JPH10169657A - 転動装置 - Google Patents

転動装置

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JPH10169657A
JPH10169657A JP8326643A JP32664396A JPH10169657A JP H10169657 A JPH10169657 A JP H10169657A JP 8326643 A JP8326643 A JP 8326643A JP 32664396 A JP32664396 A JP 32664396A JP H10169657 A JPH10169657 A JP H10169657A
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JP
Japan
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contact surface
rolling
grease
rolling device
present
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JP8326643A
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English (en)
Inventor
Yasunobu Fujita
安伸 藤田
Hiroyuki Ito
裕之 伊藤
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】微少ストロークの揺動運動での耐フレッチング
性能が特に優れている転動装置を提供する。 【解決手段】外方部材1と内方部材2との間に転動体3
を配設し、転動体3は外方部材1への接触面である第1
の接触面5と内方部材2への接触面である第2の接触面
6とに対して転動する転動装置(玉軸受)に、増ちょう
剤としてウレア化合物5〜25重量%、基油として40
℃の動粘度が20〜300mm2 /sであって合成炭化
水素油,エステル油,鉱油の中から選択された少なくと
も1種を55〜94重量%含有するグリースに、有機モ
リブデンの中から選択された少なくとも1種を0.5〜
10重量%及びカルシウムスルフォネート,バリウムス
ルフォネートの中から選択された少なくとも1種を0.
5〜10重量%、それぞれ添加したグリース組成物を封
入してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤーボンダ用
装置や工作機械等で使用される転動装置に係り、特に、
小ストロークの揺動動作で使用される場合の耐フレッチ
ング性能の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤーボンダ用装置や工作機械等にお
いては、従来から、転がり軸受や直動案内装置(リニア
ガイド)やボールねじ等各種の転動装置が使用されてい
る。一般に、これらの転動装置はグリースを充填して使
用されているが、当該グリースは高粘度油を使用するだ
けであり、特に、防錆剤以外の添加剤は含有していない
ものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
グリースを充填した転動装置は、ストロークの大きい往
復運動の場合には満足すべき耐久性能を示すものの、ス
トロークの小さい往復運動すなわち揺動運動の場合には
フレッチング摩耗が生じて転動装置の耐久性能が低下す
るという潜在的な問題点がある。
【0004】そこで本発明の目的は、極圧添加剤と潤滑
性能の高い防錆剤とを組み合わせて添加したグリースを
充填することにより、ストロークの大きい往復運動での
耐久性能を維持しつつ微少ストロークの揺動運動での耐
フレッチング性能を向上させた転動装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の転動装置は、外方部材と内方部材との間に転動体
を配設し、転動体は外方部材の転動体への接触面である
第1の接触面と内方部材の転動体への接触面である第2
の接触面とに対して転動する転動装置において、増ちょ
う剤としてウレア化合物5〜25重量%、基油として4
0℃の動粘度が20〜300mm2 /sであって合成炭
化水素油,エステル油,鉱油の中から選択された少なく
とも1種を55〜94重量%含有するグリースに、有機
モリブデンの中から選択された少なくとも1種を0.5
〜10重量%及びカルシウムスルフォネート,バリウム
スルフォネートの中から選択された少なくとも1種を
0.5〜10重量%、それぞれ添加したグリース組成物
を封入したことを特徴とする。
【0006】ここで、転動装置の外方部材とは、転がり
軸受にあっては外輪、リニアガイドにあってはスライダ
又は案内レール、ボールねじにあってはナットを指す。
また、転動装置の内方部材とは、転がり軸受にあっては
内輪、リニアガイドにあっては案内レール又はスライ
ダ、ボールねじにあってはねじ軸を指すものとする。
【0007】したがって、外方部材の転動体への接触面
である第1の接触面及び内方部材の転動体への接触面で
