JPH09128379A - 情報処理方法 - Google Patents

情報処理方法

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JPH09128379A
JPH09128379A JP7287002A JP28700295A JPH09128379A JP H09128379 A JPH09128379 A JP H09128379A JP 7287002 A JP7287002 A JP 7287002A JP 28700295 A JP28700295 A JP 28700295A JP H09128379 A JPH09128379 A JP H09128379A
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JP7287002A
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Tetsuo Tanaka
哲雄 田中
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/54Interprogram communication
    • G06F9/543User-generated data transfer, e.g. clipboards, dynamic data exchange [DDE], object linking and embedding [OLE]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/455Emulation; Interpretation; Software simulation, e.g. virtualisation or emulation of application or operating system execution engines
    • G06F9/45504Abstract machines for programme code execution, e.g. Java virtual machine [JVM], interpreters, emulators
    • G06F9/45508Runtime interpretation or emulation, e g. emulator loops, bytecode interpretation
    • G06F9/45512Command shells

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各子文書に対応するアプリケーションを起動
し、機能をそのアプリケーションのメニュー等から選択
するという操作を子文書毎に繰り返す必要をなくす。 【解決手段】複合文書を作成するシステムにおいて、機
能とその機能を呼び出すためにアプリケーション毎に定
められたコマンド名、引数名、引数値の対応関係を保持
する手段(108、109)をもち、親文書を編集する
コマンドが発行されたとき,上記対応関係に基づいて埋
め込まれた子文書(107)に対するコマンドを生成
し、埋め込まれた文書(106)に対しても上記コマン
ドを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークステーショ
ンやパーソナルコンピュータ上で実現される情報、特
に、テキスト、表、グラフ等の文書の処理方法に係るも
のである。特に、複数のアプリケーションプログラムで
作成・編集された複数の文書を組み合わせて一つの文書
とした複合文書の処理方法に関する。また、異種のアプ
リケーションプログラムで作成された複数の文書に同じ
機能を適用する異種文書処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】あるソフトで作成された文書(例えば、
ワープロソフトで作成された文書)に、他のソフトで作
成された文書(例えば、描画ソフトで作成された図や表
計算ソフトで作成された表やグラフ)を埋め込むための
技術が注目されている。例えば「日経オープンシステム
1994年1月号(pp143−150)」(従来技術
1)に、この技術に関する記載がある。この技術によれ
ば、あるソフトで作成された文書に他のソフトで作成さ
れた文書を埋め込むことができる。また、埋め込まれた
文書をダブルクリックすると、その文書を作成したアプ
リケーションが起動され、その文書を編集することがで
きる。さらに、アプリケーションが提供する機能を、関
数として外部のプログラムへ公開することができる。
【0003】また、「日経バイト1994年3月号(p
p114−126)」(従来技術2)には、以下の技術
が記載されている。アプリケーションプログラムが外部
のプログラムへ機能を公開している場合、アプリケーシ
ョンにまたがる処理を記述できる言語を用いることによ
り、その機能を他のアプリケーションプログラムから呼
び出すことができる。これによって、例えばワープロソ
フトから、表計算ソフトの文書の書式の変更やテキスト
の挿入等の操作を行うことが可能となっている。
【0004】以下、あるソフトで作成された文書に、他
のソフトで作成された文書を埋め込んだ文書を複合文書
と呼ぶ。また、文書1に文書2、文書3、…文書nが埋
め込まれているとき、各文書を以下の通り呼ぶ。文書1
を文書2、…文書nの親文書または親の文書と呼ぶ。文
書2、…文書nを文書1の子文書または子の文書と呼
ぶ。
【0005】また、子孫の文書を次のように定義する。
(1)文書1の子文書は文書1の子孫の文書である。
(2)文書1の子文書の子孫の文書は文書1の子孫の文
書である。
【0006】親文書と子文書の関係は相対的なものであ
り、文書1に文書2が埋め込まれ、文書2に文書3が埋
め込まれているとき、文書2は文書1の子文書であると
同時に文書3の親文書でもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1、2におい
ては、アプリケーションが提供する機能を外部のプログ
ラムへ公開することはできる。しかしながら、機能を呼
び出すためのコマンドはアプリケーションプログラム毎
に異なる(このことは従来技術2にも記載されてい
る)。即ち、従来技術1、2では、「親文書の編集用イ
ンターフェースで子孫の文書も同時に処理すること」に
ついては考慮されていなかった。
【0008】したがって、複合文書を編集中に親文書に
対してあるコマンドを実行した場合、子孫の文書に対し
てはそのコマンドは適用されない。例えば、ワープロソ
フトで文字列の検索コマンドを実行した場合、ワープロ
文書に埋め込まれた表計算ソフトで作成された表や描画
ソフトで作成された図の中の文字列は検索されない。利
用者が複合文書中の子孫の文書を処理するためには、以
下の処理を行う必要がある。子孫の文書を作成したアプ
リケーションを起動し、そのアプリケーションのメニュ
ー等からコマンドを選択しなければならない。また、子
孫の文書が複数ある場合には、利用者は各子孫の文書に
対して逐一上記操作を実行しなければならない。
【0009】また、従来技術1、2においては、一つの
コマンドで異種アプリケーションで作成された複数の文
書を処理することはできない。例えば、複数の文書中に
指定した文字列があるか否かは、一つのコマンドでは判
定できない。複数の文書に同じ機能を適用するために
は、各文書に対応するアプリケーションを起動し、その
アプリケーションのメニュー等からコマンドを選択しな
ければならない。
