JPH10154732A - 半導体素子分離端欠陥評価テスト構造および該テスト構造を用いた評価方法 - Google Patents

半導体素子分離端欠陥評価テスト構造および該テスト構造を用いた評価方法

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JPH10154732A
JPH10154732A JP8311780A JP31178096A JPH10154732A JP H10154732 A JPH10154732 A JP H10154732A JP 8311780 A JP8311780 A JP 8311780A JP 31178096 A JP31178096 A JP 31178096A JP H10154732 A JPH10154732 A JP H10154732A
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insulating film
electrode
semiconductor
pad
test structure
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JP8311780A
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Mikihiro Kimura
幹広 木村
Masahiro Sekine
正廣 関根
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/282Testing of electronic circuits specially adapted for particular applications not provided for elsewhere
    • G01R31/2831Testing of materials or semi-finished products, e.g. semiconductor wafers or substrates

Abstract

(57)【要約】 【課題】 C−t測定法による半導体素子分離端の欠陥
を評価するテストのテスト結果の確度を向上する。 【解決手段】 Alパッド11をフィールド酸化膜素子
分離構造5の上に設ける。Alパッド11とゲート電極
7とをAl配線パターン10等によって電気的に接続す
る。測定時に、バッド11に探針3を接触させて電圧を
印加する。探針3がゲート電極7に直接接しないように
することで、空乏層が生じるゲート絶縁膜6の下の領域
に応力が加わらないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、近年高集積化の
進む半導体デバイスの素子分離構造を評価するために用
いられる容量−時間(以下C−tという。)測定法を利
用した半導体素子分離欠陥評価テスト構造およびテスト
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高集積化の進む半導体デバイスに
おいて、素子分離構造の開発が重要な役割を担ってい
る。素子分離構造は、半導体チップ上に半導体集積回路
を形成するために各素子間の分離を行うための構造であ
る。図11は、ウェーハと、ウェーハ上に形成された半
導体チップと、半導体チップ2上に形成された素子分離
構造を評価するための探針との関係を示す上面図であ
る。図11において、1はウェーハ、2はウェーハ1に
形成された半導体チップ、3は半導体チップ2に形成さ
れている半導体素子を分離するための構造を評価する時
に半導体チップ2に接触させて電圧を印加するための探
針である。
【0003】図12は、図11のウェーハ1のうちの探
針3が接触している半導体チップ2の部分を拡大して示
した斜視図である。探針3はウェーハ1の主面に対して
ほぼ垂直にウェーハ1の主面から内側に向かって圧力が
かかるように押し当てられている。
【0004】図13は、図12の4−4線で示す領域の
矢視断面図である。図13において、5はウェーハ1の
主面上に形成され半導体素子を分離するためのフィール
ド酸化膜素子分離構造、6はウェーハ1の主面上でフィ
ールド酸化膜素子分離構造5につなげて形成されそのフ
ィールド酸化膜よりも薄いゲート絶縁膜、7はゲート絶
縁膜6の上部からフィールド酸化膜素子分離構造5の上
部にかけて形成されたゲート電極、8はウェーハ11と
ゲート電極7との間に探針3を使って電圧を印加するこ
とによってウェーハ1に発生した空乏層である。
【0005】また、図13は、半導体素子分離端欠陥評
