JPH101507A - 重合性組成物およびその硬化物 - Google Patents
重合性組成物およびその硬化物Info
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- JPH101507A JPH101507A JP15506696A JP15506696A JPH101507A JP H101507 A JPH101507 A JP H101507A JP 15506696 A JP15506696 A JP 15506696A JP 15506696 A JP15506696 A JP 15506696A JP H101507 A JPH101507 A JP H101507A
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Abstract
失する重合開始剤、増感剤、酸硬化性化合物からなる重
合性組成物およびその硬化物を提供する。 【解決手段】オニウムカチオンと、一般式(1)のボレ
ートアニオンとからなるオニウムボレート錯体である重
合開始剤(A)、増感剤(B)および酸硬化性化合物
(C)からなる重合性組成物よびその硬化物。 一般式(1) [BYm Zn ]- (ただし、Yはフッ素または塩素、Zはフッ素、シアノ
基、ニトロ基、トリフルオロメチル基の中から選ばれる
少なくとも2つの電子吸引性基で置換されたフェニル
基、mは0〜3の整数、nは1〜4の整数を表し、m+
n=4である。)
Description
びその硬化物に関する。さらに詳しくは、酸硬化性化合
物を、エネルギー線および/または熱により、短時間に
重合あるいは硬化させ、例えば、成型樹脂、注型樹脂、
光造形用樹脂、封止剤、歯科用重合レジン、印刷イン
キ、塗料、印刷版用感光性樹脂、印刷用カラープルー
フ、カラーフィルター用レジスト、プリント基板用レジ
スト、半導体用フォトレジスト、マイクロエレクトロニ
クス用レジスト、ホログラム材料、オーバーコート材、
接着剤、粘着剤、離型剤、光記録媒体、各種デバイス等
の分野において、良好な物性を持った硬化物を得るため
の重合性組成物およびその硬化物に関する。
等のカチオン重合を開始する化合物として、芳香族ジア
ゾニウム塩、ヨードニウム塩、スルホニウム塩等で代表
されるオニウム塩類および金属アレーン錯体が既に知ら
れており、例えば、米国特許第4069054号、同第
4450360号、同第4576999号、同第464
0967号、カナダ国特許第1274646号およびヨ
ーロッパ特許第203829号において開示されてい
る。またこれらは、Advances in Poly
mer Science 62, Initiator
s − PolyReactions − Optic
al Activity,1頁〜48頁,Spring
er−Verlag(1984年)、「最新UV硬化技
術」、技術情報協会編、29頁(1991年)などにま
とめられている。
ンを有するヨードニウム化合物が、光カチオン重合の開
始剤として良好な特性を示すことが報告されている。
C.Priouら〔(ラドテック・' 94・ノースアメ
リカ・プロシーディングス(RadTech ’94
North America Proc.,)第1巻,
187頁(1994年)およびポリメリック・マテリア
ルズ・サイエンス・アンド・エンジニアリング(Pol
ym.Mater.Sci.Eng.,),第72巻,
417頁、(1995年)〕によると、ジフェニルヨー
ドニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
トは、従来のジフェニルヨードニウムヘキサフルオロア
ンチモネートよりも、エポキシシリコンの重合に対し、
より高い重合特性を有し、かつ毒性も小さいことが報告
されている。さらに、特開平6−184170号ならび
に国際特許第95/03338号公報においては、新規
なオニウム有機硼酸塩および金属アレーン有機硼酸塩
(例えば、ヨードニウム、スルホニウム、セレノニウ
ム、ホスホニウム、アンモニウム、鉄アレーン)が提案
されている。
ざまなオニウム塩が検討されているが、より一層の高い
感度を示し、各種有機材料や樹脂への溶解性が高く、副
生したルイス酸が反応系にいつまでも残存しない重合性
組成物が求められている。
産業上有用なものとして、トリアリールスルホニウム塩
または鉄アレーン錯体が提案されており、これらの中で
高い感度特性を与えるアニオンとしては、ヘキサフルオ
ロアンチモネートが好適であるとされている。しかし、
ヘキサフルオロアンチモネートを含有するオニウム塩に
は毒性の危険があり、それ以外のアニオン、例えば、ヘ
キサフルオロホスフェート等では、感度特性に劣るとい
った欠点がある。また、上記したオニウム塩の内、テト
ラフルオロボレート、ヘキサフルオロホスフェート、ヘ
キサフルオロアンチモネート塩の場合、一般的に各種有
機材料や樹脂への溶解性が必ずしも満足するレベルにな
いことがあり、溶解性を向上させうるためのアニオン種
の開発も課題の一つであった。さらに、これらのオニウ
ム塩はいずれも、その分解によって副生したルイス酸が
反応系にいつまでも残存し、金属等の腐食の原因になる
などの根本的な問題を内在している。
いるジフェニルヨードニウムテトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)ボレートは、エポキシシリコンの重合に対
しては、従来のジフェニルヨードニウムヘキサフルオロ
アンチモネートよりも、各種有機材料や樹脂への溶解性
が高く、より高い重合特性を有すると報告されている
が、さらなるの高い感度を示す重合性組成物が求められ
ていた。
問題点を考慮し解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発
明に至った。すなわち、本発明における第一の発明は、
オニウムカチオンと、一般式(1)のボレートアニオン
とからなるオニウムボレート錯体である重合開始剤
(A)、増感剤(B)および酸硬化性化合物(C)を含
む重合性組成物であり、 一般式(1) [BYm Zn ]- (ただし、Yはフッ素または塩素、Zはフッ素、シアノ
基、ニトロ基、トリフルオロメチル基の中から選ばれる
少なくとも2つの電子吸引性基で置換されたフェニル
基、mは0〜3の整数、nは1〜4の整数を表し、m+
n=4である。) 第二の発明は、これら重合性組成物の硬化物である。
