JP2501251B2 - 連続平坦材料シ―トの変位方法およびそれに用いる装置 - Google Patents
連続平坦材料シ―トの変位方法およびそれに用いる装置Info
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- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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- B65H2404/152—Arrangement of roller on a movable frame
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は連続平坦材料シートを変
位させる方法および装置に関する。さらに詳しくは、た
とえば未加硫ゴム系コンパウンドなどの柔軟なシート状
材料を搬送するのに適した搬送装置に関する。
位させる方法および装置に関する。さらに詳しくは、た
とえば未加硫ゴム系コンパウンドなどの柔軟なシート状
材料を搬送するのに適した搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】前述のごとき材料のシートは従来より押
し出し加工またはカレンダー加工によって作製され、幅
が80〜100cm であるのに対して厚さがわずか３〜４mmと
いった平坦なシートからなりうる。
し出し加工またはカレンダー加工によって作製され、幅
が80〜100cm であるのに対して厚さがわずか３〜４mmと
いった平坦なシートからなりうる。
【０００３】押し出されたシート状コンパウンドは、通
常、端部トリミング用ナイフブレードによってトリミン
グされる。この作業をもっとも有効に行うためには、材
料シートをコンベヤに沿ってナイフブレードに搬送する
際の材料シートの正確で調整自在な位置決めが要求され
る。
常、端部トリミング用ナイフブレードによってトリミン
グされる。この作業をもっとも有効に行うためには、材
料シートをコンベヤに沿ってナイフブレードに搬送する
際の材料シートの正確で調整自在な位置決めが要求され
る。
【０００４】この種のシートの横方向変位は、従来にお
いては、供給コンベヤの上方に実質的に変位させたロー
ラに材料シートを搬送するとともに、径路の方向転換を
もたらすために変位の間に材料シートをわずかにひね
り、或る長さの直線状コンベヤ上を第２の高所ローラま
で材料シートを搬送し、そののち、もとの供給方向から
変位してはいるが平行な方向に径路を戻すために第２の
ひねりを与えながら、もとのコンベヤレベルに材料シー
トを戻すことによって行われている。
いては、供給コンベヤの上方に実質的に変位させたロー
ラに材料シートを搬送するとともに、径路の方向転換を
もたらすために変位の間に材料シートをわずかにひね
り、或る長さの直線状コンベヤ上を第２の高所ローラま
で材料シートを搬送し、そののち、もとの供給方向から
変位してはいるが平行な方向に径路を戻すために第２の
ひねりを与えながら、もとのコンベヤレベルに材料シー
トを戻すことによって行われている。
【０００５】しかしながら、かかる搬送装置は、長さが
長く、高さが高く、しかも端部トリミング用ナイフなど
への材料供給を調整するために要求されるような横方向
変位量を有効に調整しえないものである。さらに、材料
シートが縦方向ひねり動作の間に支持されないので、薄
いシートまたはとくに柔軟なシートに対しては適さない
ものである。
長く、高さが高く、しかも端部トリミング用ナイフなど
への材料供給を調整するために要求されるような横方向
変位量を有効に調整しえないものである。さらに、材料
シートが縦方向ひねり動作の間に支持されないので、薄
いシートまたはとくに柔軟なシートに対しては適さない
ものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、搬送システ
ム上のシート状材料を変位させるためのコンパクトで制
御自在な手段を提供することを目的とする。
ム上のシート状材料を変位させるためのコンパクトで制
御自在な手段を提供することを目的とする。
【０００７】また、本発明は大きな高さ変化をともなわ
ずに材料シートを正確に変位させる手段を提供すること
を目的とする。
ずに材料シートを正確に変位させる手段を提供すること
を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は第１に、第１面
に沿って中心線を第１の方向にして走行する第１端部と
第２端部とを備えた連続平坦シート材料を、第１面と平
行な第２面において、平行ではあるが横方向に移動した
位置に変位せしめる方法であって、材料シートの第２端
部を第１面から変位させ、第２端部の第１面内径路長さ
を第１端部に対して減少させることによって走行方向に
第１の変化を生ぜしめ、そののち、第１端部を第２面か
ら変位させ、第１端部の第２面内径路長さを第２端部に
対して減少させることによって走行方向に第２の変化を
同様に生ぜしめ、第２の変化は第１の変化と大きさが同
じで方向が反対であり、それによって最終的な走行方向
を第１の走行方向と平行にする連続平坦材料シートの変
位方法を提供する。
に沿って中心線を第１の方向にして走行する第１端部と
第２端部とを備えた連続平坦シート材料を、第１面と平
行な第２面において、平行ではあるが横方向に移動した
位置に変位せしめる方法であって、材料シートの第２端
