JPH10113506A - 浄化装置 - Google Patents

浄化装置

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JPH10113506A
JPH10113506A JP8265961A JP26596196A JPH10113506A JP H10113506 A JPH10113506 A JP H10113506A JP 8265961 A JP8265961 A JP 8265961A JP 26596196 A JP26596196 A JP 26596196A JP H10113506 A JPH10113506 A JP H10113506A
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JP
Japan
Prior art keywords
filter
water
container
upper lid
purifying
Prior art date
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Pending
Application number
JP8265961A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Oku
信明 奥
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浄化装置において、濾過フィルター21の交
換作業を快適化にすること。 【解決手段】 フランジ4から上蓋5を取り外すと、上
蓋5は、インナーケース18、濾過フィルター21が一
体に取り付いた状態で外れる。濾過フィルター21は4
本の保持爪6で上蓋5に取り付けているので、全体を手
で保持して強く振動させると、濾過フィルター21の自
重にて脱落するので、濾過フィルター21に直接手を触
れたり、視角に入る事無く快適に廃棄作業ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水を通過せしめ
て、浄化、ろ過する浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、広く使用されている浄化装置の一
例として図2に示すような構成がある。
【0003】これは、家庭の浴槽に取り付ける浴用水の
強制循環濾過装置の一種で、一日中浴用水を強制循環し
ながら浄化し、所望の入浴温度に保温24時間いつでも
清潔な湯に入浴でき、さらに湯の交換が長期間にわたっ
て不要になるといったことで市場で認知されている循環
浄化装置100に組み込まれている浄化槽の一例であ
る。
【0004】浄化槽101内部には、多孔質のセラミッ
クボール等の瀘過材103が収納されたメッシュ状のバ
ケットである瀘過材収納容器105が取り外し可能に収
納されている。そして、汚染水は底部の流入口107か
ら浄化槽101へ入り、前記の濾過材103中の通過し
ながら浄化され、上側壁に設けた流出口109から導出
する。
【0005】また、一定期間使用している内に、濾過材
収納器105内の濾過材103が汚れで目詰まりするこ
とで浄化能力や通過流量が低下するので、浄化能力及び
流量を復活させるために、定期的に濾過材103を清掃
しなければならい。この手段として機械的に攪拌しなが
ら水を逆方向に流して汚れを流し出す方法(逆洗浄方
式)や、濾過材を外部へ取り出して手洗いを行う方式が
普及している。後者では通常1カ月から6カ月ごとに清
掃を実施することを推奨している製品が多い。本例で説
明するこの後者の方式によれば、浄化槽の蓋111を取
って、濾過材収容器105ごと浄化槽101から一旦取
り外し、内部の濾過材103をバケツ等に取り出して水
道水でもみ洗いしなければならない。
【0006】また、汚れた濾過材自体を定期的に交換す
るものも知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
浄化装置においては、濾過材の定期的な交換作業は汚く
て不快であるという問題点がある。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、不快な汚れが作業者の目にふれ
たりフィルターの表面に手を直接ふれなくても交換でき
るように改善することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の浄化装置は、循環する水を濾
過するためのフィルターと、そのフィルターを着脱自在
に収納すると共にフィルターに水を循環させるための外
容器と、その外容器とフィルターとの間に配置され、外
容器からフィルターを離脱する際にフィルターを覆い隠
すための内容器とを備えている。
【0010】また、請求項2記載の浄化装置は、内容器
が外容器に対して着脱可能な上蓋に装着され、フィルタ
ーが上蓋に設けられた保持爪によって保持されている。
【0011】そして、請求項3記載の浄化装置は、内容
器が間隙を有する2重構造に形成され、その間隙には流
動性濾材が配置されている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】本発明の浄化装置は例えば、近年広く普及
している浴槽水の循環浄化装置や、空調システムの水周
り配管の途中に設置される。
【0014】その本体1の内部構成は図1に示すように
略円筒状であり、大きく分けて、内部に円筒状の使い捨
て濾過フィルター21を納めた内部を観察できる透明の
プラスティック製ハウジング3と、プラスティック製フ
ランジ4と、上蓋5にて構成している。よって、濾過フ
ィルター21が本発明のフィルターを構成し、ハウジン
グ3及びフランジ4が本発明の外容器を構成している。
【0015】上蓋5は濾過フィルター21及び後述する
