JP2000194474A - プラント監視制御システム - Google Patents

プラント監視制御システム

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JP2000194474A
JP2000194474A JP36897598A JP36897598A JP2000194474A JP 2000194474 A JP2000194474 A JP 2000194474A JP 36897598 A JP36897598 A JP 36897598A JP 36897598 A JP36897598 A JP 36897598A JP 2000194474 A JP2000194474 A JP 2000194474A
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plant
control system
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JP36897598A
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Akira Sakuma
晃 佐久間
Takahiro Hatanaka
隆洋 畑中
Akira Fukumoto
亮 福本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラント監視制御にマルチウィンドウ表示を
用いたときのオペレータのウィンドウ操作に関する操作
量そのものを削減し、かつ必要な情報が隠蔽されること
を防止できるプラント監視制御システムを提供すること
にある。 【解決手段】 ディスプレイ装置に表示するウィンドウ
を固定表示ウィンドウと可変表示ウィンドウとに分別
し、入力装置により固定表示ウィンドウが選択されたと
きは、ウィンドウ管理機能4は、その固定表示ウィンド
ウを常に最下面に表示する。従って、情報表示のベース
ウィンドウを固定表示ウィンドウにすることにより、ベ
ースウィンドウが隠れることがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチウィンドウ
を用いてプラントプロセスのプラント情報を表示しプラ
ントを監視制御するためのプラント監視制御システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所や火力発電所などの大規模
プラントの中央制御室では、効率よくプラントを運転す
るために複数台のディスプレイ装置を用いてプラントの
情報を集約表示するプラント監視制御システムが利用さ
れている。
【0003】このようなプラント監視制御システムでは
プロセス計算機が用いられ、入力装置によりディスプレ
イ装置のタッチスクリーンから監視制御に必要な操作指
令を入力する。また、プラント情報の表示は1台のディ
スプレイ装置に対し1枚の監視制御画面を表示する1画
面表示の方法が用いられている。この1画面表示方法
は、定型作業や予め情報量を制限した状況での操作や情
報提供に適している。
【0004】近年、エンジニアリングワークステーショ
ン(EWS)やパソコン(PC)の機能向上や普及に伴
い、プラント監視制御分野にもこのような計算機が導入
されつつある。EWSやPCでは、入力装置としてマウ
スが用いられ、情報表示にはマルチウィンドウ表示が用
られるのが一般的である。これは、元来ワープロなどの
リアルタイム性が要求されない作業やユーザー自身が状
況を設定できるような環境で使用されることが主目的の
ためである。
【0005】また、現場の映像や設計図書情報など元来
プラント監視制御システムに組み込まれていない情報
も、マルチメディア技術の進展に伴い容易に表示するこ
とが可能になっていることから、これらの情報をプラン
ト監視制御システムで提示できることが望まれている。
【0006】ここで、現場の映像や設計図書情報など元
来プラント監視制御システムに組み込まれていない情報
は、定型作業ではなくどちらと言えば突発的に発生した
状況や時間的に余裕がある状況で使用されることが多
い。このような一時的に使用する情報や思考中心の作業
で使用される情報は量が膨大であるので、従来のように
予め画面体系の中に組み込み1台のディスプレイ装置で
1画面表示を行なうことは好ましくない。1台のディス
プレイ装置で1画面表示を行なうと画面数が増大し、ま
た多くの情報を一緒に確認する必要性が高いのでディス
プレイ装置の数も多くなるからである。
【0007】このような状況に対処するには、多くの情
報を一度に表示でき、あるいは予め組み込まれたプラン
ト監視情報とは別の情報をウィンドウを用いて同じディ
スプレイ装置上に表示できるマルチウィンドウを用いる
ことが効果的である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マルチ
ウィンドウを用いたものでは、多くのウィンドウが表示
されるため本来の作業で行なう操作ではなく、ディスプ
レイ装置上の情報を整えるためのウィンドウ操作が多く
発生し、操作量が多くなるという欠点がある。
【0009】特に、プラント監視制御のようにユーザー
自身が状況を作るのではなく、プラントが状況を作り出
しプラントオペレータが対処する場合には、ウィンドウ
操作の煩雑さがプラントの安全性を損なうことが懸念さ
れる。このようなプラント監視制御の特異性を踏まえ
て、特開平1−267725号公報や特開平6−103
476号公報に示されるように、プラント状態が変化し
たときに注目すべきウィンドウ画面を特定し明示する方
法が提供されている。
【0010】この従来技術ではプラント監視制御システ
ム側で注目すべきウィンドウを特定する。そして、その
判断はプラント状態の重要な変化に基づいているが、デ
ィスプレイ装置上に多くのウィンドウを表示するような
状況では、プラントオペレータは多くの情報を集め思考
しているような場合が多く、その場合にはオペレータ中
心の情報選択が必要になる。
【0011】また、この従来技術プラントの突発的な変
化に対して注視点を特定できるが、それまでに表示され
ていたウィンドウに関しては放置されるため、忙しい状
況では不要なウィンドウの処理にオペレータが混乱する
ことが懸念される。
【0012】本発明の目的は、プラント監視制御にマル
チウィンドウ表示を用いたときのオペレータのウィンド
ウ操作に関する操作量そのものを削減し、かつ必要な情
報が隠蔽されることを防止できるプラント監視制御シス
テムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
プラント監視制御システムは、計算機に接続されたディ
スプレイ装置にマルチウィンドウ表示を行い入力装置を
用いて監視操作を行うプラント監視制御システムにおい
て、前記ディスプレイ装置に表示するウィンドウを固定
表示ウィンドウと可変表示ウィンドウとに分別し、前記
入力装置により前記固定表示ウィンドウが選択されたと
きは、前記固定表示ウィンドウを常に最下面に表示する
ことを特徴とする。
【0014】請求項1の発明に係わるプラント監視制御
システムでは、ディスプレイ装置に表示するウィンドウ
を固定表示ウィンドウと可変表示ウィンドウとに分別
し、入力装置により固定表示ウィンドウが選択されたと
きは、その固定表示ウィンドウを常に最下面に表示す
る。従って、情報表示のベースウィンドウを固定表示ウ
ィンドウにすることにより、ベースウィンドウが隠れる
ことがなくなる。
【0015】請求項2の発明に係わるプラント監視制御
システムは、請求項1の発明において、前記入力装置に
より前記固定表示ウィンドウに対して移動操作が行われ
たときは、前記固定表示ウィンドウの本体は背面に表示
したままとし、前記固定表示ウィンドウの枠のみを移動
し、前記固定表示ウィンドウ枠の移動に応じてイベント
を処理することを特徴とする。
【0016】請求項2の発明に係わるプラント監視制御
システムでは、請求項1の発明の作用に加え、入力装置
による固定表示ウィンドウの移動操作は、固定表示ウィ
ンドウの本体は背面に表示したまま移動させずに、固定
表示ウィンドウの枠のみを移動して行う。これにより、
情報表示のベースウィンドウに対するドラッグ操作を可
能にし、かつドラッグ操作で追加表示したウィンドウが
隠れることがなくイベントを発生させる。
【0017】請求項3の発明に係わるプラント監視制御
システムは、計算機に接続されたディスプレイ装置にマ
ルチウィンドウ表示を行い入力装置を用いて監視操作を
行うプラント監視制御システムにおいて、前記ディスプ
レイ装置の画面上に対話情報表示エリアとプラント情報
表示エリアとを設定し、プラント情報を表示するウィン
ドウは、他のウィンドウと完全に重なることがないよう
に前記プラント情報表示エリア内に表示することを特徴
とする。
【0018】請求項3の発明に係わるプラント監視制御
システムでは、ディスプレイ装置の画面上に対話情報表
示エリアとプラント情報表示エリアとを設定し、プラン
ト情報を表示するウィンドウは、他のウィンドウと完全
に重なることがないようにウィンドウの表示位置を自動
調整してプラント情報表示エリア内に表示する。従っ
て、ウィンドウの移動により対話用の情報が隠れること
がない。
【0019】請求項4の発明に係わるプラント監視制御
システムは、請求項3の発明において、前記対話情報表
示エリアにアイコン化ボタンとウィンドウ格納アイコン
とを表示し、前記入力装置により前記アイコン化ボタン
が操作されたとき前記ディスプレイ装置の画面に表示さ
れたウィンドウをアイコン化して前記ウィンドウ格納ア
イコンに格納し、前記入力装置により前記ウィンドウ格
納アイコンが選択されたとき前記ウィンドウ格納アイコ
ンに格納されているウィンドウをまとめて表示すること
を特徴とする。
【0020】請求項4の発明に係わるプラント監視制御
システムでは、請求項3の発明の作用に加え、対話情報
表示エリアにアイコン化ボタンとウィンドウ格納アイコ
ンとを表示し、入力装置によりアイコン化ボタンが操作
されたときディスプレイ装置の画面に表示されたウィン
ドウをアイコン化してウィンドウ格納アイコンに格納す
る。そして、入力装置によりウィンドウ格納アイコンが
選択されたときは、ウィンドウ格納アイコンに格納され
ているウィンドウをまとめて表示する。これにより、複
数のウィンドウを1つのアイコンに関連付けて保存し、
表示が必要となったときにまとめてウィンドウを表示で
きる。
【0021】請求項5の発明に係わるプラント監視制御
システムは、請求項4の発明において、前記入力装置に
より前記アイコン化ボタンが操作されたときは、前記デ
ィスプレイ装置の画面に表示されたウィンドウのウィン
ドウ配置図を表示し、前記ウィンドウ配置図上で前記入
力装置によりアイコン化するウィンドウが選択されたと
きは、選択されたウィンドウをまとめてアイコン化し前
記ウィンドウ格納アイコンに格納することを特徴とす
る。
【0022】請求項5の発明に係わるプラント監視制御
システムでは、請求項4の発明の作用に加え、入力装置
によりアイコン化ボタンが操作されたときは、ディスプ
レイ装置の画面に表示されたウィンドウのウィンドウ配
置図を表示し、ウィンドウ配置図上で入力装置によりア
イコン化するウィンドウを選択する。そして、選択され
たウィンドウをまとめてアイコン化しウィンドウ格納ア
イコンに格納する。これにより、必要なウィンドウを選
択してまとめてアイコン化できる。
【0023】請求項6の発明に係わるプラント監視制御
システムは、請求項5の発明において、前記ウィンドウ
配置図上に表示されたウィンドウが前面に表示されるウ
ィンドウでウィンドウ四隅が隠れてしまうときには、そ
の隠れるウィンドウ枠を前面に表示し、前記入力装置に
よりそのウィンドウ枠を選択して当該ウィンドウを選択
