JP3747100B2 - 流体浄化装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は,液体又は気体である流体に含まれている粒子等の物質をフィルタで除去して浄化する流体浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
フィルタとしては,通常,濾紙,繊維,織布又は不織布から構成されるが,フィルタが消耗品であるとの考えに立てば,安価に入手できる濾紙によって構成されることが多い。フィルタの濾過能力を示す指標の一つとしての濾過面積については,濾過面積が広いほど目詰まりに至るまでの時間が長く,それだけフィルタの交換回数が少なくて済む。例えば,放電加工機の加工液浄化装置においては,浄化装置内の限られたスペースの中で可能な限りの濾過面積を確保するため,フィルタを,連続する襞状に形成した筒状フィルタとして浄化装置のケース内に収納している。濾紙で作成されたフィルタは,水を含むと軟らかくなり耐圧力が低下する。スラッジがフィルタに捉えられるに従って,供給側での圧力が高くなるので,この圧力を検出することにより,耐圧力に達する前にフィルタの交換時期を知ることができる。
【0003】
放電加工機の加工液浄化装置には,大別すると,スラッジを含み加圧して供給される加工液を,筒状のフィルタの内外のどちら側で濾過するかにより,外側濾過式浄化装置と内側濾過式浄化装置とに区別される。
【0004】
外側濾過式浄化装置は,加圧された加工液を筒形のフィルタの外側から内側へと通過させる際に,筒状フィルタの外部でスラッジを濾過するものである。外部にスラッジを付着させるので,濾過が進んでも比較的小型ながら濾過能力を維持することができる。また,外部に付着したスラッジはフィルタから除去し易いので,フィルタの清掃が容易であり,そのためフィルタの交換及び再使用がし易いというメリットがある。しかしながら,加圧された加工液を筒状フィルタの外側から送るために,フィルタの外側をフィルタよりも大型で耐圧性の密封容器で覆う必要がある。更に,フィルタの清掃や交換時に,容器の内部を清掃する必要があり,清掃や交換に放電加工機を停止させる時間が長く,機械の運転効率が悪くなる。そして,スラッジがフィルタから落下して作業者の衣服や床を汚すことがある等の不都合がある。
【0005】
これに対して,内側濾過式浄化装置を用いた放電加工機の加工液濾過装置は,例えば,実公平7−2006号公報に記載されてもいるように,加圧された加工液を筒状フィルタの内側から外側へと通過させる際に,筒形のフィルタの内部でスラッジを濾過するものである。加圧された加工液を筒状フィルタの内側から送るためにフィルタの外側をフィルタよりも大型の耐圧性の容器で覆う必要はない。フィルタの交換時に,スラッジがフィルタから落下することが少なく,したがって,作業者の衣服や床を汚すことがない。しかしながら,内側濾過式浄化装置には以下の不都合がある。即ち,内部にスラッジを集めるので,濾過が進めば進むほど濾過能力が低下する。濾過能力を一定以上にするには,フィルタ全体を大型化せざるを得ず,フィルタを大型化すると,スラッジが蓄積したときに装置全体が重くなり,フィルタの交換の作業性が悪化する。供給される加工液はフィルタに対し外側に向かって圧力を及ぼすので,フィルタを耐圧性のあるものに製作する必要もある。フィルタの内側に付着されたスラッジはフィルタから除去し難いので,フィルタの清掃が困難であり,そのためフィルタは使い捨てにされる。したがって,フィルタに関するコストが高くなる。また,フィルタの交換には放電加工機の停止時間を長くする必要があり,機械の運転効率が悪い。
【0006】
