JP5034263B2 - 感エネルギー線酸硬化性組成物 - Google Patents

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本発明は、感エネルギー線酸硬化性組成物に関し、更に詳しくは、特定の構造を有する感エネルギー線酸発生剤と、特定のアミン化合物と酸硬化性化合物とからなる感エネルギー線酸硬化性組成物に関する。
感エネルギー線酸発生剤は、光、主として、紫外線、可視光線等の照射を受けて酸を発生する。感エネルギー線酸発生剤は、その種類により酸を発生する光の波長や必要照射量が異なるが、紫外線、特に250nmから300nm未満の波長の紫外線を吸収して酸を発生するものが多い。
なかでも、オニウム塩類はその反応性の高さ故に、光に代表されるエネルギー線の照射により容易に分解して様々な活性種を生成することが知られており、これらの活性種により開始される重合や分解反応を利用した硬化材料やレジスト材料など様々な用途も提案されている(非特許文献1参照)。
また、感エネルギー線酸発生剤と併用して、光増感剤を用いた方法が多数報告されている。光増感剤としては、例えばアクリジンオレンジ、アクリジンイエロー等の色素、ペリレン、ピレン、アントラセン、フェノチアジン、カルバゾール、1、2−ベンズアントラセン、コロネン等の芳香族化合物、チオキサントン、フルオレノン、ベンゾフェノン、アントラキノン等の芳香族カルボニル化合物が知られている(特許文献1、特許文献2参照)。
さらに、ある種のオニウム塩の光増感剤として、アミン化合物を光増感剤として用いた方法も提案されている(特許文献3参照)。
しかし、感エネルギー線酸発生剤の溶解度等の使用時における利便性、酸発生効率の高効率化など、更なる改良が期待されている。
ラドテック研究会編「UV・EB硬化技術の現状と展望」シーエムシー出版 (2002年) 特開2000−239648号公報 特開2001−109142号公報 特開2005−128412号公報
近年、電子工業技術の急激な進歩により紫外線、近紫外線等の光源として種々なものが実用化され、光照射装置として利用可能となった。また、生産効率を高めるために光カチオン重合の重合時間の短縮、すなわち、光硬化速度の向上が望まれていた。感エネルギー線酸発生剤として開発された芳香族オニウム塩の中で、特にPF6 -、SbF6 -、AsF6 -等の非求核性アニオンを有する芳香族スルホニウム塩または芳香族ヨードニウム塩は、光感受性が大きく、光照射により強酸を発生することが知られている。しかし、この感エネルギー線酸発生剤は、波長が300nm未満の紫外線により励起され酸を発生するが、波長が300nm以上では酸を発生しないか、発生しても発生効率が低かった。このため近年利用されるようになった波長が300nm以上である比較的可視光線に近い波長の高圧水銀ランプ等では十分な硬化感度が得られないという問題があった。本発明の課題は、300nm以上の近紫外線の照射においても高い酸発生効率を示し、なおかつ硬化後の特性、特に優れた密着性を有する感エネルギー線酸硬化性組成物の提供にある。
本発明者らは、以上の問題点を考慮し解決すべく鋭意研究を重ねた結果、エネルギー線、特に300nm以上の近紫外線の照射においても、高い酸発生効率を示し、なおかつ硬化後の特性、特に優れた密着性を有する感エネルギー線酸硬化性組成物を見出すに至った。
即ち本発明は、下記一般式(1)または下記一般式(2)で表記される感エネルギー線酸発生剤(A)と、一般式(3)で表記されるアミン化合物(B)と、酸硬化性化合物(C)とを含んでなる感エネルギー線酸硬化性組成物に関する。
一般式(1)
Figure 0005034263
(ただし、R1は、置換もしくは未置換のベンジル基、置換もしくは未置換のフェナシル基、置換もしくは未置換のアリル基、置換もしくは未置換のアルコキシル基、置換もしくは未置換のアリールオキシ基、および、置換もしくは未置換の複素環オキシ基より選ばれる基を表す。
2およびR3は、それぞれ独立に、置換もしくは未置換のベンジル基、置換もしくは未置換のフェナシル基、置換もしくは未置換のアルコキシル基、置換もしくは未置換のアリールオキシ基、置換もしくは未置換の複素環オキシ基、水素原子、置換もしくは未置換のアルキル基、置換もしくは未置換のアルケニル基、置換もしくは未置換のアリール基、置換もしくは未置換の複素環基、置換もしくは未置換のアシル基、置換もしくは未置換のカルボニルオキシ基、置換もしくは未置換のオキシカルボニル基、またはハロゲン原子より選ばれる基を表す。
4 は、酸素原子もしくは孤立電子対を表す。
また、R1 とR2 、R1 とR3 、もしくはR2 とR3は、互いに結合して環構造を形成していてもよい。
また、X-は、任意のアニオンを表す。)
一般式(2)
Figure 0005034263
(式中、Yはフッ素または塩素原子、
Zは、フッ素原子、シアノ基、ニトロ基、およびトリフルオロメチル基の中から選ばれる基で2つ以上置換されたフェニル基、
mは0から3の整数、nは1から4の整数を表し、m+n=4である。
また、L+は、任意のカチオンを表す。)
一般式(3)
Figure 0005034263
(式中、Ar1、Ar2、Ar3は、それぞれ独立に、置換もしくは未置換のアリール基、置換もしくは未置換の複素環基を表す。
また、Ar1とAr2、Ar1とAr3、もしくはAr2とAr3は、互いに結合して環構造を形成していてもよい。)
さらに本発明は、感エネルギー線酸発生剤(A)が、下記一般式(1')で表記されるスルホニウム塩である請求項1記載の感エネルギー線酸硬化性組成物に関する。
一般式(1')
Figure 0005034263
さらに本発明は、感エネルギー線酸発生剤(A)が、下記一般式(2')で表記されるオニウム塩である請求項1記載の感エネルギー線酸硬化性組成物に関する。
一般式(2')
Figure 0005034263
さらに本発明は、感エネルギー線酸発生剤(A)が、下記一般式(4)で表記されるスルホニウム塩である上記感エネルギー線酸硬化性組成物に関する。
一般式(4)
Figure 0005034263
(ただし、R1は、置換もしくは未置換のベンジル基、置換もしくは未置換のフェナシル基、置換もしくは未置換のアリル基、置換もしくは未置換のアルコキシル基、置換もしくは未置換のアリールオキシ基、および、置換もしくは未置換の複素環オキシ基より選ばれる基を表す。
2およびR3は、それぞれ独立に、置換もしくは未置換のベンジル基、置換もしくは未置換のフェナシル基、置換もしくは未置換のアルコキシル基、置換もしくは未置換のアリールオキシ基、置換もしくは未置換の複素環オキシ基、水素原子、置換もしくは未置換のアルキル基、置換もしくは未置換のアルケニル基、置換もしくは未置換のアリール基、置換もしくは未置換の複素環基、置換もしくは未置換のアシル基、置換もしくは未置換のカルボニルオキシ基、置換もしくは未置換のオキシカルボニル基、またはハロゲン原子より選ばれる基を表す。
また、R1 とR2 、R1 とR3 、もしくはR2 とR3は、互いに結合して環構造を形成していてもよい。)
本発明は、特定の構造を有する感エネルギー線酸発生剤と、特定の構造を有するアミン化合物とを同時に用いることで、高圧水銀ランプなどによる300nm以上の近紫外線の照射においても高い酸発生効率を示し、なおかつ硬化後の特性、特に優れた密着性を有する感エネルギー線酸硬化性組成物を見出し、従来公知のオニウム塩からなる感エネルギー線酸発生剤から発生する酸を触媒とする重合反応、架橋反応、分解反応、発色反応などをより短時間に確実に実現することが可能となり、結果としてこれらの反応を応用した各種用途の大幅な高感度化や特性の向上、作業時の利便性の向上を実現することが可能となる。
以下、詳細にわたって本発明の実施形態を説明する。
本発明の感エネルギー線酸硬化性組成物は、オニウムカチオンとカウンターアニオンとからなる感エネルギー線酸発生剤(A)と、光増感剤として、特定の構造を有するアミン化合物(B)を同時に用いることで、従来公知の感エネルギー線酸発生剤組成物と比較して、高圧水銀ランプなどによる300nm以上の近紫外線の照射においても、高い酸発生効率を示し、なおかつ硬化後の特性、特に優れた密着性を有する感エネルギー線酸硬化性組成物を実現している。
まず、本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)について説明する。本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)としては一般式(1)または一般式(2)が挙げられる。ここで、一般式(2)を構成するオニウムカチオンL+としては、ヨードニウム、スルホニウム、スルホキソニウム、セレノニウム、ホスホニウム、アンモニウム、金属アレーンカチオンのほか、ピリジニウム、キノリニウム、イソキノリニウム、ベンゾオキサゾリウム、ベンゾチアゾリウム等の複素環カチオンをあげることができる。
一般式(2)を構成するオニウムカチオンL+として好ましいオニウムカチオンの構造としては、一般式(5)〜一般式(15)から選ばれるオニウムカチオンをあげることができる。
一般式(5)
Figure 0005034263
一般式(6)
Figure 0005034263
一般式(7)
Figure 0005034263
一般式(8)
Figure 0005034263
一般式(9)
Figure 0005034263
一般式(10)
Figure 0005034263
一般式(11)
Figure 0005034263
一般式(12)
Figure 0005034263
一般式(13)
Figure 0005034263
一般式(14)
Figure 0005034263
一般式(15)
Figure 0005034263
(ただし、一般式(5)〜一般式(15)において、R1は、一般式(1)で説明したR1と同義であり、
2およびR3は、一般式(1)で説明したR2およびR3と同義である。
5は、R2およびR3に記載した基と同様の基を表す。
6は、置換もしくは未置換のアルキル基、置換もしくは未置換のアルキルチオ基を表す。
7およびR8は、それぞれ独立に、置換もしくは未置換のアルキル基、置換もしくは未置換のアルコキシル基を表す。
Rは、ハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、置換もしくは未置換のカルバモイル基、置換もしくは未置換のアルキル基、置換もしくは未置換のアルケニル基、置換もしくは未置換のアリール基、置換もしくは未置換の複素環基、置換もしくは未置換のアリールアルキル基、置換もしくは未置換のアルコキシル基、置換もしくは未置換のアリールオキシ基、置換もしくは未置換の複素環オキシ基、置換もしくは未置換のアルキルチオ基、置換もしくは未置換のアリールチオ基、置換もしくは未置換の複素環チオ基、置換もしくは未置換のアシル基、置換もしくは未置換のカルボニルオキシ基、置換もしくは未置換のオキシカルボニル基のいずれかを表す。
Ar4、Ar5、Ar6は、置換もしくは未置換のアリール基、置換もしくは未置換の複素環基のいずれかを表す。
Xは、酸素もしくは硫黄原子を表す。
iは0〜5の整数を表す。jは0〜4の整数を表す。kは0〜3の整数を表す。
また、隣接したR同士、Ar4とAr5、Ar4とAr6、Ar5とAr6、R2とR3、R2とR5、R3とR5、R1とR2、R1とR3、R1とR5、R1とR、もしくはR1とR6は、相互に結合した環状構造であってもよい。)
この内、より好ましいオニウムカチオンの構造としては、一般式(5)、一般式(6)、一般式(8)、一般式(10)および一般式(12)〜一般式(15)から選ばれるオニウムカチオンであり、特に好ましいオニウムカチオンの構造としては、一般式(5)、一般式(6)および一般式(12)〜一般式(15)から選ばれるオニウムカチオンであり、最も好ましいオニウムカチオンの構造は、一般式(5)のオニウムカチオンである。
この理由として、上に説明したオニウムカチオンは、概して、その還元電位が高いこと、即ち電子受容性が高いことが挙げられる。そのため、エネルギー線、ことに光の照射によって、分解し、容易に酸を発生する。それは特に光増感剤と組み合わせた場合に顕著な結果として認められる。
さらに、一般式(5)のオニウムカチオンは、合成の容易さも好ましい理由の一つとして挙げられる。
以下に、本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)を構成するオニウムカチオン中の置換基について説明する。
置換基R1〜R3およびR5おける置換もしくは未置換のベンジル基は、さらに、ベンジル基中のベンゼン環が、不飽和炭化水素基によって、炭素原子数10〜22の縮合多環芳香族環を形成していても良い。
これらベンジル基の具体例としては、o−フルオロベンジル基、m−フルオロベンジル基、p−フルオロベンジル基、o−クロロベンジル基、m−クロロベンジル基、p−クロロベンジル基、o−ブロモベンジル基、m−ブロモベンジル基、p−ブロモベンジル基、o−シアノベンジル基、m−シアノベンジル基、p−シアノベンジル基、o−ニトロベンジル基、m−ニトロベンジル基、p−ニトロベンジル基、2,4−ジフルオロフェニルメチル基、2、6−ジクロロフェニルメチル基、2、4、6−トリブロモフェニルメチル基、ペンタフルオロフェニルメチル基、p−(トリフルオロメチル)ベンジル基、3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニルメチル基、o−ヒドロキシベンジル基、m−ヒドロキシベンジル基、p−ヒドロキシベンジル基、o−メルカプトベンジル基、m−メルカプトベンジル基、p−メルカプトベンジル基、o−メチルスルフィニルベンジル基、m−メチルスルフィニルベンジル基、p−メチルスルフィニルベンジル基、o−メチルスルホニルベンジル基、m−メチルスルホニルベンジル基、p−メチルスルホニルベンジル基、o−アセチルベンジル基、m−アセチルベンジル基、p−アセチルベンジル基、o−ベンゾイルベンジル基、m−ベンゾイルベンジル基、p−ベンゾイルベンジル基、o−メチルベンジル基、m−メチルベンジル基、p−メチルベンジル基、p−エチルベンジル基、p−プロピルベンジル基、p−イソプロピルベンジル基、p−t−ブチルベンジル基、p−オクタデシルベンジル基、p−シクロヘキシルベンジル基、o−メトキシベンジル基、m−メトキシベンジル基、p−メトキシベンジル基、p−エトキシベンジル基、p−プロポキシベンジル基、p−イソプロポキシベンジル基、p−t−ブトキシベンジル基、p−オクタデシルオキシベンジル基、p−シクロヘキサンオキシベンジル基、o−メトキシカルボニルベンジル基、m−メトキシカルボニルベンジル基、p−メトキシカルボニルベンジル基、p−エトキシカルボニルベンジル基、p−プロポキシカルボニルベンジル基、p−イソプロポキシカルボニルベンジル基、p−t−ブトキシカルボニルベンジル基、p−オクタデシルオキシカルボニルベンジル基、p−シクロヘキサンオキシカルボニルベンジル基、1−ナフチルメチル基、2−ナフチルメチル基、9−アンスリルメチル基、1−ピレニルメチル基、5−ナフタセニルメチル基、6−ペンタセニルメチル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
置換基R1〜R3およびR5における置換もしくは未置換のフェナシル基は、さらに、フェナシル基中のベンゼン環が、不飽和炭化水素基によって、炭素原子数10〜22の縮合多環芳香族環を形成していても良い。
これらフェナシル基の具体例としては、o−フルオロフェナシル基、m−フルオロフェナシル基、p−フルオロフェナシル基、o−クロロフェナシル基、m−クロロフェナシル基、p−クロロフェナシル基、o−ブロモフェナシル基、m−ブロモフェナシル基、p−ブロモフェナシル基、o−シアノフェナシル基、m−シアノフェナシル基、p−シアノフェナシル基、o−ニトロフェナシル基、m−ニトロフェナシル基、p−ニトロフェナシル基、2,4−ジフルオロフェニルカルボニルメチル基、2、6−ジクロロフェニルカルボニルメチル基、2、4、6−トリブロモフェニルカルボニルメチル基、ペンタフルオロフェニルカルボニルメチル基、p−(トリフルオロメチル)フェナシル基、3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニルカルボニルメチル基、o−ヒドロキシフェナシル基、m−ヒドロキシフェナシル基、p−ヒドロキシフェナシル基、o−メルカプトフェナシル基、m−メルカプトフェナシル基、p−メルカプトフェナシル基、o−メチルスルフィニルフェナシル基、m−メチルスルフィニルフェナシル基、p−メチルスルフィニルフェナシル基、o−メチルスルホニルフェナシル基、m−メチルスルホニルフェナシル基、p−メチルスルホニルフェナシル基、o−アセチルフェナシル基、m−アセチルフェナシル基、p−アセチルフェナシル基、o−ベンゾイルフェナシル基、m−ベンゾイルフェナシル基、p−ベンゾイルフェナシル基、o−メチルフェナシル基、m−メチルフェナシル基、p−メチルフェナシル基、p−エチルフェナシル基、p−プロピルフェナシル基、p−イソプロピルフェナシル基、p−t−ブチルフェナシル基、p−オクタデシルフェナシル基、p−シクロヘキシルフェナシル基、o−メトキシフェナシル基、m−メトキシフェナシル基、p−メトキシフェナシル基、p−エトキシフェナシル基、p−プロポキシフェナシル基、p−イソプロポキシフェナシル基、p−t−ブトキシフェナシル基、p−オクタデシルオキシフェナシル基、p−シクロヘキサンオキシフェナシル基、o−メトキシカルボニルフェナシル基、m−メトキシカルボニルフェナシル基、p−メトキシカルボニルフェナシル基、p−エトキシカルボニルフェナシル基、p−プロポキシカルボニルフェナシル基、p−イソプロポキシカルボニルフェナシル基、p−t−ブトキシカルボニルフェナシル基、p−オクタデシルオキシカルボニルフェナシル基、p−シクロヘキサンオキシカルボニルフェナシル基、1−ナフトイルメチル基、2−ナフトイルメチル基、9−アンスロイルメチル基、1−ピレニルカルボニルメチル基、5−ナフタセニルカルボニルメチル基、6−ペンタセニルカルボニルメチル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
置換基R1〜R3およびR5における置換もしくは未置換のアリル基としては、2,3,3−トリフルオロ−2−プロペニル基、3,3−ジニトロ−2−プロペニル基、3,3−ビス(トリフルオロメチル)−2−プロペニル基、3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、2−ヘキシル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、2−オクタデシル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、2−イソプロピル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、2−t−ブチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、2−シクロヘキシル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、2−アセチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、2−フェニル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル基、3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル基、2−メチル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル基、2−ヘキシル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル基、2−オクタデシル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル基、2−イソプロピル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル基、2−t−ブチル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル基、2−シクロヘキシル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル基、2−アセチル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル基、2−ベンゾイル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル基、2−フェニル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル基、2−フェニル−3,3−ビス(ヘキシルオキシカルボニル)−2−プロペニル基、2−フェニル−3,3−ビス(オクタデシルオキシカルボニル)−2−プロペニル基、2−フェニル−3,3−ビス(t−ブトキシカルボニル)−2−プロペニル基、2−フェニル−3,3−ビス(シクロヘキシルオキシカルボニル)−2−プロペニル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
置換基R1〜R3およびR5における置換もしくは未置換のアルコキシル基としては、炭素原子数1 〜18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルコキシル基があげられ、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、オクチルオキシ基、オクタデカンオキシ基、イソプロポキシ基、t−ブトキシ基、シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
置換基R1〜R3およびR5における置換もしくは未置換のアリールオキシ基としては、炭素原子数6 〜18の単環、縮合多環アリールオキシ基であり、フェノキシ基、1ーナフチルオキシ基、2−ナフチルオキシ基、9−アンスリルオキシ基、9−フェナントリルオキシ基、1−ピレニルオキシ基、5−ナフタセニルオキシ基、1−インデニルオキシ基、2−アズレニルオキシ基、1−アセナフチルオキシ基、9−フルオレニルオキシ基、o−トリルオキシ基、m−トリルオキシ基、p−トリルオキシ基、2,3−キシリルオキシ基、2,5−キシリルオキシ基、メシチルオキシ基、p−クメニルオキシ基、p−デシルフェノキシ基、p−シクロヘキシルフェノキシ基、4−フェニルフェノキシ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
置換基R1〜R3およびR5における置換もしくは未置換の複素環オキシ基としては、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜18の単環または縮合多環状の複素環オキシ基が挙げられ、具体例としては、2−フラニルオキシ基、2−チエニルオキシ基、2−インドリルオキシ基、3−インドリルオキシ基、2−ベンゾフリルオキシ基、2−ベンゾチエニルオキシ基、2−カルバゾリルオキシ基、3−カルバゾリルオキシ基、4−カルバゾリルオキシ基、9−アクリジニルオキシ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではなく、複素環基と酸素原子が上記以外の位置で結合していてもよく、それらも本発明のR1で表記される置換基の範疇に含まれる。
置換基R2、R3、R5およびRにおけるハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
置換基Rにおける置換もしくは未置換のカルバモイル基としては、炭素原子数1〜30のカルバモイル基が挙げられ、具体例としては、N−メチルカルバモイル基、N−エチルカルバモイル基、N−プロピルカルバモイル基、N−ブチルカルバモイル基、N−ヘキシルカルバモイル基、N−シクロヘキシルカルバモイル基、N−オクチルカルバモイル基、N−デシルカルバモイル基、N−オクタデシルカルバモイル基、N−フェニルカルバモイル基、N−2−メチルフェニルカルバモイル基、N−2−クロロフェニルカルバモイル基、N−2−イソプロポキシフェニルカルバモイル基、N−2−(2−エチルヘキシル)フェニルカルバモイル基、N−3−クロロフェニルカルバモイル基、N−3−ニトロフェニルカルバモイル基、N−3−シアノフェニルカルバモイル基、N−4−メトキシフェニルカルバモイル基、N−4−シアノフェニルカルバモイル基、N−4−メチルスルファニルフェニルカルバモイル基、N−4−フェニルスルファニルフェニルカルバモイル基、N−メチル−N−フェニルカルバモイル基、N、N−ジメチルカルバモイル基、N、N−ジブチルカルバモイル基、N、N−ジフェニルカルバモイル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
置換基R2、R3、R5〜R8およびRにおける置換もしくは未置換のアルキル基としては、炭素原子数1 〜18の置換もしくは未置換の直鎖状、分岐鎖状、環状アルキル基が挙げられ、具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、オクタデシル基、イソプロピル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、4−デシルシクロヘキシル基、フルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、トリブロモメチル基、ヒドロキシメチル基、カルボキシメチル基、メルカプトメチル基、シアノメチル基、ニトロメチル基、アジドメチル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
置換基R2、R3、R5、R、Ar4、Ar5およびAr6における置換もしくは未置換のアリール基としては、炭素原子数6 〜18の単環、縮合多環アリール基が挙げられ、具体例としては、フェニル基、ビフェニル基、ターフェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、9−アンスリル基、9−フェナントリル基、1−ピレニル基、5−ナフタセニル基、1−インデニル基、2−アズレニル基、1−アセナフチル基、9−フルオレニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、2,3−キシリル基、2,5−キシリル基、メシチル基、p−クメニル基、p−ドデシルフェニル基、p−シクロヘキシルフェニル基、4−ビフェニル基、o−フルオロフェニル基、m−クロロフェニル基、p−ブロモフェニル基、p−ヒドロキシフェニル基、m−カルボキシフェニル基、o−メルカプトフェニル基、p−シアノフェニル基、m−ニトロフェニル基、m−アジドフェニル基等を挙げることができるがこれらに限定されるものではなく、また、一般式(5)〜一般式(6)、一般式(14)〜一般式(15)の硫黄原子、一般式(7)のリン原子、一般式(8)〜一般式(11)の炭素原子、一般式(13)のヨウ素原子と共有結合を形成することのできる置換位置であればどの置換位置で結合していても良く、それらも本発明のR2、R3、R5、R、Ar4、Ar5およびAr6で表記される置換基の範疇に含まれる。
置換基R2、R3、R5、R、Ar4、Ar5およびAr6における置換もしくは未置換の複素環基としては、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜24の芳香族あるいは脂肪族の複素環基が挙げられ、2−チエニル基、2−ベンゾチエニル基、ナフト[2,3−b]チエニル基、3−チアントレニル基、2−チアンスレニル基、2−フリル基、2−ベンゾフリル基、ピラニル基、イソベンゾフラニル基、クロメニル基、キサンテニル基、フェノキサチイニル基、2H−ピロリル基、ピロリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、インドリジニル基、イソインドリル基、3H−インドリル基、2−インドリル基、3−インドリル基、1H−インダゾリル基、プリニル基、4H−キノリジニル基、イソキノリル基、キノリル基、フタラジニル基、ナフチリジニル基、キノキサニリル基、キナゾリニル基、シンノリニル基、プテリジニル基、4aH−カルバゾリル基、2−カルバゾリル基、3−カルバゾリル基、β−カルボリニル基、フェナントリジニル基、2−アクリジニル基、ペリミジニル基、フェナントロリニル基、フェナジニル基、フェナルサジニル基、イソチアゾリル基、フェノチアジニル基、イソキサゾリル基、フラザニル基、3−フェニキサジニル基、イソクロマニル基、クロマニル基、ピロリジニル基、ピロリニル基、イミダゾリジニル基、イミダゾリニル基、ピラゾリジニル基、ピラゾリニル基、ピペリジル基、ピペラジニル基、インドリニル基、イソインドリニル基、キヌクリジニル基、モルホリニル基、チオキサントリル基、4−キノリニル基、4−イソキノリル基、3−フェノチアジニル基、2−フェノキサチイニル基、3−クマリニル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではなく、また、一般式(5)〜一般式(6)、一般式(14)〜一般式(15)の硫黄原子、一般式(7)のリン原子、一般式(8)〜一般式(11)の炭素原子、一般式(13)のヨウ素原子と共有結合を形成することのできる置換位置であればどの置換位置で結合していても良く、それらも本発明のR2、R3、R5、R、Ar4、Ar5およびAr6で表記される置換基の範疇に含まれる。
置換基RおよびR6における置換もしくは未置換のアルキルチオ基としては、炭素原子数1 〜18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルキルチオ基が挙げられ、具体例としては、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ブチルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基、オクチルチオ基、デシルチオ基、ドデシルチオ基、オクタデシルチオ基、イソプロピルチオ基、イソブチルチオ基、sec−ブチルチオ基、t−ブチルチオ基、シクロペンチルチオ基、シクロヘキシルチオ基、4−デシルシクロヘキシルチオ基、フルオロメチルチオ基、クロロメチルチオ基、ブロモメチルチオ基、トリフルオロメチルチオ基、トリクロロメチルチオ基、トリブロモメチルチオ基、ヒドロキシメチルチオ基、カルボキシメチルチオ基、メルカプトメチルチオ基、シアノメチルチオ基、ニトロメチルチオ基、アジドメチルチオ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
