JPH10161836A - 画面遷移管理装置 - Google Patents

画面遷移管理装置

Info

Publication number
JPH10161836A
JPH10161836A JP8322937A JP32293796A JPH10161836A JP H10161836 A JPH10161836 A JP H10161836A JP 8322937 A JP8322937 A JP 8322937A JP 32293796 A JP32293796 A JP 32293796A JP H10161836 A JPH10161836 A JP H10161836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
screen
display module
module
call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8322937A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Bando
和彦 坂東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8322937A priority Critical patent/JPH10161836A/ja
Publication of JPH10161836A publication Critical patent/JPH10161836A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各表示モジュール2a〜2dで独立してプロ
グラムを構築でき、各表示モジュールのプログラムを簡
素化する。 【解決手段】 各表示モジュール相互間で実施される画
面遷移を管理する画面遷移管理装置1であって、書込ま
れた画面の表示データ及び表示条件を記憶すると共に、
記憶された表示データを表示装置に表示出力する複数の
領域6が形成された管理テーブル5と、呼出元の表示モ
ジュールから呼出先の表示モジュールを指定した呼出指
令に応じて、呼出先表示モジュールの画面の表示データ
及び表示条件を前記呼出先表示モジュールから収集して
管理テーブルの空き領域へ書込み、かつ該当呼出先表示
モジュールを起動する手段と、呼出指令に応じて、前記
呼出元表示モジュールの画面の表示データ及び表示条件
を管理テーブルから消去する手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に表示す
る多数の画面を有し、GUI(グラフィカル・ユーザ・
インタフェース)を介して入力された指令に基づいて必
要な画面を表示出力する情報処理装置に係わり、特に、
各画面の表示及び表示画面に関する業務を行う複数の表
示モジュール相互間で実施される画面遷移を管理する画
面遷移管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】表示装置に表示するための多数の画面が
予め準備されており、GUIを介して入力された指令に
基づいて必要な画面を表示出力する情報処理装置におい
ては、1つの画面又は関連する所定数の画面毎に、入力
された指示に従って該当画面に対する表示制御処理を実
施する業務単位としての複数の表示モジュールが組込ま
れている。したがって、各表示モジュールは互いに独立
して処理を実施する。
【0003】しかし、情報処理装置の処理業務が複雑に
なり、一つの表示モジュールにおいて、画面を表示中
に、例えばこの画面内の一つの項目を選択することによ
って、他の表示モジュールが管轄する画面を例えばウイ
ンドウ形式で呼出す場合がある。すなわち、各表示モジ
ュール相互間で表示装置に表示すべき画面を遷移させる
必要がある。
【0004】この場合、呼出元の表示モジュールは、 (1) 呼出先の表示モジュールを呼出す指令を制御プロ
グラム(アプリケーション・プログラム)に組込むと共
に、目的とする呼出先の画面が表示装置に表示された状
態において、表示モジュールが表示していた自己又は自
己以外の画面を表示装置に表示した状態で残すか、又は
消去するかを、その都度判断して表示制御していた。
【0005】(2) 目的とする呼出先の画面が表示装置
に表示され、この呼出先の画面の表示が終了した時点
で、表示装置の表示内容を元の呼出元の画面に戻すか否