明する。まず初めに、本発明の重合開始剤(A)につい
て説明する。本発明の重合開始剤(A)を構成するオニ
ウムカチオンとは、一般式(2)〜一般式(5)から選
ばれるオニウムカチオンをあげることができる。 一般式(2)
(5)に共通して、それぞれ独立に、フッ素、塩素、臭
素、水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、シアノ
基、ニトロ基、アジド基で置換されていても良いC6 〜
C18の単環、縮合多環アリール基を表し、Cpは、シク
ロペンタジエニル基を表す。さらに、隣接した、Ar同
士は、互いに共有結合によって環構造を形成していても
よい。)
て、その還元電位が高いこと、すなわち、電子受容性が
高いことがあげられる。そのため、後で述べる増感剤
(B)と組み合わせた場合、増感剤(B)からの光電子
移動反応によって、容易に分解し、酸を発生する。
するオニウムカチオン中の置換基について説明する。本
発明の重合開始剤(A)を構成する一般式(2)〜一般
式(5)で表されるオニウムカチオンにおける置換基A
rとしては、
ル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で
置換されていても良いC6 〜C18の単環、縮合多環アリ
ール基があげられる。したがって具体的には、フェニル
基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、9−アンスリル
基、9−フェナントリル基、1−ピレニル基、5−ナフ
タセニル基、1−インデニル基、2−アズレニル基、1
−アセナフチル基、9−フルオレニル基、o−トリル
基、m−トリル基、p−トリル基、2,3−キシリル
基、2,5−キシリル基、メシチル基、p−クメニル
基、p−ドデシルフェニル基、p−シクロヘキシルフェ
ニル基、4−ビフェニル基、o−フルオロフェニル基、
m−クロロフェニル基、p−ブロモフェニル基、p−ヒ
ドロキシフェニル基、m−カルボキシフェニル基、o−
メルカプトフェニル基、p−シアノフェニル基、m−ニ
トロフェニル基、m−アジドフェニル基等があげられる
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
式(2)〜一般式(5)で表されるオニウムカチオンの
構造の具体例をあげる。
ヨードニウムカチオン):
ル)ヨードニウム、ビス(p−オクチルフェニル)ヨー
ドニウム、ビス(p−オクタデシルフェニル)ヨードニ
ウム、ビス(p−オクチルオキシフェニル)ヨードニウ
ム、ビス(p−オクタデシルオキシフェニル)ヨードニ
ウム、フェニル(p−オクタデシルオキシフェニル)ヨ
ードニウムなど。
ルスルホニウムカチオン):
トリル)スルホニウム、トリス(フェニル)スルホニウ
ム、トリス(2,6−ジメチルフェニル)スルホニウ
ム、トリス(p−シアノフェニル)スルホニウム、トリ
ス(p−クロロフェニル)スルホニウムなど。
ルスルホキソニウムカチオン):
(p−トリル)スルホキソニウム、トリス(フェニル)
スルホキソニウム、トリス(2,6−ジメチルフェニ
ル)スルホキソニウム、トリス(p−シアノフェニル)
スルホキソニウム、トリス(p−クロロフェニル)スル
ホキソニウムなど。
る一般式(1)で表されるボレートアニオンにおける置
換基Zとしては、3,5−ジフルオロフェニル基、2,
4,6−トリフルオロフェニル基、2,3,4,6−テ
トラフルオロフェニル基、ペンタフルオロフェニル基、
2,4−ビス(トリフルオロメチル)フェニル基、3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル基、2,4,
6−トリフルオロ−3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル基、3,5−ジニトロフェニル基、2,
4,6−トリフルオロ−3,5−ジニトロフェニル基、
2,4−ジシアノフェニル基、4−シアノ−3,5−ジ
ニトロフェニル基、4−シアノ−2,6−ビス(トリフ
ルオロメチル)フェニル基等があげられるが、本発明は
これらに限定されるものではない。
ボレートアニオンの構造として、具体的には、ペンタフ
ルオロフェニルトリフルオロボレート、3,5−ビス
(トリフルオロメチル)フェニルトリフルオロボレー
ト、ビス(ペンタフルオロフェニル)ジフルオロボレー
ト、ビス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニ
ル]ジフルオロボレート、トリス(ペンタフルオロフェ
ニル)フルオロボレート、トリス[3,5−ビス(トリ
フルオロメチル)フェニル]フルオロボレート、テトラ
キス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、テトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート等があげられる。
ートアニオンの構造として、好ましいものは、テトラキ
ス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボ
レートおよびテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボ
レートであり、最も好ましいものは、テトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレートである。この理由とし
て、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートア
ニオンをもつ重合開始剤(A)は、酸硬化性化合物
(C)の重合ないし硬化に対して、最も高い感度特性を
示し、かつ熱安定性が高く、溶剤に対する溶解性も良好
な点があげられる。
構成する好ましいオニウムボレート錯体の具体例として
は、以下に掲げるものをあげることができるが、本発明
は、なんらこれらに限定されるものではない。
レートの例:ジアリールヨードニウムテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレートの例:ジフェニルヨード
ニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、ビス(p−オクタデシルフェニル)ヨードニウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ビス