【0010】本発明は、上記不便を解消するためになさ
れたものである。その第1の目的は、ある文書に異なる
アプリケーションで作成された複数の文書を埋め込んだ
複合文書を編集する場合でも、煩雑な操作がなくとも所
望の処理を行うことを可能とすることである。つまり、
利用者に「各子孫の文書に対応するアプリケーションを
起動し、機能をそのアプリケーションのメニュー等から
選択する」という操作を子孫の文書毎に繰り返させるこ
となしにその機能を子孫の文書に適用することを可能と
することである。
【0011】また、第2の目的は、異種のアプリケーシ
ョンプログラムで作成された複数の文書を処理する場合
でも、煩雑な操作がなくとも所望の処理を行うことを可
能とすることである。つまり、利用者に「各文書に対応
するアプリケーションを起動し機能をメニュー等から選
択する」という操作を文書毎に繰り返させることなし
に,同じ機能を複数の異なる種類の文書に適用可能とす
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、以下の構成を採用した。
【0013】まず第1に利用者の指示を入力可能な入力
手段を有し、少なくも第1および第2のアプリケーショ
ンを利用可能であって、所定の処理を施す計算機システ
ムにおいて、予め、第1のアプリケーションが行う処理
と第1のアプリケーションの処理に関連する前記のアプ
リケーションが行う処理の対応関係をそれぞれ対応づけ
ておき、第1のアプリケーションに対する指示が、入力
手段より入力された場合、第1のアプリケーションは、
入力された指示に対する処理を施し、第2のアプリケー
ションは、前記対応関係に基づいて、入力された指示に
対する第1のアプリケーションの処理に対応する処理を
施すことを特徴とする情報。
【0014】また、少なくとも第1および第2のアプリ
ケーションにより文書の作成が可能であり、第1のアプ
リケーションで作成された文書である親文書に第2のア
プリケーションで作成された文書である子文書を埋め込
み可能である文書処理システムにおいて、予め、第1の
アプリケーション自身が作成した文書に対して行う処理
と第2のアプリケーション自身が作成した文書に対して
行う処理について、同様の機能を発揮しうる処理同士の
対応関係を関連づけておき、親文書に子文書が埋め込ま
れた場合に、第2のアプリケーションが、親文書に所定
の処理を施す際は、予め関連づけられた対応関係に基づ
いて、埋め込まれた子文書に対して所定の処理と同様の
機能を発揮しうる処理を施すことを特徴とする。
【0015】より詳しく説明すれば、上記の目的(特に
第1の目的)を達成するために、本発明の複合文書処理
方法では、以下の構成を採用した。キーボードやマウス
等の利用者からの指示を入力する手段と、あるアプリケ
ーションが提供する機能を別のアプリケーションが、そ
の機能に対応するコマンドを発行することにより利用す
る手段と、機能とその機能を呼び出すためにアプリケー
ション毎に定められたコマンド名の対応関係を保持する
手段と、機能毎にその機能を呼び出すために必要な引数
と各アプリケーション毎に定められたコマンドの引数の
対応関係を保持する手段と、文書からその文書を作成し
たアプリケーションを識別する手段と、あるアプリケー
ションで作成された文書に別のアプリケーションで作成
された1個以上の文書を埋め込む手段を備えるシステム
において、親文書のコマンドを上記利用者からの指示を
入力する手段から入力するステップと、入力されたコマ
ンドを親文書に対して適用するステップと、上記文書か
らその文書を作成したアプリケーションを識別する手段
によって各子孫の文書に対応するアプリケーションを識
別するステップと、上記機能とコマンド名の対応関係を
保持する手段と機能の引数とコマンドの引数の対応関係
を保持する手段に基づき入力されたコマンドを各子孫の
文書に対応するアプリケーションのコマンドに変換する
ステップと、あるアプリケーションが提供する機能を別
のアプリケーションが利用する手段を用いて、変換した
コマンドを各子孫の文書に対応するアプリケーションに
対して発行することにより、各子孫の文書に対してコマ
ンドを適用するステップを有することを特徴とする。
【0016】また、上記の目的(特に第2の目的)を達
成するために、本発明の異種文書処理方法は以下の構成
を採用する。キーボードやマウス等の利用者からの指示
を入力する手段と、あるアプリケーションが提供する機
能を別のアプリケーションが、その機能に対応するコマ
ンドを発行することにより利用する手段と、機能とその
機能を呼び出すためにアプリケーション毎に定められた
コマンド名の対応関係を保持する手段と、機能毎にその
機能を呼び出すために必要な引数と各アプリケーション
毎に定められたコマンドの引数の対応関係を保持する手
段と、文書からその文書を作成したアプリケーションを
識別する手段とを備えたシステムにおいて、処理する1
個以上の文書の文書名を入力するステップと、コマンド
を入力するステップと、各文書のアプリケーションを識
別するステップと、入力されたコマンドを各文書に対応
するアプリケーションのコマンドに変換するステップ
と、変換したコマンドを各文書に適用するステップとを
有することを特徴とする。
【0017】本発明によれば、複合文書を処理する場
合、利用者が親文書のコマンドを入力するとそのコマン
ドが子孫の文書を処理するアプリケーションのコマンド
に変換され、各子孫の文書に対しても実行される。した
がって、利用者は「各子孫の文書に対応するアプリケー
ションを起動し、機能をそのアプリケーションのメニュ
ー等から選択する」という操作を子孫の文書毎に繰り返
す必要がない。
【0018】また、複数の異種の文書を処理する場合、
利用者がコマンドを入力するとそのコマンドが各文書を
処理するアプリケーションのコマンドに変換され、各文
書に対して実行される。したがって、利用者は「各文書
に対応するアプリケーションを起動し機能をメニュー等
から選択する」という操作を文書毎に繰り返す必要がな
い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。まず、第1の実施例について説明する。
【0020】図1は、文書1(106)に文書2(10
7)を埋め込んだ複合文書を処理する場合のソフトウェ
ア構成を示す図である。図1において、AP1(10
1)とAP2(105)はそれぞれ文書1(106)と
文書2(107)を作成・編集するためのアプリケーシ
ョンプログラムである。これらアプリケーションプログ
ラムは、利用者からの入力を各アプリケーションプログ
ラムのコマンドに変換するコマンド入力・変換部102
を有する。さらに、変換されたコマンドを実行するコマ
ンド実行部103およびそのアプリケーションプログラ
ムが実行できるコマンドを登録するコマンド登録部を有
する。
【0021】また、コマンド対応テーブル108は、各
アプリケーションプログラムの機能とコマンドの対応関
係を保持するテーブルである。コマンド引数対応テーブ
ル109は、アプリケーションプログラムのコマンドの
引数とその意味の対応関係を保持するためのテーブルで
ある。つまり、機能毎に1個のテーブルがある。コマン
ド対応テーブルとコマンド引数対応テーブルは、コマン
ド登録部104によって更新され、コマンド入力・変換
部102によって参照される。
【0022】また、コマンド登録部は自身のアプリケー
ションプログラムに関するコマンド対応テーブル110
とコマンド引数対応テーブル111を持つ。
【0023】図2は、複合文書を処理するシステムのハ
