JPH09185499A - 対話的プログラム生成方法および装置 - Google Patents

対話的プログラム生成方法および装置

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JPH09185499A
JPH09185499A JP7342211A JP34221195A JPH09185499A JP H09185499 A JPH09185499 A JP H09185499A JP 7342211 A JP7342211 A JP 7342211A JP 34221195 A JP34221195 A JP 34221195A JP H09185499 A JPH09185499 A JP H09185499A
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JP7342211A
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Toshiya Chiba
俊哉 千葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】グラフィカル・ユーザ・インターフェースを有
する計算機システムにおいて、対話的で、かつ既存ツー
ルと連携可能なプログラム生成方法を提供する。 【解決手段】プログラム断片種別入力処理101で入力し
たプログラム断片種別と、クリップボードデータ取得処
理102で取得したクリップボード105内のデータを用い
て、プログラム断片生成処理103でプログラム断片を生
成し、プログラム断片クリップボード出力処理104によ
りクリップボード105に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機システム上
でのプログラム開発支援方法および装置に関する。特
に、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを有する
計算機システム上でクリップボードを利用した対話的な
インターフェースを用い、プログラムの断片を対話的に
生成する事により、プログラム開発作業を支援する方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よく知られているプログラム生成装
置の構成を図2に示す。ユーザがあらかじめ入力してお
いた仕様定義情報201を入力としてプログラム生成処理2
02を行ない、プログラムをソースファイル単位で生成す
る。最後に該生成ソースをファイル203に出力するとい
う形をとっていた(降旗 他、「EAGLE/Pディクショナリ
を用いたプログラムジェネレータの開発と適用効果」情
報処理学会 第43回全国大会、 pp.5-381〜5-382, 1991
等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のプログラム生成
方法および装置では、生成するプログラムの仕様情報が
生成処理を開始する前にあらかじめ定義されている事を
前提としている。生成処理が開始されると、ユーザは該
生成処理の途中で、生成系に対して指示を与えるような
対話的な操作を行なう事ができない。すなわち、従来の
プログラム生成装置は、バッチ的であったと言う事が出
来る。
【0004】基幹系業務プログラムのように、プログラ
ムが定型的である場合には、生成に必要な仕様定義情報
をあらかじめ明らかにする事は比較的容易である。この
ような場合には、従来のようにユーザがあらかじめ全て
の仕様定義を行なってしまい、該仕様定義情報をプログ
ラム生成処理に投入する事で、効率的なプログラム生成
が可能である。
【0005】しかし、近年はグラフィカル・ユーザ・イ
ンターフェースを実現するためのプログラム等、非定型
的なものが増加している。このようなプログラムの開発
では、手戻りを何度も繰り返しながら徐々に仕様を詳細
化/洗練して行く、スパイラル型と呼ばれる開発が行わ
れる場合が多い。特に近年、エンドユーザ向けとして、
開発者と対話的にユーザ画面レイアウト等の仕様を決め
て行き、その動作を確かめながら開発を進めて行くプロ
グラム開発環境が増加しているが、このような開発環境
には、従来のプログラム生成装置は適用できない。
【0006】また、近年は開発支援ツールに対するニー
ズも多様化し、従来のような様々なツールを用意した、
統合的な開発環境だけではなく、様々なベンダが、各々
独立して開発した、比較的小規模な開発環境/ツール群
の中で、ユーザが自らのニーズに合致するものを選択
し、それらを組み合わせて、連携させて使用するような
利用形態が求められている。従来の、ファイルのインタ
ーフェースを用いたプログラム生成装置を他ツールと連
携させると、ツール間で取り交わされるファイルの書式
に強く依存する事になる。取り交わされるファイルの書
式は、ツールの開発ベンダにより異なっており、また同
一ベンダのツールであっても、ツールのバージョンアッ
プに伴ってファイル書式が度々変更されるのが実状であ
る。このため、従来の生成装置では、ツールのベンダと
バージョンに依存した連携となり、汎用的なツール間連
携を行う事が出来ない。
【0007】このように、開発のターゲットとなるソフ
トウェアの多様化/非定型化、およびプログラム開発環
