JPH10165056A - 魚釣用リール - Google Patents

魚釣用リール

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JPH10165056A JP33553896A JP33553896A JPH10165056A JP H10165056 A JPH10165056 A JP H10165056A JP 33553896 A JP33553896 A JP 33553896A JP 33553896 A JP33553896 A JP 33553896A JP H10165056 A JPH10165056 A JP H10165056A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は魚釣用リールに関し、低回転域から
高回転域に亘ってスプールの回転数を確実に検出するこ
とができ、而も、リール内蔵の電池の消費電力の少ない
回転数検出手段を備えた魚釣用リールを提供することを
目的とする。 【解決手段】 リール本体に回転可能に支持されたスプ
ールの回転数を検出する回転数検出手段を備えた魚釣用
リールに於て、上記回転数検出手段を、スプール又はこ
れに連動して回転する回転体に装着されたマグネット
と、当該マグネットに対向してリール本体に装着された
リードスイッチとからなる第一検出手段と、上記マグネ
ットと、これに対向してリール本体に装着されたホール
素子とからなる第二検出手段で構成し、スプールの回転
数が所定値を超えたとき、上記ホール素子への給電を開
始して第二検出手段を作動可能としたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚釣用リールに関
し、詳しくはスプールの回転数検出手段に改良を加えた
魚釣用リールに関する。
【0002】
【従来の技術】釣果の向上を図るため、近年、多くの魚
釣用リールには、特公昭63−3568号公報又は実公
平3−10859号公報等に開示されるように、スプー
ル又はこれに連動して回転する回転体の回転数を回転数
検出手段で検出して、この検出値を基に釣糸の繰出し糸
長を計測する糸長計測装置が装着されている。
【0003】そして、この糸長計測装置の計測値を基
に、電動の魚釣用リールにあっては、モータやソレノイ
ド等のアクチュエータでクラッチを作動させて、釣糸の
繰出しを所定の棚位置で自動的に停止させる棚停止装置
や、釣糸の巻上げに伴う竿先保護を考慮して、釣糸が所
定の船べり停止位置まで巻き上げられた処で、自動的に
スプール駆動モータを停止して釣糸の巻上げを停止させ
る船べり停止装置等を備えたものが知られている。
【0004】又、手動の魚釣用リールにあっても、糸長
計測装置の計測値に基づき、釣糸が所定の繰出し量や巻
取り量に達した処でアラーム音を発するようにしたもの
等が知られている。ところで、スプールの回転数を検出
する回転数検出手段として、従来、リードスイッチやホ
ール素子等の磁気センサが広く使用されているが、ホー
ル素子は低回転域から高回転域に亘ってスプールの回転
数を検出することが可能であるのに対し、リードスイッ
チが検出可能な回転域は約8000rpm以内とされて
いる。
【0005】そのため、斯様な両者の性能上の差から、
例えば仕掛けを海中の所定の棚位置まで繰り出す船釣り
用リールの場合は、スプールの回転速度が比較的遅い
(通常、2000〜3000rpmであって、早くても
6000rpm)ために磁気吸引力を利用したリードス
イッチが用いられ、又、キャスティング操作によって仕
掛けを所定のポイントへ投擲するリールの場合は、釣糸
繰出し時のスプールの回転速度が早い(例えば、ルアー
では20000rpm)ことから、ホール効果で発生す
る電圧で回転数を検出するホール素子が広く使用されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、釣場の状況
変化(魚のヒットによる釣糸の急激な引出しや釣法の変
化等)により、船釣り用リールにあっても、釣糸繰出し
時のスプール回転速度が高速となることがあり、この場
合、リードスイッチによる回転数の検出は不可能となる
ため、糸長計測装置によって糸長を確実に計測すること
ができなくなってしまう。
【0007】又、ホール素子を利用してスプール回転数
を検出する場合には、性能面から高速回転検出に適する
