JPH1017130A - 被搬送体転回装置及び被搬送体転回搬送装置 - Google Patents

被搬送体転回装置及び被搬送体転回搬送装置

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JPH1017130A
JPH1017130A JP19138996A JP19138996A JPH1017130A JP H1017130 A JPH1017130 A JP H1017130A JP 19138996 A JP19138996 A JP 19138996A JP 19138996 A JP19138996 A JP 19138996A JP H1017130 A JPH1017130 A JP H1017130A
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JP
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transported
conveyor
conveyed
turning
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JP19138996A
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Takeo Kobayashi
威夫 小林
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブルーム等の長方形断面を有する被搬送体
を、平置き状態から縦置き状態へ能率よく確実に転回す
ることができる被搬送体転回装置を提供する。 【解決手段】 被搬送体転回装置4は、幅方向が下側と
なった状態で搬送面上をその長手方向と交差する向きに
搬送される被搬送体Wを、その厚さ方向が下側となるよ
うに搬送面上でほぼ90°転回するものとして構成さ
れ、下記の要件を備える。支持部材33:搬送される
被搬送体Wを受け入れてこれを下側から支持する。押
さえ部材35:被搬送体Wに対し支持部材33と当接
し、該支持部材33と協働して被搬送体Wを保持する。
回転機構43、44:支持部材33及び押さえ部材3
5を、被搬送体Wとともに一体的に回転させることによ
り、被搬送体Wを搬送面上で転回する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブルーム、角材等
の被搬送体を転回する被搬送体転回装置、及び被搬送体
を転回後さらに搬送する被搬送体転回搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄鋼製造ライン等において角材
(ブルーム)を熱処理する際に、図10(a)に示すよ
うに、複数のブルームWをレールR上に並列に並べ、こ
れをプッシャー等で後方から押してレールR上を滑らせ
ることにより、炉F内に導入することが行われている。
ここで、ブルームWは多くの場合長方形状の断面を有し
ており、これをその長辺(幅方向)が下側となった状態
(以下、平置き状態という)でレールR上に配列して押
そうとすると、図10(b)に示すように、ブルームW
の列が坐屈を起こして崩れ、炉Fへの搬入等に支障をき
たす場合がある。
【0003】これに対し、図10(c)に示すように、
ブルームWを短辺(厚さ方向)が下側となった状態(以
下、縦置き状態という)で配列すれば、ブルーム列の後
方からの押圧に対する安定度が増し、上述のようなトラ
ブルも生じにくくなる。しかしながら、ブルームWをコ
ンベア等で搬送する場合には、上述のような縦置き状態
の配列を行うと、ブルームWが搬送中の衝撃等によって
横転しやすくなるので、常時は平置き状態とし、炉Fへ
の搬入など、ブルーム列に後方から押圧を加える必要が
生じる場合にのみ、各ブルームWを90°転回してこれ
を縦置き状態とすることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、ブルームWを上
述のように転回する方法としては、図11(a)〜
(c)に示すように、ブルームWの搬送コンベアTCの
中間において、その幅方向両側に十字型の転回部材Kを
旋回可能に設け、搬送されてくるブルームWを、転回部
材Kの隣接する腕Aの間で受け止めるとともに、ブルー
ムWをロープWR等で吊り上げて支持しながら、手動で
転回部材Kを回転させて転回する手法がとられていた。
ところがこの方法では、転回作業が基本的に手動で行わ
れ、しかもロープWRで支持しつつバランスをとりなが
ら慎重にブルームを回転させなければならないので、時
