JP4425202B2 - 携帯通信端末 - Google Patents

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本発明は、携帯通信端末に係り、さらに詳しくは、ユーザによる仮名文字入力に基づいて漢字を含む送信メールの作成が行える携帯電話機などの携帯通信端末の改良に関する。
近年、電子メールを作成して送信したり、電子メールを受信して閲覧することができる携帯電話機などの通信端末が普及している。この様な携帯通信端末には、送信メールを作成する際に、メール本文を画面表示し、ユーザによる操作入力に基づいてメール本文を構成する文字列を入力編集する機能が備わっている。文字列の入力編集時には、変換対象として指定された仮名文字の変換候補が画面上の表示領域内に表示される。
特開2001−273074号公報 特開2003−125041号公報
一般に、送信メールの作成に関し、受信メールの送信元を送信先として返信メールを作成する場合が少なくない。さらに、この様な返信メールを作成する際、返信元の受信メールのメール内容を参考にすることが少なくない。返信メールの作成時に、返信元の受信メールが閲覧できれば極めて便利である。しかし、従来の携帯通信端末では、返信メールの作成時に、返信元の受信メールを閲覧しようとすると、作成中の返信メールを保存させなければならず、そのための操作入力を行ったうえで、返信メールの編集画面から切り替えて受信メールの閲覧画面を表示させる必要があるという問題があった。そして、返信元の受信メールを閲覧後、返信メールの編集を再開しようとすると、再度画面を切り替えて編集画面を表示させなければならなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、送信メール作成時の利便性を向上させた携帯通信端末を提供することを目的としている。特に、返信メールを作成する際の操作性を向上させた携帯通信端末を提供することを目的としている。
第1の本発明による携帯通信端末は、ユーザによる仮名文字入力に基づいて、漢字を含む送信メールを作成するメール作成手段と、受信メールを記憶する受信メール記憶手段と、画面上の表示領域を編集エリア及び閲覧エリアに分割し、上記編集エリア内に作成中の送信メールを表示するとともに、上記閲覧エリア内に上記受信メールを表示する表示制御手段と、ユーザにより変換対象として指定された仮名文字に基づいて、漢字からなる変換候補を抽出する変換候補抽出手段とを備え、上記表示制御手段は、上記変換候補抽出手段により変換候補が抽出されると、抽出された変換候補を受信メールに代えて上記閲覧エリア内に表示し、上記閲覧エリア内の文字列を上記編集エリアへコピーするための操作入力に基づいて、上記閲覧エリア内に表示されている受信メールを上記編集エリア及び上記閲覧エリアの両エリア全体に表示するように構成される。この携帯通信端末では、画面上の表示領域が編集エリア及び閲覧エリアに分割され、作成中の送信メールと、受信メールとがエリア内にそれぞれ表示される。特に、仮名文字入力時には、受信メールを表示させる閲覧エリア内に、ユーザにより変換対象として指定された仮名文字に基づいて抽出された漢字からなる変換候補が表示される。この様な構成により、受信メールのメール内容を参考にしながら送信メールを作成する際に、送信メールの編集画面と、受信メールの閲覧画面とを切り替える必要がなくなるので、送信メール作成時の操作性を向上することができる。
第2の本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、ユーザによる操作入力に基づいて、上記閲覧エリア内におけるメール表示をスクロールさせるメール表示スクロール手段を備え、上記表示制御手段が、受信メールを行ごとに表示し、受信メールを両エリア全体に表示する際には、閲覧エリアにおける先頭行に表示させていた文字列が上記両エリア全体における先頭行に配置されるように受信メールの表示を行うように構成される。
の本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、上記表示制御手段が、ユーザによる操作入力に基づいて上記変換候補のいずれかが選択されると、変換候補に代えて元の受信メールを表示するように構成される。この様な構成によれば、変換候補を選択することにより、閲覧エリア内の表示が元の受信メールの表示に自動的に復帰するので、当該受信メールについての編集作業を容易に再開することができる。
の本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、上記表示制御手段が、異なる2以上の変換候補が抽出された場合、行を異ならせて各変換候補を表示するように構成される。
