JP2001265321A - アニメーション表示装置及びアニメーション表示方法並びにアニメーション表示のプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

アニメーション表示装置及びアニメーション表示方法並びにアニメーション表示のプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2001265321A
JP2001265321A JP2000073591A JP2000073591A JP2001265321A JP 2001265321 A JP2001265321 A JP 2001265321A JP 2000073591 A JP2000073591 A JP 2000073591A JP 2000073591 A JP2000073591 A JP 2000073591A JP 2001265321 A JP2001265321 A JP 2001265321A
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JP2000073591A
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Akira Yasuda
亮 安田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アニメーション表示する位置などの情報を記
憶する領域を設けることで、座標において文字単位にと
らわれることなく、画面上の自由な位置に表示でき、ま
た画面上の必要な部分のみの書き換えで、画面全体の記
憶領域をいくつも用意することなくアニメーション表示
を提供する。 【解決手段】 属性情報を定義したコード部144、表
示用フォントデータを記憶したフォント記憶部143、
表示情報を記憶する表示情報記憶部153、アニメーシ
ョン動作フラグ154、表示の制御を行う表示制御手段
110を有し、表示制御手段110は、動作フラグ15
4が無効の場合はフォント記憶部143から非アニメー
ション表示用データを読み出し、動作フラグ154が有
効又は一時停止の場合はフォント記憶部143からアニ
メーション表示用データを読み出し、コード部144か
ら属性情報を読み出して表示情報記憶部153に登録
し、フォントデータを描画することで実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、携帯端末、携帯電
話機、ワードプロセッサ、パソコン、ゲーム機などのア
ニメーション表示を必要とする電子機器に適用され、文
字やイメージを表示することができ、アニメーション表
示を意識せずに文字やイメージ表示が行えるアニメーシ
ョン表示装置及びアニメーション表示方法並びにアニメ
ーション表示のプログラムを記憶した記憶媒体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアニメーション表示方法として、
特開昭62−157972号公報には、1文字の大きさ
で分割されたグラフィック内の座標位置をアニメーショ
ンの表示座標として設定し、文字のフォントをアニメー
ションのパターンとして設定し、この文字を表示するこ
とでグラフィックの編集中にもアニメーション用に設定
した文字を表示することでアニメーション表示ができる
グラフィック編集方式に関する技術が開示されている。
【0003】また、特開平2−260981号公報に
は、文字・パターンを複数画面分記憶し、画面を一定時
間毎に切り替えて表示することにより、アニメーション
表示のような効果を出すことができる文字・パターン記
憶再生装置に関する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記記
載の従来技術においては、なお以下のような課題を有し
ている。
【0005】特開昭62−157972号公報の技術で
は、文字を画面上の自由な位置に表示できないといった
問題点があった。
【0006】また、特開平2−260981号公報の技
術では、複数画面分の記憶領域が必要となり、アニメー
ション表示領域部分が小さい場合には、記憶領域が無駄
になるといった問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、表示用のVR
AMとは別にアニメーション表示する文字の表示位置な
どの情報を記憶する領域を設けることで、座標において
文字単位にとらわれることなく、画面上に自由な位置に
表示でき、また、画面上の必要な部分のみの書き換えを
行うことによって、画面全体の記憶領域をいくつも用意
する必要がないアニメーション表示装置及びアニメーシ
ョン表示方法並びにアニメーション表示のプログラムを
記憶した記憶媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明におけるアニメー
ション表示装置は、データ入力または操作指示を行う入
力手段と、各種データやアニメーションを表示する表示
手段と、機器を制御するためのシステムプログラムやア
ニメーション表示を含む各種アプリケーションプログラ
ムあるいはアニメーション表示用データを含む固定デー
タが格納されている第1記憶手段と、前記プログラムの
実行に伴って必要とされる作業用エリアや処理が実行さ
れた結果を格納しておく記憶用エリアや表示用データを
格納しておく表示情報用エリアを含む第2記憶手段と、
前記第1記憶手段に格納されているアニメーション表示
を含む各種プログラムを実行し機器を制御する制御手段
とを備えたアニメーション表示装置において、前記第1
記憶手段は、アニメーション用の文字・イメージコード
と先頭コードとコマ数など1つのアニメーション表示に
必要な属性情報を定義しているアニメーションコードテ
ーブルと、アニメーション表示で使用される文字・イメ
ージコードに対応するフォント・イメージデータ及び非
アニメーション表示で使用される文字・イメージコード
に対応するフォント・イメージデータがそれぞれ記憶さ
れているフォント・イメージ記憶部と、を有し、前記第
2記憶手段は、アニメーション表示する文字・イメージ
の表示情報を記憶する表示情報記憶部と、アニメーショ
ン表示の状態を管理する動作フラグと、を有し、前記制
御手段は、前記表示手段に表示されている画面内容を更
新・削除する表示更新手段と、前記アニメーション表示
の状態を表した動作フラグを判定する動作フラグ判定手
段と、を含む表示制御手段を有し、前記表示制御手段
は、前記表示情報記憶部に表示すべき表示情報があるか
否かを判断し、存在している場合、前記表示情報記憶部
から表示情報を読み出し、描画領域との重なりを判定
し、重なっている場合には前記表示情報を前記表示情報
記憶部から削除し、存在していない場合、表示対象とな
る文字・イメージコードがアニメーション用である場合
