JP2009278330A - 画像送信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データを電子メールで送信する際に、電子メールアドレスあるいはドメイン名に応じて適切なファイル形式に変換することができる画像送信装置を提供する。
【解決手段】画像送信装置は、画像データを入力するスキャナ部102と、入力された画像データを所定のファイル形式の送信データに変換する制御部101と、変換した送信データの送信先の電子メールアドレスの入力を受け付ける操作パネル部106と、入力された電子メールアドレスに送信データを送信する通信部105とを備える。制御部101は、操作パネル部106により入力された電子メールアドレスからドメイン名を抽出し、電子メールアドレスまたは電子メールアドレスから抽出したドメイン名に応じて、画像データのファイル形式を変換する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像送信装置に関し、より詳細には、画像データを送信する機能を備えた画像送信装置に関する。
コピー機能、プリント機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能などの複数の機能を備えたデジタル複合機(MFP)が普及している。このようなMFPは通常ハードディスクなどの大容量の記憶装置を備えたものが多く、スキャナで読み取った画像データや、PC(パーソナルコンピュータ)などの情報処理装置から受信した画像データを、ファイル名を付与して記憶しておくことができる。
従来、MFP等のファクシミリ装置からファクシミリを送信する場合、送信相手に応じた圧縮モードや、通信回線の状況に応じたモデムレート等の送信条件を設定する必要があった。例えば、特許文献1に記載のファクシミリ装置は、ファクシミリ送信先に対応して送信条件を予め記憶しておき、送信先を指定したときに送信条件が設定され、この送信条件に基づいてファクシミリ送信が実行されるようにしている。
しかしながら、上記のファクシミリ装置では、ユーザは送信しようとする宛先毎にそれぞれ送信条件を設定する必要があり、送信条件の設定作業などの操作が煩雑であるという問題がある。
一方、最近のMFPの中には、電子メール機能を備えたものが存在し、これによれば、外部のPC(パーソナルコンピュータ)や、携帯端末、MFP間で電子メール機能を利用して画像データの送受信を行うことができる。
MFPから携帯端末に電子メールを送信する場合、通常、携帯端末は画面サイズが小さく表示能力が十分でないために、画像サイズ(解像度)が合っていないと画像データによっては一部しか表示できないケースが起こり得る。そこで、ユーザは、上述のファクシミリ送信の場合と同様に、送信先に応じて解像度などの送信条件を設定する必要があるが、送信先毎に送信条件を設定するための操作は煩雑であり、ユーザにとって負荷が大きい。
このような送信条件を簡単に設定するための技術が提案されている。例えば、特許文献2には、電子メールアドレスのドメイン名に基づいて、携帯端末であるか否かを判断し、携帯端末と判断した場合に、携帯端末の画面サイズで表示可能なように画像データを変換することが記載されている。
特開2006−86841号公報 特開2003−273954号公報
ここで、携帯電話キャリア(携帯電話サービス提供会社)は各携帯電話機にインストール可能な種々の標準的なプラグインソフトを提供しており、ユーザは画像データを添付ファイルとして携帯電話機に向けて電子メールを送信し、電子メールを受信した携帯電話機では、携帯電話機にインストールされた画像ビューワ用プラグインソフトで閲覧する場合を想定する。
このとき、携帯電話キャリアにより提供される標準的な画像ビューワ用プラグインソフトが特定のファイル形式(例えばPDF等)のみに対応するソフトであった場合、送信側で一律PDFに変換して送信する必要が生じる。
従って、携帯電話機の電子メールアドレスのドメイン名に対応する添付画像ファイルのファイル形式を、送信側で特定のファイル形式(PDF等)に変換して送信することができれば、送信先毎にファイル形式を設定する必要がなくなるため、設定の手間を削減することができるものと考えられる。
しかしながら、このようなドメイン名に対応して特定のファイル形式に変換するという技術思想は従来技術においては実現されておらず、また、特許文献2に記載の発明の場合、ドメイン名により送信先が携帯電話機であることを判定し、携帯電話機の表示能力に合わせて解像度を変換しているが、たとえ解像度を変換できても、ファイル形式がアプリケーションに合致していなければ、閲覧することができない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、画像データを電子メールで送信する際に、電子メールアドレスあるいはドメイン名に応じて適切なファイル形式に変換することができる画像送信装置を提供すること、を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、画像データを入力する画像入力部と、該入力された画像データを所定のファイル形式の送信データに変換するファイル形式変換部と、該変換した送信データの送信先の電子メールアドレスの入力を受け付ける電子メールアドレス入力部と、該入力された電子メールアドレスに前記送信データを送信する通信部とを備えた画像送信装置であって、前記ファイル形式変換部は、前記電子メールアドレス入力部により入力された電子メールアドレスからドメイン名を抽出し、該電子メールアドレスまたは該電子メールアドレスから抽出したドメイン名に応じて、前記画像データのファイル形式を変換することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、電子メールアドレス毎に変換するファイル形式を設定したアドレステーブルを備え、前記ファイル形式変換部は、前記電子メールアドレス入力部により入力された電子メールアドレスに応じて、前記アドレステーブルを参照することにより、前記画像データのファイル形式を変換することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、ドメイン名毎に変換するファイル形式を設定したドメインテーブルを備え、前記ファイル形式変換部は、前記電子メールアドレス入力部により入力された電子メールアドレスから抽出したドメイン名に応じて、前記ドメインテーブルを参照することにより、前記画像データのファイル形式を変換することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、前記ファイル形式変換部は、前記ドメインテーブルが更新された場合に、該更新されたドメインテーブルのファイル形式により前記アドレステーブルのファイル形式を上書きすることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第3の技術手段において、前記ファイル形式変換部は、前記ドメインテーブルに設定されたファイル形式と、前記アドレステーブルに設定されたファイル形式とを比較し、いずれかのファイル形式を選択して変換することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第5の技術手段において、前記ファイル形式変換部は、前記ドメインテーブルに設定されたファイル形式と、前記アドレステーブルに設定されたファイル形式とに付与された優先順位に基づいて、変換するファイル形式を選択することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第3乃至第6のいずれか1の技術手段において、前記ドメインテーブルまたは前記アドレステーブルに設定されたファイル形式は、送信先の端末で使用されるアプリケーションのファイル形式であることを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第3乃至第7のいずれか1の技術手段において、前記ドメインテーブルまたは前記アドレステーブルは、前記送信データの解像度を設定することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第3乃至第8のいずれか1の技術手段において、前記ドメインテーブルまたは前記アドレステーブルは、前記送信データのデータ容量の上限を設定することを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第1の技術手段において、前記ファイル形式は、送信先の端末で使用されるアプリケーションのファイル形式であることを特徴としたものである。
本発明によれば、画像データを電子メールで送信する際に、電子メールアドレスあるいはドメイン名に応じて適切なファイル形式に変換することができるため、送信先毎にファイル形式を設定する必要がなくなるため、設定の手間を削減することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の画像送信装置に係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る画像送信装置の構成例を示す図で、図中、100は画像送信装置(本例では原稿読取装置で代表する)を示す。この原稿読取装置100は、原稿を原稿搬送路Fに沿って自動的に搬送する自動原稿送り装置(以下、「ADF」と称する)1と、搬送されてきた原稿の表面側の画像を読み取る第1画像読取手段10と、搬送されてきた原稿の裏面側の画像を読み取る第2画像読取手段20とを備えている。第1画像読取手段10は、光源11、第1〜第3ミラー12a,12b,12c、レンズ13及びCCD(イメージセンサ)14から構成される縮小光学系の画像読取手段であり、第2画像読取手段20は、光源21、第1〜第4ミラー22a,22b,22c,22d、レンズ23及びCCD(イメージセンサ)24から構成される縮小光学系の画像読取手段である。また、第2画像読取手段20は、光源21、第1〜第4ミラー22a,22b,22c,22d、レンズ23及びCCD24が1つの集合体をなすようにユニット化されている。
図1に示す原稿読取装置100は、複写機(図示せず)の上部に設けられるもので、主として第2画像読取手段20を収納するADF1、及び第1画像読取手段10を収容する主走査部2から構成されている。
ADF1と主走査部2は、ヒンジ(図示せず)によって連結され、ADF1はヒンジの回動によって主走査部2に対して開閉可能となっている。
