JPH10171636A - 情報処理装置および方法 - Google Patents

情報処理装置および方法

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JPH10171636A
JPH10171636A JP8326759A JP32675996A JPH10171636A JP H10171636 A JPH10171636 A JP H10171636A JP 8326759 A JP8326759 A JP 8326759A JP 32675996 A JP32675996 A JP 32675996A JP H10171636 A JPH10171636 A JP H10171636A
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JP8326759A
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Inventor
Takahiro Kawai
隆弘 河合
Makoto Onizuka
真 鬼塚
Seiji Isobe
成二 磯部
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表計算ソフト等のデータを簡易な操作で所望
の形態に変換できるようにする。 【解決手段】 データの分解等の単一機能のデータ加工
の複数のメニュー画像を表示させ、メニュー画像による
一連のデータ加工のシナリオ定義を受け付け、定義シナ
リオに対応して表計算ソフト等のデータに一連のデータ
加工を実行するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表計算ソフトやプ
レインファイルのデータをユーザが所望する形態に加工
する情報処理装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理装置であるコンピュータ
システムなどで表計算ソフトやテキストファイルを取り
扱っていると、そのデータを所望の形態に加工したいこ
とがある。例えば、社員番号を識別子として家族構成や
住所などを設定した表計算ソフトと、社員番号を識別子
として所属部門や給与などを設定した表計算ソフトとが
別個に存在し、これらの表計算ソフトを一つに結合した
い場合がある。
【0003】このような場合、一方の表計算ソフトの形
態を変更して新規に形成された空欄に他方の表計算ソフ
トのデータを移植することや、所望の形態の表計算ソフ
トを新規に用意して二つの表計算ソフトのデータを移植
することなどが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
コンピュータシステムでも、表計算ソフトやプレインフ
ァイルのデータを所望の形態に加工することは可能であ
る。
【0005】しかし、そのためには表計算ソフトの設定
の変更やエディタソフトの操作などの煩雑な作業が必要
であり、データを手作業で移植するために誤入力の可能
性も高い。例えば、リレーショナル型のデータベースの
場合、複数のデータベースを関連させて一つのデータベ
ースを作成するようなことができる。しかし、その操作
は容易ではなく、ユーザの所望する形態のデータを作成
することは困難である。
【0006】本発明は上述のような課題を鑑みてなされ
たものであり、ソフトウェアやプレインファイルのデー
タを、ユーザが所望する形態に簡易な操作で変換する情
報処理装置および方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、データの入力や分解などの単一機能のデータ加工の
メニュー画像を複数表示するメニュー表示手段と、メニ
ュー画像による一連のデータ加工の手順を定義するシナ
リオの入力操作を受け付ける設定入力手段と、ソフトウ
ェアやプレインファイルなどのデータを保持するデータ
保持手段と、保持データを定義されたシナリオに対応し
て入力するデータ入力手段と、入力データを定義された
シナリオに対応してデータ加工するデータ加工手段とを
具備する。
【0008】従って、データの入力や分解などの単一機
能のデータ加工の複数のメニュー画像が、メニュー表示
手段によりユーザに表示されるので、ユーザがメニュー
画像により一連のデータ加工の手順を定義するシナリオ
を入力操作すると、これが設定入力手段により受け付け
られる。すると、データ保持手段により保持されている
ソフトウェアやプレインファイルなどのデータが、定義
されたシナリオに対応してデータ入力手段により入力さ
