JP2003058535A - 情報管理装置 - Google Patents

情報管理装置

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JP2003058535A
JP2003058535A JP2001247061A JP2001247061A JP2003058535A JP 2003058535 A JP2003058535 A JP 2003058535A JP 2001247061 A JP2001247061 A JP 2001247061A JP 2001247061 A JP2001247061 A JP 2001247061A JP 2003058535 A JP2003058535 A JP 2003058535A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが再入力することなく、内容の類似し
た別の文書にユーザ付加情報をコピーする。 【解決手段】 付加情報記憶部1には、メモやマーカと
いったユーザ付加情報が、その位置情報と共に格納され
ている。付加情報複写部2は、インタフェース部3に、
入力としてユーザ名、複写元文書名、複写先文書名、文
書間の類似関係の情報が与えられると、文書間の類似関
係に基づいて、ユーザ付加情報を複写先文書に対してコ
ピーする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報管理装置、特
に、電子マニュアルや電子教科書等、内容の類似した複
数の電子文書を効果的に表示したり、そこに設定された
ブックマークやメモ等のユーザ付加情報を管理するため
の情報管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ユーザの利便性向上のため
の、電子文書には、メモ、ブックマークやマーカ等のユ
ーザ付加情報(以下、単に付加情報という)をつけるこ
とができる。その実現にあたって、従来は以下のいずれ
かの方法が用いられていた。
【0003】1.電子文書中で付加情報を付ける位置
に、付加情報の位置を示すタグを挿入し、元の電子文書
を改変する方法(特開平10−40236号公報等)。 2.電子文書自体は改変せず、付加情報の内容とその設
定位置を記憶するデータベースを用意し、表示する際に
電子文書と付加情報を組み合わせて表示する方法(特開
平5−73543号公報等)。
【0004】上記2.の方法は例えば特開2000−3
39299のように、WWW(ワールド・ワイド・ウェ
ブ)等を用いてインターネット上に公開されている共有
文書に、個々のユーザ毎の異なる付加情報を設定する場
合にも利用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では次のような問題点があった。 [問題点1]上記従来の方法は、付加情報は、それが設
定された文書と組み合わせて保持されるため、内容の類
似した別の文書を表示する際には利用できないという問
題点があった。例えば、あるユーザがA社のA1という
留守番電話の電子マニュアルを持っており、それに付加
情報を設定していたとする。このユーザが新しくA2と
いう留守番電話を購入したときに、A1の電子マニュア
ルに付与した付加情報をA2の電子マニュアルでも利用
したいと考えた場合、上記従来の方法では不可能であっ
た。
【0006】[問題点2]また、既存のインターネット
環境では、例えば電子マニュアルが各メーカのサイトに
存在するように、類似した文書は様々なサイトに分散し
て配置されることが多い。このような環境では、サーバ
で、各サイトにある文書情報に付与した付加情報を集中
管理し、そのサイトにアクセスしたときに、文書情報と
付加情報を組み合わせて表示する方法が考えられるが、
それでも付加情報の再利用はできないという問題点があ
った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するため次の構成を採用する。 〈構成1〉電子文書に設定されたユーザ付加情報を管理
する情報管理装置において、ユーザ付加情報を記憶する
付加情報記憶部と、ユーザ付加情報を、電子文書間の類
似関係に基づいてコピーする付加情報複写部とを備えた
ことを特徴とする情報管理装置。
【0008】〈構成2〉電子文書に設定されたユーザ付
加情報を管理する情報管理装置において、ユーザ付加情
報を記憶する付加情報記憶部と、ユーザ付加情報の共有
関係を示す参照先情報を保持する参照先情報記憶部と、
類似した電子文書間で、参照先情報に基づいて、対象と
なる電子文書に対して、いずれかのユーザ付加情報が共
有されるかを判定する付加情報参照部と、付加情報参照
部で判定された共有ユーザ付加情報を対象となる電子文
書に設定し、電子文書を出力するインタフェース部とを
備えたことを特徴とする情報管理装置。
【0009】〈構成3〉構成1に記載の情報管理装置に
おいて、ユーザが付加したメモ情報を複写するか否かを
メモ情報の設定位置または内容によって判断する複写判
断部と、複写判断部の判断結果に基づいてユーザ付加情
報をコピーする付加情報複写部とを備えたことを特徴と
する情報管理装置。
【0010】〈構成4〉構成2に記載の情報管理装置に
おいて、ユーザが付加したメモ情報を参照するか否かを
メモ情報の設定位置または内容によって判断する複写判
断部と、複写判断部の判断結果に基づいてユーザ付加情
報が共有されるか否かを判定する付加情報参照部とを備
えたことを特徴とする情報管理装置。
【0011】〈構成5〉構成3または4に記載の情報管
理装置において、メモ情報の内容として複写禁止語を格
納する複写禁止語記憶部とを備えたことを特徴とする情
報管理装置。
【0012】〈構成6〉構成1または3に記載の情報管
理装置において、ユーザ付加情報の設定位置が文書内の
アンカータグである場合に、類似文書において対応する
位置を特定してコピーする付加情報複写部を備えたこと
を特徴とする情報管理装置。
【0013】〈構成7〉構成2または4に記載の情報管
理装置において、ユーザ付加情報の設定位置が文書内の
アンカータグである場合に、類似文書において対応する
位置を特定して参照する付加情報参照部を備えたことを
特徴とする情報管理装置。
【0014】〈構成8〉構成1、3、6のいずれかに記
載の情報管理装置において、ユーザ付加情報がブックマ
ークである場合、ブックマークが一定期間設定されてい
たか、または、現在も設定されている場合に、文書間の
類似関係に基づいてコピーする付加情報複写部を備えた
ことを特徴とする情報管理装置。
【0015】〈構成9〉構成2、4、7のいずれかに記
載の情報管理装置において、ユーザ付加情報がブックマ
ークである場合、ブックマークが一定期間設定されてい
たか、または、現在も設定されている場合に、文書間の
類似関係に基づいて参照するか否かを判定する付加情報
参照部を備えたことを特徴とする情報管理装置。
【0016】〈構成10〉ネットワーク上に存在する電
子文書に設定されたユーザ付加情報を管理する情報管理
装置において、ユーザ付加情報を記憶する付加情報記憶
部と、電子文書間の類似関係の情報を記憶する類似関係
記憶部と、電子文書の格納先ネットワークアドレスを記
憶するサイト一覧記憶部と、ユーザがアクセスしたい類
似文書の情報を記憶するユーザメニュー情報記憶部と、
類似関係記憶部の情報またはユーザメニュー情報記憶部
の情報に基づき、サイト一覧記憶部を参照して、類似し
た電子文書間でユーザ付加情報をコピーする付加情報複
写部とを備えたことを特徴とする情報管理装置。
【0017】〈構成11〉ネットワーク上に存在する電
子文書に設定されたユーザ付加情報を管理する情報管理
装置において、ユーザ付加情報を記憶する付加情報記憶
部と、電子文書間の類似関係の情報を記憶する類似関係
記憶部と、ユーザ付加情報の共有関係を示す参照先情報
を保持する参照先情報記憶部と、電子文書の格納先ネッ
トワークアドレスを記憶するサイト一覧記憶部と、ユー
ザがアクセスしたい類似文書の情報を記憶するユーザメ
ニュー情報記憶部と、類似関係記憶部の情報またはユー
ザメニュー情報記憶部の情報に基づき、かつ、参照先情
報を参照して、ユーザが指定した電子文書に対して、い
ずれかのユーザ付加情報が共有されるかを判定する付加
情報参照部と、ユーザが指定した電子文書を、格納先ネ
ットワークアドレスに基づいて取得し、かつ、電子文書
