JPH1125126A - システム設計ツール及びデータウエアハウス設計システム及び方法 - Google Patents

システム設計ツール及びデータウエアハウス設計システム及び方法

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JPH1125126A
JPH1125126A JP9197909A JP19790997A JPH1125126A JP H1125126 A JPH1125126 A JP H1125126A JP 9197909 A JP9197909 A JP 9197909A JP 19790997 A JP19790997 A JP 19790997A JP H1125126 A JPH1125126 A JP H1125126A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発展性のあるデータウエアハウスを容易に設
計・製造することができるデータウエアハウス設計・製
造システムを提供することである。 【解決手段】 システムは、ビジネスをデータエンティ
テイを中心としてオブジェクト化したモデルから構成さ
れるビジネスモデルと、ビジネスモデルを実世界に投射
した雛形テーブル群から構成されるスキーマテンプレー
トと、モデルとスキーマテンプレートの属性及び項目の
内容を示したデータディクショナリとをそれぞれ記憶・
表示する記憶表示部3、4、5と、既存システムのデー
タを変換してデータウエア化する変換部6から構成され
る。変換部6は、操作者の指示に従って、既存システム
のデータ項目とスキーマテンプレートのデータ項目とを
対応付け、変換コードを自動的に生成する。操作者は、
ビジネスモデルとデータディクショナリから雛形テーブ
ル群の各項目の内容を確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ノウハウを再利
用することができるデータウエアハウスの設計ツール、
データウエアハウス生成システム及び方法に関する。ま
た、この発明は、データウエアハウスを容易に構成する
ことができるデータウエアハウスの設計ツール、データ
ウエアハウス生成システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビジネスに使用されるコンピュー
タテムの構成においては、ビジネスの内容及びルールを
詳細に分析して、主に、プロセスに着目し、データをど
のように使用するか、どのようにデータベースに格納す
るか等を含めて、そのビジネスに最適化するようにシス
テムを構成している。しかし、従来のシステムの設計
は、同一業種の似通ったシステムにおいても個別に設計
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、さまざまな
場面で同様な分析・解析及び設計が繰り返されていた。
しかし、同一業種の似通ったシステムにおいて、同様の
設計を繰り返すことは基本的に労力の無駄である。特
に、システムの分析・解析は高度な専門知識と能力を有
するエンジニアが行う必要がある。しかし、これらのエ
ンジニアを拘束することはコスト的にも高いものとなっ
ていた。
【0004】システムを効率よく設計する手法としてデ
ータウエアハウスが注目されている。しかし、データウ
エアハウスを構築するためには、データウエアハウスの
構築とそこにデータを移行・登録するための仕組みを開
発しなければならない。
【0005】しかし、データウエアハウスの構築につい
ては、データウエアハウス自体として発展性のある製品
を短期間に低コストで開発することが困難である。ま
た、データを移行・登録する部分については、従来手作
業でなされており、移行・登録の効率が低かった。
【0006】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、容易にシステムを設計及び/又は製造することが
できるツール及び方法を提供することを目的とする。ま
た、この発明は、それ自体発展性のあるデータウエアハ
ウスを提供することを他の目的とする。また、この発明
は、既存のシステムのデータのデータウエアハウスへの
移行・登録を容易化することを他の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係るシステム設計ツール
は、ビジネスをデータエンティテイを中心としてオブジ
ェクト化したモデルから構成されるビジネスモデルと、
ビジネスモデルを実世界に投射した雛形テーブル群から
構成されるスキーマテンプレートと、ビジネスモデルと
スキーマテンプレートとの属性及び項目の内容を示した
データディクショナリと、既存のシステムのデータ項目
と前記スキーマテンプレートの雛形テーブルのデータ項
目との対応関係を設定する対応付手段と、前記対応付手
段の設定に従って、既存のシステムのデータを前記雛形
テーブル群に適合したデータに変換するための変換情報
を生成する変換情報生成手段と、を備え、前記ビジネス
モデルから前記スキーマテンプレートの内容を確認で
き、前記データディクショナリから前記雛形テーブル群
の各エンティテイの意味内容を確認でき、これらに基づ
いて、既存システムのデータ項目と前記スキーマテンプ
レートの雛形テーブルのデータ項目とを対応付け、対応
