3 OCH2CCH 66 t 1 OCH3 OCH3 OCH2OCH2CH3 67 t 1 OCH3 OCH3 OCH2CF3 68 t 1 OCH3 OCH3 OCH2CH2Cl 69 t 1 OCH3 OCH3 SCH3 70 t 1 OCH3 OCH3 SCH2CH3 71 t 1 OCH3 OCH3 SCH2CH2CH3 72 t 1 OCH3 OCH3 SCH(CH3)2 73 t 1 OCH3 OCH3 NHCH3 74 t 1 OCH3 OCH3 NHCH2CH3 75 t 1 OCH3 OCH3 NHCH2CH2CH3 76 t 1 OCH3 OCH3 NHCH2CH2CH2CH3 77 t 1 OCH3 OCH3 N(CH3)2 78 t 1 OCH3 OCH3 N(CH2CH3)2 79 t 1 OCH3 OCH3 N(CH2CH2CH3)2 80 t 1 OCH3 OCH3 N(CH(CH3)2)2 81 t 1 OCH3 OCH3 1-ピペリジノ 82 t 1 OCH3 OCH3 1-ピロリジニル 83 t 1 CH3 CH3 OH 84 t 1 CH3 CH3 OCH3 85 t 1 CH3 CH3 OCH2CH3 86 t 1 CH3 CH3 OCH(CH3)2 87 t 1 OCH2CH3 OCH2CH3 OH 88 t 1 OCH2CH3 OCH2CH3 OCH3 89 t 1 OCH2CH3 OCH2CH3 OCH2CH3 90 t 1 OCH2CH3 OCH2CH3 OCH(CH3)2 91 t 1 OCH2CH3 OCH2CH3 SCH2CH3 92 t 1 OCH2CH3 OCH2CH3 NHCH3 93 t 1 OCH3 SCH3 OH 94 t 1 OCH3 SCH3 OCH3 95 t 1 OCH3 SCH3 OCH2CH3 96 t 1 OCH3 SCH3 OCH(CH3)2 97 t 1 OCH3 N(CH3)2 OH 98 t 1 OCH3 N(CH3)2 OCH3 99 t 1 OCH3 N(CH3)2 OCH2CH3 100 t 1 OCH3 N(CH3)2 OCH(CH3)2 101 c 2 OCH3 OCH3 OH 102 t 2 OCH3 OCH3 OH 103 c 2 OCH3 OCH3 OCH3 104 t 2 OCH3 OCH3 OCH3 105 c 2 OCH3 OCH3 OCH2CH3 106 t 2 OCH3 OCH3 OCH2CH3 107 c 2 OCH3 OCH3 OCH2CH2CH3 108 t 2 OCH3 OCH3 OCH2CH2CH3 109 c 2 OCH3 OCH3 OCH(CH3)2 110 t 2 OCH3 OCH3 OCH(CH3)2 111 c 3 OCH3 OCH3 OH 112 t 3 OCH3 OCH3 OH 113 c 3 OCH3 OCH3 OCH3 114 t 3 OCH3 OCH3 OCH3 115 c 3 OCH3 OCH3 OCH2CH3 116 t 3 OCH3 OCH3 OCH2CH3 117 c 3 OCH3 OCH3 OCH2CH2CH3 118 t 3 OCH3 OCH3 OCH2CH2CH3 119 c 3 OCH3 OCH3 OCH(CH3)2 120 t 3 OCH3 OCH3 OCH(CH3)2
【0014】本発明化合物は下記に示す方法(A法、B
法)により製造することができる。
法)により製造することができる。
【0015】A法
【化5】
【0016】[式中、R1 、R2 、nは前記と同じ意味
を示し、Yはヒドロキシ基を除き前記と同じ意味を示
す。] 上記反応式において、式(I−a)で表される化合物
は、上記式(II)のフッ素化シクロアルカノール誘導
体を無溶媒ないし適当な溶媒の存在下、適当な塩基を用
いて、−78℃ないし溶媒の沸点の温度範囲において、
上記式(III)の置換ピリミジンと、1〜24時間反
応させることにより製造することができる。
を示し、Yはヒドロキシ基を除き前記と同じ意味を示
す。] 上記反応式において、式(I−a)で表される化合物
は、上記式(II)のフッ素化シクロアルカノール誘導
体を無溶媒ないし適当な溶媒の存在下、適当な塩基を用
いて、−78℃ないし溶媒の沸点の温度範囲において、
上記式(III)の置換ピリミジンと、1〜24時間反
応させることにより製造することができる。
【0017】この反応において溶媒を使用する場合、そ
の具体例としては、たとえば、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の炭化水素系溶媒;ジクロルメタン、クロロホ
ルム等のハロゲン化炭化水素系溶媒;ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
1,4−ジオキサン等のエーテル系溶媒;アセトン、メ
チルエチルケトン等のケトン系溶媒;酢酸メチル、酢酸
エチル等のエステル系溶媒;ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド等の非プロ
トン性極性溶媒;アセトニトリル、水などを挙げること
ができる。
の具体例としては、たとえば、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の炭化水素系溶媒;ジクロルメタン、クロロホ