置換基Rにおける置換もしくは未置換のアリールチオ基としては、炭素原子数4〜18の単環または縮合多環アリールチオ基が挙げられ、具体例としては、フェニルチオ基、1−ナフチルチオ基、2−ナフチルチオ基、9−アンスリルチオ基、9−フェナントリルチオ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではなく、アリール基と硫黄原子は上記以外の位置で結合していても良く、それらも本発明のRで表記される置換基の範疇に含まれる。
置換基Rにおける置換もしくは未置換の複素環チオ基としては、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜18の単環または縮合多環複素環チオ基が挙げられ、具体例としては、2−フリルチオ基、2−チエニルチオ基、2−ピロリルチオ基、6−インドリルチオ基、2−ベンゾフリルチオ基、2−ベンゾチエニルチオ基、2−カルバゾリルチオ基、3−カルバゾリルチオ基、4−カルバゾリルチオ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではなく、複素環基と硫黄原子は上記以外の位置で結合していても良く、それらも本発明のRで表記される置換基の範疇に含まれる。
置換基R7、R8およびRにおける置換もしくは未置換のアルコキシル基としては、炭素原子数1〜18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルコキシル基が挙げられ、具体例としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、オクチルオキシ基、オクタデカンオキシ基、イソプロポキシ基、t−ブトキシ基、シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基、フルオロメトキシ基、クロロメトキシ基、ブロモメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、トリクロロメトキシ基、トリブロモメトキシ基、ヒドロキシメトキシ基、カルボキシメトキシ基、メルカプトメトキシ基、シアノメトキシ基、ニトロメトキシ基、アジドメトキシ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
置換基Rにおける置換もしくは未置換のアリールオキシ基としては、炭素原子数4〜18の単環または縮合多環アリールオキシ基が挙げられ、具体例としては、フェノキシ基、1ーナフチルオキシ基、2−ナフチルオキシ基、9−アンスリルオキシ基、9−フェナントリルオキシ基、1−ピレニルオキシ基、5−ナフタセニルオキシ基、1−インデニルオキシ基、2−アズレニルオキシ基、1−アセナフチルオキシ基、9−フルオレニルオキシ基、o−トリルオキシ基、m−トリルオキシ基、p−トリルオキシ基、2,3−キシリルオキシ基、2,5−キシリルオキシ基、メシチルオキシ基、p−クメニルオキシ基、p−デシルフェノキシ基、p−シクロヘキシルフェノキシ基、4−ビフェノキシ基、o−フルオロフェノキシ基、m−クロロフェノキシ基、p−ブロモフェノキシ基、p−ヒドロキシフェノキシ基、m−カルボキシフェノキシ基、o−メルカプトフェノキシ基、p−シアノフェノキシ基、m−ニトロフェノキシ基、m−アジドフェノキシ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではなく、アリール基と酸素原子が上記以外の位置で結合していても良く、それらも本発明のRで表記される置換基の範疇に含まれる。
置換基Rにおける置換もしくは未置換の複素環オキシ基としては、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜18の単環または縮合多環状の複素環オキシ基が挙げられ、具体例としては、2−フラニルオキシ基、2−チエニルオキシ基、2−インドリルオキシ基、3−インドリルオキシ基、2−ベンゾフリルオキシ基、2−ベンゾチエニルオキシ基、2−カルバゾリルオキシ基、3−カルバゾリルオキシ基、4−カルバゾリルオキシ基、9−アクリジニルオキシ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではなく、複素環基と酸素原子が上記以外の位置で結合していても良く、それらも本発明のRで表記される置換基の範疇に含まれる。
置換基R2、R3、R5およびRにおける置換もしくは未置換のアルケニル基としては、炭素原子数2 〜18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルケニル基が挙げられ、具体例としては、ビニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、1−オクテニル基、1−オクタデセニル基、イソプロペニル基、1−シクロヘキセニル基、トリフルオロエテニル基、1−クロロエテニル基、2,2−ジブロモエテニル基、4−ヒドロキシ−1−ブテニル基、1−カルボキシエテニル基、5−メルカプト−1−ヘキセニル基、1−シアノエテニル基、3−ニトロ−1−プロペニル基、4−アジド−2−ブテニル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
置換基Rにおける置換もしくは未置換のアリールアルキル基としては、炭素原子数7 〜18の単環、縮合多環アリールアルキル基が挙げられ、具体例としては、ベンジル基、p−トリルメチル基、2−ナフチルメチル基、9−アンスリルメチル基、4−(9−アンスリル)ブチル基、o−フルオロベンジル基、m−クロロベンジル基、p−ブロモベンジル基、p−ヒドロキシベンジル基、m−カルボキシベンジル基、o−メルカプトベンジル基、p−シアノベンジル基、m−ニトロベンジル基、m−アジドベンジル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
置換基R2、R3、R5およびRにおける置換もしくは未置換のアシル基としては、水素原子または炭素原子数1〜18の直鎖状、分岐鎖状、単環状または縮合多環状の脂肪族基が結合したカルボニル基、炭素原子数6〜18の単環状あるいは縮合多環状アリール基が結合したカルボニル基、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜18の単環または縮合多環状の複素環基が結合したカルボニル基が挙げられ、具体例としては、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、シクロペンチルカルボニル基、シクロヘキシルカルボニル基、アクリロイル基、メタクリロイル基、クロトノイル基、イソクロトノイル基、オレオイル基、シンナモイル基ベンゾイル基、1−ナフトイル基、2−ナフトイル基、9−アンスリルカルボニル基、3−フロイル基、2−テノイル基、ニコチノイル基、イソニコチノイル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではなく、アリール基とカルボニル基、複素環基とカルボニル基は、それぞれ上記以外の位置で結合していても良く、それらも本発明のR2、R3、R5、およびRで表記される置換基の範疇に含まれる。
置換基R2、R3、R5、およびRにおける置換もしくは未置換のカルボニルオキシ基としては、水素原子または炭素原子数1〜18の直鎖状、分岐鎖状、単環状または縮合多環状の脂肪族基が結合したカルボニルオキシ基、あるいは、炭素原子数6〜18の単環状あるいは縮合アリール基が結合したカルボニルオキシ基、あるいは、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜18の単環または縮合多環状の複素環基が結合したカルボニルオキシ基が挙げられ、具体例としては、アセトキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチリルオキシ基、イソブチリルオキシ基、バレリルオキシ基、イソバレリルオキシ基、ピバロイルオキシ基、ラウロイルオキシ基、ミリストイルオキシ基、パルミトイルオキシ基、ステアロイルオキシ基、シクロペンチルカルボニルオキシ基、シクロヘキシルカルボニルオキシ基、アクリロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基、クロトノイルオキシ基、イソクロトノイルオキシ基、オレオイルオキシ基、ベンゾイルオキシ基、1−ナフトイルオキシ基、2−ナフトイルオキシ基、シンナモイルオキシ基、3−フロイルオキシ基、2−テノイルオキシ基、ニコチノイルオキシ基、イソニコチノイルオキシ基、9−アンスロイルオキシ基、5−ナフタセノイルオキシ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではなく、アリール基とカルボニルオキシ基、複素環基とカルボニルオキシ基は、それぞれ上記以外の位置で結合していても良く、それらも本発明のR2、R3、R5、およびRで表記される置換基の範疇に含まれる。
置換基R2、R3、R5、およびRにおける置換もしくは未置換のオキシカルボニル基としては、炭素原子数1〜12の炭酸エステル基または、炭素原子数7 〜19の単環、縮合多環アリールオキシカルボニル基が挙げられ、具体例としてはtert−ブトキシカルボニルオキシ基、tert−ペンチルオキシカルボニルオキシ基、1,1−ジエチルプロピルオキシカルボニルオキシ基、1−エチル−2−シクロペンテニルオキシカルボニルオキシ基、2−テトラヒドロピラニルオキシカルボニルオキシ基、1−エチルシクロペンチルオキシカルボニルオキシ基、フェノキシカルボニル基、1ーナフチルオキシカルボニル基、2−ナフチルオキシカルボニル基、9−アンスリルオキシカルボニル基、9−フェナントリルオキシカルボニル基、1−ピレニルオキシカルボニル基、5−ナフタセニルオキシカルボニル基、1−インデニルオキシカルボニル基、2−アズレニルオキシカルボニル基、1−アセナフチルオキシカルボニル基、9−フルオレニルオキシカルボニル基、o−トリルオキシカルボニル基、m−トリルオキシカルボニル基、p−トリルオキシカルボニル基、2,3−キシリルオキシカルボニル基、2,5−キシリルオキシカルボニル基、メシチルオキシカルボニル基、p−クメニルオキシカルボニル基、p−シクロヘキシルフェノキシカルボニル基、4−フェニルフェノキシカルボニル基、o−フルオロフェノキシカルボニル基、m−クロロフェノキシカルボニル基、p−ブロモフェノキシカルボニル基、p−ヒドロキシフェノキシカルボニル基、m−カルボキシフェノキシカルボニル基、o−メルカプトフェノキシカルボニル基、p−シアノフェノキシカルボニル基、m−ニトロフェノキシカルボニル基、m−アジドフェノキシカルボニル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
さらに隣接したR同士、Ar4とAr5、Ar4とAr6、Ar5とAr6、R2とR3、R2とR5、R3とR5、もしくはR1とR2、R1とR3、R1とR5、R1とR、R1とR6は、相互に結合した環状構造であっても良い。
上述した置換基R1〜R8、R、Ar4、Ar5、およびAr6は、さらに他の置換基で置換されていても良く、そのような他の置換基としては、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、複素環基、アシル基、アルコキシル基、アリールオキシ基、複素環オキシ基、アシルオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、複素環チオ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アリールアミノ基、ジアリールアミノ基、アルキルアリールアミノ基、ベンジルアミノ基、ジベンジルアミノ基等が挙げられる。
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
アルキル基としては炭素原子数1〜18の直鎖状、分岐鎖状、単環状または縮合多環状アルキル基が挙げられ、具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、オクタデシル基、イソプロピル基、イソブチル基、イソペンチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、sec−ペンチル基、tert−ペンチル基、tert−オクチル基、ネオペンチル基、シクロプロピル基、シクロブチル、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、アダマンチル基、ノルボルニル基、ボロニル基、4−デシルシクロヘキシル基等が挙げられる。
アリール基としては、炭素原子数6〜18の単環または縮合多環アリール基が挙げられ、具体例としては、フェニル基、1ーナフチル基、2−ナフチル基、9−アンスリル基、9−フェナントリル基、1−ピレニル基、5−ナフタセニル基、1−インデニル基、2−アズレニル基、1−アセナフチル基、9−フルオレニル基等が挙げられる。
複素環基としては、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜18の単環または縮合多環複素環基が挙げられ、具体例としては、2−フラニル基、2−チエニル基、2−インドリル基、3−インドリル基、2−ベンゾフリル基、2−ベンゾチエニル基、2−カルバゾリル基、3−カルバゾリル基、4−カルバゾリル基、9−アクリジニル基等が挙げられる。
アシル基としては、水素原子または炭素原子数1〜18の直鎖状、分岐鎖状、単環状または縮合多環状の脂肪族が結合したカルボニル基、あるいは、炭素原子数6〜18の単環状あるいは縮合多環状アリール基が結合したカルボニル基、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜18の単環状あるいは縮合多環状複素環基が結合したカルボニル基が挙げられ、それらは構造中に不飽和結合を有していてもよく、具体例としては、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、シクロペンチルカルボニル基、シクロヘキシルカルボニル基、アクリロイル基、メタクリロイル基、クロトノイル基、イソクロトノイル基、オレオイル基、ベンゾイル基、2−メチルベンゾイル基、4−メトキシベンゾイル基、1−ナフトイル基、2−ナフトイル基、シンナモイル基、3−フロイル基、2−テノイル基、ニコチノイル基、イソニコチノイル基、9−アンスロイル基、5−ナフタセノイル基等が挙げられる。
アルコキシル基としては、炭素原子数1〜18の直鎖状、分岐鎖状、単環状あるいは縮合多環状アルコキシル基があげられ、具体例としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ基、ノニルオキシ基、デシルオキシ基、ドデシルオキシ基、オクタデシルオキシ基、イソプロポキシ基、イソブトキシ基、イソペンチルオキシ基、sec−ブトキシ基、t−ブトキシ基、sec−ペンチルオキシ基、t−ペンチルオキシ基、t−オクチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基、シクロプロピルオキシ基、シクロブチルオキシ基、シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基、アダマンチルオキシ基、ノルボルニルオキシ基、ボロニルオキシ基、4−デシルシクロヘキシルオキシ基、2−テトラヒドロフラニルオキシ基、2−テトラヒドロフラニルオキシ基等が挙げられる。
アリールオキシ基としては、炭素原子数6〜18の単環状または縮合多環状アリールオキシ基が挙げられ、具体例としては、フェノキシ基、1ーナフチルオキシ基、2−ナフチルオキシ基、9−アンスリルオキシ基、9−フェナントリルオキシ基、1−ピレニルオキシ基、5−ナフタセニルオキシ基、1−インデニルオキシ基、2−アズレニルオキシ基、1−アセナフチルオキシ基、9−フルオレニルオキシ基等が挙げられる。
複素環オキシ基としては、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜18の単環状または縮合多環状複素環オキシ基が挙げられ、具体例としては、2−フラニルオキシ基、2−チエニルオキシ基、2−インドリルオキシ基、3−インドリルオキシ基、2−ベンゾフリルオキシ基、2−ベンゾチエニルオキシ基、2−カルバゾリルオキシ基、3−カルバゾリルオキシ基、4−カルバゾリルオキシ基、9−アクリジニルオキシ基等が挙げられる。
アシルオキシ基としては、水素原子または炭素原子数1〜18の直鎖状、分岐鎖状、単環状または縮合多環状の脂肪族が結合したカルボニルオキシ基、あるいは、炭素原子数6〜18の単環状または縮合多環状アリール基が結合したカルボニルオキシ基、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜18の単環状または縮合多環状複素環基が結合したカルボニルオキシ基が挙げられ、具体例としては、アセトキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチリルオキシ基、イソブチリルオキシ基、バレリルオキシ基、イソバレリルオキシ基、ピバロイルオキシ基、ラウロイルオキシ基、ミリストイルオキシ基、パルミトイルオキシ基、ステアロイルオキシ基、シクロペンチルカルボニルオキシ基、シクロヘキシルカルボニルオキシ基、アクリロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基、クロトノイルオキシ基、イソクロトノイルオキシ基、オレオイルオキシ基、ベンゾイルオキシ基、1−ナフトイルオキシ基、2−ナフトイルオキシ基、シンナモイルオキシ基、3−フロイルオキシ基、2−テノイルオキシ基、ニコチノイルオキシ基、イソニコチノイルオキシ基、9−アンスロイルオキシ基、5−ナフタセノイルオキシ基等が挙げられる。
アルキルチオ基としては、炭素原子数1〜18の直鎖状、分岐鎖状、単環状または縮合多環状アルキルチオ基が挙げられ、具体例としては、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ブチルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基、オクチルチオ基、デシルチオ基、ドデシルチオ基、オクタデシルチオ基等が挙げられる。
アリールチオ基としては、炭素原子数6〜18の単環状または縮合多環状アリールチオ基が挙げられ、具体例としては、フェニルチオ基、1−ナフチルチオ基、2−ナフチルチオ基、9−アンスリルチオ基、9−フェナントリルチオ基等が挙げられる。
複素環チオ基としては、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜18の単環状または縮合多環状複素環チオ基が挙げられ、具体例としては、2−フリルチオ基、2−チエニルチオ基、2−ピロリルチオ基、6−インドリルチオ基、2−ベンゾフリルチオ基、2−ベンゾチエニルチオ基、2−カルバゾリルチオ基、3−カルバゾリルチオ基、4−カルバゾリルチオ基等が挙げられる。
アルキルアミノ基としては、メチルアミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基、ブチルアミノ基、ペンチルアミノ基、ヘキシルアミノ基、ヘプチルアミノ基、オクチルアミノ基、ノニルアミノ基、デシルアミノ基、ドデシルアミノ基、オクタデシルアミノ基、イソプロピルアミノ基、イソブチルアミノ基、イソペンチルアミノ基、sec−ブチルアミノ基、tert−ブチルアミノ基、sec−ペンチルアミノ基、tert−ペンチルアミノ基、tert−オクチルアミノ基、ネオペンチルアミノ基、シクロプロピルアミノ基、シクロブチルアミノ基、シクロペンチルアミノ基、シクロヘキシルアミノ基、シクロヘプチルアミノ基、シクロオクチルアミノ基、シクロドデシルアミノ基、1−アダマンタミノ基、2−アダマンタミノ基等が挙げられる。
ジアルキルアミノ基としては、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジプロピルアミノ基、ジブチルアミノ基、ジペンチルアミノ基、ジヘキシルアミノ基、ジヘプチルアミノ基、ジオクチルアミノ基、ジノニルアミノ基、ジデシルアミノ基、ジドデシルアミノ基、ジオクタデシルアミノ基、ジイソプロピルアミノ基、ジイソブチルアミノ基、ジイソペンチルアミノ基、メチルエチルアミノ基、メチルプロピルアミノ基、メチルブチルアミノ基、メチルイソブチルアミノ基、シクロプロピルアミノ基、ピロリジノ基、ピペリジノ基、ピペラジノ基等が挙げられる。
アリールアミノ基としては、アニリノ基、1−ナフチルアミノ基、2−ナフチルアミノ基、o−トルイジノ基、m−トルイジノ基、p−トルイジノ基、2−ビフェニルアミノ基、3−ビフェニルアミノ基、4−ビフェニルアミノ基、1−フルオレンアミノ基、2−フルオレンアミノ基、2−チアゾールアミノ基、p−ターフェニルアミノ基等が挙げられる。
ジアリールアミノ基としては、ジフェニルアミノ基、ジトリルアミノ基、N−フェニル−1−ナフチルアミノ基、N−フェニル−2−ナフチルアミノ基等が挙げられる。
アルキルアリールアミノ基としては、N−メチルアニリノ基、N−メチル−2−ピリジノ基、N−エチルアニリノ基、N−プロピルアニリノ基、N−ブチルアニリノ基、N−イソプロピル、N−ペンチルアニリノ基、N−エチルアニリノ基、N−メチル−1−ナフチルアミノ基等が挙げられる。
以下に、本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)の一般式(5)〜一般式(15)で表されるオニウムカチオンの構造の具体例を挙げる。
一般式(5)に該当するオニウムカチオン(スルホニウムカチオン):
ベンジルスルホニウムカチオンの例:
ジメチル(ベンジル)スルホニウム、ジメチル(o−フルオロベンジル)スルホニウム、ジメチル(m−クロロベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−ブロモベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−シアノベンジル)スルホニウム、ジメチル(m−ニトロベンジル)スルホニウム、ジメチル(2,4,6−トリブロモフェニルメチル)スルホニウム、ジメチル(ペンタフルオロフェニルメチル)スルホニウム、ジメチル(p−(トリフルオロメチル)ベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−ヒドロキシベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−メルカプトベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−メチルスルフィニルベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−メチルスルホニルベンジル)スルホニウム、ジメチル(o−アセチルベンジル)スルホニウム、ジメチル(o−ベンゾイルベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−メチルベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−イソプロピルベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−オクタデシルベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−シクロヘキシルベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−メトキシベンジル)スルホニウム、ジメチル(o−メトキシカルボニルベンジル)スルホニウム、ジメチル(p−フェニルスルファニルベンジル)スルホニウム、(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−4−イルメチル)ジメチルスルホニウム、(4−メトキシナフタレン−1−イル)ジメチルスルホニウム、ジメチル(p−イソプロポキシカルボニルベンジル)スルホニウム、ジメチル(2−ナフチルメチル)スルホニウム、ジメチル(9−アンスリルメチル)スルホニウム、ジエチル(ベンジル)スルホニウム、メチルエチル(ベンジル)スルホニウム、メチルフェニル(ベンジル)スルホニウム、ジフェニル(ベンジル)スルホニウム、ジイソプロピル(ベンジル)スルホニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルスルホニウムカチオンの例:
ジメチル(フェナシル)スルホニウム、ジメチル(o−フルオロフェナシル)スルホニウム、ジメチル(m−クロロフェナシル)スルホニウム、ジメチル(p−ブロモフェナシル)スルホニウム、ジメチル(p−シアノフェナシル)スルホニウム、ジメチル(m−ニトロフェナシル)スルホニウム、ジメチル(2,4,6−トリブロモフェニルメチル)スルホニウム、ジメチル(p−(トリフルオロメチル)フェナシル)スルホニウム、ジメチル(p−ヒドロキシフェナシル)スルホニウム、ジメチル(p−メルカプトフェナシル)スルホニウム、ジメチル(p−メチルスルフィニルフェナシル)スルホニウム、ジメチル(p−メチルスルホニルフェナシル)スルホニウム、ジメチル(o−アセチルフェナシル)スルホニウム、ジメチル(o−ベンゾイルフェナシル)スルホニウム、ジメチル(p−メチルフェナシル)スルホニウム、ジメチル(p−イソプロピルフェナシル)スルホニウム、ジメチル(p−オクタデシルフェナシル)スルホニウム、ジメチル(p−シクロヘキシルフェナシル)スルホニウム、ジメチル(p−メトキシフェナシル)スルホニウム、ジメチル(o−メトキシカルボニルフェナシル)スルホニウム、ジメチル(p−イソプロポキシカルボニルフェナシル)スルホニウム、〔2−(4−メトキシ−ナフタレン−1−イル)−2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホニウム、ジメチル(1−ナフトイルメチル)スルホニウム、〔2−オキソ−2−(4−フェニルスルファニル−フェニル)−エチル〕−ジメチルスルホニウム、〔2−(6−ベンゾイル−9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホニウム、〔2−(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−3−イル)−2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホニウム、ジメチル(2−ナフトイルメチル)スルホニウム、ジメチル(9−アンスロイルメチル)スルホニウム、ジエチル(フェナシル)スルホニウム、メチルエチル(フェナシル)スルホニウム、メチルフェニル(フェナシル)スルホニウム、ジフェニル(フェナシル)スルホニウム、ジイソプロピル(フェナシル)スルホニウム、テトラメチレン(フェナシル)スルホニウム、ペンタメチレン(フェナシル)スルホニウム、ヘキサメチレン(フェナシル)スルホニウム、エチレンジオキシ(フェナシル)スルホニウム、ジエチレンジオキシ(フェナシル)スルホニウム、エチレンジチオ(フェナシル)スルホニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルスルホニウムカチオンの例:
ジメチル(アリル)スルホニウム、ジメチル(2,3,3−トリフルオロ−2−プロペニル)スルホニウム、ジメチル(3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホニウム、ジメチル(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホニウム、ジメチル(2−アセチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホニウム、ジメチル(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホニウム、ジメチル(2−フェニル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホニウム、ジメチル(3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル)スルホニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アルコキシスルホニウムカチオンの例:
ジメチル(メトキシ)スルホニウム、ジメチル(エトキシ)スルホニウム、ジメチル(プロポキシ)スルホニウム、ジメチル(ブトキシ)スルホニウム、ジメチル(オクチルオキシ)スルホニウム、ジメチル(オクタデカンオキシ)スルホニウム、ジメチル(イソプロポキシ)スルホニウム、ジメチル(t−ブトキシ)スルホニウム、ジメチル(シクロペンチルオキシ)スルホニウム、ジメチル(シクロヘキシルオキシ)スルホニウム、ジメチル(フルオロメトキシ)スルホニウム、ジメチル(2−クロロエトキシ)スルホニウム、ジメチル(3−ブロモプロポキシ)スルホニウム、ジメチル(4−シアノブトキシ)スルホニウム、ジメチル(8−ニトロオクチルオキシ)スルホニウム、ジメチル(18−トリフルオロメチルオクタデカンオキシ)スルホニウム、ジメチル(2−ヒドロキシイソプロポキシ)スルホニウム、ジメチル(トリス(トリクロロメチル)メチル)スルホニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリールオキシスルホニウムカチオンの例:
ジメチル(フェノキシ)スルホニウム、ジメチル(1ーナフチルオキシ)スルホニウム、ジメチル(2−ナフチルオキシ)スルホニウム、ジメチル(9−アンスリルオキシ)スルホニウム、ジメチル(9−フェナントリルオキシ)スルホニウム、ジメチル(p−トリルオキシ)スルホニウム、ジメチル(2,3−キシリルオキシ)スルホニウム、ジメチル(o−フルオロフェノキシ)スルホニウム、ジメチル(m−クロロフェノキシ)スルホニウム、ジメチル(p−ブロモフェノキシ)スルホニウム、ジメチル(p−ヒドロキシフェノキシ)スルホニウム、ジメチル(m−カルボキシフェノキシ)スルホニウム、ジメチル(o−メルカプトフェノキシ)スルホニウム、ジメチル(p−シアノフェノキシ)スルホニウム、ジメチル(m−ニトロフェノキシ)スルホニウム、ジメチル(m−アジドフェノキシ)スルホニウム、ジメチル(4−フェニルスルファニル−フェノキシ)スルホニウム、ジメチル(2−クロロ−1−ナフチルオキシ)スルホニウム、ジメチル(4−メトキシ−1−ナフチルオキシ)スルホニウム、ジメチル(11−ニトロ−5−ナフタセニル)スルホニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
一般式(6)に該当するオニウムカチオン(スルホキソニウムカチオン):