かを、その都度判断して表示制御していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た手法で各表示モジュール相互間で表示すべき画面を遷
移させる情報処理装置においても、まだ解消すべき次の
ような課題があった。すなわち、各表示モジュール相互
間で画面を遷移させる場合には、呼出元の表示モジュー
ルから呼出先の表示モジールに対して呼出指令を送出し
て、呼出先の表示モジュールの画面が例えばウインドウ
表示された状態で、自己の画面を残したり、又は消去し
たり、呼出先の表示モジュールの画面の表示が終了(消
去)した時点で、自己の画面を消去したり、又はそのま
ま残す等の複雑な処理を両表示モジュール相互間で情報
交換を行いながら実施する必要がある。
【0007】また、表示装置に表示している自己表示モ
ジールが管理している画面の消去タイミング、呼出先の
表示モジュールの画面の表示が終了した時点における、
自己表示モジールが管理している画面の表示タイミング
等を相手側の表示モジュールの動作を監視しながら管理
する必要がある。
【0008】したがって、各表示モジュールの制御プロ
グラムが複雑化する懸念がある。さらに、各表示モジュ
ールの制御プログラムは呼出先又は呼出元の制御プログ
ラムに整合するように作成する必要がある。その結果、
一方の表示モジュールの制御プログラムが変更になる
と、他方の表示モジュールの制御プログラムも同時に変
更する必要がある。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、各表示モジュール相互間で画面遷移を実施
する場合に、各表示モジュール相互間に各表示モジュー
ルから出力される情報で表示モジュール相互間の画面遷
移を制御することによって、各表示モジュール相互間に
おける情報交換を無くすことができ、各表示モジュール
としては、画面遷移の相手側の表示モジュールに対して
独立に制御プログラムを構築でき、かつ、画面の消去タ
イミングや表示タイミングを考慮することなく各表示モ
ジュールを作成できる画面遷移管理装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明の画面遷移管理装置は、それぞれ表示装置に表
示する画面を有し、GUIを介して入力された指令に基
づいて必要な画面を表示装置に表示出力させる複数の表
示モジュールを有した情報処理装置において、各表示モ
ジュール相互間で実施される画面遷移を管理する。
【0011】そして、請求項1においては、上記画面遷
移管理装置に対して、書込まれた画面の表示データ及び
表示条件を記憶すると共に、記憶さたれ表示データを表
示装置に表示出力する複数の領域が形成された管理テー
ブルと、呼出元の表示モジュールから呼出先の表示モジ
ュールを指定した呼出指令に応じて、呼出先表示モジュ
ールの画面の表示データ及び表示条件を呼出先表示モジ
ュールから収集して管理テーブルの空き領域へ書込み、
かつ該当呼出先表示モジュールを起動する手段と、呼出
指令に応じて、呼出元表示モジュールの画面の表示デー
タ及び表示条件を管理テーブルから消去する手段とを備
えている。
【0012】請求項2は、請求項1の画面遷移管理装置
において、呼出指令に応じて、先に、呼出先表示モジュ
ールの画面の表示データを空き領域に書込み、その後
に、呼出元表示モジュールの画面の表示データ及び表示
条件を消去する。
【0013】請求項3は、請求項1又は2の画面遷移管
理装置において、管理テーブルの各領域に書込まれる表
示モジュール毎の表示条件には、該当表示モジュールが
次の表示モジュールを呼出したとき、該当表示モジュー
ルの画面を管理テーブルから消去するか残存するかの選
択情報を含む。そして、選択情報が残存を選択したと
き、呼出元表示モジュールの画面の表示データ及び表示
条件を管理テーブルから消去することを中止する。
【0014】請求項4は、請求項3の画面遷移管理装置
において、管理テーブルの各領域に登録される表示モジ
ュール毎の表示条件には、呼出先表示モジュールの画面
が消去した時点で、次に表示する画面の表示モジュール
を指定する指定情報を含む。そして、呼出先表示モジュ
ールから削除指令が入力されると、呼出元表示モジュー
ルの表示条件に指定情報が設定されていた場合、この指
定情報が指定する表示モジュールを起動する。
【0015】このように構成された請求項1の画面遷移
管理装置においては、現在表示装置に表示中の画面に対
してGUIを介した操作指令を受けて種々の業務を行う
