JPH10164121A - 通信方法及び通信装置 - Google Patents

通信方法及び通信装置

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JPH10164121A
JPH10164121A JP8318266A JP31826696A JPH10164121A JP H10164121 A JPH10164121 A JP H10164121A JP 8318266 A JP8318266 A JP 8318266A JP 31826696 A JP31826696 A JP 31826696A JP H10164121 A JPH10164121 A JP H10164121A
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JP
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terminal
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data
communication terminal
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Application number
JP8318266A
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English (en)
Inventor
Aya Furumura
彩 古村
Masayoshi Iriko
真由 入交
Yoshiaki Kumagai
佳明 熊谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールの受信処理が簡単にできるように
する。 【解決手段】 所定の映像表示手段1に通信端末3を接
続させたとき、通信端末3による通信で自動的に所定の
電子メールプロバイダに接続させ、その接続で受信した
電子メールデータを、映像表示手段1に表示させるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えばテレビジョ
ン受像機などの映像表示手段を使用して、電子メールな
どのデータを送受信する場合に好適な通信方法及び通信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ装置など
を使用して、電子メールと称される通信文のデータの特
定の相手との送受信が行われている。この場合、コンピ
ュータ装置に電子メールの送信や受信を行うプログラム
を予め記憶させておき、必要なときにその電子メール用
のプログラムを起動させた上で、コンピュータ装置を所
定のモデムを介して電話機と接続し、その電話機で、電
子メールのデータを蓄積するプロバイダに電話をかける
ダイヤルアップ接続を行う。そして、そのプロバイダに
接続された状態で、自局のアドレス宛の電子メールの検
索を行って、該当する電子メールのデータがあるとき、
そのデータを受信したり、他のアドレスへの電子メール
の発信が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電子メールの送信や受信を行う処理は、コンピュータ装
置で電子メール用のプログラムを起動させる処理が必要
であると共に、接続された電話機を使用して、プロバイ
ダに電話をかけるダイヤルアップ接続処理が必要であ
り、送信や受信を行うのに手間と時間がかかる不都合が
あった。
【0004】本発明はかかる点に鑑み、電子メールの受
信処理が簡単にできるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の映像表
示手段に通信端末を接続させたとき、通信端末による通
信で自動的に所定の電子メールプロバイダに接続させ、
その接続で受信した電子メールデータを、映像表示手段
に表示させるようにしたものである。
【0006】かかる処理によると、通信端末を映像表示
手段を接続させる処理を行うだけで、自動的に電子メー
ルの受信処理が行われる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、添付
図面を参照して説明する。
【0008】図1は本例のシステム構成を示す図で、本