ものの、ホール素子は消費電力が大きいため、電流を常
時流しておくとリール本体に組み込んだ電池電源の寿命
が著しく短くなり、電池交換を頻繁に行わなければなら
ず面倒で、又、不経済であった。本発明は斯かる実情に
鑑み案出されたもので、低回転域から高回転域に亘って
スプールの回転数を確実に検出することができ、而も、
リール内蔵の電池電源の消費電力の少ないスプールの回
転数検出手段を備えた魚釣用リールを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る魚釣用リールは、リール本体に回転
可能に支持されたスプールの回転数を検出する回転数検
出手段を備えた魚釣用リールに於て、上記回転数検出手
段を、スプール又はこれに連動して回転する回転体に装
着されたマグネットと、当該マグネットに対向してリー
ル本体に装着されたリードスイッチとからなる第一検出
手段と、上記マグネットと、これに対向してリール本体
に装着されたホール素子とからなる第二検出手段で構成
し、スプールの回転数が所定値を超えたとき、上記ホー
ル素子への給電を開始して第二検出手段を作動可能とし
たことを特徴とする。
【0009】そして、請求項2に係る発明は、請求項1
記載の魚釣用リールに於て、リール本体に衝撃センサが
装着され、キャスティング時に於ける当該衝撃センサの
検知信号に基づき、ホール素子への給電が開始されるこ
とを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項1記載の
魚釣用リールに於て、第一検出手段による検出値が所定
値を超えたとき、ホール素子への給電が開始されること
を特徴としている。
【0010】(作用)請求項1に係る発明によれば、釣
糸の繰出しに伴い、第一検出手段がスプールの回転数を
検出するが、スプールの回転数が所定値を超えると、ホ
ール素子への給電が開始されて第二検出手段が作動する
こととなる。そして、請求項2に係る発明にあっては、
キャスティング操作時に於ける衝撃センサの検知信号に
基づきホール素子への給電が開始され、請求項3に係る
発明では、第一検出手段による検出値が所定値を超えた
とき、ホール素子への給電が開始されて第二検出手段が
作動することとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。図1乃至図3は請求項1及び請
求項2の一実施形態に係る両軸受型リールを示し、図1
に於て、1はスプール軸3を介してリール本体5の側板
7,9間に回転可能に支持されたスプール、11は手動
ハンドルで、当該手動ハンドル11を巻き取り操作する
と、その回転力がハンドル軸13,スプール軸3に夫々
装着されたドライブギヤ15,ピニオンギヤ17からス
プール軸3に伝達されて、スプール1への釣糸19の巻
取りが行われるようになっている。そして、上記ピニオ
ンギヤ17は、スプール軸3に回転可能且つその軸方向
へ摺動自在で、当該スプール軸3に設けたクラッチ部2
1に係脱可能に構成されており、従来と同様、図示しな
いクラッチレバーを操作して、当該クラッチ部21とピ
ニオンギヤ17とのクラッチ係合をクラッチプレート2
3で解除すると、スプール1がスプールフリー状態(ク
ラッチOFF)となるように構成されている。
【0012】25は両軸受型リール27の制御機構を収
容する制御ボックスで、当該制御ボックス25はリール
本体5のリール枠体29に組み付けられている。そし
て、その上面の操作パネル31上に、釣糸19の繰出し
糸長をデジタル表示する表示器33が設けられている。
又、35はスプール1の後方に位置する支柱で、当該支
柱35はリール枠体29に一体成形されてサミングバー
として機能するようになっている。そして、指先の感触
を良好なものとするため、図2及び図3に示すようにそ
の上面は丸みを帯び、又、下面は平坦に形成されて後端
がリール本体5の後方へ突出した形状となっている。
【0013】そして、支柱35の下面にセンサ支持体3
7が取り付き、当該センサ支持体37のスプール対向面
39に設けられた2つのセンサ取付孔41に、夫々、本
出願人が特開平4−276510号で開示した糸長計測
装置と同一構造からなる糸長計測装置の超音波センサ4
3,45が、スプール1に巻回された釣糸19の巻回面
47に対向して取り付けられている。
【0014】図4に示すように超音波センサ43は、ス
プール1に巻回された釣糸19の巻回面47に超音波を