ベンジルスルホキソニウムカチオンの例:
ジメチル(ベンジル)スルホキソニウム、ジメチル(p−ブロモベンジル)スルホキソニウム、ジメチル(p−シアノベンジル)スルホキソニウム、ジメチル(m−ニトロベンジル)スルホキソニウム、ジメチル(ペンタフルオロフェニルメチル)スルホキソニウム、ジメチル(p−ヒドロキシベンジル)スルホキソニウム、ジメチル(o−アセチルベンジル)スルホキソニウム、ジメチル(o−ベンゾイルベンジル)スルホキソニウム、ジメチル(p−イソプロピルベンジル)スルホキソニウム、ジメチル(p−メトキシベンジル)スルホキソニウム、ジメチル(o−メトキシカルボニルベンジル)スルホキソニウム、ジメチル(p−フェニルスルファニルベンジル)スルホキソニウム、(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−4−イルメチル)ジメチルスルホキソニウム、(4−メトキシナフタレン−1−イル)ジメチルスルホキソニウム、ジメチル(2−ナフチルメチル)スルホキソニウム、ジメチル(9−アンスリルメチル)スルホキソニウム、ジエチル(ベンジル)スルホキソニウム、メチルエチル(ベンジル)スルホキソニウム、メチルフェニル(ベンジル)スルホキソニウム、ジフェニル(ベンジル)スルホキソニウム、ジイソプロピル(ベンジル)スルホキソニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルスルホキソニウムカチオンの例:
ジメチル(フェナシル)スルホキソニウム、ジメチル(p−ブロモフェナシル)スルホキソニウム、ジメチル(p−シアノフェナシル)スルホキソニウム、ジメチル(m−ニトロフェナシル)スルホキソニウム、ジメチル(2、4、6−トリブロモフェニルメチル)スルホキソニウム、ジメチル(p−ヒドロキシフェナシル)スルホキソニウム、ジメチル(p−メルカプトフェナシル)スルホキソニウム、ジメチル(o−ベンゾイルフェナシル)スルホキソニウム、ジメチル(p−メチルフェナシル)スルホキソニウム、ジメチル(p−メトキシフェナシル)スルホキソニウム、ジメチル(o−メトキシカルボニルフェナシル)スルホキソニウム、〔2−(4−メトキシ−ナフタレン−1−イル)−2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホキソニウム、ジメチル(1−ナフトイルメチル)スルホキソニウム、〔2−オキソ−2−(4−フェニルスルファニル−フェニル)−エチル〕−ジメチルスルホキソニウム、〔2−(6−ベンゾイル−9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホキソニウム、〔2−(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−3−イル)−2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホキソニウム、ジメチル(2−ナフチルメチル)スルホキソニウム、ジメチル(9−アンスリルメチル)スルホキソニウム、ジエチル(フェナシル)スルホキソニウム、メチルエチル(フェナシル)スルホキソニウム、メチルフェニル(フェナシル)スルホキソニウム、ジフェニル(フェナシル)スルホキソニウム、ジイソプロピル(フェナシル)スルホキソニウム、テトラメチレン(フェナシル)スルホキソニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルスルホキソニウムカチオンの例:
ジメチル(アリル)スルホキソニウム、ジメチル(3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホキソニウム、ジメチル(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホキソニウム、ジメチル(2−フェニル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホキソニウム、ジメチル(3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル)スルホキソニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アルコキシスルホキソニウムカチオンの例:
ジメチル(エトキシ)スルホキソニウム、ジメチル(プロポキシ)スルホキソニウム、ジメチル(オクチルオキシ)スルホキソニウム、ジメチル(イソプロポキシ)スルホキソニウム、ジメチル(シクロヘキシルオキシ)スルホキソニウム、ジメチル(2−クロロエトキシ)スルホキソニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリールオキシスルホキソニウムカチオンの例:
ジメチル(フェノキシ)スルホキソニウム、ジメチル(2−ナフチルオキシ)スルホキソニウム、ジメチル(9−アンスリルオキシ)スルホキソニウム、ジメチル(p−トリルオキシ)スルホキソニウム、ジメチル(m−クロロフェノキシ)スルホキソニウム、ジメチル(4−フェニルスルファニル−フェノキシ)スルホキソニウム、ジメチル(m−カルボキシフェノキシ)スルホキソニウム、ジメチル(p−シアノフェノキシ)スルホキソニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
一般式(7)に該当するオニウムカチオン(ホスホニウムカチオン):
ベンジルホスホニウムカチオンの例:
トリメチルベンジルホスホニウム、トリエチルベンジルホスホニウム、トリフェニルベンジルホスホニウム、トリフェニル(p−フルオロベンジル)ホスホニウム、トリフェニル(o−クロロベンジル)ホスホニウム、トリフェニル(m−ブロモベンジル)ホスホニウム、トリフェニル(p−シアノベンジル)ホスホニウム、トリフェニル(m−ニトロベンジル)ホスホニウム、トリフェニル(p−フェニルスルファニルベンジル)ホスホニウム、(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−4−イルメチル)トリフェニルホスホニウム、トリフェニル(o−ヒドロキシベンジル)ホスホニウム、トリフェニル(o−アセチルベンジル)ホスホニウム、トリフェニル(m−ベンゾイルベンジル)ホスホニウム、トリフェニル(p−メチルベンジル)ホスホニウム、トリフェニル(p−イソプロポキシベンジル)ホスホニウム、トリフェニル(o−メトキシカルボニルベンジル)ホスホニウム、トリフェニル(1−ナフチルメチル)ホスホニウム、トリフェニル(9−アンスリルメチル)ホスホニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルホスホニウムカチオンの例:
トリメチルフェナシルホスホニウム、トリエチルフェナシルホスホニウム、トリフェニルフェナシルホスホニウム、トリフェニル(p−フルオロフェナシル)ホスホニウム、トリフェニル(o−クロロフェナシル)ホスホニウム、トリフェニル(m−ブロモフェナシル)ホスホニウム、トリフェニル(p−シアノフェナシル)ホスホニウム、トリフェニル(m−ニトロフェナシル)ホスホニウム、〔2−(4−メトキシ−ナフタレン−1−イル)−2−オキソ−エチル〕−トリメチルホスホニウム、トリフェニル(1−ナフトイルメチル)ホスホニウム、〔2−オキソ−2−(4−フェニルスルファニル−フェニル)−エチル〕−トリメチルホスホニウム、〔2−(6−ベンゾイル−9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)2−オキソ−エチル〕−トリエチルホスホニウム、〔2−(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−3−イル)−2−オキソ−エチル〕−トリフェニルホスホニウム、トリフェニル(o−ヒドロキシフェナシル)ホスホニウム、トリフェニル(o−アセチルフェナシル)ホスホニウム、トリフェニル(m−ベンゾイルフェナシル)ホスホニウム、トリフェニル(p−メチルフェナシル)ホスホニウム、トリフェニル(p−イソプロポキシフェナシル)ホスホニウム、トリフェニル(o−メトキシカルボニルフェナシル)ホスホニウム、トリフェニル(9−アンスロイルメチル)ホスホニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルホスホニウムカチオンの例:
トリフェニルアリルホスホニウム、トリフェニル(3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ホスホニウム、トリフェニル(2−ヘキシル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ホスホニウム、トリフェニル(2−アセチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ホスホニウム、トリフェニル(2−フェニル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ホスホニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アルコキシホスホニウムカチオンの例:
トリフェニルメトキシホスホニウム、トリフェニルブトキシホスホニウム、トリフェニルオクタデシルオキシホスホニウム、トリフェニルイソプロポキシホスホニウム、トリフェニル(2−クロロエトキシ)ホスホニウム、トリフェニル(4−シアノブトキシ)ホスホニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリールオキシホスホニウムカチオンの例:
トリフェニルフェノキシホスホニウム、トリフェニル(1−ナフチルオキシ)ホスホニウム、トリフェニル(2−ナフチルオキシ)ホスホニウム、トリフェニル(9−アンスリルオキシ)ホスホニウム、トリフェニル(p−トリルオキシ)ホスホニウム、トリフェニル(4−フェニルスルファニル−フェノキシ)ホスホニウム、トリフェニル(2,3−キシリルオキシ)ホスホニウム、トリフェニル(p−ヒドロキシフェノキシ)ホスホニウム、トリフェニル(m−カルボキシフェノキシ)ホスホニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
一般式(8)に該当するオニウムカチオン(ピリジニウムカチオン):
ベンジルピリジニウムカチオンの例:
N−ベンジルピリジニウム、N−(o−クロロベンジル)ピリジニウム、N−(m−クロロベンジル)ピリジニウム、N−(p−シアノベンジル)ピリジニウム、N−(o−ニトロベンジル)ピリジニウム、N−(p−アセチルベンジル)ピリジニウム、N−(p−イソプロピルベンジル)ピリジニウム、N−(p−オクタデシルオキシベンジル)ピリジニウム、N−(p−メトキシカルボニルベンジル)ピリジニウム、N−(9−アンスリルメチル)ピリジニウム、2−クロロ−1−ベンジルピリジニウム、2−シアノ−1−ベンジルピリジニウム、2−メチル−1−ベンジルピリジニウム、2−ビニル−1−ベンジルピリジニウム、2−フェニル−1−ベンジルピリジニウム、1,2−ジベンジルピリジニウム、2−メトキシ−1−ベンジルピリジニウム、2−フェノキシ−1−ベンジルピリジニウム、2−アセチル−1−ベンジルピリジニウム、2−メトキシカルボニル−1−ベンジルピリジニウム、3−フルオロ−1−ベンジルピリジニウム、4−メチル−1−ベンジルピリジニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルピリジニウムカチオンの例:
N−フェナシルピリジニウム、N−(o−クロロフェナシル)ピリジニウム、N−(m−クロロフェナシル)ピリジニウム、N−(p−シアノフェナシル)ピリジニウム、N−(o−ニトロフェナシル)ピリジニウム、N−(p−アセチルフェナシル)ピリジニウム、N−(p−イソプロピルフェナシル)ピリジニウム、N−(p−オクタデシルオキシフェナシル)ピリジニウム、N−(p−メトキシカルボニルフェナシル)ピリジニウム、N−(9−アンスロイルメチル)ピリジニウム、2−クロロ−1−フェナシルピリジニウム、2−シアノ−1−フェナシルピリジニウム、2−メチル−1−フェナシルピリジニウム、2−ビニル−1−フェナシルピリジニウム、2−フェニル−1−フェナシルピリジニウム、1,2−ジフェナシルピリジニウム、2−メトキシ−1−フェナシルピリジニウム、2−フェノキシ−1−フェナシルピリジニウム、2−アセチル−1−フェナシルピリジニウム、2−メトキシカルボニル−1−フェナシルピリジニウム、3−フルオロ−1−フェナシルピリジニウム、4−メチル−1−フェナシルピリジニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルピリジニウムカチオンの例:
N−アリルピリジニウム、N−(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ピリジニウム、N−(2−イソプロピル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ピリジニウム、N−(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ピリジニウム、N−(2−ヘキシル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル)ピリジニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アルコキシピリジニウムカチオンの例:
N−メトキシピリジニウム、N−オクチルオキシピリジニウム、N−オクタデシルオキシピリジニウム、N−イソプロポキシピリジニウム、N−シクロヘキシルオキシピリジニウム、1−エトキシ−2−メチルピリジニウム、N−(2−クロロエトキシ)ピリジニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アリールオキシピリジニウムカチオンの例:
N−フェノキシピリジニウム、N−(2−ナフチルオキシ)ピリジニウム、N−(9−アンスリルオキシ)ピリジニウム、N−(p−トリルオキシ)ピリジニウム、N−(2,3−キシリルオキシ)ピリジニウム、N−(p−ブロモフェノキシ)ピリジニウム、N−(p−ヒドロキシフェノキシ)ピリジニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
一般式(9)に該当するオニウムカチオン(キノリニウムカチオン):
ベンジルキノリニウムカチオンの例:
N−ベンジルキノリニウム、N−(o−クロロベンジル)キノリニウム、N−(m−クロロベンジル)キノリニウム、N−(p−シアノベンジル)キノリニウム、N−(o−ニトロベンジル)キノリニウム、N−(p−アセチルベンジル)キノリニウム、N−(p−イソプロピルベンジル)キノリニウム、N−(p−オクタデシルオキシベンジル)キノリニウム、N−(p−メトキシカルボニルベンジル)キノリニウム、N−(9−アンスリルメチル)キノリニウム、2−クロロ−1−ベンジルキノリニウム、2−シアノ−1−ベンジルキノリニウム、2−メチル−1−ベンジルキノリニウム、2−ビニル−1−ベンジルキノリニウム、2−フェニル−1−ベンジルキノリニウム、1,2−ジベンジルキノリニウム、2−メトキシ−1−ベンジルキノリニウム、2−フェノキシ−1−ベンジルキノリニウム、2−アセチル−1−ベンジルキノリニウム、2−メトキシカルボニル−1−ベンジルキノリニウム、3−フルオロ−1−ベンジルキノリニウム、4−メチル−1−ベンジルキノリニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルキノリニウムカチオンの例:
N−フェナシルキノリニウム、N−(o−クロロフェナシル)キノリニウム、N−(m−クロロフェナシル)キノリニウム、N−(p−シアノフェナシル)キノリニウム、N−(o−ニトロフェナシル)キノリニウム、N−(p−アセチルフェナシル)キノリニウム、N−(p−イソプロピルフェナシル)キノリニウム、N−(p−オクタデシルオキシフェナシル)キノリニウム、N−(p−メトキシカルボニルフェナシル)キノリニウム、N−(9−アンスロイルメチル)キノリニウム、2−クロロ−1−フェナシルキノリニウム、2−シアノ−1−フェナシルキノリニウム、2−メチル−1−フェナシルキノリニウム、2−ビニル−1−フェナシルキノリニウム、2−フェニル−1−フェナシルキノリニウム、1,2−ジフェナシルキノリニウム、2−メトキシ−1−フェナシルキノリニウム、2−フェノキシ−1−フェナシルキノリニウム、2−アセチル−1−フェナシルキノリニウム、2−メトキシカルボニル−1−フェナシルキノリニウム、3−フルオロ−1−フェナシルキノリニウム、4−メチル−1−フェナシルキノリニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルキノリニウムカチオンの例:
N−アリルキノリニウム、N−(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)キノリニウム、N−(2−イソプロピル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)キノリニウム、N−(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)キノリニウム、N−(2−ヘキシル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル)キノリニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アルコキシキノリニウムカチオンの例:
N−メトキシキノリニウム、N−オクチルオキシキノリニウム、N−オクタデシルオキシキノリニウム、N−イソプロポキシキノリニウム、N−シクロヘキシルオキシキノリニウム、1−エトキシ−2−メチルキノリニウム、N−(2−クロロエトキシ)キノリニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アリールオキシキノリニウムカチオンの例:
N−フェノキシキノリニウム、N−(2−ナフチルオキシ)キノリニウム、N−(9−アンスリルオキシ)キノリニウム、N−(p−トリルオキシ)キノリニウム、N−(2,3−キシリルオキシ)キノリニウム、N−(p−ブロモフェノキシ)キノリニウム、N−(p−ヒドロキシフェノキシ)キノリニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
一般式(10)に該当するオニウムカチオン(イソキノリニウムカチオン):
ベンジルイソキノリニウムカチオンの例:
N−ベンジルイソキノリニウム、N−(o−クロロベンジル)イソキノリニウム、N−(m−クロロベンジル)イソキノリニウム、N−(p−シアノベンジル)イソキノリニウム、N−(o−ニトロベンジル)イソキノリニウム、N−(p−アセチルベンジル)イソキノリニウム、N−(p−イソプロピルベンジル)イソキノリニウム、N−(p−オクタデシルオキシベンジル)イソキノリニウム、N−(p−メトキシカルボニルベンジル)イソキノリニウム、N−(9−アンスリルメチル)イソキノリニウム、1,2−ジベンジルイソキノリニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルイソキノリニウムカチオンの例:
N−フェナシルイソキノリニウム、N−(o−クロロフェナシル)イソキノリニウム、N−(m−クロロフェナシル)イソキノリニウム、N−(p−シアノフェナシル)イソキノリニウム、N−(o−ニトロフェナシル)イソキノリニウム、N−(p−アセチルフェナシル)イソキノリニウム、N−(p−イソプロピルフェナシル)イソキノリニウム、N−(p−オクタデシルオキシフェナシル)イソキノリニウム、N−(p−メトキシカルボニルフェナシル)イソキノリニウム、N−(9−アンスロイルメチル)イソキノリニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルイソキノリニウムカチオンの例:
N−アリルイソキノリニウム、N−(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)イソキノリニウム、N−(2−イソプロピル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)イソキノリニウム、N−(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)イソキノリニウム、N−(2−ヘキシル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル)イソキノリニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アルコキシイソキノリニウムカチオンの例:
N−メトキシイソキノリニウム、N−オクチルオキシイソキノリニウム、N−オクタデシルオキシイソキノリニウム、N−イソプロポキシイソキノリニウム、N−シクロヘキシルオキシイソキノリニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アリールオキシイソキノリニウムカチオンの例:
N−フェノキシイソキノリニウム、N−(2−ナフチルオキシ)イソキノリニウム、N−(9−アンスリルオキシ)イソキノリニウム、N−(p−トリルオキシ)イソキノリニウム、N−(2,3−キシリルオキシ)イソキノリニウム、N−(p−ブロモフェノキシ)イソキノリニウム、N−(p−ヒドロキシフェノキシ)イソキノリニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
一般式(11)に該当するオニウムカチオン(ベンゾオキサゾリウムカチオン、ベンゾチアゾリウムカチオン):
ベンゾオキサゾリウムカチオンの例:
N−ベンジルベンゾオキサゾリウム、N−(p−フルオロベンジル)ベンゾオキサゾリウム、N−(p−クロロベンジル)ベンゾオキサゾリウム、N−(p−シアノベンジル)ベンゾオキサゾリウム、N−(o−メトキシカルボニルベンジル)ベンゾオキサゾリウム、N−フェナシルベンゾオキサゾリウム、N−(o−フルオロフェナシル)ベンゾオキサゾリウム、N−(p−シアノフェナシル)ベンゾオキサゾリウム、N−(m−ニトロフェナシル)ベンゾオキサゾリウム、N−(p−イソプロポキシカルボニルフェナシル)ベンゾオキサゾリウム、N−アリルベンゾオキサゾリウム、N−(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ベンゾオキサゾリウム、N−(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ベンゾオキサゾリウム、N−(3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル)ベンゾオキサゾリウム、N−メトキシベンゾオキサゾリウム、N−(t−ブトキシ)ベンゾオキサゾリウム、N−(3−ブロモプロポキシ)ベンゾオキサゾリウム、N−フェノキシベンゾオキサゾリウム、N−(1−ナフチルオキシ)ベンゾオキサゾリウム、N−(m−カルボキシフェノキシ)ベンゾオキサゾリウム、2−メルカプト−3−ベンジルベンゾオキサゾリウム、2−メチル−3−ベンジルベンゾオキサゾリウム、2−メチルチオ−3−ベンジルベンゾオキサゾリウム、6−ヒドロキシ−3−ベンジルベンゾオキサゾリウム、7−メルカプト−3−ベンジルベンゾオキサゾリウム、4,5−ジフルオロ−3−ベンジルベンゾオキサゾリウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ベンゾチアゾリウムカチオンの例:
N−ベンジルベンゾチアゾリウム、N−(p−フルオロベンジル)ベンゾチアゾリウム、N−(p−クロロベンジル)ベンゾチアゾリウム、N−(p−シアノベンジル)ベンゾチアゾリウム、N−(o−メトキシカルボニルベンジル)ベンゾチアゾリウム、N−フェナシルベンゾチアゾリウム、N−(o−フルオロフェナシル)ベンゾチアゾリウム、N−(p−シアノフェナシル)ベンゾチアゾリウム、N−(m−ニトロフェナシル)ベンゾチアゾリウム、N−(p−イソプロポキシカルボニルフェナシル)ベンゾチアゾリウム、N−アリルベンゾチアゾリウム、N−(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ベンゾチアゾリウム、N−(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ベンゾチアゾリウム、N−(3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル)ベンゾチアゾリウム、N−メトキシベンゾチアゾリウム、N−(t−ブトキシ)ベンゾチアゾリウム、N−(3−ブロモプロポキシ)ベンゾチアゾリウム、N−フェノキシベンゾチアゾリウム、N−(1−ナフチルオキシ)ベンゾチアゾリウム、N−(m−カルボキシフェノキシ)ベンゾチアゾリウム、2−メルカプト−3−ベンジルベンゾチアゾリウム、2−メチル−3−ベンジルベンゾチアゾリウム、2−メチルチオ−3−ベンジルベンゾチアゾリウム、6−ヒドロキシ−3−ベンジルベンゾチアゾリウム、7−メルカプト−3−ベンジルベンゾチアゾリウム、4,5−ジフルオロ−3−ベンジルベンゾチアゾリウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
一般式(12)に該当するオニウムカチオン(フリルもしくはチエニルヨードニウムカチオン):
ジフリルヨードニウム、ジチエニルヨードニウム、ビス(4,5−ジメチル−2−フリル)ヨードニウム、ビス(5−クロロ−2−チエニル)ヨードニウム、ビス(5−シアノ−2−フリル)ヨードニウム、ビス(5−ニトロ−2−チエニル)ヨードニウム、ビス(5−アセチル−2−フリル)ヨードニウム、ビス(5−カルボキシ−2−チエニル)ヨードニウム、ビス(5−メトキシカルボニル−2−フリル)ヨードニウム、ビス(5−フェニル−2−フリル)ヨードニウム、ビス(5−(p−メトキシフェニル)−2−チエニル)ヨードニウム、ビス(5−ビニル−2−フリル)ヨードニウム、ビス(5−エチニル−2−チエニル)ヨードニウム、ビス(5−シクロヘキシル−2−フリル)ヨードニウム、ビス(5−ヒドロキシ−2−チエニル)ヨードニウム、ビス(5−フェノキシ−2−フリル)ヨードニウム、ビス(5−メルカプト−2−チエニル)ヨードニウム、ビス(5−ブチルチオ−2−チエニル)ヨードニウム、ビス(5−フェニルチオ−2−チエニル)ヨードニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
一般式(13)に該当するオニウムカチオン(ジアリールヨードニウムカチオン):
ジフェニルヨードニウム、ビス(p−トリル)ヨードニウム、ビス(p−オクチルフェニル)ヨードニウム、ビス(p−オクタデシルフェニル)ヨードニウム、ビス(p−オクチルオキシフェニル)ヨードニウム、ビス(p−オクタデシルオキシフェニル)ヨードニウム、フェニル(p−オクタデシルオキシフェニル)ヨードニウム、4−イソプロピル−4’−メチルジフェニルヨードニウム、ビス(1−ナフチル)ヨードニウム、ビス(4−フェニルスルファニルフェニル)ヨードニウム、フェニル(6−ベンゾイル−9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)ヨードニウム、(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−3−イル)−4’−イソプロピルフェニルヨードニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
一般式(14)に該当するオニウムカチオン(トリアリールスルホニウムカチオン):
トリフェニルスルホニウム、トリス(p−トリル)スルホニウム、トリス(フェニル)スルホニウム、トリス(2,6−ジメチルフェニル)スルホニウム、トリス(p−シアノフェニル)スルホニウム、トリス(p−クロロフェニル)スルホニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
一般式(15)に該当するオニウムカチオン(トリアリールスルホキソニウムカチオン):
トリフェニルスルホキソニウム、トリス(p−トリル)スルホキソニウム、トリス(フェニル)スルホキソニウム、トリス(2,6−ジメチルフェニル)スルホキソニウム、トリス(p−シアノフェニル)スルホキソニウム、トリス(p−クロロフェニル)スルホキソニウム等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
次に、一般式(1)中のカウンターアニオンX-について説明する。
一般式(1)中のカウンターアニオンX-は原理的に特に限定されるものではないが、非求核性アニオンが好ましい。カウンターアニオンX-が非求核性アニオンの場合、分子内に共存するカチオンや併用される各種材料における求核反応が起こりにくいため、結果として一般式(2)で表記される感エネルギー線酸発生剤自身やそれを用いた組成物の経時安定性を向上させることが可能である。ここでいう非求核性アニオンとは、求核反応を起こす能力が低いアニオンを指す。このようなアニオンとしては、BF4 -、PF6 -、SbF6 -、AsF6 -、SbCl6 -、BiCl5 -、SnCl6 -、ClO4 -、ジチオカルバメートアニオン、SCN-などが挙げられる。
また、カウンターアニオンX-としては、アルキルカルボン酸アニオン、アリールカルボン酸アニオン、複素環カルボン酸アニオン、アラルキルカルボン酸アニオン、アルキルスルホン酸アニオン、アリールスルホン酸アニオン、複素環スルホン酸アニオン、ビス(アルキルスルホニル)イミドアニオン、トリス(アルキルスルホニル)メチルアニオン、ビス(アルコキシスルホニル)イミドアニオン等も挙げることができる。
-として使用できるアルキルカルボン酸アニオンとは、アルキル基がカルボキシル基に結合した構造を有するカルボン酸が解離したカルボキシレートアニオンを意味し、上記アルキル基としては、炭素原子数1〜30の直鎖状、分岐鎖状、単環状または縮合多環状アルキル基が挙げられ、具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、オクタデシル基、イソプロピル基、イソブチル基、イソペンチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、sec−ペンチル基、t−ペンチル基、t−オクチル基、ネオペンチル基、シクロプロピル基、シクロブチル、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、アダマンチル基、ノルボルニル基、ボロニル基、4−デシルシクロヘキシル基などを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