には、アニメーションコードテーブルを介してフォント
・イメージ記憶部から該当するアニメーション用のフォ
ント・イメージデータを、一方表示対象となる文字・イ
メージコードがアニメーション用でない場合には、フォ
ント・イメージ記憶部から該当する非アニメーション用
のフォント・イメージデータを、それぞれ読み出して前
記表示更新手段によって描画することを特徴とする。
【0009】さらに、本発明におけるアニメーション表
示装置で、前記表示制御手段は、表示対象となる文字・
イメージコードがアニメーション用である場合、前記動
作フラグ判定手段による前記アニメーション表示の状態
を表した動作フラグを判定した結果にしたがい、動作フ
ラグが無効の場合には、前記フォント・イメージ記憶部
から非アニメーション表示で使用される文字・イメージ
コードに対応するフォント・イメージデータを読み出
し、動作フラグが有効または一時停止の場合には、前記
フォント・イメージ記憶部からアニメーション表示で使
用される文字・イメージコードに対応するフォント・イ
メージデータを読み出し、さらにアニメーションコード
テーブルからアニメーション表示で使用される文字・イ
メージコードに対応する属性情報を読み出して前記表示
情報記憶部に登録し、前記読み出したフォント・イメー
ジデータを前記表示更新手段によって表示画面に描画す
るように制御することを特徴とする。
【0010】さらに、本発明におけるアニメーション表
示装置で、前記表示制御手段は、さらに一定間隔で割り
込みを発生させる割り込み発生手段を備え、前記表示制
御手段は、前記割り込み発生手段からの割り込みタイミ
ングに基づいて、前記表示情報記憶部に登録されている
アニメーション表示用情報を読み出し、前記動作フラグ
判定手段による前記アニメーション表示の状態を表した
動作フラグの判定した結果にしたがい、動作フラグが有
効の場合には表示するコマ番号を進め、動作フラグが有
効以外の場合には表示するコマ番号をデフォルトコマ番
号とし、前記フォント・イメージ記憶部から該当コマで
の表示する文字・イメージコードに対応するフォント・
イメージデータを読み出し、前記表示更新手段によって
表示画面に描画し、前記表示情報記憶部の情報を更新す
るように制御することを特徴とする。
【0011】本発明におけるアニメーション表示方法
は、文字やイメージをアニメーションとして表示するア
ニメーション表示方法において、表示対象となる文字・
イメージコードがアニメーション用であるか否かを判定
するステップと、前記表示対象となる文字・イメージコ
ードがアニメーション用でない場合には、該当するコー
ドに対応する非アニメーション用のフォント・イメージ
データを読み出すステップと、前記表示対象となる文字
・イメージコードがアニメーション用である場合には、
アニメーションコードの属性情報が登録されているテー
ブルを参照するステップと、そのテーブルを介して該当
するアニメーション用のフォント・イメージデータを読
み出すステップと、前記読み出されたフォント・イメー
ジデータを描画するステップと、を含むことを特徴とす
る。
【0012】本発明におけるアニメーション表示方法
は、文字やイメージをアニメーションとして表示するア
ニメーション表示方法において、表示対象となる文字・
イメージコードがアニメーション用であるか否かを判定
するステップと、前記表示対象となる文字・イメージコ
ードがアニメーション用である場合には、アニメーショ
ン表示の状態を表した動作フラグを判定するステップ
と、前記動作フラグの判定結果が無効の場合には、非ア
ニメーション表示で使用される文字・イメージコードに
対応するフォント・イメージデータを読み出すステップ
と、前記動作フラグの判定結果が有効または一時停止の
場合には、アニメーションコードテーブルからアニメー
ション表示で使用される文字・イメージコードに対応す
る属性情報を読み出すステップと、前記読み出した属性
情報をアニメーション表示用情報として登録しておくス
テップと、アニメーション表示で使用される文字・イメ
ージコードに対応するフォント・イメージデータを読み
出すステップと、前記読み出されたフォント・イメージ
データを描画するステップと、を含むことを特徴とす
る。
【0013】さらに本発明におけるアニメーション表示
方法は、一定間隔で割り込みを発生させるステップをさ
らに含み、前記割り込みタイミングに基づいて、前記ア
ニメーション表示用情報として登録されている属性情報
を読み出すステップと、アニメーション表示の状態を表
した動作フラグを判定するステップと、前記動作フラグ
の判定結果が有効の場合には、表示するコマ番号を進
め、動作フラグの判定結果が有効以外の場合には、表示
するコマ番号をデフォルトコマ番号とするコマ番号を更
新するステップと、前記更新されたコマでの表示する文
字・イメージコードに対応するフォント・イメージデー
タを読み出すステップと、前記読み出されたフォント・
イメージデータを描画するステップと、前記更新された
コマを含む属性情報をアニメーション表示用情報として
更新登録しておくステップと、を含むことを特徴とす
る。
【0014】本発明におけるコンピュータ読取り可能な
記憶媒体は、コンピュータで実行可能なアニメーション
表示方法のプログラムを記憶した記憶媒体であって、前
記アニメーション表示方法は、文字やイメージをアニメ
ーションとして表示するもので、表示対象となる文字・
イメージコードがアニメーション用であるか否かを判定
するステップと、前記表示対象となる文字・イメージコ
ードがアニメーション用である場合には、アニメーショ
ン表示の状態を表した動作フラグを判定するステップ
と、前記動作フラグの判定結果が無効の場合には、非ア
ニメーション表示で使用される文字・イメージコードに
対応するフォント・イメージデータを読み出すステップ
と、前記動作フラグの判定結果が有効または一時停止の
場合には、アニメーションコードテーブルからアニメー
ション表示で使用される文字・イメージコードに対応す
る属性情報を読み出すステップと、前記読み出した属性
情報をアニメーション表示用情報として登録しておくス
テップと、アニメーション表示で使用される文字・イメ
ージコードに対応するフォント・イメージデータを読み
出すステップと、前記読み出されたフォント・イメージ
データを描画するステップと、を含むことでアニメーシ
ョン表示が実現することができる。
【0015】以上のような構成とすることで、文字を表
示する際に、あらかじめアニメーション表示を定義して
いるアニメーション用の文字やイメージのコードに対し
て、上記表示情報を記憶することにより、通常の文字
と、アニメーション表示の文字との区別を意識すること
なく、混在させて表示することができる。
【0016】また、アニメーション表示を行いたくない
画面や、一時的にアニメーション表示を停止したいとき