ルム等のハロゲン化炭化水素系溶媒;ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
1,4−ジオキサン等のエーテル系溶媒;アセトン、メ
チルエチルケトン等のケトン系溶媒;酢酸メチル、酢酸
エチル等のエステル系溶媒;ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド等の非プロ
トン性極性溶媒;アセトニトリル、水などを挙げること
ができる。
【0018】また、塩基としては、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム等の炭酸塩類;水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等の水酸化金属類;ナトリウムメトキシド、ナト
リウムエトキシド等の金属アルコキシド類;水素化ナト
リウム、水素化カリウム等の水素化アルキル金属類;リ
チウムジエチルアミド、リチウムジイソプロピルアミ
ド、リチウムビストリメチルシリルアミド等のリチウム
アミド類を挙げることができる。
酸カリウム等の炭酸塩類;水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等の水酸化金属類;ナトリウムメトキシド、ナト
リウムエトキシド等の金属アルコキシド類;水素化ナト
リウム、水素化カリウム等の水素化アルキル金属類;リ
チウムジエチルアミド、リチウムジイソプロピルアミ
ド、リチウムビストリメチルシリルアミド等のリチウム
アミド類を挙げることができる。
【0019】B法
【化6】
【0020】[式中、R1 、R2 、nは前記と同じ意味
を示し、Yはヒドロキシ基を除き前記と同じ意味を示
し、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属または有機ア
ミンのカチオンを示す。] 上記反応式において、式(I−b)で示される化合物は
式(I)で示される化合物を適当な塩基とともに、適当
な溶媒の存在下、室温ないし溶媒の沸点の温度範囲で1
〜24時間反応させることにより製造することができ
る。また、式(I−b)で示される化合物を酸で処理す
ることにより式(I−c)で示される化合物を製造する
ことができる。
を示し、Yはヒドロキシ基を除き前記と同じ意味を示
し、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属または有機ア
ミンのカチオンを示す。] 上記反応式において、式(I−b)で示される化合物は
式(I)で示される化合物を適当な塩基とともに、適当
な溶媒の存在下、室温ないし溶媒の沸点の温度範囲で1
〜24時間反応させることにより製造することができ
る。また、式(I−b)で示される化合物を酸で処理す
ることにより式(I−c)で示される化合物を製造する
ことができる。
【0021】この反応において使用される溶媒として
は、例えば、メタノール、エタノール、イソプロピルア
ルコール等のアルコール系溶媒、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の炭化水素系溶媒、ジクロルメタン、クロロ
ホルム等のハロゲン化炭化水素系溶媒、ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
1,4−ジオキサン等のエーテル系溶媒、アセトン、メ
チルエチルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸
エチル等のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド等の非プロ
トン性極性溶媒、アセトニトリル、水などを挙げること
ができる。
は、例えば、メタノール、エタノール、イソプロピルア
ルコール等のアルコール系溶媒、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の炭化水素系溶媒、ジクロルメタン、クロロ
ホルム等のハロゲン化炭化水素系溶媒、ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
1,4−ジオキサン等のエーテル系溶媒、アセトン、メ
チルエチルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸
エチル等のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド等の非プロ
トン性極性溶媒、アセトニトリル、水などを挙げること
ができる。
【0022】また塩基としては、炭酸ナトリウム,炭酸
カリウム、炭酸水素ナトリウムまたは炭酸水素カリウム
等の炭酸塩類、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム
等の水酸化金属類、ナトリウムメトキシドまたはナトリ
ウムエトキシド等の金属アルコキシド、水素化ナトリウ
ムまたは水素化カリウム等の水素化アルカリ金属等を挙
げることができる。
カリウム、炭酸水素ナトリウムまたは炭酸水素カリウム
等の炭酸塩類、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム
等の水酸化金属類、ナトリウムメトキシドまたはナトリ
ウムエトキシド等の金属アルコキシド、水素化ナトリウ
ムまたは水素化カリウム等の水素化アルカリ金属等を挙
げることができる。
【0023】また酸としては、塩化水素酸、臭化水素
酸、硫酸等の無機酸、クエン酸等の水溶性有機酸が挙げ
られる。上記した反応生成物は、カラムクロマトグラフ
ィー、再結晶等の常法により反応混合物より単離、精製
することができる。次に実施例を挙げて本発明を更に具
体的に説明する。
酸、硫酸等の無機酸、クエン酸等の水溶性有機酸が挙げ
られる。上記した反応生成物は、カラムクロマトグラフ
ィー、再結晶等の常法により反応混合物より単離、精製
することができる。次に実施例を挙げて本発明を更に具
体的に説明する。
【0024】
【実施例】実施例1 1−フルオロ−2−(4,6−ジメトキシ−5−フルオ
ロピリミジニル−2−オキシ)−1−シクロペンタンカ
ルボン酸メチル(化合物番号3、4)の製造 まず、テトラヘドロン・レタ−ズ第27巻、37号、4
465〜4468ページ(1986年)に記載される方
法を参考にして、2−オキソシクロペンタンカルボン酸
メチルから1−フルオロ−2−オキソシクロペンタンカ
ルボン酸メチルを製造した。この化合物をジャーナル・
オブ・オーガニックケミストリー第27巻、4141ペ
ージ(1962年)に記載される方法を参考にして還元
し1−フルオロ−2−ヒドロキシシクロペンタンカルボ
ン酸メチルの立体異性体混合物を製造した。この1−フ
ルオロ−2−ヒドロキシシクロペンタンカルボン酸メチ
ル0.8g(5mmol)と4,6−ジメトキシ−2,
5−ジフルオロピリミジン0.88g(5mmol)を
10mlのジメチルホルムアミドに溶解し、0℃に冷却
した後、その溶液中に水素化ナトリウム(鉱物油中60
%縣濁物)0.2g(5mmol)を加え、0℃で1時
間、さらに室温で5時間撹拌した。反応液を50mlの
水中に注加し、20mlの酢酸エチルで3回抽出し、得
られた有機層を水洗して無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を留去して粗生成物1.6gを得た。これをシ
リカゲルクロマトグラフィ−(展開溶媒:ヘキサン/酢
酸エチル=10/1)で精製して、目的の1−フルオロ
−2−(4,6−ジメトキシ−5−フルオロピリミジニ
ル−2−オキシ)−1−シクロペンタンカルボン酸メチ
ルのシス体(化合物番号3)0.55(収率:35
%)、およびトランス体、(化合物番号4)0.52g
(収率:33%)を得た。
ロピリミジニル−2−オキシ)−1−シクロペンタンカ
ルボン酸メチル(化合物番号3、4)の製造 まず、テトラヘドロン・レタ−ズ第27巻、37号、4
465〜4468ページ(1986年)に記載される方
法を参考にして、2−オキソシクロペンタンカルボン酸
メチルから1−フルオロ−2−オキソシクロペンタンカ
ルボン酸メチルを製造した。この化合物をジャーナル・
オブ・オーガニックケミストリー第27巻、4141ペ
ージ(1962年)に記載される方法を参考にして還元
し1−フルオロ−2−ヒドロキシシクロペンタンカルボ
ン酸メチルの立体異性体混合物を製造した。この1−フ
ルオロ−2−ヒドロキシシクロペンタンカルボン酸メチ
ル0.8g(5mmol)と4,6−ジメトキシ−2,
5−ジフルオロピリミジン0.88g(5mmol)を
10mlのジメチルホルムアミドに溶解し、0℃に冷却
した後、その溶液中に水素化ナトリウム(鉱物油中60
%縣濁物)0.2g(5mmol)を加え、0℃で1時
間、さらに室温で5時間撹拌した。反応液を50mlの
水中に注加し、20mlの酢酸エチルで3回抽出し、得
られた有機層を水洗して無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を留去して粗生成物1.6gを得た。これをシ
リカゲルクロマトグラフィ−(展開溶媒:ヘキサン/酢
酸エチル=10/1)で精製して、目的の1−フルオロ
−2−(4,6−ジメトキシ−5−フルオロピリミジニ
ル−2−オキシ)−1−シクロペンタンカルボン酸メチ
ルのシス体(化合物番号3)0.55(収率:35
%)、およびトランス体、(化合物番号4)0.52g
(収率:33%)を得た。
【0025】実施例2 1−フルオロ−2−(4,6−ジメトキシ−5−フルオ
ロピリミジニル−2−オキシ)−1−シクロペンタンカ
ルボン酸のトランス体(化合物番号2)の製造 実施例1と同様の方法で合成した1−フルオロ−2−
(4,6−ジメトキシ−5−フルオロピリミジニル−2
−オキシ)−1−シクロペンタンカルボン酸メチルのト
ランス体(化合物番号4)0.64g(2mmol)を
メタノ−ル5ml及び水10mlの混合溶液に加え、水
酸化カリウム0.34gを加えて、25℃で2時間撹拌
した。反応液に30mlの水を加えたのち、希塩酸で酸
性とし、酢酸エチル30mlで3回抽出した。酢酸エチ
ル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を留去して目
的のの1−フルオロ−2−(4,6−ジメトキシ−5−
フルオロピリミジニル−2−オキシ)−1−シクロペン
タンカルボン酸のトランス体(化合物番号2)0.50