(p−オクタデシルオキシフェニル)ヨードニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、フェニル
(p−オクタデシルオキシフェニル)ヨードニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
ンタフルオロフェニル)ボレートの例:トリフェニルス
ルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、トリス(p−トリル)スルホニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリス(2,6
−ジメチルフェニル)スルホニウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレート、トリス(p−シアノフェ
ニル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレートなど。
(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:トリフェニ
ルスルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、トリス(p−トリル)スルホキソニウム
テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリ
ス(2,6−ジメチルフェニル)スルホキソニウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリス
(p−シアノフェニル)スルホキソニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
メチル)フェニル]ボレート
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの
例:ジフェニルヨードニウムテトラキス[3,5−ビス
(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ビス(p
−オクタデシルフェニル)ヨードニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、ビス(p−オクタデシルオキシフェニル)ヨード
ニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、フェニル(p−オクタデシル
オキシフェニル)ヨードニウムテトラキス[3,5−ビ
ス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートなど。
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ートの例:トリフェニルスルホニウムテトラキス[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、
トリス(p−トリル)スルホニウムテトラキス[3,5
−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ト
リス(2,6−ジメチルフェニル)スルホニウムテトラ
キス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]
ボレート、トリス(p−シアノフェニル)スルホニウム
テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェ
ニル]ボレートなど。
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ートの例:トリフェニルスルホキソニウムテトラキス
[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレ
ート、トリス(p−トリル)スルホキソニウムテトラキ
ス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボ
レート、トリス(2,6−ジメチルフェニル)スルホキ
ソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル]ボレート、トリス(p−シアノフェニ
ル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリ
フルオロメチル)フェニル]ボレートなど。
レート錯体も、好ましい例としてあげられる。
線、特に光の照射によって、容易に分解して、強い酸を
発生するという特徴を有する。ここで発生する酸は、従
来知られていたBF4 - 、PF6 - 、AsF6 - 、Sb
F6 - といったアニオンをもつオニウム塩よりも、強い
酸であると考えられる。しかも、分解して、酸を発生し
た後に加熱することにより、酸が残存しないといった特
徴を有する。
ニウムボレート錯体は、高い電子受容性を有し、エネル
ギー線の照射による分解を受けやすいため、重合性組成
物とした際に高い感度を与える。これらオニウムボレー
ト錯体の電子受容性は、ポーラログラフィーもしくは、
サイクリックボルタンメトリー等の電気化学的測定法で
求められる還元電位で説明できる。なお、本明細書中で
述べているオニウムボレート錯体の還元電位は、ジャー
ナル・オブ・ポリマー・サイエンス・パートA・ポリマ
ー・ケミストリー(J.Polym.Sci.,A,P
olym.Chem.)、第28巻、3137頁(19
90年)や、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル
・ソサエティー(J.Am.Chem.Soc.)、第
106巻、4121頁(1984年)記載の方法で、容
易に測定が可能である。
来知られていたBF4 - 、PF6 -、AsF6 - 、Sb
F6 - といったアニオンをもつオニウム塩よりも、種々
の有機溶媒やポリマー、オリゴマーに対する相溶性、溶
解性が極めて高いことがあげられる。
は、以下に示す増感剤(B)と組み合わせることによっ
て、エネルギー線に対する活性をさらに高め、あるいは
その感光波長領域を長波長化せしめることが可能とな
る。ここでいう増感剤(B)とは、エネルギー線の作用
によって、重合開始剤(A)との間でエネルギーもしく
は電子の授受をし、該重合開始剤(A)の分解を促進を