に、アニメーションの途中の表示で静止すると、本来そ
の文字が持っている意味が伝わらなくなる場合がなくな
り、静止した画面であっても、文字が持っている意味が
伝わりやすく表示することができる。
【0017】さらに、割り込み処理中に表示する文字の
表示情報の内容を読み出し、アニメーション表示のコマ
を次のコマに進めて更新するという簡易な方法で、一定
間隔でのアニメーション動作を実現することができる。
【0018】さらに、アニメーション表示を行う場合、
表示内容の書き換えを頻繁に行うと、電池の消耗が早
く、長時間使用できなくなってしまうため、一定時間の
アニメーション表示を行った後、ある時間内はアニメー
ション表示を静止させることによって、電池の消耗を抑
えることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明におけるアニメー
ション表示装置及びアニメーション表示方法並びにアニ
メーションの表示プログラムを記憶した記憶媒体の実施
形態に関して図面を用いてその実施例を詳細に説明す
る。
【0020】尚、本発明の対象とするアニメーション表
示装置は、電子メール端末、コンピュータ、ワープロ、
携帯端末、携帯電話機、ゲーム機などの表示機能を備え
た電子機器であればいずれのものであってよいが、ここ
では説明をわかりやすくするために携帯端末装置を用い
て説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例であるアニメー
ション表示をする携帯端末装置の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【0022】本携帯端末装置は、中央制御装置110、
入力装置120、表示装置130、第1記憶装置14
0、第2記憶装置150、通信装置160、タイマー装
置170、本体電源スイッチ180、外部記憶装置19
0から構成されている。
【0023】中央制御装置110は、CPUから構成さ
れ、各種命令により入力情報あるいは出力情報を制御
し、下記の各種装置を制御するものである。
【0024】入力装置120は、キーボード、マウス、
あるいはタッチパネルやタブレット等の入力手段からな
り、文字を入力するための文字キー120−1、カーソ
ルや選択項目の移動に用いる上下左右キー120−2、
画面をスクロールさせるスクロールキー120−3、選
択した内容を決定する実行キー120−4、入力したデ
ータを登録する登録キー120−5、メールを送信する
ために用いる送信キー120−6、メールを受信するた
めに用いる受信キー120−7、メール送信時に添付フ
ァイルを指定するための添付キー120−8などを含
み、中央制御装置110は、この入力装置120からの
入力に応じて、データの作成、選択、登録、画面の切り
替え、メールの送受信などの処理を行う。
【0025】表示装置130は、CRTやLCD等の表
示機能を備えたデバイスからなり、中央制御装置110
の指示に従って、端末内のデータを表示する。
【0026】第1記憶装置140は、プログラムエリア
141、辞書エリア142、フォント・イメージ記憶エ
リア143、アニメーションコードテーブル144等の
エリアを有している。プログラムエリア141は、中央
制御装置110の動作を示したプログラムを記憶したエ
リアである。辞書エリア142は、文字変換を行うため
の辞書を記憶したエリアである。フォント・イメージ記
憶エリア143は、アニメーション表示が可能な文字コ
ードあるいはイメージコード等を記憶したエリアで詳細
については後述する。アニメーションコードテーブル1
44は、動作させるアニメーションのコードとコマ数等
を記憶したエリアで詳細については後述する。尚、これ
らのエリアはROMで構成されているが、例えば電気的
に書き換え可能な不揮発性のメモリで、EEPROMや
フラッシュメモリ等であってもよい。
【0027】第2記憶装置150は、処理用ワークエリ
ア151、通信用ワークエリア152、表示情報用記憶
エリア153、アニメーション動作フラグ154、デー
タ保存用エリア155のエリアを有している。処理用ワ
ークエリア151は、中央制御装置110が処理を行う
上で必要となる作業用エリアである。通信用ワークエリ
ア152は、メールの送受信用に使用されるエリアであ
る。アニメーション動作フラグ154は、アニメーショ
ン動作の有効・無効・一時停止の3つの値を保持するた
めのエリアである。データ保存用エリア155は、例え
ば、メールやそのメールに添付されるデータ、つまり後
述する通信装置160を介して送られてきたデータを必
要に応じて取り出したり書き込んだり、あるいは記憶で
きるエリアでもある。また、上記入力装置120から入
力されたデータを格納するためにも使用できるし、さら
には後述の外部記憶装置190を介して外部記憶媒体の
データを取り出したり書き込んだりするためにも使用で
きる。表示情報用記憶エリア153は、画面表示の際な
どにアニメーション表示用の表示情報を記憶するエリア
として用いられたり、あるいは通常の文字等のデータを
画面表示するためのエリアとして使用される。つまり、
ビデオRAM(VRAM)として使用される。しかし、
この表示情報用記憶エリア153は、物理的に上記各種
エリアと同じ記憶装置内のエリアであってもよいし、ま
た物理的に別の記憶装置内に設けられたエリアであって
もよい。尚、これらのエリアはRAMで構成されている
が、例えば電気的に書き換え可能な不揮発性のメモリ
で、EEPROMやフラッシュメモリ等であってもよ
い。
【0028】通信装置160は、モデムを介して公衆回
線に接続したり、携帯電話機に接続したりすることによ
り、この端末内のデータを外部に送信したり、外部から
データを受信したりすることができる。例えば、電子メ
ールの送受信用に使用する。
【0029】タイマー装置170は、割り込み処理を行
う時に、割り込み処理の間隔を決めるために使用するも
のである。
【0030】本体電源スイッチ180は、装置本体の電
源をオン・オフするスイッチである。
【0031】外部記憶媒体290は、装置本体と分離可
能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセット
テープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク
やハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/M
O/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカ
ード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、
あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フ
ラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的に
プログラムを担持する媒体であってもよい。上記外部記
憶媒体290は、表示する文字の表示情報を記憶する機
能と、アニメーション表示を定義している文字コード部
と、前記文字コード部を前記表示情報に記憶し、前記表
示情報を更新する機能と、前記文字コードに定義されて
いるアニメーション表示する機能とをコンピュータに実
行させるアニメーション表示プログラムを記憶していて
もよい。
【0032】この構成により、外部記憶媒体290に記
憶されたアニメーション表示プログラムを外部記憶装置
190によって読み取り、例えば、第2記憶装置150
のいずれかのエリアにインストールすることにより、本
発明のアニメーション表示を実現するようにしてもよ
い。また、第1記憶装置140が電気的に書き換え可能
な不揮発性のメモリの場合にはそこのいずれかのエリア
にインストールする方式であってもよい。また、上記ア
ニメーション表示プログラムはこのように外部からイン
ストール方式ではなく、予め第1記憶装置140に記憶
されていてもよい。
【0033】また、本発明においては上記通信装置16
0を介してインターネットを含む通信ネットワークと接
続可能なシステム構成であることから、通信ネットワー
クからプログラムをダウンロードするように流動的にプ
ログラムを担持する媒体であってもよい。尚、このよう
に通信ネットワークからプログラムをダウンロードする
場合には、そのダウンロード用プログラムは予め装置本
体に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインス
トールされるものであってもよい。
【0034】尚、上記中央制御装置110は、表示装置
130で表示されている画面内容を更新・削除させるた
めの表示更新手段や、アニメーション表示の状態を表し
たアニメーション動作フラグを判定する動作フラグ判定
手段や、タイマー装置170から発生する割り込み処理
を実行する手段や、タイマー装置170による時間計測
の結果等を比較判定する手段や、表示情報用記憶エリア
153に記憶されているデータの表示領域と今回描画し
たい領域との比較判定を行う手段や、表示情報用記憶エ
リア153の内容(コマの更新等)の更新処理を行う手
段や、表示装置130に対して一連の表示制御を行う表
示制御手段等の機能をすべて実現するものである。
【0035】図2は、本実施例におけるアニメーション
コードテーブルのデータ構造を示したものである。
【0036】図示しているように、アニメーションコー
ドテーブル144を構成する項目は、アニメーション表
示が可能な文字コード・イメージコード201と、アニ
メーション表示の時に用いる先頭のアニメーションコー
ド202と、アニメーションのコマ数203と、アニメ
ーションのスタート時に表示されるコマ、あるいは、ア
ニメーション動作が一時的に停止している時に表示され
るコマとしての、デフォルトコマ番号204とからな
り、これらの項目が一組のデータとして記憶されてい
る。
【0037】このデータ構造例では、文字コード・イメ
ージコード201の値が1000の場合には、先頭のア
ニメーションコードの値が10000、コマ数の値が3
と定義しているので、アニメーション表示で用いられる
アニメーションコードは、10000,10001,1
0002の3つとなる。デフォルトコマ番号が1と定義
されているので、アニメーションのスタート時に表示さ
れるコマ、あるいは、アニメーション動作が一時的に停
止している時に表示されるコマは、アニメーションコー
ドが10000のコマとなる。
【0038】図3は、本実施例のフォント・イメージ記
憶エリアのデータ構造を示したものである。
【0039】図示しているように、フォント・イメージ
記憶エリア143を構成する項目としては、アニメーシ
ョンフォント・イメージデータの種類301と、アニメ
ーション表示が可能な文字コード・イメージコード30
2と、文字コード・イメージコード302に対するフォ
ント・イメージデータ303とからなり、各項目に該当
するデータが記憶されている。
【0040】アニメーションフォント・イメージデータ
の種類エリア301には、非アニメーションフォント・
イメージエリア304とアニメーションフォント・イメ
ージエリア305とがある。非アニメーションフォント
・イメージエリア304には、すべての文字やイメージ
のコードに対応したフォント・イメージデータが記憶さ
れている。アニメーションフォント・イメージエリア3
05には、アニメーション用のフォント・イメージが記
憶されている。
【0041】例えば、フォントデータ307は、上記図
2の205で指定されたアニメーションコードが100
00に対応するフォントデータであり、ここから、連続
して3コマ分の10002までが、文字コードが100
0に対するアニメーションのフォントデータとなる。
【0042】また、アニメーション可能な文字コードに
ついては、306にあるように、非アニメーションフォ
ントも同時に持っている。そのため、アニメーション動
作フラグ154が無効となっている場合は、非アニメー
ションフォントデータを用いて表示を行う。
【0043】さらに、ここで取り扱えるコードは文字コ
ード(記号、絵、特殊文字等も含む)に対応するフォン
トデータと画像データに対応するイメージデータとして
いるが、これらのデータはこのフォント・イメージ記憶
エリア143にそれぞれ単独で記憶してもよいし、項目
をいくつか追加し、混在して記憶してもよい。つまり、
文字コードだけの場合は、その記憶されている文字コー
ドのアニメーション表示が可能となり、画像データだけ
の場合は、その記憶されている画像データのアニメーシ
ョン表示が可能となり、また混在している場合は、その
記憶されている文字と画像とをいろいろ組み合せた形態
でアニメーション表示が可能となる。尚、下記の具体的
な説明箇所での記載では、説明をわかりやすくするため
に、文字コードのアニメーション表示を例にとって説明
する(実際にはこれに限定されない)。
【0044】図4は、本実施例の表示情報用記憶エリア
のデータ構造を示したものである。
【0045】図示しているように、表示情報の項目は、
それぞれ、文字コードあるいはイメージコード401
と、画面上のX座標とY座標である表示座標402と、
その文字やイメージのX方向およびY方向のサイズを示
した表示サイズ403と、表示するウィンドウ番号40
4と、アニメーションのコマ数405と、現在表示して
いるコマ番号406とからなり、これらを一組として登
録している。表示情報410自体は、アニメーションの
表示文字1文字、あるいは、アニメーションイメージ1
つに対して、1つずつ登録されるものとする。
【0046】図4の場合は、表示情報が1から4まであ