部を第１面から変位させ、第２端部の第１面内径路長さ
を第１端部に対して減少させることによって走行方向に
第１の変化を生ぜしめ、そののち、第１端部を第２面か
ら変位させ、第１端部の第２面内径路長さを第２端部に
対して減少させることによって走行方向に第２の変化を
同様に生ぜしめ、第２の変化は第１の変化と大きさが同
じで方向が反対であり、それによって最終的な走行方向
を第１の走行方向と平行にする連続平坦材料シートの変
位方法を提供する。
【０００９】好ましくは、前記方法において、前記走行
方向の変化が、第１端部および第２端部が面から異なる
量だけ変位することによるシート状材料の第１端部およ
び第２端部面内径路長さの相対的な差によって生ぜしめ
られる。
方向の変化が、第１端部および第２端部が面から異なる
量だけ変位することによるシート状材料の第１端部およ
び第２端部面内径路長さの相対的な差によって生ぜしめ
られる。
【００１０】なお、第２面が第１面と同じ面であり、第
１の端部変位付与位置の前部と第２の端部変位付与位置
とのあいだで材料シートが横方向に変位せしめられる方
法、材料シートが一連のローラで支持される方法、各端
部変位の位置に１個ずつ配置された少なくとも２個の押
さえローラによって、材料シートが前記一連のローラ上
に保持される方法などの態様としてもよい。
１の端部変位付与位置の前部と第２の端部変位付与位置
とのあいだで材料シートが横方向に変位せしめられる方
法、材料シートが一連のローラで支持される方法、各端
部変位の位置に１個ずつ配置された少なくとも２個の押
さえローラによって、材料シートが前記一連のローラ上
に保持される方法などの態様としてもよい。
【００１１】また、本発明は第２に、前記方法に用いる
装置であって、材料シートをひとつの面内に材料シート
の長手方向に搬送する供給コンベヤと、供給コンベヤの
中心線に直交して配置され、供給コンベヤから材料シー
トが搬送される第１支持ローラ（供給ローラ）と、第１
支持ローラに平行に配置されたローラであって、少なく
とも一方の側に位置する該ローラの端部が変位手段によ
って前記面から変位せしめられる第２支持ローラと、第
１支持ローラに平行に、かつ、第２支持ローラから材料
シートの長手方向に間隔をあけて配置されたローラであ
って、少なくとも他方の側に位置する該ローラの端部が
変位手段によって前記面から変位せしめられる第３支持
ローラと、供給コンベヤに平行に走行する搬出ローラお
よび搬出コンベヤとからなり、前記第２支持ローラの一
方の側の端部および第３支持ローラの他方の側の端部の
前記面からのそれぞれの変位が、互いに平行な供給方向
と搬出方向とのあいだにおいて、材料シートの横方向変
位をもたらしうる連続平坦材料シートの変位装置を提供
する。
装置であって、材料シートをひとつの面内に材料シート
の長手方向に搬送する供給コンベヤと、供給コンベヤの
中心線に直交して配置され、供給コンベヤから材料シー
トが搬送される第１支持ローラ（供給ローラ）と、第１
支持ローラに平行に配置されたローラであって、少なく
とも一方の側に位置する該ローラの端部が変位手段によ
って前記面から変位せしめられる第２支持ローラと、第
１支持ローラに平行に、かつ、第２支持ローラから材料
シートの長手方向に間隔をあけて配置されたローラであ
って、少なくとも他方の側に位置する該ローラの端部が
変位手段によって前記面から変位せしめられる第３支持
ローラと、供給コンベヤに平行に走行する搬出ローラお
よび搬出コンベヤとからなり、前記第２支持ローラの一
方の側の端部および第３支持ローラの他方の側の端部の
前記面からのそれぞれの変位が、互いに平行な供給方向
と搬出方向とのあいだにおいて、材料シートの横方向変
位をもたらしうる連続平坦材料シートの変位装置を提供
する。
【００１２】好ましくは、前記装置において、第２支持
ローラおよび第３支持ローラのそれぞれの両端部が中間
位置搬送部の前記面に対して同じ側に位置し、一端が前
記面からさらに変位せしめられると他端が前記面に向か
って移動することによって、二つの端部についての径路
長さにおいて、短縮および延長をそれぞれもたらすよう
に構成される。
ローラおよび第３支持ローラのそれぞれの両端部が中間
位置搬送部の前記面に対して同じ側に位置し、一端が前
記面からさらに変位せしめられると他端が前記面に向か
って移動することによって、二つの端部についての径路
長さにおいて、短縮および延長をそれぞれもたらすよう
に構成される。
【００１３】第２支持ローラおよび第３支持ローラの変
位しない端部が、供給コンベヤおよび搬出コンベヤと同
じ面内に位置していてもよい。
位しない端部が、供給コンベヤおよび搬出コンベヤと同
じ面内に位置していてもよい。
【００１４】前記第２支持ローラおよび第３支持ローラ
は、前記面に垂直に見たばあいに各ローラがそれぞれの
ローラ上の材料シート移動方向に垂直なままで、それぞ
れ前記面に垂直な軸まわりに回転するものであってもよ
く、前記面に垂直に見たばあいに支持ローラの組の始部
ローラおよび終部ローラであってもよく、もしくはすべ
て相互に平行であってもよく、また、それらローラは一
対の相互接続された平行なサイドフレームのあいだに設
けられ、必要なローラ変位を付与するため、さらに別な
所要の変位を提供するために相互に変位しうるように駆
動手段が該サイドフレームに備えられた構成であっても
よく、支持ローラの組が前記面に対して角度を漸進的に
変化させ、それによって、前記組の長さ方向に沿って徐