また,別の形態として,内外に環状のフィルタを配置した内外濾過式浄化装置がある。即ち,近年,放電加工機の技術の進歩により,ワイヤ放電加工速度が向上し,それに比例して加工時のスラッジの発生量も多くなり,この多量に発生するスラッジを回収して加工液を浄化するフィルタの濾過能力を向上させるため,濾紙を襞状に形成した大小二つのフィルタを同心状に配置した内外濾過式浄化装置が提案されている。この浄化装置によれば,環状の空間に濾過すべき使用済み加工液が供給され,内側フィルタの内部と外側フィルタの外部とに浄化した加工液が取り出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,元来,フィルタそれ自体は消耗品として考えられていたことに加え,この内外濾過式浄化装置においては,スラッジは,内側と外側の両フィルタの間の環状空間に回収されるため,フィルタ交換をした際にフィルタから除去することが困難であった。したがって,フィルタは,目詰まりを起こす寿命が来れば使い捨てとして処分され,再使用することは考慮されていなかった。
【0008】
濾紙によるフィルタは,比較的安価に入手できる物品ではあるが,未使用のフィルタの使用量が増えれば,経済的な負担に加え,廃品として処分するまでの間,浄化装置の形として保管するために工場のスペースの一角を占有する等の不都合があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の目的は,上記課題を解決することであり,濾過能力の高い内外濾過式の浄化装置であることを前提として,内外の筒状フィルタ間に回収された付着物の除去を簡単にできる構造を採用して,フィルタを再使用可能にする内外濾過式の流体浄化装置を提供することである。
【0010】
この発明は,濾材を周方向に襞状に形成された内側筒状フィルタ,前記内側筒状フィルタの外側に同心状に配置され且つ濾材を周方向に襞状に形成された外側筒状フィルタ,及び前記内側筒状フィルタと前記外側筒状フィルタとの一端部と他端部とをそれぞれ結合する第一端部プレートと第二端部プレートとから成る結合部材を有し,前記内側筒状フィルタと前記外側筒状フィルタとの間には流入空間が形成され,前記内側筒状フィルタの内側には流出空間が形成されている流体浄化装置において,
前記第一端部プレートと前記第二端部プレートは,前記内側筒状フィルタの端縁に当接する内側の環状領域,前記外側筒状フィルタの端縁に当接する外側の環状領域,及び前記内側の環状領域と前記外側の環状領域とを連結し且つ前記内側の環状領域と前記外側の環状領域との間に前記流入空間に対して開口する複数の第一開口部を形成する半径方向に延びるリブ部を有しており,
前記内側筒状フィルタの内側及び前記外側筒状フィルタの外側に沿って筒状の金属製多孔板がそれぞれ設けられ,前記筒状の金属製多孔板の一端部と他端部は前記第一端部プレートと第二端部プレートとにそれぞれ連結されており,
前記フィルタユニットの一端部を密閉し且つ未処理流体を流入させるための流入口を備えた第一蓋部材,前記フィルタユニットの他端部を密閉し且つ処理済み流体を流出させるための流出口を備えた第二蓋部材,及び前記フィルタユニットに対して前記第一蓋部材と前記第二蓋部材とを取外し可能に連結する連結手段を備えており,
前記第一蓋部材の前記流入口は前記第一端部プレートに形成されている前記第一開口部の一つと連通しており,前記第二蓋部材の前記流出口は前記第二端部プレートに形成されている前記第二開口部と連通しており,
前記第一端部プレートと前記第一蓋部材との間及び前記第二端部プレートと前記第二蓋部材との間において前記複数の第一開口部の周りを密封する密封手段が設けられ,前記密封手段は前記複数の第一開口部の内側に設けられた環状の内側パッキンと前記複数の第一開口部の外側に設けられた環状の外側パッキンから構成され,
前記連結手段は,前記流出空間を貫通し且つ前記第一蓋部材及び前記第二蓋部材に対して連結された連結ロッドを有していることを特徴とする流体浄化装置に関する。
【0011】
