JP2002157196A - 電子メール装置 - Google Patents

電子メール装置

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JP2002157196A
JP2002157196A JP2000350829A JP2000350829A JP2002157196A JP 2002157196 A JP2002157196 A JP 2002157196A JP 2000350829 A JP2000350829 A JP 2000350829A JP 2000350829 A JP2000350829 A JP 2000350829A JP 2002157196 A JP2002157196 A JP 2002157196A
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JP2000350829A
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Hiroyuki Onuma
宏行 大沼
Yoshitaka Hamaguchi
佳孝 濱口
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信するメッセージを自動的に送信先の端末
で利用可能なデータに変換する。 【解決手段】 作成部22がメッセージの送信を指示す
ると受信能力判断部23は送信先のアドレス中のドメイ
ン名に応じて送信先の端末が利用可能なデータを判断す
る。編集制御部24はこの判断結果に応じて、要約部2
6,重要部分強調部27の動作を制御し、送信が指示さ
れたメッセージを送信先の端末が利用可能なデータに変
換する。変換されたメッセージは送受信部21によって
ネットワーク1経由で送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信するメッセー
ジを自動的に送信先の端末の能力に応じた表現形式に変
換することができる電子メール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子メールの送受信機能が実装された携
帯電話等の可搬性に優れた携帯端末が普及したことによ
り、これらの携帯端末とパーソナルコンピュータ(P
C)等の汎用の情報処理装置上で実行される電子メール
の送受信のためのソフトウェア(メーラ)との間で電子
メール(メッセージ)の送受信をする機会が増えてい
る。
【0003】また、利用料金が低廉あるいは無料であり
手軽に利用できるため、Webブラウザを用いて利用で
きるいわゆるWebメールサービスを利用するユーザも
増加している。このようなWebメールサービスは、W
ebブラウザによって利用できるものであるためHTM
L(Hyper Text Markup Language)形式のメッセージを
扱うことができるようになっていることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような携帯端末は、軽量化,低消費電力化等の要請から
データ容量,表示能力等の能力が制限されていることが
多く、例えば送受信できるメッセージの文字数が制限さ
れていたり,受信したメッセージに添付されたファイル
を復元できなかったりする場合がある。このため、能力
が制限されている端末にメッセージを送信する際には、
端末の能力に応じたメッセージを作成する必要がある。
【0005】また、SMTP(Simple Mail Transfer P
rotocol)等の既存の電子メールシステムでは、メッセ
ージのヘッダ内のTO:フィールド,CC:フィールド
等において複数の送信先のアドレスを指定することによ
り、複数の送信先に同一のメッセージを送信することが
できるようになっているものの、個々の送信先毎にメッ
セージの本文の内容を異なるものとすることはできな
い。このため、端末の能力が異なる送信先に同じ内容の
メッセージを送信しようとする場合には、例えば送信
先の端末の能力に関係無くメッセージを作成してそのま
ま送信するか、送信先の端末の中で最も能力が低い端
末に対応させたメッセージを作成して全ての送信先に同
一のメッセージを送信するか、送信先の端末の能力に
応じて複数のメッセージを作成して送信するといった対
策が必要となる。
【0006】しかしながら、送信先の端末の能力に関
係無くメッセージを作成してそのまま送信する場合に
は、送信側では1つのメッセージのみを作成すればよい
ため、送信側の労力は小さいものの、送信先の端末の能
力によってはメッセージの全文を受け取ることができな
かったり、受信したメッセージを見ることが困難である
場合がある。また、送信先の端末の中で最も能力が低
い端末に対応させたメッセージを作成し、全ての送信先
に同一のメッセージを送信する場合では、同様に、送信
側では1つのメッセージのみを作成すれば足りるもの
の、メッセージの形式(文字数,データ形式等)や内容
等が、最も能力が低い端末の能力に制限されてしまう。
さらに、送信先の端末の能力に応じて複数のメッセー
ジを作成して送信する場合では、送信先の端末の能力に
応じたメッセージを送信することができるものの、送信
先の端末の能力毎に異なるメッセージを作成しなければ
ならず、送信側の労力が大きい問題があり、いずれも一
長一短があった。
【0007】特に、メンバーから所定のサーバ宛に送信
されたメッセージを全てのメンバーに配信するいわゆる
メーリングリストサービスでは、送信先のアドレスが非
公開となっている場合があり、このような場合には、送
信先の端末が利用可能なデータを判断することが極めて
困難になる。
【0008】また、上述のWebメール,あるいはメッ
セージの内容(本文)をHTML(Hyper Text Markup
Language),XML(eXtensible Markup Language)等
のページ記述言語で表された形式(以下、単にHTML
形式という。)のメッセージとして扱うことができるメ
ーラ等では、いわゆるタグを駆使して表現力に富むメッ
セージとすることも可能ではあるが、送信先の端末がH
TML形式に対応しているか否かが不明である場合に
は、送信先の端末がHTML形式に対応していない場合
にも受信できる通常の形式でメッセージを送信する必要
があり、メッセージの表現力が制限されることになって
いる。
【0009】本発明は、上述の諸課題に鑑みてなされた
ものであり、送信するメッセージを自動的に送信先の端
末で利用可能なデータに変換することができる電子メー
ル装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子メール
装置は、メッセージとして利用可能なデータが制限され
た端末に対してメッセージを送信する電子メール装置で
あって、送信するメッセージ中の端末が利用可能なデー
タを示唆する情報から端末が利用可能なデータを判定す
る判定手段と、判定手段の判定結果に応じて、メッセー