表示モジュールの画面の表示データ及び表示条件は管理
テーブルの一つの領域に記憶保持されている。
【0016】そして、例えばGUIを介した操作指令に
基づいて他の表示モジュールが管轄する画面を呼出す必
要が生じた場合は、この呼出元の表示モジュールは本発
明の画面遷移管理装置に対して呼出先表示モジュールを
指定した呼出指令を送出する。
【0017】この呼出指令を受領した画面遷移管理装置
は、呼出指令が指定する呼出先の画面の表示データ及び
表示条件を呼出先表示モジュールから収集して管理テー
ブルに書込む。同時に呼出先表示モジュールを起動す
る。その結果、表示装置に呼出した画面が表示されると
ともに画面制御が呼出先表示モジュールへ移行する。
【0018】また、現在管理テーブルに記憶されている
呼出元の表示モジュールの画面の表示データ及び表示条
件が消去される。その結果、表示装置から元の画面が消
去される。
【0019】請求項2においては、呼出し画面が表示さ
れた後に元の画面が消去される。すなわち、画面遷移過
程において、表示装置の表示内容が消える瞬間が生じる
のが未然に防止される。
【0020】請求項3においては、例えば呼出元の画面
を表示した状態で、この画面上に例えば呼出先の画面を
ウインドウ表示する場合がある。この表示条件において
は、元の画面を消去する必要はない。したがって、この
条件を表示条件に設定し、たとえ呼出した画面を表示し
たとしても、元の画面の表示データの消去を中止するこ
とによって、元の画面も背景に表示された状態となる。
【0021】請求項4においては、例えば、呼出先の画
面をウインドウ表示して、必要な処理が終了して、この
ウインドウ表示された画面を消去した時点で、元の画面
に戻したり、別の次の画面に遷移させたい場合がある。
したがって、この条件を表示条件に設定することによっ
て、呼出先の画面が消去された時点で、元の画面又は指
定された次の画面へ自動的に画面遷移する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図面を
用いて説明する。図1は実施形態の画面遷移管理装置と
しての画面遷移管理モジュール1が組込まれた情報処理
装置の概略構成図である。
【0023】画面遷移管理モジュール1に対して複数の
表示モジュール2a,2b,2c,2dが接続されてい
る。また、画面遷移管理モジュール1にはCRT等の表
示装置3が接続され、表示装置3には操作者が操作する
キーボードやマウス等が組込まれたGUI(グラフィカ
ル・ユーザ・インタフェース)4が備えられている。ま
た、画面遷移管理モジュール1内には管理テーブル5が
形成されている。
【0024】画面遷移管理モジュール1及び各表示モジ
ュール2a〜2dは、情報処理装置に組込まれたプログ
ラム上における単位タスクで構成されている。そして、
各表示モジュール2a〜2dは内部に表示装置3に表示
出力する1個又は関連する数個の画面を記憶保持してい
る。そして、自己が管轄する画面が表示装置3に表示出
力された状態で、操作者がGUI4を介して入力した各
種の操作指令に基づいて予め業務プログラムで指定され
た各種の業務を実行する。
【0025】このGUI4を介して入力された各種の操
作指令のなかには、この表示中の画面を管轄する表示モ
ジュール2a〜2d以外の他の表示モジュール2a〜2
dが管轄する画面を呼出す呼出指令も含まれる。
【0026】各表示モジュール2a〜2dは自己が管轄
する画面が表示装置3に表示された状態で発生した他の
表示モジュール2a〜2dに対する呼出指令aを画面遷
移管理モジュール1へ送出する。
【0027】また、各表示モジュール2a〜2dは、画
面遷移管理モジュール1から入力した画面の送信指令b
に応じて、自己が記憶している画面の表示データ及び表
示条件からなる画面情報cを画面遷移管理モジュール1
へ返信する。
【0028】さらに、各表示モジュール2a〜2dは、
画面遷移管理モジュール1から入力した起動指令dに応
じて、前述したGUI4を介して入力した各種の操作指
令に基づく各種の業務を開始する。
【0029】さらに、各表示モジュール2a〜2dは、
自己が呼出されて自己の管轄する画面を表示して、前述
したGUI4を介して入力した各種の操作指令に基づい
た各種の業務が終了すると、画面遷移管理モジュール1
へ削除指令eを送出する。
【0030】画面遷移管理モジュール1内に形成された
管理テーブル5内には、図2に示すように、1からnま
での複数の領域6が形成されている。そして、各領域6
