JP4615212B2 - 通信端末及び携帯電話機 - Google Patents

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Description

本発明は、電子メールの送受信が可能な携帯電話機、携帯端末、パーソナルコンピュータ(パソコン)などの通信端末に関する。
近年、通信端末の一種である携帯電話機は、通話としての機能に加えてデータ伝送機能を付加したものが汎用化されている。このようなデータ伝送機能を利用することによって携帯電話機の相互間で電子メールの送受信を行うことが可能となる。また、携帯電話機の相互間において、漢字やひらがななどの一般的な文字のみならず、絵文字やアイコンの送受信なども可能になっている。
また、下記の特許文献1には、携帯電話機におけるデータの読出しや書き込みを支援する技術が記載されている。この技術は、送信する電子メールにスクリプト(コマンド)を書き込むことによって、その電子メールを受信した携帯電話機は、電子メールに含まれるスクリプトを読み取るだけで、スクリプトに応じて内部メモリに対してデータの読み出しや書き込みを行うものである。これによって、電子メールを受信した携帯電話機は、所望のデータの読出しや書き込みを容易かつ迅速に行うことができる。
特開2002−297518号公報(段落番号0011〜0046、及び図1〜図4)
しかしながら、従来の携帯電話機の電子メールにおいては、本文中の文字列内に絵文字やアイコンを埋め込んで送受信することはできるが、絵文字やアイコンの表示位置、表示サイズ、表示方式(例えば、表示角度)などに時間的・空間的に変化する情報を付加して送受信することはできない。
すなわち、従来の携帯電話機では、絵文字やアイコンを時間的・空間的に変化させて視覚効果を高め、より送信側、受信側での質の高い情報伝達を行う技術を切望されていた。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、電子メール内の絵文字やアイコンの表示位置や大きさなどを変化させる付加情報を送受信して、視覚効果の高い電子メールの送受信を可能とする携帯電話機などの通信端末を提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するために創案されたものである。
本発明は、電子メールの送受信を行うことができる通信端末であって、前記電子メールの作成時に文字・絵文字を入力する文字入力部と、送信先においてアニメーション処理して表示可能な絵文字を予め記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記絵文字が前記文字入力部によって入力された場合に、入力された絵文字に対して時間的・空間的な視覚効果を実現させるための情報であって、前記絵文字の表示サイズを指定するサイズ指定情報と前記絵文字の表示方式を指定する表示方式指定情報との少なくとも1つの情報である付加情報を指定するか否かの選択画面を表示する表示部と、前記選択画面にて前記付加情報の指定された場合に、前記文字と前記付加情報が指定された絵文字とが入力された電子メールに、前記付加情報を添付して送信する送信部と、前記絵文字に前記サイズ指定情報が指定される電子メールの作成時に、前記絵文字の前記表示サイズが大きく指定されると、前記絵文字が入力された行と隣の行との間の改行幅を大きくさせる制御部と、を備えることを特徴とする。
また、前記付加情報は、前記サイズ指定情報、前記表示方式指定情報及び前記絵文字の座標位置を指定する座標指定情報の内の少なくとも2つの情報であることを特徴とする。
また、前記座標位置の指定には、座標値を入力することで座標位置を指定する第一指定方法と、絵文字の移動の軌跡を入力することで座標位置を指定する第二指定方法と、が含まれ、前記座標指定情報は、前記第一指定方法または前記第二指定方法によって指定された座標位置の情報であることを特徴とする。
また、前記表示方式には、絵文字の点滅又は回転が含まれ、前記表示方式指定情報は、前記点滅又は前記回転による表示方式の情報であることを特徴とする。
また、前記付加情報が添付された前記電子メールを受信する受信部と、受信した電子メールを表示するメール表示部と、前記メール表示部に前記電子メールを表示させるとき、抽出された付加情報に基づいて前記絵文字を前記電子メール上でアニメーション処理して表示させるアニメーション処理部と、を備えたことを特徴とする。
また、受信した前記電子メールの本文を表示する本文画面と、前記電子メールの差出人を表示する差出人画面とのいずれかを前記メール表示部に表示させるかを選択する選択部と、前記アニメーション処理部は、前記選択部によって前記本文画面が選択されて、前記本文画面が前記メール表示部に表示される際に、前記絵文字をアニメーション処理して表示させることを特徴とする。
