JP2003209889A - 携帯電話 - Google Patents

携帯電話

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JP2003209889A
JP2003209889A JP2002011928A JP2002011928A JP2003209889A JP 2003209889 A JP2003209889 A JP 2003209889A JP 2002011928 A JP2002011928 A JP 2002011928A JP 2002011928 A JP2002011928 A JP 2002011928A JP 2003209889 A JP2003209889 A JP 2003209889A
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JP
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main body
telephone
data
mobile phone
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Pending
Application number
JP2002011928A
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English (en)
Inventor
Daisuke Kojima
大輔 小島
Makoto Ishii
良 石井
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Studio Devices (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能によっては悪かった使い勝手を向上させ
る。 【解決手段】 携帯電話は、移動通話が可能な本体20
0と、当該本体200から分離可能な表示モジュール1
00とを含み、このうち、表示モジュール100は、画
素がマトリクス状に配列された表示パネル120と、本
体200に対してワイヤレスにてデータの授受を行うワ
イヤレス通信部と、時計機能を有する時計部と、画像を
記憶可能とするメモリとを有し、表示パネル120は、
本体200から分離しているときに、待受画面を表示
し、着信時または発信時には、ワイヤレス通信部によっ
て当該本体200から受信されたデータにしたがった表
示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体から着脱自在
であって、その着脱に応じた表示が可能な表示モジュー
ルを有する携帯電話に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話では、種々の情報、各
種の状態などをユーザに表示するための表示パネルが本
体に対して一体となって設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな携帯電話において、様々な機能を実行しようとする
とき、表示パネルが本体と一体となっているがゆえに、
機能によっては却って使い勝手が悪い、という問題が発
生する場合があった。上記問題を解決すべく、本発明の
目的は、良好な使い勝手を確保した上で、様々な機能を
実行することが可能な携帯電話を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る携帯電話は、移動通信によって音声情
報および画像情報の送受信が可能な電話機本体と、前記
電話機本体に対して着脱自在であるとともに、前記電話
機本体と通信可能であって、画像表示が可能な表示モジ
ュールとを含み、前記表示モジュールが前記電話機本体
から分離しているとき、前記電話機本体は、移動通信に
よって受信した画像情報を前記表示モジュールに送信
し、前記表示モジュールは、受信した画像情報を表示す
ることを特徴とする。本発明によれば、画像表示が可能
な表示モジュールは、電話機本体に対して着脱自在であ
るので、表示モジュールを本体に装着させた状態と、本
体から分離させた状態とを、実行すべき機能に応じて使
い分けることができる。また、表示モジュールは、電話
機本体から分離しているときに、移動通信によって受信
された画像情報(これに関連する情報を含む)を表示す
るので、画像を表示する機能を、電話機本体から分離し
た状態で持たせることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、この実施形態に係
る携帯電話を用いる移動通信システムの構成を示す図で
ある。この図に示されるように、携帯電話は、複数ある
基地局BSのうち、在圏するエリア(セル)を管轄する
基地局BSと通信する。基地局BSは、移動通信網TN