価テストの一工程を示している。例えば、キムラミキヒ
ロ、モトナミカオル、オノデラヤスヒコにより発表され
た文献、「低温水素アニールによる選択酸化分離端にお
ける発生電流の低減」、日本応用物理学会誌、第30
巻、128号、3634頁〜3637頁、1991年1
2月発行(Mikihiro Kimura,Kaoru Motonami and Yasuh
iro Onodera,“Generation Current Reduction at Loca
l Oxidation of Silicon Isolation Edge by Low-Tempe
rature Hydrogen Annealig”,Japanese Journal of App
lied Physics Vol.30,No,128.December,1991,pp.3634-3
637)に記載されている選択酸化(以下LOCOSとい
う。)分離端周囲に発生する電流測定方法を用いて半導
体素子分離構造の評価を行うことができる。
【0006】つまり、先ず、高周波信号で空乏層ができ
ていない状態の酸化膜6とウェーハ1とゲート電極7と
からなるキャパシタの容量である酸化膜容量Coを測定
する。次に、高周波信号を重畳させたステップ電圧を印
加して空乏層8を発生させ、この時の初期容量Ciを測
定する。さらに時間tFが経過して、平衡に達したとき
の平衡容量CFを測定する。この測定における容量と時
間との関係の概要を図14に示す。
【0007】シュレーダー(Shroeder)とギルバーグ(Gu
ldberg)の近似によれば、次式でライフタイムτgmが与
えられる。なお、数1において、niは真性キャリア濃
度であり、NBは基板不純物濃度である。
【0008】
【数1】
【0009】また、ライフタイムτgmから発生電流J
genが数2のようにして導かれる。数2において、Weff
は有効空乏層幅、qはキャリアの持つ電荷の大きさであ
る。
【0010】
【数2】
【0011】図15に示すように、発生電流Jgenは面
内成分と周辺成分に分けられ、つまり面内における発生
電流JgenAとLOCOS分離端における発生電流JgenP
が含まれている。すなわち、発生電流Jgenは面内にお
ける発生電流JgenAと選択酸化分離端における発生電流
genPを用いて数3で与えられる。
【0012】
【数3】
【0013】素子分離構造の評価テストを行うために
は、例えばLOCOS分離端の発生電流JgenPのみを抽
出する必要がある。そこで、面積とLOCOS分離端の
周辺長とを変えて何点かの測定点から図15に示すよう
なグラフを作成し、そのグラフに描かれた直線の傾きか
ら単位長当たりの発生電流JgenPを求める。このLOC
OS分離端の発生電流JgenPのみをが多くなるというこ
とは、LOCOS分離端に欠陥が多く発生していること
を意味する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体素子分離
端欠陥評価テスト構造は、図13に示すように探針3が
直接評価する領域の上に形成されているゲート電極7に
接触しているので、ゲート電極7のしたにある空乏層が
発生する領域に応力が加わり、そのため新たに再結合中
心が発生するなど実際の使用状態で測定されるべき値に
比べて測定誤差が大きくなるという問題がある。
【0015】この発明は上記の問題点を解消するために
なされたもので、空乏層が形成される領域に加わる圧力
を減少させることにより測定の確度を上げることを目的
とする。また、分離端の周辺長を長くすることによって
測定精度を向上させることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
素子分離端欠陥評価テスト構造は、主面上に複数の半導
体素子が形成可能な半導体基板の前記主面に形成され、
前記半導体素子を分離するに十分な厚みを持つ第1の絶
縁膜と、前記主面に前記第1の絶縁膜とつなげて形成さ
れ、前記第1の絶縁膜よりも膜厚の薄い第2の絶縁膜
と、前記第2の絶縁膜上から前記第1の絶縁膜上にかけ
て形成された電極と、前記第1の絶縁膜上に形成される
とともに前記電極と電気的に接続された、探針で接触す
るためのパッドとを備え、前記半導体基板は、前記半導
体基板と前記パッドとの間に電圧がかかっていないとき
には前記電極と前記第2の絶縁膜と前記半導体基板の積
層構造における半導体基板に空乏層を生じず、所定の電
圧がかかったときに前記積層構造における前記半導体基
板に空乏層を生じるとともに前記第1の絶縁膜と前記第
2の絶縁膜との境界の近傍下まで空乏層がのびることを
特徴とする。
【0017】第2の発明に係る半導体素子分離端欠陥評