本発明は、電子メールの送受信を行うことができる携帯電話機であって、前記電子メールの作成時に文字・絵文字を入力する文字入力部と、送信先においてアニメーション処理して表示可能な絵文字を予め記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記絵文字が前記文字入力部によって入力された場合に、入力された絵文字に対して時間的・空間的な視覚効果を実現させるための情報であって、前記絵文字の表示サイズを指定するサイズ指定情報と前記絵文字の表示方式を指定する表示方式指定情報との少なくとも1つの情報である付加情報を指定するか否かの選択画面を表示する表示部と、前記選択画面にて前記付加情報の指定された場合に、前記文字と前記付加情報が指定された絵文字とが入力された電子メールに、前記付加情報を添付して送信する送信部と、前記絵文字に前記サイズ指定情報が指定される電子メールの作成時に、前記絵文字の前記表示サイズが大きく指定されると、前記絵文字が入力された行と隣の行との間の改行幅を大きくさせる制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、送信側の通信端末は、文字や絵文字などを付加した電子メールを送信するとき、その文字や絵文字を時間的・空間的に変化させることができる付加情報を添付して送信しているため、受信側の通信端末は、電子メールを受信したとき、その電子メールに含まれている付加情報に基づいて文字や絵文字などの位置や大きさなどを変えて、いわゆるアニメーションとして電子メール上に表示させることができ、視覚効果を高めた送信側、受信側間で、より質の高い情報伝達を行う技術が提供できる。
<本発明における通信端末の概要>
まず、本発明の理解を容易にするために、本発明における通信端末の概要を説明する。本発明の通信端末においては、送信処理部は、文字・絵文字を含んだ電子メールを送信する際に画面上での付加情報(表示座標、表示サイズ、表示方式など)を一つまたは複数付加して送信する機能を備えている。また、受信処理部は、受信した電子メールから付加情報を抽出し、抽出された付加情報から指定された付加情報を使用して文字・絵文字のアニメーションを表示させる機能を備えている。これによって電子メールの視覚効果を高めることができる。尚、以下の実施の形態では、通信端末の一例として携帯電話機を用いて説明を行う。
<本発明における携帯電話機の構成>
以下、図面を参照しながら本発明における携帯電話機の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による携帯電話機の構成を示すブロック図である。図1において、携帯電話機1は、送信機能を実現する送信処理部4と、受信機能を実現する受信処理部6と、図示しない基地局との間で無線信号を送受信するアンテナ10aと、アンテナ10aを介して信号を送受信する送受信部10と、複数の操作キーを備えた操作部20と、操作部20の操作情報に基づいて携帯電話機1の各部の制御を行う制御部30とを備えた構成となっている。尚、制御部30には、文字のフォント及び絵文字のキャラクタが格納されているROMと、電子メールを作成する際のワークエリアとなるRAMとが構成されているが、それらのROM及びRAM、表示を行う液晶画面は何れも図示を省略している。
送信処理部4は、電子メールの作成を行うメール作成部40と、電子メールの作成時に文字や絵文字を入力する文字・絵文字入力部41と、電子メールの作成時に文字や絵文字の付加情報を入力する文字・絵文字付加情報入力部42と、作成した電子メールにおける文字や絵文字の付加情報を送信用の付加情報コードに変換する文字・絵文字付加情報コード変換部50とを備えて構成されるソフトウェアである。また、受信処理部6は、受信した電子メールから文字・絵文字の付加情報コードを抽出する文字・絵文字付加情報コード抽出部60と、受信した電子メールを画面に表示させるメール表示部70と、抽出された付加情報コードから文字や絵文字のアニメーションを構築する文字・絵文字アニメーション構築部71と、構築されたアニメーションを文字と共に表示する文字・絵文字表示部72とを備えて構成されるソフトウェアである。
<本発明における携帯電話機の送信側の動作>
次に、図3〜図12のフローチャート及び図2と図13〜図17の液晶画面図を用いて、本発明における携帯電話機1の動作を詳細に説明する。尚、以下の説明では、メールを送信する側を携帯電話機1aとし、メールを受信する側を携帯電話機1bとする。実際には、1台の携帯電話機1にメールを送信する携帯電話機1aとメールを受信する携帯電話機1bの両機能が含まれているが、説明の便宜上、必要に応じて携帯電話機1a、携帯電話機1bとに分けて説明する。
図3は、図1に示す携帯電話機のメール送信時の動作を示すフローチャートである。また、図13は、図1に示す携帯電話機の液晶画面に表示されるメール作成画面を示す図である。図1における携帯電話機1の操作部20を操作すると、制御部30を介して、文字・絵文字入力部41、文字・絵文字付加情報入力部42及びメール作成部40が以下のような手順で液晶画面上に選択処理、入力処理、または選択入力処理を行う。すなわち、選択処理においては、例えば、文字・絵文字付加情報入力部42の処理によって、図13(d)に示す付加情報設定選択画面において、操作部30の操作キーによって選択したい項目([Yes]または[No])に液晶画面上のカーソルを移動し、決定キーを押下することによって行われる。
また、入力処理は、例えば、文字・絵文字入力部41の処理にて、図13(b)に示す本文作成画面において、操作キーによって文字または絵文字を入力する箇所にカーソルを移動し、入力する文字または絵文字に対応した操作キーを押下し、該当する文字のフォントまたは該当する絵文字のキャラクタを制御部30のROMから読み出して液晶画面に表示させて、それらの文字または絵文字を操作キーにより確定することによって行われる。
さらに、選択入力処理は、例えば、文字・絵文字入力部41の処理にて、図13(a)に示すようなメール作成画面において、操作キーによって選択したい項目([宛先]、[件名]、[本文])を、カーソルを移動して決定キーを押下して選択することによって確定し、次いで、選択された項目について、上述した入力処理を実行することにより行われる。このようにして、入力処理または選択入力処理によって入力された文字のコード、または選択処理によって選択された絵文字のコードは順次に制御部30のRAMに書き込まれる。尚、以下の実施の形態においては、「アイコン」は「絵文字」に含まれるものとする。
