JPH10254689A - クライアント・サーバシステムのアプリケーション構成設計支援方式 - Google Patents

クライアント・サーバシステムのアプリケーション構成設計支援方式

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JPH10254689A
JPH10254689A JP9061241A JP6124197A JPH10254689A JP H10254689 A JPH10254689 A JP H10254689A JP 9061241 A JP9061241 A JP 9061241A JP 6124197 A JP6124197 A JP 6124197A JP H10254689 A JPH10254689 A JP H10254689A
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JP9061241A
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Keiji Fujii
啓詞 藤井
Hiroshi Kanegae
博 鐘ケ江
Shigetoshi Hayashi
重年 林
Masanori Yamada
雅則 山田
Masaaki Nagao
雅明 長尾
Nobuaki Arai
信明 荒井
Kiyoshi Takahara
清 高原
Matsuki Yoshino
松樹 吉野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/465Distributed object oriented systems

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】C/Sシステムを構成するアプリケーションへの
分割及び統合の検討とアプリケーションのインターフェ
ース定義をグラフィカルな画面の表示を用いて対話編集
で行い、利用するORBがサポートするIDL形式を意識する
ことなく、また検討結果と定義結果を誤りなく、IDLフ
ァイルに自動出力すること。 【解決手段】エディタ101上でアプリケーションの論
理的関係を定義し、アプリケーションのインターフェー
スを対話編集により定義し、定義情報をリポジトリ10
9に格納する。IDL生成部106はインターフェース
情報管理部104よりインターフェース定義情報を取得
し、IDLファイルを生成。さらに、メイクファイル生
成部107はアプリケーションの論理的関係の定義情報
とIDLファイルのコンパイルにより得られたスケルト
ンファイル、スタブファイルを集約しメイクファイルを
作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散アプリケーシ
ョン実行環境を使ったクライアント・サーバシステムを
設計する方法に係わり、特にネットワーク上に分散する
アプリケーションの構成とアプリケーションインターフ
ェースの設計方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】
「3階層システム設計法」(日経オープンシステム(1
996年2月),p234〜247)に示されているよ
うに、最近、企業内の情報システムとして、N階層のク
ライアント・サーバシステム(以下、C/Sシステムと略
する)を採用しようとする動きが強まっている。N階層
のC/Sシステムの基盤として、ネットワーク上に分散し
たアプリケーション間の呼び出しのメカニズムを実現す
る分散アプリケーション実行環境(以下、ORBと略す
る)があり、アプリケーション間の呼び出しのメカニズ
ムとしてはCORBAやDCOMがある。
【0003】N階層のC/Sシステムとしては、3階層モデ
ルが一般的で、データの入出力を行うユーザインターフ
ェース層と業務ロジックを実行する機能層とデータベー
ス及びデータベースへのアクセス処理を行うデータ層か
らなる。これら3階層構造のC/Sシステムを分散アプリ
ケーションで構築する場合、各層に複数のアプリケーシ
ョンを配置することになるので、アプリケーションの処
理内容を記述する前に、C/Sシステムのアプリケーショ
ンの構成とアプリケーション間の論理的関係を検討しな
がらアプリケーションのインターフェースを決定する必
要がある。従来の開発方法では、「ORBの使用事例:
情報技術コンソーシアムの場合」(Computer
Today(1997年1月),p27〜36)に示さ