に接続されている。移動通信網TNには、各種のサービ
スを提供するためのWebサーバSvが(実際には、イ
ンターネットなどを介して)接続されている。
【0006】図2は、この携帯電話の構成を示す斜視図
である。この図に示されるように、携帯電話は、表示パ
ネル120を含む表示モジュール100と、操作キー2
22、受話器224、送話器226およびアンテナ23
2を有する。このうち、操作キー222は、数字キーや
矢印キーなどの各種キーを含む。
【0007】表示モジュール100は、図3に示される
ように、略直方体状であって、携帯電話の本体200か
ら着脱自在である。表示モジュール100の筐体102
の正面開口部には、表示パネル120の表示面が嵌め込
まれている。当該表示面近傍には、例えばCCD(Char
ge Coupled Device)などの撮像素子130が設けられ
ている。このため、表示パネル120による表示方向
と、撮像素子130による撮像方向とは、互いに同一方
向となっている。なお、この表示パネル120の表示面
にはタッチパネルが設けられて、各種の入力指示が可能
となっている。
【0008】一方、本体200には、表示モジュール1
00が装着されたときに、当該表示モジュール100に
電源を供給するための接点228が備えられる。表示モ
ジュール100にも、接点228に接触する接点が備え
られるが、図2では、筐体102の背側面に位置するの
で示されていない。
【0009】図4は、携帯電話の電気的構成を示すブロ
ック図である。表示モジュール100では、CPU11
0、ROM112、RAM114、時計部116、表示
パネル120、撮像素子(CCD)130、スイッチ部
140およびワイヤレス通信部150が互いにバスB1
を介して接続されている。このうち、CPU110は、
各種の演算や制御などの実行主体であり、また、ROM
112は、基本入出力プログラムや制御プログラム等を
記憶し、RAM114は、CPU110による制御にお
いて一時記憶領域として用いられるとともに、種々のデ
ータを記憶している。RAM114に記憶されるデータ
としては、例えば、後述する待受画面に表示するための
画像データなどが挙げられる。
【0010】時計部116は、現在日時や時刻を示す時
刻データを出力する。スイッチ部140は、表示パネル
120の表示面に設けられたタッチパネルの操作状態を
データ化して出力する。表示パネル120は、マトリク
ス状に配列された画素を有する液晶表示装置である。な
お、表示パネル120には、液晶表示装置の他にも、有
機EL(Electro Luminescence)装置なども適用可能で
ある。ワイヤレス通信部150は、変復調回路、送受信
回路などから構成されて、本体200に設けられるワイ
ヤレス通信部250とワイヤレスにてデータを送受信す
る。ワイヤレス通信の形態としては、無線通信や、赤外
線通信などが想定される。このうち、本体200と表示
モジュールとの間に遮蔽物が介在しても双方向通信が可
能な無線通信が好ましい。なお、図示されないが、筐体
102の内部には電池が備えられる。
【0011】一方、本体200では、CPU210、R
OM212、RAM214、キー部2220、無線処理
部220およびワイヤレス通信部250が互いにバスB
2を介して接続されている。このうち、CPU210、
ROM212およびRAM214の各々は、それぞれ表
示モジュール100におけるCPU110、ROM11
2およびRAM114と同様であるが、ROM212に
は、各種のアプリケーションプログラムが記憶される。
このようなアプリケーションプログラムの例としては、
インターネット上のWebページを閲覧するためのWe
bブラウザプログラムや、音声信号を文字列に変換する
音声認識プログラムが挙げられる。キー部2220は、
本体200に設けられる操作キー222の操作状態をデ
ータ化して出力する。
【0012】無線処理部220は、音声通話やデータ通
信などのように、携帯電話としての主たる機能の実行主
体であり、例えば、CPU210による制御の下、音声
を符号化した音声データや、画像などを示す画像データ
を、本体200の在圏エリアを管轄する基地局(図示省
略)と無線にて送受信したり、当該基地局との通信に用
いる無線電波の品質(電界強度)を定期的にチェックし
たり、WebブラウザからのリクエストにしたがってW
ebサーバSvから各種の情報を受信したりする。
【0013】ワイヤレス通信部250は、CPU210
による制御の下、表示モジュール100に設けられるワ
イヤレス通信部150と、ワイヤレスにてデータを送受
信する。ワイヤレス通信部250がワイヤレス通信部1
50に送信するデータとしては、無線処理部220によ
ってチェックされた無線電波の品質を示すデータや、本
体200における電池残量を示すデータ、携帯電話の着
