JPH10172762A - エレクトロルミネッセンス素子を用いた表示装置の製造方法及び表示装置 - Google Patents

エレクトロルミネッセンス素子を用いた表示装置の製造方法及び表示装置

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JPH10172762A
JPH10172762A JP8331187A JP33118796A JPH10172762A JP H10172762 A JPH10172762 A JP H10172762A JP 8331187 A JP8331187 A JP 8331187A JP 33118796 A JP33118796 A JP 33118796A JP H10172762 A JPH10172762 A JP H10172762A
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electrode
display device
element layer
light
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JP8331187A
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Hiroyuki Kuriyama
博之 栗山
Hiroyoshi Hamada
弘喜 浜田
Shigeki Matsuda
茂樹 松田
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Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クロストークの発生がないため鮮明度が高く、
しかも解像度が高いEL素子を安価な製造プロセスで容
易に製造する。 【解決手段】透明絶縁基板12上に各陽極13が形成さ
れ、各陽極13を覆うように発光素子層14が積層され
る。陽極13上の発光素子層14以外の発光素子層14
にレーザ光を照射してその照射した部分を除去し、各陽
極13上の発光素子層14のみを残す。互いに隣接する
発光素子層14間に、パッシベーション層15が形成さ
れ、パッシベーション層15及び発光素子層14上に複
数の陰極16が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレクトロルミネッ
センス素子を用いた表示装置の製造方法および表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エレクトロルミネッセンス(EL;Electro
Luminescene)素子には、セレンや亜鉛などの無機化合
物薄膜を発光材料として用いる無機EL素子と、有機化
合物を発光材料として用いる有機EL素子とがある。有
機EL素子には、(1)発光効率が高い、(2)駆動電
圧が低い、(3)発光材料を選択することによって様々
な色(緑、赤、青、黄など)を表示可能、(4)自発光
型であるため表示が鮮明でバックライトが不要、(5)
面発光であり、視野角依存性が無い、(6)薄型で軽
量、(7)製造プロセスの最高温度が低いため、基板材
料にプラスチックフィルムなどのような柔らかい材質を
用いることが可能、などの優れた特徴がある。そこで、
近年、CRTや液晶表示装置に代わる表示装置として、
有機EL素子を用いた表示装置が注目されている。
【0003】マトリックス状に配置された点(ドット)
で表示を行うドットマトリックスの有機EL表示装置に
は、単純マトリックス方式とアクティブマトリックス方
式とがある。
【0004】単純マトリックス方式は、表示パネル上に
マトリックス状に配置された各画素の有機EL素子を走
査信号に同期して外部から直接駆動する方式であり、有
機EL素子だけで表示装置の表示パネルが構成されてい
る。そのため、走査線数が増大すると1つの画素に割り
当てられる駆動時間(デューティ)が少なくなり、コン
トラストが低下するという問題がある。
【0005】一方、アクティブマトリックス方式は、マ
トリックス状に配置された各画素に画素駆動素子(アク
ティブエレメント)を設け、その画素駆動素子を走査信
号によってオン・オフ状態が切り替わるスイッチとして
機能させる。そして、オン状態にある画素駆動素子を介
してデータ信号(表示信号、ビデオ信号)を有機EL素
子の陽極に伝達し、そのデータ信号を有機EL素子に書
き込むことで、有機EL素子の駆動が行われる。その
後、画素駆動素子がオフ状態になると、有機EL素子の
陽極に印加されたデータ信号は電荷の状態で有機EL素
子に保持され、次に画素駆動素子がオン状態になるまで
引き続き有機EL素子の駆動が行われる。そのため、走
査線数が増大して1つの画素に割り当てられる駆動時間
が少なくなっても、有機EL素子の駆動が影響を受ける
ことはなく、表示パネルに表示される画像のコントラス
トが低下することもない。従って、アクティブマトリッ
クス方式によれば、単純マトリックス方式に比べてより
高画質な表示が可能になる。
【0006】アクティブマトリックス方式は画素駆動素
子の違いにより、トランジスタ型(3端子型)とダイオ
ード型(2端子型)とに大別される。トランジスタ型
は、ダイオード型に比べて製造が困難である反面、コン
トラストや解像度を高くするのが容易でCRTに匹敵す
る高品質な有機EL表示装置を実現することができると
いう特徴がある。前記したアクティブマトリックス方式
の動作原理の説明は、主にトランジスタ型に対応したも
のである。
【0007】図8〜図10に、従来の単純マトリックス