れているように、C/Sシステムのアプリケーションへの
分割及び統合を検討しながらアプリケーション間の関係
を描画編集ツールを使って図にし、アプリケーションの
インターフェースは仕様書に記述し、使用するORBがサ
ポートするインターフェース記述言語(以下、IDLと略
する)の書式を調べながらIDLファイルを作成すること
になる。さらに各アプリケーションについて、ORBのIDL
コンパイラを使ってスタブファイルやスケルトンファイ
ルやヘッダファイルを生成し、アプリケーションの処理
内容を記述するために、アプリケーション間の論理的関
係を意識しながら必要なスタブファイルやスケルトンフ
ァイルやヘッダファイルを選択する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
(1) 上記の従来の開発方式では、C/Sシステムのアプ
リケーション構成やアプリケーション間の論理的関係や
インターフェース定義を仕様書に記述し仕様書を元にID
Lファイルを作成していた為、ヒューマンエラーによる
仕様書とIDLファイルの内容の不一致といった問題があ
った。またORBがサポートするIDL書式を調べながらIDL
ファイルを作成していたので時間がかかり誤りを起こし
やすいといった問題があった。本発明の目的は、C/Sシ
ステムを構成するアプリケーションへの分割及び統合の
検討とアプリケーションのインターフェース定義をグラ
フィカルな画面の表示を用いて対話編集で行い、利用す
るORBがサポートするIDL形式を意識することなく、また
検討結果と定義結果を誤りなく、IDLファイルに自動出
力することにあり、開発者の負担削減と品質確保にあ
る。
【0005】(2) 上記の従来の開発方式では、C/Sシ
ステムで統一して使用するパラメタやアプリケーション
のインターフェースに変更があった場合、影響のある仕
様書とIDLを手作業で修正しなければならず、修正に時
間がかかるのに加えて修正の抜けや誤りといった問題が
あった。本発明の目的は、リポジトリで一元管理された
辞書データをアプリケーションのプログラムインターフ
ェースの引数や属性の定義に利用し、辞書データが変更
されたらプログラムインターフェースの引数や属性も自
動更新することにあり、開発者の負担削減と品質確保に
ある。
【0006】(3) 上記の従来の開発方式では、既存
のC/Sシステムで使われているアプリケーションを新規
に開発するC/Sシステムで利用しようとする場合、既存
アプリケーションのインターフェース仕様書を調べて必
要に応じて修正するといった作業が必要であり、C/Sシ
ステムのアプリケーション構成の検討に利用しにくいと
いった問題があった。本発明の目的は、既存アプリケー
ションのインターフェース情報を読み込み、 C/Sシステ
ムのアプリケーション構成の検討に利用しやすくするこ
とで、既存アプリケーションの再利用を促進し開発量を
削減することにある。
【0007】(4) 上記の従来の開発方式では、複数
の開発者でアプリケーションの構成やアプリケーション
間の論理的関係を定義したり、複数の開発者でアプリケ
ーションのインターフェース定義の作業をする場合、ア
プリケーションの構成やインターフェースを変更しよう
とすると、全ての開発者で変更内容を即時に共有し難
く、平行開発を進めにくいといった問題があった。本発
明の目的は、アプリケーションの構成やアプリケーショ
ン間の論理的関係の定義内容とアプリケーションのイン
ターフェースの定義内容をリポジトリで一元管理するこ
とで、複数の開発者で共有し、平行開発し易くすること
にある。
【0008】(5) 上記の従来の開発方式では、C/Sシ
ステムを構成する各アプリケーションのIDLファイルを
作成した後、ORBのIDLコンパイラでスタブファイルやス
ケルトンファイルやヘッダファイルを生成し、アプリケ
ーションの処理内容を記述するために、アプリケーショ
ン間の論理的関係を意識しながら必要なスタブファイル
やスケルトンファイルやヘッダファイルを選択する必要
があるといった問題があった。本発明の目的は、処理内
容を記述しようとしているアプリケーションのIDLをコ
ンパイルして生成されたスタブファイルやスケルトンフ
ァイルやヘッダファイルとアプリケーション間の論理的
関係から関連するアプリケーションのスタブファイルと
ヘッダファイルを集約してメイクファイルを作成するこ
とで、アプリケーション間の論理的関係を意識せずにア
プリケーションの処理内容を記述できるようにすること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記の目的を達成するために、C/Sシステムを構