ジを端末が利用可能なデータに変換する変換手段とを備
えることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子メール装置
の構成を示すブロック図である。この電子メール装置2
は、同図中に示すように、インタネット,イントラネッ
トあるいはLAN(Local Area Network)等のネットワ
ーク1を介して接続された他の電子メール装置と電子メ
ール(メッセージ)の送受信を行うための送受信部21
と、ユーザが送信しようとするメッセージ(送信メッセ
ージ)を作成するための作成部22と、送信先の端末の
データ受信容量,データ処理能力等の受信能力を判定す
る受信能力判断部23と、メッセージの編集等の動作を
制御する編集制御部24と、アドレス内のドメイン名に
受信能力を対応させて記憶するドメイン情報記憶部25
と、編集制御部24からの指示に応じてメッセージを要
約する要約部26と、編集制御部24からの指示に応じ
て重要部分を強調する重要部分強調部27とを備えてい
る。
【0012】この電子メール装置2は、例えばパーソナ
ルコンピュータ(PC)等の情報処理装置によって実現
されており、送受信部21は、例えば当該装置において
実行されるSMTPサーバ,POPサーバ等のプログラ
ムによって実現されている。なお、これ以外の手順(プ
ロトコル)でメッセージを送受信する電子メールシステ
ムであってもよい。また、この送受信部21は、受信し
たメッセージを他の宛先に転送する機能を有している。
【0013】また、作成部22は、例えば当該装置にお
いて実行されているメール送受信プログラム(メーラ)
等によって実現されている。同様に、受信能力判断部2
3,編集制御部24,要約部26,重要部分強調部27
も、当該装置において実行されるプログラムによって実
現されている。
【0014】ドメイン情報記憶部25には、例えば図2
に示すように、ドメイン名と、当該ドメイン名に対応す
るデータ受信容量すなわち当該ドメイン内の端末で受信
可能な最大のデータ容量ないし文字数(以下、単に制限
文字数という。),当該ドメイン名に対応するデータ処
理能力すなわち当該ドメイン内の端末で利用可能なデー
タ形式(例えばHTML形式のメッセージの利用の可
否)が対応付けられて記憶されている。
【0015】通常、伝送することができるメッセージの
本文の最大文字数(制限文字数)はサービスを提供する
事業者毎あるいは事業者が提供するサービス毎に異なっ
ている。一方、携帯電話に対して提供される電子メール
サービスでは、サービスを提供する事業者毎あるいは事
業者が提供するサービス毎にアドレスのドメイン名部分
が異なっている。このため、上述のようにドメイン情報
記憶部25にドメイン名と制限文字数の関係を対応付け
て記憶しておき、メッセージの送信先のアドレスから送
信先のドメイン名を抽出し、ドメイン情報記憶部25を
参照して送信先のドメイン名に対応する制限文字数を取
得することにより、容易に送信先の端末のデータ受信容
量(制限文字数)を判断することができる。
【0016】また、HTTP(Hyper Text Transfer Pr
otocol)サーバ経由でメッセージの送受信を行ういわゆ
るWebメールでは、そもそもHTML形式,XML形
式等のページ記述言語でユーザにサービスを提供してい
るため、これらの形式のメッセージを扱うことができる
場合が多い。このようなWebメールでは、提供者毎に
ドメイン名が異なるため、送信先の端末がHTML形式
等のメッセージを利用することができるか否かは、上述
の制限文字数と同様に、ドメイン情報記憶部25を参照
して送信先のドメイン名に対応するHTML形式の利用
の可否を取得することによって容易に判断することがで
きる。
【0017】上述の図2は、メッセージの送信先のアド
レス中のドメイン名に基づいてこれらの受信能力判断を
行うためのテーブルである。具体的には、図2中の“a
a#.ne.jp”と“bb#.ne.jp”が携帯電
話等の受信可能な文字数が制限されている端末が属する
ドメインのドメイン名を示しており、同図中の“xx
#.ne.jp”がWebメールでHTML形式が利用
可能なドメインのドメイン名を示している。
【0018】要約部26は、編集制御部24からの指示
に応じて、メッセージの送信先のドメイン名に対応する
制限文字数内にメッセージを要約する。重要部分強調部
27は、編集制御部24からの指示に応じて、メッセー
ジの送信先のドメイン名がHTML形式のメッセージを
扱うことができるWebメール等のものである場合に、
送信メッセージをHTML形式に変換し、メッセージ中
の重要部分を抽出し、抽出した重要部分を強調する。
【0019】この重要部分は、例えば固有名詞,金額,
日時等の部分とし、固有名詞の抽出は、具体的には、例
えば情報通信学会技術報告「固有名詞抽出における日本
語と英語の比較」, NLC98-21, pp.45-52, 1998に示され
ている方法によって行う。
【0020】具体的には、まず、メッセージを構成する
文字列を文字種によって分割し、平仮名,句読点以外の
文字で2つ以上連続するものを抽出し、抽出された文字
から,別途設けられた固有名詞の辞書に記憶されている
固有名詞に該当するものを抽出し、抽出した固有名詞の
前後にいわゆるSGMLタグ(“<”,“>”で挟まれた
文字列)を付加する。このように抽出した固有名詞の前
後にSGMLタグを付加した後、別途保持されている統
合規則によって抽出した固有名詞を統合化する。また、
固有名詞以外の重要部分である金額等の数値,日時等の
抽出は、例えば予め登録しておいた規則と電子文書を比
較するパターンマッチングによって行う。
【0021】以下、上述のように構成された電子メール
装置の動作を説明する。まず、ユーザが送信先のアドレ
ス,タイトル,本文等を入力して送信しようとするメッ
セージ(送信メッセージ)を作成し、作成部22に送信
を指示すると、図3中のステップS100以降の処理が
開始され、このステップS100において、受信能力判
断部23は送信要求を受け付け、続くステップS110
において、送信メッセージ中の送信先のアドレスを1つ
抽出し、続くステップS120において、当該送信先の
アドレス内のドメイン名がドメイン情報記憶部25に記
憶されているか否かを確認する。当該ドメイン名がドメ
イン情報記憶部25に記憶されていない場合には、受信
能力判断部23は、送信先の端末の受信能力が制限され
ていないものとみなして続くステップS180に進み、
記憶されている場合には続くステップS130以降の処
理を実行する。まず、ステップS130において、受信
能力判断部23は、ドメイン情報記憶部25から送信先
アドレスのドメイン名に対応する制限文字数を取得し、
編集後の送信メッセージの本文の最大文字数とする。
【0022】続くステップS140において、編集制御
部24は、送信メッセージの本文の文字数が最大文字数
以下であるか否かを判定し、最大文字数より多ければス
テップS150に進み、要約部26に送信メッセージの