この流体浄化装置によれば,粒子等の除去すべき物質を含む未処理流体は,第一蓋部材に設けられた流入口から流入空間に流入し,フィルタユニットの内側筒状フィルタと外側筒状フィルタを通過して,外側筒状フィルタの外部,及び流出空間へと流れる。フィルタユニットは,第一蓋部材及び第二蓋部材に対して流入口及び流出口以外は密閉されているので,流体は未処理のまま外部へ流出することはない。未処理の流体がフィルタを通過するとき,粒子等の除去すべき物質はフィルタに付着して濾過される。フィルタへの付着量が多くなりフィルタの使用限界に至ると,フィルタの交換のために,連結手段による連結を解除してフィルタユニットから第一蓋部材及び第二蓋部材を取外す。フィルタユニットは,結合部材によって内側筒状フィルタと外側筒状フィルタとが結合されているので,その形状を保っている。フィルタから付着物を取り除く適宜の手段が流入空間にアクセス可能となるため,回収した付着物が取り除かれたフィルタユニットは再使用可能となる。
【0012】
この流体浄化装置において,濾紙等の濾材を周方向に襞状に形成することにより内側筒状フィルタ及び外側筒状フィルタを構成すると,両フィルタの濾過面積が非常に広くなり,濾過能力が向上する。また,内側筒状フィルタ及び外側筒状フィルタを同心状に配置すると,筒状フィルタ間の空間が周方向に均等化し,濾過すべき物質の付着も周方向に均一化する。
【0013】
また,この流体浄化装置は,上記のように構成されているので,第一蓋部材の流入口は第一端部プレートの複数の第一開口部の少なくとも一つの開口部と連通させることが可能となるから,未処理流体は流入空間に流入する。一方,第二蓋部材の流出口は第二端部プレートの第二開口部と連通させることが可能となるから,処理済み流体は流出空間から流出する。このような端部プレートの構造を採用すると,第一側端部プレートと第二端部プレートとは同一構造であって,端部プレートとして部品の共通化が図られる。第一蓋部材に流出空間に連通可能な流出口を設ければ,流出空間の処理済み流体は,第一端部プレートの第二開口部を介して第一蓋部材からも流出可能となる。
【0014】
また,この流体浄化装置,筒状の金属製多孔板を内側筒状フィルタの内側及び外側筒状フィルタの外側に沿って設け,これら筒状の金属製多孔板を,一端側で第一端部プレートに連結し,他端側で第二端部プレートとに連結しているので,内側筒状フィルタの内側及び外側筒状フィルタの外側は,流体が流通可能な筒状の金属製多孔板で覆われることになり,フィルタユニットとしての一体性が強固になる。このようにフィルタユニットを構成すると,内側筒状フィルタ及び外側筒状フィルタを強度が期待できない濾材で構成する場合に,濾材の形状を保ちながら収容するのに役立つとともに,連結手段でフィルタユニットに対して第一蓋部材と第二蓋部材とを連結するときの連結力に耐える構造となる。内側筒状フィルタ及び外側筒状フィルタを通ることで浄化された流体は,筒状の金属製多孔板を通って流出空間及び外側筒状フィルタの外側に流れ出る。
【0015】
スラッジがフィルタとしての濾過限界近くまで付着されたときには,浄化装置は,全体の重量が非常に増大するので,フィルタの交換等で移動させるときに破損することがある。この流体浄化装置において,内側筒状フィルタの内側に沿って設けられた筒状の金属製多孔板の内周面をリングによって支えて補強し,また,外側筒状フィルタの外側面に沿って設けられた筒状の金属製多孔板の外周面にバンドを嵌めて補強すると,浄化装置の強度が高められ,スラッジがフィルタに限界近くまで付着したときでも,浄化装置の破損がない。
【0016
この流体浄化装置は,第一蓋部材及び第二蓋部材をフィルタユニットに対して連結する連結手段流出空間を貫通する連結ロッド構成されているので,連結ロッドは,流出空間を利用して配置され,装置全体のコンパクト化に寄与する。連結ロッドを第二蓋部材に対して外側から当接する押さえ金を介して連結すると,第二蓋部材と押さえ金との間に形成される空間が,流出口からの浄化済み流体のための通過可能な通路となる。
【0017
この流体浄化装置は,処理流体を液体とし,処理済み液体の貯液槽に半水没状態で使用する場合,第一蓋部材に,流出空間を外気に連通する通気孔を形成しておくと,流出空間内の空気圧は大気圧となり,内側筒状フィルタと外側筒状フィルタとの内外圧差に差異がなく,両フィルタは均等に処理を行うことができ,処理済み液体の流出をスムーズに行うことができる。
