JP2002063121A - データ配信装置 - Google Patents

データ配信装置

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JP2002063121A
JP2002063121A JP2000253191A JP2000253191A JP2002063121A JP 2002063121 A JP2002063121 A JP 2002063121A JP 2000253191 A JP2000253191 A JP 2000253191A JP 2000253191 A JP2000253191 A JP 2000253191A JP 2002063121 A JP2002063121 A JP 2002063121A
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JP2000253191A
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Yuji Shinohara
裕二 篠原
Toshiya Shirasawa
俊哉 白澤
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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    • G06Q10/00Administration; Management
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    • G06Q10/107Computer-aided management of electronic mailing [e-mailing]
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子メールを用いてデータを配信する際に、
宛先に応じて送付するデータを作成するデータ配信シス
テムを提供する。 【構成】 受付処理部11にて1または複数のHTML
ファイルを受け付け、記憶部15に格納し、データ抽出
部9は当該HTMLファイルを記憶部15から読み出
し、HTMLファイル中の宛先に対応するエリアスを検
出して、抽出するデータの範囲を記録する。データ結合
部13は記憶部15上に宛先毎に確保されたバッファ
に、データ抽出部9が抽出したデータを格納する。すべ
ての宛先およびHTMLファイルについて上記処理を完
了したら、送信処理部14は記憶部15中の前記バッフ
ァに格納されたデータを対応する宛先に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1または複数の宛先に
データを配信するデータ配信装置であって、特に所与の
ファイルから宛先毎にデータを抽出して対応する宛先に
配信するデータ配信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子メールを用いてデータを配信する場
合、宛先のメールアドレスを列記し、電子メールの本文
に当該データを納めたファイルを添付するだけで、非常
に簡便に多数の宛先に同一のデータを配信することがで
きる。このため、電子メールを用いてデータを配信する
方法が広く普及しており、それに伴ってデータの配信方
法についてさまざま改善が試みられている。
【0003】例えば、特開平11−212884号公報
に掲載の電子メール伝送装置においては、先ずユーザは
「To」、「Cc」、「Bcc」の各アドレスフィール
ドにメールアドレスを入力し、電子メールの本文および
添付する電子ファイルを入力した後、電子ファイルを添
付するアドレスフィールドを指定する(例えば、アドレ
スフィールド「To」を指定する。)。すると電子メー
ル伝送装置は、指定されたアドレスフィールド「To」
に入力されたメールアドレス宛ての電子メールには電子
ファイルを添付する。また、アドレスフィールド「C
c」と「Bcc」に入力されたメールアドレス宛ての電
子メールには、「To」に入力されたメールアドレス宛
ての電子メールに電子ファイルを添付した旨のメッセー
ジを付加して、それぞれのメールアドレスをもつ端末に
送信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
電子メール伝送装置においては、所与の電子ファイルを
そのまま電子メールに添付するため、受信者は受け取っ
た電子ファイル全体を参照して自らに関連する個所を探
し出さなければならず、特に当該ファイルが大きく、し
かも自らに関連する個所がファイル中に散在している場
合、必要個所を見つけ出すのに手間が掛かるという問題
がある。例えば、新製品を開発するためのプロジェクト
会議の議事録をプロジェクトのメンバに配信する場合、
プロジェクトを管理するマネージャには議事録全体を送
付し、各担当者には議事録中の関係部分のみを送付する
と有効である。特に規模が大きいプロジェクトでは、指
揮系統上位からプロジェクトマネージャ、SEマネージ