主走査部2は、主として筐体3、透明なガラス板からなるプラテン板4、筐体3内に収容される第1画像読取手段10から構成されている。
第1画像読取手段10は、主として光源11及び第1ミラー12aを保持する光源ユニット15、第2ミラー12b及び第3ミラー12cを保持するミラーユニット16、レンズ13及びCCD14から構成されている。
主走査部2は、ユーザが原稿をプラテン4上に載置して原稿画像の読み取りを行う原稿固定方式による画像読取と、ADF1によって自動的に原稿を搬送しながら原稿画像を読み取る原稿移動方式の両方式に対応している。
原稿固定方式によって原稿画像を読み取る場合、光源ユニット15とミラーユニット16は、原稿固定方式に対応したホームポジションにそれぞれ移動する。その後、光源ユニット15は原稿に対して光を照射しながら一定の速度で副走査方向(紙面に対して左右方向)に移動して原稿の画像を走査し、それと同時にミラーユニット16は、光源ユニット15の移動速度の1/2の移動速度で同じく副走査方向に移動する。
光源ユニット15から照射され原稿から反射した光は光源ユニット15に設けられた第1ミラー12aで反射したのち、ミラーユニット16の第2及び第3ミラー12b,12cによって180°光路変換され、第3ミラー12cから反射された光はレンズ13を介してCCD14に結像し、電気的な画像データに変換される。
一方、原稿移動方式によって原稿画像を読み取る場合、光源ユニット15及びミラーユニット16は、図1に示されるホームポジションに静止したまま、ADF1によってホームポジションの上部を通過するように搬送される原稿に対して光源11から光を照射して画像を走査し、原稿の表面側から反射された光は、上述の原稿固定方式と同様に第1ミラー12aによって反射された後、ミラーユニット16の第2及び第3ミラー12b,12cによって180°光路変換され、レンズ13を介してCCD14に結像し、電気的な画像データに変換される。
図1に示されるように、ADF1は、主として原稿載置台5に載置された原稿を1枚ずつADF1の内部へ呼び込む呼び込みローラ6、呼び込まれた原稿を原稿搬送路Fに沿って搬送する複数対の搬送ローラ7、給紙タイミングを調節するレジストローラ8、画像読み取りを終えた原稿を排紙トレイ30へ排出する排紙ローラ9から構成され、ユニット化された第2画像読取手段20が略U字状に弧を描く原稿搬送路F内に収まるように配設されている。
第2画像読取手段20は、第1ミラー22a、第2ミラー22b、第3ミラー22c、第4ミラー22d、レンズ23及びCCD24から構成され、これらの各部材は1つの集合体をなすようにユニット用筐体25に収容されることによりユニット化されている。なお、第2画像読取手段20において、光源21、レンズ23、CCD24は、第1画像読取手段を構成するそれらと同一のものである。
上述の通り、第2画像読取手段20は、ユーザから両面読み取りの要求がなされた際に、原稿搬送路Fを搬送される原稿の裏面側の画像を読み取る。具体的には、第1画像読取手段10によって原稿の表面側の画像が読み取られた後、該原稿は原稿搬送路Fに沿って排出トレイ30へ向けて搬送される間に、第2画像読取手段の光源21の下部を通過する。この際に第2画像読取手段20の光源21は原稿の裏面側へ向けて光を照射し、原稿の裏面側から反射された光は、ガラス等の透明部材で形成された読取窓31を通過し第1〜第4ミラー22a,22b,22c,22dによって順次光路変換された後、レンズ23を介してCCD24に結像し、電気的な画像データに変換される。
また、ADF1の下面は、主走査部2のプラテン板4上に載置された読み取り原稿を上から押さえる押さえ板32となっている。この押さえ板32は、第1画像読取手段20の光源21に対峙する部分が開放可能な蓋体33となっている。
図2は、本発明に係る原稿読取装置100の電気的構成の主要部を概略的に示すブロック図である。原稿読取装置100は、主として制御部101、スキャナ部102、画像処理部103、記憶部104、通信部105、操作パネル部106、原稿走査部駆動モータ107aを駆動制御するドライバ107、原稿搬送ローラ駆動モータ108aを駆動制御するドライバ108から構成されている。
制御部101は、装置全体の動作制御を行う部分であり、図示は省略しているがCPU、ROM、RAM等によって構成されている。
スキャナ部102は、図1に示した第1及び第2画像読取手段10,20の光学走査系を構成する。第1及び第2画像読取手段10,20のCCD14,24は、上記説明では光学縮小方式のCCD(Charge Coupled Devices)としているが、等倍光学方式のCIS(Contact Image Sensor)であってもよい。
画像処理部103は、第1画像読取手段10または第2画像読取手段20で読み取った光学データを、ページ単位で電気的な画像データに変換する。
記憶部104は、例えばRAM、EEPROM、ハードディスク、MOなどで構成され、制御部101によって制御される制御中のデータ、入力された各種指示内容を記憶する。また、記憶部104は、スキャナ部102で読み取った原稿画像を記憶する原稿画像記憶部、変換された文字列のコードからなる文書を記憶する文書記憶部として機能する領域を備えている。