価テスト構造は、第1の発明の半導体素子分離端欠陥評
価テスト構造において、前記第2の絶縁膜は、前記電極
下において、前記主面についての平面形状が互いに独立
した複数の領域を含むことを特徴とする。
【0018】第3の発明に係る半導体素子分離端欠陥評
価テスト構造は、第1の発明の半導体素子分離端欠陥評
価テスト構造において、前記第2の絶縁膜は、前記電極
下において、前記主面についての平面形状がS字状の領
域を含むことを特徴とする。
【0019】第4の発明に係る半導体素子分離端欠陥評
価テスト構造は、第1の発明の半導体素子分離端欠陥評
価テスト構造において、前記第2の絶縁膜は、前記電極
下において、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜との
境界の長さが異なり、前記主面についての面積が等しい
複数の領域を含み、前記電極は、前記第2の絶縁膜の前
記複数の領域に対応して設けられ、互いに電気的に絶縁
された複数の電極を含み、前記パッドは、前記複数の電
極に対応して設けられた複数のパッドを含むことを特徴
とする。
【0020】第5の発明に係る半導体素子分離端欠陥評
価テスト構造は、第1の発明の半導体素子分離端欠陥評
価テスト構造において、前記半導体基板の前記主面との
電気的接続をとるための接続手段を前記電極の近傍にさ
らに備え、前記パッドと前記半導体基板との間に印加す
る電圧を、前記接続手段を介して前記半導体基板に印加
することを特徴とする。
【0021】第6の発明に係る半導体素子分離端欠陥評
価テスト構造を用いた評価方法は、主面上に複数の半導
体素子を形成可能な半導体基板であって、前記主面に形
成され、前記半導体素子を分離するに十分な厚みを持つ
第1の絶縁膜と、前記主面に前記第1の絶縁膜とつなげ
て形成され、前記第1の絶縁膜よりも膜厚の薄い第2の
絶縁膜と、前記第2の絶縁膜上から前記第1の絶縁膜上
にかけて形成された電極と、前記第1の絶縁膜上に形成
されるとともに前記電極と電気的に接続されたパッドと
を備える半導体基板を準備する工程と、前記パッドに探
針を接触させて前記電極と前記半導体基板との間に所定
の電圧を印加して、所定の電圧によって前記第1の絶縁
膜と前記第2の絶縁膜との境界の近傍下まで空乏層を生
じさせる工程と、空乏層を生じてから平衡状態に到達す
るまでの時間を測定する測定工程とを備えて構成され
る。
【0022】第7の発明に係る半導体素子分離端欠陥評
価テスト構造を用いた評価方法は、第6の発明の半導体
素子分離端欠陥評価テスト方法において、前記第2の絶
縁膜は、前記電極下において、前記第1の絶縁膜と前記
第2の絶縁膜との境界の長さが異なり、前記主面につい
ての面積が等しい複数の領域を含み、前記電極は、前記
第2の絶縁膜の前記複数の領域に対応して設けられ、互
いに電気的に絶縁された複数の電極を含み、前記パッド
は、前記複数の電極に対応して設けられた複数のパッド
を含み、前記測定工程において、前記複数のパッドに接
触させた複数の探針から一度の測定によってパラメータ
の異なる複数のデータを収録可能なことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による半
導体素子分離端欠陥評価テスト構造の構成を示す斜視断
面図である。図1において、1は例えばシリコン単結晶
より形成されたウェーハ、5はウェーハ1の主面上に形
成されウェーハ1の主面上に在る半導体素子の分離を行
うためのフィールド酸化膜素子分離構造、6はフィール
ド酸化膜素子分離構造5と繋がるように形成されそのフ
ィールド酸化膜よりも薄いゲート絶縁膜、7はゲート絶
縁膜6の上部からフィールド酸化膜素子分離構造5の上
部にかけてポリシリコンで形成されたゲート電極、10
はフィールド酸化膜素子分離構造5の上に形成されてゲ
ート電極7との電気的接続を行うためのAl配線パター
ン、10aはAl配線パターン10とゲート電極7とを
接続するAlコンタクト、11はフィールド酸化膜素子
分離構造5の上部に形成されてAl配線パターン10と
電気的に接続されたAlパッドである。ここで、フィー
ルド酸化膜素子分離構造5とゲート絶縁膜6との境界が
半導体素子分離端に相当する。フィールド酸化膜素子分
離構造5およびゲート絶縁膜6は、例えば、ウェーハ1
を酸化した酸化シリコンで形成される。このゲート絶縁
膜6とゲート電極7とゲート絶縁膜6下のウェーハ1か
らなる積層構造はMIS構造を形成している。Alバッ
ド11とウェーハ1との間に電圧がかかっていないとき
にはこの積層構造におけるゲート絶縁膜6の直下のウェ
ーハ1には空乏層が生じない。ウェーハ1とAlパッド