々に増加または減少する変位がローラ端部に提供される
構成であってもよい。
は、前記面に垂直に見たばあいに各ローラがそれぞれの
ローラ上の材料シート移動方向に垂直なままで、それぞ
れ前記面に垂直な軸まわりに回転するものであってもよ
く、前記面に垂直に見たばあいに支持ローラの組の始部
ローラおよび終部ローラであってもよく、もしくはすべ
て相互に平行であってもよく、また、それらローラは一
対の相互接続された平行なサイドフレームのあいだに設
けられ、必要なローラ変位を付与するため、さらに別な
所要の変位を提供するために相互に変位しうるように駆
動手段が該サイドフレームに備えられた構成であっても
よく、支持ローラの組が前記面に対して角度を漸進的に
変化させ、それによって、前記組の長さ方向に沿って徐
々に増加または減少する変位がローラ端部に提供される
構成であってもよい。
【００１５】前記相互接続および駆動手段にはベース枠
に支持され四角形支持枠（または旋回枠）に取付けられ
た横方向ストラットと、変位の動きを生ぜしめるための
機械的カムとが含まれていてもよい。すなわち、前記相
互接続が、２本のサイドフレームの中心同士を接続し、
すくなくとも一方のサイドフレームには軸まわり回転自
在に接続された横方向ストラットからなる構成、各サイ
ドフレームのすくなくとも一端が、変位をもたらすため
のカムと従動機構とからなる変位駆動手段に接続されて
なる構成、前記ストラットが前記面に平行な四角形支持
枠に取付けられ、該支持枠が、一端において前記面に垂
直で第１支持ローラに近接した旋回軸を有し、該支持枠
の他端を前記面と平行な方向に変位させ、カムによって
サイドフレームを回動させ、さらには変位可能なローラ
を回動させるためのアクチュエータが設けられてなる構
成などであってもよい。
に支持され四角形支持枠（または旋回枠）に取付けられ
た横方向ストラットと、変位の動きを生ぜしめるための
機械的カムとが含まれていてもよい。すなわち、前記相
互接続が、２本のサイドフレームの中心同士を接続し、
すくなくとも一方のサイドフレームには軸まわり回転自
在に接続された横方向ストラットからなる構成、各サイ
ドフレームのすくなくとも一端が、変位をもたらすため
のカムと従動機構とからなる変位駆動手段に接続されて
なる構成、前記ストラットが前記面に平行な四角形支持
枠に取付けられ、該支持枠が、一端において前記面に垂
直で第１支持ローラに近接した旋回軸を有し、該支持枠
の他端を前記面と平行な方向に変位させ、カムによって
サイドフレームを回動させ、さらには変位可能なローラ
を回動させるためのアクチュエータが設けられてなる構
成などであってもよい。
【００１６】また、第１支持ローラ、第２支持ローラ、
第３支持ローラおよび搬出ローラに対して平行で、か
つ、それらとともに動作する押さえローラを含むもので
あってもよい。
第３支持ローラおよび搬出ローラに対して平行で、か
つ、それらとともに動作する押さえローラを含むもので
あってもよい。
【００１７】本発明のさらに別な面については、以下の
記載より明白になるであろう。
記載より明白になるであろう。
【００１８】
【作用】本発明の方法および装置においては、搬送体が
中心線上に位置する軸まわりに旋回する側部コーナー部
を有する。該搬送体が材料シートのラインを修正すべく
動作する際、カムユニットが前記側部コーナー部を上昇
または下降させ、それによって異なる端部長さのための
調整しろが提供される。
中心線上に位置する軸まわりに旋回する側部コーナー部
を有する。該搬送体が材料シートのラインを修正すべく
動作する際、カムユニットが前記側部コーナー部を上昇
または下降させ、それによって異なる端部長さのための
調整しろが提供される。
【００１９】
【実施例】つぎに、本発明の方法および装置の一実施態
様について、簡略化して表現した図面に関連づけながら
説明する。
様について、簡略化して表現した図面に関連づけながら
説明する。
【００２０】図１は本発明にかかわる搬送システムを通
過する平坦なシートの径路を示す概略平面図、図２は図
１における第１の変位を示す拡大概略平面図、図３は図
２についての側面図、図４は図１についてのシート両端
部の径路を示す側面図、図５は本発明にかかわる搬送シ
ステムを示す平面図、図６は図４の搬送システムの側面
図、 図７は図１についてのシート両端部の経路を示す斜
視説明図である。
過する平坦なシートの径路を示す概略平面図、図２は図
１における第１の変位を示す拡大概略平面図、図３は図
２についての側面図、図４は図１についてのシート両端
部の径路を示す側面図、図５は本発明にかかわる搬送シ
ステムを示す平面図、図６は図４の搬送システムの側面
図、 図７は図１についてのシート両端部の経路を示す斜
視説明図である。
【００２１】本発明は、図１に示されるごとく、長手方
向に移動し、通常は矢印Ａのあいだの位置において、す
なわちシート２として搬送システムを出てゆく平坦な材
料シート１に対して、たとえば側部トリミング機などで
ありうる次工程の機械への搬入のための要求に応じて、
矢印Ｂのあいだの位置または矢印Ｃのあいだの位置に材
料シート１を位置決めする手段を提供するものである。
向に移動し、通常は矢印Ａのあいだの位置において、す
なわちシート２として搬送システムを出てゆく平坦な材
料シート１に対して、たとえば側部トリミング機などで
ありうる次工程の機械への搬入のための要求に応じて、
矢印Ｂのあいだの位置または矢印Ｃのあいだの位置に材
料シート１を位置決めする手段を提供するものである。
