JPH10167119A - 車体前部結合構造 - Google Patents

車体前部結合構造

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JPH10167119A
JPH10167119A JP33236496A JP33236496A JPH10167119A JP H10167119 A JPH10167119 A JP H10167119A JP 33236496 A JP33236496 A JP 33236496A JP 33236496 A JP33236496 A JP 33236496A JP H10167119 A JPH10167119 A JP H10167119A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カウルトップサイドパネルとダッシュアッパパ
ネルとの結合剛性を向上をさせ、パネルの変形・変位を
抑えることができる車体前部結合構造とする。 【解決手段】車幅方向に沿って伸びる排水路10aを形
成するダッシュアッパパネル10と、ダッシュアッパパ
ネル10に接合されてその両端部を閉塞すると共に排水
路10aの排出口16を形成するカウルトップサイドパ
ネル12と、を有するカウルボックス14に、該カウル
ボックス14の両端部を下方から支持するダッシュサイ
ドパネル18を接合する車体前部結合構造において、ダ
ッシュサイドパネル18をダッシュアッパパネル10の
両端部に接合し、その接合部位に閉断面構造部24を形
成し、その閉断面構造部24の車幅方向位置を、カウル
トップサイドパネル12とダッシュアッパパネル10と
の接合部位の位置に略一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体前部
の結合構造に関し、特に、カウルボックスと、カウルボ
ックスの両端部を支持するダッシュサイドパネルとが接
合される車体前部結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車体前部結合構造として
は、図6に示すものがある。図において、40は、車幅
方向に沿って伸び排水路40aを形成するダッシュアッ
パパネル、42は、該ダッシュアッパパネル40の両端
部を閉塞すると共に前記排水路40aの排出口46を形
成するカウルトップサイドパネルであり、これらダッシ
ュアッパパネル40及びカウルトップサイドパネル42
は、カウルトップパネル41(図7参照)等と共にカウ
ルボックス44を構成する。カウルトップサイドパネル
42は、その下部に形成された略水平な下部フランジ4
2aがダッシュアッパパネル40上に重なり合ってスポ
ット溶接により接合されると共に、その後部に形成され
略車幅方向に伸びる略鉛直な後部フランジ42bがダッ
シュアッパパネル40に形成された後部フランジ40b
と重なり合っており、さらに、この後部フランジ40b
は、フロントピラー50のフランジ50aとも重なり合
って、両者がスポット溶接により接合されている。そし
て、カウルトップサイドパネル42は、前方向に延び
て、その前端部がサスペンション取付部(図示せず)に
結合されるフードリッジ(図示せず)と接合される。
【0003】また、ダッシュアッパパネル40は、カウ
ルトップサイドパネル42との接合部分よりも車幅方向
外側まで延びて、その両端部において、ダッシュサイド
パネル48に形成された上部フランジ48aと重なり合
ってスポット溶接により接合される。こうして、ダッシ
ュアッパパネル40とダッシュサイドパネル48との間
に形成される空間をできる限り車幅方向外方まで延ばす
ことにより、この空間を搭載機器の設置スペース等に利
用している。尚、図7中、52はフードリッジレインフ
ォースである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの結合構造の部
位は、エンジンコンパート部及びキャビン部との結合部
位にあたり、車体の振動問題、剛性、強度において重要
な役割を持っている。しかしながら、かかる従来の構造
では、フードリッジを介してサスペンション取付部から
の入力を受けるカウルトップサイドパネル42とダッシ
ュアッパパネル40との接合部位と、カウルボックス4
4を支持するダッシュサイドパネル48とダッシュアッ
パパネル40との接合部位とが、図7に示すように長さ
Lだけオフセットされているため、サスペンション取付
部からの突き上げ力Fを十分に受けることができず、特
に、カウルトップサイドパネル42の下部フランジ42