例においてはテレビジョン受像機1の上部に、携帯電話
機用の充電台2が取付けてある。この充電台2に接続さ
れて充電される携帯電話機3としては、パーソナルハン
ディフォンシステム(PHS)と称される簡易型無線電
話システム用の携帯電話機(以下PHS端末と称する)
が使用される。このPHS端末3は、自宅内で使用する
際には、屋内モードとなって、自宅内に設置されたター
ミナル(いわゆるコードレス電話用親機)4と無線通信
を行い、そのターミナル4を介して一般加入電話回線に
接続されるコードレス電話用子機として機能する。ま
た、PHS端末3を屋外で使用する際には、公衆モード
となって、屋外に設置された基地局(図示せず)と無線
通信を行い、その基地局を介して公衆電話回線に接続さ
れる。
【0009】また、テレビジョン受像機1は、コントロ
ーラ5からの赤外線信号により遠隔制御ができるように
してある。ここで本例においては、コントローラ5につ
いても、ターミナル4と無線通信ができるコードレス電
話用子機としての機能を備え、上述したPHS端末3の
内線モード時と同様の無線通信による一般加入電話回線
との接続ができるようにしてある。
【0010】次に、各装置の具体的構成について説明す
ると、まずテレビジョン受像機1は、図2に示すよう
に、テレビジョン用アンテナなどが接続されるアンテナ
接続端子1aを、テレビジョン放送用受信回路11に接
続して、この受信回路11で所定のチャンネルの放送波
の受信処理が行われる。この受信処理は、このテレビジ
ョン受像機の各部を制御するシステムコントローラであ
る制御部12の制御に基づいて行われる。そして、受信
回路11で受信して得た映像信号を、混合器13を介し
て受像回路14に供給し、この受像回路14で所定の受
像処理を行って、陰極線管15に映像を表示させる。ま
た、受信回路11で受信して得た音声信号を、音声回路
16に供給し、増幅などの所定の音声出力処理を行っ
て、スピーカ17に供給し、放音させる。
【0011】また本例のテレビジョン受像機は、データ
処理部18を備え、このデータ処理部18でPHS端末
3から供給される各種データ(インターネットの各ホー
ムページデータや電子メールデータなど)を表示させる
ための処理を行う。このデータ処理についても、制御部
12の制御に基づいて行われる。データ処理部18への
データの供給は、充電台2の端子部21を経由して行わ
れる。即ち、PHS端末3を充電台2に載せたとき、充
電台2の端子部21が、PHS端末3の端末部37と接
続され、PHS端末3の端子部37から出力されるデー
タが、データ処理部18に供給されて蓄積される。そし
て、この蓄積されたデータに基づいて、データ処理部1
8内で表示データが作成され、その表示データを混合器
13に供給する。この混合器13への表示データの供給
で、受信回路11から混合器13に供給される映像信号
に、表示データが混合され、陰極線管15で表示される
映像中の所定位置に、表示データに基づいた文字,図形
などが表示される。
【0012】制御部12に接続されたメモリ12aに
は、このテレビジョン受像機で行われる各種動作を実行
するための処理プログラムが予め記憶させてある。この
場合、テレビジョン放送などを受像させるための処理プ
ログラムの他に、所定のプロバイダを介した電子メール
の送信や受信を行うための処理プログラムと、所定のプ
ロバイダを介したインターネットサービスの受信を行う
ための処理プログラムが記憶させてある。この電子メー
ルで受信したデータや送信するデータ及びインターネッ
トで受信したデータについては、制御部12の制御に基
づいてデータ処理部18で処理される。また、メモリ1
2aのデータ書き換え可能な記憶エリアには、電子メー
ルのアドレス,電話番号のデータ,名前のデータなどを
記憶するアドレス帳としてのデータを記憶するエリアを
備える。
【0013】制御部12の制御に基づいて、電子メール
やインターネットのサービスを行うプロバイダにダイヤ
ルアップする際には、制御部12から充電台2の端子部
21を介して、接続されたPHS端末3に通信制御デー
タを供給して、該当する処理をPHS端末3で実行させ
るようにしてある。その他のPHS端末3の処理につい
ても、同様に制御部12側からの制御データの伝送で、
実行できるようにしてある。
【0014】なお、制御部12には、赤外線信号で伝送
されるリモートコントロール信号を受光する受光部19