g(収率:82%)を得た。
ロピリミジニル−2−オキシ)−1−シクロペンタンカ
ルボン酸のトランス体(化合物番号2)の製造 実施例1と同様の方法で合成した1−フルオロ−2−
(4,6−ジメトキシ−5−フルオロピリミジニル−2
−オキシ)−1−シクロペンタンカルボン酸メチルのト
ランス体(化合物番号4)0.64g(2mmol)を
メタノ−ル5ml及び水10mlの混合溶液に加え、水
酸化カリウム0.34gを加えて、25℃で2時間撹拌
した。反応液に30mlの水を加えたのち、希塩酸で酸
性とし、酢酸エチル30mlで3回抽出した。酢酸エチ
ル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を留去して目
的のの1−フルオロ−2−(4,6−ジメトキシ−5−
フルオロピリミジニル−2−オキシ)−1−シクロペン
タンカルボン酸のトランス体(化合物番号2)0.50
g(収率:82%)を得た。
【0026】実施例1、2と同様の方法により、前記第
1表記載の化合物の一部を合成した。第2表にそれらの
化合物のNMRデータを記す。
1表記載の化合物の一部を合成した。第2表にそれらの
化合物のNMRデータを記す。
【0027】
【表2】 第2表 化合物番号 NMR(CDCl3)δ 2 1.6-2.3(6H,m), 3.94(6H,s), 5.3-5.7(1H,m) 3 1.6-2.5(6H,m), 3.57(3H,s), 3.96(6H,s), 5.3-5.7(1H,m) 4 1.7-2.3(6H,m), 3.74(3H,s), 3.97(6H,s), 5.2-5.8(1H,m) 55 1.20(3H,t,J=7Hz), 1.7-2.3(8H,m), 3.93(6H,s), 4.13(2H,q,J=7Hz), 5.2-5.7(1H,m) 56 1.15(3H,t,J=7Hz), 1.6-2.4(8H,m), 3.94(6H,s), 4.00(2H,q,J=7Hz), 5.1-5.5(1H,m)
【0028】本発明の化合物(I)は除草剤としての活
性を有している。本発明の化合物を除草剤として用いる
場合には、担体もしくは希釈剤、添加剤および補助剤等
とそれ自体公知の手法で混合して、通常農薬として用い
られる製剤形態、たとえば、粉剤、粒剤、水和剤、乳
剤、液剤、フロアブル剤等に調製して使用される。また
他の農薬、たとえば、殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、他の
除草剤、植物生長調節剤、肥料、または土壌改良剤等と
混合または併用して使用することができる。特に他の除
草剤と混合使用することにより、使用薬量を減少させ、
また省力化をもたらすのみならず、両薬剤の共力作用に
よる殺草スペクトラムの拡大並びに相乗作用による一層
高い効果も期待できる。
性を有している。本発明の化合物を除草剤として用いる
場合には、担体もしくは希釈剤、添加剤および補助剤等
とそれ自体公知の手法で混合して、通常農薬として用い
られる製剤形態、たとえば、粉剤、粒剤、水和剤、乳
剤、液剤、フロアブル剤等に調製して使用される。また
他の農薬、たとえば、殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、他の
除草剤、植物生長調節剤、肥料、または土壌改良剤等と
混合または併用して使用することができる。特に他の除
草剤と混合使用することにより、使用薬量を減少させ、
また省力化をもたらすのみならず、両薬剤の共力作用に
よる殺草スペクトラムの拡大並びに相乗作用による一層
高い効果も期待できる。
【0029】製剤に際して用いられる担体若しくは希釈
剤としては、一般に農業上使用される固体ないしは液体
の担体が用いられる。固体担体としてはカオリナイト
群、モンモリロナイト群、イライト群あるいはアパタル
ジャイト群等で代表されるクレー類やタルク;けいそう
土、マグネシウム石灰、りん灰石、ゼオライト、無水ケ
イ酸、合成ケイ酸カルシウム等のその他無機物質;大豆
粉、タバコ粉、クルミ粉、小麦粉、木粉、でんぷん、結
晶セルロース等の植物性有機物質;クマロン樹脂、石油
樹脂、アルキッド樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリアルキレ
ングリコール、ケトン樹脂、エステルガム、コーバルガ
ム、ダンマルガム等の合成または天然の高分子化合物;
そのほかカルナウバロウ、蜜ロウ等のワックス類あるい
は尿素等が例示できる。
剤としては、一般に農業上使用される固体ないしは液体
の担体が用いられる。固体担体としてはカオリナイト
群、モンモリロナイト群、イライト群あるいはアパタル
ジャイト群等で代表されるクレー類やタルク;けいそう
土、マグネシウム石灰、りん灰石、ゼオライト、無水ケ
イ酸、合成ケイ酸カルシウム等のその他無機物質;大豆
粉、タバコ粉、クルミ粉、小麦粉、木粉、でんぷん、結
晶セルロース等の植物性有機物質;クマロン樹脂、石油
樹脂、アルキッド樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリアルキレ
ングリコール、ケトン樹脂、エステルガム、コーバルガ
ム、ダンマルガム等の合成または天然の高分子化合物;
そのほかカルナウバロウ、蜜ロウ等のワックス類あるい