本文の文字数が最大文字数以下になるように要約処理を
指示し、この要約処理が終了すると、続くステップS1
80に進む。一方、送信メッセージの本文の文字数が最
大文字数以下であれば、ステップS160に進み、編集
制御部24は、ドメイン情報記憶部25を参照して、送
信先のドメインにおいてHTML形式が利用可能か否か
を判定する。編集制御部24は、HTML形式が利用可
能でなければステップS180に進み、利用可能であれ
ば、ステップS170において、送信メッセージの本文
中の重要部分(例えば固有名詞)を抽出し、当該重要部
分に対して強調処理を実行し、続くステップS180に
進む。具体的には、例えば重要部分である固有名詞の前
後に文字の色を変えるタグを挿入する。
【0023】ステップS180では、送受信部21が送
信メッセージを発信し、続くステップS190におい
て、受信能力判断部23は全ての送信先アドレスについ
て処理が終了したか否かを判定し、終了していなければ
ステップS110に戻り、ステップS110からステッ
プS180までの処理を繰り返し、全ての送信先アドレ
スについて処理が終了していれば終了する。
【0024】これにより、送信メッセージの送信先のア
ドレス毎に、自動的に制限文字数,HTML形式の利用
の可否に応じた送信メッセージの変換処理が実行されて
送信メッセージが送信される。例えば本文が800文字
のメッセージをname−1@aa#.ne.jp及び
name−2@bb#.ccc.ne.jpに送信しよ
うとする場合には、ステップS110の最初の実行によ
ってname−1@aa#.ne.jpが抽出され、上
述の図2に示すように、当該アドレスのドメイン名aa
#.ne.jpがドメイン情報記憶部25に登録されて
いるため、ステップS120の最初の実行時にはステッ
プS130に進み、当該ドメイン名に対応する制限文字
数(250文字)がドメイン情報記憶部25から読み出
されて最大文字数とされ、送信メッセージの本文の文字
数(800文字)が最大文字数(250文字)より多い
ため、ステップS140からステップS150に進み、
要約処理によって本文の文字数が250文字以下に要約
された後、ステップS180において送信される。
【0025】また、ステップS110の2回目の実行に
よってname−2@bb#.ccc.ne.jpが抽
出され、上述の図2に示すように、このアドレスのドメ
イン名部分はドメイン情報記憶部25に登録されていな
いため、文字数の制限がないとして、ステップS120
の2回目の実行時にはステップS180に進み、送信メ
ッセージがそのまま送信される。
【0026】以下、ステップS150において要約部2
6が実行する要約処理について詳述する。この要約処理
は、例えば特開平11−345233号公報に記載され
た発明と同様に実行する。具体的には、まず、句読点等
によって送信メッセージの本文から個々の文を抽出して
各々の文に文番号を付与する。これにより、例えば図4
(A)に示す送信メッセージ中の文に、同図(B)に示
す文番号が付与される。なお、この段階では、文が抽出
されて文番号が付与されているだけで、同図(B)に示
すタグは付加されていない。次に、各文毎に構文解析を
行って、語に分解し、語の意味的なまとまりである句を
抽出し、語及び句にタグを付加する。この句には、名詞
を含む名詞句,動詞を含む動詞句等がある。この後、特
開平11−345233号公報に記載されている発明で
は、各々の句,語等のエレメント(要素)の重要度を求
め、文中のエレメントの重要度の総和によって文の重要
度を決定していたが、この実施形態の電子メール装置で
は、上述のように求めた各文中のエレメントの中からさ
らに固有名詞,日時等の重要部分を抽出し、これらの重
要部分の総和と、いわゆる慣例文の数を求め、次式に従
って重要度を求めている。 [重要部分の総和]−[慣例文の数]×2
【0027】例えば図4(A)の送信メッセージから抽
出した文番号1の文には、固有名詞が含まれておらず、
慣例文が1つ含まれているので上式より重要度が−2と
なる。また、同図(A)の送信メッセージから抽出した
文番号2の文には、固有名詞が3個含まれており、慣例
文は含まれていないので上式より重要度が3となる。
【0028】この慣例文は、電子メールの送信メッセー
ジにおいて慣例的に使用されている文であり、例えば図
6に示す慣用文認識情報に含まれるようなフレーズを含
むものである。慣例文は、例えば送信メッセージの文
頭,文末等において、慣例的に用いられているだけで、
特に情報として意味のないものと考えられるため、この
電子メール装置では、文の重要度を下げるための情報と
して用いている。この慣例文の検出は、例えばパターン
マッチングによって上述のように解析された構文構造に
よって検出された文に図6に示すフレーズが含まれてい
るか否かを判定して行う。あるいは、予め登録しておい
た慣例文の例文と比較して行うようにしてもよいし、例
文そのものとの比較,例文中の単語との類似度の総和等
に基づいて慣例文を検出してもよい。
【0029】このように慣例文を検出すると、要約部2
6は検出した慣例文の前後に慣用文であることを示すタ
グ(<慣用文>,</慣用文>)を付加する。例えば図4
(A)の送信メッセージから抽出した文番号1,3,6
の文は、図6に登録されているフレーズを含むため、要
約部26は、図4(B)に示すように、これらフレーズ
の前後にタグを付加する。
【0030】また、上述の重要部分の内の固有名詞は、
例えば図7に示すように、カテゴリを示すリスト名と当
該カテゴリに属する単語の例が対応付けられた名詞認識
情報に含まれている固有名詞を抽出して固有名詞の前後
にリスト名に対応するタグを付加する。これにより、例
えば図4(A)から抽出された文番号2の文中の単語
「OX」,「高校」,「山田」が抽出される。一方、上
述の重要部分の内の日時は、例えば予め設定しておいた
パターンとのパターンマッチング等によって抽出する。
これにより、例えば図4(A)から抽出された文番号7
の文中の単語「8月」,「14日」が抽出される。
【0031】さらに、要約部26は、文内の隣接する固
有名詞,日時等を図8に示す統合規則(特定の意味を表
す単語として統合するための規則)によって統合する。
これにより、例えば上述の文番号2の文から抽出された
「OX」,「高校」は、図8中の規則1に従って「OX
高校」に統合される。また、文番号7の文から抽出され
た単語「8月」,「14日」は図8中の規則8に従って
単語「8月14日」に統合される。
【0032】上述のように送信メッセージ内の各文の重
要度を求めると、要約部26は、要約文は最大文字数を
超えないように文を選択し、選択した文を繋いで送信メ
ッセージを構成する。具体的には、上述の図4(B)に
示す送信メッセージでは、重要度の高い順に文番号2,
7,4の文が選択され、元の送信メッセージ中の順序に
従って文番号2,4,7の順で繋がれて、図5(A)に
示すように、要約後の送信メッセージ(要約文)が形成
される。
