JPH10154360A - ディスク貼合わせ装置 - Google Patents

ディスク貼合わせ装置

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Publication number
JPH10154360A
JPH10154360A JP32589296A JP32589296A JPH10154360A JP H10154360 A JPH10154360 A JP H10154360A JP 32589296 A JP32589296 A JP 32589296A JP 32589296 A JP32589296 A JP 32589296A JP H10154360 A JPH10154360 A JP H10154360A
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JP
Japan
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disk
step area
area
resin
disc
Prior art date
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Pending
Application number
JP32589296A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiyuria Kumagami
ジュリア 熊耳
Akira Takayama
章 高山
Takeshi Morita
健 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIKKA ENG KK
Original Assignee
NIKKA ENG KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質な貼合わせディスクを歩留まり良く得
ることができ、コンパクトで安価な新規なディスク貼合
わせ装置を提供する。 【解決手段】 複数の貫通孔が回転軸心を中心とする円
周上に等間隔で形成され該貫通孔の周囲にディスク保持
機構を有する円盤状の回転テーブルを有し、各貫通孔の
位置に対応して、1枚目ディスク供給工程領域、UV樹
脂供給工程領域、2枚目ディスク供給工程領域、加圧工
程領域、露光工程領域等が固定的に形成され、各工程領
域には上昇テーブルが回転テーブル下に必要に応じて配
置され、該貫通孔に供給されたディスクが回転テーブル
が回転することにより各工程領域を巡ることで各工程が
消化されるディスク貼合わせ装置である。ディスクの貼
合わせに必要な各工程が、搬送手段から独立したテーブ
ル上で行われるから、各工程が所望の高精度で消化さ
れ、高品質の貼合わせディスクを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2枚のディスクを
貼り合わせて1枚のディスクとする光ディスクなどのデ
ィスクの製造過程におけるディスク貼合わせ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクなどの高密度記録ディ
スクにおいては益々記録情報の高密度化の要請があり、
記録面を2層以上持ったデジタルビデオディスク(DV
D=商品名)のようなものが提案され、このようなディ
スクを製造するについては2枚のディスクを貼り合わせ
て1枚のディスクとする製造工程が不可欠となってきて
いる。本発明は、このディスク貼合わせ工程を正確かつ
能率良く行うことができる新規なディスク貼合わせ装置
を提供するためになされたものである。
【0003】上記のDVDのようなディスクは、近年提
唱された新しい規格であり、従来2枚のディスクを実用
に耐えるレベルの正確さ及び高能率で貼り合わせるよう
な自動装置は存在していないのが実情である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高密度記録ディスク
は、ディスクにきわめて微細な信号が高密度で記録され
ているから、これを読み取り装置で間違いなく読み取る
ためにはディスクが所定の規格を満足するものでなくて
はならない。例えば、貼り合わせる2枚のディスクの中
心を精度良く合わせたり、接着に使用する樹脂に気泡が