流動浄化材33の交換時などにフランジ4から取り外せ
るようになっており、ネジ部7、及びパッキン9にて水
密に組つける。上蓋5にはばね性をもった4本の保持爪
6が一体に形成してある。保持爪6は濾過フィルター2
1の上端部で中空部にかん合して、濾過フィルター21
を保持したまま上蓋5を外すことができる。
【0016】ハウジング3上部フランジ4直下には、空
気抜きホース10を接続し、通水開始時に容器内の空気
を排出させる。ハウジング3の底部には中央に出水口1
1が、外周部には後述するところの入水口13が突出す
るよう一体に形成し、各々配管ホース15、17を接続
する。
【0017】一方、ハウジング3の内側にはハウジング
3にすっぽり収まる一回り小さいインナーケース18、
さらにその内側には濾過フィルター21を包囲するイン
ナーメッシュ19を配置する。
【0018】インナーケース18は透明のプラスティッ
ク製円筒状容器であり、上端は開口しており、上蓋5に
ネジ部20で組つけている。さらに、底部は中心部に濾
過フィルター21が貫通するための穴があいており、穴
の側壁は前記インナーメッシュ19を組み付けるための
ネジ部23を形成している。また、ドーナッツ形の底部
は前記入水口13から入った汚染水を通過させるためメ
ッシュ25を取り付けている。
【0019】インナーメッシュ19は緩いテーパー状の
円筒フレーム27にナイロンやステンレス製のメッシュ
29を全周に張ったもので、前記ネジ部23でインナー
ケース18に組み付けている。よって、インナーケース
18と円筒フレーム27及びインナーメッシュ19とに
よって2重構造が形成され、本発明の内容器を構成して
いる。
【0020】メッシュ29は後述する直径がおよそ1−
3ミリの粒体からなる流動浄化材33が通過できない捕
捉荒さを設定している。また、メッシュ29によって、
濾過フィルター21側に透過する水流が均一に分散化す
るため、流動浄化材33の流動状態が極めて良好となる
利点が生ずるものである。よって、流動浄化材33が本
発明の流動性濾材を構成している。
【0021】これら容器の構成部品を正しく組み付けた
状態において、上蓋5、インナーケース18とインナー
メッシュ19で囲まれた間隙31にはポリビニールアル
コール粒等の流動浄化材33をおよそ1/5から1/4
位の高さまで入れてある。これらは、前記入水口13か
ら通水が始まると、水流によって舞い上がって、間隙3
1内を流動、循環しながら汚染水を浄化する。こうし
た、流動浄化材33は表面にバクテリアの被膜を形成す
る性質を具備しており、こうした生化学反応を利用して
汚染水の浄化を行う直径がおよそ1−3ミリの粒体であ
る。
【0022】濾過フィルター21はポリプロピレン製の
穴あき円筒芯35にポリエステル、ポリプロピレン、コ
ットンといった繊維の束からなる糸37を円筒芯よりあ
る密度勾配が得られるように巻いた構造であり、一般的
に糸巻きフィルターと呼ばれ、0.5ミクロンから、150ミ
クロン程度まで捕捉粒径は各種用意されている。円筒芯
35には多数の穴39を設けてあり、水が糸巻きの周囲
から入り、この間を通過するうちに濾過され、穴39を
経由して円筒芯35の内部空隙41に到達する。濾過フ
ィルター21は容器の下部側においては、ガスケット4
3にて水密に密着している。また、上蓋5側では前述の
ようにガスケット45で円筒軸方向に圧縮状態で固定保
持されている。
【0023】前述のハウジング3底部の外周部に設けた
入水口13はインナーケース18のドーナッツ形の底部
に向かって開口している。また中央に設けた出水口11
は、濾過フィルター21の下端部にて円筒芯35の内部
空隙41に連通している。
【0024】つぎに、実際の濾過における水の通水過程
を説明する。この種の浄化装置は、加圧ポンプにて汚染
水側を加圧した状態で濾材に通水する、加圧濾過という
状態で使用するものである。入水口13から本体1に導
入した汚染水はまず、インナーケース18底部のメッシ
ュ25からインナーケース18に流入し、流動浄化材3
3を流動させながら、流動浄化材の表面のバクテリア層
と接触して第一段階の浄化作用を受ける。
【0025】ところで、インナーメッシュ19の内側に
は隣接して濾過フィルター21の外壁面が対じしてお
り、インナーケース18に流入した汚染水は上昇すると
供に、インナーメッシュ19を透過して濾過フィルター
21の外壁面に達する。この時、インナーメッシュ19
によって、毛髪、ごみといった比較的おおきな異物を捕
捉する第二段階の浄化作用を受ける。このため、後記の
濾過フィルター21が目詰まりしにくくなり、寿命が伸
びるという利点を生ずるものである。
【0026】さらに濾過フィルター21の外壁面から糸
37、円筒芯35の穴39と経由して、内部空隙41に
到達する。ここでは前述のように0.5ミクロンから、150
ミクロン程度の垢など細かい粒径の汚れを捕捉する。こ
うして第三段階の浄化作用を受ける。この後、ハウジン
グ3底部の中央に突出した出水口11より導出し、目的
を達成する。このように、本発明の浄化装置では極めて
装置を小型に纏めながらも、三段階にもわたる浄化を行
うことが出来る。
【0027】つぎに、本実施の形態の浄化装置で定期点
検や日常の濾材の交換作業を行う場合の手順について説
明する。
【0028】本実施の形態の浄化装置では内部の濾材の
交換作業では次の3つのパターンが予想できる。第一の
パターンは濾過フィルター21だけを交換する場合であ
る。先ず、フランジ4から上蓋5を捻って取り外す。す
ると、上蓋5は、インナーケース18、濾過フィルター
21が一体に取り付いた状態で外れる。濾過フィルター
21は前述したように、ばね性をもった4本の保持爪6
で上蓋5に取り付けているので、全体を手で保持して強
く振動させると、濾過フィルター21の自重にて脱落す
る。この作業をごみ箱など廃棄場所の上で行えば、汚い
