JPH052382A - マルチ画面表示制御装置 - Google Patents

マルチ画面表示制御装置

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JPH052382A
JPH052382A JP3153198A JP15319891A JPH052382A JP H052382 A JPH052382 A JP H052382A JP 3153198 A JP3153198 A JP 3153198A JP 15319891 A JP15319891 A JP 15319891A JP H052382 A JPH052382 A JP H052382A
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display
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JP3153198A
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Inventor
Kazunori Omori
和則 大森
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は計算機システムにおけるマルチ画面
表示制御装置に関し、1度マルチ画面を配置した、その
後は直ぐにそのマルチ画面を呼び出すことを目的とす
る。 【構成】 マルチ画面のレイアウト決定後、このレイア
ウトをマルチ画面レイアウト情報ファイルに記憶すると
ともに、このマルチ画面を呼び出すキーとなる画面を同
時に記憶し、マルチ画面を呼び出す時に、呼び出す前に
全画面に表示されていた画面をキーとして、先に記憶し
ておいたレイアウトに基づいてマルチ画面を即座に表示
できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチ画面表示制御装
置に係り、詳しくは、例えば、CRTなどのディスプレ
ィ装置を持ち、マルチ画面表示が可能である計算機シス
テムにおけるマルチ画面表示の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマルチ画面表示制御装置
は、例えば、図7に示すように、キーボードやマウス、
タッチスクリーン、ライトペンなどのポインティングデ
バイスなどオペレータの意志をマルチ画面表示制御装置
5に伝えるための入力装置1からオペレータの要求を受
け付け、必要な機能を動かすための通知を行うオペレー
タ要求受付手段2と、マルチ画面表示の要求があった時
に、オペレータの要求に応じて、ディスプレィ装置3上
に1つ1つ要求された画面を表示していくマルチ画面表
示手段4とから構成されている。
【0003】次に、このマルチ画面表示制御装置5を用
いて、1つのディスプレィ装置3上に、図8に示すよう
な3つのウィンドウ(画面)、即ち、系統画面3A、ト
レンドグラフ3B、警報画面3Cを表示する手順につい
て説明する。
【0004】まず、3つの画面3A、3B、3Cの内の
1つの画面(例えば、系統図画面3A)の表示要求を入
力装置1を用いて行い、表示するエリア或いは表示座標
と表示画面の大きさなどを入力装置1から指定して、3
つの画面3A、3B、3Cの内の1つの画面を得る。他
の2つの画面についても、同様な手順でディスプレィ装
置3上に配置して、図8のようなマルチ画面をオペレー
タの要求のもとで自由に得ることができるようになって
いる。
【0005】また、マルチ画面表示手段4をさらに詳細
に見ると、図9に示すように、プラントの現在値や現在
の状態などが更新され記憶しているデータベース4A
と、系統図における、機器の絵や文字などの固定的なと
ころを記憶している画面固定部4Bと、系統図中に表示
すべき値に関する情報(どの値を、どの位置に、どのよ
うな色・桁数で表示すべきかを示したデータ)や、プラ
ント状態によって色替えや形を変えるグラフィックシン
ボルに関する情報などを記憶している画面可変部4C
と、その他の各画面についてのポイントアサイン情報を
記憶している画面データ部4Dと、実際に各画面を表示
する画面表示手段4Eとから構成されており、画面表示
手段4Eは、オペレータの要求した画面の種類に応じ
て、画面データ(画面固定部4B、画面可変部4C、画
面データ部4D)に従って画面を表示し、プラントの現