【００２２】かかる位置決めを行う方法は、第１点Ｘに
おいて、材料シート１のたどる径路に微小な角度的方向
転換を与えること、および第２点Ｙにおいて、材料シー
ト１のもとの長手方向供給方向に平行な径路に戻す第２
の角度的方向転換を与えることからなる。このことは、
図２〜３に示されるように、水平面内にある搬送装置の
一側端部の径路長さを変更することによって達成され
る。すなわち、第１端部である左側端部３と第２端部で
ある右側端部４とを有する材料シート１が紙面左から右
へ移動するばあい、図２〜３に示されるように、搬入さ
れた材料シート１が走行する水平面（単に面ともいう）
５から上昇せしめられた一定長さの径路をまわって右側
端部４が導かれ、ついで前記面５に戻されれば、右側端
部４の水平方向内の有効な径路長さは減少する。この減
少は、図示された材料シートの水平方向で考えたばあ
い、右側への方向転換を結果としてもたらす。
おいて、材料シート１のたどる径路に微小な角度的方向
転換を与えること、および第２点Ｙにおいて、材料シー
ト１のもとの長手方向供給方向に平行な径路に戻す第２
の角度的方向転換を与えることからなる。このことは、
図２〜３に示されるように、水平面内にある搬送装置の
一側端部の径路長さを変更することによって達成され
る。すなわち、第１端部である左側端部３と第２端部で
ある右側端部４とを有する材料シート１が紙面左から右
へ移動するばあい、図２〜３に示されるように、搬入さ
れた材料シート１が走行する水平面（単に面ともいう）
５から上昇せしめられた一定長さの径路をまわって右側
端部４が導かれ、ついで前記面５に戻されれば、右側端
部４の水平方向内の有効な径路長さは減少する。この減
少は、図示された材料シートの水平方向で考えたばあ
い、右側への方向転換を結果としてもたらす。
【００２３】この動作は第１点Ｘにおけるものである
が、第２点Ｙにおいても類似の動作がもたらされ、そこ
では左側端部３がそれを上昇させることによって前記面
５からそらされ、一方、右側端部４は前記面５内に維持
され、それによって第２の鋭い角度的方向転換が生じ、
さらに径路長さの差異が互いにつり合っていれば、この
ことは結果的に、搬入方向に対して同じ面内で平行な搬
出方向を与えることになる。
が、第２点Ｙにおいても類似の動作がもたらされ、そこ
では左側端部３がそれを上昇させることによって前記面
５からそらされ、一方、右側端部４は前記面５内に維持
され、それによって第２の鋭い角度的方向転換が生じ、
さらに径路長さの差異が互いにつり合っていれば、この
ことは結果的に、搬入方向に対して同じ面内で平行な搬
出方向を与えることになる。
【００２４】このように、本発明の方法は、平坦な材料
シートの一端の向きを、該シートが装置内に向って走行
している面からそらせて、水平方向における前記一端の
速度を有効に減少させる工程と、他端の向きをそらせて
搬出方向を搬入方向に対して平行にする工程とからなっ
ている。以下、本発明の変位方法の具体例を図７に示さ
れるシート材料の経路に沿って説明する。まず、材料シ
ート１の第２端部である右側端部４を第１面１ａから変
位させ、前記右側端部４の第１面１ａ内における経路長
さを第１端部である左側端部３に対して減少させること
によって走行方向に第１の変化を生ぜしめる（第１点Ｘ
の位置）。そののち、前記左側端部３を第１面１ａから
変位させ、左側端部３の第２面１ｂ内における経路長さ
を右側端部４に対して減少させることによって走行方向
に第２の変化を生ぜしめる（第２点Ｙの位置）。この第
２の変化は、第１の変化と大きさが同じで方向が反対で
あり、それによって最終的な走行方向を第１の走行方向
と平行にしている。
シートの一端の向きを、該シートが装置内に向って走行
している面からそらせて、水平方向における前記一端の
速度を有効に減少させる工程と、他端の向きをそらせて
搬出方向を搬入方向に対して平行にする工程とからなっ
ている。以下、本発明の変位方法の具体例を図７に示さ
れるシート材料の経路に沿って説明する。まず、材料シ
ート１の第２端部である右側端部４を第１面１ａから変
位させ、前記右側端部４の第１面１ａ内における経路長
さを第１端部である左側端部３に対して減少させること
によって走行方向に第１の変化を生ぜしめる（第１点Ｘ
の位置）。そののち、前記左側端部３を第１面１ａから
変位させ、左側端部３の第２面１ｂ内における経路長さ
を右側端部４に対して減少させることによって走行方向
に第２の変化を生ぜしめる（第２点Ｙの位置）。この第
２の変化は、第１の変化と大きさが同じで方向が反対で
あり、それによって最終的な走行方向を第１の走行方向
と平行にしている。
【００２５】前記方法は偏差したがって径路転向角度を
調整する手段を提供し、偏差や径路転向角度は簡単な手
段で調整でき、それによって、平坦な材料シートの搬出
方向が、もとの径路の端から端に向けて、材料シートの
変形を伴うことなく、容易に移動せしめられる。
調整する手段を提供し、偏差や径路転向角度は簡単な手
段で調整でき、それによって、平坦な材料シートの搬出
方向が、もとの径路の端から端に向けて、材料シートの
変形を伴うことなく、容易に移動せしめられる。
【００２６】本発明の方法を遂行する装置の一例を図４
〜５に示す。この装置は基本的に搬入コンベヤ６および
搬出コンベヤ７を含み、これら両コンベヤはベルトコン
ベヤであってもよく、またはローラ型コンベヤであって
もよい。前記搬入コンベヤ６は搬入コンベヤ６上で運ば