するようにしたことを特徴とする。
【0024】請求項6の発明に係わるプラント監視制御
システムでは、請求項5の発明の作用に加え、ウィンド
ウ配置図上に表示されたウィンドウが前面に表示される
ウィンドウでウィンドウ四隅が隠れてしまうときには、
その隠れるウィンドウ枠を前面に表示する。そして、入
力装置によりそのウィンドウ枠を選択して当該ウィンド
ウを選択する。これにより、背面に完全に隠れているウ
ィンドウを選択できる。
【0025】請求項7の発明に係わるプラント監視制御
システムは、請求項5の発明において、前記ウィンドウ
配置図に近接して前記ウィンドウ配置図に表示されたウ
ィンドウのウィンドウ名称を表示し、アイコン化するウ
ィンドウの選択は、前記ウィンドウ配置図に表示された
ウィンドウまたは前記ウィンドウ配置図に近接して表示
されたウィンドウ名称のいずれかを選択して行い、アイ
コン化するウィンドウが選択されたときは当該ウィンド
ウまたは当該ウィンドウ名称を色替え表示することを特
徴とする。
【0026】請求項7の発明に係わるプラント監視制御
システムは、請求項5の発明において、前記ウィンドウ
配置図に近接して前記ウィンドウ配置図に表示されたウ
ィンドウのウィンドウ名称を表示し、アイコン化するウ
ィンドウの選択は、前記ウィンドウ配置図に表示された
ウィンドウまたは前記ウィンドウ配置図に近接して表示
されたウィンドウ名称のいずれかを選択して行い、アイ
コン化するウィンドウが選択されたときは当該ウィンド
ウまたは当該ウィンドウ名称を色替え表示することを特
徴とする。
【0027】請求項8の発明に係わるプラント監視制御
システムは、請求項3乃至請求項7のいずれか1項の発
明において、前記入力装置によりウィンドウがドラッグ
&ドロップされたときにそのウィンドウをアイコン化す
るためのアイコン化窓を前記対話情報表示エリアに表示
し、前記アイコン化窓にドラッグ&ドロップされたウィ
ンドウに子ウィンドウがあるときは、その子ウィンドウ
も一緒にアイコン化することを特徴とする。
【0028】請求項8の発明に係わるプラント監視制御
システムでは、請求項3乃至請求項7のいずれか1項の
発明の作用に加え、アイコン化窓表示を用いてドラッグ
&ドロップ操作でウィンドウをアイコン化し、そのとき
親子関係にあるウィンドウを一緒にアイコン化する。こ
れにより、関連するウィンドウをまとめてアイコン化で
きる。
【0029】請求項9の発明に係わるプラント監視制御
システムは、請求項1の発明において、前記固定表示ウ
ィンドウが新たに表示されるときには、既に表示されて
いる前記固定表示ウィンドウとその固定表示ウィンドウ
に関連するウィンドウとをまとめて自動的にアイコン化
することを特徴とする。
【0030】請求項9の発明に係わるプラント監視制御
システムでは、請求項1の発明の作用に加え、固定表示
ウィンドウが新たに表示されるときには、既に表示され
ている固定表示ウィンドウとその固定表示ウィンドウに
関連するウィンドウとをまとめて自動的にアイコン化す
る。これにより、ウィンドウが追加表示されたときに前
の情報を邪魔にならないように置いておくことができ
る。
【0031】請求項10の発明に係わるプラント監視制
御システムは、請求項3の発明において、前記ウィンド
ウおよびそのウィンドウ内の表示要素にタスク属性を持
たせ、新たに表示したウィンドウのタスク属性が既に表
示されているウィンドウのタスク属性と異なるときに
は、タスク属性が異なる既表示のウィンドウを自動的に
アイコン化することを特徴とする。
【0032】請求項10の発明に係わるプラント監視制
御システムでは、請求項3の発明の作用に加え、ウィン
ドウおよびそのウィンドウ内の表示要素にタスク属性を
持たせ、新たに表示したウィンドウのタスク属性が既に
表示されているウィンドウのタスク属性と異なるときに
は、タスク属性が異なる既表示のウィンドウを自動的に
アイコン化する。これにより、プラントオペレータの作
業が新たな作業に移ったときに前の作業で使用していた
情報を邪魔にならないように置いておくことができる。
【0033】請求項11の発明に係わるプラント監視制
御システムは、請求項4の発明において、前記ディスプ
レイ装置に表示されているウィンドウを前記ウィンドウ
格納アイコンにドラッグ&ドロップしたときに、その選
択されたウィンドウを追加アイコン化して格納し、前記
ウィンドウ格納アイコンを選択したときには既にアイコ
ン化したウィンドウと一緒に再表示することを特徴とす
る。
【0034】請求項11の発明に係わるプラント監視制
御システムでは、請求項4の発明の作用に加え、ディス
プレイ装置に表示されているウィンドウをウィンドウ格
納アイコンにドラッグ&ドロップしたときに、その選択
されたウィンドウを追加アイコン化して格納し、ウィン
ドウ格納アイコンを選択したときには既にアイコン化し
たウィンドウと一緒に再表示する。これにより、ウィン
ドウ格納アイコンにドラッグ&ドロップ操作でウィンド
ウの追加登録が可能となり、再表示するウィンドウの組
み合わせを任意に設定できる。
【0035】請求項12の発明に係わるプラント監視制
御システムは、請求項11の発明において、前記ウィン
ドウ格納アイコンに格納されたウィンドウを個別に選択
する個別選択モードを設け、当該個別選択モードが選択
されたときには格納されたウィンドウの一覧表示からウ
ィンドウを選択し、選択されたウィンドウのみを再表示
することを特徴とする。
【0036】請求項12の発明に係わるプラント監視制
御システムでは、請求項11の発明の作用に加え、個別
選択モードが選択されたときにはウィンドウ格納アイコ
ンに格納されたウィンドウの一覧表示からウィンドウを
選択し、選択されたウィンドウのみを再表示する。
【0037】請求項13の発明に係わるプラント監視制
御システムは、請求項4の発明において、前記ディスプ
レイ装置に、伝送先が定義されたウィンドウ伝送窓を表
示し、前記ウィンドウ格納アイコンを前記ウィンドウ伝
送窓にドラッグ&ドロップしたときに、前記ウィンドウ
格納アイコンに格納されているウィンドウをまとめて伝
送先に伝送することを特徴とする。
【0038】請求項13の発明に係わるプラント監視制
御システムでは、請求項4の発明の作用に加え、ウィン
ドウ格納アイコンをウィンドウ伝送窓にドラッグ&ドロ
ップしたときに、ウィンドウ格納アイコンに格納されて
いるウィンドウをまとめて伝送先に伝送する。これによ
り、関連するウィンドウをまとめて伝送できる。
【0039】請求項14の発明に係わるプラント監視制
御システムは、計算機に接続されたディスプレイ装置に
マルチウィンドウ表示を行い入力装置を用いて監視操作
を行うプラント監視制御システムにおいて、プラントの
監視制御に関する情報表示ウィンドウの表示画面メニュ
ーを表示し、前記表示画面メニューから前記入力装置に
よりメニューが選択されたときは、その選択されたメニ
ューに対応するベースウィンドウおよびそれに関連する
ウィンドウのアイコンを表示し、またはその選択された
メニューに対応する複数のウィンドウをまとめて表示す
ることを特徴とする。
【0040】請求項14の発明に係わるプラント監視制
御システムでは、表示画面メニューから入力装置により
メニューを選択する。そして、その選択されたメニュー
に対応するベースウィンドウおよびそれに関連するウィ
ンドウのアイコンを表示する。またはその選択されたメ
ニューに対応する複数のウィンドウをまとめて表示す
る。これにより、表示画面メニューのワンタッチ操作で
関連するウィンドウをまとめて表示できる。
【0041】請求項15の発明に係わるプラント監視制
御システムは、計算機に接続されたディスプレイ装置に
マルチウィンドウ表示を行い入力装置を用いて監視操作
を行うプラント監視制御システムにおいて、プラント情
報を表示するウィンドウの展開の手順に従ってウィンド
ウ間の親子関係を管理すると共に、前記ウィンドウが前
記ディスプレイ装置から消去されたときには前記ウィン
ドウの親子関係を再構築し、その親子関係に基づき前記
ウィンドウを一括制御することを特徴とする。
【0042】請求項15の発明に係わるプラント監視制
御システムでは、プラント情報を表示するウィンドウの
展開の手順に従ってウィンドウ間の親子関係を管理する
と共に、ウィンドウがディスプレイ装置から消去された
ときには、その消去されたウィンドウに関連する親子関
係を解消し、新たにウィンドウの親子関係を再構築し、
その親子関係に基づきウィンドウを一括制御する。これ
により、一部のウィンドウがなくなったときにもウィン
ドウ間の関連性を保つことができる。
【0043】請求項16の発明に係わるプラント監視制
御システムは、請求項15の発明において、前記親子関
係にあるウィンドウのうち親ウィンドウを消去したとき
は子ウィンドウも一緒に消去することを特徴とする。
【0044】請求項16の発明に係わるプラント監視制
御システムでは、請求項15の発明の作用に加え、親子
関係にあるウィンドウのうち親ウィンドウを消去したと
きは子ウィンドウも一緒に消去する。これにより、ウィ
ンドウを消去するときに関連するウィンドウをまとめて
消去できる。
【0045】請求項17の発明に係わるプラント監視制
御システムは、請求項4乃至請求項11のいずれか1項
の発明において、前記ウィンドウ格納アイコンに格納し
たウィンドウで表現するプラント状態が変化したときに
は、そのプラント状態に応じてアイコンの表示パターン
を切替え、プラントオペレータに変化があったことを提
示することを特徴とする。
【0046】請求項17の発明に係わるプラント監視制
御システムでは、請求項4乃至請求項11のいずれか1
項の発明の作用に加え、ウィンドウ格納アイコンに格納
したウィンドウで表現するプラント状態が変化したとき
には、そのプラント状態に応じてアイコンの表示パター
ンを切替え、プラントオペレータに変化があったことを
提示する。これにより、アイコン化したウィンドウの情
報が変化したときに状況変化を知らせることができる。
【0047】請求項18の発明に係わるプラント監視制
御システムは、請求項4乃至請求項11のいずれか1項
の発明において、プラントオペレータが設定した条件が
成立したときに前記ウィンドウ格納アイコンの表示パタ
ーンを切替え、またはプラントオペレータが設定した条
件が成立したときに前記ウィンドウ格納アイコンに格納
したウィンドウを自動的に表示することを特徴とする。
【0048】請求項18の発明に係わるプラント監視制
御システムでは、請求項4乃至請求項11のいずれか1
項の発明の作用に加え、プラントオペレータが設定した
条件が成立したときにウィンドウ格納アイコンの表示パ
ターンを切替えるか、ウィンドウ格納アイコンに格納し
たウィンドウを自動的に表示する。これにより、オペレ
ータ自身が注目したいプラント状況が発生したときにア
イコンの表現変化で知らせることができる。
【0049】
【発明の実施の形態】「第1の実施の形態」(請求項1
に対応) 図1は、本発明の第1の実施の形態に係わるプラント監
視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明図であ
る。マルチウィンドウ表示を用いたプラント監視制御シ
ステムでは、計算機のオペレーションシステム1にXウ
ィンドウシステムなどのマルチウィンドウ表示を行なう
ウィンドウシステム2を装備しており、表示イベント処
理3により表示イベント処理を行う。そして、ウィンド
ウシステム2とは別に、複数のウィンドウをまとめて処
理するためのウィンドウ情報を管理するウィンドウ管理
機能4が設けられている。
【0050】この計算機は、プラントオペレータから入
力装置を介して入力される操作指令に基づき、ディスプ
レイ装置にマルチウィンドウ表示を行い、プラントの監
視制御を行う。
【0051】計算機のウィンドウ管理機能4では、ディ