aとダッシュアッパパネル40との接合部位付近で、ダ
ッシュアッパパネル40が図7の仮想線で示した如く変
形してしまい、カウルトップサイドパネル42が図8の
仮想線で示した如く持ち上がってしまう、という問題が
ある。
【0005】この突き上げ力Fに対して、フードリッジ
の板厚等を厚くする等により対処することも可能である
が、フードリッジの強度を高めると逆に前突時にフード
リッジが十分潰れなくなって、衝突力を十分に吸収する
ことができなくなるという問題もある。本願発明は、か
かる問題点に鑑みなされたもので、請求項1ないし請求
項4記載の発明の目的は、カウルトップサイドパネルと
ダッシュアッパパネルとの結合剛性を向上をさせ、パネ
ルの変形・変位を抑えることができる車体前部結合構造
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、車幅方向に沿
って伸びる排水路を形成するダッシュアッパパネルと、
該ダッシュアッパパネルに接合されてその両端部を閉塞
すると共に前記排水路の排出口を形成するカウルトップ
サイドパネルと、を有するカウルボックスに、該カウル
ボックスの両端部を下方から支持するダッシュサイドパ
ネルを接合する車体前部結合構造において、前記ダッシ
ュサイドパネルを前記ダッシュアッパパネルの両端部に
接合し、その接合部位に閉断面構造部を形成すると共
に、その閉断面構造部の車幅方向位置を、前記カウルト
ップサイドパネルとダッシュアッパパネルとの接合部位
の位置に略一致させることを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のものにおいて、前記カウルトップサイドパネルは、
サスペンション取付部に結合されるフードリッジとフロ
ントピラーインナ部との間を連結する略鉛直で且つ略面
一の面を有しており、前記閉断面構造部は該フロントピ
ラーインナ部の直前に位置づけられることを特徴とす
る。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載のものにおいて、前記ダッシュサイドパネル
の下部の少なくとも一部は、前記カウルトップサイドパ
ネルより車幅方向外方に張り出されており、前記ダッシ
ュサイドパネルの上部には、上方に行くに従って漸次カ
ウルトップサイドパネルへ向かう傾斜面が形成されてい
ることを特徴とする。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項1な
いし3のいずれかに記載のものにおいて、前記ダッシュ
サイドパネルには、前記排出口よりも車体前後方向後方
位置に、車幅方向外方へ膨出し且つ前記排出口から後方
への水の排出を阻止する前壁を持つ膨出部が形成される
ことを特徴とする。また、請求項5記載の発明は、請求
項4記載のものにおいて、前記膨出部の前壁は、下方へ
行くに従って漸次前方に向かって傾斜することを特徴と
する。
【0010】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、カウルト
ップサイドパネルとダッシュアッパパネルとの接合位置
と車幅方向位置が略一致するようにして閉断面構造部が
形成されているため、ダッシュアッパパネルとカウルト
ップサイドパネルとの結合剛性が高められる。従って、
サスペンション取付部からの突き上げ力がカウルトップ
サイドパネルに作用しても、この入力を閉断面構造部が
受けることでダッシュアッパパネルの変形を防止するこ
とができ、カウルトップサイドパネルの変位を防止する
ことができる。
【0011】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1に係る作用・効果の他、サスペンション取付部から
の入力を、カウルトップサイドパネルの略面一の面を介
して、フロントピラーインナ部に効果的に伝達すること
ができると共に、フロントピラーインナ部に連結される
直前の、排水口等があって剛性、強度的に不利な部分
を、前記閉断面構造部によって補強することができる。
【0012】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1または請求項2に係る作用・効果の他、ダッシュサ
イドパネルの下部の少なくとも一部は、前記カウルトッ
プサイドパネルより車幅方向外方に張り出すことができ
るため、この張り出した部分とダッシュアッパパネルと
で形成される空間に、搭載機器を設置することができ、
空間を広く利用することができる。