れている材料シートの搬入方向と垂直な供給ローラ（搬
入ローラまたは第１支持ローラ）８を有しており、前記
搬出コンベヤ７はデバイスから材料シートを取って搬出
コンベヤ７上に供給する搬出ローラ９を有している。
〜５に示す。この装置は基本的に搬入コンベヤ６および
搬出コンベヤ７を含み、これら両コンベヤはベルトコン
ベヤであってもよく、またはローラ型コンベヤであって
もよい。前記搬入コンベヤ６は搬入コンベヤ６上で運ば
れている材料シートの搬入方向と垂直な供給ローラ（搬
入ローラまたは第１支持ローラ）８を有しており、前記
搬出コンベヤ７はデバイスから材料シートを取って搬出
コンベヤ７上に供給する搬出ローラ９を有している。
【００２７】搬入ローラ８および搬出ローラ９とあいだ
には、本発明の実質上の主題たる短距離搬送機構（搬送
デバイス、搬送アセンブリまたは単にデバイスともい
う）10が配置されている。
には、本発明の実質上の主題たる短距離搬送機構（搬送
デバイス、搬送アセンブリまたは単にデバイスともい
う）10が配置されている。
【００２８】この例における搬送デバイス10は搬入ロー
ラ８と搬出ローラ９とのあいだ適合するように、800mm
の長さを有し、50cmまでの材料シートが搬送されうるよ
うに、約500mm の幅を有している。搬送デバイス10はベ
ース枠11を含み、それが搬送セクションを上方に支持し
ている。ベース枠の一端12は垂直方向にのびた旋回ピン
13を有し、それは搬入コンベヤ６の長手方向中心線上に
取付けられ、旋回ピン13のその中心線は搬入ローラ８の
中央の線を実質的に通過している。ひし形の旋回枠14は
ピボットピン13に取付けられた一つのコーナー部15を有
しており、それと対向するコーナー部16は搬入コンベヤ
６の中心線に実質的にそろえて、しかし、搬出コンベヤ
９に近接して配置されており、そのほかの二つの互いに
対向するコーナー部17および18は搬入コンベヤからみて
左側部および右側部にそれぞれ配置されている。旋回枠
14を対角線状に横切って中央のストラット19が配置され
ており、該ストラット19の両端部は２本のサイドフレー
ム20および21に取付けられている。両サイドフレーム20
および21は中央ストラットに回動自在に接続されてお
り、それによって、両サイドフレーム20および21が互い
に平行な面を維持しながら、両サイドフレーム20または
21が、いずれも、一端が上昇せしめられ、他端が下降せ
しめられうるように前記回転中心まわりにそれぞれ動く
ことができる構成とされている。両サイドフレーム20お
よび21のあいだには、一連の平行な搬送ローラ22が配置
され、それによって両サイドフレーム20および21がそれ
らローラ22によって形成された実質的に連続したコンベ
ヤ表面を提供している。なお、ローラ22のうち、搬入ロ
ーラ８に隣接するローラは、本発明でいう第２支持ロー
ラ22ａであり、搬出ローラ９に隣接するローラが本発明
でいう第３支持ローラ22ｂである。中央のストラット19
の両端部は、機械ベース上を摺動し、それらが同じ水平
面内になるように垂直方向に保持される。
ラ８と搬出ローラ９とのあいだ適合するように、800mm
の長さを有し、50cmまでの材料シートが搬送されうるよ
うに、約500mm の幅を有している。搬送デバイス10はベ
ース枠11を含み、それが搬送セクションを上方に支持し
ている。ベース枠の一端12は垂直方向にのびた旋回ピン
13を有し、それは搬入コンベヤ６の長手方向中心線上に
取付けられ、旋回ピン13のその中心線は搬入ローラ８の
中央の線を実質的に通過している。ひし形の旋回枠14は
ピボットピン13に取付けられた一つのコーナー部15を有
しており、それと対向するコーナー部16は搬入コンベヤ
６の中心線に実質的にそろえて、しかし、搬出コンベヤ
９に近接して配置されており、そのほかの二つの互いに
対向するコーナー部17および18は搬入コンベヤからみて
左側部および右側部にそれぞれ配置されている。旋回枠
14を対角線状に横切って中央のストラット19が配置され
ており、該ストラット19の両端部は２本のサイドフレー
ム20および21に取付けられている。両サイドフレーム20
および21は中央ストラットに回動自在に接続されてお
り、それによって、両サイドフレーム20および21が互い
に平行な面を維持しながら、両サイドフレーム20または
21が、いずれも、一端が上昇せしめられ、他端が下降せ
しめられうるように前記回転中心まわりにそれぞれ動く
ことができる構成とされている。両サイドフレーム20お
よび21のあいだには、一連の平行な搬送ローラ22が配置
され、それによって両サイドフレーム20および21がそれ
らローラ22によって形成された実質的に連続したコンベ
ヤ表面を提供している。なお、ローラ22のうち、搬入ロ
ーラ８に隣接するローラは、本発明でいう第２支持ロー
ラ22ａであり、搬出ローラ９に隣接するローラが本発明
でいう第３支持ローラ22ｂである。中央のストラット19
の両端部は、機械ベース上を摺動し、それらが同じ水平
面内になるように垂直方向に保持される。
【００２９】水平方向に作動するアクチュエータ・シリ
ンダ23が旋回枠14の搬出コンベヤ７に近いコーナー部16
に接続されており、それによって旋回枠14がその旋回軸
13のまわりに動くことができ、したがって、搬送アセン
ブリ（搬送デバイス）10が搬入コンベヤの径路の左側ま
たは右側に方向転換され、搬入された材料シートが方向
制御せしめられる。サイドフレーム20および21の各々の