11との間に所定の電圧がかかったときには、図13に
示したと同じように、この積層構造におけるゲート絶縁
膜6直下のウェーハ1に空乏層が生じるとともにフィー
ルド酸化膜素子分離構造5とゲート絶縁膜6との境界の
近傍下のウェーハ1まで空乏層がのびる。
【0024】Alパッド11は、探針3と接触させてゲ
ート電極7とウェーハ1との間に電圧を印加するための
部材である。Alパッド11がフィールド酸化膜素子分
離構造5上に設けられているので、探針3によってAl
パッド11に圧力が加えられても、ゲート絶縁膜6下に
あるウェーハ1の空乏層が形成される領域に加わる応力
は小さくなり、この応力によって生まれる再結合中心等
の誤差の原因となるものが減少するため、実際の使用状
態と測定状態との違いを是正でき測定値の確度を向上さ
せることができる。
【0025】なお、この実施の形態1では、ゲート絶縁
膜6の下のウェーハ1の不純物濃度は変えていないが、
ウエルを形成するなどして不純物濃度を変えた場合であ
ってもよく、上記実施の形態と同様の効果を奏する。
【0026】図2は半導体素子分離端欠陥評価テスト構
造にC−t測定器を接続した状態を示すブロック図であ
る。図1に示すように、フィールド酸化膜素子分離構造
5の上に形成されたAlパッド11がゲート電極7と接
続されているような半導体素子分離端欠陥評価テスト構
造を準備する。次に、C−t測定器12の探針3をAl
パッド11に接触させた状態で保持する。そして、ゲー
ト絶縁膜6の下に空乏層が発生していない状態で、C−
t測定器12は、ゲート電極7に高周波信号を与えてゲ
ート絶縁膜6とゲート電極7とウェーハ1とによって形
成されるキャパシタの容量を測定する。この容量が、数
1の酸化膜容量Coに相当する。次に、C−t測定器1
2は、高周波信号が重畳されたステップ状の電圧を印加
して瞬時的に深い空乏層を発生させ、この時の初期容量
iを測定する。さらに時間tFが経過して、平衡に達し
たときの平衡容量CFを測定する。
【0027】なお、分離端の発生電流JgenPを求めるた
めには、パラメータを変えて複数回の測定を行うことが
必要であるので、図3に示すように、C−t測定器12
から得る情報を収録できるデータ収録器13を備えるこ
とが有効である。
【0028】また、図3において、C−t測定器12が
出力する情報に基づいて、ライフタイムを計算する機能
を有するのがライフタイム計算機能14である。この情
報としてはデータ収録器13に収録されている情報を用
いてもよい。ライフタイム計算機能14には、予め、測
定対象となっている半導体素子分離端欠陥評価テスト構
造に関して真性キャリア濃度niおよび基板不純物濃度
Bの値が与えられており、例えば、数1に従ってライ
フタイムτgmを計算することができる。
【0029】また、図3において、C−t計測器12が
出力する情報に基づいて、発生電流を計算する機能を有
するのが発生電流計算機能15である。この情報として
は、データ収録器13が収録しているデータやライフタ
イム計算機能14が出力する情報を用いてもよい。発生
電流計算機能15には、予め、測定対象となっている半
導体素子分離端欠陥評価テスト構造に関して有効空乏層
幅Weffやキャリアの電荷量qが与えられており、数2
に従って発生電流Jgenを計算する。そして、発生電流
計算機能15には、ゲート絶縁膜6の平面形状に関する
データが予め与えられており、複数の発生電流Jgen
求め、図15のようなグラフに描かれた直線の傾きから
分離端の発生電流JgenPを求めることができる。
【0030】また、図3において、C−t計測器12が
出力する情報に基づいて、欠陥密度を計算する機能を有
するのが欠陥密度計算機能16である。欠陥密度の計算
は、例えば、後述する数4によって求められる。なお、
数4において、σTは捕獲断面積、venは熱速度を示
す。なお、数4の計算に使用されるライフタイムτgm
ライフタイム計算機能14の出力を用いてもよい。
【0031】
【数4】
【0032】そして、図4に示すように、欠陥密度NT
にもゲート絶縁膜6直下の面内の欠陥密度NTAとフィー
ルド酸化膜素子分離構造5の端部直下の欠陥密度NTP
あるため、欠陥密度計算機能16は複数のデータから端
部直下の欠陥密度NTPを求める。
【0033】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2による半導体素子分離端欠陥評価テスト構造につい
て図5を用いて説明する。図5はこの発明の実施の形態
2による半導体素子分離端欠陥評価テスト構造の構成を
示すレイアウト図である。図5において、17はフィー
ルド酸化膜素子分離構造5の上に形成されたゲート電