間と労力がかかる欠点がある。さらに、手動による転回
作業では、転回後のブルームの配列間隔が一定しないこ
とも多く、特に厚さの異なるブルームが混在している場
合には、間隔が不揃いになりやすい。
【0005】本発明の課題は、ブルーム等の長方形断面
を有する被搬送体を、平置き状態から縦置き状態へ能率
よく確実に転回することができる被搬送体転回装置と、
縦置き状態となった被搬送体の配列間隔を自由にかつ容
易に制御できる被搬送体転回搬送装置とを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明の
被搬送体転回装置は、幅方向(あるいは断面長辺方向)
が下側となった状態(平置き状態)で搬送面上をその長
手方向と交差する向きに搬送されるブルーム、角材等の
被搬送体を、その厚さ方向(あるいは断面短辺方向)が
下側となるように前記搬送面上でほぼ90°転回するた
めの被搬送体転回装置であって、上述の課題を解決する
ために、下記の要件を備えて構成される。 支持部材:搬送される被搬送体を受け入れてこれを下
側から支持する。 押さえ部材:被搬送体に対し上方又は側方から当接
し、該支持部材と協働して被搬送体を保持する。 回転機構:支持部材及び押さえ部材を、該被搬送体と
ともに一体的に回転させることにより、被搬送体を搬送
面上で転回する。
【0007】すなわち、上記構成においては、被搬送体
を支持部材と押さえ部材とを併用して保持し、その状態
でそれらを回転機構により一体的に回転させるようにし
たから、被搬送体の転回を能率よくしかも確実に行うこ
とができる。
【0008】押さえ部材は、一端が被搬送体の長手方向
に沿う軸線周りに旋回することにより、支持部材により
支持された被搬送体の上面に対し接近・離間可能に設け
ることができる。また、支持部材は、その被搬送体の受
け入れ面を、底面部と立面部とを有するL字状に形成す
ることができる。この場合、その底面部が被搬送体の支
持面となり、同じく立面部が、被搬送体のその搬送方向
における後方面と当接するストッパ面となる(なお、搬
送方面上流側を前方側、下流側を後方側とする)。そし
て、支持部材は、押さえ部材が退避した状態において被
搬送体を、その後方面がストッパ面に当接する状態とな
るように受け入れ、その後押さえ部材が、被搬送体に接
近する方向に旋回して該被搬送体を支持部材との間で挟
み付ける構成とすることができる。これによれば、被搬
送体の底面と後方面が、支持部材のL字形の受け入れ面
によって安定に支持され、さらに押さえ部材による挟み
付け効果が加わって、被搬送体の転回をより確実に行う
ことができる。
【0009】次に、押さえ部材はその一端を支持部材に
対し旋回可能に取り付けることができる。また、支持部
材は、被搬送体の長手方向に沿う軸線周りに旋回可能に
設けられたアーム部材の一端側においてこれと一体的に
設けることができる。そして、そのアーム部材を旋回さ
せることにより、支持部材及び押さえ部材が、被搬送体
を挟み付けた状態で該被搬送体とともに一体回転するよ
うに構成することができる。このようにすれば、支持部
材と押さえ部材との一体回転、ひいては被搬送体の転回
をより行いやすくすることができる。この場合、被搬送
体が、アーム部材の旋回により搬送面から一旦上方へ離
間した後、ほぼ90°転回して該搬送面に着面するよう
に構成することができ、それによって、転回時において
被搬送体と搬送面との間に、コスレ等の干渉が生ずるの
を避けることができる。
【0010】押さえ部材は、その前端側下部において被
搬送体の上面又は側面と当接するとともに、被搬送体の
厚さに応じて、該押さえ部材における被搬送体との当接
位置が変化するように構成することができる。これによ
り、被搬送体の厚さが変化した場合でも、押さえ部材と
支持部材とによる被搬送体の保持を確実に行うことがで
きる。この場合、押さえ部材の前端側下部に段付き面を
形成し、被搬送体はその厚さに応じ、該段付き面の予め
定められた複数の頂点部及び/又は辺部の一部のものと
選択的に接触するように構成することができる。
【0011】次に、本発明の被搬送体転回搬送装置は、
下記の要件を備えて構成されることを特徴とする。 第一のコンベア:ほぼ長方形状の断面を有するブルー
ム、角材等の被搬送体を、その断面幅方向が下側となっ
た状態で搬送する。 厚さ検出手段:被搬送体の厚さを検出する。 被搬送体転回装置:被搬送体を第一のコンベア側から
受け入れるとともに、受け入れた被搬送体をその断面の
厚さ方向が下側となるようにほぼ90°転回する。 第二のコンベア:転回された被搬送体をその被搬送体