濾過フィルター21に直接手を触れたり、視角に入る事
無く快適に廃棄作業ができる。新しい濾過フィルター2
1を再セットするには、ハウジング3の底部のガイド4
7に円筒芯35を合わせて、載置するだけで完了する。
すなわち、前記のインナーケース18がねじ込まれて一
体になっている上蓋5を再度、フランジ4に捻ってとり
つければ、上蓋5の保持爪6が新しい濾過フィルター2
1の上部に自ずから入り込んでセットが完了するわけで
ある。
【0029】第二のパターンは流動浄化材33だけを交
換する場合である。流動浄化材33自体の寿命は濾過フ
ィルター21に比べて遥かに長いので交換頻度は第一の
パターンに比較してかなり少ないと予想できる。先ず、
フランジ4から上蓋5を捻って取り外す。すると、上蓋
5は、インナーケース18、濾過フィルター21が一体
に取り付いた状態で外れるのは第一のパターンと同じで
ある。次に、上蓋5から、インナーケース18を捻って
取り外す。すると、インナーケース18は内側にインナ
ーメッシュ19、円筒フレーム27がねじ込まれた状態
で外れる。この時、上蓋5においては、濾過フィルター
21のみ、保持爪6によって保持された状態となってい
る。前述のインナーケース18においては、内側のイン
ナーメッシュ19とで囲まれた円筒状の間隙31に、使
い古した流動浄化材33が存在するこれを逆さにして洗
い流して新たな流動浄化材33を再投入する。この後再
度これまでの逆の作業をして、セット完了となる。
【0030】第三のパターンは濾過フィルター21、流
動浄化材33双方を交換する場合である。この場合は前
述の二つの作業を順次おこなう。
【0031】以上説明したように、本実施の形態の浄化
装置においては、濾過フィルター21及び流動浄化材3
3の交換作業を極めて容易に行うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1記載の浄化装置によれば、フィルターの
交換の際、内容器がフィルターを覆い隠すため、不快な
汚れが作業者の目にふれたりその表面に手を直接ふれな
くてもフィルターの交換を行うことができる。
【0033】また、請求項2記載の浄化装置によれば、
上蓋を取り外すことによりフィルターを外容器から離脱
できるので、その操作性を簡単にすることができる。
【0034】そして、請求項3記載の浄化装置によれ
ば、内容器を2重構造にして間隙に流動性濾材を配置し
たため、その流動性濾材に手を直接ふれなくても交換す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浄化装置の断面図である。
【図2】従来の浄化装置の一例を示す要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 3 ハウジング 4 フランジ 5 上蓋 6 保持爪 18 インナーケース 19 インナーメッシュ 21 濾過フィルター 27 円筒フレーム 31 間隙 33 流動浄化材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環する水を濾過するためのフィルター
    と、 そのフィルターを着脱自在に収納すると共にフィルター
    に水を循環させるための外容器と、 その外容器と前記フィルターとの間に配置され、外容器
    からフィルターを離脱する際にフィルターを覆い隠すた
    めの内容器とを備えたことを特徴とする浄化装置。
  2. 【請求項2】 前記内容器は、前記外容器に対して着脱
    可能な上蓋に装着され、前記フィルターは、その上蓋に
    設けられた保持爪によって保持されていることを特徴と
    する請求項1記載の浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記内容器は、間隙を有する2重構造に
    形成され、その間隙には流動性濾材が配置されているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の浄化装置。
JP8265961A 1996-10-07 1996-10-07 浄化装置 Pending JPH10113506A (ja)

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JP8265961A JPH10113506A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 浄化装置

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JP8265961A JPH10113506A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 浄化装置

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ID=17424466

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JP8265961A Pending JPH10113506A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 浄化装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014006672A1 (ja) * 2012-07-02 2014-01-09 三菱電機株式会社 放電加工液清浄装置と放電加工液の清浄方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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