【0033】以下、ステップS170における強調処理
について説明する。この強調処理では、重要部分強調部
27は、まず、上述の要約部26と同様な構文解析等を
実行して各文中の重要部分の固有名詞,日時等を抽出
し、統合規則に従ってこれらの固有名詞,日時等を統合
する。重要部分を抽出すると、重要部分強調部27は、
重要部分の前後に強調処理を行うためのタグを付加す
る。具体的には、図4(B)中の各タグを、図5(B)
に示すように、いわゆる<FONT>タグ等で置換する。これ
により、例えば上述の図4(B)に示すようにタグで囲
まれて抽出された重要部分の文字の前後に、色を変える
タグ(<FONT color=#RRGGBB>強調部分</FONT>),文字
サイズを変更するタグ(<FONT size=nn>強調部分</FONT
>)等が付加される。さらに、重要部分強調部27は、
所定のタグ(例えば<BODY>,</BODY>、<HTML>,</HTML>
あるいは改行や空白行を表すために行末に挿入される<B
R>や<P>タグ等)を付加してメッセージをHTML形式
に変換する。
【0034】以上説明したように、この実施形態の電子
メール装置では、携帯電話等のデータ受信能力が制限さ
れた端末を含む複数の端末に電子メールを送信する際
に、自動的にメッセージの文字数が送信先の端末の制限
文字数内となるようにメッセージを要約して送信するこ
とができる。これにより、ユーザは、送信先の端末の受
信能力を意識せずに電子メールを送信することが可能に
なる。
【0035】また、データ処理能力が異なる端末を含む
複数の端末に電子メールを送信する際に、自動的に送信
先の端末のデータ処理能力に応じた処理,例えばHTM
L形式の有無に応じて変更したメッセージを送信するこ
とができる。これにより、例えば送信先の端末でHTM
L形式が利用可能である場合に、重要部分を強調して表
示することができる。従って、この電子メール装置で
は、送信するメッセージを自動的に送信先の端末で利用
可能なデータに変換することができる。
【0036】第2の実施形態 図9は、本発明の第2の実施形態に係る電子メール装置
の構成を示すブロック図である。無料で提供されるいわ
ゆるフリーメールサービスでは、広告等の付加情報が送
信メッセージに自動的に付加される場合があるが、通常
は、送信先の端末のデータ受信容量までは考慮しておら
ず、メッセージに付加する付加情報の量までは考慮して
いない。
【0037】上述の第1の実施形態のメール装置では、
携帯電話等のデータ受信容量等が制限された端末に電子
メールを送信する際に、電子メール装置が自動的にメッ
セージの文字数が相手端末の制限文字数内になるように
メッセージを編集していたが、単にメッセージ本文の文
字数のみを要約した場合には、本文に比較して付加情報
の比率が大きくなってしまう場合がある。付加情報の割
合がメッセージの本文より大きいと、本文の内容が伝わ
り難かったり、送信先の相手への印象が悪い場合があ
る。
【0038】このため、この実施形態の電子メール装置
102では、携帯電話,Webメール等の送信先の端末
のデータ受信能力に応じて、送信メッセージに付加する
付加情報の文字数あるいは形式を変更するようにしてい
る。このために、この電子メール装置102は、上述の
図1に示す電子メール装置の構成に加えて、送信メッセ
ージに付加情報を挿入する付加情報挿入部30と、この
付加情報挿入部30が付加する情報を記憶する付加情報
記憶部31とを備えている。
【0039】付加情報記憶部31には、例えば図10に
示すように、同一内容(例えば広告)を示すものではあ
るが送信先の端末の受信能力に応じた異なる付加情報
が、送信先の端末の受信能力に対応するドメイン名に対
応付けられて記憶されている。具体的には、例えばデー
タ受信能力が上述の制限文字数に制限された携帯電話の
アドレス中のドメイン名はaa#.ne.jpであり、
このドメイン名に対しては、図10中の上段に示すよう
に、1行当たりの文字数が少なく,桁数も少ないため全
体としての文字数も少ない付加情報が対応付けられて記
憶されている。また、例えば上述のWebメール等のH
TML形式が利用可能な端末のドメイン名はxx#.n
e.jpであり、このドメイン名に対しては、同図中の
中段に示すように、HTML形式の付加情報が対応付け
られて記憶されている。さらに、これら以外のドメイン
名に対しては、同図中の下段に示すように、比較的文字
数の多い通常の形式(例えばテキスト形式)の付加情報
が対応付けられて記憶されている。なお、この例では付
加情報の内容(例えば広告)は1つであるが、複数の内
容の付加情報を送信先のドメイン名毎に作成しておき、
送信メッセージに付加する際にいずれかの内容を選択す
るようにしてもよい。
【0040】付加情報挿入部30は、付加情報記憶郡3
1を参照し、編集制御部24から指示された送信先のド
メイン名に対応する付加情報を取得し、送信メッセージ
に挿入する。
【0041】以下、上述のように構成された電子メール
装置の動作を説明する。まず、図11に示す処理におい
て、上述の図3に示す処理と同様にステップS100か
らステップS130までの処理を実行するが、この後、
ステップS140の処理を実行する前に、ステップS3
00,S310の処理を実行する。すなわち、ステップ
S300において、編集制御部24は、付加情報挿入部
30を介して付加情報記憶部31から、上述のステップ
S110において抽出されたドメイン名に対応する付加
情報を取得し、続くステップS310に進む。ステップ
S310において、編集制御部24は、取得した付加情
報の文字数を求め、メッセージの本文の最大文字数を、
上述のステップS130で決定した数から減じた文字数
を、新たなメッセージの本文の最大文字数とし、続くス
テップS140に進む。
【0042】ステップS140からステップS170ま
での処理は、メッセージの本文の最大文字数が異なる以
外は上述の図3に示す処理と同一であるが、この電子メ
ール装置では、ステップS170の処理が終了した後、
ステップS180において送信メッセージを送信する前
に、ステップS320において、付加情報挿入部30
が、送信メッセージに、上述のステップS300におい
て取得した付加情報を挿入する。また、ステップS30
0を実行しなかった場合は、付加情報記憶部31のドメ
イン名が「その他」である行の付加情報を挿入する。こ
れにより、例えば図12(A)に示す送信メッセージ
に、同図(B)及び(C)に示すように、送信先の受信
能力に応じた付加情報(この場合では広告)が挿入され
る。すなわち、図12(A)の送信メッセージは、送信
先name−2@xx#.ne.jpに対しては、上述
の図10中段のドメイン名が当該送信先のドメイン名と
一致するため、付加情報挿入部30は、これに対応する
HTML形式の付加情報を取得し、図12(C)に示す
ように、このHTML形式の付加情報を送信メッセージ
の本文に挿入する。一方、送信先name−1@aa
#.ne.jpに対しては、図10の上段のドメイン名
