JP2006072875A - 携帯通信端末及び電子メール装飾編集方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 装飾機能を選択した後であっても、装飾範囲を容易に追加することができ、方向キーの操作入力によって文字の入力位置を変更しても、継続して装飾文字を入力することができる携帯通信端末を提供する。
【解決手段】 文字情報及び装飾情報からなる電子メールが編集可能な携帯通信端末であって、文字メッセージを編集するメッセージ編集画面21を表示し、装飾情報に基づいて文字メッセージに装飾を付加するメッセージ編集画面表示部9と、2以上の装飾機能を表示する装飾選択画面31に遷移させ、装飾機能を選択させる装飾機能選択部10aと、選択された装飾機能を反映させて文字メッセージを編集する装飾編集画面41に遷移させ、文字メッセージの全部または一部を装飾範囲として選択する装飾範囲指定操作14a、及び、当該装飾機能が付加された文字を入力する装飾文字入力操作14bを可能とするメッセージ装飾編集部10bにより構成される。
【選択図】 図2
【解決手段】 文字情報及び装飾情報からなる電子メールが編集可能な携帯通信端末であって、文字メッセージを編集するメッセージ編集画面21を表示し、装飾情報に基づいて文字メッセージに装飾を付加するメッセージ編集画面表示部9と、2以上の装飾機能を表示する装飾選択画面31に遷移させ、装飾機能を選択させる装飾機能選択部10aと、選択された装飾機能を反映させて文字メッセージを編集する装飾編集画面41に遷移させ、文字メッセージの全部または一部を装飾範囲として選択する装飾範囲指定操作14a、及び、当該装飾機能が付加された文字を入力する装飾文字入力操作14bを可能とするメッセージ装飾編集部10bにより構成される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、携帯通信端末及び電子メール装飾編集方法に係り、さらに詳しくは、文字メッセージに付加される装飾情報及び文字情報からなる電子メールが編集可能な携帯電話機などの携帯通信端末の改良に関する。
近年、文字メッセージからなる電子メールを作成したり、作成した電子メールの編集が可能な携帯電話機が普及している。最近では、HTML(HyperText Markup Language)形式でメッセージ部分を記述することが可能な携帯電話機が開発されている(例えば、特許文献1)。このHTML形式による電子メール(HTMLメールという)は、文字メッセージを構成する文字情報と、文字に対応付けて文字メッセージに付加される装飾情報からなり、タグを用いて文字色や文字サイズなどの装飾を文字ごとに指定することができる。つまり、電子メールのメッセージ部分を規定の様式で画面表示させるだけでなく、ユーザーの好みに応じて文字メッセージに様々な装飾(デコレーション)を施すことができる。
特開2004−139602号公報
特開2002−41194号公報
上述した様な従来の携帯電話機では、文字メッセージに装飾を付加する際、付加する装飾を指定するよりも前に文字メッセージにおける装飾範囲を指定させる範囲指定方式と、付加する装飾を指定した後に、画面上のカーソル位置を文字の入力位置として当該装飾が付加された文字を入力させるカーソル指定方式のいずれかの指定方式によって装飾が施される。このため、範囲指定方式では、文字メッセージに付加させる装飾を指定すると装飾付加動作は解除されるので、装飾指定後に装飾範囲を追加しようとすると、再度装飾指定を行わなければならないという問題があった。また、カーソル指定方式では、通常、カーソル位置を変更する方向キーの操作入力によって装飾付加動作が解除されるので、方向キーの操作入力によって文字の入力位置を変更すると、継続して文字に装飾を施すことができないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、文字メッセージに装飾を付加する際の操作性を向上させた携帯通信端末及び電子メール装飾編集方法を提供することを目的としている。特に、装飾機能を選択した後であっても、文字メッセージにおいて装飾機能を付加する装飾範囲を容易に追加することができるとともに、方向キーの操作入力によって文字の入力位置を変更しても、継続して装飾文字を入力することができる携帯通信端末を提供することを目的としている。