信相手を示す着信データ、発信相手や発信時の操作に関
する発信データ、TV電話の実行時において通話相手等
の画像を示すデータ、上述したWebサーバからダウン
ロードしたHTML(Hyper Text Mark-up Language)
ファイルなどが挙げられる。また、ワイヤレス通信部2
50がワイヤレス通信部150から受信するデータとし
ては、上記タッチパネルによる操作状態を示すデータ
や、TV電話の実行時において、撮像素子130によっ
て撮像されたデータなどが挙げられる。
【0014】なお、本体200の内部にも専用の電池が
備えられ、CPU210やRAM214など、本体20
0における各部の電源として機能する。さらに、本体2
00の電池は、表示モジュール100が装着された状態
では、接点228を介して、当該表示モジュール100
における各部の電源として機能するほか、当該表示モジ
ュール100の電池を充電する機能も有する。
【0015】次に、実施形態に係る携帯電話において実
行される各種の機能について説明する。図5は、表示モ
ジュールにおける動作を説明するためのフローチャート
である。電源投入直後やリセット直後において、CPU
110は、イベントが発生したか否かを繰り返しチェッ
クする(ステップS11)。このイベントとは、原則的
に、タッチパネルが操作されたときや、ワイヤレス通信
部150がデータを受信したときなど、表示モジュール
100におけるなんらかの状態変化をいうが、例外的
に、電界強度および電池残量を示すデータを本体200
から受信した状態は含まない。
【0016】CPU110は、イベントが発生していな
いと判断したとき、表示パネル120に対し、図8に示
されるような待受画面を表示させる(ステップS1
2)。具体的には、CPU110は、時計部116から
時刻データを、RAM114から画像データを、ワイヤ
レス通信部150を介して本体200から電界強度およ
び電池残量を示すデータを、それぞれ取得して、表示パ
ネル120の領域Aにおいて、電界強度や、電池残量、
日時、現在時刻などの情報を表示させるとともに、表示
パネル120の領域Bにおいて、RAM114に記憶さ
れた画像データにしたがって静止画像または動画像を表
示させる。なお、この画像データとしては、本体200
がWebサーバSvからダウンロードした画像データ
や、インターネットに接続したときに受信したHTML
ファイル(に含まれる画像データ)、撮像素子130に
よって撮像した画像データなど種々のデータが想定され
る。ただし、本体200側において記憶された画像デー
タについては、表示モジュール100に転送して用いる
必要がある。また、領域Aには、本体200の電池残量
を表示するのではなく、表示モジュール100の残量残
量であっても良いし、両者の残量を同時にまたは交互に
表示させても良い。
【0017】一方、CPU110は、イベントが発生し
たと判断したとき、表示パネル120に対し、当該イベ
ントに応じた処理を実行する(ステップS13)。な
お、この処理の具体例については、後述する。
【0018】ステップS12における待受画面表示の
後、または、ステップS13における発生イベントに応
じた処理の後、CPU110は、処理手順をステップS
11に戻す。すなわち、表示モジュール100におい
て、CPU110は、イベント発生の有無を定期的にチ
ェックして、イベントの発生がなければ、表示パネル1
20に待受画面を表示させる一方、イベントが発生すれ
ば、当該イベントに応じた処理を実行する。
【0019】本実施形態では、発生したイベントに応じ
た処理として、TV電話の実行過程における各種の画面
表示が想定されている。そこで、本実施形態におけるT
V電話の動作について説明する。図6は、TV電話の動
作を説明するためのフローチャートである。
【0020】TV電話の開始は、ユーザ以外の第三者
(通話相手)からの着信によって指示される場合と、携
帯電話機のユーザ自身の発信によって指示される場合と
の2通りがある。このため、TV電話の開始が指示され
ると、本体200のCPU210は、当該指示が着信に
よって発生しているのか否かを判別する(ステップS1
10)。TV電話の開始が着信によって指示されている
とき、CPU210は、無線処理部220およびワイヤ
レス通信部250に対し、無線処理部220に着信した
着信データ(例えば着信相手の電話番号を示すデータ)
を、表示モジュール100に転送するように制御する
(ステップS120)。
【0021】これにより当該着信データが、実際に、無
線処理部220およびワイヤレス通信部250によって
表示モジュール100に転送される。当該着信データの
受信は、表示モジュール100では、ステップS11に
おいてイベントの発生として判別されるので、ステップ
S13における当該イベントに応じた処理として、着信
画面を表示する処理が実行される(ステップS21)。