ャ、担当SEのように階層的人員構成をとり、全体会議
にはSEマネージャ以上のみを出席させ、担当SEには
議事録の関係部分のみを送付したり、プロジェクトを統
括する役員には議事録の梗概のみを送付する。また、別
の例としては雑誌等の編集会議についても末端の編集員
については議事録の関係部分のみ、編集局長には梗概の
みを送り、編集長には議事録全体を送付するというよう
に、同一の文書を配布する場合でも受信者毎に必要個所
が異なることが多いのだが、前記公報の電子メール伝送
装置では必要部分だけを送信したいというニーズに応え
ることができない。
【0005】また、受信者側で必要な情報を取捨選択す
るシステムでは、指定された受信者が一旦すべての文書
を受信しなければならないため、通信系の負荷が大きい
という問題もある。受信者数が多い場合には伝送系の負
荷も然ることながら、メールサーバのスプールに与える
負荷が大きくなり、かかる負荷が過大となるとメールサ
ーバがダウンすることもある。実際、メールを送信する
際に当該メールがどのような経路を経由して配信される
か分からないのが常であり、通信系の負荷を不用意に増
大させないように配慮することが望ましいのだが、前記
公報の電子メール伝送装置ではそれを十分に守ることが
できない。
【0006】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであって、電子メールを用いてデータを配信
する際に、宛先毎に送付するデータを変えることができ
るデータ配信システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかるデータ配信装置は、1または複数の
宛先にデータを配信するデータ配信装置であって、所定
のファイルから各宛先に配信するデータを宛先毎に抽出
するデータ抽出手段と、前記データ抽出手段により抽出
したデータを対応する宛先に配信するデータ配信手段と
を備えることを特徴とする。このようにすれば、宛先毎
に関連するデータのみを配信することができるので、当
該データの受信者は自らに関連しない部分を含むデータ
から自らに関連する部分を探し出す手間を省くことがで
きる。
【0008】また、前記データ抽出手段は、前記ファイ
ルから前記各宛先を指標する符号を含む部分データを抽
出することを特徴とする。このようにすれば、人手を煩
わせることなく、自動的に宛先毎に関連するデータを抽
出することができる。更に、前記部分データの抽出ルー
ルを受け付けるルール受付手段を備え、前記データ抽出
手段はルール受付手段が受け付けた抽出ルールに従って
データを抽出することを特徴とする。このようにすれ
ば、ファイル毎に異なる文書形態に応じた抽出ルールを
指定することができるので、宛先毎により適切なデータ
を抽出し、配信することができる。
【0009】また、本発明にかかるデータ配信方法は、
1または複数の宛先にデータを配信するデータ配信方法
であって、所定のファイルから各宛先に配信するデータ
を宛先毎に抽出するデータ抽出ステップと、前記データ
抽出ステップにおいて、抽出したデータを対応する宛先
に配信するデータ配信ステップを含むことを特徴とす
る。
【0010】また、前記データ抽出ステップは、前記フ
ァイルから前記各宛先を指標する符号を含む部分データ
を抽出することを特徴とする。更に、前記部分データの
抽出ルールを受け付けるルール受付ステップを含み、前
記データ抽出ステップはルール受付ステップが受け付け
た抽出ルールに従ってデータを抽出することを特徴とす
る。
【0011】本発明に係るコンピュータ読取り可能な記
録媒体は、上述のデータ配信方法をコンピュータに実行
させるデータ配信プログラムを記録している。また、本
発明に係るデータ抽出設定方法は、1または複数の宛先
に文書データを配信するためのデータ抽出設定方法であ
って、所定の文書ファイルから部分文書データを宛先毎
に抽出する部分文書データ抽出ステップと、前記部分文
書データ抽出ステップにおいて、抽出した部分データ毎
に送信宛先を設定する送信宛先設定ステップとを含むこ
とを特徴とする。
【0012】更に、本発明に係るコンピュータ読取り可
能な記録媒体は、上述のデータ抽出設定方法をコンピュ
ータに実行させるデータ抽出設定プログラムを記録して
いる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る文書配信シス
テムの実施の形態について説明する。図1は、本実施の
形態に係る文書配信システムを搭載したパーソナルコン
ピュータ(以下、これを「PC」という。)2を含む通
信システム1の構成図である。通信システム1におい
て、PC2は、通信網3に接続されたメールサーバ4、
6を介してメール端末5と電子メールを送受信する。P
C2とメールサーバ6、メール端末5とメールサーバ4
はそれぞれPOP(Post Office Protocol)を用いて電
子メールを送受信し、またメールサーバ4とメールサー
バ6はSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を