-として使用できるアリールカルボン酸アニオンとは、アリール基がカルボキシル基に結合した構造を有するカルボン酸が解離したカルボキシレートアニオンを意味し、上記アリール基としては、炭素原子数4〜18の単環または縮合多環アリール基が挙げられ、具体例としては、フェニル基、1ーナフチル基、2−ナフチル基、9−アンスリル基、9−フェナントリル基、1−ピレニル基、5−ナフタセニル基、1−インデニル基、2−アズレニル基、1−アセナフチル基、9−フルオレニル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
-として使用できる複素環カルボン酸アニオンとは、複素環基がカルボキシル基に結合した構造を有するカルボン酸が解離したカルボキシレートアニオンを意味し、上記複素環基としては、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜24の芳香族あるいは脂肪族の複素環基が挙げられ、具体例としては、2−フリル基、2−チエニル基、2−ピロリル基、6−インドリル基、2−ベンゾフリル基、2−ベンゾチエニル基、4−キノリニル基、4−イソキノリル基、2−カルバゾリル基、3−カルバゾリル基、4−カルバゾリル基、9−アクリジニル基、3−フェノチアジニル基、2−フェノキサチイニル基、3−フェニキサジニル基、3−チアントレニル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
-として使用できるアラルキルカルボン酸アニオンとは、アラルキル基がカルボキシル基に結合した構造を有するカルボン酸が解離したカルボキシレートアニオンを意味し、上記アラルキル基としては、炭素原子数6〜18のアラルキル基が挙げられ、ベンジル基、フェネチル基、ナフチルメチル基、アンスリルメチル基、ナフチルエチル基、アンスリルエチル基等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
さらにX-として使用できるアルキルカルボン酸アニオンにおけるアルキル基や、アリールカルボン酸アニオンにおけるアリール基、複素環カルボン酸アニオンにおける複素環基、アラルキルカルボン酸アニオンにおけるアラルキル基は、さらに他の置換基を有していても良く、そのような他の置換基としては、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、複素環基、アシル基、アルコキシル基、アリールオキシ基、複素環オキシ基、アシルオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、複素環チオ基等を挙げることができる。
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
アルキル基としては炭素原子数1〜18の直鎖状、分岐鎖状、単環状または縮合多環状アルキル基が挙げられ、具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、オクタデシル基、イソプロピル基、イソブチル基、イソペンチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、sec−ペンチル基、t−ペンチル基、t−オクチル基、ネオペンチル基、シクロプロピル基、シクロブチル、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、アダマンチル基、ノルボルニル基、ボロニル基、4−デシルシクロヘキシル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリール基としては、炭素原子数6〜18の単環または縮合多環アリール基が挙げられ、具体例としては、フェニル基、1ーナフチル基、2−ナフチル基、9−アンスリル基、9−フェナントリル基、1−ピレニル基、5−ナフタセニル基、1−インデニル基、2−アズレニル基、1−アセナフチル基、9−フルオレニル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
複素環基としては、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜18の単環または縮合多環複素環基が挙げられ、具体例としては、2−フラニル基、2−チエニル基、2−インドリル基、3−インドリル基、2−ベンゾフリル基、2−ベンゾチエニル基、2−カルバゾリル基、3−カルバゾリル基、4−カルバゾリル基、9−アクリジニル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アシル基としては、水素原子または炭素原子数1〜18の直鎖状、分岐鎖状、単環状または縮合多環状の脂肪族が結合したカルボニル基、あるいは、炭素原子数6〜18の単環状あるいは縮合多環状アリール基が結合したカルボニル基、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜18の単環状あるいは縮合多環状複素環基が結合したカルボニル基が挙げられ、それらは構造中に不飽和結合を有していてもよく、具体例としては、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、シクロペンチルカルボニル基、シクロヘキシルカルボニル基、アクリロイル基、メタクリロイル基、クロトノイル基、イソクロトノイル基、オレオイル基、ベンゾイル基、2−メチルベンゾイル基、4−メトキシベンゾイル基、1−ナフトイル基、2−ナフトイル基、シンナモイル基、3−フロイル基、2−テノイル基、ニコチノイル基、イソニコチノイル基、9−アンスロイル基、5−ナフタセノイル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アルコキシル基としては、炭素原子数1〜18の直鎖状、分岐鎖状、単環状あるいは縮合多環状アルコキシル基があげられ、具体例としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ基、ノニルオキシ基、デシルオキシ基、ドデシルオキシ基、オクタデシルオキシ基、イソプロポキシ基、イソブトキシ基、イソペンチルオキシ基、sec−ブトキシ基、t−ブトキシ基、sec−ペンチルオキシ基、t−ペンチルオキシ基、t−オクチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基、シクロプロピルオキシ基、シクロブチルオキシ基、シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基、アダマンチルオキシ基、ノルボルニルオキシ基、ボロニルオキシ基、4−デシルシクロヘキシルオキシ基、2−テトラヒドロフラニルオキシ基、2−テトラヒドロフラニルオキシ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリールオキシ基としては、炭素原子数6〜18の単環状または縮合多環状アリールオキシ基が挙げられ、具体例としては、フェノキシ基、1ーナフチルオキシ基、2−ナフチルオキシ基、9−アンスリルオキシ基、9−フェナントリルオキシ基、1−ピレニルオキシ基、5−ナフタセニルオキシ基、1−インデニルオキシ基、2−アズレニルオキシ基、1−アセナフチルオキシ基、9−フルオレニルオキシ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
複素環オキシ基としては、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜18の単環状または縮合多環状複素環オキシ基が挙げられ、具体例としては、2−フラニルオキシ基、2−チエニルオキシ基、2−インドリルオキシ基、3−インドリルオキシ基、2−ベンゾフリルオキシ基、2−ベンゾチエニルオキシ基、2−カルバゾリルオキシ基、3−カルバゾリルオキシ基、4−カルバゾリルオキシ基、9−アクリジニルオキシ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アシルオキシ基としては、水素原子または炭素原子数1〜18の直鎖状、分岐鎖状、単環状または縮合多環状の脂肪族が結合したカルボニルオキシ基、あるいは、炭素原子数6〜18の単環状または縮合多環状アリール基が結合したカルボニルオキシ基、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜18の単環状または縮合多環状複素環基が結合したカルボニルオキシ基が挙げられ、具体例としては、アセトキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチリルオキシ基、イソブチリルオキシ基、バレリルオキシ基、イソバレリルオキシ基、ピバロイルオキシ基、ラウロイルオキシ基、ミリストイルオキシ基、パルミトイルオキシ基、ステアロイルオキシ基、シクロペンチルカルボニルオキシ基、シクロヘキシルカルボニルオキシ基、アクリロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基、クロトノイルオキシ基、イソクロトノイルオキシ基、オレオイルオキシ基、ベンゾイルオキシ基、1−ナフトイルオキシ基、2−ナフトイルオキシ基、シンナモイルオキシ基、3−フロイルオキシ基、2−テノイルオキシ基、ニコチノイルオキシ基、イソニコチノイルオキシ基、9−アンスロイルオキシ基、5−ナフタセノイルオキシ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アルキルチオ基としては、炭素原子数1〜18の直鎖状、分岐鎖状、単環状または縮合多環状アルキルチオ基が挙げられ、具体例としては、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ブチルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基、オクチルチオ基、デシルチオ基、ドデシルチオ基、オクタデシルチオ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリールチオ基としては、炭素原子数6〜18の単環状または縮合多環状アリールチオ基が挙げられ、具体例としては、フェニルチオ基、1−ナフチルチオ基、2−ナフチルチオ基、9−アンスリルチオ基、9−フェナントリルチオ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
複素環チオ基としては、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜18の単環状または縮合多環状複素環チオ基が挙げられ、具体例としては、2−フリルチオ基、2−チエニルチオ基、2−ピロリルチオ基、6−インドリルチオ基、2−ベンゾフリルチオ基、2−ベンゾチエニルチオ基、2−カルバゾリルチオ基、3−カルバゾリルチオ基、4−カルバゾリルチオ基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
-として使用できるアルキルスルホン酸アニオンとはアルキル基がスルホン酸基に結合した構造を有するアルキルスルホン酸が解離したスルホン酸アニオンを意味し、上記アルキル基としては、炭素原子数1〜30の直鎖状、分岐鎖状、単環状または縮合多環状アルキル基が挙げられ、具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、オクタデシル基、イソプロピル基、イソブチル基、イソペンチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、sec−ペンチル基、t−ペンチル基、t−オクチル基、ネオペンチル基、シクロプロピル基、シクロブチル、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、アダマンチル基、ノルボルニル基、ボロニル基、4−デシルシクロヘキシル基などを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。また、カンファースルホン酸が解離したスルホン酸アニオンもカウンターアニオンX-として使用できるアルキルスルホン酸アニオンに含まれる。
-として使用できるアリールスルホン酸アニオンとは、アリール基がスルホン酸基に結合した構造を有するアリールスルホン酸が解離したスルホン酸アニオンを意味し、上記アリール基としては、炭素原子数4〜18の単環または縮合多環アリール基が挙げられ、具体例としては、フェニル基、1ーナフチル基、2−ナフチル基、9−アンスリル基、9−フェナントリル基、1−ピレニル基、5−ナフタセニル基、1−インデニル基、2−アズレニル基、1−アセナフチル基、9−フルオレニル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
-として使用できる複素環スルホン酸アニオンとは、複素環基がスルホン酸基に結合した構造を有する複素環スルホン酸が解離したスルホン酸アニオンを意味し、上記複素環基としては、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜24の芳香族あるいは脂肪族の複素環基が挙げられ、具体例としては、2−フリル基、2−チエニル基、2−ピロリル基、6−インドリル基、2−ベンゾフリル基、2−ベンゾチエニル基、4−キノリニル基、4−イソキノリル基、2−カルバゾリル基、3−カルバゾリル基、4−カルバゾリル基、9−アクリジニル基、3−フェノチアジニル基、2−フェノキサチイニル基、3−フェニキサジニル基、3−チアントレニル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
さらにX-として使用できるアルキルスルホン酸アニオンにおけるアルキル基や、アリールスルホン酸アニオンにおけるアリール基、複素環スルホン酸アニオンにおける複素環基は、さらに他の置換基を有していてもよく、そのような他の置換基としては、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、アシル基、アルコキシル基、アリールオキシ基、複素環オキシ基、アシルオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、複素環チオ基等を挙げることができ、具体例としては、上記アルキルカルボン酸アニオンにおけるアルキル基や、アリールカルボン酸アニオンにおけるアリール基、複素環カルボン酸アニオンにおける複素環基、アラルキルカルボン酸アニオンにおけるアラルキル基に対して、置換していても良い置換基として例示したものと同一の置換基が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
-として使用できるビス(アルキルスルホニル)イミドアニオンにおけるアルキル基としては、炭素原子数1〜6の直鎖状、分岐鎖状または環状アルキル基が挙げられ、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基、s−ブチル基、t−ブチル基、s−ペンチル基、t−ペンチル基、ネオペンチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
これらのアルキル基はさらに置換基を有していてもよく、そのような置換基としてはハロゲン原子、アルキル基、アルコキシル基、アルキルチオ基等を挙げることができ、特にフッ素原子で置換されているアルキル基が好ましい。カウンターアニオンX-として使用できるビス(アルキルスルホニル)イミドアニオンにおけるフッ素原子で置換されたアルキル基の具体例としては、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、ノナフルオロブチル基が挙げられる。
-として使用できるトリス(アルキルスルホニル)メチルアニオンにおけるアルキル基としては、炭素原子数1〜6の直鎖状、分岐鎖状または環状アルキル基が挙げられ、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基、s−ブチル基、t−ブチル基、s−ペンチル基、t−ペンチル基、ネオペンチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
これらのアルキル基はさらに置換基を有していてもよく、そのような置換基としてはハロゲン原子、アルキル基、アルコキシル基、アルキルチオ基等を挙げることができ、特にフッ素原子で置換されたアルキル基が好ましい。カウンターアニオンX-として使用できるトリス(アルキルスルホニル)メチルアニオンにおけるフッ素原子で置換されたアルキルの基の具体例としては、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、ノナフルオロブチル基が挙げられる。
-として使用できるビス(アルコキシスルホニル)イミドアニオンとは、ビス(1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロポキシスルホニル)イミドアニオン等を挙げることができる。また、特開2003−215791号公報に記載のイミドアニオンも本発明のビス(アルコキシスルホニル)イミドアニオンの範疇に含まれる。
上記した例示アニオンの中で、一般式(1)中のカウンターアニオンX-として特に好ましいものとしては、スルホン酸基が結合する炭素原子がフッ素化されたアルキルスルホン酸アニオン、フッ素原子またはフッ素原子を有する基で置換されたアリールスルホン酸アニオンが挙げられ、特に好ましくは、炭素原子数1〜8の直鎖アルキル基の水素原子がすべてフッ素原子で置換されたパーフルオロアルカンスルホン酸アニオン挙げられ、さらに具体的にはパーフルオロオクタンスルホン酸アニオン、ノナフルオロブタンスルホン酸アニオン、トリフルオロメタンスルホン酸アニオンが挙げられる。
一般式(1)中のカウンターアニオンX-としては、以下の一般式(16)で示されるボレートアニオンが、比較的容易に合成でき、かつ、発生する酸が非常に強く、他のカウンターアニオンと比較して、種々の有機溶媒やポリマー、オリゴマーに対する相溶性、溶解性が極めて高く、高い安全衛生性を有するため、特に好ましく使用できる。
一般式(16)
Figure 0005034263
(式中、Yはフッ素または塩素原子、
Zは、フッ素原子、シアノ基、ニトロ基、およびトリフルオロメチル基の中から選ばれる基で2つ以上置換されたフェニル基、
mは0から3の整数、nは1から4の整数を表し、m+n=4である。)
一般式(16)で表されるボレートアニオンにおける置換基Zとしては、3,5−ジフルオロフェニル基、2,4,6−トリフルオロフェニル基、2,3,4,6−テトラフルオロフェニル基、ペンタフルオロフェニル基、2,4−ビス(トリフルオロメチル)フェニル基、3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル基、2,4,6−トリフルオロ−3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル基、3,5−ジニトロフェニル基、2,4,6−トリフルオロ−3,5−ジニトロフェニル基、2,4−ジシアノフェニル基、4−シアノ−3,5−ジニトロフェニル基、4−シアノ−2,6−ビス(トリフルオロメチル)フェニル基等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
したがって、一般式(16)で表されるボレートアニオンの構造として、具体的には、ペンタフルオロフェニルトリフルオロボレート、3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニルトリフルオロボレート、ビス(ペンタフルオロフェニル)ジフルオロボレート、ビス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ジフルオロボレート、トリス(ペンタフルオロフェニル)フルオロボレート、トリス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]フルオロボレート、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等が挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
この内、本発明の一般式(16)で表されるボレートアニオンの構造として、好ましいものは、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートおよびテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートである。
また、一般式(16)で表されるボレートアニオンの中心元素であるホウ素をガリウムに置き換えたアニオン、すなわち、ガレートアニオンも一般式(16)中のカウンターアニオンX-として使用することが可能であり、そのようなアニオンの中では、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ガレートが好ましいアニオンとして挙げられる。
したがって、本発明の感エネルギー線酸発生剤を構成する好ましいオニウムボレート錯体の具体例としては、以下に掲げるものをあげることができるが、本発明は、なんらこれらに限定されるものではない。
まず、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートについて例示する。
ベンジルスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
ジメチル(ベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−ブロモベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−シアノベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(m−ニトロベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(ペンタフルオロフェニルメチル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−(トリフルオロメチル)ベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−メチルスルホニルベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(o−アセチルベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(o−ベンゾイルベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−イソプロピルベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−メトキシベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−フェニルスルファニルベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−4−イルメチル)ジメチルスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、(4−メトキシナフタレン−1−イル)ジメチルスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(1−ナフチルメチル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(2−ナフチルメチル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(9−アンスリルメチル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジエチル(ベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、メチルエチル(ベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、メチルフェニル(ベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジフェニル(ベンジル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
ジメチル(フェナシル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−シアノフェナシル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(m−ニトロフェナシル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−(トリフルオロメチル)フェナシル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−メチルスルホニルフェナシル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(o−アセチルフェナシル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(o−ベンゾイルフェナシル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−イソプロピルフェナシル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−イソプロポキシカルボニルフェナシル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、〔2−(4−メトキシ−ナフタレン−1−イル)−2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(1−ナフトイルメチル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、〔2−オキソ−2−(4−フェニルスルファニル−フェニル)−エチル〕−ジメチルスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、〔2−(6−ベンゾイル−9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、〔2−(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−3−イル)−2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(2−ナフトイルメチル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(9−アンスロイルメチル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジエチル(フェナシル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、メチルエチル(フェナシル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、メチルフェニル(フェナシル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジフェニル(フェナシル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、テトラメチレン(フェナシル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
ジメチル(アリル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アルコキシスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
ジメチル(メトキシ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(エトキシ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(ブトキシ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(イソプロポキシ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(4−シアノブトキシ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリールオキシスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
ジメチル(フェノキシ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(1ーナフチルオキシ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(2−ナフチルオキシ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(4−フェニルスルファニル−フェノキシ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(9−アンスリルオキシ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−トリルオキシ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−ブロモフェノキシ)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ベンジルスルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
ジメチル(ベンジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−ブロモベンジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−シアノベンジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(m−ニトロベンジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(ペンタフルオロフェニルメチル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−(トリフルオロメチル)ベンジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−メチルスルホニルベンジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(o−アセチルベンジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(o−ベンゾイルベンジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−イソプロピルベンジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−メトキシベンジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−フェニルスルファニルベンジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−4−イルメチル)ジメチルスルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、(4−メトキシナフタレン−1−イル)ジメチルスルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(1−ナフチルメチル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(2−ナフチルメチル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(9−アンスリルメチル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジエチル(ベンジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、メチルエチル(ベンジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、メチルフェニル(ベンジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジフェニル(ベンジル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルスルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
ジメチル(フェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−シアノフェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(m−ニトロフェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−(トリフルオロメチル)フェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−メチルスルホニルフェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(o−アセチルフェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(o−ベンゾイルフェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−イソプロピルフェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−イソプロポキシカルボニルフェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、〔2−(4−メトキシ−ナフタレン−1−イル)−2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(1−ナフトイルメチル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、〔2−オキソ−2−(4−フェニルスルファニル−フェニル)−エチル〕−ジメチルスルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、〔2−(6−ベンゾイル−9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、〔2−(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−3−イル)−2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(1−ナフトイルメチル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(2−ナフトイルメチル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(9−アンスロイルメチル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジエチル(フェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、メチルエチル(フェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、メチルフェニル(フェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジフェニル(フェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、テトラメチレン(フェナシル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルスルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
ジメチル(アリル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アルコキシスルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
ジメチル(メトキシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(エトキシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(ブトキシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(イソプロポキシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(4−シアノブトキシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリールオキシスルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
ジメチル(フェノキシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(1ーナフチルオキシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(2−ナフチルオキシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(4−フェニルスルファニル−フェノキシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(9−アンスリルオキシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−トリルオキシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジメチル(p−ブロモフェノキシ)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ベンジルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
トリメチルベンジルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリエチルベンジルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニルベンジルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(p−シアノベンジル)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(m−ニトロベンジル)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(p−フェニルスルファニルベンジル)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−4−イルメチル)トリフェニルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(1−ナフチルメチル)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(9−アンスリルメチル)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
トリエチルフェナシルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニルフェナシルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(p−シアノフェナシル)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(m−ニトロフェナシル)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、〔2−(4−メトキシ−ナフタレン−1−イル)−2−オキソ−エチル〕−トリメチルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(1−ナフトイルメチル)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、〔2−オキソ−2−(4−フェニルスルファニル−フェニル)−エチル〕−トリメチルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、〔2−(6−ベンゾイル−9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)2−オキソ−エチル〕−トリエチルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、〔2−(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−3−イル)−2−オキソ−エチル〕−トリフェニルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(9−アンスロイルメチル)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
トリフェニルアリルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(2−フェニル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アルコキシホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
トリフェニルメトキシホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニルイソプロポキシホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(2−クロロエトキシ)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリールオキシホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
トリフェニルフェノキシホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(9−アンスリルオキシ)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(4−フェニルスルファニル−フェノキシ)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(p−トリルオキシ)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニル(p−ヒドロキシフェノキシ)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ベンジルピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−ベンジルピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−シアノベンジル)ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(o−ニトロベンジル)ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−アセチルベンジル)ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(9−アンスリルメチル)ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、4−シアノ−1−ベンジルピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−フェナシルピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−シアノフェナシル)ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(o−ニトロフェナシル)ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−アセチルフェナシル)ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(9−アンスロイルメチル)ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、2−シアノ−1−フェナシルピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−アリルピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(2−イソプロピル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アルコキシピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−メトキシピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、1−エトキシ−2−メチルピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(2−クロロエトキシ)ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アリールオキシピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−フェノキシピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(9−アンスリルオキシ)ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−トリルオキシ)ピリジニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ベンジルキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−ベンジルキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−シアノベンジル)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(o−ニトロベンジル)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−アセチルベンジル)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(9−アンスリルメチル)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、2−シアノ−1−ベンジルキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−フェナシルキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−シアノフェナシル)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(o−ニトロフェナシル)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−イソプロピルフェナシル)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−メトキシカルボニルフェナシル)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(9−アンスロイルメチル)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、2−シアノ−1−フェナシルキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−アリルキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(2−ヘキシル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アルコキシキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−メトキシキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−イソプロポキシキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、1−エトキシ−2−メチルキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(2−クロロエトキシ)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アリールオキシキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−フェノキシキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(2−ナフチルオキシ)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(9−アンスリルオキシ)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−トリルオキシ)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−ブロモフェノキシ)キノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ベンジルイソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−ベンジルイソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−シアノベンジル)イソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(o−ニトロベンジル)イソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(9−アンスリルメチル)イソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、1,2−ジベンジルイソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルイソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−フェナシルイソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−シアノフェナシル)イソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−アセチルフェナシル)イソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−メトキシカルボニルフェナシル)イソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(9−アンスロイルメチル)イソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルイソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−アリルイソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(2−イソプロピル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)イソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)イソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アルコキシイソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−メトキシイソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−オクタデシルオキシイソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−イソプロポキシイソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アリールオキシイソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−フェノキシイソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(9−アンスリルオキシ)イソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−トリルオキシ)イソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−ヒドロキシフェノキシ)イソキノリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−ベンジルベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−シアノベンジル)ベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−フェナシルベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−シアノフェナシル)ベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−アリルベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−メトキシベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(3−ブロモプロポキシ)ベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−フェノキシベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(1−ナフチルオキシ)ベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、2−メルカプト−3−ベンジルベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、2−メチルチオ−3−ベンジルベンゾオキサゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
N−ベンジルベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−シアノベンジル)ベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−フェナシルベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(p−シアノフェナシル)ベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−アリルベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−メトキシベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(3−ブロモプロポキシ)ベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−フェノキシベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N−(1−ナフチルオキシ)ベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、2−メルカプト−3−ベンジルベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、2−メチルチオ−3−ベンジルベンゾチアゾリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フリルもしくはチエニルヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
ジフリルヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジチエニルヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ビス(4,5−ジメチル−2−フリル)ヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ビス(5−クロロ−2−チエニル)ヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ビヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ビス(5−アセチル−2−フリル)ヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ビス(5−(p−メトキシフェニル)−2−チエニル)ヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ジアリールヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
ジフェニルヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ビス(p−オクタデシルフェニル)ヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ビス(p−オクタデシルオキシフェニル)ヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、4−イソプロピル−4’−メチルジフェニルヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ビス(1−ナフチル)ヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ビス(4−フェニルスルファニルフェニル)ヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、フェニル(6−ベンゾイル−9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)ヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−3−イル)−4’−イソプロピルフェニルヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、フェニル(p−オクタデシルオキシフェニル)ヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
トリアリールスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:
トリフェニルスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリス(p−トリル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリス(2,6−ジメチルフェニル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリス(p−シアノフェニル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
トリアリールスルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートの例:トリ フェニルスルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリス(p− トリル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリス(2, 6−ジメチルフェニル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート 、トリス(p−シアノフェニル)スルホキソニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル) ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
次に、テトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートについて例示する。
ベンジルスルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
ジメチル(ベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−ブロモベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−シアノベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(m−ニトロベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(ペンタフルオロフェニルメチル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−(トリフルオロメチル)ベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−メチルスルホニルベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(o−アセチルベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(o−ベンゾイルベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−イソプロピルベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−メトキシベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−フェニルスルファニルベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−4−イルメチル)ジメチルスルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、(4−メトキシナフタレン−1−イル)ジメチルスルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(1−ナフチルメチル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(2−ナフチルメチル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(9−アンスリルメチル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジエチル(ベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、メチルエチル(ベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、メチルフェニル(ベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジフェニル(ベンジル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルスルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
ジメチル(フェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−シアノフェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(m−ニトロフェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−(トリフルオロメチル)フェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−メチルスルホニルフェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(o−アセチルフェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(o−ベンゾイルフェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−イソプロピルフェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−イソプロポキシカルボニルフェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、〔2−(4−メトキシ−ナフタレン−1−イル)−2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(1−ナフトイルメチル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、〔2−オキソ−2−(4−フェニルスルファニル−フェニル)−エチル〕−ジメチルスルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、〔2−(6−ベンゾイル−9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、〔2−(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−3−イル)−2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(2−ナフトイルメチル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(9−アンスロイルメチル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジエチル(フェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、メチルエチル(フェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、メチルフェニル(フェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジフェニル(フェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、テトラメチレン(フェナシル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルスルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
ジメチル(アリル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アルコキシスルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
ジメチル(メトキシ)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(エトキシ)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(ブトキシ)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(イソプロポキシ)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(4−シアノブトキシ)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリールオキシスルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
ジメチル(フェノキシ)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(1ーナフチルオキシ)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(2−ナフチルオキシ)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(4−フェニルスルファニル−フェノキシ)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(9−アンスリルオキシ)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−トリルオキシ)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−ブロモフェノキシ)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ベンジルスルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
ジメチル(ベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−ブロモベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−シアノベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(m−ニトロベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(ペンタフルオロフェニルメチル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−(トリフルオロメチル)ベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−メチルスルホニルベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(o−アセチルベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(o−ベンゾイルベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−イソプロピルベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−メトキシベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−フェニルスルファニルベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−4−イルメチル)ジメチルスルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、(4−メトキシナフタレン−1−イル)ジメチルスルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(1−ナフチルメチル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(2−ナフチルメチル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(9−アンスリルメチル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジエチル(ベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、メチルエチル(ベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、メチルフェニル(ベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジフェニル(ベンジル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルスルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
ジメチル(フェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−シアノフェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(m−ニトロフェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−(トリフルオロメチル)フェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−メチルスルホニルフェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(o−アセチルフェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(o−ベンゾイルフェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−イソプロピルフェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−イソプロポキシカルボニルフェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、〔2−(4−メトキシ−ナフタレン−1−イル)−2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(1−ナフトイルメチル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、〔2−オキソ−2−(4−フェニルスルファニル−フェニル)−エチル〕−ジメチルスルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、、〔2−(6−ベンゾイル−9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、〔2−(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−3−イル)−2−オキソ−エチル〕−ジメチルスルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(1−ナフトイルメチル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(2−ナフトイルメチル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(9−アンスロイルメチル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジエチル(フェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、メチルエチル(フェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、メチルフェニル(フェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジフェニル(フェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、テトラメチレン(フェナシル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルスルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
ジメチル(アリル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アルコキシスルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
ジメチル(メトキシ)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(エトキシ)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(ブトキシ)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(イソプロポキシ)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(4−シアノブトキシ)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリールオキシスルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
ジメチル(フェノキシ)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(1ーナフチルオキシ)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(2−ナフチルオキシ)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(4−フェニルスルファニル−フェノキシ)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(9−アンスリルオキシ)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−トリルオキシ)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジメチル(p−ブロモフェノキシ)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ベンジルホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
トリメチルベンジルホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリエチルベンジルホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニルベンジルホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(p−シアノベンジル)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(m−ニトロベンジル)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(p−フェニルスルファニルベンジル)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−4−イルメチル)トリフェニルホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(1−ナフチルメチル)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(9−アンスリルメチル)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
トリエチルフェナシルホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニルフェナシルホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(p−シアノフェナシル)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(m−ニトロフェナシル)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(1−ナフトイルメチル)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、〔2−オキソ−2−(4−フェニルスルファニル−フェニル)−エチル〕−トリメチルホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート〔2−(6−ベンゾイル−9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)2−オキソ−エチル〕−トリエチルホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、〔2−(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−3−イル)−2−オキソ−エチル〕−トリフェニルホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(9−アンスロイルメチル)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
トリフェニルアリルホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(2−フェニル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アルコキシホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
トリフェニルメトキシホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニルイソプロポキシホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(2−クロロエトキシ)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリールオキシホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
トリフェニルフェノキシホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(4−フェニルスルファニル−フェノキシ)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、、トリフェニル(9−アンスリルオキシ)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(p−トリルオキシ)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリフェニル(p−ヒドロキシフェノキシ)ホスホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ベンジルピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−ベンジルピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−シアノベンジル)ピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(o−ニトロベンジル)ピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−アセチルベンジル)ピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(9−アンスリルメチル)ピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、4−シアノ−1−ベンジルピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−フェナシルピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−シアノフェナシル)ピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(o−ニトロフェナシル)ピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−アセチルフェナシル)ピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(9−アンスロイルメチル)ピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、2−シアノ−1−フェナシルピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−アリルピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(2−イソプロピル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アルコキシピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−メトキシピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、1−エトキシ−2−メチルピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(2−クロロエトキシ)ピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アリールオキシピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−フェノキシピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(9−アンスリルオキシ)ピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−トリルオキシ)ピリジニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ベンジルキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−ベンジルキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−シアノベンジル)キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(o−ニトロベンジル)キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−アセチルベンジル)キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(9−アンスリルメチル)キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、2−シアノ−1−ベンジルキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−フェナシルキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−シアノフェナシル)キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(o−ニトロフェナシル)キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−イソプロピルフェナシル)キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−メトキシカルボニルフェナシル)キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(9−アンスロイルメチル)キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、2−シアノ−1−フェナシルキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−アリルキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(2−ヘキシル−3,3−ビス(メトキシカルボニル)−2−プロペニル)キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アルコキシキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−メトキシキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−イソプロポキシキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、1−エトキシ−2−メチルキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(2−クロロエトキシ)キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アリールオキシキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−フェノキシキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(2−ナフチルオキシ)キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(9−アンスリルオキシ)キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−トリルオキシ)キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−ブロモフェノキシ)キノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ベンジルイソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−ベンジルイソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−シアノベンジル)イソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(o−ニトロベンジル)イソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(9−アンスリルメチル)イソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、1,2−ジベンジルイソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フェナシルイソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−フェナシルイソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−シアノフェナシル)イソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−アセチルフェナシル)イソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−メトキシカルボニルフェナシル)イソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(9−アンスロイルメチル)イソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
アリルイソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−アリルイソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(2−イソプロピル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)イソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(2−ベンゾイル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)イソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アルコキシイソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−メトキシイソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−オクタデシルオキシイソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−イソプロポキシイソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
N−アリールオキシイソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−フェノキシイソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(9−アンスリルオキシ)イソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−トリルオキシ)イソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−ヒドロキシフェノキシ)イソキノリニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ベンゾオキサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−ベンジルベンゾオキサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−シアノベンジル)ベンゾオキサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−フェナシルベンゾオキサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−シアノフェナシル)ベンゾオキサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−アリルベンゾオキサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ベンゾオキサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−メトキシベンゾオキサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(3−ブロモプロポキシ)ベンゾオキサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−フェノキシベンゾオキサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(1−ナフチルオキシ)ベンゾオキサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、2−メルカプト−3−ベンジルベンゾオキサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、2−メチルチオ−3−ベンジルベンゾオキサゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
N−ベンジルベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−シアノベンジル)ベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−フェナシルベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(p−シアノフェナシル)ベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−アリルベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(2−メチル−3,3−ジシアノ−2−プロペニル)ベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−メトキシベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(3−ブロモプロポキシ)ベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−フェノキシベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、N−(1−ナフチルオキシ)ベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、2−メルカプト−3−ベンジルベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、2−メチルチオ−3−ベンジルベンゾチアゾリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
フリルもしくはチエニルヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
ジフリルヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ジチエニルヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ビス(4,5−ジメチル−2−フリル)ヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ビス(5−クロロ−2−チエニル)ヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ビヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ビス(5−アセチル−2−フリル)ヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ビス(5−(p−メトキシフェニル)−2−チエニル)ヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
ジアリールヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
ジフェニルヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ビス(p−オクタデシルフェニル)ヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ビス(p−オクタデシルオキシフェニル)ヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、4−イソプロピル−4’−メチルジフェニルヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ビス(1−ナフチル)ヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、ビス(4−フェニルスルファニルフェニル)ヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、フェニル(6−ベンゾイル−9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)ヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−3−イル)−4’−イソプロピルフェニルヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、フェニル(p−オクタデシルオキシフェニル)ヨードニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
トリアリールスルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
トリフェニルスルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリス(p−トリル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリス(2,6−ジメチルフェニル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリス(p−シアノフェニル)スルホニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
トリアリールスルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレートの例:
トリフェニルスルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリス(p−トリル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリス(2,6−ジメチルフェニル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート、トリス(p−シアノフェニル)スルホキソニウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
また、下記化学式で示される各オニウムボレート錯体も、好ましい例として挙げられる。
Figure 0005034263
Figure 0005034263
次に、本発明のアミン化合物(B)について説明する。本発明において、アミン化合物(B)は、光増感剤として用いることで、従来公知の感エネルギー線酸発生剤組成物と比較して、高圧水銀ランプなどによる300nm以上の近紫外線の照射においても、高い酸発生効率を表す。本発明のアミン化合物は、既知のアセトフェノン類、ベンゾフェノン類、ナフタレン類、ビアセチル、エオシン、ローズベンガル、ピレン類、アントラセン類、フェノチアジン類等の光増感剤と比較して、増感効果が極めて高く、実用性に優れたものである。
一般式(3)中の置換基Ar1、Ar2、およびAr3における置換もしくは未置換のアリール基としては、炭素原子数6〜30のアリール基が挙げられ、具体的には、フェニル基、ビフェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、9−アンスリル基、9−フェナントリル基、1−ピレニル基、5−ナフタセニル基、1−インデニル基、2−アズレニル基、9−フルオレニル基、ターフェニル基、クオーターフェニル基、o−、m−、およびp−トリル基、キシリル基、o−、m−、およびp−クメニル基、メシチル基、ペンタレニル基、ビナフタレニル基、ターナフタレニル基、クオーターナフタレニル基、ヘプタレニル基、ビフェニレニル基、インダセニル基、フルオランテニル基、アセナフチレニル基、アセアントリレニル基、フェナレニル基、フルオレニル基、アントリル基、ビアントラセニル基、ターアントラセニル基、クオーターアントラセニル基、アントラキノリル基、フェナントリル基、トリフェニレニル基、ピレニル基、クリセニル基、ナフタセニル基、プレイアデニル基、ピセニル基、ペリレニル基、ペンタフェニル基、ペンタセニル基、テトラフェニレニル基、ヘキサフェニル基、ヘキサセニル基、ルビセニル基、コロネニル基、トリナフチレニル基、ヘプタフェニル基、ヘプタセニル基、ピラントレニル基、オバレニル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
一般式(3)中の置換基Ar1、Ar2、およびAr3における置換もしくは未置換の複素環基としては、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、炭素原子数4〜24の芳香族あるいは脂肪族の複素環基が挙げられ、具体的には、2−チエニル基、2−ベンゾチエニル基、ナフト[2,3−b]チエニル基、3−チアントレニル基、2−チアンスレニル基、2−フリル基、2−ベンゾフリル基、ピラニル基、イソベンゾフラニル基、クロメニル基、キサンテニル基、フェノキサチイニル基、2H−ピロリル基、ピロリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、インドリジニル基、イソインドリル基、3H−インドリル基、2−インドリル基、3−インドリル基、1H−インダゾリル基、プリニル基、4H−キノリジニル基、イソキノリル基、キノリル基、フタラジニル基、ナフチリジニル基、キノキサニリル基、キナゾリニル基、シンノリニル基、プテリジニル基、4aH−カルバゾリル基、2−カルバゾリル基、3−カルバゾリル基、β−カルボリニル基、フェナントリジニル基、2−アクリジニル基、ペリミジニル基、フェナントロリニル基、フェナジニル基、フェナルサジニル基、イソチアゾリル基、フェノチアジニル基、イソキサゾリル基、フラザニル基、3−フェニキサジニル基、イソクロマニル基、クロマニル基、ピロリジニル基、ピロリニル基、イミダゾリジニル基、イミダゾリニル基、ピラゾリジニル基、ピラゾリニル基、ピペリジル基、ピペラジニル基、インドリニル基、イソインドリニル基、キヌクリジニル基、モルホリニル基、チオキサントリル基、4−キノリニル基、4−イソキノリル基、3−フェノチアジニル基、2−フェノキサチイニル基、3−クマリニル基等を挙げることができるが、これらに限定されるものではなく、また、一般式(3)の窒素原子と共有結合を形成することのできる置換位置であればどの置換位置で結合していても良く、それらも本発明のAr1、Ar2、およびAr3で表される置換基の範疇に含まれる。
上述した置換基Ar1、Ar2、およびAr3は、さらに他の置換基で置換されていてもよく、そのような他の置換基としては、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、複素環基、アシル基、アルコキシル基、アリールオキシ基、複素環オキシ基、アシルオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、複素環チオ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アリールアミノ基、ジアリールアミノ基、アルキルアリールアミノ基、ベンジルアミノ基、ジベンジルアミノ基等を挙げることができ、これらは、Ar1、Ar2、およびAr3に対して直接結合していても、アルキレン基、アザアルキレン基、アルキニレン基、アザアルキニレン基あるいはアリーレン基等を介して結合していても良く、具体例としては、上述した一般式(13)〜(15)中の置換基Ar4、Ar5、およびAr6で表される、置換もしくは未置換のアリール基、置換もしくは未置換の複素環基に対して置換していても良い置換基として例示したものと同一の置換基が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
以下に具体的な構造を表すが、本発明のアミン化合物(B)の構造は、それらに限定されるものではない。
Figure 0005034263
Figure 0005034263
Figure 0005034263
Figure 0005034263
本発明のアミン化合物(B)は、最大吸収波長λmaxが325nmから400nmの波長領域にあり、かつ420nm以上のモル吸光係数εが0であることが好ましい。上記範囲以外のアミン化合物を使用すると、光増感剤として十分に機能しないか、または黄変が著しく、本発明における感エネルギー線酸硬化性組成物の透明性が失われてしまうことがある。
本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)は、アミン化合物(B)を併用することで、エネルギー線、特に300nmから450nmの波長領域の光照射により、非常に高感度な光酸発生剤として機能するため、従来公知の感エネルギー線酸発生剤から発生する酸を触媒とする重合反応、架橋反応、分解反応、発色反応などをより短時間に確実に実現することが可能となり、結果としてこれらの反応を応用した各種用途の大幅な高感度化や特性の向上を実現することが可能となる。以下に本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)とアミン化合物(B)の利用方法について記述する。
以下に述べる本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)とアミン化合物(B)とを含有する各種機能を有する組成物は、そのエネルギー線に対する感度をさらに向上させるために、必要に応じて公知の酸増殖剤を併用して用いることができる。酸増殖剤とは、酸発生剤から発生した酸を触媒とした熱分解反応によりさらなる酸を発生する材料であり、さらに、酸増殖剤から発生する酸自身も他の酸増殖剤を分解しうるため、酸増殖剤を用いることにより飛躍的に酸の濃度を向上させることが可能となる。そのような酸増殖剤は特に限定されないが、具体例としては特開平8−248561号公報、特開平10−1508号公報、特開平5−297576号公報に記載の材料が挙げられる。
本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)とアミン化合物(B)と酸硬化性化合物(C)とを含む組成物はエネルギー線、特に300nmから450nmの波長領域の光の照射により、迅速かつ確実に硬化し、良好な特性、特に優れた密着性を有する硬化物を得ることが可能な感エネルギー線酸硬化性組成物として使用することができる。
本発明の感エネルギー線酸硬化性組成物に用いる酸硬化性化合物(C)について説明する。ここで、酸硬化性化合物(C)とは、本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)との共存下、エネルギー線の照射、特に300nmから450nmの波長領域の光照射の作用によって、重合もしくは架橋反応によって高分子量物質に変換可能な化合物を意味し、以下に表す化合物またはそれらの混合物がこれに含まれる。
まず、感エネルギー線酸発生剤(A)から発生する酸触媒のもとで、あるいは加熱との併用のもとで、架橋または重合反応により高分子量化する化合物が酸硬化性化合物(C)として挙げられる。
典型的な例として、ホルムアルデヒドプレカーサーとしてのメチロール基、あるいは置換されたメチロール基を有する化合物として、下記一般式(17)で表される構造の化合物が挙げられる。
一般式(17)
Figure 0005034263
(ただし、一般式(17)中、Aは、GまたはG−J−Gで示される基であり、Gは置換もしくは非置換の単核もしくは縮合多核芳香族炭化水素基、または酸素、硫黄、窒素含有の複素環基を意味する。Jは単結合、または炭素原子数1〜4の置換もしくは未置換のアルキレン基、置換を有しても良いアリーレン基、アリールアルキレン基、もしくは−O−、−S−、−SO2−、−CO−、−COO−、−OCOO−、−CONH−、−SO2−O−及びこれらの結合を一部に有するような置換基を有しても良いアルキレン基を意味する。またAはフェノール樹脂のような重合体であってもよい。Q及びQ’は、互いに独立して、水素、炭素原子数1〜4のアルキル基、シクロアルキル基、置換基を有しても良いアリール基、アリールアルキル基、またはアシル基を意味する。rは1〜3の整数、sは0〜3の整数である。)
ここで、一般式(17)のGないしJで表される、置換もしくは非置換の単核もしくは縮合多核芳香族炭化水素基としては、o−フェニレン基、m−フェニレン基、p−フェニレン基、4−メチル−1,2−フェニレン基、4−クロロ−1,2−フェニレン基、4−ヒドロキシ−1,2−フェニレン基、2−メチル−1,4−フェニレン基、p,p’−ビフェニリレン基、1,2−ナフチレン基、9,10−アンスリレン基、2,7−フェナンスリレン基等が挙げられる。
酸素、硫黄、窒素含有の複素環基としては、2,5−フリレン基、2,5−チエニレン基、2,4−オキサゾリレン基、2,4−チアゾリレン基、2,5−ベンゾフリレン基、2,5−ベンゾチエニレン基、2,6−ピリジレン基、5,8−キノリレン基等が挙げられる。
炭素原子数1〜4の置換もしくは未置換のアルキレン基としては、メチレン基、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、プロピレン基、エチルメチレン基、クロロメチレン基、ジメチルメチレン基、ビス(トリフルオロメチル)メチレン基等が挙げられる。
置換基を有しても良いアリーレン基としては、o−フェニレン基、m−フェニレン基、p−フェニレン基、4−メチル−1,2−フェニレン基、4−クロロ−1,2−フェニレン基、4−ヒドロキシ−1,2−フェニレン基、2−メチル−1,4−フェニレン基、p,p’−ビフェニリレン基、1,2−ナフチレン基、9,10−アンスリレン基、2,7−フェナンスリレン基等が挙げられる。
アリールアルキレン基としては、ベンジリデン基、p−トリルメチレン基、2−ナフチルメチレン基等が挙げられる。
さらに、−O−、−S−、−SO2−、−CO−、−COO−、−OCOO−、−CONH−、−SO2−O−結合を一部に有するような置換基を有しても良いアルキレン基としては、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、プロピレンジオキシ基、ジエチレンジオキシ基、トリエチレンジオキシ基、メチレンジチオ基、エチレンジチオ基、プロピレンジチオ基、ジエチレンジチオ基、トリエチレンジチオ基、メチレンジスルホニル基、エチレンジスルホニル基、マロニル基、スクシニル基、グルタリル基、アジポイル基、−OOC−CH2−COO−基、−OOC−(CH22−COO−基、−CH2−OCOO−CH2−基、−CH2−(OCOO−CH22−基等が挙げられる。
また、一般式(17)のQおよびQ’で表される炭素原子数1から4のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基等が挙げられる。
シクロアルキル基としては、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。
置換基を有しても良いアリール基としては、フェニル基、p−トリル基、キシリル基、メシチル基、クメニル基、p−メトキシフェニル基、ビフェニリル基、ナフチル基、アンスリル基、フェナントリル基、p−シアノフェニル基、p−ニトロフェニル基、3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル基、p−フルオロフェニル基、p−クロロフェニル基、p−ジメチルアミノフェニル基、p−フェニルチオフェニル基等が、アリールアルキル基としては、ベンジル基、2−ナフチルメチル基、9−アンスリルメチル基、フェニチル基、スチリル基、シンナミル基等が挙げられる。
アシル基としては、アセチル基、ヘキサノイル基、ベンゾイル基、シクロヘキサノイル基、メトキサリル基、サリチロイル基等が挙げられる。
このような酸硬化性化合物(C)の具体例としては、様々なアミノプラスト類またはフェノプラスト類、すなわち尿素−ホルムアルデヒド、メラミン−ホルムアルデヒド、ベンゾグアナミン−ホルムアルデヒド、グリコールウリル−ホルムアルデヒド樹脂やそれらの単量体、もしくはオリゴマーがある。これらは、塗料用のベヒクル等の用途に多くのものが市販されている。例えば、アメリカンサイアナミッド社が製造するCymel(登録商標)300、301、303、350、370、380、1116、1130、1123、1125、1170等、あるいは三和ケミカル社製ニカラック(登録商標)Mw30、Mw30M、Mw30HM、Mx45、Bx4000等のシリーズをその典型例としてあげることができる。これらは1種類でも2種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、別の酸硬化性化合物の具体例としては、ホルムアルデヒドプレカーサーとなり得るようなメチロール化またはアルコキシジメチル化されたフェノール誘導体がある。これらは単量体として用いても、レゾール樹脂、ベンジルエーテル樹脂のように樹脂化されたものを用いてもよい。
さらに、酸硬化性化合物の別な系統として、シラノール基を有する化合物、例えば特開平2−154266号公報、特開平2−173647号公報に開示されている化合物を挙げることができる。
また、ポリエンとポリチオールの混合物、例えばポリエンとして、ジアリルフタレート、ジアリルイソフタレート、ジアリルマレエート、ジアリルカーボネート、トリアリルイソシアヌレート、ポリイソシアネートとアリルアルコールから製造されるウレタン系ポリエン(例えばヘキサメチレンジイソシアネートとアリルアルコールの重縮合反応によって得られるウレタン化合物など)などから選択される化合物と、例えばポリチオールとして、トリメチロールプロパントリチオールグリコレート、ペンタエリスリトール−テトラ−3−メルカプトプロピオネートなどから選択される化合物との混合物も、酸硬化性化合物(C)として例表することができる。
また、以下に表すアルコキシシラン類も酸硬化性化合物(C)として挙げることができる。具体例としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン等のテトラアルコキシシラン類や、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン等のアルコキシシリル基を有する化合物、さらに詳しくは、東レ・ダウコーニング社製品カタログ、59頁もしくは、信越シリコーンシランカップリング剤製品カタログ(昭和62年9月発行)記載の「シランカップリング剤」、あるいは東レ・ダウコーニング社製品カタログ、61頁もしくは、東芝シリコーン社総合カタログ、27頁(1986年4月発行)記載の「シラン化合物」として業界で知られるアルコキシシリル基を有する化合物が、アルコキシシラン類としてあげることができる。
さらに、酸硬化性化合物(C)として、カチオン重合可能な化合物あるいはその混合物をあげることができる。ここでいうカチオン重合可能な化合物とは、例えば、エポキシ化合物、オキセタン化合物、スチレン類、ビニル化合物、ビニルエーテル類、スピロオルソエステル類、ビシクロオルソエステル類、スピロオルソカーボナート類、環状エーテル類、ラクトン類、オキサゾリン類、アジリジン類、シクロシロキサン類、ケタール類、環状酸無水物類、ラクタム類およびアリールジアルデヒド類、エピスルフィド基、エチレンイミン基、水酸基などがあげられる。また、これらの重合性基を測鎖に有するアクリル系、ウレタン系、ポリエステル系、ポリオレフィン系、ポリエーテル系、天然ゴム、ブロック共重合体ゴム、シリコーン系に代表される、重合性あるいは架橋性ポリマーおよびオリゴマーも酸硬化性化合物(C)に含まれる。
まず、エポキシ化合物としては、従来、公知の芳香族エポキシ化合物、脂環式エポキシ化合物、脂肪族エポキシ化合物、更にはエポキシド単量体、エピサルファイト単量体類グリシジルアミン型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、異節環状型エポキシ樹脂、多官能性エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂などのアルコール型エポキシ樹脂、臭素化エポキシ樹脂などのハロゲン化エポキシ樹脂、ゴム変成エポキシ樹脂、ウレタン変成エポキシ樹脂、エポキシ化ポリブタジエン、エポキシ化スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、エポキシ基含有ポリエステル樹脂、エポキシ基含有ポリウレタン樹脂、エポキシ基含有アクリル樹脂等があげられる。芳香族エポキシ化合物の例としては、フェニルグリシジルエーテルなどの単官能エポキシ化合物や、少なくとも1個の芳香族核を有する多価フェノールまたはそのアルキレンオキサイド付加体のポリグリシジルエーテルであって、例えばビスフェノールA、テトラブロモビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS等のビスフェノール化合物またはビスフェノール化合物のアルキレンオキサイド(例えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等)付加体とエピクロルヒドリンとの反応によって製造されるグリシジルエーテル類、ノボラック型エポキシ樹脂類(例えば、フェノール・ノボラック型エポキシ樹脂、クレゾール・ノボラック型エポキシ樹脂、臭素化フェノールノボラック型エポキシ樹脂等)、トリスフェノールメタントリグリシジルエーテル等が挙げられる。エポキシ基を有する化合物としては、これらのエポキシ樹脂は常温で液体であっても良いし、固体であっても良い。また、エポキシ基含有オリゴマーも好適に用いることができ、例えば、ビスフェノールA型エポキシオリゴマー(例えば、油化シェルエポキシ社製、エピコート1001、1002等)を挙げることができる。さらに、上記エポキシ基含有モノマーやオリゴマーの付加重合体を用いてもよく、例えば、グリシジル化ポリエステル、グリシジル化ポリウレタン、グリシジル化アクリル等を挙げることができる。