極、19はフィールド酸化膜素子分離構造5の上に形成
されてゲート電極17からは電気的に絶縁されたゲート
電極、21はフィールド酸化膜素子分離構造5の上に形
成されてゲート電極17およびゲート電極18からは電
気的に絶縁されたゲート電極、18,20,22はそれ
ぞれゲート電極17,19,21の下にフィールド酸化
膜素子分離構造5とつなげて形成されてフィールド酸化
膜素子分離構造5より薄い酸化膜の複数の領域である。
これら、フィールド酸化膜素子分離構造5およびゲート
絶縁膜6の下には、図1で示したようなウェーハ1が存
在する。
【0034】ゲート絶縁膜6のそれぞれの領域18,2
0,22は、横の長さL1と縦の長さL2,横の長さL
3と縦の長さL4,横の長さL5と縦の長さL6の矩形
の平面形状を呈している。この時、長さL1を4とする
と、長さL2〜L6は、それぞれ、4、6、2、7、お
よび1となるよう設定されている。従って、領域18,
20,22の周囲の長さは全て同じ長さとなる。一方、
領域18の面積を16とすると、領域20の面積は12
になり、領域22の面積は7になる。ゲート電極17の
延長部17aは、図示省略しているが、最終的には、図
1のAlパッド11と同様のAlパッドに接続される。
ゲート電極19の延長部19aは、ゲート電極17が接
続されているのとは異なるAlパッドに接続される。ゲ
ート電極21の延長部21aは、ゲート電極17や19
が接続されるAlパッドとは異なるAlパッドに接続さ
れる。当然これらのAlパッドは、フィールド酸化膜素
子分離構造5の上に形成される。
【0035】これら領域18,20,22について、同
時に発生電流Jgenを測定することによって、一度の測
定で3つの異なるパラメータを持つデータが得られ、そ
れらのデータからフィールド酸化膜素子分離端における
発生電流JgenPを求めることができ、測定回数を減らせ
る。
【0036】図6は、この発明の実施の形態2による半
導体素子分離端欠陥評価テスト構造の他の態様を示すレ
イアウト図である。図6はこの発明の実施の形態2によ
る半導体素子分離端欠陥評価テスト構造の構成の他の態
様を示すレイアウト図である。図6において、25はフ
ィールド酸化膜素子分離構造5の上に形成されてゲート
電極17からは電気的に絶縁されたゲート電極、27は
フィールド酸化膜素子分離構造5の上に形成されてゲー
ト電極17およびゲート電極25からは電気的に絶縁さ
れたゲート電極、26,28はそれぞれゲート電極1
7,25,27の下にフィールド酸化膜素子分離構造5
とつなげて形成されてフィールド酸化膜素子分離構造5
より薄いゲート絶縁膜の複数の領域であり、その他図5
と同一符号のものは図5の同一符号部分に相当する部分
である。なお、フィールド酸化膜素子分離構造5によっ
て分離される素子として、例えばMISトランジスタが
ある。
【0037】ゲート絶縁膜のそれぞれの領域26,28
は、横の長さL7と縦の長さL8,横の長さL9と縦の
長さL10の矩形の平面形状を呈している。この時、長
さL1を4とすると、長さL2,L7〜L10は、それ
ぞれ、4、8、2、16、および1となるよう設定され
ている。従って、領域18,26,28の面積は全て同
じ大きさとなる。一方、領域18の周囲の長さを16と
すると、領域26の周囲の長さは20になり、領域28
の周囲の長さは34になる。ゲート電極25の延長部2
5aは、ゲート電極17が接続されているのとは異なる
Alパッドに接続される。またゲート電極27の延長部
27aは、ゲート電極17や25が接続されるAlパッ
ドとは異なるAlパッドに接続される。
【0038】これら領域18,20,22について、同
時に発生電流Jgenを測定することによって、一度の測
定で3つの異なるパラメータを持つデータが得られ、そ
れらのデータから面内におけるに発生電流JgenAを求め
ることができる。この発生電流JgenAから間接的にフィ
ールド酸化膜素子分離端における発生電流JgenPを求め
ることができ、測定回数を減らせる。
【0039】なお、実施の形態2におけるゲート絶縁膜
の各領域は、平面形状として矩形のものを用いたが、他
の形状であってもよく、実施の形態2と同様の効果を奏
する。
【0040】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3による半導体素子分離端欠陥評価テスト構造につい
て図7を用いて説明する。図7はこの発明の実施の形態
3による半導体素子分離端欠陥評価テスト構造を示すレ
イアウト図である。図7において、30はフィールド酸
化膜素子分離構造5の上に形成されたゲート電極、31