このため、表示モジュール100における表示画面は、
図8に示される待受画面から、例えば図9に示されるよ
うな着信画面、詳細には、着信相手の電話番号が領域B
において表示された着信画面へと切り替わる。なお、図
示の着信画面では、着信相手に関するデータとして電話
番号のみが表示されているが、人物名と電話番号とを予
め対応付けてRAM214等に記憶させておき、着信相
手の電話番号に対応する人物名が存在すれば、当該人物
名も併せて表示するとしても良い。
【0022】一方、TV電話の開始が着信によって指示
されていないとき、CPU210は、当該指示が発信に
よって指示されていると判別し、発信のために操作され
た操作キー222などを示す発信データをキー部222
0から取得して、当該発信データを、ワイヤレス通信部
250に対して表示モジュール100に転送するように
制御する(ステップS130)。これにより当該発信デ
ータが、実際に、無線処理部220およびワイヤレス通
信部250によって、表示モジュール100に転送され
る。当該発信データの受信は、表示モジュール100で
は、ステップS11においてイベントの発生として判別
されるので、ステップS13における当該イベントに応
じた処理として、発信画面の表示する処理が実行される
(ステップS22)。このため、表示モジュール100
における表示画面は、図8に示される待受画面から、例
えば図10に示されるような発信画面、詳細には、入力
された数字列(電話番号)が領域Bにおいて表示された
発信画面へと切り替わる。なお、図示の発信画面では、
入力された電話番号だけが表示されているが、表示パネ
ル120に対し、人物名と電話番号と対応付けた一覧画
面を表示させるとともに、そのうち1つをユーザに対し
て選択するように促した画面を表示するとしても良い。
【0023】CPU210は、着信データの転送後また
は発信データの転送後、通話相手までの通信回線が確立
されたか否かを判別する(ステップS140)。着信時
にユーザが当該着信相手との通話を拒否したいときや、
発信時に発信相手がサービスエリア圏外であるときなど
の理由によって、通信回線が確立されないとき、CPU
210は、ステップS140における判別結果が否定的
であると判別して、本体200においてTV電話のため
の動作を終了させる。このため、表示モジュール100
では、ステップS11においてイベント発生なしと判別
される結果、表示パネル120の表示画面は、着信画面
または発信画面から、ステップS12における待受画面
に復帰する。
【0024】一方、CPU210は、通信回線が確立す
ると、その旨を示すデータを表示モジュール100に通
知するとともに、データ転送処理を実行する(ステップ
S150)。
【0025】図7は、このデータ転送処理の内容を示す
機能ブロック図である。この図において、データ分離部
R1は、無線処理部232における一機能であり、通話
相手から受信したデータを、音声データVd1と画像デ
ータMp1とに分離する。D/A変換器R2は、該音声
データVd1をアナログ信号に変換して、当該アナログ
信号を音声認識部R3と受話器224とに供給する。こ
れにより、通話相手の音声が、受話器224から出力さ
れる。
【0026】音声認識部R3は、上述した音声認識プロ
グラムの実行により構築された機能ブロックであり、音
声信号を音声認識して文字列にリアルタイム変換すると
ともに、当該文字列の文法を解析し、必要に応じて校正
・再変換して、その文字列を示す文字データCdtを出
力する。スーパーインポーズ部R4は、本体200側に
おける制御プログラムの実行により構築された機能ブロ
ックであり、画像データMp1によって示される画像
に、文字データCdtで示される文字列が重なるように
配置させた画像を生成して、当該画像を示す画像データ
を出力する。そして、この画像データが、ワイヤレス通
信部250によって表示モジュール100に送信され
る。
【0027】表示モジュール100において画像データ
を受信すると、当該受信は、ステップS11においてイ
ベントの発生として判別されるので、ステップS13に
おける当該イベントに応じた処理として、当該画像デー
タにしたがっ画像を表示する処理が実行される(ステッ
プS23)。このため、表示モジュール100における
表示画面は、着信画面または発信画面から、例えば図1
1に示される画面へと切り替わる。詳細には、図11に
おいて、表示パネル120の領域Aには、上述したよう
に時刻等が表示され、領域Bには、通話相手の画像が表
示され、その下部には、当該通話相手の発音を音声認識
した結果の文字列が表示される。
【0028】一方、このような通話相手の表示に先立っ
て、CPU110は、通信回線が確立した旨を示すデー
タを本体200から受信すると、ワイヤレス通信部15
0に対して、撮像素子130によって撮像された画像デ