り、これはアニメーション表示する箇所が4ヶ所あるこ
とを表わしいる。登録された表示情報410は、表示情
報が1の場合は、アニメーション動作によって、アニメ
ーションのコマ番号分411、412、413に示すよ
うな内容が変化することになりアニメーション表示され
る。
【0047】図5は、文字やイメージの表示や消去とい
った画面に対する描画の手順を示すフローチャートであ
る。ここでは、表示情報用記憶エリア153に基づいて
アニメーションを描画する処理の内容を説明する。
【0048】まず、ステップS501では、表示情報用
記憶エリア153に登録されている表示情報があるかど
うかを調べる。表示情報がなければ、そのままステップ
S511へ進む。ステップS501で表示情報が登録さ
れている場合は、ステップS502に進む。
【0049】ステップS502では、表示情報用記憶エ
リア153から、図4の表示情報用記憶エリアのデータ
構造である文字コードおよびイメージコード401、表
示座標402、表示サイズ403、表示ウィンドウ40
4、コマ数405、表示コマ番号406の表示情報を読
み出す。その後、ステップS503に進む。
【0050】ステップS503では、読み出した表示情
報の表示座標402と表示サイズ403から、表示情報
に対応する画面領域を求め、今、描画しようとしている
領域と、重なっているかどうか調べる。
【0051】ステップS504では、描画領域を調べた
結果に基づいて処理の分岐がなされる。調べた結果、重
なっていなければ、ステップS501へ戻り、他の表示
情報を調べる。調べた結果、重なっている場合は、ステ
ップS505に進む。
【0052】ステップS505では、この描画によっ
て、これまでその場所に表示されていた文字やイメージ
が上書きされて画面から消えることになり、対応する表
示情報を削除する。その後、ステップS501へ戻り、
他の表示情報がなくなるまでこれらの処理を繰り返す。
【0053】以上の処理内容により、これから描画しよ
うとする領域に表示されていたアニメーション文字やイ
メージに対応する表示情報はすべて削除されることにな
る。
【0054】ステップS501で、表示情報用記憶エリ
ア153に登録されているすべての表示情報のチェック
が終わると、ステップS511に進み、実際の画面への
描画が行われる。
【0055】ステップS511で画面への描画が消去で
ある場合には、ステップS515に進む。ステップS5
15では、画面領域の消去を行い、本処理を終了する。
一方、ステップS511で画面への描画が消去でない場
合には、ステップS512に進む。
【0056】ステップS512では、描画がアニメーシ
ョンの表示かどうかを調べる。ここでアニメーション表
示かどうかの判断は、アニメーション動作フラグ154
が有効または一時停止であるか、さらに、表示する文字
コード、あるいは、イメージコード401が、アニメー
ションコードテーブル144に含まれている場合には、
その描画がアニメーションであると判断される。
【0057】ステップS512において、アニメーショ
ンであると判断された場合には、ステップS513に進
む。ステップS513では、図2に示すアニメーション
コードテーブル144において、先頭のアニメーション
コード202と、デフォルトコマ番号204から、表示
するアニメーションコードを求め、それに対応するフォ
ント・イメージデータ303を、図3に示すフォント・
イメージ記憶エリア143から読み出す。
【0058】そして、ステップS516では、図4に示
す表示する文字コードおよびイメージコード401、表
示座標402、表示サイズ403、表示ウィンドウ40
4、アニメーションコードテーブル144を読み出した
アニメーションのコマ数405、表示するコマ番号40
6を、表示情報用記憶エリア153に図4の表示情報4
10として登録する。その後、ステップS517に進
む。
【0059】ステップS512において、アニメーショ
ンではないと判断された場合には、ステップS514に
進む。ステップS514では、フォント・イメージ記憶
エリア143から、そのコードに対応するフォント・イ
メージ303を読み出す。あるいは、アニメーション動
作フラグ154が無効となっている場合には、表示する
コードがアニメーションコードテーブル144に含まれ
ているコードであっても、スップS514において、非
アニメーションのフォント・イメージデータ303が読
み出され、ステップS517に進む。
【0060】ステップS517では、ステップS513
あるいはステップS514で読み出したフォント・イメ
ージのデータを実際に画面へ描画を行い、描画処理を終
了する。
【0061】以上の処理内容により、アニメーションの
コードかどうかの判断は、図5で示される描画の処理中
に、ステップS512で参照しているアニメーションコ
ードテーブル144によって決定される。そのため、文
字の表示やイメージの描画を指示する上位アプリケーシ
ョン側では、それがアニメーション可能なコードかどう
かを意識する必要がなく、また、アニメーションのコー
ドと非アニメーションのコードを、特に意識することな
く混在させて表示させることができる。
【0062】図6は、アニメーションが表示されている
時に、実際に、アニメーションのコマを進める処理につ
いてのフローチャートである。ここでは、表示情報用記
憶エリア153に基づいてアニメーションの表示コマの
処理内容を説明する。
【0063】まず、ステップS601では、アニメーシ
ョン動作フラグ154が有効、またはアニメーション動
作が一時停止になっているときに、図1のタイマー装置
170により一定時間の割り込み処理が発生する。発生
後ステップS602に進み、以降の処理が行われる。
【0064】ステップS602では、アニメーション動
作フラグ154が一時停止であるかどうかを判断する。
ここでアニメーション動作フラグ154が一時停止であ
る場合には、ステップS603に進む。
【0065】ステップS603では、アニメーション動
作フラグ154が一時停止になってからの経過時間を調
べる。そして、例えば45秒を経過していれば、ステッ
プS604に進み、アニメーション動作フラグ154を
有効にし、本処理を終了する。一方、ステップS603
で、45秒を経過していない場合は、そのまま本処理を
終了する。
【0066】ステップS602で、アニメーション動作
フラグ154が一時停止ではなく、有効である場合に
は、ステップS605に進む。
【0067】ステップS605では、アニメーション動
作フラグ154が有効になってからの経過時間を調べ
る。そして、例えば15秒以上を経過していれば、ステ
ップS606に進み、アニメーション動作フラグ154
を一時停止にして、ステップS607に進む。
【0068】ステップS607では、表示情報用記憶エ
リア153に、登録されている表示情報があるかどうか
調べる。登録されている表示情報がなければ、そのまま