通信部105は、原稿読取装置100と接続されたコンピュータやプリンタといった外部機器200との間で双方向通信を行う通信部であり、画像処理部103で画像処理したデータを外部機器200に送信する。また、外部機器200から送信されてきたデータを本装置が扱えるデータに展開するためのメモリを備えている。
操作パネル部106は、図示は省略しているが、図1に示す原稿読取装置100の手前側に配置される。具体的には、主走査部2をADF1より手前側まで拡張し、その上面部分に配置される。操作パネル部106は、タッチパネルを備えた表示部として構成され、原稿読取時の動作モード(片面読み取りや両面読み取りなどの指定)を入力する場合などに用いられる。
原稿走査部駆動モータ107aは、原稿固定方式によって原稿画像を読み取る場合に、光源ユニット15及びミラーユニット16を適宜の速度で副走査方向に移動させるためのモータであり、制御部101からの制御により、ドライバ107によって適宜駆動制御される。
原稿搬送ローラ駆動モータ108aは、原稿搬送路Fに配置された呼び込みローラ6、搬送ローラ7、レジストローラ8、排紙ローラ9などの各ローラを駆動するモータであり、制御部101からの制御により、ドライバ108によって適宜駆動制御される。
本発明の主たる特徴部分は、画像データを電子メールで送信する際に、電子メールアドレスあるいは電子メールアドレスのドメイン名に応じて、適切なファイル形式に変換することである。このための構成として、画像データを入力する画像入力部に相当するスキャナ部102と、入力された画像データを所定のファイル形式の送信データに変換するファイル形式変換部に相当する制御部101と、変換した送信データの送信先の電子メールアドレスの入力を受け付ける電子メールアドレス入力部に相当する操作パネル部106と、入力された電子メールアドレスに送信データを送信する通信部105とを備え、制御部101は、操作パネル部106により入力された電子メールアドレスからドメイン名を抽出し、電子メールアドレスまたは電子メールアドレスから抽出したドメイン名に応じて、画像データのファイル形式を変換する。
なお、画像送信装置に入力される画像データは、スキャナ部102による画像データ以外であってもよく、通信部105により入力される画像データや、記憶部104に記憶されている画像データであってもよい。すなわち、スキャナ部102の場合、原稿画像を光学的に読み取った画像データとなり、通信部105の場合、外部のPCやMFP等から受信される画像データとなり、記憶部104の場合、ドキュメントファイリングとして記憶部104に記憶されている画像データとなる。制御部101は、このようにして入力された画像データに対して、そのファイル形式を変換する処理を行う。変換するファイル形式は、例えば、PDF等のように送信先の端末で使用されるアプリケーションのファイル形式である。
図3は、本発明の画像送信装置による画像送信処理の一例を説明するためのフロー図である。なお、本例では、図2に示した装置構成に基づいて説明するものとする。まず、画像送信装置は、操作パネル部106から、ユーザによる電子メールアドレスの入力、及びデータ形式(送信時のファイル形式、解像度、容量上限を含む)の入力を受け付けて送信設定を行う(ステップS1)。次に、操作パネル部106上のスタートボタンがONされたかどうかを判定し(ステップS2)、スタートボタンがONされたと判定した場合(YESの場合)、ユーザにより設定されたデータ形式(ユーザ設定がなされていなければ初期設定のデータ形式)に基づいて、スキャナ部102により原稿画像を読み取って画像データを生成する(ステップS3)。一方、ステップS2において、スタートボタンがONされない場合(NOの場合)、ステップS1に戻り処理を繰り返す。
次に、画像送信装置は、ステップS1で設定された送信設定(解像度、ファイル形式、容量上限)に基づいて、スキャナ部102で生成された画像データのデータ形式を変換して送信データを生成し(ステップS4)、この変換・生成された送信データを、ステップS1で入力された送信先の電子メールアドレスに送信する(ステップS5)。
図4,図5は、図3に示したステップS1の送信設定処理の一例を説明するためのフロー図である。図5は、図4に示すフローの続きである。ここでは、以下の図6〜図7に示す画面例を参照しながら説明するものとする。
図6は、操作パネル部106に表示される基本入力画面の一例を示す図で、図中、40は基本入力画面で、該基本入力画面40は、タッチパネルによりユーザ入力(選択)可能に構成され、アドレス手動入力ボタン41、アドレスワンタッチ入力ボタン42、解像度設定ボタン43、ファイル形式設定ボタン44、容量上限設定ボタン45を備える。
図7は、操作パネル部106に表示される手動入力画面とアドレスワンタッチ入力画面の一例を示す図である。
図7(A)に示す手動入力画面は、基本入力画面40のアドレス手動入力ボタン41が押下されると操作パネル部106に表示される。図中、50は手動入力画面で、該手動入力画面50は、タッチパネルによりユーザ入力(選択)可能に構成され、ユーザにより入力される電子メールアドレスを表示する電子メールアドレス表示部51と、英字キーなどで構成される電子メールアドレス入力部52とを備える。