【0018
この流体浄化装置は,処理流体を放電加工機において使用される加工液の浄化に使用すると,ワイヤカット等の放電加工で生じたスラッジはフィルタユニットによって回収され,処理済みの加工液は再度放電加工機の放電加工部分に供給されて,循環利用される。
【0019
【発明の実施の形態】
以下,添付図面を参照しつつ,この発明の実施例を説明する。図1はこの発明による流体浄化装置の一実施例の分解断面図,図2は図1に示す流体浄化装置に用いられる第一蓋部材の上面図,図3は図1に示す流体浄化装置に用いられる第二蓋部材の下面図,図4は図1に示す流体浄化装置に用いられる端部プレートの平面図,図5は図1に示す流体浄化装置に用いられる押さえ金の下面図,図6は図1に示す流体浄化装置の組立状態の斜視図,図7はこの発明による流体浄化装置において蓋部材を取り除いた状態で端部プレートの一部を破断して示す部分平面図,そして図8はこの発明による流体浄化装置においてフィルタユニットを二段に重ねた実施例を示す正面図である。
【0020
この発明による流体浄化装置は,図6に全体の組立後の外観を斜視図で示しているように,フィルタユニット1,その両端,即ち,縦形に使用した場合には,フィルタユニット1の上端側に適用された第一蓋部材としての蓋部材2,フィルタユニット1の下端側に適用された第二蓋部材としての蓋部材3,及びフィルタユニット1に対して蓋部材2及び蓋部材3を取外し可能に連結する連結手段4とから構成されている。蓋部材2には,その直径方向対向位置に両端が回動可能に連結された把手5が設けられている。
【0021
図1にこの発明による流体浄化装置(把手5を除く)の分解断面図が示されている。フィルタユニット1は,内側筒状フィルタ6,内側筒状フィルタ6の外側に配置された外側筒状フィルタ7,並びに内側筒状フィルタ6と外側筒状フィルタ7とを結合する結合部材である第一端部プレートとしての端部プレート8及び第二端部プレートとしての端部プレート9から成っている。蓋部材2は,フィルタユニット1の一端部(図において上端部)を密封し且つ未処理流体をフィルタユニット1に流入させるための流入口10を備えている。流入口10は,図示しないポンプ等の供給源から延びた配管に対するオス型の継手であり,この継手は,蓋部材2に対してねじ止めされている。ねじ部分に防水材を用いると密封性が更に向上する。流入口10には,供給源から圧力をかけられた未処理の流体が供給される。蓋部材3は,フィルタユニット1の他端部(図において下端部)を覆い且つ処理済み流体をフィルタユニット1から流出させるための流出口11を備えている。内側筒状フィルタ6と外側筒状フィルタ7との間には流入口10と接続した流入空間13が形成されている。また,内側筒状フィルタ6の内側には流出口16に接続した流出空間14が形成されている。流入空間13と流出空間14とは,連結手段4によって蓋部材2,3をフィルタユニット1に対して連結したとき,蓋部材2,3によって両端が定められる。
【0022
フィルタユニット1においては,図7に示すように,内側筒状フィルタ6及び外側筒状フィルタ7は濾紙等の濾材12を周方向に襞状に形成して構成されている。このようにして構成された内側及び外側の筒状フィルタは,濾過面積が非常に広くなり,濾過能力が向上する。また,内側筒状フィルタ6及び外側筒状フィルタ7は,同心状に配置されており,筒状フィルタ間の流入空間13が均等化している。
【0023