次に、図3のフローチャートを用いて、携帯電話機1aがメールを作成して送信する処理の流れを説明する。最初に携帯電話機1a及び携帯電話機1bの電源を投入して携帯電話網に接続できる状態にする。そして、メール作成部40の処理が開始されると、携帯電話機1aの液晶画面に図13(a)に示すようなメール作成画面が表示されるので、メール作成部40にて設定項目を選択する。つまり、液晶画面上の電子メールの入力項目において、[宛先]、[件名]、[本文]の何れかをユーザがメール作成部40により選択する。このとき、操作部20にて入力した操作に従って、文字・絵文字入力部41を使用して所望の項目が設定される(ステップSa1)。
ここで、選択結果が「宛先」である場合は宛先が設定され(ステップSa2)、選択結果が「件名」である場合は件名が設定され(ステップSa3)、選択結果が「本文」である場合は本文の設定が行われる(ステップSa4)。本文が設定された場合は図13(b)に示すような本文作成画面が表示されるので本文または絵文字を入力する。尚、絵文字を入力する場合は、図13(b)の本文作成画面からモードを切り替えることにより、図13(c)に示すような絵文字選択画面が表示されるので、所望の絵文字を選択することができる。そして、メール作成部40にてメールの送信に必要な情報が全て入力設定されたか否かを確認し(ステップSa5)、不足している情報がある場合は(ステップSa5でNOの場合)、ステップSa1に戻ってユーザに再入力を促し、前述のステップSa1からの処理を繰り返す。一方、全ての入力設定が終了した場合は(ステップSa5でYESの場合)、送受信部10にてメールの送信を行う。
次に、本文設定の詳細な処理の流れを説明する。図4は、図3のステップSa4における本文設定の詳細な流れを示すフローチャートである。本文を入力する場合は、通常、図13(b)のような文字入力モードになっているので、ユーザが絵文字を入力するときには、例えば、液晶画面上のソフトキー[絵文字]に対応するキー(以下、ソフトキー[絵文字]という)を押下することにより、図13(c)のような絵文字入力モードに移行する。ここで、ユーザは、文字・絵文字入力部41によって入力する文字種別を選択する(ステップSb1)。尚、以下の例では、通常文字と絵文字・アイコンの文字種別が選択ができるものとする。
入力する文字種別として文字入力が選択された場合は、操作部20にて入力したキー操作に従い、文字入力モードで文字・絵文字入力部41を使用して通常文字を入力して本文を設定する(ステップSb2)。また、入力する文字種別として絵文字・アイコン入力が選択された場合は、操作部20にて入力したキー操作に従い、絵文字入力モードで文字・絵文字入力部41を使用して絵文字・アイコンを入力して本文を設定する(ステップSb3)。このとき、図13(c)に示すような絵文字選択画面が表示されるので、ユーザは、入力したい絵文字・アイコンを選択入力して本文を設定することができる。
これにより選択された絵文字が入力されて動作は文字入力モードに戻り、図13(d)に示すような付加情報設定選択画面が表示されるので、メール作成部40にて、入力した文字や絵文字・アイコンに付加情報を設定するか否かを判定する(ステップSb4)。ここで、付加情報を設定しない場合に図13(d)の画面で「NO」を指定すると(ステップSb4でNOの場合)、そのまま設定処理が終了となる(ステップSb10)。一方、文字や絵文字・アイコンに付加情報を設定する場合に図13(d)の画面で「YES」を指定すると(ステップSb4でYESの場合)、文字・絵文字付加情報入力部42にて指定する付加情報の種別を選択する処理に移行する(ステップSb5)。
ここで、文字や絵文字に設定する付加情報の種別について説明する。図2は、図1に示す携帯電話機1の液晶画面に表示されるアニメーションを示す図である。図中、図2(b)〜図2(d)に示す電子メールの画面は、図2(a)の電子メール画面中の絵文字に対して、それぞれ異なる種別の付加情報をもたせた電子メールの表示画面である。すなわち、図2(a)の絵文字やアイコンを表示したメール作成画面から、図2(b)のように絵文字の位置(座標)を変えたり、図2(c)のように『こんにちは』のあとの絵文字のサイズを大きくしたり、図2(d)のように絵文字を目立たせるように絵文字の表示方式を変えたりすることができる。
さらに詳しく説明する。図2(b)は、絵文字の表示座標に付加情報を持たせて実現した電子メールの画面である。図2(b)における絵文字A2は、図2(a)における絵文字A2に対して表示座標のみを変化させている。また、図2(c)は、絵文字の表示サイズに付加情報を持たせて実現した電子メールの画面である。図2(c)における絵文字A1は、図2(a)における絵文字A1に対して表示サイズのみを大きく変化させている。このとき、表示サイズが大きくなるように変化する絵文字が表示される行は、大きくなった絵文字が下の行の文字と干渉しないように改行幅を大きくして改行される。なお、絵文字A1が大きく表示されたときに、周囲の文字の表側に表示させる等の処理を行えば、下の行(または、上の行)との干渉を避けるために、1行づつあけるといった処理は不要である。さらに、図2(d)は、絵文字を回転させたり、点滅させたりといった絵文字の表示方式に付加情報を持たせて実現した電子メールの画面である。図2(d)における絵文字A1、A2は、図2(a)における絵文字A1、A2に対して点滅して表示させるフラッシュという処理を施したものである。その他の表示方式として、文字または絵文字を、中心座標を支点として時計回りや反時計回りに回転させるローリングや、文字または絵文字をX軸またはY軸を支点として回転させるスピンという処理を行うことができる。