図7(B)に示すアドレスワンタッチ入力画面は、基本入力画面40のアドレスワンタッチ入力ボタン42が押下されると操作パネル部106に表示される。図中、60はアドレスワンタッチ入力画面で、該アドレスワンタッチ入力画面60は、タッチパネルによりユーザ入力(選択)可能に構成され、送信先をワンタッチで選択するための名前ボタン61を備える。また、アドレスワンタッチ入力画面60には、名前ボタン61に対応して、電子メールアドレス毎に変換するデータ形式が設定されている。
本例の場合、「K.Aoki」は、データ形式が空白であり、変換するデータ形式としてデフォルト値が設定される。「A.Tanaka」は、変換するデータ形式として解像度(200×200),ファイル形式(PDF)が設定される。「B.Iwamoto」は、変換するデータ形式として解像度(400×400),ファイル形式(TIFF),容量上限(1Mbyte)が設定される。容量上限が設定された場合、送信データのデータ容量が上限以下になるようにページ単位で分割するか、あるいは、圧縮率を上げるように制御される。
図4において、画像送信装置は、操作パネル106上に図6に示す基本入力画面40を表示する。この状態ではデータ形式(解像度、ファイル形式、容量上限)にデフォルト値が設定されているものとする。画像送信装置は、基本入力画面40に対して、アドレス手動入力ボタン41が押下(ON)されたか否かを判定し(ステップS11)、アドレス手動入力ボタン41が押下された場合(YESの場合)、図7(A)に示す手動入力画面50に切り換える(ステップS12)。また、ステップS11において、アドレス手動入力ボタン41が押下されない場合(NOの場合)、図5に示すステップS20に移行する。
なお、図7(A)に示す手動入力画面50は、電子メールアドレスを手動入力するためのソフトキーボードで構成される電子メールアドレス入力部52を表示し、この電子メールアドレス入力部52から入力された電子メールアドレスが電子メールアドレス表示部51に表示される。
次に、画像送信装置は、手動入力画面50に対して、電子メールアドレスが入力され、「OK」ボタンが押下されたかどうかを判定し(ステップ13)、「OK」ボタンが押下された場合(YESの場合)、記憶部104に記憶されたアドレステーブル(後述の図8において説明する)に入力アドレスが有るかどうかを判定する(ステップS14)。一方、ステップS13において、手動入力画面50に対して、「OK」ボタンが押下されない場合(NOの場合)、「Cancel」ボタンが押下されたかどうかを判定する(ステップS15)。ここで、「Cancel」ボタンが押下された場合(YESの場合)、ステップS17に移行し、一方、「Cancel」ボタンが押下されない場合(NOの場合)、ステップS13に戻り、手動入力画面50で「OK」ボタンの押下待ちに移行する。
画像送信装置は、ステップS14において、アドレステーブルに入力アドレスが有ると判定した場合(YESの場合)、アドレステーブルから入力アドレスに対応するデータ形式を読み出して、この読み出したデータ形式を、スキャナ部102から入力された画像データを送信データに変換する際のデータ形式として設定し(ステップS16)、基本入力画面40に切り換える(ステップS17)。また、ステップS14において、アドレステーブルに入力アドレスが無いと判定した場合(NOの場合)、入力アドレスからドメイン名(入力ドメイン名)を取り出して、この入力ドメイン名が、記憶部104に記憶されたドメインテーブル(後述の図8において説明する)に有るかどうかを判定する(ステップS18)。
画像送信装置は、ステップS18において、ドメインテーブルに入力ドメイン名が有ると判定した場合(YESの場合)、ドメインテーブルから入力ドメイン名に対応するデータ形式を読み出して、この読み出したデータ形式を、スキャナ部102から入力された画像データを送信データに変換する際のデータ形式として設定し(ステップS19)、ステップS17に移行して、基本入力画面40に切り換える。また、ステップS18において、ドメインテーブルに入力ドメイン名が無いと判定した場合(NOの場合)、ステップS17に移行する。
図5において、図4に示すステップS11でアドレス手動入力ボタン41が押下されない場合、画像送信装置は、基本入力画面40に対して、アドレスワンタッチ入力ボタン42が押下(ON)されたか否かを判定し(ステップS20)、アドレスワンタッチ入力ボタン42が押下された場合(YESの場合)、図7(B)に示すアドレスワンタッチ入力画面60に切り換える(ステップS21)。また、ステップS20において、アドレスワンタッチ入力ボタン42が押下されない場合(NOの場合)、ステップS24に移行する。
画像送信装置は、アドレスワンタッチ入力画面60において、名前ボタン61のいずれかが押下されると、送信先が選択される。この送信先が選択された状態で「OK」ボタンが押下されたかどうか(アドレスがセットされたかどうか)を判定し(ステップS22)、「OK」ボタンが押下され、アドレスがセットされたと判定した場合(YESの場合)、図4に示すステップS16に移行する。また、ステップS22において、アドレスがセットされないと判定した場合(NOの場合)、「Cancel」ボタンが押下されたかどうかを判定する(ステップS23)。ここで、「Cancel」ボタンが押下された場合(YESの場合)、図4に示すステップS17に移行して、基本入力画面40に切り換える。一方、「Cancel」ボタンが押下されない場合(NOの場合)、ステップS22に戻り、アドレスワンタッチ入力画面60で「OK」ボタンの押下待ちに移行する。