に対して、付加情報参照部で判定されたユーザ付加情報
を設定してユーザに出力する制御部とを備えたことを特
徴とする情報管理装置。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて詳細に説明する。また、以下の具体例1〜5
は、従来の[問題点1]を解決するための具体例であ
り、具体例6、7は、従来の[問題点2]を解決するた
めの具体例である。
【0019】《具体例1》具体例1は、今まで利用して
いた文書に対して設定された付加情報を、新たに利用す
る文書に適合するようにコピーする方法である。
【0020】〈構成〉図1は、本発明の情報管理装置の
具体例1を示す構成図である。図の装置は、付加情報記
憶部1、付加情報複写部2、インタフェース部3からな
る。付加情報記憶部1は、ユーザが文書に設定したメモ
情報、ブックマーク情報、マーカ情報等のユーザ付加情
報を記憶する機能部である。
【0021】図2は、付加情報記憶部1のデータ例を示
す説明図である。この例では、付加情報記憶部1は、ユ
ーザ名項目、位置情報項目、付加情報種別項目、メモ内
容項目からなり、一つの付加情報は1レコードに対応し
ている(図中の第1レコード〜第3レコード参照)。
【0022】図2のユーザ名項目は、その付加情報を作
成したユーザ名を表す。例えば、図示例ではユーザ1と
ユーザ2の2名のユーザが存在する。位置情報項目は、
その付加情報をどのファイルのどの位置に設定したかを
示す情報を表す。位置情報項目は次の『』に示すように
位置情報を「:」「@」「#」の記号で区切って表現さ
れる。 『文書名+「:」+ファイル名+「@」+章節番号また
は見出し+「#」+アンカータグ名』
【0023】ここで、文書名は、例えば製品Aの取扱説
明書マニュアルといった単位を表す。ファイル名は、文
書が複数のファイルによって構成されている場合の、一
つ一つのファイル名を表す。例えば後述する図3の
(a)はある電話のマニュアル文書内の一つのファイル
を表す。章節番号は、ファイル内の章節を表す番号を示
す情報である。但し、章節番号がふられていなければ、
見出し文字列でもよい。アンカータグ名は、ファイル中
の位置を指し示すタグであり、例えば、HTML形式の
文書においては、「<a name="アンカー名">」タグで表
されたり、例えば、特開2000−090050に示す
ような付加情報の専用タグで表される。
【0024】尚、位置情報項目は、その位置を特定でき
れば、文書名とファイル名だけでもよいし、アンカータ
グの代わりに行番号等で表してもよい。また、予めファ
イルにアンカータグが設定されていなければ、前処理と
して、例えば、ファイル中の文毎にアンカータグを設定
してもよい。但し、この場合には、そのファイルと付加
情報を表示するときにも、アンカータグの位置を再計算
し、付加情報の位置を特定する必要がある。
【0025】付加情報種別項目は、その付加情報が、メ
モ、ブックマーク、マーカのうち、いずれであるかを表
す情報である。付加情報種別項目がメモの場合には、メ
モ内容項目にメモの内容を格納する。例えば、図2の第
1レコードは、「ユーザ1が設定したメモの内容が、
“この説明は要チェック”で、文書AのファイルA1の
2.3節に設定されている」ことを表す。マーカの場合
には、付加情報種別項目にマーカの色情報も格納する。
例えば、図2の第2レコードは、「ユーザ1が文書Aの
ファイルA1の2.3節のアンカータグ「着信件数」に
青色のマーカを設定している」ことを表している。但
し、マーカやメモは、色情報だけでなく、文字サイズ等
他のフォント情報を保持してもよい。例えば、第3レコ
ードは、「ユーザ2がブックマークを文書Aのファイル
A5に設定している」ことを表している。
【0026】図3は、ファイルA1とユーザ付加情報の
設定内容を示す説明図である。図中の文書は、HTML
形式の文書であり、図3(a)のファイルに付加情報を
組み合わせると、図3(b)のように、2.3節の見出
しの下に、フォントサイズが2で、赤色のメモ「この説
明は要チェック」を表示し、また、「着信履歴は20件
保存可能です。」の部分を青色で表示するようにタグが
挿入される。但し、付加情報の表示方法は、この方法に
限定せず、例えば別のフレームに表示してもよい。
【0027】図4は、ブックマークの表示例を示す説明
図である。図示例は、HTML形式の文書のフレーム表
示にしている。左のフレームがブックマークの表示領域
であり、右のフレームがファイルの表示領域である。図
4では、図2の第3レコードがブックマーク表示領域に
表示されている。ブックマーク表示領域の文字列「留守
録の設定」は、文書AのファイルA5の見出し文字列
を、ファイルA5から取得して表示している。
【0028】図1に戻って、付加情報複写部2は、付加
情報記憶部1に格納されている位置情報を、類似した文
書に合うようにコピーし、付加情報記憶部1に新たなレ
コードを追加する機能部である。付加情報複写部2にお
いて、どの文書の付加情報を、どの文書に合うようにコ
ピーするかは、インタフェース部3で指定するようにな
っている。
【0029】インタフェース部3は、ユーザまたは他の
装置とのインタフェースであり、入力として次の四つの
入力内容を受け取る。 入力1:付加情報を作成したユーザ名 入力2:付加情報のコピー元の文書名 入力3:付加情報のコピー先の文書名 入力4:文書間の、ファイルや章節や文単位の類似関係
【0030】例えば、入力1が「ユーザ1」で、入力2
が「文書A」で、入力3が「文書B」ならば、「付加情
報記憶部1の位置情報項目が文書Aで、ユーザ名項目が
ユーザ1である付加情報を、文書Bに合う位置にコピー
せよ」という入力である。
【0031】入力4の類似関係は、章節や見出しの内容
が類似しているファイルや章節や文間の関係を表す情報
である。図5は、類似した文書の一例を示す説明図であ
る。図6は、類似関係の説明図である。例えば、図3
(a)のファイルA1がメーカA社の電話TEL−A1
のマニュアル(文書Aと呼ぶ)中のファイル、図5のフ
ァイルB3がメーカB社の電話TEL−B1のマニュア
ル(文書Bと呼ぶ)中のファイルとする。図3(a)と
図5は、双方とも着信履歴を表示する方法が記載されて
いるので類似したファイルといえる。そこで、このファ
イルや章節間の関係を表すために、図6に示す類似関係
の情報を与える。この類似関係は、類似したファイルや
章節の位置情報をリスト形式で表現する。
【0032】個々の位置情報は、次の『』内に示すよう
に、 『文書名+「:」+ファイル名+「@」+章節番号また
は見出し』 とする。章節番号または見出しは省略可能で、その場
合、そのファイル全体が相手の章節の内容と対応してい
る。
【0033】入力4の類似関係は、付加情報のコピー元
やコピー先の文書以外の関係を含んでいても構わない。
例えば、図6の第1レコードは、「文書A:ファイルA
1@2.3」、「文書B:ファイルB3@着信履歴の表
示方法」、「文書C:ファイルC1」に類似関係がある
ことを表している。
【0034】また、この類似関係の作成方法は、公知の
類似文書検索システムに対して、検索文入力部に文書A
の各章節を与え、最も類似度が高かった文書Bの章節と
の関係としてもよいし、文書Aと文書Bの章節の見出し
語同士を比較して最も類似度が高かった章節との関係と
してもよい。また、予め人手で作成してもよい。
【0035】尚、上記具体例1の情報管理装置は、マイ
クロコンピュータ等で実現されており、付加情報記憶部
1は、ハードディスク装置や半導体メモリ等の記憶装置
からなり、また、付加情報複写部2は、対応するソフト
ウェアとこれを実行するハードウェアで構成され、更
に、インタフェース部3は、キーボードやマウス等の入
力装置および表示装置や印刷装置等の出力装置、あるい
はネットワークインタフェース等から構成されているも
のである。
【0036】〈動作〉図7は、具体例1の動作フローチ
ャートである。以下、このフローチャートに沿って具体
例1の動作を説明する。ここでは、例として、付加情報
記憶部1が図2の状態で、インタフェース部3から、ユ
ーザ1が文書Aから文書Bへコピーするように指定した
とする。但し、付加情報記憶部1の位置情報項目にアン
カータグが付いていない付加情報をコピーすると考え
る。アンカータグが付いている付加情報のコピーは、具
体例4にて後述する。また、指定された類似関係は図6
