JPH11347312A - フィルタ装置及びフィルタエレメント - Google Patents
フィルタ装置及びフィルタエレメントInfo
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- JPH11347312A JPH11347312A JP10170548A JP17054898A JPH11347312A JP H11347312 A JPH11347312 A JP H11347312A JP 10170548 A JP10170548 A JP 10170548A JP 17054898 A JP17054898 A JP 17054898A JP H11347312 A JPH11347312 A JP H11347312A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- filter element
- pressure
- casing
- end plates
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- Pending
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 寿命がつきたフィルタ装置の廃棄に当り、廃
棄物をコンパクトにでき、また、廃棄物の処理も容易に
できるフィルタ装置を提供すること。 【解決手段】 液体供給口を設けたエンドプレート間に
濾材を設けたフィルタエレメントを、フィルタエレメン
トの取り出しが可能になるように、液体の通過が可能な
耐圧ケーシング内に組み込んでなることを特徴とするフ
ィルタ装置。
棄物をコンパクトにでき、また、廃棄物の処理も容易に
できるフィルタ装置を提供すること。 【解決手段】 液体供給口を設けたエンドプレート間に
濾材を設けたフィルタエレメントを、フィルタエレメン
トの取り出しが可能になるように、液体の通過が可能な
耐圧ケーシング内に組み込んでなることを特徴とするフ
ィルタ装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属の放電加工に
用いられる加工液を循環使用できるように濾過するのに
用いるフィルタ装置に関する。
用いられる加工液を循環使用できるように濾過するのに
用いるフィルタ装置に関する。
【０００２】
【従来の背景】放電加工は、金属の硬さに関係なく切削
加工を容易に行うことができるので広く用いられてい
る。放電加工による切削加工で発生する金属粉末は、加
工液によって洗い流されるようになっているが、発生す
る金属粉末は、切削加工が放電作用によって行われるた
め、超微細な粒子であり、また、この加工屑（通常、チ
ップと称する。）が大量に発生する。
加工を容易に行うことができるので広く用いられてい
る。放電加工による切削加工で発生する金属粉末は、加
工液によって洗い流されるようになっているが、発生す
る金属粉末は、切削加工が放電作用によって行われるた
め、超微細な粒子であり、また、この加工屑（通常、チ
ップと称する。）が大量に発生する。
【０００３】放電加工で使用する加工液として、数メグ
オーム程度の純水が用いられており、この高抵抗を維持
するために、カートリッジ方式の純水装置を備えてい
る。また、この純水装置や放電加工機のワイヤー供給装
置等を保護するために、放電加工によって発生したチッ
プを除去するフィルタが設けられている。
オーム程度の純水が用いられており、この高抵抗を維持
するために、カートリッジ方式の純水装置を備えてい
る。また、この純水装置や放電加工機のワイヤー供給装
置等を保護するために、放電加工によって発生したチッ
プを除去するフィルタが設けられている。
【０００４】チップの発生量が多いため、このフィルタ
は、比較的短時間で濾過が不能になるので、フィルタ交
換の頻度は高い。
は、比較的短時間で濾過が不能になるので、フィルタ交
換の頻度は高い。
【０００５】放電加工において使用するフィルタ装置
は、新しいフィルタ装置に代えたときには、濾過圧力が
０．５ｋｇ／ｃｍ2であるが、交換時期に近くなると、
チップの堆積量が多くなり、濾過圧力が２〜３ｋｇ／ｃ
