JP2003233567A - 返答文作成支援システム及び方法、並びにプログラム - Google Patents

返答文作成支援システム及び方法、並びにプログラム

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JP2003233567A
JP2003233567A JP2002029519A JP2002029519A JP2003233567A JP 2003233567 A JP2003233567 A JP 2003233567A JP 2002029519 A JP2002029519 A JP 2002029519A JP 2002029519 A JP2002029519 A JP 2002029519A JP 2003233567 A JP2003233567 A JP 2003233567A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の用件を含む入力文に対して効率よく返
答文を作成する。 【解決手段】 受信メールに複数の用件が含まれている
場合、各用件の文章を構文解析部12が構文解析し、用
件毎の特徴情報を抽出部13が抽出する。生成部15
は、各用件の特徴情報に対応した回答のテンプレートを
含む返信前処理済みデータを受信メール単位で生成し、
データ蓄積部17に蓄積する。一覧作成部21が全ての
受信メールに対応する返信前処理済みデータに基づいて
生成した受信メール一覧からオペレータが所望の受信メ
ールを選択する。編集データ作成部22は、選択された
受信メールに対応する返信前処理済みデータに基づい
て、返信メールを編集するための編集データを生成す
る。この編集データに従って表示される画面では、受信
メールに含まれる複数の用件毎に回答を選択/入力する
欄があり、選択/入力した回答を含む返信メールがメー
ル転送部23から返信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば受信メール
に対する返信メールの作成など、入力文に対する返答文
の作成を支援するための返答文作成支援システム等に関
し、特に複数用件を含む入力文に対する返答文の作成に
好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】製品やサービスを提供する企業では、自
社の製品やサービスに対する問い合わせを電子メールで
受信し、その回答を電子メールで返信することで利用者
の便宜を図っている。とりわけ最近のインターネット接
続機能を有する携帯電話機の急速な普及に伴って、この
ような電子メールでの問い合わせ、回答の利用度が急速
に増している。従って、とりわけ企業においては、この
ような受信した問い合わせの電子メール(以下、受信メ
ールという)に対して返信する回答の電子メール(以
下、返信メールという)を効率的に作成することが今日
的課題となっている。
【0003】受信メールに対する返信メールの作成を容
易に行うための技術を開示した文献として、例えば特開
2000−90020号公報がある。この公報に記載の
技術では、オペレータが受信メールのうちで回答に必要
な部分を選択し、選択した部分である質問文章等に対し
て、回答候補メモリに記憶されている回答候補から所望
の回答を選択することで、返信メールを作成することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、複数用件を含む受信メールに対しては、オ
ペレータは、受信メール全体を読んで用件毎に部分の指
定を繰り返して行い、それぞれに指定した部分に対して
開かれるウィンドウに従って回答候補から回答を選び出
す必要があった。このようなウィンドウ切り替え等の作
業には、非常に手間がかかるという問題があった。
【0005】さらに、オペレータが受信メールから選択
した部分と、これに対して選択可能な回答候補との間に
は、内容的な関係が考慮されていない。回答候補メモリ
に記憶しておく回答候補の数が少なければ、特定の内容
を有する受信メールに対してでしか返信メールの作成が
容易にならない。一方、回答候補の数があまりに多い
と、その中から所望の回答を選び出すのに困難が生じて
しまうという問題がある。
【0006】本発明は、例えば受信メールに対して返信
メールを作成する場合など、複数の用件を含む入力文に
対して効率よく返答文を作成することができる返答文作
成支援システム等を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる返答文作成支援システ
ムは、複数用件を含む入力文に対して、該入力文の用件
毎に回答の入力欄を含む編集データを作成する編集デー
タ作成手段と、前記編集データ作成手段が作成した編集
データを表示する編集データ表示手段と、前記編集デー
タ表示手段に表示された編集データに含まれる入力欄に
それぞれ所望の回答をオペレータに入力させる回答入力
手段と、前記回答入力手段によりオペレータに入力させ
た用件毎の回答に基づいて、前記入力文に対する返答文
を生成する返答文生成手段と、前記返答文生成手段が生
成した返答文を出力する返答文出力手段とを備えること
を特徴とする返答文作成支援システム。
【0008】上記返答文作成支援システムでは、複数用
件を含む入力文に対して、用件毎の回答の入力欄を含む
編集データが作成され、表示される。オペレータは、表
示された編集データの各入力欄に順次回答を入力してい
けば、返答文が生成される。つまり、オペレータが画面
切り替えなどの作業を行わなくても、用件毎に各入力欄
に回答を入力していくだけで入力文に対する返答文を生
成することができるので、返答文の作成作業を効率的に
行うことができる。
【0009】上記返答文作成支援システムにおいて、前
記編集データの回答の入力欄は、複数の回答候補の中か
らオペレータに所望の回答を選択させるものを含んでい
てもよい。
【0010】この場合、オペレータは、複数の回答候補
