JPH10165776A - 浄化装置 - Google Patents
浄化装置Info
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- JPH10165776A JPH10165776A JP8330798A JP33079896A JPH10165776A JP H10165776 A JPH10165776 A JP H10165776A JP 8330798 A JP8330798 A JP 8330798A JP 33079896 A JP33079896 A JP 33079896A JP H10165776 A JPH10165776 A JP H10165776A
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Abstract
成長、付着した汚れの固まりが水流によって剥離した
り、押し流されることがない浄化装置を提供することで
ある。 【解決手段】 入水口13からハウジング5内に流入し
た水は、前記ハウジング5内壁と隔壁19との間の第一
の空隙41より間隙39を通過し、その一部がアダプタ
ー33から直接濾過フィルター21の内部空隙29に流
れ込み、残りが前記隔壁19内面と前記濾過フィルター
21外周面との間の第二の空隙43から濾過フィルター
21の内部空隙へ濾過作用を受けながら通過し、両者が
出水口11へ合流するよう構成されている。
Description
せしめて、浄化、ろ過する浄化装置に関する。
例として図2に示すような構成のものがある。
強制循環濾過装置の一種で、一日中浴用水を強制循環し
ながら浄化し、所望の入浴温度に保温して24時間いつ
でも清潔な湯に入浴でき、さらに湯の交換が長期間にわ
たって不要になるといったことで市場で認知されている
循環浄化装置100に組み込まれている浄化槽の一例で
ある。
クボール等の瀘過材103が収納されたメッシュ状のバ
ケットである瀘過材収納容器105が取り外し可能に収
納されている。汚染水は底部の流入口107から浄化槽
101へ入り、前記濾過材103中を通過しながら浄化
され、上側壁に設けた流出口109から導出する。
うちに、濾過材収納容器105内の濾過材103が汚れ
で目詰まりすることで浄化能力や通過流量が低下するの
で、浄化能力及び流量を復活させるために、定期的に濾
過材103を清掃しなければならない。
を逆方向に流して汚れを流し出す方法(逆洗浄方式)
や、濾過材を外部へ取り出して手洗いを行う方式が普及
している。後者では通常1カ月から6カ月ごとに清掃を
実施することを推奨している製品が多い。本例で説明す
るこの方式によれば、浄化槽の蓋111を取って、濾過
材収納容器105ごと浄化槽101から一旦取り外し、
内部の濾過材103をバケツ等に取り出して水道水でも
み洗いしなければならない。
浄化装置では、使用する時間経過と共に濾過体の表面に
付着した汚れの膜の剥離物や固まりで水流が阻害され、
目詰まりが生じるので、定期的な清掃作業が必要であっ
た。一方、前記濾過体の清掃を行うための逆洗浄装置を
設置するという構成も考えられるが、この場合には構成
が複雑になるという問題点が生ずる。さらに、定期的な
清掃作業を怠った場合、容器や濾過体の表面に付着した
汚れの固まりが、剥離して流出してしまうという問題点
もある。
になされたものであり、簡易な構成を有し、且つ定期的
な清掃作業を怠って継続しようした場合にも汚れの固ま
りが流出することがない浄化装置を提供することを目的
とする。
に本発明の浄化装置は、中心部に空隙を持ち、循環する
水を濾過するための中空濾材と、その中空濾材を収納す
るための容器と、前記中空濾材外周と前記容器内壁とを
隔て、且つ前記中空濾材の一端側において前記容器内壁
との間に通水部を形成させる隔壁と、前記容器内壁と前
記隔壁との間の領域に水を流入させるための入水口と、
前記中空濾材の他端側において空隙に連通し、且つ水を
流出させるための出水口と、前記容器内壁と前記隔壁と
の間の領域より前記通水部を通過した水を前記中空濾材
の空隙へ直接通水するアダプターとを備え、前記入水口
から前記容器内に流入した水が、前記容器内壁と前記隔
壁との間の領域より前記通水部を通過し、その一部が前
記アダプターから直接中空濾材の空隙に流れ込み、残り
が前記隔壁内面と前記中空濾材外周面との間の領域から
中空濾材の空隙へ濾過作用を受けながら通過し、両者が
前記出水口へ合流するよう構成されている。
染水が流入されると、その汚染水は前記容器内壁と前記
隔壁との間の領域より前記通水部を通過し、その一部が
前記アダプターから直接中空濾材の空隙に流れ込み、残
りが前記隔壁内面と前記中空濾材外周面との間の領域か
ら中空濾材の空隙へ濾過作用を受けながら通過し、両者
が前記出水口へ合流し、浄化された水が前記出水口より
流出される。
て図面を参照して説明する。
広く普及している浴槽水の循環浄化装置や、空調システ