ｍ2近くまでなる。また、濾過により除去されるのが金
属であるため、フィルタ装置の寿命がつきる末期には、
その重量は非常に大きくなってしまう。従って、放電加
工において使用するフィルタ装置は、この圧力に耐え、
リークが発生しないものであることが必要であり、ケー
シングとエレメントを一体化したケーシング一体型フィ
ルタ装置が昔から製作され、使用されていた。ケーシン
グ一体型フィルタ装置は、気密を保つ事が容易であり、
価格的にも、設置面積的制約からもメリットを有してお
り、現段階では、これ以上のものはなかった。
は、新しいフィルタ装置に代えたときには、濾過圧力が
０．５ｋｇ／ｃｍ2であるが、交換時期に近くなると、
チップの堆積量が多くなり、濾過圧力が２〜３ｋｇ／ｃ
ｍ2近くまでなる。また、濾過により除去されるのが金
属であるため、フィルタ装置の寿命がつきる末期には、
その重量は非常に大きくなってしまう。従って、放電加
工において使用するフィルタ装置は、この圧力に耐え、
リークが発生しないものであることが必要であり、ケー
シングとエレメントを一体化したケーシング一体型フィ
ルタ装置が昔から製作され、使用されていた。ケーシン
グ一体型フィルタ装置は、気密を保つ事が容易であり、
価格的にも、設置面積的制約からもメリットを有してお
り、現段階では、これ以上のものはなかった。
【０００６】図９は、現在使用されている放電加工用フ
ィルタ装置の一例を示すもので、金属製の天板１、地板
２間に、菊花型にひだ折りされた濾紙３が接着剤４で液
が洩れないように接着され、また、天板１、地板２に
は、液体の通過を可能とする孔が開けられた金属製のケ
ーシング５が溶接されている。また、天板１には、汚染
された加工液が流入する口金６が設けられている。
ィルタ装置の一例を示すもので、金属製の天板１、地板
２間に、菊花型にひだ折りされた濾紙３が接着剤４で液
が洩れないように接着され、また、天板１、地板２に
は、液体の通過を可能とする孔が開けられた金属製のケ
ーシング５が溶接されている。また、天板１には、汚染
された加工液が流入する口金６が設けられている。
【０００７】放電加工用フィルタ装置は、加工液槽７内
に配置され、天板１に設けられた口金６には、放電加工
機から加工液を圧送する高圧ホース８が接続される。加
圧された加工液は、高圧ホース８から供給され、濾紙３
を通過させることによって加工液中に含まれるチップが
除去され、清浄化されてケーシング５の外周から加工液
槽７に排出される。
に配置され、天板１に設けられた口金６には、放電加工
機から加工液を圧送する高圧ホース８が接続される。加
圧された加工液は、高圧ホース８から供給され、濾紙３
を通過させることによって加工液中に含まれるチップが
除去され、清浄化されてケーシング５の外周から加工液
槽７に排出される。
【０００８】放電加工用フィルタ装置は、寿命が短く、
フィルタ装置の交換の頻度は高いため、廃棄される放電
加工用フィルタ装置の量は多い。
フィルタ装置の交換の頻度は高いため、廃棄される放電
加工用フィルタ装置の量は多い。
【０００９】近年、公害問題に対する関心が高まり、将
来、放電加工用フィルタ装置の廃棄に対しても問題がで
てくる可能性が高い。先に述べたように、現在用いられ
ているフィルタ装置は、金属製の天地板とケーシング、
プラスチック濾材とが混在しているため、廃棄物の処理
に問題があり、また、廃棄量も多くなる。
来、放電加工用フィルタ装置の廃棄に対しても問題がで
てくる可能性が高い。先に述べたように、現在用いられ
ているフィルタ装置は、金属製の天地板とケーシング、
プラスチック濾材とが混在しているため、廃棄物の処理
に問題があり、また、廃棄量も多くなる。
【００１０】産業廃棄物を最小し、廃棄物は減容出来る
様な構造であることが必要である。このためにケースは
再利用出来ることが必要であり、エレメントには金属製
品を使用しないか又は最小限で使用することが要求され
ている。
様な構造であることが必要である。このためにケースは
再利用出来ることが必要であり、エレメントには金属製
品を使用しないか又は最小限で使用することが要求され
ている。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、寿命がつきたフィルタ装置の廃棄に当り、廃棄物を