次に、ステップS20でアドレスワンタッチ入力ボタン42が押下されない場合、画像送信装置は、基本入力画面40に対して、解像度設定ボタン43が押下されたかどうかを判定する(ステップS24)。ここで、解像度設定ボタン43が押下されたと判定した場合(YESの場合)、押下された解像度設定ボタン43に対応する解像度を設定し(ステップS25)、図4に示すステップS11に移行する。
また、ステップS24において、解像度設定ボタン43が押下されていないと判定した場合(NOの場合)、画像送信装置は、基本入力画面40に対して、ファイル形式設定ボタン44が押下されたかどうかを判定する(ステップS26)。ここで、ファイル形式設定ボタン44が押下されたと判定した場合(YESの場合)、押下されたファイル形式設定ボタン44に対応するファイル形式を設定し(ステップS27)、図4に示すステップS11に移行する。
また、ステップS26において、ファイル形式設定ボタン44が押下されていないと判定した場合(NOの場合)、画像送信装置は、基本入力画面40に対して、容量上限設定ボタン45が押下されたかどうかを判定する(ステップS28)。ここで、容量上限設定ボタン45が押下されたと判定した場合(YESの場合)、押下された容量上限設定ボタン45に対応する容量上限を設定し(ステップS29)、図4に示すステップS11に移行する。また、ステップS28において、容量上限設定ボタン45が押下されていないと判定した場合(NOの場合)、図4に示すステップS11に移行する。
なお、容量上限設定ボタン45が押下され、容量上限が設定された場合、例えば、設定された上限以下のデータ容量になるように送信データをページ単位で複数に分割する。あるいは、送信データのデータ容量が上限以下になるように圧縮率を上げるように制御してもよい。
図8は、記憶部104に記憶されるアドレステーブルとドメインテーブルの一例を示す図である。図8(A)にアドレステーブルのデータ構造を示し、図8(B)にドメインテーブルのデータ構造を示す。
図8(A)において、アドレステーブルには送信先の名前、送信先の電子メールアドレスが記憶され、送信先の名前と電子メールアドレスに対応して、データ形式として解像度,ファイル形式,容量上限が記憶されている。アドレステーブルは記憶部104に記憶されており、ユーザがアドレステーブルに対してデータ形式(解像度,ファイル形式,容量上限)を入力・設定する。
このように、アドレステーブルは、電子メールアドレス毎に変換するファイル形式を設定する。制御部101は、操作パネル部106により入力された電子メールアドレスに応じて、アドレステーブルを参照することにより、画像データのファイル形式を変換することができる。
図8(B)において、ドメインテーブルには電子メールアドレスから抽出されるドメイン名が記憶され、ドメイン名に対応して、データ形式として解像度,ファイル形式,容量上限が記憶されている。ドメインテーブルは記憶部104に記憶されており、ユーザがドメインテーブルに対してデータ形式(解像度,ファイル形式,容量上限)を入力・設定する。例えば、ドメイン名が“Mndatacom.ne.jp”の場合、データ形式としては解像度が200×200、ファイル形式がPDFとなる。このようにして同一ドメイン名に対するデータ形式を一括して設定する。
ドメインテーブルは、ドメイン名毎に変換するファイル形式を設定する。制御部101は、操作パネル部106により入力された電子メールアドレスから抽出したドメイン名に応じて、ドメインテーブルを参照することにより、画像データのファイル形式を変換することができる。これにより、ドメイン名が同一である送信先に対して同一のファイル形式となるよう送信データ(電子メール添付ファイルの画像データ)を生成することができるため、送信先毎にファイル形式を設定する必要が無くなる。
ここで、前述したように、携帯電話キャリア(携帯電話サービス提供会社)は各携帯電話機にインストール可能な種々の標準的なプラグインソフトを提供しており、ユーザは画像データを添付ファイルとして携帯電話機に向けて電子メールを送信し、電子メールを受信した携帯電話機では、携帯電話機にインストールされた画像ビューワ用プラグインソフトで閲覧する場合を想定する。
このとき、携帯電話キャリアにより提供される標準的な画像ビューワ用プラグインソフトが特定のファイル形式(例えばPDF等)のみに対応するソフトであった場合、送信側で一律PDFに変換して送信する必要が生じる。
このような場合に、本発明によれば、携帯電話機の電子メールアドレスのドメイン名に対応する添付画像ファイルのファイル形式を、送信側で特定のファイル形式(PDF等)に変換して送信することができるため、送信先毎にファイル形式を設定する必要がなくなり、設定の手間を削減することができる。