内側筒状フィルタ6と外側筒状フィルタ7とを結合する結合部材は,両筒状フィルタ6,7を一端部(図で上方端部)及び他端部(図で下方端部)でそれぞれ結合する端部プレート8と,端部プレート9とから構成される。図4に示されるように,端部プレート8と端部プレート9には,流入空間13に対して開口する複数の第一開口部としての開口部15と,流出空間14に対して開口する第二開口部としての開口部16とが形成されている。開口部15は同心状に且つ等間隔に形成するのが好ましい。また,開口部16はその中心を端部プレート8と端部プレート9の中心とする円形に形成するのが好ましい。開口部15と開口部16とを形成することによって,内側の環状領域17と外側の環状領域18とが,半径方向に延びるリブ部19によって連結されたものとなる。内側の環状領域17と外側の環状領域18は,それぞれ,内側筒状フィルタ6と外側筒状フィルタ7の襞状に形成した濾材12の端縁が当接する領域となる。開口部15の開口縁部20は,フィルタ側に折り曲げられていて,内側筒状フィルタ6と外側筒状フィルタ7の端部に係合している。開口部16の開口縁部21及び外側の環状領域18の外縁部22とは,それぞれフィルタ側に折り曲げられていて,後述する金属製多孔板に係合している。更に,蓋部材2の流入口10は端部プレート8に形成されている開口部15の一つと位置的に整合しているから,未処理流体である放電加工機の加工液は流入口10から流入空間13に流入する。端部プレート8に形成されている他の開口部15は蓋部材2と後述の密閉手段によって密閉されている。また,蓋部材3の流出口11は,端部プレート9に形成されている開口部16と連通しているので,処理済み流体である濾過された加工液は流出空間14から,開口部16を介して流出口11から流出する。端部プレート9に形成されている開口部15も蓋部材3と後述の密閉手段によって密閉されている。このような端部プレートの構造を採用すると,端部プレート8と端部プレート9とは同一構造であって,端部プレートとして部品の共通化が図られ,製造コストの低減に寄与することができる。蓋部材2に流出空間14に連通可能な流出口(図示せず)を設ければ,流出空間14の処理済み加工液は,端部プレート8の開口部16を経て蓋部材2からも流出可能となる。
【0024
内側筒状フィルタ6の内側に沿って筒状の金属製多孔板23が設けられている。また,外側筒状フィルタ7の外側に沿っても筒状の金属製多孔板24が設けられている。筒状の金属製多孔板23,24は,両端において,端部プレート8及び端部プレート9の開口縁部21と外縁部22とに係合している。筒状の金属製多孔板23,24は,端部プレート8及び端部プレート9と共に,内側筒状フィルタ6と外側筒状フィルタ7を囲んで濾材12を保護すると共に,フィルタユニット1として取り扱う際の枠組を形成している。フィルタユニット1の枠組は,濾材12の強度が期待できない場合に,連結手段4により蓋部材2と蓋部材3とをフィルタユニット1に対して引き寄せて連結したときの連結力に耐える構造となる。内側筒状フィルタ6及び外側筒状フィルタ7を通ることで浄化された流体は,筒状の金属製多孔板23,24を通って流出空間14及び外側筒状フィルタ7の外側に流れ出る。
【0025
フィルタユニット1で濾過すべき物質が金属粉等の比重の高いスラッジである場合,スラッジがフィルタの限界近くまで付着したフィルタユニット1は非常に重くなるので,フィルタの交換等で浄化装置を移動させるときに,フィルタユニット1の枠組みが破損することがある。この流体浄化装置において,内側筒状フィルタ6の内側に沿って設けられた筒状の金属製多孔板23の内周面をリング25によって支えて補強し,外側筒状フィルタ7の外側に沿って設けられた筒状の金属製多孔板24の外周面にバンド26を嵌めて補強すると,フィルタユニット1の強度が高められ,スラッジがフィルタに限界近くまで付着したときでも破損しない。
【0026