本発明による携帯通信端末は、文字メッセージを構成する文字情報、及び、文字に対応付けて文字メッセージに付加される装飾情報からなる電子メールが編集可能な携帯通信端末であって、文字メッセージを編集するメッセージ編集画面を表示し、メッセージ編集画面上で装飾情報に基づいて文字メッセージに装飾を付加するメッセージ編集画面表示手段と、ユーザーの操作入力により2以上の装飾機能を表示する装飾選択画面に遷移させ、装飾選択画面上で装飾機能を選択させる装飾機能選択手段と、選択された装飾機能を反映させて文字メッセージを編集する装飾編集画面に遷移させ、文字メッセージの全部または一部を装飾範囲として選択する装飾範囲指定操作、及び、当該装飾機能が付加された文字を入力する装飾文字入力操作を可能とするメッセージ装飾編集手段とを備えて構成される。
この様な構成により、文字メッセージに付加する装飾機能を選択させた後、装飾範囲指定操作及び装飾文字入力操作が行われるので、選択された装飾機能を付加させる装飾範囲を容易に追加することができる。
具体的には、上記装飾範囲指定操作が、カーソル位置を変更する方向キーの操作によって行われ、文字メッセージ中の始点となる位置及び終点となる位置をそれぞれ選択させることにより、異なる2以上の装飾範囲が順次に選択可能であるように構成される。特に、上記装飾文字入力操作が、画面上のカーソル位置を文字の入力位置として文字入力を行う入力操作であり、上記方向キーの操作入力により上記入力位置が変更可能であるように構成される。この様な構成によれば、方向キーの操作入力によって装飾機能が付加された文字の入力位置が変更可能であるので、入力位置を変更しても継続して装飾文字を入力することができる。
本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、ユーザーの操作入力により上記装飾編集画面から上記メッセージ編集画面に復帰させ、選択された装飾機能が付加された文字を入力可能とするとともに、上記方向キーの操作入力により当該装飾機能の付加動作を解除する装飾編集解除手段を備えて構成される。この様な構成によれば、メッセージ編集画面に復帰した後に行われる方向キーの操作入力によって装飾機能の付加動作が解除されるので、ユーザーの好みに応じて従来のカーソル指定方式に切り替えることができる。
また、本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、上記装飾機能選択手段が、文字メッセージに付加された装飾情報を削除するクリア機能を装飾機能として選択可能とするように構成される。
本発明による電子メール装飾編集方法は、文字メッセージを構成する文字情報、及び、文字に対応付けて文字メッセージに付加される装飾情報からなる電子メールを編集する装飾編集方法であって、文字メッセージを編集するメッセージ編集画面を表示し、メッセージ編集画面上で装飾情報に基づいて文字メッセージに装飾を付加するメッセージ編集画面表示ステップと、ユーザーの操作入力により2以上の装飾機能を表示する装飾選択画面に遷移させ、装飾選択画面上で装飾機能を選択させる装飾機能選択ステップと、選択された装飾機能を反映させて文字メッセージを編集する装飾編集画面に遷移させ、文字メッセージの全部または一部を装飾範囲として選択させるとともに、当該装飾機能が付加された文字を入力させるメッセージ装飾編集ステップとを備えて構成される。
本発明による携帯通信端末及び電子メール装飾編集方法によれば、文字メッセージに付加する装飾機能を選択させた後、装飾範囲指定操作及び装飾文字入力操作が行われるので、選択された装飾機能を付加させる装飾範囲を容易に追加することができる。特に、方向キーの操作入力によって装飾機能が付加された文字の入力位置が変更可能であるので、入力位置を変更しても継続して装飾文字を入力することができる。従って、電子メールの文字メッセージに装飾を付加する際の操作性を向上させることができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による携帯通信端末の一構成例を示したブロック図であり、文字メッセージに付加される装飾情報及び文字情報からなる電子メールが編集可能な携帯電話機1が示されている。本実施の形態による携帯電話機1は、無線通信部2、主制御部3、表示制御部4、LCD5、操作入力制御部6、操作キー7、メール記憶部8、メッセージ編集画面表示部9、装飾機能選択部10a及びメッセージ装飾編集部10bからなる。この携帯電話機1は、メッセージ部分に装飾が施された電子メール(デコレーションメールという)を受信して画面表示させたり、作成した文字メッセージに装飾を付加して電子メールとして送信する機能を有している。