なかでも、光カチオン重合性がより高く、少ない光量でもより効率的に光硬化が進行することから、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、脂肪族エポキシ樹脂等が好適に用いられる。これらのエポキシ基を有する化合物は、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
脂環式エポキシ樹脂の具体例としては、例えば、1,2:8,9−ジエポキシリモネン、4−ビニルシクロヘキセンモノエポキサイド、ビニルシクロヘキセンジオキサイド、メチル化ビニルシクロヘキセンジオキサイド、(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチル−3,4−エポキシシクロヘキシルカルボキシレート、ビス−(3,4−エポキシシクロヘキシル)アジペート、ノルボルネンモノエポキサイド、リモネンモノエポキサイド、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル−5,5−スピロ−3,4−エポキシ)シクロヘキサノン−メタ−ジオキサン、ビス−(3,4−エポキシシクロヘキシルメチレン)アジペート、ビス−(2,3−エポキシシクロペンチル)エーテル、(2,3−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル)アジペート、ジシクロペンタジエンジオキサイド、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル−5,5−スピロ−3,4−エポキシ)シクロヘキサン−メタ−ジオキサン、2,2−ビス[4−(2,3−エポキシプロポキシ)シクロヘキシル]ヘキサフルオロプロパン、BHPE−3150(ダイセル化学工業(株)製、脂環式エポキシ樹脂(軟化点71℃)等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
脂肪族エポキシ樹脂の具体例としては、例えば1,4−ブタンジオールジクリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、エチレングリコールモノグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールモノグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグルコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグルコールモノグリシジルエーテル、グリセロールジグリシジルエーテル、グルセロールトリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンモノグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、ジグリセロールトリグリシジルエーテル、ソルビトールテトラグリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
オキセタン化合物の具体例としては、例えば、フェノキシメチルオキセタン、3,3−ビス(メトキシメチル)オキセタン、3,3−ビス(フェノキシメチル)オキセタン、3−エチル−3−(フェノキシメチル)オキセタン、3−エチル−3−(2−エチルヘキシロキシメチル)オキセタン、3−エチル−3−{[3−(トリエトキシシリル)プロポキシ]メチル}オキセタン、ジ[1−エチル(3−オキセタニル)]メチルエーテル、オキセタニルシルセスキオキサン、フェノールノボラックオキセタン、1,4−ビス{[(3−エチル−3−オキセタニル)メトキシ]メチル}ベンゼン等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
スチレン類としては、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−クロロメチルスチレン等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
ビニル化合物としては、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルピロリドン等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
ビニルエーテル類としては、例えばn−(またはiso−、t−)ブチルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、1,4ブタンジオールジビニルエーテル、エチレングリゴールジビニルエーテル、エチレングリコールモノビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、テトラエチレングリコールジビニルエーテル、プロピレングリコールジビニルエーテル、プロピレングリコールモノビニルエーテル、ネオペンチルグリコールジビニルグリコール、ネオペンチルグリコールモノビニルグリコール、グリセロールジビニルエーテル、グリセロールトリビニルエーテル、トリメチロールプロパンモノビニルエーテル、トリメチロールプロパンジビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル、ジグリセロールトリビニルエーテル、ソルビトールテトラビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル2,2−ビス(4−シクロヘキサノール)プロパンジビニルエーテル、2,2−ビス(4−シクロヘキサノール)トリフルオロプロパンジビニルエーテルなどのアルキルビニルエーテル類、アリルビニルエーテルなどのアルケニルビニルエーテル類、エチニルビニルエーテル、1−メチル−2−プロペニルビニルエーテルなどのアルキニルビニルエーテル類、4−ビニルエーテルスチレン、ハイドロキノンジビニルエーテル、フェニルビニルエーテル、p−メトキシフェニルビニルエーテル、ビスフェノールAジビニルエーテル、テトラブロモビスフェノールAジビニルエーテル、ビスフェノールFジビニルエーテル、フェノキシエチレンビニルエーテル、p−ブロモフェノキシエチレンビニルエーテルなどのアリールビニルエーテル類、1,4−ベンゼンジメタノールジビニルエーテル、N−m−クロロフェニルジエタノールアミンジビニルエーテル、m−フェニレンビス(エチレングリコール)ジビニルエーテル等のアラルキルジビニルエ一テル類、ウレタンポリビニルエーテル(例えば、ALLIED−SIGNAL社製、VECtomer2010)等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
スピロオルソエステル類としては、1,4,6−トリオキサスピロ[4.4]ノナン、2−メチル−1,4,6−トリオキサスピロ[4.4]ノナン、1,4,6−トリオキサスピロ[4.5]デカンなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
ビシクロオルソエステル類としては、1−フェニル−4−エチル−2,6,7−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタン、1−エチル−4−ヒドロキシメチル−2,6,7−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタンなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
スピロオルソカーボナート類としては、1,5,7,11−テトラオキサスピロ[5.5]ウンデカン、3,9−ジベンジル−1,5,7,11−テトラオキサスピロ[5.5]ウンデカン等のような環状エ一テル類等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
環状エーテル類としては、オキセタン、フェニルオキセタンなどのオキセタン類、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフランなどのテトラヒドロフラン類、テトラヒドロピラン、3−プロピルテトラヒドロピランなどのテトラヒドロピラン類およびトリメチレンオキサイド、s−トリオキサンなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
ラクトン類としては、β−プロピオラクトン、γ−ブチルラクトン、δ−カプロラクトン、δ−バレロラクトンなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
オキサゾリン類としては、オキサゾリン、2−フェニルオキサゾリン、2−デシルオキサゾリン等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
アジリジン類としては、アジリジン、N−エチルアジリジンなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
シクロシロキサン類としては、ヘキサメチルトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、トリフェニルトリメチルシクロトリシロキサンなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
ケタール類としては、1,3−ジオキソラン、1,3−ジオキサン、2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン、2−フェニル−1,3−ジオキサン、2,2−ジオクチル−1,3−ジオキソラン等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
環状酸無水物類としては、無水フタル酸、無水マレイン酸、無水コハク酸などが、ラクタム類としてはβ−プロピオラクタム、γ−ブチロラクタム、δ−カプロラクタムなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
アリールジアルデヒド類としては1,2−ベンゼンジカルボキシアルデヒド、1,2−ナフタレンジアルデヒド等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
上記酸硬化性化合物(C)は、単独で用いられてもよく、2種以上併用されてもよい。上記酸硬化性化合物(C)としては、エポキシ化合物、オキセタン化合物、ビニルエーテル類が好ましい。特に好ましくは、エポキシ化合物、オキセタン化合物である。エポキシ化合物、オキセタン化合物の重合は比較的反応性が高く、かつ硬化時間が短いため、硬化工程の短縮を図ることができる。
本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)と、アミン化合物(B)との比率については、特に限定されるわけではないが、感エネルギー線酸発生剤(A)1重量部に対して、0.01から5重量部のアミン化合物(B)を用いることが好ましい。この範囲より少ない量のアミン化合物(B)を用いると効果が認められないことがあり、この範囲より多い量のアミン化合物(B)を用いると、黄変が著しく、本発明における感エネルギー線酸硬化性組成物の透明性が失われてしまうことがある。
また、感エネルギー線酸硬化性組成物における、各成分配合比に特別な限定はないが、酸硬化性化合物(C)100重量部に対して、感エネルギー線酸発生剤(A)を0.01〜40重量部、好ましくは0.1〜25重量部の比率で用いることが好ましい。
本発明の感エネルギー線酸硬化性組成物は、液状性または流動性であればそのままの形態で粘着剤、接着剤、粘接着剤、封止剤、塗料、表面コート剤、光造形樹脂、光形成シートなどに、また染料や顔料などを添加することによりプルーフ材料、印刷インキ、インキジェット用インキなどに、水酸化アパタイトなどのフィラーを添加することにより歯科用レジンなどに使用することができる。
また各種高分子重合体をバインダーとして併用し、溶剤に混合溶解し、ガラス板、アルミニウム板、シリコンウェハ、金属板、ポリマーフィルム(板)、紙などに塗布し、膜を形成して使用することも可能である。
本発明の感エネルギー線酸硬化性組成物と混合して使用可能なバインダーは本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)、アミン化合物(B)および、酸硬化性化合物(C)が分離することなく均一に溶解することができれば、特に限定はされない。具体例としては、ポリアクリレート類、ポリ−α−アルキルアクリレート類、ポリアミド類、ポリビニルアセタール類、ポリホルムアルデヒド類、ポリウレタン類、ポリカーボネート類、ポリスチレン類、ポリビニルエステル類等の重合体あるいは共重合体等があげられ、さらに具体的には、ポリメタクリル酸、ポリメタクリレート、ポリメチルメタクリレート、ポリエチルメタクリレート、ポリビニルカルバゾール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセテート、ノボラック樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂その他、赤松清監修、「新・感光性樹脂の実際技術」、(シーエムシー、1987年)や「10188の化学商品」、657〜767頁(化学工業日報社、1988年)記載の業界公知の有機高分子重合体があげられる。また、これらのバインダー自身が酸を触媒とする架橋反応に関与しうる官能基を有していても良い。また、これらの高分子重合体がフェノール性水酸基やカルボン酸基に代表される置換基によりアルカリ現像性などの機能が付与されている場合には、アルカリ現像液に対する溶解性が付与され、後述するネガ型レジストとして応用することも可能である。
本発明の感エネルギー線酸硬化性組成物は、上記各成分を溶解する溶媒に溶かして支持体上に塗布して用いることができる。ここで使用する溶媒は、本発明の感エネルギー線酸硬化性組成物を均一に溶解できるものであれば特に限定されない。具体例としては1,1,2,2−テトラクロロエタン、エチレンジクロライド、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、γ−ブチロラクトン、メチルエチルケトン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、メチルメトキシプロピオナート、エチルエトキシプロピオナート、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、ピルビン酸プロピル、エチレングリコールモノエチルエ一テルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエ一テル、プロピレングリコールモノメチルエ一テルアセテート、トルエン、酢酸エチル、酢酸イソアミル、乳酸メチル、乳酸エチル、エトキシプロピオン酸エチル、N,N一ジメチルホルムアミド、N,N一ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン等が好ましく、これらの溶媒を単独あるいは混合して使用する。
また、さらに、上記溶媒に界面活性剤、ハレーション防止剤、帯電防止剤、レベリング剤、消泡剤などの添加剤を適宜混合して使用することも可能である。
本発明の感エネルギー線酸硬化性組成物は重合反応に際して、紫外線や可視光線、近赤外線、電子線等によるエネルギーの付与により重合し、目的とする重合物を得ることが可能である。なお本明細書でいう、紫外線や近紫外線、可視光、近赤外線、赤外線等の定義は久保亮五ら編「岩波理化学辞典第4版」(1987年、岩波)によった。
したがって、本発明の感エネルギー線酸硬化性組成物は、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノンランプ、カーボンアーク灯、メタルハライドランプ、蛍光灯、タングステンランプ、アルゴンイオンレーザ、ヘリウムカドミウムレーザ、ヘリウムネオンレーザ、クリプトンイオンレーザ、各種半導体レーザ、YAGレーザ、発光ダイオード、CRT光源、プラズマ光源、電子線、γ線、ArFエキシマーレーザー、KrFエキシマーレーザー、F2レーザー等の各種光源によるエネルギーの付与により目的とする重合物や硬化物を得ることができる。
故に、バインダーその他とともに基板上に塗布して各種インキ、各種刷版材料、フォトレジスト、電子写真、ダイレクト刷版材料、ホログラム材料等の感光材料やマイクロカプセル等の各種記録媒体、さらには接着剤、粘着剤、粘接着剤、封止剤および各種塗料に応用することが可能である。
本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)とアミン化合物(B)と酸硬化性化合物(C)とからなる感エネルギー線酸硬化性組成物は、エネルギー線、特に光の照射により励起し分解することにより、効率よく酸を発生するものと考えられる。
酸発生のメカニズムについては現在検討中であるが、おそらくアミン化合物(B)が光を吸収し励起され、それからの感エネルギー線酸発生剤(A)へのエネルギー移動に起因するのではないかと考察している。この際のエネルギー移動の効率が他の組み合わせに比較して、非常に良好なため、本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)とアミン化合物(B)とを組み合わせることにより重合性物質の重合開始剤として著しく良好な効果を有する化合物の組み合わせを提供することができたものと思われる。
本発明の実施例および比較例に使用した感エネルギー線酸発生剤、アミン化合物および増感剤の構造を表1に示した。
表1
Figure 0005034263
Figure 0005034263
Figure 0005034263
実施例1
感エネルギー線酸発生剤(A)として化合物(1)を0.6mmol、アミン化合物(B)として化合物(14)を0.25mmol、酸硬化性化合物(C)として3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4エポキシシクロヘキサンカルボキシレート(ダウ・ケミカル日本株式会社製、脂環式エポキシモノマー、製品名UVR−6110)を10gからなる感エネルギー線酸硬化性組成物を、ドクターブレードを用いて約10μmの厚みでアルミ板上に塗布し、メタルハライドランプを使用した光照射装置(3kW、2灯)にて15m/minのコンベア速度でエネルギー線を照射したところタックフリーの良好な硬化膜が得られた。
実施例2から実施例13、比較例1から比較例7
実施例1の感エネルギー線酸発生剤0.6mmolを、表2に示した感エネルギー線酸発生剤に、アミン化合物0.25mmolを、表2に示したアミン化合物または増感剤0.25mmolに置き替えた他は、実施例1と全く同一の所作にて光照射を実施し、光照射後の膜のタックを評価した。タックは3段階にて評価し、表2に併せて示した。
表2
Figure 0005034263
本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)とアミン化合物(B)と酸硬化性化合物(C)とからなる感エネルギー線酸硬化性組成物は、いずれの組み合わせでもタックが全くない良好な結果を示した(実施例1〜13)。一方、本発明の感エネルギー線酸硬化性組成物以外のものでは、十分な硬化が進行しないことから、タックが残存した不十分な硬化膜しか得られなかった(比較例1〜7)。
実施例14
感エネルギー線酸発生剤(A)として化合物(1)を0.08mmol、アミン化合物(B)として化合物(14)を0.03mmol、酸硬化性化合物(C)として3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4エポキシシクロヘキサンカルボキシレート(ダウ・ケミカル日本株式会社製、脂環式エポキシモノマー、製品名UVR−6110)を1g、バインダー樹脂としてポリメチルメタクリレート(Aldrich社製試薬、分子量c.a.996000)1g、溶剤としてシクロヘキサノン16g、からなる均一な感エネルギー線酸硬化性組成物を調整し、この感エネルギー線酸硬化性組成物を#600にて研磨したステンレス板上にスピンコーターにて塗布した後、40℃のオーブン中で15分間加熱して溶媒を除去し2μmの膜厚の塗工膜を形成した。この塗工膜にウシオ電気株式会社製の水銀−キセノンランプUXM−200YAの光を365nmの光のみを選択的に透過するバンドパスフィルターおよび光量調節のためのNDフィルターを介して6mW/cm2の強度にて照射した。この光照射の間、反射式のIR(サーモニコレー社製 Magna560FTIR、ラピッドスキャンモード)を使用して、ステンレス板上の塗工膜のエポキシ基の特性吸収に相当する789cm-1の吸収強度をモニターした。この吸収強度の経時変化から、光照射前の上記特性吸収の強度を基準とした場合のエポキシモノマーの消費率を算出したところ、光照射10秒後ではエポキシモノマー消費率22%、光照射30秒後では同34%の消費率であった。
実施例15から実施例26、および比較例8から比較例14
実施例14における感エネルギー線酸発生剤0.08mmolを表3に示した感エネルギー線酸発生剤0.08mmol、アミン化合物を表3に示したアミン化合物および増感剤に置き替えた他は、実施例13と全く同一の操作にて実験を行い、エポキシモノマーの消費率を算出した。結果も表3に併せて示した。
表3
Figure 0005034263
本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)とアミン化合物(B)と酸硬化性化合物(C)とからなる感エネルギー線酸硬化性組成物は、いずれの組み合わせでも著しく感度が向上した (実施例14〜26)。一方、本発明の感エネルギー線酸硬化性組成物以外のものでは、十分な感度が得られなかった(比較例8〜14)。
実施例27
感エネルギー線酸発生剤(A)として化合物(1)を2重量部と、アミン化合物(B)として化合物(14)を0.3重量部と、酸硬化性化合物(C)としてビスフェノールA型エポキシ樹脂(商品名「エピコート828」、ジャパンエポキシレジン社製)を100重量部とを混合した感エネルギー線酸硬化性組成物を、厚さ50μmのポリプロピレンフィルム上に、バーコーターを用いて塗工後の厚みが10μmとなるように、上記感エネルギー線酸硬化性組成物を上記ポリプロピレンフィルム上に塗工した後、メタルハライドランプを使用した光照射装置(4.8kW、1灯)にて、波長365nmの紫外線の照射量が2000mJ / cm2となるように照射して、上記感エネルギー線酸硬化性組成物を硬化させることで、硬化膜を得た。
得られた硬化膜の密着性の評価は、碁盤目密着試験をJIS K5400に準拠して測定し、測定結果は非剥離碁盤目数/全碁盤目数で分数表示した。この分数が大きいほど密着性が良いことを示す。評価結果は表4に示した。
実施例28から実施例39、および比較例15から比較例21
実施例27における感エネルギー線酸発生剤を表4に示した感エネルギー線酸発生剤2重量部、アミン化合物を表4に示したアミン化合物および増感剤に置き替えた他は、実施例27と全く同一の所作にて硬化膜を得た。得られた硬化膜の密着性の評価を表4に示した。
表4
Figure 0005034263
本発明の感エネルギー線酸発生剤(A)とアミン化合物(B)と酸硬化性化合物(C)とからなる感エネルギー線酸硬化性組成物は、いずれの組み合わせでも十分な密着性が得られることが確認できた (実施例27〜39)。一方、本発明の感エネルギー線酸硬化性組成物以外のものでは、十分な密着性が得られなかった(比較例15〜21)。
本発明は、特定の構造を有する感エネルギー線酸発生剤と、特定の構造を有するアミン化合物とを同時に用いることで、高圧水銀ランプなどによる300nm以上の近紫外線の照射においても、高い酸発生効率を示し、なおかつ硬化後の特性、特に優れた密着性を有する感エネルギー線酸発生組成物を提供するものである。従って本発明の感エネルギー線酸発生組成物は、従来用いられてきたエネルギー線の照射により発生する酸を触媒とした重合、架橋、発色反応などを迅速かつ確実に進行させることができ、その結果として各種用途のエネルギー線に対する高感度化、あるいは反応が十分進行することによる各種用途の特性向上等が期待できる。
本発明により、高感度化や特性向上が期待できる用途の例としては、重合あるいは架橋反応を利用した成形樹脂、注型樹脂、光造形用樹脂、封止剤、歯科用重合材料、印刷インキ、塗料、印刷版用感光性樹脂、印刷用カラープルーフ、カラーフィルター用レジスト、ブラックマトリクス用レジスト、プリント基板用レジスト、半導体製造用レジスト、マイクロエレクトロニクス用レジスト、マイクロマシン用部品製造用レジスト、絶縁材、ホログラム材料、導波路用材料、オーバーコート剤、接着剤、粘着剤、粘接着剤、剥離コート剤等、あるいは発生した酸を触媒とする色素前駆体の発色反応を利用した画像形成方法、偽造防止方法、エネルギー線量検出方法等が挙げられる。

Claims (4)

  1. 下記一般式(1)または下記一般式(2)で表記される感エネルギー線酸発生剤(A)と、下記一般式(3)で表記されるアミン化合物(B)と、酸硬化性化合物(C)とを含んでなる感エネルギー線酸硬化性組成物。
    一般式(1)
    Figure 0005034263

    (ただし、R1は、置換もしくは未置換のベンジル基、置換もしくは未置換のフェナシル基、置換もしくは未置換のアリル基、置換もしくは未置換のアルコキシル基、置換もしくは未置換のアリールオキシ基、および、置換もしくは未置換の複素環オキシ基より選ばれる基を表す。
    2およびR3は、それぞれ独立に、置換もしくは未置換のベンジル基、置換もしくは未置換のフェナシル基、置換もしくは未置換のアルコキシル基、置換もしくは未置換のアリールオキシ基、置換もしくは未置換の複素環オキシ基、水素原子、置換もしくは未置換のアルキル基、置換もしくは未置換のアルケニル基、置換もしくは未置換のアリール基、置換もしくは未置換の複素環基、置換もしくは未置換のアシル基、置換もしくは未置換のカルボニルオキシ基、置換もしくは未置換のオキシカルボニル基、またはハロゲン原子より選ばれる基を表す。
    4 は、酸素原子もしくは孤立電子対を表す。
    また、R1 とR2 、R1 とR3 、もしくはR2 とR3は、互いに結合して環構造を形成していてもよい。
    また、X-は、任意のアニオンを表す。)
    一般式(2)
    Figure 0005034263

    (式中、Yはフッ素または塩素原子、
    Zは、フッ素原子、シアノ基、ニトロ基、およびトリフルオロメチル基の中から選ばれる基で2つ以上置換されたフェニル基、
    mは0から3の整数、nは1から4の整数を表し、m+n=4である。
    また、L+は、任意のカチオンを表す。)
    一般式(3)
    Figure 0005034263

    (式中、Ar1、Ar2、Ar3は、それぞれ独立に、置換もしくは未置換のアリール基、置換もしくは未置換の複素環基を表す。
    また、Ar1とAr2、Ar1とAr3、もしくはAr2とAr3は、互いに結合して環構造を形成していてもよい。)
  2. 感エネルギー線酸発生剤(A)が、下記一般式(1')で表記されるスルホニウム塩である請求項1記載の感エネルギー線酸硬化性組成物。
    一般式(1')
    Figure 0005034263

    (ただし、R1は、置換もしくは未置換のベンジル基、置換もしくは未置換のフェナシル基、置換もしくは未置換のアリル基、置換もしくは未置換のアルコキシル基、置換もしくは未置換のアリールオキシ基、および、置換もしくは未置換の複素環オキシ基より選ばれる基を表す。
    2およびR3は、それぞれ独立に、置換もしくは未置換のベンジル基、置換もしくは未置換のフェナシル基、置換もしくは未置換のアルコキシル基、置換もしくは未置換のアリールオキシ基、置換もしくは未置換の複素環オキシ基、水素原子、置換もしくは未置換のアルキル基、置換もしくは未置換のアルケニル基、置換もしくは未置換のアリール基、置換もしくは未置換の複素環基、置換もしくは未置換のアシル基、置換もしくは未置換のカルボニルオキシ基、置換もしくは未置換のオキシカルボニル基、またはハロゲン原子より選ばれる基を表す。
    また、R1 とR2 、R1 とR3 、もしくはR2 とR3は、互いに結合して環構造を形成していてもよい。
    また、X-は、任意のアニオンを表す。)
  3. 感エネルギー線酸発生剤(A)が、下記一般式(2')で表記されるオニウム塩である請求項1記載の感エネルギー線酸硬化性組成物。
    一般式(2')
    Figure 0005034263

    (式中、L+は、任意のカチオンを表す。)
  4. 感エネルギー線酸発生剤(A)が、下記一般式(4)で表記されるスルホニウム塩である請求項1〜3いずれか記載の感エネルギー線酸硬化性組成物。
    一般式(4)
    Figure 0005034263

    (ただし、R1は、置換もしくは未置換のベンジル基、置換もしくは未置換のフェナシル基、置換もしくは未置換のアリル基、置換もしくは未置換のアルコキシル基、置換もしくは未置換のアリールオキシ基、および、置換もしくは未置換の複素環オキシ基より選ばれる基を表す。
    2およびR3は、それぞれ独立に、置換もしくは未置換のベンジル基、置換もしくは未置換のフェナシル基、置換もしくは未置換のアルコキシル基、置換もしくは未置換のアリールオキシ基、置換もしくは未置換の複素環オキシ基、水素原子、置換もしくは未置換のアルキル基、置換もしくは未置換のアルケニル基、置換もしくは未置換のアリール基、置換もしくは未置換の複素環基、置換もしくは未置換のアシル基、置換もしくは未置換のカルボニルオキシ基、置換もしくは未置換のオキシカルボニル基、またはハロゲン原子より選ばれる基を表す。
    また、R1 とR2 、R1 とR3 、もしくはR2 とR3は、互いに結合して環構造を形成していてもよい。)


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