コンパクトにでき、また、廃棄物の処理も容易にできる
フィルタ装置を提供することにある。
は、寿命がつきたフィルタ装置の廃棄に当り、廃棄物を
コンパクトにでき、また、廃棄物の処理も容易にできる
フィルタ装置を提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、以
下の構成によって達成される。 （１）液体供給口を設けたエンドプレート間に濾材を設
けたフィルタエレメントを、フィルタエレメントの取り
出しが可能になるように、液体の通過が可能な耐圧ケー
シング内に組み込んでなることを特徴とするフィルタ装
置。 （２）耐圧ケーシングが、天蓋と耐圧ケーシング本体よ
りなり、耐圧ケーシング本体に天蓋が締め金具で脱着可
能に緊締されていることを特徴とする上記（１）に記載
のフィルタ装置。 （３）耐圧ケーシング本体が、フィルタエレメントを除
去し易いようにテーパが設けられている耐圧ケーシング
本体であることを特徴とする上記（１）または（２）に
記載のフィルタ装置。 （４）液体供給口を設けたエンドプレート間に濾材を設
けたフィルタエレメントにおいて、エンドプレートの少
なくとも一方が、フィラーを添加した樹脂にて形成され
ており、かつ、エンドプレートの少なくとも一方と濾材
とが該フィラーを添加した樹脂で密封されていることを
特徴とするフィルタエレメント。 （５）液体供給口を設けたエンドプレート間に濾材を設
けたフィルタエレメントにおいて、エンドプレート間に
エンドプレート間の間隔が広がるのを防止する補強材が
設けられていることを特徴とするフィルタエレメント。
下の構成によって達成される。 （１）液体供給口を設けたエンドプレート間に濾材を設
けたフィルタエレメントを、フィルタエレメントの取り
出しが可能になるように、液体の通過が可能な耐圧ケー
シング内に組み込んでなることを特徴とするフィルタ装
置。 （２）耐圧ケーシングが、天蓋と耐圧ケーシング本体よ
りなり、耐圧ケーシング本体に天蓋が締め金具で脱着可
能に緊締されていることを特徴とする上記（１）に記載
のフィルタ装置。 （３）耐圧ケーシング本体が、フィルタエレメントを除
去し易いようにテーパが設けられている耐圧ケーシング
本体であることを特徴とする上記（１）または（２）に
記載のフィルタ装置。 （４）液体供給口を設けたエンドプレート間に濾材を設
けたフィルタエレメントにおいて、エンドプレートの少
なくとも一方が、フィラーを添加した樹脂にて形成され
ており、かつ、エンドプレートの少なくとも一方と濾材
とが該フィラーを添加した樹脂で密封されていることを
特徴とするフィルタエレメント。 （５）液体供給口を設けたエンドプレート間に濾材を設
けたフィルタエレメントにおいて、エンドプレート間に
エンドプレート間の間隔が広がるのを防止する補強材が
設けられていることを特徴とするフィルタエレメント。
【００１３】以下、図面に従って本発明を詳細に説明す
る。
る。
【００１４】図１は、本発明のフィルタ装置を説明する
ものであって、１１はフィルタエレメント、１２、１３
はエンドプレート、１４はひだ折りされた濾紙、１５は
接着剤、１６は液体の通過を可能とする孔が開けられた
金属製のケーシング、１７は高圧ホース、１８は口金、
１９はケーシング１６の天蓋、２０は孔、２１は断面Ｕ
字型のバンドを示す。
ものであって、１１はフィルタエレメント、１２、１３
はエンドプレート、１４はひだ折りされた濾紙、１５は
接着剤、１６は液体の通過を可能とする孔が開けられた
金属製のケーシング、１７は高圧ホース、１８は口金、
１９はケーシング１６の天蓋、２０は孔、２１は断面Ｕ
字型のバンドを示す。
【００１５】フィルタエレメント１１は、エンドプレー
ト１２、エンドプレート１３間に、ひだ折りされた濾紙
１４が接着剤１５で液が洩れないように接着されて構成
されている。また、エンドプレート１２には、放電加工
機から加工液を圧送する高圧ホース１７に接続するため
の口金１８が設けられている。フィルタエレメント１１
はケーシング１６に装填され、ケーシング１６の上に
は、天蓋１９に設けられた孔２０からフィルタエレメン
ト１１の口金１８がでるようにして天蓋１９が載置さ