a〜31cはフィールド酸化膜素子分離構造5と繋がる
ように形成されそのフィールド酸化膜よりも薄い酸化膜
が形成されている領域である。評価の対象となるゲート
絶縁膜31は、幅L11で長さがL12の矩形状領域3
1a〜31cよりなる。また、ゲート電極30の延長部
30aは、フィールド酸化膜素子分離構造5上に設けら
れたAlパッドに接続されており、そこで探針との電気
的接続が図られる。これら、フィールド酸化膜素子分離
構造5およびゲート絶縁膜31の下には、図1で示した
ようなウェーハ1が存在する。
【0041】実施の形態1の半導体素子分離端欠陥評価
テスト構造によって測定確度が向上することから、その
他の要因による測定値の誤差が際だってくる。そこで、
半導体素子分離端の欠陥を評価する場合、分離端の長さ
を長くする方が面内の発生電流に比べて分離端の発生電
流を多くして評価精度を向上させる。ここでは、ゲート
絶縁膜31を、図7に示したほぼ平行な複数の領域31
a〜31cに分割することにより、ゲート絶縁膜31の
面積に対するゲート絶縁膜31の端部の長さの比を大き
くして評価精度を向上している。
【0042】なお、図8に示すように、ゲート電極40
の下にS字状にゲート絶縁膜41を形成することによっ
て、領域を分割するのと同じ効果を持たせることができ
る。この場合には、長さL15が長さL12と等しく、
幅(L14−L13)/2が幅L11に等しけれは、幅
L13×2の領域の分だけ評価精度の向上には有利であ
る。
【0043】実施の形態4.次に、この発明の実施の形
態4による半導体素子分離端欠陥評価テスト構造につい
て図9を用いて説明する。図9において、50A,50
Bはそれぞれフィールド酸化膜素子分離構造5上に形成
されたゲート電極、51a〜51cは31a〜31cは
フィールド酸化膜素子分離構造5と繋がるように形成さ
れそのフィールド酸化膜よりも薄い酸化膜が形成されて
いる領域、52a〜52cはゲート電極50A,50B
の両側に形成されたAl配線パターン、53は酸化膜が
形成されている領域51a〜51cの下のウェーハとA
l配線パターン52a〜52cとを電気的に接続するコ
ンタクトである。ゲート電極50A,50Bの延長部5
0Aa,50Baはフィールド酸化膜素子分離構造5上
に設けられた別々のAlパッドに電気的に接続さてい
る。
【0044】実施の形態1の半導体素子分離端欠陥評価
テスト構造によって測定確度が向上することから、その
他の要因による測定値の誤差が際だってくる。そこで、
ゲート電極50A,50Bの近傍にコンタクト53が設
けられ、ゲート電極50A,50Bの近傍のウェーハの
電位分布が均一化して、ゲート絶縁膜を複数の領域に分
割しても各領域の発生電流が均一化することで測定値の
ばらつきを小さくして確度を向上させる。なお、評価の
対象となる部分は領域51a〜51cとゲート電極50
A,50Bとが重なる部分である。また、ゲート電極5
0A,50Bの近傍にコンタクト53を設けることによ
って、ゲート電極50A,50Bの間の抵抗値の影響を
小さくすることができ、評価の確度を向上させることが
できる。
【0045】なお、図10に示すように、複数のゲート
電極50A,50BをAl配線パターン54で接続する
ことによって、測定対象から得られる測定値を大きくし
て評価の精度を向上することもできる。ここで、Al配
線パターン54はビアコンタクト55によってゲート電
極50A,50Bの両方に接続されており、Al配線パ
ターン54の延長部54aは、フィールド酸化膜素子分
離構造5の上に形成されているAlパッドに電気的に接
続されている。この場合に、ゲート電極50A,50B
の近傍にコンタクト53が設けられているため、ゲート
電極の面積を単純に大きくする場合に比べて、ゲート電
極内での電位分布が均一となり正確な測定ができる。
【0046】また、上記各実施の形態において、半導体
素子分離構造としてフィールド酸化膜を用いたものにつ
いて説明したが、酸化膜に限られるものではない。ま
た、フィールド酸化膜素子分離構造の間のゲート絶縁膜
についても、上記の効果を得るためには、酸化膜に限ら
れるものではなく、ゲート電極と半導体基板(ウェー
ハ)との絶縁を行うものであればよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明の半
導体素子分離端欠陥評価テスト構造によれば、評価時に
探針をパッドと接触させて電圧を印加することができる
ので、C−t測定法を用いる場合に、評価の対象となる
第2の絶縁膜下および第1の絶縁膜と第2の絶縁膜との
境界の近傍下の半導体領域にかかる応力が小さくなるた
め、正確な評価を行うことができるという効果がある。