転回装置から受け取り、該被搬送体を当該転回状態でさ
らに下流側へ搬送するとともに、該被搬送体を下流側へ
搬送する正転駆動状態と、上流側へ引き戻す逆転駆動状
態との間で切り替え可能に構成される。 そして、第二のコンベアを逆転又は正転駆動することに
より、被搬送体転回装置から該第二のコンベアに受け渡
される後続の被搬送体の厚さ情報に基づく所定距離だ
け、該第二のコンベア上の先行の被搬送体を正方向又は
逆方向に移動させ、その後、被搬送体転回装置から第二
のコンベアに後続の被搬送体を受け渡すことにより、該
第二のコンベア上でそれら被搬送体同士の間に形成され
る間隔を調整する。
【0012】上記構成においては、第二のコンベアに新
たに受け渡される後続の被搬送体の厚さに応じ、第二の
コンベア上の先行の被搬送体を、当該コンベアの正転又
は逆転駆動により移動させて位置調整した後に、後続の
被搬送体の受渡しを行うようにしたので、転回により縦
置き状態となった被搬送体の配列間隔を自由にかつ容易
に制御でき、例えば厚さの異なる被搬送体が混在してい
る場合でも、第二のコンベア上において隣り合う被搬送
体の間に形成される間隔をほぼ一定に保つことができ
る。
【0013】具体的には、被搬送体転回装置を、停止状
態の第二のコンベアに対し被搬送体を、該第二のコンベ
ア上の基準位置に対し、その前方面が位置決めされるよ
うに受け渡すものとすることができる。また、第二のコ
ンベアは、先行の被搬送体の前方面が、その搬送方向に
おいて基準位置から所定距離だけ離れた停止位置に到達
した時点でその駆動を停止し、次いで、第二のコンベア
に受け渡される後続の被搬送体の後方面と、先行の被搬
送体の前方面との間の間隔が予め定められた値となるよ
うに、後続の被搬送体の厚さ情報に基づく所定距離だけ
先行の被搬送体を逆転駆動により引き戻してこれを位置
決めするものとして構成することができる。これによ
り、被搬送体の間に形成される間隔をより正確に制御す
ることができる。
【0014】また、被搬送体転回装置の全体を昇降させ
る昇降機構を設けることができる。この場合、被搬送体
転回装置は、その昇降機構により上昇させられた状態で
被搬送体を転回するとともに、転回後の被搬送体の底面
が第二のコンベアの搬送面から上方に離間した状態で待
機し、第二のコンベアの逆転駆動による先行の被搬送体
の位置決めが終了した後に下降して、被搬送体を該第二
のコンベア上に載置するものとして構成することができ
る。こうすれば、後続の被搬送体の第二のコンベアへの
受渡しをよりスムーズに行うことができる。
【0015】ここで、被搬送体転回装置として、本発明
に係る前述の搬送体転回搬送装置を採用することができ
る。そして、その押さえ部材を、一端が被搬送体の長手
方向に沿う軸線周りに旋回することにより、支持部材に
より支持された被搬送体の上面又は側面に対し接近・離
間可能に設けた構成においては、前述の厚さ検出手段
は、押さえ部材が被搬送体に当接する位置まで旋回した
ときの、その角度位置に基づいて被搬送体の厚さを検出
するものとして構成することができる。こうすれば、押
さえ部材の動作を利用して、被搬送体の厚さを容易に検
出することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例に基づいて説明する。図1は、本発明の一
実施例である被搬送体転回装置(以下、単に転回装置と
いう)と、それを用いた被搬送体転回搬送装置の全体側
面図である。すなわち、被搬送体転回搬送装置1は、第
一のコンベア2、その下流側に連なるように設けられた
第二のコンベア3、及びそれらコンベア2及び3の接続
部に配置された転回装置4とを備えている。
【0017】図2に示すように、第一のコンベア2は、
両端にプーリ7,7が一体回転可能に取り付けられた回
転軸5と、同じく両端にプーリ8,8が一体回転可能に
取り付けられた回転軸6と、それらプーリ7,7及び
8,8に回し懸けられてコンベア2の搬送面を形成する
ベルト9,9とを備えている。そして、第二のコンベア
3に共有される回転軸6を、コンベア2の下側に配置さ
れたモータ10(図1)により、減速機11、その回転
出力軸11aに取り付けられたスプロケット11b、回
転軸6に取付けられたスプロケット6a、及びそれらに
回し懸けられたチェーン12を介して回転駆動すること
により、ベルト9,9が巡回駆動されるようになってい
る。なお、モータ10は、例えばサーボモータとするこ
とができる。また、13は回転出力軸11aの軸受け、
14及び15は回転軸6の軸受けである。
【0018】ブルームWはほぼ長方形状の断面を有し、