スプレイ装置上に表示した各ウィンドウに関して、ウィ
ンドウID、ウィンドウ名称、ウィンドウ制御属性を管
理する。ウィンドウIDはウィンドウシステム2がウィ
ンドウを表示するときに設定する番号であり、実際のウ
ィンドウとの対応はこのウィンドウIDにより行われ
る。また、ウィンドウ名称およびウィンドウ制御属性
は、ウィンドウ作成時に予め設定するデータである。
【0052】ウィンドウ制御属性は、ウィンドウが固定
表示ウィンドウか可変表示ウィンドウかの何れかを設定
するもので、ウィンドウの作成時にどちらの属性を持た
せるか予め決めておく。固定表示ウィンドウはユーザー
が表示位置を変更できない(消去は可能)ように設定し
たウィンドウであり、プラントオペレータがタスクを実
行するときのベースとなる情報のウィンドウに対して設
定される。これは、ベースとなるウィンドウが関連情報
を表示するウィンドウと同じように動くと操作が煩雑に
なるので、そのベースウィンドウの表示位置を固定する
ために設定される。
【0053】図2は、プラント監視制御システムで使用
されるベース画面と関連画面との関連の説明図であり、
ベース画面G1を元に関連画面G2〜G4が展開され、
さらに関連画面G2から関連画面G5が展開される場合
を示している。この図2のベース画面G1を固定表示ウ
ィンドウで表示し、関連画面G2〜G5を可変表示ウィ
ンドウで表示するような形で用い、図3のようにディス
プレイ装置上に表示する。
【0054】このように、ウィンドウを固定表示ウィン
ドウと可変表示ウィンドウとに分類し、固定表示ウィン
ドウG1は常に最下面に表示する。そして、固定表示ウ
ィンドウG1の上に可変表示ウィンドウG2〜G5を表
示する。
【0055】すなわち、固定表示ウィンドウG1は情報
表示のベースとなるものであり、大きなサイズで表示す
ることが多い。そのため、ウィンドウシステム2での処
理による通常のウィンドウ制御では、選択したウィンド
ウが前面に表示される処理となるので、追加表示したベ
ースウィンドウにより既に表示中のウィンドウが隠れて
しまい再度情報を確認するときの手間が増えてしまう。
【0056】この第1の実施の形態では、このような操
作の増加を防ぐために、固定表示ウィンドウが表示され
る場合には、ウィンドウシステム2の代わりにウィンド
ウ管理機能4を起動し、固定表示ウィンドウの選択時の
処理を行なう。つまり、ウィンドウ管理機能4は、選択
された位置の検出ならびにそれに対するイベントの発生
・処理は行なうが、選択されたウィンドウを最前面に表
示することは行なわないようにする。従って、プラント
監視制御のために必要となる情報表示のベースウィンド
ウが隠れることがなくなる。
【0057】「第2の実施の形態」(請求項2に対応) 図4は第2の実施の形態に係わるプラント監視制御シス
テムの計算機ソフトウェア構成の説明図、図5は第2の
実施の形態における固定表示ウィンドウの操作の説明図
である。
【0058】この第2の実施の形態では、固定表示ウィ
ンドウは移動不可であるので、その固定表示ウィンドウ
のドラッグ&ドロップ操作を可能とすべく、その固定表
示ウィンドウのウィンドウ枠のみを移動可能としたもの
である。そのウィンドウ枠のの移動により、イベント発
生のアイコンへのドラッグ&ドロップ操作を行なう。
【0059】図4において、図1に示したウィンドウ管
理機能4のウィンドウ管理データとして、ウィンドウ表
示位置およびウィンドウサイズが追加され、ウィンドウ
処理として、ウィンドウ枠生成・制御が追加されてい
る。
【0060】ウィンドウに対する操作では、選択操作の
他にドラッグ&ドロップ操作がよく用いられる。これ
は、ウィンドウを選択したまま(マウスを使用するとき
はマウスボタンを押したまま)ウィンドウを移動し、特
定のアイコン表示上でウィンドウをリリースするという
操作によりイベントを発生させるものである。このよう
な操作を行なう場合、固定表示ウィンドウはウィンドウ
を移動できないので、この操作を行なうことができない
ことになる。
【0061】そこで、第2の実施の形態では、図5に示
すように、固定表示ウィンドウG1に対してドラッグ&
ドロップ操作を行なったときに、ウィンドウ管理機能4
は、ウィンドウ枠に相当する図形を表示し、そのウィン
ドウ枠を移動することによりドラッグ&ドロップ操作を
処理する。なお、この処理は可変表示ウィンドウに対し
ても適用される。
【0062】このように、入力装置(例えばマウス)に
より、固定表示ウィンドウに対して移動操作が行われた
ときは、ウィンドウ管理機能4は、固定表示ウィンドウ
G1の本体は背面に表示したままとし、固定表示ウィン
ドウの枠のみを移動する。そして、表示イベント処理3
は固定表示ウィンドウ枠の移動に応じてイベントを処理
する。従って、プラント監視制御の情報表示のベースウ
ィンドウに対するドラッグ操作を可能にし、かつドラッ
グ操作で追加表示したウィンドウが隠れることがなくイ
ベントを発生できる。
【0063】「第3の実施の形態」(請求項3に対応) 図6は第3の実施の形態における分割した表示エリアの
対話情報表示エリアとプラント情報表示エリアとの説明
図、図7は第3の実施の形態でのウィンドウ表示位置補
正の説明図、図8は第3の実施の形態におけるウィンド
ウ管理機能でのウィンドウ表示位置補正の処理内容を示
すフローチャート、図9は第3の実施の形態に係わるプ
ラント監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説
明図である。
【0064】この第3の実施の形態は、図6に示すよう
に、ディスプレイ装置の画面上の表示エリアを分割して
対話情報表示エリアとプラント情報表示エリアとを設定
し、プラント情報表示エリアに表示されるウィンドウ
は、他のウィンドウと完全に重なることがないように、
プラント情報表示エリア内に表示するようにしたもので
ある。
【0065】ディスプレイ装置上に表示する情報には、
プラントの監視操作に係わる情報とウィンドウの伝送・
消去などのインタフェースに問いかける対話操作の情報
とがある。プラントの監視操作と対話操作は、オペレー
タにとっては全く観点が異なる操作であるので、それら
の情報は分離して表示した方が分かりやすい。
【0066】そこで、第3の実施の形態では、図6に示
すように、ディスプレイ装置の表示エリアを対話情報表
示エリアとプラント情報表示エリアとに分離する。通
常、ウィンドウはディスプレイ装置全体が表示空間であ
り、その中の任意の位置に表示することができる。その
ため、表示エリアを分離する際には、表示空間をディス
プレイ装置全体ではなく適した座標で設定することにな
る。
【0067】しかし、ドラッグ&ドロップなどの操作で
他のディスプレイ装置にウィンドウを移動したりイベン
トを発生させるような場合には、エリア外にウィンドウ
をドラッグする必要がある。そこで、ウィンドウの表示
空間はディスプレイ装置全体とするが、実際に表示する
場合には表示エリアに納まるようにする。
【0068】すなわち、表示エリア外にウィンドウを移
動しリリースした履歴は残すが、リリースした時点で表
示位置を評価しウィンドウが表示エリアをはみ出る場合
には、表示位置を調整して表示エリア内に納まるように
表示する。
【0069】図7において、ディスプレイ装置空間(x
1、y1)のディスプレイ装置上で座標(a,b)を原
点とし、(X2、Y2)の大きさの表示エリアを設定し
てディスプレイ装置内にサイズ(X2、Y2)以下のウ
ィンドウWを表示することを考える。
【0070】ウィンドウ操作によりウィンドウが移動
し、ウィンドウがリリースした時点でウィンドウの表示
位置制御を行なう。表示位置制御では、まずウィンドウ
の左上および右下の頂点の座標を調べ、座標が表示エリ
ア外にあるときは表示位置の補正を行なう。すなわち、
ディスプレイ装置の座標系で左上頂点p3の座標が(x
3、y3)、右下頂点p5の座標が(x5、y5)のと
き、以下の位置補正を行なう。
【0071】1)x3<aのとき、p3のx座標をaに
変更 2)y3<bのとき、p3のy座標をbに変更 3)x5>a+X2のとき、p5のx座標をa+X2に
変更 4)y5>b+Y2のとき、p5のy座標をb+Y2に
変更
【0072】このような処理を行なった場合、ウィンド
ウが表示エリアの4辺に沿って位置補正を行なうことに
なり、数枚のウィンドウの補正を行なうと、前に表示さ
れたウィンドウが完全に隠れてしまうことがある。そこ
で、表示位置補正を行なうときに既表示ウィンドウの座
標を調べ、左上頂点と右下頂点のx、y座標が同じウィ
ンドウが存在するときには表示位置をさらに補正する。
【0073】例えば、上記1)の処理により表示位置補
正を行なったときに左上頂点のx座標を同じくするウィ
ンドウが既に存在するときには、さらにx3をc(cは
予め設定した値)だけずらす。このとき右下のx座標x
5の座標を調べx5が表示エリア外にdだけはみ出たと
きには、x3を(c+d)/2だけ戻す。
【0074】また、このとき左上頂点のx座標を同じく
するウィンドウが既に存在するときには、さらにcだけ
ずらし上記の操作を繰り返す。上記2)〜4)の場合
(y座標方向にeだけずらす場合)にも同様な処理を行
ない、表示エリア内にウィンドウが重ならないように位
置を補正する。
【0075】この処理内容を図8のフローチャートに示
す。なお、図8中のWxはウィンドウ幅、Wyはウィン
ドウ高である。また、このときの計算機のウィンドウ管
理機能4の内容を図9に示す。ウィンドウ管理機能4に
は、ウィンドウ処理としてウィンドウ表示地位値補正の
処理機能を有している。
【0076】このように、第3の実施の形態では、ディ
スプレイ装置の表示エリアを対話情報表示エリアとプラ
ント情報表示エリアとに分割し、プラント情報表示エリ
アに表示されたウィンドウが他のウィンドウと完全に重
なることがないように、その表示位置を自動補正する。
従って、プラントの監視操作に係わる情報とウィンドウ
の伝送・消去などのインタフェースに問いかける対話操
作の情報とが分かり易くなり、また、ウィンドウの移動
により対話用の情報が隠れることがない。
【0077】なお、以上の説明ではディスプレイ装置の
座標系を用いて説明したが表示エリアに設定した座標系
を用いて処理を行なってもよい。
【0078】「第4の実施の形態」(請求項4に対応) 図10は本発明の第4の実施の形態におけるウィンドウ
のアイコン化の操作例の説明図、図11は本発明の第4
の実施の形態に係わるプラント監視制御システムの計算
機ソフトウェア構成の説明図である。
【0079】この第4の実施の形態は、複数のウィンド
ウを1つのアイコンに関連付け、再表示要求時にまとめ
てウィンドウを表示するようにしたものである。すなわ
ち、図10に示すように、ディスプレイ装置の対話情報
表示エリアにアイコン化ボタンA1とウィンドウ格納ア
イコンA2とを表示し、入力装置によりアイコン化ボタ
ンA1が操作されたときは、ディスプレイ装置の画面に
表示されたウィンドウをアイコン化してウィンドウ格納
アイコンA2に格納する。そして、入力装置によりウィ
ンドウ格納アイコンA2が選択されたときは、ウィンド
ウ格納アイコンA2に格納されているウィンドウをまと
めて表示する。
【0080】通常、ウィンドウシステムでは1つのウィ
ンドウをアイコンにして表示する手段が設けられている
が、プラントのオペレーションを行なう場合には関連す
るウィンドウを次々に展開し表示することがある。この
ような状況でオペレータのタスクが切り替わり別の情報
を表示するときには、それまでのウィンドウをまとめて
どこかに置いておき、今のタスクに必要な情報を表示す
ることがある。
【0081】このときのウィンドウ操作の手間を省くた
め、表示されている複数のウィンドウをまとめて1つの
アイコンで表示し、必要になったときにまとめたウィン
ドウを再表示する。