混入しないようにしたり、接着のための樹脂がディスク
からはみ出した場合これをうまく処理しなければならな
い、などという要請が課題となってくる。さらに、これ
らの工程を効率良く自動的に順次消化し、装置自体がコ
ンパクトで安価なものとするという課題も当然存在す
る。ディスク貼合わせ工程は、1枚目ディスク供給工
程、UV樹脂供給工程、2枚目ディスク供給工程、加圧
工程及び露光工程などの工程を有する。これらの工程間
のディスクの搬送手段が必要であり、一方これらの工程
を所望の通り精度良く行うためには、各工程を搬送手段
から独立したステージで行わなければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の貫通孔
が回転軸心を中心とする円周上に等間隔で形成され該貫
通孔の周囲にディスクを保持するディスク保持機構を有
する円盤状の回転テーブルを有し、各貫通孔の位置に対
応して少なくとも、1枚目ディスク供給工程領域、UV
樹脂供給工程領域、2枚目ディスク供給工程領域、加圧
工程領域及び露光工程領域が固定的に順次形成され、各
工程領域には上下動する上昇テーブルが回転テーブル下
に必要に応じて配置され、該貫通孔に供給されたディス
クが回転テーブルが回転することにより各工程領域を巡
ることで各工程が消化され、各工程領域においては必要
に応じて上昇テーブルが貫通孔を通って上昇することで
ディスクを保持して持ち上げ、当該工程が上昇した上昇
テーブル上で行われ、回転テーブルが回転するときは上
昇テーブルが下降して回転テーブルの回転の妨げとなら
ないように構成されていることを特徴とするディスク貼
合わせ装置である。
【0006】ディスクの搬送手段を回転テーブルとし、
回転テーブルには複数の貫通孔を回転軸心を中心とする
円周上に等間隔で設け、さらに貫通孔の周囲にディスク
を保持するディスク保持機構を設ける。ディスクはこの
回転テーブルの貫通孔部分に保持され、回転テーブルが
回転することで、各工程に順次廻されて行く。各工程領
域は、この貫通孔の位置に対応して円形状に配置される
ので、装置全体がコンパクトなものとなる。各工程領域
は、本装置の所定の位置に固定しており、上下動する上
昇テーブルが必要に応じて設けられる。上昇テーブルは
回転テーブルが回転する間は下降した状態で回転テーブ
ルの下に位置し、当該工程を行うときには上昇して回転
テーブルの貫通孔を通り、ディスクを持ち上げる。当該
工程は搬送手段である回転テーブルから離れ、独立した
ステージである上昇テーブル上で行わなれるから、当該
工程を所望の通り精度良く行うことが可能となる。上昇
テーブルは必要に応じて回転するものとすることができ
る。上昇テーブルは、UV樹脂供給工程領域、2枚目デ
ィスク供給工程領域、加圧工程領域及び露光工程領域に
形成することが望ましい。
【0007】2枚目ディスク供給工程領域と加圧工程領
域の間に徐圧工程領域を設けることができる。徐圧工程
は、2枚のディスクの間のUV樹脂を時間をかけて(数
秒間)一定の厚さまで徐々に展延させる工程で、完全に
加圧する加圧工程の前に徐圧工程を設けることで樹脂が
ディスク間にまんべんなく広がり、樹脂内に気泡も生じ
にくい。徐圧工程は、上昇した上昇テーブル上で行われ
ることが望ましい。
【0008】加圧工程領域と露光工程領域の間に余剰樹
脂処理工程領域を設けることができる。適当な余剰処理
手段を設けることでディスクからはみ出した樹脂を取り
去ることができる。余剰樹脂処理工程は、上昇した上昇
テーブル上で行われることが望ましい。
【0009】UV樹脂供給工程領域においては、UV樹
脂ディスペンサを配置し、上昇テーブルを回転するもの
とし、上昇テーブルがディスクを保持して上昇すると共
に回転し、回転するディスク上にディスペンサがUV樹
脂を滴下することで、UV樹脂をディスク上にドーナツ
状に供給することができる。樹脂をドーナツ状に供給
し、これを加圧展延すると樹脂が空気を排除しながらデ
ィスク全体に広がるので、気泡の混入を最小限に抑える
ことができる。
【0010】加圧工程領域において、回転テーブルの上
方に加圧盤を配置し、上昇テーブルがディスクを保持し
て上昇し該加圧盤との間でディスクを押圧することによ
り加圧工程を行うことができる。このようにすることで
ディスク全体をまんべんなく高精度の平行状態で加圧す
ることができる。