するものである。
フタレン誘導体、アントラセン誘導体、フェナントレン
誘導体、ピレン誘導体、ナフタセン誘導体、ペリレン誘
導体、ペンタセン誘導体等の縮合多環芳香族誘導体、ア
クリジン誘導体、ベンゾチアゾール誘導体、カルコン誘
導体やジベンザルアセトン等に代表される不飽和ケトン
類、ベンジルやカンファーキノン等に代表される1,2
−ジケトン誘導体、ベンゾイン誘導体、フルオレン誘導
体、ナフトキノン誘導体、アントラキノン誘導体、キサ
ンテン誘導体、チオキサンテン誘導体、キサントン誘導
体、チオキサントン誘導体、クマリン誘導体、ケトクマ
リン誘導体、シアニン誘導体、メロシアニン誘導体、オ
キソノール誘導体等のポリメチン色素、アクリジン誘導
体、アジン誘導体、チアジン誘導体、オキサジン誘導
体、インドリン誘導体、アズレン誘導体、アズレニウム
誘導体、スクアリリウム誘導体、ポルフィリン誘導体、
テトラフェニルポルフィリン誘導体、トリアリールメタ
ン誘導体、テトラベンゾポルフィリン誘導体、テトラピ
ラジノポルフィラジン誘導体、フタロシアニン誘導体、
テトラアザポルフィラジン誘導体、テトラキノキサリロ
ポルフィラジン誘導体、ナフタロシアニン誘導体、サブ
フタロシアニン誘導体、ピリリウム誘導体、チオピリリ
ウム誘導体、テトラフィリン誘導体、アヌレン誘導体、
スピロピラン誘導体、スピロオキサジン誘導体、チオス
ピロピラン誘導体、金属アレーン錯体、有機ルテニウム
錯体等があげられ、その他さらに具体的には大河原信ら
編、「色素ハンドブック」(1986年、講談社)、大
河原信ら編、「機能性色素の化学」(1981年、シー
エムシー)、池森忠三朗ら編、「特殊機能材料」(19
86年、シーエムシー)に記載の色素および増感剤があ
げられるがこれらに限定されるものではなく、その他、
紫外から近赤外域にかけての光に対して吸収を示す色素
や増感剤があげられ、これらは必要に応じて任意の比率
で二種以上用いてもかまわない。
としては、ナフタレン誘導体、アントラセン誘導体、ピ
レン誘導体、ナフタセン誘導体、ペリレン誘導体、ペン
タセン誘導体等の縮合多環芳香族誘導体、アクリジン誘
導体、ベンゾチアゾール誘導体キサンテン誘導体、チオ
キサンテン誘導体、キサントン誘導体、チオキサントン
誘導体、クマリン誘導体、ケトクマリン誘導体、スチリ
ル誘導体、シアニン誘導体、アクリジン誘導体、ポルフ
ィリン誘導体、ピリリウム誘導体、チオピリリウム誘導
体があげられ、特に好ましいものとして、アントラセン
誘導体があげられる。
は、アントラセン、1−アントラセンカルボン酸、2−
アントラセンカルボン酸、9−アントラセンカルボン
酸、9−アントラアルデヒド、9,10−ビス(クロロ
メチル)アントラセン、9,10−ビス(フェニルエチ
ニル)アントラセン、9−ブロモアントラセン、1−ク
ロロ−9,10−ビス(フェニルエチニル)アントラセ
ン、9−クロロメチルアントラセン、9−シアノアント
ラセン、9,10−ジブロモアントラセン、9,10−
ジクロロアントラセン、9,10−ジシアノアントラセ
ン、9,10−ジメチルアントラセン、9,10−ジブ
チルアントラセン、9,10−ジフェニルアントラセ
ン、9,10−ジ−p−トリルアントラセン、9,10
−ビス(p−メトキシフェニル)アントラセン、2−ヒ
ドロキシメチルアントラセン、9−ヒドロキシメチルア
ントラセン、9−メチルアントラセン、9−フェニルア
ントラセン、9,10−ジメトキシアントラセン、9,
10−ジブトキシアントラセン、9,10−ジフェノキ
シアントラセン、9,10−ジメトキシアントラセン−
2−スルホン酸ナトリウム、1,4,9,10−テトラ
ヒドロキシアントラセン、2,2,2−トリフルオロー
1−(9−アンスリル)エタノール、1,8,9−トリ
ヒドロキシアントラセン、1,8−ジメトキシ−9,1
0−ビス(フェニルエチニル)アントラセン、さらに
は、特開平3−237106号公報記載の9−ビニルア
ントラセン、9−アントラセンメタノール、9−アント
ラセンメタノールのトリメチルシロキシエーテル等のア
ントラセン誘導体があげられる。
化性化合物(C)について説明する。ここで、酸硬化性
化合物(C)とは、酸の共存下、重合もしくは架橋反応
によって高分子量物質に変換可能な化合物を意味し、以
下に示す化合物またはそれらの混合物がこれに含まれ
る。
併用で、架橋または重合反応により高分子量化する化合
物が酸硬化性化合物(C)としてあげられる。典型的な
例として、ホルムアルデヒドプレカーサーとしてのメチ
ロール基、あるいは置換されたメチロール基を有する化
合物として、下記一般式(5)で表される構造の化合物
があげられる。 一般式(5) (QOCH2 )r −A−(CH2 OQ’)s 〔上記一般式(5)中、Aは、GまたはG−H−Gで示
される基であり、Gは置換もしくは非置換の単核もしく
は縮合多核芳香族炭化水素基、または酸素、硫黄、窒素
含有の複素環基を意味する。Hは単結合、または炭素数
1〜4の置換基を有してもよいアルキレン基、置換を有
しても良いアリーレン基、アリールアルキレン基、もし
くは−O−、−S−、−SO2 −、−CO−、−COO
−、−OCOO−、−CONH−、及びこれらの結合を
一部に有するような置換基を有しても良いアルキレン基
を意味する。またZ’はフェノール樹脂のような重合体
であってもよい〕 Q、及びQ’は、互いに独立して、水素、炭素数1〜4
のアルキル基、シクロアルキル基、置換基を有しても良
いアリール基、アリールアルキル基、またはアシル基を
意味する。rは1〜3の整数、sは0〜3の整数であ
る。
れる、置換もしくは非置換の単核もしくは縮合多核芳香
族炭化水素基としては、o−フェニレン基、m−フェニ
レン基、p−フェニレン基、4−メチル−1,2−フェ
ニレン基、4−クロロ−1,2−フェニレン基、4−ヒ
ドロキシ−1,2−フェニレン基、2−メチル−1,4
−フェニレン基、p,p’−ビフェニリレン基、1,2
−ナフチレン基、9,10−アンスリレン基、2,7−
フェナンスリレン基等が、酸素、硫黄、窒素含有の複素
環基としては、2,5−フリレン基、2,5−チエニレ
ン基、2,4−オキサゾリレン基、2,4−チアゾリレ
ン基、2,5−ベンゾフリレン基、2,5−ベンゾチエ
ニレン基、2,6−ピリジレン基、5,8−キノリレン
基等が、炭素数1〜4の置換基を有してもよいアルキレ
ン基としては、メチレン基、エチレン基、トリメチレン
基、テトラメチレン基、プロピレン基、エチルメチレン
