JP2002271004A - 実装部品の取り外し方法および液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

実装部品の取り外し方法および液晶表示装置の製造方法

Info

Publication number
JP2002271004A
JP2002271004A JP2001062515A JP2001062515A JP2002271004A JP 2002271004 A JP2002271004 A JP 2002271004A JP 2001062515 A JP2001062515 A JP 2001062515A JP 2001062515 A JP2001062515 A JP 2001062515A JP 2002271004 A JP2002271004 A JP 2002271004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
component
mounted component
adhesive
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001062515A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kanashige
健二 金重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2001062515A priority Critical patent/JP2002271004A/ja
Publication of JP2002271004A publication Critical patent/JP2002271004A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wire Bonding (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着材料による接着により基板上に実装され
た実装部品を、近接する部品や部材に損傷を与えること
なく取り外す方法を提供する。 【解決手段】 接着材料40による接着により基板18
上に実装された実装部品としての半導体チップ37を取
り外す方法である。この方法においては、半導体チップ
37と基板18との間の接着材料40による接着力を低
減させた後、半導体チップ37をその側面から押圧して
接着材料40による接着を解き半導体チップ37をほぼ
平行移動させて、半導体チップ37を基板から取り外
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着材料による接
着により基板上に実装された実装部品の取り外し方法に
関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】近年、
接着材料による接着により部品を基板上に実装する技術
が多用されてきている。
【0003】例えば、異方性導電材を用いた実装におい
ては、樹脂材料中に導電性粒子を分布させて形成された
異方性導電材を挟んで、多数のバンプを備えた半導体チ
ップなどの部品を、これらバンプに対向する電極を備え
る基板に圧着し、導電性粒子によって対向するバンプと
電極を電気的に接続する。そして、異方性導電材の樹脂
材料を硬化させることによって基板と部品とが接合され
た状態を保持させて、部品と基板との間の電気的接続お
よび機械的接続を行って部品を基板上に実装する。
【0004】また、半導体チップなどの部品に形成され
たバンプと、それに対向して基板に形成された電極とを
導電性ペーストを介して電気的に接続するとともに、部
品と基板との対向領域に介在させた樹脂材料によって部
品と基板とを機械的に接合する、導電性ペースト接合を
用いた実装も知られている。あるいは、バンプと電極と
を直接圧接してそれらを電気的に接続し、部品と基板と
の対向領域に介在させた樹脂材料によって部品と基板と
を機械的に接合する、バンプ圧接接合による実装も知ら
れている。
【0005】ところで、部品の不良、または、部品と基
板との接続における不良が、部品実装の後に発見された
場合には、部品を取り外して交換する必要がある。しか
し、前述した部品実装技術においては、部品と基板とを
接合する樹脂材料が一旦硬化すると、部品または基板を
破損させることなく部品を取り外すことが困難であると
いう問題があった。
【0006】そのような問題を解決するための技術とし
て、例えば、特開平9−115967号公報に開示され
た技術がある。しかしながら、この技術においては、部
品に嵌合する凹部を有する剥離用治具を部品に嵌合させ
た状態で、凹部を中心に回転させる必要があるため、部
品が他の部材や部品に近接している場合には、剥離用治
具がそのような近接する部材と干渉してしまい、近接す
る部品や部材に損傷を与える可能性があった。
【0007】本発明は、上記のような点に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、接着材料による接着によ
り基板上に実装された実装部品を、近接する部品や部材
に損傷を与えることなく取り外すことができる、実装部
品の取り外し方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明に係る実
装部品の取り外し方法は、基板上に接着された実装部品
の取り外し方法であって、前記実装部品に接着面とほぼ
平行方向の力を加え前記実装部品を前記基板に対してほ