さて、図4の本文設定のフローチャートに戻り、ステップSb5で文字・絵文字付加情報入力部42によって何れの指定種別が選択されたかが判定される。このとき、図13(e)に示す指定種別選択画面が表示されるので、付加情報として[座標指定]、[サイズ指定]、[表示方式指定]の何れかの指定種別を選択することができる(ステップSb5)。ここで、文字・絵文字付加情報入力部42によって[座標指定]が選択されると、図14(a)に示す指定方法選択画面が表示されて座標指定方法の選択が行われる(ステップSb6)。尚、座標指定のフローチャートについては後述する。図14は、図13における付加情報設定動作時の画面を示す図である。
また、ステップSb5で、文字・絵文字付加情報入力部42によって[サイズ指定]が選択されると、図15に示すサイズ指定画面が表示されてサイズ指定方法の選択が行われる(ステップSb7)。尚、サイズ指定の詳細なフローチャートについては後述する。さらに、ステップSb5で、文字・絵文字付加情報入力部42によって[表示方式指定]が選択されると、図16に示す表示方式選択画面が表示されて表示方式指定方法の選択が行われる(ステップSb8)。尚、表示方式指定の詳細なフローチャートについては後述する。
このようにして、[座標指定]、[サイズ指定]、[表示方式指定]の何れかの付加情報が選択されると、文字・絵文字付加情報コード変換部50によって選択された付加情報がメール送信用の付加情報コードに変換される(ステップSb9)。そして、全ての付加情報の設定が終了したかが判定され(ステップSb10)、未だ、設定が終了していなければ(ステップSb10でNOの場合)、ステップSb1に戻って前述の各ステップを繰り返す。一方、全ての付加情報の設定が終了していれば(ステップSb10でYESの場合)、メール作成部40による本文の設定を終了する。
次に、図4のステップSb6における座標指定の処理の流れを詳細に説明する。図5は、図4のステップSb6における座標指定の詳細動作を示すフローチャートである。ユーザによって座標指定が開始されると、文字・絵文字付加情報入力部42によって座標の指定方法が選択される(ステップSc1)。図4の例では、[直接座標指定]、「フリー座標指定」、及び「軌跡指定」の何れかが選択できるものとする。ここで、ステップSc1で[直接座標指定]が選択された場合は図14(b)に示す直接座標指定画面が表示され、ユーザが画面上にて座標値を直接入力することによって座標を指定する(ステップSc2)。尚、[直接座標指定]の詳細なフローチャートについては後述する。
また、ステップSc1で[フリー座標指定]が選択された場合は図14(c)に示すフリー座標指定画面が表示され、ユーザが画面上にて座標を直接入力することによって座標を指定する(ステップSc3)。尚、[フリー座標指定]の詳細なフローチャートについては後述する。さらに、ステップSc1で[軌跡指定]が選択された場合は図14(e)に示す軌跡指定画面が表示され、ユーザが画面上にて軌跡を直接入力することによって座標を指定する(ステップSc3)。尚、[軌跡指定]の詳細なフローチャートについては後述する。このようにして座標の指定を終了する。
次に、図5のステップSc2における直接座標指定の処理の流れを詳細に説明する。図6は、図5のステップSc2における直接座標指定の詳細動作を示すフローチャートである。まず、ユーザによって直接座標指定が開始されると、図14(b)に示すような直接座標指定画面が表示されるので、ユーザは、文字・絵文字付加情報入力部42によって直接座標を指定する(ステップSd1)。直接座標指定とは、座標1(30,50)、座標2(20,55)のようにユーザが座標の値を入力して指定するものである。このようにして、直接座標が指定されて決定キーが押下されることにより、指定された座標が確定し、確定された座標が図14(b)のように順次表示される。
次に、ユーザは、文字・絵文字付加情報入力部42によって画面上に表示された座標群を確認して指定を終了するか否かを判断し(ステップSd2)、直接座標の指定を終了させる場合は(ステップSd2でYESの場合)、ソフトキー[終了]を押下して座標指定を終了する。一方、引き続き座標の指定を行う場合は(ステップSd2でNOの場合)、ステップSd1に戻り、前述のステップで直接座標の指定を繰り返す。
次に、図5のステップSc3におけるフリー座標指定の処理の流れを詳細に説明する。図7は、図5のステップSc3におけるフリー座標指定の詳細動作を示すフローチャートである。まず、ユーザによってフリー座標指定が開始されると、図14(c)に示すようなフリー座標指定画面が表示されるので、ユーザは、文字・絵文字付加情報入力部42によってフリー座標を指定する(ステップSe1)。フリー座標指定とは、画面上に表示されるポイントカーソルを、操作部20から入力したキー操作にて所望の位置に移動させて座標の値を指定するものである。この例では、ポイントカーソル脇に、(30、20)と、ポントカーソルを示す座標を自動的に抽出して随時示すよう表示制御している。このようにして、フリー座標が指定されて決定キーが押下されるごとに、座標入力欄に入力すべき値として、ポントカーソルの座標を抽出し、その都度、座標値の入力された状態の図14(d)に示すような指定結果確認画面が表示される。そして、ユーザは、文字・絵文字付加情報入力部42によって画面上に表示された座標群を確認して指定を終了するか否かを判断し(ステップSe2)、直接座標の指定を終了させる場合は(ステップSe2でYESの場合)、ソフトキー[終了]を押下して座標指定を終了する。一方、引き続き座標の指定を行う場合は(ステップSe2でNOの場合)、ステップSe1に戻り、前述のステップでフリー座標の指定を繰り返す。