が接続してあり、この受光部19で受光したリモートコ
ントロール信号により、制御部12の動作モードなどが
設定される。
【0015】充電台2としては、端子部21に接続され
たPHS端末3内の2次電池38に充電用電流を供給す
るための電源である充電回路22が用意され、接続され
たPHS端末3内の2次電池38を満充電状態となるま
で充電させる。
【0016】PHS端末3としては、ターミナル4(又
は公衆基地局)と双方向の無線通信を行う無線通信部3
1が用意され、この無線通信部31に送受信アンテナ3
1aが接続してある。なお、この送受信アンテナ31a
は、PHS端末3の本体内に内蔵されて、外部に突出し
ない場合もある。無線通信部31での通信は、この端末
3のシステムコントローラである制御部32の制御に基
づいて行われ、例えばターミナル4から伝送される通話
用音声データについては、無線通信部31内で音声復調
処理が行われて、その復調された音声信号をスピーカ3
3に供給して放音させる。また、マイクロホン34が拾
って出力する音声信号が、無線通信部31内で音声変調
処理が行われ、その変調された音声データがターミナル
4に無線伝送されて、ターミナル4に接続された電話回
線に送出される。
【0017】PHS端末3の制御部32には、メモリ3
2aが接続してあり、PHS端末として必要な動作プロ
グラムが予め記憶させてあると共に、データ書き換え可
能な記憶エリアの一部が、電話番号のデータや名前のデ
ータなどを記憶するアドレス帳(電話番号帳)としての
データ記憶エリアとしてある。また、制御部32の制御
に基づいて電話番号や名前などのデータを表示する表示
部35(液晶表示パネルなど)が設けてある。さらに、
電話番号などの入力操作を行うキー36の操作情報が、
制御部32に供給されるようにしてある。
【0018】PHS端末3の電源装置としては、リチウ
ムイオン電池などで構成される2次電池38が内蔵さ
れ、端子部37に得られる充電電流で充電される。この
充電電流は、テレビジョン受像機1の上部に固定された
充電台2にPHS端末3を載せて接続させたとき、充電
台2内の充電回路22から端子部21を介して供給され
る。
【0019】また、PHS端末3の端子部37内の所定
の端子は、制御部32と接続してあり、無線通信部31
で受信したデータや、メモリ32aに記憶された電話番
号データなどを、充電台2の端子部21を経由して、テ
レビジョン受像機1の制御部12やデータ処理部18に
伝送できるようにしてある。このデータ伝送は、テレビ
ジョン受像機1の制御部12から供給される指令に基づ
いて実行される。
【0020】次に、テレビジョン受像機1の遠隔制御な
どを行うコントローラ5の構成を、図3のブロック図及
びその外観を示す図4,図5を参照して説明する。コン
トローラ5は、システムコントローラである制御部51
に表示部52とキー53と発光部54が接続してある。
キー53としては、テレビジョン受像機の操作を行うキ
ーの他に、アルファベット,数字などのそれぞれに対応
したキーボード部を備え、テレビジョン受像機の操作指
示の他に、各種文字や数字の入力ができるようにしてあ
る。表示部52としては、液晶表示パネルなどで構成さ
れて、所定数の文字(例えば45文字まで)の表示がで
きるようにしてあり、キー53で入力された文字,数字
などの表示ができる。発光部54では、テレビジョン受
像機の操作を指示するリモートコントロール信号(赤外
線信号)の他に、文字,数字などのデータを所定のコー
ド化した赤外線信号の出力が制御部51の制御に基づい
てできるようにしてある。また、制御部51に接続され
たメモリ51aには、キー入力された文字,数字などを
一時的に記憶するエリアを有する。
【0021】また本例のコントローラ5は、コードレス
電話用子機として機能する無線通信部55を備え、無線
通信部55に接続された送受信アンテナ55aによる無
線送信及び受信で、ターミナル4と双方向の無線通信が
できるようにしてある。無線通信部55には、通話用の
音声を出力させるスピーカ56と、通話用音声を拾うた
めのマイクロホン57を備える。
【0022】ここで、本例のコントローラ5の外観の一
例を、図4,図5に示すと、コントローラ5の全体の形
状としては、横長の形状としてあり、ベース部61から
若干傾斜させて本体62が取付けてあり、この本体62
の内部に図3で説明した各回路が内蔵されている。そし