付に基づいて変換情報を生成可能とすることを特徴とす
る。
【0008】このような構成によれば、内容を確認しな
がら、確実に対応するデータ項目同士を対応付けること
ができる。また、対応付けに基づいて変換情報を生成す
るので、変換情報生成の際のミスも少なく、正確な変換
に寄与する。
【0009】前記変換情報生成手段は、既存のシステム
のデータを前記雛形テーブル群に適合したデータに変換
するためのプログラム及び/又はテーブルを前記変換情
報として生成する手段をさらに備えてもよい。プログラ
ム及び/又はテーブルを自動的に生成することにより、
データの変換を確実且つ正確に行うことが可能となる。
【0010】前記既存システムのデータを入力し、前記
変換情報に従って、入力されたデータを前記スキーマテ
ンプレートに適合するデータに変換し、変換したデータ
をデータウエアハウスに設定する変換手段をさらに備え
てもよい。この構成によれば、データの変換自体を変換
手段が行うので、データを自動的に適切にな変換するこ
とができ、ひいては、適切なデータウエアハウスを実現
できる。
【0011】前記対応付手段は、例えば、既存のシステ
ムのデータ項目と前記スキーマテンプレートの雛形テー
ブルのデータ項目とを表示する表示手段と、前記表示手
段により表示された既存のシステムのデータ項目と前記
スキーマテンプレートの雛形テーブルのデータ項目との
対応するもの同士を選択する選択手段と、から構成され
る。この構成によれば、視覚的に対応付けが可能とな
る。
【0012】前記対応付手段は、既存のシステムのデー
タ項目と前記スキーマテンプレートの雛形テーブルのデ
ータ項目との対応するもの同士を選択する手段を備え、
前記変換情報生成手段は、前記既存のシステムの選択さ
れたデータ項目のデータを前記スキーマテンプレートの
雛形テーブルの対応するデータ項目のデータに変換する
ためのプログラムを生成する手段を備え、前記変換手段
は、前記変換情報生成手段により生成されたプログラム
を実行することにより、既存のシステムのデータを前記
雛形テーブル群に適合したデータに変換し、データウエ
アハウスに設定する、ように構成してもよい。この構成
によれば、データ項目同士の対応付けが容易であり、さ
らに、その対応付けにより、プログラムが生成され、こ
のプログラムを実行することによりデータが変換されて
移行される。従って、データの変換が確実に行われる。
また、両データ項目の対応付けにより変換プログラムが
自動的に生成されるので、ソース側とターゲット側のデ
ータ項目と対応付け(マッピングルール)とプログラム
とを相関関係を保って一元管理することができる。
【0013】前記対応付手段は、既存のシステムのデー
タ項目と前記スキーマテンプレートの雛形テーブルのデ
ータ項目との対応するもの同士を選択する手段を備え、
前記変換情報生成手段は、前記既存のシステムの選択さ
れたデータ項目のデータを前記スキーマテンプレートの
雛形テーブルの対応するデータ項目のデータに変換する
ための変換テーブルを選択する手段を備え、前記変換手
段は、選択された前記変換テーブルを参照して既存のシ
ステムのデータを前記雛形テーブル群に適合したデータ
に変換し、データウエアハウスに設定する、ように構成
してもよい。この構成によれば、データ項目同士の対応
付けが容易であり、さらに、その対応付けにより、テー
ブルが選択され、このテーブルに従ってデータが変換さ
れて移行される。従って、データの変換が確実に行われ
る。また、両データ項目の対応付けによりテーブルが選
択されるので、ソース側とターゲット側のデータ項目と
対応付け(マッピングルール)とテーブルとを相関関係
を保って一元管理することができる。
【0014】また、この発明の第2の観点に係るデータ
ウエアハウス設計システムは、予め設定されたテーブル
群と、ソースシステムのデータ項目と前記テーブル群の
データ項目とを対応付ける対応付手段と、前記対応付手
段の対応付に従って、前記ソースシステムのデータを前
記テーブル群に適合したデータに変換するための変換情
報を設定する変換情報設定手段と、を備えることを特徴
とする。
【0015】この構成によれば、予め設定されたテーブ
ル群のデータ項目とソースシステムのデータ項目とを対
応付けるだけで、自動的に変換情報が設定されるので、
データの移行がスムーズにおこなわれ、データウエアハ
ウスの構築が容易となる。
【0016】前記変換情報設定手段は、例えば、前記対
応付手段の対応付けに従って、前記ソースシステムのデ
ータを前記テーブル群に適合したデータに変換するため
のプログラムを生成・編集する手段又は変換テーブルを
選択する手段を含む。
【0017】前記対応付手段は、例えば、既存のシステ
ムのデータ項目と前記テーブル群のデータ項目とを表示
する手段と、表示されているデータ項目の中から対応す
るもの同士を選択する手段と、を備える、いわゆる、G
UIでもよい。
【0018】前記テーブル群のデータ項目の意味内容の
定義を表示する手段と、前記テーブル群の各データ項目
の関連を表示する手段と、との少なくとも一方をさらに
備えてもよい。これらの手段を配置することにより、対
応関係の誤りを防止できる。例えば、ソースシステムの
項目名などは一定せず、作成者により同一項目名が全く
異なる場面で使用される場合も多いが、これらの手段を
配置することにより、テーブル群のデータ項目の意味内