に示す通りとする。即ち、入力1はユーザ1、入力2は
文書A、入力3は文書B、入力4は図6に示す情報であ
る。
【0037】[ステップS100]付加情報複写部2
は、付加情報記憶部1にある全てのレコードでステップ
S110からステップS140迄の操作を実行したなら
終了する。そうでないなら、ステップS110に行く。 [ステップS110]付加情報複写部2は、付加情報記
憶部1のレコードを一つ選択する。そのレコードのユー
ザ名項目と、位置情報項目の文書名がインタフェース部
3で指定されたユーザ名と文書名と同一ならばステップ
S120へ行く。そうでないなら処理対象ではないの
で、ステップS100へ戻り、次のレコードで実行す
る。また、位置情報にアンカータグが含まれている場合
も、同様にステップS100へ戻り、次のレコードで実
行する。例えば、図2の第1、2レコードはユーザ1
で、かつ、文書Aであり、インタフェース部3から指定
されたユーザ名と文書名に一致する。但し、第2レコー
ドにはアンカータグがあるので、ステップS100に戻
る。第3レコードはユーザ名が一致しないので、ステッ
プS100に戻る。
【0038】[ステップS120]そのレコードの位置
情報項目が、入力された類似関係に存在するかどうかを
調べる。存在する場合には、ステップS130へ行く。
存在しない場合には、ステップS100へ戻り、次のレ
コードで実行する。例えば、図2の第1レコードはファ
イルA1の2.3節であり、それは図6に示す類似関係
の第1レコードに存在するので、ステップS130へ行
く。
【0039】[ステップS130]ステップS120で
検出した類似関係の当該レコードにある全ての位置情報
のうち、コピー先の文書名と同じものが存在するかどう
かを調べる。存在するならばステップS140へ行く。
存在しないなら、ステップS100へ戻り、次のレコー
ドで実行する。例えば、図6の第1レコードでは「文書
B:ファイルB3@着信履歴の表示方法」と「文書C:
ファイルC1」が「文書A:ファイルA1@2.3」と
類似関係がある。コピー先の文書は文書Bなので、「文
書B:ファイルB3@着信履歴の表示方法」がコピー先
の位置情報になる。
【0040】[ステップS140]新しいレコードを付
加情報記憶部1に追加する。新しく追加されるレコード
の各値は、ユーザ名、付加情報種別、メモ内容項目に対
しては、コピー元のレコードをそのままにしてコピーす
る。位置情報項目については、ステップS130で決定
した位置情報にする。結果として付加情報記憶部1は次
のようになる。
【0041】図8は、コピー後の付加情報記憶部1の内
容を示す説明図である。図示のように、第1レコードの
ユーザ名、付加情報種別、メモ内容項目がコピーされた
レコードが追加されている。従って、これ以降は、「文
書BのファイルB3の見出しが着信履歴の表示方法」に
対しても付加情報が適用されるようになる。
【0042】〈効果〉以上のように具体例1によれば、
類似した電子文書間でユーザ付加情報を、文書間の類似
関係に基づいてコピーするようにしたので、以前、ユー
ザが利用していた文書に付加したメモやブックマーク等
のユーザ付加情報を、内容の類似した別の文書にコピー
することで、再入力する必要がなく利用することができ
る。
【0043】《具体例2》具体例2は、一方の文書への
付加情報の変更を、他方の文書の付加情報にも反映させ
るようにしたものである。即ち、以前作成した付加情報
を、別の文書に対応させてコピーするようにした場合、
例えばコピー先のメモの内容を変更しても、コピー元の
メモの内容は変更されないことになる。しかし、複数の
電子マニュアルへのメモの変更を同時に行いたい場合も
ある。そこで、具体例2では、このような一方の文書へ
の付加情報の変更を他方の文書の付加情報にも反映させ
るようにしている。
【0044】本具体例では、具体例1とは異なり、新規
レコードを生成せず、ある文書の付加情報を表示すると
きに、その文書自身には付加情報がなくても、類似文書
に付加情報が設定されていれば、それを参照して表示す
る構成とする。例えば、文書AのファイルA1と文書B
のファイルB3に類似関係がある場合に、文書Bのファ
イルB3を表示する際に、文書AのファイルA1に付加
されたメモを表示する。
【0045】〈構成〉図9は、具体例2の構成図であ
る。図示の情報管理装置は、付加情報記憶部1、インタ
フェース部3、参照先情報記憶部4、類似関係記憶部
5、付加情報参照部6、文書ファイル記憶部7からな
る。即ち、具体例1の付加情報複写部2の代わりに付加
情報参照部6とし、新たに参照先情報記憶部4と類似関
係記憶部5と文書ファイル記憶部7とを追加したもので
ある。
【0046】参照先情報記憶部4は、ある文書を表示す
るときに、どの文書にある付加情報を参照するかを示す
参照先情報の記憶部である。図10は、参照先情報記憶
部4のデータ例の説明図である。図示のように、参照先
情報とは、参照元文書を表示する場合に、参照先付加情
報項目にある付加情報を参照することを表す。例えば、
図10の第1レコードでは、ユーザ1が文書Bを表示す
る場合に、文書Aにある付加情報を参照することを表わ
している。
【0047】類似関係記憶部5は、具体例1でのインタ
フェース部3への入力4の類似関係と同じものを予め格
納している記憶部である。類似関係は、文書A,Bに限
らず、様々な文書間の関係を格納している。
【0048】付加情報参照部6は、参照先情報記憶部4
と類似関係記憶部5のレコードを利用し、ある文書の付
加情報に適した、別の類似文書の付加情報を選択する機
能部である。即ち、付加情報参照部6の類似関係に基づ
き、類似した文書間で、参照先情報記憶部4の参照先情
報に基づいて、対象となる文書に対してどのユーザ付加
情報が共有されるかを判定する機能部である。
【0049】文書ファイル記憶部7は、例えば、上述し
た図3(a)のような文書ファイルを格納する記憶部で
ある。また、具体例2のインタフェース部3では、入力
として、表示要求を出したユーザ名と、そのユーザが表
示したいファイル名が指定される。尚、付加情報記憶部
1については具体例1と同様であるため、その説明を省
略する。
【0050】尚、具体例2の情報管理装置における参照
先情報記憶部4、類似関係記憶部5および文書ファイル
記憶部7は、ハードディスク装置や半導体メモリ等の記
憶装置からなり、また、付加情報参照部6は、対応する
ソフトウェアとこれを実行するハードウェアで構成され
ている。
【0051】〈動作〉具体例2は、文書を表示する際に
実行されるために、ブックマークを表示する場合とファ
イルを表示する場合で、参照される付加情報が異なる。
図4のようにブックマークを表示する場合には、付加情
報記憶部1の付加情報種別項目がブックマークのレコー
ドを、ファイルを表示する場合には、付加情報種別項目
がメモやマーカであるレコードを参照する。
【0052】図11は、具体例2の動作を示すフローチ
ャートである。インタフェース部3からの入力により、
ブックマークまたは特定のファイルを表示する状況を考
える。例として、付加情報記憶部1、参照先情報記憶部
4、類似関係記憶部5が、それぞれ図2、図10、図6
の状態で、ユーザ1に文書BのファイルB3を表示する
状況を説明する。
【0053】[ステップS200]付加情報参照部6は
参照先情報記憶部4を参照し、指定されたユーザについ
て、指定された文書が参照元文書項目に存在するかどう
か調べる。即ち、この場合は、参照先情報記憶部4にお
いて、ユーザ1で参照元文書が文書Bの項目が存在する
かを調べる。存在すれば、その参照先付加情報項目の付
加情報も表示することになる。例えば、図10の第1レ
コードの参照元文書は文書Bなので、その参照先付加情
報項目「文書A」の付加情報も表示する。
【0054】[ステップS210]付加情報参照部6
は、付加情報記憶部1にある全てのレコードで、ステッ
プS220からステップS260までの操作を実行した
ならステップS270へ行く。そうでないなら、ステッ
プS220へ行く。
【0055】[ステップS220]付加情報記憶部1の
レコードを一つ選択する。そのレコードの付加種別がブ
ックマークであり、かつ、現在ブックマークを表示する
状況なら、ステップS230へ行く。または、そのレコ
ードの付加情報種別がメモまたはマーカであり、かつ、
現在ファイルを表示する状況なら、ステップS230へ
行く。それ以外なら、状況と付加情報種別が合わないの