【0011】徐圧工程領域においても、加圧工程と同様
に、回転テーブルの上方に加圧盤を配置し、上昇テーブ
ルがディスクを保持して上昇し該加圧盤との間でディス
クを押圧することにより徐圧工程を行うことができる。
【0012】余剰樹脂処理工程領域においては、例え
ば、余剰樹脂処理手段を樹脂吸収テープとすることがで
きる。樹脂吸収テープは2個のリールに巻いておき、常
に新規な部分で余剰樹脂を吸収できるように該リールが
回転するものとすることで、常に効率良く余剰樹脂を拭
き取ることができる。
【0013】露光工程領域においては、上昇テーブルを
回転するものとし、上昇テーブルがディスクを保持して
上昇し、かつ回転した状態で、その上方に配置した紫外
線ランプから紫外線を照射し露光することができる。こ
のようにすることで紫外線がディスクに均等に照射さ
れ、樹脂が均等に硬化するので、硬化により発生するデ
ィスクの歪みを最小限に抑えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、実施例を表した図面を参照
しつつ、本願発明を詳細に説明する。図1は実施例のデ
ィスク貼合わせ装置1の概略上面図、図2は回転テーブ
ル2の貫通孔3の断面図、図3はUV樹脂供給工程領域
Bの断面説明図、図4は2枚目ディスク供給工程領域C
の断面説明図、図5は徐圧工程領域Dの断面説明図、図
6は加圧工程領域Eの断面説明図、図7は余剰樹脂処理
工程領域Fの断面説明図、図8及び図9は露光工程領域
Gの断面説明図である。
【0015】ディスク貼合わせ装置1は、図1に示すよ
うに、箱状の本体上面に円盤状の回転テーブル2を有す
る。回転テーブル2は中心の芯柱11を中心として回転
する。回転テーブル2には8個の貫通孔3が回転軸心を
中心とする円周上に等間隔、すなわち45度おきの角度
で配置されている。各貫通孔3の内周面には、図2に示
すように、ディスクを保持するディスク保持機構として
の段部4が形成されている。ディスク保持機構として
は、このような段部に代えてディスクを保持できる種々
の周知の構成とすることができる。本装置1には、図1
に示すように、各貫通孔3の位置に対応して、1枚目デ
ィスク供給工程領域A、UV樹脂供給工程領域B、2枚
目ディスク供給工程領域C、徐圧工程領域D、加圧工程
領域E、余剰樹脂処理工程領域F、露光工程領域G及び
ディスク取出し工程領域Hの固定した領域が順次形成さ
れている。以下、本装置の各工程にしたがって、本装置
の構成及び作用を説明する。
【0016】図1において、回転テーブル2は各貫通孔
3が各工程領域に一致する位置で停止状態にある。1枚
目ディスク供給工程領域Aは、右下45度の固定した領
域である。ここにおいて、1枚目ディスク31が移送ロ
ボット19により1枚目ディスクストック22から貫通
孔3の段部4上に供給される。1枚目ディスクストック
22は、棒状のストッカーに多数のディスクの中心孔を
挿通して積み重ねたものである。移送ロボット19は、
回転軸19aを中心にアームが回転することでディスク
を移送するもので、アームの先端の吸着治具19bでデ
ィスクを真空吸着する。後述の移送ロボット20、21
も同様のものである。1枚目のディスク31が貫通孔3
に供給されると、回転テーブル2は45度回転し、供給
されれたディスク31はUV樹脂供給工程領域Bに搬送
される。
【0017】UV樹脂供給工程領域Bには、回転するこ
とができる上昇テーブル5及びディスペンサ13が設け
られている。上昇テーブル5は、図示しない駆動装置に
より上下動及び回転をすることができる。上昇テーブル
5の上面には、ディスクの中心孔が貫通してディスクの
位置決めができるように突起5aが形成されている。な
お、後述の上昇テーブル6、7、8、9、10にも同様
の突起6a、7a、8a、9a、10aが設けられてい
る。これらの上昇テーブル5〜10は回転テーブル2が
回転するときには該テーブル2の下にあって回転の支障
とならず、各工程を実施するときには、上昇してディス
クを保持することにおいても共通している。UV樹脂供
給工程領域Bでは、上昇テーブルが回転しながら上昇し
(タクトタイム短縮のため)、ディスクを持ち上げる。
回転するディスクの上にディスペンサ13の滴下部13
aからUV樹脂を滴下することで、UV樹脂をディスク
上にドーナツ状に供給する。供給が終了すると上昇テー