発射する送信手段として機能し、又、超音波センサ45
は巻回面47で反射した超音波の反射波を受信する受信
手段として機能するものである。そして、図1に示すよ
うにこれらを支持するセンサ支持体37のスプール対向
面39の中央はV字状に成形されて、当該部位に上記セ
ンサ取付孔41が設けられており、各センサ取付孔41
に夫々超音波センサ43,45を装着すると、両超音波
センサ43,45がV字状に配置されて超音波センサ4
3から発射した超音波の反射波を超音波センサ45が確
実に受信できるようになっている。
【0015】図4は制御ボックス25内に収容された本
実施形態の制御機構を示し、図中、49は糸長演算,糸
長表示及びデータの書込み制御を行うマイクロコンピュ
ータで、このマイクロコンピュータ49は、プログラム
メモリ, データメモリ, タイマ及び入出力装置を制御管
理して与えられたジョブを処理すべく必要な演算,転送
処理を実行するCPU(中央処理装置) 51と、糸長演
算処理プログラムや糸長計算式等を格納するROM53
及びCPU51での演算結果等のデータをメモリするR
AM55と、入力インターフェース(INTI)57及
び出力インターフェース(INTO)59とを備え、こ
れらはバス61を介してCPU51に接続されている。
【0016】又、図4中、63はスプール1の回転数と
その回転方向を検出する第一検出手段で、一対のリード
スイッチ63a,63bと、図1及び図2に示すように
これに対向してスプール1の内側周縁に固着した複数の
マグネット65とから構成されている。そして、リード
スイッチ63a,63bがマグネット65によりいずれ
か先にON/OFFされることで得られるスプール1の
正転,逆転判定信号を入力インターフェース57を介し
てCPU51に取り込むことで、内蔵のアップ/ダウン
カウンタをアップカウント又はダウンカウント状態にセ
ットするようになっている。
【0017】そして、リードスイッチ63a,63bの
ON/OFFにより得られるスプール1の回転パルス
を、入力インターフェース57を通してアップ/ダウン
カウンタに入力することにより、当該アップ/ダウンカ
ウンタをアップカウント又はダウンカウントさせるよう
になっている。更に、入力インターフェース57には、
受信回路67を介して超音波センサ45が接続され、
又、出力インターフェース59には、送信回路69を介
して超音波センサ43や表示器33が接続されている。
【0018】そして、特開平4−276510号で開示
した糸長計測装置と同様、超音波センサ43から発射さ
れた超音波の反射波が超音波センサ45で受信されるま
での時間差Δtを、マイクロコンピュータ49に内蔵さ
れたタイマ71が測定して、この時間差Δtを基に、先
ず、CPU51は巻回面47と両超音波センサ43,4
5との間の距離dを、ROM53にメモリされた 距離d=音速331(m/sec)×1/2×Δt の式で演算し、そして、スプール1に巻回された釣糸1
9の糸巻径Dを 糸巻径D=(c−d)×2 なる式により算出する。尚、この式に於て、cは図4に
示すように超音波センサ43,45とスプール軸3の軸
心間の距離である。
【0019】そして、第一検出手段63で計測されたス
プール1の回転数Nと上記糸巻径Dを基に、ROM53
にメモリされた 糸長L=π・D・N の計算式から繰出し糸長Lを演算して、その演算結果が
出力インターフェース59を介して表示器33に表示さ
れるようになっている。
【0020】ところで、既述したように、スプールの回
転数を検出するリードスイッチ63a,63bが検出可
能な回転域は約8000rpm以内であって、仕掛けを
海中の所定の棚位置まで繰り出す船釣りの場合は、スプ
ール1の回転速度が通常2000〜3000rpmと比
較的遅いために、スプール1の回転数をリードスイッチ
63a,63bで検出することが可能である。
【0021】然し、両軸受型リール27をキャスティン
グ操作して仕掛けを繰り出すと、最も回転数の遅い船上
での投釣りにあってもスプール1の回転速度が1000
0rpmに達し、この場合、リードスイッチ63a,6
3bによる検出は不可能となり、糸長計測装置によって
糸長を確実に計測することができなくなる。そこで、本
実施形態は、上述の如き従来と同様の構成に加え、図1
及び図2に示すようにマグネット65に対向して一対の
ホール素子73a,73b(尚、図1及び図2では、一