ムの水周り配管の途中に設置される。
に略円筒状であり、内部に円筒状の使い捨て濾過フィル
ター21を納めたプラスティック製ベース3と、内部の
汚れ状態を外部から観察できるように透明のプラスティ
ック製ハウジング5とを含んで構成している。ベース3
及びハウジング5の内部には、円筒状の使い捨てフィル
ター21が納められている。また、ベース3とハウジン
グ5とは分離可能にネジ部7、及びパッキン9にて水密
に合体されている。ベース3には中央に出水口11が、
外周部には後述するところの入水口13が突出するよう
一体に形成され、各々配管ホース15、17が接続され
ている。さらに、ベース3の容器内部側には、出水口1
1と入水口13の間に円筒状の透明プラスティック製隔
壁19を配置する。隔壁19は、ベース3とハウジング
5を正しく組み付けた状態において、ハウジング5の上
壁内面との間に通水部としての間隙39が形成されてい
る。尚、隔壁19は濾過フィルター21の交換を容易に
するため、はめ込み式とする。
空濾材を、ベース3とハウジング5とが容器をそれぞれ
構成するものである。
の孔あき円筒芯23にポリエステル、ポリプロピレン、
コットンといった繊維の束からなる糸25を円筒芯より
外側に向かって徐々に密から粗となるような密度勾配が
得られるように巻いた構造であり、一般的に糸巻きフィ
ルターと呼ばれ、0.5ミクロンから、150ミクロン程度ま
で捕捉粒径は各種用意されている。円筒芯23には多数
の孔27を設けてあり、水が糸巻きの周囲から入り、こ
の間を通過するうちに濾過され、孔27を経由して円筒
芯23の内部空隙29に到達する。濾過フィルター21
は容器のベース3側においては、下部ガスケット31に
て水密に密着している。
央部に孔が形成された上部ガスケット35が配置され、
後述するアダプター33が、前記上部ガスケット35の
孔に嵌合し載置されている。
上部で円筒芯23に遊嵌して容器の中央に保持するため
の円筒状のプラスティック製部品であり、その中心には
通水孔37が設けられ、外周には水平方向に突出するつ
ばが形成されている。そして、前記アダプター33は、
前記つばにおいて前記上部ガスケット35に支持され、
前記ハウジング5内部の上壁部中心より下方に突出する
ように形成された水平断面十字形状の位置決め部材45
が前記アダプター33内面に嵌合することにより、前記
上部ガスケット35と共同して密着固定されている。従
って、前記アダプター33は、前記円筒芯23上端部に
おいて内部空隙29に連通している。
一の空隙41、隔壁19と濾過フィルター21の外周表
面の間は第二の空隙43を形成している。前述のベース
3の外周部に設けた入水口13は前記の第一の空隙41
のみに開口している。また、第二の空隙43はベース3
側においてはベース3端面にて閉鎖されている。
説明する。
水側を加圧した状態で濾材に通水する、加圧濾過という
状態で使用するものである。
は、まず、隔壁19とハウジング5内壁とにより形成さ
れた第一の空隙41に入り、隔壁19に沿って上昇し
て、ハウジング5の上壁と隔壁19とにより形成された
間隙39に達する。此処までは、未だ一切の濾過作用は
されない。
空隙43に向けて下降するものと、アダプター33の通
水孔37を経由して円筒芯23上端部で内部空隙29に
流入するものと分離される。
降した汚染水は加圧状態のために、濾過フィルター21
の外周表面から円筒芯23の中心の内部空隙29に向か
って濾過されながら流れる。
部で内部空隙29に直接流入し、下降して前者の濾過処
理された水と合流しながらベース3の中央に突出した出
水口11より導出される。尚、間隙39において分かれ
る水流の比率は濾過フィルター21の汚れによる詰まり
の程度や、上端部のアダプター33の通水孔37の直径
で変化するものである。
トして濾過使用を開始した当初は捕捉した汚染水による
汚れが未だ少ないので多くの汚染水は、間隙39から、
第二の空隙43に向けて下降しながら濾過フィルター2
1の外周表面から円筒芯23の中心の内部空隙29に向
かって濾過されながら流れる。
21は当然汚れで詰まりが進行する。また、詰まりの進
行と同時に、濾過フィルター21の外周表面を汚れやバ
クテリアの排泄物といった水垢状の固形膜が覆い、次第
に成長していくという現象が発生する。この固形膜は、
成長するに従って水流によって表面から剥離しやすい状
態になり、従来は、成長、剥離、流出といった悪循環を
繰り返していた。本実施の形態では、継続使用につれて
濾過フィルター21は詰まりが進行し、同時に水垢状の
固形膜が覆うのは従前と同様であるが、濾過フィルター
21が詰まってくると、アダプター33の通水孔37を
経由して円筒芯23上端部で直接内部空隙29に流入す
る汚染水が増加する。また、入水口13から流入された
水流は前記隔壁19により濾過フィルター21とは分離
されているので、濾過フィルター21を覆った水垢状の
固形膜を洗い流す方向の水流はほとんど消滅し、出水口
