JPH10153789A - 液晶パネルのtcpリペア方法 - Google Patents
液晶パネルのtcpリペア方法Info
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Abstract
ことのない液晶パネルのTCPリペア方法及びこれに用
いる加熱治具を提供する。 【解決手段】 リペアが必要なTCPのACF接着箇所
を加熱してから剥離することによって、TCPの剥離性
を向上させ、TCPのリペアを容易にする。
Description
導電膜(以下ACFという)を介して接続されたTCP
(Tape Carrier Package)のリペア方法及びこれに用いる
加熱治具に関する。
接続を図8、図9に示す。図8、図9において、1は液
晶パネル、2はITO配線、3はTCP、4はACF、
7はACF中の導電粒子、5はTCPのCu配線、8は
ACFの接着剤としての樹脂成分、6はTCPのベース
フィルム、18は駆動素子である。なお、図9は図8に
おけるA−A断面図である。
子部のITO配線2とCu配線5との電気的な接続は、
ACF4中の導電粒子7によって行われている。
1の端子部にACF4を貼付ける。その上に顕微鏡等で
位置合わせを行ったTCP3を乗せ、該TCP3の上か
ら熱と圧力を加え、熱圧着する。すると、液晶パネル上
のITO配線2とTCP3上のCu配線5との間にAC
F4中の導電粒子7が挟まり、両者が電気的に接続され
る。このとき、熱及び圧力を加えたことによって、AC
F4中の樹脂成分8が硬化し、この両者が剥がれないよ
うに接続される。
の接続後、表示不良等が発生した場合は、TCP3を交
換(リペア)する必要がある。このリペア方法として
は、TCP3を液晶パネル1から引き剥がした後に、液
晶パネルに残存し、硬化したACF4をアルコール等で
ある程度除去し、更にヘラ等で除去した上で、再度新し
いACFとTCPとを貼付け、熱圧着を行うという作業
が行われていた。
来の技術においては、以下に示す問題点があった。
がす際に、ACF4の接着強度が強いため、液晶パネル
1の端面を損傷させてしまうという問題点があった。
しては主にエポキシ樹脂を用いるのが一般的であるが、
このエポキシ樹脂がアルコールでは除去されにくいとい
う問題点があった。
線2にカラーフィルタ等の有機薄膜9が積層されている
場合は、前記有機薄膜9が傷つき易いため、前記液晶パ
ネル1からTCP3を引き剥がす際に傷つけてしまうこ
とがあり、TCP3のリペアが非常に困難であったた
め、TCPを液晶パネルごと破棄せざるを得なくなり、
製造歩留が低下してしまうという問題点があった。
実にかつITO配線や有機薄膜を傷つけることのない液
晶パネルのTCPリペア方法を提供するものである。
液晶パネルのTCPリペア方法は、電極端子が形成され
た液晶パネルにACFを介してTCPが接続された液晶
パネルのTCPリペア方法において、前記TCPのうち
不良のTCPを加熱して前記液晶パネルから剥離する工
程と、再度液晶パネルにACFを塗布し、新たなTCP
を貼付る工程と、を有することを特徴とするものであ
る。
Pリペア方法は、請求項1記載の液晶パネルのTCPリ
ペア方法において、前記TCPを液晶パネルから剥離し
た後に、前記液晶パネルの電極端子部に残存したACF
を削取る工程を有することを特徴とするものである。
Pリペア方法は、請求項1記載の液晶パネルのTCPリ
ペア方法において、前記電極端子が有機薄膜と共に積層
されている場合、前記液晶パネルの電極端子部を、有機
洗浄剤を用いて洗浄する工程を有することを特徴とする
ものである。
Pリペア方法は、請求項1乃至3記載の液晶パネルのT
CPリペア方法において、TCPを液晶パネルから剥離
し、異方性導電膜を削取る前に、或いは有機洗浄剤を用
いて洗浄した後に、液晶パネルの電極端子部に残存した
異方性導電膜に有機溶剤を塗布し、一定時間経過後にこ
れを拭取る工程を有することを特徴とするものである。
Pリペア方法は、請求項1乃至4記載の液晶パネルのT
CPリペア方法において、前記TCPを加熱する手段
が、TCPの形状に対応させた加熱治具であって、前記
TCPを前記加熱治具を用いて加熱する際に、前記TC
Pと前記加熱治具との間にシリコンゴムを介在させるこ
とを特徴とするものである。
Pリペア方法は、請求項1乃至5記載の液晶パネルのT
CPリペア方法において、前記TCPを加熱する際、加
熱温度を150℃以上210℃以下とすることを特徴と
するものである。
る。
は、電極端子が形成された液晶パネルにACFを介して
TCPが接続された液晶パネルのTCPリペア方法にお
いて、TCPを加熱した後に剥離することによって、T