の中から所望の回答を選択するだけで、より効率的に返
答文を作成することができる。また、回答候補からの回
答の選択は、入力文に含まれる用件毎に行うことができ
る。ここで、入力文に含まれる用件の数が多くなったと
しても、用件毎に回答候補を抽出するため、選択対象と
なる回答候補の数が多くなりすぎることがない。このた
め、回答の選択を効率的に行うことができ、また、編集
データのための記憶容量が少なくて済む。
【0011】上記返答文作成支援システムにおいて、前
記返答文生成手段が生成した返答文を未確定のものとし
て表示する返答文表示手段と、前記返答文表示手段に表
示された返答文の確定をオペレータに指示させる返答文
確定手段とをさらに備えていてもよい。この場合におい
て、前記返答文出力手段は、前記返答文確定手段によっ
て確定が指示された返答文を出力することができる。
【0012】ここで、上記返答文作成支援システムは、
前記返答文確定手段によって前記返答文が確定される前
に、前記返答文表示手段に表示された未確定の返答文を
編集する返答文編集手段をさらに備えるものとすること
ができる。
【0013】上記返答文作成支援システムは、前記複数
用件を含む入力文の用件毎の各文章を構文解析する構文
解析手段と、特徴情報抽出ルールを記憶したルール記憶
手段と、前記構文解析手段による用件毎の構文解析結果
を前記ルール記憶手段に記憶された特徴情報抽出ルール
と対照して、前記用件毎の各文章の特徴情報を抽出する
抽出手段と、特徴情報の種類毎に用意された回答入力の
テンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、前記
抽出手段が抽出した用件毎の各文章の特徴情報に応じて
前記テンプレート記憶手段に記憶されているテンプレー
トに基づいて、前記入力文に対して回答入力するための
編集データを作成するための前記各用件についての返答
前データを生成する生成手段とをさらに備えていてもよ
い。この場合において、前記編集データ作成手段は、前
記生成手段が生成した返答前データに基づいて、前記編
集データを作成するものとすることができる。
【0014】上記返答文作成支援システムにおいて、前
記入力文は、電子メールとして受信されたものであって
もよく、前記返答文出力手段は、前記返答文を電子メー
ルとして、対応する受信メールの発信元に返送するメー
ル送信手段によって構成されたものであってもよい。
【0015】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかる返答文作成支援方法は、コンピュータ装置
において実行され、複数用件を含む入力文に対する返答
文の作成を支援するための方法であって、複数用件を含
む入力文に対して、該入力文の用件毎に回答の入力欄を
含む編集データを作成するステップと、前記作成した編
集データを表示するステップと、前記表示された編集デ
ータに含まれる入力欄にそれぞれ所望の回答をオペレー
タに入力させるステップと、前記オペレータに入力させ
た用件毎の回答に基づいて、前記入力文に対する返答文
を生成するステップと、前記生成した返答文を出力する
ステップとを含むことを特徴とする。
【0016】上記返答文作成支援方法は、前記複数用件
を含む入力文の用件毎の各文章を構文解析するステップ
と、前記用件毎の各文章の構文解析結果を予め記憶され
た特徴情報抽出ルールと対照して、前記用件毎の各文章
の特徴情報を抽出するステップと、前記抽出した用件毎
の各文章の特徴情報に応じて、特徴情報の種類毎に予め
用意された回答入力のテンプレートに基づいて、前記入
力文に対して回答入力するための編集データを作成する
ための前記各用件についての返答前データを生成するス
テップとをさらに含んでいてもよい。この場合におい
て、前記編集データを作成するステップは、前記生成さ
れた返答前データに基づいて、前記編集データを作成す
るものとすることができる。
【0017】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点にかかるプログラムは、複数用件を含む入力文に対
して、該入力文の用件毎に回答の入力欄を含む編集デー
タを作成する編集データ作成手段、前記編集データ作成
手段が作成した編集データを表示する編集データ表示手
段、前記編集データ表示手段に表示された編集データに
含まれる入力欄にそれぞれ所望の回答をオペレータに入
力させる回答入力手段、前記回答入力手段によりオペレ
ータに入力させた用件毎の回答に基づいて、前記入力文
に対する返答文を生成する返答文生成手段、及び、前記
返答文生成手段が生成した返答文を出力する返答文出力
手段としてコンピュータ装置を機能させることを特徴と
する。
【0018】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点にかかるプログラムは、複数用件を含む入力文に対
して、該入力文の用件毎に回答の入力欄を含む編集デー
タを作成する編集データ作成手段、前記編集データ作成
手段が作成した編集データに含まれる入力欄にそれぞれ
オペレータが入力した回答に基づいて生成された、前記
入力文に対する回答文を生成する返答文入力手段、及
び、前記返答文入力手段から入力した返答文を出力する
返答文出力手段としてコンピュータ装置を機能させるこ
とを特徴とする。
【0019】上記第3、第4の観点にかかるプログラム
は、前記複数用件を含む入力文の用件毎の各文章を構文
解析する構文解析手段、特徴情報抽出ルールを記憶した
ルール記憶手段、前記構文解析手段による用件毎の構文
解析結果を前記ルール記憶手段に記憶された特徴情報抽
出ルールと対照して、前記用件毎の各文章の特徴情報を
抽出する抽出手段、特徴情報の種類毎に用意された回答
入力のテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段、
及び、前記抽出手段が抽出した用件毎の各文章の特徴情
報に応じて前記テンプレート記憶手段に記憶されている