て、本体62の上面には蓋部材63が回動できる状態で
取付けてあり、この蓋部材63で本体62に蓋をした状
態が、図4に示す状態である。この蓋をした状態のとき
に上面になる位置には、テレビジョン受像機1の動作モ
ードを、テレビジョンモード,インターネットモード,
電子メールモードに切換えるモードキー53a,53
b,53cと、電話機としてのダイヤルキー53dと、
各種設定用のカーソルキー53f及びエンターキー53
gと、受像機の電源キー53hとを備える。
【0023】そして、蓋部材63を開けたときに見える
本体62の表面には、図5に示すように、文字,数字な
どの直接入力ができるキーボード部53iが中央部に配
され、そのキーボード部53iの上部に液晶パネルで構
成される表示部52が配置されている。また左脇には、
スピーカ56及びマイクロホン57が配置されている。
なお、カーソルキー53f及びエンターキー53gにつ
いては、本体62の表面に取付けられ、蓋部材63に設
けられた透孔64,65を介して、蓋部材63の上から
突出するようにしてあり、蓋部材63を開けた状態でも
カーソルキー53f及びエンターキー53gの操作はで
きる。
【0024】次に、コードレス電話用親機として機能す
るターミナル4の構成を、図6〜図9を参照して説明す
る。本例のターミナル4は、一般加入電話回線に接続し
て使用するものであるが、このターミナル4には、直接
通話などを行う機能はなく、このターミナル4と通信す
る子機(PHS端末3又はコントローラ5)を使用し
て、電話回線で接続された相手と通話などの通信を行う
ようにしてある。ターミナル4の表面には、接続された
電話回線を使用した通信が行われているとき、点灯する
パイロットランプ41が設けてある。また、ターミナル
4を作動させる電源の入力用のDCジャック42が、側
面に設けてある。
【0025】そして本例のターミナル4は、電話線への
接続として、各家庭の壁に埋め込まれて設置された電話
用のモジュラージャックコンセントに、コードを介さず
に直接接続するようにしてある。即ち、図6に示すよう
に、電話線の配線が施された家庭では、所定の位置に電
話用のモジュラージャックコンセント90が設けられ、
そのコンセント90のほぼ中央のジャック部91に、直
接ターミナル4のモジュラープラグを挿入して、このコ
ンセント90の設置箇所に直接取付けるようにしてあ
る。
【0026】具体的には、ターミナル4の裏面に、図8
に示すように、モジュラージャックコンセント90の突
出に対応した凹部44が設けてあり、その凹部44のほ
ぼ中央部にモジュラープラグ45が突出させてある。な
お、モジュラープラグ45の下側には、着脱用突起部4
6が設けてあり、モジュラープラグ45をコンセント9
0を外す際に必要な着脱用突起部46を押すために必要
な溝部47が、ターミナル4の裏面に設けてある。ま
た、ターミナル4のコンセント90への設置状態を固定
するために、ターミナル4の上部にネジ孔43が設けて
あり、図7の取付け状態或いは図9の断面図で示すよう
に、このネジ孔43に所定のネジ48を通して、コンセ
ント90が取付けられた壁に直接ネジ止めすることで、
確実に固定させることができる。
【0027】図7は、このようにしてコンセント90が
取付けられた壁に固定させた状態を示す図で、このよう
に取付けられた状態で、所定電圧の直流電源が得られる
電源プラグ49を、DCジャック42に挿入すること
で、このターミナル4がコードレス電話用親機として作
動する。
【0028】ところで、このようにターミナル4をコン
セント90に取付けて、モジュラープラグ45をジャッ
ク部91に接続させた状態では、図9に断面で示すよう
に、モジュラープラグ45の着脱用突起部46が、ジャ
ック部91内の凹部92に嵌まり、そのままでは取り外
せないようになっている。従って、ドライバのような先
端の細い工具を使用して、下側から溝部47を介して着
脱用突起部46の先端を押して(図9に破線の矢印Pで
示す位置で押す)、凹部92から着脱用突起部46を外
して、ジャック部91からモジュラープラグ45を外す
処理を行う必要がある。
【0029】なお、図9の断面図では、ターミナル4内
の回路部品については省略してある。また、ここではタ
ーミナル4をコンセント90に取付ける場合の構成につ
いて説明したが、このような壁に埋め込まれたコンセン
ト以外の形態のコンセントにターミナル4が取付けられ