容や位置付を確実に判断し、適切な項目名同士を対応付
けることができる。
【0019】また、この発明の第3の観点に係るデータ
ウエアハウス設計方法は、ビジネスをデータエンティテ
イを中心としてオブジェクト化したモデルを実世界に投
射した雛形テーブル群を生成し、ソース側のデータのデ
ータ項目と前記雛形テーブル群のデータ項目とを対応付
け、この対応付に従って、ソース側のデータを前記雛形
テーブル群のデータに変換するための情報を生成する、
ことを特徴とする。この方法成によれば、予め設定され
たテーブル群のデータ項目とソースシステムのデータ項
目とを対応付けるだけで、自動的に変換情報が設定され
るので、データの移行がスムーズに行われ、データウエ
アハウスの構築が容易となる。
【0020】コンピュータにこれらの機能を実現し且つ
これらのステップを実行させるプログラムを記憶媒体に
格納して配布し、これをコンピュータ上で実行すること
により、上述のシステムや方法を実現してもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0022】まず、図1〜図3を参照して、この発明の
第1の実施の形態に係るデータウエアハウスについて説
明する。図1は、この発明の第1の実施の形態に係るデ
ータウエアハウス設計・製造システムの構成を示してい
る。このシステムは、既存のシステムのデータをデータ
ウエアハウス化するためのシステムであり、図1に示す
ように、入力部1と、表示部2と、ビジネスモデル記憶
・制御部3と、DB(データベース)スキーマテンプレ
ート記憶・制御部4と、データディクショナリ記憶・制
御部5と、変換部6とを備えている。
【0023】入力部1は、キーボード、マウスなどを備
え、データ、ビジネスモデル、DBスキーマテンプレー
ト、指示などを入力する。表示部2は、CRT、LCD
等を備え、データや指示を入力するための入力用画面、
入力されたデータ等を表示する。
【0024】ビジネスモデル記憶・制御部3は、ビジネ
スモデルを記憶し、また、記憶しているビジネスモデル
を表示部2に表示する。このビジネスモデルは、各種の
ビジネスを詳細に分析し、モデル化の対象業務につい
て、その業務に関連する各要素(エンティティやクラス
等のオブジェクト)とその属性をオブジェクト指向方法
論に従って概念的に整理したものであり、さらに、各要
素(オブジェクト)相互の関連を表現したものである。
換言すると、このビジネスモデル自体は、そのビジネス
で取り扱う普遍的な要素をモデル化したものである。
【0025】図2はビジネスモデルの一例を示す。但
し、図2は、理解を容易にするためにきわめて簡略化し
た例である。図2において、各ブロック(ボックス)は
クラスを表し、業務を構成する項目の最小単位を表す。
クラス相互の関係は、クラス相互を接続するカーディナ
リティ(多重度)とそのラインに付された説明により表
されている。また、各クラスのもつデータ属性と手続き
は各クラス内に記述されている。
【0026】DBスキーマテンプレート記憶・制御部4
は、ビジネスモデルを実世界に投影した雛形のデータベ
ース群(即ち、スキーマテンプレート)を記憶する。こ
の雛形のデータベース群は、ビジネスモデル記憶・制御
部3に記憶されているビジネスモデルの各属性をデータ
ベースの項目(エンティテイ)としており、純粋な論理
的モデルをシステム的な処理効率などを考慮して統合し
たものである。このデータベース群はデータウエアハウ
スのデータベース実装形式に従っており、これを基にデ
ータベースを作成し、そこに既存システムのデータを変
換及び挿入することにより、データウエアハウスのデー
タベースとなる。
【0027】データディクショナリ記憶・制御部5は、
ビジネスモデルの各属性と、DBスキーマテンプレート
の項目の意味内容を曖昧さを排除して表現したデータデ
ィクショナリを記憶し、また、記憶しているディクショ
ナリの任意の項目を表示部2に表示する。このビジネス
ディクショナリは、曖昧さを排除するため、シノニムを
排除し、項目の一意性を保証し、明確且つ的確な表現を
使用している。
【0028】図3にデータディクショナリの一例を示
す。図3によれば、例えば、「約定日」とは「約定オペ
レーションをおこなった日」であり、そのフォーマット
が「西暦8桁」であることが明確に理解できる。
【0029】変換部6は、既存のシステムのデータを入
力し、スキーマテンプレートに適合したデータに変換す
るものであり、図4に示すように、既存システムのデー
タ項目を登録するデータ項目登録部61と、既存システ
ムのデータ項目とスキーマテンプレートのデータ項目を
対応付けのための処理を行うマッピング部62と、ユー
ザにより対応付けられたデータ項目を変換するためのプ
ログラムを自動的に生成するためのプログラム生成・編
集部63と、プログラム生成・編集部63で生成された
プログラムの文法チェックを行う文法チェック部64と
を備える。なお、このシステム自体には、プログラム生
成・編集部63が生成・編集したプログラムを実行する
機能はなく、別のマシンでプログラムをコンパイルして
実行し、データウエアハウスを生成する。
【0030】次に、このような構成を有するデータウエ
アハウス設計・製造システム自体のの構築方法につい
て、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0031】まず、ビジネスを特定し(ステップS1