は尿素等が例示できる。
【0030】適当な液体担体としては、たとえば、ケロ
シン、鉱油、スピンドル油、ホワイトオイル等のパラフ
ィン系もしくはナフテン系炭化水素;トルエン、キシレ
ン、エチルベンゼン、クメン、メチルナフタレン等の芳
香族炭化水素;ジオキサン、テトラヒドロフランのよう
なエーテル類;メチルエチルケトン、ジイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン、アセトフェノン、イソホロン等
のケトン類;酢酸エチル、酢酸アミル、エチレングリコ
ールアセテート、ジエチレングリコールアセテート、マ
レイン酸ジブチル、コハク酸ジエチル等のエステル類;
メタノール、n−ヘキサノール、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、シクロヘキサノール、ベンジル
アルコール等のアルコール類、エチレングリコールエチ
ルエーテル、エチレングリコールフェニルエーテル、ジ
エチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコ
ールブチルエーテル等のエーテルアルコール類;ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の極性溶媒あ
るいは水等が挙げられる。
シン、鉱油、スピンドル油、ホワイトオイル等のパラフ
ィン系もしくはナフテン系炭化水素;トルエン、キシレ
ン、エチルベンゼン、クメン、メチルナフタレン等の芳
香族炭化水素;ジオキサン、テトラヒドロフランのよう
なエーテル類;メチルエチルケトン、ジイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン、アセトフェノン、イソホロン等
のケトン類;酢酸エチル、酢酸アミル、エチレングリコ
ールアセテート、ジエチレングリコールアセテート、マ
レイン酸ジブチル、コハク酸ジエチル等のエステル類;
メタノール、n−ヘキサノール、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、シクロヘキサノール、ベンジル
アルコール等のアルコール類、エチレングリコールエチ
ルエーテル、エチレングリコールフェニルエーテル、ジ
エチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコ
ールブチルエーテル等のエーテルアルコール類;ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の極性溶媒あ
るいは水等が挙げられる。
【0031】そのほかに本発明の化合物の乳化、分散、
湿潤、拡展、結合、崩壊性調節、有効成分安定化、流動
性改良、防錆等の目的で界面活性剤その他の補助剤を使
用することもできる。使用される界面活性剤の例として
は、非イオン性、陰イオン性、陽イオン性および両性イ
オン性のいずれのものをも使用しうるが、通常は非イオ
ン性および(または)陰イオン性の化合物が使用され
る。
湿潤、拡展、結合、崩壊性調節、有効成分安定化、流動
性改良、防錆等の目的で界面活性剤その他の補助剤を使
用することもできる。使用される界面活性剤の例として
は、非イオン性、陰イオン性、陽イオン性および両性イ
オン性のいずれのものをも使用しうるが、通常は非イオ
ン性および(または)陰イオン性の化合物が使用され
る。
【0032】適当な非イオン性界面活性剤としては、た
とえば、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、
オレイルアルコール等の高級アルコールにエチレンオキ
シドを重合付加させた化合物;イソオクチルフェノー
ル、ノニルフェノール等のアルキルフェノールにエチレ
ンオキシドを重合付加させた化合物;ブチルナフトー
ル、オクチルナフトール等のアルキルナフトールにエチ
レンオキシドを重合付加させた化合物;パルミチン酸、
ステアリン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸にエチレンオ
キシドを重合付加させた化合物;ソルビタン等の多価ア
ルコールの高級脂肪酸エステル及びそれにエチレンオキ
シドを重合付加させた化合物;エチレンオキシドとプロ
ピレンオキシドを重合付加させた化合物等が挙げられ
る。
とえば、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、
オレイルアルコール等の高級アルコールにエチレンオキ
シドを重合付加させた化合物;イソオクチルフェノー
ル、ノニルフェノール等のアルキルフェノールにエチレ
ンオキシドを重合付加させた化合物;ブチルナフトー
ル、オクチルナフトール等のアルキルナフトールにエチ
レンオキシドを重合付加させた化合物;パルミチン酸、
ステアリン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸にエチレンオ
キシドを重合付加させた化合物;ソルビタン等の多価ア
ルコールの高級脂肪酸エステル及びそれにエチレンオキ
シドを重合付加させた化合物;エチレンオキシドとプロ
ピレンオキシドを重合付加させた化合物等が挙げられ
る。
【0033】適当な陰イオン性界面活性剤としては、た