一端の下方には、カムおよび従動機構24が、各サイドフ
レームとベース11とのあいだに設けられており、アクチ
ュエータ・シリンダ23が旋回フレーム14を方向転換した
ときに、一方のサイドフレームの搬入側端部が上昇せし
められると同時に他方のサイドフレームの搬入側端部が
下降せしめられ、搬出側端部においてそれとは逆の動作
が生じるように構成されている。
ンダ23が旋回枠14の搬出コンベヤ７に近いコーナー部16
に接続されており、それによって旋回枠14がその旋回軸
13のまわりに動くことができ、したがって、搬送アセン
ブリ（搬送デバイス）10が搬入コンベヤの径路の左側ま
たは右側に方向転換され、搬入された材料シートが方向
制御せしめられる。サイドフレーム20および21の各々の
一端の下方には、カムおよび従動機構24が、各サイドフ
レームとベース11とのあいだに設けられており、アクチ
ュエータ・シリンダ23が旋回フレーム14を方向転換した
ときに、一方のサイドフレームの搬入側端部が上昇せし
められると同時に他方のサイドフレームの搬入側端部が
下降せしめられ、搬出側端部においてそれとは逆の動作
が生じるように構成されている。
【００３０】なお、搬送デバイス10は微小距離だけ搬入
コンベヤ６および搬出コンベヤ７より上方に配置されて
おり、この高さの差は、搬送デバイス10の横方向移動量
が設計最大値のときに、サイドフレームの最下位置が搬
入コンベヤ６および搬出コンベヤ７のレベルよりなおわ
ずかに上に位置するように構成される。
コンベヤ６および搬出コンベヤ７より上方に配置されて
おり、この高さの差は、搬送デバイス10の横方向移動量
が設計最大値のときに、サイドフレームの最下位置が搬
入コンベヤ６および搬出コンベヤ７のレベルよりなおわ
ずかに上に位置するように構成される。
【００３１】このように、搬送デバイス10が旋回点13の
まわりに旋回することにより、搬送デバイス10の搬入側
の一つのコーナー部、すなわち前記第２支持ローラ22ａ
の一方の側の端部が上昇せしめられ、そのコーナー部か
らもう一方のサイドフレームにのびている前記第３支持
ローラ22ｂの他端が下降せしめられる。このことによっ
て、搬入された材料シートの各側端部の径路長さの変更
が生じ、該変化が、搬送デバイス10上を走行する材料シ
ートの方向変化の角度を補正する（埋合わせる）。搬送
デバイス10の搬出側端部においては、これとは逆の効果
が生じ、材料シートは搬送デバイス10上に逆向きに方向
転換せしめられて、搬入コンベヤ上の搬入方向に対して
平行な方向をとる。このようにして、前記シリンダ23の
動作により、搬送デバイスは必要に応じて搬入方向の端
から端へ方向転換されうる。
まわりに旋回することにより、搬送デバイス10の搬入側
の一つのコーナー部、すなわち前記第２支持ローラ22ａ
の一方の側の端部が上昇せしめられ、そのコーナー部か
らもう一方のサイドフレームにのびている前記第３支持
ローラ22ｂの他端が下降せしめられる。このことによっ
て、搬入された材料シートの各側端部の径路長さの変更
が生じ、該変化が、搬送デバイス10上を走行する材料シ
ートの方向変化の角度を補正する（埋合わせる）。搬送
デバイス10の搬出側端部においては、これとは逆の効果
が生じ、材料シートは搬送デバイス10上に逆向きに方向
転換せしめられて、搬入コンベヤ上の搬入方向に対して
平行な方向をとる。このようにして、前記シリンダ23の
動作により、搬送デバイスは必要に応じて搬入方向の端
から端へ方向転換されうる。
【００３２】なお、いずれか一方の端部の変位が、フレ
ームのコーナー部を搬入コンベヤおよび搬出コンベヤの
レベルより下に下降せしめることによってえられるばあ
いは、通常の押さえローラが用いられる。それらの押さ
えローラは全幅型であっても部分幅型であってもよい。
ームのコーナー部を搬入コンベヤおよび搬出コンベヤの
レベルより下に下降せしめることによってえられるばあ
いは、通常の押さえローラが用いられる。それらの押さ
えローラは全幅型であっても部分幅型であってもよい。
【００３３】前記フレームの変位は、たとえばアクチュ
エータ23ならびにカムおよび従動機構24を含む種々の変
位手段によってえられる。
エータ23ならびにカムおよび従動機構24を含む種々の変
位手段によってえられる。
【００３４】前述の実施態様においては、取付けられた
支持ローラ22は一端が上昇せしめられ他端が下降せしめ
られるように構成されているが、必要な相対変位は、一
端を一定高さに維持する構成、すなわち、変位しない端
部を有する構成を用いても同様に達成できる。この端部
は搬入および（または）搬出ローラと同じ面内に位置し
てもよい。
支持ローラ22は一端が上昇せしめられ他端が下降せしめ
られるように構成されているが、必要な相対変位は、一
端を一定高さに維持する構成、すなわち、変位しない端
部を有する構成を用いても同様に達成できる。この端部
は搬入および（または）搬出ローラと同じ面内に位置し
てもよい。
【００３５】
【発明の効果】本発明の重要な利点の一つは、搬送デバ
イス10の長さがきわめて短く、かつ、搬出コンベヤ上に
送られる材料シートの正確で容易な調整が実現され、従
来より知られていた、搬入コンベヤおよび搬出コンベヤ
の実質的に上方に位置する搬送部に対して垂直方向移動
の間に補正が行われる大型アセンブリを用いる必要がな
いことである。
イス10の長さがきわめて短く、かつ、搬出コンベヤ上に
送られる材料シートの正確で容易な調整が実現され、従
来より知られていた、搬入コンベヤおよび搬出コンベヤ