ードウェア構成を表すブロック図である。図2におい
て、201は中央処理装置、202は主記憶装置、20
3はアプリケーションプログラムの実行結果を表示する
ディスプレー、204および205は利用者からの入力
を受け付けるキーボードとマウス、206はハードディ
スク等の外部記憶装置である。外部記憶装置には、以下
のものが格納されている。複数のアプリケーションプロ
グラム(101,102)、各アプリケーションプログ
ラムで作成された文書データ(207,208)、コマ
ンド対応テーブル108、コマンド引数対応テーブル1
09および基本制御プログラム209である。外部記憶
装置206に格納されているプログラム及びデータは主
記憶装置202に転送され中央処理装置201で処理さ
れる。
【0024】図3は、複合文書の構造を表すブロック図
である。文書301はその文書を作成・編集するアプリ
ケーションを識別するためのアプリケーションID30
2、文書のデータ303およびその文書に埋め込まれた
子文書のリスト304からなる。子文書も同様にアプリ
ケーションID、文書データ、子文書のリストからな
る。図3における文書2や文書3のように文書中に埋め
込まれた子文書がない場合には子文書のリストはない。
また、図3における文書1と文書2のように同じアプリ
ケーションプログラムで作成された文書のアプリケーリ
ョンIDは同じ値をとる。
【0025】図4は、アプリケーションプログラム毎の
機能とコマンドの対応関係を保持するコマンド対応テー
ブル108である。図4において、行0は登録済みの機
能の一覧を表す。行1以降は、それぞれワープロ1、ワ
ープロ2、表計算1、描画1、描画2、プレゼン1…と
いうアプリケーションIDをもつアプリケーションのコ
マンドの一覧である。各コマンドは、同じ列の行0の機
能を果たすことを表す。また「−」はその行に対応する
アプリケーションプログラムがその列に対応する機能を
持たないことを表す。
【0026】図5は、アプリケーションプログラムのコ
マンドの引数とその意味の対応関係を保持するためのコ
マンド引数対応テーブル109である。図5は、検索機
能の対応テーブルの例である。対応テーブルは、コマン
ド引数対応テーブルは機能毎に1個ずつ存在する。図5
において、行0は登録済みのアプリケーションのリスト
である。また、行1は各アプリケーションでそのテーブ
ルの機能を果たすためのコマンドのコマンド名を表す。
行2はコマンドの戻り値とその意味の対応関係を表す。
例えば、ワープロ1のEditFindというコマンドを実行し
たとき、戻り値が1のときは見つかったことを意味し,
0のときは見つからなかったことを意味する。行3以降
は、コマンドの引数名及び引数の値とその意味の対応関
係を表す。行3以降の行nにおいて、行n−0は引数の
名前を行n−1以降は引数の取り得る値を表す。例え
ば、行4の列1はワープロ1のコマンドEditFindの検索
方向を表す引数はDirectionという名前である。この値
が、0のとき次方向に向かって検索し、1のとき前方向
に向かって検索することを意味する。
【0027】また、n−1以降の「<」と「>」で囲まれ
たものは、その引数が取り得る値の型を表す。例えば、
行3の列1の<文字列>はワープロ1のコマンドEditFind
の検索文字列は文字列という型であることを表す。更
に、列0に(必)のマーク501がある場合にはその引数
が必須であることを表す。即ち、省略できないことを表
す。また、各引数の第1行(行n−1)は、その引数が
指定されなかったときのデフォルトの値となる。
【0028】図6ないし図9は、利用者の入力に応じて
コマンドを実行するときのコマンド入力・変換部102
の処理フローである。
【0029】ここで、コマンドの種類について説明す
る。コマンドには、タイプAとタイプBがある。タイプ
Aは、文書全体または文書の選択された部分について,
一括して処理するコマンドである。タイプAは、文字フ
ォントの変更、線の太さの変更などである。タイプB
は、文書全体または文書の選択された部分について、カ
ーソル位置または文書や選択範囲の先頭から逐次文書の
内容を参照し、文書の最後まで参照したときまたは1回
処理をしたときに終了するコマンドである。コマンドB
は、文字列の検索・置換,スペルチェックなどがある。
【0030】タイプBのコマンドの場合、メニューから
そのコマンドに対応する機能項目が選択されるとコマン
ドが実行される。ここで、タイプBは、一度だけ実行す
る場合(タイプB1回)と、利用者が終了を指示するか
全文書または全選択範囲について処理するまで、繰り返
しコマンドを実行する場合(タイプB繰り返し)があ
る。タイプBのコマンドの場合、コマンド引数対応テー
ブル109に戻り値の対応関係が必須となる。
【0031】図6は、タイプAのコマンドを実行すると
きのコマンド入力・変換部102の処理フロー、図7は
図6におけるステップ608の詳細である。また、図8
はタイプBのコマンドを一度だけ実行する場合(タイプ
B−1回)のコマンド入力・変換部102の処理フロー
である。図9は、タイプBのコマンドを繰り返し実行す
る場合(タイプB−繰り返し)のコマンド入力・変換部
102の処理フローである。
【0032】以下、図1〜図3及び図6を用いてタイプ
Aのコマンドの場合のコマンド入力・変換部の処理の詳
細を説明する。
【0033】なお、コマンドは<対象文書>.<コマンド名
>(<引数名1>=<値1>,<引数名2>=<値2>,…<引数名n>=<
値n>)という形式で発行するものとする。
【0034】まず、キーボード204またはマウス20
5により利用者にコマンドの適用範囲を指定させる(ス
テップ600)。そして、ディスプレー203に表示し
たアプリケーションプログラムのメニューからキーボー
ド204またはマウス205により機能項目を利用者に
選択させる(ステップ601)。選択された機能項目の
コマンドを生成する(ステップ602)。
【0035】このとき、親文書を<対象文書>とし、親文
書の選択された機能項目に対応するコマンドを<コマン
ド名>とする。次に、そのコマンドを実行するのに引数
が必要な場合は、ダイアログをディスプレー203に表
示する。キーボード204またはマウス205から引数
を利用者に入力させる。入力された引数(<引数i>)とそ
の値(<値i>)をステップ602で生成したコマンドに設
定し(ステップ603)、生成したコマンドをコマンド
実行部103に送る(ステップ604)。これにより、
コマンド実行部103がコマンドを実行し、親文書の文
書データ303が処理される。
【0036】次に、全ての子孫の文書に対して以下を実
行する。ステップ600で指定した適用範囲内の全ての
子孫の文書に対して実行したならば(ステップ605)
処理を終了する。また、未処理の子孫の文書があれば
(ステップ605)、未処理の子孫の文書を1個選択し
(ステップ606)、子孫の文書に対応するアプリケー
ションプログラムのID302を得る(ステップ60
7)。コマンド対応テーブル108及びコマンド引数対
応テーブル109に基づき,ステップ603で引数を設
定したコマンドを子孫の文書のアプリケーションプログ
ラム用のコマンドに変換する(ステップ608)。
【0037】次に子孫の文書のアプリケーションプログ
ラムを起動し、変換したコマンドを子孫の文書のアプリ
ケーションプログラムのコマンド実行部に送る(ステッ
プ609)。これにより、子孫の文書のアプリケーショ
ン実行部がコマンドを実行する。子孫の文書の文書デー
タ303を処理する。ここで、全ての子孫の文書は、以