ブル5の回転は停止し、回転テーブル2の下まで下降
し、ディスク31は貫通孔3の段部4上に保持される。
そして、回転テーブル2は45度回転し、UV樹脂を供
給されたディスク31は2枚目ディスク供給工程領域C
に搬送される。
【0018】2枚ディスク供給工程領域Cには、上昇テ
ーブル6と移送ロボット20が設けられている。上昇テ
ーブル6が上昇し、突起6aにディスク31の中心孔を
貫通して位置決めを行い、この状態で移送ロボット20
が2枚目ディスクストック23から2枚目のディスク3
2を取り出し、上昇テーブル6上のディスク31の上に
重ね合わせる。このとき、2枚目のディスク32の中心
孔が突起6aを貫通するので、2枚のディスクは完全に
中心が一致し位置合わせが完了する。2枚目ディスクの
供給が完了すると、上昇テーブル6は下降する。ディス
ク31、32は重ね合わされた状態で貫通孔3の段部4
上に残され、回転テーブル2はさらに45度回転し、徐
圧工程領域Dに搬送される。
【0019】徐圧工程領域及びその次の加圧工程領域に
おいては、上昇テーブル7、8及び回転テーブルの上方
に加圧盤14、15を支持するための架部材12が設け
られている。架部材12は芯柱11および支柱12a、
12bにより支持されている。ディスクが徐圧工程領域
に搬送されると、図5(1)に示すように、上昇テーブ
ル7が上昇してディスクを持ち上げる。ここに、図5
(2)に示すように、上方の架部材12下面に上下動可
能に設けられた加圧盤14が下降し、ディスクを上昇テ
ーブル7との間に挟んで数秒をかけて所定の厚みとなる
まで徐々に加圧する。徐圧工程により2枚のディスクは
ほぼ一体化したディスク30となる。徐圧が終了する
と、図5(3)に示すように、加圧盤は上昇し、上昇テ
ーブル7は下降する。ディスク30は貫通孔3の段部4
上に残され、回転テーブル2はさらに45度回転し、加
圧工程領域Eに搬送される。
【0020】加圧工程領域Eにおいては、図6(1)に
示すように、上昇テーブル8及び加圧盤15が設けられ
ている。加圧盤15は架部材12の下面に固定されてい
る。ディスク30が加圧工程領域Eに搬送されると、図
6(2)に示すように、上昇テーブル8が上昇し、加圧
盤との間でディスクを所定の圧力で押圧する。徐圧工程
及び加圧工程において、加圧盤は加圧盤14のように上
下動可能なものであっても良いし、加圧盤15のように
固定されたものでも良い。加圧が終了すると、上昇テー
ブル8は下降する。ディスク30は貫通孔3の段部4上
に残され、回転テーブル2はさらに45度回転し、余剰
樹脂処理工程領域Fに搬送される。
【0021】余剰樹脂処理工程領域Fには、図7に示す
ように、回転可能な上昇テーブル9及び余剰樹脂処理手
段16が配置されている。余剰樹脂処理手段16は、樹
脂吸収テープ16aであり、該樹脂吸収テープは2個の
リールに巻かれ、常に新規な部分で余剰樹脂を吸収でき
るように該リールが回転するようになっている。また、
余剰樹脂処理手段16はディスクに近づき又は遠ざかる
ように矢印X方向に移動可能となっている。加圧工程が
終了したディスクが搬送されて来ると、上昇テーブル9
が回転しながら上昇し(タクトタイム短縮のため)、デ
ィスクを鎖線で示すように持ち上げる。余剰樹脂処理手
段16がディスク方向に接近し、樹脂吸収テープ16a
がディスク30の外周に接触する。ディスク30が回転
することでディスク全周にわたって余剰の樹脂がテープ
16aに吸収される。余剰樹脂処理手段は他の構造、例
えば真空吸い取り方式とすることもできる。真空吸い取
り方式の場合は、ディスクの間の必要な樹脂まで吸い取
ってしまわないような注意が必要である。余剰樹脂の処
理が完了すると、余剰樹脂処理手段16がディスクから
離れ、上昇テーブル9は下降する。ディスク30は貫通
孔3の段部4上に残され、回転テーブル2はさらに45
度回転し、露光工程領域Gに搬送される。
【0022】露光工程領域Gには、図8に示すように、
回転テーブル2の上方に露光装置17が、及び下方に回
転可能な上昇テーブル10が設けられている。露光装置
17内には紫外線ランプ18が取り付けられ、その下部
に開閉自在のシャッター24が設けられている。下方に
は錘支持部26が環状に(ディスク30が通過できる内
径を有する)形成され、その上に錘26が載っている。
錘26は円盤状をなし、中央部分は透明なガラスで紫外