次に、図5のステップSc4における軌跡指定の処理の流れを詳細に説明する。図8は、図5のステップSc4における軌跡指定の詳細動作を示すフローチャートである。まず、ユーザによって軌跡指定が開始されると、図14(e)に示すような軌跡指定画面が表示されるので、ユーザは、文字・絵文字付加情報入力部42によって軌跡を指定する(ステップSf1)。軌跡指定とは、液晶画面上に表示されるポイントカーソルを操作部30の操作キーによって移動させ、所望の軌跡を指定するものである。次に、ユーザは、指定入力された軌跡から座標をサンプリングする(ステップSf2)。このようにして、軌跡が指定されて決定キーが押下されることにより、図14(f)に示すようなサンプリング結果確認画面が表示されるので、確認結果が正常であれば軌跡による座標指定を終了する。
ここで、軌跡から座標をサンプリングする方法についてさらに詳細に説明する。図17は、図14における付加情報設定動作時の軌跡指定画面を示す図である。図17に示すように、軌跡のサンプリング回数が5回の場合は軌跡から5箇所の座標をサンプリングする。これによって、図14(f)(この図では、4ヶ所のサンプリング時である。)に示すようなサンプリング結果確認画面が表示される。尚、サンプリング数はユーザによって任意に設定することができる。また、サンプリング数を多くすると、受信側では滑らかなアニメーションを表示させることができる。
次に、図4のステップSb7におけるサイズ指定の処理の流れを詳細に説明する。図9は、図4のステップSb7におけるサイズ指定の詳細動作を示すフローチャートである。図4のステップSb5における選択結果が[サイズ指定]であった場合はサイズ指定が開始され、図15に示すようなサイズ指定画面が表示される。従って、ユーザは、文字・絵文字付加情報入力部42によって文字または絵文字の表示サイズを指定する(ステップSg1)。具体的には、図15に示すようにパーセントにて示される倍率を選択肢1〜3の中から決定キーによって選択するか、選択肢4に示す任意倍率指定を選択して任意の倍率を操作キーにて入力して指定する。次に、ユーザが文字・絵文字付加情報入力部42によってサイズ指定を終了するか否かを判断し(ステップSg2)、サイズ指定を終了させる場合は(ステップSg2でYESの場合)、ソフトキー[終了]を押下して座標指定を終了する。一方、引き続きサイズ指定を行う場合は(ステップSg2でNOの場合)、ステップSg1に戻り、前述のステップでサイズ指定を繰り返す。
次に、図4のステップSb8における表示方式指定の処理の流れを詳細に説明する。図10は、図4のステップSb8における表示方式指定の詳細動作を示すフローチャートである。図4のステップSb5における選択結果が[表示方式指定]であった場合は表示方式指定が開始され、図16に示すような表示方式選択が表示される。従って、ユーザは、文字・絵文字付加情報入力部42によって文字または絵文字の表示方式を選択する(ステップSh1)。図16の画面では「スピン」、「フラッシュ」、「ローリング」が選択できるようになっている。このようにして表示方式が選択指定されたら座標指定を終了する。
以上のようなステップを経て電子メールの作成が完成したら、完成した電子メールのデータをRAMから制御部20に転送すると、付加情報コードの添付された電子メールが送受信部10から受信側の携帯電話機1bへ送信される。
次に、付加情報コードの変換方法の一例について説明するが、まず、座標情報コ−ドの変換例について述べる。例えば、「こんにちは」、「絵文字(太陽)」、「座標情報(30,50)(50,40)」を送信する場合は、付加情報コードとして、
「こ」=(82,B1)、「ん」=(82,F1)、「に」=(82,C9)、「ち」=(82,BF)、「は」=(82,CD)、「絵文字(太陽)」=(EB,60)、「座標切替コード」=(FF,FF,01)、「(30,50)」=(1E,32)、「(50,40)」=(32,28)、「切替終了コード」=(FF,FF,FF)
と云うコードに変換して送信される。
尚、絵文字コード、座標用切替コード、及び切替終了コードは一例であって、特に規定はされていない。
次に、サイズ情報コードの変換例について述べる。
例えば、「こんにちは」、「絵文字(太陽)」、「サイズ情報100%,40%,10%」を送信する場合は、付加情報コードとして、
「こ」=(82,B1)、「ん」=(82,F1)、「に」=(82,C9)、「ち」=(82,BF)、「は」=(82,CD)、「絵文字(太陽)」=(EB,60)、「サイズ用切替コード」=(FF,FF,02)、「100%」」=(64)、「40%」=(28)、「10%」=(0A)、「切替終了コード」=(FF,FF,FF)
と云うコードに変換して送信される。
尚、絵文字コード、サイズ用切替コード、及び切替終了コードは一例であって、特に規定はされていない。
次に、表示方式情報コードの変換例について述べる。
例えば、「こんにちは」、「絵文字(太陽)」、「表示方式情報スピン(方式1)」を送信する場合は、付加情報コードとして、
「こ」=(82,B1)、「ん」=(82,F1)、「に」=(82,C9)、「ち」=(82,BF)、「は」=(82,CD)、「絵文字(太陽)」=(EB,60)、「表示方式用切替コード」=(FF,FF,03)、「方式1」=(01)、「切替終了コード」=(FF,FF,FF)
と云うコードに変換して送信される。