11より流出する固形物を防止できる利点がある。従っ
て、長期にわたるメンテナンスフリー状態の使用環境を
実現できるものである。
発明の浄化装置は、中心部に空隙を持ち、循環する水を
濾過するための中空濾材と、その中空濾材を収納するた
めの容器と、前記中空濾材外周と前記容器内壁とを隔
て、且つ前記中空濾材の一端側において前記容器内壁と
の間に通水部を形成させる隔壁と、前記容器内壁と前記
隔壁との間の領域に水を流入させるための入水口と、前
記中空濾材の他端側において空隙に連通し、且つ水を流
出させるための出水口と、前記容器内壁と前記隔壁との
間の領域より前記通水部を通過した水を前記中空濾材の
空隙へ直接通水するアダプターとを備え、前記入水口か
ら前記容器内に流入した水が、前記容器内壁と前記隔壁
との間の領域より前記通水部を通過し、その一部が前記
アダプターから直接中空濾材の空隙に流れ込み、残りが
前記隔壁内面と前記中空濾材外周面との間の領域から中
空濾材の空隙へ濾過作用を受けながら通過し、両者が前
記出水口へ合流するよう構成されている。
空濾材の表面に付着した汚れの固まりが水流によって剥
離したり、押し流されることを防止するため、長期間使
用した濾材の交換を怠り、使用を続けた場合でも、浄化
装置から外部に固形膜の剥離物が流出することがない。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 中心部に空隙を持ち、循環する水を濾過
するための中空濾材と、 その中空濾材を収納するための容器と、 前記中空濾材外周と前記容器内壁とを隔て、且つ前記中
空濾材の一端側において前記容器内壁との間に通水部を
形成させる隔壁と、 前記容器内壁と前記隔壁との間の領域に水を流入させる
ための入水口と、 前記中空濾材の他端側において空隙に連通し、且つ水を
流出させるための出水口と、 前記容器内壁と前記隔壁との間の領域より前記通水部を
通過した水を前記中空濾材の空隙へ直接通水するアダプ
ターとを備え、 前記入水口から前記容器内に流入した水が、前記容器内
壁と前記隔壁との間の領域より前記通水部を通過し、そ
の一部が前記アダプターから直接中空濾材の空隙に流れ
込み、残りが前記隔壁内面と前記中空濾材外周面との間
の領域から中空濾材の空隙へ濾過作用を受けながら通過
し、両者が前記出水口へ合流するよう構成したことを特
徴とする浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8330798A JPH10165776A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8330798A JPH10165776A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10165776A true JPH10165776A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18236677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8330798A Pending JPH10165776A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10165776A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004503357A (ja) * | 2000-05-12 | 2004-02-05 | ポール・コーポレーション | フィルタ |
US8293104B2 (en) | 2000-05-12 | 2012-10-23 | Pall Corporation | Filtration systems and fitting arrangements for filtration systems |
-
1996
- 1996-12-11 JP JP8330798A patent/JPH10165776A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004503357A (ja) * | 2000-05-12 | 2004-02-05 | ポール・コーポレーション | フィルタ |
US7954647B2 (en) | 2000-05-12 | 2011-06-07 | Pall Corporation | Filters |
US8293104B2 (en) | 2000-05-12 | 2012-10-23 | Pall Corporation | Filtration systems and fitting arrangements for filtration systems |
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