なお、本例の場合、PDFとTIFFを代表例としているが、外部のPC等から文書データ等を入力する場合、ワープロや表計算などのアプリケーションソフトウェアに応じて、ファイル形式を変換してもよい。例えば、Microsoft Word(登録商標)のファイル形式と、一太郎(登録商標)のファイル形式とを変換可能に構成する。会社や官公庁によって使用するアプリケーションが統一されていることが多いため、ドメインテーブルまたはアドレステーブルに設定するファイル形式を、送信先の端末で使用されるアプリケーションのファイル形式とすることができる。例えば、A社の電子メールアドレスのドメイン名が“Mndatacom.ne.jp”であり、A社では一太郎を使用している場合には、ドメイン名に“Mndatacom.ne.jp”を持つ電子メールアドレスには一太郎のファイル形式を設定すればよい。
また、同じドメイン名であっても送信先毎に異なるデータ形式を設定するようにしてもよい。この場合は、図8(A)に示すアドレステーブルを用いるようにする。具体的には、例えば、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ製のFOMAシリーズとmovaシリーズのように、送信先の機種によって送信可能なファイル容量の上限が異なるケースがある。このようなケースにおいて、送信先の機種が前者(FOMA)の場合には容量上限を高く設定し、送信先の機種が後者(mova)の場合には容量上限を低く設定する。この場合、ドメイン名が同じであるため、図8(B)に示すドメインテーブルだと判別することができないが、アドレステーブルを用いることで、より木目細かい設定が可能となる。
図9は、本発明の画像送信装置による画像送信処理の他の例を説明するためのフロー図である。このフローでは、ユーザによりドメインテーブルが更新された場合に、更新されたドメインテーブルのファイル形式によりアドレステーブルのファイル形式を上書きする処理について説明する。
まず、画像送信装置は、ユーザのドメインテーブルへのドメイン名、ファイル形式の入力を受け付け、ドメインテーブルを更新する(ステップS31)。そして、アドレステーブルの行(横方向)を示す変数Nに1をセットする(ステップS32)。
画像送信装置は、アドレステーブルの1番目の項目のデータを取り出して、1番目の項目のデータの電子メールアドレスの中に含まれるドメイン名が、ドメインテーブルに入力されているドメイン名と一致するか否か判定し(ステップS33)、両者が一致した場合(YESの場合)、アドレステーブルのファイル形式とドメインテーブルのファイル形式とが異なっているか否か比較する(ステップS34)。また、ステップS33において、両者が一致しない場合(NOの場合)、ステップS38に移行する。
画像送信装置は、ステップS34において、アドレステーブルのファイル形式とドメインテーブルのファイル形式とが異なっている場合(YESの場合)、アドレステーブルのファイル形式が未設定か否かを判定する(ステップS35)。また、ステップS34において、アドレステーブルのファイル形式とドメインテーブルのファイル形式とが異なっていない(一致する)場合(NOの場合)、ステップS38に移行する。
画像送信装置は、ステップS35において、アドレステーブルのファイル形式が未設定の場合(YESの場合)、ステップS37に移行する。また、ステップS35において、アドレステーブルのファイル形式が未設定でなく、何らかのデータが設定されている場合(NOの場合)、確認用のメッセージを表示し、アドレステーブルの更新をユーザが了解したか否かを判定する(ステップS36)。
画像送信装置は、ステップS36において、確認用のメッセージに対して、ユーザが「OK」ボタンを押下して、ユーザが了解した場合(YESの場合)、アドレステーブルのファイル形式を、ドメインテーブルのファイル形式で上書き(更新)する(ステップS37)。また、ステップS36において、確認用のメッセージに対して、ユーザが「Cancel」ボタンを押下して、ユーザが了解しない場合(NOの場合)、ステップS38に移行する。なお、ここでの処理は、ファイル形式が異なっていることを判定して更新しているが、ファイル形式と共にデータ形式を構成する解像度、容量上限のいずれかが異なっていると判定した場合に更新を行うようにしてもよい。
画像送信装置は、変数Nに1を加算して(ステップS38)、次の行が無いかどうかを判定する(ステップS39)。ここで、次の行がない場合(YESの場合)、そのまま終了し、次の行がある場合(NOの場合)、ステップS33に戻り処理を繰り返す。
なお、上記実施例では、アドレステーブルのファイル形式とドメインテーブルのファイル形式とが異なっている場合に、確認用のメッセージを表示させて、ユーザに確認入力を求めるようにしているが、ドメインテーブルに設定されたファイル形式と、アドレステーブルに設定されたファイル形式とを比較し、いずれかのファイル形式を選択するようにしてもよい。例えば、ドメインテーブルに設定されたファイル形式と、アドレステーブルに設定されたファイル形式とに優先順位を予め付与しておき、この優先順位に基づいて、変換するファイル形式を選択することができる。この場合、ドメインテーブルに設定されたファイル形式の方がアドレステーブルに設定されたファイル形式よりも優先順位が高い場合、ドメインテーブルのファイル形式を優先させる。また、この逆の場合、すなわち、アドレステーブルに設定されたファイル形式の方がドメインテーブルに設定されたファイル形式よりも優先順位が高い場合、アドレステーブルのファイル形式を優先させるようにすればよい。