用いて電子メールを送受信する。
【0014】図2は、PC2に搭載されたソフトウェア
の構成を示した図である。PC2には文書を作成するた
めのワープロソフト7、表計算ソフト8が搭載されてお
り、これらを用いて作成された文書はHTML(Hyper
Text Mark-up Language)で記述されたファイル(以
下、このファイルを「HTMLファイル」という。)と
して保存される。送信管理ソフト9は指定されたHTM
Lファイルから、指定された宛先に関連する部分を抽出
して電子メールに添付し、当該電子メールをメーラ10
に送信させる。メーラ10はPOPを用いてメールサー
バ6に電子メールを送信する。
【0015】図3は、前記送信管理ソフト9の機能構成
を示す図である。送信管理ソフト9において、受付処理
部11は1または複数のファイルを受け付けて記憶部1
5に格納する。受付処理部11はHTMLファイルのみ
を受け付ける。データ抽出部12は、記憶部15からH
TMLファイルを読み出して、後述のように各宛先に対
応するエリアスを検出して、データを抽出する範囲とし
てそのエリアスを含む所定の範囲を記録する。データ結
合部13は、記憶部15にデータを配信すべき宛先毎に
確保されたバッファに、データ抽出部12が抽出したデ
ータを格納する。送信処理部14は記憶部15中の前記
バッファに格納されたデータを対応する宛先に送信す
る。なお、送信処理部14は文書をHTMLメール形式
で送信する。
【0016】以下、まず送信管理ソフト9のGUI(Gr
aphical User Interface)を示しながら処理の流れを説
明する。図4は、送信管理ソフト9の初期ウィンドウ、
すなわち起動時に表示されるウィンドウであるファイル
選択ウィンドウ16である。ファイル選択ウィンドウ1
6はタイトルバー17等からなり、ユーザはファイル一
覧サブウィンドウ19に表示された各ファイルのアイコ
ンのうち、送信したいファイルのアイコンをマウスでド
ラッグして選択結果サブウィンドウ18に置く。すると
選択結果サブウィンドウ18に当該ファイルのファイル
名が表示される。ユーザは送信したいファイルをすべて
選択し終えると、OKボタン20をクリックして選択操
作を終了する。
【0017】ユーザがOKボタン20をクリックする
と、次に図5に示すような宛先選択ウィンドウ21が表
示される。宛先選択ウィンドウ21は、タイトルバー2
2等を備えている。ユーザは新規追加と表示された2つ
のサブウィンドウ、エリアスサブウィンドウ26とメー
ルアドレスサブウィンドウ27に宛先のエリアスとメー
ルアドレスを入力してから、追加ボタン25をクリック
すると、当該エリアスが選択結果サブウィンドウ23に
網掛け表示される。この宛先情報は送信管理ソフト9が
管理する宛先テーブルに格納され、以後、宛先選択ウィ
ンドウ21が起動されると自動的に選択結果サブウィン
ドウ23に表示される。ただし、自動的に表示する際は
網掛けにはしないが、ユーザが当該宛先をクリックする
と網掛け表示に変わり、当該宛先が選択された旨を表示
する。また、網掛け表示された宛先をクリックすると選
択解除されて網掛けがなくなる。ユーザが削除ボタン2
4をクリックすると選択結果サブウィンドウで網掛け表
示されているアドレスが宛先テーブルから削除される。
オプションボタン29は送信管理ソフト9が所定のファ
イルから宛先毎にデータを抽出する条件を指定するため
のデータ抽出条件設定ウィンドウを表示するためのボタ
ンである。
【0018】図6は、オプションボタン29がクリック
されると表示されるデータ抽出条件設定ウィンドウ30
を示した図である。データ抽出条件設定ウィンドウ30
は、タイトルバー31等を備え、ユーザは主にチェック
ボックス33〜38をクリックすることによりデータを
抽出するための条件を設定する。チェックボックス33
は宛先に対応するデータを所与のファイルから段落単位
で抽出するように条件を設定するチェックボックスであ
る。送信管理ソフト9は当該チェックボックス33がチ
ェックされている場合、ファイル選択ウィンドウ16に
て指定されたファイルを精査し、宛先選択ウィンドウ2
1にて指定されたエリアスを含む段落を宛先毎に抽出す
る。チェックボックス34から36は表に関するデータ
抽出条件を指定するもので、チェックボックス34は指
定されたエリアスを含む行を、チェックボックス35は
指定されたエリアスを含む列を、またチェックボックス
36は指定されたエリアスを含むセルを、それぞれ抽出
させる。チェックボックス37は、指定されたエリアス
から始まる文字列をテキストボックス32にて指定され
た文字数だけ抽出させる条件設定である。これは、エリ
アスを主語とする文を抽出するための設定である。チェ
ックボックス38はサブウィンドウ39にて選択された
制御文字に挟まれた文字列を抽出させる条件設定であ
る。ユーザは、これらの設定を済ませるとOKボタン4
1またはキャンセルボタン40をクリックして設定操作
を完了する。OKボタン41は新規の設定を有効にする