が当該送信先のドメイン名と一致するので、付加情報挿
入部30は、これに対する文字数の少ない付加情報を取
得し、図12(B)に示すように、送信メッセージの本
文に挿入する。
【0043】このように送信メッセージに付加情報が挿
入されると、上述の図3に示す処理と同様に、ステップ
S180において、送受信部21によって当該送信メッ
セージが上述のステップS110において抽出された送
信先に送信される。
【0044】以上のステップS100からステップS1
80までの処理は、上述の図3に示す処理と同様に、ス
テップS190によって全ての送信先のアドレスについ
て処理が終了したことが判定されるまで繰り返され、各
々の送信先のアドレスについて上述の処理が実行され
る。
【0045】以上説明したように、この実施形態の電子
メール装置では、付加情報を送信メッセージの本文に挿
入する際に、送信先の端末の受信能力を送信先のアドレ
ス中のドメイン名から判断し、相手側の受信能力に応じ
た文字数,形式の付加情報を選択することができる。こ
のため、付加情報が必要以上に長くなることを防止する
ことができる。また、送信先の端末で利用可能な形式の
付加情報を選択することができ、送信先の端末装置の受
信能力に応じて付加情報の表現を選択するため、送信先
の端末で利用可能な範囲で付加情報の表現の自由度を向
上させることができる。
【0046】第3の実施形態 図13は、本発明の第3の実施形態に係る電子メール装
置の構成を示すブロック図である。上述の第1及び第2
の実施形態では、作成したメッセージを送信する電子メ
ール装置に本発明を適用した場合について説明したが、
本発明は、メーリングリストのアドレス宛に送信された
メッセージを、予め登録されているメンバーのアドレス
に転送するメーリングリストサービスあるいは所定のア
ドレス宛に供給されたメッセージを予め設定されたアド
レスに転送するメール転送サービス等を運用する電子メ
ール装置すなわちメッセージを転送する機能を有する電
子メール装置にも適用することができる。
【0047】以下、メーリングリスト用のメールサーバ
としての機能を有する電子メール装置を例に説明する。
この実施形態の電子メール装置112では、送受信部2
1がメーリングリスト宛のメッセージをメンバー宛に転
送する機能(具体的には、送受信部21が受信したメッ
セージからメンバー宛のメッセージを作成して送信を指
示する機能)を有しており、上述の図1に示す電子メー
ル装置2の構成に加えて、送受信部21がメンバー宛の
メッセージを作成する際に参照する転送先のアドレスを
記憶する転送先記憶部32を備えている。
【0048】この転送先記憶部32には、例えば図14
に示すように、メーリングリストのアドレス“mail
−list@aa#.ne.jp”とこのメーリングリ
ストのメンバー“name−1@aa#.ne.j
p”,“name−2@xx#.ne.jp”,“na
me−3@bb#.ne.jp”が対応付けられて記憶
されている。なお、メーリングリストのアドレスは、各
々のメンバーを対応付けて管理するようにすれば複数あ
ってもよい。
【0049】以下、上述のように構成された電子メール
装置の動作を説明する。送受信部21が、メッセージを
受信すると、転送先記憶部32を参照して、メーリング
リストのアドレス宛に送信されたメッセージであるか否
かを判断する。具体的には、受信したメッセージの宛先
アドレスと転送先記憶部32のメーリングリストアドレ
ス部とを比較し、これらが一致していたら、メーリング
リストのアドレス宛に送信されたと判断する。
【0050】メーリングリストのアドレス宛のメッセー
ジであれば、送受信部21は、転送先記憶部32からメ
ンバーのアドレスを取得し、これを転送先のアドレスと
し,送受信部21が受信したメーリングリスト宛のメッ
セージの本文を本文の内容とする転送メッセージを作成
し、送信を指示する。なお、さらに、転送メッセージの
タイトル(Subject:フィールド)を予め設定し
ておいたメッセージとしてもよい。
【0051】これ以降の動作は、上述の第1の実施形態
の動作と同じであり、受信能力判断部23による判断に
応じて、編集制御部24による制御下、転送先の端末の
受信能力毎にメッセージの要約,HTML形式への変更
等の処理が実行される。
【0052】以上説明したように、この実施形態の電子
メール装置では、メッセージの転送先毎に、送信先のア
ドレス中のドメイン名に応じて、転送先の端末の受信能
力を判断し、転送先の受信能力に応じてメッセージの要
約,HTML形式への変更等の処理を実行することがで
きる。メーリングリストサービスにおいては、例えばメ
ンバーリストが公開されていない等の事由によってメン
バーが他のメンバーのアドレスを知らない場合がある。
このような場合には、メッセージの発信者であるメンバ
ーは送信先のアドレスに応じて送信先の端末の受信能力
を判断することができない。しかしながら、この実施形
態のように、メーリングリストサービスを実行している
電子メール装置に本発明を適用することにより、このよ
うな場合であっても送信先の端末の受信能力に応じてメ
ッセージの要約,HTML形式への変更等の処理を自動
的に実行させることができる。
【0053】第4の実施形態 図15は、本発明の第4の実施形態に係る電子メール装
置の構成を示すブロック図である。メッセージの本文に
は、企業名,製品名等の正式名称等が含まれていること
がある。これらの正式名称の代わりに短い略称で示して
も、社内,部署内等の内部の者には充分に理解できる場
合があるが、社外,部署外の者には、理解が困難である
場合がある。このため、送信先に社外,部署外の者が含
まれている場合には、正式名称で示すことが多い。ま
た、上述の各実施形態の要約処理においても略称につい
ては考慮されておらず、メッセージの本文に含まれてい
る正式名称が長い場合であってもそのまま要約を求めて
いた。
【0054】しかしながら、文字数等のメッセージの本
文の制限を考慮すると、社内,部署内の者等の略称で理
解できる者に宛てたメッセージでは、正式名称の代わり
に略称で示すことが望ましい。
【0055】このため、この第4の実施形態の電子メー
ル装置122では、略称で理解できると思われる送信先
へのメッセージでは、正式名称を略称に置換してから要
約処理を行うようになっている。このために、この電子
メール装置122は、図1に示す第1の実施形態の構成
に加えて、メッセージ中の正式名称を略称に置換する文
字列置換処理部33と、送信先のアドレスに対応する置
換規則を記憶する文字列置換規則記憶部34とを備えて
いる。
【0056】文字列置換処理部33は、文字列置換規則
記憶部34を参照して、メールの本文の中の正式名称を
略称に置換する。文字列置換規則記憶部34には、例え
ば図16に示すように、この置換のための規則が、正式
名称と略称の組として、当該規則が適用されるドメイン
名(適用ドメイン名)毎に記憶されている。例えばドメ
イン名“jp”(例えば“aa#.ne.jp”等のト