その長手方向両端部において幅方向(長辺部)が下側と
なる平置き状態でベルト9,9上に載置され、その巡回
駆動により第二のコンベア3側へ搬送される。なお、モ
ータ10の回転/停止により、ブルームWは間欠的にそ
の移動/停止を繰り返しつつ、後述の転回装置4により
転回されながら第二のコンベア3へ順次受け渡されるこ
ととなる。なお、以下の説明では、ブルームWの搬送方
向において上流側を前方側、下流側を後方側と定義す
る。
【0019】一方、第二のコンベア3は、プーリ8,8
よりも内側において第一のコンベア2と共通の回転軸6
に対し回転自在に設けられたプーリ16,16、及び回
転軸6よりも下流側に配置されて両端部にプーリ17,
17が一体回転可能に取り付けられた回転軸18、それ
らプーリ16,16及び17,17に回し懸けられたベ
ルト19,19等を備えている。そして、回転軸18
を、コンベア3の下側に配置されたモータ20により、
減速機21、その回転出力軸21aに取り付けられたス
プロケット21b、回転軸18に取り付けられたスプロ
ケット18a、及びそれらに回しかけられたチェーン2
2を介して回転駆動することにより、ベルト19,19
が巡回駆動されるようになっている。なお、23は回転
出力軸21aの軸受け、24及び25は回転軸18の軸
受けである。
【0020】ブルームWは転回装置4によりほぼ90°
転回され、その長手方向両端部において厚さ方向(短辺
部)が下側となる縦置き状態でベルト19,19上に載
置されるとともに、その巡回駆動により下流側へ搬送さ
れる。ここで、モータ20は正逆両方向に回転可能なサ
ーボモータにより構成され、その正転時にはベルト1
9,19上のブルームWを下流側へ搬送する一方、逆転
時にはブルームWを上流側へ引き戻し、後続のブルーム
との間の間隔調整のためにこれを位置決めする役割を果
たす。
【0021】図2に示すように転回装置4は、両コンベ
ア2及び3の各2本のベルト9,9ないし19,19の
間に配置され、コンベア2,3の幅方向(ブルームWの
長手方向)とほぼ平行に設けられた回転軸26と、その
両側においてそれぞれ該回転軸26の周りに旋回可能に
取り付けられた2組の挟持転回ユニット30を備えてい
る。また図3に示すように、その下側にはそれら挟持転
回ユニット30を昇降させる昇降機構60が設けられて
いる。
【0022】図3(a)に示すように、昇降機構60
は、第二のコンベア3の搬送面に対し、下側からほぼ水
平な状態で接近・離間する水平テーブル61、その水平
テーブル61の下面側に対し、各々上端側が回転可能に
取り付けられた屈曲形状のリンク62及び63、両端が
それらリンク62及び63の各下端側に回転可能に結合
されて、両リンク62及び63を互いに連結するリンク
64等を備えている。また、第二のコンベア3の下側に
はベース部65が設けられ、その上にはブラケット66
及び67により支持された旋回軸68及び69が設けら
れている。そして、リンク62及び63は、それぞれそ
の中間部において、それら旋回軸68及び69により旋
回可能に支持されている。また、ブルームWの搬送方向
下流側に位置するリンク62の中間部には、外向きに突
出する突出部62aが設けられており、その先端には、
ベース部65上に回転可能に固定されたシリンダ70に
より伸縮するピストンロッド71の先端が回転可能に結
合されている。
【0023】そして、水平テーブル61、リンク62〜
64は平行リンク機構を構成しており、図3(a)に示
すように、ピストンロッド71が伸張してリンク62が
ブルームWの搬送方向上流側へ回転すると、該平行リン
ク機構により水平テーブル61は下降位置へ移動し、ピ
ストンロッド71が収縮すると同図(b)に示すよう
に、水平テーブル61は上昇位置へ移動する。
【0024】次に、挟持転回ユニット30の回転軸26
は、水平テーブル61の上面に設けられたブラケット7
2により支持されている。そして、各挟持回転ユニット
30は、その中間部において回転軸26により、ブルー
ムWの搬送方向に沿って往復旋回可能に支持されたアー
ム部材32、そのアーム部材32の上端側にこれと一体
に設けられた支持部材33、その支持部材33に対しブ
ルームWの長手方向に沿う軸34により旋回可能に取り
付けられた押さえ部材35等を含んで構成されており、
全体が水平テーブル61と一体的に昇降するようになっ
ている。
【0025】図3(a)に示すように、支持部材33
は、水平テーブル61が下降した下降位置において、第
一のコンベア2からのブルームWを受け入れる。支持部
材33の受け入れ面は、互いにほぼ90の角度をなす底
面部33aと立面部33bとを有するL字状に形成さ