ボタンであり、キャンセルボタン40は新規設定を無視
して旧設定を温存するボタンである。
【0019】図7は、送信管理ソフト9が受け付けるH
TMLファイルの一例であるHTMLファイル42を示
した図である。図7において、HTMLファイル42は
議事録の一部を示したものであって、議事録中のHTM
Lタグ「<P>」43〜45で区切られた各段落は担当
者A、B、Cの業務予定を書いた箇所である。なお、
「<P>」は段落(Paragraph)を意味するHTMLタ
グであり、1または複数の文に続いてこのタグ「<P
>」を配置すると、その位置で改行され段落が終了す
る。さて、前記データ抽出条件設定ウィンドウ30のチ
ェックボックス33をチェックすると、送信管理ソフト
9はHTMLタグ「<P>」に挟まれた部分をひとつの
段落と見做してデータを抽出する。例えば、宛先「××
担当(B)」に対しては、HTMLタグ43と44に挟
まれた部分を抽出して送信する。また、宛先「△△担当
(C)」に対しては、HTMLタグ44と45に挟まれ
た段落を抽出して送信する。
【0020】図8は、HTMLファイルの別の例である
HTMLファイル46を示した図である。HTMLファ
イル46は担当者A、B、Cの経費の推移を示す表を含
んでおり、表のこの部分をブラウザで表示すると図9の
ようになる。この時、チェックボックス34がチェック
されていると、送信管理ソフト9はHTMLタグ「<T
R>」と「</TR>」で挟まれた部分を表の一行とし
て抽出する。例えば、宛先「○○担当(A)」に対して
は、HTMLタグ47と49で挟まれた部分を抽出して
送信する。また、チェックボックス35をチェックされ
て列単位の抽出が要求されていると、送信管理ソフト9
はHTMLタグ「<TR>」と「</TR>」で挟まれ
た各部分のうちの、HTMLタグ「<TD>」と「</
TD>」で挟まれた部分(HTMLで言うところの「セ
ル」)であって、互いに対応する部分を抽出する。例え
ば、図8において、宛先「○○担当(A)」に対して
は、HTMLタグ「<TD>」48、50、51を含む
各行を抽出して一列となして送信する。また、チェック
ボックス36をチェックされてセル単位で抽出するよう
に指定されている場合には、指定された宛先文字列(エ
リアス)を含む各セルを抽出して所定の宛先に送信す
る。
【0021】さて、前記宛先選択ウィンドウでOKボタ
ン28をクリックすると、図10に示すような送信確認
ウィンドウ52が表示される。送信確認ウィンドウ52
はタイトルバー53等を備え、宛先サブウィンドウ54
には、ユーザが宛先選択ウィンドウ30で選択した宛先
が表示される。この宛先サブウィンドウ54に表示され
た宛先に新たに宛先を追加したり、あるいは逆に宛先を
削除したい場合、ユーザは宛先変更ボタン55をクリッ
クして宛先選択ウィンドウ30に戻る。また、送信した
いファイルを追加、削除したい場合、ユーザはファイル
変更ボタン58をクリックしてファイル選択ウィンドウ
16を表示させて、ファイルを選択し直す。更に、各宛
先に送信する内容を確認したい場合には、ユーザは内容
確認ボタン57をクリックして送信する電子メールの内
容を確認する。そうして何も問題がなければユーザはO
Kボタン56をクリックしてメールを送信する。
【0022】図11は、内容確認ボタン57がクリック
された際に表示される内容確認ウィンドウ59を示した
図である。内容確認ウィンドウ59はタイトルバー6
0、メニューバー61、エディットボックス62を備
え、メニューバー61にはファイルボタン63と編集ボ
タン64が配されている。送信管理ソフト9は、内容確
認ウィンドウ59が起動されると、サブウィンドウ54
にて選択された宛先に送付するデータをエディットボッ
クス62に表示する。ユーザはエディットボックス62
に表示されたデータを見て、内容に問題がなければメニ
ューバー61のファイルボタン63をクリックしてプル
ダウンメニューを表示させ、「終了」をクリックして、
操作を終了する。また、ユーザは内容確認ウィンドウ5
9において、必要に応じてデータの内容を編集すること
ができ、更にメニューバー61のファイルボタン63を
クリックしてプルダウンメニューにはファイル選択ウィ
ンドウ16にて選択されたファイルのファイル名が表示
される。所望のファイル名をクリックすれば、当該ファ
イルの内容を別ウィンドウに表示させることができ、必
要に応じて表示したファイルからデータを追加コピーす
る等、データの編集に役立てることができる。編集ボタ
ン64をクリックすると表示されるプルダウンメニュー
には、「コピー」、「ペースト」、「削除」および[検
索]の各ボタンが配され、ファイル編集に必要な機能を
提供する。
【0023】以上が送信管理ソフト9のGUIと処理の
概要である。次に、前記の各ウィンドウ16、21、3
0、52、59に対応する送信管理ソフトの動作をフロ
ーチャートを参照しながら説明する。図12は、ファイ
ル選択ウィンドウ16に対応する送信管理ソフト9の動
作を示すフローチャートである。送信管理ソフト9は起
動されると先ず、ファイル選択ウィンドウ16のファイ