下のように文書のリストを順次手繰っていくことによっ
て得る。子文書のリスト304から子文書を得て、その
子文書の子文書のリストから子文書の子文書を得る。
【0038】次に,図4、図5、及び図7を用いて、図
6におけるステップ608の詳細を説明する。図6は、
親文書に対応するアプリケーションプログラムのコマン
ドから子孫の文書に対応するアプリケーションプログラ
ムのコマンドに変換する処理のフローである。
【0039】まず、変換先のコマンドの<対象文書>をス
テップ606で選択した子孫の文書とする(ステップ7
01)。次に、コマンド対応テーブル108において、
親文書のアプリケーションIDの行からステップ602
で生成したコマンドのコマンド名を検索する。検索した
コマンドと同じ列にある機能を行0から検索する(ステ
ップ702)。
【0040】次に、子孫の文書のアプリケーションが検
索した機能を果たすためのコマンドを検索した機能に関
するコマンド引数対応テーブル109から検索する。検
索されたコマンドを変換先の<コマンド名>とする(ステ
ップ703)。
【0041】次に、変換先のコマンドの全ての引数を設
定するまで以下の処理を繰り返す。変換先のコマンドの
全ての引数を設定したのであれば(ステップ704)、
処理を終了する。設定したものでなく、変換先のコマン
ドの引数のに未設定のものがあれば(ステップ70
4)、未処理の引数を1個選択しその引数名を<引数i>
とする(ステップ705)。<引数i>に対応するものが
変換元のコマンドにもあるか否かを、コマンド引数対応
表の同じ行に引数名が記述されているか否かによって判
定する。判定の結果記述されていれば、(ステップ70
6),その引数名を変換先の引数名とする。さらに、コ
マンド引数変換テーブル中の変換元のコマンドの引数の
値と同じ行にある値を変換先のコマンドの引数の値とし
(ステップ707)ステップ704に戻る。変換先だけ
にある引数の場合は、引数値をそのデフォルト値(行n
−1の値)とし(ステップ708)、ステップ704に
戻る。
【0042】次に図8を用いて、タイプBのコマンドを
1度だけ実行する場合(タイプB−1回)の処理フロー
を説明する。図8において、ステップ800ないしステ
ップ804は、それぞれ、図6におけるステップ600
ないしステップ604と同様の処理である。また、ステ
ップ806は、図6におけるステップ605と同様の処
理である、さらに、ステップ808ないし811は図6
におけるステップ606ないしステップ609と同様の
処理である。
【0043】以下、図8において、図6と異なる部分の
みについて説明する。ステップ805では、親の文書デ
ータを指定された適用範囲の最後まで参照したか否かを
コマンドの戻り値に基づき判定する。最後まで参照した
場合には、親文書に対する処理は終了したことになる。
したがって、ステップ806に進み子孫の文書に対して
処理する。全て参照していない場合には,1回の実行が
終了したので処理を終了する。ステップ807では、親
文書と全ての子孫の文書に対してコマンドを実行した旨
のメッセージを表示する。ステップ812では、ステッ
プ811で実行した結果(コマンドの戻り値)をコマン
ド引数変換テーブル109に基づき親文書のアプリケー
ションの戻り値に変換する。言い換えると、子文書に対
するコマンドの戻り値をコマンド引数変換テーブル10
9から検索し、その値と同じ行にある親文書のコマンド
の戻り値に変換する。ステップ813では、ステップ8
05と同様に指定された範囲を最後まで参照したか否か
をコマンドの戻り値に基づき判定する。判定の結果、最
後まで参照していない場合には、処理を終了する。最後
まで参照した場合には、ステップ806に戻る。この理
由は、その子孫の文書に対する処理は終了したことにな
るためである。
【0044】次に図9を用いて、タイプBのコマンドを
繰り返し実行する場合(タイプB−繰り返し)の処理フ
ローを説明する。図9のフローは図8のフローと似てい
る。以下その相違点を挙げる。
【0045】ステップ903とステップ913で処理を
続けるか否かを利用者に入力させることが異なる。次に
ステップ904とステップ914で、処理を続けるか否
かの判定を行い続けない場合は処理を終了することが異
なる。さらに、ステップ906とステップ917で全文
書または全範囲を参照しなかった場合、それぞれステッ
プ903、ステップ913に戻ることが異なる。
【0046】次にコマンドのどの部分が、どのステップ
で変換されるかについて説明する。例えば、ワープロ1
の文書1に表計算1の文書2が埋め込まれているときに
ついて説明する。以下のコマンドの変換を例とする。
「文書1.EditFind(Find="特許", Direction=0, MatchC
ase=1, MatchByte=0)」を「文書2.Find(what="特許",
direction=Next, matchCase=TRUE, searchOrder=ByRo
w)」に変換する。
【0047】ここで、最初のコマンドの意味は、ワープ
ロ1の「"特許"という文字列を、次方向に大文字・小文
字を区別し、かつ半角・全角を区別せずに検索する」と
いうことである。次のコマンドは、表計算1のコマンド
である。
【0048】ここで、文書2という<対象文書>はステッ
プ606、808、または909で選択された文書であ
る。Findという<コマンド名>は、ステップ703で決定
される。また、what,direction,matchCaseという引数の
値は、変換元にも対応する引数Find,Direction,MatchCa
seがあるのでステップ707で決定される。また、sear
chOrderという引数は、変換先にのみある引数なので、
ステップ708でデフォルト値(図5における行8−
1)が採用される。なお、ワープロ1の引数MatchByte
という引数は表計算1のコマンドには対応するものがな
いので無視される。
【0049】コマンド登録部104の処理を図を用いて
説明する。ここで、図10は、ある特定のアプリケーシ
ョンのコマンド対応テーブル110を表す図である。図
11は、ある特定のアプリケーションのある特定の機能
に関するコマンド引数対応テーブル111を表す図であ
る。図10では、描画1というアプリケーションIDを
もつアプリケーションを例としている。また、図11で
は描画1のFindStringというコマンドを例として記述し
ている。
【0050】また、図12は、コマンド登録部104の
コマンド対応テーブル108とコマンド引数対応テーブ
ル109をアプリケションの対応テーブル110と11
1に基づき更新する処理のフローである。この処理は、
コマンド入力・変換部102が図6ないし図9の処理を
行う前に実行される。
【0051】例えば、以下のような場合に実行される。
それは、アプリケーションプログラムがインストールさ
れたとき、アプリケーションが起動されたとき、アプリ
ケーションで作成した文書が別の文書に埋め込まれたと
きなどである。
【0052】次に図12のフローを詳細に説明する。ま
ず、コマンド対応テーブル108に登録しようとしてい
るアプリケーションのidが既にあるか否かを判定する
(ステップ1201)。このとき既に登録されていれば
処理を終了する。登録されていなければ、コマンド対応
テーブル108に1行追加し、アプリケーションのコマ
ンド対応テーブル110中のアプリケーションのIDを
コマンド対応テーブル108の追加した行に挿入する
(ステップ1202)。
【0053】次にアプリケーションのコマンド対応テー