れ、その底面部33aはブルームWの支持面をなし、上
記下降位置においてはコンベア2の搬送面とほぼ同一の
レベル、あるいはそれよりも少し下に位置してブルーム
Wの受け入れを許容する。一方、立面部33bは、搬送
されてくるブルームWの後方面と当接してこれを受け止
めるストッパ面の役割を果たす。なお、底面部33aと
立面部33bには、それぞれブルームWを検出して、第
一のコンベア2の停止信号を出力するブルーム検出セン
サ36及び37が設けられている。
【0026】次に、図5(a)〜(c)に示すように押
さえ部材35は、その下端部が支持部材33に対し、立
面部33bの下方において軸34により回転可能に結合
されるとともに、反対側の端部がブルームWの受け入れ
側へ屈曲した形状を有している。該押さえ部材35に
は、ピストンロッド38の先端が回転可能に結合されて
おり、これをアーム部材32に固定されたシリンダ39
により伸縮させることで軸34の周りにおいて旋回し、
その先端部分が、支持部材33に受け入れられたブルー
ムWに対し接近・離間する。そして、ピストンロッド3
8を伸張させると、押さえ部材35の先端部はブルーム
Wの上面又は後方面(側面)と当接し、支持部材33と
協働してこれを保持することとなる。
【0027】ここで、押さえ部材35の前端側下部に
は、これを矩形に切り欠くことで段付き面40が形成さ
れている。そして、支持部材33に受け入れられたブル
ームWは、その厚さに応じ、段付き面40の頂点部40
a,40b、及び前端面35a(辺部)のいずれかと選
択的に接触するようになっている。具体的には、ブルー
ムWの厚さhが、所定の下部境界値h1よりも小さい場
合には、段付き面40の頂点部40a,40bがブルー
ムWの上面に当接し、hが下部境界値h1と上部境界値
h2との間である場合には、同図(b)に示すように、
前端面35aから遠い側の頂点部40bのみがブルーム
Wの上面に当接し、さらにhが上部境界値h2よりも大
きい場合には、同図(c)に示すように前端面35aが
ブルームWの後方面と当接するようになっている。
【0028】ここで、ブルームWの厚さが変化すると、
これに当接したときの押さえ部材35の軸34の周りの
角度位置も変化することとなるが、この角度位置を検出
することで、ブルームWの厚さhを求めることができ
る。本実施例では、押さえ部材35の旋回軌跡に沿って
所定の間隔で、近接センサ等で構成された複数の角度位
置検出センサ41が設けられており、押さえ部材35に
よって遮られるセンサ41(センサ(I)41a、センサ
(II)41b、センサ(III)41c)の個数によって段階
的に検出される角度位置に基づき、厚さhが求められる
ようになっている。なお、押さえ部材35の回転角度
を、例えばこれと同軸に設けられたロータリエンコーダ
等により検出し、その回転角度に基づき厚さhを求める
ようにしてもよい。
【0029】図3に戻り、アーム部材32の軸26に関
して支持部材33と反対側には、ピストンロッド43の
先端部が回転可能に取り付けられており、これを水平テ
ーブル61に回転可能に取り付けられたシリンダ44で
伸縮させることにより、アーム部材32が軸26の周り
で双方向に旋回するようになっている。すなわち、ピス
トンロッド43及びシリンダ44は回転機構の要部をな
す。
【0030】このように構成された転回装置4の動作で
あるが、まず、図3(a)に示すように、支持部材33
と押さえ部材35は、水平テーブル61が下降した状態
で、第一のコンベア2からブルームWを受け取ってこれ
を保持し、次いで同図(b)に示すように、水平テーブ
ル61が上昇してブルームWの底面をコンベア2の搬送
面から所定高さ離間させる。そして、その状態で図4
(a)に示すように、アーム部材32が支持部材33及
び押さえ部材35とともにほぼ90°旋回し、ブルーム
Wを縦置き状態に転回しながら、これを第二のコンベア
3の搬送面から所定高さ離間した位置まで移動させる。
そして、図4(b)に示すように、その状態で水平テー
ブル61が下降し、ブルームWを縦置き状態で第二のコ
ンベア3(停止状態)の搬送面上に載置してこれを受け
渡す。
【0031】ここで、図4(b)に示すように、縦置き
状態のブルームWは、その前方面(転回前に底面であっ
た部分)がコンベア3の搬送面に対し、旋回後の押さえ
部材35の底面部33a(この状態では直立面となる)
によって定まる一定の基準位置Aに位置決めされた状態
で受け渡される。また、その基準位置Aから搬送面に沿
って下流側に所定長さ離れた位置には停止位置Bが設定
され、ここに、コンベア3によって搬送される受渡し後