【0048】請求項2記載の発明の半導体素子分離端欠
陥評価テスト構造によれば、電極下の第2の絶縁膜を複
数の領域に分割することによって、評価の対象とする半
導体素子分離端の長さの面積に対する比を大きくするこ
とができ、C−t測定法を用いる場合に、面積に応じて
発生する発生電流を少なくするとともに半導体素子分離
端に生じる発生電流を多くして測定の精度を向上させる
ことができるという効果がある。
【0049】請求項3記載の発明の半導体素子分離端欠
陥評価テスト構造によれば、電極下の第2の絶縁膜の平
面形状を境界線の長さが長くなるようにS字状とするこ
とによって、C−t測定法を用いる場合に半導体素子分
離端に生じる発生電流を多くして測定の精度を向上する
ことができるという効果がある。
【0050】請求項4記載の発明の半導体素子分離端欠
陥評価テスト構造によれば、第2の絶縁膜の複数の領域
に対し、C−t測定法を適用することによってそれぞれ
の領域から別々にデータを得ることができ、それらのデ
ータが境界の長さに関するパラメータが異なるデータで
あることから、これらのデータを用いて第1と第2の絶
縁膜の境界の発生電流に関する情報を分離することがで
きるためこれらの領域に対する測定を同時に行うことで
測定回数を減らすことができるという効果がある。
【0051】請求項5記載の発明の半導体素子分離端欠
陥評価テスト構造によれば、電極近傍に設けられた接続
手段によって半導体基板に電圧を印加するようにしたの
で、半導体基板の電位分布を均一化して測定の確度を向
上させることができるという効果がある。
【0052】請求項6記載の発明の半導体素子分離端欠
陥評価テスト構造を用いた評価方法によれば、直接電極
に探針を接触させずにパッドに探針を接触させるので、
評価の対象となる第2の絶縁膜下および第1の絶縁膜と
第2の絶縁膜との境界の近傍下の半導体領域にかかる応
力が小さくなるため、正確な評価を行うことができると
いう効果がある。
【0053】請求項7記載の発明の半導体素子分離端欠
陥評価テスト構造を用いた評価方法によれば、複数の探
針から一度の測定によってパラメータの異なる複数のデ
ータを収録して測定回数を減らすことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体素子分
離端欠陥評価テスト構造の構成を示す断面斜視図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態1による半導体素子分
離端欠陥評価テスト構造にC−t測定器を接続した状態
を示すブロック図である。
【図3】 図2のC−t測定器に各種機能を付加したと
きのシステムの構成を示すブロック図である。
【図4】 空乏層が形成される領域の面積に対する長さ
の比と欠陥密度との関係を示すグラフである。
【図5】 この発明の実施の形態2による半導体素子分
離端欠陥評価テスト構造の構成を示すレイアウト図であ
る。
【図6】 実施の形態2による半導体素子分離端欠陥評
価テスト構造の他の態様を示すレイアウト図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による半導体素子分
離端欠陥評価テスト構造を示すレイアウト図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による半導体素子分
離端欠陥評価テスト構造の他の態様を示すレイアウト図
である。
【図9】 この発明の実施の形態4による半導体素子分
離端欠陥評価テスト構造の構成を示すレイアウト図であ
る。
【図10】 この発明の実施の形態4による半導体素子
分離端欠陥評価テスト構造の構成の他の態様を示すレイ
アウト図である。
【図11】 ウェーハと探針との関係を示す上面図であ
る。
【図12】 図11のウェーハのうちの探針が接触して
いる半導体チップの部分を拡大して示した斜視図であ
る。
【図13】 図12の4−4線で示す領域の矢視断面図
である。
【図14】 C−t測定法における容量と時間との関係
の概要を示すグラフである。
【図15】 空乏層が形成される領域の面積に対する長
さの比と発生電流との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ウェーハ、3 探針、5 フィールド酸化膜素子分
離構造、6,18,20,22,25 ゲート絶縁膜、
7,17,19,21 ゲート電極、10 Al配線パ
ターン、10a Alコンタクト、11 Alパッド、
53 コンタクト。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主面上に複数の半導体素子が形成可能な
