JPH11242620A - 情報処理装置、サーバ装置、情報提供システム、及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、サーバ装置、情報提供システム、及び記録媒体

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Publication number
JPH11242620A
JPH11242620A JP10043489A JP4348998A JPH11242620A JP H11242620 A JPH11242620 A JP H11242620A JP 10043489 A JP10043489 A JP 10043489A JP 4348998 A JP4348998 A JP 4348998A JP H11242620 A JPH11242620 A JP H11242620A
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JP
Japan
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data
homepage
information
time
update date
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Application number
JP10043489A
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English (en)
Inventor
Akira Watanabe
彰 渡辺
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11242620A publication Critical patent/JPH11242620A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホームページから提供される情報を簡単かつ有
効に利用できるようにする。 【解決手段】所定の形式によってデータを扱うPIM
(personal informationmanager )44と、URL(u
niform resource locator)の指定によって該当するホ
ームページをサーバ装置から取得して閲覧させると共
に、サーバ装置に対してデータ送信を行なうブラウザ4
0と、ブラウザ40によって取得されたホームページか
ら、PIM44によって扱われるデータを抽出し、所定
の形式によってPIM44に提供するデータ管理部42
とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介してホームページを閲覧するための情報処理装置、サ
ーバ装置、情報提供システム、及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の情報
処理装置の普及に伴い、大学や研究機関だけに限らず、
一般家庭などにおいてもインターネットが広く利用され
始めている。インターネット上では、各種のサービスや
機能を利用することができるが、その中の一つにWWW
(World Wide Web)がある。WWWでは、WWW検索ソ
フト(WWWブラウザ(以下、単にブラウザと称す
る))を利用し、URL(uniform resource locator)
を指定することで所望のWWWサーバに接続し、WWW
サーバに蓄積されたデータ、いわゆるホームページデー
タを取得して閲覧することができる。この明細書の中で
は、ホームページとはネットワーク上に公開される所定
形式の情報を意味し、URLとは特定の情報を指定する
識別子を意味するものとする。ホームページでは、テキ
スト以外に、画像や音声,動画などの各種データによ
り、様々な情報が提供されている。
【0003】また、ホームページには、他のホームペー
ジなど各種情報への飛び先(リンク)が用意されてお
り、リンクを指定するだけで他の情報を参照することが
できる。このリンクを次々に指定することで、インター
ネットのWWWページ(ホームページ等)を次々と見て
回る、いわゆるネットサーフィンを行なうことができ
る。
【0004】一般に、ブラウザには、閲覧中のホームペ
ージのURL情報を、任意に登録する機能(以下、登録
機能と称する)が設けられている。この登録機能を用い
てURL情報を登録しておくことで、登録したURL情
報の一覧を表示させ、その中からURL情報を選択する
ことによって、選択したURL情報が示すホームページ
を直接的に閲覧することができる。
【0005】従って、ネットサーフィンなどによって様
々なホームページを閲覧し、興味を持ったホームページ
があれば任意に登録しておくことで、後日、改めてこの
ホームページを閲覧する際の操作手順を非常に簡単にす
ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の情報
処理装置では、ブラウザを利用することによってインタ
ーネット上のホームページを任意に閲覧し、各種情報の
提供を受けることができる。また、登録機能を用いるこ
とで、任意のタイミングで特定のホームページを閲覧す
ることができる。
【0007】しかしながら、ホームページから有用な各
種情報の提供を受けられるとしても、必要な時にその都
度インターネットに接続し、所望するホームページを閲
覧するには手間がかかってしまう。
【0008】このため従来では、有用な情報を提供する
ホームページがあった場合には、ホームページ全体をフ
ァイルとして保存しておくか、あるいはホームページ中
から必要な情報部分を個々に指定し、情報の内容に応じ
て保存先を指定しながら保存が行われている。
【0009】例えば、 ホームページによって提供され
ている電子メールアドレスを、住所録機能によって管理
される住所録データの項目「電子メールアドレス」に登
録する場合には、ホームページ中で電子メールアドレス
の部分を範囲指定してコピーし、その後、住所録機能を
起動してデータ登録モードに入り、項目「電子メールア
ドレス」の所定の位置にコピーした内容を張り付けると
いった操作が必要となる。
