JPH04204892A - マルチウインドウ表示制御装置及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、ワークステーション等に用いられるマルチウ
ィンドウ表示制御装置に係り、詳細には、ウィンドウシ
ステム下において、特に出力データを複数のウィンドウ
に表示するマルチウィンドウ表示制御装置に関する。

［従来の技術］ 近時、限られた画面スペースをより有効に利用するため
に、デイスプレィ画面上に複数のウィンドウと呼ばれる
仮想的な表示面を設け、必要に応じてウィンドウを、移
動、拡大、縮小したり、重ね合わせたりするマルチウィ
ンドウ表示が広く使われている。このマルチウィンドウ
表示を使用すると、複数の文書を同時に開いたり、限ら
れたデイスプレィ画面を有効に利用することができる。

また、これらのウィンドウ間でデータの受渡しが自由に
行なえると、作業能率が格段に向上するようになる。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、従来のマルチウィンドウ装置では、生成され
たウィンドウ上に出力される情報をそのまま記録し、再
度必要に応じた時点で得ようとした場合、オペレータの
操作によってウィンドウ上で動作するプログラムを一時
停止しウィンドウに対しての出力を維持していなければ
ならない。従って、刻−刻と変化する表示出力を停止す
ることなしに表示画面を記録する手段はなく、時間変化
する表示画面を効率よく記録することはできないという
問題点があった。

してみれば、マルチウィンドウシステム下でプログラム
を一時停止しウィンドウに対しての出力を停止すること
なしに、刻−刻と変化する表示画面をあるタイミングで
記録できればよい。

本発明の課題は、ウィンドウから他のウィンドウへの画
面複写が任意のタイミングでできるようにすることであ
る。

［課題を解決するための手段］ 本発明の手段は次の通りである。

表示手段１　（第１図の機能ブロック図を参照、以下同
じ）は、表示画面上の任意の位置に複数のウィンドウを
表示し、また重ね合わせや移動も可能であり、このウィ
ンドウ内に所定の出力情報を表示できるもので、例えば
ＣＲＴ、ＬＣＤ、プラズマデイスプレィ等である。

セ 入力手段では、ウィンドウの表示出力を別の新たなウィ
ンドウに複写するように制御するポインティングデバイ
スが用いられ、例えば表示画面上の所望のウィンドウ位
置を操作性良く指示できるマウスやキーボードのカーソ
ル移動キー、実行キー等である。

制御手段３は、入力手段２により入力された制御情報に
基づいて所定のウィンドウの表示出力を新たなウィンド
ウに複写するように制御するもので、ウィンドウの表示
重ね合わせを制御するための表示情報を格納する制御テ
ーブル（ＲＡ、　Ｍ等により構成される）を使用して指
定したウィンドウの表示を所定のタイミングで他のウィ
ンドウを生成して複写することによって実現される。

［作用］ 本発明の手段の作用は次の通りである。

入力手段２によりウィンドウの表示出力を別の新たなウ
ィンドウに複写する制御情報が入力されると、制御手段
３は、所定のウィンドウの表示出力を新たなウィンドウ
に複写するようにウィンドー　制御する。

従って、ウィンドウから他のウィンドウへの画面複写が
任意のタイミングでできる。

［実施例コ 以下、第２図〜第５図を参照して実施例を説明する。

第２図〜第５図はマルチウィンドウ表示制御装置の一実
施例を示す図である。

先ず、構成を説明する。第２図はマルチウィンドウ制御
装置のブロック図である。この図において、１１は装置
全体の制御、並びに後述する表示情報複写処理を含む各
種の表示処理を行なうＣＰＵ（中央演算処理回路）であ
り、ＣＰＵＩＩは図示しないＲＯＭに格納されているマ
イクロプログラムや固定データに従ってマルチウィンド
ウ制御装置の各種の動作を制御する。ＣＰＵＩＩには、
画面上の位置決めを行なうポインティングデバイスとし
てマウス１２及び通常の入力装置としてキーボード１４
が接続されており、オペレータによるマウス１２からの
マウス操作信号はマウス制御装置１３を介してＣＰＵＩ
Ｉに取り込まれ、キーボード１４からのキー操作信号は
キーボード制御装置１５を介してＣＰＵＩＩに取り込ま
れる。また、ＣＰＵＩＩには、ウィンドウ内に表示され
るテキスト情報等が書き込まれるウィンドウメモリ１６
とＣＲＴ画面内に表示されるべき各ウィンドウ表示の領
域を確保するウィンドウ表示装置１７が接続されており
、ウィンドウメモリ１６及びウィンドウ表示装置１７か
らの出力情報は表示メモリ１８、表示制御１９を介して
ＣＲＴ　（表示手段）２０に出力され、ＣＲＴ２０の画
面上に表示される。