ブル中の全ての機能について以下の処理を繰り返す。言
い換えれば、全ての機能について処理が終了したか否か
を判定する(ステップ1203)。判定の結果終了した
のであれば、処理を終了する。未処理の機能があれば未
処理の機能を一つ選択し(ステップ1204)、選択し
た機能がコマンド対応テーブル108にあるか否かを判
定する(ステップ1205)。コマンド対応テーブルに
なければ、コマンド対応テーブルに新規に1列追加し、
選択した機能名を追加した列に挿入する。そして、その
機能に関するコマンド引数対応テーブル109を新規に
作成する(ステップ1206)。
【0054】次に、アプリケーションのコマンド対応テ
ーブル110で選択した機能に対応するコマンド名を、
ステップ1202で追加した行の対応する機能の列に挿
入する(ステップ1207)。
【0055】次に、選択した機能に関するコマンド引数
対応テーブル109に対して以下の処理を行う。まず、
コマンド引数対応テーブル109に1列追加して、アプ
リケーションのidを挿入(ステップ1208)する。
コマンド引数対応テーブル109の追加した列にテーブ
ル111中のコマンド名を挿入する(ステップ120
9)。ここで、テーブル111に戻り値が定義されてい
れば、その内容をテーブル109の戻り値の列にそれぞ
れ挿入する(ステップ1210)。テーブル111中の
全ての引数について以下の処理を繰り返す。テーブル1
11中の全ての引数について処理を終了したのであれば
(ステップ1211)、処理中の機能に関するテーブル
の更新が終わったことになるのでステップ1203にも
どる。未処理の引数があれば、テーブル111から未処
理の引数を一つ選択し(ステップ1212)、コマンド
引数対応テーブル109にその引数があるか否かを判定
する(ステップ1213)。判定の結果引数なければ、
コマンド引数対応テーブル109に新たに行を追加し、
選択中の引数名、引数の意味を挿入する(ステップ12
14)。
【0056】次に追加した列の対応する引数の行に引数
名と引数の値をテーブル111から複写し(ステップ1
215)、ステップ1211に戻る。
【0057】尚、本実施例では、コマンドの引数は引数
名を持つとしたが、そうでない場合も有効である。例え
ば、引数名を持たないようなコマンド体系(<対象文書
>.<コマンド名>(<値1>, <値2>, ..., <値n>)のように引
数が置かれた順番によってその引数の意味が決定するよ
うなコマンド体系)でも本発明は有効である。この場
合、コマンド引数対応テーブルには引数名の代わりに何
番目の引数かを記述する。これにより、コマンドの変換
が可能になる。
【0058】本実施例によれば、アプリケーションの起
動時やインストール時に、利用者が煩わしい操作を行う
必要がない。利用者は、たとえコマンド登録部がコマン
ド対応テーブルとコマンド引数対応テーブルを更新する
ためであっても煩わしい操作を行う必要がない。
【0059】次に、本発明の第2の実施例を図を用いて
説明する。図13は、第2の実施例におけるソフトウエ
ア構成図である。以下、文書1(106)に文書2(1
07)を埋め込んだ複合文書を処理する場合について説
明する。図13の構成は、図1と似通っている。相違点
は、コマンド登録部1301である。図13においてコ
マンド登録部は、コマンド一覧テーブル1302を有す
る。これは、図1におけるアプリケーション毎のコマン
ド対応テーブル110に対応するものである。また、コ
マンド引数一覧テーブル1303も有する。これは、図
1のアプリケーション毎のコマンド引数対応テーブル1
11に対応する。
【0060】図14は、コマンド引数一覧テーブル13
03を示す図である。コマンド引数一覧テーブル130
3は、アプリケーションのコマンド一覧テーブル130
2とこのアプリケーションのある特定の機能に関するも
のである。図14では描画1というアプリケーションI
DをもつアプリケーションのFindStringというコマンド
を例として記述している。
【0061】図15と図16は、それぞれコマンド対応
付けダイアログ1500と新規機能追加ダイアログ16
00の構成例である。これらは、コマンド登録時にディ
スプレー203に表示し、利用者からの入力を受け付け
るためのものである。
【0062】図15は、以下の構成要件からなる。ま
ず、コマンド対応付けダイアログはアプリケーションの
idの表示領域1501がある。また、既登録の機能の
一覧を表示するための既登録機能リスト表示領域150
2がある。また、アプリケーションのコマンドの一覧を
表示するためのコマンドリスト表示領域1503があ
る。また、1502で選択された機能の引数のリストを
表示するための引数リスト表示領域1504がある。ま
た、1503で選択されたコマンドの引数リストを表示
するためのコマンド引数リスト表示領域1505があ
る。また、1504で選択された引数の取り得る値の意
味のリストを表示するための引数値リスト表示領域15
06がある。また、1505で選択された引数の取り得
る値を表示するためのコマンド引数値リスト表示領域1
507がある。また、1502で選択された機能の戻り
値リストを表示するための戻り値リスト表示領域151
4がある。また、1503で選択されたコマンドの戻り
値リストを表示するためのコマンド戻り値リスト表示領
域1515がある。また、機能関連付けボタン1508
がある。また、引数関連付けボタン1509がある。ま
た、引数値関連付けボタン1510がある。さらに、ボ
タンとして戻り値関連付けボタン1516、新機能新引
数ボタン1511、OKボタン1512、CANCEL
ボタン1513がある。
【0063】また、図16は、新規機能追加ダイアログ
1600を示す図である。ここで、新規機能追加ダイア
ログ1600は、以下の構成要件からなる。まず、機能
名を入力するためのテキスト入力領域1601がある。
また、1601で入力された機能の引数名を入力するた
めのテキスト領域のリストを表示する領域1602があ
る。また、1602で選択された引数の取り得る値の意
味を入力するためのテキスト領域のリストを表示する領
域1603がある。さらにボタンとして、OKボタン1
604およびCANCELボタン1605がある。
【0064】図17は、コマンド登録時の処理フローで
ある。また、図18は、図15における新機能新引数ボ
タン1511が押されたときの処理フローである。つま
り、図17におけるステップ1721の詳細を説明する
図である。
【0065】ここで、本実施例のコマンド登録時の処理
フローの詳細を図17を用いて説明する。まず、コマン
ド対応付けダイアログ1500を表示する(ステップ1
701)。このことにより、アプリケーションのコマン
ド一覧テーブル1302におけるAPのid1401を
1501に表示する。さらに、全てのコマンド名140
2を1503に表示し、コマンド対応テーブル108中
の行0の全ての機能も1502に表示する。ここで、コ
マンド対応テーブル108に1行挿入し、アプリケーシ
ョンのid1401を追加した行の列0に挿入(ステッ
プ1702)する。さらに、入力を受け付け(ステップ
1703)、その入力によって以下の処理を行う。
【0066】既登録機能リスト1502の1機能がクリ
ックされたら(ステップ1704)以下の処理を行う。
クリックされた機能を選択状態にする。選択状態にされ
た機能のコマンド引数対応テーブル109中の引数名を
全て1504に一覧表示する。これとともに戻り値を1
514に一覧表示する(ステップ1705)。コマンド
リスト1503の1コマンドがクリックされたら(ステ