内には、ヘッダー部7とデータ部8とが形成されてい
る。
【0031】この各領域6内には、各表示モジュール2
a〜2dから受信した画面情報cが書込まれる。図3に
示すように、ヘッダー部7には画面情報cの表示条件が
設定され、データ部8には画面情報cの表示データが設
定される。
【0032】ヘッダー部7の先頭には、この領域6に画
面情報cが記憶されているか否かを示す領域使用/未使
用フラグ7aが設定され、2番目に、この領域6に記憶
されている表示情報cの送信元の表示モジュール2a〜
2dが次の表示モジュール2a〜2dを呼出したとき、
該当表示モジュールの画面情報cをこの管理テーブル5
の領域6から消去するか残存するかの選択情報としての
削除フラグ7bが設定されている。
【0033】3番目に、この領域6に記憶されている表
示情報cを画面遷移管理モジュール1へ呼出した呼出元
を示す親表示モジュール2a〜2dを特定する親表示モ
ジュールのハンドルが設定される。なお、このハンドル
とはあるモジュールの先頭を表す番号(OS上の管理番
号)を意味する。4番目に、この領域6に書込まれた画
面情報cに対応する表示モジュール2a〜2dのモジュ
ール名称7dが設定される。
【0034】5番目に、この領域6に記憶された画面情
報cに対応する表示モジュール2a〜2dが他の表示モ
ジュール2a〜2dを読出した場合に、該当呼出先表示
モジュール2a〜2dの画面が消去した時点で、次に表
示する画面の表示モジュールの位置を示すアドレスを指
定する指定情報としての次モジュール削除時呼出し関数
のアドレス7eが設定されている。
【0035】そして、最後の6番目に、データ部8に登
録されている表示データの個数を示す登録表示データ個
数7fが登録されている。また、データ部8には、複数
の表示データ登録部8aが形成されており、各表示デー
タ登録部8aには、該当表示データ登録部8aに表示デ
ータ9aが登録されているか否かを示す登録/未登録フ
ラグ9b及び実際の表示データ9aが表示される。
【0036】したがって、このデータ部8に記憶されて
いる表示データ9aは表示装置3に表示中であることを
示す。そして、画面遷移管理モジュール1は、管理テー
ブル5の領域6に表示データと表示条件からなる画面情
報cが記憶され、該当する表示データが表示装置3に表
示された状態において、操作者のGUI4を介した呼出
操作に応じて、該当表示モジュール2a〜2dから呼出
先の表示モジュール2a〜2dを指定した呼出指令aが
入力すると、図4に示す流れ図に従って画面呼出処理を
実行する。
【0037】ステップS1において、管理テーブル5の
各領域6のヘッダー部7の領域使用/未使用フラグ7b
が使用に設定され、かつモジュール名称7dが呼出指令
aが指定する呼出先の表示モジュール2a〜2dの名称
に一致する場合、該当呼出先表示モジュール2a〜2d
の表示情報cは管理テーブル5に記憶され、目的の画面
が表示装置3に表示中であるので、該当呼出先表示モジ
ュール2a〜2dへ制御を渡すのみで何もしない(ステ
ップS2)。
【0038】ステップS1において、該当呼出先表示モ
ジュール2a〜2dの表示情報cが管理テーブル5に記
憶されていない場合、目的とする画面は表示装置3に表
示されていないので、該当呼出先表示モジュール2a〜
2dに対して起動指令dを送出して、該当呼出先表示モ
ジュール2a〜2dを起動する(ステップS3)。
【0039】次に、この時点で、管理テーブル5の各領
域6のヘッダー部7の削除フラグ7bが削除可能に設定
されている表示モジュール2a〜2dが存在すれば(ス
テップS4)、該当表示モジュール2a〜2dの表示情
報cの表示データ9aを削除して、表示中の該当画面を
消去する(ステップS5)。さらに、該当表示情報cの
表示条件も管理テーブル5から削除する(ステップS
6)。
【0040】すなわち、ステップS4乃至ステップS6
において、表示条件に削除可能と設定された呼出元表示
モジュール2a〜2dの画面の画面情報cが管理テーブ
ル5から消去される。
【0041】ステップS4にて消去すべき画面情報cが
無くなると、ステップS7において、呼出指令aが指定
した呼出先表示モジュール2a〜2dに対して画面情報
cの送信指令bを送出して、該当呼出先表示モジュール
2a〜2dから返信された画面情報cに含まれる表示デ
ータ及び表示条件を空き領域6のデータ部8及びヘッダ
ー部7へ登録する。すでに、ステップS3で該当呼出先
表示モジュール2a〜2dを起動しているので、何もし