【0082】そのために、図11に示すように、計算機
にアイコン管理機能5を設ける。ここで、表示されてい
る各ウィンドウのウィンドウ名称、表示位置、サイズ、
表示順序などのデータは、ウィンドウ管理機能4に格納
されており、アイコン管理機能5において、これらのデ
ータを用いてアイコン化を行なう。
【0083】例えば、表示されている情報表示ウィンド
ウすべてを1つのアイコンで表示するときには、図10
のような形でアイコン操作を実施するアイコン化ボタン
A1を表示し、そのアイコン化ボタンA1を選択したと
きに1つのウィンドウ格納アイコンA2を作成し表示す
る。このウィンドウ格納アイコンA2には格納されるウ
ィンドウの各属性データを元にアイコン属性データが生
成される。
【0084】すなわち、図11に示すように、アイコン
属性データには、格納されるウィンドウの数、ウィンド
ウ名称、各ウィンドウの表示位置、ウィンドウサイズ、
ウィンドウの表示順序のデータがある。ウィンドウ再表
示時には表示順序の低いウィンドウから順に表示され
る。このときのウィンドウ表示位置はアイコン化時のウ
ィンドウ表示位置で表示しても、再表示時のウィンドウ
のバランス状態から表示位置を再編成してもよい。
【0085】このように、第4の実施の形態では、複数
のウィンドウを1つのアイコンに関連付け、再表示要求
時にまとめてウィンドウを表示するので、現状不要な情
報を隠すことが可能となり、必要になったときにまとめ
て表示できる。
【0086】「第5の実施の形態」(請求項5に対応) 図12は本発明の第5の実施の形態におけるアイコン化
ボタン選択時の応答例の説明図である。
【0087】この第5の実施の形態は、第4の実施の形
態に加えて、アイコン化ボタンA1を選択することによ
りウィンドウ配置図を表示し、そのウィンドウ配置図を
用いてウインドウをアイコン化するようにしたものであ
る。
【0088】すなわち、図12に示すように、入力装置
によりアイコン化ボタンA1が選択操作されたときは、
ディスプレイ装置の画面に表示されたウィンドウのウィ
ンドウ配置図A3を表示し、ウィンドウ配置図A3上で
入力装置によりアイコン化するウィンドウを選択する。
そして、その選択があったときは、選択されたウィンド
ウをまとめてアイコン化しウィンドウ格納アイコンA2
に格納する。
【0089】ウィンドウをまとめてアイコン化するとき
には、プラントオペレータ自身がアイコン化するウィン
ドウを選択したいときがある。この要求に応えるため
に、選択したウィンドウのみをまとめてアイコン化す
る。
【0090】この第5の実施の形態では、アイコン化ボ
タンA1とウィンドウ配置図A3とを用いてウインドウ
をアイコン化するので、任意のウィンドウを複数まとめ
てアイコン化できる。
【0091】「第6の実施の形態」(請求項6に対応) 図13は本発明の第6の実施の形態におけるウィンドウ
配置図でのウィンドウ表示例の説明図、図14は本発明
の第6の実施の形態に係わるプラント監視制御システム
の計算機ソフトウェア構成の説明図、図15は本発明の
第6の実施の形態におけるウィンドウ配置図での隠れた
ウィンドウの評価の説明図、図16は本発明の第6の実
施の形態におけるウィンドウ配置図で四隅が隠れたウィ
ンドウの説明図である。
【0092】この第6の実施の形態は、第5の実施の形
態におけるウィンドウ配置図A3上でウィンドウが他の
ウィンドウの背面にあり完全に隠れている場合にウィン
ドウ枠を表示するようにしたものである。
【0093】すなわち、図13に示すように、ウィンド
ウ配置図上に表示されたウィンドウw2が、その前面に
表示されるウィンドウw3、w4でウィンドウ四隅が隠
れてしまうときには、その隠れるウィンドウw2のウィ
ンドウ枠を前面に表示する。そして、入力装置によりそ
のウィンドウ枠を選択して当該ウィンドウを選択する。
【0094】図12のウィンドウ配置図A3において、
ウィンドウが完全に重なっている場合には、背面にある
ウィンドウを選択することができない。そこで、図13
のように、例えば、ウィンドウw2が前面のウィンドウ
w3、w4で完全に隠れてしまう場合には、隠れている
ウィンドウw2のウィンドウ枠のみを表示し、そのウィ
ンドウ枠を選択することによりウィンドウw2の選択を
行なう。
【0095】図14に示すように、アイコン管理機能5
はウィンドウのアイコン化に加え、ウィンドウ配置図表
示、ウィンドウ選択の機能を有している。そして、隠れ
たウィンドウw2のウィンドウ枠を表示することを考慮
したときのウィンドウ配置図の描画は、アイコン管理機
能5により以下の手順で行なわれる。
【0096】ウィンドウの描画は表示順序の低いウィン
ドウから行ない、このときウィンドウが前面にあるウィ
ンドウで完全に隠れていないかをチェックする。
【0097】図15において、いま、チェックするウィ
ンドウの各頂点の座標がp3(x3、y3)、p4(x
4、y4)、p5(x5、y5)、p6(x6、y6)
であるとする。ここで、ウィンドウが完全に隠れてしま
う現象は、以下のすべての条件を満たすときに発生す
る。
【0098】表示順序の高いウィンドウの各頂点の座標
をp3(Xa、Ya)、p4(Xb、Yb)、p5(X
c、Yc)、p6(Xd、Yd)としたときに ・条件1:x3>Xa かつ y3>Ya を満たすウ
ィンドウが存在する。
【0099】・条件2:x4>Xb かつ y4<Yb
を満たすウィンドウが存在する。
【0100】・条件3:x5<Xc かつ y5<Yc
を満たすウィンドウが存在する。
【0101】・条件4:x6<Xd かつ y6>Yd
を満たすウィンドウが存在する。
【0102】これら、条件1〜条件4による評価では、
図16のようなケースも含まれる。これは完全に隠れた
ウィンドウではないが、四隅が隠れた状態であるので、
ウィンドウの識別が難しくなる。従って、この場合もウ
ィンドウが隠れてしまったと判定しウィンドウ枠を表示
する。
【0103】この第6の実施の形態では、ウィンドウ配
置図A3上でウィンドウが他のウィンドウの背面にあり
完全に隠れている場合にウィンドウ枠を表示するので、
背面に完全に隠れているウィンドウであっても選択でき
る。
【0104】「第7の実施の形態」(請求項7に対応) 図17は本発明の第7の実施の形態におけるウィンドウ
配置図の表示の一例の説明図である。
【0105】この第7の実施の形態は、図12に示した
ウィンドウ配置図A3上でウィンドウを選択したとき
に、ウィンドウの色替えおよびウィンドウ名称のリスト
表示を行うようにしたものである。
【0106】図17に示すように、ウィンドウ配置図A
3に近接して、ウィンドウ配置図A3に表示されたウィ
ンドウのウィンドウ名称を表示し、アイコン化するウィ
ンドウの選択は、ウィンドウ配置図A3に表示されたウ
ィンドウまたはウィンドウ配置図A3に近接して表示さ
れたウィンドウ名称のいずれかを選択して行う。そし
て、アイコン化するウィンドウが選択されたときは当該
ウィンドウまたは当該ウィンドウ名称を色替え表示す
る。
【0107】ウィンドウの配置図A3の表示のみでは、
どのウィンドウかを識別するのが難しい。そこで、図1
7のように、ウィンドウ配置図A3の右側にウィンドウ
名称を表示する。そして、アイコン化したいウィンドウ
を選択する場合には、ウィンドウ配置図A3内のウィン
ドウ表示を選択するか、ウィンドウ名称を選択する。何
れの場合もウィンドウ配置図A3の表示とウィンドウ名
称の表示が連動して色替え等で選択されたウィンドウを
明示する。
【0108】また、ウィンドウ選択の明示では、ウィン
ドウ名称そのものの表示を制御しても良く、図17の□
マークに示したような選択表示マークの表示を制御して
もよい。図17ではウィンドウw2、w3が選択された
場合を示している。なお、ウィンドウ選択の取消しは、
選択したウィンドウを再度選択することで行なう。この
処理は、図14のアイコン管理機能5のウィンドウ配置
図表示の処理の中で行われる。
【0109】この第7の実施の形態では、ウィンドウ配
置図A3上でウィンドウを選択したときにウィンドウの
色替えおよびウィンドウ名称のリスト表示を行うので、
選択したウィンドウの確認が可能になる。
【0110】「第8の実施の形態」(請求項8に対応) 図18は本発明の第8の実施の形態におけるドラッグ操
作によるウィンドウアイコン化の画面例の説明図、図1
9は本発明の第8の実施の形態における親子ウィンドウ
の展開の説明図、図20は本発明の第8の実施の形態に
係わるプラント監視制御システムの計算機ソフトウェア
構成の説明図である。
【0111】この第8の実施の形態は、アイコン化窓を
用いてドラッグ&ドロップ操作でウィンドウをアイコン
化し、そのとき親子関係にあるウィンドウを一緒にアイ
コン化するようにしたものである。
【0112】図18に示すように、対話情報表示エリア
にアイコン化窓A4を表示し、入力装置によりウィンド
ウがアイコン化窓A4にドラッグ&ドロップされたとき
にそのウィンドウをアイコン化する。また、アイコン化
窓A4にドラッグ&ドロップされたウィンドウに子ウィ
ンドウがあるときは、その子ウィンドウも一緒にアイコ
ン化する。
【0113】これにより、ウィンドウのアイコン化を行
なうときに、表示されたウィンドウを直接選択してアイ
コン化できる。図18において、ウィンドウをアイコン
化するときには、アイコン化したいウィンドウを選択
し、そのままドラッグしアイコン化窓A4の上でリリー
スする。このとき表示されているウィンドウの親子関係
を調べ、ウィンドウをアイコン化するときに子ウィンド
ウがあるときは、選択されたウィンドウの子ウィンドウ
も一緒にアイコン化する。ウィンドウの親子関係は以下
のように定義する。
【0114】ウィンドウに表示された情報を選択し関連
情報を展開するときに元のウィンドウを親ウィンドウと
し、親ウィンドウを選択して新たに表示したウィンドウ
をそのウィンドウに対する子ウィンドウとする。図19
のような形でウィンドウを展開した場合、ウィンドウw
1は親ウィンドウがなく、3つの子ウィンドウw2、w
3、w4を持つウィンドウになる。また、ウィンドウw
2は親ウィンドウw1、子ウィンドウw5を持つウィン
ドウになる。
【0115】図20に、この第8の実施の形態における
ウィンドウ管理機能4およびアイコン管理機能5を示
す。ウィンドウをディスプレイ装置上に表示するとき
に、表示するウィンドウの親ウィンドウのデータが設定
され、ウィンドウ管理機能4のデータとして登録され
る。同時に、そのウィンドウの親ウィンドウの属性デー
タが更新され、子ウィンドウデータに表示したウィンド
ウが登録される。
【0116】このウィンドウ属性データを用いてアイコ
ン化窓A4へのドラッグ&ドロップ操作でウィンドウを
アイコン化するときに、アイコン化するウィンドウの子
ウィンドウを選択し、そのウィンドウも消去すると共に
アイコンの属性データに登録する。なお、このような親
子関係を用いてウィンドウをアイコン化する場合にはア
イコン化されたウィンドウの親子関係を保持しておく必
要があり、このデータをアイコン管理機能5のアイコン
属性データに登録する。
【0117】このように、第8の実施の形態ではアイコ
ン化窓A4の表示を用いてドラッグ&ドロップ操作でウ
ィンドウをアイコン化し、そのとき親子関係にあるウィ
ンドウを一緒にアイコン化するので、関連するウィンド
ウをまとめてアイコン化できる。
【0118】「第9の実施の形態」(請求項9に対応) 図21は、本発明の第9の実施の形態に係わるプラント
監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明図で
ある。
【0119】この第9の実施の形態は、固定表示ウィン
ドウが新たに表示されたときにすでに表示されている固
定表示ウィンドウと、その固定表示ウィンドウに関連す
るウィンドウを自動的にアイコン化するようにしたもの