境自体に対する、開発者ニーズの多様化により、会話的
で、かつ様々なツールと汎用的に連携の可能なプログラ
ム生成方法および装置が求められているが、従来のプロ
グラム生成装置では、このような要求を満たす事が出来
ない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、グラフィカ
ル・ユーザ・インターフェースを持つ計算機システム上
で、クリップボードと呼ばれるアプリケーション間デー
タ受け渡しメカニズムを利用する。クリップボードは、
ツール間の標準的データ受け渡しメカニズムとして使用
される、ツール間の共有メモリである。クリップボード
は、オペレーティグシステムが提供しており、多くのツ
ールが、この標準に対応している。クリップボードのデ
ータをやりとりするユーザ・インターフェースとして
は、「コピー」と「ペースト」が用いられる。ユーザ
が、ツールの画面に表示されている画/文字列等のデー
タの全体または部分を選択し、「コピー」の指令をツー
ルに与えると、該選択データがクリップボードにコピー
される。また、ユーザがツールに「ペースト」の指令を
与え、ツール画面上の一点を指示すると、クリップボー
ド内のデータが、指示された位置に自動入力される。
【0009】本発明では、あらかじめ幾つかのプログラ
ム断片種別を用意しておき、それらの中からユーザに所
望のものを選択させる。さらに、プログラム断片の生成
に必要となるデータを、クリップボードから入力する。
すなわち、ユーザは既存のワードプロセッサで作成した
仕様書や、その他の仕様書エディタ等に現われる文字列
等のデータを適宜クリップボードにコピーする事でデー
タ入力を行う。ユーザが必要なデータを揃えてプログラ
ム断片の生成を行うと、生成されたプログラム断片がク
リップボードに出力されるように構成する。クリップボ
ード内に出力されたプログラム断片を、ユーザが適切な
場所(プログラムを開発しているテキストエディタの画
面等)にペーストする事によりプログラムの開発効率が
向上する。以上のような原理により、既存のテキストエ
ディタや仕様書エディタ等のアプリケーションとの対話
的な連携を実現するプログラム生成装置を実現する。
【0010】本発明では、ユーザがプログラム断片種別
入力処理101でプログラム断片種別を設定し、クリップ
ボード105にプログラム断片生成に必要な情報をコピー
する操作を行なった上でプログラム断片生成処理103を
開始すると、プログラム断片クリップボード出力処理10
4により生成されたプログラム断片がクリップボード105
に出力される。生成されたプログラム断片を、ユーザが
開発中のプログラムの中にペーストして利用することに
より、ユーザのプログラム開発作業の効率が向上する。
さらに、本発明は、グラフィカル・ユーザ・インターフ
ェースを有する計算機システムで標準的に用意されてい
るクリップボードをデータ入出力に利用することから、
プログラム断片の生成に必要なデータの入力ソース、お
よび、生成されたプログラム断片の張り付け先として、
多くの既存ツール群をそのまま利用できる。
【0011】本発明のより理想的な態様では、プログラ
ム断片出力処理104の完了を受けて起動されるクリップ
ボード状態通知処理402により、「クリップボード内に
プログラム断片が書き込まれている」旨が表示される。
ところが、ユーザがクリップボードの内容を更新してし
まうと、クリップボード状態表示画面401に表示されて
いる内容と実際のクリップボード内の状態との間に矛盾
が生じてしまうため、クリップボード更新待機処理403
でクリップボード405を監視する。クリップボード405が
更新されると、クリップボード状態通知処理404によ
り、クリップボード状態表示画面401には「クリップボ
ード内のデータは、もはや、生成されたプログラム断片
ではない」旨を表示する。これら一連の動作により、ク
リップボード状態表示画面401にはクリップボード内の
状態が即時的に、正確に表示されるため、ユーザは任意
の時点でクリップボード内の状態を知る事が出来る。こ
れにより、ユーザがプログラム断片をペーストする際に
誤ったデータをペーストしてしまう操作ミスを防止す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を示す。
【0013】本発明の構成を示す機能ブロック図を図1
に示す。プログラム断片種別入力処理101は、あらかじ
め幾つか用意されているプログラム断片種別の中から、
ユーザが所望の1ないし複数のものを選択し、入力する
処理である。クリップボードデータ取得処理102は、ク
リップボード105に書き込まれているデータを取得する
処理である。プログラム断片生成処理103は、プログラ
ム断片種別入力処理101で入力されたプログラム断片種
別に従い、クリップボードデータ取得処理102で取得し
たデータを計算して、プログラム断片を生成する処理で
ある。プログラム断片クリップボード出力処理104は、
プログラム断片生成処理103で生成されたプログラム断
片をクリップボード105に出力する処理である。ユーザ
がクリップボード105に、プログラム断片生成に必要な
データ(プログラム断片内に現われる名札名等)を格納
し、プログラム断片種別入力処理101でプログラム断片