れてデータ加工手段によりデータ加工される。つまり、
ユーザがメニュー画像により一連のデータ加工のシナリ
オを定義すれば、この定義されたシナリオに対応してソ
フトウェアやプレインファイルのデータがユーザの所望
する形態に加工される。
【0009】なお、本発明で云うメニュー画像とは、単
一機能のデータ加工をメニューとして表示する画像であ
り、例えば、ポップアップメニューやアイコンを許容す
る。また、単一機能のデータ加工とは、例えば、データ
の入力、複写、分解、結合、所定の演算、所定の解析、
出力、等である。さらに、ソフトウェアのデータとは、
例えば、表計算ソフトの表構造のデータや計算項目の文
字データおよび計算対象の数値データ等であり、プレイ
ンファイルのデータとは、例えば、形式変換により各種
記号(カンマ、セミコロン、タブ、スペース区切り等)
が挿入されたテキストデータなどである。
【0010】また、本発明の他の形態の情報処理装置で
は、予め定義された複数のシナリオのメニュー画像を表
示するシナリオ表示手段と、メニュー画像の選択の入力
操作を受け付ける選択入力手段と、メニュー画像の選択
操作に対応したシナリオのデータ加工をデータ入力手段
とデータ加工手段とに実行させる加工制御手段とを設け
た。
【0011】従って、予め定義された複数のシナリオの
メニュー画像がシナリオ表示手段によりユーザに表示さ
れるので、ユーザがメニュー画像の選択を入力操作する
と、これが選択入力手段により受け付けられる。する
と、このメニュー画像の選択操作に対応したシナリオの
データ加工を加工制御手段がデータ入力手段とデータ加
工手段とに実行させるので、ユーザはシナリオを定義せ
ずとも予め用意されたシナリオを選択すれば、ソフトウ
ェアやプレインファイルのデータがユーザの所望する形
態に加工される。
【0012】また、本発明の他の形態の情報処理装置で
は、シナリオのデータ加工により分解された複数のデー
タの相互の関係をリンク情報として各々のデータに埋め
込むリンク設定手段を設けた。
【0013】従って、シナリオのデータ加工により複数
に分解されるデータには、その相互の関係がリンク設定
手段によりリンク情報として各々埋め込まれるので、分
解された複数のデータをリンク情報により辿るようなこ
とができる。
【0014】なお、本発明で云うリンク情報は、複数の
データの関係を各々に保存できるものであれば良く、例
えば、ハイパーテキストでのリンク設定などを許容す
る。
【0015】また、本発明の他の形態の情報処理装置で
は、入力データに付随するデータ項目名等のラベルデー
タを所定パターンで解析するラベル解析手段を設け、解
析結果をスキーマ情報として保存するスキーマ格納手段
を設けた。
【0016】従って、入力データに付随するラベルデー
タがラベル解析手段により解析されてスキーマ格納手段
によりスキーマ情報として保存されるので、加工したデ
ータをデータベースに保存するような場合でもスキーマ
情報を手動操作で設定する必要がない。
【0017】本発明の情報処理方法は、データの入力や
分解などの単一機能のデータ加工のメニュー画像を複数
表示し、メニュー画像による一連のデータ加工の手順を
定義するシナリオの入力操作を受け付け、予め保持され
ているソフトウェアやプレインファイルなどのデータを
定義されたシナリオに対応して入力し、入力データを定
義されたシナリオに対応してデータ加工するようにし
た。
【0018】従って、データの入力や分解などの単一機
能のデータ加工の複数のメニュー画像がユーザに表示さ
れるので、ユーザがメニュー画像により一連のデータ加
工の手順を定義するシナリオを入力操作すると、これが
受け付けられる。すると、予め保持されているソフトウ
ェアやプレインファイルなどのデータが、定義されたシ
ナリオに対応して入力されてデータ加工される。つま
り、ユーザがメニュー画像により一連のデータ加工のシ
ナリオを定義すれば、この定義されたシナリオに対応し
てソフトウェアやプレインファイルのデータがユーザの
所望する形態に加工される。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面を参
照して以下に説明する。なお、図1は本実施の形態の情
報処理装置であるファイル加工装置の論理的構造を示す
模式図、図2はファイル加工装置の物理的構造を示すブ
ロック図、図3はファイル加工装置の外観を示す斜視
図、図4は画像表示デバイスであるディスプレイの表示
画面を示す正面図、図5は情報処理方法であるファイル
加工方法の処理動作を示すフローチャート、図6ないし