尚、絵文字コード、表示方式用切替コード、及び切替終了コードは一例であって、特に規定はされていない。
<本発明における携帯電話機の受信側の動作>
次に、携帯電話機1bが電子メールを受信してアニメーションを表示させる動作について説明する。図1の受信処理部6におけるメール表示部70は、受信した電子メール内の付加情報が設定されていない文字または絵文字のコードに対応する文字のフォントまたは絵文字のキャラクタをROMから読み出して液晶画面に表示する。尚、付加情報が設定されている文字または絵文字は、文字・絵文字付加情報コード抽出部60、文字・絵文字アニメーション構築部71、及び文字・絵文字表示部72によって処理され、液晶画面上に表示される。
文字・絵文字付加情報コード抽出部60は、メール表示部70が受信した電子メールのコードから文字や絵文字の付加情報コードの抽出を行う。また、文字・絵文字アニメーション構築部72は、抽出された付加情報コードのデータから文字・絵文字のアニメーションを構築する。さらに、文字・絵文字表示部71は、構築されたアニメーションによって、ROMから読み出された該当する文字のフォントまたは該当する絵文字のキャラクタを変化させて液晶画面に表示させる。
図11は、図1に示す携帯電話機のメール受信時の動作を示すフローチャートである。以下の説明では、携帯電話機1がメール受信機能を実現しているときは携帯電話機1bとして述べる。まず、携帯電話機1bが電子メールを受信したら、ユーザは、受信した電子メールのどの項目をメール表示部70に表示させるかの表示項目選択を行う(ステップSi1)。ここで、表示項目の選択内容が宛先を表示する場合であれば、文字・絵文字表示部72を用いて差出人名を表示し(ステップSi2)、表示項目の選択内容が件名を表示する場合であれば、文字・絵文字表示部72を用いて件名を表示し(ステップSi3)、表示項目の選択内容が本文を表示する場合であれば、文字・絵文字表示部72を用いて本文を表示する(ステップSi4)。尚、本文を表示する場合の詳細なフローチャートは後述する。そして、ユーザは、メール表示部70への表示を終了させるか否かを判断し(ステップSi5)、まだ表示を終了させないのであれば(ステップSi5でNOの場合)、ステップSi1に戻って前述のステップを繰り返す。一方、表示を終了させる場合は(ステップSi5でYESの場合)、メール表示部70によるメール表示を終了させる。
次に、図11のステップSi4における本文表示の詳細な処理の流れを説明する。図12は、図11のステップSi4における本文表示の詳細動作を示すフローチャートである。まず、文字・絵文字付加情報コード抽出部60によって、受信したメールから付加情報コードを抽出し、「こんにちは」等の通常の文字列は従来通り抽出し、表示すべき位置を特定しておき、絵文字についても文字列と同様、表示すべき位置を特定する(ステップSj1)。ここで、抽出された付加情報コードに座標情報があれば、文字・絵文字アニメーション構築部71が、抽出された座標情報から文字・絵文字の座標・アニメーションを構築する。例えば、図2の液晶画面に示すように、文字・絵文字アニメーション構築部71が、付加情報コードによって抽出した座標情報に基づいて、絵文字A2の座標位置を、図2(a)の『昨日は天気も良くて楽しかったね』の後の位置から、図2(b)の文字列の欄外の位置へ移動させるように座標・アニメーションを構築する(ステップSj2)。このアニメーションは、指定される座標情報が複数あれば、これらの間を移動させ、単一座標が指定されていれば、元々の絵文字の挿入位置との間で往復移動させるように表示制御させる。
また、抽出した付加情報コードにサイズ情報があれば、文字・絵文字アニメーション構築部71が、抽出されたサイズ情報から文字・絵文字のサイズ・アニメーションを構築する。例えば、図2の液晶画面に示すように、文字・絵文字アニメーション構築部71が、付加情報コードによって抽出したサイズ情報に基づいて、『こんにちは』の後の絵文字A1を、図2(a)のように小さい絵文字から図2(c)のように大きい絵文字に変更させるようにサイズ・アニメーションを構築する(ステップSj3)。このアニメーションは、指定されるサイズ情報が複数あれば、指定順に表示サイズを切り替え、単一であれば、標準サイズとの間で表示を繰り返すよう表示制御する。
また、抽出した付加情報コードに表示方式情報があれば、文字・絵文字アニメーション構築部71が、抽出された表示方式情報から文字・絵文字の表示方式・アニメーションを構築する。例えば、「フラッシュ」が指定されていれば、図2の液晶画面に示すように、文字・絵文字アニメーション構築部71が、付加情報によって抽出した表示方式情報に基づいて、『こんにちは』の後の絵文字A1や『昨日は天気も良くて楽しかったね』の後の絵文字A2を、図2(a)のような絵文字から図2(d)のように点滅する絵文字に変更させるように表示方式・アニメーションを構築する。また、「スピン」が指定されていれば、上下方向を軸に、立体的に回転、「ローリング」が指定されていれば、絵文字の略中心位置を中心として時計回りに平面的に回転、といった表示制御をする。
このようにして付加情報コードが抽出されて所望のアニメーションが構築されたら、文字・絵文字付加情報コード抽出部60が、受信したメールの付加情報を全て抽出し終えたか否かを確認する(ステップSj5)。ここで、まだ、未抽出の付加情報があれば(ステップSj5でNOの場合)、ステップSj1に戻って前述のステップを繰り返す。一方、未抽出の付加情報コードがなければ抽出処理を終了させ(ステップSj5でYESの場合)、文字・絵文字表示部72が本文に文字・絵文字のアニメーションを組み合わせて表示させる(ステップSj6)。これによってメールの表示を終了とする。