在値や現在の状態をデータベースから読み取ってディス
プレィ装置3へ表示を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
プラントの監視や操作を行う計算機システムは、オペレ
ータに対しプラントの状況を一刻も早く、正確に分かり
易い表現で表示することが大切な役割となっており、1
つのディスプレィ装置3に同時に複数の画面を表示する
マルチ画面は、その要求に応えることが大きい。
【0007】ところが、この従来技術では、一度オペレ
ータが望んでいる配置をしたマルチ画面であっても、オ
ペレータが他の機能などを入力装置1から要求すると、
その機能によってはディスプレィ装置3上の表示が今ま
でとは全く異なるものとなり、その後で再度先程と同じ
配置のマルチ画面を得ようと思うと、先に説明した手順
によって、また1つづつ画面を配置していく必要があ
り、オペレータが望んでいるマルチ画面表示を得るため
には、多くの操作と時間を要するといった欠点があっ
た。
【0008】すなわち、それらの複数の画面を呼び出す
のに時間がかかったり、複雑な操作が必要であったりし
たのでは、折角の機能も役に立たない場面に遭遇する場
合もある。従来の技術では、オペレータがプラント監視
の観点から、監視に適したマルチ画面を表示するために
は、その都度画面の配置をしなくてはならなかった。本
発明はかかる従来の問題点を解決するためになされたも
ので、その目的は、オペレータが望んだマルチ画面を配
置した時にその配置を記憶する手段を設け、その記憶さ
れた配置を再現する手段を付加することで、オペレータ
がその都度マルチ画面の配置をしなくとも済むようにし
たマルチ画面表示制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスプレィ
装置上に複数のウィンドウや表示エリアなどの画面を持
ち、プラントの監視や操作を行う機能を持った計算機シ
ステムにおけるマルチ画面表示制御装置において、オペ
レータの要求を受け付け、要求された機能を実現するた
めの手段へ要求を伝えるオペレータ要求受付手段と、オ
ペレータの要求に従い、複数又は1つの監視用画面や操
作用画面などをディスプレィ装置上に表示するマルチ画
面表示手段と、マルチ画面表示手段によって表示されて
いる画面情報又はマルチ画面表示手段によって表示され
るべき画面情報を持っているマルチ画面表示情報テーブ
ルと、表示すべき画面のうちの代表画面をキーとして、
マルチ画面表示情報テーブルの内容を記憶しておくマル
チ画面レイアウト情報ファイルと、オペレータより現在
表示している複数又は1つの監視用画面や操作用画面な
どを保存する要求があった時にオペレータ要求受付手段
から通知を受け、マルチ画面表示情報テーブルの内容を
マルチ画面レイアウト情報ファイルに記憶させるマルチ
画面レイアウト記憶手段と、代表画面を指定して複数又
は1つの監視用画面や操作用画面などを表示するようオ
ペレータが要求した時に、オペレータ要求受付手段から
その通知を受け、マルチ画面レイアウト情報ファイルか
ら、先に記憶していた複数又は1つの監視用画面や操作
用画面などの情報を取り出し、マルチ画面表示情報テー
ブルを書き替えた上、マルチ画面表示手段へ通知するマ
ルチ画面レイアウト表示指示手段とから構成されてい
る。
【0010】
【作用】本発明においては、マルチ画面レイアウト記憶
の機能が選択されると、マルチ画面レイアウト記憶手段
は、現在表示されている画面が何かを、マルチ画面表示
情報から得て、マルチ画面レイアウト情報ファイルに記
憶する。
【0011】また、キーとなる画面とマルチ画面要求が
与えられると、マルチ画面レイアウト表示指示手段はマ
ルチ画面レイアウト情報ファイルから与えられたキー画
面に対するマルチ画面のレイアウト情報を得て、マルチ
画面表示情報へそれらのデータをセットして、マルチ画
面表示手段へ通知して、オペレータが要求したマルチ画
面をディスプレィ装置上に表示させる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は、本発明の構成を示し、10はマル
チ画面表示制御装置を表す。
【0014】このマルチ画面表示制御装置10は、キー
ボードやマウス、タッチスクリーン、ライトペンなどの
ポインティングデバイスなどの入力装置11から、オペ