【0013】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1ないし請求項3のいずれかに係る作用・効果の他、
車幅方向外方へ膨出し且つ前記排出口から後方への水の
排出を阻止する前壁を持つ膨出部が形成されるため、ダ
ッシュサイドパネル自身の剛性を向上させることができ
ると共に、前壁によって後方のフロントピラー方向へ水
が排出されるのを阻止することができるので、フロント
ピラーの接合箇所の隙間から水が侵入するのを阻止する
ことができると共に、寒冷地において、フロントピラー
のドアヒンジの前方で排出された水の凍結が生じてフロ
ントドアが開かなくなる等の弊害を回避することができ
る。
【0014】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項4に係る作用・効果に加えて、前壁が下方へ行くに従
って漸次前方に向かって傾斜しているので、水の後方へ
の排出を確実に阻止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明の車体前部結合構造の
実施の形態を表す説明斜視図、図2は図1の側面図、図
3は同じく分解図、図4は図1の4−4線に沿って見た
断面図、図5は図1の5−5線に沿って見た断面図であ
る。図中、UPRは車体上方、FRは車体前方、0Xは
車幅方向中央方向を示す。
【0016】図において、10はダッシュアッパパネル
であり、ダッシュアッパパネル10には、車幅方向に沿
って伸びる排水路10aと、該排水路10aの両端部に
下方へ向かって下がる傾斜面10bとが形成されてい
る。12は前記ダッシュアッパパネル10の両端部を閉
塞するカウルトップサイドパネルであり、カウルトップ
サイドパネル12は、前記傾斜面10bと共に前記排水
路10aの排出口16を形成する。
【0017】カウルトップサイドパネル12の前端部
は、エンジンコンパート部の側壁を形成すると共にサス
ペンション取付部であるところのストラットハウジング
22に結合されるフードリッジ20に、接合されてい
る。また、カウルトップサイドパネル12の後端部は、
一体的にフロントピラーインナ部23の下部の車内側面
の一部を構成している。そして、カウルトップサイドパ
ネル12は、サスペンション取付部に結合されるフード
リッジ20からフロントピラーインナ部23との間を略
鉛直で且つ略面一の面12aで連結している。こうし
て、サスペンション取付部からの入力をフロントピラー
30へせん断力で伝達することができるようにしてい
る。さらに、前記略面一の面12aの下方には、後述の
ダッシュサイドパネル18の傾斜面18bに適合して傾
斜面12bが形成されており、該傾斜面12bは前記排
出口16に対応して、図2に示すように、側面から見て
排出口16を迂回するように高さが変化している。
【0018】これらダッシュアッパパネル10及びカウ
ルトップサイドパネル12は、図外のカウルトップパネ
ル等と共にカウルボックス14を構成しており、前記カ
ウルボックス14は、その両端部がダッシュサイドパネ
ル18に接合されて該ダッシュサイドパネル18によっ
て下方から支持される。このダッシュサイドパネル18
は、図3に最も良く示したように、概ね、その前下部に
おいて、カウルトップサイドパネル12の前記略面一の
面12aよりも車幅方向外方に張り出された張出面18
aと、張出面18aの上方で、上方に行くに従って漸次
カウルトップサイドパネル12へ向かう傾斜面18b
と、ダッシュアッパパネル10の両端部に接合される接
合部18cと、接合部18cに3方が包囲された凹部1
8dと、張出面18a及び傾斜面18bの後端部から車
幅方向内方へ折曲した折曲面18eと、さらに、折曲面
18eから車体前後方向へ折曲し、カウルトップサイド
パネル12の上記面一の面12aに接合される引込面1
8fと、を備えている。さらに、傾斜面18bの後部に
は、車幅方向外方へ膨出した膨出部18gが形成されて
おり、膨出部18gの前側側部を形成する前壁18h
は、下方に行くに従って漸次前方に向かって傾斜してい
る(図2参照)。
【0019】以上のダッシュアッパパネル10、カウル
トップサイドパネル12及びダッシュサイドパネル18
のスポット溶接による接合関係を説明すると、図3に示
したように、ダッシュアッパパネル10の両端部(図3
中、部位Aで示す)に下方から、ダッシュサイドパネル
18の接合部18cが接合され、ダッシュアッパパネル
10の傾斜面10b(図3中、部位Bで示す)に下方か
ら、ダッシュサイドパネル18の傾斜面18bの上端部