ル一覧サブウィンドウ19にファイルを一覧表示する
(ステップS1)。次にOKボタン20が押下されたか
をチェックし、押下されていなければ(ステップS2の
NO)、ファイル一覧サブウィンドウ19に表示された
ファイルのアイコンが選択結果サブウィンドウにドラッ
グされたかどうかをチェックする。ドラッグされていれ
ば(ステップS3のYES)、ドラッグされたファイル
のファイル名を選択結果サブウィンドウに表示する(ス
テップS4)。ドラッグされていなければ(ステップS
3のNO)、ステップS2に進む。ステップS2でOK
ボタンが押下されていたら、ファイル選択ウィンドウ1
6の処理を終了して、宛先選択ウィンドウ21を起動す
る。
【0024】図13は、宛先選択ウィンドウ21に対応
する送信管理ソフト9の動作を示すフローチャートであ
る。送信管理ソフト9は宛先選択ウィンドウ21が起動
されると、選択結果サブウィンドウ23に宛先テーブル
に格納された宛先情報のうちエリアス情報を表示する
(ステップS5)。なお、この宛先テーブルはメールア
ドレスと当該メールアドレスのエリアスの対を格納した
テーブルであって、送信管理ソフト9は当該テーブルを
先頭から精査し、読み出したエリアスを選択結果サブウ
ィンドウ23に表示する。次に送信管理ソフト9はエリ
アスサブウィンドウ26に入力されたエリアスを受け付
け、テンポラリバッファに格納する(ステップS6)。
また、メールアドレスサブウィンドウ27に入力された
メールアドレスを受け付け、同じくテンポラリバッファ
に格納する(ステップS7)。送信管理ソフト9は選択
結果サブウィンドウ23に表示したエリアスがクリック
されたら(ステップS8でYES)、クリックされたエ
リアスの表示を網掛け表示に変更する(ステップS1
4)。なお、デフォルトの表示の背景は白地である。ス
テップS8でNOの場合、送信管理ソフト9は追加ボタ
ン25がクリックされたら(ステップS9のYES)、
エリアスサブウィンドウ26に入力されたエリアスとメ
ールアドレスサブウィンドウ27に入力されたメールア
ドレス27を宛先テーブルに追加し(ステップS1
5)、選択結果サブウィンドウ23に追加された前記エ
リアスを追加表示する(ステップS16)。この時、追
加表示したエリアスは網掛け表示する。ステップS9で
NOの場合、削除ボタン24が押下されたら(ステップ
S10のYES)、送信管理ソフト9は選択結果サブウ
ィンドウ23に表示したエリアスのうち、網掛け表示し
ているエリアスとそれと対をなすメールアドレスを宛先
テーブルから削除する(ステップS17)。ステップS
10でNOの場合、オプションボタン29が押下された
ら、送信管理ソフト9はデータ抽出条件設定ウィンドウ
30を起動する(ステップS19)。ステップS11で
NOの場合、送信管理ソフト9はOKボタン28が押下
されたかチェックし、押下されていたら(ステップS1
2のYES)、宛先毎にデータを抽出して電子メールを
作成した後(ステップS13)、宛先選択ウィンドウ2
1を閉じて、送信確認ウィンドウ52を起動する。ステ
ップS12でNOの場合、およびステップS13、S1
5、S17、S18を終えた後は、ステップS6に進
む。
【0025】図14は、ステップS13の電子メール作
成処理の詳細を示したフローチャートである。送信管理
ソフト9は、電子メール作成処理(ステップS13)に
おいて、まず宛先選択ウィンドウ21にて選択された宛
先をひとつ選び(ステップS20)、選んだ宛先に送付
する電子メールを格納するためのバッファを記憶部15
に確保する(ステップS21)。次に、ファイル選択ウ
ィンドウ16にて選択されたファイルを順次ひとつ選び
(ステップS22)、選んだファイル中で前記宛先に対
応するエリアスを探索する(ステップS23)。そうし
て、当該エリアスを発見したら(ステップS24でYE
S)、そのエリアスを含むデータ抽出範囲を記録する
(ステップS25)。
【0026】ここでいうデータ抽出範囲とは、前記エリ
アスを含む文字列であって、データ抽出条件設定ウィン
ドウ30にて指定された抽出条件のうちもっとも広いも
のをいう。例として、データ抽出条件設定ウィンドウ3
0にて、「段落単位で抽出」と「所定文字数だけ抽出」
がチェックされており、かつ後者の指定文字数が100
文字の場合について説明する。送信管理ソフト9は、図
7のHTML文書42において、宛先に対応するエリア
ス「××担当(B)」を検出すると、「段落単位で抽
出」という条件により定まる範囲、すなわち<P>43
と<P>44に挟まれた範囲と、<P>43に続く文字
列で丁度100文字となる範囲を比較して広い方を抽出
範囲として記録する。
【0027】ステップS24でNOの場合、またはステ
ップS25の後、EOF(End Of File)すなわちファ
イルの末尾に達していなければ(ステップS26でN
O)、ステップS23に進む。ステップS26でYES
の場合、ステップS25で記録したすべての抽出範囲の
和をとり、これをデータ抽出範囲とする(ステップS2