方のホール素子73aのみ図示してある)をブラケット
75を介してリール枠体29に装着して、当該ホール素
子73a,73bとマグネット65で第二検出手段73
を構成すると共に、釣人のキャスティング動作を検出す
る衝撃センサ77を上記ブラケット75に装着して、キ
ャスティング時に於ける衝撃センサ77の検知信号に基
づき、ホール素子73a,73bへの給電を開始して第
二検出手段73を作動可能としたものである。
【0022】衝撃センサ77は、例えばリードスイッチ
とマグネット及びスプリングとで構成されて、キャステ
ィング操作による加速度でマグネットが移動してリード
スイッチが動作する従来周知のものや、2枚の圧電セラ
ミックスを接着して形成したバイモルフ素子の片側を固
定して、キャスティング操作時に先端が振動して発生す
る電圧を検知する従来周知のものが使用されている。
【0023】そして、この衝撃センサ77は、キャステ
ィング操作によって、リードスイッチ63a,63bで
の回転数検出が不能となる所定値(8000rpm)を
超える回転数でスプール1を回転させる設定加速度が両
軸受型リール27に作用した時に、その信号をマイクロ
コンピュータ49に送信するようになっている。
【0024】一方、ホール素子73a,73bには、図
4に示すようにFET等のスイッチング素子からなるス
イッチ回路79を介して電池電源81から電流が供給さ
れるようになっていると共に、ホール素子73a,73
bを流れる電流の方向と直角な方向にマグネット65の
磁界が作用するようになっており、この磁界がホール素
子73a,73bにスプール1の1回転毎に作用すると
き、ホール効果で発生するホール素子73a,73bの
電圧が演算増幅器等からなるパルス発生回路83に加え
られ、これによりパルス発生回路83からはスプール1
の回転数に比例した信号が出力されるようになってい
る。そして、このパルス信号が入力インターフェース5
7を介してCPU51に取り込まれ、CPU51内に於
て糸長計測のデータとして利用されるようになっている
が、マイクロコンピュータ49は、上記衝撃センサ77
からの信号を入力したとき、スイッチ回路79に対しこ
れをONしてホール素子73a,73bへの給電を開始
するようになっている。
【0025】そして、このとき、リードスイッチ63
a,63bは計測不能状態にあるが、スプール1の回転
速度が低下して、リードスイッチ63a,63が再びス
プール1の回転速度を検出すると、マイクロコンピュー
タ49は、スイッチ回路79に対しこれをOFFしてホ
ール素子73a,73bへの給電を停止するようになっ
ている。
【0026】その他、図1中、85はレベルワインド機
構、87は操作パネル31上に配設した電源スイッチ
(ON/OFFスイッチ)である。本実施形態はこのよ
うに構成されているから、船釣りに於て、仕掛けを海中
の所定の棚位置まで繰り出していく場合、スプール1の
回転速度が比較的遅くリードスイッチ63a,63bで
の回転数検出が可能であるから、この低回転時に於て
は、第一検出手段63がスプール1の回転数Nを検出
し、そして、この検出値と、超音波センサ43,45に
より計測演算された糸巻径Dに基づいて糸長計測が行わ
れることとなる。
【0027】一方、キャスティング操作によって仕掛け
を所定のポイントへ投擲した場合、スプール1の回転速
度が早くなってリードスイッチ63a,63bでの検出
が不可能となることがあるが、キャスティング操作によ
って設定加速度が両軸受型リール27に加わると、これ
を衝撃センサ77が検出してマイクロコンピュータ49
に信号を送信する。そして、マイクロコンピュータ49
は、衝撃センサ77からの信号を入力すると、スイッチ
回路79に対しこれをONしてホール素子73a,73
bへの給電を開始するので、リードスイッチ63a,6
3bに代わってホール素子73a,73bとマグネット
65からなる第二検出手段73が作動し、パルス発生回
路83から出力されるスプール1の回転数に比例した信
号が入力インターフェース57を介してCPU51に取
り込まれて、CPU51内に於て糸長計測のデータとし
て利用されることとなる。
【0028】そして、上述したようにこのとき、リード
スイッチ63a,63bは計測不能状態にあるが、スプ
ール1の回転速度が低下して、リードスイッチ63a,
63が再びスプール1の回転速度を検出すると、マイク
ロコンピュータ49は、スイッチ回路79に対しこれを