図1は、本発明の実施の形態1による携帯通信端末の一構成例を示したブロック図であり、文字メッセージに付加される装飾情報及び文字情報からなる電子メールが編集可能な携帯電話機1が示されている。本実施の形態による携帯電話機1は、無線通信部2、主制御部3、表示制御部4、LCD5、操作入力制御部6、操作キー7、メール記憶部8、メッセージ編集画面表示部9、装飾機能選択部10a及びメッセージ装飾編集部10bからなる。この携帯電話機1は、メッセージ部分に装飾が施された電子メール(デコレーションメールという)を受信して画面表示させたり、作成した文字メッセージに装飾を付加して電子メールとして送信する機能を有している。
無線通信部2は、アンテナを介して行われる基地局との無線通信に関する送受信処理を行っている。表示制御部4は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)5における画面表示に関する制御を行っており、受信した電子メールを画面表示させたり、作成した文字メッセージを画面表示させる。
操作入力制御部6は、操作キー7による操作入力を監視し、ユーザーにより操作入力が行われると当該操作キー7に対応する入力処理を行う。操作キー7としては、方向キー、ガイドキー、オンフックキー、オフフックキー、文字入力キーが設けられている。方向キーは、画面上におけるカーソル位置を変更するための入力キーであり、ここでは、上下左右の押圧部位に応じて異なる4つの操作入力が可能な十字キーが用いられるものとする。
ガイドキーは、状況に応じて様々な機能が割り当てられる入力キーであり、その機能割り当てが画面上に表示される。ここでは、表示画面内の左右及び中央にそれぞれ機能割り当てが表示される左ガイドキー、右ガイドキー、決定キーが配置されるものとする。特に、決定キーは、上記方向キーの中央に配置されているものとする。
文字入力キーは、かな文字や数字、アルファベット、記号などの文字を入力するための入力キーである。具体的には、「1」、「2」、…、「9」、「0」を入力するテンキー(番号キーともいう)、「*」を入力するスターキー、「#」を入力するシャープキーが設けられている。
メール記憶部8は、送受信した電子メールや作成した電子メールをメールごとに記憶する書き換え可能なメモリである。メール記憶部8に格納された電子メール8a及び8bを読み出すことにより、必要に応じてメール本文を編集することができる。
格納される各電子メール8a及び8bは、それぞれ文字メッセージを構成する文字情報と、文字メッセージに付加される装飾情報からなる。文字情報は、文字種を特定して画面表示するのに要する識別データである。装飾情報は、文字に対応付けて文字メッセージに付加させる制御データであり、タグなどの制御コードを用いて記述される。この様な装飾情報に基づいて装飾が施された文字メッセージの画面表示が行われる。つまり、電子メールのメッセージ部分を規定の様式(デフォルト)で画面表示させるだけでなく、装飾情報を付加することによって、ユーザーの好みに応じて文字メッセージに様々な装飾(デコレーション)を施すことができる。
装飾情報としては、文字色や文字サイズを指定するフォント情報、点滅表示や字幕表示、スウィング表示を指定する動作情報、表示位置を指定するレイアウト情報、下線や画像の挿入を指定する挿入情報、背景色を指定する情報などが想定される。
メッセージ編集画面表示部9は、文字メッセージの編集を行うためのメッセージ編集画面をLCD5上に表示する動作を行っている。このメッセージ編集画面上では、装飾情報に基づいて装飾が付加された文字メッセージの表示が行われる。ユーザーは、受信した電子メールをメッセージ編集画面上で編集したり、デコレーションメールを新たに作成することができる。