7)。このデータ抽出範囲にあるデータをバッファに格
納する(ステップS28)。その後、未処理のファイル
があれば(ステップS29でYES)、ステップS22
に進む。ステップS29でNOの場合、未処理の宛先が
あれば(ステップS30でYES)、ステップS20に
進む。ステップS30でNOの場合、電子メール作成処
理を終了する。
【0028】図15は、送信管理ソフト9で処理するフ
ァイルの一例である。図中、ステップS25で記録した
範囲65、66、67をステップS27で和をとって、
データ抽出範囲とする。図15では範囲65、66、6
7は互いに重複していないが、例えば一つの段落に複数
の同一エリアスが含まれている場合、これらのエリアス
から決まる抽出範囲は互いに重複する。このような場合
に、ステップ27で同一データを重複してバッファにコ
ピーしないように抽出範囲の和をとる。
【0029】図16は、データ抽出条件設定ウィンドウ
30に対応する送信管理ソフト9の動作を示すフローチ
ャートである。送信管理ソフト9は、データ抽出条件設
定ウィンドウ30が起動されると、設定入力を受け付け
る(ステップS31)。受け付けた設定入力はテンポラ
リバッファに格納する。送信管理ソフト9はOKボタン
41が押下されると(ステップS32のYES)、テン
ポラリバッファから設定を読み出して、設定テーブルに
格納する(ステップS34)。送信管理ソフト9はこの
設定テーブルに格納された設定内容にしたがって、後述
の処理を行う。ステップ32でNOの場合、送信管理ソ
フト9は、キャンセルボタン40も押下されなければ
(ステップS33でNO)、ステップS31に進む。ス
テップS33でYESの場合およびステップS34の終
了後、送信管理ソフト9はデータ抽出条件設定ウィンド
ウ30の処理を終了して、ステップS6に進む。
【0030】図17は、送信確認ウィンドウ52に対応
する送信管理ソフト9の動作を示すフローチャートであ
る。送信管理ソフト9は、送信確認ウィンドウ52が起
動されると、宛先選択ウィンドウ21で指定された宛先
のエリアスを宛先サブウィンドウ54に一覧表示する
(ステップS35)。送信管理ソフト9は宛先サブウィ
ンドウ54に表示したエリアスがクリックされたら(ス
テップS36でYES)、クリックされたエリアスを網
掛け表示に変更する(ステップS42)。この時、クリ
ックされたエリアス以外のエリアスはすべて下地を白色
表示とし、クリックされたエリアスのみが網掛け表示と
なるようにする。ステップS37でNOの場合、ファイ
ル変更ボタン58が押下されたのを検出すると(ステッ
プS37でYES)、ファイル選択ウィンドウ16を起
動する(ステップS43)。ステップS37でNOの場
合、宛先変更ボタン55が押下されたのを検出すると
(ステップS38でYES)、宛先選択ウィンドウ21
を起動する(ステップS44)。ステップS38でNO
の場合、送信管理ソフト9は、内容確認ボタン57が押
下されたのを検出すると(ステップS39でYES)、
宛先サブウィンドウ54に表示したエリアスのいずれか
が網掛け表示となっていたら(ステップS45でYE
S)、内容確認ウィンドウを起動する(ステップS4
6)。ステップS39でNOの場合、OKボタン56が
押下されたのを検出すると、作成した電子メールを各宛
先に送信する(ステップS41)。ステップS40また
はステップS45でNOの場合、およびステップS4
2、S43、S44、S46を終了後はすべてステップ
S36に進む。
【0031】図18は、内容確認ウィンドウ59に対応
する送信管理ソフト9の動作を示すフローチャートであ
る。送信管理ソフト9は、内容確認ウィンドウ59が起
動されると、送信確認ウィンドウ52で指定されたエリ
アスを宛先として送付する電子メールの内容をエディッ
トボックス62に表示する(ステップS47)。メニュ
ーバー61の編集ボタン64が押下されると(ステップ
S48でYES)、編集処理を行う(ステップS4
2)。すなわち、前述のような「コピー」等のボタンを
含むプルダウンメニューを表示し、これらのボタンから
の入力に従って編集処理を実行する。ステップS48で
NOの場合、ファイルボタン63が押下されたら(ステ
ップS49でYES)、プルダウンメニューを表示する
(ステップS50)。なお、このプルダウンメニューに
は、ファイル選択ウィンドウ16にて選択されたファイ
ルのファイル名、保存ボタン、終了ボタンを表示する。
プルダウンメニューを表示したいずれかのファイル名を
クリックされると(ステップS51のYES)、新たに
ウィンドウを起動し、そのウィンドウに当該ファイルの
内容を表示する(ステップS55)。ステップS51で
NOの場合、プルダウンメニューで保存ボタンがクリッ
クされたら、エディットボックス62に表示したメール
内容をテンポラリバッファに保存する(ステップS5
6)。ステップS52でNOの場合、終了ボタンをクリ
ックされたら(ステップS53でYES)、内容確認ウ
ィンドウ59の処理を終了する。ステップS53または
S49でNOの場合、およびステップS54、S55、