の種別を入力すると、プログラム断片生成処理103では
クリップボードデータ取得処理102で取得したデータお
よびプログラム断片種別入力処理101での入力結果に従
い、プログラム断片が生成される。生成されたプログラ
ム断片は、プログラム断片クリップボード出力処理104
により、クリップボード105に出力される。
【0014】さらに、本発明の望ましい態様では、クリ
ップボードの内部状態を表示する画面を追加する事で、
ユーザがクリップボード内の状態を知る手段を提供す
る。その構成を示す機能ブロック図を、図4に示す。101
〜105は、既に説明した図1と同様であるため、説明を省
略する。クリップボード状態表示画面401は、クリップ
ボードの状態を表示する画面である。クリップボード状
態通知処理402は、クリップボード内のデータが生成さ
れたプログラム断片である旨をクリップボード状態表示
画面401に通知する処理である。クリップボード更新待
機処理403は、クリップボード105内のデータが更新され
るのを待機する処理である。クリップボード状態通知処
理404は、クリップボード内のデータが、もはや生成さ
れたプログラム断片ではない旨をクリップボード状態表
示画面401に通知する処理である。プログラム断片クリ
ップボード出力処理104が終了すると、クリップボード
状態通知処理402が起動し、クリップボード状態表示画
面401には、クリップボード内にプログラム断片が書き
込まれている旨が表示される。次にクリップボード更新
待機処理403が起動され、クリップボード105内のデータ
が更新されるのを待機する。ユーザが、クリップボード
105にデータを書き込む操作を行なうとクリップボード1
05内のデータが更新され、クリップボード更新待機処理
403は終了する。次に起動されるクリップボード状態通
知処理404により、クリップボード状態表示画面401に
は、クリップボード内のデータが、もはやプログラム断
片クリップボード出力処理104で生成したプログラム断
片ではない旨が表示される。
【0015】図3は、ハードウェア構成図である。記憶
装置301は、磁気ディスク装置や半導体メモリ等、計算
機のデータとプログラムを記憶する記憶装置である。計
算装置302は、記憶装置301に格納されているプログラム
に基づいてデータ入出力動作および計算動作を行なう計
算装置である。操作装置303は、キーボードやマウス
等、計算機の利用者が計算装置302に指令を与えるため
の操作装置である。表示装置304は、CRT等、計算装置30
2の出力するデータを利用者に表示する、表示装置であ
る。
【0016】図5は、実施例の全体動作イメージを示し
たものである。ツール501は、グラフィカル・ユーザー
・インターフェースを実現するプログラムを構築する既
存ツールである。ツール501は、従来技術のみで作られ
た既存ツールであり、標準的なクリップボードのインタ
ーフェースのみを持っている。ツール502は、ツール501
で利用するプログラム断片を生成するためのツールであ
り、本発明が実施されているものである。クリップボー
ド503は、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを
有する計算機システムで、標準的に提供されているクリ
ップボードである。本実施例では、既存ツールであるツ
ール501と、本発明を実施したツール502とが、クリップ
ボード503を介して連携する様子を示す事により、実施
例の説明を行なう。
【0017】ツール501は、画面504、画面505、画面506
の3つの画面から成り立っている。画面504で画面内にイ
ンターフェース部品を配置し、目的とするアプリケーシ
ョンの画面を作成する。画面504に配置したインターフ
ェース部品の一つを選択すると、該インターフェース部
品の内部情報が画面505に表示される。特に、ラベル名
領域507には該部品を一意に特定するためのラベル名が
表示されるようになっており、ユーザが該ラベル名をク
リップボード503へコピー出来るようになっている。画
面506は、各々のインターフェース部品で生じる事象に
ついて、各事象の処理を行なうプログラムを定義するた
めの画面である。画面504で選択した部品において、イ
ベント名選択領域508で選択した事象が生じた時に行な
う処理を、プログラム編集領域509にプログラムの形で
記述するようになっている。プログラム編集領域509
は、クリップボードに書き込まれている文字列を、従来
技術によって取り込む事が可能なように構成されてい
る。
【0018】プログラム断片生成ツール502は本発明を
実施し、さらにより理想的な態様として、クリップボー
ドの状態表示画面を追加したものであり、画面510、画
面511、画面512の3つの画面と、プログラム断片生成部5
13から成り立っている。
【0019】画面510は、生成するプログラム断片の種
別を選択するための画面であり、図1のプログラム断片
種別入力処理101に相当する処理を行なっている。
【0020】画面511は、プログラム断片の生成に必要
となるデータ群を入力するための画面であり、図1のク
リップボードデータ取得処理102に相当する処理を行な
っている。本画面は、0ないし複数のデータ入力領域
と、1つの生成開始ボタン516から構成される。データ入
力領域の数は、画面510で選択したプログラム断片種別