本処理を終了する。一方、ステップS607で、表示情
報が登録されている場合には、ステップS608に進
む。
【0069】ステップS608では、表示情報用記憶エ
リア153から、図5のステップS502と同様に表示
情報用記憶エリア153から、図4の表示情報用記憶エ
リアのデータ構造である文字コードおよびイメージコー
ド401、表示座標402、表示サイズ403、表示ウ
ィンドウ404、コマ数405、表示コマ番号406の
表示情報を読み出す。その後、ステップS609に進
む。
【0070】ステップS609では、アニメーション動
作フラグ154が有効かどうかを調べる。ここで、アニ
メーション動作フラグ154が有効の場合には、ステッ
プS610に進む。
【0071】ステップS610では、ステップS608
で読み出した表示情報のコマ数405と、表示コマ番号
406から、次に表示するべき表示コマ番号を求める。
次の表示コマ番号は、表示コマ番号を1つ増やし(+1
する)、表示コマ番号がコマ数を超えた場合には初期値
である1に戻すことによって求める。
【0072】一方、ステップS609で、アニメーショ
ン動作フラグ154が有効でない場合、すなわち、一時
停止の場合には、ステップS611に進む。
【0073】ステップS611では、図2に示すアニメ
ーションコードテーブル144を参照して、デフォルト
コマ番号204を表示コマ番号406として用いる。
【0074】次に、ステップS612では、図2に示す
アニメーションコードテーブル144において、先頭の
アニメーションコード201と、表示コマ番号406か
ら、表示するアニメーションコードを求め、それに対応
するフォントデータを、図3に示すフォント・イメージ
記憶領域16から読み出す。
【0075】ステップS613では、この読み出された
フォントデータを画面に対して描画を行う。
【0076】そして、ステップS614では、ステップ
S610あるいはステップS611で求めた表示コマ番
号を表示情報として、表示情報用記憶エリア153に、
図4に示すように表示情報410の文字コードおよびイ
メージコード411から413のように記憶し、次の呼
び出しに備える。
【0077】これらの処理を図4に示した表示情報用記
憶エリア153に登録されているすべての表示情報41
0(表示情報1から4)に対して行うことによって、表
示されているアニメーションがすべてひとコマ進んだ内
容に更新されることになる。
【0078】つまり、これはステップS601の割り込
み発生によって上記のアニメーション処理が、一定間隔
で実行されるので、アニメーション動作が定義されてい
る文字やイメージは、次々と表示コマが進むことにな
り、アニメーション表示が実現する。
【0079】また、アニメーション動作フラグ154の
値を有効と一時停止とを一定時間ごとに切り替えること
によって、例えばアニメーション動作が15秒間続いた
後に、45秒間は一時停止状態となり、その後は、アニ
メーション動作が再開するといった間欠的なアニメーシ
ョン動作も実現できる。一時停止状態の時は、デフォル
トコマ番号として定義したコマのフォント・イメージを
表示するので、アニメーション表示中での中途半端なフ
ォントが停止中に表示することがなく、わかりやすいフ
ォントデータを静止画面として表示することが可能であ
る。
【0080】図7乃至図9は、本発明の実施例のアニメ
ーション表示画面の一例である。これらは、送信メール
の表示画面である。
【0081】図7から図9のアニメーション表示画面
は、メールの宛先や件名を表示する領域71と、メール
の本文を表示する領域72とで構成されている。この例
では、本文である非アニメーション文字81と、アニメ
ーション表示を行っているアニメーション文字91,9
2,93からなっている。尚、図7のアニメーション文
字91の文字コードは1000、表示座標は(80,4
8)、表示サイズは(16,16)、表示中の表示ウィ
ンドウ番号を1とする。
【0082】図7の本文部分の表示について、詳しく述
べる。本文を表示する際には、図5のフローチャートに
従って処理を行う。この画面の表示前は、画面をクリア
しており、領域71にもアニメーション文字が含まれて
いないので、表示情報用記憶エリア153に表示情報は
登録されていない。非アニメーション文字81の部分で
は、図5のステップS501から、すぐに、ステップS
511ヘ進み、ステップS514により、フォント・イ
メージ記憶エリア143から、通常のフォントを読み出
し、ステップS517で画面表示を行う。
【0083】アニメーション文字91の部分も、上記と
同様に、ステップS511に進み、ステップS513に
より、フォント・イメージ記憶エリア143から、アニ
メーションコード10000の「グー」(図3の30
7)のフォントデータを読み込み、画面に表示を行う。
【0084】ステップS516で、表示情報用記憶エリ
ア153に記憶される表示情報は、この場合、文字コー
ドが1000、表示座標が(80、48)、表示サイズ
が(16、16)、表示ウィンドウのウィンドウ番号が
1であり、さらに、アニメーションコードテーブル14
4から読み出した、コマ数が3、表示コマ番号がデフォ
ルトコマ番号の1となり、これが図4の表示情報411
で、示す内容となる。
【0085】この後は、割り込み処理による画面の更新
が、図6のフローチャートに従って行われる。表示情報
が登録されているので、ステップS608において、前
記アニメーション文字91に関する表示情報を読み出
し、表示コマ番号を2に進める。ステップS612で、
フォント・イメージ記憶エリア143からアニメーショ
ンコード10001の「チョキ」のフォントデータを読
み込み、画面への表示を行う。ステップS614では、
表示情報の表示コマ番号を2に更新する。
【0086】この結果、画面は図8に示すように、アニ
メーション表示文字の部分92だけが書き換えられ、表
示情報は、図4の412に示す内容に更新される。
【0087】同様に、表示コマ番号が3に進むと、アニ
メーションコード10002の「パー」のフォントデー
タが表示され、図9に示すように、アニメーション表示
文字の部分93だけが書き換えられた画面になり、図4
の413に示すように表示情報の表示コマ番号が3に更
新される。
【0088】さらに、表示コマ番号がもう一つ進むと、
アニメーションの表示コマ数が3コマなので、表示コマ
番号は初期値の1に戻り、表示画面は図7のようにな
り、表示情報は図4の411で示す内容となる。これを
繰り返すことによって、アニメーションの表示が可能と
なる。
【0089】上記の説明では、アニメーション動作フラ
グ154の状態が有効か一時停止かを判断した後、経過
時間を調べるようにしているが、この経過時間は、任意
に設定できるようにしてもよい。
【0090】また、上記図7から図9の説明では、表示