S56の動作を終了した後はステップS48に進む。
【0032】このようにすれば、1または複数のHTM
Lファイルから宛先毎に送信すべき文書を自動的に編集
して一度に送信することができる。また、データ抽出範
囲内に画像データファイルや音声データファイルに対す
るリンク文、すなわち<IMG>や<BGSOUND>を含めるこ
とができるので、本実施の形態によれば文字データのみ
ならず画像データや音声データについても、宛先に応じ
て抽出、送信することができる。
【0033】以上、本発明を実施の形態に基づいて説明
してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されな
いのは勿論であり、以下のような変形例を実施すること
ができる。 (変形例) (1)上記実施の形態においては、送信管理ソフト9の
処理するファイルの記述言語がHTMLである場合につ
いて述べたが、例えば、HTMLの代えてにXML(eX
tensible Mark-up Language)を用いてもよい。また、
ワープロソフト7、表計算ソフト8、およびメーラ10
が処理する記述言語が互いに異なっていても、送信管理
ソフト9がそれらすべてを処理することができれば、本
発明を実施することができる。
【0034】また、上記実施の形態においては、送信管
理ソフト9がHTMLファイルを直接処理する場合につ
いて述べたが、ワープロソフト7等が編集処理等の処理
依頼を受け付けるインタフェースを有する場合、当該イ
ンタフェースを介して送信管理ソフト9が必要な処理を
依頼するようにすればよい。このようなインタフェース
を構築するためには、プロセス間通信を用いたコマンド
インタフェースや関数インタフェース等、公知のインタ
フェース技術によれば足る。このようにすれば、ワープ
ロソフト7等が処理する記述言語を送信管理ソフト9が
処理できない場合であっても、本発明を実施することが
できる。
【0035】(2)また、上記では送信管理ソフト9を
PC2に搭載する場合について述べたが、PCに限らず
送信管理ソフト9を搭載することができさえすれば、E
WS等、PC以外のメール端末を用いても本発明の効果
を奏することができる。 (3)更に、PC2にFAXモデムを搭載して電話網に
接続させ、送信管理ソフト9にて作成した電子メールを
ファックス形式に変換するフィルタを用いれば、メール
端末のみならずFAXに対しても、送信管理ソフト9に
て作成した文書を送付することができる。このときファ
クシミリの形式(G3形式、G4形式等)に関わらず本
発明の効果を得ることができる。
【0036】このようにファクシミリを利用してデータ
を送付する場合、電子メールのヘッダに付与される件
名、宛先、送信者等の情報をファックスの各頁のヘッダ
やフッタ部分に付加させてもよい。また、送信管理ソフ
ト9にファックスヘッダ(ファックスの最初の頁)を自
動生成させ、これらの情報をファックヘッダとして送付
してもよい。
【0037】(4)また、本発明は、上記に示す方法で
あるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータに
より実現するコンピュータプログラムであるとしてもよ
い。また、本発明は、前記コンピュータプログラムをコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、CD−RO
M、MO、DVD−ROM、DVD−RAM、半導体メ
モリなど、に記録したものとしてもよい。また、本発明
は、前記コンピュータプログラムを、電気通信回線、無
線または有線通信回線、インターネットを代表とするネ
ットワークなどを経由して伝送するものとしてもよい。
また、前記プログラムまたはデジタル信号を前記記録媒
体に記録して移送することにより、または前記プログラ
ムまたは前記デジタル信号を前記ネットワークなどを経
由して移送することにより、独立した他のコンピュータ
システムにより実施するとしてもよい。さらに、上記実
施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとして
もよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のファイルから宛先毎に必要なデータを抽出し、こ
れらを結合したファイルをメールに添付して、対応する
宛先に送信するので、当該データを受信する受信者は自
らに関連する部分のみを受信することができ、したがっ
て、冗長なデータから必要なデータを探し出す手間を省
くことができるという効果がある。
【0039】また、宛先毎に必要な情報のみを送信し、
不要なデータは送信しないため、メールサーバを含むネ
ットワークの負荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信システム1の構
成を表す図である。
【図2】PC2に搭載されたソフトウェアの構成を示す
図である。
【図3】送信管理ソフト9の機能構成を示す図である。
【図4】送信管理ソフト9のファイル選択ウィンドウ1