【0010】すなわち、従来の情報処理装置では、ホー
ムページによって提供される情報を特定の目的をもっ
て、すなわち特定のアプリケーションプログラムによっ
て実行される機能において利用するには、該当するアプ
リケーション用のデータとして変換あるいは登録といっ
た操作を別途行わなければならならず、利用者に対する
作業負担が大きかった。
【0011】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、ホームページから提供される情報を簡単かつ
有効に利用することが可能な情報処理装置、サーバ装
置、情報提供システム、及び記録媒体を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、所定の形式によってデータを扱うアプリケーション
と、URL(uniform resource locator)の指定によっ
て該当するホームページをサーバ装置から取得して閲覧
させると共に、前記サーバ装置に対してデータ送信を行
なう閲覧手段と、前記閲覧手段によって取得されたホー
ムページから、前記アプリケーションによって扱われる
データを抽出し、所定の形式によって前記アプリケーシ
ョンに提供するデータ管理手段とを具備したことを特徴
とする。
【0013】つまり、ホームページとして提供される情
報中からアプリケーションにおいて扱われるデータを抽
出して、アプリケーションに応じたデータ形式に変換さ
れた上で提供されるため、アプリケーションにおいて利
用するデータの取得が容易となり、またアプリケーショ
ンで扱えることからホームページの情報を有効に利用で
きる。
【0014】また情報処理装置は、前記アプリケーショ
ンにおけるデータ更新の際に、前記データ管理手段は、
前記アプリケーションに提供したデータの抽出元である
ホームページが更新されている場合に、前記閲覧手段を
介して該当するホームページを取得して更新対象とする
データを抽出し、前記アプリケーションに所定の形式に
よって提供することを特徴とする。
【0015】つまり、ホームページから抽出したデータ
については、データ抽出元のホームページが更新されて
いれば、この更新に合わせてアプリケーションに提供さ
れたデータも同様に更新される。
【0016】また本発明のサーバ装置は、ホームページ
に固有の識別子と更新日時の情報を対応付けて管理する
管理手段と、情報処理装置からのURLの指定によるホ
ームページの要求に対して、前記管理手段によって管理
されたURLに対応するホームページと共に、前記識別
子と更新日時との情報を送信する送信手段と、情報処理
装置から前記識別子と更新日時の情報の通知があった場
合に、この識別子に対応する前記管理手段によって管理
されたホームページが更新されているか否かを、通知さ
れた更新日時をもとに判別する更新判別手段と、前記更
新判別手段によってホームページが更新されていると判
別された場合、前記識別子と更新日時との情報の通知元
である情報処理装置に、識別子に対応するホームページ
を通知する通知手段とを具備したことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。本実施形態における情報提
供システムは、サーバ装置に蓄積されたホームページデ
ータが、インターネットを通じて情報処理装置でWWW
ブラウザ(以下、ブラウザ)を用いて取得され、ブラウ
ザ上でホームページが閲覧できるシステムである。
【0018】図1は本発明の実施の形態に係わる情報処
理装置の電子回路の構成を示すブロック図である。本情
報処理装置は、各種の記録媒体に記録されたプログラム
コードを読み込み、この読み込んだプログラムコードに
よって動作が制御されるコンピュータによって構成され
る。
【0019】図1に示すように、情報処理装置は、CP
U10、入力装置12、RAM14、表示装置16、通
信装置18、及び記憶装置20によって構成されてい
る。CPU10は、情報処理装置全体の制御を司るもの
で、入力装置12からのキー操作信号に応じて、RAM
14に記憶されているプログラムを起動させ、このプロ
グラムに従って個人情報管理機能(PIM(personal i
nformation manager))、ホームページの閲覧機能(ブ
ラウザ)等を実行する。CPU10は、記憶装置20に
よって記憶媒体20aに記録されているプログラムコー
ドを読み込み、RAM14に記憶させて実行することが
できる。
【0020】入力装置12は、情報処理装置の動作を規
定する指示やデータを入力するもので、キーボードやマ
ウス等のポインティングデバイスによって構成される。
RAM14は、情報処理装置全体の制御を司るシステム
プログラム、各種機能(ブラウザ、PIM)など)に対
応した制御処理プログラムの他、個人情報機能によって
管理される各種のデータが必要に応じて記憶される。
【0021】表示装置16は、個人情報管理機能やホー
ムページ閲覧機能等を実行する際に、各種データの内容
を表示する場合などに用いられる。通信装置18は、ホ
ームページ閲覧機能によってインターネットを介してホ
ームページを閲覧する場合に外部との通信を行なう。
【0022】記憶装置20は、プログラム、データ等が
予め記録されている記憶媒体20aを有しており、この
記憶媒体20aは磁気的、光学的記憶媒体、もしくは半
導体メモリで構成されている。記憶媒体20aは、記憶
装置に固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に装着す
るものである。また、記憶媒体20aに記憶すされるプ
ログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された
他の機器から受信して記憶する構成にしても良く、さら
に、通信回線等を介して接続された他の機器側に記憶媒
体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体に記憶されて
いるプログラム、データを通信回線を介して使用する構
成にしても良い。
【0023】図2は本発明の実施形態に係わるサーバ装
置の電子回路の構成を示すブロック図である。本サーバ
装置は、各種の記録媒体に記録されたプログラムコード