成するアプリケーションへの分割及び統合の検討とアプ
リケーション間の論理的関係の定義をグラフックな画面
の表示を用いたダイアグラム編集で行う機能と、アプリ
ケーションのインターフェース定義を対話編集で行う機
能と、検討結果と定義結果を記憶しておいて利用するOR
BがサポートするIDL形式でIDLファイルに自動出力する
機能を一つの編集装置で実現したものである。
【0010】(2) 上記の目的を達成するために、リ
ポジトリで一元管理された辞書データをからアプリケー
ションのプログラムインターフェースの引数や属性の定
義に必要なデータ項目を取得しリポジトリの辞書データ
の項目に関連を設定する機能と、辞書データが変更され
たらプログラムインターフェースの引数や属性も自動更
新する機能を(1)の編集装置で実現したものである。
【0011】(3) 上記の目的を達成するために、既
存アプリケーションのインターフェース情報を読み込
み、アプリケーション間の論理的関係を定義するダイア
グラム上に表示して編集する機能を(1)の編集装置で
実現したものである。
【0012】(4) 上記の目的を達成するために、ア
プリケーションの構成やアプリケーション間の論理的関
係の定義内容とアプリケーションのインターフェース定
義の内容を、システム単位とアプリケーション単位でリ
ポジトリに格納し、編集したいアプリケーションのイン
ターフェースの定義内容をリポジトリから取り出す機能
を(1)の編集装置で実現したものである。
【0013】(5) 上記の目的を達成するために、処
理内容を記述しようとしているアプリケーションのIDL
をコンパイルして生成されたスタブファイルやスケルト
ンファイルやヘッダファイルと定義したアプリケーショ
ン間の論理的関係から関連するアプリケーションのスタ
ブファイルとヘッダファイルを特定してメイクファイル
を自動的に作成する機能を(1)の編集装置で実現した
ものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例を説明する機能
構成図である。図3、図4、図5、図6、図7は本実施
例における処理の流れをフローチャートを用いて示した
ものである。
【0016】アプリケーションを表す図形(アプリケー
ションシンボル)とアプリケーションのプログラムイン
ターフェース定義情報とアプリケーション間の呼び出し
関係を表す矢印図形等から構成されるダイアグラムを編
集・表示する機能を備えたエディタ部101を用いて、
システムを構成するアプリケーションを記述する(ステ
ップ302)。
【0017】図2はシステムを構成するアプリケーショ
ンとアプリケーション間の呼び出し関係のグラフィカル
な定義と表示を可能とするエディタの画面を示してい
る。
【0018】エディタは編集画面1と描画操作を指定す
るボタンを表示する。マウスのようなポインティングデ
バイス(未表示)によるポインタ2の操作により、複数
のボタンの中から選択されたボタン3の押下により選択
された描画操作によって、ユーザはアプリケーションを
表す図形(アプリケーションシンボル)4、およびアプ
リケーション間の呼び出し関係を表す図形5を編集画面
上に記述することができる。さらに編集画面1上に配置
されたアプリケーションを表す図形4をマウスのクリッ
クなどの方法で選択することによって、エディタは、定
義を行うインターフェース情報を特定し、選択された図
形が表すアプリケーションのプログラムインタフェース
を定義するダイアログ(図10に示す)を表示する。ダ
イアログによるプログラムインタフェースの定義の変更
は、エディタの編集画面上に記述された図形に反映され
る。
【0019】記述されたアプリケーションの図形情報は
アプリケーション情報管理部105に登録される。ここ
で追加するアプリケーションのプログラムインターフェ
ースが新規インターフェースである場合、アプリケーシ
ョンの図形情報がアプリケーション情報管理部105に
登録されると同時に、このアプリケーションのプログラ
ムインターフェース定義情報が新規に作成され、インタ
ーフェース情報管理部104に登録される。さらに、ア
プリケーションの図形情報とこのアプリケーションのイ
ンターフェース定義情報は相互に参照可能となるように
関連付けられる。このインターフェース定義情報がリポ
ジトリ109内に構築されたインターフェース辞書11
0に未登録であることを示すために、インターフェース