また、前述したように、ドメイン名が同一で、送信先の機種によって送信可能なファイル容量の上限が異なるようなケースでは、ドメインテーブルよりもアドレステーブルを優先させるようにしてもよい。これにより、機種に応じた電子メールアドレス毎にファイル容量の上限を設定できるため、より木目細かい送信設定が可能となる。
本発明に係る画像送信装置の構成例を示す図である。 本発明に係る原稿読取装置100の電気的構成の主要部を概略的に示すブロック図である。 本発明の画像送信装置による画像送信処理の一例を説明するためのフロー図である。 図3に示したステップS1の送信設定処理の一例を説明するためのフロー図である。 図3に示したステップS1の送信設定処理の一例を説明するためのフロー図で、図4に示すフローの続きである。 操作パネル部に表示される基本入力画面の一例を示す図である。 操作パネル部に表示される手動入力画面とアドレスワンタッチ入力画面の一例を示す図である。 記憶部に記憶されるアドレステーブルとドメインテーブルの一例を示す図である。 本発明の画像送信装置による画像送信処理の他の例を説明するためのフロー図である。
符号の説明
1…自動原稿送り装置(ADF)、2…主走査部、3…筐体、4…プラテン板、5…原稿載置台、6…呼び込みローラ、7…搬送ローラ、8…レジストローラ、9…排紙ローラ、10…第1画像読取手段、11,21…光源、12,22…ミラー、13,23…レンズ、14,24…CCD、15…光源ユニット、16…ミラーユニット、20…第2画像読取手段、25…ユニット用筐体、30…排出トレイ、31…読取窓、32…押さえ板、33…蓋体、100…画像送信装置(原稿読取装置)、101…制御部、102…スキャナ部、103…画像処理部、104…記憶部、105…通信部、106…操作パネル部、107,108…ドライバ、107a…原稿走査部駆動モータ、108a…原稿搬送ローラ駆動モータ、200…外部機器。

Claims (10)

  1. 画像データを入力する画像入力部と、該入力された画像データを所定のファイル形式の送信データに変換するファイル形式変換部と、該変換した送信データの送信先の電子メールアドレスの入力を受け付ける電子メールアドレス入力部と、該入力された電子メールアドレスに前記送信データを送信する通信部とを備えた画像送信装置であって、
    前記ファイル形式変換部は、前記電子メールアドレス入力部により入力された電子メールアドレスからドメイン名を抽出し、該電子メールアドレスまたは該電子メールアドレスから抽出したドメイン名に応じて、前記画像データのファイル形式を変換することを特徴とする画像送信装置。
  2. 請求項1に記載の画像送信装置において、電子メールアドレス毎に変換するファイル形式を設定したアドレステーブルを備え、
    前記ファイル形式変換部は、前記電子メールアドレス入力部により入力された電子メールアドレスに応じて、前記アドレステーブルを参照することにより、前記画像データのファイル形式を変換することを特徴とする画像送信装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像送信装置において、ドメイン名毎に変換するファイル形式を設定したドメインテーブルを備え、
    前記ファイル形式変換部は、前記電子メールアドレス入力部により入力された電子メールアドレスから抽出したドメイン名に応じて、前記ドメインテーブルを参照することにより、前記画像データのファイル形式を変換することを特徴とする画像送信装置。
  4. 請求項3に記載の画像送信装置において、前記ファイル形式変換部は、前記ドメインテーブルが更新された場合に、該更新されたドメインテーブルのファイル形式により前記アドレステーブルのファイル形式を上書きすることを特徴とする画像送信装置。
  5. 請求項3に記載の画像送信装置において、前記ファイル形式変換部は、前記ドメインテーブルに設定されたファイル形式と、前記アドレステーブルに設定されたファイル形式とを比較し、いずれかのファイル形式を選択して変換することを特徴とする画像送信装置。
  6. 請求項5に記載の画像送信装置において、前記ファイル形式変換部は、前記ドメインテーブルに設定されたファイル形式と、前記アドレステーブルに設定されたファイル形式とに付与された優先順位に基づいて、変換するファイル形式を選択することを特徴とする画像送信装置。
  7. 請求項3乃至6のいずれか1項に記載の画像送信装置において、前記ドメインテーブルまたは前記アドレステーブルに設定されたファイル形式は、送信先の端末で使用されるアプリケーションのファイル形式であることを特徴とする画像送信装置。
  8. 請求項3乃至7のいずれか1項に記載の画像送信装置において、前記ドメインテーブルまたは前記アドレステーブルは、前記送信データの解像度を設定することを特徴とする画像送信装置。
  9. 請求項3乃至8のいずれか1項に記載の画像送信装置において、前記ドメインテーブルまたは前記アドレステーブルは、前記送信データのデータ容量の上限を設定することを特徴とする画像送信装置。
  10. 請求項1に記載の画像送信装置において、前記ファイル形式は、送信先の端末で使用されるアプリケーションのファイル形式であることを特徴とする画像送信装置。
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