ップ1706)、以下の処理を行う。クリックされたコ
マンドを選択状態にする。選択状態にされたコマンドの
コマンド引数一覧テーブル1303中の引数1405を
1505に一覧表示する。これとともに、戻り値140
4を1515に一覧表示する(ステップ1707)。さ
らに、引数リスト1504の1引数がクリックされたら
(ステップ1708)、以下の処理を行う。クリックさ
れた引数を選択状態にし、コマンド引数対応テーブル1
09中のその引数の取り得る値を一覧表示する(ステッ
プ1709)。
【0067】また、コマンド引数リスト1505の1引
数がクリックされたら(ステップ1710)、以下の処
理を行う。クリックされた引数を選択状態にし、コマン
ド引数一覧テーブル1303中のその引数の取り得る値
を一覧表示する(ステップ1711)。引数値リスト1
506の1引数値がクリックされたら(ステップ171
2)、クリックされた引数値を選択状態にする(ステッ
プ1713)。コマンド引数値リスト1507の1引数
値がクリックされたら(ステップ1714)、クリック
された引数値を選択状態にする(ステップ1715)。
戻り値リスト1514の1戻り値がクリックされたら
(ステップ1716)、クリックされた戻り値を選択状
態にする(ステップ1717)。コマンドの戻り値リス
ト1515の1戻り値がクリックされたら(ステップ1
718)、クリックされた戻り値を選択状態にする(ス
テップ1719)。新機能・新引数ボタン1511がク
リックされたら(ステップ1720)、新機能追加ダイ
アログ1600を表示し追加処理を行う(ステップ17
21)。
【0068】さらに、機能関連付けボタンがクリックさ
れたら(ステップ1722)、機能、コマンドがどちら
も選択されていればコマンド対応テーブル108の選択
されている機能の列に選択されたコマンド名を挿入す
る。そして、選択された機能のコマンド引数対応テーブ
ル109に1列追加し、その行0にアプリケーションi
dを挿入する(ステップ1723)。
【0069】引数関連付けボタンがクリックされたら
(ステップ24)、引数、コマンド引数がどちらも選択
されていれば、コマンド引数対応テーブル109の選択
された引数の行に選択されたコマンド引数を挿入する
(ステップ1725)。引数値関連付けボタンがクリッ
クされたら(ステップ1726)、引数値、コマンドの
引数値がどちらも選択されていれば、以下のコマンド値
を挿入する。それは、コマンド引数対応テーブルの選択
された引数値の行に選択されたコマンドの引数値である
(ステップ1727)。戻り値関連付けボタンがクリッ
クされたら(ステップ1728)、以下の処理を行う。
戻り値とコマンドの戻り値がどちらも選択されていれ
ば、テーブルを更新する。言い換えれば、コマンド引数
対応テーブル109の選択された戻り値の行に選択され
たコマンドの戻り値を挿入する(ステップ1729)。
【0070】CANCELボタンがクリックされたら
(ステップ1730)、テーブルを更新を全て破棄する
(ステップ1731)。CANCELボタン(またはO
Kボタン)が、クリックされる以外は、処理の後ステッ
プ1703にもどる。CANCELボタンかOKボタン
がクリックされた場合、コマンド対応付けダイアログを
閉じ(ステップ1732)、処理を終了する。
【0071】次に図18を用いて1721の詳細を説明
する。まず、新規機能追加ダイアログ1600を表示し
(ステップ1750)、入力を受け付ける(ステップ1
751)。この入力によって次の処理を行う。
【0072】1601に機能名が入力されたら(ステッ
プ1752)、入力された機能がコマンド対応テーブル
108に既にあるか否かを判定する(ステップ175
3)。判定の結果すでにあれば、その機能のコマンド引
数対応テーブル109の引数、引数値、戻り値の各リス
トをそれぞれ1602、1603、1606に表示する
(ステップ1754)。なければ、コマンド対応テーブ
ル108に1列追加し、入力された機能名を行0に挿入
して、その機能用のコマンド引数対応テーブル109を
新たに生成する(ステップ1755)。1602に引数
が入力されたら(ステップ1756)、コマンド引数対
応テーブル109にその引数用の行を追加する(ステッ
プ1757)。
【0073】1603に引数値の取り得る値が入力され
たら(ステップ1758)、コマンド引数対応テーブル
109にその引数値用の行を追加する(ステップ175
9)。次に、1606に戻り値が入力されたら(ステッ
プ1760)、コマンド引数対応テーブル109にその
戻り値用の行を追加する(ステップ1761)。以上の
各処理終了後は、ステップ1801にもどる。CANC
ELボタンがクリックされたら(ステップ1762)、
テーブルの更新・新規作成を全て破棄し(ステップ17
63)、新機能追加ダイアログを閉じ(ステップ176
4)処理を終了する。OKボタンがクリックされたら、
そのまま新機能追加ダイアログを閉じ処理を終了する。
【0074】本実施例では、アプリケーションのコマン
ド、コマンドの引数を図15に示すようなリストで表示
する。この表示により利用者に選択させるが、リスト表
示の代わりにアプリケーションがもつメニューやダイア
ログを表示して利用者に選択させることもできる。その
場合のコマンド対応付けダイアログの構成を図19に示
す。そのとき必要となるテーブルを図20に示す。
【0075】図19において、1802、1803、1
805、1807、1809、1813、1804、1
806、1808、1810、1814、1815、1
816は、それぞれ図15における1501、150
2、1504、1506、1514、1507、150
8、1509、1510、1516、1511、151
2、1513と同様の構成である。
【0076】1811は、アプリケションのメニューを
表示するメニュー表示ウインドウである。また、181
2は、1811で選択されたメニュー項目で使用するダ
イアログを表示するダイアログ表示ウインドウである。
【0077】ダイアログは、複数の構成要素1906か
らなる。このことは、図20に示してある。また、各構
成要素は、それらを識別するための構成要素の識別子1
907を持つ。
【0078】図20において、1901は、メニュー・
コマンド対応テーブルである。メニューコマンド対応テ
ーブルは、メニュー項目1902とダイアログの識別子
1903とコマンド1904の対応関係を表す。また、
1908は、ダイアログ・引数対応テーブルである。ダ
イアログ・引数対応テーブルは、ダイアログ中の構成要
素1909と引数1910の対応関係を表す。構成要素
がリストの場合には、リストの項目と引数の取り得る値
の対応関係を表している。チェックボックスの場合に
は、その状態(チェックの有無)と引数の取り得る値の
対応関係も表している。
【0079】本実施例のコマンド登録部1301の処理
は、図17とほぼ同様である。以下に、異なる点を列挙
する。ステップ1702でコマンドリストを表示する代
わりに、メニュー表示ウインドウ1811を表示する。
メニューは、メニュー・コマンド対応テーブル1901
のメニュー項目1902から構成される。ステップ17
06の判定を、メニュー表示ウインドウ中のメニューか
らメニュー項目が選択された否かの判定にする。
【0080】ステップ1707でコマンドの引数を一覧
表示する代わりに、選択されたメニューに対応するダイ
アログを表示する。表示するダイアログは、メニュー・
コマンド対応表から決定される。
【0081】ステップ1710では、ダイアログ表示ウ