である。
【0120】図21に示すように、第9の実施の形態に
おけるウィンドウ管理機能4は、固定表示ウィンドウ制
御、ウィンドウ枠生成・制御、ウィンドウ親子間計管理
の各機能に加え、固定表示ウィンドウ管理の機能が設け
られている。
【0121】ディスプレイ装置に表示するプラント情報
表示のウィンドウを固定表示ウィンドウと可変表示ウィ
ンドウに分けた場合、固定表示ウィンドウは情報展開の
ベースウィンドウであり、オペレータの注視点が変化す
るときに変更される。この状態で、ディスプレイ装置上
への新たな固定表示ウィンドウの表示は、ウィンドウ表
示内のボタン選択や他のディスプレイ装置上からの情報
移動により行われる。
【0122】この場合、ディスプレイ装置上に既に表示
されている固定表示ウィンドウと、そのウィンドウに関
連するウィンドウを親子関係を用いてアイコン化し、デ
ィスプレイ装置上に今話題としている情報のみを表示す
る。これにより、情報表示の煩わしさを低減し、必要な
情報に注目できるようにする。また、話題を元に戻した
いときにはアイコン表示を選択することによりワンタッ
チ操作で再表示することができる。
【0123】この第9の実施の形態では、固定表示ウィ
ンドウが新たに表示されたときにすでに表示されている
固定表示ウィンドウ、およびその固定表示ウィンドウに
関連するウィンドウを自動的にアイコン化するので、別
のベースウィンドウが追加表示されたときに、前の情報
を邪魔にならないように置いておくことができる。
【0124】「第10の実施の形態」(請求項10に対
応) 図22は、本発明の第10の実施の形態に係わるプラン
ト監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明
図、図23は本発明の第10の実施の形態におけるウィ
ンドウタスク属性設定処理内容を示すフローチャートで
ある。
【0125】この第10の実施の形態は、ウィンドウ自
体およびウィンドウ内の表示要素にタスク属性を持た
せ、すでに表示されているウィンドウとタスク属性が異
なるウィンドウが表示されたときに、タスク属性が異な
る既表示ウィンドウをアイコン化するようにしたもので
あり、図22に示すように、ウィンドウ管理機能4はウ
ィンドウタスク属性管理の機能を有し、図23に示す処
理を行う。
【0126】ウィンドウ管理機能4では、オペレータが
実施した操作そのものの意味を理解し、それに基づき話
題の転換を認識して表示ウィンドウを切替える。プラン
トの各パラメータは目的を持って計測されており、プラ
ントの各オペレーションにおいてどのような情報を用い
るかは、インタフェース設計において予め考慮されてい
る。この情報を用いて、ウィンドウ内の表示要素を選択
して新たにウィンドウを表示する場合に、どのウィンド
ウから展開したか、どの情報を選択してウィンドウを表
示したかを判断し、ウィンドウ展開においてオペレータ
の話題が変化したかを識別する。このとき、話題が変化
したと判断される場合には、ウィンドウ表示時に既表示
ウィンドウをまとめてアイコン化する。
【0127】このときの判断方法は以下のとおりであ
る。ウィンドウ自体およびウィンドウ内に表示される各
表示要素に対して持たせるタスク属性は、例えば、水位
制御や圧力制御など情報が使用されるオペレータのタス
クに対応して設定され、そのタスク属性がウィンドウに
設定されたときには、そのウィンドウが水位制御矢圧力
制御などのタスクで使用されることを表す。表示要素に
対して設定された場合には、その情報が設定されたタス
クに関連することを表す。
【0128】ここで、ウィンドウ自体のみならず表示要
素に対してタスク属性を設定するのは以下の理由によ
る。プラントオペレーションにおいて重要な情報は現在
実行しているタスクとは無関係に常に確認できるように
しておく必要があり、またタスクを実行する上で関連す
る別タスクを容易に呼び出せるようにしておく必要があ
る。そこで、ウィンドウ表示内にタスクとは無関係の重
要な情報や関連するタスクの情報表示要素にタスク属性
を設定し、容易に話題を展開できるようにしておくため
である。
【0129】ここで、表示要素のタスク属性は設定属性
のみ、ウィンドウのタスク属性は設定属性および一時属
性の2つの属性を持てるようにする。この属性データは
すべてのウィンドウならびに表示要素に設定しておかな
くてもよい。ウィンドウを新たに表示する場合、ウィン
ドウ表示のトリガーとして選択した表示要素のタスク属
性を調べ、表示要素の設定属性をウィンドウの一時属性
に登録する。
【0130】表示要素のタスク属性が設定されていない
場合にはその表示要素を表示しているウィンドウの一時
属性を新たなウィンドウの一時属性に登録する。なお、
システム起動時に表示するウィンドウやメニューを選択
して表示したウィンドウなど元の情報のタスク属性を選
定できないウィンドウについてはウィンドウの一時属性
に自分自身の設定属性を登録する。
【0131】ディスプレイ装置上にウィンドウを新たに
表示する場合、既表示ウィンドウのベースウィンドウと
新規ウィンドウのタスク属性の一時属性データを比較
し、属性データが異なる場合には話題が切り替わったと
判断し、既表示ウィンドウと関連するウィンドウをまと
めてアイコン化する。なお、一時属性データが設定され
ていない場合には、すべての属性データと一致すると判
断し、アイコン化は行なわず、他のウィンドウと関連し
ない単独のウィンドウとして扱う。また、ウィンドウの
タスク一時属性はウィンドウ消去時にクリアされる。
【0132】この第10の実施の形態では、ウィンドウ
内の表示要素とウィンドウ自体にタスク属性を持たせ、
すでに表示されているウィンドウとタスク属性が異なる
ウィンドウが表示されたときに、タスク属性が異なる既
表示ウィンドウをアイコン化するので、オペレータの作
業が移ったときに前の作業で使用していた情報を邪魔に
ならないように置いておくことができる。
【0133】「第11の実施の形態」(請求項11に対
応) 図24は本発明の第11の実施の形態に係わるプラント
監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明図、
図25は本発明の第11の実施の形態におけるウィンド
ウアイコン化の追加操作の説明図である。この第11の
実施の形態は、ウィンドウ格納アイコンA2にドラッグ
&ドロップ操作でウィンドウを追加登録するようにした
ものであり、図24に示すように、アイコン管理機能5
にはウィンドウのアイコン化に加えウィンドウ追加アイ
コン次の属性データ管理の機能が追加されている。
【0134】ウィンドウをアイコン化するのは、後でそ
の情報を再利用するためであり、まったく必要が無くな
ったウィンドウはディスプレイ装置上から消去される。
ここで、オペレータが作業を実施している途中で、後で
使用するためにアイコン化した情報に新たにウィンドウ
を追加したいことがある。
【0135】この場合には、図25に示すように、ディ
スプレイ装置上に表示されているウィンドウをドラッグ
して、既に幾つかのウィンドウを格納したウィンドウ格
納アイコンA2上でリリースする。この操作によりアイ
コン化管理機能5は、アイコンへのウィンドウ追加登録
処理を開始する。ウィンドウの追加登録では、アイコン
属性データのウィンドウ数および追加したウィンドウに
関連するデータを追加設定する。このときウィンドウの
表示順序は最前面に設定する。
【0136】ここで、ウィンドウの親子関係を用いてウ
ィンドウを関連付けている場合には追加登録したウィン
ドウに対する関係を再構築する必要がある。この場合に
は、アイコン化したウィンドウのベースウィンドウに対
して追加したウィンドウを子ウィンドウとして登録す
る。
【0137】このように、ディスプレイ装置に表示され
ているウィンドウをウィンドウ格納アイコンA2にドラ
ッグ&ドロップしたときに、その選択されたウィンドウ
を追加アイコン化して格納する。そして、ウィンドウ格
納アイコンA2を選択したときには、既にアイコン化し
たウィンドウと一緒に再表示する。従って、再表示する
ウィンドウの組み合わせを任意に設定できる。
【0138】「第12の実施の形態」(請求項12に対
応) 図26は本発明の第12の実施の形態に係わるプラント
監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明図、
図27は本発明の第12の実施の形態におけるアイコン
化ウィンドウの個別選択の説明図、図28は本発明の第
12の実施の形態におけるウィンドウアイコン化の追加
操作時の処理内容を示すフローチャート、図29は本発
明の第12の実施の形態におけるウィンドウ重複チェッ
ク時の処理内容を示すフローチャートである。
【0139】この第12の実施の形態は、アイコン化し
たウィンドウを再表示するときにウィンドウの一覧表示
を用いてウィンドウを選択して表示するようにしたもの
である。図26に示すように、ウィンドウ管理機能4は
ウィンドウ重複チェックの機能を有し、アイコン管理機
能5は、ウィンドウのアイコン化、ウィンドウの配置図
表示、ウィンドウ選択の各機能に加え、ウィンドウ追加
アイコン時の属性データ管理、ウィンドウ重複チェック
の機能が追加して設けられている。
【0140】ウィンドウのアイコン化機能を有するシス
テムを用いてプラントの監視操作を行なう場合、前にア
イコン化したウィンドウの一部だけを取り出して再表示
させる状況が発生する。このような場合に対処するた
め、ウィンドウ格納アイコンA2を選択するときの個別
選択モード(例えばマウスの中ボタンで選択する等)を
設け、このモードが実行されたときには、アイコン化し
たウィンドウに対してウィンドウ配置図表示のようなウ
ィンドウを表示し、格納したウィンドウの一覧からウィ
ンドウを選択できるようにする。
【0141】図27に示すように、ウィンドウ格納アイ
コンA2を個別選択モードで選択して格納ウィンドウの
一覧(ウィンドウ配置図A3)を表示し、その中から表
示したいウィンドウを選択する。
【0142】アイコン化したウィンドウの一部だけを取
り出し表示するケースは、その時点で情報を一時的に使
用するケースであり、その後再度アイコン化したウィン
ドウ全体を表示する場合には一時的に表示したウィンド
ウも一緒に表示される方が自然である。
【0143】そのため、アイコン化したウィンドウの一
部を取り出し表示した場合には、アイコンの属性データ
を変更せず表示したウィンドウのデータもそのまま残し
ておく。その場合には、表示したウィンドウをまた元の
アイコンに追加する操作やウィンドウが表示された状態
でアイコン化したウィンドウすべてを表示するなど、ア
イコン化処理およびウィンドウ表示においてウィンドウ
が重複するケースが発生する。
【0144】これを避けるため、アイコン化処理に対し
てはアイコン管理機能5で、ウィンドウ表示に対しては
ウィンドウ管理機能4で重複チェックを行ない、ウィン
ドウ名称が同じウィンドウが既にアイコンに登録されて
いる場合にはディスプレイ装置上でのウィンドウ消去は
行なうが、アイコンへの追加登録はバイパスする。この
ときのウィンドウ管理およびアイコン管理機能の処理を
図27に示す。
【0145】また、ディスプレイ装置上にアイコン化し
たウィンドウの一部が既に表示されている場合には重複
するウィンドウの表示順序のみを更新し、重複するウィ
ンドウの生成は行なわないようにする。このときの処理
を図28に示す。
【0146】このように、第12の実施の形態では、ウ
ィンドウ格納アイコンA2に格納されたウィンドウを個
別に選択する個別選択モードを設け、当該個別選択モー
ドが選択されたときには格納されたウィンドウの一覧表
示からウィンドウを選択し、選択されたウィンドウのみ
を再表示する。従って、ウィンドウを再表示するときに
は表示するウィンドウを選択できる。