装飾機能選択部10aは、ユーザーによるガイドキーの操作入力によって、メッセージ編集画面から装飾選択画面に遷移させる動作を行っている。この装飾選択画面は、2以上の異なる装飾機能を同時に表示する表示画面であり、ユーザーの操作入力に基づいて各種装飾機能の選択が行われる。選択可能な装飾機能としては、文字色や文字サイズを変更するフォント変更機能、点滅表示や字幕表示(テロップ)、スウィング表示を指定する動作指定機能、文字の表示位置を指定する文字位置指定機能、下線や画像の挿入を指定する挿入指定機能、背景色を指定する機能などが想定される。
メッセージ装飾編集部10bは、ユーザーの操作入力によって装飾選択画面から装飾編集画面に遷移させる動作を行っている。この装飾編集画面は、選択された装飾機能を反映させて文字メッセージの編集を行うための表示画面であり、装飾編集画面の表示中は、装飾範囲指定操作及び装飾文字入力操作が可能となっている。
装飾範囲指定操作は、文字メッセージの全部または一部を装飾範囲として選択するための入力操作であり、方向キー及び決定キーの操作によって行われる。すなわち、装飾編集画面上で、文字メッセージ中の始点となる位置及び終点となる位置をそれぞれ選択させることにより、装飾を付加する文字列が指定される。この装飾範囲指定操作は、異なる2以上の装飾範囲について順次に行うことができる。複数の装飾範囲を指定する場合には、装飾範囲の指定ごとに装飾機能が反映される。なお、文字メッセージには、空白文字(スペース)が含まれていても良く、空白文字を含ませて装飾範囲を指定することができるものとする。
装飾文字入力操作は、選択された装飾機能が付加された文字(以下、装飾文字という)を入力するための入力操作であり、文字入力キーの操作によって行われる。すなわち、装飾編集画面上におけるカーソル位置を装飾文字の入力位置として文字入力が行われる。装飾編集画面の表示中は、方向キーの操作入力によって装飾文字の入力位置を変更することができる。
メッセージ編集画面へはユーザーの操作入力によって復帰され、復帰後に操作される方向キーの操作入力によって装飾機能の付加動作は解除される。すなわち、ガイドキーの操作入力によって装飾編集画面からメッセージ編集画面に遷移し、メッセージ編集画面上において装飾文字が入力可能となるとともに、方向キーの操作入力に基づいて装飾編集モードが解除される。
図2は、図1の携帯電話機における装飾編集動作の概略を示した状態遷移図である。文字メッセージの編集が行われるメッセージ編集モード11では、メッセージ編集画面上で文字入力を行ってメッセージ部分に文字を追加したり、画面上に表示されている文字メッセージを編集することができる。
文字メッセージに新たに装飾を付加する場合、メッセージ編集画面が表示されている状態で、ガイドキーを操作することにより、装飾選択画面上で各種装飾機能を選択させる装飾選択モード12に移行させる。装飾選択モード12では、方向キーまたは文字入力キーの操作入力によって所望の装飾機能を選択することができる。
装飾機能の選択後、ガイドキーを操作することによって装飾編集モード13に移行する。装飾編集モード13では、装飾選択モード12において選択された装飾機能が付加された状態で文字メッセージの編集が行われる。すなわち、文字メッセージにおける装飾範囲を選択する装飾範囲指定操作14aによって装飾範囲を指定すれば、当該装飾範囲内の文字列に装飾を施すことができる。
この装飾範囲指定操作14aは、複数の異なる装飾範囲について順次に実行することができるので、装飾範囲の追加が容易である。また、装飾機能の選択後に装飾範囲が指定され、装飾範囲の指定ごとに装飾が付加されるので、複数の装飾範囲を指定する場合であっても装飾範囲の記憶動作が不要となり、装飾範囲を指定してから装飾機能を選択する従来の範囲指定方式に比べて、端末の構成を簡素化することができる。
また、装飾編集画面上のカーソル位置に装飾文字を入力する装飾文字入力操作14bによって、直接に装飾文字を入力することができる。この装飾文字入力操作14bでは、方向キーの操作入力によって必要に応じて入力位置を変更させて装飾文字を入力することができるので、操作性が良い。