により変化する。ここでは、画面510で「DB検索(1キ
ー)」という名称のプログラム断片種別を選択した結
果、画面511は2つのデータ入力領域514、515と、生成開
始ボタン516で構成されている様子を示している。画面5
11に1ないし複数のデータ入力領域が存在する場合は、
その中の一つが必ずアクティブ状態になっており、該ア
クティブ状態は、データ入力領域の強調表示等により、
ユーザに明示される。ユーザがクリップボード503にデ
ータをコピーする操作を行なう都度、該データがアクテ
ィブなデータ入力領域に自動入力され、データ入力領域
が複数の場合には、別のデータ入力領域がアクティブに
なるように構成されている。ユーザは、クリップボード
にコピーしたデータがアクティブなデータ入力領域に自
動的に入力されることを利用し、クリップボードでのコ
ピー操作を繰り返す事で、複数のデータ入力領域に順次
データを入力していく事が出来る。また、ユーザがデー
タ入力領域の1つをマウス等により選択すると、選択さ
れた該データ入力領域がアクティブになるように構成さ
れている。これにより、たとえユーザが誤ったデータを
データ入力領域に入力してしまった場合でも、任意の時
点で修整が可能である。
【0021】画面511の動作原理図を図6に示す。画面51
1は、0ないし複数のデータ入力領域611、612、613…を
持つ。データ入力領域数が1以上の場合には、常に画面5
11に存在するデータ入力領域の1つがアクティブになる
ように構成されている。クリップボード更新待機処理60
1は、クリップボード503が更新されるのを待機する処理
である。ユーザがクリップボード503に対しコピー操作
を行なうなどしてクリップボード503が更新されるとク
リップボード更新待機処理601は終了し、データ転送処
理602が起動する。データ転送処理602は、クリップボー
ド503に存在するデータを、画面511の中の、アクティブ
なデータ入力領域に転送する処理である。該処理が終了
すると、次にアクティブ入力領域変更処理603が起動す
る。アクティブ入力領域変更処理603は、画面511の中
の、アクティブなデータ入力領域を非アクティブにし、
該データ入力領域以外のデータ入力領域をアクティブに
する処理である。ただし、クリップボード503内のデー
タ形式が、アクティブなデータ入力領域のデータ形式に
合致しない場合(文字列入力用の領域がアクティブであ
るときに画像データをクリップボードにコピーした場合
など)、または画面511にデータ入力領域が存在しない場
合は、データ転送処理602、アクティブ入力領域変更処
理603は何も処理を行なわない。該動作原理をフローチ
ャートで表現したものを、図7に示す。701で、クリップ
ボード内のデータが更新されたか否かを判断する。デー
タが更新されていない場合は701の処理を繰り返し、デ
ータが更新されている場合は702に進む。702は、クリッ
プボード内のデータ書式が、アクティブなデータ入力領
域のデータ書式と合致するか否かを判断する処理であ
る。書式が合致しない場合は701に戻り、合致する場合
は、703に進む。703は、クリップボード内のデータをア
クティブなデータ入力領域へ転送する処理である。該処
理が終了すると、704に進む。704は、アクティブなデー
タ入力領域を非アクティブにする処理である。該処理が
終了すると、705に進む。705は、704で非アクティブに
したデータ入力領域以外のデータ入力領域をアクティブ
にする処理である。該処理が終了すると、701に戻る。
【0022】プログラム断片生成部513は、画面510で選
択された種別のプログラム断片を、画面511で入力され
たデータ群に従って生成し、クリップボード503に出力
する処理であり、図1のプログラム断片生成処理103、プ
ログラム断片クリップボード出力処理104に相当する。
ユーザが生成開始ボタン516をマウスでクリックする
と、画面511で入力されたデータ群と画面510で選択され
たプログラム断片種別に従い、プログラム断片を生成す
る。生成したプログラム断片は、クリップボード503に
出力する。
【0023】プログラム断片生成部513の中の、プログ
ラム断片生成処理103に相当する部分のフローチャート
を図8に示す。801で、画面510からプログラム断片種別
を取得し、次に起動される802で、該プログラム断片種
別に対応するコード・テンプレートをファイルから読み
込む。コード・テンプレートは、生成されるプログラム
断片で、0ないし複数箇所が空欄になっている文字列デ
ータであり、空欄部分に画面511のデータを埋め込む事
で、プログラム断片が完成する。その次に起動される80
3で、画面511から取得したデータをコードテンプレート
に埋め込み、プログラム断片を完成する。
【0024】プログラム断片生成部513の中の、プログ
ラム断片クリップボード出力処理104に相当する部分の
フローチャートを図9に示す。まず901で、プログラム断
片生成処理103で取得したプログラム断片を取得し、次
に起動する902で、該プログラム断片をクリップボード5
03に出力する。
【0025】画面512は、クリップボード内の状態を表
示する画面である。クリップボード内のデータが、プロ
グラム断片生成部513で生成されたプログラム断片であ
る場合には、その旨が表示され、クリップボード503内