定義情報にオブジェクト識別子が指定されていないこと
を意味する値を設定する(ステップ304)。ここで定
義されるアプリケーションの図形情報は、エディタ上で
アプリケーションシンボルを編集・表示可能とするため
に、座標に関する情報、インターフェース定義情報をエ
ディタが表示する編集画面1上に表示するための文字列
情報、表示色情報などから構成される。また、インター
フェース定義情報は、インターフェース名、オペレーシ
ョン定義情報、属性定義情報、生成するIDLファイル
のファイル名などから構成される。
【0020】図4は追加するアプリケーションのプログ
ラムインターフェースが既にインターフェースリポジト
リ109、あるいはリポジトリ109内に構築されたイ
ンターフェース辞書110に登録されている場合のイン
ターフェース定義情報の追加処理の流れを説明したもの
である。追加するアプリケーションのプログラムインタ
ーフェースとしてインターフェースリポジトリ109に
登録されているインターフェースを使用する場合、イン
ターフェースリポジトリアクセス部102はインターフ
ェースリポジトリ109に登録されているインターフェ
ースの一覧を表示する画面を出力し(ステップ402、
図8)、インターフェースの一覧からユーザが選択した
インターフェースの情報からインターフェース定義情報
を作成し(ステップ403)、このインターフェース定
義情報がリポジトリ109内に構築されたインターフェ
ース辞書110に未登録であることを示すためにインタ
ーフェース定義情報にオブジェクト識別子が指定されて
いないことを意味する値を設定する(ステップ40
4)。また、追加するアプリケーションのプログラムイ
ンターフェースとしてリポジトリ109内に構築された
インターフェース辞書110に登録されているインター
フェースを使用する場合、リポジトリアクセス部103
はリポジトリ109内の辞書項目・文書の一覧を表示す
る画面(以下リポジトリブラウザと呼ぶ)を起動し(ス
テップ406、図9)、リポジトリブラウザでユーザが
選択したインターフェースの情報からインターフェース
定義情報を作成し(ステップ407)、このインターフ
ェース定義情報に対してインターフェース辞書110が
定義したオブジェクト識別子をインターフェース定義情
報に設定する(ステップ408)。ステップ403およ
びステップ407で作成されたインターフェース定義情
報はインターフェース情報管理部104に登録される
(ステップ405)。
【0021】アプリケーションのプログラムインターフ
ェース情報を定義・変更する手順について詳説する。ま
ずエディタ101によって表示された編集画面1上に記
述されたアプリケーションシンボル4を選択し、そのイ
ンターフェース定義情報をインターフェース情報管理部
104より取得し、画面(図10)を作成し表示する。
ユーザは画面上の各項目を入力、或いは変更することに
より、アプリケーションのプログラムインターフェース
を対話的に定義する(ステップ305)。特に図11で
示されるオペレーションの戻り値の型の定義のように、
インターフェース定義言語で定められた文法の知識を必
要とする項目は項目に定義可能な値の一覧を表示しユー
ザに選択させる。プログラムインターフェースの属性を
定義する時、リポジトリ109内に構築されたデータ項
目辞書111に存在するデータ項目を指定すると、この
データ項目辞書に対しリポジトリ109が設定したオブ
ジェクト識別子が属性定義情報としてインターフェース
定義情報に設定される。アプリケーション構成定義ファ
イルがリポジトリ109内に構築された文書管理112
から取り出されるされる時、および任意の時に、オブジ
ェクト識別子をキーとしてデータ項目辞書111から当
該データ項目の定義情報を取得し、インターフェースの
属性定義情報を更新する。
【0022】エディタ上に記述されたアプリケーション
シンボル間を矢印で結ぶことにより、アプリケーション
間の呼び出し関係を定義する(ステップ306)。図1
2はアプリケーションAがアプリケーションBの持つオ
ペレーションを呼び出すことを表す。
【0023】図6はシステム単位の情報を格納するアプ
リケーション構成定義ファイルをリポジトリ109内に
構築された文章管理112に登録する処理のフローチャ
ートである。まずインターフェース情報管理部104に
登録されたインターフェース定義情報のオブジェクト識
別子を取得し、オブジェクト識別子がないことを表す値
が設定されているとき、このインターフェース定義情報
をリポジトリ109内に構築されたインターフェース辞