ータMp2を送信させる。この画像データMp2は、本
体200に受信されると、図7におけるデータ混合部T
2によって処理される。詳細には、データ混合部T2
は、無線処理部232における一機能であり、受信した
画像データMp2と、送話器226により入力した音声
信号をA/D変換器T1によってデジタルに変換された
音声データVd2とを混合(例えばインターリーブ)す
る。これによって、当該混合データは、無線処理部22
0によってアンテナ232を介して、当該携帯電話の在
圏エリアを管轄する基地局BSに送信される。なお、図
7においては、送話者に不自然な印象を与えないための
側音を発生させる機能、すなわち、送話器226から入
力した音の一部を受話器224に出力させる機能につい
ては、本件発明に関係しないので省略している。
【0029】このようなデータ転送処理を本携帯電話と
ともに、通話相手側においても同様に実行することによ
って、互いに相手の画像を表示しつつ、音声にて通話す
るTV電話機能が実現することになる。
【0030】CPU210は、このようなデータ転送処
理を実行している期間中では、当該通信回線が切断され
たか否かを絶えず判別している(ステップS160)。
当該通信回線が接続状態であれば、CPU210は、処
理手順を上記ステップS150に戻して、TV電話によ
る通話を継続させる。一方、当該通信回線が切断される
と、CPU210は、本体200におけるTV電話のた
めの動作を終了させる。この終了以後、表示モジュール
100では、ステップS11においてイベント発生なし
と判別される結果、表示パネル120の表示画面は、通
話相手を表示する画面(図11参照)から、ステップS
11における待受画面(図8参照)に復帰する。
【0031】表示パネルと撮像素子とが本体に固定され
た従来の携帯電話機を用いる場合であっても、本体の表
示パネルをユーザの目線正面に位置させるとともに、当
該近傍に位置する撮像素子によってユーザ自身を撮像す
る通話スタイルをとれば、同じようなTV電話の機能を
実現することは可能ではある。ただし、この通話スタイ
ルでは、本体の送話器・受話器とユーザとの間に、ある
程度の距離が必要となるので、送話器は外部音を拾いや
すく、また、受話器からの音声が聞き取りづらいといっ
た欠点が生じる。そもそも、この通話スタイルは、通常
の音声だけのスタイルとは大きく相違するので、ユーザ
にとってみれば、TV電話のときと、音声のみの通話の
ときとで、通話スタイルを相違させる必要が生じる。
【0032】これに対して、本実施形態に係る携帯電話
では、表示モジュール100が本体200から着脱自在
であるので、TV電話を実行するか否かにかかわらず、
本体200に対し表示モジュール100を自由に配置さ
せることができる。TV電話を実行するときに、ユーザ
は、例えば図11に示されるように、表示モジュール1
00を左手で持って、当該ユーザの顔正面に配置させる
とともに、本体200を右手で持って顔右側に位置させ
るような通話スタイルをとれば、音声通話をしつつ、表
示パネル120により表示された通話相手の画像を確認
すると同時に、撮像素子130によってユーザ自身を撮
像することができる。このスタイルにおいて、ユーザと
本体200(の送話器・受話器)との位置関係は、従来
の音声のみの通話ときのスタイルと全く同一であるの
で、ユーザに対して余計な負担を強いないし、外部音を
拾う、音声が聞き取りづらいといった欠点も生じにく
い。仮に、音声が聞き取りづらい状況下にあったとして
も、本実施形態に係る携帯電話では、図11に示したよ
うに、通話相手の音声が文字列に変換されて表示される
ので、聞き取りにくいことによる不都合は生じない。こ
のことは、聴覚障害者が携帯電話を使用することへの一
助にもなる。
【0033】このように本実施形態によれば、表示モジ
ュール100は、本体200に対して着脱自在であるの
で、本体200に装着させた状態と、本体200から分
離させた状態とを、実行すべき機能に応じて使い分ける
ことができる。特に、TV電話の実行時においては、従
来の不自然なスタイルが強いられることもない。さら
に、表示モジュール100は、本体200から分離して
いるときに、種々の画像を待受画面として表示するの
で、画像や時刻を表示する機能を、電話機本体からの分
離状態で持たせることができる。
【0034】なお、実施形態では、表示モジュール10
0においてイベント発生なしと判別されると、待受画面
を表示するとしたが、例えばタッチパネルによる設定に
応じてすべてを非表示とする、または、一部の領域のみ
(例えば領域Aのみ)を表示する、という構成とすれ
ば、表示モジュール100において消費される電力をそ
れだけ抑えることが可能となる。また、表示モジュール
100における各種の指示を、表示パネル120の表示
面に設けられたタッチパネルの操作により実行するとし
たが、表示モジュール100にボタンスイッチ等を別途