インドウ1812のダイアログの1構成要素が操作され
たか否かの判定を行う。ステップ1711では、引数の
取り得る値の一覧を表示する代わりに、操作後の状態を
表示する。即ち、リストの場合は、リスト中の選択され
た項目を表示する。チェックボックスの場合は、チェッ
クされているか否かを表示する。また、テキストボック
スの場合は、選択されているか否かを表示する。ステッ
プ1714とステップ1715は削除する。ステップ1
723でテーブルを更新するとき、コマンド名は181
1で選択されているメニュー項目とメニュー・コマンド
対応テーブル1901から決定される。ステップ172
5とステップ1727でテーブルを更新するとき、引数
名と引数値は、1812で選択されるダイアログの構成
要素の状態とダイアログ・引数対応テーブル1908か
ら決定される。
【0082】第1の実施例では、親文書に対応するアプ
リケーションのユーザインターフェースで、子孫の文書
も処理する。しかし、子孫の文書の種類に応じてユーザ
インターフェースを変更することもできる。
【0083】次に、子孫の文書の種類に応じてユーザイ
ンターフェースを変更する場合に、コマンド入力・変換
部102の処理についての実施例を図を用いて説明する
図21は、コマンド入力・変換部102の処理フロー図
である。また、図22は、図21におけるステップ20
03の詳細図である。また、図23は、図22のフロー
で生成されるダイアログの1例である。
【0084】図23にあるように、本実施例で生成され
るダイアログ2201は、以下のものからなる。それ
は、0個以上のラベル2202を持つテキストボックス
2203、0個以上のラベル2202をもつリストボッ
クス2204、1個の実行ボタン2205および1個の
取消ボタン2206である。
【0085】図21は、コマンド入力・変換部の処理フ
ローの第1の例である。図21は、図6とほぼ同様のも
のである。図21と図6の違いは、以下の点にある。そ
れは、直接機能項目のコマンドを生成しないことであ
る。具体的には、ステップ2002および2004で選
択された機能項目のコマンドの中間形式を生成すること
である。また、ステップ2003で選択された機能に対
応するダイアログを生成することも異なる。また、ステ
ップ2006で中間形式を親分書のコマンドに変換する
ことも異なる。さらに、ステップ2010で中間形式を
子孫の文書のコマンドに変換することも異なる。
【0086】ここで、中間形式とは、どのアプリケショ
ンのコマンドでもないが、コマンド対応テーブル108
とコマンド引数対応テーブル109に基づきコマンドに
変換できるものである。この形式は、次の通りである。
doc.com(arg1=value1, arg2=val2, ..., argn=valn) 尚、docは、対象となる文書、comは、コマンド対応テー
ブル108中の機能のいずれか、arg1,arg2,...は、コ
マンド引数対テーブル109の列0にある引数名のいず
れか、val1,val2,...は、コマンド引数対応テーブル1
09の列0にある引数の値の意味のいずれかである。
【0087】中間形式からあるアプリケーションのコマ
ンドに変換するには、以下の通り行えばよい。docは、
そのまま流用する。機能名comは、コマンド対応テーブ
ル108によってアプリケーションのコマンド名に変換
する。括弧内のarg1,arg2,...,およびval1,val2,...
は、コマンド引数対応テーブルの列0に現れる識別子で
ある。したがって、対象となるアプリケーションの列の
それぞれに対応する引数と引数値に変換する。
【0088】次に、図22および図23を用いて図21
におけるステップ2003の詳細を説明する。
【0089】まず、指定された機能の109中の全ての
引数について、以下の処理を繰り返す(ステップ210
1)。次に、未処理の引数を一つ選択(ステップ210
2)する。ここで、親文書または子孫の文書に対応する
アプリケーションのどれも選択した引数を利用しないな
らば(ステップ2103)、ステップ2101へ戻る。
また、いずれかのアプリケーションが利用するか、引数
の取り得る値が択一ならば、引数名をラベル2202と
して持つ。引数の取り得る値を要素とするリストボック
ス2204を追加し(ステップ2105)、ステップ2
101へ戻る。引数の取り得る値が択一でなければ、引
数名をラベル2202としてもつテキストボックス22
03を追加する(ステップ2106)。そののち、ステ
ップ2101へ戻る。
【0090】ステップ2101で全ての引数について処
理を終了したならば、実行ボタン2205および取消ボ
タン2206を追加し、処理を終了する。
【0091】尚、本実施例では第1の実施例における図
6の処理の変形を述べたが、図8および図9の変形も同
様である。
【0092】本実施例によれば、利用者の判断でコマン
ド対応テーブル108とコマンド引数対応テーブル10
9を更新するので、アプリケーション開発者はコマンド
対応テーブルとコマンド引数対応テーブルの形式を知る
必要がない。また、本実施例によれば、利用者は使い慣
れたメニューやダイアログなどのユーザインターフェー
スを用いてコマンド対応テーブルとコマンド引数対応テ
ーブルを更新することができる。さらに、本実施例によ
れば、機能を呼び出すとき、子孫の文書のコマンドの引
数もダイアログで指定できる。したがって、利用者は、
子孫の文書に対するきめ細かな処理ができる。
【0093】次に、第3の実施例について説明する。第
2の実施例は、複合文書の処理方法に関するものであっ
た。第3の実施例では、ファイル管理ソフトから利用者
が選択した複数の種類の異なる文書の一括処理、電子メ
ールソフトから電子メールに添付された複数の種類の異
なる文書の一括処理などでのアプリケーション間にまた
がる処理についてのものである。
【0094】また、第2の実施例ではコマンド登録部は
アプリケーションプログラムと一体としていた。本実施
例では、別のプログラムとする場合について説明する。
【0095】以下、複数の種類の異なる文書を一括して
処理する異文書処理方法を、図を用いて説明する。図2
4は、本発明のソフトウェア構成である。AP1(2301)
が、AP2(2302)とAP3(2303)で作成された文書2308
と2309を処理する場合の例である。コマンド実行部10
3は、第1の実施例におけるコマンド実行部と同様の構
成である。
【0096】また、2304と2305は、それぞれA
P2とAP3のコマンド登録プログラムである。これら
は、AP2とAP3とは別々に起動されること以外は、
第1の実施例におけるコマンド登録部104と同じ処理
を行う。コマンド入力部2307は、利用者からの入力
を受け取りコマンドを生成しコマンド実行部に送る。
【0097】図25は、コマンド入力・変換部2306
の処理フロー図である。図25は、図6が示す処理内容
とほぼ同じである。図6は、第1の実施例のコマンド入
力・変換部102の処理フローである。相違点は、ステ
ップ2401で利用者に対象となる文書を1個以上選択
させることである。また、子孫の文書に対して処理を行
う代わりに、ステップ2401で選択した文書に対して
処理を行うことである。
【0098】尚、本実施例では、第1の実施例における
図6の処理の変形を述べた。また、図8および図9の変
形も同様である。
【0099】本実施例によれば、異なる文書に対して同
じ処理を繰り返し適用する場合、以下の通りの処理を行
う。利用者がコマンドを入力すると、そのコマンドが各
文書を処理するコマンドに変換され、各文書に対して実