の本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、メール本文の表示が最後に行われた受信メールを前回表示メールとして記憶する前回表示メール記憶手段を備え、上記表示制御手段が、上記前回表示メールを閲覧エリア内に表示するように構成される。この様な構成によれば、閲覧エリア内に表示させる受信メールとして適切な受信メールが自動的に選択されるので、送信メール作成時における操作性をさらに向上させることができる。
第5の本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、上記表示制御手段が、受信メールを指定して返信メールの作成を行うための操作入力をユーザが行った場合に、上記受信メールを閲覧エリア内に表示するように構成される。この様な構成によれば、返信メールの作成時には、閲覧エリア内に返信元の受信メールが表示されるので、返信メール作成時における操作性を向上させることができる。
本発明による携帯通信端末によれば、受信メールのメール内容を参考にしながら送信メールを作成する際に、送信メールの編集画面と、受信メールの閲覧画面とを切り替える必要がなくなるので、送信メール作成時における操作性を向上することができる。特に、返信メールの作成時には、閲覧エリア内に返信元の受信メールが表示されるので、メール作成時における利便性を向上させることができる。
図1は、本発明の実施の形態による携帯通信端末の一構成例を示したブロック図である。本実施の形態による携帯通信端末1は、電子メールを作成して送信したり、電子メールを受信して閲覧することができる携帯電話機などの携帯可能な通信端末である。この携帯通信端末1は、アンテナ2、無線通信部3、主制御部4、メール作成部5、変換候補抽出部6、メール表示スクロール部7、受信メール記憶部8、操作入力部9、表示制御部10、LCD11及び前回表示メール記憶部12からなる。
無線通信部3は、移動体通信網を介して基地局と無線通信を行うセルラー方式の通信手段であり、アンテナ2を介して電子メールなどの通信データを送受信する処理を行っている。受信メール記憶部8は、無線通信部3が受信した電子メール(受信メールという)を記憶する受信メール8aの記憶手段であり、例えば、書き換え可能な不揮発性のメモリからなる。操作入力部9は、各種入力キーからなり、ユーザが操作した入力キーに応じて入力信号を出力する動作を行っている。各種入力キーとしては、電話番号及び仮名文字を入力するためのキー(文字入力キー)や、文字入力時に入力位置を移動させるためのキー(方向キー)、動作状態に応じて異なる機能が割り当てられるキー(ガイドキー)などが備えられる。
メール作成部5は、ユーザによる仮名文字の入力に基づいて、送信対象とする電子メール(送信メールという)を作成する動作を行っている。ここでは、漢字を含む送信メールが作成されるものとする。LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)11は、液晶パネル及びバックライトからなり、画面上にメール情報などの表示データを出力する表示データの出力装置である。
表示制御部10は、LCD11の動作制御を行う制御手段であり、待受画面や、各種機能を選択させるメニュー画面、受信メールの閲覧画面、送信メールの編集画面の表示を行っている。この表示制御部10により、送信メールの作成時には、画面上の表示領域を編集エリア及び閲覧エリアに分割し、編集エリア内に作成中の送信メールのメール本文を表示するとともに、閲覧エリア内に受信メールのメール情報を表示する制御が行われる。
電子メールは、通常、ヘッダ及びメール本文により構成される。ヘッダは、メールの送信元を特定するためのアドレス情報や、送信先を特定するためのアドレス情報、タイトル又は件名などの識別情報からなる。また、メール本文は、送信先端末のユーザに伝えるべきメッセージを構成する文字情報からなる。ここでは、画面上の表示領域が上下に2等分され、送信メールのメール本文と、ユーザが指定した受信メールのメール情報とがそれぞれに表示されるものとする。また、上記表示領域における上側を編集エリアとし、下側を閲覧エリアとする。また、閲覧エリア内に表示させるメール情報としては、受信メールのタイトルやメール本文であるものとする。なお、受信メールのメール情報は、行ごとに表示される。
変換候補抽出部6は、ユーザにより変換対象として指定された仮名文字に基づいて、漢字からなる変換候補を抽出する処理を行っている。この変換候補の抽出処理は、複数の変換候補を仮名文字に対応付けて記憶させたデータベースに基づいて行われる。変換対象の指定は、既に入力済みの文字列を選択し、或いは、新たに文字列を入力することにより行われる。