また,蓋部材2と蓋部材3とがフィルタユニット1を,特に流入空間13を外部に対して密閉する手段としては,蓋部材2と端部プレート8との間,及び蓋部材3と端部プレート9との間において,複数の開口部15の周りを密封する密封手段により行うことができる。開口部15の周りを密封するには,各開口部15毎にOリング等の密封手段を適用してもよいが,図1〜3に示すように,複数の開口部に対して共通して内側に設けられた環状の内側パッキン27と,複数の開口部に対して共通して外側に設けられた環状の外側パッキン28とで構成することができる。内側パッキン27と外側パッキン28は,両蓋部材2,3の端部プレート8,9に対向する面側において形成された内側周溝29と外側周溝30とに嵌め込まれている。内側パッキン27と外側パッキン28は,締め付け前では一部が,内側周溝29と外側周溝30から出ている大きさに設定されている。なお,蓋部材2と蓋部材3との周縁部に形成されたフランジ31は,それぞれ,端部プレート8と端部プレート9の外縁部22に対して嵌合するように寸法が設定されている。両端部プレートは金属板のプレス成形によって形成されることを考慮すると,フランジ31の内径は,外縁部22の外径よりも大きくなるように設計されている。
【0027
次に,蓋部材2と蓋部材3とをフィルタユニット1に対して連結する連結手段4について説明する。連結手段4の主たる構成要素は,流出空間14を貫通する連結ロッド32である。このように構成すると,装置全体のコンパクト化が図られる。連結ロッド32の両端にはそれぞれ雄ねじ33,34が形成されている。蓋部材2の中心に形成された貫通孔35を貫通させた雄ねじ33にワッシャ36を介して締付けナット37がねじ込まれる。他方の雄ねじ34は,蓋部材3の流出口11を貫いて,押さえ金38の中心に形成された雌ねじ39にねじ込まれる。雌ねじ39にねじ込んだ雄ねじ34には,弛み止めワッシャ41を介してロックナット42をねじ込んで押さえ金38を固定する。図1及び図5に示すように,押さえ金38の両端部には蓋部材3に当接する足部40が形成されている。締付けナット37を雄ねじ33にねじ込んでいくと,蓋部材2は端部プレート8に向かって押し付けられ,蓋部材2について設けられた内側パッキン27と外側パッキン28は端部プレート8に対して押し当てられて流入口10側で開口部15回りを密封する。また,蓋部材3は端部プレート9に向かって押し付けられ,蓋部材3について設けられた内側パッキン27と外側パッキン28は端部プレート9に対して押し当てられて流出口11側で開口部15回りを密封する。蓋部材3と押さえ金38との間には,流出空間14からの浄化済み流体が通過可能な通路44(図6参照)の形成が容易となる。なお,流出空間14を貫通する連結ロッド32,締付けナット37及びロックナット42等は連結手段4を具体化するに際しての一例に過ぎず,スペース等の制限が無ければフィルタユニット1の外部を巡って延びる連結ヨーク(図示せず)のように構成してもよい。また,連結ロッド32の一部に形成された平坦部43は,連結ロッド32の雄ねじ34が押さえ金38の雌ねじ39と堅く結合し過ぎた場合にねじ結合を解除するためのスパナを係合させるスパナ係合部である。
【0028
処理流体を液体とし,この流体浄化装置を処理済み液体の貯液槽に半水没状態で使用する場合,蓋部材2に流出空間14を外気に連通する通気孔45を形成しておくと,流出空間14内の空気圧は大気圧となり,内側筒状フィルタ6と外側筒状フィルタ7との内外圧差に差異がなく,両フィルタ6,7は均等に処理を行うことができ,処理済み液体の流出をスムーズに行うことができる。
【0029
蓋部材2に把手5を設けると,フィルタ交換等のために流体浄化装置の持ち運びを楽に行うことができる。把手5は,蓋部材2の直径方向の両端部に対して,回動可能に取り付けることができる。また,この流体浄化装置は,図8に示すように,複数個のフィルタユニット1を軸方向に重ねて使用することもできる。上下の蓋部材等については,フィルタユニット1を一個とした場合と同じであるので詳細な説明を省略する。このように構成すると,浄化装置としての濾過能力を重ねた段数だけ大きくすることができる。
【0030