のブルームWの前方面を検出して、該コンベア3の停止
信号を出力する停止位置センサ45が設けられている。
【0032】次に、図6は被搬送体転回搬送装置1の制
御系の一例を示すブロック図である。制御系100は、
I/Oポート101とこれに接続されたCPU102、
ROM103及びRAM104等を含む中央制御部10
5を有し、そのI/Oポート101には、前述のモータ
10、20及びシリンダ39、44、70が、それぞれ
サーボ駆動ユニット110、120及びシリンダ駆動ユ
ニット139、144、170を介して接続されてい
る。また、I/Oポート101には、前述の角度位置検
出センサ41、ブルーム検出センサ36,37及び停止
位置センサ45が接続されている。なお、モータ10及
び20には、それぞれモータの現在の回転位置を検出す
るためのパルスジェネレータ(PG)106,107が
接続されており、その検出出力がサーボ駆動ユニット1
10,120にフィードバックされるようになってい
る。サーボ駆動ユニット110,120はそれぞれ、そ
れらPGからの検出出力に基づいてモータ10,20を
駆動することとなる。
【0033】また、ROM103には、被搬送体転回搬
送装置1の作動制御を司る制御プログラム103a、及
び角度位置検出センサ41a〜41cのどれが検出され
ているかに対応して、そのときのブルームWの厚さhの
値を与えるためのブルーム厚さテーブル103bが格納
されている。また、RAM104は、制御プログラム1
03aのワークエリアとして機能するとともに、角度位
置検出センサ41a〜41cの出力に基づいて決定され
たブルーム厚さhを記憶するためのブルーム厚さメモリ
104a、第二のコンベア3に受け渡された縦置き状態
のブルームWの配列間隔の設定値d(例えば、I/Oポ
ート101に接続された入力部108から入力される)
を記憶するための縦置きブルーム間隔設定値メモリ10
4b、及びブルームWの配列間隔を調整するための第二
のコンベア3の逆転駆動長さ(Lm)を記憶するメモリ1
04c等が形成されている。
【0034】以下、被搬送体転回搬送装置1の作動の流
れについて、図7、図8に示すフローチャート及び図9
に示す工程説明図を用いて説明する。すなわち図7にお
いて、第二のコンベア3上の縦置きブルームWの間隔d
を設定し、装置の運転を開始する(S1)。以下、S1
3までは、最初のブルームWの転回・受け渡しに係る処
理となる。すなわち、転回装置4の水平テーブル61を
下降させ、挟持転回ユニット30をブルームWの受け入
れ位置へ位置させた状態(図3(a):以下、この状態
を転回装置原位置という)とし、第一のコンベア2を駆
動して、平置き状態のブルームWの搬送を開始する(S
2)。このとき、第二のコンベア3は停止状態である。
【0035】挟持転回ユニット30の支持部材33がブ
ルームWを受け入れて、ブルーム検出センサ36及び3
7の双方がオンとなれば第一のコンベア2の駆動を停止
する(S3〜S5)。そして、押さえ部材35を旋回さ
せてブルームWを支持部材33との間で挟持し(S
6)、さらに水平テーブル61を上昇させた後ブルーム
を転回する(S7、S8)。次に、押さえ部材35を退
避させて挟持状態を解除した後水平テーブル61を下降
させ、ブルームWを縦置き状態で第二のコンベア3上に
受け渡す(S9:以上、図3及び図4参照)。続いて、
第二のコンベア3を正転駆動してブルームWの搬送を開
始し(S10)、ブルームWの前方面が停止位置Bに到
達してこれがセンサ45に検出されると、第二のコンベ
ア3を停止する(S11〜S13)。
【0036】次に、図8のS14以下は、2番目以降の
ブルームの転回・受け渡しを行う場合の流れを示す。ま
ず、転回装置4を原位置に復帰させて次のブルームWl
を受け入れ(S14〜S18、図9(a))、押さえ部
材35を旋回させてブルームWlを挟持する(S1
9)。このとき、図5(a)〜(c)に示すように、押
さえ部材35が遮る角度位置検出センサ41a〜41c
の個数と、ブルーム厚さテーブル103b(図6)とに
基づき、ブルーム厚さhが特定される。次いで、前述と
同様の作動によりブルームWの転回が行われるが、ブル
ームWlは第二のコンベア3の搬送面上方で、先行する
ブルームWfの位置決めが終了するまで待機することと
なる(S20、S21:図9(b)及び(c))。
【0037】そして、図9(d)に示すように、ブルー
ムWのコンベア3上での配置間隔の設定値をd、後続の
ブルームWlの検出された厚さをh、基準位置Aから停
止位置Bまでの距離をLとして、第二のコンベア3の逆
転駆動長さLmをL−(d+h)として算出する(S2