のデータがプログラム断片生成部513で生成されたプロ
グラム断片以外のデータである場合には、表示が消去さ
れる。これにより、ユーザはクリップボード内の状態を
常時知る事が出来る。本画面の制御フローチャートを図
10に示す。まず、1001で生成したプログラム断片をクリ
ップボード503に転送し、1002に進む。1002で「プログ
ラムがペースト可能である」旨を画面506に表示し、100
3に進む。1003では、クリップボード内のデータが更新
されたかを判断し、更新されていない場合は、1003に戻
る。更新された場合は、1004に進む。1004では画面506
の表示を消去し、処理を終了する。
【0026】ユーザは画面510でプログラム断片種別を
選択し、画面511に、プログラム断片生成に必要なデー
タを入力して行く。データ入力は、画面504に配置した
インターフェース部品の一つを選択し、ラベル名表示領
域507に表示されたラベル名をクリップボード503にコピ
ーする操作を繰り返す事で行う。全てのデータを入力
し、生成開始ボタン516をマウスでクリックするとプロ
グラム断片生成が開始され、プログラム断片がクリップ
ボード503に格納される。ユーザは、生成したプログラ
ム断片を、プログラム編集領域509の中で、適切な位置
にペーストする。以上のようにして、プログラム開発作
業の効率を向上する。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、クリップボードとの間
のデータ入出力によってプログラム断片の生成を対話的
に行なうことにより、既存のプログラム設計/開発支援
ツール等と連携した、対話的なプログラム断片生成が可
能になる。また、生成されたプログラム断片は、標準的
なインターフェースであるクリップボードに出力される
ため、多くの既存ツール(例えば、テキストエディタ等)
に対して生成したプログラム断片を入力する事が出来
る。このように、クリップボードを入出力としてプログ
ラム断片を対話的に生成する事により、多くの既存ツー
ルと連携しながら、対話的なプログラム開発支援を効果
的に行なう事が出来る。
【0028】さらに、本発明の望ましい態様によれば、
クリップボード内のデータが、生成されたプログラム断
片か否かが常に即時的に、正確に表示されるため、ユー
ザが任意の時点でクリップボード内の状態を即時的に知
る事が出来る。これにより、ユーザがプログラム断片を
ペーストする際に誤ったデータをペーストしてしまう操
作ミスを防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の構成図。
【図2】従来技術の構成図。
【図3】ハードウェア構成図。
【図4】第2の発明の構成図。
【図5】実施例の全体動作図。
【図6】実施例の構成要素画面511の制御原理図。
【図7】実施例の構成要素画面511の制御フローチャー
ト。
【図8】第2の発明のフローチャート。
【図9】プログラム断片クリップボ−ド出力処理104
のフローチャート。
【図10】画面512の制御フローチャート。
【符号の説明】 101…プログラム断片種別入力処理、 102…クリップボ
ードデータ取得処理、103…プログラム断片生成処理、1
04…プログラム断片クリップボード出力処理、 105
…クリップボード。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クリップボードを有する計算機システム上
    において、プログラム断片を生成する方法であり、プロ
    グラム断片の種別をユーザから入力する手段と、クリッ
    プボードからデータを取得する手段と、ユーザの入力し
    たプログラム断片種別とクリップボードから取得したデ
    ータとを用いてプログラム断片を生成する手段と、生成
    された該プログラム断片をクリップボードに出力する手
    段を有する事を特徴とする、対話的プログラム生成方法
    装置。
  2. 【請求項2】プログラム断片をクリップボードに出力し
    た後に画面に「クリップボード内のデータは生成された
    プログラム断片である」旨を表示する処理と、該処理の
    後にクリップボード内のデータが更新されるのを待機す
    る処理と、該処理の後に該画面の表示を打ち消す事を特
    徴とする、対話的プログラム生成方法。
JP7342211A 1995-12-28 1995-12-28 対話的プログラム生成方法および装置 Pending JPH09185499A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2001098890A1 (ja) * 2000-06-19 2004-01-08 ブラザー工業株式会社 データ処理装置、データ処理方法および記憶媒体
US7134114B2 (en) 2002-05-17 2006-11-07 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Apparatus, method, and program product for supporting programming

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