図9は各種のファイルの加工形式を示す模式図である。
【0020】まず、本実施の形態のファイル加工装置1
は、図1に示すように、メニュー表示手段およびシナリ
オ表示手段に相当する部品/シナリオ表示部2、設定入
力手段および選択入力手段に相当するデータ変換定義部
3、データ変換制御部4、データ変換定義翻訳部5、デ
ータ保持手段に相当する入力ファイル保持部6、データ
入力手段に相当するファイル入力I/F部7、複数のデ
ータ変換部品部8、データ出力手段に相当するデータ出
力I/F部9、データ保持手段に相当する出力ファイル
保持部10、等を論理的に具備している。
【0021】また、本実施の形態のファイル加工装置1
は、図2および図3に示すように、コンピュータシステ
ムからなり、その主体であるコンピュータとしてCPU
101を具備している。このCPU101には、バスラ
イン102により、ROM103、RAM104、HD
D105、FD106が装填されるFDD107、CD
−ROM108が装填されるCD−ROMドライブ10
9、入力操作デバイスであるマウス110が接続された
キーボード111、画像表示デバイスであるディスプレ
イ112、通信I/F113、等が接続されている。
【0022】本実施の形態のファイル加工装置では、前
記CPU101に各種動作を実行させる制御プログラム
がソフトウェアとして予め設定されており、この制御プ
ログラムは、例えば、前記FD106や前記CD−RO
M108に予め書き込まれている。この制御プログラム
は前記HDD105に予めインストールされており、本
実施の形態のファイル加工装置の起動時に前記RAM1
04に複写されて前記CPU101に読み取られる。ま
た、前記ROM103には、将来的にも変更しない基本
的な制御プログラムが記録されているので、ここでは上
記デバイス103〜106,108が前記CPU101
の制御プログラムを保持できる情報記憶媒体とされてい
る。上述のように前記CPU101が制御プログラムを
読みとって対応する各種動作を実行することにより、本
実施の形態のファイル加工装置には、各種機能が前記各
部2〜10として実現されている。
【0023】前記部品/シナリオ表示部2は、前記RA
M104の制御プログラムに対応して前記CPU101
が前記ディスプレイ112に各種の画像を表示させるこ
とにより、図4に示すように、ファイル加工の操作入力
に必要な各種画面を表示する。より詳細には、本実施の
形態では動作モードとして手動モードと自動モードとが
切替自在に設定されており、これらの動作モードに対応
したGUI(Graphical User Interface)方式の操作画
面21,22が用意されている。
【0024】手動モードの操作画面21では、同図
(a)に示すように、モード指定のメニュー画像である
GUI部品23と、データの入力や分解などの単一機能
のデータ加工の複数のメニュー画像であるGUI部品2
4とが表示され、その側方にシナリオ定義の設定領域2
5が表示される。例えば、データ加工の前記GUI部品
24を前記設定領域25まで選択的にドラッグして所定
操作によりリンクさせれば、ここに一連のデータ加工の
手順を定義するシナリオの設定画像26が形成されて表
示される。
【0025】なお、以下ではシナリオを定義することを
シナリオ定義と呼称し、定義されたシナリオを定義シナ
リオと呼称する。本実施の形態のファイル加工装置1で
は、ファイルを所望の形態に変換するシナリオを容易に
定義できるよう、下記のようなGUI部品24が用意さ
れている。
【0026】
【表1】 また、自動モードの操作画面22では、図4(b)に示
すように、モード指定の前記GUI部品23の他、入力
ファイルの名称の入力領域27、入力ファイルのパラメ
ータ指定の複数のGUI部品28、予め各々シナリオと
して定義された複数の変換パターンのパラメータ選択の
メニュー画像であるGUI部品29、出力ファイルの名
称の入力領域30、出力ファイルのパラメータ指定の複
数のGUI部品31、が表示される。このようなGUI
部品28等により、下記のようなパラメータが指定され
る。
【0027】
【表2】 前記データ変換定義部3は、手動モードの設定下では、
その操作画面21のGUI部品24の入力操作などを前
記CPU101が前記RAM104の制御プログラムに
対応して認識することにより、前記GUI部品による一
連のデータ加工の手順を定義するシナリオの入力操作を
受け付ける。また、自動モードの設定下では、その操作
画面22のGUI部品29の入力操作などを前記CPU