テンプレートに基づいて、前記入力文に対して回答入力
するための編集データを作成するための前記各用件につ
いての返答前データを生成する生成手段としてさらに前
記コンピュータ装置を機能させるものであってもよい。
この場合において、前記編集データ作成手段は、前記生
成手段が生成した返答前データに基づいて、前記編集デ
ータを作成するものとすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【0021】図1は、この実施の形態にかかる返信メー
ル作成支援システムの構成を示すブロック図である。図
示するように、この返信メール作成支援システムは、メ
ールサーバ装置1と、ウェブサーバ装置2と、オペレー
タ端末3とから構成されている。
【0022】メールサーバ装置1は、プログラムを実行
するCPU(Central Processing Unit)、プログラム
及びデータを記憶する記憶装置、及び外部のコンピュー
タ装置と通信を行うための通信装置を備えるコンピュー
タ装置によって構成され、受信部11、構文解析部1
2、抽出部13、ルール記憶部14、生成部15、テン
プレート記憶部16、及びデータ蓄積部17とを有して
いる。
【0023】受信部11は、インターネットなどを介し
て送られてくる電子メール(受信メール)を受信する。
各受信メールには、後述する返信メールでの回答の作成
対象となる1件または複数件の問い合わせ(用件)に関
する文章が含まれている。構文解析部12は、受信メー
ルに含まれる文章を構文解析し、各文章の構文木を生成
する。
【0024】抽出部13は、構文解析部12による構文
解析の結果得られた構文木をルール記憶部14に記憶さ
れた特徴情報抽出ルールと対照して、各文章の特徴情報
を抽出する。ルール記憶部14は、この特徴情報の抽出
のための特徴情報抽出ルールを記憶している。特徴情報
抽出ルールは、例えば「〜してみては?」「〜してみて
はいかがでしょうか」で終わる文章の特徴情報を「提案
型主文」とするルールのことである。抽出部13は、構
文木を参照して「〜してみては?」で終わる文章である
と判断すると、その文章の特徴情報を「提案型主文」と
して抽出するものである。
【0025】生成部15は、抽出部13が抽出した各文
章の特徴情報に従ってテンプレート記憶部16に記憶さ
れている回答のテンプレートを読み出し、受信メール毎
に返信前処理済みデータを生成する。テンプレート記憶
部16は、特徴情報に対応する回答のテンプレートを記
憶している。この回答のテンプレートでは、文章の内容
に応じて穴埋めを行う場所が指定されている。また、ド
ロップダウンメニュー204a、204bから回答とし
て選択すべき回答候補、及び選択した回答を挿入する場
所も指定されている。データ蓄積部17は、生成部15
が受信メール毎に生成した返信前処理済みデータを蓄積
する。
【0026】なお、構文解析部12、抽出部13及び生
成部15は、主としてプログラムを実行するCPUによ
って実現される。受信部11は、CPUのプログラム実
行により制御される通信装置によって実現される。ルー
ル記憶部14、テンプレート記憶部16及びデータ蓄積
部17は、CPUのプログラム実行により記憶装置内に
領域が確保されることで実現される。
【0027】ウェブサーバ装置2は、プログラムを実行
するCPU、プログラム及びデータを記憶する記憶装
置、及び外部のコンピュータ装置と通信を行うための通
信装置を備えるコンピュータ装置によって構成され、一
覧作成部21と、編集データ作成部22と、メール転送
部23とを有している。
【0028】一覧作成部21は、メールサーバ装置1の
データ蓄積部17に蓄積されている返信前処理済みデー
タに基づいて、受信メール一覧を作成する。編集データ
作成部22は、データ蓄積部17に蓄積されている返信
前処理済みデータに基づいて、オペレータ端末3におい
て返信メールを編集するための編集データを作成する。
メール転送部23は、オペレータ端末3において編集さ
れた返信メールを受信し、対応する受信メールの発信元
に転送する。
【0029】なお、一覧作成部21及び編集データ作成
部22は、主としてプログラムを実行するCPUによっ
て実現される。メール転送部23は、プログラムを実行
するCPUと、このCPUのプログラム実行により制御
される通信装置とによって実現される。
【0030】オペレータ端末3は、プログラムを実行す
るCPU、プログラム及びデータを記憶する記憶装置、
外部のコンピュータ装置と通信を行うための通信装置、
表示装置、及びマウスやキーボードなどの入力装置を備
えるコンピュータ装置によって構成され、ブラウザ31
と、表示部32と、入力部33とを有している。
【0031】ブラウザ31は、ウェブサーバ装置2で作
成した受信メール一覧や編集データを処理して表示部3
2に表示させるソフトウェアであり、また、編集データ
内に記述されているプログラムを実行させる機能も有し
ている。表示部32は、ブラウザ31により処理された
情報を表示する。この実施の形態において、受信メール
に対して返信メールを生成して返信するまでに表示部3
2に表示される情報画面としては、受信メール一覧画
面、返信メール編集画面及び返信メール確認画面があ
る。これらの表示画面の例の詳細については後述する。
入力部33は、オペレータによる入力装置の操作に従っ
てブラウザ31に必要な情報を入力する。
【0032】なお、ブラウザ31は、主としてプログラ
ムを実行するCPUによって実現される。表示部32
は、CPUのプログラム実行により表示装置を制御する
ことによって実現される。入力部33は、CPUのプロ
グラム実行により入力装置を制御することによって実現
される。
【0033】図2は、表示部32に表示される受信メー
ル一覧画面の例を示す図である。この受信メール一覧画
面は、一覧作成部21が作成した受信メール一覧に基づ
いて、ブラウザ31が表示部32に表示させるものであ
る。