次に、受信側の携帯電話機1bがアニメーションを構築する例を説明するが、まず、座標情報からのアニメーションを構築する例について述べる。例えば、「座標情報(30,50),(50,40)」を抽出した場合は、あらかじめ設定された時間間隔で各座標間を移動するようにアニメーションを行う。尚、このときの時間間隔はユーザによって可変設定することができる。また、送信側で時間間隔を規定して付加情報として送信することもできる。
次に、サイズ情報からのアニメーションを構築する例について述べる。「サイズ情報10O%、40%、10%」を抽出した場合は、あらかじめ設定された時間間隔で指定されたサイズとなるようにアニメーションを行う。具体的には、所定倍率に応じたフォントが予め用意され、設定された時間間隔に基づいて、指定された倍率に対応するフォントを表示することにより、アニメーションを構成する。尚、このときの時間間隔はユーザによって可変設定することができる。また、送信側で時間間隔を規定して付加情報として送信することもできる。
次に、表示方式情報からアニメーションを構築する例について述べる。「表示方式情報スピン(方式1)」を抽出した場合は、あらかじめ設定された時間間隔で指定された方式(方式1)のアニメーションを行う。具体的には、複数の回転用フォントが予め用意され、設定された時間間隔に基づいて、対応するフォントを表示することにより、アニメーションを構成する。尚、このときの時間間隔はユーザによって可変設定することができる。また、送信側で時間間隔を規定して付加情報として送信することもできる。
以上述べた実施の形態は本発明を説明するための一例であって、具体的な構成のバリエーションは上記の実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での適宜変更することができる。すなわち、上記の実施の形態では、携帯電話機を用いた場合の電子メールにおけるアニメーションの構築について説明したが、携帯電話機に限らず、携帯端末やパソコンなどあらゆる通信端末に本発明は適用することができるのはいうまでもない。
また、本実施の形態によれば、アニメーションを行う対象を絵文字を例に説明したが、これに限るものではなく、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット、数字、記号といった文字についてもどうようにの処理でアニメーションを行えることは言うまでもない。
本発明によれば、送信側の通信端末は、文字や絵文字などを付加した電子メールを送信するとき、その文字や絵文字を時間的・空間的に変化させることができる付加情報を添付して送信しているため、受信側の通信端末は、電子メールを受信したとき、その電子メールに含まれている付加情報に基づいて文字や絵文字などの位置や大きさなどを変えて、いわゆるアニメーションとして電子メール上に表示させることができ、視覚効果を高めた送信側、受信側間で、より質の高い情報伝達を行う技術が提供できる。
また、本発明によれば、通信端末が電子メールに文字・絵文字を付加して送信するとき、電子メール送信用の付加情報コードを添付して送信しているため、通信端末が電子メールを受信したときには、付加情報コードに含まれる情報内容から文字・絵文字の位置や大きさなどを変化させてアニメーション表示させることができる。
また、本発明によれば、通信端末が電子メールに文字・絵文字を付加して送信するとき、付加情報として、座標指定情報、サイズ指定情報、表示方式指定情報のうち、少なくとも1つの情報を添付しているため、通信端末が電子メールを受信したときは、座標指定情報に基づいて文字・絵文字の座標位置を変えたり、サイズ指定情報に基づいて表示させる文字・絵文字の大きさを変えたり、表示方式指定情報に基づいて文字・絵文字を点滅表示させるように表示方式を変えたりして、視覚効果の高いアニメーション表示を行うことができる。
以上、本発明の実施の形態によれば、従来の電子メールのフォーマットに手を加えることなく、ユーザ(送信側)の意思や感情を、より豊かにユーザ(受信側)に伝えることができる。さらに、ユーザ(送信側)にとっては、表示を見ながら簡単な操作で、このようなメールを作成することができるため、意思や感情を伝える手段として、従来よりも多くのユーザに電子メールの門戸を開くことにもなる。また、ユーザ(受信側)は、何ら複雑な操作を行うことなく、意思や感情のよりこもった電子メールを見ることができる。
また、このように、簡単な操作により送信側で文字や絵文字について空間的位置(例えば、表示座標等)を指定することにより、受信側で文字や絵文字を表示すべき位置が特定される。さらに、これら空間的位置が複数指定されており、しかも、単一の空間的位置が指定されていれば、元の位置と指定された位置的空間との間を時間の遷移とともに遷移表示させることができる。つまり、簡単な操作により、送信側で文字や絵文字について時間の遷移と共に表示させるべき空間的位置のみならず、時間的遷移についても指定することができるとともに、受信側でも指定された時間的遷移に基づいた空間的位置で指定された文字や絵文字を表示(つまり、アニメーション表示)させることができる。