ある第2の接触面については、転がり軸受の場合は、外
輪の軌道面が第1の接触面、内輪の軌道面が第2の接触
面である。また、リニアガイドの場合は、スライダ又は
案内レールの軌道溝が第1の接触面、案内レール又はス
ライダの軌道溝が第2の接触面である。また、ボールね
じの場合は、ナットのねじ溝が第1の接触面、ねじ軸の
ねじ溝が第2の接触面である。
【0008】ワイヤーボンダ用転動装置は小ストローク
で使用されることが多いので、本発明の転動装置に充填
するグリースの増ちょう剤として、接触面に極薄い酸化
皮膜を形成しやすいウレア化合物を用いると共に、その
配合量をグリース全体の5〜25重量%とする。ウレア
化合物の配合量が5重量%未満ではグリースのちょう度
が高くなってグリースの漏れを生じやすくなり、一方、
配合量が25重量%を越えるとちょう度が低すぎてグリ
ースの流動性が悪く、グリース油膜の補修性が低下す
る。
【0009】本発明のグリースに使用される基油は、潤
滑性及び添加剤との相溶性に優れた合成炭化水素油,エ
ステル油,鉱油の中から少なくとも1種を使用するが、
その3種を混合使用することもできる。当該基油の動粘
度は40℃で20〜300mm2 /sであることが好ま
しく、さらに好ましくは50〜200mm2 /sであ
る。動粘度が50mm2 /s未満の場合は十分な油膜厚
さが得られないために、転動体と接触する外方部材,内
方部材の軌道面にフレッチング摩耗を生じやすくなる。
一方、動粘度が300mm2 /sを越すと油膜の補修性
が低下する。
【0010】本発明のグリースに使用される添加剤は、
極圧性に優れた有機モリブデンの中から選択された少な
くとも1種と、潤滑性,防錆性に優れたカルシウムスル
フォネート,バリウムスルフォネートの中から選択され
た少なくとも1種とを使用するが、その添加量はそれぞ
れ0.5〜10重量%である。添加量が0.5重量%未
満ではその効果は殆ど期待できない。一方、10重量%
を越えると腐食性や潤滑性に悪影響を及ぼしたり、グリ
ースが軟化しやすくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して具体的に説明する。転がり軸受,リニアガイ,
ボールねじ等の転動装置を、例えばワイヤーボンダ用装
置に使用した場合は、極く小ストロークの往復動作が急
ピッチで繰り返されることにより、転動装置のフレッチ
ング摩耗が発生しやくなって耐久性が低下する。この実
施形態では、そうした使用態様にも好適に対応できる転
動装置について説明する。
【0012】図1は、本発明の転動装置の第1の実施形
態である単列深溝玉軸受の部分断面図である。外方部材
である外輪1と内方部材である内輪2との間に転動体で
ある玉3が複数個配設され、玉3は保持器4で保持され
ている。この場合、外輪1の玉3への接触面である外輪
の軌道面5が第1の接触面であり、内輪2の玉3への接
触面である内輪の軌道面6が第2の接触面である。
【0013】この深溝玉軸受には、外輪1と内輪2とで
囲まれた空間容積の例えば20容積%の量のグリース1
0が充填してある。そのグリース10の組成は、表1〜
表4の実施例1〜実施例14に示したものである。すな
わち、基油には40℃での動粘度が20〜300mm2
/sの範囲内にあるエステル油又は合成炭化水素油又は
鉱油を用いている。増ちょう剤はウレア化合物で、その
配合量はグリース全量の5〜20重量%とした。極圧添
加剤はモリブデンジチオフォスフェート又はモリブデン
ジチオカーバメートのいずれかを用い、その配合量をグ
リース全量の0.5〜10重量%とした。防錆剤はカル
シウムスルフォネートまたはバリウムスルフォネートの
いずれかを用い、その配合量をグリース全量の0.5〜
10重量%とした。
【0014】このような組成のグリースは、基油と添加
剤との相溶性が良好で潤滑性に優れ、グリースちょう度
も適当でグリースの漏れはなく、流動性も良くてグリー
ス油膜の補修性も損なわれることがない。そして、第1
の接触面である外輪の軌道面5および第2の接触面であ
る内輪の軌道面6には、ウレア化合物の薄い酸化皮膜が
形成され、且つその皮膜上には十分な厚さの油膜が形成
される。そのため、ストロークの大きい往復運動におい
ては従来同様の耐久性を維持するとともに、微少ストロ
ークの揺動運動においても、後述するように、外輪1の
軌道面5及び内輪2の軌道面6のフレッチング摩耗を抑
制して耐久性の低下を効果的に防止することができる。
【0015】なお、上記第1の実施形態では転がり軸受
として開放形の単列深溝玉軸受を例示したが、シールド
形,ゴムシール形等にも同様に適用でき、またその他の
タイプの玉軸受にも適用可能であり、更には玉軸受とは
限らずころ軸受に対しても適用可能である。
【0016】次に、第2の実施形態として、本発明をリ
ニアガイドに適用した場合を示す。図2は、本発明の転
動装置の第2の実施形態としての小型リニアガイドの一
部を切り欠いて示す正面図である。横断面略角型の内方
部材である案内レール11の上に、外方部材である断面
コ字形のスライダ12が跨架されており、両部材の間に
転動体である多数個の玉13が配設されている。詳しく