れ、断面Ｕ字型のバンド２１で天蓋１９がケーシング１
６からはずれないように緊締されている。
ト１２、エンドプレート１３間に、ひだ折りされた濾紙
１４が接着剤１５で液が洩れないように接着されて構成
されている。また、エンドプレート１２には、放電加工
機から加工液を圧送する高圧ホース１７に接続するため
の口金１８が設けられている。フィルタエレメント１１
はケーシング１６に装填され、ケーシング１６の上に
は、天蓋１９に設けられた孔２０からフィルタエレメン
ト１１の口金１８がでるようにして天蓋１９が載置さ
れ、断面Ｕ字型のバンド２１で天蓋１９がケーシング１
６からはずれないように緊締されている。
【００１６】フィルタエレメント１１の口金１８に高圧
ホース１７が接続され、加工液が圧送されると、エンド
プレート１２、１３間の間隔が広がるが、天蓋１９が断
面Ｕ字型のバンド２１で緊締されているので、破壊され
ることはない。
ホース１７が接続され、加工液が圧送されると、エンド
プレート１２、１３間の間隔が広がるが、天蓋１９が断
面Ｕ字型のバンド２１で緊締されているので、破壊され
ることはない。
【００１７】本発明のフィルタ装置において、チップの
堆積量が多くなり、交換時期がきたとき、バンド２１を
外し、天蓋１９を開け、耐圧ケーシング１６からフィル
タエレメント１１を取り除き、新しいフィルタエレメン
ト１１を耐圧ケーシング１９内に装填し、運転を開始す
ればよい。
堆積量が多くなり、交換時期がきたとき、バンド２１を
外し、天蓋１９を開け、耐圧ケーシング１６からフィル
タエレメント１１を取り除き、新しいフィルタエレメン
ト１１を耐圧ケーシング１９内に装填し、運転を開始す
ればよい。
【００１８】フィルタエレメント１１には濾過圧がかか
っており、また、堆積したチップの重量もあり、耐圧ケ
ーシング１６からフィルタエレメント１１を取り除くこ
とが困難になる場合もあるが、この場合、フィルタエレ
メント１１が取り出し易いように、耐圧ケーシング１６
に入口側が底側より広くなるようなテーパを設けておく
とよい。
っており、また、堆積したチップの重量もあり、耐圧ケ
ーシング１６からフィルタエレメント１１を取り除くこ
とが困難になる場合もあるが、この場合、フィルタエレ
メント１１が取り出し易いように、耐圧ケーシング１６
に入口側が底側より広くなるようなテーパを設けておく
とよい。
【００１９】図２は、本発明の他のフィルタ装置を説明
するものであって、図２に示されたフィルタ装置におい
ては、フィルタエレメント１１の口金１８がケーシング
１６の底部に設けられた孔２０からでるようになってい
る。
するものであって、図２に示されたフィルタ装置におい
ては、フィルタエレメント１１の口金１８がケーシング
１６の底部に設けられた孔２０からでるようになってい
る。
【００２０】図２において、図１と同様に、１１はフィ
ルタエレメント、１２、１３はエンドプレート、１４は
ひだ折りされた濾紙、１５は接着剤、１６は液体の通過
を可能とする孔が開けられた金属製のケーシング、１７
は高圧ホース、１８は口金、１９はケーシング１６の天
蓋、２０は孔、２１は断面Ｕ字型のバンドを示す。
ルタエレメント、１２、１３はエンドプレート、１４は
ひだ折りされた濾紙、１５は接着剤、１６は液体の通過
を可能とする孔が開けられた金属製のケーシング、１７
は高圧ホース、１８は口金、１９はケーシング１６の天
蓋、２０は孔、２１は断面Ｕ字型のバンドを示す。
【００２１】フィルタエレメント１１は、エンドプレー
ト１２、エンドプレート１３間に、ひだ折りされた濾紙
１４が接着剤１５で液が洩れないように接着されて構成
されている。また、エンドプレート１３には、放電加工
機から加工液を圧送する高圧ホース１７に接続するため
の口金１８が設けられている。フィルタエレメント１１
は、ケーシング１６に設けられた孔２０からフィルタエ
レメント１１の口金１８がでるようにしてケーシング１
６に装填されており、ケーシング１６の上には、天蓋１
９が載置され、断面Ｕ字型のバンド２１で天蓋１９がケ
ーシング１６からはずれないように緊締されている。
ト１２、エンドプレート１３間に、ひだ折りされた濾紙
１４が接着剤１５で液が洩れないように接着されて構成