101が認識することにより、予め定義されたシナリオ
の選択を受け付ける。
【0028】前記データ変換制御部4は、前記RAM1
04の制御プログラムに対応した前記CPUの演算処理
により、前記データ変換定義部3から入力される定義シ
ナリオなどの各種データに対応して前記各部5〜10を
統合制御する。前記データ変換定義翻訳部5は、前記R
AM104の制御プログラムに対応した前記CPU10
1の演算処理により、手動モードの設定下で定義された
シナリオを解析して翻訳する。
【0029】前記入力ファイル保持部6は、データ記憶
デバイスである前記RAM104の所定の記憶エリアに
相当し、例えば、やはりデータ記憶デバイスであり得る
前記FD106などから予め供給された表計算のソフト
ウェアやプレインなテキストデータのファイルを保持し
ている。前記ファイル入力I/F部7は、前記CPU1
01が前記RAM104にアクセスしてデータを読み出
すことにより、手動モードでの定義シナリオや自動モー
ドでの選択パラメータに対応して前記ファイル等を入力
する。
【0030】複数の前記データ変換部品部8は、前記R
AM104に設定された複数の制御プログラムに個々に
対応して前記CPU101が複数種類の単一機能のデー
タ加工を実行することにより、前記ファイルに単一機能
のデータ加工を個々に実行する。このような複数のデー
タ変換部品部8を前記データ変換制御部4が手動モード
で定義されたシナリオや自動モードで選択された定義シ
ナリオに対応して選択的に機能させるので、この部分が
データ加工手段および加工制御手段として定義シナリオ
に対応した一連のデータ加工を前記ファイルに実行す
る。
【0031】なお、“リンク作成”なるGUI部品24
に対応した前記データ変換部品部8では、上述のような
定義シナリオのデータ加工により分解される複数のファ
イルに、その相互の関係がリンク情報として埋め込まれ
るので、この部分がリンク設定手段として機能する。ま
た、“ファイル選択”や“ファイル列選択”なるGUI
部品24に対応した前記データ変換部品部8では、入力
データに付随するデータ項目名等のラベルデータが所定
パターンで解析され、この解析結果がスキーマ情報とし
て保存されるので、これらの部分がラベル解析手段およ
びスキーマ格納手段として機能する。
【0032】前記ファイル出力I/F部9は、前記CP
U101が前記RAM104にアクセスしてデータを読
み出すことにより、上述のように加工された前記ファイ
ルを前記出力ファイル保持部10に出力する。この出力
ファイル保持部10は、前記RAM104の所定の記憶
エリアに相当し、入力される前記ファイルを保持する。
【0033】上述のようなファイル加工装置1の各部2
〜10は、必要により前記キーボード111や前記ディ
スプレイ112などのハードウェアを利用して実現され
るが、その主体は前記RAM104等に記録されたプロ
グラムに対応して前記CPU101が動作することによ
り実現されている。
【0034】すなわち、前記RAM104等には、手動
モードや自動モードの操作画面21,22を前記ディス
プレイ112に表示させること、手動モードでは前記キ
ーボード111等に入力操作される前記GUI部品24
等による一連のデータ加工のシナリオ定義を受け付ける
こと、自動モードでは前記キーボード111等に入力操
作される前記GUI部品29等による定義シナリオの選
択を受け付けること、前記RAM104等の所定エリア
に保持されているファイルを手動モードの定義シナリオ
や自動モードの指定パラメータに対応して入力するこ
と、入力ファイルを定義シナリオに対応してデータ加工
すること、加工されたファイル13,14を前記RAM
104等の所定エリアに出力すること、等を前記CPU
101に実行させるためのプログラムが格納されてい
る。
【0035】上述のような構成において、本実施の形態
のファイル加工装置1は、計算ソフトやプレインファイ
ルのデータをGUI環境での入力操作に対応してデータ
変換することができる。そのデータ処理方法であるファ
イル加工方法を図5を参照して以下に順次説明する。
【0036】まず、ユーザがファイルのデータ加工を所
望する場合、そのファイルをFD106などからRAM
104の所定エリアに入力しておく。通常、ディスプレ
イ112には手動モードか自動モードの操作画面21,
22が表示されているので、所望によりGUI部品23
をマウス110により入力操作して動作モードを選択す
る(ステップS1)。
【0037】手動モードが選択された場合(ステップS
2)、図4(a)に示すように、ディスプレイ112に