装飾編集画面の表示状態でガイドキーを操作すれば、カーソル指定モード15に移行し、装飾選択モード12において選択された装飾機能が文字メッセージに付加された状態でメッセージ編集画面に復帰する。このカーソル指定モード15では、新たに入力される文字に対して直前の装飾選択モード12において選択された装飾機能が付加される。この様な装飾編集動作は、方向キーの操作入力によって解除することができる。
図3〜図5は、図1の携帯電話機における表示画面の一例を示した図であり、図3には、メッセージ編集画面21の様子が示され、図4には、装飾選択画面31の様子が示され、図5には、装飾編集画面41の様子が示されている。メッセージ編集モード11において表示されるメッセージ編集画面21は、ピクト表示領域22、メッセージ表示領域23及び機能割り当て表示領域24からなる。
ピクト表示領域22は、画面内の上端部に設けられる帯状の表示領域であり、電波の受信状態や電池の残量などが絵文字(pictograph:ピクトグラフ)により表示される。メッセージ表示領域23は、文字メッセージを構成する文字列が表示される表示領域である。
機能割り当て表示領域24は、画面内の下端部に設けられる帯状の表示領域であり、各ガイドキーに割り当てられた機能が表示される。このメッセージ編集画面21では、左ガイドキー25に絵文字や記号の入力画面を表示させる機能が割り当てられ、右ガイドキー27に各種編集機能を選択するためのメニュー画面を表示させる機能が割り当てられている。メッセージ編集画面21が表示されている状態で、各文字入力キーを操作すれば、文字を入力することができ、入力文字がメッセージ表示領域23に表示される。また、この状態で決定キー26を操作すれば、メッセージ編集モード11は終了し、メッセージ編集後の電子メールを送信するための送信画面に遷移させることができる。
装飾選択モード12において表示される装飾選択画面31は、ピクト表示領域32、メッセージ表示領域33、パレット表示領域34、被選択機能表示領域35及び機能割り当て表示領域36からなる。パレット表示領域34は、選択可能な各種装飾機能が各文字入力キーの配置に対応させてマトリックス状に表示される領域である。つまり、パレット表示領域34における位置に対応する文字入力キーを操作するか、或いは、方向キーを用いてパレットを選択し、決定キー38を操作すれば、装飾選択画面31上の当該位置に表示されている装飾機能を選択することができる。方向キーにより選択された装飾機能に対応するパレット上の表示位置はフォーカシングされ、例えば、反転表示される。
具体的には、「1」キーに文字色変更機能、「2」キーに文字サイズ変更機能、「3」キーに点滅表示指定機能、「4」キーにテロップ表示指定機能、「5」キーにスウィング表示指定機能、「6」キーに文字位置指定機能、「7」キーにライン挿入指定機能、「8」キーに画像挿入指定機能、「9」キーに背景色指定機能が割り当てられている。また、「0」キーに範囲指定機能、「*」キーに1つ前の画面に戻る機能、「#」キーにデフォルト指定機能が割り当てられている。
各文字入力キーに割り当てられる装飾機能として、文字色変更機能は、文字の表示色を変更する機能であり、デフォルト(default)では黒色が選択されている。また、文字サイズ変更機能は、文字の表示サイズ(フォント)を変更する機能である。
被選択機能表示領域35は、方向キーにより選択された装飾機能の内容が表示される表示領域であり、パレット表示領域34及び機能割り当て表示領域36間に設けられる。装飾選択画面31の表示状態で機能割り当て表示領域36に表示される左ガイドキー37には、メッセージ編集画面21に遷移させ、文字入力が可能な状態に移行するための機能が割り当てられている。また、右ガイドキー39には、上記各装飾機能の内容を一覧表示するメニュー画面を表示させる機能が割り当てられている。すなわち、このメニュー画面から装飾機能を選択することもできる。
装飾編集モード13において表示される装飾編集画面41は、ピクト表示領域42、メッセージ表示領域43、操作案内表示領域44及び機能割り当て表示領域45からなる。操作案内表示領域44は、入力可能な操作キーに割り当てられた機能の内容を表示する表示領域であり、メッセージ表示領域43及び機能割り当て表示領域45間に設けられる。