OFFしてホール素子73a,73bへの給電を停止す
ることとなる。
【0029】このように、本実施形態は、スプール1の
回転数を検出する手段を、リードスイッチ63a,63
bとマグネット65による第一検出手段63と、ホール
素子73a,73bとマグネット65による第二検出手
段73とで構成して、スプール1の回転数がが所定値に
達すると、ホール素子73a,73bに通電してスプー
ル1の回転数を検出させるようにしたので、常時ホール
素子に通電してスプールの回転数を検出する従来の回転
数検出手段に比し消費電力が極めて少なくて済み、又、
リードスイッチのみを用いてスプールの回転数を検出す
る従来の回転数検出手段に比し、低回転域から高回転域
に亘って確実にスプール1の回転数を検出することが可
能となった。
【0030】ところで、図示しないが、衝撃センサ77
を用いた上記実施形態の他に、請求項1及び請求項3に
係る発明の一実施形態のように、リードスイッチ63
a,63bの検出範囲が約8000rpm以内であるな
らば、ROM53に例えば7000rpmという所定の
スプール回転数を所定値としてメモりしておき、リード
スイッチ63a,63bで検出したスプール回転数が当
該所定値に達したとき、マイクロコンピュータ49がス
イッチ回路79に対しこれをONしてホール素子73
a,73bへの給電を開始し、そして、スプール1の回
転速度が落ちて所定値以下になると、マイクロコンピュ
ータ49がスイッチ回路79に対しこれをOFFしてホ
ール素子73a,73bへの給電を停止するように構成
してもよい。
【0031】而して、本実施形態によっても、上記実施
形態と同様、所期の目的を達成することが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、各請求項に係る発明
によれば、常時ホール素子に通電してスプールの回転数
を検出する従来の回転数検出手段に比し消費電力が極め
て少なくて済み、又、リードスイッチのみを用いてスプ
ールの回転数を検出する従来の回転数検出手段に比し、
低回転域から高回転域に亘って確実にスプールの回転数
を検出することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2の一実施形態に係る両軸
受型リールの要部切欠き平面図である。
【図2】第二検出手段の構成を示す両軸受型リールの断
面図である。
【図3】衝撃センサの取付構造を示す両軸受型リールの
断面図である。
【図4】図1に示す両軸受型リールの制御ブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 スプール 3 スプール軸 5 リール本体 27 両軸受型リール 33 表示器 43,45 超音波センサ 49 マイクロコンピュータ 51 CPU 63 第一検出手段 63a,63b リードスイッチ 65 マグネット 67 受信回路 69 送信回路 73 第二検出手段 73a,73b ホール素子 77 衝撃センサ 79 スイッチ回路 83 パルス発生回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体に回転可能に支持されたスプ
    ールの回転数を検出する回転数検出手段を備えた魚釣用
    リールに於て、 上記回転数検出手段を、スプール又はこれに連動して回
    転する回転体に装着されたマグネットと、当該マグネッ
    トに対向してリール本体に装着されたリードスイッチと
    からなる第一検出手段と、上記マグネットと、これに対
    向してリール本体に装着されたホール素子とからなる第
    二検出手段で構成し、 スプールの回転数が所定値を超えたとき、上記ホール素
    子への給電を開始して第二検出手段を作動可能としたこ
    とを特徴とする魚釣用リール。
  2. 【請求項2】 リール本体に衝撃センサが装着され、キ
    ャスティング時に於ける当該衝撃センサの検知信号に基
    づき、ホール素子への給電が開始されることを特徴とす
    る請求項1記載の魚釣用リール。
  3. 【請求項3】 第一検出手段による検出値が所定値を超
    えたとき、ホール素子への給電が開始されることを特徴
    とする請求項1記載の魚釣用リール。
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