で、ステップS210へ戻り、次のレコードで実行す
る。例えば、文書BのファイルB3を表示する状況で
は、付加情報種別がメモまたはマーカであるレコードの
みが対象となる。図2では、第1レコードがメモなの
で、最初はこのレコードに対して処理が行われる。
【0056】[ステップS230]そのレコードのユー
ザ名項目と、位置情報項目の文書名が、インタフェース
部3で指定されたユーザ名と文書名と同一ならば、その
ままで表示対象とするためにステップS260へ行く。
そのレコードの位置情報項目の文書名が、ステップS2
00で決定された文書と同一ならばステップS240へ
行く。いずれでもないなら、ステップS210へ戻り、
次のレコードで実行する。例えば、図2では、第1レコ
ードはユーザ1で、かつ文書Aであり、これはステップ
S200で指定された文書名と一致するので、このレコ
ードに対して、ステップS260ではなく、ステップS
240以降の処理が実行される。
【0057】[ステップS240]具体例1のステップ
S120と同様に、そのレコードの位置情報項目が、類
似関係記憶部5に存在するかどうかを調べる。存在する
場合には、ステップS250へ行く。存在しない場合に
はステップS210へ戻り、次のレコードで実行する。
例えば、図2の第1レコードの位置情報はファイルA1
の2.3節であり、それは図6に存在するので、ステッ
プS250へ行く。
【0058】[ステップS250]ステップS240で
検出した類似関係記憶部5の当該レコードにある全ての
位置情報のうち、インタフェース部3で指定された表示
ファイルと同じものが存在するかどうかを調べる。存在
するならステップS260へ行く。存在しないなら、ス
テップS210へ戻り、次のレコードで実行する。例え
ば、図6の第1レコードでは「文書B:ファイルB3@
着信履歴の表示方法」と「文書C:ファイルC1」が
「文書A:ファイルA1@2.3」と類似関係がある。
この二つの位置情報のうち、インタフェース部3で指定
された表示ファイルは文書BのファイルB3なので、
「文書B:ファイルB3@着信履歴の表示方法」の位置
に、図2の第1レコードのメモ内容を挿入すると決め
る。
【0059】一方、ブックマークを表示する状況なら
ば、ステップS240で検出した類似関係記憶部5の当
該レコードにある全ての位置情報のうち、インタフェー
ス部3で指定された文書名と一致するものが存在するか
どうかを調べる。例えば、ユーザ2の場合には、図2の
第3レコードで文書AのファイルA5にブックマークが
されているので、図6の第2レコードの類似関係によ
り、文書BのファイルB7にもブックマークがあるとみ
なす。
【0060】[ステップS260]その付加情報を表示
対象にする。ステップS210へ戻り、次のレコードで
実行する。 [ステップS270]インタフェース部3は、ファイル
を表示する状況ならば、文書ファイル記憶部7を参照
し、インタフェース部3で指定された表示ファイルとス
テップS260で指定された付加情報を同時に表示す
る。結果は次の通りである。
【0061】図12は、付加情報を組み合わせた文書の
説明図である。図示のように、参照元文書である文書B
のファイルB3の着信履歴の表示方法の位置にメモリ内
容が挿入される。また、ブックマークを表示する状況な
らば、表示対象となったブックマークを表示する。
【0062】〈効果〉以上のように、具体例2によれば
類似した文書の間で共通の付加情報を利用するようにし
たので、一方の文書から付加情報を変更した場合に、他
方の文書の付加情報にも変更を反映させることができ
る。
【0063】《具体例3》具体例3は、付加情報をコピ
ーする場合に条件を設けて行うようにしたものである。
即ち、付加情報によっては、別の文書では役に立たない
場合があり、このような場合はコピーを行わないことが
望ましい。
【0064】図13は、アンカータグがあるファイルの
一例の説明図である。図14は、このようなファイルに
対する付加情報の説明図である。例えば特開2000−
90050に示すように、文書にメモ等を付与できる位
置に、予めアンカータグが挿入されている場合には、文
単位等、細かく位置情報の指定が可能である。例えば、
図13のように、文単位で、「<A name="補足説明1"
>」のようにアンカータグが設定されている文書では、
図14の付加情報の第2レコードのように、本文中の
「<A name="補足説明5">」タグにメモ等を指定でき
る。この第2レコードは図13のファイルA1のStep.2
について述べているが、この情報は文書Aに限定的であ
り、コピーしても有用ではない。
【0065】そこで、具体例3では、例えば次の条件
(1)、(2)で、各メモをコピーするかどうかを判断する。 ●条件(1) そのメモ内容に、本文中の内容を指し示す単語(例え
ば、メモ内容「ステップ2では確認メッセージは出ない
ので、削除は要注意」のように、「ステップ」は内容を
指し示す単語)を含まない場合で、かつ、
【0066】●条件(2) そのメモが見出しに付けられている場合にコピーする、
または、そのメモが付けられているアンカータグを含む
文の文頭が、「ステップ」等、操作を表す単語でない場
合にコピーする。
【0067】〈構成〉図15は、具体例3の構成図であ
る。図の装置は、付加情報記憶部1、付加情報複写部
2、インタフェース部3、複写判断部8、複写禁止語記
憶部9からなる。ここで、付加情報記憶部1〜インタフ
ェース部3は、具体例1の構成と同様であるため、ここ
での説明は省略する。
【0068】複写判断部8は、上記の条件(1)、(2)に従
い、メモの内容やメモの付けられている位置を調べて、
メモ情報をコピーするかどうかを判断する機能部であ
る。複写禁止語記憶部9は、文字列「ステップ」のよう
に、本文中の内容を指し示す単語を含むメモをコピーし
ないように、そのような単語(複写禁止語)を記憶する
ための記憶部である。
【0069】図16は、複写禁止語記憶部9の一例を示
す説明図である。ここでは、複写を禁止する文字列とし
て、「ステップ」と「この操作」が格納されている。従
って、複写判断部8はこれらの文字列を含むメモをコピ
ーしないことになる。
【0070】インタフェース部3は、具体例1と同様の
インタフェース部3であるが、具体例3の入力2は、付
加情報のコピー元の文書自体となる。なぜなら、複写判
断部8で、メモの内容や位置を調べるために、文書の内
容を調べる必要があるからである。
【0071】尚、具体例3の情報管理装置における複写
禁止語記憶部9は、ハードディスク装置や半導体メモリ
等の記憶装置からなり、また、複写判断部8は、対応す
るソフトウェアとこれを実行するハードウェアで構成さ
れている。
【0072】〈動作〉図17は、具体例3の動作を示す
フローチャートである。以下、このフローチャートに沿
ってその動作を説明する。最初にインタフェース部3か
ら、ユーザ名、コピー元の文書とコピー先の文書名が指
定されているものとする。例として、付加情報記憶部1
と、インタフェース部3への入力4が、それぞれ、図1
4と図6の状態で、ユーザ1が文書Aから文書Bへ、付
加情報をコピーすると考える。
【0073】図17において、ステップS100の処理
と、ステップS120以降の処理は具体例1と同様の処
理であり、具体例3では、ステップS100とステップ
S120の間に次の処理を加える。
【0074】[ステップS300]付加情報複写部2
は、付加情報記憶部1のレコードを一つ選択する。その
レコードのユーザ名項目と、位置情報項目の文書名が、
インタフェース部3で指定されたユーザ名と文書名とに
同一ならばステップS310へ行く。そうでないなら、
処理対象ではないので、ステップS100へ戻り、次の
レコードで実行する。
【0075】[ステップS310]付加情報複写部2
は、その付加情報の付加情報項目がメモかどうかを調べ
る。メモならばステップS320へ行く。そうでなけれ
ばステップS120へ行き、具体例1と同様の処理を行
う。
【0076】[ステップS320]複写判断部8は、付
加情報のメモ内容項目を調べる。メモ内容項目が複写禁
止語記憶部9にある文字列を含むなら、ステップS10
0へ戻り、次のレコードで実行する。そうでないなら、
ステップS330へ行く。例えば、図14では、第1、
第3レコードは、複写禁止語記憶部9にある文字列「ス
テップ」や「この操作」を含まないので、ステップS3