【0147】「第13の実施の形態」(請求項13に対
応) 図30は本発明の第13の実施の形態におけるアイコン
化ウィンドウ伝送操作の説明図、図31は本発明の第1
3の実施の形態におけるアイコン化ウィンドウ伝送時の
伝送元での処理内容のフローチャートである。
【0148】この第13の実施の形態は、伝送先を定義
したウィンドウ伝送窓A5を設け、ウィンドウ格納アイ
コンA2のウィンドウ伝送窓へのドラッグ&ドロップ操
作でウィンドウをまとめて他の装置に伝送するするよう
にしたものである。
【0149】プラント内において協調作業を行なう場合
には、離れた場所の情報表示装置への表示情報伝送が必
要になることがある。いま、制御室と現場のように離れ
た場所の情報表示装置間で計算機ネットワークを介して
表示情報を伝送することを考える。
【0150】このような情報伝送を行なう場合には、伝
送元の情報表示装置では、伝送先の情報表示装置(アド
レス等)、接続データ(ポート番号等)、伝送する表示
ウィンドウを識別する必要がある。このような処理をデ
ィスプレイ装置上の操作で簡便に実現するために、図3
0に示すようなインタフェースを用意する。図30中、
ウィンドウ伝送窓A5は伝送先の情報および接続データ
を保持するアイコンであり、これらのデータは予め登録
しておく。
【0151】ここで、ウィンドウを格納するウィンドウ
格納アイコンA2をドラッグし、ウィンドウ伝送窓A5
の上でリリースする。このとき、ウィンドウ格納アイコ
ンA2の属性データから伝送するウィンドウを認識し、
そのウィンドウ表示データをウィンドウ伝送窓A5に設
定された伝送先にまとめて伝送する。伝送先の情報表示
装置では通常の情報伝送と同様の処理を行ないディスプ
レイ装置上に表示する。
【0152】なお、動画を伝送する場合にはウィンドウ
属性に動画属性を追加して予め登録しておき、動画に対
する伝送処理を行なって伝送する。また、伝送先の表示
装置で元のウィンドウ配置と同じ形で表示したいときに
は、ウィンドウ格納アイコンA2に設定したウィンドウ
属性データも一緒に伝送する。このときの伝送元表示装
置での処理内容を図31に示す。
【0153】なお、以上の説明では、他の表示装置への
伝送を述べたが伝送先は表示装置だけでなく、データベ
ース装置に対して上記操作を行なってもよい。その場合
には伝送されたデータがデータベースに保存されること
になる。
【0154】このように第13の実施の形態では、ディ
スプレイ装置に伝送先が定義されたウィンドウ伝送窓A
5を表示し、ウィンドウ格納アイコンA2をウィンドウ
伝送窓A5にドラッグ&ドロップしたときに、ウィンド
ウ格納アイコンA2に格納されているウィンドウをまと
めて伝送先に伝送する。従って、関連するウィンドウを
まとめて伝送できる。
【0155】「第14の実施の形態」(請求項14に対
応) 図32は本発明の第14の実施の形態に係わるプラント
監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明図、
図33は本発明の第14の実施の形態におけるウィンド
ウの表示画面メニューを示す平面図、図34は本発明の
第14の実施の形態におけるメニュー選択時のディスプ
レイ装置への表示の一例を示す平面図、図35は本発明
の第14の実施の形態におけるメニュー選択時のディス
プレイ装置への他の表示の一例を示す平面図である。
【0156】この第14の実施の形態は、表示画面メニ
ューに複数のウィンドウを設定し、そのメニュー選択時
にウィンドウをまとめて表示するか、あるいは関連する
ウィンドウの選択アイコンを表示するようにしたもので
ある。
【0157】すなわち、プラントの監視制御に関する情
報表示ウィンドウの表示画面メニューを表示し、表示画
面メニューから入力装置によりメニューが選択されたと
きは、その選択されたメニューに対応するベースウィン
ドウおよびそれに関連するウィンドウのアイコンを表示
する。またはその選択されたメニューに対応する複数の
ウィンドウをまとめて表示する。
【0158】これらの処理を行なうためのメニューデー
タの管理は、図32に示すようにメニュー管理機能6に
より行う。すなわち、予め設定したデータのみで実施す
るときには表示イベント処理3の中で行うが、ウィンド
ウの表示履歴あるいはオペレータ選択により行なうとき
は、別途設けたメニュー管理機能6で行う。ここでの処
理は、メニュー項目をアイコンと見なせばアイコン管理
機能5とほぼ同等の処理になる。
【0159】プラントの情報提供においては表示画面メ
ニューを用意し、そのメニューを選択することで画面を
表示する方法が用いられている。ここでは画面を選択す
るようなメニューに対して複数のウィンドウを設定する
ように構成する。そして、メニュー選択時に複数のウィ
ンドウをまとめて表示する。
【0160】図33は表示ウィンドウを選択する表示画
面メニューの一例であり、プラントの構成あるいはプラ
ントオペレーションを基に分類されたマトリクスで表示
されている。必要なウィンドウを表示したいときには、
このマトリクス上の項目を入力装置で選択する。項目が
選択されると表示が切り替わりディスプレイ装置上に選
択された項目に関連する複数のウィンドウがまとめて表
示される。
【0161】ここで、表示されるウィンドウは情報表示
のベースとなるベースウィンドウとそのベースウィンド
ウに関連する複数の関連ウィンドウであり、これらのデ
ータはメニューの各項目に対して予め登録しておく。ウ
ィンドウの表示は、図34のように、すべてのウィンド
ウを表示した状態で表示しても、図35のようにベース
ウィンドウのみ表示し、関連ウィンドウはアイコンの形
で表示してもよい。
【0162】また、メニューを選択した時の情報表示で
は、基本的な情報はベースウィンドウに表示されてお
り、追加で表示する関連ウィンドウはオペレータの好み
に合わせて設定できるようにした方が良いときがある。
そこで、メニューに含まれるベースウィンドウがディス
プレイ装置上に表示されたときに、そのときの関連ウィ
ンドウの表示状態をチェックする。このチェックはウィ
ンドウの親子関係に基づき行なわれる。
【0163】すなわち、メニューに登録されているベー
スウィンドウが表示されたときに、そのウィンドウから
展開・表示したウィンドウは親子関係としてウィンドウ
管理機能に登録する。この関係をディスプレイ装置上か
らウィンドウを消去するとき、あるいはオペレータ自身
が設定ボタンを選択したときに、対応するメニュー項目
のウィンドウデータとして保存する。これにより、改め
てメニューを選択したときに保存したデータを基にウィ
ンドウを選択し表示する。
【0164】この第14の実施の形態では、画面表示メ
ニューに複数のウィンドウを設定し、そのメニュー選択
時にウィンドウをまとめて表示するか、関連するウィン
ドウの選択アイコンを表示するので、ワンタッチ操作で
関連するウィンドウをまとめて表示できる。
【0165】「第15の実施の形態」(請求項15に対
応) 図36は本発明の第15の実施の形態におけるウィンド
ウの親子関係の動的管理の説明図、図37は本発明の第
15の実施の形態においてウィンドウをディスプレイ装
置間で移動したときのウィンドウ親子関係の動的管理処
理内容を示すフローチャート、図38は本発明の第15
の実施の形態に係わるプラント監視制御システムの計算
機ソフトウェア構成の説明図である。
【0166】この第15の実施の形態は、ウィンドウの
一部が消去されたときに表示ウィンドウ間の親子関係を
再構築するようにしたものである。すなわち、プラント
情報を表示するウィンドウの展開の手順に従ってウィン
ドウ間の親子関係を管理すると共に、ウィンドウがディ
スプレイ装置から消去されたときにはウィンドウの親子
関係を再構築し、その親子関係に基づきウィンドウを一
括制御する。
【0167】表示ウィンドウの親子関係を管理する場
合、親ウィンドウがディスプレイ装置上から消去される
と子ウィンドウは親無し状態になり、兄弟関係にあるウ
ィンドウを認識できなくなる。このような状況を避ける
ため、ウィンドウの表示状態の変化に合わせてウィンド
ウの親子関係を動的に管理することを行なう。
【0168】ウィンドウの親子関係を動的に管理するた
め、各表示ウィンドウに対して下記のデータを管理す
る。
【0169】・元親−実親−自分−子 (子ウィンドウ
は複数存在) ここで、図36のようなウィンドウ展開を行なったとき
のウィンドウ親子関係の動的管理を考える。まず、シス
テム起動時に自動的に表示するウィンドウw1は以下の
データを設定する。
【0170】 元親属性=なし、 実親属性=なし、 子属性=なし ただし、システム起動時にベースウィンドウと共に関連
ウィンドウを表示する場合には子データに関連ウィンド
ウを設定する。次に、ウィンドウw1に表示された表示
要素を選択してウィンドウw2を表示するときには、 w1の子属性=w2、 w2の元親・実親属性=w1 とする。ただし、ウィンドウw2が情報表示のベースウ
ィンドウのときは親なしウィンドウとする。さらにウィ
ンドウw2からウィンドウw3を展開・表示したとき
は、 w2の子属性=w3、 w3の元親・実親属性=w2 とする。次に、ディスプレイ装置間でウィンドウw2を
移動したときには、 w1の子属性=なし、 w2の実親属性=なし となる。ここで、移動先のディスプレイ装置上にw2の
元親ウィンドウが表示されているときには、ウィンドウ
w2の実親属性はそのままにしておく。また、ウィンド
ウw3は親ウィンドウがディスプレイ装置上から消去さ
れ親なし状態になるので、これを避けるために親ウィン
ドウw2の実親をw3の実親にする。
【0171】w3の実親属性=w1、 w1の子属性=
w3、w3の元親属性=w2(そのまま保持)
【0172】以上のように、ウィンドウの元親属性は実
際にウィンドウ展開したときの元ウィンドウを表し、実
親属性はウィンドウの表示状態に合わせた親子関係を表
す。そこで、ウィンドウの親子関係に基づきウィンドウ
を制御する場合には実親属性と子属性を用いて制御す
る。なお、ディスプレイ装置上からウィンドウが消去さ
れた場合には表示ウィンドウがないディスプレイ装置に
移動したときと同様の処理を行なう。
【0173】これらの処理の流れを図37に、この処理
を行なうときのウィンドウ管理機能4の構成を図38に
示す。図38に示すように、ウィンドウ管理機能4はウ
ィンドウ間の親子関係を再構築するためのウィンドウ親
子関係の動的管理機能を有している。
【0174】この第15の実施の形態では、表示ウィン
ドウの一部が消去されたときにウィンドウ間の親子関係
を再構築するので、ウィンドウの一部がなくなったとき
にもウィンドウ間の関連性を保つことができる。
【0175】「第16の実施の形態」(請求項16に対
応) 図39は本発明の第16の実施の形態におけるウィンド
ウ消去処理の説明図、図40は本発明の第16の実施の
形態に係わるプラント監視制御システムの計算機ソフト
ウェア構成の説明図である。
【0176】この第16の実施の形態は、第15の実施
の形態において、ウィンドウ間の親子関係を用いてウィ
ンドウをまとめて消去するようにしたものである。すな
わち、親子関係にあるウィンドウのうち親ウィンドウを
消去したときは、子ウィンドウも一緒に消去する。
【0177】ウィンドウのアイコン化と同様の操作によ
り、親子関係にあるウィンドウをまとめて消去する。図
39の関係を持つ表示ウィンドウw2を選択して消去操
作を行なったときにウィンドウw2の子ウィンドウであ
るw3も一緒にディスプレイ装置上から消去する。この
ときウィンドウw1の子属性からw2を消去し、w2お
よびw3に関する親子属性データはウィンドウ管理デー
タから消去あるいは消去ウィンドウ管理データを作成し
そちらに移動する。このときのウィンドウ管理機能の構
成を図40に示す。図40に示すようにウィンドウ管理
機能4は、ウィンドウ親子関係の動的管理、ウィンドウ