CP剥離の際に液晶パネルの端子を損傷する事なく剥離
させることが可能となる。
に、前記液晶パネルの電極端子部に残存したACFを削
取ることによって、ACFを確実に除去することが可能
となる。
されている場合、前記液晶パネルの電極端子部を、有機
洗浄剤を用いて洗浄することによって、前記電極端子及
び有機薄膜を損傷させる事なくACFを確実に除去する
ことが可能となる。前記有機洗浄剤としてはエポキシ樹
脂を溶かすトルエン等を用いることができる。
方性導電膜を削取る前に、或いは有機洗浄剤を用いて洗
浄した後に、液晶パネルの電極端子部に残存した異方性
導電膜に有機溶剤を塗布し、一定時間経過後にこれを拭
取ることによって、ACFを更に確実に除去することが
可能となる。前記有機溶剤としてはエポキシ樹脂を膨潤
させるN−メチルピロリドン等を用いることができる。
均等に加えるため、加熱治具とTCPとの間にシリコン
ゴムを介在させることが好ましい。
はACFと液晶パネルとの剥離性を向上させるために1
50℃以上とし、液晶パネルの背面に設けられた偏光板
に損傷を与えなくするために210℃以下とすることが
好ましい。
下に説明する。本実施の形態は、図10に示したよう
な、電極端子となるITO配線2とカラーフィルタ等の
有機薄膜9とが積層された液晶パネル1に、半熱硬化型
のACF4を介してTCP3が接続された液晶パネルに
関するTCPリペア方法について説明したものである。
リペア時には、ITO薄膜2の下に有機薄膜9が形成さ
れているため、ヘラ等を用いてACF4を削り取ること
ができないので、図1に示すフローに従ってTCPリペ
アを行う。以下、本実施の形態におけるTCPリペア方
法について説明する。
上から熱を与える。このとき、熱をTCPに均等に与え
るために、図2に示すようにTCP3と加熱治具11と
の間にシリコンゴム10を介在させることが好ましい。
本実施の形態においては、前記シリコンゴム10は厚み
が0.2mmのものを用いた。前記加熱治具11とし
て、本実施の形態では、図3の(a)に示されるよう
に、半田こて12の先端に加熱部14をビス13によっ
て固定したものを用いた。前記加熱部14は、底面形状
が図3の(b)に示すように平板状となっており、一度
に広範囲を加熱することができるとともに、加熱時に液
晶パネルに過度の熱や圧力を与えることを防ぐことがで
きるようになっている。なお、前記半田こて12は制御
部15によってスイッチのON,OFFや加熱温度の調
整等が制御されるものである。
部に圧力を加えず、熱のみを与えるようにする。こうす
ることによって、加熱されたACF4が液晶パネル1か
ら浮いた状態となり、加熱せずに剥離するよりも剥離し
やすくなる。
に所定温度の熱を与えた後、前記加熱治具11を外し、
ピンセット等を用いてTCP3を液晶パネル1から剥離
する。前記加熱温度は、150℃よりも小さいとACF
4と液晶パネル1との剥離性が悪くなり、液晶パネル1
に形成されたITO配線2や有機薄膜9を損傷させてし
まう。また、210℃よりも大きいと液晶パネル1の背
面に設けられた偏光板に80℃以上の熱が伝わり、偏光
板焼け等の損傷を与えてしまう。従って、前記加熱温度
は150℃〜210℃が好ましい。なお、本実施の形態
では、前記加熱温度として、図4に示されるようにTC
P3とACF4との間に温度計17に接続された熱電対
16を挿入し、8〜12秒程度加熱した時の温度とし
た。前記加熱温度は、液晶パネル1の機種やACF4の
材質等によってその最適値が左右されることがあるの
で、予め液晶パネル1の機種やACF4の材質毎にTC
P3の剥離に最適な温度を測っておき、TCPリペア時
にはその温度を参考にして加熱温度を設定すれば良い。
なお、前記熱電対16及び温度計17は、液晶パネル1
の機種毎の最適な加熱温度を測定するときに用いるもの
であり、実際のTCPリペア時に用いるものではない。
熱硬化型ACF4を、綿棒等に浸したトルエン等の有機
洗浄剤で前記ITO配線2と平行な方向に拭取り、前記
半熱硬化型ACF4を除去する。本実施の形態では、前
記有機洗浄剤としてリグロイン(キシダ化学製)を用い
た。
F4が残存した場合は、前記半熱硬化型ACF4の樹脂
成分であるエポキシ樹脂を膨潤させる働きがあるN−メ
チルピロリドン(以下NMPという)等の有機溶剤を残
存した半熱硬化型ACF4上に塗布し、前記残存した半
熱硬化型ACF4を軟化させ、1時間程度放置した後、
綿棒等で前記有機溶剤を拭取り、前記軟化させた半熱硬
化型ACF4を、再度綿棒等に浸した有機洗浄剤で前記
ITO配線2と平行な方向に拭取る。なお、前記NMP
を塗布し放置している間は他の作業を行うことが可能で