また、ＣＰＵＩＩにはウィンドウの表示出力を別の新た
なウィンドウに複写するように制御する表示情報複写装
置２１が接続され、この表示情報複写装置２１はＣＰＵ
Ｉ　１から出力された制御信号によりマルチウィンドウ
制御テーブル２２を操作して任意のウィンドウの表示出
力を新たなウィンドウに複写するためのウィンドウ制御
情報をウィンドウ表示装置１７に出力する。

次に、第３図及び第４図を用いて表示情報複写装置２１
、マルチウィンドウ制御テーブル２２について具体的に
説明する。第３図（Ａ）〜（Ｄ）はマルチウィンドウの
表示状態を示す図であり、第３図（Ａ）は制御しようと
するウィンドウＡが表示されている初期状態である。こ
こで、マウス１２等の外部操作によりウィンドウＡの表
示を記録するように指定すると、ウィンドウＡの表示が
ウィンドウＢを生成したのちにウィンドウＢに複写され
る。次いで、第３図（Ｂ）に示すようにウィンドウＡの
表示がウィンドウＡ′に変化した時点で再度表示を記録
するように指定するとウィンドウＡ′の表示がウィンド
ウＣを生成したのちにウィンドウＣに複写される。以後
、第３図（Ｃ）。

（Ｄ）に示すようにウィンドウＡ”、ウィンドウＡＡ”
′の記録動作も同様にして順次ウィンドウが生成され画
面表示を記録していく。このように、表示情報複写装置
２１は複数のウィンドウに制御しようとする画面を複写
可能にしたものであり、この表示情報複写装置２１によ
って操作されるマルチウィンドウ制御テーブル２２は第
４図のように構成されている。

第４図はマルチウィンドウ制御テーブル２２の構成を示
す図であり、第４図（Ａ）に示す状態は第３図（Ａ）に
示した初期状態時でのマルチウィンドウ制御テーブル２
２を示している。第４図（Ａ）に示すように、ベースウ
ィンドウはＣＲＴ２ｏ上に表示される各ウィンドウの制
御テーブルを管理するもので、ＣＲＴ２０上のアクティ
ブなウィンドウ（キー人力対象となるウィンドウ）をポ
イントする。各ウィンドウ制御テーブルはＣＲＴ２０上
での重ね合わせ順に次のウィンドウと前のウィンドウを
ポイントとするとともに、ベースウィンドウへのポイン
タを記憶する。これらの情報は表示の複写を指定した時
点で生成されるウィンドウの表示重ね合わせを制御する
ものとなる。

また、ウィンドウメモリアドレス、ウィンドウメモリレ
ングスはウィンドウメモリ上の表示情報を示すものであ
り、第３図（Ｂ）に示した状態への移行後は第４図（Ｂ
）に示すようにウィンドウメモリを新しくウィンドウＢ
のために確保し、ウィンドウＡのウィンドウメモリを複
写（コピー）した後にウィンドウＢがポイントするよう
になっている。

次に、本実施例の動作を説明する。

第５図はウィンドウの複写制御を示すフローチャートで
あり、表示情報の複写指定を表示情報複写装置２１が受
けた場合の動作を説明するためのフローチャートである
。同図中、符号Ｓｎ　（ｎ＝１．２．・・・・）はフロ
ーの各ステップを示している。