レータの要求を受け付け、要求された機能を実現するた
めの手段へ要求を伝えるオペレータ要求受付手段12
と、オペレータの要求に従い、複数又は1つの監視用画
面や操作用画面(以下、マルチ画面と称する)などをデ
ィスプレィ装置13上に表示するマルチ画面表示手段1
4と、マルチ画面表示手段14によって表示されている
画面情報又はマルチ画面表示手段14によって表示され
るべき画面情報を持っているマルチ画面表示情報テーブ
ル15と、表示すべき画面のうちの代表画面をキーとし
て、マルチ画面表示情報テーブル15の内容を記憶して
おくマルチ画面レイアウト情報ファイル17と、オペレ
ータより現在表示しているマルチ画面を保存する要求が
あった時にオペレータ要求受付手段から通知を受け、マ
ルチ画面表示情報テーブル15の内容をマルチ画面レイ
アウト情報ファイル17に記憶させるマルチ画面レイア
ウト記憶手段16と、代表画面を指定してマルチ画面を
表示するようオペレータが要求した時に、オペレータ要
求受付手段12からその通知を受け、マルチ画面レイア
ウト情報ファイル17から、先に記憶していたマルチ画
面の情報を取り出し、マルチ画面表示情報テーブル15
を書き替えた上、マルチ画面表示手段14へ通知するマ
ルチ画面レイアウト表示指示手段18とから構成されて
いる。
【0015】このマルチ画面表示制御装置10は、例え
ば、オペレータがある系統画面をディスプレィ装置13
上に要求し監視している時に、この画面に関係した画面
を、1つのディスプレィ装置13上にマルチ画面として
表示させたい時、いちいち他の画面を表示して配置する
といった操作を行わなくとも良いように、過去にオペレ
ータによって配置されたマルチ画面を記憶しておき、オ
ペレータが指定した系統画面がディスプレィ装置13上
の主画面であるものを再現してマルチ画面を表示できる
ようにしている。
【0016】図1において、入力装置11は従来と同じ
であるが、オペレータ要求受付手段12においては、従
来の機能の他に、オペレータが配置したマルチ画面を、
オペレータが記憶するよう要求をした時に、マルチ画面
レイアウト記憶手段16にその旨を通知することと、オ
ペレータが主画面を指定してマルチ画面化の要求をした
時に以前記憶したマルチ画面を表示するよう、マルチ画
面レイアウト表示指示手段18に通知することを付け加
えている。
【0017】また、マルチ画面表示手段14において
は、従来の機能の他に現在、ディスプレィ装置13上に
表示しているマルチ画面のレイアウト情報を、マルチ画
面表示情報テーブル15へ書き込んだり、これから表示
すべきマルチ画面の情報をマルチ画面表示情報デーブル
15から読み込んだりする機能を追加している。
【0018】さらに、マルチ画面レイアウト情報ファイ
ル17には、オペレータが望んだようなマルチ画面レイ
アウトに関する情報が記憶されている。
【0019】次に、本実施例の作用を図1の構成図およ
び図2の作用フロー図を用いて説明する。
【0020】まず、オペレータは、入力装置11を用い
て、監視や操作に必要な画面を要求する(S1)。その
要求は、オペレータ要求受付手段12によって受け取ら
れて(S2)、ディスプレィ装置13上に表示すべき画
面が何であるのかが、マルチ画面表示手段14に伝えら
れ(S8)、このマルチ画面表示手段14によって、オ
ペレータが要求した画面が実際に表示される(S9)。
表示画面の大きさを変えたり、表示位置を移動すること
についても、表示画面の大きさや表示位置についての情
報を入力装置11から指示することで、同様の作用によ
り実現される。なお、マルチ画面表示手段14が具体的
にどのようにして画面を表示しているのかということに
ついては、図8を使って従来技術の説明で行っており、
本発明においても従来技術と同様であり、ここではマル
チ画面表示手段14の構成については図示しないことと
する。
【0021】これらの操作を繰り返すことによって、デ
ィスプレィ装置13上にマルチ画面(複数の画面)を得
ることができる。
【0022】この間、マルチ画面表示手段14は、現在
ディスプレィ装置13上に表示している画面についての
情報をマルチ画面表示情報テーブル15に書き込んでい
るS10)。このマルチ画面表示情報テーブル15は、
図3に示すように、ディスプレィ装置13上に表示すべ
き画面について、その表示画面が何であるかを示した画
面番号15Aと、その画面が表示されている位置を示し