あるので、1時間程度の時間を有していても作業効率が
低下するものではない。
TO配線2上に塗布し、TCP3を貼付け、熱圧着を行
うことによって、TCPリペアが完了する。
た半熱硬化型ACF4が完全に除去できた場合は問題な
いが、場合によっては図5の(a)に示すように、再利
用可能な範囲で若干残る場合があるが、このような場合
はこれ以上残存する半熱硬化型ACF4を除去する必要
は無く、液晶パネル1とTCP3とを所定の位置より残
存するACF4を避けるようにずらして貼合せれば良
い。
なアライメントマークを用いて液晶パネルの電極端子部
とTCPとを位置合わせしている場合は、通常アライメ
ントマーク19をアライメントマーク20の中央に合わ
せるが、図5の(c)に示すように前記アライメントマ
ーク19とアライメントマーク20とを合わせることに
よって、前記アライメントマーク20の線幅分だけずら
して位置合わせを行うことが可能であるので、このよう
にずらして貼合せる際に前記残存するACFが邪魔にな
らない場合は、これ以上ACFを除去する必要はない。
を加熱剥離することによって、TCP3の剥離の際に液
晶パネル1に無理な力が加わることが無くなるので、前
記液晶パネル1の端面を損傷させる事なくTCP3を剥
離することができる。
ネル1に残存する半熱硬化型ACF4をリグロインを用
いて洗浄しているので、アルコールよりも効果的に前記
半熱硬化型ACF4を除去することができる。
記半熱硬化型ACF4が残存した場合においても、この
残存した半熱硬化型ACF4をヘラ等で削り取ることが
ないので、前記ITO配線2とこれに積層された有機薄
膜9とが傷ついたり剥離したりすることを防ぐことがで
きる。
態について以下に説明する。本実施の形態は、図9に示
したような、電極端子となるITO配線2が直接形成さ
れた液晶パネル1に、熱硬化型のACF4を介してTC
P3が接続された液晶パネルに関するTCPリペア方法
について説明したものである。本実施の形態において
は、ITO配線2に積層して有機薄膜が設けられていな
い点と、前記液晶パネル1とTCP3との接続に熱硬化
型のACF4が用いられている点において、実施の形態
1と異なっている。本実施の形態におけるTCPリペア
方法のフロー図を図6に示す。以下、図6、図9に基づ
いて、本実施の形態におけるTCPリペア方法について
説明する。
用いてTCPの上から熱を与え、ピンセット等を用いて
TCPを剥離する。
硬化型ACF4にNMP等の有機溶剤を残存した熱硬化
型ACF4上に塗布し、前記残存した熱硬化型ACF4
を軟化させ、3時間程度放置した後、綿棒等で前記有機
溶剤を拭取り、前記軟化させた熱硬化型ACF4を、綿
棒等に浸したトルエン等の有機洗浄剤で前記ITO配線
2と平行な方向に拭取る。本実施の形態でも実施の形態
1と同様に前記有機洗浄剤としてリグロインを用いた。
なお、前記NMPを塗布し放置している間は他の作業を
行うことが可能であるので、1時間程度の時間を有して
いても作業効率が低下するものではない。
とTCP3との接続を熱硬化型ACF4を用いて行った
場合、直接リグロインによって除去することができない
ので、最初にNMPを用いて軟化させた後にリグロイン
によって拭取ることが好ましい。
CF4が残存した場合は、ヘラ等を用いて前記残存した
熱硬化型ACF4を削り取る。本実施の形態のように、
液晶パネル1上に直接ITO配線2が設けられており、
端子部がITO薄膜以外に有機薄膜が形成されていない
場合は、ITO配線2が傷つきにくいため、リグロイン
によって洗浄するよりもヘラ等を用いて削り取った方が
効率的であるため好ましい。
O配線2上に塗布し、TCP3を貼付け、熱圧着を行う
ことによって、TCPリペアが完了する。
した熱硬化型ACF4が再利用可能な範囲で若干残る場
合があるが、この場合は実施の形態1と同様に液晶パネ
ル1とTCP3とを所定の位置より残存するACF4を
避けるようにずらして貼合せれば良い。
を加熱剥離することによって、TCP3の剥離の際に液
晶パネル1に無理な力が加わることが無くなるので、前
記液晶パネル1の端面を損傷させる事なくTCP3を剥
離することができる。
ネル1に残存する熱硬化型ACF4をNMPを用いて軟
化させた後、リグロインを用いて洗浄しているので、ア
ルコールで拭取るよりも効果的に前記熱硬化型ACF4
を除去することができる。
前記熱硬化型ACF4が残存した場合においても、ヘラ
等で削り取ることによって効果的に前記残存した熱硬化
型ACF4を除去することができる。
態について以下に説明する。本実施の形態は、図9に示
したような、電極端子となるITO配線2が直接形成さ
れた液晶パネル1に、半熱硬化型のACF4を介してT