6を示す図である。
【図5】送信管理ソフト9の宛先選択ウィンドウ21を
示す図である。
【図6】送信管理ソフト9のデータ抽出条件設定ウィン
ドウ30を示す図である。
【図7】送信管理ソフト9が受け付けるHTMLファイ
ルの一例であるHTMLファイル42を示す図である。
【図8】送信管理ソフト9が受け付けるHTMLファイ
ルの別の一例であるHTMLファイル46を示す図であ
る。
【図9】前記HTMLファイル46のブラウザによる表
示(一部)を示す図である。
【図10】送信管理ソフト9の送信確認ウィンドウ52
を示す図である。
【図11】送信管理ソフト9の内容確認ウィンドウ59
を示す図である。
【図12】ファイル選択ウィンドウ16に対応する送信
管理ソフト9の動作を示すフローチャートである。
【図13】宛先選択ウィンドウ21に対応する送信管理
ソフト9の動作を示すフローチャートである。
【図14】ステップS13の電子メール作成処理の詳細
を示したフローチャートである。
【図15】送信管理ソフト9で処理するファイルの一例
である。
【図16】データ抽出条件設定ウィンドウ30に対応す
る送信管理ソフト9の動作を示すフローチャートであ
る。
【図17】送信確認ウィンドウ52に対応する送信管理
ソフト9の動作を示すフローチャートである。
【図18】内容確認ウィンドウ59に対応する送信管理
ソフト9の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信システム 2 PC 3 通信網 4、6 メールサーバ 5 メール端末 7 ワープロソフト 8 表計算ソフト 9 送信管理ソフト 10 メーラ 11 受付処理部 12 データ抽出部 13 データ結合部 14 送信処理部 15 記憶部 16 ファイル選択ウィンドウ 21 宛先選択ウィンドウ 30 データ抽出条件設定ウィンドウ 42、46 HTMLファイル 52 送信確認ウィンドウ 59 内容確認ウィンドウ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または複数の宛先に文書データを配信
    するデータ配信装置であって、 所定の文書ファイルから各宛先に配信する文書データを
    宛先毎に抽出するデータ抽出手段と、 前記データ抽出手段により抽出した文書データを対応す
    る宛先に配信するデータ配信手段とを備えることを特徴
    とするデータ配信装置。
  2. 【請求項2】 前記データ抽出手段は、前記文書ファイ
    ルから前記各宛先を指標する符号を含む部分文書データ
    を抽出することを特徴とする請求項1に記載のデータ配
    信装置。
  3. 【請求項3】 前記部分文書データの抽出ルールを受け
    付けるルール受付手段を備え、 前記データ抽出手段はルール受付手段が受け付けた抽出
    ルールに従って文書データを抽出することを特徴とする
    請求項2に記載のデータ配信装置。
  4. 【請求項4】 1または複数の宛先に文書データを配信
    するデータ配信方法であって、 所定の文書ファイルから各宛先に配信する文書データを
    宛先毎に抽出するデータ抽出ステップと、 前記データ抽出ステップにおいて、抽出した文書データ
    を対応する宛先に配信するデータ配信ステップを含むこ
    とを特徴とするデータ配信方法。
  5. 【請求項5】 前記データ抽出ステップは、前記文書フ
    ァイルから前記各宛先を指標する符号を含む部分文書デ
    ータを抽出することを特徴とする請求項4に記載のデー
    タ配信方法。
  6. 【請求項6】 前記部分文書データの抽出ルールを受け
    付けるルール受付ステップを含み、 前記データ抽出ステップはルール受付ステップが受け付
    けた抽出ルールに従って文書データを抽出することを特
    徴とする請求項5に記載のデータ配信方法。
  7. 【請求項7】 請求項4から請求項6のいずれかに記載
    のデータ配信方法をコンピュータに実行させるデータ配
    信プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録
    媒体。
  8. 【請求項8】 1または複数の宛先に文書データを配信
    するためのデータ抽出設定方法であって、 所定の文書ファイルから部分文書データを宛先毎に抽出
    する部分文書データ抽出ステップと、 前記部分文書データ抽出ステップにおいて、抽出した部
    分データ毎に送信宛先を設定する送信宛先設定ステップ
    とを含むことを特徴とするデータ抽出設定方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のデータ抽出設定方法を
    コンピュータに実行させるデータ抽出設定プログラムを
    記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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