この流体浄化装置を放電加工機の加工液の浄化装置として用いると,放電加工によって生じた金属粉のスラッジを含む未処理加工液は,図示しないポンプ等の加圧手段によって加圧されて蓋部材2の流入口10からフィルタユニット1の流入空間13に流入する。流入空間13に流入した加工液は,一方で,内側筒状フィルタ6と内側の筒状金属製多孔板23とを通って流出空間14へと流れる。この際,加工液に含まれるスラッジは,内側筒状フィルタ6に付着する。流入空間13に流入した加工液は,他方,外側筒状フィルタ7を通過して外側の金属製多孔板24の外部へと流れる。この際,加工液に含まれるスラッジは,外側筒状フィルタ7に付着する。浄化された加工液は,再度放電加工機に供給されて循環利用される。スラッジ46の付着量が多くなり流入空間13内をスラッジが埋めるようになり(図7を参照),結果として流入空間13の内部圧力が上昇する。この圧力を 接点付圧力計などを用いてフィルタの寿命を知ることができる。フィルタの使用限界に至ると,フィルタの交換のために連結手段4による連結を解除する。即ち,締め付けナット37を連結ロッド32の雄ねじ34から外して,蓋部材2をフィルタユニット1から分離する。蓋部材3と連結ロッド32とは,一体となって流出空間14から抜け出されて,蓋部材3がフィルタユニット1から分離される。フィルタユニット1は,結合部材である端部プレート8と端部プレート9によって内側筒状フィルタ6と外側筒状フィルタ7とが結合されているので,その形状を保っている。長い棒やホースの先端に付けた噴水ノズル等の適宜の手段によって,内側及び外側の筒状フィルタ6,7間の流入空間13に蓄積されたスラッジ46をフィルタユニット1の外部に掃き出したり,洗い流すことができ,フィルタユニット1を再生することができる。
【0031
の流体浄化装置を,処理流体を放電加工機において使用される加工液の浄化装置とした例で説明したが,かかる用途に限らず,空気浄化等,フィルタで濾過すべき物質を含む液体,気体或いはその混合流体に対する浄化装置として用いることができる。
【0032
【発明の効果】
この発明による流体浄化装置は,上記のように構成されているので,粒子等の除去すべき物質を含む未処理流体は,第一蓋部材の流入口から流入空間に流入されて,内側筒状フィルタと外側筒状フィルタとを通って,外側筒状フィルタの外部及び内側筒状フィルタの流出空間へと流れる。粒子等の除去すべき物質はフィルタに付着して濾過される。物質の付着量が多くなりフィルタの使用限界に至ると,連結手段による連結を解除してフィルタユニットから第一蓋部材及び第二蓋部材を取外す。フィルタユニットは,結合部材によって内側筒状フィルタと外側筒状フィルタとが結合されているので,連結解除後も,その形状を保つことができる。工具やホース等の適宜の手段が流入空間に対してアクセス可能となり,かかる手段によって回収した付着物を取り除くとフィルタユニットが再生される。このように,この発明による流体浄化装置によれば,装置の分解が簡単であり,且つフィルタユニットの形状を保ったまま内部の清掃が容易であるので,フィルタを使い捨てにすることなく再利用でき,流体の浄化のコストの軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は,この発明による流体浄化装置の一実施例の分解断面図である。
【図2】 図2は,図1に示す流体浄化装置に用いられる第一蓋部材の上面図である。
【図3】 図3は,図1に示す流体浄化装置に用いられる第二蓋部材の下面図である。
【図4】 図4は,図1に示す流体浄化装置に用いられる端部プレートの平面図である。
【図5】 図5は,図1に示す流体浄化装置に用いられる押さえ金の下面図である。
【図6】 図6は,図1に示す流体浄化装置の組立状態の斜視図である。
【図7】 図7は,この発明による流体浄化装置において蓋部材を取り除いた状態で端部プレートの一部を破断して示す部分平面図である。
【図8】 図8は,この発明による流体浄化装置においてフィルタユニットを二段に重ねた実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 フィルタユニット
2 蓋部材(第一蓋部材)
3 蓋部材(第二蓋部材)
4 連結手段
5 把手
6 内側筒状フィルタ
7 外側筒状フィルタ
8 端部プレート(第一端部プレート)