基、クロロメチレン基、ジメチルメチレン基、ビス(ト
リフルオロメチル)メチレン基等が、置換基を有しても
良いアリーレン基としては、o−フェニレン基、m−フ
ェニレン基、p−フェニレン基、4−メチル−1,2−
フェニレン基、4−クロロ−1,2−フェニレン基、4
−ヒドロキシ−1,2−フェニレン基、2−メチル−
1,4−フェニレン基、p,p’−ビフェニリレン基、
1,2−ナフチレン基、9,10−アンスリレン基、
2,7−フェナンスリレン基等が、アリールアルキレン
基としては、ベンジリデン基、p−トリルメチレン基、
2−ナフチルメチレン基等が、さらに、もしくは−O
−、−S−、−SO2 −、−CO−、−COO−、−O
COO−、−CONH−結合を一部に有するような置換
基を有しても良いアルキレン基としては、メチレンジオ
キシ基、エチレンジオキシ基、プロピレンジオキシ基、
ジエチレンジオキシ基、トリエチレンジオキシ基、メチ
レンジチオ基、エチレンジチオ基、プロピレンジチオ
基、ジエチレンジチオ基、トリエチレンジチオ基、メチ
レンジスルホニル基、エチレンジスルホニル基、マロニ
ル基、スクシニル基、グルタリル基、アジポイル基、−
OOC−CH2 −COO−基、−OOC−(CH2 )2
−COO−基、−CH2 −OCOO−CH2−基、−C
H2 −(OCOO−CH2 )2 −基等があげられる。
れる炭素数1〜4のアルキル基としては、メチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソ
ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基等
が、シクロアルキル基としては、シクロペンチル基、シ
クロヘキシル基等が、置換基を有しても良いアリール基
としては、フェニル基、p−トリル基、キシリル基、メ
シチル基、クメニル基、p−メトキシフェニル基、ビフ
ェニリル基、ナフチル基、アンスリル基、フェナントリ
ル基、p−シアノフェニル基、p−ニトロフェニル基、
3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル基、p−
フルオロフェニル基、p−クロロフェニル基、p−ジメ
チルアミノフェニル基、p−フェニルチオフェニル基等
が、アリールアルキル基としては、ベンジル基、2−ナ
フチルメチル基、9−アンスリルメチル基、フェニチル
基、スチリル基、シンナミル基等が、アシル基として
は、アセチル基、ヘキサノイル基、ベンゾイル基、シク
ロヘキサノイル基、メトキサリル基、サリチロイル基等
があげられる。
としては、様々なアミノプラスト類またはフェノプラス
ト類、即ち尿素−ホルムアルデヒド、メラミン−ホルム
アルデヒド、ベンゾグアナミン−ホルムアルデヒド、グ
リコールウリル−ホルムアルデヒド樹脂やそれらの単量
体、もしくはオリゴマーがある。これらは、塗料用のベ
ヒクル等の用途に多くのものが市販されている。例え
ば、アメリカンサイアナミッド社が製造するCymel
(登録商標)300、301、303、350、37
0、380、1116、1130、1123、112
5、1170等、あるいは三和ケミカル社製ニカラック
(登録商標)Mw30、Mw 30M、Mw30HM、
Mx45、Bx4000等のシリーズをその典型例とし
てあげることができる。これらは1種類でも2種以上を
組み合わせて用いてもよい。
としては、ホルムアルデヒドプレカーサーとなり得るよ
うなメチロール化またはアルコキシジメチル化されたフ
エノール誘導体がある。これらは単量体として用いて
も、レゾール樹脂、ベンジルエーテル樹脂のように樹脂
化されたものを用いてもよい。
として、シラノール基を有する化合物、例えば特開平2
−154266号、特開平2−173647号に開示さ
れている化合物をあげることができる。
例えばポリエンとして、ジアリルフタレート、ジアリル
イソフタレート、ジアリルマレエート、ジアリルカーボ
ネート、トリアリルイソシアヌレート、ポリイソシアネ
ートとアリルアルコールから製造されるウレタン系ポリ
エン(例えばヘキサメチレンジイソシアネートとアリル
アルコールの重縮合反応によって得られるウレタン化合
物など)などから選択される化合物と、例えばポリチオ
ールとして、トリメチロールプロパントリチオールグリ
コレート、ペンタエリスリトール−テトラ−3−メルカ
プトプロピオネートなどから選択される化合物との混合
物も、酸硬化性化合物(C)として例示することができ
る。
硬化性化合物(C)としてあげることができる。具体例
としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラ
ン等のテトラアルコキシシラン類や、γ−クロロプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ
−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−
メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン等のア
ルコキシシリル基を有する化合物、さらに詳しくは、東
レ・ダウコーニング社製品カタログ、59頁もしくは、
信越シリコーンシランカップリング剤製品カタログ(昭
和62年9月発行)記載の「シランカップリング剤」、
あるいは東レ・ダウコーニング社製品カタログ、61頁
もしくは、東芝シリコーン社総合カタログ、27頁(1
986年4月発行)記載の「シラン化合物」として業界
で知られるアルコキシシリル基を有する化合物が、アル
コキシシラン類としてあげることができる。
チオン重合可能な化合物あるいはその混合物をあげるこ
とができる。ここでいうカチオン重合可能な化合物と
は、例えば、エポキシ化合物、スチレン類、ビニル化合
物、ビニルエーテル類、スピロオルソエステル類、ビシ
クロオルソエステル類、スピロオルソカーボナート類、
環状エーテル類、ラクトン類、オキサゾリン類、アジリ
ジン類、シクロシロキサン類、ケタール類、環状酸無水
物類、ラクタム類およびアリールジアルデヒド類などが
あげられる。
知の芳香族エポキシ化合物、脂環式エポキシ化合物、脂
肪族エポキシ化合物、更にはエポキシド単量体、エピサ
ルファイト単量体類があげられる。芳香族エポキシ化合
物の例としては、フェニルグリシジルエーテルなどの単
官能エポキシ化合物や、少なくとも1個の芳香族核を有