方式の有機EL表示装置を示す。図8は、単純マトリッ
クス方式の有機EL表示装置101の一部破断斜視図で
ある。図9は、図8のA−A線断面図である。
【0008】ガラスや合成樹脂などから成る透明絶縁基
板102上に、ITO(Indium TinOxide)などの透明
電極からなる帯状の複数の陽極103、有機化合物から
なる発光素子層104、マグネシウム・インジウム合金
からなる帯状をなす複数の陰極105がこの順で形成さ
れている。発光素子層104と陽極103および陰極1
05とによって有機EL素子106が構成されている。
【0009】各陽極103はそれぞれ互いに平行に配置
され、各陰極105もそれぞれ互いに平行に配置されて
いる。各陽極103と各陰極105とはそれぞれ直交す
るように配置されている。
【0010】有機EL素子106においては、各陽極1
03から注入されたホールと、各陰極105から注入さ
れた電子とが発光素子層104の内部で再結合し、有機
分子を励起する。励起された有機分子が放射失活する過
程で光が放たれ、矢印γで示すように、この光が透明な
陽極103および透明絶縁基板102を介して外部へ放
出される。
【0011】図10に有機EL表示装置101を陽極1
03側から見た平面図を示す。尚、図10において、陽
極103および陰極105の他の部材については省略し
てある。
【0012】有機EL素子106において、交差した各
陽極103(103a〜103c)と各陰極105(1
05a〜105c)との間に挟まれた領域に発光領域B
が形成され、その発光領域Bが前記作用によって発光す
る。つまり、マトリックス状に配置された各発光領域B
が有機EL表示装置101の各画素となる。
【0013】単純マトリックス方式では、発光させたい
発光領域Bに対応する陽極103に駆動電源のプラス側
を接続し、その発光領域Bに対応する陰極105に駆動
電源のマイナス側を接続して、その陽極103および陰
極105に通電する。
【0014】例えば、陽極103bと陰極105aとの
交差点Cに位置する発光領域Bを発光させたい場合に
は、陽極103bをプラス側、陰極105aをマイナス
側として通電する。すると、矢印αに示すように順方向
電流が流れる。
【0015】このとき、発光素子層104は複数の陽極
103を覆うように透明絶縁基板102上に一様に設け
られているので、矢印βに示すように流れるリーク電流
により、陽極103bと陰極108aとの交差点Cに位
置する発光領域Bだけでなく、その交差点Cに近接する
交差点に位置する発光領域Bにも通電がなされることが
ある。その結果、陽極103aと陰極108aとの交差
点D、陽極103cと陰極108aとの交差点E、陽極
103bと陰極108bとの交差点Fにそれぞれ位置す
る各発光領域Bについても、発光してしまうことがあ
る。この現象はEL素子のリーク電流特性による光学的
クロストークの発生と呼ばれる。
【0016】尚、この問題点は、単純マトリックス方式
の有機EL表示装置だけでなく、アクティブマトリック
ス方式の有機EL表示装置についても同様にいえる。ま
た、有機EL表示装置だけでなく、無機EL素子を用い
た表示装置についても同様にいえる。
【0017】EL素子のリーク電流特性による光学的ク
ロストークが発生すると、有機EL表示装置101のコ
ントラストが悪化して解像度が低下し、精細な画像が得
られなくなる。特に、EL素子を用いたフルカラーの有
機EL表示装置では、色の「にじみ」が生じたり、鮮や
かさに欠ける画像しか得られなくなる。
【0018】上記のような問題点を解決するため、特開
平4−249095号公報に示すように、透明電極及び
複数の金属電極間に有機化合物よりなる複数の発光素子
を互いに離間して設けたEL発光素子が提案されてい
る。このEL発光素子では、複数の発光素子が離間され
ているため、クロストークがなくなり、鮮明度を向上す
ることができる。
【0019】しかしながら、有機化合物である発光素子
は耐水性が低く、洗浄水を用いるフォトリソグラフィ技
術を使用して分離することができない。従って、上記の
EL発光素子は、メタルマスクを用いて直接各発光素子
を形成しなければならず、微細加工を行うことができ
ず、解像度が低いものとなる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情を鑑
みてなされたものであって、その目的は、クロストーク
の発生がないため鮮明度が高く、しかも解像度が高い表
示装置を容易に製造することができるエレクトロルミネ
ッセンス素子を用いた表示装置の製造方法および表示装
置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、発光素子層に高エネルギービー
ムを照射することによって、発光素子層を複数の領域に
区画するようにした。
【0022】請求項2に記載の発明は、平行に配置され
た複数の第1の電極と、第1の電極と対向するように配
置された第2の電極と、第1の電極と第2の電極との間
に挟まれた発光素子層とを備え、発光素子層に高エネル
ギービームを照射することによって、発光素子層を第1
の電極と少なくとも平行または交差するように複数の領
域に区画するようにした。
【0023】請求項3に記載の発明は、平行に配置され
た複数の第1の電極と、平行に配置された複数の第2の
電極と、第2の電極は第1の電極と対向するように配置
されることと、第1の電極と第2の電極との間に挟まれ
た発光素子層とを備え、発光素子層に高エネルギービー
ムを照射することによって、発光素子層を第1の電極と
少なくとも平行または交差するように複数の領域に区画