るような何らかの対処をしても良いことは勿論である。
【0030】次に、以上説明した各装置を組み合わせて
本例のシステムを作動させる際の動作について説明す
る。
【0031】本例においては、コントローラ5の操作に
基づいて、テレビジョン受像機1でテレビジョン放送な
どの視聴ができると共に、インターネットへの接続や電
子メールの送信,受信ができるようにしてある。具体的
には、コントローラ5に設けられたモードキー53aの
操作でテレビジョンモードとしたとき、テレビジョン受
像機1の制御部12は、テレビジョン放送を受像する制
御を行う。そして、モードキー53b又は53cの操作
で、インターネットモード又は電子メールモードとした
とき、制御部12に接続されたメモリ12aに記憶され
たプログラムに基づいたインターネット用ソフトウェア
又は電子メール用ソフトウェアを起動させて、対応した
動作制御を行うようにしてある。但し、インターネット
モードと電子メールモードは、基本的にPHS端末3が
充電台2に載せられているとき、作動するモードであ
る。また、テレビジョンモードでのテレビジョン放送の
視聴は、他のモードでの処理時に、平行して処理でき
る。例えば、電子メールを受信するための検索中に、一
時的にテレビジョン放送を受像させたり、テレビジョン
放送の受像画面中の一部に、電子メールで受信した文字
などを重畳して表示させることもできる。
【0032】インターネットモードでの動作としては、
受像機1の制御部12からPHS端末3の制御部32
に、インターネット用のプロバイダ(予めそのプロバイ
ダの電話番号はプログラムで設定してある)にダイヤル
アップで接続させる制御指令を送る。制御部32が該当
する指令を受けると、ターミナル4と通信を行って、タ
ーミナル4に接続された電話回線で該当する電話番号へ
の発呼処理を行い、回線が接続された段階で、コントロ
ーラ5の操作に基づいたインターネットの各ホームペー
ジの検索処理を行い、必要なホームページのデータをプ
ロバイダから電話回線で伝送させて、PHS端末3で受
信させ、その受信データを端子部37,21を経由して
テレビジョン受像機1のデータ処理部18に転送させ
る。そして、データ処理部18で制御部12の制御に基
づいて受信データの表示処理を行い、その処理されたデ
ータを受像回路14に供給して、陰極線管15により表
示させる。また、受信したデータに音声データが含まれ
る場合には、その音声データを音声回路16に供給し
て、スピーカ17から出力させる。
【0033】電子メールモードでの動作としては、電子
メールの受信時には、受像機1の制御部12からPHS
端末3の制御部32に、電子メール用のプロバイダ(予
めそのプロバイダの電話番号はプログラムで設定してあ
る)にダイヤルアップで接続させる制御指令を送る。制
御部32が該当する指令を受けると、ターミナル4と通
信を行って、ターミナル4に接続された電話回線で該当
する電話番号への発呼処理を行い、回線が接続された段
階で、自局のアドレス宛の電子メールの検索処理を行
い、自局のアドレス宛の電子メールが蓄積されている場
合には、その電子メールデータをプロバイダから電話回
線で伝送させて、PHS端末3で受信させ、その受信デ
ータを端子部37,21を経由してテレビジョン受像機
1のデータ処理部18に転送させる。そして、データ処
理部18で制御部12の制御に基づいて受信データの表
示処理を行い、その処理されたデータを受像回路14に
供給して、陰極線管15により表示させる。
【0034】また電子メールの送信時の処理としては、
受信時と同様にPHS端末3により電子メール用のプロ
バイダにダイヤルアップで接続させた後、制御部12の
指令により、データ処理部18に用意された送信用の電
子メールデータを、PHS端末3を経由して電話回線に
送出し、プロバイダに蓄積させる。
【0035】ここまでの各モードでの処理は、それぞれ
コントローラ5の操作に基づいて行われるものである
が、本例においては、電子メールの自動受信ができるよ
うにしてある。図10は、その場合の処理を示すフロー
チャートで、まず受像機1の制御部12は、充電台2の
上にPHS端末3が接続されるようになったか否か判断
する(ステップ101)。ここで、PHS端末3が接続
されてない状態から接続されたことを判断した場合に
は、充電台2に内蔵された充電回路22からPHS端末
3に充電電流を供給して、PHS端末3内の2次電池3