送信メール作成中における仮名文字の入力時は、変換候補抽出部6により変換候補が抽出されると、抽出された変換候補が受信メールに代えて閲覧エリア内に表示される。また、ユーザによる操作入力に基づいて変換候補のいずれかが選択されると、ユーザにより指定された仮名文字に関する入力処理が終了(確定)し、変換候補に代えて元の受信メールが表示される。つまり、変換候補の選択により文字入力が確定すると、作成中の受信メールの表示に自動的に復帰し、当該受信メールについての編集作業を再開することができる。
なお、異なる複数の変換候補が抽出された場合には、閲覧エリア内に変換候補を表示する際に、行を異ならせて各変換候補が表示される。
メール表示スクロール部7は、ユーザによる操作入力に基づいて、編集エリア及び閲覧エリア内におけるメール表示をスクロールさせる処理を行っている。メール表示のスクロール処理は、編集エリア又は閲覧エリア内におけるメール表示を上下方向にずらして表示させる処理である。ここでは、編集エリア及び閲覧エリアの各エリアについて、エリアごとにスクロールさせることができるものとする。また、メール表示のスクロールは、行ごとに行われるものとする。
ここでは、閲覧エリア内に表示中の受信メールに関し、この受信メールのメール情報(文字列)を編集エリア内の送信メールのメール本文にコピーすることができるものとする。この様な閲覧エリア内の文字列を編集エリアへコピーするための操作入力に基づいて、上記受信メールが編集エリア及び閲覧エリアの両エリア全体に表示される。さらに、受信メールを両エリア全体に表示する際には、閲覧エリアにおける先頭行に表示させていた文字列が上記両エリア全体における先頭行に配置されるように受信メールの表示が行われる。
前回表示メール記憶部12は、メール本文の表示が最後に行われた受信メールを前回表示メール12aとして記憶する記憶手段である。ここでは、送信メールの作成時に、メール本文が最後に閲覧された受信メールが前回表示メール12aとして、そのメール情報が格納されるものとする。また、受信メールを閲覧エリア内に表示する際には、受信メールの一覧からユーザが指定した受信メールを表示させ、或いは、上記前回表示メール12aを表示させることができるものとする。特に、ユーザが指定した受信メールの送信元を送信先とする返信メールの作成時には、返信元の上記受信メールを前回表示メールとして、そのメール情報が閲覧エリア内に表示される。
図2は、図1の携帯通信端末における動作の一例を示した状態遷移図であり、待受画面の表示状態から送信メールの作成時における受信メールの表示モードに移行するまでの様子が示されている。待受画面の表示状態において、所定の入力キーを操作すれば、メニュー画面を表示させることができる。メニュー画面の表示状態からは、受信メールを閲覧させる受信メールの閲覧モードや、送信メールを新たに作成するための送信メールの新規作成モードに移行することができる。
受信メールの閲覧モード及び送信メールの新規作成モード間は、所定のキー操作によって直接に、或いは、メニューから所望の機能を選択することによって、移行することができる。受信メールの閲覧モードにおいて返信メールを作成する際や、送信メールの新規作成時には、送信メールのメール本文と、ユーザが指定した受信メールのメール情報とを同一画面上に同時に表示させる受信メールの表示モードを選択することができる。
なお、受信メールの表示モードの非選択時には、従来と同様、作成中の送信メールのメール本文が表示領域全体に表示される。
図3のステップS101〜S107は、図1の携帯通信端末におけるメール作成時の動作例を示したフローチャートである。まず、表示制御部10は、送信メールの作成時、受信メールを閲覧エリア内に表示させる受信メール表示機能がユーザにより選択されれば、受信メールの表示モードに移行する(ステップS101)。このとき、送信メールの新規作成モードであれば、受信メールの一覧が表示され(ステップS102,S103)、ユーザによる操作入力に基づいていずれかの受信メールが選択されると、選択指定された受信メールのメール情報が閲覧エリア内に表示される(ステップS104,S105)。
送信メールの新規作成モードでなければ、受信メールの一覧から選択し、或いは、前回表示メールを選択することができ、前回表示メールの選択時には、閲覧エリア内に前回表示メールのメール情報が表示される(ステップS107,S105)。
次に、送信メールが編集エリア内に表示されている状態で文字入力が行われると、ユーザによる操作入力に基づく入力処理が行われる(ステップS106)。