線を透過してUV樹脂の硬化に支障ないものであり、外
周は重さを増加するために金属製となっている。露光工
程の際にこのような錘を使用すると、UV樹脂を硬化さ
せるときのディスクの変形(反りなど)を防止すること
ができる。
【0023】余剰樹脂処理工程が終了したディスク30
が搬送されて来ると、上昇テーブル10が回転しながら
上昇し(タクトタイム短縮のため)、ディスク30を持
ち上げる。上昇テーブル10は更に上昇し、図9に示す
ように、錘25をディスク30の上に載せた状態で持ち
上げる。シャッター24が開き、ディスクを回転させた
状態で紫外線ランプ18から紫外線を照射し、UV樹脂
を硬化させ、ディスクの貼合わせを完了する。露光が完
了すると、シャッター24が閉じ、上昇テーブル10は
下降する。錘25は錘支持部26上に載置され、ディス
ク30は貫通孔3の段部4上に載置されて残される。回
転テーブル2はさらに45度回転し、最後の取出し工程
領域Hに搬送される。
【0024】取出し工程領域に搬送されたディスク30
は、移送ロボット21により貫通孔3から取り出され、
所定の場所に移動される。
【0025】以上の各工程は図示しない制御部により全
て自動で行われる。これら各工程は絶え間なく、回転テ
ーブルが45度回転するごとに連続して行われるから、
回転テーブルが45度回転するごとに、貼合わせの完了
したディスク1枚が取り出される。
【0026】上記の実施例のディスク貼合わせ装置は例
示であって、特許請求の範囲に規定した範囲において、
種々の変更を加えることができるのはもちろんである。
例えば、移送ロボット19、20、21は種々の他の構
造のものを用いることができる。架部材12の形状は加
圧盤を堅固に支持できるものであればよい。ディスクス
トック22、23は装置本体と別体とすることもでき
る。
【0027】
【発明の効果】本発明においては、ディスクの貼合わせ
に必要な各工程が、搬送手段から独立したステージ上で
行われるから、各工程が所望の高精度で消化され、高品
質の貼合わせディスクを得ることができる。しかも、搬
送手段から独立したステージへの移行がスムーズに短時
間で行われるために製造能率が優れたものとなってい
る。各工程領域は円形に配置されるので、装置全体がコ
ンパクトである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のディスク貼合わせ装置1の概略上面図
である。
【図2】回転テーブル2の貫通孔3の断面図である。
【図3】UV樹脂供給工程領域Bの断面説明図である。
【図4】2枚目ディスク供給工程領域Cの断面説明図で
ある。
【図5】徐圧工程領域Dの断面説明図である。
【図6】加圧工程領域Eの断面説明図である。
【図7】余剰樹脂処理工程領域Fの断面説明図である。
【図8】露光工程領域Gの断面説明図である。
【図9】露光工程領域Gの断面説明図である。
【符号の説明】
1 ディスク貼合わせ装置 2 回転テーブル 3 貫通孔 4 段部 5 上昇テーブル 6 上昇テーブル 7 上昇テーブル 8 上昇テーブル 9 上昇テーブル 10 上昇テーブル 11 芯柱 12 架部材 13 ディスペンサ 14 加圧盤 15 加圧盤 16 余剰樹脂処理手段 16a 樹脂吸収テープ 17 露光装置 18 紫外線ランプ 19 移送ロボット 20 移送ロボット 21 移送ロボット 22 1枚目ディスクストック 23 2枚目ディスクストック 24 シャッター 25 錘 26 錘支持部 30 ディスク 31 ディスク 32 ディスク 33 UV樹脂

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の貫通孔が回転軸心を中心とする円
    周上に等間隔で形成され該貫通孔の周囲にディスクを保
    持するディスク保持機構を有する円盤状の回転テーブル
    を有し、各貫通孔の位置に対応して少なくとも、1枚目
    ディスク供給工程領域、UV樹脂供給工程領域、2枚目
    ディスク供給工程領域、加圧工程領域及び露光工程領域
    が固定的に順次形成され、各工程領域には上下動する上
    昇テーブルが回転テーブル下に必要に応じて配置され、
    該貫通孔に供給されたディスクが回転テーブルが回転す
    ることにより各工程領域を巡ることで各工程が消化さ