9 端部プレート(第二端部プレート)
10 流入口
11 流出口
12 濾材
13 流入空間
14 流出空間
15 開口部(第一開口部)
16 開口部(第二開口部)
23 金属製多孔板
24 金属製多孔板
25 リング
26 バンド
27 内側パッキン
28 外側パッキン
32 連結ロッド
38 押さえ金
44 通路
45 通気孔
46 スラッジ

Claims (5)

  1. 濾材を周方向に襞状に形成された内側筒状フィルタ,前記内側筒状フィルタの外側に同心状に配置され且つ濾材を周方向に襞状に形成された外側筒状フィルタ,及び前記内側筒状フィルタと前記外側筒状フィルタとの一端部と他端部とをそれぞれ結合する第一端部プレートと第二端部プレートとから成る結合部材を有し,前記内側筒状フィルタと前記外側筒状フィルタとの間には流入空間が形成され,前記内側筒状フィルタの内側には流出空間が形成されている流体浄化装置において,
    前記第一端部プレートと前記第二端部プレートは,前記内側筒状フィルタの端縁に当接する内側の環状領域,前記外側筒状フィルタの端縁に当接する外側の環状領域,及び前記内側の環状領域と前記外側の環状領域とを連結し且つ前記内側の環状領域と前記外側の環状領域との間に前記流入空間に対して開口する複数の第一開口部を形成する半径方向に延びるリブ部を有しており,
    前記内側筒状フィルタの内側及び前記外側筒状フィルタの外側に沿って筒状の金属製多孔板がそれぞれ設けられ,前記筒状の金属製多孔板の一端部と他端部は前記第一端部プレートと第二端部プレートとにそれぞれ連結されており,
    前記フィルタユニットの一端部を密閉し且つ未処理流体を流入させるための流入口を備えた第一蓋部材,前記フィルタユニットの他端部を密閉し且つ処理済み流体を流出させるための流出口を備えた第二蓋部材,及び前記フィルタユニットに対して前記第一蓋部材と前記第二蓋部材とを取外し可能に連結する連結手段を備えており,
    前記第一蓋部材の前記流入口は前記第一端部プレートに形成されている前記第一開口部の一つと連通しており,前記第二蓋部材の前記流出口は前記第二端部プレートに形成されている前記第二開口部と連通しており,
    前記第一端部プレートと前記第一蓋部材との間及び前記第二端部プレートと前記第二蓋部材との間において前記複数の第一開口部の周りを密封する密封手段が設けられ,前記密封手段は前記複数の第一開口部の内側に設けられた環状の内側パッキンと前記複数の第一開口部の外側に設けられた環状の外側パッキンから構成され,
    前記連結手段は,前記流出空間を貫通し且つ前記第一蓋部材及び前記第二蓋部材に対して連結された連結ロッドを有していることを特徴とする流体浄化装置。
  2. 前記内側筒状フィルタの内側に沿って設けられた前記筒状の金属製多孔板は内周面に嵌まるリングによって補強され,前記外側筒状フィルタの外側面に沿って設けられた前記筒状の金属製多孔板は外周面に嵌めたバンドによって補強されていることを特徴とする請求項に記載の流体浄化装置。
  3. 前記連結ロッドは前記第二蓋部材に対して外側から当接する押さえ金を介して連結しており,前記第二蓋部材と前記押さえ金との間には,前記流出口からの浄化済み流体が通過可能な通路が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の流体浄化装置。
  4. 前記第一蓋部材には,前記流出空間を外気に連通する通気孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の流体浄化装置。
  5. 前記流体を放電加工機において使用された加工液に含まれる放電加工で生じたスラッジ前記フィルタユニットによって回収することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の流体浄化装置。
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