30へ行く。一方、第2レコードは複写禁止語「ステッ
プ」を含むので、ステップS100へ戻る。
【0077】[ステップS330]複写判断部8は、そ
のメモの位置情報が、見出しに付加されているかどうか
を調べる。見出しかどうかは、以下のように判断する。
位置情報について、「文書A:ファイルA1@2.3」
や「ファイルB3着信履歴の表示方法」のように、ファ
イル名の後ろに「@」が付いていて、「#」がなければ
見出しである。見出しと判断されれば、ステップS12
0へ行く。そうでなければ、ステップS340へ行く。
例えば、図14の第1レコードには、「#」がないの
で、ステップS120へ行く。第3レコードには「#」
があるので、ステップS340へ行く。
【0078】[ステップS340]複写判断部8は、コ
ピー元の文書を調べ、そのメモがつけられているアンカ
ータグを含む文の文頭に、「ステップ」「Step」等の操
作を表す単語が存在するかどうかを調べる。存在すれ
ば、ステップS100へ戻り、次のレコードで実行す
る。そうでなければ、ステップS120へ行く。例え
ば、図14の第3レコードは、「[Step.3]<A name="補
足説明6">受話器を取る。</A>」とあり、先頭に「Ste
p」という単語があるためコピーされない。
【0079】〈効果〉以上のように具体例3によれば、
付加情報をコピーする際に、コピーを行わない文字列を
指定し、この文字列を含む場合は付加情報をコピーしな
いようにしたので、メモの位置や内容により、必要なメ
モだけをコピーすることができる。
【0080】《具体例4》具体例4は、類似した文書の
文間で対応関係を検出し、アンカータグで指定された付
加情報を正しい位置にコピーできるようにしたものであ
る。例えば、図14の第2レコードのように、アンカー
タグで位置を指定されたとしても、コピー先の文書にそ
れと対応する文が分からないので、全て見出しの位置に
コピーすることしかできない。しかし、コピー元とコピ
ー先の文書間で対応する文を見つけることができれば、
正確な位置にメモリをコピーすることができる。例え
ば、図3の「着信履歴は、20件保存可能です。」と、
図5の「かかってきた電話の番号は、30件まで記憶で
きます。」は類似した内容である。これらの文が対応付
けられれば、望ましい位置にコピーすることができる。
そこで、具体例4では、類似した文書の文間で対応関係
を検出し、アンカータグで指定された付加情報を正しい
位置にコピーできるようにしている。
【0081】〈構成〉図18は、具体例4の構成図であ
る。図の装置は、付加情報記憶部1、付加情報複写部
2、インタフェース部3、複写判断部8、複写禁止語記
憶部9、類似文判断部10、類語辞書記憶部11、アン
カー付加部12からなる。ここで、付加情報記憶部1〜
複写禁止語記憶部9は、具体例3の構成と同様であるた
め、ここでの説明は省略する。
【0082】類似文判断部10は、メモやマーカの位置
がアンカータグによって指定されている場合に、コピー
元とコピー先の文書間で類似した文を見つける機能部で
ある。類語辞書記憶部11は、コピー元とコピー先の文
書間で、同義語かどうかを判断するための文書間の類語
を格納する記憶部である。
【0083】図19は、類語辞書記憶部11の一例を示
す説明図である。この例では、その文書を作成したメー
カ毎の単語の違いを格納しており、例えば、第1レコー
ドは、メーカAの文書中の単語「着信」と、メーカBの
文書中の単語「かかってきた電話」は同義語であること
を表している。尚、類語辞書記憶部11として、メーカ
毎ではなく、文書毎の単語の違いを格納してもよい。
【0084】アンカー付加部12は、コピー先の文書に
アンカータグが存在しない場合に、例えば、コピー先の
文書に対して文区切りを行って文毎にアンカータグを付
加する、といった適宜アンカータグを付与する機能部で
ある。
【0085】インタフェース部3は、具体例1と同様の
インタフェース部3であるが、具体例4の入力2と入力
3は、それぞれ付加情報のコピー元の文書自体、コピー
先の文書自体となる。なぜなら、類似文判断部10で、
文間の対応関係を検出する必要があるからである。ま
た、類語辞書記憶部11で、その文書を作成したメーカ
毎の単語の違いを格納している場合には、コピー元の文
書とコピー先の文書がどのメーカの文書であるかを示す
文書属性も必要である。
【0086】尚、具体例4の情報管理装置における類語
辞書記憶部11は、ハードディスク装置や半導体メモリ
等の記憶装置からなり、また、類似文判断部10および
アンカー付加部12は、対応するソフトウェアとこれを
実行するハードウェアで構成されている。
【0087】〈動作〉以下、具体例4の動作を説明す
る。図20は、具体例4の動作フローチャートである。
具体例4では、具体例1とは異なり、位置情報にアンカ
ータグがあったレコードでも、アンカーの位置を維持す
るようにコピー処理を行うので、具体例1のステップS
110の代わりにステップS400を実行する。また、
具体例4では、付加情報記憶部1は次のような付加情報
が格納されているとする。図21は、具体例4の付加情
報記憶部1の一例を示す説明図である。
【0088】[ステップS400]付加情報複写部2
は、付加情報記憶部1のレコードを一つ選択する。その
レコードのユーザ名項目と、位置情報項目の文書名が、
インタフェース部3で指定されたユーザ名と文書名と同
一ならばステップS120へ行く。そうでないなら、処
理対象ではないので、ステップS100へ戻り、次のレ
コードで実行する。
【0089】また、具体例4では、具体例1におけるス
テップS140の代わりに、次に説明するステップS4
10〜ステップS450を実行する。尚、以降の説明で
は、一例として、メーカAのファイルA1(図13参
照)の付加情報を、メーカBのファイルB3(図5参
照)にコピーする場合を説明する。
【0090】[ステップS410]付加情報複写部2
は、その付加情報の位置情報項目がアンカータグで指定
されている場合には、ステップS420へ行く。そうで
ない場合には、アンカータグに対応する位置を決定する
処理は不要なので、ステップS450へ行く。
【0091】[ステップS420]類似文判断部10
は、インタフェース部3から入力されたコピー元の文書
を参照し、アンカータグに囲まれた文を取得する。例え
ば、図21の第2レコードでは、図13の補足説明1
「着信履歴は、20件保存可能です。」を取得する。
【0092】[ステップS430]類似文判断部10
は、コピー先の文書の各文と、ステップS420で取得
した文の類似度を計算する。先ず、アンカー付加部12
により、コピー先の文書に対して文区切りを行い、文毎
にアンカータグを付ける。例えば、ファイルB3は、次
のように文区切りされる。
【0093】図22は、類似文判断部10の処理例を示
す説明図である。図中の(a)ファイルB3の文区切り
結果に示すように、ファイルB3は、第1文〜第5文に
区切られる。
【0094】[ステップS440]類似文判断部10
は、ステップS420で取得した文と、ステップS43
0の各文の類似度を比較する。これは、ステップS42
0で取得した文とステップS430の各文を形態素解析
し、一致した単語が最も多い文を見つけ、一致した単語
数が閾値を超えていたら類似文とみなす。その際、類語
辞書記憶部11の同義語は一致しているとみなす。例え
ば、各文は図22(b)に示すように単語区切りされて
いる。このうち第1文は、図19に示す類語辞書記憶部
11にある単語が含まれているので、それらも一致した
単語と数える。全ての文の内、第1文は、図22(c)
の結果と一致した単語が最も多いので、それを類似文と
する(但し、閾値を、単語数×0.5≦一致した単語数
とする)。尚、(b)において、アンダーラインを引い
た単語がファイルA1の単語抽出結果と一致した単語で
ある。
【0095】[ステップS450]付加情報複写部2
は、新しいレコードを付加情報記憶部1に追加する。新
しく追加されるレコードの各値は、ユーザ名、付加情報
種別、メモ内容項目に対しては、コピー元のレコードを
そのままにしてコピーする。位置情報項目については、
ステップS130で決定した位置情報にする。更に、位
置情報が、アンカータグで指定されている場合には、ス
テップS430で判断した類似文のアンカーにする。結
果として、追加されるレコードの位置情報項目は、「フ
ァイルB3@着信履歴の表示方法#<a name="ファイルB