されている。また、エンドプレート１３には、放電加工
機から加工液を圧送する高圧ホース１７に接続するため
の口金１８が設けられている。フィルタエレメント１１
は、ケーシング１６に設けられた孔２０からフィルタエ
レメント１１の口金１８がでるようにしてケーシング１
６に装填されており、ケーシング１６の上には、天蓋１
９が載置され、断面Ｕ字型のバンド２１で天蓋１９がケ
ーシング１６からはずれないように緊締されている。
【００２２】図２に示された本発明のフィルタ装置は、
フィルタ装置を孔を開けた台座２２に載置して用いるこ
とができる。図示してないが、台座２２に下には濾液の
受け槽が設けられている。また、図２に示された本発明
のフィルタ装置においては、天蓋１９を開け、耐圧ケー
シング１６からフィルタエレメント１１を取り除くと
き、バンド２１を外し、天蓋１９を除き、フィルタ装置
を床等の上におき、耐圧ケーシング１６を下に押せば、
容易にフィルタエレメント１１を耐圧ケーシング１６か
ら分離することができるので、耐圧ケーシング１６から
のフィルタエレメント１１の取り除きが容易になる。
フィルタ装置を孔を開けた台座２２に載置して用いるこ
とができる。図示してないが、台座２２に下には濾液の
受け槽が設けられている。また、図２に示された本発明
のフィルタ装置においては、天蓋１９を開け、耐圧ケー
シング１６からフィルタエレメント１１を取り除くと
き、バンド２１を外し、天蓋１９を除き、フィルタ装置
を床等の上におき、耐圧ケーシング１６を下に押せば、
容易にフィルタエレメント１１を耐圧ケーシング１６か
ら分離することができるので、耐圧ケーシング１６から
のフィルタエレメント１１の取り除きが容易になる。
【００２３】図３及び図４は、天蓋１９と耐圧ケーシン
グ１６を緊締するに好ましい締め金具を説明するための
説明図である。
グ１６を緊締するに好ましい締め金具を説明するための
説明図である。
【００２４】図３及び図４において、３１は断面Ｕ字型
のバンド、３２はハンドル保持具、３３はフック、３４
はハンドル、３５は掛け金を示す。
のバンド、３２はハンドル保持具、３３はフック、３４
はハンドル、３５は掛け金を示す。
【００２５】バンド３１の両端にハンドル保持具３２、
フック３３が設けられており、ハンドル保持具３２には
ハンドル３４が回動自在に軸支されている。また、ハン
ドル３４には掛け金３５の一端が回動自在に軸支されて
いる。
フック３３が設けられており、ハンドル保持具３２には
ハンドル３４が回動自在に軸支されている。また、ハン
ドル３４には掛け金３５の一端が回動自在に軸支されて
いる。
【００２６】図３及び図４に示された締め金具は、ハン
ドル３４を起立させ、掛け金３５をフック３３から外
し、図３に示す状態にし、バンド３１を、図１及び図２
に示すケーシング１６の上部と天蓋１９にかませ、掛け
金３５をフック３３に掛け、ハンドル３４を図３に示す
位置に移動させることにより、ケーシング１６の上部に
天蓋１９が緊締される。
ドル３４を起立させ、掛け金３５をフック３３から外
し、図３に示す状態にし、バンド３１を、図１及び図２
に示すケーシング１６の上部と天蓋１９にかませ、掛け
金３５をフック３３に掛け、ハンドル３４を図３に示す
位置に移動させることにより、ケーシング１６の上部に
天蓋１９が緊締される。
【００２７】図５及び図６は、本発明のフィルタ装置に
用いるのに好ましいフィルタエレメントを説明するため
の説明図である。
用いるのに好ましいフィルタエレメントを説明するため
の説明図である。
【００２８】図５及び図６において、４１は濾紙、４２
はエンドプレート、４３はエンドプレート、４４は口金
を示す。
はエンドプレート、４３はエンドプレート、４４は口金
を示す。
【００２９】濾紙４１は図５に示されるようにひだ折り
されている。エンドプレート４２及び４３はフィラーを
添加したエポキシ系樹脂で構成されており、濾紙４１の
両端は、一点鎖線で示す位置までエンドプレート４２及
び４３内に埋め込まれている。
されている。エンドプレート４２及び４３はフィラーを
添加したエポキシ系樹脂で構成されており、濾紙４１の
両端は、一点鎖線で示す位置までエンドプレート４２及
び４３内に埋め込まれている。