する多価フェノールまたはそのアルキレンオキサイド付
加体のポリグリシジルエーテルであって、例えばビスフ
ェノールA、テトラブロモビスフェノールA、ビスフェ
ノールF、ビスフェノールS等のビスフェノール化合物
またはビスフェノール化合物のアルキレンオキサイド
(例えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイド等)付加体とエピクロルヒドリ
ンとの反応によって製造されるグリシジルエーテル類、
ノボラック型エポキシ樹脂類(例えば、フェノール・ノ
ボラック型エポキシ樹脂、クレゾール・ノボラック型エ
ポキシ樹脂、臭素化フェノールノボラック型エポキシ樹
脂等)、トリスフェノールメタントリグリシジルエーテ
ル等があげられる。
ルシクロヘキセンモノエポキサイド、ノルボルネンモノ
エポキサイド、リモネンモノエポキサイド、3,4−エ
ポキシシクロヘキシシルメチル−3,4−エポキシシク
ロヘキサンカルボキシレート、ビス−(3,4−エポキ
シシクロヘキシルメチル)アジペート、2−(3,4−
エポキシシクロヘキシル−5,5−スピロ−3,4−エ
ポキシ)シクロヘキサノン−メタ−ジオキサン、ビス
(2,3−エポキシシクロペンチル)エーテル、2−
(3,4−エポキシシクロヘキシル−5,5−スピロ−
3,4−エポキシ)シクロヘキサン−メタ−ジオキサ
ン、2,2−ビス[4−(2,3−エポキシプロポキ
シ)シクロヘキシル]ヘキサフルオロプロパン、BHP
E−3150(ダイセル化学工業(株)製、脂環式エポ
キシ樹脂(軟化点71℃)等があげられる。
1,4−ブタンジオールジクリシジルエーテル、1,6
−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、エチレング
リコールジグリシジルエーテル、エチレングリコールモ
ノグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシ
ジルエーテル、プロピレングリコールモノグリシジルエ
ーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテ
ル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ネオ
ペンチルグルコールジグリシジルエーテル、ネオペンチ
ルグルコールモノグリシジルエーテル、グリセロールジ
グリシジルエーテル、グルセロールトリグリシジルエー
テル、トリメチロールプロパンジグリシジルエーテル、
トリメチロールプロパンモノグリシジルエーテル、トリ
メチロールプロパントリグリシジルエーテル、ジグリセ
ロールトリグリシジルエーテル、ソルビトールテトラグ
リシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、2−エ
チルヘキシルグリシジルエーテル等があげられる。
ルスチレン、p−メチルスチレン、p−クロロメチルス
チレン等があげられる。ビニル化合物としては、N−ビ
ニルカルバゾール、N−ビニルピロリドンなどがあげら
れる。
(またはiso−、t−)ブチルビニルエーテル、シク
ロヘキシルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエ
ーテル、1,4ブタンジオールジビニルエーテル、エチ
レングリゴールジビニルエーテル、エチレングリコール
モノビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニル
エーテル、テトラエチレングリコールジビニルエーテ
ル、プロピレングリコールジビニルエーテル、プロピレ
ングリコールモノビニルエーテル、ネオペンチルグリコ
ールジビニルグリコール、ネオペンチルグリコールモノ
ビニルグリコール、グリセロールジビニルエーテル、グ
リセロールトリビニルエーテル、トリメチロールプロパ
ンモノビニルエーテル、トリメチロールプロパンジビニ
ルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテ
ル、ジグリセロールトリビニルエーテル、ソルビトール
テトラビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジ
ビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、ド
デシルビニルエーテル2,2−ビス(4−シクロヘキサ
ノール)プロパンジビニルエーテル、2,2−ビス(4
−シクロヘキサノール)トリフルオロプロパンジビニル
エーテルなどのアルキルビニルエーテル類、アリルビニ
ルエーテルなどのアルケニルビニルエーテル類、エチニ
ルビニルエーテル、1−メチル−2−プロペニルビニル
エーテルなどのアルキニルビニルエーテル類、4−ビニ
ルエーテルスチレン、ハイドロキノンジビニルエーテ
ル、フェニルビニルエーテル、p−メトキシフェニルビ
ニルエーテル、ビスフェノールAジビニルエーテル、テ
トラブロモビスフェノールAジビニルエーテル、ビスフ
ェノールFジビニルエーテル、フェノキシエチレンビニ
ルエーテル、p−ブロモフェノキシエチレンビニルエー
テルなどのアリールビニルエーテル類、1,4−ベンゼ
ンジメタノールジビニルエーテル、N−m−クロロフェ
ニルジエタノールアミンジビニルエーテル、m−フェニ
レンビス(エチレングリコール)ジビニルエーテル等の
アラルキルジビニルエ一テル類、ウレタンポリビニルエ
ーテル(例えば、ALLIED−SIGNAL社製、V
ECtomer2010)等をあげることができる。
4,6−トリオキサスピロ(4,4)ノナン、2−メチ
ル−1,4,6−トリオキサスピロ(4,4)ノナン、
1,4,6−トリオキサスピロ(4,5)デカンなど
が、ビシクロオルソエステル類としては、1−フェニル
−4−エチル−2,6,7−トリオキサビシクロ(2,
2,2)オクタン、1−エチル−4−ヒドロキシメチル
−2,6,7−トリオキサビシクロ(2,2,2)オク
タンなどが、スピロオルソカーボナート類としては、
1,5,7,11−テトラオキサスピロ(5,5)ウン
デカン、3,9−ジベンジル−1,5,7,11−テト
ラオキサスピロ(5、5)ウンデカンなどのような環状
エ一テル類があげられる。
ェニルオキセタンなどのオキセタン類、テトラヒドロフ
ラン、2−メチルテトラヒドロフランなどのテトラヒド
ロフラン類、テトラヒドロピラン、3−プロピルテトラ
ヒドロピランなどのテトラヒドロピラン類およびトリメ