2)。そして、その算出された長さLmだけ第二のコン
ベア3を逆転駆動すると、第二のコンベア3上のブルー
ムWは一体的に上流側に引き戻される(S23〜S2
6)。そして、その状態で転回装置4を下降させて、後
続のブルームWlを第二のコンベア3上に受け渡すこと
により、先行するブルームWfとの間には、所期の間隔
dが形成されることとなる(S27)。
【0038】続いて、第二のコンベア3を正転駆動し、
受け渡されたブルームWlの前方面が停止位置Bに到達
するまでこれを搬送して、コンベア3の駆動を停止す
る。以降はS14に戻り、以下同様の処理が繰り返され
る。これにより厚さの異なるブルームWが混在している
場合でも、第二のコンベア3上には、転回後のそれらブ
ルームWがほぼ一定の間隔dで配列されることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被搬送体転回搬送装置の一例を示す全
体側面図。
【図2】同じくその平面図。
【図3】被搬送体転回装置の細部を、その作動とともに
示す側面図。
【図4】図3に続く被搬送体転回装置の作動を示す側面
図。
【図5】挟持転回ユニットの作用説明図。
【図6】被搬送体転回搬送装置の制御系の一例を示すブ
ロック図。
【図7】被搬送体転回搬送装置の作動の流れを示すフロ
ーチャート。
【図8】図7に続くフローチャート。
【図9】被搬送体転回搬送装置の作動工程説明図。
【図10】ブルームの転回の必要性を示す説明図。
【図11】従来のブルーム転回方法を示す説明図。
【符号の説明】
1 被搬送体転回搬送装置 2 第一のコンベア 3 第二のコンベア W ブルーム(被搬送体) 4 被搬送体転回装置 32 アーム部材 33 支持部材 35 押さえ部材 40 段付き面 41 角度位置検出センサ(厚さ検出手段) 60 昇降機構

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向が下側となった状態で搬送面上を
    その長手方向と交差する向きに搬送されるブルーム、角
    材等の被搬送体を、その厚さ方向が下側となるように前
    記搬送面上でほぼ90°転回するための被搬送体転回装
    置であって、搬送される前記被搬送体を受け入れてこれ
    を下側から支持する支持部材と、 前記被搬送体に対し上方又は側方から当接し、該支持部
    材と協働して前記被搬送体を保持する押さえ部材と、 前記支持部材及び押さえ部材を、前記被搬送体とともに
    一体的に回転させることにより、前記被搬送体を前記搬
    送面上で転回する回転機構と、 を備えたことを特徴とする被搬送体転回装置。
  2. 【請求項2】 前記押さえ部材は、一端が前記被搬送体
    の長手方向に沿う軸線周りに旋回することにより、前記
    支持部材により支持された前記被搬送体の上面に対し接
    近・離間可能とされ、 前記支持部材は、前記被搬送体の受け入れ面が底面部と
    立面部とを有するL字状に形成されるとともに、その底
    面部が前記被搬送体の支持面とされ、同じく立面部が前
    記被搬送体のその搬送方向における後方面と当接するス
    トッパ面とされ、 前記支持部材は、前記押さえ部材が退避した状態におい
    て前記被搬送体を、その前方側面が前記ストッパ面に当
    接する状態となるように受け入れ、 その後押さえ部材が、前記被搬送体に接近する方向に旋
    回して該被搬送体を前記支持部材との間で挟み付ける請
    求項1記載の被搬送体転回装置。
  3. 【請求項3】 前記押さえ部材はその一端が前記支持部
    材に対し旋回可能に取り付けられ、 前記支持部材は、前記被搬送体の長手方向に沿う軸線周
    りに旋回可能に設けられたアーム部材の一端側において
    これと一体的に設けられ、 そのアーム部材を旋回させることにより、前記支持部材
    及び前記押さえ部材は、前記被搬送体を挟み付けた状態
    で該被搬送体とともに一体回転し、 前記被搬送体は、前記アーム部材の旋回により前記搬送
    面から一旦上方へ離間した後、ほぼ90°転回して該搬
    送面に着面するようになっている請求項2記載の被搬送
    体転回装置。
  4. 【請求項4】 前記押さえ部材は、その前端側下部にお
    いて前記被搬送体の上面又は側面と当接するとともに、
    前記被搬送体の厚さに応じて、該押さえ部材における前
    記被搬送体との当接位置が変化するようになっている請
    求項1ないし3のいずれかに記載の被搬送体転回装置。