【0034】受信メール一覧画面100には、1度に1
0件の受信メールについての情報が表示される。各受信
メールの情報101、102、103には、受信メール
のID、受信日時、メールのサブジェクト、発信者の顧
客名、処理状況のステータスなどが含まれている。ま
た、オペレータが入力部33から指示することで返信メ
ールの編集対象とする受信メールを選択するための回答
作成ボタン101a、102a、103aが含まれてい
る。回答作成ボタン101a、101b、103aの指
示により、次に説明する返信メール編集画面が表示され
るものとなる。
【0035】図3は、表示部32に表示される返信メー
ル編集画面の例を示す図である。この返信メール編集画
面は、編集データ作成部22が作成した編集データに基
づいて、ブラウザ31が表示部32に表示させるもので
ある。なお、編集データ作成部22が作成した編集デー
タは、トップページとしてこの返信メール編集画面を表
示部32に表示させ、返信メールの編集を可能とさせる
だけでなく、ブラウザ31が返信メール編集画面上に表
示されている情報から返信メールの文章を生成し、詳細
を後述する返信メール確認画面を生成するためのプログ
ラムも含んでいる。
【0036】返信メール編集画面200において、返信
メールの編集に必要な情報は、顧客名、アドレス、サブ
ジェクトの下に表示される。返信メールの編集に必要な
情報として、文頭入力欄201a、文末入力欄201b
がある。また、回答の作成対象となる問い合わせ文20
2a、202bのそれぞれの下に、回答入力欄203
a、203b、回答選択のためのドロップダウンメニュ
ー204a、204b、消去ボタン205a、205b
が設けられている。これらの組は、受信メールに含まれ
る問い合わせ(用件)の数だけ設けられる。
【0037】ドロップダウンメニュー204a、204
bからは、それぞれの問い合わせ文202a、202b
に対する回答候補からオペレータが所望の回答を選択す
ることができるようになっている(もっとも、問い合わ
せ文に対して必ずしもドロップダウンメニューからの回
答の選択を行わせるとは限らない)。さらに、返信メー
ル編集画面200の一番下には、オペレータが入力部3
3から指示することで返信メールの内容を確認するため
の返信メール確認画面を表示させる確認画面ボタン20
6が設けられている。
【0038】なお、文頭入力欄201aには、デフォル
トで顧客名+敬称が入力された状態となっているが、オ
ペレータがこれ以外を入力することもできる。文末入力
欄201bには、定型文がデフォルトで入力された状態
となっているが、オペレータがこれ以外を入力すること
もできる。また、回答入力欄203a、203bには、
デフォルトで問い合わせ文202a、202bの特徴情
報に応じた回答のテンプレートが入力された状態となっ
ている。回答のテンプレートにおいて回答候補から回答
を選択させる場合には、ドロップダウンメニュー204
a、204bに従って選択された回答が所定位置に挿入
されることとなる。回答入力欄203a、203bに
は、回答のテンプレート及びドロップダウンメニュー2
04a、204bから選択された回答以外の情報も入力
することができる。
【0039】図4は、表示部32に表示される返信メー
ル確認画面の例を示す図である。この返信メール確認画
面は、確認画面ボタン206の指示が指示された場合
に、編集データに含まれるプログラムに従って返信メー
ル編集画面上の情報が変換されて、表示部32に表示さ
れるものである。
【0040】返信メール確認画面300には、返信メー
ルの内容は、顧客名、アドレス、サブジェクトの下にあ
る内容確認領域301に表示される。返信メールの内容
は、文頭入力欄201aに入力した情報、問い合わせ文
202a、回答入力欄203aに入力した回答、問い合
わせ文202b、回答入力欄203bに入力した回答、
及び文末入力欄201bに入力した情報からなる。ま
た、内容確認領域301においても、文字情報の追加・
削除などの作業が行える。
【0041】内容確認領域301の右下には、編集画面
ボタン302と送信ボタン303とがある。オペレータ
が入力部33から編集画面ボタン302を指示すると、
図3に示した返信メール編集画面に戻り、送信ボタン3
03を指示すると、内容確認領域301に表示された内
容の返信メールがウェブサーバ装置2から対応する受信
メールの発信元に返信されることとなる。また、返信メ
ール確認画面の左下には、返信メールを実際に作成した
者が誰であるかを管理できるようにするための担当者入
力欄304が設けられている。
【0042】以下、この実施の形態にかかる返信メール
作成支援システムにおける動作について説明する。この
返信メール作成支援システムにおける処理は、(1)メ
ールサーバ装置1において受信メールから返信前処理済
みデータを生成して蓄積するまでの処理、(2)返信前
処理済みデータから返信メールを生成して送信する処
理、の2つに大きく分けられる。以下、それぞれについ
て詳しく説明する。
【0043】(1)返信前処理済みデータの生成 図5は、メールサーバ装置1による返信前処理済みデー
タの作成を説明する図である。受信部11が受信した受
信メールは、まず、構文解析部12に渡されて構文解析
される。
【0044】構文解析部12による構文解析処理につい
て、図6のフローチャートを参照して説明する。構文解
析部12は、まず、受信メールをヘッダと本文とに分離
する(ステップS101)。ここでヘッダとしては、受
信メールの発信日時、宛先及び発信元、サブジェクトな
どが含まれる。次に、構文解析部12は、受信者の読み
やすさを考慮して挿入されている折り返しや改行などを
除去する(ステップS102)。
【0045】その後、構文解析部12は、ステップS1
01で分離した本文について形態素解析し(ステップS
103)、構文解析して構文木を生成する(ステップS
104)。ここで、受信メールの本文に用件毎の複数の
文章が含まれている場合には、最初の文章から最後の文