するようにした。
【0024】請求項4に記載の発明は、平行に配置され
た複数の第1の電極と、平行に配置された複数の第2の
電極と、第2の電極は第1の電極と対向するように配置
されることと、第1の電極と第2の電極との間に挟まれ
た発光素子層とを備え、発光素子層は第1の電極と少な
くとも平行または交差するように複数の領域に区画され
ていることとを有するエレクトロルミネッセンス素子を
用いた表示装置の製造方法であって、第1の電極を形成
する第1電極形成工程と、第1の電極上に発光素子層を
形成する発光素子層形成工程と、発光素子層に高エネル
ギービームを照射することによって、発光素子層を第1
の電極と少なくとも平行または交差するように複数の領
域に区画する区画工程と、区画された発光素子層上にお
いて、第1の電極と交差するように第2の電極を形成す
る第2電極形成工程とを含む。
【0025】請求項5に記載の発明は、請求項2または
3に記載の表示装置の製造方法において、発光素子層に
高エネルギービームを照射することによって発光素子層
の一部を除去することにより複数の領域を形成し、互い
に隣接する領域間にパッシベーション層を形成するよう
にした。
【0026】請求項6に記載の発明は、請求項4に記載
の表示装置の製造方法において、区画工程は、発光素子
層に高エネルギービームを照射することによって発光素
子層の一部を除去することにより複数の領域を形成し、
互いに隣接する領域間にパッシベーション層を形成する
ようにした。
【0027】請求項7に記載の発明は、請求項2または
3に記載の表示装置の製造方法において、発光素子層に
高エネルギービームを照射することによって発光素子層
の一部を改質させることにより高抵抗部を形成し、この
高抵抗部によって発光素子層を複数の領域に区画するよ
うにした。
【0028】請求項8に記載の発明は、請求項4に記載
の表示装置の製造方法において、区画工程は、発光素子
層に高エネルギービームを照射することによって発光素
子層の一部を改質させることにより高抵抗部を形成し、
この高抵抗部によって発光素子層を複数の領域に区画す
るようにした。
【0029】請求項9に記載の発明は、請求項2〜8の
いずれか一項に記載の表示装置の製造方法において、発
光素子層を有機化合物により構成した。請求項10に記
載の発明は、請求項2〜9のいずれか一項に記載の表示
装置の製造方法において、高エネルギービームをレーザ
光とした。
【0030】請求項11に記載の発明は、平行に配置さ
れた複数の第1の電極と、平行に配置された複数の第2
の電極と、第2の電極は第1の電極と交差するように配
置されることと、複数の第1の電極と第2の電極との間
に挟まれた発光素子層と、発光素子層は第1の電極と少
なくとも平行または交差するように複数の領域に区画さ
れていることとにより複数のエレクトロルミネッセンス
素子がマトリックス状に配置され、エレクトロルミネッ
センス素子を駆動するための画素駆動素子を備え、エレ
クトロルミネッセンス素子と画素駆動素子とからなる画
素をマトリックス状に配置した。
【0031】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の表示装置において、画素駆動素子を薄膜トランジ
スタとした。請求項13に記載の発明は、請求項11ま
たは12に記載の表示装置において、発光素子層は有機
化合物からなる有機エレクトロルミネッセンス素子を用
いた。
【0032】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載の表示装置において、発光素子層は発光層と、少な
くともホール輸送層または電子輸送層とを備える有機エ
レクトロルミネッセンス素子を用いた。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した各実施
形態を図面に従って説明する。 (第1実施形態)図1は、第1実施形態の単純マトリッ
クス方式の有機EL表示装置11の一部破断斜視図であ
る。
【0034】ガラスや合成樹脂などから成る透明絶縁基
板12上に、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明電
極からなる第1の電極としての複数の帯状の陽極13が
互いに平行に形成されている。各陽極13上には有機化
合物からなる発光素子層14がそれぞれ形成されてい
る。
【0035】互いに隣接する発光素子層14間には、S
OG(スピンオングラス)などよりなる複数のパッシベ
ーション層15が設けられ、これらのパッシベーション
層15は各発光素子層14を互いに区画して分離させて
いる。
【0036】複数のパッシベーション層15及び発光素
子層14上には、マグネシウム・インジウム合金からな
る第2の電極としての複数の帯状の陰極16が互いに平
行に形成されている。各陰極16は各陽極13、発光素
子層14、パッシベーション層15と直交するように対
向配置されている。発光素子層14と陽極13および陰
極16とによって有機EL素子17が構成されている。
【0037】図3は本形態の有機EL表示装置11の製
造工程を説明するための概略断面図である。まず、図3
(a)に示すように、透明絶縁基板12上に各陽極13
がスパッタリング法、電子ビーム蒸着法、常圧熱CVD
法、スプレー法、ディッピング法、プラズマCVD法な
どを用いて作製される。透明絶縁基板12上には各陽極
13を覆うように有機化合物からなる発光素子層14が
電子ビーム蒸着法などによって均一に一様な厚さに積層
される。
【0038】次に、図3(b)に示すように、各陽極1