ップドメインがjpであるドメインは全て含まれる。)
に宛てたメッセージ中では、「ニューヨーク」という文
字列が「NY」に置換される。また、ドメイン名“aa
#.ne.jp”(例えば“xx#.aa#.ne.j
p”,“yy#.aa#.ne.jp”等が含まれる)
に宛てたメッセージ中では、「ABCシステム」,「営
業本部」という文字列が各々「ABC」,「営本」に置
換される。
【0057】略称は特定の範囲の者にしか理解できない
場合があるので、略称で理解できる者を判断するための
情報として、この電子メール装置では、上述の適用ドメ
イン名を用いている。なお、適用ドメイン名の代わりに
略称で理解できる者のアドレスを全て登録しておき、送
信先のアドレスと比較して正式名称を略称に変換するか
否かを判断するようにしてもよい。
【0058】以下、上述のように構成された電子メール
装置の動作を説明する。まず、図17に示す処理におい
て、上述の図3に示す処理と同様にステップS100か
らステップS140までの処理を実行するが、この後、
ステップS150の処理を実行する前に、ステップS4
00からステップS430の処理を実行する。
【0059】ステップS400では、文字列置換処理部
33は、文字列置換規則記憶部34に記憶されている全
ての規則について置換処理が終了したか否かを判定し、
終了していなければ、続くステップS410に進み、終
了していれば置換処理を終了し、図3中のステップS1
50に進む。
【0060】ステップS410では、文字列置換規則記
憶部34に記憶されている規則を1つ読出し、続くステ
ップS420において、メッセージの送信先のドメイン
名が、読出した規則の適用ドメイン名と一致するかどう
かを判定し、一致していればステップS430に進み、
一致していなければステップS400に戻り、次の規則
について以上の処理を繰り返す。
【0061】ステップS430では、ステップS410
で読出した規則に従って、メッセージの本文中の正式名
称に一致する文字列を全て略称に置換し、ステップS4
00に戻る。
【0062】以上の動作を繰り返し、ステップS400
からステップS150に進む際には、文字列置換規則記
憶部34に記憶されている全ての規則に従って置換処理
が行われた状態となる。例えば図18(A)に示すメッ
セージ中の同図(B)の左欄に示す文字列は、同右欄に
示す略称に置換される。この結果、同図(A)に示すメ
ッセージ中の正式名称は、同図(C)に示すように略称
に置換される。
【0063】この後、ステップS150において要約処
理が実行されるが、正式名称から略称に置換されている
ため、置換処理を行わない場合より文字数が少なくなっ
ている。このため、置換処理を行わない場合には要約に
用いられなかった文が要約に用いられる可能性が増加す
る。このため、メッセージの情報量の増加に寄与するこ
とができる。
【0064】以上説明したように、この実施形態の電子
メール装置では、メッセージ中の正式名称を略称に置換
するため、メッセージの文字数を減少させることがで
き、要約で求められるメッセージの情報量の増加に寄与
することができる。
【0065】第5の実施形態 図19は、本発明の第5の実施形態に係る電子メール装
置の構成を示すブロック図である。上述の各実施形態で
は、メッセージの送信先によって機密を要するか否かの
判断はしていなかったが、この実施形態の電子メール装
置132では、情報の漏洩の可能性の低減に寄与すべ
く、送信先によって機密処理の有無を判断している。
【0066】このために、この電子メール装置132
は、上述の図1に示す第1の実施形態の構成に加えて、
メッセージの送信先が機密を要するか否かを判定する機
密判断部35と、電子メール装置132で受信したメッ
セージを転送するアドレスを示す転送先ファイル36と
を設けている。
【0067】機密判断部35による機密処理を要するか
否かの判断は、メッセージの送信元と送信先によって行
い、例えばイントラネット等の企業等の内部のネットワ
ーク内のメッセージをインタネット等の外部のネットワ
ークに転送する場合に機密処理が必要であると判断す
る。機密が必要と判断した場合は、機密判断部35は、
機密保持のための最大文字数(例えば60文字)又はド
メイン情報記憶部25に記憶されている制限文字数のい
ずれか少ない方を要約後のメッセージの本文の文字数と
して設定し、これを編集制御部24に指示する。また、
転送先ファイル36には、図22に示すように、電子メ
ール装置132が転送処理を行う宛先アドレスと転送先
アドレスが対応付けられて記録されている。例えば同図
中の1行目の記載は、宛先アドレスname−1@aa
#.ne.jp宛のメッセージを転送先アドレスnam
e−1@xx#.ne.jpに転送することを示してお
り、電子メール装置132は、当該宛先アドレス宛のメ
ッセージを受信した際に、この宛先アドレスに対応する
転送先アドレスに当該メッセージを転送する。また、転
送先ファイル36には、例えば図22中の宛先アドレス
name−2@bb#.ne.jpに対応する転送先ア
ドレスname−2@xx#.ne.jp,name−
2@yy#.ne.jpのように、1つの宛先アドレス
に対する転送先アドレスとして複数のメールアドレスを
記録することもできるようになっている。なお、この転
送先ファイル36には、例えば電子メール装置132の
OSとしてUNIX(登録商標)互換のOSを用いてい
る場合には、転送すべきメッセージの宛先のユーザのf
orwardファイルとすることができ、このファイル
には転送先アドレスが登録されている。なお、この場
合、宛先アドレスは当該ユーザのアカウントで特定でき
るため、必ずしもforwardファイルに記憶する必
要はない。
【0068】以下、上述のように構成された電子メール
装置の動作を、受信したメッセージを他のアドレスに転
送する場合について説明するが、新規メッセージを送信
する場合も同様である。
【0069】この実施形態の電子メール装置では、要約
されたメッセージの本文の文字数は、機密保持のための
最大文字数か上述の図2に示すようにドメイン情報記憶
部25に記憶されている制限文字数のいずれか少ない方
になる。このため、要約処理は、制限文字数の判断と機
密処理の要否の判断の後に実行される。
【0070】まず、図20に示す処理では、送受信部2
1は、メッセージを受信した際に、ステップS480に
おいて、宛先アドレスを抽出し、抽出した宛先アドレス
が転送先ファイル36に存在するか否かを確認する。存
在しない場合には、ステップS650において通常の受
信処理を行う。一方、宛先アドレスが転送先ファイル3
6に存在する場合には、この後、ステップS490以降
の処理を実行する。なお、この場合、送信が指示された
メッセージは、転送すべきメッセージである。
【0071】ステップS490において、送受信部21
は、転送先が設定されている転送先ファイル36からメ
ッセージの宛先アドレスに対応する転送先アドレスを抽
出する。この後、ステップS500において、受信能力