    れ、各工程領域においては必要に応じて上昇テーブルが
    貫通孔を通って上昇することでディスクを保持して持ち
    上げ、当該工程が上昇した上昇テーブル上で行われ、回
    転テーブルが回転するときは上昇テーブルが下降して回
    転テーブルの回転の妨げとならないように構成されてい
    ることを特徴とするディスク貼合わせ装置
  2. 【請求項2】 請求項1のディスク貼合わせ装置におい
    て、2枚目ディスク供給工程領域と加圧工程領域の間に
    徐圧工程領域を有することを特徴とするディスク貼合わ
    せ装置
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のディスク貼合わせ装置
    において、加圧工程領域と露光工程領域の間に余剰樹脂
    処理工程領域を有することを特徴とするディスク貼合わ
    せ装置
  4. 【請求項4】 請求項1のディスク貼合わせ装置におい
    て、上昇テーブルがUV樹脂供給工程領域、2枚目ディ
    スク供給工程領域、加圧工程領域及び露光工程領域に形
    成されていることを特徴とするディスク貼合わせ装置
  5. 【請求項5】 請求項2のディスク貼合わせ装置におい
    て、上昇テーブルがUV樹脂供給工程領域、2枚目ディ
    スク供給工程領域、徐圧工程領域、加圧工程領域及び露
    光工程領域に形成されていることを特徴とするディスク
    貼合わせ装置
  6. 【請求項6】 請求項3のディスク貼合わせ装置におい
    て、上昇テーブルがUV樹脂供給工程領域、2枚目ディ
    スク供給工程領域、徐圧工程領域、加圧工程領域、余剰
    樹脂処理工程領域及び露光工程領域に形成されているこ
    とを特徴とするディスク貼合わせ装置
  7. 【請求項7】 請求項4のディスク貼合わせ装置におい
    て、UV樹脂供給工程領域にUV樹脂のディスペンサが
    配置され、該工程領域の上昇テーブルが回転するもので
    あり、上昇テーブルがディスクを保持して上昇すると共
    に回転し、回転するディスク上にディスペンサがUV樹
    脂を滴下することによりドーナツ状にUV樹脂を供給す
    ることを特徴とするディスク貼合わせ装置
  8. 【請求項8】 請求項4又は7のディスク貼合わせ装置
    において、加圧工程領域における回転テーブルの上方に
    加圧盤が配置され上昇テーブルがディスクを保持して上
    昇し該加圧盤との間でディスクを押圧することにより加
    圧工程を行うことを特徴とするディスク貼合わせ装置
  9. 【請求項9】 請求項5のディスク貼合わせ装置におい
    て、徐圧工程領域における回転テーブルの上方に加圧盤
    が配置され上昇テーブルがディスクを保持して上昇し該
    加圧盤との間でディスクを押圧することにより徐圧工程
    を行うことを特徴とするディスク貼合わせ装置
  10. 【請求項10】 請求項3又は6のディスク貼合わせ装
    置において、余剰樹脂処理工程領域における余剰樹脂処
    理手段が、樹脂吸収テープであり、該樹脂吸収テープは
    2個のリールに巻かれ、常に新規な部分で余剰樹脂を吸
    収できるように該リールが回転するものであることを特
    徴とするディスク貼合わせ装置
  11. 【請求項11】 請求項4、7又は8のディスク貼合わ
    せ装置において、露光工程領域における上昇テーブルが
    回転するものであり、上昇テーブルがディスクを保持し
    て上昇し、かつ回転した状態で、その上方に配置された
    紫外線ランプから紫外線を照射し露光することを特徴と
    するディスク貼合わせ装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999024258A1 (en) * 1997-11-12 1999-05-20 First Light Technology, Inc. System and method for curing a resin disposed between a top and bottom substrate with thermal management
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