3-1">」になる。
【0096】尚、複写判断部8および複写禁止語記憶部
9による複写を行うか否かの判断処理については具体例
3と同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0097】〈効果〉以上のように、具体例4によれ
ば、アンカータグを使って付加情報が設定されている場
合でも、付加情報をコピーすることができる。
【0098】《具体例5》上記各具体例では、付加情報
記憶部1に登録されているブックマークのみをコピーし
ていたが、必ずしもそれに限る必要はない。過去に一定
期間ブックマークしていたファイルには、ユーザが興味
を持った説明が記載されており、ユーザがその説明を理
解したためにブックマークを削除したものとみなすこと
ができる。これらのブックマークはユーザの関心が高い
機能であるので、新たに別の製品を購入した場合に、予
めブックマークしておくことは有効である。そこで、具
体例5では、過去に一定期間登録されたブックマークを
コピーすることで、ユーザの関心の高い機能へのブック
マークを自動設定可能にする。
【0099】〈構成〉図23は、具体例5の構成図であ
る。図の装置は、付加情報記憶部1a、付加情報複写部
2、インタフェース部3、複写判断部8a、ブックマー
ク履歴記憶部13からなる。ここで、付加情報複写部
2、インタフェース部3の基本的構成は、具体例1と同
様である。また、付加情報記憶部1aは、ブックマーク
情報を記憶しないよう構成されている他は具体例1と同
様である。また、複写判断部8aは、設定期間が一定の
期間(例えば6ヶ月)以上、あるいは現在も設定されて
いるブックマークを見つけ、そのブックマークもコピー
の対象にするよう構成されている。
【0100】ブックマーク履歴記憶部13は、ハードデ
ィスク装置や半導体メモリ等の記憶装置からなり、過去
に付与したブックマークを保存するための記憶部であ
る。図24は、ブックマーク履歴記憶部13の一例を示
す説明図である。図示のように、ブックマーク履歴記憶
部13は、ユーザ名、位置情報、設定日、削除日の各項
目からなり、過去にそのユーザが設定または削除したブ
ックマーク情報を記憶するよう構成されている。図24
において、ユーザ名と位置情報は、付加情報記憶部1の
項目と同じ意味である。設定日、削除日はそのブックマ
ークを設定した日付、削除した日付をそれぞれ表す。削
除日が空白になっているレコードは、現在も有効である
ことを示している。ブックマーク情報が付加情報記憶部
1にも重複して保存されることを防ぐために、この具体
例では、付加情報記憶部1に、ブックマーク情報を記憶
しないようにする。
【0101】〈動作〉図25は、具体例5の動作フロー
チャートである。具体例5は、具体例1の終了直前に実
行されるサブルーチンである。例として、図24に示す
ブックマークをコピーすると仮定する。
【0102】[ステップS500]付加情報複写部2
は、ブックマーク履歴記憶部13にある全てのレコード
に対して、以下の操作を実行したなら終了する。そうで
ないならステップS510へ行く。
【0103】[ステップS510]ステップS110と
同様の処理を行う。但し、ステップS120へ行く代わ
りにステップS520へ行く。
【0104】[ステップS520]複写判断部8は、そ
のブックマークが現在も有効か、または過去一定期間以
上登録されていたかどうかを調べる。ブックマーク履歴
記憶部13にあり、削除日が空白、または削除日−設定
日が6ヶ月以上ならステップS530へ行く。いずれで
もないなら、ステップS500へ戻り、次のレコードで
実行する。例えば、図24では、第2レコードと第3レ
コードについてステップS530へ行く。
【0105】[ステップS530〜ステップS550]
これらのステップは、具体例1におけるステップS12
0〜ステップS140までと同じ処理を行うため、ここ
での説明は省略する。
【0106】〈効果〉以上のように具体例5によれば、
過去に一定期間ブックマークを設定していた情報から、
ユーザが興味を持つであろう位置にブックマークを設定
することができる。
【0107】《具体例6》具体例6は、具体例1と同様
のコピー機能をネットワーク上で公開されている文書に
対して適用する。この技術の利用状況として、先ず、様
々なメーカや出版社のサイト等に点在して公開されてい
る電子マニュアル文書へのリンクを一元的に管理したサ
イトがあると仮定する。そして、ユーザは、このサイト
で管理されているリンクのうち、自分が見たいマニュア
ルだけを選択でき、更にメモやブックマークをマニュア
ル文書に付与できるとする。そして、ユーザが新たに別
のマニュアル文書を参照したくなったときに、具体例1
の技術を利用して、メモやブックマーク情報をコピーす
る。
【0108】〈構成〉図26は、具体例6の構成図であ
る。図示のシステムは、サーバ100、ネットワーク2
00、クライアント300、メーカサイト400,40
1から構成されている。
【0109】サーバ100は、様々な類似文書に対する
付加情報を管理するサーバコンピュータであり、情報管
理装置として、付加情報記憶部101、類似関係記憶部
102、付加情報複写部103、サイト一覧記憶部10
4、ユーザメニュー情報記憶部105、ユーザ認証情報
記憶部106、制御部107、文書整形部108、通信
部109を備えている。
【0110】付加情報記憶部101および類似関係記憶
部102の内容は、ファイルの位置情報がURLである
点を除いて具体例2の付加情報記憶部1および類似関係
記憶部5と同じ構造である。図27および図28は、そ
れぞれ付加情報記憶部101および類似関係記憶部10
2の一例を示す説明図である。付加情報記憶部101
は、図27に示すように、その位置情報がURLとなっ
ている。また、類似関係記憶部102は図28に示すよ
うに、図6に示したリスト形式を文書毎に区切って表現
したものである。
【0111】付加情報複写部103は、具体例1におけ
る付加情報複写部2と同様の機能を有している。即ち、
類似関係記憶部102の情報またはユーザメニュー情報
記憶部105の情報に基づき、サイト一覧記憶部104
を参照して、類似した文書間でユーザ付加情報をコピー
する機能部である。
【0112】サイト一覧記憶部104は、様々なメーカ
や出版社サイト等にあるマニュアルや電子教科書等のト
ップページのアドレスを管理するための記憶部である。
図29は、サイト一覧記憶部104の一例を示す説明図
である。図示のように、サイト一覧記憶部104は、I
D、メーカ名、種類、製品、文書のトップページの各項
目からなり、例えば、最初のレコードは、「A社の電話
TEL−A1のマニュアル文書がhttp://a.com/tla1/in
dex.htmlにある」ことを示している。
【0113】ユーザメニュー情報記憶部105は、サイ
ト一覧記憶部104で管理している製品のうちで、ユー
ザの興味のある製品のみ選択できるメニューを表示する
ために、ユーザが予め登録した製品名を管理するための
記憶部である。図30は、ユーザメニュー情報記憶部1
05の一例を示す説明図である。この例では、図29で
5件あるレコードのうちで、"TEL-A1","TV-C1"の2件が
ユーザ1に対して選択されている。図30のときのユー
ザ1へのメニュー表示は、後述する図31の(a)に示
すようになる。
【0114】ユーザ認証情報記憶部106は、ログイン
したユーザを認証するために、ユーザIDとパスワード
を管理する記憶部である。制御部107は、ユーザ認証
やユーザに表示する内容を決定する等のサーバ全体の制
御を行う機能部である。文書整形部108は、メニュー
ページを作成したり、他のサイトからファイルを取得
し、付加情報と組み合わせたファイルを作成する機能部
である。また、相手の端末がPDA(Personal Digital
Assistants)やパソコン等のページの表示能力に応じ
て、他のメーカサイト400,401の文書を変更する
機能を有している。通信部109は、ネットワーク20
0を介してクライアント300や他のメーカサイト40
0,401との通信を行うためのインタフェースであ
る。
【0115】尚、具体例5のサーバにおける付加情報記
憶部101、類似関係記憶部102、サイト一覧記憶部
104、ユーザメニュー情報記憶部105およびユーザ
認証情報記憶部106は、それぞれハードディスク装置