設けて、当該スイッチにより実行するとしても良い。さ
らに、表示モジュール100が本体200に装着された
状態において、本体200から表示モジュール100へ
の電源を、接点228を介して供給する構成としたが、
1組のループコイルを用いて非接触により供給する構成
としても良い。くわえて、画像データやユーザデータの
記憶先は、RAM114のほか、ワイヤレス通信部15
0、250を介して本体200のRAM214としても
良い。また、画像データについては、一定の操作によっ
て切替可能としても良いのは、もちろんである。また、
待受画面に用いる画像データについては、一定の操作に
よって切替可能としても良い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像表示が可能な表示モジュールが電話機本体に対して着
脱自在であるので、表示モジュールを本体に装着させた
状態と、本体から分離させた状態とを、実行すべき機能
に応じて使い分けることができるとともに、電話機本体
から分離しているときに、移動通信によって受信された
画像情報を表示するので、画像を表示する機能を、電話
機本体から分離した状態で持たせることができる。した
がって、当該携帯電話機のユーザは、良好な使い勝手を
確保した上で、様々な機能を実行することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る携帯電話における移
動通信システムの構成を示す図である。
【図2】 同携帯電話の構成を示す斜視図である。
【図3】 同携帯電話において表示モジュールを本体か
ら分離したときの外観構成を示す斜視図である。
【図4】 同携帯電話の構成を示すブロック図である。
【図5】 同表示モジュールの表示動作を説明するため
のフローチャートである。
【図6】 同携帯電話におけるTV電話の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】 同TV電話におけるデータ転送処理を示す機
能ブロック図である。
【図8】 同表示モジュールの待受画面を示す図であ
る。
【図9】 同表示モジュールの着信画面を示す図であ
る。
【図10】 同表示モジュールの発信画面を示す図であ
る。
【図11】 同TV電話における表示画面を説明するた
めの図である。
【図12】 同携帯電話におけるTV電話の使用スタイ
ルを説明するための図である。
【符号の説明】
100…表示モジュール 114…RAM 116…時計部 120…表示パネル 130…撮像素子 150…ワイヤレス通信部 200…本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/32 H04B 7/26 V Fターム(参考) 5C022 AA12 AC01 AC07 AC11 AC69 AC71 AC77 AC80 CA00 5K023 AA07 BB11 HH00 MM00 5K027 AA11 BB02 FF22 HH20 HH26 5K067 AA34 BB04 DD52 DD53 EE03 EE35 FF02 FF13 FF23 FF31 KK17 5K101 KK04 LL12 NN06 NN07 NN08 NN18 NN31 PP06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信によって音声情報および画像情
    報の送受信が可能な電話機本体と、 前記電話機本体に対して着脱自在であるとともに、前記
    電話機本体と通信可能であって、画像表示が可能な表示
    モジュールとを含み、前記表示モジュールが前記電話機
    本体から分離しているとき、 前記電話機本体は、移動通信によって受信した画像情報
    を前記表示モジュールに送信し、 前記表示モジュールは、受信した画像情報を表示するこ
    とを特徴とする携帯電話。
  2. 【請求項2】 前記表示モジュールが前記電話機本体か
    ら分離されているとき、 前記電話機本体は、移動通信によって送受信した音声情
    報を前記表示モジュールに送信し、 前記表示モジュールは、受信した音声情報を表示するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の携帯電話。
  3. 【請求項3】 前記電話機本体は、移動通信によって受
    信した画像情報を蓄積し、 前記表示モジュールは、前記電話機本体に装着されてい
    るとき、または、前記電話機本体から分離されていると
    き、蓄積された画像情報を前記電話機本体から受信し
    て、当該受信した画像情報を表示することを特徴とする
    請求項1に記載の携帯電話。
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