章まで繰り返して構文解析処理を行い、それぞれの用件
に対応した複数の構文木が生成される。
【0046】以上のようにして受信メールの本文に含ま
れる各文の構文木が得られると、構文解析部12は、構
文解析結果である構文木をステップS101で分離した
ヘッダと共に抽出部13に渡す。抽出部13は、構文解
析部12から渡された構文木のそれぞれに対して、ルー
ル記憶部14に記憶されている特徴情報抽出ルールに従
って特徴情報を抽出する。そして、抽出した特徴情報
を、構文解析部12から渡された構文木及び受信メール
のヘッダと共に生成部15に渡す。生成部15は、抽出
部13から渡された特徴情報に従ってテンプレート記憶
部16を参照し、返信前処理済みデータを作成する。
【0047】この生成部15による返信前処理済みデー
タ作成処理について、図7のフローチャートを参照して
説明する。生成部15は、抽出部13で抽出された特徴
情報を1つ取り出し、それに対応した回答のテンプレー
トをテンプレート記憶部16から検索する(ステップS
201)。次に、検索の結果得られた回答のテンプレー
トの穴埋め部分を、当該特徴情報に対応する文の形態素
解析結果や構文解析結果を参照して埋める(ステップS
202)。
【0048】次に、生成部15は、抽出部13から渡さ
れた特徴情報の全てについて処理を終えたかどうかを判
断する(ステップS203)。全ての特徴情報について
処理を終えていなければ、ステップS201の処理に戻
り、次の特徴情報を取り出す。一方、全ての特徴情報に
ついて処理を終えた場合は、穴埋め部分が埋められたテ
ンプレートのそれぞれと、抽出部13から渡されたもの
のうち必要な情報を用い、さらに個々の受信メールを特
定可能な全体として1つのIDを付与して、返信前処理
済みデータを生成する(ステップS204)。なお、返
信前処理済みデータは、返信メール編集画面200に含
まれる情報(但し、レイアウト情報などを除く)を全て
含んでいる。そして、生成部15は、生成した返信前処
理済みデータをデータ蓄積部17に蓄積して(ステップ
S205)、処理を終了する。
【0049】(2)返信メールの生成 図8は、オペレータ端末3がウェブサーバ装置2との協
働によって返信メールを作成するための処理を示すフロ
ーチャートである。このフローチャートの処理が実行さ
れる前提として、上記したように1以上の受信メールに
ついて返信前処理済みデータがメールサーバ装置1のデ
ータ蓄積部17に蓄積されている必要があるが、ここで
は既にそのようなっているものとして説明する。
【0050】まず、オペレータ端末3上にブラウザ31
を立ち上げ、ウェブサーバ装置2にアクセスさせる(ス
テップS301)。オペレータ端末3とウェブサーバ装
置2との間が通信可能な状態となると、ブラウザ31
は、オペレータの入力部33からの指示に基づいて、ウ
ェブサーバ装置2の一覧作成部21から受信メール一覧
を取得し、表示部32に表示させる(ステップS30
2)。
【0051】この際にウェブサーバ装置2の一覧作成部
21が行う処理について、図9のフローチャートを参照
して説明する。一覧作成部21は、メールサーバ装置1
のデータ蓄積部17に蓄積されている、全ての受信メー
ルについての返信前処理済みデータを取り出す(ステッ
プS401)。
【0052】一覧作成部21は、次に、各受信メールに
ついての返信前処理済みデータから受信メール一覧の作
成に必要な部分(ID、受信日時、サブジェクト、発信
者(顧客名))などを抽出する(ステップS402)。
そして、抽出したデータを一覧形式にまとめ、HTML
(Hyper Text Transfer Protocol)形式のファイルに変
換する(ステップS403)。こうして作成されたHT
ML形式の受信メール一覧がオペレータ端末3に渡され
るものとなる。
【0053】図8のステップS302で受信メール一覧
が取得されると、表示された受信メール一覧に従ってオ
ペレータが入力部33から所望の回答作成ボタン101
a、102a、103aを指示することにより、返信メ
ールの作成対象となる受信メールを選択する。選択され
た受信メールに関する情報は、ウェブサーバ装置2の編
集データ作成部22に送られる(ステップS303)。
また、回答作成ボタン101a、102a、103aの
指示によって、ブラウザ31は、編集データ作成部22
で作成される編集データを取得し、返信メール編集画面
200を表示部32に表示させる(ステップS30
4)。
【0054】この際にウェブサーバ装置2の編集データ
作成部22が行う処理について、図10のフローチャー
トを参照して説明する。編集データ作成部22は、選択
された受信メールに対応する返信前処理済みデータをメ
ールサーバ装置1のデータ蓄積部17から取り出す(ス
テップS501)。
【0055】次に、編集データ作成部22は、取り出し
た返信前処理済みデータがトップページとなり返信メー
ル編集画面200として表示されるために必要なプログ
ラム、及び返信メール編集画面200から返信メール確
認画面300に変換するために必要なプログラムを、返
信前処理済みデータに付加する(ステップS502)。
さらに、必要なプログラムを付加した返信前処理済みデ
ータをHTML形式のファイルに変換して、編集データ
を作成する(ステップS503)。こうして作成された
HTML形式の編集データがオペレータ端末3に渡され
るものとなる。
【0056】図8のステップS304で編集データが取
得され、返信メール編集画面200が表示部32に表示
されると、オペレータは、入力部33を操作することで
ドロップダウンメニュー204a、204bの回答候補
の中から所望の回答を選択する。また、必要に応じて、
文頭入力欄201a、文末入力欄201b、回答入力欄
203a、203bに所望の情報を入力することで、返
信メールの編集を行う(ステップS305)。そして、
ブラウザ31は、オペレータにより入力部33から確認
画面ボタン206が指示されたかどうかを判定する(ス