書110に格納し(ステップ603)、格納時にインタ
ーフェース辞書110が付与するオブジェクト識別子を
インターフェース定義情報に設定する(ステップ60
4)。インターフェース定義情報にオブジェクト識別子
が設定されているとき、インターフェース定義情報の各
項目の定義内容でインターフェース辞書110に格納さ
れているインターフェースの情報を更新する(ステップ
605)。インターフェース情報管理部104に登録さ
れた全てのインターフェース定義情報に対して、ステッ
プ604あるいはステップ605が終了したとき、アプ
リケーション構成定義ファイルを文章管理112に格納
する(ステップ607)。
【0024】アプリケーション構成定義ダイアグラムの
定義が完了していなければ、アプリケーション構成定義
ファイルを文章管理112から取り出し、さらにアプリ
ケーションの追加、プログラムインターフェースの定
義、アプリケーション間の呼び出し関係の記述を行う。
ここで文章管理112に格納されたアプリケーション構
成定義ファイルを取り出す手順について説明する(図
7)。まず文章管理112に格納されたアプリケーショ
ン構成定義ファイルを取り出す(ステップ701)。こ
のアプリケーション構成定義ファイルからアプリケーシ
ョンシンボル定義情報を作成し、アプリケーションシン
ボル定義情報をアプリケーション情報管理部105に登
録する(ステップ703)。さらにアプリケーション構
成定義ファイルからインターフェース定義を作成し、イ
ンターフェース定義情報をインターフェース情報管理部
104に登録する(ステップ704)。アプリケーショ
ンシンボル定義情報と対応するインターフェース定義情
報の間に相互参照のための関連付けを行う(ステップ7
05)。ステップ704で作成されたインターフェース
定義情報に設定されたオブジェクト識別子を使用してリ
ポジトリ109内に構築されたインターフェース辞書1
10からインターフェースの情報を取得する(ステップ
706)。インターフェース情報管理部104に登録さ
れたインターフェース定義情報の各項目の値とインター
フェース辞書110から取得したインターフェースの情
報の各項目の値が異なるとき、インターフェース定義情
報の各項目の値をインターフェース辞書110から取得
したインターフェースの情報の各項目の値で更新する
(ステップ708)。さらに、インターフェース定義情
報に登録された属性情報のオブジェクト識別子、引数情
報のオブジェクト識別子を用いて、リポジトリ109内
に構築されたデータ項目辞書111からデータ項目を取
り出す。取り出したデータ項目から属性定義情報、引数
定義情報を作成し、インターフェース定義情報に登録す
る。この処理をインターフェース情報管理部104に登
録された全てのインターフェース定義情報に対して行
う。
【0025】アプリケーション構成定義ダイアグラムの
定義が全て終了したら、IDL生成部106はインター
フェース情報管理部104からインターフェース定義情
報を取得し、取得したインターフェース定義情報の定義
内容からIDLファイルを生成し、文章管理112に格
納し、文章管理112により付与されたオブジェクト識
別子をインターフェース定義情報に登録する(ステップ
311)。次に、分散アプリケーション実行環境により
提供されるIDLコンパイラを起動し、生成したIDL
ファイルをORBが提供するIDLコンパイラによりコ
ンパイルし(ステップ501)、コンパイルによって得
られたスケルトン用のソースファイルとヘッダファイル
およびスタブ用のソースファイルとヘッダファイルを文
章管理112に格納し、文章管理112により付与され
たそれぞれのファイルのオブジェクト識別子をインター
フェース定義情報に登録する(ステップ502)。
【0026】各アプリケーションの開発に使用されるメ
イクファイルを作成する手順について説明する。メイク
ファイルを作成するアプリケーションのアプリケーショ
ン定義情報をアプリケーション情報管理部105より取
得し(ステップ503)、アプリケーション定義情報に
関連付けられたインターフェース定義情報をインターフ
ェース情報管理部104より取得し、インターフェース
定義情報に格納されたオブジェクト識別子によりスケル
トン用のソースファイルとヘッダファイルおよびスタブ
用のソースファイルとヘッダファイルを文章管理112
より取り出す(ステップ504)。メイクファイルを作
成しようとしているアプリケーションにオペレーション
を提供するアプリケーションは、エディタにより作成さ