とえば、ラウリル硫酸ナトリウム、オレイルアルコール
硫酸エステルアミン塩等のアルキル硫酸エステル塩;ス
ルホこはく酸ジオクチルエステルナトリウム、2−エチ
ルヘキセンスルホン酸ナトリウム等のアルキルスルホン
酸塩;イソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム、
メチレンビスナフタレンスルホン酸ナトリウム、リグニ
ンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム等のアリールスルホン酸塩等が挙げられる。
とえば、ラウリル硫酸ナトリウム、オレイルアルコール
硫酸エステルアミン塩等のアルキル硫酸エステル塩;ス
ルホこはく酸ジオクチルエステルナトリウム、2−エチ
ルヘキセンスルホン酸ナトリウム等のアルキルスルホン
酸塩;イソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム、
メチレンビスナフタレンスルホン酸ナトリウム、リグニ
ンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム等のアリールスルホン酸塩等が挙げられる。
【0034】更に本発明の除草剤には製剤の性状を改善
し、除草効果を高める目的で、カゼイン、ゼラチン、ア
ルブミン、ニカワ、アルギン酸ソーダ、カルボキシメチ
ルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ポリビニルアルコール等の高分子化合物や他
の補助剤を併用することもできる。上記の担体および種
々の補助剤は製剤の剤型、適用場面等を考慮して、目的
に応じてそれぞれ単独あるいは組み合わせて適宜使用さ
れる。
し、除草効果を高める目的で、カゼイン、ゼラチン、ア
ルブミン、ニカワ、アルギン酸ソーダ、カルボキシメチ
ルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ポリビニルアルコール等の高分子化合物や他
の補助剤を併用することもできる。上記の担体および種
々の補助剤は製剤の剤型、適用場面等を考慮して、目的
に応じてそれぞれ単独あるいは組み合わせて適宜使用さ
れる。
【0035】このようにして得られた各種製剤形におけ
る本発明の化合物(有効成分)含有率は製剤形により種
々変化するものであるが、通常0.1〜99重量%が適
当であり、とりわけ1〜80重量%が最も好ましい。粉
剤の場合は、たとえば、有効成分化合物を通常1〜25
重量%含有し、残部は固体担体である。
る本発明の化合物(有効成分)含有率は製剤形により種
々変化するものであるが、通常0.1〜99重量%が適
当であり、とりわけ1〜80重量%が最も好ましい。粉
剤の場合は、たとえば、有効成分化合物を通常1〜25
重量%含有し、残部は固体担体である。
【0036】水和剤の場合は、たとえば、有効成分化合
物を通常25〜90%含有し、残部は固体担体、分散湿
潤剤であって、必要に応じて保護コロイド剤、消泡剤等
が加えられる。粒剤の場合は、たとえば、有効成分化合
物を通常1〜35重量%含有し、残部は大部分が固体担
体及び界面活性剤等である。有効成分化合物は固体担体
と均一に混合されているか、あるいは固体担体の表面に
均一に固着もしくは吸着されており、粒の径は約0.2
ないし1.5mmである。
物を通常25〜90%含有し、残部は固体担体、分散湿
潤剤であって、必要に応じて保護コロイド剤、消泡剤等
が加えられる。粒剤の場合は、たとえば、有効成分化合
物を通常1〜35重量%含有し、残部は大部分が固体担
体及び界面活性剤等である。有効成分化合物は固体担体
と均一に混合されているか、あるいは固体担体の表面に
均一に固着もしくは吸着されており、粒の径は約0.2
ないし1.5mmである。
【0037】乳剤の場合は、たとえば、有効成分化合物
を通常5〜60重量%含有しており、これに約5ないし
20重量%の乳化剤が含まれ、残部は液体担体であり、
必要に応じて防錆剤が加えられる。フロアブル剤の場合
は、たとえば、有効成分化合物を通常5〜50重量%含
有しており、これに3ないし10重量%の分散湿潤剤が
含まれ、残部は水であり、必要に応じて保護コロイド
剤、防腐剤、消泡剤等が加えられる。本発明のフッ素化
シクロアルカンカルボン酸誘導体は、一般式(I)の化
合物のままあるいは上述した様な任意の調製形態で施用
することができる。
を通常5〜60重量%含有しており、これに約5ないし
20重量%の乳化剤が含まれ、残部は液体担体であり、
必要に応じて防錆剤が加えられる。フロアブル剤の場合
は、たとえば、有効成分化合物を通常5〜50重量%含
有しており、これに3ないし10重量%の分散湿潤剤が
含まれ、残部は水であり、必要に応じて保護コロイド
剤、防腐剤、消泡剤等が加えられる。本発明のフッ素化
シクロアルカンカルボン酸誘導体は、一般式(I)の化
合物のままあるいは上述した様な任意の調製形態で施用
することができる。
【0038】本発明の除草剤は、水田及び畑地に生育す
る発生前から生育期までの諸雑草の駆除または防除に施
用できる。その施用量は一般式(I)で表される化合物
量(有効成分量)として1ha当り、0.001〜5k
g程度、好ましくは0.01〜1kg程度であり、目的