が接合される。さらに、傾斜面10bには上方から、カ
ウルトップサイドパネル12の傾斜面12bの前部(図
3中、部位Cで示す)が接合される。同時に、ダッシュ
サイドパネル18の膨出部18g(図3中、部位Dで示
す)には、上方からカウルトップサイドパネル12の傾
斜面12bの後部が接合され、また、ダッシュサイドパ
ネル18の折曲面18e及び引込面18fの上端部に
は、カウルトップサイドパネル12(図3中、部位Eで
示す)が接合される。さらに、ダッシュアッパパネル1
0の両端部の縦フランジ面10cに、カウルトップサイ
ドパネル12の略面一の面12a(図3中、部位Fで示
す)が接合される。
【0020】このようにしてカウルボックス14とダッ
シュサイドパネル18とが接合されることで、図4及び
図5に示したように、接合部位には、ダッシュアッパパ
ネル10、ダッシュサイドパネル18及びカウルトップ
サイドパネル12とによって囲まれた閉断面構造部24
が形成される。同時に、カウルトップサイドパネル12
の略面一の面12aの後部と、ダッシュサイドパネル1
8の引込面18fとで、フロントピラーインナ部23の
下部の車内側面を構成すると共に、ダッシュサイドパネ
ル18の折曲面18eは、フロントピラーインナ部23
の下部の車幅方向に伸びる側面を構成しており、これら
によってフロントピラーインナ部23の下部が構成され
る。このフロントピラーインナ部23には、さらに、フ
ロントピラーアウタ部を構成するボディサイドアウタパ
ネル28が接合され、フロントピラーインナ部23とボ
ディサイドアウタパネル28とでフロントピラー30が
構成される。そして、閉断面構造部24は、図2におい
て、フロントピラー30の直前に位置づけられており且
つフロントピラー30より前方のダッシュアッパパネル
10の部分の車体前後方向略全域に渡って形成されてい
る。
【0021】尚、32はカウルトップサイドブレース、
34はフードリッジレインフォースであり、フードリッ
ジレインフォース34は、図4及び図5に示したよう
に、その下端がダッシュサイドパネル18に接合される
と共に、その上端がカウルトップサイドブレース32と
カウルトップサイドパネル12の略水平な上端部12c
とに接合される。
【0022】以上のように構成された車体前部結合構造
において、カウルトップサイドパネル12の略面一の面
12aに車幅方向一が略一致するようにして閉断面構造
部24が形成されているので、閉断面構造部24によっ
て、あたかも、ダッシュアッパパネル10の排水路10
aの下側に1つのメンバを取り付けた如く補強されるこ
とになる。こうして、ダッシュアッパパネル10とカウ
ルトップサイドパネル12との結合剛性が高められるの
で、サスペンション取付部からの突き上げ力がカウルト
ップサイドパネル10に作用しても、この入力を閉断面
構造部24で受け、ダッシュアッパパネル10の変形が
防止される。また、閉断面構造部24により図2の側面
図から見て曲がりに対し強い構造となるため、従来構造
における図8のようなカウルトップサイドパネル12の
持ち上がりを防止することができる。
【0023】カウルトップサイドパネル12の後部は、
フロントピラー30に一体的に連結されるため結合剛性
が高いのに対し、他方、カウルトップサイドパネル12
のフロントピラー30に連結される直前の部分は、排出
口16等があって剛性・強度的に不利であるが、フロン
トピラー30の直前に形成される閉断面構造部24によ
ってこの不利な部分が補強されることになる。
【0024】こうして、閉断面構造部24を備えること
により、ダッシュサイドパネル18の前下部の張出面1
8aをカウルトップサイドパネル12の略面一の面12
aよりも車幅方向外方に張り出すことができる。従っ
て、張出面18a、傾斜面18b及びダッシュアッパパ
ネル10に包囲される空間に、搭載機器を設置すること
ができ、空間を広く利用することができる。
【0025】さらに、ダッシュサイドパネル18に膨出
部18gを形成することにより、ダッシュサイドパネル
18自身の車幅方向の剛性を向上させることができる。
さらに、排出口16よりも車体前後方向後方位置に膨出
部18gを設けることにより、膨出部18gの前壁18
hが排出口16から後方への水の排出を阻止することに
なる。そのため、フロントピラー30方向へ水が排出さ
れるのを阻止することができるので、ボディサイドアウ
タパネル28とダッシュサイドパネル18との接合面の
隙間から水が侵入するのを阻止することができると共
に、寒冷地において、フロントピラー30のドアヒンジ