チレンオキサイド、s−トリオキサンなどがあげられ
る。ラクトン類としては、β−プロピオラクトン、γ−
ブチルラクトン、δ−カプロラクトン、δ−バレロラク
トンなどがあげられる。オキサゾリン類としては、オキ
サゾリン、2−フェニルオキサゾリン、2−デシルオキ
サゾリンなどがあげられる。
エチルアジリジンなどがあげられる。シクロシロキサン
類としては、ヘキサメチルトリシロキサン、オクタメチ
ルシクロテトラシロキサン、トリフェニルトリメチルシ
クロトリシロキサンなどがあげられる。ケタール類とし
ては、1,3−ジオキソラン、1,3−ジオキサン、
2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン、2−フェニル
−1,3−ジオキサン、2,2−ジオクチル−1,3−
ジオキソランなどがあげられる。環状酸無水物類として
は、無水フタル酸、無水マレイン酸、無水コハク酸など
が、ラクタム類としてはβ−プロピオラクタム、γ−ブ
チロラクタム、δ−カプロラクタムなどがあげられる。
またアリールジアルデヒド類としては1,2−ベンゼン
ジカルボキシアルデヒド、1,2−ナフタレンジアルデ
ヒドなどがあげられる。
のみ用いても、所望とする特性を向上するために、任意
の比率で二種以上混合したものを用いても構わない。ま
た、本発明の重合開始剤(A)は、酸硬化性化合物
(C)100重量部に対して0.01から20重量部の
範囲で用いるのが好ましく、さらに、0.1から10重
量部の範囲で用いるのがより好ましい。
子重合体等のバインダーと混合し、ガラス板やアルミニ
ウム板、その他の金属板、ポリエチレンテレフタレート
等のポリマーフィルムに塗布して使用することが可能で
ある。
なバインダーとしては、ポリアクリレート類、ポリ−α
−アルキルアクリレート類、ポリアミド類、ポリビニル
アセタール類、ポリホルムアルデヒド類、ポリウレタン
類、ポリカーボネート類、ポリスチレン類、ポリビニル
エステル類等の重合体、共重合体があげられ、さらに具
体的には、ポリメタクリレート、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリエチルメタクリレート、ポリビニルカルバゾ
ール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルブチラール、
ポリビニルアセテート、ノボラック樹脂、フェノール樹
脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂その他、赤松清監
修、「新・感光性樹脂の実際技術」、(シーエムシー、
1987年)や「10188の化学商品」、657〜7
67頁(化学工業日報社、1988年)記載の業界公知
の有機高分子重合体があげられる。
向上の目的で、他の汎用の重合開始剤と併用することが
可能である。
な他の汎用の重合開始剤としては、特公昭59−128
1号、特公昭61−9621号ならびに特開昭60−6
0104号記載のトリアジン誘導体、特開昭59−15
04号ならびに特開昭61−243807号記載の有機
過酸化物、特公昭43−23684号、特公昭44−6
413号、特公昭47−1604号ならびにUSP第3
567453号記載のジアゾニウム化合物、USP第2
848328号、USP第2852379号ならびにU
SP第2940853号記載の有機アジド化合物、特公
昭36−22062号、特公昭37−13109号、特
公昭38−18015号ならびに特公昭45−9610
号記載のオルト−キノンジアジド類、特公昭55−39
162号、特開昭59−140203号ならびに「マク
ロモレキュルス(Macromolecules)」、第10巻、第13
07頁(1977年)記載のヨードニウム化合物をはじ
めとする各種オニウム化合物、特開昭59−14220
5号記載のアゾ化合物、特開平1−54440号、ヨー
ロッパ特許第109851号、ヨーロッパ特許第126
712号、「ジャーナル・オブ・イメージング・サイエ
ンス(J.Imag.Sci.)」、 第30巻、第174頁(198
6年)記載の金属アレン錯体、特開昭61−15119
7号記載のチタノセン類、「コーディネーション・ケミ
ストリー・レビュー(Coordination Chemistry Review)
」、第84巻、 第85〜第277頁(1988年)な
らびに特開平2−182701号記載のルテニウム等の
遷移金属を含有する遷移金属錯体、特開平3ー2094
77号記載のアルミナート錯体、特開平2−15776
0号記載のホウ酸塩化合物、特開昭55−127550
号ならびに特開昭60−202437号記載の2,4,
5−トリアリールイミダゾール二量体、四臭化炭素や特
開昭59−107344号記載の有機ハロゲン化合物等
があげられ、これら汎用の重合開始剤は、ラジカル重合
性化合物(B)100重量部に対して0.01から10
重量部の範囲で含有されるのが好ましい。
合を防止する目的で熱重合防止剤を添加することが可能
である。本発明の重合性組成物に添加可能な熱重合防止
剤の具体例としては、p−メトキシフェノール、ハイド
ロキノン、アルキル置換ハイドロキノン、カテコール、
tert−ブチルカテコール、フェノチアジン等をあげ
ることができ、これらの熱重合防止剤は、ラジカル重合
性化合物(B)100重量部に対して0.001から5
重量部の範囲で添加されるのが好ましい。
を促進する目的で、アミンやチオール、ジスルフィド等
に代表される重合促進剤や連鎖移動触媒を添加すること
が可能である。
進剤や連鎖移動触媒の具体例としては、例えば、N−フ
ェニルグリシン、トリエタノールアミン、N,N−ジエ
チルアニリン等のアミン類、USP第4414312号
や特開昭64−13144号記載のチオール類、特開平
2−291561号記載のジスルフィド類、USP第3
558322号や特開昭64−17048号記載のチオ
ン類、特開平2−291560号記載のO−アシルチオ
ヒドロキサメートや、N−アルコキシピリジンチオン類
があげられる。
て、染料、有機および無機顔料、ホスフィン、ホスホネ
ート、ホスファイト等の酸素除去剤や還元剤、カブリ防
止剤、退色防止剤、ハレーション防止剤、蛍光増白剤、
界面活性剤、着色剤、可塑剤、難燃剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、防カビ剤、帯電防止剤、磁性体、希釈を目
的とした溶剤等と混合して使用しても良い。