は単一機能のデータ変換のGUI部品24と設定領域2
5とが表示されるので(ステップS3)、ユーザはマウ
ス110の操作によりGUI部品24を設定領域25に
ドラッグするなどして、所望の一連のデータ変換のシナ
リオを定義する(ステップS4)。
【0038】シナリオの定義完了が入力操作されると
(ステップS5)、定義されたシナリオが解析される
(ステップS6)。そして、解析された定義シナリオに
対応するファイルが入力され(ステップS7)、定義シ
ナリオに対応した一連のデータ加工がファイルに実行さ
れる(ステップS8)。加工されたファイルは定義シナ
リオに対応してRAM104の所定エリアに出力される
ので(ステップS9)、例えば、ユーザの所望によりF
D106に複写されるなどして各種に利用される。
【0039】一方、自動モードが選択された場合(ステ
ップS10)、図4(b)に示すように、ディスプレイ
12には、入力ファイルの名称の入力領域27、入力フ
ァイルのパラメータ指定の複数のGUI部品28、複数
の変換パターンのパラメータ選択のメニュー画像である
GUI部品29、出力ファイルの名称の入力領域30、
出力ファイルのパラメータ指定の複数のGUI部品3
1、が表示されるので、ユーザはマウス110やキーボ
ード111の操作により上述の各種データを入力する
(ステップS11〜S13)。すると、入力領域27の
名称と指定されたGUI部品28とに対応したファイル
が入力され(ステップS7)、選択されたGUI部品2
9に対応したシナリオの一連のデータ加工がファイルに
実行され(ステップS8)、加工されたファイルは指定
されたGUI部品31に対応した部分のみ入力領域30
の名称が付与されてRAM104の所定エリアに出力さ
れる(ステップS9)。
【0040】本実施の形態のファイル加工装置1は、上
述のように手動モードではファイルの入力や分解などの
単一機能のデータ加工の複数のGUI部品24がユーザ
に表示されるので、ユーザがGUI部品24により一連
のデータ加工のシナリオを定義すれば、この定義シナリ
オに対応してファイルがユーザの所望する形態に加工さ
れる。また、自動モードではファイルの入出力の形式の
GUI部品28,31や予め定義された複数のシナリオ
のGUI部品29等がユーザに表示されるので、ユーザ
がGUI部品29等により定義シナリオ等を指定すれ
ば、この定義シナリオに対応してファイルがユーザの所
望する形態に加工される。
【0041】つまり、手動モードでは、ユーザがデータ
加工のシナリオを自在に定義できるので、高い自由度で
ファイルを所望の形態に加工することができ、そのシナ
リオをGUI部品24により定義できるので操作が簡易
である。自動モードでは、予め定義されたシナリオをユ
ーザが選択すれば良いので、その自由度は手動モードほ
ど高くはないが操作は極めて簡易である。このようにフ
ァイルを所望の形態に加工して出力することができるの
で、ファイル形式を統一してデータ交換を行いデータの
相互利用を図っている異DBMS(Data Base Manageme
nt System)間、DBMS−表計算ソフト間、異表計算
ソフト間のデータ交換を可能とすることができる。
【0042】さらに、データ加工により分解された複数
のファイルには、その相互の関係がリンク情報として各
々に埋め込まれるので、分解された複数のファイルをリ
ンク情報により辿るようなことができ、加工後のファイ
ルの操作性が良好である。また、ファイルに付随するデ
ータ項目名等のラベルデータが所定パターンで解析さ
れ、その解析結果がスキーマ情報として保存されるの
で、加工したファイルをデータベースに保存するような
場合でもスキーマ情報を手動操作で設定する必要がな
い。
【0043】なお、本実施の形態のファイル加工装置1
によるファイル加工方法の具体例を図6ないし図9を参
照して以下に簡単に説明する。まず、図6に示すよう
に、一行目が“名前”等の項目で二行目以下に実際のデ
ータが記入された表計算ソフトのファイルがある場合、
例えば、前述の表2に示すような自動モードの変換パタ
ーン1を指定すれば、一行目の部分がスキーマ情報とし
て保存され、二行目以下の部分がデータとして入力され
る。
【0044】また、図7に示すように、やはり一行目が
“名前”等の項目で二行目以下に実際のデータが記入さ
れたファイルに対して自動モードの変換パターン2を指
定すれば、ファイルはスキーマ情報となる一行目の繰り
返し項目の部分で分解され、分解されたファイルにリン
ク情報が埋め込まれる。図8に示すように、項目の部分