ない(ステップS8)。
【0042】その結果、呼出先表示モジュール2a〜2
dの画面が表示装置3上に呼出され、かつ呼出先表示モ
ジュール2a〜2dが動作状態に移行する。なお、呼出
元表示モジュール2a〜2dの削除フラグ7bが削除不
可と設定されていた場合、該当呼出元表示モジュール2
a〜2dの画面情報cは管理テーブル5から削除されな
い。その結果、新たに呼出された画面は呼出元表示モジ
ュール2a〜2dの元の画面上にウインドウ表示され
る。
【0043】また、画面遷移管理モジュール1は、呼出
先の表示モジュール2a〜2dから削除指令eが入力さ
れると、図5に示す流れ図に従って画面削除処理を実行
する。
【0044】ステップR1において、管理テーブル5の
領域6に削除指令eを送出した表示モジュール2a〜2
dの画像情報cが登録されていることを確認し、該当表
示モジュール2a〜2dの画像情報cの表示データ9a
をデーテ部8から削除することによって、表示装置3上
の画面を消去する(ステップR3)。なお、すでに消去
されている場合は何もしない(ステップR2)。次に、
同一画面情報cの表示条件をヘッダー部7から削除する
(ステップR4)。
【0045】次に、消去する前に、読取った呼出先表示
モジュールの表示情報cの親モジュールのハンドル7c
で特定された呼出元の表示モジュールのヘッダー部7の
次モジュール削除時呼出し関数のアドレス7eが設定さ
れているか否かを調べる(ステップR5)。そして、次
モジューム削除時呼出し関数のアドレス7eが設定され
ていなければ、呼出前の元の画面を再表示する必要がな
いので、ステップR1へ戻る。
【0046】ステップR5にて、呼出元の表示モジュー
ルのヘッダー部7の次モジュール削除時呼出し関数のア
ドレス7eが設定されている場合は、ステップR6へ進
み、次モジュール削除時呼出し関数のアドレス7eに対
応する表示モジュール2a〜2dを起動する。この次モ
ジュール削除時呼出し関数のアドレス7eは一般的に自
己のモジュールのハンドルが設定されているので、呼出
元の表示モジュール2a〜2dの画面が再表示される。
そして、この一連の画面削除処理を終了する。
【0047】このように構成された画面遷移管理モジュ
ール1においては、現在表示装置3に表示中の画面を用
いて種々の業務を行っている表示モジュール2a〜2d
の画面の表示データ及び表示条件からなる画面情報cは
管理テーブル5の一つの領域6に記憶保持されている。
【0048】そして、例えばGUI4を介した操作指令
に基づいて他の表示モジュール2a〜2dが管轄する画
面を呼出す必要が生じた場合は、この呼出元の表示モジ
ュール2a〜2dは画面遷移管理モジュール1に対して
呼出先表示モジュール2a〜2dを指定した呼出指令a
を送出する。
【0049】画面遷移管理モジュール1は、呼出指令a
が指定する呼出先の表示モジュール2a〜2dに対して
送信指令eを送出して、該当呼出先表示モジュール2a
〜2dから表示データ及び表示条件からな画面情報cを
収集して管理テーブル5の空き領域6へ書込む。同時に
呼出先表示モジュール2a〜2dを起動する。その結
果、表示装置3に呼出した目的とする画面が表示される
とともに画面制御が呼出先表示モジュール2a〜2dへ
移行する。
【0050】また、現在管理テーブル5の領域6に記憶
されている呼出元の表示モジュール2a〜2dの画面の
表示データ及び表示条件が消去される。その結果、表示
装置3から元の画面が消去される。
【0051】この場合、呼出し画面が表示された後に元
の画面が消去される。その結果、呼出元の画面から呼出
先の画面への画面遷移過程において、表示装置3の表示
内容が消える瞬間が生じるのが未然に防止される。
【0052】さらに、例えば呼出元の画面を表示した状
態で、この画面上に例えば呼出先の画面をウインドウ表
示する場合、元の画面を消去する必要はない。この場
合、図3のヘッダー部7の削除フラグ7bを削除不可に
設定すればよい。
【0053】その結果、たとえ呼出した画面を表示した
としても、図4の流れ図におけるステップS4,S7に
示すように、元の画面も背景に表示された状態となる。
また、例えば、呼出先の画面をウインドウ表示して、必
要な処理が終了して、このウインドウ表示された画面を
消去した時点で、元の画面に戻したり、別の次の画面に
遷移させたい場合がある。この場合、図3のヘッダー部
7の次モジュール削除時呼出し関数のアドレス7eに自
己の表示モジールのハンドルを設定する。その結果、図