本発明の一実施の形態による携帯電話機の構成を示すブロック図である。 図1に示す携帯電話機の液晶画面に表示されるアニメーションを示す図である。 図1に示す携帯電話機のメール送信時の動作を示すフローチャートである。 図3のステップSa4における本文設定の詳細動作を示すフローチャートである。 図4のステップSb6における座標指定の詳細動作を示すフローチャートである。 図5のステップSc2における直接座標指定の詳細動作を示すフローチャートである。 図5のステップSc3におけるフリー座標指定の詳細動作を示すフローチャートである。 図5のステップSc4における軌跡指定の詳細動作を示すフローチャートである。 図4のステップSb7におけるサイズ指定の詳細動作を示すフローチャートである。 図4のステップSb8における表示方式指定の詳細動作を示すフローチャートである。 図1に示す携帯電話機におけるメール受信時の動作を示すフローチャートである。 図11のステップSi4における本文表示の詳細動作を示すフローチャートである。 図1に示す携帯電話機の液晶画面に表示されるメール作成画面を示す図である。 図13における付加情報設定動作時の画面を示す図である。 図13における付加情報設定動作時のサイズ指定画面を示す図である。 図13における付加情報設定動作時の表示方式選択画面を示す図である。 図13における付加情報設定動作時の軌道指定画面を示す図である。
符号の説明
1、1a、1b…携帯電話機、4…送信処理部、6…受信処理部、10…送受信部、10a…アンテナ、20…操作部、30…制御部、40…メール作成部、41…文字・絵文字入力部、42…文字・絵文字付加情報入力部、50…文字・絵文字付加情報コード変換部、60…文字・絵文字付加情報コード抽出部、70…メール表示部、71…文字・絵文字アニメーション構築部、72…文字・絵文字表示部

Claims (7)

  1. 電子メールの送受信を行うことができる通信端末であって、
    前記電子メールの作成時に文字・絵文字を入力する文字入力部と、
    送信先においてアニメーション処理して表示可能な絵文字を予め記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記絵文字が前記文字入力部によって入力された場合に、入力された絵文字に対して時間的・空間的な視覚効果を実現させるための情報であって、前記絵文字の表示サイズを指定するサイズ指定情報と前記絵文字の表示方式を指定する表示方式指定情報との少なくとも1つの情報である付加情報を指定するか否かの選択画面を表示する表示部と、
    前記選択画面にて前記付加情報の指定された場合に、前記文字と前記付加情報が指定された絵文字とが入力された電子メールに、前記付加情報を添付して送信する送信部と、
    前記絵文字に前記サイズ指定情報が指定される電子メールの作成時に、前記絵文字の前記表示サイズが大きく指定されると、前記絵文字が入力された行と隣の行との間の改行幅を大きくさせる制御部と、
    を備えることを特徴とする通信端末。
  2. 前記付加情報は、前記サイズ指定情報、前記表示方式指定情報及び前記絵文字の座標位置を指定する座標指定情報の内の少なくとも2つの情報であることを特徴とする請求項1又は請求項に記載の通信端末。
  3. 前記座標位置の指定には、座標値を入力することで座標位置を指定する第一指定方法と、絵文字の移動の軌跡を入力することで座標位置を指定する第二指定方法と、が含まれ、
    前記座標指定情報は、前記第一指定方法または前記第二指定方法によって指定された座標位置の情報であることを特徴とする請求項に記載の通信端末。
  4. 前記表示方式には、絵文字の点滅又は回転が含まれ、
    前記表示方式指定情報は、前記点滅又は前記回転による表示方式の情報であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の通信端末。
  5. 前記付加情報が添付された前記電子メールを受信する受信部と、
    受信した電子メールを表示するメール表示部と、
    前記メール表示部に前記電子メールを表示させるとき、抽出された付加情報に基づいて前記絵文字を前記電子メール上でアニメーション処理して表示させるアニメーション処理部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の通信端末。
  6. 受信した前記電子メールの本文を表示する本文画面と、前記電子メールの差出人を表示する差出人画面とのいずれかを前記メール表示部に表示させるかを選択する選択部と、
    前記アニメーション処理部は、前記選択部によって前記本文画面が選択されて、前記本文画面が前記メール表示部に表示される際に、前記絵文字をアニメーション処理して表示させることを特徴とする請求項に記載の通信端末。
  7. 電子メールの送受信を行うことができる携帯電話機であって、
    前記電子メールの作成時に文字・絵文字を入力する文字入力部と、
    送信先においてアニメーション処理して表示可能な絵文字を予め記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記絵文字が前記文字入力部によって入力された場合に、入力された絵文字に対して時間的・空間的な視覚効果を実現させるための情報であって、前記絵文字の表示サイズを指定するサイズ指定情報と前記絵文字の表示方式を指定する表示方式指定情報との少なくとも1つの情報である付加情報を指定するか否かの選択画面を表示する表示部と、
    前記選択画面にて前記付加情報の指定された場合に、前記文字と前記付加情報が指定された絵文字とが入力された電子メールに、前記付加情報を添付して送信する送信部と、
    前記絵文字に前記サイズ指定情報が指定される電子メールの作成時に、前記絵文字の前記表示サイズが大きく指定されると、前記絵文字が入力された行と隣の行との間の改行幅を大きくさせる制御部と、
    を備えることを特徴とする携帯電話機。
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