判断部23は、ステップS110で抽出した送信先のア
ドレスのドメイン名がドメイン情報記憶部25に記憶さ
れているか否かを判断し、記憶されていない場合にはス
テップS540に進み、記憶されている場合には続くス
テップS510に進む。このステップS510におい
て、受信能力判断部23は当該ドメイン名に対応する制
限文字数をドメイン情報記憶部25から取得し、これを
編集後のメッセージの本文の最大文字数として続くステ
ップS520に進む。
【0072】ステップS520において、受信能力判断
部23は、ドメイン情報記憶部25を参照し、当該ドメ
イン名に対応する端末がHTML形式のメッセージを利
用可能か判断する。HTML形式のメッセージが利用可
能でなければステップS550に進み、HTML形式の
メッセージが利用可能であれば続くステップS530に
進み、後のステップS620で重要部分の強調処理を実
行すべく、例えばフラグ,変数の値の変更等によってH
TML形式への変換を可能としてステップS560に進
む。
【0073】一方、ステップS540では、受信能力判
断部23は、文字数が制限されていないとして、編集後
のメッセージの本文の最大文字数を無制限とし、続くス
テップS550に進み、HTML形式の利用の可否が登
録されていないため、HTML形式を利用できないとみ
なし、HTML形式への変換を不可能とし、ステップS
560に進む。なお、ステップS520においてHTM
L形式の利用ができないと判断された場合もステップS
550の処理が実行された後、ステップS560に進
む。
【0074】ステップS560では、機密判断部35
は、転送すべきメッセージのヘッダから送信元のアドレ
スと送信先のアドレスのドメイン名を比較する。一致し
ていなければ外部のネットワーク(例えばインタネッ
ト)を経由しているために機密ではないと判断し、ステ
ップS590に進む。一方、送信元と送信先のアドレス
のドメイン名部分が一致している場合には、イントラネ
ット内で送受信されるメッセージであり機密処理を要す
る可能性があるため、続くステップS570に進む。
【0075】ステップS570において、機密判断部3
5は、転送すべきメッセージの送信先と転送先のアドレ
ス中のドメインを比較する。一致していれば、イントラ
ネット等の内部のネットワーク内での転送なので機密処
理が不要であるとしてステップS590に進み、一致し
ていない場合には外部のネットワーク宛の転送であるの
で機密処理が必要であるとして続くステップS580に
進む。
【0076】ステップS580では、編集後のメッセー
ジの本文の最大文字数を、ステップS510で決定した
文字数と機密処理用の文字数(例えば60文字)のいず
れか少ない方としてステップS590に進む。
【0077】ステップS590では、編集制御部24
は、転送すべきメッセージの本文の文字数が最大文字数
以下であるか否かを判定し、最大文字数より多ければス
テップS600に進み、要約部26にメッセージの本文
の文字数が最大文字数以下になるように要約処理を指示
し、この要約処理が終了すると、続くステップS610
に進む。一方、送信メッセージの本文の文字数が最大文
字数以下であれば要約処理は必要ないため、ステップS
610に進む。
【0078】ステップS610では、編集制御部24
は、メッセージ本文をHTML形式に変換することが可
能かどうか判定し、不可能であればステップS180に
進み、可能であれば続くステップS620において上述
の図3中のステップS170と同様に重要部分を抽出
し,例えば重要部分の前後にタグを挿入して強調処理を
実行した後、ステップS180に進む。
【0079】この後、図3中の処理と同様に、ステップ
S180においてメッセージを送信し、続くステップS
190において、全ての転送先アドレスについて処理が
終了したか否かを判定し、終了していなければステップ
S490に戻り、上述のステップS490からステップ
S180までの処理を繰り返し、全ての転送先アドレス
について処理が終了していれば終了する。これにより、
全ての転送先について転送先の端末が利用可能なデータ
に変換されたメッセージが送信される。
【0080】例えば図21(A)に示すように、送信元
(差出人、From:フィールド)のアドレスが“na
me−4@aa#.ne.jp”であり、送信先(宛
先、To:フィールド)のアドレスが“name−1@
aa#.ne.jp”であるメッセージをアドレス“n
ame−1@xx#.ne.jp”に転送する場合で
は、送信元と送信先のアドレスが同じドメインで、送信
先と転送先のアドレスが異なるドメインであるため、ス
テップS580においてメッセージ本文の最大文字数が
60文字とされ、この最大文字数以下に要約することに
よって、機密処理が実行される。また、さらに転送先の
ドメイン“xx#.ne.jp”においては上述の図2
に示すようにHTML形式が可能なので、HTMLに変
換されて重要部分の強調処理が実行され、図21(B)
に示すメッセージが送信される。
【0081】以上説明したように、この実施形態の電子
メール装置では、上述の第1の実施形態の効果に加え
て、機密を要する転送先に宛てたメッセージの要約処理
の文字数を小さく設定することにより機密処理を実行す
ることにより、情報の漏洩の可能性の低減に寄与するこ
とができる。
【0082】また、上述の第1の実施形態では、図3に
示す処理上、要約処理とHTML形式に変換したメッセ
ージ中の重要部分の強調処理を同一のメッセージに対し
て実行することはなかったが、この実施形態では、図2
0に示すように要約処理と重要部分の強調処理を独立に
選択することができるため、上述の図21(B)に示す
ように、これらの処理を同一のメッセージに対して実行
させることができる。これにより表現の柔軟性の向上に
寄与することができる。
【0083】
【発明の効果】本発明の電子メール装置では、送信が要
求されたメッセージ中の端末が利用可能なデータを示唆
する情報から端末が利用可能なデータを判定し、判定結
果に応じて、メッセージを端末が利用可能なデータに変
換することにより、送信するメッセージを自動的に送信
先の端末で利用可能なデータに変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電子メール装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】前記電子メール装置を構成するドメイン情報記
憶部に記憶されたテーブルの例を示す図である。
【図3】前記電子メール装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】前記電子メール装置による処理過程における送
信メッセージを示す図である。
【図5】前記電子メール装置による処理過程における送
信メッセージを示す図である。
【図6】前記電子メール装置を構成する要約部が慣用文
を抽出するための慣用文認識情報の例を示す図である。
【図7】前記電子メール装置を構成する要約部が固有名