た画面表示位置15Bと、画面の大きさを示した画面の
大きさ15Cと、ディスプレィ装置13上にマルチ画面
表示手段14が表示する画面の順序を示した表示順序1
5Dとから構成されており、マルチ画面表示手段14
が、表示順序15Dの順に画面番号15Aのものを、画
面表示位置15Bの位置をその画面の原点として、画面
の大きさ15Cで表示していくと、現在表示しているマ
ルチ画面が得られるようにしている。なお、このマルチ
画面表示情報テーブル15において、最後に表示する画
面(は、表示しているマルチ画面の中で画面同志が重な
った時には、最も前面に表示されるものであり、画面が
欠けることなく表示されるので、マスター画面と以後呼
ぶことにする。すなわち、オペレータがこのマルチ画面
の中で、最も注力している画面がマスター画面である。
【0023】さて、オペレータが前述した操作によっ
て、自分が望んでいる画面の配置が完了し、このマルチ
画面を記憶する機能を入力装置11から要求する(S
1)と、その要求はオペレータ要求受付手段12が受け
取り(S2)、マルチ画面レイアウト記憶手段16へ通
知される(S6)。マルチ画面レイアウト記憶手段16
は、この通知を受けると、現在ディスプレィ装置13に
表示されているマルチ画面の情報を、マルチ画面表示情
報テーブル15から得て、このマルチ画面のマスター画
面からマルチ画面が要求された時の表示画面情報として
マルチ画面レイアウト情報ファイル17へ書き込み記憶
させる(S11)。
【0024】次に、オペレータがある画面を指定し、そ
の画面をマスター画面とするマルチ画面を表示するよう
入力装置11を用いてオペレータ要求受付手段12へ要
求する(S1)と、オペレータ要求受付手段12は、そ
の旨をマルチ画面レイアウト表示指示手段18へ通知す
る(S7)。マルチ画面レイアウト表示指示手段18
は、通知されたマスター画面に関するマルチ画面の情報
をマルチ画面レイアウト情報ファイル17から捜し出
し、それらの情報をマルチ画面表示情報テーブル15に
書き込み(S12)、その後にマルチ画面表示手段14
にマルチ画面表示の通知をする(S13)。その通知を
受けたマルチ画面表示手段14は、まずディスプレィ装
置13上に表示されている画面をすべて消した後、表示
すべき画面の情報をマルチ画面表示情報テーブル15か
ら得て(S14)、その表示順序15Dの順に画面を表
示し、マルチ画面を完成させる(S15)。
【0025】以上のように、本実施例においては、1度
オペレータがプラントの状態によって監視すべき画面
を、マルチ画面にアサイン(配置)した後、それらの画
面情報を保存しておくことによって、そのマルチ画面を
表示させようとする時に、それぞれの画面を1つ1つ再
度配置するといった操作を行わなくとも、主に監視すべ
きマスター画面を指定するだけで、他の関連した画面も
即座に呼び出して表示することが可能となり、プラント
監視を迅速に行えるようになる。
【0026】また、マルチ画面については、オペレータ
が自由にアサインできるので、予め定められたマルチ画
面を表示するのと異なり、自由度の大きな運用が可能と
なる。
【0027】さらに、マルチ画面を用いてプラントの監
視をしている時に、サブ画面の表示中にプラントの異常
を発見したような場合、そのサブ画面をマスター画面と
して新しく他の関連画面とともにマルチ画面を表示して
ゆくので、段階的にプラントの監視を行ってゆくことが
可能となる。例えば、初めにボイラー全体、タービン全
体の系統図画面を表示しておき、タービン側の系統図画
面で何らかの異常を発見した時には、タービン側の他の
関連画面とともに、タービン側を重点的に監視できるよ
うなマルチ画面をそこから表示することができる。
【0028】次に、本発明を、発電所の監視用計算機シ
ステムに適用した実施例を図4に示す。
【0029】本実施例では、入力装置11としては、キ
ーボード11Aとマウス11Bを使用し、ディスプレィ
装置13とししてはCRT13Aを使用している。CR
T13Aの表示機能としては、警報画面表示機能(1画
面)、系統図表示機能(10画面)、トレンドグラフ表
示機能(20画面)を有しているものとし、それぞれの
画面は、図5に示している画面表示レイアウトにおい
て、3画面表モードの時はマスター画面31、サブ画面
(1)32、サブ画面(2)33の3つのエリアに分け
て表示され、フル画面表示モードの時にはこの3つのエ