5の流れ図におけるステップR5,R6に示すように、
呼出先の画面が消去された時点で、元の画面又は指定さ
れ次の画面へ自動的に画面遷移する。
【0054】このように複数の表示モジュール2a〜2
d相互間に画面遷移管理モジュール1を介在させて、各
表示モジュール2a〜2d相互間で画面遷移の必要性が
生じた場合は、各表示モジュール2a〜2d相互間で直
接各種指令の送受信を行うのではなくて、各表示モジュ
ール2a〜2dは画面遷移管理モジュール1との間で各
種指令の送受信を行なえばよい。
【0055】したがって、各表示モジュール2a〜2d
は画面遷移過程において、相手側の表示モジュール2a
〜2d動作状態を監視して、最適タイミングで自己の画
面を表示したり、消去する複雑な処理を実施する必要が
ない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画面遷移
管理装置においては、各表示モジュール相互間で画面遷
移を実施する場合に、各表示モジュール相互間に各表示
モジュールから出力される情報で表示モジュール相互間
の画面遷移を制御している。
【0057】したがって、各表示モジュール相互間にお
ける情報交換を無くすことができ、各表示モジュールと
しては、画面遷移の相手側の表示モジュールに対して独
立に制御プログラムを構築でき、かつ、画面の消去タイ
ミングや表示タイミングを考慮することなく各表示モジ
ュールを作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係わる画像遷移管理モ
ジュールが組込まれた情報処理装置を示す概略構成図
【図2】 同画像遷移管理モジュール内に形成された管
理テーブルを示す図
【図3】 各表示モジュールから画像遷移管理モジュー
ルへ送出される画面情報のフォーマット図
【図4】 同画像遷移管理モジュールの呼出処理動作を
示す流れ図
【図5】 同画像遷移管理モジュールの削除処理動作を
示す流れ図
【符号の説明】
1…画像遷移管理モジュール 2a,2b,2c,2d…表示モジュール 3…表示装置 4…GUI 5…管理テーブル 6…領域 7…ヘッダー部 8…データ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ表示装置に表示する画面を有
    し、GUIを介して入力された指令に基づいて必要な画
    面を前記表示装置に表示出力させる複数の表示モジュー
    ルを有した情報処理装置において、前記各表示モジュー
    ル相互間で実施される画面遷移を管理する画面遷移管理
    装置であって、 書込まれた画面の表示データ及び表示条件を記憶すると
    共に、記憶された表示データを前記表示装置に表示出力
    する複数の領域が形成された管理テーブルと、 呼出元の表示モジュールから呼出先の表示モジュールを
    指定した呼出指令に応じて、呼出先表示モジュールの画
    面の表示データ及び表示条件を前記呼出先表示モジュー
    ルから収集して前記管理テーブルの空き領域へ書込み、
    かつ該当呼出先表示モジュールを起動する手段と、 前記呼出指令に応じて、前記呼出元表示モジュールの画
    面の表示データ及び表示条件を前記管理テーブルから消
    去する手段とを備えた画面遷移管理装置。
  2. 【請求項2】 前記呼出指令に応じて、前記呼出先表示
    モジュールの画面の表示データを空き領域に書込んだ後
    に、前記呼出元表示モジュールの画面の表示データ及び
    表示条件を消去することを特徴とする請求項1記載の画
    面遷移管理装置。
  3. 【請求項3】 前記管理テーブルの各領域に書込まれる
    表示モジュール毎の表示条件には、該当表示モジュール
    が次の表示モジュールを呼出したとき、該当表示モジュ
    ールの画面を前記管理テーブルから消去するか残存する
    かの選択情報を含み、 前記選択情報が残存を選択したとき、前記呼出元表示モ
    ジュールの画面の表示データ及び表示条件を前記管理テ
    ーブルから消去することを中止する手段を有することを
    特徴とする請求項1又は2記載の画面遷移管理装置。
  4. 【請求項4】 前記管理テーブルの各領域に登録される
    表示モジュール毎の表示条件には、呼出先表示モジュー
    ルの画面が消去した時点で、次に表示する画面の表示モ
    ジュールを指定する指定情報を含み、 前記呼出先表示モジュールから削除指令が入力される