を読み込み、この読み込んだプログラムコードによって
動作が制御されるコンピュータによって構成される。
【0024】サーバ装置は、インターネットに接続され
るもので、インターネットを介して通知されたURLが
示すホームページデータを要求元の情報処理装置に対し
て提供するものである。
【0025】図2に示すように、サーバ装置は、CPU
22、通信装置24、表示装置26、入力装置28、記
憶装置30、及びホームページデータファイル32を含
んで構成されている。
【0026】CPU22は、サーバ装置全体の制御を司
るもので、メモリに記憶されているプログラムを起動さ
せ、このプログラムに従って各種機能を実行する。CP
U22は、記憶装置20の記憶媒体に記録されているプ
ログラムコードを読み込み、実行することができる。ま
た、CPU22は、インターネットを介してホームペー
ジにアクセスし、データを保持している情報処理装置に
対して、保持されているデータの中で変更された部分だ
けを送信する機能が設けられている。
【0027】通信装置24は、公衆回線を介して情報処
理装置に接続したり、インターネットを介して他のサー
バ装置と接続するもので、直接、あるいは他のサーバ装
置を介して指定された情報処理装置からのURLの受信
し、またURLに該当するホームページデータの要求元
への送信を実行する。
【0028】表示装置26は、各種データの内容を表示
する場合などに用いられる。入力装置28は、サーバ装
置の動作を規定する指示やデータを入力するもので、キ
ーボードやマウス等のポインティングデバイスによって
構成される。
【0029】記憶装置30は、プログラム、データ等が
予め記録されている記憶媒体を有しており、この記憶媒
体は磁気的、光学的記憶媒体、もしくは半導体メモリで
構成されている。記憶媒体は、記憶装置に固定的に設け
たもの、もしくは着脱自在に装着するものである。ま
た、記憶媒体に記憶されるプログラム、データ等は、通
信回線等を介して接続された他の機器から受信して記憶
する構成にしても良く、さらに、通信回線等を介して接
続された他の機器側に記憶媒体を備えた記憶装置を設
け、この記憶媒体に記憶されているプログラム、データ
を通信回線を介して使用する構成にしても良い。
【0030】ホームページデータファイル32は、ホー
ムページを構成するホームページデータが格納されるも
ので、指定されたURLに該当するホームページデータ
が読み出されて、通信装置24を介してインターネット
提供される。
【0031】次に、図1に示す電子回路によって実現さ
れる情報処理装置の機能構成について説明する。図3
は、情報処理装置に設けられる機能の構成を示すブロッ
ク図である。
【0032】図3に示すように情報処理装置には、ブラ
ウザ40、データ管理部42、及びPIM(personal i
nformation manager)44が設けられている。ブラウザ
40は、ホームページ閲覧機能を実現するためのもの
で、入力装置12から任意に指定されたURL情報、あ
るいはPIM44によって管理されているデータ(個人
情報)に関連付けられたURL情報をもとにホームペー
ジデータを取得し、表示装置16においてホームページ
を表示させる。
【0033】データ管理部42は、ブラウザ40によっ
て取得されたホームページデータを他の機能で使用でき
るようにデータ管理するもので、データ抽出部50、デ
ータ変換部52、及びデータ更新部54の機能が設けら
れている。
【0034】データ抽出部50は、ブラウザ40によっ
て取得されたホームページデータから、指定されたPI
M44中の機能(住所録管理部60、スケジュール管理
部62、メモ管理部64の何れか)に応じたデータを抽
出する。
【0035】データ変換部52は、データ抽出部50に
よって抽出されたデータを、指定されたPIM44中の
機能に応じたデータ形式に変換して登録する。データ変
換部52は、データを登録する場合に、データを含むホ
ームページのサーバ装置における最終更新日時とホーム
ページを識別するための固有の識別子(ID)とを付加
して登録する。
【0036】データ更新部54は、データ変換部52に
よって登録されたデータを更新するためのもので、現在
登録されているデータを含むホームページのサーバ装置
における最終更新日時とホームページを識別する情報
(ID)とを、ホームページデータを提供したサーバ装
置にブラウザ40を介して通知する。
【0037】PIM44は、個人情報管理機能を実現す
るためのもので、個人情報を所定の情報単位で管理す
る。PIM44には、例えば住所録管理部60、スケジ
ュール管理部62、メモ管理部64などの機能が設けら
れている。
【0038】住所録管理部60は、個人や組織などの名
称と、住所、電話番号、電子メールアドレス、会社名な
ど、各種の情報を対応付けて情報単位とし、住所録デー
タ66として登録する機能である。本実施形態では、住
所録データ66としてデータ管理部42(データ変換部
52)によって登録されたデータに対しては、このデー
タを含むホームページのサーバ装置における最終更新日
時とホームページを識別する固有の情報(ID)とホー
ムページを示すURLとが付加される。図4には、住所
録データ66のデータフォーマットの一例を示してい
る。
【0039】スケジュール管理部62は、イベントの内
容と、そのイベントの日時等を対応付けて情報単位と
し、スケジュールデータ68として登録する機能であ
る。本実施形態では、スケジュールデータ68としてデ
ータ管理部42(データ変換部52)によって登録され
たデータに対しては、このデータを含むホームページの
サーバ装置における最終更新日時とホームページを識別
する固有の情報(ID)とホームページを示すURLと
が付加される。図5には、スケジュールデータ68のデ
ータフォーマットの一例を示している。なお、図5中に
示すホームページタイトルの項目は、スケジュール管理
部62により登録される通常のデータではなく、データ
管理部42の機能によってホームページデータ中から抽
出されたデータを登録するための項目として用意されて
いる。
【0040】メモ管理部64は、任意に指定されたデー
タを情報単位とし、メモデータ69として登録する機能