れたアプリケーション構成定義ダイアグラムにおいて当
該アプリケーションに接続する矢印と矢印の方向により
特定可能である。例えば図13においてアプリケーショ
ンAのメイクファイルを作成するとき、アプリケーショ
ンAにオペレーションを提供するアプリケーションはア
プリケーションBおよびアプリケーションCである。こ
のようにして特定される全てのオペレーション提供アプ
リケーションのアプリケーションシンボル定義情報をア
プリケーションシンボル情報管理部から取得し(ステッ
プ505)、取得されたアプリケーション定義情報に関
連付けられたインターフェース定義情報をインターフェ
ース情報管理部104から取得し、インターフェース定
義情報に格納されたオブジェクト識別子によりスタブ用
のソースファイルとヘッダファイルを文章管理112よ
り取り出す(ステップ506)。ステップ504とステ
ップ506で得られたファイルのファイル名を使用して
メイクファイルを作成し、文章管理112に格納され、
文章管理112により付与されるオブジェクト識別子が
アプリケーション定義情報に登録される(ステップ50
7)。図13の場合メイクファイルにより集約されるフ
ァイルは、アプリケーションAのスケルトン用のソース
ファイルとヘッダファイル、スタブ用のソースファイル
とヘッダファイル、アプリケーションBのスタブ用ソー
スファイルとヘッダファイル、アプリケーションCのス
タブ用ソースファイルとヘッダファイルである。
【0027】一般にリポジトリはアプリケーション構成
定義ファイルの共有、また各インターフェース情報の共
有を行うための排他制御、変更波及の報告、版管理等の
機能を有する。これらリポジトリの機能を利用すること
により、複数人によるシステム開発を一貫したデータを
使用して行うことが可能となる。本実施例によれば、シ
ステム全体の設計情報、個々のアプリケーションのイン
ターフェース定義情報はリポジトリで管理され、各設計
者はリポジトリ内に定義された共通の資産を用いるた
め、定義情報の再利用による設計作業の省力化、属人性
の排除といった効果が得られる。また、IDLファイル
は、インターフェース定義情報に従ってIDL生成部に
より自動生成されるため、IDLファイルを作成する際
の単純な誤りを確実に回避することができる。
【0028】また、アプリケーションのプログラムイン
ターフェースの引数や属性の定義にリポジトリで一元管
理された辞書データを用い、辞書データの変更を自動的
に取り込むことにより、開発者の負担軽減と品質確保が
できる。
【0029】また、既存アプリケーションのインターフ
ェース情報を読み込み再利用することができるので、既
存アプリケーションの再利用を促進し開発量を削減する
ことができる。
【0030】また、アプリケーション構成定義情報とア
プリケーションのインターフェース定義情報をリポジト
リで一元管理することにとり、複数人による平行開発を
容易にすることができる。
【0031】さらに、IDLをコンパイルして生成され
たスタブファイルやスケルトンファイルとアプリケーシ
ョン構成定義情報からメイクファイルを自動定期に作成
できるので、開発者の負担を軽減できる。
【0032】なお本実施例での分散アプリケーション実
行環境以外の通信基盤にも適用することが可能である。
また、プログラムインターフェースの定義、アプリケー
ション間の呼び出し関係を全て定義してからIDL生成
を行っているが、個々のアプリケーションのプログラム
インターフェースを定義する毎にIDLファイルを生成
してもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明は、C/Sシステムの開発における
アプリケーションの構成定義およびアプリケーションの
プログラムインターフェース定義を、IDLの文法を意
識することなくグラフィカルな画面の表示を用いて対話
的に編集し、IDLファイルを自動出力することによ
り、開発者の負担軽減と品質確保ができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す機能構成図
【図2】アプリケーション構成定義ダイアグラムのエデ
ィタ画面
【図3】実施例の作用を説明するフローチャート
【図4】実施例の作用を説明するフローチャート
【図5】実施例の作用を説明するフローチャート
【図6】実施例の作用を説明するフローチャート
【図7】実施例の作用を説明するフローチャート
【図8】既存インターフェースの一覧表示画面説明図1
【図9】既存インターフェースの一覧表示画面説明図2