は、案内レール11の両側面に軸方向に長い軌道溝15
が形成され、一方、スライダの構成部品のスライダの本
体12Aには内側面に前記軌道溝15に対向する軌道溝
16が形成され、この軌道溝16に平行する貫通孔から
なる転動体戻り路17が袖部内に形成されている。その
スライダ本体12Aの両端にはスライダの構成部品のエ
ンドキャップ12Bがねじ18でそれぞれ取り付けてあ
り、これらのエンドキャップ12Bに前記軌道溝16と
転動体戻り路17とを連通させる図示されない半ドーナ
ツ状の湾曲路が形成され、軌道溝16,転動体戻り路1
7及び湾曲路からなる転動体13の循環経路が構成され
る。その循環経路内に多数の転動体13が装填されて脱
落しないように保持されている。
【0017】この場合は、外方部材12の転動体13へ
の接触面である第1の接触面はスライダ12の内側面の
軌道溝16であり、内方部材11の転動体13への接触
面である第2の接触面は案内レール11の外側面の軌道
溝15である。
【0018】このリニアガイドは、内方部材である案内
レール11とこれに跨架された外方部材であるスライダ
12で囲まれた空間容積にその20容積%の量のグリー
ス10が充填してある。そのグリース10の組成は上記
第1の実施形態の場合と同じであり、作用効果も同じで
ある。
【0019】なお、リニアガイドとしては、図2のタイ
プのものに限らず、リニアガイドの一方の側部に第1の
接触面であるスライダ12の内側面の軌道溝16及び第
2の接触面である案内レール11の軌道溝15がいずれ
も2本以上あるものや、転動体がころのものや、あるい
は案内レールのほうが断面コ字型でその内面の凹部にス
ライダが転動体を介して移動自在に配設されたタイプの
もの等にも同様に適用可能である。
【0020】続いて、第3の実施形態として、本発明を
ボールねじに適用した場合を示す。図3は、本発明の転
動装置の第3の実施形態としてのボールねじの要部の断
面図で、螺旋状のねじ溝21を外周面に有する内方部材
としてのねじ軸22に、外方部材であるナット23が多
数の玉からなる転動体24を介して螺合されている。ナ
ット23はねじ軸22のねじ溝21に対応するねじ溝2
5を内周面に有する。転動体24は前記両ねじ溝21,
25によって形成された螺旋状空間をねじ軸22の回転
方向に転動しつつナット23の胴部に設けられた例えば
循環駒などのようなボール循環路(図示せず)に導かれ
てナット23の軸方向両端部間を循環移動する。そし
て、ねじ軸22が回転すると、転動体24の転動を介し
てナット23がねじ軸22に沿い直線方向に送られるよ
うに構成されている。
【0021】この場合は、外方部材23が転動体24に
接触する第1の接触面はナット23のねじ溝25であ
り、内方部材22が転動体24とが接触する第2の接触
面はねじ軸の外面のねじ溝21である。そして、内方部
材であるねじ軸22とこれに螺合された外方部材である
ナット23で囲まれた空間容積にその20容積%の量の
グリース10が充填してある。そのグリース10の組成
は上記第1の実施形態の場合と同じであり、作用効果も
同じである。
【0022】なお、ボールねじとしては、図3のタイプ
のものに限らず、転動体の循環チューブを用いたチュー
ブ循環式あるいはエンドキャプに循環経路を設けたエン
ドキャップ循環式のもの等、その他のタイプにも同様に
適用可能である。
【0023】(実施例)以下に、本発明の転動装置の効
果を確認するべく実施した、比較耐久試験について説明
する。
【0024】本発明の実施例の被試験用転動装置とし
て、第1の実施形態(図1)に示した深溝玉軸受、第2
の実施形態(図2)に示したリニアガイド及び第3の実
施形態(図3)に示したボールねじを実施例として使用
した。一方、比較例の被試験用転動装置として、実施例
のものとは異なる組成のグリースを充填したものを用意
して、揺動耐久試験による評価を行った。
【0025】揺動耐久試験の内容は下記の通りである。 揺動耐久試験 A 転動装置 :深みぞ玉軸受(呼び番号;695) 周波数 :30Hz 揺動角度 :8度 面圧(Fa) :1.7GPa 揺動繰り返し回数:1×107 回 揺動耐久試験 B 転動装置 :リニアガイド(呼び番号;LH25
0535) 周波数 :10Hz 揺動ストローク :5mm 面圧 :1.7GPa 揺動繰り返し回数:1×107 回 揺動耐久試験 C 転動装置 :ボールねじ(呼び番号;W1503
FA) 周波数 :10Hz 揺動ストローク :5mm 面圧 :1.7GPa 揺動繰り返し回数:1×107 回 試験後の判定は、転動装置を分解して内方部材の軌道面
(第2の接触面)を観察し、次の基準で行った。
【0026】 軌道面に殆ど損傷がない :○ 合格 軌道面に走行跡が発生している :△ 合格 軌道面のフレッチング摩耗が発生している :× 不合
格 本発明の転動装置の試験結果を表1〜表4に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】
【表4】
【0031】また、比較例の転動装置の試験結果を表
5,表6に示す。
【0032】
【表5】
【0033】
【表6】
【0034】本発明の転動装置の場合は、いずれも合格