装飾編集画面41の表示状態では、左ガイドキー37にカーソル指定モード15に移行させる機能が割り当てられ、右ガイドキー47にメッセージ表示領域43内に表示される全文字を選択指定する機能が割り当てられている。
具体的には、装飾範囲指定操作14aにおいて、メッセージ表示領域43内に表示される文字列の中から範囲指定の開始位置としての始点を方向キーにより選択し、決定キー46を操作すれば、装飾範囲の指定動作が開始される。また、右ガイドキー47を操作すれば、全ての文字が選択され、範囲指定される。一方、装飾文字入力操作14bでは、各文字入力キーを操作すれば、メッセージ表示領域43内のカーソル位置を文字の入力位置として装飾文字を入力することができる。
図6は、図1の携帯電話機における装飾編集動作の一例を示した状態遷移図であり、メッセージ編集画面21の表示状態から装飾機能の選択決定後における装飾選択画面53の表示状態までの様子が示されている。メッセージ編集画面21の表示状態において、右ガイドキー27の操作により表示されるメニュー画面から装飾編集機能(デコレーション機能)を選択し、或いは、決定キー26を長押しすることによって、装飾選択画面31を表示させることができる。
装飾選択画面31の表示状態において、所望の装飾機能を選択し、決定キー38を操作すれば、被選択機能の詳細を指定するための装飾機能詳細画面51が表示される。ここでは、文字色変更機能が選択決定されるものとし、文字色を指定するためのウィンドウ画面52が表示される。ウィンドウ画面52では、被選択文字色が文字色パレット52a上においてフォーカシングされ、この文字色パレット52aから所望の文字色を選択し、決定キー38を操作すれば、当該装飾機能を指定することができる。
装飾機能を選択指定した後は、装飾編集画面53に復帰する。この装飾編集画面53の表示状態では、左ガイドキー54の操作によって装飾機能の選択動作を完了し、或いは、再度他の装飾機能を選択することができる。ここでは、再度、文字サイズの変更機能が選択決定されるものとし、文字サイズを指定するためのウィンドウ画面56を有する装飾機能詳細画面55が表示される。ウィンドウ画面56では、被選択文字サイズが反転表示され、この画面上で所望の文字サイズ(例えば、デフォルトの標準サイズよりも大きなサイズ)を選択し、決定キー38を操作すれば、当該装飾機能が指定され、装飾編集画面53に復帰する。つまり、この時点では、文字色変更機能及び文字サイズ変更機能の2つの装飾機能が選択指定されていることになる。
図7は、図1の携帯電話機における装飾編集動作の一例を示した状態遷移図であり、装飾機能の選択動作を完了した後に表示される装飾編集画面41の表示状態から装飾範囲が指定されるまでの様子が示されている。装飾選択モード12で装飾機能を選択指定した後に表示される装飾編集画面41の表示状態において、方向キーにより装飾範囲の始点を選択し、決定キー46を操作すれば、範囲指定の開始位置が指定される。この様にして、始点を指定した後は、範囲指定の終点を選択する装飾編集画面61が表示される。
この装飾編集画面61の表示状態において、方向キーにより装飾範囲の終点を選択し、決定キー62を操作すれば、範囲指定における終了位置が指定される。このとき、装飾範囲として選択された文字列63は反転表示され、範囲指定後に表示される装飾編集画面41では選択した装飾が当該文字列63に付加された状態で文字メッセージが表示される。
図8は、図1の携帯電話機における装飾編集動作の一例を示した状態遷移図であり、装飾機能の選択動作を完了した後に表示される装飾編集画面41の表示状態において装飾文字の入力が行われる様子が示されている。装飾選択モード12で装飾機能を選択指定した後に表示される装飾編集画面41の表示状態において、文字入力キーを操作すれば、メッセージ表示領域43内のカーソル位置を文字の入力位置として装飾文字が入力される。
具体的には、「むかしむかしあるところに」という文字メッセージにおける「し」及び「む」間にカーソル位置が移動され、このカーソル位置を入力位置として装飾文字が入力される。ここでは、装飾選択モード12において選択した装飾が付加された状態で文字列「のことです。」が挿入されるものとし、装飾文字の挿入後には装飾編集画面64に復帰する。