    半導体基板の前記主面に形成され、前記半導体素子を分
    離するに十分な厚みを持つ第1の絶縁膜と、 前記主面に前記第1の絶縁膜とつなげて形成され、前記
    第1の絶縁膜よりも膜厚の薄い第2の絶縁膜と、 前記第2の絶縁膜上から前記第1の絶縁膜上にかけて形
    成された電極と、 前記第1の絶縁膜上に形成されるとともに前記電極と電
    気的に接続された、探針で接触するためのパッドとを備
    え、 前記半導体基板は、前記半導体基板と前記パッドとの間
    に電圧がかかっていないときには前記電極と前記第2の
    絶縁膜と前記半導体基板の積層構造における半導体基板
    に空乏層を生じず、所定の電圧がかかったときに前記積
    層構造における前記半導体基板に空乏層を生じるととも
    に前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜との境界の近傍
    下まで空乏層がのびることを特徴とする半導体素子分離
    端欠陥評価テスト構造。
  2. 【請求項2】 前記第2の絶縁膜は、前記電極下におい
    て、前記主面についての平面形状が互いに独立した複数
    の領域を含むことを特徴とする、請求項1記載の半導体
    素子分離端欠陥評価テスト構造。
  3. 【請求項3】 前記第2の絶縁膜は、前記電極下におい
    て、前記主面についての平面形状がS字状の領域を含
    む、請求項1記載の半導体素子分離端欠陥評価テスト構
    造。
  4. 【請求項4】 前記第2の絶縁膜は、前記電極下におい
    て、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜との境界の長
    さが異なり、前記主面についての面積が等しい複数の領
    域を含み、 前記電極は、前記第2の絶縁膜の前記複数の領域に対応
    して設けられ、互いに電気的に絶縁された複数の電極を
    含み、 前記パッドは、前記複数の電極に対応して設けられた複
    数のパッドを含む請求項1記載の半導体素子分離端欠陥
    評価テスト構造。
  5. 【請求項5】 前記半導体基板の前記主面との電気的接
    続をとるための接続手段を前記電極の近傍にさらに備
    え、 前記パッドと前記半導体基板との間に印加する電圧を、
    前記接続手段を介して前記半導体基板に印加することを
    特徴とする、請求項1記載の半導体素子分離端欠陥評価
    テスト構造。
  6. 【請求項6】 主面上に複数の半導体素子を形成可能な
    半導体基板であって、前記主面に形成され、前記半導体
    素子を分離するに十分な厚みを持つ第1の絶縁膜と、前
    記主面に前記第1の絶縁膜とつなげて形成され、前記第
    1の絶縁膜よりも膜厚の薄い第2の絶縁膜と、前記第2
    の絶縁膜上から前記第1の絶縁膜上にかけて形成された
    電極と、前記第1の絶縁膜上に形成されるとともに前記
    電極と電気的に接続されたパッドとを備える半導体基板
    を準備する工程と、 前記パッドに探針を接触させて前記電極と前記半導体基
    板との間に所定の電圧を印加して、所定の電圧によって
    前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜との境界の近傍下
    まで空乏層を生じさせる工程と、 空乏層を生じてから平衡状態に到達するまでの時間を測
    定する測定工程とを備える半導体素子分離端欠陥評価テ
    スト構造を用いた評価方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の絶縁膜は、前記電極下におい
    て、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜との境界の長
    さが異なり、前記主面についての面積が等しい複数の領
    域を含み、 前記電極は、前記第2の絶縁膜の前記複数の領域に対応
    して設けられ、互いに電気的に絶縁された複数の電極を
    含み、 前記パッドは、前記複数の電極に対応して設けられた複
    数のパッドを含み、 前記測定工程において、前記複数のパッドに接触させた
    複数の探針から一度の測定によってパラメータの異なる
    複数のデータを収録可能な請求項6記載の半導体素子分
    離欠陥評価テスト構造を用いた評価方法。
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