テップS306)。確認画面ボタン206が指示されて
いなければ、ステップS305に戻って返信メールの編
集を続ける。
【0057】一方、確認画面ボタン206が指示された
場合には、ブラウザ31は、編集データに含まれるプロ
グラムを実行させることで、返信メール返信画面200
に表示されている情報に従って返信メールの内容として
内容確認領域301に表示させた編集メール確認画面3
00を表示部32に表示させる(ステップS307)。
【0058】次に、ブラウザ31は、編集メール確認画
面300上の編集画面ボタン302が指示されたかどう
かを判断し(ステップS308)、指示されていた場合
には、表示部32の表示を返信メール返信画面200に
戻す(ステップS309)。そして、ステップS305
の処理に戻る。また、編集画面ボタン302が指示され
ていなければ、ブラウザ31は、今度は送信ボタン30
3が指示されたかどうかを判断する(ステップS31
0)。
【0059】送信ボタン303が指示されていなけれ
ば、オペレータによる入力部33の操作に従って、内容
確認領域301に表示されている返信メールの内容につ
いての編集を行う(ステップS311)。そして、ステ
ップS307の処理に戻る。また、ステップS310で
送信ボタン303が指示されていた場合には、ブラウザ
31は、内容確認領域301の内容の返信メールをウェ
ブサーバ装置2のメール転送部23に渡す(ステップS
312)。オペレータ端末3における処理は、これで終
了する。そして、ウェブサーバ装置2のメール転送部2
3がオペレータ端末3から渡された返信メールをインタ
ーネットなどの外部ネットワークに送信することによっ
て、対応する受信メールの発信者に返信メールが届くこ
ととなる。
【0060】以上説明したように、この実施の形態にか
かる返信メール作成支援システムでは、複数の問い合わ
せ(用件)を含む受信メールに関して、用件毎に構文解
析及び特徴情報の抽出がされ、回答のテンプレートが読
み出される。受信メール毎に生成される返信前処理済み
データには、用件毎の回答のテンプレートが含まれるこ
ととなる。返信前処理済みデータに基づいて作成される
編集データに従って表示される返信メール編集画面20
0には、問い合わせ文202a、202bのそれぞれに
対して、回答入力欄203a、203bと、ドロップダ
ウンメニュー204a、204bが設けられる。
【0061】オペレータは、返信メール編集画面200
から画面切り替えを行うことなく、ドロップダウンメニ
ュー204a、204bにより回答候補から回答を選択
したり、回答入力欄203a、203bに所望の文章を
入力することができる。つまり、複数の問い合わせ(用
件)を含む受信メールに対しても、画面切り替え等の作
業を行うことなしに、効率的に返信メールの作成が行え
るようになる。
【0062】また、ドロップダウンメニュー204a、
204bでは、用件毎の回答候補から回答を選択するよ
うになっている。受信メールに含まれる用件の数が多く
なっても、選択対象となる回答候補の数が爆発的に増え
ることはない。このため、受信メールに含まれる用件の
数に関わらず、回答候補からの回答の選択を効率的に行
うことができる。また、用意しなければならない回答候
補によって記憶容量が無駄に使用されることがない。
【0063】ところで、返信メールの編集は、返信メー
ル編集画面200に従って行うものではあるが、実際に
送付する前に、返信メール確認画面300の内容確認領
域301にて内容を確認することができる。また、内容
確認領域301においても返信メールの編集が可能とな
っている。このため、内容的に問題のある返信メールが
受信メールの発信元に送付されてしまうことを防ぐこと
ができる。
【0064】本発明は、上記の実施の形態に限られず、
種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可
能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
【0065】上記の実施の形態では、返信メール編集画
面200及び返信メール確認画面に300おいて受信メ
ールを送信した者の名称及びアドレス(顧客名及び顧客
アドレス)が表示されるものとなっていた。このような
名称及びアドレスは、返信メールの作成には直接的に必
要ないものであるのにも関わらず、返信メール編集画面
200及び返信メール確認画面300において表示され
ることにより、個人情報が流出する恐れがある。そこ
で、次のような変形例を適用することにより、個人の名
称及びアドレスを隠蔽しつつ受信メールの発信者に返信
メールを送付することが可能となる。
【0066】図11は、この変形例においてウェブサー
バ装置2のメール転送部23が実行する処理を示すフロ
ーチャートである。このフローチャートの処理を行う際
の前提として、オペレータ端末3に送られる編集データ
は、メールアドレスを含まないがIDなどの個々の受信
メールを特定可能な情報を含んでいる必要があり、オペ
レータ端末3から送られてくる返信メールの内容にも、
IDなどを含んでいる必要がある。
【0067】図11のフローチャートでは、メール転送
部23は、オペレータ端末3のブラウザ31から返信メ
ールの内容を受信する(ステップS601)。メール転
送部23は、受信した返信メールの内容に含まれている
IDなどの受信メールを特定可能な情報に従ってデータ
蓄積部17を参照し、対応する受信メールの発信者のア
ドレスを取得し(ステップS602)、これを付加した
返信メールを生成する(ステップS603)。そして、
この返信メールをインターネットなどの外部のネットワ
ークに送信することで、対応する受信メールの発信者に
届けるものとする(ステップS604)。
【0068】上記の実施の形態で示した返信メール作成
支援システムは、メールサーバ装置1、ウェブサーバ装
置2及びオペレータ端末3の3つによって構成されてい
た。しかしながら、本発明におけるシステム構成は、こ