である。メモ内容となるデータとしては、テキスト以外
に、画像や音声,動画などのデータであっても良い。本
実施形態では、メモデータ69としてデータ管理部42
(データ変換部52)によって登録されたデータに対し
ては、このデータを含むホームページのサーバ装置にお
ける最終更新日時とホームページを識別する固有の情報
(ID)とホームページを示すURLとが付加される。
図6には、メモデータ69のデータフォーマットの一例
を示している。
【0041】図7には、図2に示すサーバ装置のホーム
ページデータファイル32に登録されるデータのデータ
形式を示している。図7に示すように、ホームページデ
ータは、html(HyperText Mark-up Language)によ
って記述されたデータ(html情報)として用意され
ており、それぞれにURLが対応付けられている。ま
た、各URLに対応するhtml情報には、最終の更新
日時とホームページを識別する固有の情報(ID)とが
付加されている。なお、IDと更新日時の情報は、ホー
ムページのページ(Webページ)毎に付加されて管理
されるものとする。
【0042】次に、前述した構成による情報処理装置の
動作について説明する。はじめに、ブラウザ40によっ
て取得したホームページデータから、PIM44によっ
て扱われるデータを登録する処理について説明する。図
8は、情報処理装置によるブラウザ実行処理を説明する
ためのフローチャートである。図8に記載した各処理を
実現するプログラムは、CPUが読み取り可能なプログ
ラムコードの形態で、例えば記憶媒体20aに記録され
て提供される。
【0043】まず、CPU10は、ブラウザ40の実行
が指示されると、RAM14に格納されたブラウザのプ
ログラムを実行してブラウザ40を起動させる。起動さ
れたブラウザ40は、URLの指定によってホームペー
ジへのアクセス実行が要求されると、通信装置18を介
してインターネットに接続し、指定されたURLが示す
ホームページデータを取得する。ブラウザ40は、取得
したホームページデータ(html情報)をもとにし
て、表示装置16においてホームページを表示させる
(ステップA1)。
【0044】ここで、URLの指定やページ変更の指示
があった場合には(ステップA2)、ブラウザ40は、
指定されたページ(Webページ)のホームページデー
タをインターネットを介して取得し、表示装置16にお
いて表示させる(ステップA1)。
【0045】こうして、ホームページの他のページ、あ
るいはホームページに設けられた他のホームページへの
リンクの指定によって、任意のホームページ、Webペ
ージを閲覧することができる。その間に、有用な各種情
報を提供しているホームページを見つけた場合には、ブ
ラウザ40に用意されたコマンドの選択によって、次の
ようにして該当するホームページ中のデータを、PIM
44が扱うデータとして登録することができる。
【0046】すなわち、ホームページ(Webページ)
が表示された状態で、ホームページの保存(ダウンロー
ド)の実行が指示されると(ステップA3)、ブラウザ
40は、アプリケーション選択メニューを表示させ、こ
のアプリケーション選択メニューから選択されたアプリ
ケーション、すなわちPIM44に設けられた機能に応
じてデータを登録することができる(ステップA4)。
【0047】図9には、ホームページが表示されたブラ
ウザ表示画面の一例を示している。図9に示すホームペ
ージの例は、飲食店を紹介する内容を持つもので、店の
名前「郷土料理 いろはにほ」の他、店を紹介する各種
情報(住所、電話番号、電子メールアドレス、メニュー
の一例など)が提供されている。また、ホームページの
内容が最後に更新された日付「Last modified : 1998/0
2/09」が提供されている。なお、ホームページには、通
常、テキストによる情報だけでなく、画像(静止画、動
画)等の他の情報も含まれるが、説明を簡単にするため
に省略している。
【0048】図9に示すように、ホームページが表示さ
れた状態で、ホームページの保存(ダウンロード)の実
行が指示されると、例えば図10に示すような、アプリ
ケーション選択メニューが表示される。アプリケーショ
ン選択メニューには、PIM44に用意された三つの機
能(住所録管理部60、スケジュール管理部62、メモ
管理部64)を選択する項目が設けられている。
【0049】ここで、アプリケーション選択メニューか
ら「住所録」が選択されると(ステップA5)、ブラウ
ザ40は、データ管理部42に対して、住所録データ6
6へのデータ登録の実行を指示する。
【0050】データ管理部42のデータ抽出部50は、
ブラウザ40によって現在表示されているホームページ
(Webページ)のデータ(html情報)から、住所
録データ66に設けられている項目、例えば図4に示す
ように、氏名、電話番号、電話番号、住所、電子メール
アドレス等に該当するデータを抽出する(ステップA
6)。
【0051】例えば、氏名の項目については、ホームペ
ージのタイトルに該当する文字列を抽出する。また、電
話番号の項目に対しては、html情報から、例えば
「電話」という文字列をキーにして検索を行ない、この
「電話」の文字列があった場合に、「電話」文字列の近
傍に存在する電話番号に該当する文字列、すなわち10
桁分の数字(局番を区切るハイフンや括弧などの記号を
考慮しても良い)を抽出する。
【0052】また、住所の項目については、html情
報から、「住所」という文字列をキーにして検索を行な
い、この「住所」の文字列があった場合に、「住所」文
字列の近傍に存在する地名を表す文字列、すなわち「東
京都」「千代田区」などの文字列を抽出する(直接、地
名を表す文字列を検索するようにしても良い)。
【0053】また、電子メールアドレスについては、h
tml情報から、例えばアットマーク「@」を途中に含
む英数字列を、電子メールアドレスとして抽出する。な
お、前述した住所録データ66に登録すべきデータの抽
出方法は一例であって、どのような方法を用いても良
い。
【0054】データ変換部52は、データ抽出部50に
よってデータが抽出されると、住所録管理部60が扱う
データ形式に変換して、住所録データ66の所定の位置