【図10】インターフェース定義画面説明図1
【図11】インターフェース定義画面説明図2
【図12】アプリケーション間の呼び出し関係の説明図
【図13】メイクファイル生成の説明図
【符号の説明】
101 エディタ部 102 インターフェースリポジトリアクセス部 103 リポジトリアクセス部 104 インターフェース情報管理部 105 アプリケーション情報管理部 106 IDL生成部 107 メイクファイル生成部 108 インターフェースリポジトリ 109 リポジトリ 110 インターフェース辞書 111 データ項目辞書 112 文書管理
フロントページの続き (72)発明者 山田 雅則 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 長尾 雅明 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 荒井 信明 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 高原 清 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 吉野 松樹 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アプリケーションがネットワークに分散し
    たクライアント・サーバシステムのアプリケーション構
    成を設計するシステムにおいて、 システムを構成するアプリケーションへの分割及び統合
    の検討とアプリケーション間の呼び出し関係の定義をグ
    ラフィカルな画面の表示を用いたダイアグラム編集で行
    い(ステップ100)、アプリケーションのプログラム
    インターフェースやアプリケーションが持つ属性やユー
    ザ定義例外を画面の対話編集で定義し(ステップ10
    1)、ステップ100で定義したアプリケーション単位
    で、ステップ101で定義したインターフェース情報
    を、分散アプリケーション実行環境がサポートするイン
    ターフェース定義言語(IDL)の形式でIDLファイルに出
    力する(ステップ102)ことを特徴とするクライアン
    ト・サーバシステムのアプリケーション構成設計支援方
    式。
  2. 【請求項2】請求項1のアプリケーション構成設計支援
    方式において、 プログラムインターフェースの引数情報や属性情報をリ
    ポジトリで一元管理してある辞書データから読み込みス
    テップ101での対話編集に利用し(ステップ10
    3)、辞書データが変更されたらプログラムインターフ
    ェースの引数情報や属性情報も自動更新する(ステップ
    104)ことを特徴とするクライアント・サーバシステ
    ムのアプリケーション構成設計支援方式。
  3. 【請求項3】請求項1のアプリケーション構成設計支援
    方式において、 既存アプリケーションのインターフェース情報を読み込
    み(ステップ105)、ステップ100で再利用できる
    ことを特徴とするクライアント・サーバシステムのアプ
    リケーション構成設計支援方式。
  4. 【請求項4】請求項1のアプリケーション構成設計支援
    方式において、 ステップ100とステップ101で定義した情報をシス
    テム単位とアプリケーション単位でリポジトリに格納し
    (ステップ106)、ネットワークに分散した各アプリ
    ケーションを複数人で平行開発できることを特徴とする
    クライアント・サーバシステムのアプリケーション構成
    設計支援方式。
  5. 【請求項5】請求項1のアプリケーション構成設計支援
    方式において、 ステップ102で生成した各アプリケーションのIDLフ
    ァイルからIDLコンパイラが生成するスタブファイルと
    スケルトンファイルとヘッダファイルを各アプリケーシ
    ョンで集約し(ステップ107)、ステップ100で定
    義したアプリケーション間の呼び出し関係から関係のあ
    るアプリケーションのスタブファイルとヘッダファイル
    をステップ107の集約にインクルードしてメイクファ
    イルを作成する(ステップ108)ことを特徴とするク
    ライアント・サーバシステムのアプリケーション構成設
    計支援方式。
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