行される。そのため、利用者は「各文書に対応するアプ
リケーションを起動し、機能をそのアプリケーションの
メニュー等から選択する」という操作を文書毎に繰り返
す必要がない。
【0100】また、本発明では、コマンド登録処理が別
のプログラムとなっている。そのため、アプリケーショ
ンの大きさが小さい。
【0101】
【発明の効果】本発明によれば、ある文書に異なるアプ
リケーションで作成された複数の文書を埋め込んだ複合
文書を編集する場合、以下の効果がある。利用者が親文
書のコマンドを入力するとそのコマンドが子孫の文書を
処理するアプリケーションのコマンドに変換され、各子
孫の文書に対しても実行される。したがって、利用者は
「各子孫の文書に対応するアプリケーションを起動し、
機能をそのアプリケーションのメニュー等から選択す
る」という操作を子孫の文書毎に繰り返す必要がない。
【0102】また、本発明では、異種のアプリケーショ
ンプログラムで作成された複数の文書を処理する場合
に、以下の処理を行う。利用者がコマンドを入力すると
そのコマンドが各文書を処理するアプリケーションのコ
マンドに変換され、各文書に対して実行される。したが
って、利用者は、「各文書に対応するアプリケーション
を起動し機能をメニュー等から選択する」という操作を
文書毎に繰り返す必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のおけるソフトウェア構成を示す第1
の図である。
【図2】本願発明のハードウェア構成を示す図である。
【図3】本願発明の処理対象とする文書の構造を示す図
である。
【図4】コマンド対応テーブルの構成を示す図である。
【図5】コマンド引数対応テーブルの構成を示す図であ
る。
【図6】コマンド入力・変換部の処理フローを示す第1
の図である。
【図7】図6のコマンド入力・変換部の処理フローの詳
細を示す図である。
【図8】コマンド入力・変換部の処理フローを示す第2
の図である。
【図9】コマンド入力・変換部の処理フローを示す第3
の図である。
【図10】アプリケーション毎のコマンド対応テーブル
を示す図である。
【図11】アプリケーション毎のコマンド引数対応テー
ブルを示す図である。
【図12】コマンド登録部の処理フローを示す第1の図
である。
【図13】本願発明のソフトウェア構成を示す第2の図
である。
【図14】コマンド一覧テーブルとコマンド引数一覧テ
ーブルを示す図である。
【図15】コマンド対応付けダイアログを示す第1の図
である。
【図16】新機能追加ダイアログを示す図である。
【図17】コマンド登録部の処理フローを示す第2の図
である。
【図18】コマンド登録部の処理フローを示す第3の図
である。
【図19】コマンド対応付けダイアログを示す第2の図
である。
【図20】メニュー・コマンド対応テーブルおよびダイ
アログ・引数対応テーブルを示す図である。
【図21】コマンド入力・変換部の処理フローを示す第
4の図である。
【図22】コマンド入力・変換部の処理フローの詳細を
示す第4の図である。
【図23】ダイアログの構成を示す図である。
【図24】本願発明のソフトウェア構成を示す第3の図
である。
【図25】コマンド入力変換部の処理フローを示す図で
ある。
【符号の説明】
101・・・AP1、102・・・コマンド入力・変換部、1
03・・・コマンド実行部、104・・・コマンド登録部、1
05・・・AP2、106・・・文書1、107・・・文書2、
108・・・コマンド対応テーブル、109・・・コマンド引
数対応テーブル、110・・・アプリケーション毎のコマ
ンド対応テーブル、111・・・アプリケーション毎のコ
マンド引数対応テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/20 580J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者の指示を入力可能な入力手段を有
    し、少なくも第1および第2のアプリケーションを利用
    可能であって、所定の処理を施す計算機システムにおい
    て、 予め、前記第1のアプリケーションが行う処理と前記第
    1のアプリケーションの処理に関連する前記第2のアプ
    リケーションが行う処理の対応関係をそれぞれ対応づけ
    ておき、 前記第1のアプリケーションに対する指示が、前記入力
    手段より入力された場合、 前記第1のアプリケーションは、入力された指示に対す
    る処理を施し、 前記第2のアプリケーションは、前記対応関係に基づい
    て、入力された指示に対する前記第1のアプリケーショ
    ンの処理に対応する処理を施すことを特徴とする情報処
    理方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の情報処理方法において、 前記計算機システムは、前記入力手段の入力に応じて、
    アプリケーションが施す処理を呼び出すコマンド名を有
    し、 前記第1および第2のアプリケーション間で、対応する
    コマンド名同士の対応関係を定めておき、 前記第1および第2のアプリケーションの対応関係は、
    前記コマンド名の対応関係により対応づけることを特徴
    とする情報処理方法。
  3. 【請求項3】少なくとも第1および第2のアプリケーシ
    ョンにより文書の作成が可能であり、前記第1のアプリ
    ケーションで作成された文書である親文書に前記第2の
    アプリケーションで作成された文書である子文書を埋め
    込み可能である文書処理システムにおいて、 予め、前記第1のアプリケーション自身が作成した文書
    に対して行う処理と前記第2のアプリケーション自身が
    作成した文書に対して行う処理について、同様の機能を
    発揮しうる処理同士の対応関係を関連づけておき、 前記親文書に前記子文書が埋め込まれた場合に、前記第
    1のアプリケーションが、前記親文書に所定の処理を施
    す際は、予め関連づけられた対応関係に基づいて、前記
    埋め込まれた子文書に対して前記所定の処理と同様の機
    能を発揮しうる処理を施すことを特徴とする複合文書処
    理方法。
  4. 【請求項4】少なくとも利用者からの入力を入力する入
    力手段と、所定のデータを記憶する記憶手段とを有し、
    文書の作成を含む処理を行う文書処理装置において、 予め前記記憶手段に、文書を作成するための複数のアプ
    リケーション、文書を作成するアプリケーションおよび
    前記アプリケーションが発揮する機能に対応するコマン
    ドの対応関係、前記コマンドおよび前記コマンドに関連
    する機能を呼び出すための引数の対応関係を記憶してお
    き、 前記入力手段から文書名および前記文書を処理するため
    のコマンドが入力された場合、 入力された文書名に対応する文書を作成したアプリケー
    ションを識別し、 前記記憶手段の記憶内容に基づいて、識別されたアプリ
    ケーションで作成された文書について、入力されたコマ
    ンドに関連する機能を発揮させることを特徴とする文書
    処理方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の文書処理方法において、 前記記憶手段における対応関係はそれぞれ、テーブル形
    式で記憶することを特徴とする文書処理方法。
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