8を充電させると共に、制御部12の制御に基づいて、
PHS端末3を屋内モードに設定させる(ステップ10
2)。次に、制御部12は、メモリ12aに記憶された
プログラムに従って電子メール用ソフトウェアを起動さ
せ、受像機1の動作モードを電子メールモードとする
(ステップ103)。この電子メール用ソフトウェアが
起動すると、受像機1の制御部12からPHS端末3の
制御部32に、電子メール用のプロバイダにダイヤルア
ップで接続させる制御指令を送り、ターミナル4(親
機)に接続された電話回線でプロバイダに接続させる
(ステップ104)。
【0036】この接続が行われた後は、自局のアドレス
宛の電子メールがプロバイダに蓄積されているか否かの
検索を行い(ステップ105)、自局のアドレス宛の電
子メールがある場合には、その電子メールのデータを伝
送させて(ここでは電子メールの見出し部分のデータだ
けを伝送させる場合と全データを伝送させる場合があ
る)、データ処理部18に記憶させる。そして、データ
処理部18から混合器13に供給される表示データによ
り、受像機1の陰極線管15で表示される画面上に、電
子メールの受信を告知する表示を行う(ステップ10
6)。例えば、図11に示すように、テレビジョン放送
の受像画面15aの所定位置に、文字のスーパーインポ
ーズaで、「電子メールを受信しました」と表示させ
る。テレビジョン放送などを受像させてない場合には、
この文字だけを表示させても良い。また、音声合成など
で、スピーカ17から対応した音声(即ち電子メールの
受信を告知する音声)を出力させても良い。
【0037】この告知表示などが行われた後に、コント
ローラ5の電子メールモードキー53cが操作されたこ
とを判断すると、データ処理部18に記憶された受信メ
ールリストを、陰極線管15で表示される画面上15a
に表示させる(ステップ108)。図12の表示部b
が、そのリスト表示に相当し、ここでは発信日時と発信
者名を一覧で表示する。なお、このリスト表示を行う際
には、既に一度表示させたことのあるメールと、まだ一
度もこの受像機に表示させたことのないメールとを、異
なる態様で表示させるようにしてある。例えば、表示さ
せる文字や数字の色を、異なる色で表示させて、区別さ
せる。図12では、斜線を付与した下側の2つの表示
が、まだ表示させてないメールに相当する。
【0038】そして、コントローラ5のカーソルキー5
3fの操作などで、このリスト上から表示させたいメー
ルを選択することで、図12に示すように、その選択さ
れた電子メールの本文を画面15aに表示させる(ステ
ップ109)。ここでは、日時,発信アドレス、受信ア
ドレスなどの見出し部分の表示cと、メール本文の表示
dとを、上下に分けたエリアで行うようにしてある。な
お、メールの文章を音声で出力させたい場合(予め受像
機1のメモリ12aなどにテキストリーダとして作動さ
せるためのプログラムが必要)には、制御部12の制御
に基づいて該当する処理を行って、音声データとして音
声回路16に供給して、スピーカ17から音声として出
力させる。
【0039】そして、このメールの表示後に、制御部1
2は別のメールを表示させる指令がコントローラ5から
あるか否か判断し(ステップ110)、その指令がある
場合には、ステップ109に戻ってそのメールの表示処
理を行う。そして、ステップ110で次に表示させるメ
ールがないと判断した場合には、プロバイダとの回線接
続を切る処理を行い(ステップ111)、電子メールモ
ードとしての処理を終了する。また、ステップ105で
自局のアドレス宛の電子メールがない場合と、ステップ
107で電子メールモードの操作がされない場合にも、
ステップ111に移って、プロバイダとの回線接続を切
る処理を行う。なお、このステップ111の前の段階で
も、自局のアドレス宛の電子メールデータを全て受信し
た場合には、その時点でプロバイダとの回線接続を切る
処理を実行させても良い。
【0040】このように本例によると、PHS端末3を
テレビジョン受像機1の上の充電台2に載せるだけで、
自動的にテレビジョン受像機1側の制御部12の制御に
より、このPHS端末3を使用した通信で、電子メール
のプロバイダに接続されて、自局のアドレス宛のメール
の検索が行われて、その結果が画面に表示されるので、
全く操作をすることなく電子メールの受信が行え、非常
に便利である。例えば、PHS端末3を外出中は常時携