れに限るものではない。例えば、メールサーバ装置1、
ウェブサーバ装置2及びオペレータ端末3が有する機能
を1つのコンピュータ装置上に構築するものとしてもよ
い。
【0069】また、メールサーバ装置1及びウェブサー
バ装置2の機能を有するコンピュータ装置と、オペレー
タ端末3との2つでシステムを構成してもよい。メール
サーバ装置1と、ウェブサーバ装置2及びオペレータ端
末3の機能を有するコンピュータ装置との2つでシステ
ムを構成してもよい。さらに、メールサーバ装置1の機
能を実現するコンピュータ装置を、受信メールを蓄積す
る第1のコンピュータ装置と、蓄積された返信前処理済
みデータから返信前処理済みデータを生成する第2のコ
ンピュータ装置との2つに分けて構成してもよい。
【0070】また、上記の実施の形態のようにウェブサ
ーバ装置2とオペレータ端末3とを分けてシステムを構
成した場合において、オペレータ端末3からウェブサー
バ装置2に送信するのは、オペレータがドロップダウン
メニューから選択したり、入力部33のキーボードから
入力した用件毎の回答だけであってもよい。そして、受
信メールの発信者に送信する返信メールは、ウェブサー
バ装置2において生成するものとしてもよい。
【0071】上記の実施の形態では、受信メールに対す
る返答文としての返信メールを作成する場合に、本発明
を適用した場合について説明した。しかしながら、本発
明は、返信メールの作成以外にも適用することが可能で
ある。つまり、オペレータがキーボードから入力した文
章や、OCR(Optical Character Reader)で読み取っ
た文章を入力文としてもよい。また、返答文も、メール
で返送するのではなく、用紙上に印刷して出力して、対
応する入力文の作成者に送付するものとしてもよい。
【0072】上記の実施の形態では、メールサーバ装置
1、ウェブサーバ装置2及びオペレータ端末3には、そ
れぞれの記憶装置に記憶されたプログラムに従って、図
1に示した各部の機能が構築されているものとして説明
した。これに対して、これらの処理プログラムの全部ま
たは一部のみをCD−ROMやDVD−ROMなどのコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して、ハード
ウェアとは別に配布するものとしてもよい。また、これ
らの処理プログラムの全部または一部をインターネット
上のサーバ装置が有する固定ディスク装置に格納してお
き、インターネットを通じて配信するものとしてもよ
い。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数用件を含む入力文に対する返答文を効率よく作成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる返信メール作成支
援システムの構成を示すブロック図である。
【図2】オペレータ端末の表示部に表示される受信メー
ル一覧画面を示す図である。
【図3】オペレータ端末の表示部に表示される返信メー
ル編集画面を示す図である。
【図4】オペレータ端末の表示部に表示される返信メー
ル確認画面を示す図である。
【図5】メールサーバ装置による返信前処理済みデータ
の作成を説明する図である。
【図6】構文解析部による構文解析処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】生成部による返信前処理済みデータの生成処理
を示すフローチャートである。
【図8】オペレータ端末がウェブサーバ装置との協働に
よって返信メールを作成するための処理を示すフローチ
ャートである。
【図9】一覧作成部による受信メール一覧作成処理を示
すフローチャートである。
【図10】編集データ作成部による返信メール編集デー
タ作成処理を示すフローチャートである。
【図11】変形例においてメール転送部が実行する処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 メールサーバ装置 2 ウェブサーバ装置 3 オペレータ端末 11 受信部 12 構文解析部 13 抽出部 14 ルール記憶部 15 生成部 16 テンプレート記憶部 17 データ蓄積部 21 一覧作成部 22 編集データ作成部 23 メール転送部 31 ブラウザ 32 表示部 33 入力部 100 受信メール一覧画面 200 返信メール編集画面 300 返信メール確認画面

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数用件を含む入力文に対して、該入力文
    の用件毎に回答の入力欄を含む編集データを作成する編
    集データ作成手段と、 前記編集データ作成手段が作成した編集データを表示す
    る編集データ表示手段と、 前記編集データ表示手段に表示された編集データに含ま
    れる入力欄にそれぞれ所望の回答をオペレータに入力さ
    せる回答入力手段と、 前記回答入力手段によりオペレータに入力させた用件毎
    の回答に基づいて、前記入力文に対する返答文を生成す
    る返答文生成手段と、 前記返答文生成手段が生成した返答文を出力する返答文
    出力手段とを備えることを特徴とする返答文作成支援シ
    ステム。
  2. 【請求項2】前記編集データの回答の入力欄は、複数の
    回答候補の中からオペレータに所望の回答を選択させる
    ものを含むことを特徴とする請求項1に記載の返答文作
    成支援システム。
  3. 【請求項3】前記返答文生成手段が生成した返答文を未
    確定のものとして表示する返答文表示手段と、 前記返答文表示手段に表示された返答文の確定をオペレ
    ータに指示させる返答文確定手段とをさらに備え、 前記返答文出力手段は、前記返答文確定手段によって確
    定が指示された返答文を出力することを特徴とする請求
    項1または2に記載の返答文作成支援システム。
  4. 【請求項4】前記返答文確定手段によって前記返答文が