となり優れた揺動耐久性を示したのに対し、比較例の転
動装置の場合には、比較例2,6,7,8を除く全ての
試料において、軌道面のフレッチング摩耗が認められ
た。また、比較例2,6,7,8も軌道面に転動体の走
行跡が認められた。
【0035】即ち、比較例1は、基油の動粘度(40
℃)及び添加剤の有機モリブデン,カルシウムスルフォ
ネートの各添加量が本発明の下限値を下回り本発明の範
囲外のため、いずれの揺動耐久試験においても軌道面の
フレッチング摩耗が認められ不合格となった。
【0036】比較例2は、基油の動粘度(40℃)が本
発明の上限値より大きく且つ増ちょう剤のウレア化合物
の含有量及び添加剤の有機モリブデン,バリウムスルフ
ォネートの各添加量が本発明の下限値より小さくていず
れも本発明の範囲外のため、揺動耐久試験B,Cでは軌
道面のフレッチング摩耗が発生して不合格となった。
【0037】比較例3は、添加剤の有機モリブデン,バ
リウムスルフォネートの各添加量が本発明の上限値より
大きくて本発明の範囲外のため、いずれの揺動耐久試験
においても軌道面のフレッチング摩耗が認められ不合格
となった。
【0038】比較例4は、添加剤の有機モリブデン,及
びカルシウムスルフォネートの添加量が本発明の下限値
より小さくて本発明の範囲外のため、いずれの揺動耐久
試験においても軌道面のフレッチング摩耗が認められ不
合格となった。
【0039】比較例5は、添加剤の有機モリブデン,及
びカルシウムスルフォネートの添加量が本発明の上限値
より大きくて本発明の範囲外のため、いずれの揺動耐久
試験においても軌道面のフレッチング摩耗が認められ不
合格となった。
【0040】比較例6は、添加剤の有機モリブデン,及
びバリウムスルフォネートの各添加量が本発明の下限値
より小さくて本発明の範囲外のため、揺動耐久試験B,
Cでは軌道面のフレッチング摩耗が発生して不合格とな
った。
【0041】比較例7は、増ちょう剤としてウレア化合
物の代わりにリチウム石鹸を使用したものであるが、揺
動耐久試験B,Cにおいては軌道面のフレッチング摩耗
が発生して不合格となった。
【0042】比較例8は、基油として本発明の範囲外で
あるジフェニルエーテル油をしようしたものであるが、
揺動耐久試験B,Cにおいては軌道面のフレッチング摩
耗が発生して不合格となった。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の転動部材
によれば、潤滑剤として、潤滑性及び添加剤との相溶性
に優れた油を基油とし増ちょう剤には転動部材の接触面
に極薄い酸化皮膜を形成しやすいウレア化合物を用い、
これに極圧性に優れた添加剤である有機モリブデンと防
錆性に優れ潤滑性能の高い防錆剤とを組み合わせて添加
したグリースを充填するものとしたため、特に、微少ス
トロークの揺動運動において転動部材の接触面に発生し
やすいフレッチング摩耗を防止できて、その結果例えば
ワイヤーボンダ用装置のような微少ストロークの揺動運
動が繰り返される用途向けの転動部材の耐久寿命が大幅
に向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転動装置の第1の実施形態の部分断面
図である。
【図2】本発明の転動装置の第2の実施形態の一部を切
り欠いて示す正面図である。
【図3】本発明の転動装置の第3の実施形態の要部の断
面図である。
【符号の説明】
1 外方部材(外輪) 2 内方部材(内輪) 3 転動体(玉) 5 第1の接触面 6 第2の接触面 11 内方部材(案内レール) 12 外方部材(スライダ) 13 転動体 15 第2の接触面 16 第1の接触面 21 第2の接触面 22 内方部材(ねじ軸) 23 外方部材(ナット) 24 転動体 25 第1の接触面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C10M 115:08 139:00)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外方部材と内方部材との間に転動体を配
    設し、転動体は外方部材の転動体への接触面である第1
    の接触面と内方部材の転動体への接触面である第2の接
    触面とに対して転動する転動装置において、増ちょう剤
    としてウレア化合物5〜25重量%、基油として40℃
    の動粘度が20〜300mm2 /sであって合成炭化水
    素油,エステル油,鉱油の中から選択された少なくとも
    1種を55〜94重量%含有するグリースに、有機モリ
    ブデンの中から選択された少なくとも1種を0.5〜1
    0重量%及びカルシウムスルフォネート,バリウムスル
    フォネートの中から選択された少なくとも1種を0.5
    〜10重量%、それぞれ添加したグリース組成物を封入
    したことを特徴とする転動装置。
JP8326643A 1996-12-06 1996-12-06 転動装置 Pending JPH10169657A (ja)

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