の前方で排出水の凍結が生じてフロントドアが開かなく
なる等の弊害を回避することができる。特に、本実施の
形態では、前壁18hが下方へ行くに従って漸次前方に
向かって傾斜しているので、かかる排出水の後方への排
出を確実に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車体前部結合構造の実施の形態を表す
説明斜視図である(カウルボックスの一端部を示す)。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の分解図である。
【図4】図1の4−4線に沿って見た断面図である。
【図5】図1の5−5線に沿って見た断面図である。
【図6】従来の車体前部結合構造を表す一部分解説明斜
視図である。
【図7】図6の7−7線に沿って見た断面図である。
【図8】図6の側面図である。
【符号の説明】
10 ダッシュアッパパネル 10a 排水路 12 カウルトップサイドパネル 12a 略面一の面 14 カウルボックス 16 排出口 18 ダッシュサイドパネル 18a 張出面 18b 傾斜面 18g 膨出部 18h 前壁 20 フードリッジ 22 ストラットハウジング(サスペンション取付部) 23 フロントピラーインナ部 24 閉断面構造部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車幅方向に沿って伸びる排水路を形成す
    るダッシュアッパパネルと、該ダッシュアッパパネルに
    接合されてその両端部を閉塞すると共に前記排水路の排
    出口を形成するカウルトップサイドパネルと、を有する
    カウルボックスに、該カウルボックスの両端部を下方か
    ら支持するダッシュサイドパネルを接合する車体前部結
    合構造において、 前記ダッシュサイドパネルを前記ダッシュアッパパネル
    の両端部に接合し、その接合部位に閉断面構造部を形成
    すると共に、その閉断面構造部の車幅方向位置を、前記
    カウルトップサイドパネルとダッシュアッパパネルとの
    接合部位の位置に略一致させることを特徴とする車体前
    部結合構造。
  2. 【請求項2】 前記カウルトップサイドパネルは、サス
    ペンション取付部に結合されるフードリッジとフロント
    ピラーインナ部との間を連結する略鉛直で且つ略面一の
    面を有しており、前記閉断面構造部は該フロントピラー
    インナ部の直前に位置づけられることを特徴とする請求
    項1記載の車体前部結合構造。
  3. 【請求項3】 前記ダッシュサイドパネルの下部の少な
    くとも一部は、前記カウルトップサイドパネルより車幅
    方向外方に張り出されており、前記ダッシュサイドパネ
    ルの上部には、上方に行くに従って漸次カウルトップサ
    イドパネルへ向かう傾斜面が形成されていることを特徴
    とする請求項1または2記載の車体前部結合構造。
  4. 【請求項4】 前記ダッシュサイドパネルには、前記排
    出口よりも車体前後方向後方位置に、車幅方向外方へ膨
    出し且つ前記排出口から後方への水の排出を阻止する前
    壁を持つ膨出部が形成されることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかに記載の車体前部結合構造。
  5. 【請求項5】 前記膨出部の前壁は、下方へ行くに従っ
    て漸次前方に向かって傾斜することを特徴とする請求項
    4記載の車体前部結合構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013035423A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車のカウル部構造
JP2014122008A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Mitsubishi Motors Corp 車体の前部構造
JP2014162418A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車の前部車体構造
JP2014196066A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 富士重工業株式会社 自動車の前部車体構造

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