1)、その業務内容を分析・解析し(ステップS1
2)、図2に例示するような、業務に関連する各要素と
その属性を概念的に整理し、データ項目が重複しないよ
うに正規化(最適化)されたビジネスモデルを作成する
(ステップS13)。ビジネスモデルは、望ましくは、
1つのビジネスに1つ設計する。例えば、金融等のビジ
ネスにおいては、勘定系の業務、国際系の業務、証券系
の業務、円資金系の業務、外部情報系の業務等の多種業
務が存在するが、これらを詳細に分析して、全体として
1つのビジネスモデル(メタモデル)を設計する。
【0032】次に、設計したビジネスモデルのデータ項
目をデータ項目とする雛形のデータベース群を設計する
(ステップS14)。このデータベース群は、ビジネス
モデルの各属性をデータベースの項目(エンティテイ)
としており、純粋な論理的モデルをシステム的な処理効
率などを考慮して複数のテーブルに分け、また、項目の
組み合わせなども選択する。
【0033】さらに、設計したビジネスモデルのデータ
エンティテイ(データ項目)のそれぞれについて、図4
に示すように、その意味内容を明確にするためのデータ
ディクショナリを作成する(ステップS15)。
【0034】作成した、ビジネスモデルと、データベー
ス群と、データディクショナリと、をそれぞれシステム
に登録し(ステップS16)、さらに、変換部6を登録
することにより、図1に示すシステムが構成される(ス
テップS17)。
【0035】なお、既存の業務の場合には、既に設定さ
れているビジネスモデルを選択し(ステップS1
3’)、続いて、既に設定されているDBスキーマテン
プレートを選択し(ステップS14’)、選択したビジ
ネスモデルとDBスキーマテンプレートをシステムに登
録する(ステップS16)ことにより、対応することも
可能である。
【0036】次にこのようにして構成されたデータウエ
アハウス設計・製造システムを用いたデータウエアハウ
ス設計の手順(方法)を図6〜図11を参照して説明す
る。通常のシステムの設計は「調査」→「設計」→「製
造」→「試験」の順に行われる。以下、この手順に従っ
て順次説明する。
【0037】(1) 調査から設計に至る工程 このデータウエアハウス設計・製造システムを用いる場
合、通常の調査や設計の工程は、予めそれを普遍化した
ものがビジネスルール及び雛形データベース群として予
め用意されているので、個別に行う必要はない。
【0038】(2) 設計から製造に至る工程 (2−1) 操作者は、入力部1を操作してデータ項目
登録部61を起動し、データウエアハウス化する既存の
システムのデータ項目を登録する。データ項目は、ディ
レクトリ名、テーブル名、データ項目等の関連がわかる
ように階層構造で登録する。登録は、手作業で入力して
もよく、既存システムのデータのディレクトリ情報を読
み出して入力するものでもよい。
【0039】(2−2) 操作者は、入力部1を操作し
て、登録部6のマッピング部62を起動する。マッピン
グ部62は、図6に示すように、既存のシステム(入力
モジュール)のデータ項目の一覧を左側のウインドウ
に、DBスキーマテンプレート(出力モジュール)上の
データ項目の一覧を右側のウインドウに表示する。
【0040】操作者は、GUI(グラフィカルユーザイ
ンタフェース)により、既存画面の左側のウインドウに
階層的に表示されたデータ項目と右側のウインドウに階
層的に列記されたデータ項目とを、例えば、マウスでダ
ブルクリックすることにより、選択して対応付ける(マ
ッピングする)。
【0041】既存のシステムで使用されている用語は、
システム毎に個別に設定されており、一定しない。この
ため、対応関係を正確に判断するため、操作者は、必要
に応じて、マウスの右クリック、適当なアイコンの選択
により、ビジネスモデル及び/又はデータディクショナ
リを参照する。
【0042】例えば、ビジネスモデル表示用のアイコン
がクリックされると、登録部6又は他の適当なツールが
起動し、ビジネスモデルを適当なウインドウ内に表示す
る。操作者が、OS(オペレーティングシステム)が備
える通常のスクロール技術などを用いて表示されたビジ
ネスモデルのうち、必要な箇所を参照できるようにして
もよい。
【0043】また、DBスキーマスキーマテンプレート
表示アイコンがクリックされると、登録部6はデータデ
ィクショナリ記憶・制御部5を起動し、データディクシ
ョナリ記憶・制御部5は、データディクショナリをウイ
ンドウ内に表示する。操作者は、通常の検索機能などを
用いて所望のデータ項目の意味・内容を確認することが
できる。
【0044】このようにして、操作者は、DBスキーマ
テンプレートの各項目の位置付けと他のエンティテイと
の関連を判別し、さらに、その意味内容を明確に判断
し、既存システムの項目名とDBスキーマテンプレート
の項目との対応関係を判断する。
【0045】操作者は、判断に基づき、GUI(グラフ
ィカルユーザインタフェース)により、画面の左側のウ
インドウに階層的に列記されたデータ項目と右側のウイ
ンドウに階層的に列記されたデータ項目との対応するも
のをそれぞれ選択する。
【0046】マッピング部62は、下側のウインドウ
に、選択された両項目を表示する。例えば、対応する項
目名として「SSN」を選択した場合には、図7に示すよ
うに、アイコンと共に項目名「SSN」を表示する。