3上の発光素子層14以外の発光素子層14に高エネル
ギービームとしてのレーザ光を照射してその照射した部
分を除去し、各陽極13上の発光素子層14のみを残
す。各陽極13上に残った発光素子層14は互いに平行
となる。
【0039】レーザ光の照射は図2に示すように行われ
る。レーザ装置21からレーザ光が放出され、このレー
ザ光はビームエキスパンダ22に入射される。本形態に
おいて、レーザ光として、波長248nmのKrFエキ
シマレーザを使用する。レーザ装置21から、照射面積
が10mm×10mmであり、エネルギーが600mJ
/cm2 であるレーザ光を放出させるようにした。しか
し、使用するレーザ光は上記のものに限られず、例え
ば、波長193nmのArFエキシマレーザ、波長30
8nmのXeClエキシマレーザ、波長351nmのX
eFエキシマレーザ、波長578nmの銅蒸気レーザ、
波長515nmのArレーザ、波長530nmのYAG
レーザの第二高調波などを用いるようにしてもよい。た
だし、均一な加工を行うためには、ある程度一定したエ
ネルギー分布特性を備えるレーザ光を用いることが望ま
しい。
【0040】ビームエキスパンダ22に入射されたレー
ザ光は細長いスリット状に拡大されて大面積化され、こ
の大面積化されたレーザ光が陽極13間に存在する発光
素子層14に照射される。ビームエキスパンダ22は2
枚1組になったシリンドリカルレンズで構成され、拡大
したレーザ光が10〜500mJ/cm2 となるものを
用いた。従って、陽極13間の発光素子層14は線状に
一括して除去される。
【0041】この後、図3(c)に示すように、互いに
隣接する発光素子層14間に、SOG (Spin On Glass)
などよりパッシベーション層15が形成される。パッシ
ベーション層15及び発光素子層14上に、マグネシウ
ム・インジウム合金からなる電極層が電子ビーム蒸着法
などによって均一かつ一様な厚さに形成され、この電極
層を複数の陽極13と直交するように、前記と同様にし
てレーザ光にて切断することにより複数の陰極16が形
成される。
【0042】さて、上記のように構成された有機EL素
子11においては、発光素子層14において、各陽極1
3から注入されたホールと、各陰極16から注入された
電子とが発光素子層14の内部で再結合し、有機分子を
励起する。励起された有機分子が放射失活する過程で光
が放たれ、この光が透明な陽極13から透明基板12を
介して外部へ放出される。このとき、各発光素子層14
はパッシベーション層15によって区画分離されている
ため、選択された陽極13及び陰極16間に挟まれた発
光素子層14の部分(発光領域)以外へのリーク電流が
なくなり、クロストークの発生が防止されて鮮明度が向
上される。
【0043】本実施の形態はこのように構成されている
ので、以下の効果がある。 (1)発光素子層14にレーザ光を照射することによっ
て陽極13上の発光素子層14以外の部分を除去して複
数の発光素子層14を互いに区画分離しているので、ク
ロストークの発生がなく鮮明度の高い有機EL素子11
を安価な製造プロセスで容易に製造することができる。
【0044】(2)また、レーザ光を照射することによ
って陽極13上の発光素子層14以外の部分を除去する
ようにしているので、微細加工を行うことができ、解像
度の高い有機EL素子11を容易に製造することができ
る。
【0045】(第2実施の形態)次に、本発明の第2実
施形態を図4に従って説明する。本実施形態において、
第1実施形態と同じ構成部材については符号を等しくし
てその詳細な説明を一部省略する。
【0046】本形態の有機EL表示装置25は、透明絶
縁基板12上に複数の陽極13を形成した後、複数の陽
極13を覆うように発光素子層14が均一かつ一様な厚
さに形成されている。各陽極13上の発光素子層14以
外の発光素子層14に高エネルギービームとしてのレー
ザ光を照射してその照射した部分を熱により改質させて
高抵抗部14aが生成されており、各高抵抗部14aに
よって発光素子層14が複数の領域に区画されている。
【0047】そして、発光素子層14及び高抵抗部14
a上に、複数の陰極16が複数の陽極13と直交するよ
うに形成されている。本形態の有機EL表示装置25に
おいても、発光素子層14において、各陽極13から注
入されたホールと、各陰極16から注入された電子とが
発光素子層14の内部で再結合し、有機分子を励起す
る。励起された有機分子が放射失活する過程で光が放た
れ、この光が透明な陽極13および透明絶縁基板12を
介して外部へ放出される。このとき、各陽極13上の発
光素子層は高抵抗部14aによって複数の領域に区画さ
れているため、選択された陽極13及び陰極16間に挟
まれた発光素子層14の部分(発光領域)以外へのリー
ク電流がなくなり、クロストークの発生が防止されて鮮
明度が向上される。
【0048】本実施の形態の有機EL表示装置25は、
第1実施形態の有機EL表示装置11と同様の効果に加
えて、パッシベーション層15を設ける必要がないた
め、製造プロセスをより簡易化することができる。
【0049】(第3実施形態)次に、本発明の第3実施
形態を図5〜7に従って説明する。本実施形態におい
て、第1実施形態と同じ構成部材については符号を等し
くしてその詳細な説明を一部省略する。
【0050】図5は、本実施形態のアクティブマトリッ
クス方式の有機EL表示装置31の表示パネル41を示
す概略断面図である。図3に示すように、各画素32に
は、画素駆動素子としての薄膜トランジスタ(TFT;Thin
Film Transistor) 33が設けられている。プレーナ型