が途中から二段の構造のファイルに対して自動モードの
変換パターン3を指定すれば、スキーマ情報となるファ
イル一行目は最下位の部分のみ抽出される。そして、図
9に示すように、行列の両方に複数の項目が設定された
ファイルに対して自動モードの変換パターン4を指定す
れば、ファイルの一行目と一列目とをスキーマ情報とし
て識別子が設定された二つのファイルと、これらの識別
子をスキーマ情報として内容のデータが設定された一つ
のファイルとが生成される。
【0045】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では一般的なコンピュータシ
ステムにFD106等の情報記憶媒体からソフトウェア
をインストールしてファイル加工装置1を実現すること
を例示したが、このようなファイル加工装置1をプログ
ラムが固定的に設定された専用の装置とすることも可能
である。
【0046】また、ファイル加工装置1の各部を固有の
ハードウェアとして製作することも可能であり、その一
部をソフトウェアとしてRAM104等に格納するとと
もに一部をハードウェアとして製作することも可能であ
る。また、所定のソフトウェアが格納されたROM10
3等のハードウェアを、ファームウェアとして製作する
ことも可能である。
【0047】また、上述のような制御プログラムを、複
数のソフトウェアの組合せにより実現することも可能で
あり、その場合、単体の製品となる情報記憶媒体には必
要最小限のソフトウェアのみ格納しておけば良い。例え
ば、オペレーティングシステムが実装されている既存の
コンピュータシステムにCD−ROM109等の情報記
憶媒体によりアプリケーションソフトを供給するような
場合、ファイル加工装置1の各部はオペレーティングシ
ステムとアプリケーションソフトとの組合せで実現され
るので、オペレーティングシステムに依存する部分のソ
フトウェアは情報記憶媒体のアプリケーションソフトか
ら省略することができる。同様に、コンピュータシステ
ムに所定機能のハードウェアが存在する場合、そのハー
ドウェアの機能もアプリケーションソフトから省略する
ことができる。
【0048】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0049】請求項1記載の発明の情報処理装置は、デ
ータの入力や分解などの単一機能のデータ加工のメニュ
ー画像を複数表示するメニュー表示手段と、メニュー画
像による一連のデータ加工の手順を定義するシナリオの
入力操作を受け付ける設定入力手段と、ソフトウェアや
プレインファイルなどのデータを保持するデータ保持手
段と、保持データを定義されたシナリオに対応して入力
するデータ入力手段と、入力データを定義されたシナリ
オに対応してデータ加工するデータ加工手段とを具備す
ることにより、ユーザがメニュー画像により一連のデー
タ加工のシナリオを定義すれば、この定義されたシナリ
オに対応してソフトウェアやプレインファイルのデータ
がユーザの所望する形態に加工されるので、簡易な操作
で各種のデータを様々な所望の形態に加工することがで
きる。
【0050】請求項2記載の発明では、予め定義された
複数のシナリオのメニュー画像を表示するシナリオ表示
手段と、メニュー画像の選択の入力操作を受け付ける選
択入力手段と、メニュー画像の選択操作に対応したシナ
リオのデータ加工をデータ入力手段とデータ加工手段と
に実行させる加工制御手段とを設けたことにより、ユー
ザはシナリオを定義せずとも予め用意されたシナリオを
選択すれば、ソフトウェアやプレインファイルのデータ
がユーザの所望する形態に加工されるので、極めて簡易
な操作で各種のデータを所定の形態に加工することがで
きる。
【0051】請求項3記載の発明では、シナリオのデー
タ加工により分解された複数のデータの相互の関係をリ
ンク情報として各々のデータに埋め込むリンク設定手段
を設けたことにより、分解された複数のデータをリンク
情報により辿るようなことができるので、リンク情報を
手作業で設定することなく分解後のデータを良好に管理
することができる。
【0052】請求項4記載の発明は、入力データに付随
するデータ項目名等のラベルデータを所定パターンで解
析するラベル解析手段を設け、解析結果をスキーマ情報
として保存するスキーマ格納手段を設けたことにより、
加工したデータをデータベースに保存するような場合で
もスキーマ情報を手動操作で設定する必要がない。
【0053】請求項5記載の発明の情報処理方法は、デ
ータの入力や分解などの単一機能のデータ加工のメニュ
ー画像を複数表示し、メニュー画像による一連のデータ