ぼ平行移動させるせん断工程と、前記せん断工程により
前記基板から剥離した前記実装部品を前記基板から取り
外す取り外し工程と、を有することを特徴としている。
【0009】本発明によれば、実装部品に接着面とほぼ
平行方向の力を加え実装部品を基板に対してほぼ平行移
動させる。したがって、力の方向を適切に選択すること
によって、実装部品に近接する部品や部材に損傷を与え
ることなく実装部品を取り外すことができる。実装部品
としては、半導体チップなどの能動素子、抵抗やコンデ
ンサなどの受動素子、または機構部品、あるいはそれら
を組み合わせた部品などが考えられる。また、接着材料
としては、エポキシ系、アクリル系、またはシリコーン
系の樹脂材料、あるいはそれら2つ以上を混合した樹脂
材料が使用できる。これらの接着材料は光硬化性や熱硬
化性を備えるよう形成されていてもよい。さらには、接
着材料として、それらの樹脂材料中にほぼ均等に離散し
た状態で導電性粒子が分布するように混合して形成され
た異方性導電材または異方性導電膜を用いてもよい。
【0010】(2) 本発明に係る実装部品の取り外し
方法は、 前記せん断工程に先立ち、前記実装部品と前
記基板との接着力を低減させる接着力低減工程をさらに
有することを特徴としている。
【0011】本発明によれば、接着材料による接着力を
低減させる接着力低減工程の後に前記実装部品に接着面
とほぼ平行方向の力が加えられるため、接着力低減工程
なしで力を加える場合に比べて小さい力で実装部品と基
板との間の接着を解くことができる。また、過大な力の
印加によって実装部品または基板を破損させる可能性も
低下する。接着力を低減させる具体的な手段としては、
接着材料によって、所定温度以上への加熱、所定温度以
下への冷却、溶剤の注入などが考えられる。
【0012】(3) また、前記基板と前記実装部品と
は接着材料を介して接着されていてもよい。
【0013】(4) 本発明に係る実装部品の取り外し
方法は、前記接着材料が所定温度以上で接着力が低減す
る材料であり、前記接着力低減工程においては、前記接
着材料を前記所定温度以上に加熱することを特徴として
いる。
【0014】本発明によれば、加熱によって容易に接着
力を低減させることができ、その状態で実装部品と基板
との間の接着を解くことができる。
【0015】(5) また、前記所定温度は前記接着材
料が軟化し始める温度であることが好ましい。
【0016】(6) 本発明に係る実装部品の取り外し
方法は、前記せん断工程においては、前記実装部品の側
面に当接させた押圧部材を介して前記実装部品に接着面
とほぼ平行方向の力を加えるようにしてもよい。
【0017】(7) また、本発明に係る実装部品の取
り外し方法は、前記接着材料が、樹脂材料中に導電性粒
子がほぼ均等に離散した状態で分布する異方性導電材で
ある場合であっても適用できる。
【0018】(8) さらに、本発明に係る実装部品の
取り外し方法は、接着材料による接着によって基板上に
実装されている半導体チップの取り外しにも適用でき
る。
【0019】(9) 本発明に係る液晶表示装置の製造
方法は、液晶パネルを構成する一対の基板のうち少なく
とも一方の基板上に実装部品を接着する実装工程を有す
る液晶表示装置の製造方法であって、前記実装工程後に
請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の実装部品の
取り外し方法を用いて前記実装部品を取り外すことを特
徴としている。
【0020】本発明によれば、液晶パネルの一方の基板
に、他方の基板の端面に近接して、実装された実装部品
であっても、適切に印加する力の方向を選択することに
よって基板などの部材に損傷を与えることなく容易に取
り外すことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、図面を参照しながら、さらに具体的に説明す
る。
【0022】1. <液晶パネル> 図1は、本実施形態の実装部品としての半導体チップ3
7が第1基板18へ異方性導電膜を用いて実装された液
晶パネル10を模式的に示す斜視図である。図2は、液
晶パネルにおいて半導体チップ37が実装されている付
近を模式的に示す部分断面図である。
【0023】この例では、液晶パネル10を、第1基板
18と第2基板14との間に液晶16が封入されて構成
されたSTN形のパッシブマトリックス液晶パネルとし
て示している。第1基板18は、第2基板14とは対向
しない張り出し領域19を備え、張り出し領域19には
液晶パネル10を駆動する駆動回路を含む半導体チップ
(ベアチップ)37が、異方性導電材としての異方性導
電膜40により接着されて実装されている。また、張り
出し領域19には半導体チップ37が搭載された領域ま
で延在する配線パターン20が形成されている。
【0024】異方性導電膜40は、絶縁性の樹脂材料4
2およびその樹脂材料42内にほぼ均等に離散して分布
するように混入された導電性粒子41を含んでフィルム
状に形成されている。半導体チップ37に形成されたバ
ンプ38と、そのバンプ38に対応して第1基板18
(張り出し領域19)上に形成された配線パターン20
とは異方性導電膜40の導電性粒子41によって電気的
に接続されている。その接続状態を保持して半導体チッ
プ37と第1基板18とが異方性導電膜40の樹脂材料
42によって接着されている。
【0025】なお、図1や図2などでは、半導体チップ
37や張り出し領域19の大きさを模式的に大きく描い
てあるが、半導体チップ37の幅が1mm程度しかない
ものや、半導体チップ37と第2基板14との間隔が
0.5mm程度しかないものも珍しくない。