のTFT33は、能動層として多結晶シリコン膜34を
用い、LDD (Lightly Doped Drain)構造をとる。多結
晶シリコン膜34は透明絶縁基板12上に形成されてい
る。多結晶シリコン膜34上には、ゲート絶縁膜35を
介してゲート電極36が形成されている。多結晶シリコ
ン膜34には、高濃度のドレイン領域37a、低濃度の
ドレイン領域37b、高濃度のソース領域38a、低濃
度のソース領域38bがそれぞれ形成されている。
【0051】TFT33上には層間絶縁膜39が形成さ
れている。高濃度のドレイン領域37aは、層間絶縁膜
39に形成されたコンタクトホール40を介して、ドレ
イン電極41と接続されている。高濃度のソース領域3
8aは、層間絶縁膜39に形成されたコンタクトホール
42を介して、ソース電極43と接続されている。
【0052】各電極41,43および層間絶縁膜39の
上には、平坦化絶縁膜44が形成されている。ソース電
極43は、平坦化絶縁膜44に形成されたコンタクトホ
ール45を介して、陽極13と接続されている。
【0053】尚、各絶縁膜35,39はシリコン酸化
膜、シリコン窒化膜、シリコン窒酸化膜などから形成さ
れている。平坦化絶縁膜44はシリコン酸化膜、シリコ
ン窒化膜、シリコン窒酸化膜、シリケートガラス膜、S
OG (Spin On Glass)膜、合成樹脂膜(ポリイミド系樹
脂膜、有機シリカ膜、アクリル系樹脂膜など)などから
形成されている。各電極41,43はアルミニウム合金
膜から形成されている。
【0054】平坦化絶縁膜44上には発光素子層14が
形成されている。発光素子層14は、MTDATA(4,
4',4"-tris(3-methylphenylphenylamino)triphenylanin
e);4,4',4"- トリス(3- メチルフェニルフェニルアミ
ノ) トリフェニルアミン)からなる第1ホール輸送層5
0、TPD(4,4'-bis(3-methylphenylphenylamino)bip
henyl);4,4'-ビス(3- メチルフェニルフェニルアミノ)
ビフェニル)からなる第2ホール輸送層51、キナクリ
ドン(Quinacridone)誘導体を含むBeBq2(10−ベ
ンゾ〔h〕キノリノール−ベリリウム錯体)からなる発
光層52、BeBq2からなる電子輸送層53をこの順
で積層形成している。このように、各層50〜53と陽
極13および陰極15とにより、有機EL素子17が構
成されている。
【0055】本形態の有機EL素子17においては、陽
極13から注入されたホールと、陰極16から注入され
た電子とが発光層52の内部で再結合し、発光層52を
形成する有機分子を励起して励起子が生じる。この励起
子が放射失活する過程で発光層52から光が放たれ、こ
の光が透明な陽極13および透明絶縁基板12を介して
外部へ放出される。
【0056】ここで、各ホール輸送層50,51は、陽
極13からホールを注入させ易くする機能と、陰極15
から電子を注入された電子をブロックする機能とを有す
る。また、電子輸送層53は、陰極16から電子を注入
させ易くする機能を有する。
【0057】このように本形態では、発光効率が高く視
感度の高い緑色発光の有機EL素子17を得ることが可
能になり、この有機EL素子17によって構成された表
示パネル41の輝度を向上させることができる。
【0058】尚、有機EL素子16の発光色を変えるに
は、発光層52を形成する有機化合物の材質を変えれば
よく、青色発光の場合はOXD(オキサジアゾール)ま
たはAZM(アゾメチン−亜鉛錯体)、青緑色発光の場
合はPYR(ピラゾリン)、黄色発光の場合はZnq2
(8−キノリノール−亜鉛錯体)、赤色発光の場合はZ
nPr(ポリフィリン−亜鉛錯体)を用いればよい。
【0059】図6に、本実施形態の有機EL表示装置3
1のブロック構成を示す。有機EL表示装置31は、表
示パネル41、ゲートドライバ55、ドレインドライバ
(データドライバ)56から形成されている。
【0060】表示パネル41には各ゲート配線(走査
線)G1 …Gn,Gn+1 …Gm と各ドレイン配線(データ
線)D1 …Dn,Dn+1 …Dm とが配置されている。各ゲ
ート配線G1 〜Gm と各ドレイン配線D1 〜Dm とはそ
れぞれ直交し、その直交部分にそれぞれ画素32が設け
られている。つまり、マトリックス状に配置された各画
素32によって表示パネル41が形成されている。
【0061】そして、各ゲート配線G1 〜Gm はゲート
ドライバ55に接続され、ゲート信号(走査信号)が印
加されるようになっている。また、各ドレイン配線D1
〜Dm はドレインドライバ56に接続され、データ信号
が印加されるようになっている。これらのドライバ5
5,56によって周辺駆動回路57が構成されている。
【0062】ここで、各ゲート配線G1 〜Gm は、TF
T33のゲート電極36によって形成されている。ま
た、各ドレイン配線D1 〜Dm は、TFT33のドレイ
ン電極41によって形成されている。
【0063】図7に、ゲート配線Gn とドレイン配線D
n との直交部分に設けられている画素32の等価回路を
示す。有機EL素子17の陰極16には定電圧Vcom が
印加されている。
【0064】本実施形態においては、第1実施形態の作
用および効果に加えて、以下の作用および効果を得るこ
とができる。 〔1〕画素32において、ゲート配線Gn を正電圧にし
てTFT33のゲート電極36に正電圧を印加すると、
TFT33がオン状態になる。すると、ドレイン配線D
n に印加されたデータ信号で、有機EL素子17の静電