(項目に対応付けて)に登録する(ステップA7)。こ
の際、データ変換部52は、住所録データ66に登録し
たデータに対して、データ抽出の対象となったホームペ
ージのURLと共に、ホームページを提供するサーバ装
置における最終更新日時とホームページに付加されてい
るIDとを付加する。
【0055】最終更新日時とIDの情報は、ホームペー
ジを提供するサーバ装置において、図7のようにして、
html情報(ページ毎)に対応づけて管理されてい
る。従って、ブラウザ40によって、サーバ装置からホ
ームページデータ(html情報)を取得する際に、最
終更新日時とIDの情報を一緒に取得することで、デー
タ変換部52によって住所録データ66に登録すること
ができる。
【0056】なお、サーバ装置から最終更新日時とID
の情報が提供されない構成の場合、最終更新日時の情報
については、他のデータと同様にして、ホームページデ
ータ(html情報)から抽出することもできる。すな
わち、一般のホームページには、図9に示すように、最
終更新日時を通知する表示がされているものが多いた
め、この文字列「Last modified 」(あるいは「更新日
時」等の文字列)をキーにして、前述と同様にして日付
を表す文字列を抽出し、最終の更新日時として住所録デ
ータ66に登録する。IDについては、URL自体がホ
ームページに固有の情報であるのでURLを代用する。
【0057】一方、アプリケーション選択メニューから
「スケジュール」が選択されると(ステップA8)、ブ
ラウザ40は、データ管理部42に対して、スケジュー
ルデータ68へのデータ登録の実行を指示する。
【0058】データ管理部42のデータ抽出部50は、
ブラウザ40によって現在表示されているホームページ
(Webページ)のデータ(html情報)から、スケ
ジュールデータ68に設けられている項目、例えば図5
に示すように、日時、スケジュールの内容、ホームペー
ジタイトル等に該当するデータを抽出する(ステップA
9)。
【0059】例えば、イベント開催を通知するホームペ
ージ(Webページ)を閲覧している時に、スケジュー
ルデータ68へのデータ登録の実行が指示された場合、
日時の項目に対しては、イベントの開催日時を示す文字
列を抽出し、スケジュールの内容の項目に対しては、イ
ベントの案内を示す文字列を抽出し、ホームページタイ
トルの項目に対しては、ホームページタイトルに該当す
る文字列(ページの内容を端的に表す文字列)を抽出す
る。
【0060】なお、該当する文字列の抽出の方法につい
ては、前述した住所録データ66に対するデータ登録の
場合と同様にして、所定の文字列をキーにして検索する
方法などを用いる。
【0061】データ変換部52は、データ抽出部50に
よってデータが抽出されると、スケジュール管理部62
が扱うデータ形式に変換して、スケジュールデータ68
の所定の位置(項目に対応付けて)に登録する(ステッ
プA10)。この際、データ変換部52は、スケジュー
ルデータ68に登録したデータに対して、データ抽出の
対象となったホームページのURLと共に、ホームペー
ジを提供するサーバ装置における最終更新日時とホーム
ページに付加されているIDとを付加する。なお、更新
日時とIDの付加については、前述した住所録データ6
6に対するデータ登録の場合と同様にして行なうことが
できる。
【0062】一方、アプリケーション選択メニューから
「メモ」が選択されると(ステップA11、ブラウザ4
0は、データ管理部42に対して、メモデータ69への
データ登録の実行を指示する。
【0063】データ管理部42のデータ抽出部50は、
ブラウザ40によって現在表示されているホームページ
(Webページ)のデータ(html情報)から、メモ
データ69に設けられている項目、例えば図6に示すよ
うに、メモ内容に該当するデータを抽出する(ステップ
A12)。
【0064】例えば、メモデータ69にメモ内容として
登録されるデータは、例えば図6に示すように、現在表
示中のWebページに含まれるテキスト、あるいはht
ml形式によるデータを抽出する。また、メモ内容とす
るデータとしては、画像などのデータであっても良い。
【0065】データ変換部52は、データ抽出部50に
よってデータが抽出されると、メモ管理部64が扱うデ
ータ形式に変換して登録する(ステップA13)。この
際、データ変換部52は、メモデータ69に登録したデ
ータに対して、データ抽出の対象となったホームページ
のURLと共に、ホームページを提供するサーバ装置に
おける最終更新日時とホームページに付加されているI
Dとを付加する。なお、更新日時とIDの付加について
は、前述した住所録データ66に対するデータ登録の場
合と同様にして行なうことができる。
【0066】このようにして、ブラウザ40を用いて任
意に表示させたホームページ(Webページ)から、ア
プリケーション選択メニューにおいて選択された機能
(アプリケーション)に応じたデータを抽出し、データ
登録対象とする機能に応じたデータ形式に変換して登録
することができる。
【0067】従って、ホームページ中から必要とするデ
ータを個別に指定し、別途、データ登録の対象とするア
プリケーションを起動してデータ登録するといった作業
を行なう必要がないので、ホームページによって提供さ
れるデータを簡単、かつ有効に利用することができる。
【0068】次に、PIM44の機能によって扱われる
データとしてデータ管理部42によって登録されたデー
タに対する更新処理について説明する。本実施形態にお
けるデータ更新では、サーバ装置に依存しない(図7に
示す形式によってデータを管理していない)第1の方法
と、サーバ装置からホームページデータと共に更新日時
とIDの情報を送信してもらうサーバ装置に依存する第
2の方法を用いることができる。
【0069】図11は、情報処理装置におけるデータ更
新時の第1の方法(サーバ装置に依存しない)の動作を
説明するためのフローチャートである。なお、第1の方
法を用いる情報処理装置の場合、サーバ装置では図7に
示すように、ホームページデータ(html情報)に対
して、更新日時及びIDを付加して管理する必要はな
い。
【0070】PIM44の機能(住所録管理部60、ス
ケジュール管理部62、メモ管理部64)には、データ