先ず、ステップＳ１で表示情報の複写指定を受けると、
ステップＳ２で新規にウィンドウ管理テーブルＷＩＮ−
Ｂを生成する。次いで、ステップＳ３で複写指定を受け
たウィンドウＷＩＮ−Ａのパ次のウィンドウ”をＷＩＮ
−Ｂに、ＷＩＮ−Ｂの′次のウィンドウ”を０に、ＷＩ
Ｎ−Ｂの前のウィンドウ”をＷＩＮ−Ａに、ＷＩＮ−Ｂ
の“ベースウィンドウ”をＷＩＮ−Ａの“ベースウィン
ドウ”に設定する。次いで、ステップＳ４でＷＩＮ−Ｂ
のためのウィンドウメモリを新しく確保するとともに、
ＷＩＮ−Ａの“ウィンドウメモリレングス”からＷＩＮ
−Ａのウィンドウメモリを得て新しく確保したウィンド
ウメモリにメモリ転送を行なう。また、ＷＩＮ−Ｂの“
ウィンドウメモリアドレス”、パウィンドウメモリレン
グス”は新しく確保したウィンドウメモリを設定する。

以上の処理によりウィンドウＢのためのウィンドウ管理
テーブルが完成する。ステップＳ５では表示すべきウィ
ンドウをベースウィンドウの“最初のウィンドウへのポ
インタ”から得てステップＳ６に進み、ステップＳ６で
表示すべきウィンドウの有無を判定する。表示ウィンド
ウ≠０のときは表示すべきウィンドウがあると判断して
ステップＳ７に進み、表示ウィンドウ＝Ｏのときは表示
すべきウィンドウがないと判断してそのまま処理を終了
する。ステップＳ７ではステップＳ６で求めた表示ウィ
ンドウを表示し、ステップＳ８で表示ウィンドウを前記
ウィンドウ管理テーブルの“次のウィンドウ”から得て
、得た表示ウィンドウが存在するか判定するため前記ス
テップＳ６に戻る。

最終的にはステップＳ６で表示すべきウィンドウが存在
しないと判定され処理を終了する。

以上説明したように、本実施例ではマウス１２及びキー
ボード１４によるキー人力によりウィンドウの表示出力
を別の新たなウィンドウに複写するように制御する制御
情報が入力されると、表示情報複写装置２１はマルチウ
ィンドウ制御テーブル２２を操作して入力された制御情
報に基づいて任意のウィンドウの表示出力を新たなウィ
ンドウに複写するよう任意のウィンドウの表示出力を任
意のタイミングで他のウィンドウを生成して複写し、表
示を維持するようにしているので、マルチウィンドウシ
ステム下でプログラムを一時停止しウィンドウに対して
の出力を停止することなしに、時間変化する表示画面を
記録することが可能となり、マルチウィンドウシステム
の操作性を格段に向上させることができる。

［発明の効果］ 本発明によれば、マルチウィンドウシステム下でウィン
ドウからウィンドウへ画面コピーを所定のタイミングで
行なうことができ、刻−刻と変化する複数の表示画面の
表示出力を所望のタイミングで画面上に記録することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の機能ブロック図、 第２図〜第５図は割込制御装置の一実施例を示す図であ
り、 第２図はそのブロック図、 第３図はそのマルチウィンドウの表示状態を示す図、 第４図はそのマルチウィンドウ制御テーブルの構成を示
す図、 第５図はそのウィンドウの複写制御を示すフローチャー
トである。 １１・・・・ＣＰＩＪ、１２・・・・マウス、１３・・
・・・・・・数制御装置、１４・・・・キーボード、】
５・・・・キーボード制御装置、１６・・・・ウィンド
ウメモリ、１７・・・・ウィンドウ表示装置、１８・・
・・表示メモリ、１９・・・・表示制御部、２０・・・
・ＣＲＴ、２１・・・・表示情報複写装置、２２・・・
・マルチウィンドウ制御テーブル。 特許出願人　カシオ計算機株式会社 第１図 第３図 １ｃコピ−Ｔｈ足。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　複数のウィンドウに所定の出力情報を表示可能な表示
   手段と、 前記ウィンドウの表示出力を別の新たなウィンドウに複
   写する制御情報を入力する入力手段と、前記入力手段に
   より入力された制御情報に基づいて所定のウィンドウの
   表示出力を新たなウィンドウに複写するように制御する
   制御手段とを具備し、 ウィンドウの表示出力を所定のタイミングで他のウィン
   ドウを生成して複写し、かつ表示を維持するようにした
   ことを特徴とするマルチウィンドウ表示制御装置。