や半導体メモリ等の記憶装置からなり、また、付加情報
複写部103、制御部107および文書整形部108
は、それぞれ対応するソフトウェアとこれを実行するハ
ードウェアで構成されている。
【0116】ネットワーク200は、例えばインターネ
ットであるが、そのプロトコル、トポロジー、伝送媒体
等の種類はどのようなものであってもよい。クライアン
ト300は、ユーザが保有するパーソナルコンピュー
タ、PDA、携帯電話等の情報端末であり、ネットワー
ク200を介して通信を可能にする通信機能を有する。
クライアント300は、通信部301、ユーザインタフ
ェース部302から構成される。通信部301は、ネッ
トワーク200を介してサーバ100や他のメーカサイ
ト400,401等と通信を行うためのネットワークイ
ンタフェースである。ユーザインタフェース部302
は、例えば、WWWブラウザや専用の文書や画像等の様
々なファイルの表示装置である。
【0117】メーカサイト400,401は、電子マニ
ュアル等の文書を管理し、要求に応じてネットワーク2
00を介して文書をサーバ100やクライアント300
にレコードを発信することができるよう構成されたサイ
トである。
【0118】〈動作〉先ず、制御部107は、ユーザか
らのログイン要求があると、ユーザにユーザIDとパス
ワードの入力を求め、ユーザ認証情報記憶部106を参
照してユーザ認証を行う。認証に成功すると、文書整形
部108はログインしたユーザに適合したメニューペー
ジを作成する。その際に、ユーザメニュー情報記憶部1
05とサイト一覧記憶部104を参照する。ユーザ1に
対しては、次に示すようなメニューページを作成する。
【0119】図31は、ページの表示例を示す説明図で
ある。ここで、(a)はメニューページ、(b)はメニ
ュー登録ページ、(c)は確定ボタン押下後のメニュー
登録ページを示している。上記のように、文書整形部1
08がログインしたユーザに適合したメニューページを
作成した場合のメニューページは図31(a)に示す通
りである。この図31(a)において、下線部がリンク
である。リンクは、その製品のトップページ「http://
a.com/tla1/index.html」と、その付加情報とをサーバ
100に要求できるように作られている。「TEL-A1(A
社)」が押されると、制御部107は、先ず「TEL-A1」
のトップページ「http://a.com/tla1/index.html」をメ
ーカサイトAから取得する。次に、付加情報記憶部10
1を参照し、その製品にブックマークが設定されていれ
ばそれも表示する。また、そのページにメモやマーカ等
の付加情報があればそれも表示する。
【0120】図32は、製品TEL-A1のトップページの表
示例を示す説明図である。図示のように、図27の第3
レコードのような、その製品にはブックマークが設定さ
れている。また、第2レコードに示すようなメモが設定
されている。また、図31の「メニューを変更する場
合」を押すと、文書整形部108は、サイト一覧記憶部
104を参照して全ての製品を表示し、ユーザメニュー
情報記憶部105に登録されている製品にチェックを付
与するようにファイルを作成する。サイト一覧記憶部1
04とユーザメニュー情報記憶部105が、それぞれ図
29と図30に示すような内容であるとき、図31
(b)に示すメニュー登録ページが作成される。
【0121】付加情報のコピー機能は、図31(b)の
メニュー登録ページから、メニューを新たな製品名を追
加した場合に実行される。ユーザが図31(c)のよう
に新たに「TEL-B1(B社)」にチェックをつけ確定ボタン
を押すと、制御部107は、付加情報記憶部101を起
動する。付加情報記憶部101の動作は次の通りであ
る。
【0122】<ステップ1>例えば、テレビだけでも複
数の製品に付加情報が付与されている場合があるので、
どの製品の付加情報をコピーするかを決定する。コピー
元の付加情報を決定する条件として、少なくとも、サイ
ト一覧記憶部104の種類項目が同じでなければならな
い。その上で、例えば、更に次のいずれかの条件に合う
ものを選択する。
【0123】[条件1]ユーザメニュー情報記憶部10
5に登録されている項目のうち、そのユーザが最近アク
セスした製品の文書。例えば、ユーザが二つの電話TEL-
A1とTEL-B2を登録している場合に、新たにTEL-B1を追加
登録したとする。この場合、TEL-A1とTEL-B1のうち、最
近アクセスした方の付加情報をコピーする。
【0124】[条件2]同じメーカの文書。例えば、ユ
ーザが二つの電話TEL-A1とTEL-B2を登録していた場合
に、新たに、TEL-B1を追加登録したとする。この場合TE
L-B1とTEL-B2は同じメーカなので、TEL-B2の付加情報を
コピーする。
【0125】[条件3]類似関係記憶部102に最も多
く類似関係が保存されている文書間では類似性が高いと
判断できるので、そのような文書。例えば、ユーザが二
つの電話TEL-A1とTEL-B2を登録していた場合に、TEL-B1
を追加登録したとする。ここで、類似関係記憶部102
には次のような類似関係の情報が格納されていたとす
る。図33は、類似関係記憶部102の一例を示す説明
図である。このような類似関係がある場合、TEL-A1とTE
L-B1の間の類似関係は4個、TEL-B1とTEL-B2の類似関係
は7個なので、TEL-B2の付加情報をコピーする。
【0126】図31(c)のように、ユーザが新たに
「TEL-B1(B社)」にチェックした場合には、図30のう
ち、種類項目が「テレビ」であるのは「TEL-A1」だけな
ので、それがコピー元の製品となる。
【0127】<ステップ2>以上の動作で決定された製
品名をコピー元として、具体例1のステップS100以
降の処理を実行する。即ち、ユーザ名はユーザ1、コピ
ー元は「TEL-A1」、コピー先は「TEL-B1(B社)」、類似
関係は類似関係記憶部102の各情報を入力として、付
加情報記憶部101の各レコード毎に、その付加情報を
コピーするか否かを判定して該当する場合にコピーする
処理を行う。そして、結果は、制御部107が通信部1
09を介してネットワーク200上に出力し、これをク
ライアント300が受信する。
【0128】〈効果〉以上のように具体例6によれば、
ネットワーク上で公開されている類似文書についても付
加情報のコピーが可能となる。
【0129】《具体例7》具体例7では、具体例2と同
様の機能を、ネットワーク上で公開されている文書に対
して適用するようにしたものである。
【0130】〈構成〉図34は、具体例7の構成図であ
る。具体例7は、具体例6の構成要素に対して参照先情
報記憶部110を追加し、付加情報複写部103を付加
情報参照部111に置き換えたものである。参照先情報
記憶部110は、具体例2における参照先情報記憶部4
と同様の構成となっている。図35は、参照先情報記憶
部110の一例を示す説明図である。図示のように、参
照元文書項目、参照先付加情報項目が製品名となってい
る以外は具体例2の参照先情報記憶部4と同様である。
また、付加情報参照部111は、具体例2の付加情報参
照部6と同様の機能を有している。即ち、具体例7の付
加情報参照部111は、類似関係記憶部102の情報ま
たはユーザメニュー情報記憶部105の情報に基づき、
かつ、参照先情報記憶部110の参照先情報を参照し
て、ユーザが指定した文書に対して、どのユーザ付加情
報が共有されるかを判定するよう構成されている。
【0131】〈動作〉以下、具体例7の動作を説明す
る。尚、具体例6との相違点を主体として説明を行う。
具体例7の動作は、具体例6と比較してメニューを変更
するときと、ファイルを表示するときの動作が異なる。
【0132】[メニューを変更するとき]上述した図3
1(c)で、新規の製品にチェックし、確定ボタンを押
した場合に、付加情報参照部111は、参照先情報記憶
部110にレコードを追加する。参照先情報記憶部11
0の参照元文書は、新たにチェックされた製品となる。
参照先付加情報項目は、具体例6の<ステップ1>と同
じ方法で決定された製品名とする。
【0133】[ファイルを表示するとき]上述した図3
1(a)のように、製品を選択するメニューページで、
ユーザが「TEL-B1」を押したとする。制御部107は、
「TEL-B1」のトップページ「http://b.com/tlb1/index.