帯しているユーザーが外出先から帰宅したとき、このP
HS端末3を充電台2の上に載せて充電させるだけで、
自動的に今までにプロバイダに蓄積されたメールの存在
が判り、一々プロバイダに接続させる操作や電子メール
用プログラムを起動させる操作が必要なく、アクセスの
ための手間と時間を省くことができる。
【0041】なお、この電子メールの自動受信は、モー
ド設定により自動受信モードが設定された場合にだけ行
い、自動受信を解除するモードが設定されている場合に
は、PHS端末3が充電台2に接続されたときでも、図
10のフローチャートの処理をしないように構成しても
良い。
【0042】或いは、自動受信を行うモードが設定され
ている場合でも、何らかの条件により自動受信を行う場
合を制限するようにしても良い。例えば、PHS端末3
が充電台2に接続されたとき、以前にプロバイダに回線
を接続させてから経過した時間を判断し、わずかな時間
しか経過してない場合には、自動受信を実行しないよう
にしても良い。或いは、PHS端末3が充電台2に接続
されたとき、この端末の通信モードが既に屋内モードと
なっている場合には、外出先から帰宅したのではなく、
コードレス電話用子機として使用されたものと判断し
て、自動受信を実行しないようにしても良い。
【0043】また、上述実施例では充電回路を備える充
電台2に端末を接続させたとき、自動受信を行うように
したが、充電機能がない単なる接続部を受像機に設け
て、その接続部にPHS端末などの通信端末が接続され
たとき、電子メールの自動受信を行うようにしても良
い。さらに、PHS端末3による通信としては、親機で
あるターミナル4を介して電話回線に接続させるように
したが、PHS端末3から公衆基地局に直接通信して電
話回線に接続できる場合(或いはホームアンテナと称さ
れる中継手段を使用して接続できる場合)には、ターミ
ナルを介さずに回線を接続させても良い。
【0044】また、ここでは通信端末として、PHSと
称される無線電話用端末を使用したが、その他の無線電
話用通信端末を使用しても良い。或いは、データ通信専
用の無線端末を使用しても良い。また、PHS端末が接
続される装置として、上述実施例ではテレビジョン受像
機を使用したが、映像表示手段を備える他の装置を使用
しても良い。例えば、パーソナルコンピュータ装置に通
信端末を接続できるようにして、このコンピュータ装置
のディスプレイに、自動受信したメールを表示させるよ
うにしても良い。
【0045】
【発明の効果】本発明によると、通信端末を映像表示手
段を接続させる処理を行うだけで、自動的に電子メール
の受信処理とその受信したデータの表示処理が行われ、
例えば外出時に携帯電話機として所持していた通信端末
を、帰宅したときに自宅に設置された映像表示手段に接
続させるだけで、留守中に発信された自分宛の電子メー
ルを簡単に受信して見たりすることができる。
【0046】この場合、予め用意された電子メール用プ
ログラムを起動させて、その起動されたプログラムに従
ったダイヤルアップで、電子メールプロバイダへの接続
を行うようにしたことで、起動処理などについても自動
的に行われ、ユーザーが全く操作することなく、必要な
ときに適切に電子メールの受信処理ができるようにな
る。
【0047】また上述した場合に、接続に基づいて自局
のアドレスへの電子メールがあるとき、映像表示手段で
告知する表示を行うようにしたことで、映像表示手段で
の表示による適切な電子メールの受信告知ができる。
【0048】また、通信端末を映像表示手段に接続させ
る接続手段として、通信端末に内蔵された2次電池の充
電回路を備えることで、例えば在宅中に携帯電話機など
の通信端末を載せる充電装置として機能することにな
り、充電させるために接続させるだけで、電子メールの
受信処理が自動的に行われることになり、取扱い上非常
に便利である。
【0049】さらに、通信端末と無線通信が行われ、所
定の電話回線と接続される電話装置を備えて、通信端末
による通信が、この電話装置を介して行われるようにし
たことで、通信端末による電子メールデータの受信処理
が、この電話装置を経由した通信で良好に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示す構成図
である。