リア全体にただ1つの画面が表示されるようになってい
る。
【0030】オペレータがある画面をフル画面表示する
時には、マウス11Bを動かし、CRT画面13A内に
表示されているマウスカーソル36をフル画面34Dの
とろへ持って行き、マウス11Bのボタンを押し(クリ
ックする)、次に表示したい画面(警報34A、系統図
34B、トレンド34C)を同様にして選択した後、警
報画面以外は、対話エリア35にその画面番号をキーボ
ード11Aを用いて入力すると、オペレータ要求受付手
段12は、システムとしての通し画面番号(例えば、画
面番号1は警報画面、画面番号2は系統図の1画面、・
・・、画面番号12はトレンドグラフの1画面、・・・
画面番号31はトレンドグラフの20画面)と、フル画
面モードであることをマルチ画面表示手段14に通知
し、マルチ画面表示手段14は、その通知に従って、ま
ず、画面表示のエリア(マスター画面31、サブ画面
(1)32、サブ画面(2)33のすべて)を削去し、
要求された画面を表示する。この時、マルチ画面表示情
報テーブル15(本実施例では、3つの画面情報を書き
込めるようになっている)に、表示している画面の情報
を書き込む。
【0031】3画面表示をする時には、まず、前述と同
様にマウス11Bを使って、3画面34Eを選んだ後、
マスター画面31のエリアにマウスカーソル36を移動
させ、マウスボタンを押してこのエリアを選び、次に、
このマスター画面31に表示したい画面を、前述と同様
にして選択入力する。オペレータ要求受付手段12で
は、これらの情報をマルチ画面表示手段14に通知し、
まず、マスター画面31エリアに、マルチ画面表示手段
14が、要求画面を表示する。同様な手順で、サブ画面
(1)32、サブ画面(2)33のエリアへも要求画面
を表示することによって、オペレータは、自分の望むマ
ルチ画面をCRT13A上に得ることができる。この
時、例えば、マスター画面に系統図の1画面、サブ画面
(1)にトレンドグラフの2画面、サブ画面(2)にト
レンドグラフの3画面を表示させた時のマルチ画面表示
情報テーブル15の内容の例を、図6に示す。本例で
は、各画面表示エリアの大きさは固定であるので、特
に、画面の大きさ15Cの内容は意味を持っていない。
また、3画面のうちのいずれかを他の画面にする時に
は、表示エリアをマウス11Bで選び、表示したい画面
を選択すると、そのエリアだけが、新しい表示画面とな
るようになっている。
【0032】このようにして、オペレータが自分の望む
マルチ画面ができたら、マウス11Bで、保存34Fの
機能を選ぶ。すると、オペレータ要求受付手段12は、
マルチ画面レイアウト記憶手段16へ通知をする。マル
チ画面レイアウト記憶手段16は、現在CRT13A上
に表示されている画面情報を、マルチ画面表示情報テー
ブル15から得て、マルチ画面レイアウト情報ファイル
17にそれらの情報を書き込む。この時、既にこのマス
ター画面についてのマルチ画面レイアウト情報があった
なら、その情報を削去し、新たに情報を書き込む。
【0033】このようにして、マルチ画面レイアウト情
報ファイル17には、各マスター画面についてのマルチ
画面の情報が記憶されていく。
【0034】ある画面がフル画面で表示されている時
に、オペレータがマウス11Bで3画面34Eを選ぶ
と、オペレータ要求受付手段12は、この画面番号をマ
ルチ画面レイアウト表示指示手段18に通知する。マル
チ画面レイアウト表示指示手段18は、通知された画面
番号をマスター画面とするマルチ画面のレイアウト情報
をマルチ画面レイアウト情報ファイル17から見つけ出
し、その情報をマルチ画面表示情報テーブル15に書き
出して、マルチ画面表示手段14へ通知する。この通知
を受けたマルチ画面表示手段14は、表示すべき画面の
情報をマルチ画面表示情報テーブル15から得て、その
中にある表示順序15Dの順のCRT13Aへ画面を表
示してゆき、3画面のマルチ画面を得ることができる。
【0035】また、既に3画面表示されている時におい
ても、表示する画面をマウス11Bで選び、3画面34
Eを選ぶと、先の場合と同様に選択された画面をマスタ
ー画面として同様の処理がなされて、3画面のマルチ画
面を得ることができる。
【0036】上記実施例では、画面は予め表示されるエ
リアが決まっているものであったが、ワークステーショ