容量が充電され、画素32にデータ信号が書き込まれ
る。そのデータ信号によって有機EL素子17の駆動が
行われる。
【0065】反対に、ゲート配線Gn を負電圧にしてT
FT33のゲート電極36に負電圧を印加すると、TF
T33がオフ状態になり、その時点でドレイン配線Dn
に印加されていたデータ信号は、電荷の状態で有機EL
素子17の静電容量によって保持される。このように、
画素32へ書き込みたいデータ信号を各ドレイン配線D
1 〜Dm に与えて、各ゲート配線G1 〜Gm の電圧を制
御することにより、各画素32に任意のデータ信号を保
持させておくことができる。そして、次に、TFT33
がオン状態になるまで、引き続き有機EL素子17の駆
動が行われる。
【0066】〔2〕上記〔1〕より、ゲート配線数(走
査線数)が増大して1つの画素32に割り当てられる駆
動時間が少なくなっても、有機EL素子17の駆動が、
陽極13及び陰極16間に蓄えられる電荷にて発光が途
切れるなどの影響を受けることはなく、表示パネル41
に表示される画像のコントラストが低下することもな
い。従って、アクティブマトリックス方式の有機EL表
示装置31によれば、第1実施形態の単純マトリックス
方式の有機EL表示装置11に比べてより高画質の表示
が可能になる。
【0067】〔3〕TFT33は、能動層として多結晶
シリコン膜34を用い、LDD構造をとる。そのため、
TFT33のオン・オフ比を大きくすると共に、オフ状
態におけるリーク電流を小さくすることができる。従っ
て、上記〔2〕の作用および効果をより確実に得ること
ができる。
【0068】〔4〕高濃度のソース領域38aと陽極1
3とがソース電極43を介して接続されているのは、高
濃度のソース領域38aと陽極13との良好なオーミッ
クコンタクトをとるためである。すなわち、ソース電極
43を省くと、多結晶シリコン膜34からなる高濃度の
ソース領域38aと、ITOからなる陽極13とが直接
接続される。その結果、高濃度のソース領域38aと陽
極13とのヘテロ接合によってバンドギャップ差による
エネルギーギャップが生じ、良好なオーミックコンタク
トを得られなくなる。高濃度のソース領域38aと陽極
13とのオーミックコンタクトがとれていないと、ドレ
イン配線D1 〜Dm に印加されたデータ信号が画素32
へ正確に書き込まれなくなり、有機EL表示装置31の
画質が低下することになる。そこで、アルミニウム合金
膜からなるソース電極43を設けることで、高濃度のソ
ース領域38aと陽極13とを直接接続した場合に比べ
て、良好なオーミックコンタクトを得られるようにする
わけである。
【0069】ところで、TFT33において、各ドレイ
ン領域37a,37bがソース領域と呼ばれ、ドレイン
電極41がドレイン電極と呼ばれることがある。この場
合、ドレイン配線D1 〜Dm はソース配線と呼ばれ、ド
レインドライバ56はソースドライバと呼ばれる。
【0070】尚、上記各実施形態は以下のように変更し
てもよく、その場合でも同様の作用および効果を得るこ
とができる。 (1)上記各形態では、複数の陽極13と複数の陰極1
5を備えた有機EL表示装置に具体化したが、複数の陽
極と1つの陰極を備えた有機EL表示装置または1つの
陽極と複数の陰極を備えた有機EL表示装置に具体化し
てもよい。この場合、1つの陰極は、帯状であってもよ
いし、すべての陽極に対応する面積を持つ平面形状とし
てもよい。同様に、1つの陽極は、帯状であってもよい
し、すべての陰極に対応する面積を持つ平面形状として
もよい。また、複数の陽極と1つの陰極を設ける場合に
は、陽極が第1の電極となり、陰極が第2の電極とな
る。逆に、1つの陽極と複数の陰極を設ける場合には、
陽極が第2の電極となり、陰極が第1の電極となる。ま
た、複数の陽極と複数の陰極とを備えた有機EL表示装
置では、陽極及び陰極のいずれを第1または第2の電極
としてもよい。
【0071】(2)上記各実施形態において、レーザ光
を走査することによって発光素子層に照射するようにし
てもよい。 (3)高エネルギービームとして、レーザ光以外に、電
子ビームを用いてもよい。
【0072】(4)有機EL素子17の各部材(各層5
0〜53、陽極13、陰極16)の材質には、上記した
もの以外に種々のものが提案されている。しかし、本発
明は有機EL素子の各部材の材質に関係なく適用するこ
とができる。
【0073】(5)有機EL素子17の構造には、図5
に示したもの以外に、第1ホール輸送層50または第2
ホール輸送層51のいずれか一方または両方を省いた構
造、電子輸送層53を省いた構造などがある。しかし、
本発明はどのような素子構造の有機EL素子に対しても
適用することができる。
【0074】(6)LDD構造のTFT33を、SD
(Single Drain) 構造またはダブルゲート構造のTFT
に置き換える。 (7)プレーナ型のTFT33を、逆プレーナ型、スタ
ガ型、逆スタガ型などの他の構造のTFTに置き換え
る。
【0075】(8)能動層として多結晶シリコン膜を用
いるTFT33を、能動層して非晶質シリコン膜を用い
るTFTに置き換える。 (9)TFTを画素駆動素子として用いたトランジスタ
型のアクティブマトリックス方式の有機EL表示装置だ
けでなく、バルクトランジスタを画素駆動素子として用
いたトランジスタ型や、ダイオード型のアクティブマト
リックス方式の有機EL表示装置に適用する。ダイオー
ド型の画素駆動素子には、MIM (Metal Insulator Me
tal)、ZnO(酸化亜鉛)バリスタ、MSI (Metal Se