CP3が接続された液晶パネルに関するTCPリペア方
法について説明したものである。本実施の形態において
は、ITO配線2に積層して有機薄膜が設けられていな
い点において、実施の形態1と異なっている。本実施の
形態におけるTCPリペア方法のフロー図を図7に示
す。以下、図7、図9に基づいて、本実施の形態におけ
るTCPリペア方法について説明する。
用いてTCP3の上から熱を与え、ピンセット等を用い
てTCP3を剥離する。
1のITO配線2上の半熱硬化型ACF4を、綿棒等に
浸したトルエン等の有機洗浄剤で前記ITO配線2と平
行な方向に拭取り、前記半熱硬化型ACF4を除去す
る。本実施の形態でも実施の形態1と同様に前記有機洗
浄剤としてリグロインを用いた。
残存した場合は、ヘラ等を用いて削り取る。本実施の形
態においては、実施の形態2と同様、液晶パネル1上
に、端子部がITO配線2以外に有機薄膜が形成されて
いないため、ヘラ等で削り取ることも可能である。
実施の形態1のように、NMP等の有機溶剤を残存した
半熱硬化型ACF4上に塗布し、前記残存した半熱硬化
型ACF4を軟化させ、1時間程度放置した後、綿棒等
で前記有機溶剤を拭取り、前記軟化させた半熱硬化型A
CF4を、再度綿棒等に浸した有機洗浄剤で前記ITO
配線2と平行な方向に拭取るようにしても良い。
TO配線2上に塗布し、TCP3を貼付け、熱圧着を行
うことによって、TCPリペアが完了する。
した半熱硬化型ACF4が再利用可能な範囲で若干残る
場合があるが、この場合は実施の形態1と同様に液晶パ
ネル1とTCP3とを所定の位置より残存するACF4
を避けるようにずらして貼合せれば良い。
を加熱剥離することによって、TCP3の剥離の際に液
晶パネル1に無理な力が加わることが無くなるので、前
記液晶パネル1の端面を損傷させる事なくTCP3を剥
離することができる。
ネル1に残存する半熱硬化型ACF4をリグロインを用
いて洗浄しているので、アルコールよりも効果的に前記
半熱硬化型ACF4を除去することができる。
前記半熱硬化型ACF4が残存した場合においても、ヘ
ラ等で削り取ることによって効果的に前記残存した半熱
硬化型ACF4を除去することができる。
ルのTCPリペア方法は、電極端子が形成された液晶パ
ネルにACFを介してTCPが接続された液晶パネルの
TCPリペア方法において、前記TCPのうち不良のT
CPを加熱して前記液晶パネルから剥離する工程と、再
度液晶パネルにACFを塗布し、新たなTCPを貼付る
工程と、を有することによって、TCP剥離の際に液晶
パネルの端子を損傷する事なく剥離させることができる
という効果を奏する。
た後に、前記液晶パネルの電極端子部に残存したACF
を削取る工程を有することによって、ACFを確実に除
去することができるという効果を奏する。
されている場合、前記液晶パネルの電極端子部を、有機
洗浄剤を用いて洗浄する工程を有することによって、前
記電極端子及び有機薄膜を損傷させる事なくACFを確
実に除去することができるという効果を奏する。
方性導電膜を削取る前に、或いは有機洗浄剤を用いて洗
浄した後に、液晶パネルの電極端子部に残存した異方性
導電膜に有機溶剤を塗布し、一定時間経過後にこれを拭
取る工程を有することによって、ACFを更に確実に除
去することができるという効果を奏する。
Pの形状に対応させた加熱治具であって、前記TCPを
前記加熱治具を用いて加熱する際に、前記TCPと前記
加熱治具との間にシリコンゴムを介在させることによっ
て、前記TCPの接着部を均一に加熱させることができ
るという効果を奏する。
を150℃以上210℃以下とすることによって、加熱
温度はACFと液晶パネルとの剥離性を向上させると共
に、液晶パネルの背面に設けられた偏光板に損傷を与え
ることなく前記TCPを剥離することができるという効
果を奏する。
ア方法を示すフロー図である。
る。
示す図である。
去された液晶パネルを示す図である。
ア方法を示すフロー図である。
ア方法を示すフロー図である。
ある。
の接続の様子を示す断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 電極端子が形成された液晶パネルに異方
性導電膜を介してTCPが接続された液晶パネルのTC
Pリペア方法において、 前記TCPのうち不良のTCPを加熱して前記液晶パネ
ルから剥離する工程と、 再度液晶パネルに異方性導電膜を塗布し、新たなTCP
を貼付る工程と、を有することを特徴とする液晶パネル
のTCPリペア方法。 - 【請求項2】 前記TCPを液晶パネルから剥離した後
に、前記液晶パネルの電極端子部に残存した異方性導電
膜を削取る工程を有することを特徴とする請求項1記載