【0047】操作者は、対応付ける(マッピングする)
場合には、「編集」ボタンを選択する。この選択によ
り、図8に示すように、変換名(マッピング名)と説明
(マッピング説明)を入力するためのウインドウが開
く。操作者は、適当な名称を変換名として入力し、必要
に応じてコメントを記入する。この変換名は、既存シス
テムの選択された項目のデータをスキーマテンプレート
の選択された項目のデータに変換する際に、変換関数
(変換プログラムモジュール)を呼び出すための一種の
関数名である。なお、選択された項目名を変換名の候補
として表示するようにしてもよい。
【0048】(2−3) ここで、「OK」ボタンを選
択すると、プログラム生成・編集部63が起動され、既
存システムの選択された項目のデータをスキーマテンプ
レートの選択された項目のデータに変換するためのプロ
グラム(ソース)コードを自動的に生成する。このプロ
グラムコードは、基本的には、既存システムの該当項目
のデータをスキーマテンプレートの対応項目のデータに
移動(strncpy)するためのコマンド列からなる。プロ
グラムコード生成・編集部63は、図9に示すように、
生成したプログラムコードをウインドウ内に表示する。
このプログラムコードでよい場合は、操作者は、「O
K」ボタンを操作する。この操作により、プログラムコ
ードが変換名と共に格納される。
【0049】ただし、例えば、既存システムで使用して
いる「元号」又は「西暦」で表記されている「年」をス
キーマテンプレートで使用している「西暦」又は「元
号」で表された「年」に変換するような場合には、単純
なstrncpyコマンドを使用できない。そこで、このよう
な場合には、図8の状態で、「編集」ボタンを操作す
る。このボタン操作により、プログラム生成・編集部6
3は、図9に示すような編集するための編集画面を表示
する。操作者は、この編集画面上で、変換プログラムを
作成し、「登録」ボタンを指示することにより登録す
る。
【0050】また、例えば、既存システムで使用してい
る「F」又は「M」で表記されている「性別」をスキー
マテンプレートで使用している「0」又は「1」で表さ
れた「性別」に変換するような場合にも、単純なstrncp
yコマンドを使用できない。このような場合には、
「F」→「0」、「M」→「1」というように対応関係
を定義する。プログラム生成・編集部63は、定義され
た対応関係に基づいて、既存システムで使用している
「性別」のデータをスキーマテンプレートで使用してい
る「性別」のデータに変換するためのプログラムを生成
する。
【0051】また、プログラムが編集された場合には、
図9において、「文法」ボタンが指示されると、表示さ
れたプログラム(モジュール)の文法(構文エラー)が
チェックされる。即ち、「文法」ボタンが指示される
と、文法チェック部64が起動され、文法チェック部6
4は、ウインドウ内に表示されたプログラム(ソースコ
ード)の文法チェックを行い、その結果を表示する。
【0052】このようにして、操作者は、既存システム
で使用している全ての項目名をスキーマテンプレートで
使用している項目に対応付け、その変換プログラム(ソ
ースコード)を作成・登録する。
【0053】以上の処理により、既存システムのデータ
をデータウエアハウス(DBスキーマテンプレート)に
登録するための準備が完了する。通常の設計方法では、
変換プログラムを詳細にデバッグする必要があるが、こ
のシステムでは、ほとんど自動的に変換される。また、
コンパイルすることなく、プログラムの文法チェックが
可能である。このため、デバックの負担は非常に小さ
い。
【0054】(3) データウエアハウスの製造(既存
システムのデータのデータウエアハウスへの移行) 次に、データウエアハウスの製造手順を図11のフロー
チャートを参照して説明する。データウエアハウスに既
存システムのデータを移行する場合、まず、任意のツー
ルを用いてDBスキーマテンプレート上の項目を選択す
ること等により、データウエアハウス(データは未収
納)を生成する(ステップS20)。
【0055】次に、プログラム生成部63で生成された
変換プログラムラムをコンパイルし、変換プログラムを
実行することにより、ステップS21以下のデータ変換
・設定処理を行う。なお、既存システムのデータは、フ
ァイルの形式で、予め、この変換システムに取り込んで
おくこととする。
【0056】先ず、データのデータ項目を取り込み(ス
テップS21)、そのデータ項目に対応付けられている
変換名(マッピング名)を判別する(ステップS2
2)。次に、判別した変換名に対応する変換プログラム
モジュールを読み出す(ステップS23)。
【0057】次に、順次データを読み出し(ステップS
24)、ステップS23で読み出したプログラムモジュ
ールを実行して、既存システムの各データをDBスキー
マテンプレート上の対応する項目のデータに変換し、ス
テップS20で生成したデータウエアハウスに格納する
(ステップS25)。次に、そのデータ項目のデータが
終了したか否かを判別し(ステップS26)、終了して
いないと判断された場合には、ステップS24にリター
ンし、次のデータを読み出し、変換・格納処理を繰り返
す。
【0058】一方、ステップS26で、そのデータ項目
についてデータの変換が終了したと判断された場合に