【図2】一実施例の受像機及び端末の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】一実施例のコントローラの構成を示すブロック
図である。
【図4】一実施例のコントローラの外観例を示す斜視図
である。
【図5】図4に示すコントローラを開けた状態を示す斜
視図である。
【図6】一実施例のターミナルの設置例を示す斜視図で
ある。
【図7】一実施例のターミナルの設置例を示す斜視図で
ある。
【図8】一実施例のターミナルの裏面を示す斜視図であ
る。
【図9】図7のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】一実施例の電子メール受信処理を示すフロー
チャートである。
【図11】一実施例による電子メール受信時の表示例を
示す説明図である。
【図12】一実施例による電子メールの表示例を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 テレビジョン受像機、2 充電台、3 PHS端
末、4 ターミナル、5コントローラ、12 制御部、
15 陰極線管、18 データ処理部、22充電回路、
31 無線通信部、32 制御部、38 2次電池、4
5 モジュラープラグ部、51 制御部、52 表示
部、53 キー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の映像表示手段に通信端末を接続さ
    せたとき、 上記通信端末による通信で自動的に所定の電子メールプ
    ロバイダに接続させ、 その接続で受信した電子メールデータを、上記映像表示
    手段に表示させるようにした通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信方法において、 予め用意された電子メール用プログラムを起動させて、
    その起動されたプログラムに従ったダイヤルアップで、
    上記電子メールプロバイダへの接続を行うようにした通
    信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の通信方法において、 上記接続に基づいて自局のアドレスへの電子メールがあ
    るとき、上記映像表示手段で告知する表示を行い、 その後、所定の選択操作に基づいて受信した所定の電子
    メールデータを表示するようにした通信方法。
  4. 【請求項4】 映像表示手段と、 該映像表示手段に接続可能な通信端末と、 上記映像表示手段で上記通信端末が接続されたことを検
    出したとき、上記通信端末による通信で自動的に所定の
    電子メールプロバイダに接続させると共に、その接続で
    受信した電子メールデータを、上記映像表示手段に表示
    させる制御手段とを備えた通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の通信装置において、 上記通信端末を上記映像表示手段に接続させる接続手段
    として、上記通信端末に内蔵された2次電池の充電回路
    を備えるようにした通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の通信装置において、 上記通信端末と無線通信が行われ、所定の電話回線と接
    続される電話装置を備え、 上記通信端末による通信が、上記電話装置を介して行わ
    れるようにした通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の通信装置において、 上記制御手段が所定の電子メール用プログラムを起動さ
    せて、その起動されたプログラムに従ったダイヤルアッ
    プで、上記電子メールプロバイダへの接続制御を行うよ
    うにした通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の通信装置において、 上記接続により自局のアドレスへの電子メールがあると
    き、上記制御手段の制御に基づいて、その電子メールデ
    ータを受信して所定の記憶手段に記憶させると共に、上
    記映像表示手段で告知する表示を行うようにした通信装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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