の更新実行を指示するための更新ボタン(コマンド)が
用意されている。この更新ボタンが選択されることによ
って、データ更新の実行が指示されると(ステップB
1)、PIM44の機能は、現在、処理対象としている
データにURLが付加されているか、すなわちホームペ
ージデータから抽出されたデータであるかを判別する
(ステップB2)。
【0071】例えば、住所録管理部60の実行中にデー
タ更新の要求があった場合、住所録管理部60は、住所
録データ66中の現在処理中のデータに対してURLが
付加されているかを判別する。
【0072】ここで、URLが付加されたデータでなか
った場合には、通常の住所録管理部60による処理によ
って登録されたデータであるので、住所録管理部60
は、データ更新用の画面を表示させ(ステップB3)、
その画面中で入力された更新データを用いて住所録デー
タ66の該当するデータを変更する(ステップB4)。
【0073】一方、URLが付加されたデータであった
場合、データ管理部42によってホームページデータか
ら抽出されたデータであるので、住所録管理部60は、
データ管理部42のデータ更新部54に対して、現在、
処理対象として表示されているデータについての更新を
要求する。
【0074】データ更新部54は、住所録管理部60か
らのデータ更新の要求を受けると、ブラウザ40が実行
中であるかを判別する(ステップB5)。ブラウザ40
が実行中でなかった場合には、ブラウザ40を起動させ
て、インターネットを介してホームページデータを取得
できる状態にさせる(ステップB6)。
【0075】データ更新部54は、更新対象とするデー
タに付加されているURL情報を住所録データ66から
取得して、ブラウザ40に提供すると共にURLが示す
ホームページ、すなわちデータの抽出元であるホームペ
ージへのアクセスを指示する(ステップB7)。
【0076】ブラウザ40によってURLが示すホーム
ページデータが取得されると、データ抽出部50は、ホ
ームページの最終の更新日時を抽出する。例えば、デー
タ登録の説明でしたように、図9に示すような、文字列
「Last modified 」(あるいは「更新日時」等の文字
列)をキーにして、更新日付を表す文字列を抽出し、ホ
ームページの最終の更新日時とする。
【0077】データ更新部54は、データ抽出部50に
よって抽出された更新日時と、更新対象とするデータに
付加されている更新日時とを比較し、住所録データ66
へのデータ登録に用いたホームページの内容がサーバ装
置において更新されているか否かを判別する(ステップ
B9)。すなわち、ホームページから抽出した更新日時
が、住所録データ66のデータに付加された更新日時よ
りも新しい場合に、ホームページの内容が更新されたも
のと判別する。
【0078】ホームページの内容が更新されていない場
合には、住所録データ66に登録されたデータも更新の
必要がないので、データ更新の処理を終了する。一方、
ホームページの内容が更新されていた場合、データ抽出
部50は、現在表示中の更新対象とするデータに該当す
るデータを、データ登録を行なう場合と同様にしてホー
ムページデータ中から抽出する(ステップB10)。
【0079】データ変換部52は、データ抽出部50に
よって抽出されたデータを、更新対象とするデータの形
式に変換して、住所録データ66の所定の位置(項目)
に登録することで、それまで登録されていたデータを更
新する(ステップB11)。
【0080】なお、前述した説明では、住所録データ6
6に登録された住所録管理部60によって扱われるデー
タを例にして説明しているが、スケジュールデータ6
8、メモデータ69に登録されたデータについても同様
にしてデータの更新が実行される。
【0081】このようにして、データ更新を指示するこ
とによって、更新の対象とするデータに付加されている
URLをもとにデータ抽出元のホームページにアクセス
され、このホームページがサーバ装置において更新され
ていれば、そのホームページからデータが抽出されて、
このデータによってデータ更新が行われる。
【0082】次に、情報処理装置におけるデータ更新時
の第2の方法(サーバ装置に依存する)の動作を説明す
る。図12は、情報処理装置におけるデータ更新時の第
2の方法の動作を説明するための、情報処理装置とホー
ムページデータを提供するサーバ装置の動作を示すフロ
ーチャートである。なお、第2の方法を用いる情報処理
装置の場合、サーバ装置では図7に示すように、ホーム
ページデータ(html情報)に対して、更新日時及び
IDを付加して管理している。
【0083】PIM44の機能(住所録管理部60、ス
ケジュール管理部62、メモ管理部64)に設けられた
更新ボタンが選択されることによって、データ更新の実
行が指示されると(ステップC1)、PIM44の機能
は、現在、処理対象としているデータにIDが付加され
ているか、すなわちホームページデータから抽出された
データであるかを判別する(ステップC2)。
【0084】例えば、住所録管理部60の実行中にデー
タ更新の要求があった場合、住所録管理部60は、住所
録データ66中の現在処理中のデータに対してIDが付
加されているかを判別する。
【0085】ここで、IDが付加されたデータでなかっ
た場合には、通常の住所録管理部60による処理によっ
て登録されたデータであるので、住所録管理部60は、
データ更新用の画面を表示させ、その画面中で入力され
た更新データを用いて住所録データ66の該当するデー
タを変更する(ステップC6)。
【0086】一方、IDが付加されたデータであった場
合、ホームページデータから抽出されたデータであるの
で、データ更新部54は、更新の対象とするデータに付
加されたIDと更新日時とを、データに付加されたUR
Lが示すサイトに、ブラウザ40を通じて送信する(ス
テップC3)。なお、ブラウザ40が実行中でなけれ
ば、第1の方法の場合と同様にしてブラウザ40を起動
させて、IDと更新日時とを送信させる。
【0087】サーバ装置は、インターネットを通じて、
情報処理装置からIDと更新日時とを受信すると、ID
に対応するサイトのホームページ(図7に示すホームペ
ージデータファイル32)におけるページの更新日時