【００３０】エンドプレート４２及び４３を構成する樹
脂は、濾過圧に耐えるものであればいずれでもよいが、
エポキシ系樹脂が好ましい。また、アクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン樹脂（ＡＢＳ樹脂）も好ましく用
いることができる。また、補強用の繊維、織物等を用い
てもよい。
脂は、濾過圧に耐えるものであればいずれでもよいが、
エポキシ系樹脂が好ましい。また、アクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン樹脂（ＡＢＳ樹脂）も好ましく用
いることができる。また、補強用の繊維、織物等を用い
てもよい。
【００３１】また、図７に示すフィルタエレメントも本
発明のフィルタ装置に好ましく用いることができる。
発明のフィルタ装置に好ましく用いることができる。
【００３２】図７に示すフィルタエレメントにおいて
は、エンドプレート間に、エンドプレート間の間隔が広
がるのを防止する補強材４５が設けられている。図７に
おいて、４６、４７はエンドプレート、４８は口金を示
す。
は、エンドプレート間に、エンドプレート間の間隔が広
がるのを防止する補強材４５が設けられている。図７に
おいて、４６、４７はエンドプレート、４８は口金を示
す。
【００３３】本発明のフィルタ装置においては、フィル
タエレメントに加工液が圧送されると、エンドプレート
間の間隔が広がり、耐圧ケーシングに緊締されてている
蓋がはずれる恐れがあるが、エンドプレート間に補強材
４５を有しているので蓋がはずれることがない。また、
液体供給口を設けたエンドプレート間に濾紙を設けたフ
ィルタエレメントにおいて、エンドプレート間にエンド
プレート間の間隔が広がるのを防止する補強材が設けら
れたフィルタエレメントは、図８に示すように、圧送さ
れた加工液によって、濾紙が破損するのを防ぐための外
筒を有する耐圧ケーシング４９を用いるだけで使用する
ことができる。
タエレメントに加工液が圧送されると、エンドプレート
間の間隔が広がり、耐圧ケーシングに緊締されてている
蓋がはずれる恐れがあるが、エンドプレート間に補強材
４５を有しているので蓋がはずれることがない。また、
液体供給口を設けたエンドプレート間に濾紙を設けたフ
ィルタエレメントにおいて、エンドプレート間にエンド
プレート間の間隔が広がるのを防止する補強材が設けら
れたフィルタエレメントは、図８に示すように、圧送さ
れた加工液によって、濾紙が破損するのを防ぐための外
筒を有する耐圧ケーシング４９を用いるだけで使用する
ことができる。
【００３４】本発明において、濾材は如何なるものでも
用いることができるが、廃棄物処理の観点からすると、
燃焼処理をすることができるものが好ましい。また、濾
材のひだ折りは、図５に示したひだ折りばかりでなく、
菊花型のひだ折りでも、その他如何なるひだ折りであっ
てもよい。
用いることができるが、廃棄物処理の観点からすると、
燃焼処理をすることができるものが好ましい。また、濾
材のひだ折りは、図５に示したひだ折りばかりでなく、
菊花型のひだ折りでも、その他如何なるひだ折りであっ
てもよい。
【００３５】
【発明の効果】本発明のフィルタ装置は、寿命がつきた
フィルタエレメントを廃棄すればよいので廃棄物をコン
パクトにでき、廃棄物の処理も容易にできる。また、本
発明のフィルタエレメントは廃棄物としての処理が容易
である。
フィルタエレメントを廃棄すればよいので廃棄物をコン
パクトにでき、廃棄物の処理も容易にできる。また、本
発明のフィルタエレメントは廃棄物としての処理が容易
である。
【図１】本発明のフィルタ装置を説明する説明図。
【図２】本発明の他のフィルタ装置を説明する説明図。
【図３】天蓋と耐圧ケーシングを緊締するに好ましい締
め金具を説明するための説明図。
め金具を説明するための説明図。
【図４】天蓋と耐圧ケーシングを緊締するに好ましい締
め金具を説明するための説明図。
め金具を説明するための説明図。
【図５】本発明のフィルタ装置に用いるのに好ましいフ
ィルタエレメントを説明するための説明図。
ィルタエレメントを説明するための説明図。
【図６】本発明のフィルタ装置に用いるのに好ましいフ