    確定される前に、前記返答文表示手段に表示された未確
    定の返答文を編集する返答文編集手段をさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の返答文作成支援システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記複数用件を含む入力文の用件毎の各文
    章を構文解析する構文解析手段と、 特徴情報抽出ルールを記憶したルール記憶手段と、 前記構文解析手段による用件毎の構文解析結果を前記ル
    ール記憶手段に記憶された特徴情報抽出ルールと対照し
    て、前記用件毎の各文章の特徴情報を抽出する抽出手段
    と、 特徴情報の種類毎に用意された回答入力のテンプレート
    を記憶するテンプレート記憶手段と、 前記抽出手段が抽出した用件毎の各文章の特徴情報に応
    じて前記テンプレート記憶手段に記憶されているテンプ
    レートに基づいて、前記入力文に対して回答入力するた
    めの編集データを作成するための前記各用件についての
    返答前データを生成する生成手段とをさらに備え、 前記編集データ作成手段は、前記生成手段が生成した返
    答前データに基づいて、前記編集データを作成すること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の返
    答文作成支援システム。
  6. 【請求項6】前記入力文は、電子メールとして受信され
    たものであり、 前記返答文出力手段は、前記返答文を電子メールとし
    て、対応する受信メールの発信元に返送するメール送信
    手段によって構成されることを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれか1項に記載の返答文作成支援システム。
  7. 【請求項7】コンピュータ装置において実行され、複数
    用件を含む入力文に対する返答文の作成を支援するため
    の方法であって、 複数用件を含む入力文に対して、該入力文の用件毎に回
    答の入力欄を含む編集データを作成するステップと、 前記作成した編集データを表示するステップと、 前記表示された編集データに含まれる入力欄にそれぞれ
    所望の回答をオペレータに入力させるステップと、 前記オペレータに入力させた用件毎の回答に基づいて、
    前記入力文に対する返答文を生成するステップと、 前記生成した返答文を出力するステップとを含むことを
    特徴とする返答文作成支援方法。
  8. 【請求項8】前記複数用件を含む入力文の用件毎の各文
    章を構文解析するステップと、 前記用件毎の各文章の構文解析結果を予め記憶された特
    徴情報抽出ルールと対照して、前記用件毎の各文章の特
    徴情報を抽出するステップと、 前記抽出した用件毎の各文章の特徴情報に応じて、特徴
    情報の種類毎に予め用意された回答入力のテンプレート
    に基づいて、前記入力文に対して回答入力するための編
    集データを作成するための前記各用件についての返答前
    データを生成するステップとをさらに含み、 前記編集データを作成するステップは、前記生成された
    返答前データに基づいて、前記編集データを作成するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の返答文作成支援方法。
  9. 【請求項9】複数用件を含む入力文に対して、該入力文
    の用件毎に回答の入力欄を含む編集データを作成する編
    集データ作成手段、 前記編集データ作成手段が作成した編集データを表示す
    る編集データ表示手段、 前記編集データ表示手段に表示された編集データに含ま
    れる入力欄にそれぞれ所望の回答をオペレータに入力さ
    せる回答入力手段、 前記回答入力手段によりオペレータに入力させた用件毎
    の回答に基づいて、前記入力文に対する返答文を生成す
    る返答文生成手段、及び、 前記返答文生成手段が生成した返答文を出力する返答文
    出力手段としてコンピュータ装置を機能させるためのプ
    ログラム。
  10. 【請求項10】複数用件を含む入力文に対して、該入力
    文の用件毎に回答の入力欄を含む編集データを作成する
    編集データ作成手段、 前記編集データ作成手段が作成した編集データに含まれ
    る入力欄にそれぞれオペレータが入力した回答に基づい
    て生成された、前記入力文に対する回答文を生成する返
    答文入力手段、及び、 前記返答文入力手段から入力した返答文を出力する返答
    文出力手段としてコンピュータ装置を機能させるための
    プログラム。
  11. 【請求項11】前記複数用件を含む入力文の用件毎の各
    文章を構文解析する構文解析手段、 特徴情報抽出ルールを記憶したルール記憶手段、 前記構文解析手段による用件毎の構文解析結果を前記ル
    ール記憶手段に記憶された特徴情報抽出ルールと対照し
    て、前記用件毎の各文章の特徴情報を抽出する抽出手
    段、 特徴情報の種類毎に用意された回答入力のテンプレート
    を記憶するテンプレート記憶手段、及び、 前記抽出手段が抽出した用件毎の各文章の特徴情報に応
    じて前記テンプレート記憶手段に記憶されているテンプ
    レートに基づいて、前記入力文に対して回答入力するた
    めの編集データを作成するための前記各用件についての
    返答前データを生成する生成手段としてさらに前記コン
    ピュータ装置を機能させ、 前記編集データ作成手段は、前記生成手段が生成した返
    答前データに基づいて、前記編集データを作成すること
    を特徴とする請求項9または10に記載のプログラム。
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