と、受信した更新日時とを比較し、住所録データ66へ
のデータ登録に用いたホームページの内容が更新されて
いるか否かを判別する(ステップD2)。すなわち、情
報処理装置から受信した更新日時の方が、ホームページ
データファイル32中の該当するIDに対応する更新日
時よりも古い場合に、ホームページの内容が更新された
ものと判別する(ステップD3)。
【0088】ホームページの内容が更新されていない場
合、サーバ装置のCPU22は、通信装置24を通じ
て、データ更新要求元の情報処理装置に対して、データ
が更新されていないことを通知する(ステップD5)。
【0089】情報処理装置は、サーバ装置からデータが
更新されていないことが通知されると、データ更新処理
を終了する。一方もホームページの内容がサーバ装置に
おいて更新されている場合、サーバ装置のCPU22
は、ホームページデータファイル32から該当するペー
ジのデータを読み出し、データ更新要求元の情報処理装
置に送信する(ステップD4)。
【0090】情報処理装置ではブラウザ40によりデー
タ更新のためのページデータが受信されると(ステップ
C4)、データ抽出部50は、更新対象とするデータに
該当するデータを、データ登録を行なう場合と同様にし
て受信したページデータ中から抽出する。
【0091】データ変換部52は、データ抽出部50に
よって抽出されたデータを、更新対象とするデータの形
式に変換して、住所録データ66の所定の位置(項目)
に登録することで、それまで登録されていたデータを更
新する(ステップC5)。
【0092】なお、前述した説明では、住所録データ6
6に登録された住所録管理部60によって扱われるデー
タを例にして説明しているが、スケジュールデータ6
8、メモデータ69に登録されたデータについても同様
にしてデータの更新が実行される。
【0093】このようにして、データ更新を指示するこ
とによって、更新の対象とするデータに付加されている
IDと更新日時とがサーバ装置に送信され、このIDに
対応するページがサーバ装置において更新されていれ
ば、そのページがサーバ装置から情報処理装置に送信さ
れる。情報処理装置では、サーバ装置から取得したペー
ジから所定のデータが抽出されて、このデータによって
データ更新が行われる。
【0094】なお、前述した第2の方法を用いる場合の
説明では、PIM44の機能の実行中に更新ボタンが選
択されてデータ更新の実行が指示された場合に、所定の
ホームページにアクセスしてデータ更新を行なうと説明
しているが、ホームページを閲覧する場合、サーバ装置
からホームページデータと共に更新日時とIDとが送信
されるのであれば、データ更新が指示されていない場合
に自動的にデータ更新をすることができる。
【0095】例えば、あるホームページを閲覧した際
に、データ更新部54は、ブラウザ40によってホーム
ページデータと共に受信されたIDをもとに、PIM4
4によって扱われるデータ(住所録データ66、スケジ
ュールデータ68、メモデータ69)を検索し、同じI
Dが付加されているデータを求める。
【0096】該当するIDが付加されたデータが存在す
る場合(該当するデータが存在しない場合には何もしな
い)、データ更新部54は、ホームページデータと共に
受信された更新日時と、データに付加されている更新日
時とを比較し、ホームページの内容がサーバ装置におい
て更新されているか否かを判別する。
【0097】ここでホームページの内容が更新されてい
た場合には、データ抽出部50は、現在表示中の更新対
象とするデータに該当するデータを、データ登録を行な
う場合と同様にしてホームページデータ中から抽出す
る。
【0098】データ変換部52は、データ抽出部50に
よって抽出されたデータを、更新対象とするデータの形
式に変換して、住所録データ66の所定の位置(項目)
に登録し、データを更新する。
【0099】このように、閲覧したホームページからデ
ータ登録を行っていた場合には、ホームページの内容が
更新されていれば、データ更新の指示がなくても自動的
に所定のデータを抽出してデータを更新することができ
る。
【0100】また、前述した説明では、PIM44に設
けられた住所録管理部60、スケジュール管理部62、
及びメモ管理部64によって扱われるデータとして、ブ
ラウザ40によって取得されたホームページデータから
特定のデータを抽出し、それぞれに対応するデータ形式
によって登録するものとしているが、データ登録の対象
とする機能は前述したもの以外でも可能である。
【0101】また、PIM44に設けられた機能だけで
なく、アプリケーション選択メニュー中に任意のアプリ
ケーションを登録しておき、アプリケーション選択メニ
ューから選択されたアプリケーションによって扱われる
データを抽出し、アプリケーション毎のデータ形式に変
換して登録するようにしても良い。例えば、画像を扱う
アプリケーションに対しては、ホームページ中から画像
を抽出して、アプリケーションが扱うデータ形式に変換
した上でデータ登録するといったことができる。
【0102】
【発明の効果】以上のように、本発明に係わる情報処理
装置によれば、所定の形式によってデータを扱うアプリ
ケーションと、URL(uniform resource locator)の
指定によって該当するホームページをサーバ装置から取
得して閲覧させると共に、サーバ装置に対してデータ送
信を行なうブラウザと、ブラウザによって取得されたホ
ームページから、アプリケーションによって扱われるデ
ータを抽出し、所定の形式によってアプリケーションに
提供するデータ管理機能とを具備したので、ホームペー
ジとして提供される情報中からアプリケーションにおい
て扱われるデータを抽出して、アプリケーションに応じ
たデータ形式に変換された上で提供されるため、アプリ
ケーションにおいて利用するデータの取得が容易とな
り、またアプリケーションで扱えることからホームペー
ジの情報を有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる情報処理装置の電
子回路の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施形態に係わるサーバ装置の電子回