は、全てのデータ項目についてデータの変換・格納が終
了したか否か判別され(ステップS27)、終了してい
ない場合には、ステップS21にリターンし、次のデー
タ項目を読み込み、上述と同様の変換・格納動作を実行
する。
【0059】このようにして、既存システムについて全
てのデータの変換が終了すると、ステップS20でDB
スキーマテンプレートにより作成されたデータウエアハ
ウスには、既存システムの全てのデータが格納される。
【0060】(4) データウエアハウスの拡張 以上のようにして、ある既存システムについて、データ
のデータウエアハウスが完成した後、他の既存システム
について、データウエアハウスを生成することも容易に
可能である。すなわち、ビジネスモデル及びそれに基づ
いたDBスキーマテンプレートは、ビジネスの業務内容
を詳細に分析して、普遍的なものが作成されている。従
って、他の既存システムについても、個々のデータは異
なっていても業務内容自体は同一である。従って、上述
と同様に、その既存システムについて、前述のデータ項
目の対応付けを行い、変換プログラムを生成して、デー
タを変換・格納することにより、データウエアハウスを
作成することができる。
【0061】このようにして、DBスキーマテンプレー
トから作成したデータウエアハウスに種々の既存システ
ムのデータを変換・蓄積することにより,その後のデー
タの加工・利用を効率よく又は有効に行うことができ
る。すなわち、統一したビジネスモデルにより、情報が
整理及び体系化されているので、その後の個別業務への
応用が容易である。また、情報の追加も容易である。ま
た、統一したモデルであり、且つ、既存システムとデー
タウエアハウスとの対応関係が明確であるので、ノウハ
ウの再利用が容易である。
【0062】(5) プロジェクト管理 変換部6は、所定の操作により、変換元と変換先のデー
タ項目の対応関係を一覧にして出力(表示・印刷)し、
又は、データベースの形式で保存・出力する。さらに、
このデータウエアハウスによれば、基本となるビジネス
モデルが存在し、データ項目の意味内容がデータデクシ
ョナリにより明確に定義されており、変換元と変換先の
データ項目の対応関係が明確である。従って、プロジェ
クトの管理や、リバースエンジニアリングが容易であ
る。
【0063】また、このシステムによれば、ソーススキ
ーマ(既存システムのDB項目)、ターゲットスキーマ
(データウエアハウスのDB項目)、とを対応付け、ソ
ースコードを自動的に作成している。従って、対応関係
が変化した際には、ソースコードも変換する。従って、
ソーススキーマ、ターゲットスキーマ、との相関関係を
保った一元管理が可能となる。
【0064】なお、この発明は、上記実施の形態に限定
されず、種々の変形・応用が可能である。例えば、上記
実施の形態では、変換元のシステムのデータ項目とDB
スキーマテンプレートのデータ項目とを、操作者がGU
Iを用いて個別に対応付けたが、ある程度自動化しても
よい。例えば、各データ項目を「項目名」と「データ形
式」で構成しておき、「項目名」と「データ形式」とが
互いに一致している場合には、変換元と変換先のデータ
項目が互いに対応すると判断するようにしてもよい。例
えば、既存システムの項目名が「氏名」でデータ形式が
「テキスト最大20文字」、DBスキーマテンプレート
の項目名が「氏名」でデータ形式が「テキスト最大20
文字」の場合には、両データ項目が互いに一致すると判
断してもよい。同様に、既存システムの項目名が「年」
でデータ形式が「YYMMDD」、DBスキーマテンプ
レートの項目名が「年」でデータ形式が「YYMMD
D」の場合等にも、両データ項目が互いに一致すると判
断してもよい。
【0065】このようにして、自動的に対応付けを行っ
た後、編集あるいは対応付けできなかったものについて
個別に対応付けするようにしてもよい。また、予め操作
者が選択した複数の項目名について、自動的に対応付け
するようにしてもよい。
【0066】また、データの変換はプログラムによら
ず、外部変換テーブルに従っておこなってもよい。この
場合、例えば、図12に示すように変換元のシステムの
データ項目とDBスキーマテンプレートのデータ項目と
を、操作者がGUIを用いて対応付けた際に、変換名を
設定すると共に変換テーブルを設定する。例えば、図1
2では、「米ドル」は「USD」に変換される。データ
を変換する際は、データ項目名から変換名を判別し、判
別した変換名から変換テーブルを参照し、データを変換
するようにしてもよい。
【0067】このような構成とすれば、変換テーブルを
変更するだけで、プログラム本体を操作することなく、
データの変換内容を変更することができる。例えば、変
換テーブルの内容に「フラン:FRC」を追加するだけ
で、フランと「FRC]の変換に変更することができ
る。また、変換プログラムや変換テーブルの内容自体を
変更する代わりに、変換名を修正することにより、実行
する変換プログラムや参照する変換テーブルを変更する
ことにより、変換内容を変更することも可能である。
【0068】なお、以上の説明では、データ変換用のソ
ースコードを生成する迄のシステムと、生成されたソー
スコードをコンパイルして実際にデータを変換してデー
タウエアハウスに移行するシステムとを構成したが、こ
れらを1つのシステムとしてもよい。
【0069】なお、この発明のシステムは、専用のシス