mi Insulator) 、BTB (Back To Back diode) 、RD
(Ring Diode) などがある。
【0076】(10)有機EL素子を用いた表示装置だ
けでなく、無機EL素子を用いた表示装置に適用する。 (11)上記各実施形態では、複数の発光素子層を各陽
極13と平行になるように区画したが、これに限定され
るものではなく、複数の発光素子層を各陽極13と直交
するように区画したり、各陽極13及び各陰極16に挟
まれる部分のみが残るように発光素子層を碁盤目状に区
画したりしてもよい。発光素子層を碁盤目状に区画する
場合には、より確実にクロストークの発生をなくして鮮
明度が高く解像度の高い有機EL素子を容易に製造する
ことができる。
【0077】以上、各実施形態について説明したが、各
実施形態から把握できる請求項以外の技術的思想につい
て、以下にそれらの効果と共に記載する。 (イ)請求項13において、前記発光素子層はMTDA
TAからなる第1ホール輸送層と、TPDからなる第2
ホール輸送層と、キナクリドン誘導体を含むBebq2
からなる発光層と、Bebq2からなる電子輸送層とを
備え、第2の電極はマグネシウム・インジウム合金から
なる有機エレクトロルミネッセンス素子を用いた表示装
置。
【0078】このようにすれば、発光効率が高く視感度
の高い緑色発光の有機EL素子を得ることが可能にな
り、表示装置の輝度をさらに向上させることができる。 (ロ)請求項14において、前記ホール輸送層は第1ホ
ール輸送層と第2ホール輸送層との2層構造からなる有
機エレクトロルミネッセンス素子を用いた表示装置。
【0079】このようにすれば、発光効率の極めて高い
有機エレクトロルミネッセンス素子を得ることが可能に
なり、表示装置の輝度をさらに向上させることができ
る。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜10のい
ずれか一項に記載の発明によれば、クロストークの発生
がないため鮮明度が高く、しかも解像度が高いエレクト
ロルミネッセンス素子を用いた表示装置を容易に製造す
ることができる。
【0081】請求項5または6に記載の発明によれば、
区画分離された複数の発光素子層を有するエレクトロル
ミネッセンス素子を用いた表示装置を製造することがで
きる。
【0082】請求項7又は8に記載の発明によれば、複
数の領域に区画された発光素子層を有するエレクトロル
ミネッセンス素子を用いた表示装置を製造することがで
きる。
【0083】請求項9に記載の発明によれば、有機エレ
クトロルミネッセンス素子の優れた特徴を備えたエレク
トロルミネッセンス素子を用いた表示装置を製造するこ
とができる。
【0084】請求項11〜14のいずれか一項に記載の
発明によれば、コントラストが良好であり解像度が高
く、精細な画像を得ることができる表示装置を提供する
ことができる。
【0085】請求項11に記載の発明によれば、アクテ
ィブマトリックス方式の表示装置を得ることができる。
請求項12に記載の発明によれば、トランジスタ型の優
れた特徴を備えたアクティブマトリックス方式の表示装
置を得ることができる。
【0086】請求項13に記載の発明によれば、有機エ
レクトロルミネッセンス素子の優れた特徴を備えた表示
装置を得ることができる。請求項14に記載の発明によ
れば、発光効率の高い有機エレクトロルミネッセンス素
子を得ることが可能になり、表示装置の輝度を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の有機EL表示装置を示す一部破
断斜視図
【図2】第1実施形態の製造工程を説明するための平面
【図3】第1実施形態の製造工程を説明するための概略
断面図
【図4】第2実施形態の有機EL表示装置を示す断面図
【図5】第3実施形態の有機EL表示装置を示す一部断
面図
【図6】第3実施形態を示すブロック図
【図7】第3実施形態の画素の等価回路図
【図8】従来の有機EL表示装置を示す一部破断斜視図
【図9】図8の有機EL表示装置のA−A線断面図
【図10】従来の有機EL表示装置の電極のみを示す平
面図
【符号の説明】
12…透明絶縁基板 13…第1の電極としての陽極 14…発光素子層 14a…高抵抗部 15…パッシベーション層 16…第2の電極としての陰極

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子層に高エネルギービームを照射
    することによって、発光素子層を複数の領域に区画する
    ようにしたエレクトロルミネッセンス素子を用いた表示
    装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 平行に配置された複数の第1の電極と、
    第1の電極と対向するように配置された第2の電極と、
    第1の電極と第2の電極との間に挟まれた発光素子層と
    を備え、発光素子層に高エネルギービームを照射するこ
    とによって、発光素子層を前記第1の電極と少なくとも
    平行または交差するように複数の領域に区画するように
    したエレクトロルミネッセンス素子を用いた表示装置の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 平行に配置された複数の第1の電極と、
    平行に配置された複数の第2の電極と、第2の電極は第
    1の電極と対向するように配置されることと、第1の電
    極と第2の電極との間に挟まれた発光素子層とを備え、
    発光素子層に高エネルギービームを照射することによっ