路の構成を示すブロック図。
【図3】情報処理装置に設けられる機能構成を示すブロ
ック図。
【図4】住所録データ66のデータフォーマットの一例
を示す図。
【図5】スケジュールデータ68のデータフォーマット
の一例を示す図。
【図6】メモデータ69のデータフォーマットの一例を
示す図。
【図7】図2に示すサーバ装置のホームページデータフ
ァイル32に登録されるデータのデータ形式を示す図。
【図8】情報処理装置によるブラウザ実行処理を説明す
るためののフローチャート。
【図9】ホームページが表示されたブラウザ表示画面の
一例を示す図。
【図10】本実施形態におけるアプリケーション選択メ
ニューの一例を示す図。
【図11】情報処理装置におけるデータ更新時の第1の
方法(サーバ装置に依存しない)の動作を説明するため
のフローチャート。
【図12】情報処理装置におけるデータ更新時の第2の
方法の動作を説明するための、情報処理装置とサーバ装
置の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
10,22…CPU 12,28…入力装置 14…RAM 14a…住所録データ 14b…スケジュールデータ 14c…メモデータ 16,26…表示装置 18,24…通信装置 20,30…記憶装置 32…ホームページデータファイル 40…ブラウザ 42…データ管理部 44…PIM 50…データ抽出部 52…データ変換部 54…データ更新部 60…住所録管理部 62…スケジュール管理部 64…メモ管理部 66…住所録データ 68…スケジュールデータ 69…メモデータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の形式によってデータを扱うアプリ
    ケーションと、 URL(uniform resource locator)の指定によって該
    当するホームページをサーバ装置から取得して閲覧させ
    ると共に、前記サーバ装置に対してデータ送信を行なう
    閲覧手段と、 前記閲覧手段によって取得されたホームページから、前
    記アプリケーションによって扱われるデータを抽出し、
    所定の形式によって前記アプリケーションに提供するデ
    ータ管理手段とを具備したことを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記アプリケーションにおけるデータ更
    新の際に、 前記データ管理手段は、 前記アプリケーションに提供したデータの抽出元である
    ホームページが更新されている場合に、前記閲覧手段を
    介して該当するホームページを取得して更新対象とする
    データを抽出し、前記アプリケーションに所定の形式に
    よって提供することを特徴とする請求項1記載の情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 ホームページに固有の識別子と更新日時
    の情報を対応付けて管理する管理手段と、 情報処理装置からのURLの指定によるホームページの
    要求に対して、前記管理手段によって管理されたURL
    に対応するホームページと共に、前記識別子と更新日時
    との情報を送信する送信手段と、 情報処理装置から前記識別子と更新日時の情報の通知が
    あった場合に、この識別子に対応する前記管理手段によ
    って管理されたホームページが更新されているか否か
    を、通知された更新日時をもとに判別する更新判別手段
    と、 前記更新判別手段によってホームページが更新されてい
    ると判別された場合、前記識別子と更新日時との情報の
    通知元である情報処理装置に、識別子に対応するホーム
    ページを通知する通知手段とを具備したことを特徴とす
    るサーバ装置。
  4. 【請求項4】 サーバ装置によって管理されているホー
    ムページを、情報処理装置からの要求に応じて提供する
    情報提供システムであって、 前記情報処理装置は、 前記サーバ装置によって提供された、固有の識別子と更
    新日時とが付加されたホームページから、アプリケーシ
    ョンによって扱われるデータを抽出するデータ管理手段
    と、 前記データ管理手段によって抽出されたデータを、ホー
    ムページに付加された固有の識別子と更新日時を示す情
    報とを対応付けて管理すると共に、データ更新時に前記
    固有の識別子と更新日時を示す情報とを提供するアプリ
    ケーションとを有し、 前記サーバ装置は、 ホームページに固有の識別子と更新日時の情報とを対応
    付けて管理する管理手段と、 前記情報処理装置からのホームページの要求に対して、
    前記管理手段によって管理された固有の識別子と更新日
    時とを付加してホームページを送信する送信手段と、 情報処理装置から前記固有の識別子と更新日時の情報の
    通知があった場合に、この識別子に対応する前記管理手
    段によって管理されたホームページが更新されているか
    否かを、通知された更新日時をもとに判別する更新判別
    手段と、 前記更新判別手段によってホームページが更新されてい
    ると判別された場合、前記識別子と更新日時との情報の
    通知元である情報処理装置に、識別子に対応するホーム
    ページを通知する通知手段とを有することを特徴とする
    情報提供システム。
  5. 【請求項5】 コンピュータを、 所定の形式によってデータを扱うアプリケーションと、 URL(uniform resource locator)の指定によって該
    当するホームページをサーバ装置から取得して閲覧させ
    ると共に、前記サーバ装置に対してデータ送信を行なう
    閲覧手段と、 前記閲覧手段によって取得されたホームページから、前
    記アプリケーションによって扱われるデータを抽出し、
    所定の形式によって前記アプリケーションに提供するデ
    ータ管理手段とに機能するように制御するためのプログ
    ラムコードが記録された記録媒体。
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