テムとして構成することなく、通常のコンピュータシス
テムを用いて実現することができる。例えば、コンピュ
ータシステムに上述の動作を実行するためのプログラム
を格納した媒体(フロッピーディスク、CD−ROM
等)からプログラムをインストールすることにより、上
述の処理を実行するデータウエアハウス設計・生成シス
テムを構築することができる。インストールによって、
当該プログラムは、コンピュータシステム内のハードデ
ィスク等の媒体に格納されて、データウエアハウス設計
・生成システムをを構成し、実行に供される。
【0070】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための媒体は、狭義の記憶媒体に限らず、通信回線、
通信ネットワーク及び通信システムのように、一時的且
つ流動的にプログラム等の情報を保持する通信媒体等を
含む広義の記憶媒体であってもよい。
【0071】例えば、インターネット等の通信ネットワ
ーク上に設けたFTP(File Transfer Protocol)サー
バに当該プログラムを登録し、FTPクライアントにネ
ットワークを介して配信してもよく、通信ネットワーク
の電子掲示板(BBS:Bulletin Board System)等に
プログラムを登録し、これをネットワークを介して配信
してもよい。そして、このプログラムを起動し、OS
(Operating System)の制御下において実行することに
より、上述の処理を達成することができる。さらに、通
信ネットワークを介してプログラムを転送しながら起動
実行することによっても、上述の処理を達成することが
できる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、比較的容易にデータウエアハウスを構築することが
できる。また、構成されたデータウエアハウスの発展性
を維持する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るデータウエアハウ
ス設計・製造システムの構成を示すブロック図である。
【図2】ビジネスモデルの一例を示す図である。
【図3】データデクショナリの例を示す図である。
【図4】変換部の構成例を示すブロック図である。
【図5】図1に示すデータウエアハウス設計・製造シス
テムの設計手順を示すフローチャートである。
【図6】図1のデータウエアハウス設計・製造システム
におけるデータ項目のマッピング時の表示画面の例を示
す図である。
【図7】図1のデータウエアハウス設計・製造システム
におけるデータ項目のマッピング時の表示画面の例を示
す図である。
【図8】図1のデータウエアハウス設計・製造システム
におけるデータ項目のマッピング時の表示画面の例を示
す図である。
【図9】図1のデータウエアハウス設計・製造システム
におけるデータ項目のマッピング時の変換プログラム生
成画面の例を示す図である。
【図10】データ変換動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図11】データ変換テーブルの例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 表示部 3 ビジネスモデル記憶・制御部 4 DBスキーマテンプレート記憶・制御部 5 データディクショナリ記憶・制御部 6 変換部 61 データ項目登録部 62 マッピング部 63 プログラム生成・編集部 64 文法チェック部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビジネスをデータエンティテイを中心とし
    てオブジェクト化したモデルから構成されるビジネスモ
    デルと、 ビジネスモデルを実世界に投射した雛形テーブル群から
    構成されるスキーマテンプレートと、 ビジネスモデルとスキーマテンプレートとの属性及び項
    目の内容を示したデータディクショナリと、 既存のシステムのデータ項目と前記スキーマテンプレー
    トの雛形テーブルのデータ項目との対応関係を設定する
    対応付手段と、 前記対応付手段の設定に従って、既存のシステムのデー
    タを前記雛形テーブル群に適合したデータに変換するた
    めの変換情報を生成する変換情報生成手段と、 を備え、 前記ビジネスモデルから前記スキーマテンプレートの内
    容を確認でき、前記データディクショナリから前記雛形
    テーブル群の各エンティテイの意味内容を確認でき、こ
    れらに基づいて、既存システムのデータ項目と前記スキ
    ーマテンプレートの雛形テーブルのデータ項目とを対応
    付け、対応付に基づいて変換情報を生成可能とすること
    を特徴とするシステム設計ツール。
  2. 【請求項2】前記変換情報生成手段は、既存のシステム
    のデータを前記雛形テーブル群に適合したデータに変換
    するためのプログラム及び/又はテーブルを前記変換情
    報として生成する手段をさらに備えことを特徴とする請
    求項1に記載のシステム設計ツール。
  3. 【請求項3】前記既存システムのデータを入力し、前記
    変換情報に従って、入力されたデータを前記スキーマテ
    ンプレートに適合するデータに変換し、変換したデータ