  5. 【請求項5】 前記押さえ部材の前端側下部には段付き
    面が形成され、前記被搬送体はその厚さに応じ、前記段
    付き面の予め定められた複数の頂点部及び/又は辺部の
    一部のものと選択的に接触するようになっている請求項
    4記載の被搬送体転回装置。
  6. 【請求項6】 ほぼ長方形状の断面を有するブルーム、
    角材等の被搬送体を、その断面幅方向が下側となった状
    態で搬送する第一のコンベアと、 その被搬送体の厚さを検出する厚さ検出手段と、 その被搬送体を前記第一のコンベア側から受け入れると
    ともに、受け入れた被搬送体をその断面厚さ方向が下側
    となるようにほぼ90°転回する被搬送体転回装置と、 前記転回された被搬送体をその被搬送体転回装置から受
    け取り、該被搬送体を当該転回状態でさらに下流側へ搬
    送するとともに、該被搬送体を下流側へ搬送する正転駆
    動状態と、上流側へ引き戻す逆転駆動状態との間で切り
    替え可能に構成された第二のコンベアとを備え、 前記第二のコンベアを逆転又は正転駆動することにより
    前記被搬送体転回装置から該第二のコンベアに受け渡さ
    れる後続の被搬送体の厚さ情報に基づく所定距離だけ、
    該第二のコンベア上の先行の被搬送体を正方向又は逆方
    向に移動させ、その後、前記被搬送体転回装置から前記
    第二のコンベアに後続の被搬送体を受け渡すことによ
    り、該第二のコンベア上でそれら被搬送体同士の間に形
    成される間隔を調整するようにしたことを特徴とする被
    搬送体転回搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記被搬送体の搬送方向上流側を前方
    側、同じく下流側を後方側として、前記被搬送体転回装
    置は、停止状態の前記第二のコンベアに対し前記被搬送
    体を、該第二のコンベア上の基準位置に対し、その前方
    面が位置決めされるように受け渡すものとされ、 前記第二のコンベアは、前記先行の被搬送体の前方面
    が、その搬送方向において前記基準位置から所定距離だ
    け離れた停止位置に到達した時点でその駆動を停止し、
    次いで、該第二のコンベアに受け渡される後続の被搬送
    体の後方面と、先行の被搬送体の前方面との間の間隔が
    予め定められた値となるように、前記後続の被搬送体の
    厚さ情報に基づく所定距離だけ前記先行の被搬送体を逆
    転駆動により引き戻してこれを位置決めする請求項6記
    載の被搬送体転回搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記被搬送体転回装置の全体を昇降させ
    る昇降機構が設けられ、 前記被搬送体転回装置は、その昇降機構により上昇させ
    られた状態で前記被搬送体を転回するとともに、転回後
    の被搬送体の底面が前記第二のコンベアの搬送面から上
    方に離間した状態で待機し、前記第二のコンベアの逆転
    駆動による前記先行の被搬送体の位置決めが終了した後
    に下降して、前記被搬送体を該第二のコンベア上に載置
    する請求項7記載の被搬送体転回搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記被搬送体転回装置は、前記請求項1
    ないし5のいずれかに記載されたものである請求項6な
    いし8のいずれかに記載の被搬送体転回搬送装置。
  10. 【請求項10】 前記被搬送体転回装置は、前記請求項
    2ないし5のいずれかに記載されたものであり、 前記厚さ検出手段は、前記押さえ部材が前記被搬送体に
    当接する位置まで旋回したときの、その角度位置に基づ
    いて前記被搬送体の厚さを検出するものである請求項9
    に記載の被搬送体転回搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104310033A (zh) * 2014-09-22 2015-01-28 北京神雾环境能源科技集团股份有限公司 翻钢装置及具有它的钢坯输送设备
CN108942162A (zh) * 2018-09-27 2018-12-07 长兴金润大正机械有限公司 盒体运输机构以及盒盖机
CN110040497A (zh) * 2019-05-13 2019-07-23 格力大松(宿迁)生活电器有限公司 自动供料机构

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