詞の抽出を行うための名詞認識情報の例を示す図であ
る。
【図8】前記電子メール装置を構成する要約部が固有名
詞の統合を行うための統合規則の例を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る電子メール装置
の構成を示すブロック図である。
【図10】前記電子メール装置を構成する付加情報記憶
部に記憶された付加情報の例を示す図である。
【図11】前記電子メール装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図12】前記電子メール装置による処理過程における
送信メッセージを示す図である。
【図13】本発明の第3の実施形態に係る電子メール装
置の構成を示すブロック図である。
【図14】前記電子メール装置を構成する転送先記憶部
に記憶されたメンバーのアドレスの例を示す図である。
【図15】本発明の第4の実施形態に係る電子メール装
置の構成を示すブロック図である。
【図16】前記電子メール装置を構成する文字列置換規
則記憶部に記憶された置換のための規則の例を示す図で
ある。
【図17】前記電子メール装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図18】前記電子メール装置による処理過程における
送信メッセージを示す図である。
【図19】本発明の第5の実施形態に係る電子メール装
置の構成を示すブロック図である。
【図20】前記電子メール装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図21】前記電子メール装置による処理前後のメッセ
ージを示す図である。
【図22】前記電子メール装置を構成する転送先ファイ
ルの例を示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2,102,112,122,132 電子メール装置 21 送受信部 22 作成部 23 受信能力判断部 24 編集制御部 25 ドメイン情報記憶部 26 要約部 27 重要部分強調部 30 付加情報挿入部 31 付加情報記憶部 32 転送先記憶部 33 文字列置換処理部 34 文字列置換規則記憶部 35 機密判断部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージとして利用可能なデータが制
    限された端末に対してメッセージを送信する電子メール
    装置であって、 前記送信するメッセージ中の前記端末が利用可能なデー
    タを示唆する情報から前記端末が利用可能なデータを判
    定する判定手段と、 該判定手段の判定結果に応じて、前記メッセージを前記
    端末が利用可能なデータに変換する変換手段とを備える
    ことを特徴とする電子メール装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記端末が利用可能な
    データを示唆する情報として、前記送信するメッセージ
    の宛先アドレス中のドメイン名を用い、ドメイン名から
    前記端末が利用可能なデータを判定することを特徴とす
    る請求項1記載の電子メール装置。
  3. 【請求項3】 前記端末は、メッセージとして利用可能
    なデータの最大容量が制限されており、 前記変換手段は、前記送信するメッセージを前記端末が
    利用可能な最大容量以下に要約することにより、メッセ
    ージを前記端末が利用可能なデータに変換することを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子メール装
    置。
  4. 【請求項4】 前記端末は、メッセージとして利用可能
    なデータの最大容量が制限されており、 前記判定手段の判定結果に応じて、広告情報を選択し、
    前記送信するメッセージに挿入する広告情報挿入手段を
    有し、前記変換手段は、前記送信するメッセージを前記
    最大容量から前記広告情報の容量を減じた容量以下に要
    約することにより、前記送信するメッセージを前記端末
    が利用可能なデータに変換することを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の電子メール装置。
  5. 【請求項5】 前記端末は、メッセージとして利用可能
    なデータの最大容量が制限されており、 前記送信するメッセージに関するアドレス情報に応じ
    て、前記端末が利用可能な最大容量か、予め定められた
    容量のいずれかを制限容量とする機密判定手段を有し、 前記変換手段は、前記送信するメッセージを前記制限容
    量以下に要約することにより、前記送信するメッセージ
    を前記端末が利用可能なデータに変換することを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の電子メール装置。
  6. 【請求項6】 前記機密判定手段は、前記送信するメッ
    セージ中の差出人アドレスと宛先アドレスと、該宛先ア
    ドレスに対して予め設定された転送先アドレスとに基づ
    いて、前記端末が利用可能な最大容量か、予め定められ
    た容量のいずれかを制限データ容量とすることを特徴と
    する請求項5に記載の電子メール装置。
  7. 【請求項7】 前記端末は、メッセージとして利用可能
    なデータ形式が制限されており、 前記変換手段は、前記送信するメッセージを端末が利用
    可能なデータ形式に変換することを特徴とする請求項1
    から請求項6のいずれかに記載の電子メール装置。
  8. 【請求項8】 前記変換手段は、メッセージ内の重要部
    分を強調するための変換を行うことを特徴とする請求項
    7に記載の電子メール装置。
  9. 【請求項9】 メーリングリストのアドレス毎に複数の
    アドレスを格納する転送先記憶手段と, 前記送信するメッセージの宛先アドレスが前記メーリン
    グリストのアドレスであった場合は、前記転送先記憶手
    段に格納されている該メーリングリストのアドレスに対
    応する複数のアドレスに基づいて、新たに複数の送信す
    るメッセージを作成する作成手段とを有することを特徴
    とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の電子メ
    ール装置。
  10. 【請求項10】 前記判定手段の判定結果に応じて、前
    記送信するメッセージ中の正式名称を略称に置換する置
    換手段を有することを特徴とする請求項1から請求項9
    のいずれかに記載の電子メール装置。
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Cited By (9)

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