の実質的に上方に位置する搬送部に対して垂直方向移動
の間に補正が行われる大型アセンブリを用いる必要がな
いことである。
【００３６】本発明は、たとえばインシューレション材
をインナーライニングと中心をそろえて組付ける作業な
どに好適に適用されうる。
をインナーライニングと中心をそろえて組付ける作業な
どに好適に適用されうる。
【図１】本発明にかかわる搬送システムを通過する平坦
なシートの径路を示す概略平面図である。
なシートの径路を示す概略平面図である。
【図２】図１における第１の変位を示す拡大概略平面図
である。
である。
【図３】図２についての側面図である。
【図４】図１についてのシート両端部の径路を示す側面
図である。
図である。
【図５】本発明にかかわる搬送システムを示す平面図で
ある。
ある。
【図６】図４の搬送システムの側面図である。
【図７】図１についてのシート両端部の経路を示す斜視
説明図である。
説明図である。
10 短距離搬送機構 13 旋回軸 19 ストラット 20 サイドフレーム 21 サイドフレーム 22 支持ローラ 23 シリンダ 24 カム
Claims (2)
- 【請求項１】 第１端部と第２端部とを有し、第１面に
沿って中心線を第１の方向にして走行する連続平坦シー
ト材料を、第１面と平行な第２面において、平行ではあ
るが横方向に移動した位置に変位せしめる方法であっ
て、材料シートの第２端部を第１面から変位させ、第２
端部の第１面内径路長さを第１端部に対して減少させる
ことによって走行方向に第１の変化を生ぜしめ、そのの
ち、第１端部を第２面から変位させ、第１端部の第２面
内径路長さを第２端部に対して減少させることによって
走行方向に第２の変化を生ぜしめ、第２の変化は第１の
変化と大きさが同じで方向が反対であり、それによって
最終的な走行方向を第１の走行方向と平行にする連続平
坦材料シートの変位方法。 - 【請求項２】 第１面に沿って中心線を第１の方向にし
て走行する連続平坦シート材料を、第１面と平行な第２
面において、平行ではあるが横方向に移動した位置に変
位せしめる際に、材料シートの一端を第１面から変位さ
せ、該一端のたどる面内径路長さを他のものに対して増
加させ、走行方向に変化を生ぜしめ、ついで、他端を第
２面から変位させ、最終的な方向が第１の方向と平行に
なるように、該他端のたどる面内径路長さにおける第２
の同じ変化を与え他の方向への走行方向変化を同様に生
ぜしめる連続平坦材料シートの変位方法に用いる装置で
あって、 材料シートをひとつの面内に材料シートの長手方向に搬
送する供給コンベヤと、供給コンベヤの中心線に直交し
て配置され、供給コンベヤから材料シートが搬送される
第１支持ローラと、 第１支持ローラに平行に配置されたローラであって、少
なくとも一方の側に位置する該ローラの端部が変位手段
によって前記面から変位せしめられる第２支持ローラ
と、 第１支持ローラに平行に、かつ、第２支持ローラから材
料シートの長手方向に間隔をあけて配置されたローラで
あって、少なくとも他方の側に位置する該ローラの端部
が変位手段によって前記面から変位せしめられる第３支
持ローラと、 供給コンベヤに平行に走行する搬出ローラおよび搬出コ
ンベヤとからなり、前記 第２支持ローラの一方の側の端部および第３支持ロ
ーラの他方の側の端部の 前記面からのそれぞれの変位
が、互いに平行な供給方向と搬出方向とのあいだにおい
て、材料シートの横方向変位をもたらしうる連続平坦材
料シートの変位装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB909007323A GB9007323D0 (en) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | A method and apparatus for displacing a continuous flat sheet of material |
| GB9007323.0 | 1990-03-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04211928A JPH04211928A (ja) | 1992-08-03 |
| JP2501251B2 true JP2501251B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=10673679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3063058A Expired - Lifetime JP2501251B2 (ja) | 1990-03-31 | 1991-03-27 | 連続平坦材料シ―トの変位方法およびそれに用いる装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5441190A (ja) |
| EP (1) | EP0450864B1 (ja) |
| JP (1) | JP2501251B2 (ja) |
| CA (1) | CA2038726A1 (ja) |
| DE (1) | DE69116199T2 (ja) |