ンのように、1つ1つの画面(特に、ウィンドウと呼ば
れている)が重なって表示されるようなオーバラッピン
グ型のマルチウィンドウの画面の場合は、1番背後に隠
れているウィンドウから順番に表示をして新しいウィン
ドウを上に重ねて行けば良い。この場合は、マスター画
面は、上に他のウィンドウが重なっていないウィンドウ
であり、このような画面が複数ある場合は、オペレータ
によってマスター画面をその都度指定すれば、本発明を
この表示についも実施することができる。
【0037】なお、この場合、ウィンドウの大きさ(サ
イズ)も一般にはオペレータによって自由に決められて
いるため、実際の大きさを画面の大きさ15Cに入れて
おく。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オペレータがその都度マルチ画面を配置しなくとも、あ
る画面(キー画面)を指定すると、その画面をもとにし
て、他の関連画面を自動的に表示して、少ない手間と短
い時間で必要なマルチ画面を得ることができる。すなわ
ち、主に監視するマスター画面と、それに関連した画面
を、簡単な操作で即座に呼び出せるので、緊急時などに
おいても、マルチ画面を有効に活用してプラントの監視
と操作をすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図である。
【図2】本発明の作用フローを表した図である。
【図3】マルチ画面表示情報テーブルの構成を表す図で
ある。
【図4】本発明を発電所監視システムに実施した時の構
成図である。
【図5】実施例におけるCRT画面表示レイアウト図で
ある。
【図6】マルチ画面表示情報テーブルの内容例を表す図
である。
【図7】従来技術の構成図である。
【図8】マルチ画面表示例を表す図である。
【図9】マルチ画面表示手段の詳細構成図である。
【符号の説明】
10………マルチ画面表示制御装置 11………入力装置 12………オペレータ要求受付手段 13………ディスプレィ装置 14………マルチ画面表示手段 15………マルチ画面表示情報テーブル 16………マルチ画面レイアウト記憶手段 17………マルチ画面レイアウト情報ファイル 18………マルチ画面レイアウト表示指示手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ディスプレィ装置上に複数のウィンドウ
    や表示エリアなどの画面を持ち、プラントの監視や操作
    を行う機能を持った計算機システムにおけるマルチ画面
    表示制御装置において、オペレータの要求を受け付け、
    要求された機能を実現するための手段へ要求を伝えるオ
    ペレータ要求受付手段と、オペレータの要求に従い、複
    数又は1つの監視用画面や操作用画面などをディスプレ
    ィ装置上に表示するマルチ画面表示手段と、マルチ画面
    表示手段によって表示されている画面情報又はマルチ画
    面表示手段によって表示されるべき画面情報を持ってい
    るマルチ画面表示情報テーブルと、表示すべき画面のう
    ちの代表画面をキーとして、マルチ画面表示情報テーブ
    ルの内容を記憶しておくマルチ画面レイアウト情報ファ
    イルと、オペレータより現在表示している複数又は1つ
    の監視用画面や操作用画面などを保存する要求があった
    時にオペレータ要求受付手段から通知を受け、マルチ画
    面表示情報テーブルの内容をマルチ画面レイアウト情報
    ファイルに記憶させるマルチ画面レイアウト記憶手段
    と、代表画面を指定して複数又は1つの監視用画面や操
    作用画面などを表示するようオペレータが要求した時
    に、オペレータ要求受付手段からその通知を受け、マル
    チ画面レイアウト情報ファイルから、先に記憶していた
    複数又は1つの監視用画面や操作用画面などの情報を取
    り出し、マルチ画面表示情報テーブルを書き替えた上、
    マルチ画面表示手段へ通知するマルチ画面レイアウト表
    示指示手段とから構成されることを特徴とするマルチ画
    面表示制御装置。
JP3153198A 1991-06-25 1991-06-25 マルチ画面表示制御装置 Withdrawn JPH052382A (ja)

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