ウィンドウの枚数を1つとして記載したが、本発明の基
本原理を用いると複数枚の表示ウィンドウが切り替わる
ような構成にも適用できるし、その複数枚のウィンドウ
サイズも同じサイズのものでなくてもよく、大きさの異
なるサイズのウィンドウをリアルタイムにアニメーショ
ン化することもできる。
【0091】以上説明してきたアニメーション表示装置
は、表示画面上にアニメーション表示をさせる処理を機
能させるためのプログラムで実現される。このプログラ
ムはコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に格納され
ている。本発明では、この記憶媒体に格納されているプ
ログラムは、図1で示されたマイクロコンピュータ等で
構成されている中央制御装置110によって読み取られ
て処理が行われる。尚、ここでの記憶媒体としては、図
1に示した外部記憶媒体290であってもよいし、予め
例えば第1記憶装置に格納されていてもよい。これら
は、いずれの場合においてもプログラムメディアとして
取り扱われる。
【0092】以上、ここまで挙げた実施の形態における
内容は、本発明の主旨を変えない限り、上記記載内容に
限定されるものではない。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアニメー
ション表示装置及びアニメーション表示方法並びにアニ
メーションの表示プログラムを記憶した記憶媒体におい
ては、以下の効果を得ることができる。
【0094】まず、画面上の自由な位置に通常の文字や
イメージとアニメーション動作をする文字やイメージを
混在させて表示させることができる。アニメーション動
作を行わないときには、非アニメーションのフォントや
一時停止時のフォントを定義することによって、アニメ
ーション文字が混在している場合や、アニメーションを
一時停止している場合でも違和感なく静止画面を表示で
きる。
【0095】次に、アニメーションの更新は割り込み処
理による下位レベルのシステムで行うことから、画面表
示を行う上位のアプリケーションがアニメーションの更
新を意識しないで動作することができる。このように、
割り込みの発生でアニメーション動作を間欠的に行うこ
とによって、電流の消費量を抑えることができ、携帯端
末のような電池寿命が限られている機器においても、効
率的にアニメーション表示を行うことができる。
【0096】さらに、文字だけでなく、イメージについ
ても、同様に、アニメーション表示を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のシステム全体のブロック図である。
【図2】本実施例のアニメーションコードテーブルのデ
ータ構造図である。
【図3】本実施例のフォント・イメージ記憶エリアのデ
ータ構造図である。
【図4】本実施例の表示情報用記憶エリアのデータ構造
図である。
【図5】本実施例のアニメーション描画時のフローチャ
ートである。
【図6】本実施例のアニメーション動作時のフローチャ
ートである。
【図7】本実施例のアニメーション表示画面の一例(例
1)である。
【図8】本実施例のアニメーション表示画面の別の一例
(例2)である。
【図9】本実施例のアニメーション表示画面の別の一例
(例3)である。
【符号の説明】
110 中央制御装置 160 通信装置 130 表示装置 120 入力装置 140 第1記憶装置 141 プログラムエリア 142 辞書エリア 143 フォント・イメージ記憶エリア 144 アニメーションコードテーブル 150 第2記憶装置 151 処理用ワークエリア 152 通信用ワークエリア 153 表示情報用記憶エリア 154 アニメーション動作フラグ 155 データ保存用エリア 170 タイマー装置 180 本体電源スイッチ 190 外部記憶装置 290 外部記憶媒体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ入力または操作指示を行う入力手
    段と、各種データやアニメーションを表示する表示手段
    と、機器を制御するためのシステムプログラムやアニメ
    ーション表示を含む各種アプリケーションプログラムあ
    るいはアニメーション表示用データを含む固定データが
    格納されている第1記憶手段と、前記プログラムの実行
    に伴って必要とされる作業用エリアや処理が実行された
    結果を格納しておく記憶用エリアや表示用データを格納
    しておく表示情報用エリアを含む第2記憶手段と、前記
    第1記憶手段に格納されているアニメーション表示を含
    む各種プログラムを実行し機器を制御する制御手段とを
    備えたアニメーション表示装置において、 前記第1記憶手段は、アニメーション用の文字・イメー
    ジコードと先頭コードとコマ数など1つのアニメーショ
    ン表示に必要な属性情報を定義しているアニメーション
    コードテーブルと、アニメーション表示で使用される文
    字・イメージコードに対応するフォント・イメージデー
    タ及び非アニメーション表示で使用される文字・イメー
    ジコードに対応するフォント・イメージデータがそれぞ
    れ記憶されているフォント・イメージ記憶部と、を有
    し、 前記第2記憶手段は、アニメーション表示する文字・イ
    メージの表示情報を記憶する表示情報記憶部と、アニメ
    ーション表示の状態を管理する動作フラグと、を有し、 前記制御手段は、前記表示手段に表示されている画面内
    容を更新・削除する表示更新手段と、前記アニメーショ
    ン表示の状態を表した動作フラグを判定する動作フラグ
    判定手段と、を含む表示制御手段を有し、 前記表示制御手段は、前記表示情報記憶部に表示すべき
    表示情報があるか否かを判断し、 存在している場合、前記表示情報記憶部から表示情報を
    読み出し、描画領域との重なりを判定し、重なっている
    場合には前記表示情報を前記表示情報記憶部から削除
    し、 存在していない場合、 表示対象となる文字・イメージコードがアニメーション
    用である場合には、アニメーションコードテーブルを介
    してフォント・イメージ記憶部から該当するアニメーシ
    ョン用のフォント・イメージデータを、一方表示対象と
    なる文字・イメージコードがアニメーション用でない場
    合には、フォント・イメージ記憶部から該当する非アニ
    メーション用のフォント・イメージデータを、それぞれ
    読み出して前記表示更新手段によって描画することを特
    徴とするアニメーション表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、表示対象となる文
    字・イメージコードがアニメーション用である場合、前