| GB (1) | GB9007323D0 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103144336A (zh) * | 2011-12-07 | 2013-06-12 | 软控股份有限公司 | 轮胎成型机主供料架及其供料方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101507915B1 (ko) * | 2008-09-23 | 2015-04-03 | 삼성전자 주식회사 | 롤투롤 시스템에서의 고속 미세 기판 정렬 장치 |
| JP6988013B1 (ja) * | 2021-03-25 | 2022-01-05 | 日東電工株式会社 | 延伸フィルムの製造方法 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT253444B (de) * | 1963-12-23 | 1967-04-10 | Othmar Ing Ruthner | Einrichtung zur Regelung des Bandlaufes an Durchzugsanlagen |
| CH516460A (de) * | 1969-12-15 | 1971-12-15 | Ciba Geigy Ag | Vorrichtung zur Bandlaufsteuerung |
| US4069959A (en) * | 1976-10-27 | 1978-01-24 | Butler Automatic, Inc. | Web guide apparatus |
| US4477006A (en) * | 1983-03-03 | 1984-10-16 | Robert L. Fife | Offset pivot guiding assembly |
| US4901903A (en) * | 1986-08-26 | 1990-02-20 | Eastman Kodak Company | Web guiding apparatus |
| AT390580B (de) * | 1988-08-04 | 1990-05-25 | Andritz Ag Maschf | Verfahren zur bandsteuerung bzw. -regelung von materialbaendern und steuerrollensatz fuer die durchfuehrung dieses verfahrens |
| US4863087A (en) * | 1988-08-05 | 1989-09-05 | The Kohler Coating Machinery Corporation | Guide apparatus for elongated flexible web |
| DE3915056A1 (de) * | 1989-05-09 | 1990-11-15 | Koenig & Bauer Ag | Einrichtung zum ausrichten einer intermittierend transportierten warenbahn |
| US5019864A (en) * | 1989-10-11 | 1991-05-28 | Eastman Kodak Company | Electrophotographic film core device |
-
1990
- 1990-03-31 GB GB909007323A patent/GB9007323D0/en active Pending
-
1991
- 1991-03-20 CA CA002038726A patent/CA2038726A1/en not_active Abandoned
- 1991-03-27 EP EP91302727A patent/EP0450864B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-03-27 DE DE69116199T patent/DE69116199T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-03-27 JP JP3063058A patent/JP2501251B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-08-09 US US08/110,679 patent/US5441190A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103144336A (zh) * | 2011-12-07 | 2013-06-12 | 软控股份有限公司 | 轮胎成型机主供料架及其供料方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA2038726A1 (en) | 1991-10-01 |
| EP0450864A3 (en) | 1993-07-28 |
| EP0450864B1 (en) | 1996-01-10 |
| EP0450864A2 (en) | 1991-10-09 |
| GB9007323D0 (en) | 1990-05-30 |
| DE69116199D1 (de) | 1996-02-22 |
| US5441190A (en) | 1995-08-15 |
| DE69116199T2 (de) | 1996-05-23 |
| JPH04211928A (ja) | 1992-08-03 |
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