図9は、図1の携帯電話機における装飾編集動作の一例を示した状態遷移図であり、装飾機能の選択動作を完了した後に表示される装飾編集画面41の表示状態において左ガイドキー37の操作が行われる様子が示されている。装飾選択モード12で装飾機能を選択指定した後に表示される装飾編集画面41の表示状態において、左ガイドキー37を操作すれば、メッセージ編集画面65が表示され、メッセージ表示領域43内のカーソル位置を文字の入力位置として装飾文字の入力が可能となる。
このメッセージ編集画面65の表示状態で方向キーを操作すれば、選択した装飾機能を付加する動作は解除され、デフォルトの文字入力が可能な状態となる。つまり、デコレーション機能は解除され、通常のメッセージ編集状態に移行する。
なお、本実施の形態では、装飾選択モード12において範囲指定機能を選択指定することにより、装飾範囲を指定してから装飾機能の選択が可能となっている。
図10は、図1の携帯電話機における装飾編集動作の一例を示した状態遷移図であり、装飾編集画面31の表示状態において範囲指定機能を選択決定した後、装飾機能の選択が行われる様子が示されている。装飾編集画面31の表示状態において、パレット表示領域34内の範囲指定機能を選択指定すれば、範囲指定画面71に移行する。この範囲指定画面71の表示状態において、装飾範囲の始点を選択し、決定キー46を操作すれば、範囲指定の開始位置が指定される。また、範囲指定画面71の表示状態において、左ガイドキー72を操作すれば、1つ前の装飾選択画面31に復帰させることができる。
始点を指定した後は、範囲指定の終点を選択する範囲指定画面73が表示される。この範囲指定画面73の表示状態において、方向キーにより装飾範囲の終点を選択し、決定キー62を操作すれば、範囲指定における終了位置が指定される。このとき、装飾範囲として選択された文字列は反転表示され、装飾選択画面74に復帰する。
この装飾選択画面74の表示状態では、選択可能な装飾機能のみがアクティブとなっており、この画面上で装飾機能を選択し、決定キー38を操作すれば、被選択機能の詳細を指定する装飾機能詳細画面51に遷移させることができる。装飾機能の選択指定後は、装飾選択画面74に復帰する。
装飾機能の選択指定後に表示される装飾選択画面74の表示状態では、再度範囲指定機能を選択指定し、或いは、引き続き他の装飾機能を選択指定することができる。再度範囲指定を選択指定した場合、装飾機能が付加された状態で範囲指定画面が表示される。
図11は、図1の携帯電話機における装飾編集動作の一例を示した状態遷移図であり、装飾機能の選択指定後に表示される装飾選択画面74の表示状態において引き続き他の装飾機能を選択決定した後、左ガイドキー37の操作が行われる様子が示されている。装飾機能を選択指定した後に表示される装飾選択画面76の表示状態において、左ガイドキー37を操作すれば、範囲指定した文字列に装飾が付加された状態でメッセージ編集画面21に復帰させることができる。
本実施の形態によれば、文字メッセージに付加する装飾機能を選択させた後、装飾範囲指定操作14a及び装飾文字入力操作14bが行われるので、選択された装飾機能を付加させる装飾範囲を容易に追加することができる。また、方向キーの操作入力によって装飾機能が付加された文字の入力位置が変更可能であるので、入力位置を変更しても継続して装飾文字を入力することができる。従って、電子メールの文字メッセージに装飾を付加する際の操作性を向上させることができる。
1 携帯電話機
2 無線通信部
3 主制御部
4 表示制御部
5 LCD
6 操作入力制御部
7 操作キー
8 メール記憶部
9 メッセージ編集画面表示部
10a 装飾機能選択部
10b メッセージ装飾編集部
11 メッセージ編集モード
12 装飾選択モード
13 装飾編集モード
14a 装飾範囲指定操作
14b 装飾文字入力操作
15 カーソル指定モード
2 無線通信部
3 主制御部
4 表示制御部
5 LCD
6 操作入力制御部
7 操作キー
8 メール記憶部
9 メッセージ編集画面表示部
10a 装飾機能選択部
10b メッセージ装飾編集部
11 メッセージ編集モード
12 装飾選択モード
13 装飾編集モード
14a 装飾範囲指定操作
14b 装飾文字入力操作
15 カーソル指定モード
Claims (6)