加工の手順を定義するシナリオの入力操作を受け付け、
予め保持されているソフトウェアやプレインファイルな
どのデータを定義されたシナリオに対応して入力し、入
力データを定義されたシナリオに対応してデータ加工す
るようにしたことにより、ユーザがメニュー画像により
一連のデータ加工のシナリオを定義すれば、この定義さ
れたシナリオに対応してソフトウェアやプレインファイ
ルのデータがユーザの所望する形態に加工されるので、
簡易な操作で各種のデータを所望の形態に加工すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の実施の一形態のファイ
ル加工装置の論理的構造を示す模式図である。
【図2】ファイル加工装置の物理的構造を示すブロック
図である。
【図3】ファイル加工装置の外観を示す斜視図である。
【図4】手動モードと自動モードとのファイル加工の操
作画面を示す正面図である。
【図5】情報処理方法であるファイル加工方法を示すフ
ローチャートである。
【図6】ソフトウェアである表計算ソフトのデータ構造
を示す模式図である。
【図7】データ変換する前後の表計算ソフトのデータ構
造を示す模式図である。
【図8】データ変換する前後の表計算ソフトのデータ構
造を示す模式図である。
【図9】データ変換する前後の表計算ソフトのデータ構
造を示す模式図である。
【符号の説明】
1 ファイル加工装置 2 部品/シナリオ表示部 3 データ変換定義部 4 データ変換制御部 5 データ変換定義翻訳部 6 入力ファイル保持部 7 ファイル入力I/F部 8 データ変換部品部 9 ファイル出力I/F部 10 出力ファイル保持部 21,22 操作画面 23,24,28,29,31 GUI部品 25 設定領域 26 設定画像 27,30 入力領域 101 CPU 102 バスライン 103 ROM 104 RAM 105 HDD 106 FD 107 FDD 108 CD−ROM 109 CD−ROMドライブ 110 マウス 111 キーボード 112 ディスプレイ 113 通信I/F

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの入力や分解などの単一機能のデ
    ータ加工のメニュー画像を複数表示するメニュー表示手
    段と、 メニュー画像による一連のデータ加工の手順を定義する
    シナリオの入力操作を受け付ける設定入力手段と、 ソフトウェアやプレインファイルなどのデータを保持す
    るデータ保持手段と、 保持データを定義されたシナリオに対応して入力するデ
    ータ入力手段と、 入力データを定義されたシナリオに対応してデータ加工
    するデータ加工手段と、 を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 予め定義された複数のシナリオのメニュ
    ー画像を表示するシナリオ表示手段と、 メニュー画像の選択の入力操作を受け付ける選択入力手
    段と、 メニュー画像の選択操作に対応したシナリオのデータ加
    工をデータ入力手段とデータ加工手段とに実行させる加
    工制御手段と、 を設けたことを特徴とする請求項1記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 シナリオのデータ加工により分解された
    複数のデータの相互の関係をリンク情報として各々のデ
    ータに埋め込むリンク設定手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 入力データに付随するデータ項目名等の
    ラベルデータを所定パターンで解析するラベル解析手段
    を設け、解析結果をスキーマ情報として保存するスキー
    マ格納手段を設けたことを特徴とする請求項1または2
    記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 データの入力や分解などの単一機能のデ
    ータ加工のメニュー画像を複数表示し、 メニュー画像による一連のデータ加工の手順を定義する
    シナリオの入力操作を受け付け、 予め保持されているソフトウェアやプレインファイルな
    どのデータを定義されたシナリオに対応して入力し、 入力データを定義されたシナリオに対応してデータ加工
    するようにしたことを特徴とする情報処理方法。
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