【0026】第2基板14は、張り出し領域19の大き
さだけ第1基板18より小さく、第1基板18に対向す
る。一対の基板14,18の外側には偏光板12が配置
されており、偏光板12と第1基板18または第2基板
14との間には、STN液晶による着色を取り除くため
に図示しない位相差板が配置されている。
【0027】2. <実装部品の取り外し方法> ここで、接着材料としての異方性導電膜40によって接
着されて第1基板18上に接着された実装部品としての
半導体チップ37の取り外し方法について説明する。こ
のような取り外しは、例えば、半導体チップ37を液晶
パネル10の第1基板18へ前述した異方性導電膜40
を用いて実装した後に、検査工程などで半導体チップ3
7の動作不良が発見された場合に、半導体チップ37の
交換を可能にするために行われる。
【0028】まず、接着材料としての異方性導電膜40
を所定温度例えば250〜270℃以上に加熱すること
によって、異方性導電膜40を介した半導体チップ37
と第1基板18との間の接着力を低減させる。このよう
な加熱は、例えば図3に模式的な側面図として示すよう
に、加熱ツール70を半導体チップ37の上面のほぼ全
体に当接させて、半導体チップ37を介して異方性導電
膜40を加熱することによって行うことができる。この
ように、接着材料としての異方性導電膜40への加熱が
半導体チップ37を介して行われるため、第1基板18
を介して加熱する場合に比べて液晶パネル10自体への
加熱による影響を低減することができる。
【0029】なお、エポキシ樹脂は、所定温度以上に熱
すると接着力が低下することが知られている。したがっ
て、接着材料としての異方性導電膜40の樹脂材料42
として、このような材料を用いていれば、所定温度以上
の温度とすることによって接着力を低下させることがで
きる。また、熱硬化性樹脂の場合、この所定温度は、熱
硬化温度より高い温度であることが一般的であり、例え
ば、この所定温度が250〜270℃の樹脂では熱硬化
温度が220℃程度である。そのため、加熱による接着
力の低減は熱硬化性樹脂の場合でも可能である。
【0030】次に、実装部品としての半導体チップ37
の側面(接着面とほぼ直交する面)に力を加えて接着面
にせん断応力を生じさせて接着材料による接着を解き、
半導体チップ37を接着面とほぼ平行に移動させる。こ
の側面への加圧方法は、例えば図4に模式的な側面図と
して示したように、半導体チップ37の1つの側面のほ
ぼ全体に押圧部材80を当接させ、押圧部材80を介し
て力を加えることによって行うことができる。なお、側
面に力を加えるのに先立って、第1基板18あるいは液
晶パネル10を図示しない位置決め部材などによって固
定しておく。
【0031】このように、半導体チップ37を側面のほ
ぼ全面に押圧部材80が当接するようにして力を加える
ことによって、半導体チップ37の一部に応力が集中し
て半導体チップ37が破損する可能性が低下するととも
に、安定した加圧が可能となる。また、半導体チップの
力を加える側面は周囲の状況に応じて選択することがで
きる。図4においては半導体チップ37の長い方の側面
に力を加える例を示したが、半導体チップ37の短い方
の側面のいずれかに力を加えてもよい。
【0032】そして、前述した加圧により第1基板18
との間の接着が解かれた半導体チップ37を第1基板1
8から取り外す。
【0033】本実施形態における実装部品の取り外し方
法によれば、実装部品としての半導体チップ37の側面
に力を加えて接着材料としての異方性導電膜40による
接着を解いて半導体チップ37を接着面とほぼ平行に移
動させる。したがって、力を加える面を適切に選択する
ことによって、半導体チップ37に近接する部品や部材
に損傷を与えることなく半導体チップ37を取り外すこ
とができる。
【0034】また、取り外す実装部品には直線方向の力
を加えることができればよいので、実装部品に力を加え
る押圧部材80を複雑な形状にする必要がないし、実装
部品の周囲の構造に関しては、他の部品を押圧部材80
が配置される位置だけに設けないようにするか、もしく
は他の部品の高さを実装部品の高さよりも低くする程度
でよいので、構造の制約を最小限にとどめることができ
る。
【0035】また、所定温度以上への加熱などによって
異方性導電膜40による接着力を低減させた後に力が加
えられるため、接着力を低減させることなく力を加える
場合に比べて小さい力で半導体チップ37と第1基板1
8との間の接着を解くことができる。また、過大な力の
印加によって半導体チップ37または第1基板18を破
損させる可能性も低下する。
【0036】3. <変形例> 3.1 前述した実施形態においては、加熱によって
接着材料の接着力を低減させた後に実装部品としての半
導体チップ37の側面に力を加えて接着を解く例を示し
た。しかしながら、接着材料を冷却することや、接着材
料を溶剤にさらすことによって接着力を低下させた後
に、実装部品をその側面から押圧して接着を解くように
してもよい。
【0037】3.2 また、上述した実施形態におい
ては実装部品としての半導体チップ37を第1基板18
に接着する接着材料への加熱が半導体チップ37を介し
て行われる例を示したが、第1基板18を介して接着材
料を加熱するようにしてもよいし、第1基板18および
半導体チップ37(実装部品)を介して接着材料を加熱
するようにしてもよい。
【0038】3.3 前述した実施形態においては、
実装部品としての半導体チップ37が接着材料を用いて
実装される第1基板18が液晶パネル10の第1基板1