の一括消去の機能を有している。
【0178】この第16の実施の形態では、ウィンドウ
間の親子関係を用いてウィンドウをまとめて消去するの
で、ウィンドウを消去するときに関連するウィンドウを
まとめて消去できる。
【0179】「第17の実施の形態」(請求項17に対
応) 図41は本発明の第17の実施の形態に係わるプラント
監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明図で
ある。
【0180】この第17の実施の形態は、格納したウィ
ンドウが表示する情報の変化に応じてウィンドウ格納ア
イコンの表現を変更するようにしたものである。すなわ
ち、ウィンドウ格納アイコンA2に格納したウィンドウ
で表現するプラント状態が変化したときには、そのプラ
ント状態に応じてアイコンの表示パターンを切替え、プ
ラントオペレータに変化があったことを提示する。
【0181】ウィンドウのアイコン表示を用いると、デ
ィスプレイ装置上のウィンドウが整理され情報が見易く
なるが、反面アイコン表示になるため情報が確認できな
い欠点がある。ウィンドウをアイコン表示するのは、後
でその情報を使用するためであり、そのウィンドウに表
示されたプラント情報の監視は継続されている状態にあ
る。
【0182】そこで、ウィンドウをアイコン化したとき
にアイコンを警報代わりに用い、格納したウィンドウに
表示されたプラント情報に変化があったときには、アイ
コンの色替えやフリッカーによりオペレータの注意を促
すようにする。
【0183】ウィンドウ上にどの情報が表示されている
かは、ウィンドウ設計時に知ることができるので、各ウ
ィンドウに対してプラントデータがどう変化したときに
オペレータに通知するかの条件を予め設定する。その条
件の判定は評価式を用いて行ない、例えば、ウィンドウ
上に水位と圧力が表示されている場合に、 評価式: (水位<xx)or(圧力高:ON) のような評価式を用いて評価する。実際の評価は、プラ
ント監視制御システムに取り込んだプラントパラメータ
を用いてリアルタイムに行なう。アイコンの表示制御
は、通常表示、通知状態表示、情報確認済み表示の3段
階に分けて制御し、通知状態表示は、さらに複数の段階
に分けて設定しても良い。
【0184】なお、情報確認済み状態は通知状態表示
後、オペレータがアイコンを選択してウィンドウを表示
し、再度ウィンドウをアイコン化したときの状態を表
し、確認済みを明記するため通常表示と区別して表示す
る。また、プラント状態が通知状態に変化し、その後状
態が復帰したときには点灯の履歴を明示するようにして
も良い。
【0185】この第17の実施の形態において、ウィン
ドウ格納アイコンA2は複数のウィンドウを格納してお
り、アイコンを警報代わりに用いるときは、格納したウ
ィンドウの状態を総合的に判断する必要がある。例え
ば、アイコン表示を通常表示、軽変化状態表示、重要変
化状態表示、情報確認済み表示、軽変化状態復帰表示、
重要変化状態復帰表示の6つに分類したとき、以下の規
則に従ってアイコンの表示を制御する。
【0186】(1)格納したウィンドウの何れかが重要
変化状態のとき、アイコンを重要変化状態表示にする。
【0187】(2)格納したウィンドウの何れかが軽変
化状態で、かつ重要変化状態のウィンドウが無いとき、
アイコンを軽変化状態表示にする。
【0188】(3)プラント状態が変化し、重要変化状
態が復帰したときは重要変化状態復帰表示にする。
【0189】(4)プラント状態が変化し、軽変化状態
が復帰したときは軽変化状態復帰表示にする。
【0190】(5)軽変化および重要変化状態表示のア
イコンを選択してウィンドウを表示し、再度アイコン化
したとき、アイコンを情報確認済み表示にする。
【0191】(6)上記以外のときはアイコンを通常表
示にする。
【0192】軽変化および重要変化状態表示のアイコン
を選択してウィンドウを表示し、再度アイコン化したと
き、プラント状態が復帰していなければプラントは軽変
化および重要変化状態を保持しており、軽変化および重
要変化状態の評価式が成立したままになっている。その
ため、アイコン表示の制御に用いる評価では評価式で用
いる条件項が変化したときのみ評価し、状態が復帰する
かあるいは情報を確認したときにクリアする。情報確認
後、再度プラント状態が変化し条件が成立したときは改
めて評価式をONにする。
【0193】例えば、重要変化状態表示の評価式が(水
位<800mm)である場合、水位が800mm以上の
状態から800mm以下の状態に変化したとき評価式を
ONにする。この状態は水位が800mm以上になる
か、あるいはアイコンが選択されるまで保持され、80
0mm以上に復帰したときには重要変化状態復帰表示の
評価をONにし、重要変化状態表示の評価式をOFFに
する。また、アイコンを選択したときには重要変化状態
表示の評価式をOFF、情報確認済み表示の評価式をO
Nにする。このとき水位が800mm以下の状態が継続
していても変化時のみ評価されるため重要変化状態表示
の評価式はOFFの値が保持される。その後、別の条件
が成立したり、水位が800mmを回復後再度低下した
ときには改めて重要変化状態表示の評価式がONにな
り、アイコン表示を切替える。
【0194】また、アイコン表示の評価はディスプレイ
装置上にアイコンが表示された時点からアイコン及びア
イコンに格納されたウィンドウが消去されるまで行わ
れ、その間で条件項の変化が検知された条件のみ評価さ
れる。この処理のウィンドウ管理機能の構成は図41の
ようになる。
【0195】この第17の実施の形態では、格納したウ
ィンドウが表示する情報の変化に応じてウィンドウ格納
アイコンの表現を変更するので、アイコン化したウィン
ドウの情報が変化したときに状況変化を知らせることが
できる。
【0196】「第18の実施の形態」(請求項18に対
応) 図42は本発明の第18の実施の形態に係わるプラント
監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明図で
ある。この第18の実施の形態は、プラントオペレータ
が設定した条件が成立したときに、ウィンドウ格納アイ
コンA2の表示パターンを切替えるか、ウィンドウ格納
アイコンA2に格納したウィンドウを自動的に表示する
ようにしたものである。
【0197】プラント監視においては、ある条件が成立
するまでパラメータを監視するような作業が発生する。
この場合、重要なのはその値に到達したかどうかであ
り、その間の監視自体はオペレータの負荷を増大させる
だけである。本来、オペレータはその間の監視を誰かに
任せ、本人は別の作業を行ないたい状況である。
【0198】このような状況に対処するため、ウィンド
ウをアイコン化するときに、通知して欲しい状態をオペ
レータが設定できるようにし、条件が成立したときにア
イコンの表示を切替えるか、あるいは自動的にアイコン
を開きウィンドウを表示する。オペレータが入力する条
件は論理式のような形でも、あるいはトレンドのような
グラフィックス上で値を指定してもよい。その後の条件
評価は、上述のアイコン表示の制御で述べた処理で実施
される。この場合、オペレータが設定した条件が通知状
態表示の評価式になる。図42に、この第18の実施の
形態を実現するための計算機ソフトウェア構成とウィン
ドウ管理、アイコン管理及びメニュー管理機能の構成を
示す。
【0199】この第18の実施の形態では、ウィンドウ
格納アイコンの表現を変更する判断条件を手動で入力で
きるので、オペレータ自身が注目したいプラント状況が
発生したときにアイコンの表現変化で知らせることがで
きる。
【0200】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プラントオペレーションタスクあるいはオペレータの操
作に基づきウィンドウを簡便に操作できるので、マルチ
ウィンドウ表示をプラントオペレーションに適用したと
きにもオペレータの負荷を増加させることなく利用でき
る。また、ウィンドウのアイコン化により表示ウィンド
ウを整理できるだけでなく、アイコンを警報代わりに使
用することで情報確認やタスクの切替えをスムーズに行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わるプラント監
視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係わるプラント監
視制御システムで使用されるベース画面と関連画面との
関連の説明図。
【図3】図2に示すベース画面と関連画面とをディスプ
レイ装置に表示した場合の一例を示す平面図。
【図4】本発明の第2の実施の形態における固定表示ウ
ィンドウの操作の説明図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係わるプラント監
視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明図。
【図6】本発明の第3の実施の形態における分割した表
示エリアの対話情報表示エリアとプラント情報表示エリ
アとの説明図。
【図7】本発明の第3の実施の形態でのウィンドウ表示
位置補正の説明図。
【図8】本発明の第3の実施の形態におけるウィンドウ
管理機能でのウィンドウ表示位置補正の処理内容を示す
フローチャート。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係わるプラント監
視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明図。
【図10】本発明の第4の実施の形態におけるウィンド
ウのアイコン化の操作例の説明図。
【図11】本発明の第4の実施の形態に係わるプラント
監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明図。
【図12】本発明の第5の実施の形態におけるアイコン
化ボタン選択時の応答例の説明図。
【図13】本発明の第6の実施の形態におけるウィンド
ウ配置図でのウィンドウ表示例の説明図。
【図14】本発明の第6の実施の形態に係わるプラント
監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明図。
【図15】本発明の第6の実施の形態におけるウィンド
ウ配置図での隠れたウィンドウの評価の説明図。
【図16】本発明の第6の実施の形態におけるウィンド
ウ配置図で四隅が隠れたウィンドウの説明図。
【図17】本発明の第7の実施の形態におけるウィンド
ウ配置図の表示の一例の説明図。
【図18】本発明の第8の実施の形態におけるドラッグ
操作によるウィンドウアイコン化の画面例の説明図。
【図19】本発明の第8の実施の形態における親子ウィ
ンドウの展開の説明図。
【図20】本発明の第8の実施の形態に係わるプラント
監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明図。
【図21】本発明の第9の実施の形態に係わるプラント
監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明図。
【図22】本発明の第10の実施の形態に係わるプラン
ト監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明
図。
【図23】本発明の第10の実施の形態におけるウィン
ドウタスク属性設定処理内容を示すフローチャート。
【図24】本発明の第11の実施の形態に係わるプラン
ト監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明
図。
【図25】本発明の第11の実施の形態におけるウィン
ドウアイコン化の追加操作の説明図。
【図26】本発明の第12の実施の形態に係わるプラン