とする雑草の種類、生育段階、施用場所、施用時期、天
候等によって適宜に選択変更できる。
る発生前から生育期までの諸雑草の駆除または防除に施
用できる。その施用量は一般式(I)で表される化合物
量(有効成分量)として1ha当り、0.001〜5k
g程度、好ましくは0.01〜1kg程度であり、目的
とする雑草の種類、生育段階、施用場所、施用時期、天
候等によって適宜に選択変更できる。
【0039】次に、本発明の化合物を用いた製剤例の数
態様を示す。下記製剤例中の「部」は重量基準である。
態様を示す。下記製剤例中の「部」は重量基準である。
【0040】製剤例1 (粒剤) 化合物番号 2 5部 ベントナイト 40部 タルク 52部 リグニンスルホン酸ソーダ 2部 ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル 1部 以上を充分に混合した後、適量の水を加えて混練し、造
粒機を用いて造粒して粒剤100部を得た。
粒機を用いて造粒して粒剤100部を得た。
【0041】製剤例2 (水和剤) 化合物番号 3 20部 ケイソウ土 60部 ホワイトカーボン 15部 リグニンスルホン酸ソーダ 3部 ジアルキルナフタレンスルホン酸ソーダ 2部 以上を混合し、ジェットミルで均一に混合粉砕して水和
剤100部を得た。
剤100部を得た。
【0042】製剤例3 (乳剤) 化合物番号 4 30部 キシレン 55部 シクロヘキサノン 10部 ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 3部 ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル 2部 以上を均一に混合溶解して乳剤100部を得た。上述の
製剤例に準じて本発明の化合物を用いた薬剤がそれぞれ
製剤できる。
製剤例に準じて本発明の化合物を用いた薬剤がそれぞれ
製剤できる。
【0043】
【発明の効果】本発明の前記一般式(I)で表される、
フッ素化シクロアルカンカルボン酸誘導体は、文献未記
載の新規な化合物である。本発明の前記一般式(I)で
表される化合物は、特定の位置にフッ素原子を有するシ
クロアルカンスルホンアミド部と、その4位と6位に特
定の置換基が結合しており、さらに5位がフッ素原子で
置換されているピリミジン環が、酸素原子を介して結合
した独特の構造をとっていることが特徴であり、その構
造的特徴によって、優れた除草作用が発現するものと考
えられる。
フッ素化シクロアルカンカルボン酸誘導体は、文献未記
載の新規な化合物である。本発明の前記一般式(I)で
表される化合物は、特定の位置にフッ素原子を有するシ
クロアルカンスルホンアミド部と、その4位と6位に特
定の置換基が結合しており、さらに5位がフッ素原子で
置換されているピリミジン環が、酸素原子を介して結合
した独特の構造をとっていることが特徴であり、その構
造的特徴によって、優れた除草作用が発現するものと考
えられる。
【0044】本発明の化合物及び除草剤は農耕地に生育
する発生前から生育期までの諸雑草を防除できる。たと
えば、ノビエ、ホタルイ、ミズガヤツリ、コナギ、アゼ
ナ、ミゾハコベ、キカシグサ、マツバイ、ウリカワ等の
水田雑草や、メヒシバ、エノコログサ、オヒシバ、スズ
メノヒエ、スズメノテッポウ、ハコベ、タデ類、ヒユ
類、イチビ、シロザ、アメリカキンコジカ、アサガオ
類、オナモミ、ブタクサ、ナズナ、タネツケバナ、セン
ダングサ、ヤエムグラ、ソバカズラ等の畑地諸雑草を防
除できる。更に水田、畑地のみならず、果樹園、桑園、
芝生、非農耕地においても使用することができる。
する発生前から生育期までの諸雑草を防除できる。たと
えば、ノビエ、ホタルイ、ミズガヤツリ、コナギ、アゼ
ナ、ミゾハコベ、キカシグサ、マツバイ、ウリカワ等の
水田雑草や、メヒシバ、エノコログサ、オヒシバ、スズ
メノヒエ、スズメノテッポウ、ハコベ、タデ類、ヒユ
類、イチビ、シロザ、アメリカキンコジカ、アサガオ
類、オナモミ、ブタクサ、ナズナ、タネツケバナ、セン
ダングサ、ヤエムグラ、ソバカズラ等の畑地諸雑草を防
除できる。更に水田、畑地のみならず、果樹園、桑園、
芝生、非農耕地においても使用することができる。
【0045】しかも、本発明化合物はある種の栽培作物
に選択性を有し、特に、ダイズ、トウモロコシ等の作物
の選択性に優れている。次に除草効果を試験例をあげて
説明する。
に選択性を有し、特に、ダイズ、トウモロコシ等の作物
の選択性に優れている。次に除草効果を試験例をあげて
説明する。
【0046】試験例1(畑地茎葉処理) 角型ポット(30×30×12cm)に畑地土壌を充填
し、第3表に示す各種作物および各種雑草種子を一定量
ずつ播種し、各植物が1.5〜3葉期になるまで温室内
で生育させた。第3表に示した本発明化合物を製剤例2
に準じて水和剤に調製し、その水希釈液を第3表に示し
た有効成分量になるように500l/haの散布量相当
で各植物の茎葉にむらなく散布した。薬剤散布を行って
から21日後に各種雑草への除草効果及び各種作物の薬
害程度を下記の基準に従って判別した。その結果を第3
表に示す。
し、第3表に示す各種作物および各種雑草種子を一定量
ずつ播種し、各植物が1.5〜3葉期になるまで温室内
で生育させた。第3表に示した本発明化合物を製剤例2