のTCPリペア方法。 - 【請求項3】 前記電極端子が有機薄膜と共に積層され
ている場合、前記液晶パネルの電極端子部を、有機洗浄
剤を用いて洗浄する工程を有することを特徴とする請求
項1記載の液晶パネルのTCPリペア方法。 - 【請求項4】 TCPを液晶パネルから剥離し、異方性
導電膜を削取る前に、或いは有機洗浄剤を用いて洗浄し
た後に、液晶パネルの電極端子部に残存した異方性導電
膜に有機溶剤を塗布し、一定時間経過後にこれを拭取る
工程を有することを特徴とする請求項1乃至3記載の液
晶パネルのTCPリペア方法。 - 【請求項5】 前記TCPを加熱する手段が、TCPの
形状に対応させた加熱治具であって、前記TCPを前記
加熱治具を用いて加熱する際に、前記TCPと前記加熱
治具との間にシリコンゴムを介在させることを特徴とす
る請求項1乃至4記載の液晶パネルのTCPリペア方
法。 - 【請求項6】 前記TCPを加熱する際、加熱温度を1
50℃以上210℃以下とすることを特徴とする請求項
1乃至5記載の液晶パネルのTCPリペア方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31160196A JP3824362B2 (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 液晶パネルのtcpリペア方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31160196A JP3824362B2 (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 液晶パネルのtcpリペア方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10153789A true JPH10153789A (ja) | 1998-06-09 |
JP3824362B2 JP3824362B2 (ja) | 2006-09-20 |
Family
ID=18019220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31160196A Expired - Fee Related JP3824362B2 (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 液晶パネルのtcpリペア方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3824362B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000066953A (ko) * | 1999-04-22 | 2000-11-15 | 김영환 | 액정 패널의 데이터 패드부 |
CN100405152C (zh) * | 2005-03-10 | 2008-07-23 | 夏普株式会社 | 薄膜型配线基板的再生装置 |
WO2013125413A1 (ja) * | 2012-02-21 | 2013-08-29 | 住友電気工業 株式会社 | 接続体の接続箇所の修復方法及びそれに用いるリペアカッター |
JP5836507B2 (ja) * | 2013-10-29 | 2015-12-24 | 積水化学工業株式会社 | 再生電子部品の製造方法 |
-
1996
- 1996-11-22 JP JP31160196A patent/JP3824362B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN100405152C (zh) * | 2005-03-10 | 2008-07-23 | 夏普株式会社 | 薄膜型配线基板的再生装置 |
WO2013125413A1 (ja) * | 2012-02-21 | 2013-08-29 | 住友電気工業 株式会社 | 接続体の接続箇所の修復方法及びそれに用いるリペアカッター |
JP2013172005A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リペアカッターおよび修復方法 |
JP5836507B2 (ja) * | 2013-10-29 | 2015-12-24 | 積水化学工業株式会社 | 再生電子部品の製造方法 |
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---|---|
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