ト監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明
図。
【図27】本発明の第12の実施の形態におけるアイコ
ン化ウィンドウの個別選択の説明図。
【図28】本発明の第12の実施の形態におけるウィン
ドウアイコン化の追加操作時の処理内容を示すフローチ
ャート。
【図29】本発明の第12の実施の形態におけるウィン
ドウ重複チェック時の処理内容を示すフローチャート。
【図30】本発明の第13の実施の形態におけるアイコ
ン化ウィンドウ伝送操作の説明図。
【図31】本発明の第13の実施の形態におけるアイコ
ン化ウィンドウ伝送時の伝送元での処理内容のフローチ
ャート。
【図32】本発明の第14の実施の形態に係わるプラン
ト監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明
図。
【図33】本発明の第14の実施の形態におけるウィン
ドウの表示画面メニューを示す平面図。
【図34】本発明の第14の実施の形態におけるメニュ
ー選択時のディスプレイ装置への表示の一例を示す平面
図。
【図35】本発明の第14の実施の形態におけるメニュ
ー選択時のディスプレイ装置への他の表示の一例を示す
平面図。
【図36】本発明の第15の実施の形態におけるウィン
ドウの親子関係の動的管理の説明図。
【図37】本発明の第15の実施の形態においてウィン
ドウをディスプレイ装置間で移動したときのウィンドウ
親子関係の動的管理処理内容を示すフローチャート。
【図38】本発明の第15の実施の形態に係わるプラン
ト監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明
図。
【図39】本発明の第16の実施の形態におけるウィン
ドウ消去処理の説明図。
【図40】本発明の第16の実施の形態に係わるプラン
ト監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明
図。
【図41】本発明の第17の実施の形態に係わるプラン
ト監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明
図。
【図42】本発明の第18の実施の形態に係わるプラン
ト監視制御システムの計算機ソフトウェア構成の説明
図。
【符号の説明】
1 オペレーションシステム 2 ウィンドウシステム 3 表示イベント処理 4 ウィンドウ管理機能 5 アイコン管理機能 6 メニュー管理機能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 亮 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5E501 AA01 AC02 BA05 CA02 CB09 EA08 EA10 EA11 EA14 EA34 EB01 EB02 EB05 FA03 FA04 FA05 FA06 FA22 FA23 FA44 FB22 FB28 5H223 AA03 CC08 DD03 DD09 EE06 FF03

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機に接続されたディスプレイ装置に
    マルチウィンドウ表示を行い入力装置を用いて監視操作
    を行うプラント監視制御システムにおいて、前記ディス
    プレイ装置に表示するウィンドウを固定表示ウィンドウ
    と可変表示ウィンドウとに分別し、前記入力装置により
    前記固定表示ウィンドウが選択されたときは、前記固定
    表示ウィンドウを常に最下面に表示することを特徴とす
    るプラント監視制御システム。
  2. 【請求項2】 前記入力装置により前記固定表示ウィン
    ドウに対して移動操作が行われたときは、前記固定表示
    ウィンドウの本体は背面に表示したままとし、前記固定
    表示ウィンドウの枠のみを移動し、前記固定表示ウィン
    ドウ枠の移動に応じてイベントを処理することを特徴と
    する請求項1に記載のプラント監視制御システム。
  3. 【請求項3】 計算機に接続されたディスプレイ装置に
    マルチウィンドウ表示を行い入力装置を用いて監視操作
    を行うプラント監視制御システムにおいて、前記ディス
    プレイ装置の画面上に対話情報表示エリアとプラント情
    報表示エリアとを設定し、プラント情報を表示するウィ
    ンドウは、他のウィンドウと完全に重なることがないよ
    うに前記プラント情報表示エリア内に表示することを特
    徴とするプラント監視制御システム。
  4. 【請求項4】 前記対話情報表示エリアにアイコン化ボ
    タンとウィンドウ格納アイコンとを表示し、前記入力装
    置により前記アイコン化ボタンが操作されたとき前記デ
    ィスプレイ装置の画面に表示されたウィンドウをアイコ
    ン化して前記ウィンドウ格納アイコンに格納し、前記入
    力装置により前記ウィンドウ格納アイコンが選択された
    とき前記ウィンドウ格納アイコンに格納されているウィ
    ンドウをまとめて表示することを特徴とする請求項3に
    記載のプラント監視制御システム。
  5. 【請求項5】 前記入力装置により前記アイコン化ボタ
    ンが操作されたときは、前記ディスプレイ装置の画面に
    表示されたウィンドウのウィンドウ配置図を表示し、前
    記ウィンドウ配置図上で前記入力装置によりアイコン化
    するウィンドウが選択されたときは、選択されたウィン
    ドウをまとめてアイコン化し前記ウィンドウ格納アイコ
    ンに格納することを特徴とする請求項4に記載のプラン
    ト監視制御システム。
  6. 【請求項6】 前記ウィンドウ配置図上に表示されたウ
    ィンドウが前面に表示されるウィンドウでウィンドウ四
    隅が隠れてしまうときには、その隠れるウィンドウ枠を
    前面に表示し、前記入力装置によりそのウィンドウ枠を
    選択して当該ウィンドウを選択するようにしたことを特
    徴とする請求項5に記載のプラント監視制御システム。
  7. 【請求項7】 前記ウィンドウ配置図に近接して前記ウ
    ィンドウ配置図に表示されたウィンドウのウィンドウ名
    称を表示し、アイコン化するウィンドウの選択は、前記
    ウィンドウ配置図に表示されたウィンドウまたは前記ウ
    ィンドウ配置図に近接して表示されたウィンドウ名称の
    いずれかを選択して行い、アイコン化するウィンドウが
    選択されたときは当該ウィンドウまたは当該ウィンドウ
    名称を色替え表示することを特徴とする請求項5に記載
    のプラント監視制御システム。
  8. 【請求項8】 前記入力装置によりウィンドウがドラッ
    グ&ドロップされたときにそのウィンドウをアイコン化
    するためのアイコン化窓を前記対話情報表示エリアに表
    示し、前記アイコン化窓にドラッグ&ドロップされたウ
    ィンドウに子ウィンドウがあるときは、その子ウィンド
    ウも一緒にアイコン化することを特徴とする請求項3乃
    至請求項7のいずれか1項に記載のプラント監視制御シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記固定表示ウィンドウが新たに表示さ
    れるときには、既に表示されている前記固定表示ウィン
    ドウとその固定表示ウィンドウに関連するウィンドウと
    をまとめて自動的にアイコン化することを特徴とする請
    求項1に記載のプラント監視制御システム。
  10. 【請求項10】 前記ウィンドウおよびそのウィンドウ
    内の表示要素にタスク属性を持たせ、新たに表示したウ
    ィンドウのタスク属性が既に表示されているウィンドウ
    のタスク属性と異なるときには、タスク属性が異なる既
    表示のウィンドウを自動的にアイコン化することを特徴
    とする請求項3に記載のプラント監視制御システム。
  11. 【請求項11】 前記ディスプレイ装置に表示されてい
    るウィンドウを前記ウィンドウ格納アイコンにドラッグ
    &ドロップしたときに、その選択されたウィンドウを追
    加アイコン化して格納し、前記ウィンドウ格納アイコン
    を選択したときには既にアイコン化したウィンドウと一
    緒に再表示することを特徴とする請求項4に記載のプラ
    ント監視制御システム。
  12. 【請求項12】 前記ウィンドウ格納アイコンに格納さ
    れたウィンドウを個別に選択する個別選択モードを設
    け、当該個別選択モードが選択されたときには格納され
    たウィンドウの一覧表示からウィンドウを選択し、選択
    されたウィンドウのみを再表示することを特徴とする請
    求項11に記載のプラント監視制御システム。
  13. 【請求項13】 前記ディスプレイ装置に、伝送先が定
    義されたウィンドウ伝送窓を表示し、前記ウィンドウ格
    納アイコンを前記ウィンドウ伝送窓にドラッグ&ドロッ
    プしたときに、前記ウィンドウ格納アイコンに格納され
    ているウィンドウをまとめて伝送先に伝送することを特
    徴とする請求項4に記載のプラント監視制御システム。
  14. 【請求項14】 計算機に接続されたディスプレイ装置
    にマルチウィンドウ表示を行い入力装置を用いて監視操
    作を行うプラント監視制御システムにおいて、プラント
    の監視制御に関する情報表示ウィンドウの表示画面メニ
    ューを表示し、前記表示画面メニューから前記入力装置
    によりメニューが選択されたときは、その選択されたメ
    ニューに対応するベースウィンドウおよびそれに関連す
    るウィンドウのアイコンを表示し、またはその選択され
    たメニューに対応する複数のウィンドウをまとめて表示
    することを特徴とするプラント監視制御システム。
  15. 【請求項15】 計算機に接続されたディスプレイ装置
    にマルチウィンドウ表示を行い入力装置を用いて監視操
    作を行うプラント監視制御システムにおいて、プラント
    情報を表示するウィンドウの展開の手順に従ってウィン
    ドウ間の親子関係を管理すると共に、前記ウィンドウが
    前記ディスプレイ装置から消去されたときには前記ウィ
    ンドウの親子関係を再構築し、その親子関係に基づき前
    記ウィンドウを一括制御することを特徴とするプラント
    監視制御システム。
  16. 【請求項16】 前記親子関係にあるウィンドウのうち
    親ウィンドウを消去したときは子ウィンドウも一緒に消
    去することを特徴とする請求項15に記載のプラント監
    視制御システム。
  17. 【請求項17】 前記ウィンドウ格納アイコンに格納し
    たウィンドウで表現するプラント状態が変化したときに
    は、そのプラント状態に応じてアイコンの表示パターン
    を切替え、プラントオペレータに変化があったことを提
    示することを特徴とする請求項4乃至請求項11のいず
    れか1項に記載のプラント監視制御システム。
  18. 【請求項18】 プラントオペレータが設定した条件が
    成立したときに前記ウィンドウ格納アイコンの表示パタ
    ーンを切替え、またはプラントオペレータが設定した条
    件が成立したときに前記ウィンドウ格納アイコンに格納
    したウィンドウを自動的に表示することを特徴とする請
    求項4乃至請求項11のいずれか1項に記載のプラント
    監視制御システム。
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