図4のステップS201〜S206は、図1の携帯通信端末における文字入力時の動作例を示したフローチャートである。まず、変換候補抽出部6は、ユーザによる操作入力に基づいて変換対象が指定されると、指定された変換対象に基づいて変換候補が抽出される(ステップS201,S202)。次に、表示制御部10は、変換候補が抽出されると、閲覧エリアのエリア表示を切り替え、当該変換候補を受信メールに代えて表示する(ステップS203)。
閲覧エリア内に表示された変換候補のうちの1つがユーザによって選択され、文字入力が確定されると、閲覧エリアのエリア表示が切り替えられ、変換候補に代えて元の受信メールが表示される(ステップS204,S205)。ステップS201からステップS205までの処理手順は、送信メールの作成が完了するまで繰り返され、送信メールが完成すると、この文字の入力処理は終了する(ステップS206)。
図5は、図1の携帯通信端末における動作例を示した遷移図であり、メール作成モードを受信メール表示モードに切り替える際の操作手順が示されている。受信メール表示モードの非選択時、送信メールの編集画面21aには、メール本文が表示領域24全体に表示される。この編集画面21aは、ピクト領域22、動作モードの表示領域23、メール情報の表示領域24及びソフトキーの機能割り当て表示領域からなる。ピクト領域22は、電波の受信状態や電池残量などを絵文字(pictogram:ピクトグラム)で表示する表示領域であり、最上段に配置されている。動作モードの表示領域23には、動作中の機能名などが表示される。メール情報の表示領域24には、作成中の送信メールのメール本文やヘッダ情報を表示することができる。
機能割り当て表示領域には、「決定」キー25や「メニュー」キー26などのソフトキーに割り当てられた機能割り当てが表示されている。ソフトキーは、動作モードに応じて割り当てられる機能が異なるキーであり、ガイドキーにより操作される。この様な編集画面21aの表示状態において、「メニュー」キー26を操作すれば、メニュー画面に切り替えることができ、メニューから受信メール表示機能を選択すれば、入力画面21bに移行することができる。
この入力画面21bは、閲覧エリア内に表示させる受信メールの指定方法を選択させる画面である。この例では、受信メールの指定方法を示す項目として、「1、受信メール選択」、「2、前回表示メール」、「3、表示解除」が表示領域24内に表示されている。「1、受信メール選択」は、受信メールの一覧から選択させる指定方法の項目であり、「2、前回表示メール」は、前回表示メールを表示させる指定方法の項目である。また、「3、表示解除」は、受信メールの表示モード時に、受信メール表示モードを解除させる項目である。従って、この項目「3、表示解除」は、受信メール表示モードの非選択時の編集画面21aから移行した際には、選択不可となっている。
ユーザによる操作入力に基づいて選択された項目欄は、フォーカシング(例えば、反転表示)され、「決定」キー25を操作することによって、被選択項目の指定方法が実行される。この例では、「1、受信メール選択」が選択実行され、入力画面21cが表示されている。この入力画面21cは、受信メールを一覧表示する画面であり、受信メール記憶部8内に格納されている受信メールの識別情報が表示されている。ここでは、表示領域24の上段の編集エリア24a内に受信メールの識別情報が一覧表示され、下段の閲覧エリア24b内にメール情報が表示されるものとする。
この例では、受信メールの識別情報として、ヘッダ情報から判別された受信メールの送信元端末のユーザ名が表示されている。送信元端末のユーザ名は、例えば、受信メールの着信日時が近いものから順に表示される。ユーザによる操作入力に基づいて選択された受信メールの識別情報は、フォーカシングされ、当該受信メールのメール情報が閲覧エリア24b内に表示される。ここでは、メール情報として、タイトル及びメール本文が表示されるものとする。また、閲覧エリア24b内における受信メールの表示は、編集エリア24aとは背景色を異ならせて行われるものとする。
受信メールを選択し、「決定」キー25を操作すれば、受信メール表示モードにおける送信メールの編集画面21dに移行することができる。この編集画面21dでは、表示領域24上段の編集エリア24a内に作成中の送信メールのメール本文が表示され、下段の閲覧エリア24b内に被選択受信メールのメール情報が表示されている。
一方、入力画面21bにおいて、「2、前回表示メール」を選択すれば、閲覧エリア24b内に前回表示メールが表示された編集画面に移行させることができる。
なお、編集画面21dの表示状態において、「メニュー」キー26を操作し、受信メールの表示解除を選択すれば、受信メール表示モードを解除することができる。また、「切替」キー27を操作すれば、操作対象を編集エリア24aから閲覧エリア24bに切り替えることができる。