可視光、近赤外線、赤外線等の定義は久保亮五ら編「岩
波理化学辞典第4版」(1987年、岩波)によった。
したがって、本発明の重合性組成物は、低圧水銀灯、中
圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノンラン
プ、カーボンアーク灯、メタルハライドランプ、蛍光
灯、タングステンランプ、アルゴンイオンレーザ、ヘリ
ウムカドミウムレーザ、ヘリウムネオンレーザ、クリプ
トンイオンレーザ、各種半導体レーザ、YAGレーザ、
発光ダイオード、CRT光源、プラズマ光源等の各種光
源による光照射により、さらに必要に応じて、光照射後
に加熱することにより、目的とする重合物や、良好な特
性を持った硬化物を得ることができる。
塗布して各種インキ、各種刷版材料、フォトレジスト、
電子写真、ダイレクト刷版材料、ホログラム材料等の感
光材料やマイクロカプセル等の各種記録媒体、さらには
接着剤、粘着剤、粘接着剤、封止剤および各種塗料に応
用することが可能である。
て、増感剤(B)と重合開始剤(A)の間で、エネルギ
ー移動もしくは電子移動反応が起こり、該重合開始剤
(A)が、効率的に分解して、酸を発生する。そして、
そのようにして発生した酸は、酸硬化性化合物(C)の
重合、架橋ないしは硬化反応を引き起こし、硬化物を与
えるものと考えられる。
が、本発明は下記の実施例のみに、なんら限定されるも
のではない。尚、特に断りのない限り、例中、部とは重
量部を示す。
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートを3部、増
感剤(B)として、アントラセンを0.5部、酸硬化性
化合物(C)として、3,4−エポキシシクロヘキシル
メチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレ
ート(ユニオンカーバイド社製、製品名ERL−422
1)100部からなる重合性組成物を、バーコーターを
用いて約10μmの厚みにアルミ板上に塗布し、東芝
(株)製紫外線照射装置(メタルハライドランプ3KW
2灯、120W/cm、照射距離180mm)にて、2
5m/minのコンベアスピードで照射したところ、こ
の重合性組成物は硬化し、タックフリーの硬化膜が得ら
れた。
ェニル)ボレートを3部、3,4−エポキシシクロヘキ
シルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキ
シレート100部からなる組成物を用いて、実施例1と
同様の実験を行ったところ、この組成物は完全には硬化
せず、タックフリーの硬化物は得られなかった。
(ペンタフルオロフェニル)ボレート3部のかわりに、
公知の重合開始剤であるジフェニルヨードニウムヘキサ
フルオロホスフェート3部を使用した以外は、実施例1
と同様の操作を行ったところ、この組成物は完全には硬
化せず、タックフリーの硬化物は得られなかった。
(ペンタフルオロフェニル)ボレート3部のかわりに、
第1表に示した重合開始剤(A)3部にかえた他は、実
施例1と全く同様の操作で、実験をそれぞれ行ったとこ
ろ、いずれの場合も、タックフリーの硬化膜が得られ
た。
2表に示した増感剤(B)を0.5部、それぞれ添加し
て得た重合性組成物を、実施例1と全く同様の操作をそ
れぞれ行ったところ、いずれの場合も実施例1と同様、
25m/minのコンベアスピードでタックフリーの硬
化膜が得られた。
ル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート
100部のかわりに、第3表に示す酸硬化性化合物
(C)100部からなる重合性組成物を調製し、実施例
1と同様な実験をそれぞれ行ったところ、いずれの場合
も、いずれの場合も実施例1と同様、25m/minの
コンベアスピードでタックフリーの硬化膜が得られた。
り、短時間で良好な特性をもった硬化物を得ることが可
能である。したがって、バインダーその他とともに基板
上に塗布して刷版材料、フォトレジスト、電子写真、ダ
イレクト刷版材料、ホログラム材料等の感光板やマイク
ロカプセル等の心材として用い、各種記録媒体や接着剤
に好適に使用することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】オニウムカチオンと、一般式(1)のボレ
ートアニオンとからなるオニウムボレート錯体である重
合開始剤(A)、増感剤(B)および酸硬化性化合物
(C)を含む重合性組成物。 一般式(1) [BYm Zn ]- (ただし、Yはフッ素または塩素、Zはフッ素、シアノ
基、ニトロ基、トリフルオロメチル基の中から選ばれる
少なくとも2つの電子吸引性基で置換されたフェニル
基、mは0〜3の整数、nは1〜4の整数を表し、m+
n=4である。) - 【請求項2】請求項1記載の重合性組成物の硬化物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15506696A JPH101507A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 重合性組成物およびその硬化物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15506696A JPH101507A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 重合性組成物およびその硬化物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH101507A true JPH101507A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15597929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15506696A Pending JPH101507A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 重合性組成物およびその硬化物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH101507A (ja) |
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