    をデータウエアハウスに設定する変換手段、 をさらに備えことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    システム設計ツール。
  4. 【請求項4】前記対応付手段は、 既存のシステムのデータ項目と前記スキーマテンプレー
    トの雛形テーブルのデータ項目とを表示する表示手段
    と、 前記表示手段により表示された既存のシステムのデータ
    項目と前記スキーマテンプレートの雛形テーブルのデー
    タ項目との対応するもの同士を選択する選択手段と、 から構成されることを特徴とする請求項1、2又は3に
    記載のシステム設計ツール。
  5. 【請求項5】前記対応付手段は、既存のシステムのデー
    タ項目と前記スキーマテンプレートの雛形テーブルのデ
    ータ項目との対応するもの同士を選択する手段を備え、 前記変換情報生成手段は、前記既存のシステムの選択さ
    れたデータ項目のデータを前記スキーマテンプレートの
    雛形テーブルの対応するデータ項目のデータに変換する
    ためのプログラムを生成する手段を備え、 前記変換手段は、前記変換情報生成手段により生成され
    たプログラムを実行することにより、既存のシステムの
    データを前記雛形テーブル群に適合したデータに変換
    し、データウエアハウスに設定する、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    のシステム設計ツール。
  6. 【請求項6】前記対応付手段は、既存のシステムのデー
    タ項目と前記スキーマテンプレートの雛形テーブルのデ
    ータ項目との対応するもの同士を選択する手段を備え、 前記変換情報生成手段は、前記既存のシステムの選択さ
    れたデータ項目のデータを前記スキーマテンプレートの
    雛形テーブルの対応するデータ項目のデータに変換する
    ための変換テーブルを選択する手段を備え、 前記変換手段は、選択された前記変換テーブルを参照し
    て既存のシステムのデータを前記雛形テーブル群に適合
    したデータに変換し、データウエアハウスに設定する、 ことを特徴とする請求項1に記載のシステム設計ツー
    ル。
  7. 【請求項7】予め設定されたテーブル群と、 ソースシステムのデータ項目と前記テーブル群のデータ
    項目とを対応付ける対応付手段と、 前記対応付手段の対応付に従って、前記ソースシステム
    のデータを前記テーブル群に適合したデータに変換する
    ための変換情報を設定する変換情報設定手段と、 を備えることを特徴とするデータウエアハウス設計シス
    テム。
  8. 【請求項8】前記変換情報設定手段は、前記対応付手段
    の対応付けに従って、前記ソースシステムのデータを前
    記テーブル群に適合したデータに変換するためのプログ
    ラムを生成・編集する手段又は変換テーブルを選択する
    手段を含む、ことを特徴とする請求項7に記載のデータ
    ウエアハウス設計システム。
  9. 【請求項9】前記対応付手段は、既存のシステムのデー
    タ項目と前記テーブル群のデータ項目とを表示する手段
    と、表示されているデータ項目の中から対応するもの同
    士を選択する手段と、を備えることを特徴とする請求項
    7又は8に記載のデータウエアハウス設計システム。
  10. 【請求項10】前記テーブル群のデータ項目の意味内容
    の定義を表示する手段と、前記テーブル群の各データ項
    目の関連を表示する手段と、との少なくとも一方をさら
    に備えることを特徴とする請求項7、8又は9に記載の
    データウエアハウス設計システム。
  11. 【請求項11】ビジネスをデータエンティテイを中心と
    してオブジェクト化したモデルを実世界に投射した雛形
    テーブル群を生成し、 ソース側のデータのデータ項目と前記雛形テーブル群の
    データ項目とを対応付け、 この対応付に従って、ソース側のデータを前記雛形テー
    ブル群のデータに変換するための情報を生成する、 ことを特徴とするデータウエアハウスの生成方法。
  12. 【請求項12】コンピュータに、 ビジネスのモデルに対応するように予め設定されたテー
    ブル群を記憶する記憶手段と、 既存のシステムのデータ項目と前記テーブル群のデータ
    項目とを対応付ける対応付手段と、 前記対応付手段の対応付に従って、前記既存のシステム
    のデータを前記テーブル群に適合したデータに変換する
    ための変換情報を設定する変換情報設定手段と、 として機能させる為のプログラムを格納した機械読み取
    り可能な記録媒体。を備えることを特徴とするデータウ
    エアハウス設計システム。
  13. 【請求項13】コンピュータに、 ビジネスをデータエンティテイを中心としてオブジェク
    ト化したモデルを実世界に投射した雛形テーブル群のデ
    ータ項目と、ソース側のデータのデータ項目とを対応付
    け、 この対応付けに従って、ソース側のデータを前記雛形テ
    ーブル群のデータに変換するための情報を生成させる、 為のプログラムを記憶した機械読み取り可能な記録媒
    体。
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