ィルタエレメントを説明するための説明図。
ィルタエレメントを説明するための説明図。
【図７】本発明のフィルタ装置に用いるのに好ましい他
のフィルタエレメントを説明するための説明図。
のフィルタエレメントを説明するための説明図。
【図８】図７に示すフィルタエレメントの好ましい使用
例を説明するための説明図。
例を説明するための説明図。
【図９】従来のフィルタ装置を説明する説明図。
【符号の説明】１１ フィルタエレメント １２、１３、４２、４３、４５、４６エンドプレート １４、４１濾紙 １６ケーシング １９天蓋 ２１断面Ｕ字型のバンド ４５補強材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｂ０１Ｄ 29/06 ５１０Ｆ
Claims (5)
- 【請求項１】液体供給口を設けたエンドプレート間に濾
材を設けたフィルタエレメントを、フィルタエレメント
の取り出しが可能になるように、液体の通過が可能な耐
圧ケーシング内に組み込んでなることを特徴とするフィ
ルタ装置。 - 【請求項２】耐圧ケーシングが、天蓋と耐圧ケーシング
本体よりなり、耐圧ケーシング本体に天蓋が締め金具で
脱着可能に緊締されていることを特徴とする請求項１に
記載のフィルタ装置。 - 【請求項３】耐圧ケーシング本体が、フィルタエレメン
トを除去し易いようにテーパが設けられている耐圧ケー
シング本体であることを特徴とする請求項１または２に
記載のフィルタ装置。 - 【請求項４】液体供給口を設けたエンドプレート間に濾
材を設けたフィルタエレメントにおいて、エンドプレー
トの少なくとも一方が、フィラーを添加した樹脂にて形
成されており、かつ、エンドプレートの少なくとも一方
と濾材とが該フィラーを添加した樹脂で密封されている
ことを特徴とするフィルタエレメント。 - 【請求項５】液体供給口を設けたエンドプレート間に濾
材を設けたフィルタエレメントにおいて、エンドプレー
ト間にエンドプレート間の間隔が広がるのを防止する補
強材が設けられていることを特徴とするフィルタエレメ
ント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10170548A JPH11347312A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | フィルタ装置及びフィルタエレメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10170548A JPH11347312A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | フィルタ装置及びフィルタエレメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11347312A true JPH11347312A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15906931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10170548A Pending JPH11347312A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | フィルタ装置及びフィルタエレメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11347312A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR100850196B1 (ko) | 2007-11-15 | 2008-08-04 | 전병렬 | 이디엠 필터 |
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-
1998
- 1998-06-04 JP JP10170548A patent/JPH11347312A/ja active Pending
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