に準じて水和剤に調製し、その水希釈液を第3表に示し
た有効成分量になるように500l/haの散布量相当
で各植物の茎葉にむらなく散布した。薬剤散布を行って
から21日後に各種雑草への除草効果及び各種作物の薬
害程度を下記の基準に従って判別した。その結果を第3
表に示す。
【0047】
【表3】
【0048】
【表4】
【0049】試験例2(畑地発芽前土壌処理) 角型ポット(30×30×12cm)に畑地土壌を充填
し、第4表に示す各種作物及び各種雑草種子を一定量ず
つ播種した後、1cmの覆土をした。第4表に示した本
発明化合物を製剤例2に準じた水和剤に調製し、その希
釈液を第4表に示した有効成分量となるように500l
/haの散布量相当で土壌表面にむらなく散布した。薬
剤散布を行ってから21日後に各種雑草への除草効果及
び各種作物の薬害程度を試験例1の基準にしたがって判
別した。その結果を第4表に示す。
し、第4表に示す各種作物及び各種雑草種子を一定量ず
つ播種した後、1cmの覆土をした。第4表に示した本
発明化合物を製剤例2に準じた水和剤に調製し、その希
釈液を第4表に示した有効成分量となるように500l
/haの散布量相当で土壌表面にむらなく散布した。薬
剤散布を行ってから21日後に各種雑草への除草効果及
び各種作物の薬害程度を試験例1の基準にしたがって判
別した。その結果を第4表に示す。
【0050】
【表5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 久美子 茨城県稲敷郡阿見町中央8丁目3番1号 三菱油化株式会社筑波総合研究所内 (72)発明者 日暮 理加 茨城県稲敷郡阿見町中央8丁目3番1号 三菱油化株式会社筑波総合研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 [式中、nは0から3までの整数を示す。R1 およびR
2 はおのおの独立してハロゲン原子、低級アルキル基、
低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基またはモノある
いはジ低級アルキル置換アミノ基を示す。Yは低級アル
コキシ基、低級アルケノキシ基、低級アルキノキシ基、
ハロゲン原子で置換された低級アルコキシ基、低級アル
コキシ基で置換された低級アルコキシ基、ヒドロキシ基
若しくはその農薬学的に許容される塩、低級アルキルチ
オ基またはモノあるいはジ低級アルキル置換アミノ基を
示す。]で表されるフッ素化シクロアルカンカルボン酸
誘導体。 - 【請求項2】 一般式(I) 【化2】 [式中、nは0から3までの整数を示す。R1 およびR
2 はおのおの独立してハロゲン原子、低級アルキル基、
低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基またはモノある
いはジ低級アルキル置換アミノ基を示す。Yは低級アル
コキシ基、低級アルケノキシ基、低級アルキノキシ基、
ハロゲン原子で置換された低級アルコキシ基、低級アル
コキシ基で置換された低級アルコキシ基、ヒドロキシ基
若しくはその農薬学的に許容される塩、低級アルキルチ
オ基またはモノあるいはジ低級アルキル置換アミノ基を
示す。]で表されるフッ素化シクロアルカンカルボン酸
誘導体を有効成分として含有する除草剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP473693A JPH06211808A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 新規なフッ素化シクロアルカンカルボン酸誘導体およびそれを有効成分とする除草剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP473693A JPH06211808A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 新規なフッ素化シクロアルカンカルボン酸誘導体およびそれを有効成分とする除草剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06211808A true JPH06211808A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11592200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP473693A Pending JPH06211808A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 新規なフッ素化シクロアルカンカルボン酸誘導体およびそれを有効成分とする除草剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06211808A (ja) |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP473693A patent/JPH06211808A/ja active Pending
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