    記動作フラグ判定手段による前記アニメーション表示の
    状態を表した動作フラグを判定した結果にしたがい、 動作フラグが無効の場合には、前記フォント・イメージ
    記憶部から非アニメーション表示で使用される文字・イ
    メージコードに対応するフォント・イメージデータを読
    み出し、 動作フラグが有効または一時停止の場合には、前記フォ
    ント・イメージ記憶部からアニメーション表示で使用さ
    れる文字・イメージコードに対応するフォント・イメー
    ジデータを読み出し、さらにアニメーションコードテー
    ブルからアニメーション表示で使用される文字・イメー
    ジコードに対応する属性情報を読み出して前記表示情報
    記憶部に登録し、 前記読み出したフォント・イメージデータを前記表示更
    新手段によって表示画面に描画するように制御すること
    を特徴とする請求項1記載のアニメーション表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、さらに一定間隔で
    割り込みを発生させる割り込み発生手段を備え、 前記表示制御手段は、前記割り込み発生手段からの割り
    込みタイミングに基づいて、前記表示情報記憶部に登録
    されているアニメーション表示用情報を読み出し、 前記動作フラグ判定手段による前記アニメーション表示
    の状態を表した動作フラグの判定した結果にしたがい、 動作フラグが有効の場合には表示するコマ番号を進め、
    動作フラグが有効以外の場合には表示するコマ番号をデ
    フォルトコマ番号とし、 前記フォント・イメージ記憶部から該当コマでの表示す
    る文字・イメージコードに対応するフォント・イメージ
    データを読み出し、前記表示更新手段によって表示画面
    に描画し、前記表示情報記憶部の情報を更新するように
    制御することを特徴とする請求項2記載のアニメーショ
    ン表示装置。
  4. 【請求項4】 文字やイメージをアニメーションとして
    表示するアニメーション表示方法において、 表示対象となる文字・イメージコードがアニメーション
    用であるか否かを判定するステップと、 前記表示対象となる文字・イメージコードがアニメーシ
    ョン用でない場合には、 該当するコードに対応する非アニメーション用のフォン
    ト・イメージデータを読み出すステップと、 前記表示対象となる文字・イメージコードがアニメーシ
    ョン用である場合には、 アニメーションコードの属性情報が登録されているテー
    ブルを参照するステップと、 そのテーブルを介して該当するアニメーション用のフォ
    ント・イメージデータを読み出すステップと、 前記読み出されたフォント・イメージデータを描画する
    ステップと、を含むことを特徴とするアニメーション表
    示方法。
  5. 【請求項5】 文字やイメージをアニメーションとして
    表示するアニメーション表示方法において、 表示対象となる文字・イメージコードがアニメーション
    用であるか否かを判定するステップと、 前記表示対象となる文字・イメージコードがアニメーシ
    ョン用である場合には、アニメーション表示の状態を表
    した動作フラグを判定するステップと、 前記動作フラグの判定結果が無効の場合には、非アニメ
    ーション表示で使用される文字・イメージコードに対応
    するフォント・イメージデータを読み出すステップと、 前記動作フラグの判定結果が有効または一時停止の場合
    には、アニメーションコードテーブルからアニメーショ
    ン表示で使用される文字・イメージコードに対応する属
    性情報を読み出すステップと、 前記読み出した属性情報をアニメーション表示用情報と
    して登録しておくステップと、 アニメーション表示で使用される文字・イメージコード
    に対応するフォント・イメージデータを読み出すステッ
    プと、 前記読み出されたフォント・イメージデータを描画する
    ステップと、を含むことを特徴とするアニメーション表
    示方法。
  6. 【請求項6】 一定間隔で割り込みを発生させるステッ
    プをさらに含み、 前記割り込みタイミングに基づいて、 前記アニメーション表示用情報として登録されている属
    性情報を読み出すステップと、 アニメーション表示の状態を表した動作フラグを判定す
    るステップと、 前記動作フラグの判定結果が有効の場合には、表示する
    コマ番号を進め、動作フラグの判定結果が有効以外の場
    合には、表示するコマ番号をデフォルトコマ番号とする
    コマ番号を更新するステップと、 前記更新されたコマでの表示する文字・イメージコード
    に対応するフォント・イメージデータを読み出すステッ
    プと、 前記読み出されたフォント・イメージデータを描画する
    ステップと、 前記更新されたコマを含む属性情報をアニメーション表
    示用情報として更新登録しておくステップと、 を含むことを特徴とする請求項5記載のアニメーション
    表示方法
  7. 【請求項7】 コンピュータで実行可能なアニメーショ
    ン表示方法のプログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記アニメーション表示方法は、文字やイメージをアニ
    メーションとして表示するもので、 表示対象となる文字・イメージコードがアニメーション
    用であるか否かを判定するステップと、 前記表示対象となる文字・イメージコードがアニメーシ
    ョン用である場合には、アニメーション表示の状態を表
    した動作フラグを判定するステップと、 前記動作フラグの判定結果が無効の場合には、非アニメ
    ーション表示で使用される文字・イメージコードに対応
    するフォント・イメージデータを読み出すステップと、 前記動作フラグの判定結果が有効または一時停止の場合
    には、アニメーションコードテーブルからアニメーショ
    ン表示で使用される文字・イメージコードに対応する属
    性情報を読み出すステップと、 前記読み出した属性情報をアニメーション表示用情報と
    して登録しておくステップと、 アニメーション表示で使用される文字・イメージコード
    に対応するフォント・イメージデータを読み出すステッ
    プと、 前記読み出されたフォント・イメージデータを描画する
    ステップと、を含むアニメーション表示のプログラムを
    記憶した記憶媒体。
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Cited By (3)

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