図6は、図1の携帯通信端末における動作例を示した遷移図であり、受信メール表示モードにおける文字入力時のエリア表示切り替えの様子が示されている。送信メールの編集画面31aの表示状態において、作成中のメール本文に仮名文字を入力すると、この仮名文字入力によって変換対象として指定された文字列(この例では、「いろは」)の変換候補32が抽出され、閲覧エリア24b内に表示される。
この変換候補32の選択画面31bでは、受信メールのメール情報に代えて変換候補32が表示される。この例では、異なる複数の変換候補が抽出され、各変換候補が行を異ならせて表示されている。つまり、変換候補ごとに行を変えて、各変換候補が上下方向に配置されている。また、変換候補32は、閲覧エリア24bにおける周辺部分の表示色を中央部分の背景とは異ならせて表示されている。つまり、変換候補32は、枠付きで表示されている。
選択画面31bの表示状態において、変換候補32のいずれかを選択し、「決定」キー25を操作すれば、反転表示されていた文字列が選択された変換候補に置き換えられ、編集画面31cに移行する。
図7は、図1の携帯通信端末における動作例を示した遷移図であり、受信メール表示モードにおけるメール表示のスクロールの様子が示されている。この編集画面41aは、受信メール表示モードにおける編集画面であり、編集エリア24a内の文字列が操作対象として選択されている。この様な編集画面41aの表示状態において、方向キーを操作すれば、編集エリア24a内のメール表示を上下方向にスクロールさせることができる。編集画面41bは、メール表示を上方向にスクロールさせた場合の例である。
一方、編集画面41aの表示状態において、「切替」キー27を操作すれば、操作対象を編集エリア24aから閲覧エリア24bに切り替えることができる。閲覧画面41cは、操作対象を閲覧エリア24bに切り替えた場合の例であり、操作対象として選択された閲覧エリア24b内の文字列が反転表示されている。この様な閲覧画面41cの表示状態において、方向キーを操作すれば、閲覧エリア24b内のメール表示を上下方向にスクロールさせることができる。閲覧画面41dは、メール表示を上方向にスクロールさせた場合の例である。
図8は、図1の携帯通信端末における動作例を示した遷移図であり、受信メール表示モードにおいて、閲覧エリア24b内の文字列を編集エリア24aへコピーする際のメール表示切り替えの様子が示されている。この閲覧画面51aは、閲覧エリア内に表示されている受信メールを構成する文字列を作成中の送信メールのメール本文にコピーするために、操作対象が編集エリア24aから閲覧エリア24bに切り替えられた画面である。
この様な閲覧画面51aの表示状態において、「メニュー」キー26を操作してメニューからコピー機能を選択すると、上記受信メールを編集エリア24a及び閲覧エリア24bの両エリア全体に表示させる閲覧画面51bに移行する。
この閲覧画面51bでは、閲覧中であった受信メールのメール情報が表示領域24全体に表示されている。その際、閲覧エリア24bの先頭行に表示されていた文字列が、表示領域24における先頭行に配置されるようにメール表示が行われる。なお、閲覧画面51bの表示状態において、コピー対象の文字列を選択指定し、「決定」キー25を操作すれば、当該文字列を編集エリア24a内に転写することができる。また、「戻る」キー52を操作すれば、閲覧画面51aに復帰することができる。
図9は、図1の携帯通信端末における動作例を示した遷移図であり、受信メール表示モードにおけるメール表示の他の例が示されている。この編集画面61は、編集エリア24a及び閲覧エリア24bにおける周辺部分に装飾が施された編集画面である。具体的には、編集エリア24a又は閲覧エリア24bにおける上側部分と、左側部分及び右側部分とに装飾(デコレーション)が施された画像が表示され、メール情報を構成する文字列が装飾画像の内側に表示されている。
この様にしてメール表示に装飾を施す機能は、デザイン便箋機能と呼ばれている。ここでは、受信メールや送信メールが複数のグループにグループ化され、グループごとに格納されるものとする。この様な受信メールや送信メールのグループ(例えば、メールフォルダ)について、グループごとに異なる装飾画像を指定することができる。つまり、エリア内に表示されている送受信メールが属するグループに対応付けられた装飾画像が、当該エリア内に表示される。また、デザイン便箋機能は、編集エリア24a及び閲覧エリア24bのそれぞれについてオンオフを指定することができる。