8である例を示した。しかしながら、実装部品例えば半
導体チップ37が接着材料を用いて実装される基板は、
通常の回路基板や配線基板であってもよい。また、半導
体チップ37が接着材料を用いて実装される基板は、リ
ジッド基板であってもよいし、フレキシブル基板であっ
てもよい。さらに、基板の材料としては、ガラス、フェ
ノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエス
テル、テフロン(登録商標)、セラミック、ダイアモン
ドなどのいずれか、または、いずれか2つ以上の組み合
わせであってもよい。
【0039】3.4 さらに、前述した実施形態にお
いては、異方性導電材としてフィルム状に形成された異
方性導電膜40を使用する例を示した。しかしながら、
異方性導電材は、接着用樹脂およびその接着用樹脂内に
ほぼ均等に離散して適切に分布するように混入された導
電性粒子を含んでいるのであれば、必ずしもフィルム状
でなくともよく、適度な粘性を持つ流体状のものを所定
の領域に配置するようにして用いてもよい。
【0040】3.5 前述した実施形態においては、
液晶パネルとして、STN形のパッシブマトリックス液
晶パネルの例を示したが、液晶パネルとしては、これに
限らない。例えば、駆動方式で言えば、パネル自体にス
イッチング素子を用いないスタティック駆動型の液晶パ
ネル、また、三端子型のスイッチング素子例えばTFT
(Thin Film Transistor)あるいは二端子型スイッチン
グ素子例えばTFD(Thin Film Diode)やMIM(Met
al-Insulator-Metal)を用いたアクティブマトリックス
型の液晶パネルを用いることもできる。また、電気光学
特性で言えば、TN型、STN型、ゲストホスト型、相
転移型、強誘電型など、種々のタイプの液晶パネルを用
いることもできる。
【0041】3.6 前述した実施形態においては、
押圧部材80を半導体チップ37に押し付ける例を示し
たが、押圧部材80の実装部品と接する面に粘着材や接
着材や磁石などといった実装部品と接着する機能をもた
せ、その押圧部材80を実装部品と接着し、実装部品を
引っ張ってもかまわない。
【0042】3.7 本発明は前述した各実施形態に
限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内、また
は、特許請求の範囲の均等範囲内で、各種の変形実施が
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体チップが一方の基板へ異方性導電膜を用
いて実装された液晶パネルを模式的に示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示した液晶パネルにおいて半導体チップ
が実装されている付近を模式的に示す部分断面図であ
る。
【図3】加熱ツールによって半導体チップを介して異方
性導電膜を加熱する様子を示す模式的な側面図である。
【図4】半導体チップの1つの側面に押圧部材を当接さ
せて押圧する様子を示す模式的な側面図である。
【符号の説明】
10 液晶パネル 18 第1基板(基板) 19 張り出し領域 37 半導体チップ(実装部品) 40 異方性導電膜(接着材料) 41 導電性粒子 42 樹脂材料 80 押圧部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に接着された実装部品の取り外し
    方法であって、 前記実装部品に接着面とほぼ平行方向の力を加え前記実
    装部品を前記基板に対してほぼ平行移動させるせん断工
    程と、 前記せん断工程により前記基板から剥離した前記実装部
    品を前記基板から取り外す取り外し工程と、 を有することを特徴とする実装部品の取り外し方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記せん断工程に先立ち、前記実装部品と前記基板との
    接着力を低減させる接着力低減工程をさらに有すること
    を特徴とする実装部品の取り外し方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記基板と前記実装部品とは接着材料を介して接着され
    ていることを特徴とする実装部品の取り外し方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記接着材料は所定温度以上で接着力が低減する材料で
    あり、 前記接着力低減工程においては、前記接着材料を前記所
    定温度以上に加熱することを特徴とする実装部品の取り
    外し方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記所定温度は前記接着材料が軟化し始める温度である
    ことを特徴とする実装部品の取り外し方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかにお
    いて、 前記せん断工程においては、前記実装部品の側面に当接
    させた押圧部材を介して前記実装部品に接着面とほぼ平
    行方向の力を加えることを特徴とする実装部品の取り外
    し方法。
  7. 【請求項7】 請求項3ないし請求項5のいずれかにお
    いて、 前記接着材料は、樹脂材料中に導電性粒子がほぼ均等に
    離散した状態で分布する異方性導電材であることを特徴
    とする実装部品の取り外し方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかにお
    いて、 前記実装部品は、半導体チップであることを特徴とする
    実装部品の取り外し方法。
  9. 【請求項9】 液晶パネルを構成する一対の基板のうち
    少なくとも一方の基板上に実装部品を接着する実装工程
    を有する液晶表示装置の製造方法であって、 前記実装工程後に請求項1ないし請求項8のいずれかに
    記載の実装部品の取り外し方法を用いて前記実装部品を
    取り外す工程を有することを特徴とする液晶表示装置の
    製造方法。
JP2001062515A 2001-03-06 2001-03-06 実装部品の取り外し方法および液晶表示装置の製造方法 Withdrawn JP2002271004A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001062515A JP2002271004A (ja) 2001-03-06 2001-03-06 実装部品の取り外し方法および液晶表示装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001062515A JP2002271004A (ja) 2001-03-06 2001-03-06 実装部品の取り外し方法および液晶表示装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002271004A true JP2002271004A (ja) 2002-09-20

Family

ID=18921639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001062515A Withdrawn JP2002271004A (ja) 2001-03-06 2001-03-06 実装部品の取り外し方法および液晶表示装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002271004A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009004603A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 基板の製造方法
JP2010121134A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Nitto Denko Corp 貼り合わされた板の剥離方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009004603A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 基板の製造方法
JP2010121134A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Nitto Denko Corp 貼り合わされた板の剥離方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5095353B2 (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
US6952250B2 (en) Pressure-welded structure of flexible circuit boards
CN101504924B (zh) 电光装置的制造方法、电光装置
KR20050112506A (ko) 집적 회로 칩, 전자 디바이스 및 그 제조 방법 및 전자기기
KR970066683A (ko) 액정장치, 액정장치의 제조방법 및 전자기기
JP2003114446A (ja) 回路基板の接続構造及び該接続構造を備えた液晶表示装置並びに液晶表示装置の実装方法
JP4740662B2 (ja) 表示装置及びその製造方法
JP2002271004A (ja) 実装部品の取り外し方法および液晶表示装置の製造方法
KR20080020841A (ko) 표시 패널의 전극 접속 장치 및 그 방법
KR101524975B1 (ko) 칩 제거용 공구 및 이를 이용한 칩 제거 방법
JP2827650B2 (ja) 熱圧着方法および圧着用部材
JP3823732B2 (ja) 導電材接続部品の基板への実装方法
JP2005241827A (ja) 液晶表示装置
JP3054944B2 (ja) 表示装置の製造方法
JP2005129757A (ja) 半導体装置の接続方法
WO2009150940A1 (ja) 部品の接合装置及び接合方法
JPH10319419A (ja) 液晶表示装置
JP5044252B2 (ja) 表示装置の製造方法
JP2002244146A (ja) 不透明基板を具えたフラットパネルディスプレイの内部連接方法とそれにより形成される装置
KR101358907B1 (ko) 표시 장치의 제조 방법
KR20080018027A (ko) 탭 패키지 및 탭 패키지 리워크 방법
KR100457550B1 (ko) 디스플레이 패널과 컨트롤러를 연결하는 드라이버 모듈의 재활용 방법.
JP2003203945A (ja) 配線基板およびこれを用いた表示装置
JP2003249525A (ja) 表示パネルの製造方法
JP2007256723A (ja) 電気光学装置の製造方法及び電気光学装置の製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080513