- 文字メッセージを構成する文字情報、及び、文字に対応付けて文字メッセージに付加される装飾情報からなる電子メールが編集可能な携帯通信端末において、
文字メッセージを編集するメッセージ編集画面を表示し、メッセージ編集画面上で装飾情報に基づいて文字メッセージに装飾を付加するメッセージ編集画面表示手段と、
ユーザーの操作入力により2以上の装飾機能を表示する装飾選択画面に遷移させ、装飾選択画面上で装飾機能を選択させる装飾機能選択手段と、
選択された装飾機能を反映させて文字メッセージを編集する装飾編集画面に遷移させ、文字メッセージの全部または一部を装飾範囲として選択する装飾範囲指定操作、及び、当該装飾機能が付加された文字を入力する装飾文字入力操作を可能とするメッセージ装飾編集手段とを備えたことを特徴とする携帯通信端末。 - 上記装飾範囲指定操作は、カーソル位置を変更する方向キーの操作によって行われ、文字メッセージ中の始点となる位置及び終点となる位置をそれぞれ選択させることにより、異なる2以上の装飾範囲が順次に選択可能であることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
- 上記装飾文字入力操作は、画面上のカーソル位置を文字の入力位置として文字入力を行う入力操作であり、上記方向キーの操作入力により上記入力位置が変更可能であることを特徴とする請求項2に記載の携帯通信端末。
- ユーザーの操作入力により上記装飾編集画面から上記メッセージ編集画面に復帰させ、選択された装飾機能が付加された文字を入力可能とするとともに、上記方向キーの操作入力により当該装飾機能の付加動作を解除する装飾編集解除手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の携帯通信端末。
- 上記装飾機能選択手段は、文字メッセージに付加された装飾情報を削除するクリア機能を装飾機能として選択可能とすることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
- 文字メッセージを構成する文字情報、及び、文字に対応付けて文字メッセージに付加される装飾情報からなる電子メールを編集する装飾編集方法において、
文字メッセージを編集するメッセージ編集画面を表示し、メッセージ編集画面上で装飾情報に基づいて文字メッセージに装飾を付加するメッセージ編集画面表示ステップと、
ユーザーの操作入力により2以上の装飾機能を表示する装飾選択画面に遷移させ、装飾選択画面上で装飾機能を選択させる装飾機能選択ステップと、
選択された装飾機能を反映させて文字メッセージを編集する装飾編集画面に遷移させ、文字メッセージの全部または一部を装飾範囲として選択させるとともに、当該装飾機能が付加された文字を入力させるメッセージ装飾編集ステップとを備えたことを特徴とする電子メール装飾編集方法。
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JP (1) | JP2006072875A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010049354A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Nec Corp | コンテンツ装飾装置、コンテンツ装飾方法およびコンテンツ装飾プログラム |
JP2011008755A (ja) * | 2009-05-27 | 2011-01-13 | Kyocera Corp | 電子機器 |
JP2011028356A (ja) * | 2009-07-22 | 2011-02-10 | Fujitsu Ltd | 情報処理装置,プログラム,及び表示要素の装飾方法 |
JP2015082693A (ja) * | 2013-10-21 | 2015-04-27 | 東芝テック株式会社 | コンテンツ作成装置及びプログラム |
-
2004
- 2004-09-06 JP JP2004257961A patent/JP2006072875A/ja active Pending
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