本実施の形態によれば、受信メールのメール内容を参考にしながら送信メールを作成する際に、送信メールの編集画面と、受信メールの閲覧画面とを切り替える必要がなくなるので、送信メール作成時の操作性を向上することができる。また、変換候補を選択することにより、閲覧エリア内の表示が元の受信メールの表示に自動的に復帰するので、当該受信メールについての編集作業を容易に再開することができる。
なお、本実施の形態では、受信メール表示機能を選択している場合に表示領域を分割して作成中の送信メールと受信メールとが同時に表示される場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、受信メールを指定して返信メールの作成を行うための操作入力をユーザが行った場合には、受信メール表示機能の選択又は非選択に関係なく、表示領域を分割して送信メール及び返信元の受信メールを同時に表示させても良い。
本発明の実施の形態による携帯通信端末の一構成例を示したブロック図である。 図1の携帯通信端末における動作の一例を示した状態遷移図である。 図1の携帯通信端末におけるメール作成時の動作例を示したフローチャートである。 図1の携帯通信端末における文字入力時の動作例を示したフローチャートである。 図1の携帯通信端末における動作例を示した遷移図であり、メール作成モードを受信メール表示モードに切り替える際の操作手順が示されている。 図1の携帯通信端末における動作例を示した遷移図であり、受信メール表示モードにおける文字入力時のエリア表示切り替えの様子が示されている。 図1の携帯通信端末における動作例を示した遷移図であり、受信メール表示モードにおけるメール表示のスクロールの様子が示されている。 図1の携帯通信端末における動作例を示した遷移図であり、閲覧エリア24b内の文字列をコピーする際のメール表示切り替えの様子が示されている。 図1の携帯通信端末における動作例を示した遷移図であり、受信メール表示モードにおけるメール表示の他の例が示されている。
符号の説明
1 携帯通信端末
2 アンテナ
3 無線通信部
4 主制御部
5 メール作成部
6 変換候補抽出部
7 メール表示スクロール部
8 受信メール記憶部
9 操作入力部
10 表示制御部
11 LCD
12 前回表示メール記憶部
24 表示領域
24a 編集エリア
24b 閲覧エリア
32 変換候補

Claims (6)

  1. ユーザによる仮名文字入力に基づいて、漢字を含む送信メールを作成するメール作成手段と、
    受信メールを記憶する受信メール記憶手段と、
    画面上の表示領域を編集エリア及び閲覧エリアに分割し、上記編集エリア内に作成中の送信メールを表示するとともに、上記閲覧エリア内に上記受信メールを表示する表示制御手段と、
    ユーザにより変換対象として指定された仮名文字に基づいて、漢字からなる変換候補を抽出する変換候補抽出手段とを備え、
    上記表示制御手段は、上記変換候補抽出手段により変換候補が抽出されると、抽出された変換候補を受信メールに代えて上記閲覧エリア内に表示し、上記閲覧エリア内の文字列を上記編集エリアへコピーするための操作入力に基づいて、上記閲覧エリア内に表示されている受信メールを上記編集エリア及び上記閲覧エリアの両エリア全体に表示することを特徴とする携帯通信端末。
  2. ユーザによる操作入力に基づいて、上記閲覧エリア内におけるメール表示をスクロールさせるメール表示スクロール手段を備え、
    上記表示制御手段は、受信メールを行ごとに表示し、受信メールを両エリア全体に表示する際には、閲覧エリアにおける先頭行に表示させていた文字列が上記両エリア全体における先頭行に配置されるように受信メールの表示を行うことを特徴とする請求項に記載の携帯通信端末。
  3. 上記表示制御手段は、ユーザによる操作入力に基づいて上記変換候補のいずれかが選択されると、変換候補に代えて元の受信メールを表示することを特徴とする請求項に記載の携帯通信端末。
  4. 上記表示制御手段は、異なる2以上の変換候補が抽出された場合、行を異ならせて各変換候補を表示することを特徴とする請求項に記載の携帯通信端末。
  5. メール本文の表示が最後に行われた受信メールを前回表示メールとして記憶する前回表示メール記憶手段を備え、
    上記表示制御手段は、上記前回表示メールを閲覧エリア内に表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  6. 上記表示制御手段は、受信メールを指定して返信メールの作成を行うための操作入力をユーザが行った場合に、上記受信メールを閲覧エリア内に表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
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