    て、発光素子層を前記第1の電極と少なくとも平行また
    は交差するように複数の領域に区画するようにしたエレ
    クトロルミネッセンス素子を用いた表示装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 平行に配置された複数の第1の電極と、
    平行に配置された複数の第2の電極と、第2の電極は第
    1の電極と対向するように配置されることと、第1の電
    極と第2の電極との間に挟まれた発光素子層とを備え、
    発光素子層は前記第1の電極と少なくとも平行または交
    差するように複数の領域に区画されていることとを有す
    るエレクトロルミネッセンス素子を用いた表示装置の製
    造方法であって、 第1の電極を形成する第1電極形成工程と、 前記第1の電極上に発光素子層を形成する発光素子層形
    成工程と、 前記発光素子層に高エネルギービームを照射することに
    よって、発光素子層を前記第1の電極と少なくとも平行
    または交差するように複数の領域に区画する区画工程
    と、 前記区画された発光素子層上において、前記第1の電極
    と交差するように前記第2の電極を形成する第2電極形
    成工程とを含むエレクトロルミネッセンス素子を用いた
    表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項2または3に記載の表示装置の製
    造方法において、前記発光素子層に高エネルギービーム
    を照射することによって発光素子層の一部を除去するこ
    とにより複数の領域を形成し、互いに隣接する領域間に
    パッシベーション層を形成するものであるエレクトロル
    ミネッセンス素子を用いた表示装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の表示装置の製造方法に
    おいて、前記区画工程は、前記発光素子層に高エネルギ
    ービームを照射することによって発光素子層の一部を除
    去することにより複数の領域を形成し、互いに隣接する
    領域間にパッシベーション層を形成するものであるエレ
    クトロルミネッセンス素子を用いた表示装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項2または3に記載の表示装置の製
    造方法において、前記発光素子層に高エネルギービーム
    を照射することによって発光素子層の一部を改質させる
    ことにより高抵抗部を形成し、この高抵抗部によって発
    光素子層を複数の領域に区画するものであるエレクトロ
    ルミネッセンス素子を用いた表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載の表示装置の製造方法に
    おいて、前記区画工程は、前記発光素子層に高エネルギ
    ービームを照射することによって発光素子層の一部を改
    質させることにより高抵抗部を形成し、この高抵抗部に
    よって発光素子層を複数の領域に区画するものであるエ
    レクトロルミネッセンス素子を用いた表示装置の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項2〜8のいずれか一項に記載の表
    示装置の製造方法において、前記発光素子層は有機化合
    物からなるエレクトロルミネッセンス素子を用いた表示
    装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項2〜9のいずれか一項に記載の
    表示装置の製造方法において、前記高エネルギービーム
    はレーザ光であるエレクトロルミネッセンス素子を用い
    た表示装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 平行に配置された複数の第1の電極
    と、 平行に配置された複数の第2の電極と、第2の電極は第
    1の電極と交差するように配置されることと、 前記複数の第1の電極と第2の電極との間に挟まれた発
    光素子層と、発光素子層は前記第1の電極と少なくとも
    平行または交差するように複数の領域に区画されている
    こととにより複数のエレクトロルミネッセンス素子がマ
    トリックス状に配置され、 前記エレクトロルミネッセンス素子を駆動するための画
    素駆動素子を備え、エレクトロルミネッセンス素子と画
    素駆動素子とからなる画素がマトリックス状に配置され
    たアクティブマトリックス方式の表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の表示装置におい
    て、前記画素駆動素子は薄膜トランジスタである表示装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項11または12に記載の表示装
    置において、前記発光素子層が有機化合物からなる有機
    エレクトロルミネッセンス素子を用いた表示装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の表示装置におい
    て、前記発光素子層は発光層と、少なくともホール輸送
    層または電子輸送層とを備える有機エレクトロルミネッ
    センス素子を用いた表示装置。
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