    と、呼出元表示モジュールの表示条件に前記指定情報が
    設定されていた場合、この指定情報が指定する表示モジ
    ュールを起動する手段を有することを特徴とする請求項
    3記載の画面遷移管理装置。
JP8322937A 1996-12-03 1996-12-03 画面遷移管理装置 Pending JPH10161836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8322937A JPH10161836A (ja) 1996-12-03 1996-12-03 画面遷移管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8322937A JPH10161836A (ja) 1996-12-03 1996-12-03 画面遷移管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10161836A true JPH10161836A (ja) 1998-06-19

Family

ID=18149304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8322937A Pending JPH10161836A (ja) 1996-12-03 1996-12-03 画面遷移管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10161836A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217508A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Dainippon Printing Co Ltd 端末装置、処理システム及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217508A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Dainippon Printing Co Ltd 端末装置、処理システム及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6081819A (en) Electronic calculator with graph displaying function
JP2000194474A (ja) プラント監視制御システム
JPH10161836A (ja) 画面遷移管理装置
KR101967988B1 (ko) 스케줄 제어 장치, 시설 관리 시스템, 및 스케줄 제어 방법
JPH05120398A (ja) プレゼンテーシヨン装置
JPH08297554A (ja) 共同作業支援システム
JP2002268711A (ja) プログラマブル表示器およびそのための作画プログラム、ならびに作画プログラムを記録した記録媒体
JPH076013A (ja) プラント監視装置
JPH052382A (ja) マルチ画面表示制御装置
JP3288939B2 (ja) 画面遷移制御装置
JPH1185443A (ja) ウインドウ表示装置及び記憶媒体
JP3890917B2 (ja) 生産設備監視システム
JP2578736B2 (ja) 複数のターミナルを有するデータ処理システムのマルチウインドウ表示装置
JPH11249876A (ja) 画面遷移制御システム、プログラム開発支援装置、プログラム開発方法、および記録媒体
JPH07248751A (ja) 表示方法及び表示装置
JPS5813913B2 (ja) 仮想画面サ−ビスをもつディスプレイ制御システム
JPH08305529A (ja) データ処理装置とデータ処理方法
JPH0798642A (ja) 対話装置
JPH035815A (ja) 画面表示方式
JPH1091585A (ja) 携帯用情報処理装置およびその情報処理方法
JP2002142153A (ja) 映像特殊効果システム
JPH0764535A (ja) 画面表示方式
JPH04107763A (ja) オペレータ・コンソール・コントローラ
JP2007184002A (ja) マルチプロセス管理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH0713725A (ja) ソフトウェア開発支援装置