html」をメーカサイトBから取得する。次に、付加情報
参照部111は、参照先情報記憶部110を参照し、ど
の付加情報と組み合わせるかを判断する。参照先情報記
憶部110が図35の場合には、「TEL-B1」の付加情報
として「TEL-A1」の付加情報を利用する。以降の処理は
具体例2のステップS200以降と同じである。即ち、
即ち、ユーザ名はユーザ1、表示ファイル名は、「TEL-
B1」として、付加情報参照部111は、付加情報記憶部
101の各レコード毎に、その付加情報を参照するか否
かを判定する。そして、制御部107は、該当するファ
イルをメーカサイト400,401から取得して付加情
報をコピーし、通信部109を介してクライアント30
0宛てにネットワーク200上に出力する。
【0134】〈効果〉以上のように、具体例7によれ
ば、ネットワーク上で公開されている類似文書間で、付
加情報の共有が可能となる。
【0135】《利用形態》 (1)具体例3〜5は、具体例1に対してそれぞれ変更を
加えたものであるが、これらは、それぞれ個々のメモを
コピーするかどうかの判断方法、タグで付加情報の位置
が指定されている場合のコピーの方法、ブックマークを
コピーするかどうかの判断方法に関するものである。従
って、具体例2と組み合わせれば、それぞれ、メモを参
照するかどうかの判断方法、タグで付加情報の位置が指
定されている場合の付加情報の参照方法、ブックマーク
を参照するかどうかの判断方法と置き換えることができ
る。この場合、具体例3〜5の付加情報複写部2が付加
情報参照部に置き換えられ、また、複写判断部8、8a
は付加情報を参照するか否かを判断することになる。
【0136】(2)また、具体例3〜5は、具体例6、7
と組み合わせて、ネットワークを利用した場合でも適用
することができる。 (3)具体例4で、文間の類似度を判断する方法は、単語
の一致率を用いたが、別の方法でも可能である。例え
ば、構文解析まで行い、主語と述語が一致した場合に類
似文と判断するようにしてもよい。 (4)具体例6、7では、電子マニュアルや電子教科書等
の文書ファイルをメーカサイト400,401で管理し
ていたが、これらの文書ファイルをサーバ100が管理
するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報管理装置の具体例1を示す構成図
である。
【図2】付加情報記憶部のデータ例を示す説明図であ
る。
【図3】ファイルA1とユーザ付加情報の設定内容を示
す説明図である。
【図4】ブックマークの表示例を示す説明図である。
【図5】類似した文書の一例を示す説明図である。
【図6】類似関係の説明図である。
【図7】具体例1の動作フローチャートである。
【図8】コピー後の付加情報記憶部の内容を示す説明図
である。
【図9】具体例2の構成図である。
【図10】参照先情報記憶部のデータ例の説明図であ
る。
【図11】具体例2の動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】付加情報を組み合わせた文書の説明図であ
る。
【図13】アンカータグがあるファイルの一例の説明図
である。
【図14】アンカータグがあるファイルに対する付加情
報の説明図である。
【図15】具体例3の構成図である。
【図16】複写禁止語記憶部の一例を示す説明図であ
る。
【図17】具体例3の動作を示すフローチャートであ
る。
【図18】具体例4の構成図である。
【図19】類語辞書記憶部の一例を示す説明図である。
【図20】具体例4の動作フローチャートである。
【図21】具体例4の付加情報記憶部の一例を示す説明
図である。
【図22】類似文判断部10の処理例を示す説明図であ
る。
【図23】具体例5の構成図である。
【図24】ブックマーク履歴記憶部の一例を示す説明図
である。
【図25】具体例5の動作フローチャートである。
【図26】具体例6の構成図である。
【図27】付加情報記憶部の一例を示す説明図である。
【図28】類似関係記憶部の一例を示す説明図である。
【図29】サイト一覧記憶部の一例を示す説明図であ
る。
【図30】ユーザメニュー情報記憶部の一例を示す説明
図である。
【図31】ページの表示例を示す説明図である。
【図32】マニュアルのトップページの表示例を示す説
明図である。
【図33】類似関係記憶部の一例を示す説明図である。
【図34】具体例7の構成図である。
【図35】参照先情報記憶部の一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1、1a、101 付加情報記憶部 2、103 付加情報複写部 3 インタフェース部 4、110 参照先情報記憶部 5、102 類似関係記憶部 6、111 付加情報参照部 7 文書ファイル記憶部 8、8a 複写判断部 9 複写禁止語記憶部 10 類似文判断部 11 類語辞書記憶部 12 アンカー付加部 13 ブックマーク履歴記憶部 100 サーバ 104 サイト一覧記憶部 105 ユーザメニュー情報記憶部 107 制御部 200 ネットワーク 300 クライアント 400、401 メーカサイト

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子文書に設定されたユーザ付加情報を
    管理する情報管理装置において、 前記ユーザ付加情報を記憶する付加情報記憶部と、 前記ユーザ付加情報を、電子文書間の類似関係に基づい
    てコピーする付加情報複写部とを備えたことを特徴とす
    る情報管理装置。
  2. 【請求項2】 電子文書に設定されたユーザ付加情報を
    管理する情報管理装置において、 前記ユーザ付加情報を記憶する付加情報記憶部と、 前記ユーザ付加情報の共有関係を示す参照先情報を保持
    する参照先情報記憶部と、 類似した電子文書間で、前記参照先情報に基づいて、対
    象となる電子文書に対して、いずれかのユーザ付加情報
    が共有されるかを判定する付加情報参照部と、 前記付加情報参照部で判定された共有ユーザ付加情報を
    前記対象となる電子文書に設定し、当該電子文書を出力
    するインタフェース部とを備えたことを特徴とする情報
    管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の情報管理装置におい
    て、 ユーザが付加したメモ情報を複写するか否かを当該メモ
    情報の設定位置または内容によって判断する複写判断部
    と、 前記複写判断部の判断結果に基づいてユーザ付加情報を
    コピーする付加情報複写部とを備えたことを特徴とする
    情報管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の情報管理装置におい
    て、 ユーザが付加したメモ情報を参照するか否かを当該メモ
    情報の設定位置または内容によって判断する複写判断部
    と、 前記複写判断部の判断結果に基づいてユーザ付加情報が
    共有されるか否かを判定する付加情報参照部とを備えた
    ことを特徴とする情報管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の情報管理装置
    において、 メモ情報の内容として複写禁止語を格納する複写禁止語
    記憶部とを備えたことを特徴とする情報管理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または3に記載の情報管理装置
    において、 ユーザ付加情報の設定位置が文書内のアンカータグであ
    る場合に、類似文書において対応する位置を特定してコ
    ピーする付加情報複写部を備えたことを特徴とする情報
    管理装置。
  7. 【請求項7】 請求項2または4に記載の情報管理装置
    において、 ユーザ付加情報の設定位置が文書内のアンカータグであ
    る場合に、類似文書において対応する位置を特定して参
    照する付加情報参照部を備えたことを特徴とする情報管
    理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、3、6のいずれかに記載の情
    報管理装置において、 ユーザ付加情報がブックマークである場合、当該ブック
    マークが一定期間設定されていたか、または、現在も設
    定されている場合に、文書間の類似関係に基づいてコピ
    ーする付加情報複写部を備えたことを特徴とする情報管
    理装置。
  9. 【請求項9】 請求項2、4、7のいずれかに記載の情
    報管理装置において、 ユーザ付加情報がブックマークである場合、当該ブック
    マークが一定期間設定されていたか、または、現在も設
    定されている場合に、文書間の類似関係に基づいて参照
    するか否かを判定する付加情報参照部を備えたことを特
    徴とする情報管理装置。
  10. 【請求項10】 ネットワーク上に存在する電子文書に
    設定されたユーザ付加情報を管理する情報管理装置にお
    いて、 前記ユーザ付加情報を記憶する付加情報記憶部と、 前記電子文書間の類似関係の情報を記憶する類似関係記
    憶部と、 前記電子文書の格納先ネットワークアドレスを記憶する
    サイト一覧記憶部と、 ユーザがアクセスしたい類似文書の情報を記憶するユー
    ザメニュー情報記憶部と、 前記類似関係記憶部の情報または前記ユーザメニュー情
    報記憶部の情報に基づき、前記サイト一覧記憶部を参照
    して、類似した電子文書間でユーザ付加情報をコピーす
    る付加情報複写部とを備えたことを特徴とする情報管理
    装置。
  11. 【請求項11】 ネットワーク上に存在する電子文書に
    設定されたユーザ付加情報を管理する情報管理装置にお
    いて、 前記ユーザ付加情報を記憶する付加情報記憶部と、 前記電子文書間の類似関係の情報を記憶する類似関係記
    憶部と、 前記ユーザ付加情報の共有関係を示す参照先情報を保持
    する参照先情報記憶部と、 前記電子文書の格納先ネットワークアドレスを記憶する
    サイト一覧記憶部と、 ユーザがアクセスしたい類似文書の情報を記憶するユー
    ザメニュー情報記憶部と、 前記類似関係記憶部の情報または前記ユーザメニュー情
    報記憶部の情報に基づき、かつ、前記参照先情報を参照
    して、前記ユーザが指定した電子文書に対して、いずれ
    かのユーザ付加情報が共有されるかを判定する付加情報
    参照部と、 前記ユーザが指定した電子文書を、前記格納先ネットワ
    ークアドレスに基づいて取得し、かつ、当該電子文書に
    対して、前記付加情報参照部で判定されたユーザ付加情
    報を設定して当該ユーザに出力する制御部とを備えたこ
    とを特徴とする情報管理装置。
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